JP6037121B2 - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6037121B2
JP6037121B2 JP2013012645A JP2013012645A JP6037121B2 JP 6037121 B2 JP6037121 B2 JP 6037121B2 JP 2013012645 A JP2013012645 A JP 2013012645A JP 2013012645 A JP2013012645 A JP 2013012645A JP 6037121 B2 JP6037121 B2 JP 6037121B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
unit
job
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013012645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014146859A (ja
Inventor
広之 氏家
広之 氏家
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013012645A priority Critical patent/JP6037121B2/ja
Publication of JP2014146859A publication Critical patent/JP2014146859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6037121B2 publication Critical patent/JP6037121B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

この発明は、ジョブデーターに基づいて用紙への印刷を行う画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法に関するものである。
ジョブデーターを用いて画像を形成し、該画像を用紙にプリントする画像形成装置では、ユーザーにおいて印刷条件の設定が可能になっている。印刷条件としては、出力部数、片面、両面印刷の別や、印刷用紙サイズ、コピー倍率、コピー濃度、さらにステイプル、パンチなどの後処理方法等が挙げられる。このように印刷条件を設定した場合、ユーザーは自分の意図している出力形態が得られるか否かを確認して、確認の結果、自分の意図するものと異なる場合には、印刷条件の再設定や修正を行いたいという要望がある。
さらに、PP(プロダクションプリント)分野では、本プリント前の画像状態を確認し、OKであれば本出力へ移行するというフローがある。従来、このような観点から、通常のプリントを行う前やプリント中に、ユーザーによる確認のためのプリントを可能にした画像形成装置が提案されている。この確認のための出力機能をサンプル出力などと称している。サンプル出力を確認したユーザーは画質補正が必要であると判断すれば、トーンカーブ調整など、適宜の画質調整によって画質が安定した出力物を得ることができる。
上記のような画質調整を自動的に行なうものも提案されており、さらに前回印刷時の階調補正情報、印刷環境情報を関連付けて保存しておき、自動階調補正に反映させることで、常に安定した画質の印刷を可能にした画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、連続画像形成を行う前処理で、画像形成装置を調整して得られたユーザーが求めた画質となっているサンプル画像を検知して基準画像データーを取得し、連続画像形成時に転写紙に形成された出力画像を検知して検査用画像データーを取得し、基準画像データーと検査用画像データーとを比較して、出力画像の画質判定を行うことで画質判定の開始をすばやく、かつ、使用者の要求に沿った画質判定を可能にした画像形成装置が提案されている(特許文献2参照)。
ところで、PP(プロダクションプリント)分野などでは、一度プリントしたジョブを再度プリントする再印刷機能を有する画像形成装置が提案されている。このような再印刷においても安定した画質での印刷が必要とされる。
特開2010−130248号公報 特開2010−066516号公報
しかし、あるジョブデーターが実行された場合、その初回出力物は画質補正直後に出力されたとは限らず、前ジョブによる連続使用により資材が消耗、劣化している場合がある。さらに初回印刷から再印刷に至る間に他のジョブによる連続使用がなされている場合がある。そのため、再印刷を行うと出力画像は、画質補正後の資材の消耗、劣化により初回印刷画像と比較すると画質に差が生じる。
また、画質補正は、毎回行えば画質は安定するが、画質補正によって資材が消耗、劣化するうえ、計測と補正に時間がかかる。特許文献1に示された画像形成装置では、初回時の階調補正情報、環境情報を関連付けて保存しておくものであり、実際の紙面への出力情報ではない。そのため、再印刷時の出力画像と初回時の出力画像の実印刷物との画質比較を行えるものではない。また、階調シートの印刷には資材の使用による消耗、劣化が起こる。
特許文献2の画像形成装置では、1つのジョブの中での異常画像を検知することを目的としており、再印刷における画質維持を図ることはできない。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであり、再印刷時に色調などの画質の調整を容易に行うことができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の本発明は、印刷実行されたジョブのジョブデーターを保存しておき、前記ジョブデーターに基づいて再印刷する機能を有する画像形成装置であって、
前記ジョブデーターに基づいて用紙に印刷を行う画像形成部と、
前記画像形成部で印刷された用紙上の画像を読取る画像読取部と、
前記ジョブデーターが保存される記憶部と、
前記ジョブの印刷実行の際に前記画像読取部で読み取られた画像を基準画像として、前記基準画像のデーターを前記ジョブデーターと関連付けて前記記憶部に保存する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記再印刷の実行に際し前記画像読取部で読み取られた印刷画像と、前記基準画像とを比較し、比較結果に応じて前記印刷における画質調整に関する動作を行うことを特徴とする。
第2の本発明の画像形成装置は、前記第1の本発明において、前記記憶部は、前記ジョブデーターを複数保存でき、前記制御部は複数の前記ジョブデーターのうちの1つを選択して再印刷可能であることを特徴とする。
第3の本発明の画像形成装置は、前記第1または第2の本発明において、前記制御部は、前記基準画像のデーターを前記ジョブデーターの保存時に前記記憶部に保存することを特徴とする。
第4の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第3の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、サンプル出力機能を有し、前記再印刷の実行に際し、前記サンプル出力機能により印刷されて前記画像読取部で読み取られた印刷画像と前記基準画像とを比較することを特徴とする。
第5の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第4の本発明のいずれかにおいて、前記基準画像は、用紙に印刷された原稿画像またはテストチャート画像であることを特徴とする。
第6の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第5の本発明のいずれかにおいて、前記ジョブが複数部数を出力するものであり、前記制御部は、前記ジョブの初回印刷時に、初回印刷の一部目を基準画像とし、再印刷では初回印刷における前記基準画像を使用することを特徴とする。
第7の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第6の本発明のいずれかにおいて、表示および操作の受付けが可能な操作表示部を有し、
前記制御部は、前記比較結果に応じて前記比較結果を前記操作表示部に表示することを特徴とする。
第8の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、画質調整に関する動作として、自動での画質調整または操作者による画質調整の操作入力を受付可能にすることを特徴とする。
第9の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第8の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記基準画像と前記画像読取部で読み取られた印刷画像とが所定以上差異を有すると判定する場合、前記画質調整に関する動作を行うことを特徴とする。
第10の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第9の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記基準画像と前記画像読取部で読み取られた印刷画像とが所定以上は差異を有しないと判定する場合、前記画質調整に関する動作を行わないことを特徴とする。
第11の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第10の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記画質調整において出力画像のRGB値のトーンカーブの変更があると、変更されたRGB値をCMYKトーンカーブ設定に反映することを特徴とする。
第12の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第11の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記ジョブデーターに関し、チケット編集で画像に影響するパラメーターが変更された場合、前記ジョブデーターに関連付けられた前記基準画像のデーターを削除することを特徴とする。
第13の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第12の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記ジョブデーターに関し、ページ編集がされると前記基準画像の並び変えを行うことを特徴とする。
第14の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第13の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記ジョブデーターと該ジョブデーターに関連付けられた前記基準画像のデーターとをセットにして装置外に転送可能であることを特徴とする。
第15の本発明の画像形成装置は、第14の本発明の転送された、ジョブデーターと該ジョブデーターに関連付けられた基準画像のデーターとを受け、前記ジョブデーターに基づいて再印刷する機能を有する画像形成装置であって、
ジョブデーターに基づいて用紙に印刷を行う画像形成部と、
前記画像形成部で印刷された用紙上の画像を読取る画像読取部と、
前記ジョブデーターが保存される記憶部と、
前記再印刷の実行に際し前記画像読取部で読み取られた印刷画像と、前記基準画像とを比較し、比較結果に応じて前記印刷における画質調整に関する動作を行う制御部と、を備えることを特徴とする。
第16の本発明の画像形成システムは、第1〜第15の本発明のいずれかにおける、画像形成部、画像読取部、記憶部および制御部を備えることを特徴とする。
第17の本発明の画像形成方法は、印刷実行されたジョブのジョブデーターを保存しておき、前記ジョブデーターに基づいて再印刷する画像形成方法であって、
前記ジョブの印刷実行の際に用紙上の画像を基準画像として読み込み、前記ジョブデーターと関連付けて前記基準画像のデーターを保存し、前記ジョブデーターに基づいて再印刷を実行する際に読み込まれた印刷画像と前記基準画像とを比較し、比較結果に応じて前記再印刷の印刷における画質調整に関する動作を行うことを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、サンプル出力時の画像などの出力物を、インラインセンサーなどで読み取った画像を基準画像として保存ジョブデーターと紐づけて保存しておくことができ、再印刷時にサンプル出力などによって、初回の出力物などの基準画像と、再印刷に際しての印刷画像を比較して、色調などの画質の調整を容易に行うことができ、補正時間を短縮でき、さらには画質補正時の資材を節約できる効果がある。
本発明の一実施形態における画像形成装置の概略を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 従来の画質補正を含む初回印刷、再印刷の手順を示すフローチャートである。 従来の画質補正を含む初回印刷、再印刷の手順の他例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における初回印刷、再印刷に際しての画質補正を含む手順を示すフローチャートである。 同じく、再印刷に際し、基準画像と印刷画像を比較した結果の表示と画質調整を可能にする画質比較調整画面を示す図である。 同じく、基準画像を選択するための基準画像選択画面を示す図である。 同じく、ジョブデータとこれに関連付けた基準画像のデータとをセットにして転送する態様を示す概要図である。 同じく、ジョブチケット編集画面を示す図である。 同じく、ページ編集画面のページ挿入操作前とページ挿入後の画面を示す図である。 同じく、画質補正を含み、複数部数出力のジョブにおいて初回印刷の1部目を基準画像とする初回印刷、再印刷の手順を示すフローチャートである。 同じく、通常印刷、再印刷を含むモード入力毎の処理手順を示すフローチャートである。 同じく、ジョブチケット編集の手順を示すフローチャートである。 同じく、ページ編集における基準画像並び変えを含む手順を示すフローチャートである。 同じく、サンプル印刷の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態の画像形成システム1を添付図面に基づいて説明する。
画像形成システム1は、図1に示すように画像形成を行う画像形成装置本体10と、中継装置本体20と、後処理装置本体30とが連なって接続されている。画像形成装置本体10は、本発明の画像形成装置に相当する。
なお、本発明としては画像形成システムの接続構成がこれに限定されるものではなく、画像形成装置本体のみで装置が構成されているものであってもよい。
画像形成装置本体10は、上部側に自動原稿給送装置(ADF)14が設けられており、自動原稿給送装置(ADF)14で給送される原稿は図2で示されるスキャナー部130で画像読取が可能になっている。なお、原稿は、図示しないプラテンガラス上で読み込むこともできる。
また、画像形成装置本体10または中継装置本体20の上部側で、プラテンガラスが位置しない箇所に、操作部140のLCD141が設置されている。LCD141はタッチパネルで構成されており、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。LCD141は、操作部と表示部を兼用している。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
画像形成装置本体10の下部側には、複数の給紙トレイ12(図では2段)が配置されている。
画像形成装置本体10内には、いずれかの給紙トレイ12から給紙される用紙を搬送する搬送経路13が設けられており、画像形成装置本体10内の搬送路途中に、画像形成部11が設けられている。画像形成部11は、感光体11a、感光体11aの周囲に配置した図示しない、帯電器、LD、現像器、転写部を有しており、さらに感光体11aの下流側の搬送経路13には定着器15が配置されている。
定着器15の下流側で、搬送経路13が伸長して中継装置本体20の搬送経路23に接続されている。また、搬送経路13には、定着器15の下流側で分岐して、画像形成部11の上流側の搬送経路13に合流する反転搬送経路16が接続されている。反転搬送経路16には、用紙を反転させる反転部17が設けられている。反転部17で反転された用紙は、反転搬送経路16を通して画像形成部11の上流側で搬送経路13に返流することができ、また、経路の切り替えによって反転した用紙を定着器15の下流側の搬送経路13に戻してそのまま中継装置本体20に搬送することもできる。
画像形成部11では、帯電器により画像書込み前に感光体11aの表面を一様に帯電し、LDにより表面が一様に帯電された感光体11aに半導体レーザを照射することにより感光体11aに静電潜像を形成する。現像器は、LDによって感光体11aに形成された静電潜像をトナー部材によって現像する。この現像処理によって感光体11aにトナー画像が形成される。転写部は、給紙トレイ12から搬送されてきた用紙に感光体11aのトナー画像を転写する。トナー画像が転写された用紙は、感光体11aから分離されて定着器15に搬送される。感光体11aに残留したトナー部材は図示しない、クリーニング部によって除去される。
定着器15は、搬送された用紙を加熱することにより用紙の表面側に転写されたトナー画像を出力画像として定着する。定着処理が施された用紙は、搬送経路13によって中継装置本体20に搬送されるか、反転搬送経路16を通して反転部17により表裏が反転された後、画像形成部11の上流側で搬送経路13に返流される。表裏反転された用紙は、画像形成部11によって裏面への画像形成を行うことができる。
中継装置本体20には、搬送経路13に接続され、後段の後処理装置本体30に接続される搬送経路23を有している。搬送経路23には、搬送経路23を搬送される用紙を反転または所定枚数スタックすることができる反転・スタック部21を有している。反転・スタック部21でスタックされる用紙は、所定のタイミングで後処理装置本体30側に搬送することができ、また、反転・スタック部21に用紙をスタックすることなく搬送経路23を通して後処理装置本体30側に用紙を搬送することもできる。また、反転・スタック部21で反転のみをして後方に再度搬送することもできる。搬送経路23には、反転・スタック部21の上流側において搬送経路23を搬送される用紙表面の出力画像を検出するインラインセンサー25が配置されている。インラインセンサー25は、用紙の最大幅に対応する長さで出力画像の検出を行うことができ、CCDやCMOSなどを用紙搬送方向と交差する方向(例えば直交方向)に配列したものを用いることができる。インラインセンサー25は、本発明の画像読取部に相当する。また、インラインセンサー25を搬送経路23の上下に配置して搬送される用紙の表裏の出力画像を同時期に検出できるようにしてもよい。
後処理装置本体30では、パンチ、折り、中綴じステイプルなどの所定の後処理が行われる。後処理装置本体30には、この所定の後処理に対応する後処理部(図示しない)を備えており、後処理設定に従って中継装置本体20から搬送される用紙に後処理部で所定の後処理が行われる。後処理実行の設定がなされていない場合には、後処理を行うことなく排紙部31に排紙することができる。
次に、画像形成システム1の機能的構成を図2に基づいて説明する。
画像形成装置本体10は、制御ブロック部100とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有し、さらに、LAN3を通して端末PCなどの外部機器2から入力される画像データーを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データーを、LAN3を通して外部機器2に転送可能にする画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。スキャナー部130は、原稿読取部に相当する。
制御ブロック部100には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続されたPCIバス114を有しており、該PCIバス114にDRAM制御IC115が接続されている。DRAM制御IC115には、画像メモリー(DRAM)120が接続されている。画像メモリー(DRAM)120には、圧縮画像データーを格納するための圧縮メモリー121と、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データーを一時的に格納するためのページメモリー122とを有している。
また、PCIバス114には、コントローラIC118を介してHDD123(ハードディスク)が接続されており、該HDD123には、スキャナー部130で取得した画像データーや画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続された外部機器2などにより生成された画像データー等を保存することができる。
上記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で取得される画像データーやHDD123に格納された画像データーは、プリント動作に伴ってDRAM制御IC115へと送信される。
また、制御ブロック部100には、制御CPU110を備えており、制御CPU110にDRAM制御IC115が接続されている。
また、制御CPU110には、フラッシュメモリーなどにより構成される不揮発メモリー113が接続されている。不揮発メモリー113には、画像形成装置本体10の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、出力設定の初期データー、出力画像を読み取る指定、サンプル排紙に関する設定などが読み出し可能に格納されている。
制御CPU110は、不揮発メモリー113の不揮発データーを読み取り可能であり、また、所望のデーターを不揮発メモリー113に書き込むことが可能である。
制御CPU110は、不揮発メモリー113に格納されたプログラムにより動作し、上記機械設定情報や印刷設定情報、CMYKトーンカーブ設定を含む画像出力設定などの出力設定、各タスク要求などに従って画像形成システム1の各部を動作制御する。
制御CPU110は、不揮発メモリー113などとともに本発明の制御部を構成する。
制御CPU110は、ジョブの出力設定や操作指示、サンプル排紙間隔や画像読み取りの設定などを操作部140を通して行うことができる。
スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、制御CPU110とシリアル通信可能に接続されている。また、CCD131は、CCD131で読み取った画像データーを処理する読み取り処理部116に接続され、読み取り処理部116は、DRAM制御IC115に制御可能に接続されている。スキャナー部130は、原稿読取部に相当する。
読み取り処理部116は、CCD131から入力されたアナログ画像信号に、アナログ信号処理、A/D(Analog to Digital)変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施し、デジタル画像データーを生成して、圧縮/伸長IC124に出力する。
スキャナー部130では、画像形成装置本体10の上部プラテンガラスに置かれた原稿や、自動原稿給送装置(ADF)14で自動搬送される原稿の画像を読み取る。
操作部140は、表示部と操作部とを兼ね、本発明の操作表示部に相当する。操作部140は、タッチパネルで構成されるLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、操作部制御部142は制御CPU110にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、制御CPU110の制御を受けて、LCD141によって、画像形成装置本体10における出力条件設定や動作制御条件などの機械設定入力、各給紙トレイの用紙情報(サイズ、紙種)の設定入力や、設定内容の表示、メッセージなどの所望の情報等の表示、さらにインラインセンサー25で読み取った出力画像のイメージ表示、イメージ表示に関する操作指示や設定入力、基準画像との比較結果の表示などが可能になっている。なお、本発明の操作表示部は、操作部と表示部とが別体で構成されたものであってもよい。
前記DRAM制御IC115には、画像データーを圧縮または伸長することができる圧縮/伸長IC124が接続されている。DRAM制御IC115は、制御CPU110からの指示に従って、圧縮/伸長IC124による画像データーの圧縮処理及び圧縮画像データーの伸長処理を制御するとともに、画像メモリー(DRAM)120への画像データーの入出力制御を行う。
書込み処理部125は、プリンター部150のLD152などを備える画像形成部11に接続され、画像データーに基づいてLD152の動作に用いられる書き込みデーターを生成する。
プリンター部150は、上記画像形成部11と、給紙トレイ12、搬送経路13、反転搬送経路16、定着器15などにより構成される。
また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部151を備えており、プリンター制御部151は前記した制御CPU110にシリアル通信可能に接続されている。プリンター制御部151は制御CPU110の制御指令に従って動作して、プリンター部150を制御し、用紙搬送、画像形成などを行う。
また、上記のようにDRAM制御IC115が接続されたPCIバス114には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置本体10をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される外部機器2などから画像データー等を画像形成装置本体10で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データーをLAN3に接続される端末PCなどの外部機器2などに送信したりするものである。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、共通バスにDRAM制御IC161と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行うコントローラー制御部163、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、LAN3に接続されている。
さらに、制御CPU110には、中継装置本体20内に配置されたインラインセンサー25のインラインセンサー制御部26が制御可能に接続されており、インラインセンサー制御部26を介して制御CPU110によってインラインセンサー25の動作を制御することができる。また、インラインセンサー25における読み取り結果は制御CPU110で受信することができる。
次に、上記画像形成システム1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置本体10において画像データーを蓄積する手順について説明する。 画像形成装置本体10において、スキャナー部130で画像を読み取り画像データーを生成する場合について説明する。スキャナー部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU110から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、自動原稿給送装置(ADF)14によって原稿を自動給送しつつ行ってもよく、また、プラテンガラス上に原稿を置いて行ってもよい。
制御CPU110はプログラムによって動作し、操作部140による操作(読み取り指示やコピー指示)に基づいてスキャナー部130への指令を発行する。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、DRAM制御IC115を介して圧縮/伸長IC124に送られて所定の方法によって圧縮される。圧縮されたデーターは、DRAM制御IC115を介して画像メモリー(DRAM)120に格納される。HDD123に格納する場合は、圧縮メモリー121に一旦格納したデーターをDRAM制御IC115を介してHDD123に送る。画像に係るデーターは、基準データーとしたり、サンプル排紙間隔の変更判定に用いるデーターとして利用することができる。
この他に画像データーは、LAN3を介して画像形成装置本体10に入力されることもある。上記画像データーとしては、例えば外部機器2などのアプリケーションプログラム等により生成されたものなどが挙げられる。画像データーの生成方法は特に限定されるものではない。
該画像データーは、LAN3、LANインターフェース165を介して画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で受信され、コントローラ制御部163で展開されたプリントデーターがDRAM制御IC161によって画像メモリー162に一旦格納される。画像メモリー162に格納されたデーターは、PCIバス114を介してDRAM制御IC115に転送され、ページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデーターは、DRAM制御IC115を介して圧縮/伸長IC124に送られて圧縮処理され、DRAM制御IC115を介して圧縮メモリー121に格納される。HDD123に格納する場合は、圧縮メモリー121に一旦格納したデーターをDRAM制御IC115を介してHDD123に送る。
上記画像データーの蓄積に際しては、画像データーの蓄積前または蓄積後に出力設定がなされる。該出力設定は、前記操作部140に操作入力が可能な設定画面を表示して、操作者による操作入力によって行うことができる。また、初期設定において出力設定項目が選択されており、操作者による設定入力がなされない場合にも該初期設定によって出力設定がなされる。
画像形成システム1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー121に格納された画像データーを、DRAM制御IC115を介して圧縮/伸長IC124に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを書込み処理部125に送出し、帯電部で帯電した感光体11aへLD152によって書き込みを行う。なお、HDD123に格納された画像データーを用いる場合は、HDD123に格納された画像データーを、DRAM制御IC115を介して一旦、圧縮メモリー121に格納し、圧縮メモリー121に格納された画像データーをDRAM制御IC115を介して圧縮/伸長IC124に送出してデーターを伸長し、伸長したデーターを上記と同様に書込み処理部125に送出する。この際にCMYKトーンカーブ設定などによって書き込み処理部125での書き込みデータの補正を行う。
プリンター部150では、制御CPU110の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。画像形成部11では感光体11aに書き込まれた潜像が図示しない現像部でトナー像として現像され、該トナー像が図示しない転写部で搬送経路13によって供給される用紙に転写され、定着器15で定着がなされる。感光体11aでは、トナー像が用紙転写された後、図示しないクリーニング部によって残留トナーが除去される。
なお、この実施形態では、モノクロの画像形成を前提にして説明したが、各色(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)毎に感光体等を備える画像形成装置本体としたものであってもよい。
なお、制御CPU110では、画像形成に際し、上記したように画質調整を行うことができ、必要に応じて自動で、または操作部140を通した操作者の操作によって階調などの補正を行うことができる。カラーの画像形成装置では、CMYKトーンカーブ設定によって画質調整を行うように制御CPU110で制御することができる。RGB値のトーンカーブの調整がなされると、変更されたRGB値をCMYKトーンカーブ設定に反映するように構成してもよい。
画像形成がなされた用紙は搬送経路13を経て中継装置20に搬送されるか、反転搬送経路16の反転部17で反転され、搬送経路13を経て中継装置本体20に搬送されるか、反転搬送経路16で搬送されて搬送経路13に環流される。搬送経路13に環流された用紙は、裏面側への画像形成と定着とが行われ、搬送経路13を通して中継装置本体20に搬送される。
中継装置本体20では、搬送経路23を搬送される用紙表面の出力画像の全部または一部がインラインセンサー25で読み取られ、読み取られた画像データーが制御CPU110に送信される。出力画像の読み取りは、設定された指示内容に従って行われる。指示内容は初期設定されているものやユーザーによって設定されたものが考えられる。出力画像の画像データーは、画像メモリー(DRAM)120やHDD123に格納することができる。
用紙は、設定に従って反転・スタック部21にスタックされるか、そのまま搬送経路23を搬送されて後処理装置本体30へと搬送されるか、反転して後方に搬送される。後処理装置本体30では、設定に従って所定の後処理が行われるか、後処理を行うことなく搬送され、それぞれ排紙部31などに排紙される。また、反転・スタック部21で反転のみして後方に搬送することで、インラインセンサー25で用紙裏面側に形成されている出力画像の読み取りを行うことができる。この場合は、読み取りのためのみで用紙が反転される。出力画像の読み取り後は、用紙を前方に搬送して、反転・スタック部21にスタックされるか、そのまま搬送経路23を搬送されて後処理装置本体30へと搬送される。
なお、上記では、画像読取部が画像形成装置本体10の後段の装置に備えられるものについて説明したが、画像読取部が画像形成装置本体に備えられるものであってもよい。
この画像形成装置本体には、さらに後段に他の装置本体が接続されるものであってもよく、また、この画像形成装置本体のみで画像形成装置が構成されるものであってもよい。 この形態では、用紙の表裏に画像を形成する場合も、表裏の出力画像を読み取りの目的のみで用紙を反転させることは必要なく、用紙の表裏の出力画像をインラインセンサーで読み取り可能にすることができる。
なお、制御CPU110では、サンプル出力機能を実現することができ、設定されたサンプル排紙間隔でジョブ中にサンプル排紙を行うことができる。サンプル排紙間隔は、初期設定として不揮発メモリー113に格納しておくことができ、また、操作者が操作部140を通してサンプル排紙間隔を初期設定したり、変更の設定を行ったりするようにしてもよい。
また、制御CPU110は、再印刷機能を有しており、出力されたジョブのジョブデーターを保存しておき、その後、任意の時期に再印刷することができる。ジョブデーターの保存は、画像メモリー(DRAM)120やHDD123に対し行うことができる。
次に、上記サンプル出力機能と画質補正とを組み合わせて再印刷を行う際の従来の手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、本体タスクにおいて初回印刷の手順では、適宜時機に画質補正が行われる(ステップs1)。画質補正は、自動的に行うことができ、また、操作部140を通して操作者が行うこともできる。その後、ジョブAに関する出力がなされるが、ジョブAの直前に上記補正がなされているとは限らない。すなわち場合によっては他のジョブなどが実行される(ステップs2)。このような他のジョブが実行されると、資材が使用され、資材の消耗、劣化などが生じる。ジョブAの印刷実行に先立って、ジョブAの適宜ページのサンプル出力(プリント)が実行される(ステップs3)。サンプル出力は、操作部140を通して操作者が実行指示するものであってもよく、また予め設定されたタイミングで実行されるものであってもよい。
サンプル出力の結果に基づいた品質判断で画質がOKかNGかの判断によって処理選択される(ステップs4)。品質判断は、画像読取部などを用いて自動的に判定するものであってもよく、また、操作者が目視によって判断し、OKかNGかの指示をするものであってもよい。画質NGの場合(ステップs4、NG)、画質補正を行い(ステップs5)、再度サンプル出力を行い画質OKとなるまでサンプル出力(ステップs3)と画質判断(ステップs4)と画質補正(ステップs5)を繰り返す。
画質OKと判断されると(ステップs4、OK)、ジョブAを1部目から設定部数であるN部目まで出力する(ステップs6〜s7)。なお、フローチャートには示していないが、ジョブAに関するジョブデーターが画像メモリー(DRAM)120やHDD123に読み出し可能に保存される。
次に、本体タスクにおいて任意の時期に再印刷する手順では、時間経過によって資材の使用による消耗や劣化が起きている場合があり、適宜時機には画質補正が行われる(ステップs10)。画質補正は、自動的に行うことができ、また、操作部140を通して操作者が行うこともできる。その後、ジョブAに関する再印刷がなされるが、ジョブAの直前に上記補正がなされているとは限らない。すなわち場合によっては他のジョブなどが実行される(ステップs11)。このように他のジョブが実行されると、資材が使用され、消耗、劣化などが生じる。ジョブAの印刷実行に先立って、ジョブAの適宜ページのサンプル出力(プリント)が実行される(ステップs12)。サンプル出力は、操作部140を通して操作者が実行指示するものであってもよく、また予め設定されたタイミングで実行されるものであってもよい。
サンプル出力の結果に基づいた品質判断で画質がOKかNGかの判断によって処理選択される(ステップs13)。再印刷では、初回印刷との比較でユーザーによる目視での判断が必要になる。これは資材の消耗、劣化によって、初回印刷と再印刷とで品質が異なる可能性があるためである。
なお、品質判断は、画像読取部などを用いて自動的に判定するものであってもよく、また、操作者が目視によって判断し、OKかNGかの指示をするものであってもよい。画質NGの場合(ステップs13、NG)、画質補正を行い(ステップs14)、再度サンプル出力を行い画質OKとなるまでサンプル出力(ステップs12)、画質判断(ステップs13)、画質補正(ステップs14)を繰り返す。この画質補正によって資材が使用され、消耗、劣化が生じる。
画質OKと判断されると(ステップs13、OK)、保存されているジョブデーターに基づいてジョブAを1部目から設定部数であるM部目まで再印刷する(ステップs15〜s16)。
上記手順では、画質補正を行った直後に初回のジョブAが実行されたとは限らず、ジョブAの実行時には資材使用による消耗、劣化で画質が変わっているおそれがある。そのため、ジョブAを再印刷しても初回時と同様の出力物が得られるとは限らない。
上記課題発生を回避するため、図4のフローチャートに示すように、ジョブの実行直前に画質補正を行う方法が考えられる。該手順を以下に説明する。
先ず、本体タスクにおいて初回印刷の手順では、ジョブAの直前に画質補正が行われる(ステップs20)。画質補正は、自動的に行うことができ、また、操作部140を通して操作者が行うこともできる。その後、ジョブAを1部目から設定部数であるN部目まで出力する(ステップs21〜s22)。
次に、本体タスクにおいて任意の時期に再印刷する手順では、時間経過によって資材の使用による消耗や劣化が起きている場合があり、ジョブAの再印刷直前に画質補正が行われる(ステップs25)。画質補正は、自動的に行うことができ、また、操作部140を通して操作者が行うこともできる。その後、ジョブAを1部目から設定部数であるM部目まで再印刷する(ステップs26〜s27)。
上記手順では、画質補正をジョブAの直前に行うため出力物の画質は安定する。しかし、画質補正には資材が必要となり、また、補正時間がその都度必要になる。
本実施形態では、制御CPU110は、初回印刷に際し印刷画像をインラインセンサー25で読み取って前記印刷画像を基準画像として、そのデーターをジョブデーターと関連付けて保存する制御を行うことができる。保存先としては画像メモリー(DRAM)120やHDD123などが用いられる。したがって画像メモリー(DRAM)120やHDD123は、本願発明の記憶部に相当する。
また、制御CPU110は、再印刷に際し、上記ジョブデーターに加えて基準画像データーを読み出して、再印刷時の画質判断に用いることができる。
以下、本実施形態における手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、本体タスクにおいて初回印刷の手順では、適宜時機に画質補正が行われる(ステップs30)。画質補正は、自動的に行うことができ、また、操作部140を通して操作者が行うこともできる。その後、ジョブAに関する出力がなされるが、ジョブAの直前に上記補正がなされているとは限らない。すなわち場合によっては他のジョブなどが実行される(ステップs31)。ジョブAの印刷実行に先だって、ジョブAの適宜ページのサンプル出力(プリント)が実行される(ステップs32)。サンプル出力は、操作部140を通して操作者が実行指示するものであってもよく、また予め設定されたタイミングで実行されるものであってもよい。
サンプル出力による印刷(出力)画像をインラインセンサー25で読み取り(スキャン)、基準画像とする(ステップs33)。次いで、ジョブAを1部目から設定部数であるN部目まで出力する(ステップs34〜s35)。
その後、ジョブAに関するジョブデーターと基準画像のデーターとを関連付けて画像メモリー(DRAM)120やHDD123に保存する(ステップs36)。なお、ジョブデーターは複数を保存することができ、この場合にもジョブデーターにそれぞれの基準画像のデーターが関連付けられており、これらをセットにして読み出し、使用することができる。
なお、基準画像の取得では、上記ではサンプル出力の印刷画像を読み取ったが、任意の画像を選択することができ、サンプル出力以外の印刷画像、例えば、通常出力の原稿画像やテストチャート画像などから基準画像を取得することもできる。
次に、本体タスクにおいて任意の時期に再印刷する手順では、時間経過によって資材の使用による消耗や劣化が起きている場合があるため、ジョブデーターと基準画像のデーターを読み出し、基準画像と同じページをサンプル出力する(ステップs40)。サンプル出力による用紙上の印刷画像(出力画像)をインラインセンサー25で読み取り(ステップs41)、画質比較の結果に応じて処理選択される(ステップs42)。画質比較では、初回の基準画像と再印刷に際してのサンプル出力の画像とを操作部140(パネル)に表示し、画像分析によってRGB値を比較し、差が所定値以上に大きな箇所に印を付けて表示するなどして確認を容易にする。所定値は予め設定しておき、不揮発メモリー113やHDD123に保存しておく。また、所定値を操作部140を通して設定したり、変更したりできるようにしてもよい。
画質結果がNGの場合、トーンカーブ調整を可能にし(ステップs43)、トーンカーブ調整の手順が完了すると、画質OKになるまでステップs40に戻ってサンプル出力、画質比較、トーンカーブ調整を繰り返す。トーンカーブ調整は、RGBトーンカーブ調整やCMYKトーンカーブ調整などにより行うことができる。また、RGBトーンカーブ調整がなされた場合、これを自動的にCMYKトーンカーブ設定に反映されるようにしてもよい。なお、画質調整は、トーンカーブ調整に限られず、スクリーン変更などにより行うものであってもよい。
画質OKと判断されると(ステップs42、OK)、保存されているジョブデーターに基づいてジョブAを1部目から設定部数であるM部目まで再印刷し(ステップs44〜s45)、再印刷処理を終了する。
上記手順では、画質の調整をサンプルプリントの出力物で行えるため画質補正のように資材を使用せず、時間を短縮できる。また、初回のJOB実行時により近い状態への調整が可能となる。再印刷時の品質判断は、部数ごとに毎回行うかどうか選択でき、必要がなければ行わない。
次に、上記基準画像と印刷画像の比較において画質NGと判断され、操作部140に操作可能に表示される画質比較調整画面1400を図6に示す。
画質比較調整画面1400では、基準画像イメージ1401が表示され、印刷画像との比較結果の簡略イメージ1402が表示される。比較結果の簡略イメージ1402には、基準画像とインラインセンサーで取得された印刷画像とのRGB値の差が所定値以上である差異部分1403を画像点滅などによって強調表示する。これによりユーザーは、両画像の画質差が大きい部分を容易に確認することができる。また、差異部分の基準画像と、調整後の印刷画像のCMYK値がCMYK値表示欄に表示されている。
また、画質比較調整画面1400には、CMYKのトーンカーブ調整が可能になっており、CMYK選択部1411で選択された色におけるトーンカーブ表示部1410が表示されている。CMYK選択部1411では、各色毎または一括でトーンカーブの調整と表示の一方または両方が可能になっている。調整に際してはトーンカーブ表示部1410の下欄に入力設定部1412が操作入力可能に表示され、トーンカーブ表示部1410の左欄に出力設定部1413が操作入力可能に表示されている。入力設定部1412で設定された入力値に対する出力値を出力設定部1413で設定することによってトーンカーブを補正することができる。トーンカーブ補正後のCYMK値は、CMYK値表示部1404に調整後の値として表示され、また、調整後の画像イメージが調整後画像イメージ1420として画面に表示される。したがって、YMCKトーンカーブを編集しながら再印刷出力画像へ反映させながら目視により比較することができる。
画質比較調整画面1400に表示されているOK釦1405を押釦することでトーンカーブ補正が確定し、画像出力設定におけるCMYKトーンカーブ設定に反映される。また、キャンセル釦1406の押釦により設定内容がキャンセルされ、現調整操作前の設定に戻ることができる。
なお、本実施形態では、サンプル出力を基準画像としてジョブデーターと関連付けて保存する処理を行っており、該処理はユーザーの設定に従って実行することができる。
図7は、チケット編集画面1430にポップアップ表示された基準画像選択画面1440を示すものである。
基準画像選択画面1440には、サンプル出力の対象を設定する1部出力釦1441、シート出力釦1442がそれぞれ押釦可能に表示されている。1部出力釦1441の押釦では、1部サンプル出力が実行され、シート出力釦1442の押釦では、プレビュー中のシートをサンプル出力することができる。
さらに基準画像選択画面1440には、基準画像保存釦1443が押釦可能に設けられている。基準画像保存釦1443が押釦されると、サンプル出力されてインラインセンサーで読み取られた画像がジョブに関連付けられて画像メモリー(DRAM)120やHDD123などの記憶部に保存される。また、基準画像選択画面1440には、チャート画像保存釦1444が押釦可能に設けられている。
チャート画像保存釦1444が押釦されると、テストチャート画像の出力を行い、印刷画像がインラインセンサーで読み取られてジョブデーターに関連付けて画像メモリー(DRAM)120やHDD123などの記憶部に保存される。本実施形態により取得されるテストチャート画像の取得は、従来動作で行われるテストチャートを用いた場合の画質補正にくらべ、出力画像状態により近い画質状態の取得、記録を目的とする点で従来と異なる。
基準画像選択画面1440に押釦可能に設けられたOK釦1445を押釦することで、基準画像に関する設定が確定し、同じく基準画像選択画面1440に押釦可能に設けられたキャンセル釦1446を押釦することで、基準画像に関する設定がキャンセルされる。
上記ジョブデーターとジョブデーターに関連付けられた基準画像のデーターとは、保存されている画像形成装置で利用する他、他の画像形成装置に転送して利用することもできる。転送はネットワークなどを介して他の画像形成装置に転送するものであってもよく、また、USBメモリーのように、取り出し可能な記憶媒体にデーターを保存して、他の画像形成装置で読み出すようにしてデーターの転送を行うものであってもよい。
図8に、上記データーの転送が可能とされた画像形成装置本体10a、10bを接続した画像形成システム1aを示す。以下、説明する。
画像形成装置本体10a、10bには、それぞれ中継装置本体20a、20bが接続されており、中継装置本体20a、20bに、それぞれ画像形成装置本体10a、10bで印刷された用紙上の印刷画像を読み取るインラインセンサー25a、25bを備えている。
画像形成装置本体10aでジョブAを実行して、インラインセンサー25aで読み取った基準画像のデーターをジョブデーターと関連付けて、これらをセットにして、ネットワーク、記録媒体などを通じて画像形成装置本体10bに転送する。
画像形成装置本体10bでは、受け取ったジョブデーターを実行し、出力画像をインラインセンサー25bで読み取って画像形成装置本体10aから受けた基準画像のデーターと容易に比較することが可能となる。
また、ジョブデーターは、チケット編集を行うことができる。チケット編集画面1430を図9に示す。
チケット編集画面1430では、用紙プロファイルなどの用紙設定欄1431やレイアウトの変更を伴う応用設定釦1432などが操作可能に設けられている。これらの設定がなされると、ジョブデーター初回実行時に取得された基準画像との比較ができなくなる。このため、チケット編集がジョブデーターにおいて実施された場合は、基準画像のデーターが付属されている場合は基準画像のデーターを消去する。なお、チケット編集のうちで、上記画像に影響がある設定事項に限定して基準画像のデーター消去を行うようにしてもよい。
また、ジョブデーターは、ページ編集を行うことができる。ページ編集画面1450を図10(a)(b)に示す。ページ編集画面1450では、ページ順のイメージ表示1451がなされており、特定のページを選択して挿入紙の挿入指示欄1452による指定により、図10(b)に示すように白紙1453を途中のページに挿入したりする処理を行うことができる。例えば基準画像を3ページ目とすると、図10(b)のように3ページ目に白紙を挿入した場合、プリント後の基準画像取得ページが変更される。そのため、ページ編集が行われた際に、図10(b)のように基準画像に影響する形でページ順が変わった場合は基準画像を4ページ目としてジョブデーターに関連付け直しを行う。
上記各実施形態では、基準画像をサンプル出力画像やテストチャート画像から取得する場合について説明したが、本プリントにおける原稿画像から基準画像を取得することも可能であり、ジョブが複数部数を出力する設定では、例えば1部目の印刷画像を基準画像として取得することができる。この手順を図11のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、ジョブAの1部目が出力され(ステップs50)、インラインセンサーで1部目の出力画像が読み取られ基準画像とされる(ステップs51)。次いで、2部目以降で設定された部数N部目まで出力され(ステップs52)、その後、ジョブAに関するジョブデーターと基準画像のデーターとを関連付けて画像メモリー(DRAM)120やHDD123に保存する(ステップs53)。
次に、本体タスクにおいて任意の時期に再印刷する手順では、時間経過によって資材の使用による消耗や劣化が起きている場合があるため、ジョブデーターと基準画像のデーターを読み出し、基準画像と同じページを用紙にサンプル出力する(ステップs60)。サンプル出力による印刷画像(出力画像)をインラインセンサー25で読み取り(ステップs61)、基準画像との画質比較結果に応じて処理を選択する(ステップs62)。画質結果がNGの場合、トーンカーブ調整を可能にし(ステップs63)、トーンカーブ調整の手順が完了すると、画質OKになるまでステップs60に戻ってサンプル出力、画質比較、トーンカーブ調整を繰り返す。
画質OKと判断されると(ステップs62、OK)、保存されているジョブデーターに基づいてジョブAを1部目から設定部数であるM部目まで再印刷し(ステップs64〜s65)、再印刷処理を終了する。
上記手順では、ジョブデーターの初回印刷時において、サンプル出力を実行しない場合でも基準画像を作成するため、1部目印刷物をインラインセンサーで取得した画像を基準画像として保存する。そして、再印刷時に比較画像として使用することができる。
次に、初期画面でのモード入力に従って、通常印刷、再印刷を行う手順を図12のフローチャートに示す。以下、説明する。
電源ON後、初期画面が表示され(ステップs70)、モード入力に従って処理が行われる(ステップs71)。
モード入力で、通常印刷、再印刷、その他のいずれかが選択される。
通常印刷が選択されると(ステップs71、通常印刷)、印刷設定が読み出され、印刷設定の変更が可能になる(ステップs72)。設定が確定すると、サンプル出力(印刷)を行うかの判定がなされ(ステップs73)、サンプル印刷の設定がなされている場合、サンプル印刷(ステップs74)が行われた後、サンプル印刷の設定がなされていない場合はそのまま、印刷を実行するかの判定がなされる(ステップs75)。印刷実行でない場合(ステップs75、NO)、ステップs73に戻る。印刷実行の場合(ステップs75、YES)は、印刷実行をし(ステップs76)、保存設定であるかを判定する(ステップs77)。保存設定でなければ、電源OFFかの判定を行う(ステップs79)。保存設定であれば、画像データー、印刷設定を含むジョブデーターと基準画像とを記憶部に保存し(ステップs78)、電源OFFかの判定を行う(ステップs79)。
電源OFFである場合(ステップs79、YES)、処理を終了し、電源OFFでない場合(ステップs79、NO)、ステップs70に戻って初期画面を表示し、モード入力を待つ。
モード入力で再印刷が選択された場合(ステップs71、再印刷)、保存ジョブリストを表示し(ステップs80)、保存ジョブ選択入力を可能にし、選択入力を受け付けて保存ジョブの選択を確定する(ステップs81)。次いで、ジョブチケット編集が選択されているかを判定し(ステップs82)、ジョブチケット編集が選択されていれば、ジョブチケット編集の処理(ステップs83)を行った後、ジョブチケット編集が選択されていなければ、そのままサンプル印刷を行う設定がなされているかの判定を行う(ステップs84)。サンプル印刷が選択されていれば、サンプル印刷の処理(ステップs85)を行った後、サンプル印刷が選択されていなければ、そのまま印刷実行かの判定を行う(ステップs86)。印刷実行のタイミングでなければ(ステップs86、NO)、ステップs80に戻って保存ジョブリストを表示する。印刷実行のタイミングであれば(ステップs86、YES)、印刷を実行し(ステップs87)、電源OFFかの判定を行う(ステップs79)。
上記手順におけるジョブチケット編集の手順を図13のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、チケット編集画面を表示し(ステップs90)、画質調整の設定がなされているかを判定する(ステップs91)。画質調整の設定がなされていれば(ステップs91、YES)、画質調整を行い(ステップs92)、その後、基準画像のデーターを削除し(ステップs93)、処理を終了する。画質調整で全てのページの画質に影響する調整を行った場合にはすべての基準画像を削除し、指定したページの画質のみを調整した場合にはそのページの基準画像のみ削除する。
画質調整の設定がなされていなければ(ステップs91、NO)、画像ページ編集が選択されているかを判定し(ステップs94)、画像ページ編集が選択されていなければ(ステップs94、NO)、ジョブチケット編集の手順を終了する。画像ページ編集が選択されていれば(ステップs94、YES)、ページ編集を行い(ステップs95)、基準画像の並び替えを行って(ステップs96)、処理を終了する。
次に、図12のフローチャートに含まれる基準画像の並び替えの手順を図14のフローチャートに基づいて説明する。
ページ編集で、挿入なしでページ並び変えがされていると(ステップs100)、基準画像の並び変えを行い(ステップs101)、白紙挿入が行われていると(ステップs102)、基準画像ページは挿入ページを飛ばして設定する(ステップs103)。他ジョブが挿入されると(ステップs104)、他ジョブの基本画像の有無を判定する(ステップs105)。他ジョブの基本画像がなければ(ステップs105、NO)、ステップs103に移行し、他ジョブの基本画像があれば(ステップs105、YES)、基準画像に他ジョブ基本画像を挿入し(ステップs106)、処理を終了する。
次に、図13のフローチャートに含まれるサンプル出力の手順を図15のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、メニュー表示がされ(ステップs110)、OK釦の押釦を待機する(ステップs111)。OK釦が押釦されると(ステップs111、YES)、1部またはプレビューページまたは画像テストチャートを印刷し(ステップs112)、印刷画像をインラインセンサーでスキャンしつつ読み取りRAMなどに一時記憶する(ステップs113)。次いで、保存ジョブのサンプル印刷であるかを判定し(ステップs114)、保存ジョブのサンプル印刷でなければ(初回印刷)、1部またはプレビューページまたは画像テストチャートの印刷に応じて、1部印刷では全ページ、ページに対応付けて基準画像として保存し、プレビューページの印刷では、そのページに対応付けて基準画像として保存し、チャートの印刷では、ジョブに対応つけて基準画像として保存し(ステップs115)、処理を終了する。
また、保存ジョブのサンプル印刷であれば(ステップs114、YES)、基準画像が有るかを判定する(ステップs116)。「1部」、「プレビュー」ではそのページに対応する基準画像が有るかで判断し、「チャート」ではそのジョブにチャートの基準画像が関連付けられているかで判断する。基準画像がなければ(ステップs116、NO)、手順を終了し、基準画像が有れば(ステップs116、YES)、1部またはプレビューページまたは画像テストチャートの印刷に応じて、基準画像との比較を行う。すなわち、1ページ印刷の都度、基準画像と比較し、画質の良否を判定する。「否」と判定された場合は、そのページの用紙を別トレイに排紙して一旦停止し、装置の調整を行った上で、そのページから印刷を再開するようになっている。なお、保存ジョブの再印刷では、「画質調整」「ページ編集」により、基準画像があるページと無いページが混在する場合があるが、ページ毎に基準画像の有無を判定し、基準画像が無いページについては、画質良否判定をスキップするようにしてもよいし、保存ジョブのサンプル印刷で読み取った画像または1部目の印刷で読み取った画像をそのページの基準画像として使用するようにしてもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成システム
10 画像形成装置本体
10a 画像形成装置本体
10b 画像形成装置本体
11 画像形成部
20 中継装置本体
25 インラインセンサー
30 後処理装置本体
110 制御CPU
113 不揮発メモリー
130 スキャナー部
140 操作部
150 プリンター部
1400 画質比較調整画面
1430 チケット編集画面
1440 基準画像選択画面

Claims (17)

  1. 印刷実行されたジョブのジョブデーターを保存しておき、前記ジョブデーターに基づいて再印刷する機能を有する画像形成装置であって、
    前記ジョブデーターに基づいて用紙に印刷を行う画像形成部と、
    前記画像形成部で印刷された用紙上の画像を読取る画像読取部と、
    前記ジョブデーターが保存される記憶部と、
    前記ジョブの印刷実行の際に前記画像読取部で読み取られた画像を基準画像として、前記基準画像のデーターを前記ジョブデーターと関連付けて前記記憶部に保存する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記再印刷の実行に際し前記画像読取部で読み取られた印刷画像と、前記基準画像とを比較し、比較結果に応じて前記印刷における画質調整に関する動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記記憶部は、前記ジョブデーターを複数保存でき、前記制御部は複数の前記ジョブデーターのうちの1つを選択して再印刷可能であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記基準画像のデーターを前記ジョブデーターの保存時に前記記憶部に保存することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、サンプル出力機能を有し、前記再印刷の実行に際し、前記サンプル出力機能により印刷されて前記画像読取部で読み取られた印刷画像と前記基準画像とを比較することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記基準画像は、用紙に印刷された原稿画像またはテストチャート画像であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記ジョブが複数部数を出力するものであり、前記制御部は、前記ジョブの初回印刷時に、初回印刷の一部目を基準画像とし、再印刷では初回印刷における前記基準画像を使用することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 表示および操作の受付けが可能な操作表示部を有し、
    前記制御部は、前記比較結果に応じて前記比較結果を前記操作表示部に表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、画質調整に関する動作として、自動での画質調整または操作者による画質調整の操作入力を受付可能にすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記基準画像と前記画像読取部で読み取られた印刷画像とが所定以上差異を有すると判定する場合、前記画質調整に関する動作を行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記基準画像と前記画像読取部で読み取られた印刷画像とが所定以上は差異を有しないと判定する場合、前記画質調整に関する動作を行わないことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記画質調整において出力画像のRGB値のトーンカーブの変更があると、変更されたRGB値をCMYKトーンカーブ設定に反映することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記ジョブデーターに関し、チケット編集で画像に影響するパラメーターが変更された場合、前記ジョブデーターに関連付けられた前記基準画像のデーターを削除することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記ジョブデーターに関し、ページ編集がされると前記基準画像の並び変えを行うことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記ジョブデーターと該ジョブデーターに関連付けられた前記基準画像のデーターとをセットにして装置外に転送可能であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 請求項14に記載の転送された、ジョブデーターと該ジョブデーターに関連付けられた基準画像のデーターとを受け、前記ジョブデーターに基づいて再印刷する機能を有する画像形成装置であって、
    ジョブデーターに基づいて用紙に印刷を行う画像形成部と、
    前記画像形成部で印刷された用紙上の画像を読取る画像読取部と、
    前記ジョブデーターが保存される記憶部と、
    前記再印刷の実行に際し前記画像読取部で読み取られた印刷画像と、前記基準画像とを比較し、比較結果に応じて前記印刷における画質調整に関する動作を行う制御部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の画像形成部、画像読取部、記憶部および制御部を備えることを特徴とする画像形成システム。
  17. 印刷実行されたジョブのジョブデーターを保存しておき、前記ジョブデーターに基づいて再印刷する画像形成方法であって、
    前記ジョブの印刷実行の際に用紙上の画像を基準画像として読み込み、前記ジョブデーターと関連付けて前記基準画像のデーターを保存し、前記ジョブデーターに基づいて再印刷を実行する際に読み込まれた印刷画像と前記基準画像とを比較し、比較結果に応じて前記再印刷の印刷における画質調整に関する動作を行うことを特徴とする画像形成方法。
JP2013012645A 2013-01-25 2013-01-25 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 Active JP6037121B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012645A JP6037121B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013012645A JP6037121B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014146859A JP2014146859A (ja) 2014-08-14
JP6037121B2 true JP6037121B2 (ja) 2016-11-30

Family

ID=51426803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013012645A Active JP6037121B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6037121B2 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6492566B2 (ja) * 2014-11-18 2019-04-03 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム
JP6451266B2 (ja) * 2014-12-02 2019-01-16 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム
JP6478610B2 (ja) * 2014-12-12 2019-03-06 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷システムにおける制御方法およびプログラム
JP6511835B2 (ja) * 2015-01-30 2019-05-15 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成制御方法
JP6536168B2 (ja) * 2015-05-21 2019-07-03 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像確認方法
JP6299708B2 (ja) 2015-09-01 2018-03-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび管理装置
JP6759837B2 (ja) * 2016-08-12 2020-09-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
US9940074B1 (en) * 2017-03-31 2018-04-10 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Method to determine the best printing device amongst a group of printing devices using an in-line spectrophotometer
US10338863B1 (en) * 2017-12-29 2019-07-02 Konica Minolta Laboratory U.S.A., Inc. Method and system for reuse of color measurement data for color verification of a printer, image forming apparatus, or multi-functional peripheral (MFP)
JP2019132966A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP7040087B2 (ja) * 2018-02-09 2022-03-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成処理装置、画像形成処理方法および画像形成処理プログラム
JP2019202426A (ja) * 2018-05-21 2019-11-28 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび損紙判定プログラム
JP7059819B2 (ja) * 2018-06-14 2022-04-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び検査基準画像生成方法
JP7147383B2 (ja) * 2018-09-03 2022-10-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP7135671B2 (ja) * 2018-09-27 2022-09-13 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および画像形成装置用プログラム
JP7147436B2 (ja) * 2018-09-28 2022-10-05 コニカミノルタ株式会社 検査装置、画像形成装置、および検査装置用プログラム
JP7151347B2 (ja) * 2018-10-03 2022-10-12 コニカミノルタ株式会社 画像形成システムおよび制御プログラム
JP2020154081A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システム、管理装置および画像形成プログラム
JP2021037723A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4937802B2 (ja) * 2007-03-19 2012-05-23 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法、およびそのプログラム
JP5168651B2 (ja) * 2008-09-10 2013-03-21 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成システムおよび後処理装置
JP2012224035A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Canon Inc 印刷装置、印刷装置の制御方法、及びプログラム
JP2013044947A (ja) * 2011-08-24 2013-03-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014146859A (ja) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6037121B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
JP7450650B2 (ja) 画像形成装置
JP7006163B2 (ja) 画像処理装置およびプログラム
JP5862899B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP6066058B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法
US9086668B2 (en) Image forming system and post-processing device with sheet size acquisition
US20110170127A1 (en) Image forming apparatus and image forming system equipped therewith
US8854649B2 (en) Non-transitory computer-readable medium storing information processing program, information processing apparatus, and information processing method
JP4341716B2 (ja) 画像形成装置
JP7482594B2 (ja) 画像形成装置およびプログラム
JP6299708B2 (ja) 画像形成装置、画像形成システムおよび管理装置
JP2022051767A (ja) 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP6492751B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP7040087B2 (ja) 画像形成処理装置、画像形成処理方法および画像形成処理プログラム
JP2019074586A (ja) 画像処理装置およびプログラム
JP5776668B2 (ja) 画像形成装置、制御方法
JP5773154B2 (ja) 画像形成入力装置および画像形成装置
JP5930269B2 (ja) 画像形成制御部および画像形成装置
JP5360353B2 (ja) 画像形成装置
JP6652085B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法、プログラム
JP5861828B2 (ja) 画像形成装置
JP2017208685A (ja) 画像形成装置、画像形成管理装置、画像形成方法および画像形成調整プログラム
JP6673069B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成制御プログラム
JP5971478B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2018091970A (ja) 画像形成装置、情報処理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6037121

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150