JP2009126698A - シート処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成装置とシート折り装置を組み合わせたシート処理装置において、ユーザ動作に負担なく、より正確にシート折りする。
【解決手段】 作像手段101〜119,作像手段に用紙を送る給送手段131〜133、および、画像用紙を排出する搬送手段135,136、を備える画像形成装置MF1;MF1が排出するシートを指定折り種に折るシート折り装置1;折り種と紙種対応の折り位置調整値を入力する調整値入力手段92,98A,AID,95;入力があった調整値を記憶する調整値記憶手段BCR;調整値の読み出し指示を入力する指示入力手段92,98A,AID,95,97;および、読み出し指示があった調整値を調整値記憶手段から読み出す手段BCR,154,145,152;を備え、シート折り装置1は、調整値記憶手段から読み出された調整値を用いて折り位置を調整する;シート処理装置。
【選択図】 図14
Description
本発明は、シート上に画像を形成してシート折り装置に送り込む画像形成装置と該シート折り装置でなるシート処理装置、に関する。
近年、複写機,プリンタ或いはファクシミリ装置などの画像形成装置において、機密印刷機能を有するものが提案されている。また、画像形成装置が作像したシート(転写紙,用紙も含む)を後処理する後処理装置についても、記録紙を折る機能があるシート折り装置が知られている。シートの折り方には多くの種類がある。図11には、代表的な3例、外3折り,内3つ折りおよび4つ折りを示すが、その他多数の折種がある。
特許文献1には、2対の折ローラの一方に1対の昇降アームの一方で用紙を案内して噛み込ませてから、他方の昇降アームで用紙の折り位置部分を他方の折ローラに案内してか見込ませることにより、用紙の一部分を折り返す用紙折り装置が記載されており、2対の折ローラと1対の昇降アームの回転方向と昇降の組合せをプログラムすることによって、上記各種の折りを行う事が出来る。特許文献2には、各種用紙サイズに対して数種の折りを実現するプログラムを登録して自動的に実行する紙折り制御装置が記載されている。特許文献3は、定形長以外の用紙でも、シート折りの仕上がりサイズを規定寸法内にするように、折り辺長を自動的に調整する折長さ補正を提案している。特許文献4は、折り位置を調整するために、ユーザ操作が可能な通常モードの操作画面で用紙の位置微調整を行えるようにする調整手段を設けた画像形成装置を記載している。この画像形成装置にシート折装置がくみあわさっているので、折り位置調整の使い勝手が向上し、画像形成装置で、折り位置の調整に関わる設定上のユーザ負担を減らすことができる。
ところでシート折り装置は、既存の複写機やプリンタの後処理装置として接続するものが広く知られており、現状では、画像形成された用紙を3つ折りや4つ折りする折り種の使用頻度が高い。これらの折り種類を備えた紙折り装置は、特に製本業者やDM(ダイレクトメール)等の印刷請負業者など、印刷関連業者で使用されることが多い。このようなユーザでは、当然のように出力結果の折り精度に対する品質要求は高い。
しかし、現状提供されているシート折り装置では、機構上の理由やユーザの使用環境(紙種など)の違いなどを要因として、誤差を生じさせることなく折ることは困難であり、数mm程度の誤差が発生してしまう。そのため、制御仕様上も概ね数mm程度の誤差を許容範囲として規格値が提示されている。この誤差をなくすために、通常は、細かな折り位置の微調整ができるよう折り位置調整手段が備わっている。
しかし、従来の折り位置調整は、折り種類毎に細かく位置調整を設定できるにすぎなかった。折り種類毎に常に同一条件でしか折りを行なわないのならば、折り種類毎に一度調整値を設定してしまえば事足りるが、折りの誤差となる要因には使用する用紙の紙種(主に紙厚)が大きく影響を与える。具体的には、普通紙と厚い紙では紙の厚さやコシの違いから同じ折り種で同じように折っても、全く同じ位置で折られずにかなりの誤差を生ずる場合がある。そのため、折り種だけの位置調整ではこの紙種の違いによる誤差の調整が容易にできないという問題があり、使用する紙種(主に紙厚)が変わるたびに折り位置調整を変更するといったユーザ負担を生じていた。
そこで本発明は、画像形成装置とシート折り装置を組み合わせたシート処理装置において、ユーザ動作に負担なく、より正確にシート折りすることを目的とする。
(1)用紙に画像を形成する作像手段(101〜119),該作像手段に用紙を送る給送手段(131〜133)、および、前記作像手段が画像を形成した用紙を排出する搬送手段(135,136)、を備える画像形成装置(MF1);
該画像形成装置が排出するシートを受け入れて指定された折り種に折るシート折り装置(1);
折り種と紙種対応の折り位置調整値を入力する調整値入力手段(92,98A,AID,95);
該入力があった調整値を、折り種と紙種対応で記憶する調整値記憶手段(BCR);
折り種と紙種対応の調整値の読み出し指示を入力する指示入力手段(92,98A,AID,95,97);および、
該読み出し指示があった調整値を前記調整値記憶手段から読み出す手段(BCR,154,145,152);を備え、
前記シート折り装置(1)は、該調整値記憶手段から読み出された調整値を用いて折り位置を調整する;シート処理装置。
該画像形成装置が排出するシートを受け入れて指定された折り種に折るシート折り装置(1);
折り種と紙種対応の折り位置調整値を入力する調整値入力手段(92,98A,AID,95);
該入力があった調整値を、折り種と紙種対応で記憶する調整値記憶手段(BCR);
折り種と紙種対応の調整値の読み出し指示を入力する指示入力手段(92,98A,AID,95,97);および、
該読み出し指示があった調整値を前記調整値記憶手段から読み出す手段(BCR,154,145,152);を備え、
前記シート折り装置(1)は、該調整値記憶手段から読み出された調整値を用いて折り位置を調整する;シート処理装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応又は相当要素の符号又は対応事項を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
折り位置調整の設定を、折り種対応の設定に、紙種対応の設定を組み合わせものとして、ユーザが指定した折り種と紙種に対応した位置調整を自動設定するので、折り位置の調整に関わる設定上のユーザ負担を減らし、しかも、正確なシート折りを実現することができる。
(2)前記画像形成装置(MF1)が、前記調整値入力手段(92,98A,AID,95)および前記指示入力手段(92,98A,AID,95,97)を備えると共に、さらに、画像が形成され排出される用紙を受け入れるトレイ(126)、および、該トレイと前記シート折り装置に選択的に該用紙を排出する手段(124,125,135〜137)、を備える;上記(1)に記載のシート処理装置。
(3)前記画像形成装置(MF1)は更に、前記調整値記憶手段(BCR)および前記読み出す手段(BCR,154,145,152);を備える、上記(2)に記載のシート処理装置。
(4)前記画像形成装置(MF1)は、ホストコンピュータと通信する通信手段(151);および、前記ホストコンピュータからの折り種と紙種に対応する調整値を前記調整値記憶手段(BCR)から読み出して、前記シート折り装置(1)に与える手段(154,146,152);を備える、上記(3)に記載のシート処理装置。
(5)折り種は外3つ折りを含み、該外3つ折りの調整値は、該外3つ折り後の、用紙の一端と該一端から2番目の折り目との、紙面方向の距離S1、および、1番目の折り目と他端との距離S2である(図15の(a));上記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載のシート処理装置。
(6)折り種は内3つ折りを含み、該内3つ折りの調整値は、該内3つ折り後の、用紙の一端と該一端から2番目の折り目との、紙面方向の距離S1、および、1番目の折り目と他端との距離S2である(図15の(b));上記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載のシート処理装置。
(7)折り種は4つ折りを含み、該4つ折りの調整値は、該4つ折り後の、用紙の一端と他端との、紙面方向の距離S1、および、一端と2番目の折り目との距離S2である(図15の(c));上記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載のシート処理装置。
(8)紙種は、少なくとも紙厚を指標にして区分されたものである;上記(1)乃至(7)のいずれか1つに記載のシート処理装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
−第1実施例−
図1に、本発明の第1実施例のフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示す。このフルカラー複写機MF1は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)91と、操作ボード92と、カラースキャナ90と、カラープリンタ100の各ユニットで構成されている。なお、操作ボード92と、ADF91付きのカラースキャナ90は、プリンタ100から分離可能なユニットであり、カラースキャナ90は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有して、プロセスコントローラ159(図3)と直接または間接に通信を行いタイミング制御されて原稿画像の読み取りを行う。カラープリンタ100のプリント済の用紙は、プリンタ100の排紙スタック126(図2)又はシート折り装置1に排出される。
図1に、本発明の第1実施例のフルカラーデジタル複合機能複写機MF1の外観を示す。このフルカラー複写機MF1は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)91と、操作ボード92と、カラースキャナ90と、カラープリンタ100の各ユニットで構成されている。なお、操作ボード92と、ADF91付きのカラースキャナ90は、プリンタ100から分離可能なユニットであり、カラースキャナ90は、動力機器ドライバやセンサ入力およびコントローラを有する制御ボードを有して、プロセスコントローラ159(図3)と直接または間接に通信を行いタイミング制御されて原稿画像の読み取りを行う。カラープリンタ100のプリント済の用紙は、プリンタ100の排紙スタック126(図2)又はシート折り装置1に排出される。
図2に、複合機能複写機MF1のカラープリンタ100の機構を示す。この実施例のカラープリンタ100は、レーザプリンタである。このレーザプリンタ100は、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットa〜dが、第1転写ベルト107の移動方向(図中の左から右方向y)に沿ってこの順に配置されている。即ち、4連ドラム方式のフルカラー画像形成装置である。
回転可能に支持され矢印方向に回転する感光体101の外周部には、除電装置105,クリーニング装置104,帯電装置102および現像装置103が配備されている。帯電装置102と現像装置103の間には、露光装置106から発せられる光情報の入るスペースが確保されている。感光体101は4個(a,b,c,d)あるが、それぞれ周囲に設けられる画像形成用の部品構成は同じである。現像装置3が扱う色材(トナー)の色が異なる。感光体101(4個)は直径が30から100mm程度のアルミニュム円筒表面に、光導電性物質である有機半導体の層を設けた感光体である。その一部が、第1転写ベルト107に接している。ベルト状の感光体も採用可能である。
第1転写ベルト107は矢印方向に移動可能に、回転するローラ108,109および110間に支持、張架されていて、裏側(ループの内側)には、第1転写手段111が感光体101の近傍に配備されている。ベルトループの外側に、第1転写ベルト用のクリーニング装置112が配備されている。第1転写ベルト107より転写した後にその表面に残留する不要のトナーを拭い去る。
露光装置106は公知のレーザ方式で、フルカラー画像形成に対応した光情報を、一様に帯電された感光体表面に潜像として照射する。LEDアレイと結像手段から成る露光装置も採用できる。第1転写ベルト107は、基体の厚みが50μm乃至600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトで、感光体101からトナーを転写可能とする抵抗値を備える。
図2上で、第1転写ベルト107の右方には、第2転写ベルト113が配備されている。第2転写ベルト113は矢印方向に移動可能に、回転ローラ114,115および116間に支持、張架されていて、裏側(ループの内側)には、第2転写手段117が配備されている。ベルトループの外側に、第2転写ベルト用のクリーニング装置118、チャージャ119、などが配備されている。クリーニング装置118は、用紙にトナーを転写した後、残留する不要のトナーを拭い去る。
第2転写手段117,ローラ116、第1転写ベルト107を支持するローラ108により、第1転写ベルト107と第2転写ベルト113は接触し、あらかじめ定められた転写ニップを形成する。第2転写ベルト113は、基体の厚みが50μm乃至600μmの樹脂フィルムあるいはゴムを基体にしたベルトで、第1転写ベルト107からトナーを転写可能とする抵抗値を備えるベルトである。
記録媒体である用紙120は、図の下方の給紙カセット121,122に収納されており、最上の用紙が給紙ローラ131又は132で1枚づつ、複数の用紙ガイドを経てレジストローラ133に搬送される。第2転写ベルト113の上方に、定着器123、排紙ガイド124、排紙ローラ125、排紙スタック126が配備されている。
第1転写ベルト107の上方で、排紙スタック126の下方には、補給用のトナーが収納できる収納部127が設けてある。トナーの色はマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの四色があり、カートリッジ128の形態にしてある。粉体ポンプ等により対応する色の現像装置103に適宜補給される。
本体の一部のフレーム129は、開閉支軸130を中心として、回動開放が可能な構造にしてあるので、記録媒体の搬送路は大きく開き、ジャムした記録媒体(用紙)の処理を容易にしている。
−両面印刷−
ここで両面印刷のときの各部の動作を説明する。まず感光体101による、作像が行われる。すなわち、露光装置106の作動により、不図示のLD光源からの光は、不図示の光学部品を経て、帯電装置102で一様に帯電された感光体101のうち、作像ユニットaの感光体上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。感光体101上の潜像は現像装置103で現像され、トナーによる顕像が感光体101の表面に形成され保持される。このトナー像は、第1転写手段111により、感光体101と同期して移動する第1転写ベルト107の表面に転写される。感光体101の表面は、残存するトナーがクリーニング装置104でクリーニングされ、除電装置105で除電され次の作像サイクルに備える。
ここで両面印刷のときの各部の動作を説明する。まず感光体101による、作像が行われる。すなわち、露光装置106の作動により、不図示のLD光源からの光は、不図示の光学部品を経て、帯電装置102で一様に帯電された感光体101のうち、作像ユニットaの感光体上に至り、書き込み情報(色に応じた情報)に対応した潜像を形成する。感光体101上の潜像は現像装置103で現像され、トナーによる顕像が感光体101の表面に形成され保持される。このトナー像は、第1転写手段111により、感光体101と同期して移動する第1転写ベルト107の表面に転写される。感光体101の表面は、残存するトナーがクリーニング装置104でクリーニングされ、除電装置105で除電され次の作像サイクルに備える。
両面印刷が指定されている場合、第1転写ベルト107は、表面に転写されたトナー像を坦持し、矢印の方向に移動する。作像ユニットbの感光体101に、別の色に対応する潜像が書き込まれ、対応する色のトナーで現像され顕像となる。この像は、すでに第1転写ベルト107に乗っている前の色の顕像に重ねられ、最終的に4色重ねられる。なお、単色黒のみを形成する場合もある。
このとき同期して第2転写ベルト113は矢印方向に移動していて、第2転写手段117の作用で、第2転写ベルト113の表面に第1転写ベルト107表面に作られた画像が転写される。いわゆるタンデム形式である4個の作像ユニットa〜dの各感光体101上で画像が形成されながら、第1,第2転写ベルト107,113が移動し、用紙の下面用の作像が進められるので、その時間が短縮できる。
なお、下面は、カセット121,122にある状態での下面を意味する。後述の上面は、カセット121,122にある状態での上面を意味する。
第1転写ベルト107が、所定のところまで移動すると、用紙の上面に作成されるべきトナー画像が、前述したような工程で再度感光体101により作像され、給紙が開始される。給紙ローラ131又は132が反時計方向に回転すると、給紙カセット121又は122内の最上部にある用紙120が引き出され、レジストローラ133に搬送される。
レジストローラ133を経て、第1転写ベルト107と第2転写ベルト113の間に送られる用紙の上面に、第1転写ベルト107表面のトナー像が、第2転写手段117により転写される。更に記録媒体は上方に搬送され、第2転写ベルト113表面のトナー像が、チャージャ119により用紙の下面に転写される。転写に際して、用紙は画像の位置が正規のものとなるよう、タイミングがとられて搬送される。
本実施例では、感光体101に作像されるトナーの極性はマイナスである。第1転写手段111にプラスの電荷を与えることで、感光体101に作像されたトナーは第1転写ベルト107に転写される。第2転写手段117にプラスの電荷を与えることで、第1転写ベルト107に転写されたトナーは、第2転写ベルト113に転写される。用紙を第1,第2転写ベルト107,113間に送り込み、第2転写手段117にプラスの電荷を与えることで、第1転写ベルト107に転写されたトナーが用紙の片側の面に転写され、また、第2転写ベルト113に転写されたトナーは、転写チャージャ119からプラス極性の電荷与えることで、第2転写ベルト113表面のマイナス極性のトナーは吸引されて、用紙の下面に転写される。
上記のステップで両面にトナー像が転写された用紙は、定着器123に送られ、用紙上のトナー像(両面)が一度に溶融、定着され、シート折りが設定されていない場合には、切換え爪137およびガイド124を経て排紙ローラ125により本体フレーム上部の排紙スタック126に排出される。
図2のように、排紙部124〜126を構成した場合、両面画像のうち後から用紙に転写される面(頁)、すなわち第1転写ベルト7から用紙に直接転写される画像面が下向きとなって、排紙スタック126に載置されるから、頁揃えをしておくには2頁目の画像を先に作成し、第2転写ベルト113にそのトナー像を保持し、1頁目の画像を第1転写ベルト107から用紙に直接転写する。
第1転写ベルト107から直接に用紙に転写される画像は、感光体表面で正像にし、第2転写ベルト113から用紙に転写されるトナー像は、感光体表面で逆像(鏡像)になるよう露光される。このような頁揃えのための作像順、ならびに、正、逆像(鏡像)に切り換える画像処理も、IMAC146(図3)によるメモリMEM147に対する画像データの読書き制御によって行っている。
第2転写ベルト113から用紙に転写した後、ブラシローラ,回収ローラ,ブレード等を備えたクリーニング装置118が、第2転写ベルト113に残留する不要のトナーや紙粉を除去する。
図2ではクリーニング装置118のブラシローラが第2転写ベルト113の表面から離れた状態にある。支点118aを中心として揺動可能で、第2転写ベルト113の表面に接離可能な構造になっている。用紙に転写する以前で、第2転写ベルト113がトナー像を担持しているとき離し、クリーニングが必要のとき、図で反時計方向に揺動し接触させる。除去された不要トナーはトナー収納部134に集められる。
以上が、「両面転写モード」を設定した両面印刷モードの作像プロセスである。両面印刷の場合には、常にこの作像プロセスで印刷が行われる。
−片面印刷−
片面印刷の場合には、「第2転写ベルト113による下面転写モード」と「第1転写ベルト107による上面転写モード」の2つがある。
片面印刷の場合には、「第2転写ベルト113による下面転写モード」と「第1転写ベルト107による上面転写モード」の2つがある。
−下面転写モード−
第2転写ベルト113を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト107に4色重ね(又は単色黒)で形成された顕像が第2転写ベルト113に転写され、そして用紙の下面に転写される。用紙の上面には画像転写はない。この場合、排紙スタック126に排出すると、印刷済用紙の上向き面が画像面である。すなわち画像面が上向きである。しかし、切換え爪137をシート折り装置1への排紙位置に切り換えていた場合には、印刷済用紙は、排紙ガイド135,排紙ローラ136によって、画像面を下向きにしてシート折り装置1へ送り込まれる。
第2転写ベルト113を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト107に4色重ね(又は単色黒)で形成された顕像が第2転写ベルト113に転写され、そして用紙の下面に転写される。用紙の上面には画像転写はない。この場合、排紙スタック126に排出すると、印刷済用紙の上向き面が画像面である。すなわち画像面が上向きである。しかし、切換え爪137をシート折り装置1への排紙位置に切り換えていた場合には、印刷済用紙は、排紙ガイド135,排紙ローラ136によって、画像面を下向きにしてシート折り装置1へ送り込まれる。
−上面転写モード−
第1転写ベルト107を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト107に4色重ね(又は単色黒)で形成された顕像が、第2転写ベルト113には転写されずに、用紙の上面に転写される。用紙の下面には画像転写はない。この場合は、排紙スタック126に排出された印刷済用紙の下向き面が画像面である。しかし、切換え爪137をシート折り装置1への排紙位置に切り換えていた場合には、印刷済用紙は、排紙ガイド135,排紙ローラ136によって、画像面を上向きにしてシート折り装置1へ送り込まれる。
第1転写ベルト107を用いる片面転写モードを設定した場合には、第1転写ベルト107に4色重ね(又は単色黒)で形成された顕像が、第2転写ベルト113には転写されずに、用紙の上面に転写される。用紙の下面には画像転写はない。この場合は、排紙スタック126に排出された印刷済用紙の下向き面が画像面である。しかし、切換え爪137をシート折り装置1への排紙位置に切り換えていた場合には、印刷済用紙は、排紙ガイド135,排紙ローラ136によって、画像面を上向きにしてシート折り装置1へ送り込まれる。
図3に、複合機能複写機MF1の電気系統の構成を示す。カラースキャナ90は、SBU(センサーボードユニット)と、そこにあるCCD(電荷結合素子)に原稿の画像を投影する読み取り機構とを含む。該機構の光源が原稿に光を照射し、原稿の反射光が光学レンズを通して、CCDに投影される。CCDは、光の強度をアナログの電気信号に変換するためのデバイスである。CCDから出力されるアナログの電気信号は、A/D変換により画像データ(量子化データ;デジタルデータ)に変換された後に、SUBから出力される。
CDIC(通信コントローラ)143は、複写機MF1内の各ユニット間で行われる画像データの送受信(転送)を円滑に行うためのユニットである。SUBやIPU(画像処理ユニット)144が画像データの送受信を行う場合、CDIC143を中継する。
IPU144は、CDIC143から転送されたデジタルの画像データに対して画像処理を行うためのユニットである。画像の周波数特性や階調特性などを、自機の特徴やユーザの要求に併せて最適化する。最適化処理が終了したデジタル画像は、再びCDICへ転送される。画像出力(印刷)の場合には、IPU144は、画像データを、カラープリンタ100の画像表現特性に合わせた記録用画像データに変換して直接にプリンタ100に出力する。
IMAC(メモリ制御ユニット)146は、画像データの圧縮や伸張処理を行い、またMEM(メモリ)147に画像データ(圧縮データを含む)を読み書きするためのユニットである。また、画像の加工(合成、縮小、拡大、回転など)も行う。MEM147は、画像データ(圧縮データを含む)を保存するためのユニットである。
MIFU(メディアインタフェースユニット)149は、可搬性の記録媒体(リムーバブル メディア)にデジタルデータを読み書きするためのユニットである。リムーバブル メディアには、複数の規格があり、規格ごとに形状が異なるため、それぞれの形状に合わせた複数のスロットを持つ。図3には、可搬性の記録媒体(リムーバブル メディア)の1つであるメモリカード150を図示した。リムーバブル メディアには、データの記録方式も複数の規格があるため、それぞれの規格に従ってデータの読み書きを行う。特に、「記録媒体に書込み」(Memory to Media)においては、電子文書ファイルのサムネイル画像や、ハイパーリンク,認証情報を集約して、リンク情報付きサムネイル画像ファイルを作成する作業も、MIFU149で行う。
NCU(ネットワーク制御ユニット)151は、IPネットワークに接続された自機以外の情報処理端末(ホストコンピュータ)と通信するためのユニットである。データ送信時は、IPネットワークの通信プロトコルに従って送信データをパケット分割し、IPネットワークへ出力する。また受信時は、IPネットワークの通信プロトコルに従ってパケット分割されたデータから、本来の受信データを再生する。また、「ネットワークへ送信」(Memory to Network)において、画像データにパスワードなどの認証機能を付加して、汎用的なファイル形式に基づく電子文書ファイルを作成する作業もNCU151で行う。
操作ボード92の液晶タッチパネル93は、ユーザが複写機MF1を使用する際に必要となる情報を表示するためのユニットである。また画面表示されたソフトキーに、ユーザが触れる事で、種々の入力および設定を行う事が出来る。
プロセスコントローラ159は、スキャナ90,CDIC143,IPU144およびプリンタ100の動作を制御する。それぞれに必要な設定を行ったり、起動,終了,処理経過などを監視する。一方、システムコントローラ154は、IMAC146やMEM147,NCU151,MIFU149および操作ボード92の液晶タッチパネル93の動作を制御する。それぞれに必要な設定を行ったり、起動,終了,処理の経過を監視する。
ローカルバス145によってIMAC146と接続されているRAM156及びROM157には、システムコントローラ154やIMAC146,液晶タッチパネル93,MEM147,NCU151,MIFU149が処理を行う際に必要となる情報が保存されている。例えば、液晶タッチパネル93に文字や図柄を表示するための文字情報やビットマップ情報,第2画像ファイルである縮画像ファイルのサムネイル画像に加えるハイパーリンク指定文書,パスワード表示文書、またMEM147に蓄積可能な画像データの総量や残量、などが保存されている。NVRAM22には、初期設定によって登録された管理者ID,ユーザIDおよび電子文書ファイル(第1画像ファイル)を一時保管するため仮の配信先(外部の端末)であるNASサーバ31のIPアドレスなどが保存されている。本実施例では、IPアドレスおよびハイパーリンク指定文書が、「外部の端末を特定出来る情報」である。
シリアルバス158に接続されているRAM160及びROM161には、スキャナ90,CDIC143,IPU144およびプロセスコントローラ159が処理を行う際に必要となる情報が保存されている。例えば、スキャナ90で読み取る原稿サイズや、CCDの光学特性、またIPU144で実行する画像処理のパラメータなどが蓄積されている。
図4に示す様に、操作ボード92には、液晶タッチパネル93のほかにキー群94がある。キー群94には、テンキー95,クリア/ストップキー96,スタートキー97,初期設定キー99i,モード切換えキー99m,テスト印刷キー99tおよび電源キー99pがある。URL,ファイル名,フォルダ名等の入力,設定用ならびに短縮登録用の、平仮名を付記したアルファベットは、それらの入力ステージで液晶タッチパネル93にキーボタンで表示される。電源キー99pは、休止モード(低電力モード)から画像印刷が可能なスタンバイモード(動作モード)に、またその逆への切換えを指示するための操作キーである。休止モードが設定されている時に電源キー99pが一回押されると、休止モードからスタンバイモードに切換る。スタンバイモードであるときに電源キー99pが一回押されると、スタンバイモードから休止モードに切換る。テスト印刷キー99tは、設定されている印刷部数に関わらず1部だけを印刷し、印刷結果を確認するためのキーである。
初期設定キー99tを押す事で、機械の初期状態を任意にカスタマイズする事が可能である。休止モードへの移行時間Td1を設定したり、機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のリセットキーを押したときに設定される状態を任意に設定可能である。初期設定キー99iが操作されると、各種初期値を設定するための「初期値設定」機能を指定するための選択ボタンが表示される。「移行時間Td1設定」機能を選択して、移行時間Td1を変更することが出来る。すなわち、コピー又は印刷を終了又は中断してから、休止モードに切り換えるまでの移行時間Td1をユーザが自由に設定することができる。
液晶タッチパネル93には、各種機能キーならびに選択した機能の実行条件を入力する入力キーおよびメッセージなどが表示される。液晶タッチパネル93には、「コピー」機能,「読み取り」機能,「登録」機能,「外部メモリ書込」機能,「印刷」機能,「外部メモリ出力」機能および「ファクシミリ」機能の選択用および実行中を表わす機能選択キーが表示される。機能選択キーにユーザがタッチすると、その機能に定まった入出力画面が液晶タッチパネル93に表示される。
例えば「複写」機能が指定されているときには、図4に示すように、機能キー群ならびに部数及び画像形成装置の状態を示すメッセージが表示される。機能キー群の中には、印刷色指定キー「黒(BK)」,「フルカラー」,「自動色選択」,「青(C)」,「赤(M)」および「黄(Y)」指定キーがある。オペレータが液晶タッチパネル93に表示されたキーにタッチすると、操作ボード92はオペレータ入力として読み込み、選択された機能を示すキーを、指定中を表す灰色に反転表示する。スキャナー1に原稿をセットしてスタートキーを押すことにより、コピーをすることが出来る。
「上面」キーは、カセットに収納され繰り出される用紙の上面に作像する前述の「上面転写モード」を指定するものであり、このモードで作像した用紙は、シート折りをする場合は、画像面を上向きにしてシート折り装置1へ送り込まれる。「下面」キーは、カセットに収納され繰り出される用紙の下面に作像する前述の「下面転写モード」を指定するものであり、このモードで作像した用紙は、シート折りをする場合は、画像面を下向きにしてシート折り装置1へ送り込まれる。「両面」キーは、カセットに収納され繰り出される用紙の上面および下面に作像する前述の「両面転写モード」を指定するものであり、このモードで作像すると用紙の表裏面に画像が形成される。
「読み取り」選択キーにユーザがタッチすると、原稿をスキャナ90で読み取って、画像データをネットワークI/F10を介して直接接続のPCM(パソコン:ホストコンピュータ)又はネットワークを介して通信できるPCM(ホストコンピュータ)等に送信することが出来る。「登録」機能は、スキャナ90が読み取った画像データ又は外部(ネットワークI/F150,メディアI/F149等)から入力された書画情報をHDD148に登録するものである。「外部メモリ書込」機能は、スキャナ90で原稿を読み取って、メディアI/F149を介してリムーバブル メディア(例えばメモリカード149)に格納するものである。「印刷」機能は、148に登録した書画情報をプリンタ100でプリントアウトするものである。「外部メモリ出力」機能は、メディアI/F149を介して、リムーバブル メディア149の画像ファイルの画像データを読み出して、プリンタ100で印刷するものである。「ファクシミリ」機能は、スキャナ90で原稿を読み取ってファクシミリ送信するものである。
図5には、図1に示す紙折り装置1の、背面側A(図1)から見た一部機構の概要を示す。図1および図5を参照すると、シート折り装置1は、複写機MF1で画像が転写された用紙を搬入する「オンライン折り」用の、第1の用紙搬入口としての連結搬送路2(図1)と、用紙先端の端面を折る端面折り機構3と、用紙を搬送方向にジャバラ状に折るジャバラ折り機構4と、ジャバラ状に折られた用紙の搬送方向を切り換える搬送切換機構5、搬送方向を切り換えた用紙を折るクロス折り機構6(図5)、クロス折り機構6でA4の大きさに折られた用紙を表裏反転する(進行方向の先端と後端を入れ換える)反転機構7、さらに用紙の姿勢を90度回転する回転機構8およびトレイ9から成っている。また搬送切換機構5には、用紙の縦位置(搬送方向Cに並行な辺)または横位置(搬送方向Cに直交する辺)に穿孔する(パンチ穴を開ける)為のパンチ装置10が備わっており、さらにトレイ9の手前には、折り畳まれた用紙にスタンプを押印する為のスタンパ30(図5)が備わっている。また、シート折り装置1は、「オフライン折り」用の、第2の用紙搬入口としての手差し台12を構成する手差し部11を有し、用紙を複写機MF1を通さずに(オフラインで)水平手差し口15(図5)に挿入出来る構成となっている。
再度図1を参照すると、オペレータは、複写機MF1で画像が転写された用紙をシート折り装置1の連結搬送路2に送り込んで折る「オンライン折り」の条件設定は、複写機MF1に構成された操作ボード92により行う。また、シート折り装置1の手差し部11により用紙を写機装置本体MF1を通さず用紙を折る「オフライン折り」の条件設定は、シート折り装置1に構成された操作表示ボード20により行う。
次に、複写機MF1で画像が転写された用紙をシート折り装置1に搬入し折る「オンライン折り」による動作を説明する。オペレータはまず、複写機MF1に構成された操作ボード92に用紙のサイズ,折りの種類等を設定する。スタートボタン97を操作すると、指定サイズの用紙を収納したカセット121又は122から用紙が繰り出されて、レジストローラ133により一時停止され、タイミングをとって転写ベルト107,113に供給される。記録済用紙は、紙折り,パンチあるいはスタンプを行う場合は、紙折り機1へ排出される。また、紙折り,パンチおよびスタンプのいずれも行わない場合は、スキャナ90の下方の排紙スタック126(図2)に排出される。
用紙を折る場合は、記録済用紙はシート折り装置1に送られ、連結搬送路2を通り、端面折り機構3に用紙が搬送され、用紙端面を折る場合は、搬送方向に対し右側に右側端面折り機構、左側に左側端面折り機構を配置した端面折り装置3のどちらか一方により用紙先端の端面を折る。このとき用紙は搬送しながら用紙先端のコーナ部を折る(端面折り=耳折り)。端面折り機構3により用紙先端の端面を折られた用紙、或いは端面折りなしの用紙は、ジャバラ折り機構4により搬送方向にジャバラ状およびその他の形状(例えば図20)に折られ、搬送切換機構5に送られる。
ジャバラ折り機構4で折るジャバラ状およびその他の形状を合わせて、以下ではジャバラ条等と表現する。
図1のA矢視方向から見た図5を参照して、搬送切換機構5以降の動作を説明すると、搬送切換機構5に送られたジャバラ状に折られた用紙は、図示しないジョガーによりスキュー補正を行い、次にパンチ(穿孔)が選択されている場合は、搬送方向Cの側方と前方に配置した縦パンチャー101と横パンチャー107のどちらか一方を動作させてジャバラ状等に折られた用紙を穿孔し、クロス折り機構6に用紙を送る。
クロス折り機構6に送られたジャバラ状等に折られた用紙は、大判の用紙の場合には、ジャバラ折りとは直交する方向に再度紙折りを行い、大判のシートを最終的にA4サイズ(定型サイズ)の大きさに折り込む。なおA4サイズは、紙折りを行う際の一般的な仕上がり寸法であり、A4とは異なるサイズに折りあげる場合もある。
A4サイズに折られた用紙は、トレイ9に排出した時に転写面が下になるように折り種類によっては用紙を反転機構7により反転し、さらにトレイ9に排出した時に図面の向きが揃う様に、折り種類によっては、用紙が同一の向きになるように回転機構8にて左右90°回転し、トレイ9に排出する。スタンプ押印が選択されている場合は、スタンパ30の位置で一旦用紙を停止させ、スタンプを押印してからトレイ9に排出する。
次に、シート折り装置1の手差し部11により用紙(シート)を、複写機MF1を通さずに折る、「オフライン折り」の動作を説明する。オペレータは、紙折りを行いたい用紙を図1に示す手差し台12にセットし、用紙を図1の矢印方向に挿入する。シート折り装置1は、用紙サイズセンサ14により用紙を検知し、それを基点にしたあるタイミングで手差し搬送ローラ13を回転駆動し、用紙Pをくわえ込み一端停止する。オペレータは次に、シート折り装置1に装備した操作表示ボード20にて用紙のサイズ,折りの種類等を設定し、スタートボタンを押す。するとシート折り装置1が、手差し搬送ローラ13を再度回転駆動し、用紙Pを矢印方向に搬送し、端面折り機構3に用紙を送る。その後の動作は上述の「オンライン折り」の動作と同様である。
図1の連結搬送路2又は水平手差し口15から送り込まれた用紙(シート)は、センター基準で下向き垂直方向Bに搬送される。すなわち、用紙の、図5上では左右となる辺の中間に位置する用紙センターラインを、垂直方向Bの搬送路の左右端の中間にある搬送センターラインLbcに合わせる態様で、用紙が下向きB方向に搬送される。端面折り機構3の、用紙搬送方向Bの下端部に1対の、互いにy方向に対抗し接触する端面折りローラがあり、その直近上流の左端に、第1端面折り機構である左側端面折り機構があり、右端に第2端面折り機構である右側端面折り機構がある。端面折りは、x方向辺が長くz方向辺が短い3角形の折り返し、すなわち耳折りとなる。右側端面折り機構は、センターラインLbcに関して左側端面折り機構と対称であり、右側端面折り機構の構成と動作は、左側端面折り機構のものと同様である。
端面折り装置3の位置(端面折りステージ)をB方向に通過し、さらにジャバラ折り4のステージを経る用紙は、ジャバラ折りの末尾にあるローラ対41(図1)で下向き垂直方向Bから第1水平方向に移動方向を切換えられ、そして横送り搬送路5に送り込まれ、図示しないレジスタで、用紙サイズ対応の第1水平方向位置に位置決めされて、移動を止められる。
横送り搬送路面5に送り込まれた用紙は、横送り搬送ローラを駆動することによって、横送り搬送路5に沿って第2水平方向C(図5)に送られる。横送り搬送路5の終端の上方にある紙センサが用紙の先端を検出すると、第2水平方向Cの送りが一時停止される。横送り搬送路5の側方には、第1穿孔手段である縦パンチャー10xが配置されている。縦パンチャー10xは、折りによって最終的にA4サイズの長辺となるジャバラ折り用紙の一辺が、横送り搬送路5上では第2水平方向Cとなる場合に、該長辺に1対(2個)のパンチ穴を開けるものである。用紙サイズによっては該長辺が、第2水平方向Cと直交するy方向の位置が異なることになるので、これに適応するために、縦パンチャー10xは、y駆動機構で支持されてy方向に往,復駆動される。すなわち縦パンチャー10xは、y方向に延びる2本のガイドバーでy方向に移動自在に支持され、図示しない回転駆動器に連結したy方向に延びるねじ棒の正回転によって、退避位置から、穿孔動作位置に駆動され、逆回転によって退避位置に戻る。なお、穿孔動作位置は、複数の用紙サイズのそれぞれに対応して、複数位置である。
横送り搬送路5の終端の下流には、第2穿孔手段である横パンチャー10yが設置されている。横パンチャー10yは、折りによって最終的にA4サイズの長辺となるジャバラ折り用紙の一辺が、横送り搬送路5上では第2水平方向Cと直交する場合に、該長辺に2個のパンチ穴を開けるものである。横パンチャー10yは位置が固定である。パンチ行程を経た用紙は、再度第2水平方向Cに移送されて、クロス折り機構6(図5)に送り込まれる。ここで用紙が、A4サイズの縦幅又は横幅に折られてA4フォルダに綴じ込むA4サイズとなり、上向き垂直方向に搬送される。ついでA4サイズの用紙は、折り種類によっては反転機構7で水平方向に方向転換してから、後端を先端として上向き垂直搬送路に戻されて上向き垂直方向に搬送される。回転機構8(図5)が、トレイ9に排出した時に図面の向きが揃う様に、折り種類によっては、用紙が同一の向きになるように、用紙を左右90°回転する。そして用紙は、上向き垂直方向から水平方向に搬送方向を切換えてから、スタンプが選択されている場合には、スタンパ30(図5)で印字をして、トレイ9に送り出される。
図6に、図1および図5に示すシート折り装置1のみの概観を示す。シート折り装置1の図1の表示は、水平手差し口15に連なって、端面折り機構3,ジャバラ折り機構4および搬送切換機構5等の各部がある図6に示す「く」の字型筐体部のy−z横断面と、搬送切換機構5に連なるクロス折り機構6,反転機構7および回転機構8等の各部がある直方体の筐体部のy−z横断面を示している。シート折り装置1の図5の表示は、搬送切換機構5,クロス折り機構6,反転機構7および回転機構8等の各部がある図6に示す「く」の字型筐体部のx−z横断面を示している。
−オンライン自動折−
複写機MF1から排出される印刷済用紙は、紙折り装置1に送られ連結部2を通る。このとき紙折り装置1は、連結部にある用紙挿入検知センサ(図示略)により用紙が紙折り装置1内に挿入された事を認識する。なお該用紙挿入検知センサは複写機MF1から用紙が挿入された事を認識すると共に、用紙の後端を検出することにも用いられ、また、用紙の挿入から後端の検出までの時間を元にして用紙の副走査長さを計測するにも用いられる。連結部2を通った用紙は搬送経路に沿って紙折り装置1の下部にあるジャバラ折り機構4に送られ、ジャバラ折り機構4にて用紙を搬送方向zと直交する方向yに繰り返し交互に折りたたむ。これによりジャバラ状に折りたたまれた用紙は、排出ローラ5により機外へ排出される。
複写機MF1から排出される印刷済用紙は、紙折り装置1に送られ連結部2を通る。このとき紙折り装置1は、連結部にある用紙挿入検知センサ(図示略)により用紙が紙折り装置1内に挿入された事を認識する。なお該用紙挿入検知センサは複写機MF1から用紙が挿入された事を認識すると共に、用紙の後端を検出することにも用いられ、また、用紙の挿入から後端の検出までの時間を元にして用紙の副走査長さを計測するにも用いられる。連結部2を通った用紙は搬送経路に沿って紙折り装置1の下部にあるジャバラ折り機構4に送られ、ジャバラ折り機構4にて用紙を搬送方向zと直交する方向yに繰り返し交互に折りたたむ。これによりジャバラ状に折りたたまれた用紙は、排出ローラ5により機外へ排出される。
−オフライン自動折−
ユーザが、紙折りを行いたい用紙を手差し台12に載置し、用紙を図1の矢印方向(yの矢印と逆方向)に挿入すると、手差し挿入検知センサ14が該用紙を検知し、それを基点にした所定タイミングで手差し搬送ローラ対13が回転駆動されて、用紙Pをくわえ込み一端停止する。なお手差し挿入検知センサ14は前述した用紙挿入検知センサと同様に、手差しテーブルから挿入された用紙の後端の検出、および用紙の副走査長さの計測にも用いられる。
ユーザが、紙折りを行いたい用紙を手差し台12に載置し、用紙を図1の矢印方向(yの矢印と逆方向)に挿入すると、手差し挿入検知センサ14が該用紙を検知し、それを基点にした所定タイミングで手差し搬送ローラ対13が回転駆動されて、用紙Pをくわえ込み一端停止する。なお手差し挿入検知センサ14は前述した用紙挿入検知センサと同様に、手差しテーブルから挿入された用紙の後端の検出、および用紙の副走査長さの計測にも用いられる。
その後ユーザは、紙折り装置1に装備した操作表示ボード20にて折り種類等の動作に必要な設定を行い、スタートボタンを押す。すると手差し搬送ローラ対13が再度回転し、用紙が矢印方向に搬送され、搬送経路に沿って紙折り装置1の下部にあるジャバラ折り機構4に送られる。その後の動作はオンライン自動折りの動作と同様である。
−ジャバラ折り機構4−
図7に、図1のジャバラ折り機構4を拡大して示す。図7において、用紙の先端を検出する先端検知センサ215が、ジャバラ折り機構4の入り口にあり、その下流側に搬送ローラ対214がある。その下流側に折りローラ対211および212がある。これらの折りローラ対211,212は、搬送ローラ対214の搬送ライン(矢印zと逆の下向き)に関して左右に位置して、同期して正,逆転し、用紙を水平方向yにジャバラ状に折る。折りローラ対211,212の外側にはそれぞれ折り幅左検知センサ216、折り幅右検知センサ217があり、用紙を検出する。また折りローラ対211,212の間には、下ガイド板218がありこれが、折った用紙端面をローラ対211,212に案内する。なお搬送ローラ対214は、図示されていないギアおよび駆動ベルトを介して搬送モータにより回転駆動され、折りローラ対211,212に関しても、図示されていないギアおよび駆動ベルトを介して折りモータにより回転駆動される。
図7に、図1のジャバラ折り機構4を拡大して示す。図7において、用紙の先端を検出する先端検知センサ215が、ジャバラ折り機構4の入り口にあり、その下流側に搬送ローラ対214がある。その下流側に折りローラ対211および212がある。これらの折りローラ対211,212は、搬送ローラ対214の搬送ライン(矢印zと逆の下向き)に関して左右に位置して、同期して正,逆転し、用紙を水平方向yにジャバラ状に折る。折りローラ対211,212の外側にはそれぞれ折り幅左検知センサ216、折り幅右検知センサ217があり、用紙を検出する。また折りローラ対211,212の間には、下ガイド板218がありこれが、折った用紙端面をローラ対211,212に案内する。なお搬送ローラ対214は、図示されていないギアおよび駆動ベルトを介して搬送モータにより回転駆動され、折りローラ対211,212に関しても、図示されていないギアおよび駆動ベルトを介して折りモータにより回転駆動される。
ジャバラ折り機構4には、用紙先端を折りローラ対211もしくは212に案内を切り替える偏向ガイド220,221がある。偏向ガイド220,221はそれぞれ、下折りローラ211b,212bに用紙を案内する円弧状であって、しかも、円弧状の軌跡を描いて移動するように図示を省略した案内機構で支持され、駆動ギヤ222,223で駆動されて回動する。用紙先端は、偏向ガイド220又は221により折りローラ対211,212の一方に案内され、折りローラ対のニップに進入する。ここでは右側の折りローラ対212に案内する偏向ガイド220を右偏向ガイド、左側の折りローラ対211に案内する偏向ガイド221を左偏向ガイドと表現する。さらに、これらの偏向ガイド220,221は、用紙を折り返す時は、例えば図9に示すように、偏向ガイド220,221が用紙の内側を折りローラ対211,212のニップに案内する。このとき、偏向ガイド220,221の先端に装着されたコロ220a,221aがそれぞれ下折りローラ211b,212bに当接する。さらに左偏向ガイド221の端部には図示しない遮光板があり、左偏向ガイド221が上昇待機している位置で左偏向ガイドHPセンサ225を遮光し待機位置を検出する構成になっている。また左偏向ガイド221は駆動ギア223を介した図示されていない左偏向ガイド駆動モータにより回転駆動されている。なお、右偏向ガイド220についても同様の構成である。
上記ギア222,223を回転駆動する左偏向モータ,右偏向モータおよびHPセンサ224,225は、ジャバラ折り駆動装置4D(図12)の紙折りコントローラに接続され、該紙折りコントローラが各センサの状態を監視し、タイミングを取って各モータ駆動を行っている。
−ジャバラ折り動作−
次に図7〜図10を参照してジャバラ折りの概略を説明する。紙折り装置1にオンラインまたはオフラインで導入された用紙Pが、ジャバラ折り機構4まで案内され、用紙P先端を先端検知センサ215が検出すると、ジャバラ折り駆動装置4Dの紙折りコントローラが搬送モータおよび折りモータを正転駆動し、図7中の矢印方向へ搬送ローラ対214と折りローラ対211,212を回転させ、タイミングを取って右偏向ガイド220を右折りローラ対212近傍まで移動させる。すると用紙Pは、図7のように右方向へ案内され右折りローラ対212のニップに進入して搬送される。なお、用紙Pが右折りローラ対212のニップに進入した後紙折りコントローラは、右偏向ガイド220を待機位置へと戻す。折り幅右センサ217が用紙P先端を検出すると、紙折りコントローラは、一定時間後に折りモータの駆動を停止し折りローラ対211,212の回転を停止させる。次に図8のように左偏向ガイド221の移動を開始させ、さらに折りモータを逆転駆動すると、左偏向ガイド221は用紙Pの途中に当接し、図9に示すように、当接した所を頂点とするように左折りローラ対211近傍まで移動する。用紙Pは、搬送ローラ対214により下方に搬送されると同時に折りローラ対211,212により左方向に搬送される為、左偏向ガイド221先端が当接した頂点が左折りローラ対211のニップに進入し、この部分を折り目すなわち第1番の折り目として、まずジャバラ折りの第1面が形成される。すなわち折り返される。
次に図7〜図10を参照してジャバラ折りの概略を説明する。紙折り装置1にオンラインまたはオフラインで導入された用紙Pが、ジャバラ折り機構4まで案内され、用紙P先端を先端検知センサ215が検出すると、ジャバラ折り駆動装置4Dの紙折りコントローラが搬送モータおよび折りモータを正転駆動し、図7中の矢印方向へ搬送ローラ対214と折りローラ対211,212を回転させ、タイミングを取って右偏向ガイド220を右折りローラ対212近傍まで移動させる。すると用紙Pは、図7のように右方向へ案内され右折りローラ対212のニップに進入して搬送される。なお、用紙Pが右折りローラ対212のニップに進入した後紙折りコントローラは、右偏向ガイド220を待機位置へと戻す。折り幅右センサ217が用紙P先端を検出すると、紙折りコントローラは、一定時間後に折りモータの駆動を停止し折りローラ対211,212の回転を停止させる。次に図8のように左偏向ガイド221の移動を開始させ、さらに折りモータを逆転駆動すると、左偏向ガイド221は用紙Pの途中に当接し、図9に示すように、当接した所を頂点とするように左折りローラ対211近傍まで移動する。用紙Pは、搬送ローラ対214により下方に搬送されると同時に折りローラ対211,212により左方向に搬送される為、左偏向ガイド221先端が当接した頂点が左折りローラ対211のニップに進入し、この部分を折り目すなわち第1番の折り目として、まずジャバラ折りの第1面が形成される。すなわち折り返される。
その後、折り幅左センタ216が第1番の折り目を検出してから所定のタイミング(T6)で、折りモータの逆転駆動を停止する。なお左偏向ガイド221は、用紙P先端を右折りローラ対212へ案内したときと同様に、第1番の折り目がローラ対211のニップに進入した直後に待機位置へと戻されている。折りモータが停止した後正転駆動され、これにより、図10に示すようにローラ対211,212が右送り方向に回転して用紙の先端をローラ対212a方向に送るとともに、右偏向ガイド220の移動が開始し、右偏向ガイド220のローラ220aが用紙Pの途中に当接し、当接した所を頂点とするように右折りローラ対212近傍まで移動する。用紙Pは、搬送ローラ対214により下方に搬送されると同時に折りローラ対211,212により右方向に搬送される為、右偏向ガイド220のローラ220aが当接した頂点が右折りローラ対212のニップに進入し、この部分を折り目すなわち第2番の折り目として、ジャバラ折りの第2面が形成される。その後、第3面以下の折りが必要な場合は、これまでの手順と同様に、左右の偏向ガイドの一方の移動と折りモータの正転,逆転の繰り返しにより第3面以降を順次形成していく。
ところでジャバラ折り第1面からの各面のサイズ、すなわち折りサイズ、を決定するのは、まず第1面の場合、図7のように用紙P先端が折り幅右センサ217で検出されてから、折りローラ対211,212を停止させるまでの経過時間T4により決定される。同様に第2面では、図10のように第1番の折り目が折り幅左センサ216で検出されてからの経過時間T6により決定される。第3面以降では左右どちらかの偏向ガイドの移動と折りモータの正転、逆転の繰り返しにあわせて、交互に面番号対応の時間T4またはT6により決定される。
なお、第1面の折り幅に関しては、図8のように用紙P先端が先端検知センサ215で検出されてからの経過時間T3により代用することも可能である。また、他の方法としては、第2面以降の折り幅の決定方法として、第1面形成後折りローラ停止し、再び右方向へ折りローラの回転を開始した瞬間から所定時間後に折りローラを停止する該所定時間にても管理可能であり、いずれの場合でも折りローラの正,逆転量を管理することにより、折り幅(y方向)が決定される。
なおこれまでの説明では、用紙P先端を右方向へ案内しているが、オンラインでの場合用紙Pは紙折り装置1に導入されるとき、通常上面に印刷面が形成されている為、第1の折り目は谷折りとして形成されるが、最初に左偏向ガイド21を移動させる事により用紙P先端は左方向へ案内され、第1の折り目を山折りとすることも当然可能である。
上述のジャバラ折り動作により、図11の(a)に示す外三つ折りを折ることが出来る。又その他各種バラエティの重ね折りを行う事が出来る。
図15の(b)に示す「内三つ折り」の場合は、例えば、図7および図8の行程で用紙を略外辺a,b(図15の(b))の分、ローラ対212a,212bから右方yに送り出し、図9の行程で内辺cの折り目となる位置をローラ対211a,211bのニップに案内して内辺cを折り、次に、用紙を尾端から上方zに引き上げ、そして外辺aの折り目をローラ対212a,212bのニップに案内して右方向yに送り出す。図15の(c)に示す「四つ折り」の場合は、例えば、図7および図8の行程で用紙を略、外辺a,bおよび内辺c(図15の(c))の分、ローラ対212a,212bから右方yに送り出し、図9の行程で内辺dの折り目となる位置をローラ対211a,211bのニップに案内して内辺dを折り、次に、用紙を尾端から上方zに引き上げ、そして辺c,b間の折り目位置をローラ対212a,212bのニップに案内して右方向yに送り出し、次に、用紙を尾端から上方zに引き上げ、そして外辺aの折り目をローラ対211a,211bのニップに案内して左方向に送り、折り目がローラ対211a,211bの左方に抜けると、搬送方向を反転して右方向yに送り出す。
上述の各種の折りおよびその他の折りを、ジャバラ折り駆動装置4D(図12)の紙折りコントローラに行わせる各種プログラムは、紙折りメモリ18(図12)に登録されており、紙折り制御MPU(マイクロコンピュータ:マイコン)17(図12)が、該紙折りメモリ18からの、複写機MF1又は操作ボード20によって指定された登録No.(折り種と用紙サイズの組合せに対応)のプログラムの読み出しをジャバラ折り駆動装置4Dに指定し、ジャバラ折り駆動装置4Dが該プログラムを該装置内のメモリに読み込み、読み込んだプログラムに基づいて、上述の折り動作を行う。
なお、プログラムは、折り種(折りモード)と用紙サイズの組合せに対応付けて登録されており、折り種と用紙サイズの組合せから対応するプログラムNo.を検索する「折種デコーダテーブル」(ルックアップテーブル:LUT)が、紙折りメモリ18に登録されている。また、各プログラムを用いる折りの位置調整値S1,S2の標準値が、各プログラム宛に、「標準調整値テーブル」に登録されており、該標準調整値テーブルも、紙折りメモリ18に登録されている。紙折りメモリ18の標準調整値テーブルに登録された位置調整値を、標準調整値という。
これらの「折種デコーダテーブル」および「標準調整値テーブル」は、複写機MF1の操作ボード92のボードコントローラBCRにある不揮発メモリNVRAMにも登録されており、シート折り装置1のMPU17は、複写機MF1の通信I/F,IMAC146およびシステムコントローラ154を介して、操作ボード20の入力により紙折りメモリ18の「折種デコーダテーブル」又は「標準調整値テーブル」の内容を変更(更新)すると、複写機MF1の操作ボード92のNVRAMに登録している対応のテーブルも同様に、更新する。
図12に、シート折り装置1の各構成要素を制御する電気システムの概要を示す。シート折り装置1には、紙折り制御MPU17,紙折りメモリ18および各機構の駆動装置2D〜107Dがある。複写機MF1の通信I/F152と紙折り制御MPU17は、シリアルケーブル19にてシリアル接続され、複写機MF1とシート折り装置1の各種情報を、シリアル通信で双方にやり取りする事ができる。なお、MPU17は、CPU,RAM,ROMおよび入出力ポートならびにその他のデジタルデバイス又は電気回路を含むマイクロコンピュータ(マイコン)である。
シート折り装置1のブロックの中の各駆動装置2D,32LD,・・・9Dは、紙折り制御MPU17により動作モードの指定を受け、動作タイミングが制御される駆動装置であり、CPU,センサインターフェイスを含む入出力インターフェイス,アクチュエータ(モータ,ソレノイド,クラッチ)を付勢するドライバ等を含む駆動制御装置であり、それぞれが、上述の各種機構のそれぞれを駆動する。
図13に、シート折り装置1に装備した操作表示ボード20の操作面を示す。操作表示ボード20には、入力手段として、紙折りを行う用紙のサイズを指定する用紙サイズ選択ボタン61,耳折りまたはパンチを指定するパンチ/耳折りボタン62,紙折りの仕上がり状態(折り種類)の指定とジャバラ折りの折り上がりサイズの補正,クロス折りの折上がりサイズの補正および綴じ代のサイズの補正のそれぞれの値を指定するためのプラス/マイナスボタン64とそれらの入力を切り替える為のモード選択ボタン63,スタンプ押印の有無を指定するスタンプボタン66,用紙折りのスタートを促すスタートボタン65,プログラム折りを設定する為の各ボタンであるプログラム登録ボタン69とプログラム有効/無効ボタン70,プログラム番号選択プラス/マイナスボタン71、および、紙折りメモリ18に記憶された紙折り条件の情報を、複写機MF1に転送するための転送ボタン67、がある。
また、操作設定を表示する為の表示手段として、指定された用紙のサイズを表示する用紙サイズ表示80,またその用紙を縦にしてシート折り装置1に挿入するか、横にして挿入するかを表示するための用紙縦/横表示81,指定された折り種類とジャバラ折りの折り上がりサイズの補正値,クロス折りの折上がりサイズの補正値,綴じ代のサイズの補正のそれぞれの値を切換えて表示するための折りモード表示82,その折りモード表示に表示されている値のいずれかを示す為の、折りモード表示指定表示83,耳折りの指定の有無を表示する耳折り表示部84,パンチャーの指定の有無を表示するパンチ表示85,スタンプの指定の有無を表示するスタンプ表示86,「オフライン折り」により紙折りを挿入した後、用紙のスタートが可能になり、スタートボタン65の押下を促す為に表示するスタート表示87,プログラム折りを行う状態になっているかを表示するプログラム折り有効表示88,指定されているプログラム折り番号を表示するプログラム番号表示89等、がある。
ユーザは、プログラム番号選択プラス/マイナスボタン71を操作してプログラムNO.を指定し、モード選択ボタン63で折り補正行程(ジャバラ折り,クロス折り,綴じ代)を選択し、プラス/マイナスキー64で調整値を変更して登録ボタン69を操作することにより、指定しているプログラムNo.宛ての標準調整値を調整することが出来る。すなわち、紙折りメモリ18にある標準調整値テーブルの標準調整値を更新できる。たとえば、図15の(a)に示す外三つ折りを行うプログラムNo.を選択して、モード選択ボタン63でジャバラ折り補正を選択すると、ディスプレイ82にS1と表示され、そして該表示が1秒程度後に、該表示が現在の紙折りメモリ18にある該S1宛ての標準調整値に切換わる。切換った値を、プラス/マイナスキー64で所望値に変更して登録ボタン69を押すと該S1宛ての標準調整値がディスプレイ82に表示していたものに変更される。この変更が終わるとディスプレイ82の表示がS2に更新され、該表示が1秒程度後に、該表示が現在の紙折りメモリ18にある該S2宛ての標準調整値に切換わる。切換った値を、プラス/マイナスキー64で所望値に変更して登録ボタン69を押すと該S2宛ての標準調整値がディスプレイ82に表示していたものに変更される。図15の(b)および(c)に示す内3つ折りおよび4つ折りのS1,S2の標準調整値の変更も、上述の外3つ折りの場合と同様である。
このような標準調整値は、折り種だけに宛てた位置調整値であり、使用する紙種(主に紙厚)によっては、折り位置が長,短にずれることがある。
再度図4を参照する。複写機MF1の操作ボード92には、シート折り指示ボタン98Nおよび98Aがある。98Nは標準モードのシート折りを指定するもの、98Aは調整モードのシート折りを指定するものである。
ユーザが標準モードのボタン98Nを操作すると、操作ボード92は、液晶タッチパネル93の表示を、オンラインシート折り条件設定画面に切り換える。この画面のオンラインシート折り条件設定状態は、そのときシート折り装置1の操作ボード20に設定されていたものである。
すなわち、操作ボード92の標準モードのシート折り指示ボタン98Nが操作されると、システムコントローラ154が、IMAC146および通信I/F152を介してシート折り装置1のMPU17に、シート折り条件設定データ(操作ボード20の設定状態)の転送を要求する。これに応答してMPU17は、操作ボード20に設定されているシート折り条件(MPU17内のシート折り条件レジスタのデータ)すなわち設定データを複写機MF1に送信する。
システムコントローラ154は、受信した設定データをシート折り条件レジスタに格納すると共に、液晶タッチパネル93に設定データを表示する。これにより、液晶タッチパネル93に表示するオンラインシート折り条件設定画面は、操作ボード20の入力操作盤面と同様な入力キーおよび表示ブロックを表示するものとなる。ただし、スタートキー65および表示87に対応するものは、複写機のスタートキーを用いるので、含まれない。ここでユーザは、折りモードの「モード選択」(図13の63対応のもの)を用いて、折りモードすなわち折り種を入力する。用紙サイズは、複写機操作入力画面(図4)で設定しているものとなるので、オンラインシート折り条件設定画面で入力する必要はない。
たとえば、複写機操作入力画面(図4)で「コピー」又は「印刷」を指定し、「上面」(上面転写モード),「下面」(下面転写モード)又は「両面」(両面転写モード)を指定して、「印刷」の場合にはHDD148にありパネル93に表示されるドキュメントファイルリストの所要のファイルを指定し、そして、シート折り指示ボタン98Nを操作してオンラインシート折り条件設定画面にてシート折りモード(折り種)を指定して、スタートキーを操作すると、システムコントローラ154がオンラインシート折り条件設定画面の設定データおよび用紙サイズならびに標準モード折り指示をシート折り装置1のMPU17に転送し、MPU17はその内部のシート折り条件レジスタに格納して操作ボード20に該レジスタの設定データによる設定条件を表示し、しかも、設定データの中の折りモード(折り種)と用紙サイズに対応するプログラムNo.を前述の「折種デコーダテーブル」から読み出して、該プログラムNo.のプログラムの、紙折りメモリ18からの読み込みを指示する。そしてその後複写機MF1からコピー済用紙が到来すると、該用紙に、読み込んだプログラムを用いて、シート折りを施す。
ユーザが標準モードのボタン98Aを操作すると、操作ボード92の、マイコンMPUを主体とするボードコントローラBCR(図3)にある不揮発メモリNVRAMに保持している各プログラムNo.宛ての、用紙の種類すなわち紙種に対応付けられた調整値(紙種対応調整値)のリスト画面AIDを、図14に示すように、液晶タッチパネル93に表示する。
紙の種類すなわち紙種の区分指標には、厚み,表面の光沢又は滑り,紙のこし,再生紙/バージン,和紙/洋紙等等多くがあるが、PPC用紙のシート折りの場合の折り位置ずれの主たるパラメータが紙厚であるので、本実施例では、PPC用紙の紙厚区分を紙種区分とした。
紙種対応調整値のリスト画面AID上の、各メモ帳頁には、3種の折り種の紙厚対応調整値を、3種の紙厚区分で設定又は読み出し指定する9欄があり、各欄は、テンキー95の「1」〜「9」で指定する。調整モードキー98Aを押したときに最初に第1頁がリスト画面AID上に表示され、左上欄が、指定があることを表す灰色表示となり、テンキー95の「1」キーが点灯する。他の数字キーを押すことにより、指定欄が切換る。「調整値入力」ボタンにタッチすると、指定欄のS1行の数字ブロック(調整値)がちらつき、テンキー入力により、チラつき数字がテンキー入力値に変化する。調整値が未入力であった場合には数値の表示はなく数字入力するブロックがちらつくので、そこに調整値を入力する。「登録」ボタンにタッチすると、指定欄のS2行の数字ブロックがちらつくので、そこに調整値を入力する。そして「登録」ボタンにタッチすると、数字ブロックのちらつきがとまる。操作ボード92のボードコントローラBCRは、「登録」ボタンにタッチがあったときの入力済数値に、NVRAMの調整値テーブルにある対応調整値を更新する。すなわち指定調整値を入力値に更新する。このようにして、折り種(プログラムNo.)および紙厚に対応して、調整値S1,S2を設定し、調整することが出来る。
調整後には、「次頁」,「前頁」にタッチして希望する折り種を表示する頁をAED上に表示し、希望折り種の列の、印刷予定の用紙紙厚欄をテンキーで指定することにより、指定された紙厚欄の調整値S1,S2が選択される。ユーザがここで「スタート」ボタンを押すと、システムコントローラ154が、調整モードのシート折りをシート折り装置1に指示する。
すなわちシステムコントローラ154は、AID上で指定している折り種対応のプログラムNo.および用紙サイズならびにAID上で指定している調整値S1,S2および調整モード折り指示を、シート折り装置1のMPU17に転送し、MPU17はその内部のシート折り条件レジスタに受信データ格納して操作ボード20に該レジスタの設定データによる設定条件を表示し、受信プログラムNo.のプログラムの、紙折りメモリ18からの読み込みを指示する。そしてその後複写機MF1からコピー済用紙が到来すると、該用紙に、読み込んだプログラムを用いて、シート折りを施す。
図3に示すIPネットワークにあって複写機MF1のNCU151と通信するホストコンピュータ(パソコン)PCからの印刷データを、複写機MF1で用紙に印刷ししかもシート折りすることが出来る。該ホストコンピュータPCには、複写機MF1と通信して、ユーザが複写機操作入力画面(図4)を操作した場合と同様に、複写機MF1にコピー,印刷およびその他の画像処理ならびにシート折りを行わせるアプリケーションプログラム(複合機ソフト)が搭載(ロード)されており、PCユーザが該複合機ソフトを起動すると、ホストコンピュータPCのディスプレイに、図4に示す複写機操作入力画面と同等の入力画面が表示される。PCユーザはキーボード又はマウス或いはその他のカーソル操作手段を用いて表示画面上のボタン(ブロック)を表示カーソル(矢印マークも含む)で指定して、操作ボード92を用いる場合と同様に、複写機MF1およびシート折り装置1を使用することが出来る。
図16に、シート折り装置1のMPU17のシート折り制御の概要を示す。操作ボード20からシート折り指示(スタート入力)があったときには、MPU17は、操作ボード20に入力されている設定データを読み込む(ステップs1,s2)。なお、以下では、カッコ内には、ステップという語を省略してステップ符号のみを記す。次に、折り種と用紙サイズに対応するプログラムNo.を「折種デコーダテーブル」を用いて選択し(s3)、該プログラムNo.が参照する調整値S1,S2レジスタに、「標準調整値テーブル」にある、該プログラムNo.宛ての標準調整値S1,S2を書き込む(s4)。次にMPU17は、複写機MF1から印刷済用紙が到来すると、実行予定プログラムの中の調整代を、調整値S1,S2レジスタのデータ値とするシート折りを行う(s5)。
複写機MF1のシステムコントローラ154からシート折りの設定指示があるとMPU17は、システムコントローラ154が送り込む設定データを受信して(s1−s6−s7)、折り種と用紙サイズに対応するプログラムNo.を「折種デコーダテーブル」を用いて選択する(s8)。そしてシート折り設定指示が標準モードのシート折り設定の場合には、選択したプログラムNo.が参照する調整値S1,S2レジスタに、「標準調整値テーブル」にある、該プログラムNo.宛ての標準調整値S1,S2を書き込む(s4)。そして複写機MF1から印刷済用紙が到来すると、実行予定プログラムの中の調整代を、調整値S1,S2レジスタのデータ値とするシート折りを行う(s5)。
しかし、シート折り設定指示が調整モードのシート折り設定であった場合には、選択したプログラムNo.が参照する調整値S1,S2レジスタに、複写機MF1から受信した調整値S1,S2を書き込む(s10)。そして複写機MF1から印刷済用紙が到来すると、実行予定プログラムの中の調整代を、調整値S1,S2レジスタのデータ値とするシート折りを行う(s5)。これにより、図14に示す紙種対応調整値のリスト画面AIDを用いてシート折り種および紙厚対応の調整値S1,S2を指定し、スタートボタン97を押すことによりシート折り装置1にシート折りを指定した場合には、操作ボード92のNVRAMに登録されているシート折り種および紙厚対応の調整値S1,S2を用いるシート折りが行われる。
このように、折り位置調整の設定を、折り種対応の設定に紙種対応の設定を組み合わせものとして、ユーザが指定した折り種と紙種に対応した位置調整を自動設定するので、折り位置の調整に関わる設定上のユーザ負担が減り、しかも、正確なシート折りを実現することができる。
第2実施例のハードウエアは、上述の第1実施例と略同様であるが、第2実施例の複写機MF1の、図17に示す操作ボード92の、「シート折り標準モード」ボタン98Nは、「シート折り」指示ボタン98Nに、「シート折り調整モード」ボタン98Aは「シート折り調整」指示ボタン98Aに変更されており、「シート折り調整」指示ボタン98Aを押したときに表示する紙種対応調整値のリスト画面AIDは、調整値入力画面(調整値設定用の入力画面)に特化している。シート折りを指示する場合には、ユーザは「シート折り」指示ボタン98Nを操作して、これに対応して液晶タッチパネル93に表示されるシート折り指示入力画面対して、シート折り条件およびスタート指示を入力する。
第2実施例では、「初期設定」ボタン99iを操作して実行する初期設定の1項目に「用紙サイズおよび紙厚の設定」があり、これを選択してユーザが、各カセット宛に、それに収納する用紙の、用紙サイズおよび紙厚(普通/厚紙1/厚紙2)を入力すると、それが操作ボード92のボードコントローラBCRのNVRAMに登録される。このようにして、操作ボード92のボードコントローラBCRのNVRAMに、各カセット宛ての用紙サイズおよび紙厚が登録されている。
図18に、第2実施例の複写機MF1のシステムコントローラ154の、調整値選択制御を示す。第2実施例では、上述のシート折り指示入力画面に対して、シート折り条件が入力され、スタート指示が入力されると、第2実施例のシステムコントローラ154は、給紙に指定されたカセットに宛てられている用紙サイズおよび紙厚をボードコントローラBCRのNVRAMから読み出し、指定折り種が図15の3種の指定折り種のいずれかであると、該紙厚対応の調整値S1,S2をNVRAMから読み出して、指定折り種,用紙サイズおよび調整値S1,S2をシート折り装置1に送信して、シート折り設定を指示する。そして印刷を実行する。コピーの場合も同様である。
第2実施例のシート折り装置1のMPU17のシート折り制御は、図16に示すものと同様である。ただし、ステップs9の「調整モードの指定か?」は、「調整値の指定があるか?」に読み替える。第2実施例のその他のハードウエアおよび機能(ソフト)は、上述の第1実施例と同様である。
1:シート折り装置
2:連結搬送路
3:端面折り機構
4:ジャバラ折り機構
5:横送り搬送路
6:クロス折り機構
7:反転機構
8:回転機構
9:トレイ
10x,y:パンチ装置
11:手差し部
12:手差し台
13:手差し搬送ローラ
14:用紙サイズセンサ
15:水平手差し口
20:操作表示ボード
30:スタンパ
41:搬送ローラ
2:連結搬送路
3:端面折り機構
4:ジャバラ折り機構
5:横送り搬送路
6:クロス折り機構
7:反転機構
8:回転機構
9:トレイ
10x,y:パンチ装置
11:手差し部
12:手差し台
13:手差し搬送ローラ
14:用紙サイズセンサ
15:水平手差し口
20:操作表示ボード
30:スタンパ
41:搬送ローラ
Claims (8)
- 用紙に画像を形成する作像手段,該作像手段に用紙を送る給送手段、および、前記作像手段が画像を形成した用紙を排出する搬送手段、を備える画像形成装置;
該画像形成装置が排出するシートを受け入れて指定された折り種に折るシート折り装置;
折り種と紙種対応の折り位置調整値を入力する調整値入力手段;
該入力があった調整値を、折り種と紙種対応で記憶する調整値記憶手段;
折り種と紙種対応の調整値の読み出し指示を入力する指示入力手段;および、
該読み出し指示があった調整値を前記調整値記憶手段から読み出す手段;を備え、
前記シート折り装置は、該調整値記憶手段から読み出された調整値を用いて折り位置を調整する;シート処理装置。 - 前記画像形成装置が、前記調整値入力手段および前記指示入力手段を備えると共に、さらに、画像が形成され排出される用紙を受け入れるトレイ、および、該トレイと前記シート折り装置に選択的に該用紙を排出する手段、を備える;請求項1に記載のシート処理装置。
- 前記画像形成装置は更に、前記調整値記憶手段および前記読み出す手段;を備える、請求項2に記載のシート処理装置。
- 前記画像形成装置は、ホストコンピュータと通信する通信手段;および、前記ホストコンピュータからの折り種と紙種に対応する調整値を前記調整値記憶手段から読み出して、前記シート折り装置に与える手段;を備える、請求項3に記載のシート処理装置。
- 折り種は外3つ折りを含み、該外3つ折りの調整値は、該外3つ折り後の、用紙の一端と該一端から2番目の折り目との、紙面方向の距離S1、および、1番目の折り目と他端との距離S2である;請求項1乃至4のいずれか1つに記載のシート処理装置。
- 折り種は内3つ折りを含み、該内3つ折りの調整値は、該内3つ折り後の、用紙の一端と該一端から2番目の折り目との、紙面方向の距離S1、および、1番目の折り目と他端との距離S2である;請求項1乃至5のいずれか1つに記載のシート処理装置。
- 折り種は4つ折りを含み、該4つ折りの調整値は、該4つ折り後の、用紙の一端と他端との、紙面方向の距離S1、および、一端と2番目の折り目との距離S2である;請求項1乃至6のいずれか1つに記載のシート処理装置。
- 紙種は、少なくとも紙厚を指標にして区分されたものである;請求項1乃至7のいずれか1つに記載のシート処理装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101067765B1 (ko) | 2010-06-15 | 2011-09-28 | 전경수 | 모터용 슬롯절연지 폴딩장치 |
JP2018002455A (ja) * | 2016-07-07 | 2018-01-11 | コニカミノルタ株式会社 | シート折り装置および画像形成装置 |
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2007
- 2007-11-28 JP JP2007307248A patent/JP2009126698A/ja active Pending
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