JP7363347B2 - 画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラム - Google Patents

画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラムに関し、特に、原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を検査する画像検査装置、当該画像検査装置を用いた画像検査方法、及び当該画像検査装置で動作する画像検査プログラムに関する。
プロダクションプリンティングなどの高品質が要求される印刷では、印刷物に対する品質検査が要求されている。例えば、プルーフモード(試し印刷)時に印刷した用紙を読み取った画像を基準画像として予め作成しておき、検査モード(本印刷)時に印刷した用紙を読み取った画像(検査画像)と上記の基準画像とを比較することにより、印刷物の品質を検査する画像検査装置が知られている。
例えば、下記特許文献1には、用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により画像が形成された用紙面を読み取って、スキャン画像を生成する画像読取部と、前記画像読取部により生成されたスキャン画像を正常画像と比較することにより、前記スキャン画像中の異常を検出する画像検査部と、前記画像検査部により少なくとも1つの異常が検出された場合、各異常が検出されたことを示す検出情報を生成し、生成した各異常の検出情報を前記スキャン画像に埋め込むことにより、履歴用の画像を生成する履歴生成部と、を備える画像形成装置が開示されており、基準画像として、画像が形成された用紙をユーザが検品し、異常がないと判断した用紙のスキャン画像を用いることが記載されている。
特開2016-146514号公報
プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とする場合、プルーフモード時の印刷物に汚れ等の異常が無いかをユーザが目視で確認し、異常が無ければ基準画像として確定している。このように、基準画像の作成の際に、ユーザの目視により確認を行っているため、ユーザの見落としにより基準画像に異常が混入した場合には、検査モード(本印刷)時に検査画像との比較検査で差分が検出されてしまい、検査画像が異常と判定されてしまうという問題点があった。また、ユーザの目視確認により基準画像に異常を見つけた場合でも、基準画像を作り直すために、再度全ページを印刷し直さなければならないという問題点があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、画像検査を適切に実施することができる画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置において、制御部と、プルーフモード時に前記原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、前記基準画像と前記検査画像とを比較して検査を行い、前記基準画像と前記検査画像との差分に基づいて、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査部と、前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記基準画像と前記検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示部と、前記基準画像及び前記検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択部と、を備え、前記制御部は、前記基準画像に対して異常が選択され、前記検査画像に対して正常が選択された場合、前記基準画像を前記検査画像で置き換えることを特徴とする。
本発明の一側面は、ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置における画像検査方法であって、プルーフモード時に前記原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、前記基準画像と前記検査画像とを比較して検査を行い、前記基準画像と前記検査画像との差分に基づいて、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査処理と、前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記基準画像と前記検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示処理と、前記基準画像及び前記検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択処理と、前記基準画像に対して異常が選択され、前記検査画像に対して正常が選択された場合、前記基準画像を前記検査画像で置き換える制御処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置で動作する画像検査プログラムであって、前記画像検査装置の制御部に、プルーフモード時に前記原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、前記基準画像と前記検査画像とを比較して検査を行い、前記基準画像と前記検査画像との差分に基づいて、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査処理、前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記基準画像と前記検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示処理、前記基準画像及び前記検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択処理、前記基準画像に対して異常が選択され、前記検査画像に対して正常が選択された場合、前記基準画像を前記検査画像で置き換える制御処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラムによれば、画像検査を適切に実施することができる。
その理由は、ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置に、制御部と、プルーフモード時に原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、基準画像と検査画像とを比較して検査を行い、基準画像と検査画像との差分に基づいて、基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査部と、基準画像に異常の可能性があると判定された場合、基準画像と検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示部と、基準画像及び検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択部と、を設け、制御部は、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対して正常が選択された場合、基準画像を検査画像で置き換える制御を行うからである。
本発明の一実施例に係る画像検査システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例の画像検査方法に係わる画像検査システムの主要構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの概略動作を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの概略動作を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像検査方法を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムに表示される画面(検査結果画面)の一例である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの動作を示すフローチャート図である。 本発明の一実施例に係る画像検査における基準画像に異常の可能性がある場合を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査における基準画像に異常の可能性がある場合を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査における基準画像に異常の可能性がある場合を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査における基準画像に異常の可能性がある場合を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像検査システムの排紙装置の構成を示す模式図である。 従来の画像検査システムの動作を示すフローチャート図である。 従来の画像検査方法を説明する模式図である。
背景技術で示したように、プルーフモード(試し印刷)時に印刷した用紙を読み取った基準画像と検査モード(本印刷)時に印刷した用紙を読み取った検査画像とを比較することにより、印刷物の品質を検査する画像検査装置が知られているが(例えば、特許文献1)、従来技術では、本印刷に先立ち、プルーフモードにおいて印刷した用紙を読み取った画像をユーザが検品し、問題が無ければ基準画像として登録するため、以下のような問題があった。
図16は、従来技術のワークフローの一例である。まず、プルーフモードジョブ(試し印刷のジョブ)を実行し、印刷した用紙を読み取った画像を基準画像として登録する(S301)。次に、プルーフモードでの印刷物をユーザが目視により確認を行い(S302)、印刷物に異常があるか否かを判定する(S303)。異常が見つかった場合は(S303のYes)、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った画像を基準画像として使用することはできないため、S301に戻って、再度プルーフモードジョブを実行する。
一方、異常が見つからなかった場合は(S303のNo)、検査モードジョブ(本印刷のジョブ)を実行し(S304)、検査モードジョブにおいて、基準画像と検査画像との間に差分が検出されたか否かを判定する(S305)。差分が検出された場合は(S305のYes)、リカバリ印刷を行い(S306)、差分が検出されなかった場合は(S305のNo)、ジョブを終了する。
このような従来技術のワークフローでは、ユーザの見落としにより、S303で基準画像に異常が混入したまま検査モードジョブを実行してしまった場合、検査モードジョブの印刷物に問題が無くても、差分が検出されて異常と判定され、リカバリ印刷が行われてしまう。この場合、基準画像に異常が混入しているため、何度リカバリ印刷を実行しても正常と判定されないため、ユーザは、ジョブを中止し、再度プルーフモードジョブの実行からやり直さなければならないという問題点があった。
図17は、従来技術において、プルーフモード時にユーザが印刷用紙の汚れを見落とした場合の動作例であり、上段はプルーフモードジョブ時に読み取った基準画像、下段は検査モードジョブ時に読み取った検査画像である。また、矩形の枠内の数字はページ番号であり、基準画像と検査画像を区別できるように、基準画像と検査画像の各々に種類の異なるハッチングを施している。
図17に示すように、8ページの印刷ジョブにおいて、プルーフモードジョブ時の4ページ目に汚れが付着していたとする。プルーフモードジョブ時の印刷物をユーザが目視確認したが、4ページ目の汚れを見落としてしまった場合、基準画像に汚れが混入してしまう。続けて実行する検査モードジョブの4ページ目に汚れが無く、正常に印刷された場合でも、プルーフモードジョブ時に印刷した用紙を読み取った基準画像との比較検査において差分が検出されるため、検査異常と判定される。この画像検査装置の例では、印刷用紙の出力順序を守るため、給紙済みの5、6ページ目も、差分が検出された4ページ目と共に排紙され、リカバリ印刷は4ページ目から行われる。
しかしながら、4ページ目の基準画像に異常があるため、その後、何回リカバリ印刷を行っても正常に終了することはなく、4ページ目以降に出力した用紙は全て損紙になってしまう。このように、基準画像の作成の際に、ユーザの目視により確認を行っているため、ユーザの見落としにより基準画像に異常が混入した場合には、検査モードジョブ時に差分が検出され、S305で検査モードジョブが正常に終了せず、基準画像を作り直すために、S301に戻って、再度全ページを印刷し直さなければならないという問題点があった。また、ユーザの目視確認により、S303で基準画像に異常を見付けた場合でも、基準画像を作り直すために、S301に戻り、再度全ページを印刷し直さなければならないという問題点があった。
そこで、本発明の一実施の形態では、基準画像に異常の可能性がある場合は、基準画像をユーザが良品と判断した検査画像で置き換えるようにする。具体的には、ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置に、制御部と、プルーフモード時に原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、基準画像と検査画像とを比較して検査を行い、基準画像と検査画像との差分に基づいて、基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査部と、基準画像に異常の可能性があると判定された場合、基準画像と検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示部と、基準画像及び検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択部と、を設け、制御部は、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対して正常が選択された場合、基準画像を検査画像で置き換える制御を行う。
これにより、基準画像に異常が混入した場合でも、リカバリ印刷を何度も実行したり、プルーフモードジョブで全ページを印刷し直したりすることがなく、画像検査を適切に実施することができる。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像検査装置、画像検査方法及び画像検査プログラムについて、図1乃至図15を参照して説明する。図1は、本実施例の画像検査システムの構成を示す模式図であり、図2は、画像検査システムの構成を示すブロック図である。また、図3は、本実施例の画像検査方法に係わる画像検査システムの主要構成を示すブロック図であり、図4及び図5は、本実施例の画像検査システムの概略動作を示す模式図である。また、図6、図9及び図10は、本実施例の画像検査システムの動作を示すフローチャート図であり、図7は、本実施例に係る画像検査方法を説明する模式図、図8は、本実施例の画像検査システムに表示される画面(検査結果画面)の一例である。また、図11乃至図14は、本実施例の画像検査における基準画像に異常の可能性がある場合を説明する模式図であり、図15は、本実施例の画像検査システムの排紙装置の構成を示す模式図である。
なお、以下の説明において、製品となる印刷物を作成する動作モードを検査モードと呼び、検査モードの前に印刷物の試し印刷を行う動作モードをプルーフモードと呼ぶ。また、検査モードで印刷した用紙を読み取った画像を検査画像と呼び、検査画像を検査する際の基準となる画像を基準画像と呼ぶ。
図1に示すように、本実施例の画像検査システム10は、原稿画像を用紙に印刷する画像形成装置20aと、印刷後の用紙を読み取って検査する画像検査装置20bと、印刷後の用紙を仕分けして排紙する排紙装置20cなどで構成される。
図2は、本実施例の画像検査システム10の構成を示すブロック図である。図2に示すように、画像形成装置20aは、制御部21、記憶部22、操作パネル23、スキャナ(画像読み取り部)24、プリンタ(画像書き込み部)25、画像処理部26などを備える。また、画像検査装置20bは、画像読み取り部27などを備える。また、排紙装置20cは、用紙排紙部28などを備える。
制御部21は、一般に、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などのメモリとを備え、これらはバスを介して接続されている。CPUは、ROMや記憶部22からプログラムを読み出し、RAMに展開して実行することにより、画像検査システム10の全体制御を行う。本実施例では、制御部21は、画像制御CPU、不揮発メモリ、DRAM制御IC(Integrated Circuit)、画像メモリ(DRAM)、伸長IC、書き込み処理部、圧縮IC、読み取り処理部などを備え、画像メモリは、圧縮メモリとページメモリとを備える。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPUが各部を制御するための各種プログラムや各種情報を格納する。
操作パネル23は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部と、格子状の透明電極からなるタッチセンサなどの操作部を制御する操作制御部などで構成され、各種画面(特に、後述する検査結果画面など)を表示すると共に、上記画面での各種操作(例えば、検査結果画面における画像の正常/異常の選択操作など)を可能にする。なお、検査結果画面は、画像検査システム10に装着されている操作パネル23に表示しても良いし、ネットワーク上に接続された外部装置(例えば、クライアント装置など)の表示部などに表示しても良い。
スキャナ(画像読み取り部)24は、原稿台上に載置された原稿から画像データを光学的に読み取る部分であり、原稿で反射された光を電気信号に変換するCCD(Charge Coupled Devices)、CCDの動作やCCDから出力される電気信号の処理などを行うスキャナ制御部などで構成される。
プリンタ(画像書き込み部)25は、画像データに基づいて印刷処理を実行するエンジンであり、例えば、帯電された感光体ドラムに画像に応じたレーザ光を照射して静電潜像を形成するLD(Laser Diode)、静電潜像を顕在化して用紙に画像形成するための各種制御を行うプリンタ制御部などで構成される。
画像処理部26は、制御部21のDRAM制御ICにPCI(Peripheral Components Interconnect)バスを介して接続され、画像処理を行うと共にスキャナ24やプリンタ25を制御するコントローラとして機能する。本実施例では、画像処理部26は、コントローラ制御IC、DRAM制御IC、画像メモリ、通信制御部、NIC(Network Interface Card)などを備え、LAN(Local Area Network)などの通信ネットワークで繋がっている他の装置との接続を確立し、外部装置(例えば、クライアント装置など)から印刷ジョブを受信したり、スキャナ24で読み取った画像データを電子メールで外部装置に送信したりする。
画像読み取り部27は、画像形成装置20aで印刷された用紙から画像データを光学的に読み取るインラインスキャナなどであり、用紙で反射された光を電気信号に変換するCCD、CCDの動作やCCDから出力される電気信号の処理などを行うスキャナ制御部などで構成される。なお、画像形成装置20aに、画像形成後の印刷用紙をスキャンするインラインスキャナを備える場合は、そのインラインスキャナが読み取った画像を画像検査の対象としてもよく、その場合は画像読み取り部27を省略することができる。
用紙排紙部28は、複数の排紙トレイ(ここでは、通常用紙排紙トレイ、検査異常用紙排紙トレイ、損紙トレイ)と、どの排紙トレイに排紙するかを制御する排紙制御部と、を備え、排紙制御部は、画像検査装置20bの検査結果に従って、画像が正常な用紙を通常用紙排紙トレイに排紙し、画像が異常な用紙を検査異常用紙排紙トレイに排紙し、損紙を損紙トレイに排紙する。
図3は、本実施例の画像検査システム10における、画像検査方法に関連する主要な構成を示すブロック図である。本実施例の画像検査システム10は、制御部21と記憶部22と画像書き込み部25と画像読み取り部27と原稿画像取得部30と画像検査部31と検査結果表示部32と選択部33などを含む。
制御部21は、圧縮ICと圧縮メモリと伸張ICとページメモリ1とページメモリ2とを含み、プルーフモードジョブや検査モードジョブの実行を制御すると共に、画像入力、画像出力、画像検査、画像表示の制御を行う。例えば、制御部21は、後述する選択部33において、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対して正常が選択された場合、基準画像を検査画像で置き換える。また、制御部21は、後述する画像検査部31により、基準画像に異常の可能性があると判定された場合、ジョブを中断する。そして、制御部21は、基準画像を検査画像で置き換えた場合、中断したジョブを再開したり、基準画像に対して正常が選択された場合、中断したジョブを再開してリカバリ印刷を行ったり、基準画像及び検査画像の双方に対して異常が選択された場合、ジョブを中止したりする。また、制御部21は、基準画像に異常の可能性があると判定された場合、差分が検出された検査画像と給紙済みの後続紙とを通常の排紙トレイ(通常用紙排紙トレイ)とは別の複数の排紙トレイ(通常用紙排紙トレイ)に区別して排紙する。
記憶部22は、画像読み取り部27で読み取った基準画像などを保存する。
画像書き込み部25は、上述したように、画像データに基づいて印刷処理を実行するエンジンである。
画像読み取り部27は、上述したように、画像形成装置20aで印刷された用紙から画像データを光学的に読み取るインラインスキャナなどである。
原稿画像取得部30は、画像処理部(コントローラ)26などから原稿画像を含む印刷ジョブ情報を取得する。
画像検査部31は、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った画像を基準画像として、基準画像と検査モードジョブ時に印刷した用紙を読み取った検査画像とを比較して検査を行い、特に、ジョブの1部目において、基準画像と検査画像との差分に基づいて、基準画像に異常の可能性があるかを判定する。また、画像検査部31は、更に、原稿画像と検査画像とを比較し、基準画像と検査画像とに差分があり、当該差分箇所において、原稿画像と検査画像とに差分が無い場合、基準画像に異常の可能性があると判定したり、基準画像と検査画像とに差分があり、当該差分箇所において、原稿画像と基準画像とに差分がある場合、基準画像に異常の可能性があると判定したり、基準画像と検査画像とに差分がなく、原稿画像と基準画像又は検査画像とに差分がある場合、基準画像に異常の可能性があると判定したりする。
検査結果表示部32は、画像検査部31により、基準画像に異常の可能性があると判定された場合に、操作パネル23に後述する検査結果画面を表示させ、検査結果画面に、プルーフモードジョブ時に印刷した用紙を読み取った基準画像と検査モードジョブ時に印刷した用紙を読み取った検査画像との差分箇所を表示する。
選択部33は、操作パネル23に表示された検査結果画面にて、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像及び検査モードジョブ時に印刷した用紙を読み取った検査画像の各々に対して、ユーザに正常か異常かを選択させる。
なお、原稿画像取得部30と画像検査部31と検査結果表示部32と選択部33はハードウェアとして構成してもよいし、制御部21を、原稿画像取得部30と画像検査部31と検査結果表示部32と選択部33(特に、画像検査部31と検査結果表示部32と選択部33)として機能させる画像検査プログラムとして構成し、当該画像検査プログラムを制御部21のCPUに実行させる構成としてもよい。
以下、上記構成の画像検査システム10の概略動作について、図4及び図5の模式図を参照して説明する。
[プルーフモードジョブ時の動作(図4参照)]
(1)原稿画像取得部30は、画像処理部(コントローラ)26などから原稿画像を含む印刷ジョブ情報を取得して制御部21に通知する。制御部21は、印刷ジョブが開始されると、原稿画像取得部30から入力された原稿画像を圧縮ICで圧縮し、圧縮メモリに格納する。また、制御部21は、圧縮メモリに格納されている圧縮画像を伸長ICで伸長し、ページメモリ1に格納する。
(2)制御部21は、ページメモリ1に格納した原稿画像を画像書き込み部25に送信して原稿画像の出力を指示する。
(3)画像書き込み部25は、原稿画像を印刷用紙に書き込み、印刷用紙の排紙が完了したら、制御部21に印刷用紙の出力完了を通知する。
(4)制御部21は、画像読み取り部27に画像の読み取りを指示する。
(5)画像読み取り部27は、印刷後の用紙を読み取り、読み取り画像を制御部21に送信し、画像の読み取り完了を制御部21に通知する。制御部21は、読み取り画像をページメモリ2に格納する。
(6)制御部21は、ページメモリ2に格納された読み取り画像を、基準画像として、記憶部22に保存する。
[検査モードジョブ時の動作(図5参照)]
(1)原稿画像取得部30は、画像処理部(コントローラ)26などから原稿画像を含む印刷ジョブ情報を取得して制御部21に通知する。制御部21は、印刷ジョブが開始されると、原稿画像取得部30から入力された原稿画像を圧縮ICで圧縮し、圧縮メモリに格納する。また、制御部21は、圧縮メモリに格納されている圧縮画像を伸長ICで伸長し、ページメモリ1に格納する。
(2)制御部21は、ページメモリ1に格納した原稿画像を画像書き込み部25に送信して原稿画像の出力を指示する。
(3)画像書き込み部25は、原稿画像を印刷用紙に書き込み、印刷用紙の排紙が完了したら、制御部21に印刷用紙の出力完了を通知する。
(4)制御部21は、画像読み取り部27に画像の読み取りを指示する。
(5)画像読み取り部27は、印刷後の用紙を読み取り、読み取り画像を制御部21に送信し、画像の読み取り完了を制御部21に通知する。制御部21は、読み取り画像(検査画像)をページメモリ2に格納する。
(6)制御部21は、記憶部22から基準画像を読み出し、ページメモリ2に格納する。
(7)制御部21は、画像検査部31に、画像検査(基準画像と検査画像との差分検査)を指示する。
(8)画像検査部31は、ページメモリ2に格納されている基準画像及び検査画像を用いて画像検査を行い、画像検査結果を制御部21に通知する。
(9)制御部21は、必要に応じて、画像検査部31に、画像検査(原稿画像と基準画像と検査画像との差分検査)を指示する。
(10)画像検査部31は、必要に応じて、ページメモリ1に格納されている原稿画像と、ページメモリ2に格納されている基準画像及び検査画像と、を用いて画像検査を行い、画像検査結果を制御部21に通知する。
(11)制御部21は、画像検査の結果、基準画像に異常の可能性があると判定した場合は、印刷ジョブ(検査モードジョブ)を中断すると共に、検査結果表示部32に、基準画像及び検査画像の表示、及び、差分箇所の表示を指示する。検査結果表示部32は、操作パネル23に、基準画像と検査画像とを表示すると共に、その差分箇所を表示する。
(12)選択部33は、基準画像及び検査画像の各々に対して、ユーザに正常か異常かを選択させ、選択結果(指定値)を制御部21に通知する。そして、制御部21は、指定値に従って印刷ジョブの処理を制御する。例えば、基準画像に対して正常、検査画像に対して正常が選択された場合は、中断した印刷ジョブを再開する。また、基準画像に対して正常、検査画像に対して異常が選択された場合は、中断した印刷ジョブを再開し、リカバリ印刷を行う。また、基準画像に対して異常、検査画像に対して正常が選択された場合は、検査画像を基準画像として(基準画像を検査画像で置き換えて)記憶部22に保存し、中断した印刷ジョブを再開する。その際、元の基準画像は記憶部22から消去する。また、基準画像に対して異常、検査画像に対して異常が選択された場合は、印刷ジョブを中止する。
以下、本実施例の画像検査システム10の動作について説明する。制御部21を構成するCPUは、ROM又は記憶部22に記憶した画像検査プログラムをRAMに展開して実行することにより、図6、図9及び図10のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
図6は、本実施例におけるワークフローの例である。制御部21は、プルーフモードジョブを実行し、原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像として登録する(S101)。次に、プルーフモードでの印刷物をユーザが目視により確認し(S102)、印刷用紙に異常があるか否かを判定する(S103)。異常が見つかった場合は(S103のYes)、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った画像を基準画像として使用することはできないため、S101に戻って、制御部21は、再度プルーフモードジョブを実行する。
一方、異常が見つからなかった場合は(S103のNo)、制御部21は、検査モードジョブ(本印刷のジョブ)を実行する(S104)。次に、画像検査部31は、本印刷の1部目か否かを判定し(S105)、1部目の場合は(S105のYes)、基準画像に異常の可能性があるか否か判定する(S106)。この判定の詳細は後述する。基準画像に異常の可能性があると判定した場合は(S106のYes)、制御部21は、ジョブを中断し、検査結果表示部32は、基準画像と検査画像とその差分箇所を表示し、選択部33は、基準画像及び検査画像の各々に対して、ユーザに正常/異常を選択させる(S107)。
次に、制御部21は、基準画像及び検査画像の双方に対して異常が選択されたか否かを判断し(S108)、基準画像及び検査画像の双方に対して異常が選択された場合は(S108のYes)、ジョブを継続することができないため、ジョブを中止し、S101に戻って、再度プルーフモードジョブから実行する。基準画像及び検査画像の少なくとも一方に対して異常が選択されなかった場合は(S108のNo)、制御部21は、基準画像に対して異常、検査画像に対して正常が選択されたか否かを判断し、基準画像に対して異常、検査画像に対して正常が選択された場合は(S109のYes)、基準画像を検査画像で置き換えた後、ジョブを再開する(S110)。
基準画像を検査画像で置き換えた後、又は、本印刷の1部目でない場合(S105のNo)、又は、基準画像に異常の可能性がないと判定した場合(S106のNo)、又は、基準画像に対して異常、検査画像に対して正常が選択されなかった(すなわち、基準画像に対して正常、検査画像に対して異常が選択されたか、基準画像及び検査画像の双方に対して正常が選択された)場合、制御部21は、基準画像と検査画像との間に差分が検出されたか否かを判定する(S111)。基準画像と検査画像との間に差分が検出された場合は(S111のYes)、制御部21は、リカバリ印刷を行う(S112)。その後、制御部21は、ジョブの最終部であるかを判断し(S113)、最終部でなければ(S113のNo)、S105に戻って同様の処理を繰り返し、最終部であれば(S113のYes)、ジョブを終了する。
なお、S109で、基準画像及び検査画像の双方に対して正常が選択された場合、S111で基準画像と検査画像との間に差分があれば、S112でリカバリ印刷を行うようにしたが、基準画像と検査画像との間に差分はあるが、ユーザがその差分を許容すると判断した場合は、ジョブを中断して、検査レベルの設定を調整するための画面に誘導するようにしても良い。
また、S103で、ユーザがプルーフモードジョブ時の印刷物に異常を検出した場合に、S101に戻って、再度プルーフモードジョブを実行するようにしたが、本実施例では、検査モードジョブの1部目で、異常が混入した基準画像を検査画像で置き換えることができるため、この判定自体を省略しても良い。
以下、本実施例の画像検査方法について、図面を参照して具体的に説明する。図7は、本実施例において、プルーフモード時にユーザが印刷物の汚れを見落とした場合の動作例であり、上段はプルーフモードジョブ時に読み取った基準画像、下段は検査モードジョブ時に読み取った検査画像である。また、矩形の枠内の数字はページ番号であり、基準画像と検査画像を区別できるように、基準画像と検査画像の各々に種類の異なるハッチングを施している。
図7に示すように、8ページの印刷ジョブにおいて、プルーフモードジョブの4ページ目に汚れが付着していたとする。プルーフモード時の印刷物をユーザが目視で確認したが、4ページ目の汚れを見落としてしまった場合、基準画像に汚れが混入してしまう。続けて実行する検査モードジョブの4ページ目に汚れが無く、正常に印刷された場合でも、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像との比較検査において差分が検出されるため、異常と判定される。この画像検査装置の例では、印刷用紙の出力順序を守るため、給紙済みの5、6ページ目も、異常を検知した4ページ目と共に排紙される。
ここで、本実施例では、検査モードジョブの1部目の場合、リカバリ印刷は即時行わず、検査モードジョブを中断し、図8に示すような検査結果画面40にて、基準画像と検査画像とを表示すると共に、その差分箇所を表示し、ユーザに、基準画像及び検査画像のそれぞれに対して、正常か異常かを選択させる。そして、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対して正常が選択された場合は、基準画像を検査画像で置き換え、検査モードジョブを再開し、差分を検出した用紙を検査異常用紙排紙トレイに排紙したり後続紙を損紙トレイに排紙したりしている場合は、リカバリ印刷を行う。また、基準画像に対して正常が選択され、検査画像に対して異常が選択された場合は、検査モードジョブを再開し、リカバリ印刷を行う。また、基準画像に対して正常が選択され、検査画像に対しても正常が選択された場合は、検査モードジョブを再開し、差分を検出した用紙を検査異常用紙排紙トレイに排紙したり後続紙を損紙トレイに排紙したりしている場合は、リカバリ印刷を行う。また、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対しても異常が選択された場合は、検査モードジョブを中止する。
次に、基準画像と検査画像とその差分箇所の表示、及び、基準画像と検査画像に対する正常/異常の選択について図8を用いて説明する。検査モードジョブの1部目で、基準画像と検査画像との間に差分を検出した場合は、検査モードジョブを中断し、基準画像及び検査画像と、その差分箇所を表示する。図8は、検査モードジョブ1部目の5ページ目で、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った画像(基準画像)と検査画像との間に差分を検出した場合の検査結果画面40の一例である。
検査結果表示部32は、検査結果画面40にて、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った画像(基準画像)と検査画像とを並べて表示し、基準画像と検査画像との差分箇所を検査画像側に示す。なお、差分箇所は、基準画像側に示しても良いし、両方に示しても良い。そして、選択部33は、検査結果画面40にて、基準画像及び検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる。例えば、ユーザは、基準画像に問題が無いと判断した場合は、基準画像正常ボタンを選択し、基準画像に問題があると判断した場合は、基準画像異常ボタンを選択する。同様に、検査画像に問題が無いと判断した場合には、検査画像正常ボタンを選択し、検査画像に問題があると判断した場合には、検査画像異常ボタンを選択する。
制御部21は、基準画像に問題があり、検査画像に問題が無いとユーザが判断した場合は、基準画像を検査画像で置き換える。そして、2部目以降は、画像検査部31は、置き換えられた基準画像に基づいて画像検査を行う。なお、ここでは、検査モードジョブの1部目で、基準画像と検査画像との間に差分を検出した場合に検査結果画面40を表示するようにしたが、検査モードジョブの全ての部において検査結果画面40を表示するようにしても良いし、基準画像に異常の可能性があると判定した場合にのみ検査結果画面40を表示するようにしても良い。
このように、プルーフモードジョブ時に作成した基準画像に汚れ等の異常が混入した場合でも、検査モードジョブの1部目において、基準画像と検査画像との間に差分を検出した場合は、ジョブを中断し、ユーザに差分を確認させ、基準画像、検査画像のそれぞれに対して正常、異常を選択させ、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対して正常が選択された場合には、基準画像を検査画像で置き換えるため、リカバリ印刷を何度も実行したり、プルーフモードジョブで全ページを印刷し直したりすることがなくなり、画像検査を適切に実施することができる。
ここで、基準画像と検査画像との間に差分を検出した場合(図6のS105がNo、S111がYesの場合)、基準画像に問題が無く検査画像に問題がある場合も、差分を検出してジョブを中断するため、生産性が落ちてしまう。その場合、原稿画像を用いて画像検査を行う検査方法を利用することができる。例えば、基準画像と検査画像との間の差分検出時に、基準画像と原稿画像、検査画像と原稿画像の差分検査も合わせて行うことにより、基準画像に異常の可能性があるか否かを判定し、基準画像に異常の可能性がある場合に、ジョブを中断するようにする。以下、この場合の画像検査システム10の動作について、図9及び図10を用いて説明する。なお、図9及び図10は作図の都合上、分図したものであり、一連の動作を示している。
図9に示すように、まず、原稿画像取得部30は、画像処理部(コントローラ)26などから原稿画像を受信する(S201)。次に、プリンタ(画像書き込み部)25は、印刷用紙を給紙トレイから給紙し(S202)、印刷用紙に原稿画像を印刷する(S203)。次に、画像読み取り部27は、原稿画像が印刷された印刷用紙を読み取り(S204)、画像検査部31は、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像と、原稿画像と、検査画像とを比較して差分検査を行う(S205)。
次に、制御部21は、本印刷の1部目であるかを判断し(S206)、本印刷の1部目の場合は(S206のYes)、画像検査部31は、差分検査により、基準画像と検査画像との間に差分があったか否かを判断する(S207)。
基準画像と検査画像との間に差分があった場合は(S207のYes)、画像検査部31は、差分検査により、原稿画像と基準画像との間に差分があったか、又は、原稿画像と検査画像との間に差分がなかったかを判断する(S208)。原稿画像と基準画像との間に差分があった、又は、原稿画像と検査画像との間に差分がなかった場合は(S208のYes)、画像検査部31は、基準画像に異常の可能性があると判定する(S209)。また、原稿画像と基準画像との間に差分がなく、かつ、原稿画像と検査画像との間に差分があった場合は(S208のNo)、画像検査部31は、基準画像に異常の可能性がないと判定する(S210)。
また、基準画像と検査画像との間に差分がなかった場合は(S207のNo)、画像検査部31は、原稿画像と基準画像(又は検査画像)との間に差分があったかを判定する(S211)。原稿画像と基準画像(又は検査画像)との間に差分があった場合は(S211のYes)、画像検査部31は、基準画像に異常の可能性があると判定する(S212)。また、基準画像(又は検査画像)との間に差分がなかった場合は(S211のNo)、及び、本印刷の1部目でない場合は(S206のNo)、画像検査部31は、基準画像に異常の可能性がないと判定する(S213)。
S207、S208、及びS211の判定結果から、基準画像に異常の可能性がない場合は(S214のNo)、S205の差分検査から、基準画像と検査画像とに差分があったかを判断する(S215)。
基準画像と検査画像とに差分がなかった場合は(S215のNo)、制御部21は、印刷した用紙を通常用紙排紙トレイに排紙し(S218)、基準画像と検査画像とに差分があった場合は(S215のYes)、制御部21は、差分を検出した用紙を検査異常用紙排紙トレイに排紙すると共に、後続紙を損紙トレイに排紙し(S216)、画像処理部(コントローラ)26にリカバリ印刷指示を行う(S217)。その後、制御部21は、全頁の印刷が終了したか否かを判断し(S219)、全頁の印刷が終了していない場合は(S219のNo)、S201に戻って次の原稿画像を受信する。
一方、基準画像に異常の可能性がある場合は(S214のYes)、図10に遷移し、制御部21は、印刷ジョブを中断し(S220)、差分を検出した用紙を検査異常用紙排紙トレイに排紙し、後続紙を損紙トレイに排紙する(S221)。次に、検査結果表示部32は、基準画像と検査画像とを表示する(S222)。その際、S207で、基準画像と検査画像との間に差分があると判定されていた場合は、基準画像と検査画像との差分箇所を明示する。また、S207、S208、S211の判定結果から、基準画像と検査画像との間に差分は無く、原稿画像と検査画像との間に差分があると判定されていた場合は、原稿画像と検査画像との差分箇所を明示する。そして、選択部33は、ユーザに、基準画像及び検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる(S223)。
基準画像に対して正常が選択された場合は(S224のYes)、制御部21は印刷ジョブを再開し、S221で差分を検出した用紙及び後続紙が排紙されていることから、画像処理部(コントローラ)26にリカバリ印刷を指示し(S225)、図9のS219に遷移する。また、基準画像に対して異常が選択された場合は(S224のNo)、検査画像に対して正常が選択されたか否かを判断し(S226)、検査画像に対して正常が選択された場合は(S226のYes)、制御部21は、基準画像を検査画像で置き換えた後(S227)、印刷ジョブを再開し、S221で差分を検出した用紙及び後続紙が排紙されていることから、画像処理部(コントローラ)26にリカバリ印刷を指示し(S225)、図9のS219に遷移する。また、検査画像に対して異常が選択された場合は(S226のNo)、正しく差分の判定を行うことができないため、制御部21は、印刷ジョブを中止して(S228)、図9のS219に遷移する。
以上のように、単に基準画像と検査画像との間に差分を検出しただけではなく、原稿画像と基準画像との間に同一の差分があった場合に、印刷ジョブを中断して差分箇所を表示するため、基準画像に問題がなく検査画像に問題がある場合に差分が検出され、ジョブを中断することによって生産性を下げることは無い。また、基準画像と検査画像との間に差分を検出しなくても、原稿画像と検査画像の同一箇所に差分があるか否か検査するため、基準画像と検査画像の双方に同一の異常がある場合に検査異常とならないという問題を防ぐことができる。また、基準画像に異常の可能性があると判断した場合に、ユーザに、基準画像及び検査画像の各々に対して正常か異常かを選択させ、基準画像に対して異常が選択され、検査画像に対して正常が選択された場合には、基準画像をユーザが良品と判定した検査画像で置き換えるため、2部目以降は誤検出を防止することができる。
次に、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像に対する異常の可能性の判定方法について、図11乃至15を用いて具体的に説明する。なお、図11乃至図14において、矩形の枠内の数字はページ番号であり、基準画像と検査画像と原稿画像とを区別できるように、基準画像と検査画像に種類の異なるハッチングを施している。
図11(a)に示すように、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像と検査画像の同一箇所に差分があった場合において、図11(b)に示すように、原稿画像と検査画像の同一箇所に差分がなかった場合は、基準画像に異常の可能性があると判定する。
また、図12(a)に示すように、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像と検査画像の同一箇所に差分があった場合において、図12(b)に示すように、原稿画像と基準画像の同一箇所に差分があった場合は、基準画像に異常の可能性があると判定する。
また、図13(a)に示すように、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像と検査画像に差分が無かった場合でも、図13(b)に示すように、原稿画像と検査画像に差分があった場合は、基準画像に異常の可能性があると判定する。
また、図14(a)に示すように、プルーフモード時に印刷した用紙を読み取った基準画像と検査画像に差分が無かった場合でも、図14(b)に示すように、原稿画像と基準画像に差分があった場合は、基準画像に異常の可能性があると判定する。
次に、画像検査システム10の排紙装置20cの一例について、図15を用いて説明する。検査結果表示部32により、基準画像と検査画像との差分が明示されても、ごく小さな汚れ等の場合、その差分を視認しづらい場合がある。そこで、図15に示すように、画像検査部31により、正常と判定された用紙は、(1)の経路で通常用紙排紙トレイに排紙し、異常と判定された用紙は、(2)の経路で検査異常用紙排紙トレイに排紙する。また、画像検査部31が、検査異常と判定した場合に、給紙済みの検査異常と判定した用紙の後続紙は、(3)の経路で損紙排紙トレイに排紙する。このように、検査異常と判定した用紙を、損紙と区別して排紙することにより、検査結果表示部32により示された差分が認識しづらい場合でも、実際に出力した用紙が探しやすくなるため、差分箇所の確認をしやすくすることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、画像形成装置20aと画像検査装置20bとが一体的に形成された画像検査システム10について説明したが、画像検査装置20bを単体で動作させる場合に対しても、本発明の画像検査方法を同様に適用することができる。その場合は、画像形成装置20aと画像検査装置20bとを通信可能に接続し、画像検査装置20bに、制御部21、記憶部22、操作パネル23、原稿画像取得部30、画像検査部31、検査結果表示部32、選択部33などを設ければよい。
本発明は、原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を検査する画像検査装置、当該画像検査装置を用いた画像検査方法、当該画像検査装置で動作する画像検査プログラム及び当該画像検査プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 画像検査システム
20a 画像形成装置
20b 画像検査装置
20c 排紙装置
21 制御部
22 記憶部
23 操作パネル
23a 表示部
23b 選択部
24 スキャナ
25 プリンタ
26 画像処理部
27 画像読み取り部
28 用紙排紙部
30 原稿画像取得部
31 画像検査部
32 検査結果表示部
33 選択部
40 検査結果画面

Claims (21)

  1. ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置において、
    制御部と、
    プルーフモード時に前記原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、前記基準画像と前記検査画像とを比較して検査を行い、前記基準画像と前記検査画像との差分に基づいて、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査部と、
    前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記基準画像と前記検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示部と、
    前記基準画像及び前記検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択部と、を備え、
    前記制御部は、前記基準画像に対して異常が選択され、前記検査画像に対して正常が選択された場合、前記基準画像を前記検査画像で置き換える、
    ことを特徴とする画像検査装置。
  2. 前記画像検査部は、前記ジョブの1部目において、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記画像検査部は、更に、前記原稿画像と前記検査画像とを比較し、前記基準画像と前記検査画像とに差分があり、当該差分箇所において、前記原稿画像と前記検査画像とに差分が無い場合、前記基準画像に異常の可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像検査装置。
  4. 前記画像検査部は、更に、前記原稿画像と前記基準画像とを比較し、前記基準画像と前記検査画像とに差分があり、当該差分箇所において、前記原稿画像と前記基準画像とに差分がある場合、前記基準画像に異常の可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像検査装置。
  5. 前記画像検査部は、更に、前記原稿画像と前記基準画像又は前記検査画像とを比較し、前記基準画像と前記検査画像とに差分がなく、前記原稿画像と前記基準画像又は前記検査画像とに差分がある場合、前記基準画像に異常の可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像検査装置。
  6. 前記制御部は、前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記ジョブを中断する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の画像検査装置。
  7. 前記制御部は、前記基準画像を前記検査画像で置き換えた後、中断した前記ジョブを再開する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像検査装置。
  8. 前記制御部は、前記基準画像に対して正常が選択された場合、中断した前記ジョブを再開し、リカバリ印刷を行う、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像検査装置。
  9. 前記制御部は、前記基準画像及び前記検査画像の双方に対して異常が選択された場合、前記ジョブを中止する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像検査装置。
  10. 前記画像検査装置は、通常の排紙トレイとは別の複数の排紙トレイを備え、
    前記制御部は、前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、差分が検出された用紙と給紙済みの後続紙とを前記複数の排紙トレイに区別して排紙する、
    ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一に記載の画像検査装置。
  11. ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置における画像検査方法であって、
    プルーフモード時に前記原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、前記基準画像と前記検査画像とを比較して検査を行い、前記基準画像と前記検査画像との差分に基づいて、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査処理と、
    前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記基準画像と前記検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示処理と、
    前記基準画像及び前記検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択処理と、
    前記基準画像に対して異常が選択され、前記検査画像に対して正常が選択された場合、前記基準画像を前記検査画像で置き換える制御処理と、を実行する、
    ことを特徴とする画像検査方法。
  12. 前記画像検査処理では、前記ジョブの1部目において、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の画像検査方法。
  13. 前記画像検査処理では、更に、前記原稿画像と前記検査画像とを比較し、前記基準画像と前記検査画像とに差分があり、当該差分箇所において、前記原稿画像と前記検査画像とに差分が無い場合、前記基準画像に異常の可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像検査方法。
  14. 前記画像検査処理では、更に、前記原稿画像と前記基準画像とを比較し、前記基準画像と前記検査画像とに差分があり、当該差分箇所において、前記原稿画像と前記基準画像とに差分がある場合、前記基準画像に異常の可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像検査方法。
  15. 前記画像検査処理では、更に、前記原稿画像と前記基準画像又は前記検査画像とを比較し、前記基準画像と前記検査画像とに差分がなく、前記原稿画像と前記基準画像又は前記検査画像とに差分がある場合、前記基準画像に異常の可能性があると判定する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の画像検査方法。
  16. 前記制御処理では、前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記ジョブを中断する、
    ことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一に記載の画像検査方法。
  17. 前記制御処理では、前記基準画像を前記検査画像で置き換えた後、中断した前記ジョブを再開する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像検査方法。
  18. 前記制御処理では、前記基準画像に対して正常が選択された場合、中断した前記ジョブを再開し、リカバリ印刷を行う、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像検査方法。
  19. 前記制御処理では、前記基準画像及び前記検査画像の双方に対して異常が選択された場合、前記ジョブを中止する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の画像検査方法。
  20. 前記画像検査装置は、通常の排紙トレイとは別の複数の排紙トレイを備え、
    前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、差分が検出された用紙と給紙済みの後続紙とを前記複数の排紙トレイに区別して排紙する排紙処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項11乃至19のいずれか一に記載の画像検査方法。
  21. ジョブに基づいて原稿画像を印刷した用紙を読み取った検査画像を検査する画像検査装置で動作する画像検査プログラムであって、
    前記画像検査装置の制御部に、
    プルーフモード時に前記原稿画像を印刷した用紙を読み取った画像を基準画像とし、前記基準画像と前記検査画像とを比較して検査を行い、前記基準画像と前記検査画像との差分に基づいて、前記基準画像に異常の可能性があるかを判定する画像検査処理、
    前記基準画像に異常の可能性があると判定された場合、前記基準画像と前記検査画像との差分箇所を表示する検査結果表示処理、
    前記基準画像及び前記検査画像の各々に対して、正常か異常かを選択させる選択処理、
    前記基準画像に対して異常が選択され、前記検査画像に対して正常が選択された場合、前記基準画像を前記検査画像で置き換える制御処理、を実行させる、
    ことを特徴とする画像検査プログラム。
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