JP2020154081A - 画像形成装置、画像形成システム、管理装置および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、管理装置および画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印刷した記録媒体の画像を読み取って、パージ処理、リカバリ処理を無駄なく行うことを可能にする。【解決手段】画像形成部、複数の記録媒体供給部、画像形成、記録媒体の供給及び記録媒体の排出を制御し、画像を読み取った読取結果を取得して良否を判定する制御部、を有し、制御部は、画像が不良である場合、不良の記録媒体、機内残留記録媒体をヤレ排出する制御を行い、ヤレ排出媒体中で不良記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が記録媒体供給部に設置されている状態で、記録媒体における出力順序の画像をヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に再度画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、ヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出して出力順に従ったリカバリ処理を行う。【選択図】図13

Description

この発明は、画像が形成された記録媒体の読取結果によって画像の良否判定を行い、不良の場合にリカバリ処理を行うことができる画像形成装置、画像形成システム、管理装置および画像形成プログラムに関するものである。
複写機、プリンタ、複合機などの画像形成装置の分野では、用紙の画像を読み取った画像読取結果を用いて、画像の異常や画質調整の判定を行っている。例えば、読取画像と印刷用の画像データとを比較して、印刷された画像が一致しない場合に異常判定したり、用紙の挿入紙や断裁代などに調整用画像を印刷し、これを読み取って画質の調整を行ったりすることが可能な装置が知られている。
画像が異常であると判定された場合は不良紙とされ、通常は、出力の停止や不良紙や機内の残留紙を通常とは異なる排出先への排紙するパージ処理などが行われている。パージが完了するとパージしたページを再度プリントすることで、画像不良を自動で除去する。パージ処理の課題として、ユニットが大きい高速機になるほど滞留紙の枚数は増えるので、多くの正常なページを無駄にしてしまう。
特許文献1で提案されている技術では、異常画像と判定されたページより後のページであって、判定の時点ですでに画像が形成されていたページのうち、検査部により正常画像と判定されたページの用紙を第1搬送路の迂回路である第2搬送路へ搬送させて待機させ、再形成後に正常画像と判定されたページの用紙と第2搬送路上の各ページの用紙をページ順に第1のトレイへ搬送する技術が提案されている。
特開2017−058564号公報
しかし、特許文献1の技術では、滞留紙を退避させる循環路が必要になる。さらに、給紙・排紙のオプションが連結され、搬送路が長いシステムの場合には多くの滞留紙をストックするめの循環路の長さが必要になる、という課題がある。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、滞留紙を退避させる循環路を必要とすることなく、自動検品のパージ処理によって発生する不要な用紙の廃棄を抑制することができる画像形成装置、画像形成システム、管理装置および画像形成プログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
記録媒体の供給を行う複数の記録媒体供給部と、
画像形成、記録媒体の供給および記録媒体の排出を制御し、さらに前記記録媒体上の画像を画像読取部で読み取った読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像の良否を判定する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記読取結果に基づいて記録媒体上の画像が不良であると判定した場合、不良と判定された記録媒体、および記録媒体搬送方向で機内に残留する記録媒体をヤレ排出媒体としてジョブの正常出力で排出される記録媒体とは区別してヤレ排出する制御を行い、
前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記記録媒体供給部に設置されている状態で、当該記録媒体における出力順序の画像を前記ヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に前記画像形成部により再度の画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、かつヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出することで、出力順に従ったリカバリ処理を行うことを特徴とする。
第2の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、ヤレ排出媒体が設置される記録媒体供給部が、前記画像形成部の記録媒体搬送方向の下流側に位置する記録媒体挿入部であることを特徴とする。
第3の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、前記ヤレ排出に際し、滞留している記録媒体紙は、画像形成前のものには画像形成を行い、全ての滞留した記録媒体に良否判定を行ってヤレ排出する。
第4の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、リカバリ処理も含めてジョブで設定した部数になるように印刷部数の制御を行うことを特徴とする。
第5の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、操作部を有し、
前記制御部は、前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記記録媒体供給部に設置されると、操作部において、リカバリ制御の実行の問い合わせを行うことを特徴とする。
第6の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、前記制御部は、リカバリ処理を行う際に、不足しているページを新規に印刷しつつ記録媒体供給部に設置した滞留した記録媒体のうち、白紙でパージした記録媒体に新規に印刷して、正常な印刷物としてリカバリに用いることを特徴とする。
第7の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の発明において、滞留した記録媒体を設置する記録媒体供給部が、画像形成部の搬送方向上流側に位置していることを特徴とする。
本発明の画像形成システムの発明は、前記形態の発明のいずれかに記載の画像形成装置と、記録媒体上の画像を読み取る画像読取部と、記録媒体を排出する排出部とを有することを特徴とする。
本発明の管理装置の発明は、ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、記録媒体の供給を行う複数の記録媒体供給部と、記録媒体上の画像を読み取る画像読取部と、記録媒体を排出する排出部とを有する装置を管理する管理装置であって、
記録媒体上の画像を画像読取部で読み取った読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像の良否を判定する管理制御部を有し、
前記管理制御部は、前記読取結果に基づいて記録媒体上の画像が不良であると判定した場合、不良と判定された記録媒体、および記録媒体搬送方向で機内に残留する記録媒体をヤレ排出媒体としてジョブの正常出力で排出される記録媒体とは区別してヤレ排出する制御を行い、
前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記画像形成部の下流側の記録媒体供給部に設置されている状態で、当該記録媒体における出力順序の画像を前記ヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に前記画像形成部により再度の画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、かつヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出することで、出力順に従ったリカバリ処理の制御を行うことを特徴とする。
本発明の画像形成プログラムは、ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する装置の制御部で実行されるプログラムであって、
前記プログラムは、前記制御部に対し、前記読取結果に基づいて記録媒体上の画像が不良であると判定した場合、不良と判定された記録媒体、および記録媒体搬送方向で機内に残留する記録媒体をヤレ排出媒体としてジョブの正常出力で排出される記録媒体とは区別してヤレ排出させ、さらに、
前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記画像形成部の下流側の記録媒体供給部に設置された状態で、当該記録媒体における出力順序の画像を前記ヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に前記画像形成部により再度の画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、かつヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出することで、出力順に従ったリカバリ処理を実行させることを特徴とする。
すなわち本発明によれば、記録媒体上の画像が不良であると判定された場合に、ヤレ排出媒体のうちで、正常な記録媒体を用いて、リカバリ処理を行うことができる効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置を示す概略図であってヤレ紙が発生した状態を示す図である。 同じく、制御ブロックを示す図である。 同じく、不良紙および機内の滞留紙をパージする動作を行う画像形成装置を示す図である。 同じく、パージ完了と再プリントする動作を行う画像形成装置を示す図である。 同じく、自動検品とパージ処理がされた用紙の説明を行う図である。 同じく、リカバリ処理の開始に際し、パージした用紙をインサータにセットする動作が行われる画像形成装置を示す図である。 同じく、リカバリ処理が行われる動作を画像形成装置を示す図である。 同じく、リカバリ処理が完了した用紙の説明を行う図である。 他の実施形態において、白紙を含む滞留紙がインサータにセットされた画像形成装置を示す図である。 同じく、リカバリ処理が行われている画像形成装置を示す図である。 同じく、検品、パージ、再プリントが行われた用紙を説明する図である。 同じく、リカバリ処理が完了した用紙の説明を行う図である。 本発明の検品、パージ処理、リカバリ処理の手順を示すフローチャートである。
(実施形態1)
以下に、本発明の一実施形態を説明する。
画像形成装置1は、図1に示すように、用紙の搬送順序に沿って、上流側から大容量の給紙部60と、装置本体10と、装置本体10の後段側に接続された記録媒体供給部20と、自動検品部30と、パージ用排紙部40と、その後段のメイン排紙部50と、を備えている。なお、この実施形態では、これら装置によって画像形成装置が構成されているものとして説明したが、装置本体10によって画像形成装置が構成されているものとしてもよく、画像形成装置と、その他の装置によって画像形成システムが構成されるものとしてもよい。また、画像形成システムにおいて、自動検品部30は画像形成装置に含まれるものとしてもよい。
装置本体10の前段側には、前記したように大容量の給紙部60が設置されており、給紙部60の上部側には、下流側に用紙を搬送する用紙インサータ61が設けられている。
インサータ61は、出力される用紙間に挿入紙を挿入する装置であり、下流側で装置本体10の搬送路に接続されており、インサータ61にセットされた用紙には、画像形成部15において画像を形成することができる。
装置本体10では、筺体上方側に、操作部140が備えられている。操作部140は、タッチパネル式のLCDで構成することができ、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。この実施形態では操作部140は、操作部と表示部を兼用しているが、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。操作部140は移動可能となっているものであってもよい。
装置本体10の筺体下部側には、複数の給紙トレイを有する本体給紙部12が配置されている。本体給紙部12にはそれぞれのトレイに用紙が収納されており、用紙は装置本体10の図示しない搬送路へと給紙される。搬送路は本体給紙部12から給紙される用紙を装置本体10内で搬送し、装置本体10の後段側に搬送する。
上記各用紙は、本発明の記録媒体に相当する。なお、本発明としては記録媒体の材質は紙に限定されるものではなく、布やプラスチックからなるものでもよい。なお、インサータ61を含む給紙部60、本体給紙部12は、それぞれ本発明の記録媒体供給部に相当する。
装置本体10の筺体内の搬送路の途中に、画像形成部15が設けられている。画像形成部15には、図示しない感光体を有しており、感光体の周囲に、図示しない、帯電器、LD、現像器を有している。また、感光体の搬送方向下流側には図示しない定着器が設けられており、定着器は、画像形成が行われた用紙に対して熱や圧力を加えて用紙上の画像を定着する。
なお、本実施形態では単色の画像形成部について説明したが、本発明としてはこれに限定されるものではなく、複数のカラー色で印刷可能な画像形成装置とするものであってもよい。
装置本体10には、装置制御部100を備えている。装置制御部100は、画像形成装置全体を制御するものであり、CPUやCPUで実行されるプログラム、パラメータや作業領域が格納される記憶部などによって構成することができる。装置制御部100では後述する自動検品部30における読取結果を受けることができる。
装置制御部100では、画像読取結果において画像の良否、すなわち画像が正常であるか、画像が異常であるかのヤレ判定を行うことができる。画像が異常である場合、パージ処理とリカバリ処理を行うことができる。パージ処理およびリカバリ処理の内容の詳細は後述する。
装置本体10の下段側には、記録媒体供給部20が設けられている。記録媒体供給部20では、前段の装置本体10から搬送される用紙を下流側に搬送して後段の装置に送ることができる。また、記録媒体供給部20の筺体上部には、インサータ21が設けられている。
インサータ21は、出力される用紙間に挿入紙を挿入する装置であり、画像形成された用紙間に用紙を挿入して記録媒体供給部20内の搬送路に沿って下流側に搬送することができる。記録媒体供給部20およびインサータ21は、本発明の記録媒体供給部の一つである。
記録媒体供給部20の下段側には、自動検品部30が配置されている。
自動検品部30では、前段の記録媒体供給部20から用紙が搬送され、この用紙を下流側に送る搬送路を有しており、搬送路の中途に、用紙の下面側の画像を読み取るスキャナ31と、用紙の上面側の画像を読み取るスキャナ32が設けられている。これらスキャナ31、32は、この実施形態では画像読取部である。画像読取部は、CMOSセンサーやCCDセンサー等によって構成されたラインセンサーでもよく、また、ポイントで画像を読み取る測色器などであってもよい。なお、この実施形態では、2つの画像読取部を有するものについて説明をしたが、本発明としては画像読取部の数が限定されるものではなく、その数は1つでもよく、また、3つ以上でもよい。複数の画像読取部では種別の異なるものであってもよい。
また、自動検品部30では、検品部33を有しており、さらに検品部33が動作するCPU34を有している.検品部33は、プログラムにより構成することができる。
なお、この実施形態では、画像の正常、異常判定、すなわちヤレ判定を、自動検品部30で行うものとしている。したがって、この実施形態では、CPU34、検品部33と、装置制御部100とが協働して本発明の制御部として機能することになる。また、ヤレ判定は、装置本体10の装置制御部100で画像の判定を行うようにしてもよい。この場合、スキャナ31、32で読み取った画像を装置制御部100で取得し、装置制御部100でヤレ判定を行うことができる。この例では、装置制御部100が本発明の制御部として機能する。
画像の良否を判定する際の基準となる画像データは、RIPデータから得たものでもよく、サンプル出力などで出力された読取結果を画像メモリーなどに格納して基準データーとしてもよい。
ヤレ判定では、基準データと画像読取部で読み取った画像データとを比較して画像が正常であるか、異常であるかを判定することができる。例えば両者が一致していれば正常と判断し、不一致であれば異常であると判定することができる。正常、異常の判定基準は適宜設定することができる。
自動検品部30の後段側には、パージ用排紙部40が接続され、パージ用排紙部40の後段側にメイン排紙部50が接続されている。パージ用排紙部40には、パージトレイ42が設けられている。パージ用排紙部40内には、自動検品部30の搬送路に接続される搬送路を有しており、搬送路は、メイン排紙部50に接続されるストレート搬送路と、パージトレイ42に連なる用紙搬送路(パージ)41とに分岐している。
メイン排紙部50では、パージ用排紙部40の搬送路に接続される用紙搬送路(正常)51をを有しており、該用紙搬送路(正常)51は、メイントレイ52に接続されている。
次に、画像形成装置1の一部の制御ブロックを図2に示す。
装置制御部100は、CPU101を備え、各種プログラムによって動作する。CPU101には、給紙部制御102が接続されている。給紙部制御102は、給紙部の制御を行うものであり、CPUで動作するプログラムを有している。また、CPU101には、媒体供給制御103が接続されている。媒体供給制御103は、媒体供給部20、インサータ21における媒体供給を制御するものであり、CPU101で動作するプログラムを有している。
さらに、CPU101には、パージトレイ制御104、メイントレイ制御105が接続されている。パージトレイ制御104では、ヤレ判定がされた場合に、異常となった用紙と、画像形成装置1の機内に残留する残留用紙とをパージトレイ42に排紙する制御を行うものであり、CPU101で動作するプログラムを有している。メイントレイ制御105では、自動検品で正常であると判定された用紙をメイントレイ52に排紙する制御を行うものであり、CPU101で動作するプログラムを有している。
画像形成装置1では、さらに画像形成部15を有しており、画像形成部15では、画像形成を制御するCPU150を有している。CPU150は、CPU34、CPU101と通信可能に接続されている。
CPU150には、画像処理部152および書込み装置151が接続されている。画像処理部152では、プリント入力を受けて画像の処理を行う。画像処理部152は、CP150で動作するプログラムを有している。画像処理部152には、メモリ153が通信可能に接続されており、画像データをメモリ153に読み出し可能に格納することができる。書込み装置151は、CPU150の制御により、画像処理部152によってデータ処理がされた画像データを受け、画像形成部において画像を形成し、用紙に記録することができる。
上記CPU34、101、150で動作するプログラムは、本発明の画像形成プログラムとして動作することができる。
画像形成装置1の概略的な動作について説明する。
上記したように、画像形成装置1は、画像形成部15の搬送上流に給紙部60、搬送下流に記録媒体供給部20、自動検品部30、パージトレイ42、メイントレイ52となる構成としている。
自動検品部30では画像形成部15でプリントされた画像をスキャナ31.32で読み取り、画像不良の有無の検知を行う。
給紙・排紙ユニットは画像形成部15と連携し、用紙搬送の制御を行う。自動検品部30で画像の不良を検知すると、パージトレイ42に用紙を排紙するように搬送路の経路変更を行う。
次に、自動検品でのパージ処理とリカバリ処理の内容について記載する。
画像形成部15にプリント要求が入力されると、画像データとプリント部数などの情報を受信してプリントを開始する。
画像形成部15でプリントした画像を後段の自動検品部30で検品し、画像不良を検知すると該当用紙をパージするために、図3に示すように、排紙トレイをメイントレイ52からパージトレイ42に切替を行う。
また、既に画像形成部15でプリント準備が整っている該当用紙より搬送上流にある滞留紙に関してもプリントと、自動検品を行いパージトレイ42に排紙する。
(パージしたページ数・部数の情報は画像形成部で記憶しておき、プリントを再開するページとプリントする部数に反映させる)
図4に示すように、パージトレイ42に対するパージ処理が完了すると、排紙トレイをメイントレイ52に切替えて、画像不良を検知したページから再度プリントを行う。
プリントをする部数はリカバリ処理で補う部数を考慮した部数で終了する。
図3を例にすると、図5に示すように、3部目で4ページ目が不良と判定され、4部目の2ページ目までが滞留紙とパージされる。2部分のページがパージがされているので、3部目の3ページ目から再プリントが行われ、N−2部でプリントを終了する。
プリントが終了するとリカバリ処理を行う。図6に示すように、パージトレイ42に排紙された用紙のうち、正常な用紙(滞留紙)を、記録媒体供給部20のインサータ21へセットし、リカバリ処理の開始を行う。
図7に示すように、不足分の2部を生成するために不足しているページを新規にプリントしながら滞留紙をソートして正常な2部をメイントレイ52に排紙する。
具体的には、図8に示すように、3部目の4ページ、5ページ、4部目の1ページ、2ページをインサータ21へセットする。N−1部目では、1〜3ページ目がリカバリ処理で新規にプリントされ、N−1部目の4、5ページ、N部目の1、2ページは、インサータ21にセットされた用紙を挿入し、その後、N部目の3ページ以降を新規にプリントする。
上記手順により、廃棄する無駄な用紙を最小限にする。
また、このリカバリ処理の指示は操作部140にガイダンスを表示してユーザの指示を待つようにしてもよい。これらの動作により、誤作業を生じないようにさせることができる。
画像形成部15はプリントの給紙要求までに書込み装置151に送る画像データの準備をするので、画像処理部152が保有するメモリ153に数ページ分のバッファを持たしている。
この例では、滞留紙の全てをプリントせず、バッファ分の画像データでプリントを行った後は白紙出力する場合のリカバリ処理について説明する。
図9に示すように、ソートした滞留紙をインサータ61にセットして、図10に示すように、リカバリ処理を実行する。
パージ処理では、図11に示すように、3部目の3ページ目で不良であると判定されたものとする。3ページ目の4ページ以降と、4部目の1、2ページ目が滞留紙としてパージされる。ただし、不良判定とされた際に、4部目の1ページ目、2ページ目は画像形成前のため、画像形成を行うことなく白紙として、パージトレイ42にパージする。3部目の3ページ以降からN−2部目までは再プリントされて印刷を終了する。
リカバリ処理では、部として不足しているページを新規にプリントし、パージした滞留紙のページは給紙トレイからソートするが、ソートする用紙のうち、白紙の用紙(ハッチング)は画像形成部でプリントを行い、メイントレイに排紙することで、滞留紙に白紙が入っている場合でも廃棄する無駄な用紙を最小限にする。
図12は、リカバリ処理の内容を示すものである。N−1部では1〜3ページは新規プリントし、4、5ページは、プリント済滞留紙をインサータ21から挿入する。N部目では、白紙の滞留紙を用いて1、2ページ目を印刷し、3ページ以降は、新規にプリントする。この例によれば、印刷された正常紙の他に、白紙の滞留紙を有効に利用することが可能になり、用紙の無駄を避けることができる。
次に、上記で説明した自動検品、パージ処理、リカバリ処理の手順を図13のフローチャートに基づいて説明する。
プリント開始によりプリントを実行し(ステップs1)、自動検品で正常か異常かの判定が行われる(ステップs2)。正常であれば(ステップs2、正常)、メイントレイに排紙する(ステップs3)。最終ページであるかを判定し(ステップs4)、最終ページでなければ(ステップs4、No)、ステップs1に戻ってプリントを繰り返す。
最終ページである場合(ステップs4、Yes)、プリントを終了する。
自動検品で異常があった場合(ステップs2、異常)、パージ処理として、不良と判定された用紙と機内の残留紙をパージトレイに排紙し(ステップs5)、パージ処理を完了する。次いで再プリントを開始する。
再プリント開始では、パージしたページから再プリントし(ステップs6)、自動検品を行う(ステップs7)。自動検品で正常であれば(ステップs7、正常)、メイントレイに排紙し(ステップs8)、パージ部数を引いて再プリントを完了する。自動検品で異常があれば(ステップs7、異常)、不良紙をパージトレイに排紙し、次ページの再プリントを行う。
再プリント完了後は、リカバリ処理を開始するものとし、パージトレイの滞留紙(正常紙)をインサータへセットする(ステップs10)。不足ページであるかを判定し(ステップs11)、不足ページであれば(ステップs11、Yes)、不足ページを新規プリントし(ステップs12)、次に、滞留紙ページであるかを判定する(ステップs13)。ステップs11で不足ページでない場合(ステップs11、No)、上記したステップs13に移行する。
ステップs13で、滞留紙ページである場合(ステップs13、Yes)、滞留紙をソートするようにページ間に挿入し(ステップs14)、次いで、最終ページかを判定する(ステップs15)。最終ページでなければ(ステップs15、No)、ステップs11に移行して不足ページであるかの判定を繰り返す。ステップs13で滞留紙ページでない場合(ステップs13、No)、最終ページかを判定し(ステップs16)、最終ページでなければ(ステップs16、No)、ステップs11に移行して不足ページであるかの判定を行う。
ステップs15またはステップs16で最終ページであると判定されると、リカバリ処理を完了する。
なお、以上の実施形態では、画像形成装置または画像形成システムでパージ処理およびリカバリ処理の制御を行うものとして説明したが、画像形成装置または画像形成システムを制御する管理装置の管理制御部においてパージ処理やリカバリ処理を制御するものとしてもよく、画像読取部で読取結果を受けて画像形成装置で画像の正常、異常を判定するものとしてもよい。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の説明内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは本実施形態に対する適宜の変更を行うことができる。
1 画像形成装置
10 装置本体
12 本体給紙部
15 画像形成部
20 記録媒体供給部
21 インサータ
30 自動検品部
31 スキャナ
32 スキャナ
33 検品部
40 パージトレイ
40 パージ用排紙部
41 用紙搬送路(パージ)
42 パージトレイ
50 メイン排紙部
51 用紙搬送路(正常)
52 メイントレイ
60 給紙部
61 インサータ
100 装置制御部
102 給紙部制御
103 媒体供給制御
104 パージトレイ制御
105 メイントレイ制御
140 操作部
151 書込み装置
152 画像処理部
153 メモリ

Claims (10)

  1. ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
    記録媒体の供給を行う複数の記録媒体供給部と、
    画像形成、記録媒体の供給および記録媒体の排出を制御し、さらに前記記録媒体上の画像を画像読取部で読み取った読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像の良否を判定する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記読取結果に基づいて記録媒体上の画像が不良であると判定した場合、不良と判定された記録媒体、および記録媒体搬送方向で機内に残留する記録媒体をヤレ排出媒体としてジョブの正常出力で排出される記録媒体とは区別してヤレ排出する制御を行い、
    前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記記録媒体供給部に設置されている状態で、当該記録媒体における出力順序の画像を前記ヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に前記画像形成部により再度の画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、かつヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出することで、出力順に従ったリカバリ処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. ヤレ排出媒体が設置される記録媒体供給部が、前記画像形成部の記録媒体搬送方向の下流側に位置する記録媒体挿入部であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記ヤレ排出に際し、滞留している記録媒体紙は、画像形成前のものには画像形成を行い、全ての滞留した記録媒体に良否判定を行ってヤレ排出する請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、リカバリ処理も含めてジョブで設定した部数になるように印刷部数の制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 操作部を有し、
    前記制御部は、前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記記録媒体供給部に設置されると、操作部において、リカバリ制御の実行の問い合わせを行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、リカバリ処理を行う際に、不足しているページを新規に印刷しつつ記録媒体供給部に設置した滞留した記録媒体のうち、白紙でパージした記録媒体に新規に印刷して、正常な印刷物としてリカバリに用いることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 滞留した記録媒体を設置する記録媒体供給部が、画像形成部の搬送方向上流側に位置していることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置と、記録媒体上の画像を読み取る画像読取部と、記録媒体を排出する排出部とを有することを特徴とする画像形成システム。
  9. ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成部と、記録媒体の供給を行う複数の記録媒体供給部と、記録媒体上の画像を読み取る画像読取部と、記録媒体を排出する排出部とを有する画像形成システムを管理する管理装置であって、
    記録媒体上の画像を画像読取部で読み取った読取結果を取得し、前記読取結果に基づいて前記画像の良否を判定する管理制御部を有し、
    前記管理制御部は、前記読取結果に基づいて記録媒体上の画像が不良であると判定した場合、不良と判定された記録媒体、および記録媒体搬送方向で機内に残留する記録媒体をヤレ排出媒体としてジョブの正常出力で排出される記録媒体とは区別してヤレ排出する制御を行い、
    前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記記録媒体供給部に設置されている状態で、当該記録媒体における出力順序の画像を前記ヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に前記画像形成部により再度の画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、かつヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出することで、出力順に従ったリカバリ処理の制御を行うことを特徴とする管理装置。
  10. ジョブに基づいて記録媒体に画像を形成する画像形成装置の制御部で実行されるプログラムであって、
    前記プログラムは、前記制御部に対し、前記読取結果に基づいて記録媒体上の画像が不良であると判定した場合、不良と判定された記録媒体、および記録媒体搬送方向で機内に残留する記録媒体をヤレ排出媒体としてジョブの正常出力で排出される記録媒体とは区別してヤレ排出させ、さらに、
    前記ヤレ排出媒体中で不良と判定された記録媒体を除いた記録媒体のうち、少なくとも正常出力で排出された記録媒体が前記記録媒体供給部に設置された状態で、当該記録媒体における出力順序の画像を前記ヤレ排出媒体が設置されている記録媒体供給部以外の記録媒体供給部から供給した記録媒体に前記画像形成部により再度の画像形成を行って正常出力で排出された記録媒体の排出先に排出し、かつヤレ排出媒体に含まれる正常出力の記録媒体は、正常出力の記録媒体が排出される排出先に排出することで、出力順に従ったリカバリ処理を実行させることを特徴とする画像形成プログラム。
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