JP7052436B2 - 画像形成装置、画像検査装置およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、記録媒体に形成された画像に異常があるかを判定可能な画像形成装置、画像検査装置およびプログラムに関する。
複写機、プリンター、複合機などの画像形成装置の分野では、用紙の画像を読み取って取得した画像読取データを用いて、画像の異常(濃度むら、画像汚れ、ページ狂い等)の検知を行うヤレ自動検出機能を有する装置が知られている。例えば、読取画像と、印刷用の画像データなどの正解画像とを比較して、正解画像と一致するかを判定することによって、汚れや色ずれ、位置ずれ等の異常判定をしたり、故障診断機能によりスジの情報などを検出して機械の故障部分を診断したりすることが行われている。また、用紙の挿入紙や断裁代などに調整用画像を印刷し、これを読み取って画質の調整を行う装置が知られており、調整用画像を読み取る場合にも、調整不能などによって異常を判定することができる。これらの動作において異常があった場合をヤレといい、異常があった用紙はヤレ紙と称されている。
異常が検知された場合は、通常は出力の停止を行う。しかし、機械を停止して警告表示を実施すると生産性が低下するため、異常を検知した後も出力を継続することが求められる。そこで、ヤレ検出位置などを示すための合紙を挿入した上で出力動作を継続する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、出力画像の読み込みにより、ヤレ・濃度むら・位置ずれ等の画像異常を検知した際、異常画像のシートが既に排出済みならば、リカバリ用の目印となる合紙を排出して出力は停止させずに継続させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、出力画像のヤレを検出した際、ヤレが発生したページは別の排出先に排出し、代わりにリカバリ印刷用紙の差し替え位置を示す合紙を挿入しておく技術が開示されている。
特許文献1、2の技術によれば、合紙を目印にユーザーがヤレ発生ページを確認し、出力物として採用できるかを判断し、必要に応じてリカバリを実施することが可能となる。
ところで、画像形成装置では、製本処理やステープル処理など、出力物を束ねる束後処理を実施する場合がある。特許文献1、2の技術では、束後処理を実施している場合には、合紙が入った状態で後処理が実施されてしまうため、束全体がヤレとなってしまう。
これに対しては、特許文献3には、ジャムの発生時に、ジャムによるトナー飛散等の汚れが発生していないかを後からチェックするために合紙を入れる技術であって、製本処理を実施するモードでは合紙の挿入を実施しないか、または合紙を挿入した上で後処理モードを解除して出力する、という制御を行う技術が開示されている。
特開2016-159434号公報 特開2013-111871号公報 特開2012-223973号公報
しかし、特許文献3に記載の技術では、製本処理を実施するモードで合紙の挿入を行わない場合は、ヤレの位置をユーザーが把握することができず、ヤレが見落とされてしまうおそれがある。また、合紙を挿入した上で後処理モードを解除すると、ユーザーの検品により出力物として採用可能と判断された際には手動で後処理を行う必要があり、手間がかかるという問題がある。
本発明は上記課題を背景としてなされたものであり、画像の不良を検知することが可能な装置においてユーザーがヤレの位置を容易に把握することが可能で、かつ、生産性を低下させることなく、稼働を継続することが可能な画像形成装置、画像検査装置およびプログラムを提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
合紙を挿入する合紙挿入部と、
画像形成、合紙挿入および後処理を制御可能な制御部、を有し、
前記制御部は、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定することができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に、異常ありの目印として合紙を挿入することができ、
記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知した場合、画像が形成された記録媒体間に前記合紙を挿入することなく、前記束後処理によって前記記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された前記記録媒体を出力物として採用できるときに、前記束後処理によって当該記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う。
他の形態の画像形成装置の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
合紙を挿入する合紙挿入部と、
画像形成、合紙挿入および後処理を制御可能な制御部、を有し、
前記制御部は、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定することができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に、異常ありの目印として合紙を挿入することができ、
前記制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止し、異常ありの目印として前記合紙を排出す
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して出力済みの記録媒体に対する束後処理を行い、その後、異常検知の目印として合紙を排出する。
他の形態の画像形成装置の発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
合紙を挿入する合紙挿入部と、
画像形成、合紙挿入および後処理を制御可能な制御部、を有し、
前記制御部は、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定することができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に、異常ありの目印として合紙を挿入することができ、
前記制御部は、前記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して、異常ありの目印として合紙を挿入し、出力済み記録媒体と前記合紙とを同じ束として生成す
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記合紙は、前記束の表紙または/および裏表紙となるものである。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、記録媒体上の画像の異常を検知した場合、画像の異常の種類または/およびレベルの閾値に基づいて、異常が検知された記録媒体が出力物として採用できるかを判定する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記閾値が、枚葉処理に際し異常が検知された記録媒体が出力物として採用できるかを判定する際の閾値と異なるものである。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、異常が検知された記録媒体が出力物として採用できない場合、前記束後処理の最小リミット枚数があるときは、少なくとも前記最小リミット枚数に達するまで束の出力を継続してから束の出力を中止する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記束後処理として単葉後処理が実施可能であるか、前記束後処理の最小リミット枚数があるか、後処理有無の両方で排出可能か、排紙順の設定の少なくとも1つに基づいて合紙の排出または挿入方法を切り替える。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記束後処理が製本処理またはステープル処理でない場合、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知したときに、束の途中であっても異常ありの目印として前記合紙を挿入する。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記合紙を挿入または排出する際に、異常が検知された記録媒体の位置に関する情報および異常の内容に関する情報の少なくとも一つを前記合紙に印刷する。
本発明の画像検査装置のうち、第1の形態は、合紙を挿入する合紙挿入部と、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するすることができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印として合紙を挿入することができる検査制御部を有し、
前記検査制御部は、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、
記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知した場合、画像が形成された記録媒体間に前記合紙を挿入することなく、前記束後処理によって前記記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、前記形態の発明において、記検査制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された前記記録媒体を出力物として採用できるときに、前記束後処理によって当該記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、合紙を挿入する合紙挿入部と、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するすることができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印として合紙を挿入することができる検査制御部を有し、
前記検査制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止し、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う。
他の形態の画像検査装置の発明は、合紙を挿入する合紙挿入部と、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するすることができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印として合紙を挿入することができる検査制御部を有し、
前記検査制御部は、前記記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して、異常ありの目印として合紙を挿入し、出力済み記録媒体と前記合紙とを同じ束として生成する制御を行う。
本発明のプログラムのうち、第1の形態は、画像形成、画像に異常があると判定された場合に画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印とする合紙挿入および後処理を制御可能な制御部で実行可能なプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に対し、
画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得するステップと、
前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するステップと、
記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知した場合、画像が形成された記録媒体間に前記合紙を挿入することなく、前記束後処理によって前記記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行うステップと、を前記制御部に実行させる
他の形態のプログラムの発明は、前記形態の発明において、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された前記記録媒体を出力物として採用できるときに、前記束後処理によって当該記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出するステップを、を前記制御部に実行させる。
他の形態のプログラムの発明は、画像形成、画像に異常があると判定された場合に画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印とする合紙の挿入および後処理を制御可能な制御部で実行可能なプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に対し、
画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得するステップと、
前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するステップと、
記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止し、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行うステップと、を前記制御部に実行させる。
画像形成、画像に異常があると判定された場合に画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印とする合紙の挿入および後処理を制御可能な制御部で実行可能なプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に対し、
画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得するステップと、
前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するステップと、
前記記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して、異常ありの目印として合紙を挿入し、出力済み記録媒体と前記合紙とを同じ束として生成する制御を行うステップと、を前記制御部に実行させる。
本発明によれば、束後処理が行われる記録媒体で異常が検知された場合に、ユーザーがヤレを明確に認識できるようにした上で、生産性を低下させることなく、またヤレによる記録媒体破棄を最小限に抑えることを可能となる。
本実施形態における画像形成装置の機械的構成の概略を示す図である。 同じく、制御ブロック図である。 従来技術における束物出力時の課題を示す図である。 本実施形態の画像形成装置における目印合紙の挿入方法を示す図である。 同じく、束後処理を実施するジョブを出力する場合の目印合紙の挿入手順を示すフローチャートである。 同じく、出力物として採用できないヤレを検知した場合の目印合紙の挿入方法を示す図である。 同じく、出力物として採用できないヤレを検知した場合の目印合紙の挿入方法を示す図である。 同じく、ヤレが出力物として採用可能か基づいて合紙の挿入方法を決定する場合の手順を示すフローチャートである。 同じく、単葉後処理後の排紙が可能な場合の合紙挿入方法を示す図である。 同じく、単葉後処理後の用紙を排紙できない場合の合紙挿入方法を示す図である。 同じく、カバー用紙を最初に排出する装置における合紙挿入方法を示す図である。 同じく、最小後処理枚数が規定されている後処理装置を用いる場合の合紙挿入方法を示す図である。
以下に、本発明の画像形成装置の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお、この実施形態では、本発明の画像検査装置は、画像形成装置に含まれる構成となっている。
画像形成装置1は、図1に示すように、装置本体10の前段側に給紙装置40が備えられ、装置本体10の後段側に読取装置20が備えられている。読取装置20の後段側に後処理装置30が備えられている。各装置および装置本体は、電気的および機械的に接続されており、各装置および装置本体間では、通信および用紙の搬送が可能となっている。
給紙装置40は、複数の給紙段を備えており、各給紙段には用紙が収納されている。給紙段に収納されている用紙は、後段に設置されている装置本体10に供給可能となっている。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。なお、本発明としては、記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックなどからなるものであってもよい。また、給紙装置40には、合紙として使用するための用紙が収納されている。
装置本体10は、筺体内の下部側に、複数の給紙トレイを備えた本体給紙部12が配置されており、各給紙トレイに用紙が収納されている。用紙は、本発明の記録媒体に相当する。記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックからなるものであってもよい。また、本体給紙部12の給紙トレイには、合紙として使用するための用紙が収納されている。
装置本体10の筺体内には、搬送路13が設けられており、給紙装置40または本体給紙部12から供給される用紙が搬送路13に沿って下流側に搬送される。
搬送路13の途中付近には、用紙に画像を形成する画像形成部11が設けられている。 画像形成部11は、各色用(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)用の感光体11aを有しており、感光体11aの周囲には、図示しない帯電器、LD(レーザダイオード)、現像器、クリーニング部等が備えられている。また、画像形成部11は、各色用の感光体11aと接触する位置に、中間転写ベルト11bを有している。中間転写ベルト11bは、その途中に設けられた二次転写部11cにおいて搬送路13上の用紙と接触する。また、搬送路13では、二次転写部11cよりも下流側の位置に定着器11dが備えられている。
用紙に画像を形成する場合は、帯電器によって感光体11aが一様に帯電された後に、感光体11aに対しLDからレーザー光が照射されて、感光体11a上に潜像が形成される。感光体11a上の潜像は、現像器によって現像されてトナー像となり、感光体11a上のトナー像は中間転写ベルト11bに転写される。中間転写ベルト11b上の画像は、二次転写部11cにおいて用紙に転写される。画像が形成されて、搬送路13に沿って搬送される用紙は、定着器11dによって画像の定着が行われる。
なお、この実施形態では、画像形成部11は多色のカラーで画像形成を行うものとして説明したが、本発明としては、画像形成部11は、ブラックなどのモノクロで画像形成を行うものであってもよい。
また、搬送路13は、定着器11dの下流側で、反転搬送路14が分岐している。反転搬送路14の途中には、下流搬送路16が分岐して反転搬送路14の分岐地点よりも下流側で搬送路13に接続されている。反転搬送路14では、下流搬送路16が分岐した地点よりも下流側で退避搬送路15が分岐している。反転搬送路14の下流端側は、画像形成部11よりも上流側の位置で搬送路13に合流している。搬送路13は、ストレート方向において後段に接続された読取装置20の搬送路23に接続されている。
用紙の片面に画像形成を行う場合、画像形成後の用紙は、そのまま搬送路13をストレートに搬送されて読取装置20の搬送路23へ搬送される。
画像形成後に用紙のフェイス面の切り替えを行う場合は、用紙を反転搬送路14に搬送し、下流搬送路16の分岐点を超えて搬送した後、反転搬送路14を逆方向に搬送し、下流搬送路16を通って搬送路13の下流側に搬送する。
用紙を反転して用紙の裏面に画像を形成する場合、用紙を搬送路13から反転搬送路14に送り、退避搬送路15に送った後、用紙の先後を変えて反転搬送路14の下流側に送り、搬送路13に環流する。その後、画像形成部11において用紙の裏面側への画像形成が行われる。
また、装置本体10は、筐体の上部に操作部140が備えられている。操作部140は、タッチパネルを供えたLCD141と、テンキー等の操作キー群とを有しており、情報の表示および操作入力の受付が可能となっている。操作部140は、本発明の表示部に相当し、操作部を兼ねている。
なお、この実施形態では、操作部140は操作部と表示部とが一体となっているが、操作部と表示部とが一体となっていないものでもよく、例えば、操作部をマウスやタブレット、端末等によって構成してもよい。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
また、装置本体10の筐体の上部には、操作部140が位置しない場所に、自動原稿給送装置(ADF)18が備えられている。自動原稿給送装置(ADF)18は、原稿載置台にセットされた原稿を自動で給送するものであり、自動原稿給送装置(ADF)18で給送される原稿は、図2で示されるスキャナー部130によって読み取られる。
なお、原稿の読み取りは図示しないプラテンガラス上で行うことも可能である。
また、スキャナー部130では、画像形成装置1から出力された印刷物をセットして読み取りを行うことも可能である。例えば、画像形成装置1で出力された用紙をセットして異常があるかの判定を行うこともできる。
また、装置本体10は、制御部100を有している。制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUやメモリなどによって構成される。なお、制御部100は、装置本体外に設けられるものであってもよい。CPU上で動作するプログラムは、本発明のプログラムを含んでいる。制御部100は、本発明の画像検査装置の主要な構成となるものである。また、画像の読取結果を取得する場合、読取部との間で通信を行う通信部やIOなどが画像検査装置に含まれるものとしてもよい。
読取装置20は、搬送路23を有しており、装置本体10から導入される用紙が搬送路23に沿って搬送される。搬送路23の下流側は、後段の後処理装置30に接続されている。
搬送路23の途中には、搬送路23で搬送される用紙の下面の画像の読み取りを行う画像読取部24と、用紙の上面の画像の読み取りを行う画像読取部25が備えられており、画像読取部24が画像読取部25よりも上流側に位置している。
画像読取部24、25は、CCDセンサやCMOSセンサ等からなるラインセンサーによって構成することができ、搬送路23で搬送される用紙の画像を、搬送方向と交差する方向の全体に亘って読み取りを行うことができる。画像読取部24、25で読み取られた読取結果は、読取制御部200を介して制御部100に送信される。制御部100では、画像読取部24、25で読み取られた読取結果に基づいて用紙上の画像の良否を判定することができる
なお、この実施形態では、二つの画像読取部で用紙の表裏の画像を読み取るものとしたが、画像読取部の前後に反転搬送路を設け、用紙の反転搬送を行うことで一つの画像読取部で用紙の表裏の画像を読み取るものとしてもよい。
また、この実施形態では、読取結果に基づく画像不良の検出を装置本体10に備える制御部100で行うものとしたが、読取装置20に備える読取制御部200によって上記判定を行うものとしてもよい。読取制御部200における判定結果は制御部100に送信することができる。読取装置20で上記判定を行う場合、読取装置20は、本発明の検査装置として機能する。この場合、読取制御部200では、さらに、合紙を挿入する合紙挿入部(後述する)や、用紙に後処理を行う後処理部の制御を行う検査制御部として機能することが可能である。
後処理装置30は、用紙の搬送が可能な搬送路33を備えており、搬送路33は、読取装置20から導入された用紙を下流側に搬送する。搬送路33の中途には、用紙の後処理を行う後処理部34が備えられている。後処理部34は、所定の後処理を実行することが可能である。後処理としては、例えば、ステープル処理、パンチ処理が可能であるほか、折りを含む後処理、例えば、中綴じ、くるみ製本、内三つ折り、Z折り、観音折り、四つ折り等の処理を行うことが可能である。後処理部34は複数の後処理を行うものであってもよい。また、複数の用紙を一つの出力物として束ねる後処理は、本発明の束後処理に相当する。例えば、中綴じ、くるみ製本、ステープル処理のほか、複数の用紙を重ねた状態で行う折処理などが、本発明の束後処理に相当する。なお、本発明の束後処理はこれらに限定されるものではない。また、中綴じおよびくるみ製本処理は、本発明の製本処理に相当する。
搬送路33は、途中で分岐して第1排紙部31と第2排紙部32に接続されており、後処理部34を通過した用紙は、第2排紙部32に排紙され、後処理が行われていない用紙は第1排紙部31に排紙される。なお、後処理を行わない用紙を第2排紙部32に排紙するようにしてもよい。
なお、この実施形態では、給紙装置40、装置本体10、読取装置20および後処理装置30によって画像形成装置1が構成されているものとしたが、本発明としては画像形成装置の構成は上記構成に限定されるものではない。例えば、装置本体10と読取装置20とによって画像形成装置が構成されるものでもよく、また、装置本体10のみで画像形成装置を構成し、装置本体10に読取装置20、後処理装置30、給紙装置40などを備えるものを画像形成システムとしてもよい。
また、画像形成装置1では、装置本体10の後段の読取装置20内に画像読取部24、25を備えているが、画像読取部の設置場所は特に限定されず、例えば装置本体内に備えられていてもよい。また、画像形成装置と読取装置とが機械的に接続されていないものであってもよい。本発明の画像検査装置としては、画像読取部を有するものであってもよく、また、画像読取部を有していないものであってもよい。さらに、画像検査装置は、画像形成部を備えるものとしてもよく、また、画像形成部を備えていないものを画像検査装置とするものであってもよい。さらに、画像検査装置に画像読取部を備えるものであってもよい。
次に、画像形成装置1の電気的構成を、図2に基づいて説明する。
画像形成装置1は、主要な構成として、デジタルコピアと、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを有している。デジタルコピアは、制御ブロック110、スキャナー部130、操作部140およびプリンター部150を有している。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、外部装置との間で入出力される画像データを処理する。
制御ブロック110は、PCIバス112を有しており、PCIバス112に、DRAM制御IC111が接続され、DRAM制御IC111には、制御CPU113が接続されている。PCIバス112には、コントローラーIC118を介してHDD119が接続されている。
制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。不揮発メモリ115やHDD119には、制御CPU113で実行されるプログラムや、機械設定情報等の設定データ、プロセス制御パラメーター等が格納されている。不揮発メモリ115やHDD119は、本発明の記憶部に相当する。
不揮発メモリ115やHDD119には、さらに、用紙の読取結果に基づいて用紙上の画像の良否を判定する機能や、画像の異常検知時に合紙を挿入する機能を実施するためのプログラムやパラメーターが格納されているほか、画像異常の検出に用いられる正解画像データ、異常を判定するための閾値、出力物として採用不可能な画像異常かを判定するための閾値、後処理の最小リミット枚数、単葉後処理が可能か、後処理無しでの後処理用の排出先への排紙が可能か、等の情報が格納されている。したがって、不揮発メモリ115やHDD119は記録媒体に相当する。なお、これらのプログラムやパラメーター、データは、持ち運び可能なリムーバブルの記録媒体に格納されていてもよい。
制御CPU113は、プログラムの実行によって画像形成装置1の全体の状態を把握し、画像形成装置1の制御を行うことが可能であり、用紙の搬送、画像形成、後処理等の動作や、画像形成用の画像データの処理などの制御を行うことができる。この実施形態では、制御CPU113および制御CPU113で動作するプログラムは、本発明の制御部を構成する。上記プログラムには、本発明のプログラムが含まれている。なお、プログラムは不揮発メモリ115以外にHDD119などに格納されているものとしてもよく、また、持ち運び可能な記録媒体に格納されていてもよい。
制御CPU113は、画像読取部24、25により生成された読取画像データを読取結果として取得して解析し、用紙上に形成された画像に異常があるかを判定する画像検査を行うことができる。制御CPU113が行う検査は、CPUにより検査用のプログラムを読み込み、実行するソフトウェア処理により、実現することができる。
例えば、制御CPU113は、読取画像データを原画像データや検品済みの正常画像データと比較し、その差分が許容範囲を超える画像領域を異常と判定することができる。または、制御CPU113は、原画像データと読取画像データの1又は複数の特徴点とその特徴量を決定し、決定した特徴量から判別分析法により類似すると判別した特徴点が位置する画像領域を異常と判定することもできる。特徴量としては、特に限定されず、勾配方向ヒストグラム、スピードアップロバスト特性 、局所2値パターン、Haarウェーブレット、カラーヒストグラム等が挙げられる。また、判別分析法としても特に限定されず、ニューラルネットワーク、サポートベクターマシン等が挙げられる。
制御CPU113は、異常の種類とそのレベルを判定することもできる。異常の種類としては、用紙上に形成された画像中のスジ、しわ、画像の誤り、消失等の欠陥、トナー散り等の汚れ、色ずれ等がある。
例えば、画像の特徴量は異常の種類が同じであると類似してくるため、制御CPU113は、異常と判定した特徴点の特徴量と、あらかじめ求めておいたスジやトナー散り等の各種類の異常の特徴量との類似性を判別することにより、異常の種類を判定することができる。
また、制御CPU113は、正常画像データとの差や、異常と判定された領域が大きいほど、異常が視認されやすくなるため、これらの大きさによって、異常のレベルを決定することができる。
さらに、制御CPU113は、画像の異常が検出された場合に、異常紙とその次の用紙との間などに合紙を挿入したり、合紙を排出したりする制御を行うことが可能である。合紙は、ジョブで使用される用紙と色やサイズが異なっていることが望ましいがジョブで使用される用紙と同じ用紙を使用するものであってもよい。合紙の挿入を行う場合には、画像不良が検知されたページの位置情報(何ページ目か、何枚前の出力ページか、等)および、検知した画像不良の情報(画像不良の種類、検知レベル等)を合紙に印刷することも可能である。合紙は、給紙装置40や本体給紙部12に収納されているものでもよく、カバーなどを収納した図示しない挿入トレイなどに収納しているものとしてもよい。
また、出力中のジョブが束後処理を行うジョブや、後処理の種類、後処理の制約、用紙の排出順等に基づいて、合紙の挿入位置や排紙時期を変更することができる。さらに、画像の異常が検出された際には、異常の種類やレベルに基づいて、画像不良が発生した用紙が出力物として採用できるかの判定を行うことができ、判定結果に応じて出力の中止や合紙の挿入、排出の制御を行うことができる。
画像に異常があるかの判定を読取制御部200で行う場合も上記と同様の処理を行うことができる。この際に読取制御部200で実行されるプログラムは本発明のプログラムに相当する。
制御CPU113には、スキャナー部130のスキャナー制御部132がシリアル通信可能に接続されている。
スキャナー部130は、CCD131と、スキャナー制御部132とを備えている。CCD131は用紙上の画像を光学的に読み取ることができる。スキャナー制御部132は、スキャナー部130の全体を制御するものであり、CCD131による画像の読み取りなどを制御する。スキャナー制御部132は、制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやCPUを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
CCD131で読み取った画像データは、DRAM制御IC111を介して読み取り処理部116に送信され、読み取り処理部116において所定の補正等の処理がなされる。
操作部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えている。LCD141では、各種の情報の表示および操作入力を行うことが可能となっている。なお、操作入力は、操作キー等によって行うこともできる。
操作部140では、装置本体10における設定や動作指令、ジョブの出力条件、後処理の有無、画像不良の検出条件などの動作制御条件の入力が可能となっている。さらに、操作部140では、設定内容、機械状態、原稿画像等の表示、印刷調整画面の表示等が可能になっている。
操作部140では、LCD141や操作キーを通じた操作入力により、装置本体10、読取装置20、後処理装置30などに対する各種の設定を行うことが可能であり、設定に基づいて、制御部によって、画像形成や用紙の搬送、ジョブの出力開始、ヤレ判定、合紙の挿入、後処理等の動作が制御される。
操作部制御部142は、操作部140の全体を制御するものである。操作部制御部142は制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、操作部140は制御CPU113からの指令を受けて操作部140の制御を行う。操作部制御部142は、CPUやCPUを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
DRAM制御IC111には、画像メモリ(DRAM)120が接続されている。画像メモリ(DRAM)120は、圧縮メモリ121とページメモリ122とから構成されており、スキャナー部130で取得した画像データや、外部の装置からネットワーク2を通して取得した画像データをジョブデータとして格納することができ、画像メモリ(DRAM)120には、印刷するジョブの画像データや、画像読取部24、25で読み取った読取画像データを格納することができる。
画像メモリ(DRAM)120は、圧縮メモリ121とページメモリ122とを有している。圧縮メモリ121には、圧縮された画像データが格納され、ページメモリ122には、画像形成用の非圧縮のページ画像データが一時的に格納される。
また、画像メモリ(DRAM)120には、上記DRAM制御IC111の制御によって、複数のジョブに関する画像データを保存することができる。さらにはジョブの設定情報や予約されたジョブの画像データなどを保存することができる。なお、これらのデータは、HDD119に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、圧縮/伸長IC117が接続されている。圧縮/伸長IC117では、画像データの圧縮や、圧縮された画像データを伸長することができる。
DRAM制御IC111には、さらに、書き込み処理部123が接続されている。書き込み処理部123は、LD154Aにおける画像形成動作に用いるためのデータ処理を行う。
また、制御CPU113には、プリンター部150のプリンター制御部151が接続されている。プリンター制御部151は、CPUや記憶部等によって構成されており、制御CPU113の指令を受けてプリンター部150の全体を制御し、LD154Aによる画像形成動作を制御する。LD154Aは、各色用のLDを総称するものである。また、プリンター部150は、画像形成部11や、搬送路23を含む搬送部を制御することができる。
さらに、制御CPU113には、LAN制御部127が接続されており、LAN制御部127には、LANインターフェース128が接続されている。LANインターフェース128には、ネットワーク2やその他のネットワークなどを接続することができ、LANインターフェース128を介して外部の装置との間でデータの送受信を行うことができる。
また、PCIバス112には、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されており、DRAM制御IC161には、コントローラー制御部163が接続されている。さらに、DRAM制御IC161に、LAN制御部164が接続され、LAN制御部164に、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク2に接続されている。
ネットワーク2には、外部装置3や他の画像形成装置4、5などが接続されている。画像形成装置1では、ネットワーク2を通じて、外部装置3や他の画像形成装置との間でデータの送受信を行うことができる。なお、ネットワーク2は、LANの他にWAN、電話回線などとして使用されるものであってもよく、無線、有線を問わない。
外部装置3は、外部装置3全体を制御する外部装置制御部300を有している。外部装置制御部300は、CPUやCPUを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。また、外部装置3は、情報を表示可能な外部表示部310と、所望の操作入力を行うことが可能な図示しない操作部を有している。
なお、外部装置制御部300は、端末や画像形成装置1を管理する装置として使用することも可能である。この場合、外部装置3は、ネットワーク2を介してLANインターフェース128に接続される。
なお、外部装置3で画像形成装置1を管理する場合、外部装置制御部300は、画像形成装置を管理する管理制御部として機能する。外部装置制御部300は、画像形成や給紙動作、画像の読取、画像検査、後処理等の動作を管理することができる。
外部装置3は、画像形成装置を管理する場合、画像形成装置を直接制御してもよく、また、画像形成装置へ制御内容の指示を行い、この指示内容によって画像形成装置の制御部で制御が行われるようにしてもよい。
また、外部装置3では、読取装置20の画像読取部24、25が取得した読取画像を受信して、読取画像に基づいてヤレの検出を行うことができ、さらに、ヤレ検出時の合紙挿入などの制御を行うことも可能である。この場合、外部装置3は、本発明の画像検査装置として使用することができ、外部装置制御部300は、本発明の制御部として機能し、外部装置制御部300で動作するプログラムは、本発明のプログラムに相当する。
次に、画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データを生成する場合、スキャナー部130に原稿を載置し、CCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際は、制御CPU113から指令を受けたスキャナー制御部132がCCD131の動作制御を行う。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116に送られ、読み取り処理部116において所定のデータ処理がなされる。データ処理された画像データは、圧縮/伸長IC117に送出され、圧縮/伸長IC117において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD119に格納される。
圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。画像データをジョブとして管理する場合は、画像メモリ(DRAM)120およびHDD119において、印刷条件が画像データと関連付けて格納される。
なお、印刷画像データと印刷条件とは、両者が関連付けられていれば、それぞれが異なる記憶媒体に格納されるものであってもよい。印刷条件は、操作部140を通してユーザーが設定したり、初期設定や動作状況に自動的に設定されたりする。
一方、画像データを外部から取得する場合、例えば、外部装置3や他の画像形成装置4、5などからネットワーク2を通して画像データを取得する場合は、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のLANインターフェース165を介して画像データを受信する。受信した画像データは、LANインターフェース165、LAN制御部164、DRAM制御IC161を介して画像メモリ162に格納される。
その後、画像メモリ162に格納された画像データは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に一旦格納される。
なお、画像データがページ記述データである場合、コントローラー制御部163によって画像データのRIP処理を行うことで、画像データをラスターイメージとすることができる。
ページメモリ122に格納された印刷データは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121に格納される。また、HDD119に格納する場合は、印刷データは、DRAM制御IC111、コントローラーIC118を介してHDD119に格納される。これら印刷データは、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。画像メモリ(DRAM)120およびHDD119は、画像データを保存する記憶部となる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121や不揮発メモリ115、HDD119などに格納された画像データを、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出し、画像データを伸長する。伸長された画像データはDRAM制御IC111を介して書き込み処理部123へ送出され、書き込み処理部123にて、設定された印刷条件に従って繰り返しLD154Aに展開し、LD154Aによって画像データに基づいて各感光体への書き込みが行われる。感光体に書き込まれた画像は、その後、現像、転写、定着等を経て、用紙上に定着される。
なお、画像形成装置1を複写機として使用する場合は、操作部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を制御CPU113に通知し、制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納することができる。
画像形成装置1をプリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置3内のプリンタドライバで設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に、外部装置3→ LAN IF165→ 画像メモリ162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ122と転送され、ページメモリ122に格納される。
次に、束後処理を実施するジョブの出力中にヤレが検知された場合の合紙の挿入や排出方法について説明する。
従来から、画像形成装置の分野では、出力物の画像を読み取った読取画像に基づいて画像の良否を判定し、ヤレを検出することが可能な技術が知られている。ヤレを検出した場合には、生産性の低下を避けるために、ヤレの位置を示すための目印合紙を排紙した上で、出力動作を継続する技術が用いられている。そして、ジョブの出力後に、ユーザーの目視検査により、ヤレが出力物として採用できるかを判断し、採用可能であると判断した場合には、ヤレとされた出力物を異常のない出力物として扱うことができる。
しかし、くるみ製本処理や、中綴じなど、出力された用紙を束として一つにまとめる後処理を行う場合は、ヤレの直後に目印合紙を挿入すると、ヤレと目印用紙とが含まれる用紙束が生成されてしまう。この場合、ユーザーがヤレを出力物として採用可能であると判断しても、この用紙を含む用紙束には合紙が含まれているため、束自体がヤレとなってしまう。
比較のために、従来の合紙挿入方法を図3に示す。
図3は、くるみ製本を行う全3ページのジョブを出力する場合を示している。
図3に示すように、従来の技術では、画像検査によって2ページ目で異常が検知されると、2ページ目の次に目印合紙IPが挿入される。このため、カバー用紙P0を用いてくるみ製本が行われると、合紙が含まれた冊子が作成されてしまう。
そのため、ヤレとされた2ページ目をユーザーが目視検査して問題がないと判断しても、冊子自体に合紙が含まれているため、冊子を出力物として採用することができなくなってしまう。
そこで、本実施形態では、束後処理を実施するジョブの出力中にヤレが検出された場合には、出力を継続して束後処理を実施し、束の排出後に合紙を排出するように制御する。
図4は、本実施形態における合紙の挿入方法を示す図である。
図4では、図3の例と同様に、くるみ製本を行う全3ページのジョブを出力する場合を示している。画像検査によって2ページ目で画像不良が検出されてヤレと判定された場合は、2ページ目の直後に目印合紙IPを挿入するのではなく、3ページ目とカバー用紙P0の出力を行い、くるみ製本処理を行い、そして、束の出力後に目印合紙IPを排出する。図4の右側に示すように、排紙先においては、束となった出力物の上に目印合紙が配置される。
なお、目印合紙にはヤレの位置や異常の情報などを印刷することも可能である。例えば、束の中の何ページ目がヤレであるかを合紙に印刷しても良い。
本実施形態の合紙の排出手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の動作は画像形成装置1の制御部、読取制御部または外部装置3の外部装置制御部などの制御によって実行される。
N部目の画像形成動作を開始すると、対象ページを1に設定し(ステップs1)、対象ページが1部あたりのページ数より大きいかを判定する(ステップs2)。対象ページが1部あたりのページ数以下である場合(ステップs2、No)、画像形成部で対象ページの画像形成を実施し(ステップs3)、対象ページ数に1を加算する(ステップs4)。そして、出力画像をインラインセンサ(画像読取部)で読み取り(ステップs5)、読取画像の解析を実施する(ステップs6)。読み取りの画像の解析では、予め用意した正解画像データとの比較を行い、比較結果に基づいて解析を行うものでもよい。
解析の結果、ヤレ(異常)を検出したかを判定する(ステップs7)。ヤレが検出されなかった場合(ステップs7、No)、すなわち画像異常が検知されなかった場合、ステップs2に戻り、再度、対象ページと1部あたりのページ数との比較を行う。ヤレが検出された場合、すなわち読取画像に画像異常が検出された場合(ステップs7、Yes)、出力中のページが束後処理実施ジョブであるかを判定する(ステップs8)。
束後処理実施ジョブでない場合(ステップs8、No)、ヤレ検知位置を示す合紙を排出する(ステップs9)。なお、合紙にヤレの種類などの情報を印刷するようにしてもよい。合紙の排出後はステップs2に戻り、再度、対象ページと1部あたりのページ数との比較を行う。また、束後処理実施ジョブである場合(ステップs8、Yes)、ヤレ検知ページ、ヤレ種類およびヤレレベルを記憶する(ステップs10)。その後、ステップs2に戻り、再度、対象ページと1部あたりのページ数との比較を行う。
一方、対象ページと1部あたりのページ数との比較において、対象ページが1部あたりのページ数を超えている場合(ステップs2、Yes)、出力したジョブが束後処理実施ジョブであるかを判定する(ステップs11)。束後処理実施ジョブである場合(ステップs11、Yes)、後処理機において、指定の後処理と排出を実施し(ステップs12)、ヤレ検知ページがあるかを判定する(ステップs13)。この判定は、ステップs10において記憶したヤレ検知ページの情報に基づいて行うことができる。ヤレ検知ページがある場合(ステップs13、Yes)、合紙にヤレ検知ページ、ヤレ種類、ヤレレベルを印字し(ステップs14)、合紙を排出する(ステップs15)。その後、出力部数カウントに1を加算し(ステップs16)、手順を終了する。ヤレ検知ページがない場合は(ステップs13、No)、出力部数カウントに1を加算し(ステップs16)、手順を終了する。
ステップs11の判定で、束後処理実施ジョブでない場合(ステップs11、No)、束後処理を実施せずに出力部数カウントに1を加算し(ステップs16)、手順を終了する。
上記手順によれば、束後処理実施ジョブの出力中にヤレを検知した場合に、束の完成後に合紙を排出することが可能になる。
これにより、ユーザーがヤレページを出力物として採用できるかの確認を実施し、採用できると判断した場合には束全体を出力物として採用できるようになるため、ヤレの発生による用紙破棄を最小限に抑えることが可能となる。
(実施形態2)
実施形態1は、画像異常が検出されてヤレと判定されたページをユーザーが確認し、出力物として採用できるかを判断しているが、異常の種類やレベルに基づいて、ヤレが出力物として採用できないものかを装置が判断するようにしてもよい。
出力物として採用できないヤレであると判定された場合は、束全体をリカバリ出力する必要があるため、同一束の残りページを出力しても無駄紙となる。そのため、束の残りページは出力せずに、出力済み用紙に対して束後処理を行い、その後、用紙束がヤレであることを示す合紙を挿入することができる。束後処理を行うのは、装置で束後処理を行わないと排出できない、などの場合に対応することができる。
異常が検知された用紙が出力物として採用できるかは、検出された異常の種類/レベルの閾値に基づいて判断することができる。閾値の値は予め記憶部に記憶しておくことができ、ユーザーによる変更が可能であってもよい。また、前記閾値として、枚葉処理を行うジョブや後処理を行わないジョブとは異なる閾値を用いることも可能である。
なお、出力物として採用できない異常の種類やレベルについては、本発明では特に限定されない。例えば、異なるページの画像が用紙に印刷されていると判断された場合には、当該ページは出力物として採用できないヤレであると判定してもよく、正解画像との差異の度合いが所定以上の場合に採用できないヤレとしてもよい。
図6は、ヤレが出力物として採用できないと判断された場合の動作例を示す図である。
図6では、くるみ製本を行う全3ページのジョブを出力する場合を示している。ここでは、画像検査において2ページ目が出力物として採用不可能なヤレであると判定されたため、同一束となる3ページ目の出力を行わずにカバー用紙P0を給紙し、束後処理を行う。そして、カバー用紙の次に目印合紙IPを給紙して、束となった出力物の上に目印合紙IPが配置されるようにする。なお、目印合紙にヤレの位置や種類に関する情報を印字するようにしてもよい。
本実施形態によれば、出力物として採用できないヤレが検出された場合に無駄紙を削減することが可能になる。
(実施形態3)
実施形態2の方法は、くるみ製本を実施してから目印合紙を挿入するため、くるみ製本用のカバー用紙が必要となる。しかし、製本後の冊子は出力物として採用できないため、最終的にはカバー用紙は無駄紙となってしまう。また、ユーザーが合紙を見逃した場合には、ページ抜け状態の冊子が出力物として採用されてしまうおそれもある。
これを改善するために、カバー用紙をヤレ検出用の用紙(目印合紙)と差し替えて、出力済み用紙とともに束後処理を行い、目印合紙が冊子の表紙および/または裏表紙となるようにして、ユーザーに対してヤレ冊子であることを明確に報知するようにしてもよい。
図7は、カバー用紙をヤレ検出冊子用の用紙(合紙)と差し替える場合を示している。
この例では、画像検査において2ページ目が採用できないヤレであると判定されたため、3ページ目以降の出力を中止し、ヤレ用のカバー用紙P10を給紙して、束後処理を実施する。これにより、図7の右側に示すように、ヤレ用のカバー用紙が表紙および裏表紙となる冊子が排出されるため、ヤレ冊子であることをユーザーが容易に認識することができる。また、製本用のカバー用紙が無駄紙として排出されないという利点もある。
本実施形態の合紙の排出方法を用いた画像形成動作の手順を、図8のフローチャートに基づいて説明する。なお、以下の動作は画像形成装置1の制御部、読取制御部または外部装置3の外部装置制御部などの制御によって実行される。
N部目の画像形成動作を開始すると、対象ページを1に設定し(ステップs20)、対象ページが1部あたりのページ数よりも大きいかを判定する(ステップs21)。対象ページが1部あたりのページ数以下である場合(ステップs21、No)、画像形成部で対象ページの画像形成を実施し(ステップs22)、対象ページ数に1を加算する(ステップs23)。そして、出力画像をインラインセンサ(画像読取部)で読み取り(ステップs24)、読取画像の解析を実施する(ステップs25)。
読み取りの画像の解析では、予め用意した正解画像データとの比較を行い、比較結果に基づいて解析を行ってもよい。
解析の結果、ヤレを検出したかを判定する(ステップs26)。ヤレが検出されなかった場合(ステップs26、No)、すなわち画像異常が検知されなかった場合、ステップs21に戻り、再度、対象ページと1部あたりのページ数との比較を行う。ヤレが検出された場合、すなわち読取画像に画像不良が検出された場合(ステップs26、Yes)、出力中のジョブが束後処理実施ジョブであるかを判定する(ステップs27)。
束後処理実施ジョブでない場合(ステップs27、No)、ヤレ検知位置を示す合紙を排出する(ステップs28)。なお、合紙にヤレの種類等を印刷するようにしてもよい。合紙の排出後はステップs21に戻り、再度、対象ページと1部あたりのページ数との比較を行う。また、ジョブが束後処理実施ジョブである場合(ステップs27、Yes)、束後処理実施時の出力物採用基準(閾値)を読み出し(ステップs29)、読み出した閾値に基づいて、ヤレが出力物として採用可能かを判定する(ステップs30)。判定は、検知された画像異常の種類やレベルに基づいて行われる。出力物として採用可能なヤレであると判定された場合(ステップs30、Yes)、ヤレ検知ページ、ヤレ種類、ヤレレベルを記憶する(ステップs31)。その後、ステップs21に戻り、再度、対象ページと1部あたりのページ数との比較を行う。
一方、ヤレが出力物として採用できないヤレであった場合(ステップs30、No)、残りページの出力は行わず、ヤレのカバー用紙を排出し(ステップs32)、後処理機で指定の後処理と排出を実施し(ステップs33)、手順を終了する。
一方、対象ページと1部あたりのページ数との比較において、対象ページが1部あたりのページ数を超えている場合(ステップs21、Yes)、出力したジョブが束後処理実施ジョブであるかを判定する(ステップs34)。束後処理実施ジョブである場合(ステップs34、Yes)、後処理機において、指定の後処理と排出を実施し(ステップs35)、ヤレ検知ページがあるかを判定する(ステップs36)。この判定は、ステップs31において記憶したヤレ検知ページの情報に基づいて行うことができる。ヤレ検知ページがある場合(ステップs36、Yes)、合紙にヤレ検知ページ、ヤレ種類、ヤレレベルを印字し(ステップs37)、合紙を排出する(ステップs38)。その後、出力部数カウントに1を加算し(ステップ39)、手順を終了する。ヤレ検知ページがない場合は(ステップs36、No)、合紙の排出は行わず、出力部数カウントに1を加算し(ステップs39)、手順を終了する。
ステップs34の判定で、出力したジョブが束後処理実施ジョブでない場合(ステップs34、No)、束後処理を実施せずに出力部数カウントに1を加算し(ステップs39)、手順を終了する。
上記手順によれば、出力物として採用不可能なヤレが検出された場合に無駄紙を削減することが可能になる。
(実施形態4)
実施形態1~3に示した制御を実際の画像形成装置に適用する場合、以下に示す理由により、後処理の種類(束処理か枚葉処理か)や後処理機の排出制約(1枚後処理が可能か、最小リミット枚数制限、後処理実施有/無の両方で排出可能か、排紙順(1toN or Nto1)等)を考慮して、実施形態1~3および従来技術の制御のうちどれかを適用するように、制御を切り替えることが望ましい。
・束後処理か枚葉処理か
実施形態1に示したように、後処理として束後処理を行う場合は、束後処理後に合紙を排出することが望ましい。
・単葉後処理/後処理なしでの排出ができるか
後処理機によっては、束後処理用の排出トレイには束後処理された出力物しか排出できないという制約や、一枚の用紙のみを対象とした後処理(単葉後処理)が行えないという制約がある。束後処理用の排出トレイに後処理なしの用紙を排出不可で、かつ、単葉後処理が不可能である場合は、束後処理後の出力物の上に合紙を挿入することができない。そのため、ヤレ検知時の制御を決定する際には、単葉後処理が可能か、束後処理用の排紙トレイへ後処理なしでの排出が可能かを考慮する必要がある。
図9は、単葉後処理が可能な装置を用いる場合(例1)を示しており、図10は、単葉後処理ができない装置を用いる場合(例2)を示している。なお、束後処理としては中綴じを行う場合を想定している。
単葉後処理が可能な場合は、図9に示すように、中綴じ冊子を排出した後に、1枚中折りで目印合紙を挿入することができる。このため、実施形態1の制御を行うことが望ましい。なお、実施形態2の制御を行ってもよい。
一方、単葉中折り後の用紙を中綴じ冊子トレイに排出できない後処理装置を用いる場合、束後処理後の冊子の後に合紙を挿入することができないため、図10に示すように、実施形態3の方法、すなわち、合紙をカバー用紙の代わりの挿入する構成を用いることが望ましい。
・カバー用紙の給紙順序
実施形態1~3の図4、6、7では、カバー用紙が最後に排出される装置が示されていたが、カバー用紙を最初に排出する後処理機も存在する。カバー用紙を最初に排出する後処理機を用いる場合は、実施形態3の構成、すなわち、ヤレ検知時にヤレ用のカバー用紙を給紙して後処理を実施する構成は採用することができない。
そのため、カバー用紙の給紙順序を考慮して合紙の挿入方法を決定することが望ましい。
なお、カバー用紙の給紙順序は、後処理の種類や後処理器の構造、印刷設定等によって決定される。例えば、重ね折りの後処理を行う場合は、折りユニットの構造(山折り/谷折り)や、印字面(内印刷/外印刷)の設定等により、排紙面(FaceUP/FaceDown)や排紙順(1toN/Nto1)が切り替えられて所望の出力物が形成される。このため、これらの設定も考慮した上で、カバー用紙が最初に排出されるか、最後に排出されるかを考慮することが望ましい。
図11は、カバー用紙を最初に排出する後処理機を用いる場合(例3)を示している。
図11の例では、画像検査において2ページ目がヤレと判定されている。しかし、ヤレ検知時には既にカバー用紙を排出済みであるため、ヤレ検知時にヤレ用のカバー用紙(合紙)を挿入する制御(実施形態3)は適用できない。このため、実施形態1、2の制御を適用して、束後処理を行った後に目印合紙を挿入することが望ましい。
・最小後処理枚数
実施形態2、3では、ヤレ検知時には束の残りページは出力せずに後処理を実施している。しかし、後処理機の中には、後処理を実施する上での最小リミット枚数が存在する場合がある。最小リミット枚数が規定されている後処理機では、ヤレ検知時の出力済み用紙枚数が最小リミット枚数に達していない場合は、後処理を実行することができない。
そこで、ヤレ検知時の出力済み枚数が最小リミット枚数に達していない場合には、最小リミット枚数に到達するまで(もしくは全ページ出力完了まで)は出力を続けて、リミット枚数に達した時点で後処理/排出を実施する、といった制御を行うことが望ましい。
図12は、最小後処理枚数が3枚と設定されている後処理機を用いる場合(例4)を示している。
図12の例では、画像検査において2ページ目がヤレとされたため、通常であれば3ページ目の出力を中止するが、この時点では最小後処理枚数に達しないため、出力を継続する。その後、3ページ目を出力した時点で最小リミット枚数に達するので、以降のページは出力せずにヤレ用のカバー用紙(合紙)を出力して後処理および排出を実施する。
・後処理が製本またはステープルか
束後処理が製本またはステープルである場合は、後処理後に用紙を差し替えることができないため、実施形態1~3のいずれかの制御を用いることが望ましい。
一方、後処理の種類が製本またはステープルでない場合(パンチ、折りなど)は、後処理後の束において用紙の入れ替えが可能であるため、束の途中であっても合紙を挿入するようにしてもよい。
本実施形態によれば、後処理の内容や後処理装置の制約を考慮した適切な合紙排出方法を選択することが可能となる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りでは上記実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
2 ネットワーク
3 外部装置
10 装置本体
11 画像形成部
12 本体給紙部
13 搬送路
20 読取装置
23 搬送路
24 画像読取部
25 画像読取部
30 後処理装置
31 第1排紙部
32 第2排紙部
33 搬送路
34 後処理部
40 給紙装置
100 制御部
113 制御CPU
115 不揮発メモリ
119 HDD
140 操作部
200 読取制御部
300 外部装置制御部
310 外部表示部
P0 カバー用紙
IP 目印合紙

Claims (20)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    合紙を挿入する合紙挿入部と、
    画像形成、合紙挿入および後処理を制御可能な制御部、を有し、
    前記制御部は、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定することができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に、異常ありの目印として合紙を挿入することができ、
    記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知した場合、画像が形成された記録媒体間に前記合紙を挿入することなく、前記束後処理によって前記記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う画像形成装置。
  2. 前記制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された前記記録媒体を出力物として採用できるときに、前記束後処理によって当該記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う請求項1記載の画像形成装置。
  3. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    合紙を挿入する合紙挿入部と、
    画像形成、合紙挿入および後処理を制御可能な制御部、を有し、
    前記制御部は、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定することができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に、異常ありの目印として合紙を挿入することができ、
    前記制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止し、異常ありの目印として前記合紙を排出する画像形成装置。
  4. 前記制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して出力済みの記録媒体に対する束後処理を行い、その後、異常検知の目印として合紙を排出する請求項記載の画像形成装置。
  5. 記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    合紙を挿入する合紙挿入部と、
    画像形成、合紙挿入および後処理を制御可能な制御部、を有し、
    前記制御部は、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定することができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に、異常ありの目印として合紙を挿入することができ、
    前記制御部は、前記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して、異常ありの目印として合紙を挿入し、出力済み記録媒体と前記合紙とを同じ束として生成する画像形成装置。
  6. 前記合紙は、前記束の表紙または/および裏表紙となるものである請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、記録媒体上の画像の異常を検知した場合、画像の異常の種類または/およびレベルの閾値に基づいて、異常が検知された記録媒体が出力物として採用できるかを判定する請求項1~6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記閾値が、枚葉処理に際し異常が検知された記録媒体が出力物として採用できるかを判定する際の閾値と異なるものである請求項7記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、異常が検知された記録媒体が出力物として採用できない場合、前記束後処理の最小リミット枚数があるときは、少なくとも前記最小リミット枚数に達するまで束の出力を継続してから束の出力を中止する請求項3~8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記束後処理として単葉後処理が実施可能であるか、前記束後処理の最小リミット枚数があるか、後処理有無の両方で排出可能か、排紙順の設定の少なくとも1つに基づいて合紙の排出または挿入方法を切り替える請求項1~9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記束後処理が製本処理またはステープル処理でない場合、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知したときに、束の途中であっても異常ありの目印として前記合紙を挿入する請求項1~10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記合紙を挿入または排出する際に、異常が検知された記録媒体の位置に関する情報および異常の内容に関する情報の少なくとも一つを前記合紙に印刷する請求項1~11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 合紙を挿入する合紙挿入部と、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するすることができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印として合紙を挿入することができる検査制御部を有し、
    前記検査制御部は、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、
    記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知した場合、画像が形成された記録媒体間に前記合紙を挿入することなく、前記束後処理によって前記記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う画像検査装置。
  14. 前記検査制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された前記記録媒体を出力物として採用できるときに、前記束後処理によって当該記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う請求項13記載の画像検査装置。
  15. 合紙を挿入する合紙挿入部と、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するすることができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印として合紙を挿入することができる検査制御部を有し、
    前記検査制御部は、記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止し、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行う画像検査装置。
  16. 合紙を挿入する合紙挿入部と、記録媒体に対する後処理を行う後処理部を制御可能であり、画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得し、前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するすることができ、画像に異常があると判定された場合、画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印として合紙を挿入することができる検査制御部を有し、
    前記検査制御部は、前記記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して、異常ありの目印として合紙を挿入し、出力済み記録媒体と前記合紙とを同じ束として生成する制御を行う画像検査装置。
  17. 画像形成、画像に異常があると判定された場合に画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印とする合紙挿入および後処理を制御可能な制御部で実行可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に対し、
    画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得するステップと、
    前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するステップと、
    記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で、画像の異常を検知した場合、画像が形成された記録媒体間に前記合紙を挿入することなく、前記束後処理によって前記記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行うステップと、を前記制御部に実行させるプログラム。
  18. 記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合に異常が検知された前記記録媒体を出力物として採用できるときに、前記束後処理によって当該記録媒体を含む束を生成した後に、異常ありの目印として前記合紙を排出するステップを、を前記制御部に実行させる請求項17記載のプログラム。
  19. 画像形成、画像に異常があると判定された場合に画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印とする合紙の挿入および後処理を制御可能な制御部で実行可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に対し、
    画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得するステップと、
    前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するステップと、
    記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止し、異常ありの目印として前記合紙を排出する制御を行うステップと、を前記制御部に実行させるプログラム。
  20. 画像形成、画像に異常があると判定された場合に画像が形成された記録媒体間に異常ありの目印とする合紙の挿入および後処理を制御可能な制御部で実行可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に対し、
    画像が形成された記録媒体を読み取った読取画像を取得するステップと、
    前記読取画像に基づいて記録媒体上の画像に異常があるかを判定するステップと、
    前記記録媒体を一つの束とする束後処理を行うページの記録媒体上で画像の異常を検知した場合、異常が検知された記録媒体を出力物として採用できないときに、前記束の残りページの出力を中止して、異常ありの目印として合紙を挿入し、出力済み記録媒体と前記合紙とを同じ束として生成する制御を行うステップと、を前記制御部に実行させるプログラム。
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