JP2019132966A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体上の画像の検査を効率よく、かつ正確に行うことを可能にする。【解決手段】ジョブに基づいて記録媒体に画像を印刷する画像形成装置であって、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、画像形成部で画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、読取画像に基づいて記録媒体上の画像の良否を判定する制御部とを有し、制御部は、プルーフ出力に際し、少なくとも、プルーフ出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、画像形成前のジョブの印刷用画像とを比較して、記録媒体上の画像の良否を判定する画像検査を行うことができ、ジョブの本出力に際し、少なくとも、本出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、プルーフ出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、を比較して、本出力における記録媒体上の画像の良否を判定する画像検査を行うことができる。【選択図】図7

Description

本発明は、印刷物を読み取った読取画像に基づいて画像の良否を判定することができる画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンター、複合機などの画像形成装置の分野では、用紙上の画像を読み取った読取画像を解析し、画像の異常の検出や画質調整を行う装置が知られている。例えば、読取画像と印刷用の画像などの正解画像を比較して、正解画像と一致しているかの判定を行うことによって、画像の汚れや色ずれ、位置ずれ等が発生しているかの判定をしたり、故障診断機能によりスジの情報などを検出して機械の故障部分を診断したりすることが行われている。また、用紙の挿入紙や断裁代などに調整用画像を印刷し、調整用画像を読み取って解析し、画質の調整を行う装置が知られており、調整用画像を読み取って画質の調整を行う場合にも、調整不能などによって異常を判定することができる。画像が異常であると判定された場合は不良とされ、ヤレ紙を通常とは異なる排出先へ排紙する処理などが行われている。
例えば、特許文献1では、印刷が完了した用紙を読み取り、正解画像と、印刷した用紙をスキャンしたスキャン画像とを比較することにより、印刷物の品質を検査する装置が開示されている。特許文献1では、予め印刷した用紙をスキャンし、ユーザーが目視により検品して異常がないと判断したスキャン画像を正解画像として用いている。
特開2016−146514号公報
しかし、特許文献1では、正解画像を作成する際にユーザーの目視による確認を行うことが必要であるため、作業が面倒であるとともに、仮にユーザーが異常を見落とした場合、異常のある画像が正解画像に混入してしまうという問題が発生する。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであり、記録媒体上の画像の良否判定を、効率的かつ正確に画像の良否判定を行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、ジョブに基づいて記録媒体に画像を印刷する画像形成装置であって、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部で画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて、前記記録媒体上の画像の良否を判定する制御部と、を有し、前記制御部は、プルーフ出力に際し、少なくとも、プルーフ出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、画像形成前のジョブの印刷用画像とを比較して、前記記録媒体上の画像の良否を判定する画像検査を行うことができ、
ジョブの本出力に際し、少なくとも、本出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、前記プルーフ出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、を比較して、本出力における前記記録媒体上の画像の良否を判定する画像検査を行うことができる。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、本出力で画像の良否を判定する際は、前記プルーフ出力において画像が正常であると判定された読取画像のみを、本出力において読み取られた読取画像との比較に用いる。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、プルーフ出力において、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、ユーザーに報知する制御を行う。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記プルーフ出力において、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された画像の記録媒体を通常の排紙先とは区別して排紙する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、画像検査に際し、画像の比較によって画像が正常でないと検知された場合、画像の良否の判定をユーザーにより確定可能とすることを可能にする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、画像検査に際し、画像の比較によって画像が正常でないと検知された場合に、ユーザーにより画像が正常であると確定された場合は、画像検査においてその画像は正常であると判定する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された画像について新たな記録媒体にリカバリ印刷する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記プルーフ出力において、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された画像についてのみ新たな記録媒体にリカバリ印刷する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記プルーフ出力で前記リカバリ印刷を行う場合、画像の良否判定を行っているジョブの全てのページの印刷を行った後に行う。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、リカバリ印刷前に、ユーザーにより画像が正常でないことが確定されている場合、当該画像形成装置の稼働を停止させずに、リカバリ印刷を実行する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、少なくとも、リカバリ印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、画像形成前のジョブの印刷用画像とを比較して、前記画像の良否を判定する画像検査を行う。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記プルーフ出力において画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された記録媒体の後続の記録媒体に対し、画像の良否の判定を継続する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、ジョブが後処理を行う後処理設定がされている場合、画像検査を行うときは、後処理設定を無効にする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、ジョブが後処理を行う後処理設定がされている場合、画像検査を行うときに、後処理設定を無効にしない。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、画像検査に際し、後処理設定が、画像の印刷領域へ影響を及ぼす機能がある場合は後処理設定を無効とし、画像の印刷領域へ影響を及ぼさない機能である場合は無効としない。
本発明によれば、効率よく、印刷物の画像の良否を判定することができ、さらには画像良否の判定精度を高めることができる。
本発明の一実施形態における画像形成装置の構成を示す図である。 同じく、画像形成装置の機械的構成の概略を示す図である。 同じく、排紙装置の機械的構成の概略を示す図である。 同じく、画像形成装置の制御ブロックを示す図である。 同じく、印刷および画像検査関係における制御ブロックを示す図である。 同じく、印刷および画像検査関係における制御ブロックの処理内容を示す図である。 同じく、画像検査の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における画像検査による生産性と、従来の画像検査による生産性と、その差を示す図である。 本発明の一実施形態におけるプルーフ出力と本出力における画像検査の比較対象を示す図である。 同じく、プルーフ出力の際の画像検査を説明する図である。 同じく、プルーフ出力の際のリカバリ印刷の動作を説明する図である。 本出力の際のリカバリ印刷の動作を説明する図である。 同じく、プルーフ出力の際の画像検査レポートの表示画面を示す図である。 同じく、プルーフ出力の際に、画像に異常があると判断したときに、ユーザー判定に基づく排紙およびリカバリ印刷の動作を説明する図である。 同じく、プルーフ出力の際に画像に異常がある判断したときに、ユーザー判定の有無に基づく装置動作とリカバリ印刷の動作を説明する図である。 従来の画像検査の手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態の画像形成装置を添付図面に基づいて説明する。
画像形成装置1は、図1、2に示すように、画像形成を行う装置本体10を備え、その前段側に給紙装置40、装置本体10の後段側に読取装置20を有しており、読取装置20の後段側には排紙装置30を有している。各装置および装置本体は、電気的および機械的に接続されており、接続間で、通信および用紙の搬送が可能になっている。
画像形成装置1には、LAN3を介して外部装置5などが接続されている。なお、LAN3は、他のネットワークを用いることができ、特定のものに限定されるものではなく、有線、無線を問わず、WANなどを用いるものであってもよい。
給紙装置40は、用紙を収納する複数の給紙段を備えている。給紙段に収納される用紙は、後段の装置本体10に供給可能となっている。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。なお、本発明としては、記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどからなるものであってもよい。
装置本体10は、筺体内の下部側に、複数の給紙トレイを備えた本体給紙部12が配置されている。本体給紙部12では、各給紙トレイに用紙が収納される。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックからなるものであってもよい。
装置本体10の筺体内には、搬送路13が設けられており、給紙装置40または本体給紙部12から供給される用紙が搬送路13に沿って下流側に搬送される。
搬送路13の途中付近には、用紙に画像を形成する画像形成部11が設けられている。
画像形成部11は、各色用(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)用の感光体11aを有しており、感光体11aの周囲には、図示しない、帯電器、LD(レーザダイオード)、現像器、クリーニング部等が備えられている。また、画像形成部11は、各色用の感光体11aと接触する位置に、中間転写ベルト11bを有している。中間転写ベルト11bは、その途中に設けられた二次転写部11cにおいて搬送路13上の用紙と接触する。また、搬送路13では、二次転写部11cよりも下流側の位置に定着器11dが備えられている。
用紙に画像を形成する場合、帯電器によって感光体11aが一様に帯電された後に、感光体11aに対しLDからレーザー光が照射されて、感光体11a上に潜像が形成される。感光体11a上の潜像は、現像器によって現像されてトナー像となり、感光体11a上のトナー像は中間転写ベルト11bに転写され、中間転写ベルト11b上の画像は、二次転写部11cにおいて用紙に転写される。画像が形成されて、搬送路13に沿って搬送される用紙は、定着器11dによって画像の定着が行われる。
なお、この実施形態では、画像形成部11は多色で画像形成を行うものとして説明したが、本発明としては、画像形成部11は、モノクロなど、単色で画像形成を行うものであってもよい。
また、搬送路13は、定着器11dの下流側で、反転搬送路15が分岐している。反転搬送路15の途中には、下流搬送路17が分岐して、反転搬送路15の分岐地点よりも下流側で搬送路13に接続されている。反転搬送路15では、下流搬送路17が分岐した地点よりも下流側で退避搬送路16が分岐している。反転搬送路15の下流端は、画像形成部11よりも上流側の位置で搬送路13に合流している。搬送路13は、ストレート方向において後段に接続された読取装置20の搬送路23に接続されている。
用紙の片面に画像形成を行う場合、画像形成後の用紙は、そのまま搬送路13をストレートに搬送されて読取装置20の搬送路23へ搬送される。
画像形成後に用紙のフェイス面の切り替えを行う場合は、用紙を反転搬送路15に搬送し、下流搬送路17の分岐点を超えて搬送した後、反転搬送路15を逆方向に搬送し、下流搬送路17を通って搬送路13の下流側に搬送する。
用紙を反転して用紙の裏面に画像を形成する場合、用紙を搬送路13から反転搬送路15に送り、退避搬送路16に送った後、用紙の先後を変えて反転搬送路15の下流側に送り、搬送路13に環流する。その後、画像形成部11において用紙の裏面側への画像形成が行われる。
また、装置本体10は、筐体の上部に操作部140が備えられている。操作部140は、タッチパネルを供えたLCD141と、テンキー等の操作キー群とを有しており、情報の表示および操作入力の受付が可能となっている。操作部140は、表示部に相当し、操作部を兼ねている。
なお、この実施形態では、操作部140は操作部と表示部とが一体となっているが、操作部と表示部とが一体となっていないものでもよく、例えば、操作部をマウスやタブレット、端末等によって構成してもよい。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
また、装置本体10の筐体の上部には、操作部140が位置しない場所に、自動原稿給送装置(ADF)18が備えられている。自動原稿給送装置(ADF)18は、原稿載置台にセットされた原稿を自動で給送するものであり、自動原稿給送装置(ADF)18で給送される原稿は、図4で示されるスキャナー部130によって読み取られる。
なお、原稿の読み取りは図示しないプラテンガラス上で行うことも可能である。
また、スキャナー部130では、画像形成装置1から出力された印刷物をセットして読み取りを行うことも可能である。例えば、画像形成装置1で出力された用紙をセットして読み取りを行い、用紙に形成された画像の読み取りを行うこともできる。この場合、スキャナー部130は、画像読取部に相当する。
また、装置本体10は、画像制御部100を有している。画像制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUやCPUで動作するプログラム、メモリなどによって構成することができる。なお、画像制御部100は、装置本体外に設けられるものであってもよい。
読取装置20は、搬送路23を有しており、装置本体10から導入される用紙が搬送路23に沿って搬送される。搬送路23の下流側は、後段の排紙装置30に接続されている。
搬送路23の途中付近には、搬送路23で搬送される用紙の下面の画像の読み取りを行う画像読取部24と、用紙の上面の画像の読み取りを行う画像読取部25が備えられており、画像読取部24が画像読取部25よりも用紙搬送方向の上流側に位置している。
画像読取部24、25は、CCDセンサやCMOSセンサ等によって構成することができ、搬送路23で搬送される用紙の画像を、搬送方向と交差する方向全体に亘って読み取りを行うことができる。画像読取部24、25で読み取られた読取結果は、読取装置20に備える読取制御部200に送信される。読取制御部200は、CPUやCPUで動作するプログラム、メモリなどによって構成することができる。なお、読取制御部200は、装置本体外に設けられるものであってもよい。
なお、上記説明では、二つの画像読取部で用紙の表裏の画像を読み取るものとしたが、画像読取部の前後に反転搬送路を設け、用紙の反転搬送を行うことで一つの画像読取部で用紙の表裏の画像を読み取るものとしてもよい。
また、この実施形態では、読取装置が装置本体にインラインで機械的に接続されているものとして説明しているが、読取装置が画像形成装置に機械的に接続されていないものであってもよい。読取結果は通信線やネットワークで接続して画像制御部に送るようにしてもよい。
読取制御部200では、画像制御部100で画像検査を行う場合は、読取画像を画像制御部に転送する。この場合、画像制御部は、本発明の制御部に相当する。また、読取制御部200で読取画像を用いて画像検査を行うものとしてもよい。この場合、読取制御部は、本発明の制御部に相当する。
制御部では、少なくとも、画像読取部で読み取られた読取画像と、正解画像とを比較することで画像の良否判断を行うことができ、その結果を良否判定結果とすることができ、さらに、ユーザーの確定を待って良否判定を確定させることができる。
画像の比較では、プルーフ出力と本出力とで異なる正解画像を用いる。プルーフ出力は、出来上がりの確認などのために、1部宛の出力物などを印刷するものである。
プルーフ出力では、RIP画像などのジョブの印刷用画像を正解画像として画像検査を行う。
本出力では、プルーフ出力で印刷された画像を読み取った読取画像を正解画像として用いる。この際には、画像の良否判定によってプルーフ出力における読取画像が正常であると判定されたもののみを正解画像として用いるのが望ましい。
画像の比較に際しては、所定の基準に従って、画像の良否を判断することができ、その基準は特に限定されるものではなく、ジョブによって異なる基準を用いるものとしてもよい。
読取装置20を経た用紙は、排紙装置30に搬送されて、所定の排紙先に排紙される。図3に排紙装置30の一例を示す。
排紙装置30は、図3に示すように、読取装置20の搬送路23に接続される搬送路33を有しており、搬送路23によって搬送される用紙を排紙装置30内で搬送路33により搬送することができる。搬送路33は、下流側で第1搬送路331および第2搬送路332に分岐しており、第1搬送路331には第2排紙トレイ35が接続され、第2搬送路332には異常紙排紙トレイ36が接続されている。また、排紙装置30内には、用紙をスタックして排紙する第1排紙トレイ34を有しており、搬送路33によって用紙が搬送される。
この排紙装置30は3つの排紙先を備えているが、排紙先の数は特に限定されるものではなく、1つのものであってもよい。排紙装置30では、排紙先の切り替えが可能となっている。排紙装置30では、画像検査などによって用紙に異常が検知された場合に、用紙を正常な排紙とは区別して排紙することが可能になっている。排紙の区別は異なる排紙先に排紙するものとしてもよく、また、同じ排紙先であっても排紙位置や向きなどを変えることで排紙の区別を行うものであってもよい。
排紙装置30には、排紙制御部300を備えており、画像制御部100などの指令を受けて用紙の搬送や排紙先の切替えなどを制御する。
この実施形態では、画像形成装置1は、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および排紙装置30により構成されているものとしているが、本発明の画像形成装置を構成する装置の数や種類は上記に限定されるものではなく、装置本体10のみによって画像形成装置1が構成されているものであってもよい。この場合、画像読取部は画像形成装置外に存在している。また、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および排紙装置30の他に他の装置を備えるものであってもよい。例えば、複数の排紙装置を接続して排紙部の数を増やしたものであってもよく、読取装置の後段に後処理装置を設けて、用紙に対する後処理を可能としたものであってもよい。
また、この実施形態では、画像読取部24、25が読取装置20内に設置されているが、例えば装置本体10内に画像読取部が設けられていてもよい。また、画像形成装置に、読取装置が機械的に接続されていないものであってもよい。機械的にオフラインであっても読取結果を取得することができれば本発明としての機能を果たすことができる。
さらに、画像形成装置に後処理装置を備えることにより、印刷後の用紙に対し所定の後処理を行うことができる。後処理の内容は特に限定されるものではなく、パンチ、ステープル、冊子処理などの適宜の処理を行うことができ、複数の後処理を行うものであってもよい。
次に、画像形成装置1の機能ブロックを図4に基づいて説明する。
画像形成装置1は、制御ブロック部110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを備えるデジタルコピアと、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160と、読取装置20と、排紙装置30とを有している。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、外部装置などから取得した画像データに対する処理を行う。
制御ブロック110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112に、DRAM制御IC111が接続され、DRAM制御IC111には、画像制御CPU113が接続されている。
画像制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。不揮発メモリ115には、画像制御CPU113で実行されるプログラムや、機械設定情報等の設定データ、プロセス制御パラメータ、読取画像と正解画像との比較に基づいて画像の良否を判定するための基準等が格納されている。
画像制御CPU113は、プログラムに実行によって画像形成装置1の全体の状態を把握し、画像形成装置1の制御を行うことが可能であり、用紙の搬送、画像形成等の動作や、画像形成用の画像データの処理、画像検査などの制御を行うことができる。この実施形態では、画像制御CPU113と画像制御CPU113で動作するプログラムによって、本発明の制御部が構成される。上記プログラムには、本発明のプログラムが含まれている。なお、プログラムは不揮発メモリ以外にHDDなどに格納されているものとしてもよく、持ち運び可能な記憶媒体に格納されていてもよい。
画像制御CPU113には、さらに、記憶部127が接続されている。記憶部127はRAM、HDD、SSDなどにより構成することができ、画像データ、ジョブデータ、プログラムやパラメータ、正解画像のデータ等の所望の情報を格納することができる。記憶部127に複数の装置を備えるものであってもよい。
画像制御CPU113には、さらに、スキャナー部130のスキャナー制御部132がシリアル通信可能に接続されている。
スキャナー部130は、用紙上の画像を光学的に読み取るCCD131と、スキャナー部130全体を制御するスキャナー制御部132を備えている。スキャナー制御部132は、画像制御CPU113による指示を受けてスキャナー部130の各部を制御する。スキャナー制御部132は、CPUや記憶部、CPUで動作するプログラム等によって構成される。CCD131には読み取り処理部116が接続されている。
画像制御CPU113には、さらに、操作部140の操作部制御部142がシリアル通信可能に接続されている。操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えている。
タッチパネル式のLCD141では操作入力および情報の表示が可能である。操作部制御部142は、画像制御CPU113の指示に基づき操作部140全体を制御するとともに、画像制御CPU113に情報を送信することができる。操作部制御部142は、CPUや記憶部、CPUを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作部140では、画像形成装置1における画像形成条件の設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能である。また、操作部140では、プルーフ出力の実施有無の設定、画像検査における画像比較結果に対する確定操作などを行うことができる。
また、画像制御CPU113では、画像読取部24、25で印刷物の読み取りを行って取得した読取画像と、予め用意した正解画像とを比較して、用紙上の画像の良否を判定することができる。画像の良否の判定は、パターンマッチング等の既知の手法によって行うことができ、例えば、比較結果の差分が所定値以上である場合に画像を不良と判定する。不良と判定された場合、不良の画像が印刷されている用紙を通常時とは区別して排紙するように制御することができる。区別した排紙は異なる排紙先に排紙するものでもよく、また、排紙位置や用紙の向きを変えるなどして排紙することで排紙を区別できるものとしてもよい。この実施形態では、通常とは異なる排紙先として異常紙排紙トレイ36を選択する。通常の排紙先としては、第1排紙トレイ34でも第2排紙トレイ35のいずれであってもよく、ジョブによって異なる排紙先を選定するものであってもよい。
画像制御CPU113には、さらに、プリンター部150のプリンター制御部152がシリアル通信可能に接続されている。
プリンター部150は、LD151と、プリンター制御部152とを備えている。プリンター制御部152は画像制御CPU113の指示に基づいてプリンター部150の全体を制御し、用紙の搬送や画像形成動作の制御を行う。プリンター部150には、画像形成部11や搬送路13、23、33等が含まれる。
LD151は、各色用のLDを総称するものである。LD151は、書き込み処理部126で処理された画像データに基づいて感光体に潜像を形成し、画像形成が行われる。
また、DRAM制御IC111には、画像メモリ(DRAM)120が接続されている。
画像メモリ(DRAM)120は、スキャナー部130で取得した画像データやLAN3を通して取得した画像データを格納するものであり、圧縮された画像データを格納する圧縮メモリ121と、非圧縮の画像データを格納するページメモリ122とを備えている。
圧縮メモリ121には、外部から受信した画像データを圧縮したデータ等を格納することができ、ページメモリ122には、画像形成用に展開した画像データや、読取画像の良否の判定に用いる基準画像のデータなどを格納することができる。
画像メモリ(DRAM)120には、出力するジョブの画像データや設定データを格納することができる。なお、ジョブのデータは記憶部127に格納することも可能である。
なお、DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データを画像メモリ120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリ120には予約されたジョブの画像データの格納も可能である。
DRAM制御IC111には圧縮IC118が接続されており、圧縮IC118には読み取り処理部116が接続されている。
読み取り処理部116は、スキャナー部130のCCD131で取得した画像データに対し、シェーディング処理等の所定の処理を行うものである。
圧縮IC118は、画像データの圧縮を行うことが可能であり、圧縮後の画像データは、圧縮メモリ121に格納される。
DRAM制御ICには伸長IC125が接続されており、伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。
伸長IC125は、圧縮された画像データの伸長を行うものであり、伸長後のデータは、ページメモリ122に一旦格納された後に、画像形成等に用いられる。
書き込み処理部126は、画像形成用の画像データに対して所定の処理を行うものであり、処理後の画像データはプリンター部150のLD151に送られて、画像形成が行われる。
また、プリンター部150のプリンター制御部152には、読取装置20の読取制御部200が接続されている。
読取装置20は、画像の読み取りを行うCCD240と、CCDスキャナーを制御する読取制御部200とを有している。読取制御部200は、CPUや記憶部、プログラム等によって構成される。読取制御部200は、画像制御CPU113の指示に従って読取装置20全体の制御を行い、画像の読み取りや、読み取った画像データの転送等を行うことができる。
読取制御部200には、排紙装置30の排紙制御部300が電気的に接続されている。
排紙制御部300は、排紙装置30の全体を制御するものであり、画像制御CPU113の指示に従って用紙の排紙を制御する。排紙制御部300は、CPUやCPUで動作するプログラム、記憶部等によって構成される。
排紙制御部300には、第1排紙トレイ34、第2排紙トレイ35、異常紙排紙トレイ36が制御可能に接続されており、用紙の搬送と排紙切り替えを行うことができる。
また、PCIバス112には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、LAN3に接続される外部装置5などから画像データ等を画像形成装置1で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データを外部装置などに送信したりする。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されている。画像メモリ162はDRAMなどで構成される。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、コントローラー制御部163と、通信制御部164が接続されている。コントローラー制御部163は画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行う。通信制御部164には、NIC165が接続されており、NIC165にLAN3が接続されている。
次に、画像形成装置1の基本的動作について説明する。
まず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で画像データを取得する場合、スキャナー部130のCCD131によって原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113によってスキャナー制御部132に指令が行われ、スキャナー制御部132によってCCD131の動作が制御される。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、その後、圧縮IC118において所定の方法によって画像データが圧縮される。
読み取り処理部116では、CCD131で読み取られた画像データに、アナログ信号処理、A/D(Analog to Digital)変換処理、シェーディング処理等の各種処理を施し、デジタル画像データを生成する。圧縮IC118では、所定の方法でデータの圧縮がなされる。データの圧縮方法は特に限定されるものではない。
圧縮IC118で圧縮された画像データは、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121に格納される。なお、画像データは記憶部127に格納することも可能である。圧縮メモリ121や記憶部127に格納された画像データは、画像制御CPU113によってジョブにおける画像データとして管理することができる。
画像データを外部から取得する場合、例えば、外部装置などからLAN3を通して画像データを取得する場合、画像データをNIC165で受信し、通信制御部164、DRAM制御IC161を介して、画像メモリ162に画像データを格納する。これらの動作は、コントローラー制御部163によって制御される。取得した画像データに対してRIP処理を行う場合は、コントローラー制御部163に画像データを転送してRIP処理を行い、得られたラスターイメージデータを画像メモリ162に格納する。なお、画像制御CPU113においてRIP処理を行うものとしてもよい。
画像メモリ162のデータは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に送信され、ページメモリ122に格納される。ページメモリ122に格納されたデータは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、圧縮された画像データは、圧縮メモリ121や記憶部127に格納される。
画像形成装置1でジョブとして画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121や記憶部127に格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出して画像データを展開する。
展開された画像データを書き込み処理部126に転送し、書き込み処理部126おいて書き込みデータを作成し、LD151によって感光体への画像の書き込みが行われる。その後、現像、転写、定着等を経ることにより、用紙に画像が形成される。
なお、ジョブ出力に際し、操作部140において、画像検査の実施有無の設定やプルーフ出力、本出力の指示行うことができる。
画像形成装置1をプリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置5内のプリンタドライバによって設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に、外部装置5→ NIC165→ 画像メモリ162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ122の順で転送され、ページメモリ122に格納される。
画像形成装置1では、画像出力に際し、本出力以外にプルーフ出力を行うことができ、本出力、プルーフ出力の双方で画像検査を行うことができる。
プルーフ出力は、ユーザーの指示などによって行うことができ、画像検査は、初期設定として有無の設定がされているものでもよく、また、出力に際し画像形成の実施有無の設定を行えるようにしてもよい。
画像検査は、前記したように、読取装置20による読取結果を用いて正解画像の比較などによって画像の良否を判定する。この際に、ユーザーによる確認を行うようにしてもよい。
次に、ジョブの印刷および画像検査に関わる機能を有する一部の制御ブロックを図5、6に基づいて説明する。
主制御部5−3では、画像入力、出力、画像検査、出力等の制御を行うことができ、画像データの処理のために、圧縮IC118、圧縮メモリ121、伸長IC125、第1ページメモリ122A、第2ページメモリ122Bなどを有している。第1ページメモリ122Aと第2ページメモリ122Bは、ページメモリ122に含まれるものである。主制御部5−3は、制御部の一部機能によって制御の機能を果たすことができる。
画像入力部5−1は、プリントコントローラーから画像を入力するものであり、ジョブデータでは画像検査の指示も受けることができる。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)がプリントコントローラーに相当する。画像入力部5−1は、主制御部5−3に接続されている。さらに、画像入力部5−1は、プルーフモード(正解画像生成モードであるものを含む)、本印刷(検査モードであるものを含む)の指示を受けることができる。
主制御部5−3には、画像形成部11が制御可能に接続されており、主制御部5−3では画像データを出力して画像形成部11に画像形成の指示を行うことができる。
主制御部5−3には、排紙先切り替え部5−4が制御可能に接続されている。排紙先切り替え部5−4は、排紙装置30に備えられており、排紙装置30に導入された用紙の排紙先の切り替えを行うことができる。
主制御部5−3には、読取装置20が制御可能に接続されており、主制御部5−3では、読取装置20に対し画像の読み取りの指示を行うことができる。さらに、主制御部5−3は、読取装置20から読み取り完了結果を読取画像とともに取得することができる。
主制御部5−3には、指示部5−2が制御可能に接続されている。指示部5−2は、操作部140によってその機能を果たすことができる。主制御部5−3では、指示部5−2を制御して、画像の比較によって画像が異常であると判断された際に、画像の良否を確定する指示を行うことを可能にする。
主制御部5−3では、画像検査部5−7に対し、読取画像の検査を指示することができる。画像検査部5−7は、画像制御部100の一部機能によって構成することができる。画像検査部5−7の検査結果は、主制御部5−3に通知することができる。
記憶部5−8は、印刷用画像データや、読取画像データ、正解画像データなどを格納し、適宜読み出しすることができる。
通知部5−9は、操作部140の一部機能を利用して、通知を行うことができる。例えば、画像が正常でないと判断される場合に、異常画像や異常箇所を通知する。
通知部5−9は、画像形成装置外の表示部などで通知を行う制御を行うものとしてもよい。
次に、上記制御ブロックにおける具体的な動作内容について説明する。
(1)画像入力部5−1から画像を入力する。プリントコントローラーからの受信などにより行われる。
(2)主制御部5−3は、印刷ジョブが開始されると、画像入力部5−1が入力した画像を、圧縮IC118を用いて圧縮し、圧縮メモリ121へ格納する。さらに、圧縮メモリ121に格納されている圧縮画像を、伸長IC125を用いて伸長し、第1ページメモリ122Aに格納する。
(3)主制御部5−3は、画像形成部11へ画像の出力を指示し、画像形成部11は画像を用紙に書き込みを行う。
(4)画像形成部11は、画像形成部11における用紙の排紙完了後、主制御部5−3へ用紙の排紙完了を通知する。
(5)主制御部5−3は、画像検査指示の有無を判断し、画像検査指示があれば、読取装置20に画像の読み取りを指示する。
(6)読取装置20では、印刷後の用紙を読み取り、第2ページメモリ122Bに格納し、読み取り完了を主制御部5−3に通知する。
(7)主制御部5−3は、画像検査部5−7へ、画像の検査を指示する。
(8)画像検査部5−7は、印刷用紙を読み取った画像に基づいて、不良がないか検査する。不良の検出箇所を主制御部5−3に通知する。
(9)主制御部5−3は、記憶部5−8へ、異常を検出した用紙を読み取った画像を保存する。
(10)主制御部5−3は、画像検査の結果、異常を検出した場合、排紙先切り替え部5−4に対し、排紙先を異常紙排紙用トレイに変更するように指示する。
(11)主制御部5−3は、通知部5−9へ、異常画像、及び異常箇所を通知する。
(12)主制御部5−3は、プリントコントローラーへリカバリ印刷を指示する。
※リカバリ印刷では、(1)から(11)を繰り返し行う。
次に、比較のため、従来の画像検査の手順を図16のフローチャートに基づいて説明する。
印刷画像データを受信し(ステップs30)、給紙処理により用紙を給紙する(ステップs31)。給紙された用紙に、印刷画像データによって印刷を行い(ステップs32)、画像検査設定が有効であるかを判定する(ステップs33)。画像検査設定が有効でない場合(ステップs33、No)、画像検査無しモードとして、印刷物を通常排紙トレイに用紙を排紙し(ステップs39)、全ページの印刷が終了したかを判定する(ステップs42)。
全ページの印刷が終了していなければ(ステップs42、No)、ステップs30に戻って手順を繰り返す。全ページの印刷が終了していれば(ステップs42、Yes)、手順を終了する。
ステップs33で、画像検査設定が有効である場合(ステップs33、Yes)、画像検査有りモードとして、印刷物の画像の読み取りを行う(ステップs34)。
次に、出力がプルーフ印刷であるかを判定する(ステップs35)。プルーフ印刷である場合(ステップs35、Yes)、正解画像生成モードとして、印刷物を通常排紙トレイに排紙し(ステップs39)、排紙後に、全ページの印刷が終了したかを判定する(ステップs42)。ステップs42の手順は前記と同様である。
ステップs35で、プルーフ印刷でない場合(ステップs35、No)、ジョブの本印刷であるのでプルーフ印刷の際に予め読み取った読取画像を正解画像として、ステップs34で読み取った読取画像と比較をして画像検査を行う(ステップs36)。画像検査の結果、画像が不良であったかを判定する(ステップs37)。
画像が不良であると判定されなかった場合(ステップs37、No)、異常は検出されなかったものとして、印刷物を通常の排紙トレイに排紙し(ステップs39)、全ページの印刷が終了したかを判定する(ステップs42)。ステップs42の手順は前記と同様である。
画像が不良であると判定された場合(ステップs37、Yes)、異常が検出されたものとして、印刷物を通常とは異なる排紙トレイに排紙し(ステップs38)、給紙済みの用紙の全てを、通常とは異なる排紙トレイに排紙する(ステップs40)。次いで、プリントコントローラーにリカバリ印刷の指示を行う(ステップs41)。リカバリ印刷では、異常が検知されたページと装置内に残留する給紙済みのページについて再印刷が行われる。
リカバリ印刷の指示後、全ページの印刷が終了したかを判定する(ステップs42)。ステップs42の手順は前記と同様である。
次に、本実施形態の画像検査の手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、本発明の制御部の制御によって実行される。
画像入力部5−1から印刷画像データを受信する(ステップs1)。主制御部5−3は、画像入力部5−1が入力した画像を、圧縮IC118を用いて圧縮し、圧縮後の画像を圧縮メモリ121に格納する。その後、圧縮メモリ121に格納されている圧縮画像を、伸長IC125を用いて伸長し、伸長した画像を第1ページメモリ122Aに格納する。なお、印刷用画像データはプリントコントローラーから受信する。
次に、用紙の給紙処理を行い(ステップs2)、印刷画像データにより用紙に印刷を行う(ステップs3)。主制御部5−3は、画像形成部11へ画像の出力を指示し、画像形成部11は、画像を用紙に転写して印刷する。画像形成部11は、装置本体10からの用紙の排紙完了後、主制御部5−3に用紙の排紙完了を通知する。
次に、画像検査設定が有効かを判定する(ステップs4)。主制御部5−3は、ジョブの設定情報や動作モード等に基づいて、画像検査指示の有無を判断する。
画像検査設定が無効である場合(ステップs4、No)、印刷物を通常の排紙トレイに排紙する(ステップs18)。
画像検査設定が有効である場合(ステップs4、Yes)、印刷後の用紙の画像の読み取りを行う(ステップs5)。主制御部5−3は、読取装置20に画像の読み取りを指示する。読取装置20では、印刷後の用紙の画像を画像読取部24、25の一方または両方で読み取り、取得した読取画像を第2ページメモリ122Bに格納し、読み取り完了を主制御部5−3に通知する。
画像の読み取りを終えると、プルーフ印刷かを判定する(ステップs6)。
プルーフ印刷である場合(ステップs6、Yes)、主制御部5−3は、画像入力部5−1から受信した印刷画像を正解画像として画像検査に備える(ステップs8)。主制御部5−3は、画像入力部5−1から受信した印刷用画像を正解画像とする。
主制御部5−3は、後処理設定がされている場合は設定を無効にする(ステップs9)。なお、前述したように、全ての後処理を無効にするのではなく、一部の後処理のみを無効にすることもでき、例えば、画像の印刷領域に影響のある後処理のみを無効とすることができる。また、ユーザーが後処理後の印刷物を確認したい場合などは、後処理を無効としなくてもよい
主制御部5−3は、読取装置20が読み取った読取画像を、本印刷の際の正解画像として登録し(ステップs10)、画像検査を行う(ステップs11)。
プルーフ印刷でない場合(ステップs6、No)、本印刷を行うものとして、プルーフモードで読み取った読取画像を正解画像として画像検査に備え(ステップs7)、画像検査を行う(ステップs11)。
画像検査では、主制御部5−3は、画像検査部5−7へ画像の検査を指示する。画像検査部5−7は、印刷用紙を読み取った画像に不良がないか検査し、検査結果、および、不良の検出箇所を主制御部5−3に通知する。
画像検査後、画像の不良が検知されたかを判定する(ステップs12)。画像の不良が検知されなかった場合(ステップs12、No)、主制御部5−3は、排紙先切り替え部5−4によって、排紙先を通常用排紙トレイとするように設定し、用紙を通常排紙トレイに排紙する(ステップs18)。
画像の不良が検知された場合(ステップs12、Yes)、主制御部5−3は、排紙先切り替え部5−4に対し、排紙先を異常紙排紙トレイに切り替えるように指示し、用紙を異常紙排紙トレイに排紙する(ステップs13)。
次に、主制御部5−3は、印刷モードがプルーフモード(プルーフ印刷)であるかを判定する(ステップs14)。
プルーフ印刷でない場合(ステップs14、No)、本出力であり、装置内に残留している給紙済みの全ての用紙を、異常紙排紙トレイに排紙する(ステップs15)。プリントコントローラーにリカバリ印刷指示を行い(ステップs16)、その後、全頁印刷終了であるかを判断する(ステップs19)。リカバリ印刷では、異常が検知されたページと装置内に残留する給紙済みのページについて再印刷が行われる。
プルーフ印刷である場合(ステップs14、Yes)、主制御部5−3は、通知部5−9に異常の通知を指示し、異常画像が通知される(ステップs17)。その後、全頁印刷終了であるかを判断する(ステップs19)。通知では、異常が生じたことのみを通知するものとしてもよく、さらに、異常画像、異常の情報(異常の位置、異常の内容等)などを通知部5−9に送信してもよい。通知部5−9では、異常画像があることを報知したり、通知部5−9に異常画像の情報を表示したりすることができる。
全頁印刷終了かの判定(ステップs19)で、全頁印刷終了でない場合(ステップs19、No)、ステップs1に戻って処理を繰り返す。
全頁印刷が終了している場合(ステップs19、Yes)、出力がプルーフ印刷であるかを再度判定する(ステップs20)。
プルーフ印刷でない場合(ステップs20、No)、ジョブの本印刷であり、そのまま手順を終了する。
プルーフ印刷である場合(ステップs20、Yes)、正解画像生成モードとして、異常が検知された画像をユーザーが判定済みかを判定する。主制御部5−3は、画像検査の結果、異常が検知された画像に対し、指示部5−2による正常、または異常の確定操作がユーザーによりされたかを判断する(ステップs21)。なお、この実施形態では、検知結果に対し、ユーザーの確定操作を行うものとしているが、本発明としては、ユーザーの確定操作を待つことなく、画像の比較によって画像の良否を判定するものとしてもよい。
ユーザーが異常とするか否かを選択していない場合(ステップs21、No)、判定がなされるまで待機する。この際に装置を停止することができる。
ユーザーの判定が済んで、異常とするか否かをユーザーが確定している場合(ステップs21、Yes)、異常と判定された画像があるかを判定する(ステップs22)。異常と判定された画像がなければ(ステップs22、No)、手順を終了する。
異常と判定された画像がある場合(ステップs22、Yes)、プリントコントローラーへリカバリ印刷Aを指示する。このステップでは、主制御部5−3は、異常を検知した用紙のみをリカバリ対象として、プリントコントローラーへリカバリ印刷を指示する。
なお、プルーフ印刷で全ページの出力完了時点でユーザーが画像の良否について判定済みであれば、全ページの印刷後に継続してリカバリ出力を行い、判定済みでなければ、ユーザーの判定を待ってリカバリ印刷が行われる。
本実施形態によれば、正解画像を作成するためのプルーフ印刷時に、読取画像と印刷画像とに基づき画像検査を行うため、正解画像作成時の異常検出率を高め、結果として本印刷時の異常検出の精度を高めることができる。
またプルーフモード時に画像検査により異常を検出した場合は、異常を検出した用紙のみリカバリ印刷を実施するようにすることで、正解画像を作るために、再度全ページを印刷する必要がなくなり、用紙の無駄をなくす効果、及び正解画像作成完了までの時間短縮ができ、見落としも確実に減らす効果がある。ただし、本発明としては、この構成に限定されるものではない。
一方、従来技術では、印刷後の読み取り画像を正解にする画像検査方法では、プルーフモード時は画像検査を実施していなかったため、実際の印刷物をユーザーが目視により異常があるか否かの確認を実施している。またユーザーが目視により、印刷物に異常を検出しても、正解画像を作るために、再度全ページを印刷する必要があり、正常な用紙の再印刷も行われるため、正解画像作成完了までの時間がかかり、また正常に印刷された用紙の再印刷を行うことによる用紙の無駄が発生している。
本実施形態または従来技術によって画像検査を行った場合の生産性を図8に基づいて説明する。この例では、プルーフ印刷、本印刷3部設定、プルーフ印刷時の1回目に異常があった場合とする。
従来技術では、図の上段に示すように、プルーフ印刷後、全頁に対し、ユーザーによる印刷済み用紙の目視確認が行われ、異常が検知されるため、再度プルーフ印刷を実行する。この際には、異常があった用紙だけでなく、全てのページに対し、プルーフ印刷が行われる。印刷後、ユーザーによる印刷済み用紙の目視確認が行われ、異常が無かったためここで正解画像の生成が完了する(図ではBの時間となる)。
一方、本発明技術では、図の下段に示すように、プルーフ印刷後、装置で画像検査が行われ、異常が検知される。異常紙をユーザーが目視確認後、異常紙のみリカバリ印刷を行う。リカバリ印刷において異常が無かったためここで正解画像の生成が完了する(図のAの時間)。
以上の説明から明らかなように、本発明の手順を用いることにより、従来技術よりも生産性が大幅に向上していることが分かる。また、プルーフ印刷における目視を画像に異常があると検知された用紙に対してのみ行うので、目視作業が大幅に減り、しかも異常が検知されたものに限られるので見落としも大幅に減らすことができる。
本実施形態において、画像検査によって画像を比較する対象を図9に基づいて説明する。
最上段は、入力画像(印刷用画像)のデータを示し、中段は、プルーフモードの際の読取画像データ(出力イメージ)を示し、最下段に、本印刷(本出力)の際の読取画像データ(出力イメージ)を示している。
プルーフモードで出力する際には、画像検査において、入力画像を正解画像として、プルーフモードにおける読取画像と比較し、その差分から画像の良否が検知される。
本出力の際には、画像検査において、プルーフモードで読み取られた読取画像を正解画像として、本出力における読取画像と比較して差分から画像の良否が検知される。
次に、プルーフ印刷に際し、画像検査で画像が異常であるとする検知がなされた際の画像検査について図10に基づいて説明する。
図の上段に示す入力画像に基づいて、図の中段に示すように用紙が給紙されて画像が形成される。この用紙が読み取られて画像読取データ(出力イメージ)に対する画像検査が行われる。画像検査の結果、この例では、5ページ目、10ページ目で画像が異常であるとする検知がされている。異常検知された場合でも、後続の用紙に対しては、画像検査を行い、検査結果に応じた排紙先に排紙する。
なお、プルーフ印刷の実施時に異常を検知した場合は、異常が発生したことをユーザーに報知するのが望ましい。ユーザーへの報知の方法は、例えば、操作部140などに異常が発生したことを知らせるための表示をしたり、外部装置などに異常の発生を通知したり、パトランプを点灯してユーザーに即時知らせたりすることができるが、本発明としては報知の方法が特定のものに限定されるものではない。
次に、プルーフ印刷で画像に異常があるとする検知がされた場合の用紙の排紙およびリカバリ印刷について図11に示す。
上段は入力画像イメージ、中断は入力画像を印刷する用紙の給紙イメージ、下段は用紙への印刷画像の出力イメージを示す この例でも、5ページ目、10ページ目で画像に異常ありとされたものとし、ジョブのページは12ページとする。
入力画像は1ページから12ページが用意され、画像の異常に伴って、再度5ページ目と10ページ目の入力画像が用意される。
これに伴い、1ページから12ページまでが印刷され、さらに、5ページ目、10ページ目がリカバリ印刷される。
画像読み取りでは、1ページ目から12ページ目までが読み取られ、5ページ目、10ページ目がリカバリ印刷により読取画像が得られる。なお、印刷済みの用紙は、1ページ目から4ページ目までは、通常の排紙先に排紙され、次の5ページ目は通常とは異なる異常排紙トレイへ排紙される。6ページ目から9ページ目までは、通常の排紙先に排紙され、10ページ目は通常とは異なる異常排紙トレイへ排紙され、11ページ目と12ページ目、リカバリ印刷の5ページ目および10ページ目は通常の排紙トレイに排紙される。
5枚目の出力用紙に異常を検知した場合でも、後続の用紙の画像検査は継続し、最終頁の次に異常を検知した用紙のリカバリ印刷を行う(出力順序を保障しない)。出力順序を保障しない代わりに、リカバリのための無駄な用紙を発生させず、正解画像の生成完了までの時間を短縮する効果がある。
本印刷時のリカバリ動作と、プルーフモード時のリカバリ動作の違いを比較するため、図12を用いて本印刷時のリカバリ動作(従来技術)を説明する。上段は入力画像イメージ、中断は入力画像を印刷する用紙の給紙イメージ、下段は用紙への印刷画像の出力イメージを示す。5枚目の出力用紙に異常を検知した場合は、給紙済みの用紙(図の6〜9枚目)までの用紙は異常紙排紙トレイに排紙する。このとき、6枚目から9枚目までの画像検査は実施しない。次に異常を検知した用紙(5頁目)からリカバリ印刷を行う(出力順序を保障する)。
次に、ジョブが後処理を行う設定である場合に、プルーフモードで画像検査を行う場合の処理について説明する。
プルーフモードで画像検査を行う場合、設定されている後処理機能によっては、ユーザーによる目視確認がしづらくなるという問題点がある。
いずれの後処理機能であっても、画像形成装置が画像検査にて異常を検知した場合は、異常紙排紙トレイに排紙するため後処理は施されず、視認することに問題はないが、正常と検知した用紙は後処理が施され、用紙の一部は視認しづらい場合があり、ユーザーの画像検査における異常検知のレベル設定(例えば汚れの検知度合い)によっては、装置が正解と判断した印刷物をユーザーが許容できない可能性がある。このためユーザーは、正常に排紙された用紙に対しても目視による確認を行うことができるが、このとき、後処理が施されていると視認しづらい。このため画像検査を行う設定の印刷ジョブで、正解画像を生成するためのプルーフ印刷時は、後処理設定を無効にする。また後処理付与のための、資源を消費しないという効果もある。
一方で、用紙内の余白量が正しいかどうかや、後処理自体の仕上がりの確認は、実際に後処理を付与してみないと判断できない場合がある。この場合は、後処理設定を有効にしたい。そこで、画像検査を行う設定の印刷ジョブのプルーフ印刷時は、設定された後処理機能に応じて、後処理設定の有効/無効を切り替えるようにする。
また、画像検査を行う設定の印刷ジョブのプルーフ印刷時は、設定された後処理機能に応じて、後処理設定の有効/無効を切り替えるようにしてもよい。例えば、印刷物の視認を行いやすいように、画像の印刷領域へ影響を及ぼす機能の場合は後処理を無効とし、画像の印刷領域へ影響を及ぼさない機能は無効としないようにしてもよい。これにより、印刷物の視認に支障がない範囲での後処理を行うことが可能となる。また、ユーザーの設定により後処理の実施有無を決定するようにしてもよい。
図13は、プルーフ出力の際の画像検査レポートのレポート画面1400を示すものである。レポート画面1400は、操作部140が備える表示部や、外部のPC等に表示することができる。
レポート画面1400では、ページ選択欄1401に、ページのファイル名が選択可能に表示されており、ページ選択欄1401の右側には異常情報表示欄1402が設けられており、異常が検出された場合の異常の情報が表示される。図13の例では、ページ選択欄1401では5ページ目の読取画像のファイル名である「Image00005.pdf」が選択されており、異常情報表示欄1402には、汚れ検出結果として、X座標が20、Y座標が145の位置に汚れが検出されたことが示されている。また、スジや色ずれは検知されていないことが表示されている。
レポート画面1400の右側には、選択されたページの読取画像を表示する読取画像表示欄1403が設けられており、読取画像表示には、異常部1403Aが表示されている。
ユーザーは、読取画像表示欄1403に表示された読取画像を確認することにより、表示された画像を目視により確認することができ、この読取画像が正常か異常かの判断を行うことができる。
読取画像表示欄1403の下側には、「正常」釦1404と「異常」釦1405が押下可能に表示されており、ユーザーが画像を正常であると判断した場合には、「正常」釦1404を押下することにより、読取画像は正常であるとする判定が確定し、画像が正解画像として登録される。ユーザーが読取画像を異常であると判断した場合は、「異常」釦1405を押下することにより、異常であるとの判定が確定される。
また、装置が異常と判断した場合であっても、ユーザーが正常であると判断した場合は、読取画像を正解画像として登録し、リカバリ印刷の対象としないようにすることができる。
なお、上記レポートは、画像が異常であると検知された場合にのみ表示するようにしてもよいが、本発明としては画像が正常であるとされた場合にレポートを表示して、ユーザーによる選択を行えるようにしてもよく、正常と検知されたものと異常と検知されたものを区別して表示できるようにしてもよい。
ユーザーは、画面に表示された異常画像情報から、異常時排紙トレイに排紙された用紙の異常箇所を容易に探すことができ、画像に問題がなければ正常であることを選択することができる。異常であることを選択した場合、リカバリ対象にする。
図14は、プルーフ印刷時にユーザーによる正常/異常の判断が行われた場合の動作例を説明する図である。
この例では、5ページ目の用紙と10ページ目の用紙において異常が検知され、このうち、5ページ目の用紙をユーザーが正常とあると判定し、10ページ目の用紙をユーザーが異常であると判定した場合を示している。
5ページ目の用紙は、装置が異常であると検知したが、ユーザーは正常であると判定したため、5ページ目を含めて1〜9ページ目の用紙の読取画像が正解画像として登録され、5ページ目の画像に対するリカバリ印刷は行われない。
一方、10ページ目の用紙は、装置が異常であると検知し、さらにユーザーが異常である指定をして異常であるとする判定が確定されている。このため当該画像による正解画像への登録は行われず、全ページ(1〜12ページ)の出力後に、10ページ目のみについてリカバリ印刷が行われ、リカバリ印刷を読み取った画像が10ページ目における正解画像として登録される。
上記手順により、ユーザーが異常と判断した画像のみをリカバリ印刷することが可能となる。
なお、この例では、リカバリ印刷した読取画像を直ちに正解画像としているが、リカバリ印刷の画像についても画像検査を行い、正常であると判定したものを正解画像として登録するものとしてもよい。
また、リカバリ印刷前にユーザーにより異常の確定がされていた場合、装置の出力を停止せずに、直ちにリカバリ印刷を行うことができるが、全ページの印刷終了までにユーザーによる判定がなされていない場合、全ページを印刷した後、装置を一旦停止し、ユーザーの判定を待った後、リカバリ印刷をするものとしてもよい。
図15の例では、5ページ目と10ページ目がユーザーにより異常と判定されたため、ユーザーの判定後に5ページ目と10ページ目のリカバリ印刷が行われている。
画像形成装置は、異常を検知した時点でユーザーに対して選択画面を表示し、装置を止めずに印刷動作を継続することができる。最終ページの印刷終了までに、ユーザーが正常/異常を確定していた場合は、異常が確定されたページのリカバリ印刷を継続して実施する。一方、最終ページの印刷終了時点で、ユーザーによる正常/異常の操作がされていない場合は、装置を一旦停止して、ユーザーによる入力を待つことができる。
上記動作によれば、ユーザーによる判定がなされている場合には、リカバリ印刷を即座に開始することが可能になるため、正解画像の生成時間が短縮される。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明したが、本発明の範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは本実施形態に対する適宜の変更を行うことが可能である。
1 画像形成装置
3 ネットワーク
5 外部装置
10 装置本体
11 画像形成部
12 本体給紙部
13 搬送路
20 読取装置
24 画像読取部
25 画像読取部
30 排紙装置
33 搬送路
34 第1排紙トレイ
35 第2排紙トレイ
36 異常紙排紙トレイ
100 画像制御部
140 操作部
300 排紙制御部
1400 レポート画面
1403 読取画像表示欄
1403A 異常部

Claims (15)

  1. ジョブに基づいて記録媒体に画像を印刷する画像形成装置であって、
    記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部で画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて、前記記録媒体上の画像の良否を判定する制御部と、を有し、
    前記制御部は、プルーフ出力に際し、少なくとも、プルーフ出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、画像形成前のジョブの印刷用画像とを比較して、前記記録媒体上の画像の良否を判定する画像検査を行うことができ、
    ジョブの本出力に際し、少なくとも、本出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、前記プルーフ出力により印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、を比較して、本出力における前記記録媒体上の画像の良否を判定する画像検査を行うことができる画像形成装置。
  2. 前記制御部は、本出力で画像の良否を判定する際は、前記プルーフ出力において画像が正常であると判定された読取画像のみを、本出力において読み取られた読取画像との比較に用いる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、プルーフ出力において、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、ユーザーに報知する制御を行う請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記プルーフ出力において、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された画像の記録媒体を通常の排紙先とは区別して排紙する請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、画像検査に際し、画像の比較によって画像が正常でないと検知された場合、画像の良否の判定をユーザーにより確定可能とすることを可能にする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、画像検査に際し、画像の比較によって画像が正常でないと検知された場合に、ユーザーにより画像が正常であると確定された場合は、画像検査においてその画像は正常であると判定する請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された画像について新たな記録媒体にリカバリ印刷する請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記プルーフ出力において、画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された画像についてのみ新たな記録媒体にリカバリ印刷する請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記プルーフ出力で前記リカバリ印刷を行う場合、画像の良否判定を行っているジョブの全てのページの印刷を行った後に行う請求項7または8に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、リカバリ印刷前に、ユーザーにより画像が正常でないことが確定されている場合、当該画像形成装置の稼働を停止させずに、リカバリ印刷を実行する請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、少なくとも、リカバリ印刷がされた記録媒体を読み取った読取画像と、画像形成前のジョブの印刷用画像とを比較して、前記画像の良否を判定する画像検査を行う請求項7〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記プルーフ出力において画像検査により画像が正常でないと判定された場合、正常でないと判定された記録媒体の後続の記録媒体に対し、画像の良否の判定を継続する請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、ジョブが後処理を行う後処理設定がされている場合、画像検査を行うときは、後処理設定を無効にする請求項1〜12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、ジョブが後処理を行う後処理設定がされている場合、画像検査を行うときに、後処理設定を無効にしない請求項1〜13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御部は、画像検査に際し、後処理設定が、画像の印刷領域へ影響を及ぼす機能がある場合は後処理設定を無効とし、画像の印刷領域へ影響を及ぼさない機能である場合は無効としないことを特徴とする請求項13または14に記載の画像形成装置。
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