JP6750434B2 - 画像形成装置、画像形成方法および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、転写媒体に形成された画像の印刷不良を判定することができる画像形成装置、画像形成方法および制御プログラムに関するものである。
画像形成装置の分野では、出力された画像の印刷不良を検知し、必要に応じてジョブの停止や再印刷を行う技術が知られている。
例えば、特許文献1では、印刷された記録媒体上の画像をインラインセンサで読み取り、読み取った画像に基づいて用紙の汚れや濃度異常などの印刷不良を検知してジョブの実行の停止、再印刷を行うことが記載されている。
また、印刷異常が判定されてジョブを中断した場合や印刷条件の設定変更などを行った場合、ユーザーは自分の意図している出力形態が得られているかを確認したいという要望がある。従来、このような観点から、通常のプリントを行う前やプリント中に、ユーザーによる確認のためのプリントを可能にした画像形成装置が提案されており、この確認のための出力機能をサンプル出力などと称している。
例えば、特許文献2では、印刷ジョブが中断したときに、確認プリントの印刷が必要である中断かを判断し、確認プリントの印刷処理が必要な中断であると判断された場合、印刷ジョブの印刷データーを用いて確認プリントを行う。
特許文献3では、印刷の中断後に印刷を再開する場合に、印刷を中断させた要因が装置条件を変動させる可能性がある特定の要因であるかを判定し、特定の要因に該当する場合にサンプルの出力を行っている。
特開2014−155193号公報 特開2011−011428号公報 特開2009−126101号公報
しかし、特許文献2、3の技術では、ジョブの再開直後の画像の状態を確認することができるが、その後の印刷状態を確認することができない。特に複数部数で印刷を行う場合、印刷異常が生じた部よりも後の部の印刷で、印刷不良となったページの状態がどのような状態であるかを知りたいという要望がある。しかし、部が変わると、不良となったページがどのページであったかがはっきりしなくなり、さらに作業者が変わると印刷不良の事実自体を把握できない可能性があり、印刷物の品質保持に不安が残るという問題がある。
本発明は上記事情を背景としてなされたものであり、印刷不良発生後の印刷物の確認を容易に行うことができる画像形成装置、画像形成方法および制御プログラムを提供することを目的の一つとする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、転写媒体に画像を形成する画像形成部と、データーが読み出し可能に格納される記憶部と、前記画像形成部および前記記憶部を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記転写媒体上の画像を読み取った読取り結果を取得して、読取り結果に基づいて印刷不良の判定を行う機能と、転写媒体上に所定の画像を印刷して出力する印刷確認の機能を有し、
複数部数印刷のジョブに基づいて印刷を行い、かつ前記読取り結果に基づいて印刷不良の判定がなされた場合、印刷不良が発生したページのページ情報を前記記憶部に格納し、次部以降の、少なくとも次部の印刷の際に、前記記憶部から読み出された前記ページ情報に基づいて、少なくとも印刷不良が発生したページにおいて前記印刷確認を実行可能にすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記印刷確認がサンプル出力であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、前記サンプル出力の転写媒体を通常の排出先とは異なる排出先に排出することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、前記サンプル出力を行う際に、サンプル出力をするページを2枚の転写媒体に印刷し、1枚の転写媒体を通常の排出先に排紙し、他の1枚の転写媒体を前記通常の排出先とは異なる排出先に排出することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、前記ジョブの出力が完了した時点以降に、前記記憶部に格納されている、不良が発生したページのページ情報を前記記憶部から削除することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、印刷不良によって、次部以降の少なくとも次部で、自動で印刷確認を行う処理を、有効にするか無効にするかを設定可能であることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、読取り結果に基づいて印刷不良を判定した場合、印刷不良の要因を判断し、前記要因に応じて、次部以降の少なくとも次部で印刷確認を行うかを決定することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、印刷不良によって印刷確認を行う部を、次部以降の所定の部数間隔で行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、前記所定の部数間隔を設定可能にすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、画像読取り結果に基づいて印刷不良を判定した場合、判定後、印刷不良を判定するための閾値が変更されたときは、次部以降の、少なくとも次部で印刷確認を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、読取り結果に基づいて印刷不良を判定した場合、次部以降の印刷の際に、所定の部数回数で印刷確認を行うことを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の画像形成装置において、前記制御部は、前記所定の部数回数を設定可能にすることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像形成方法のうち、第1の形態は、前記形態の画像形成装置において、ジョブに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成方法であって
前記転写媒体上の画像を読み取った読取り結果を取得して、読取り結果に基づいて印刷不良の判定を行うステップと、
複数部数印刷のジョブに基づいて印刷を行う際に前記読取り結果に基づいて印刷不良の判定がなされた場合、印刷不良が発生したページのページ情報を記憶部に格納させるステップと、
次部以降の、少なくとも次部の印刷の際に、前記記憶部から読み出された前記ページ情報に基づいて、少なくとも印刷不良が発生したページにおいて転写媒体上に画像を印刷する印刷確認を実行させるステップと、を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の制御プログラムのうち、第1の形態は、ジョブに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成装置を制御するコンピュータで実行されるプログラムであって、
画像形成装置で印刷された転写媒体上の画像を読み取った読取り結果を取得して、読取り結果に基づいて印刷不良の判定を行うステップと、
複数部数印刷のジョブに基づいて印刷を行う際に前記読取り結果に基づいて印刷不良の判定がなされた場合、印刷不良が発生したページのページ情報を記憶部に格納する制御を行うステップと、
次部以降の、少なくとも次部の印刷の際に、前記記憶部から読み出された前記ページ情報に基づいて、少なくとも印刷不良が発生したページにおいて転写媒体上に画像を印刷する印刷確認を実行する制御を行うステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、印刷不良が発生したページが次の部以降において正常に出力されているかを容易に確認することが可能となり、作業者の安心材料にする効果がある。
本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的概略を示す図である。 同じく、画像形成装置を含む制御ブロックを示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置の動作状態を示す図である。 同じく、印刷不良が発生したページのサンプル出力を行う手順を示すフローチャートである。
本発明の画像形成装置の一実施形態について、添付図面に基づいて以下に説明する。
図1は、本実施形態の画像形成装置1の概略構造を示す図である。
本実施形態の画像形成装置1は、用紙の搬送方向に沿って、上流側から大容量給紙段を有する大容量給紙装置40(PFU)、装置本体10、画像読取装置20(ICCU)、後処理装置30を備えており、各装置は用紙の搬送方向に連なって機械的、電気的に接続されている。大容量給紙装置40は装置本体10へ給紙することが可能である。
本実施形態では、これらの装置によって画像形成装置が構成されているものとする。なお、本発明としては画像形成装置の構成がこれに限定されるものではなく、装置本体10と画像読取装置20とで画像形成装置が構成されるものでもよく、また、装置本体10のみで画像形成装置を構成し、画像読取装置20、後処理装置30、大容量給紙装置40などを備えるものを画像形成システムとして構成してもよい。また、装置本体10と画像読取装置20とが機械的に接続されていないものであってもよい。
以下に具体的に説明する。
装置本体10は、筺体の上部側に、自動原稿給送装置(ADF)14が設けられている。自動原稿給送装置(ADF)14で給送される原稿は、図2で示されるスキャナー部130によって画像の読み取りが可能となっている。なお、原稿は図示しないプラテンガラス上で読み取ることも可能である。
装置本体10の上部側には、さらに、操作部140が配置されている。操作部140はタッチパネル式のLCD141を有しており、LCD141によって情報の表示および操作の受付が可能となっている。なお、操作部をマウスやタブレットなどで構成し、表示部とは別体で構成することも可能である。また、LCD141は移動可能となっているものであってもよい。
装置本体10の下部側には、本体給紙部12が配置されている。本体給紙部12は、用紙を収納して給紙する複数の本体給紙段を有している。また、装置本体10に付設されている大容量給紙装置40は複数の大容量給紙段を有しており、用紙を収納して装置本体10に対し用紙を供給する。用紙は、本発明の転写媒体に相当する。なお、転写媒体は紙に限定されるものでもなく、布やプラスチックなどであってもよい。
装置本体10の内部には、搬送経路13が設けられている。搬送経路13は、本体給紙部12または大容量給紙装置40から給紙される用紙を搬送するものであり、画像読取装置20の搬送経路23に接続されている。
装置本体10の搬送経路13の途中には、画像形成部11が設けられている。画像形成部11は、各色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))用にそれぞれ感光体11a(総称する)を有しており、各感光体11aの周囲には、図示しない帯電器、LD、現像器を有している。さらに、画像形成部11は、感光体11aの画像が転写される中間転写ベルト11b、および中間転写ベルト11bの画像を用紙に転写する二次転写部11cを有している。
二次転写部11cの下流側の搬送経路13には、定着器11dが配置されている。
上記した感光体11a、図示しない帯電器、LD、現像器、中間転写ベルト11b、二次転写部11c、定着器11dなどによって画像形成部11が構成されている。なお、画像形成部としては、単色で画像形成を行うものであってもよく、単色のみが印刷可能な画像形成部であってもよい。
また、搬送経路13では、定着器11dの下流側でストレート側から分岐した反転搬送経路13aを有している。反転搬送経路13aからは、下流搬送経路13cが分岐しており、その下流側では退避搬送経路13bが分岐している。反転搬送経路13aは、退避搬送経路13bが分岐した以降の下流側では、画像形成部11よりも上流側で搬送経路13に合流している。
反転搬送経路13aに搬送された用紙は、フェイス面切り替えのみを行う場合は、一旦退避搬送経路13bに送られた後、逆走して下流搬送経路13cに送られる。下流搬送経路13cは、搬送方向下流側で搬送経路13に合流しており、下流搬送経路13cに送られる用紙は、フェイス面の切り替えが行われた状態で搬送経路13を通って下流側に搬送される。
用紙を反転して画像形成部11に環流する場合、反転搬送経路13aから一旦退避搬送経路13bに送った後、逆走して下流側の反転搬送経路13aに送り、画像形成部11の上流側で搬送経路13に合流させて用紙の裏面側への画像形成を行う。
また、装置本体10の制御部100は、画像形成装置1全体を制御するものであり、CPUやCPUで実行されるプログラム、パラメータや作業領域となる記憶部などによって構成される。プログラムには、本発明の制御プログラムが含まれている。また、制御部100におけるハードウェアは、本発明のコンピュータに相当する。
装置本体10の下流側には画像読取装置20が接続されており、装置本体10の搬送経路13の下流側は、画像読取装置20の搬送経路23に接続されている。
搬送経路23の中途には、用紙の片面の画像を読み取る画像読取部25が備えられている。画像読取部25は、搬送経路23で搬送される用紙の表面における画像を読み取り、読み取り結果を制御部100へ送信する。画像読取部25はラインセンサーでもよく、また、ポイントで画像を読み取る測色器などであってもよく、本発明としては、画像の読取りを行えればよく、特定のものに限定されない。なお、この実施形態では、用紙の片面を読み込む画像読取部を有するものとして説明しているが、用紙の表面と裏面をそれぞれ読み込む画像読取部を複数設けてもよい。また、搬送経路23に反転搬送路を備えて、用紙の表裏を反転して一つの画像読取部で用紙両面の画像の読取りを可能とするものであってもよい。
画像読取装置20の下流側には後処理装置30が接続されており、画像読取装置20に備える搬送経路23の下流側は、後処理装置30の搬送経路33に接続されている。
搬送経路33は、途中で分岐して第1排紙部31と第2排紙部32とにそれぞれ接続されており、搬送経路33の中途には後処理部34が設けられている。
後処理部34では所定の後処理が実行される。後処理としてはステープル、パンチ、冊子処理などの適宜の処理が挙げられる。後処理を行わない用紙は第1排紙部31に排紙され、後処理を行った用紙は第2排紙部に排出される。
搬送経路33で送られる用紙は、後処理装置30の搬送経路33に送られて、後処理を行うことなく第1排紙部31に排紙するか、後処理部34で所定の後処理が行われて第2排紙部32に排紙する。排紙先はこの逆であってもよい。後処理部34では複数の後処理を行うものでもよい。
第1排紙部31と第2排紙部32とは本発明の排出先に相当する。したがって、通常印刷では、画像を形成した用紙を、第1排紙部31と第2排紙部32の一方に排出し、サンプル出力では、第1排紙部31と第2排紙部32の他方に排出する。
次に、画像形成装置1の制御ブロックを図2に基づいて説明する。
図2は、本実施形態のデジタル複合機(コピア・プリンタ・スキャナー)として機能する画像形成装置1の回路ブロック図および画像形成システムを構成するネットワーク構成を示す図である。
画像形成装置1は、デジタルコピア本体と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。デジタルコピア本体は、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有している。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、ネットワーク3を通して外部装置4などの外部機器から入力される画像データーを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データーを、ネットワーク3を通して外部装置4などの外部機器に転送可能にする。ネットワーク3は、LANやWANなどにより構成することができ、有線、無線を問わない。
なお、外部装置4は、画像形成装置1を管理する管理装置として動作するものとしてもよい。外部装置4は、外部装置4の制御を行う外部装置制御部400と表示操作を行う表示操作部410とを有しており、外部装置4を管理装置として使用する場合、外部装置制御部400は、画像形成装置を管理する制御部に相当する。また、表示操作部410は、操作部と表示部とをそれぞれ個別に備えるものであってもよい。外部装置制御部400は、CPUとCPU上で実行されるプログラム、動作パラメータを格納した記憶部などにより構成される。外部装置4を管理装置として使用する場合、外部装置制御部400で実行されるプログラムは、本発明の制御プログラムに相当し、外部装置制御部400のハードウェアは本発明のコンピュータに相当する。
なお、本発明の制御プログラムは、持ち運び可能な記憶部などに格納されて流通、移動するものであってもよく、また、ネットワークなどを通して外部装置制御部400の記憶部に格納されたものであってもよい。
制御ブロック110では、前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続されたPCIバス112を有しており、該PCIバス112にDRAM制御IC111が接続されている。DRAM制御IC111には、圧縮メモリー121とページメモリー122とからなる画像メモリー120が接続されている。圧縮メモリー121は、ジョブ管理情報や原稿などの圧縮画像データーを格納するためのメモリーであり、ページメモリー122は、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データーを一時的に格納するためのメモリーである。
PCIバス112にはHDD127が接続されている。HDD127は、画像形成装置1や画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160に接続され、端末PCなどとして用いられる外部装置4などにより生成されたジョブ等を保存する。HDD127には、複数のジョブの保存が可能である。各ジョブには、ジョブ全体の情報とページ情報と画像データーと印刷条件とが含まれている。また、ページ情報には、印刷不良の有無に関する情報が含まれているものであってもよい。
制御ブロック110には、画像制御CPU113を備えており、画像制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。
画像制御CPU113には、ROM114と不揮発メモリー115が接続されている。不揮発メモリー115には、画像制御CPU113で実行されるプログラムや画像形成装置における設定データー、画像形成条件を含むプロセス制御パラメータなどが格納されている。
不揮発メモリー115には、プログラム、サンプル出力時の排紙先、サンプル出力の設定内容、印刷不良があった際の次部でのサンプル出力の有効/無効の設定、印刷不良があった際に次部以降で実施される部数間隔や部数回数の設定データー、印刷不良と判定する閾値、印刷不良要因に応じた次部以降におけるサンプル出力の有効/無効などが参照可能に格納されている。不揮発メモリー115のデーターは、読み書き可能とするものであってもよい。上記各設定は、操作部140を通してユーザーが設定できるようにしてもよい。
なお、これらの内容の一部または全部を、ROM114やHDD127、RAMなどに格納するものであってもよい。上記した設定内容が格納された不揮発メモリー115やROM114、HDD127、RAMなどは記憶部に相当する。
ROM114には、上記画像制御CPU113で所定の動作を実行させるためのプログラムが読み出し可能に格納されている。なお、プログラムは、外部から提供されて不揮発メモリーやHDDなどに格納されるものであってもよい。なお、本発明の制御プログラムは、持ち運び可能な記憶部などに格納されて流通、移動するものであってもよく、また、ネットワークなどを通して外部装置制御部400の記憶部に格納されたものであってもよい。
画像制御CPU113は、ROM114や不揮発メモリー115に格納された不揮発データーを読み取ることが可能であり、また、所望のデーターを不揮発データーとして不揮発メモリー115に書き込むことを可能にしてもよい。画像制御CPU113は、上記設定データーなどに従って画像形成装置1の各部を動作制御する。
画像制御CPU113は、画像形成装置1全体を制御するものであり、ROM114に格納されたプログラムや、不揮発メモリー115などとともに本発明の制御部100を構成し、前記プログラムには、本発明の制御プログラムが含まれる。
画像制御CPU113は、画像データーの取得や画像出力のための制御のほか、画像形成装置の調整を実現するための制御、画像読取装置20による画像読取り結果の取得、画像読取り結果に基づく印刷不良の判定、サンプル出力の制御等を行う。
また、画像制御CPU113には、IO128が接続されており、画像形成装置1内の各種センサーの信号が取得可能になっており、画像読取部25における画像の読み取り結果を、IO128を介して取得する。
スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、画像制御CPU113とシリアル通信可能に接続されている。また、CCD131は、CCD131で読み取った画像データーを処理する読み取り処理部116に接続され、読み取り処理部116には画像データーを圧縮処理する圧縮IC118が接続され、圧縮IC118は前記したDRAM制御IC111に接続されている。
操作部140は、タッチパネルを有するLCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えている。操作部140は、表示と操作とを兼ね、表示操作部に相当する。操作部制御部142は、画像制御CPU113にシリアル通信可能に接続されている。
操作部140では、画像形成装置1の各部に対する各種の設定が可能であり、その設定に基づいて画像制御CPU113によって画像形成と用紙の搬送や後処理の制御が実行される。さらに、操作部140では、画像形成装置1における印刷設定や動作制御条件などの機械設定入力、出力などに関する設定や、各給紙トレイの用紙情報の設定(サイズ、紙種)や、出力モード設定(例えば通常コピーモード、サンプル出力モード)、画像読み取り結果に基づく印刷不良判定の際の次部以降でのサンプル出力の有効/無効、次部以降のサンプル出力の部数間隔、部数回数の設定、印刷不良の要因に基づく次部以降のサンプル出力の有効、無効の設定、印刷不良と判定する際の閾値の設定、変更などが可能になっている。また、操作部140は、設定内容の表示、通知の表示など、所望の情報等の表示が可能になっている。
また、前記DRAM制御IC111には、圧縮された画像データーを伸長する伸長IC125が接続されており、該伸長IC125には書き込み処理部126が接続されている。書き込み処理部126は、プリンター部150のLD151A(レーザダイオード)に接続され、該LD151Aの動作に用いられる書き込みデーターの処理を行う。また、プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部152を備えており、プリンター制御部152は前記した画像制御CPU113に接続されている。プリンター制御部152は画像制御CPU113の制御指令に従って動作してプリンター部150を制御する。
また、前記DRAM制御IC111が接続されたPCIバス112には、前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。前記画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160は、画像形成装置をネットワークプリンターやネットワークスキャナーとして使用する場合に、ネットワーク3に接続される外部装置4などから画像データー等を画像形成装置1で受信したり、スキャナー部130で取得した画像データーをネットワーク3に接続される外部装置4などに送信したりするものである。
画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に、DRAMなどで構成される画像メモリー(DRAM)162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、共通バスに、前記DRAM制御IC161と、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160全体の制御を行うコントローラー制御CPU163と、LANインターフェース165と、HDD166と、が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク3に接続されている。
次に、画像形成装置1の基本動作について説明する。
まず、画像形成装置1において画像データーを蓄積する手順について説明する。
第1に、画像形成装置1において、スキャナー部130で画像を読み取り画像データーを生成する場合について説明する。
画像制御CPU113は、操作部140による操作に基づいてスキャナー部130への指令を発行する。スキャナー部130では、画像制御CPU113から指令を受けたスキャナー制御部132がCCD131の動作制御を行い、スキャナー部130においてCCD131により原稿から画像を光学的に読み取る。この際には、原稿の読み取りは、自動原稿搬送装置(ADF)14によって行ってもよく、また、プラテンガラス上に原稿を置いて行ってもよい。
CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮IC118において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。また、HDD127を用いる場合は、DRAM制御IC111を介して、圧縮メモリー121に格納された画像データーをHDD127に格納する。
第2に、画像データーを外部から取得する場合について説明する。
画像データーは、ネットワーク3を介して画像形成装置1に入力される。上記画像データーとしては、例えば、端末PCとして用いられる外部装置4などのアプリケーションプログラム等により生成されたものや他の画像形成装置により生成されたものが挙げられる。該データーは、ネットワーク3、LANインターフェース165を介して画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160で受信され、DRAM制御IC161によって画像メモリー(DRAM)162やHDD166に一旦格納される。上記画像メモリー(DRAM)162やHDD166に一旦格納されたデーターは、PCIバス112を介してDRAM制御IC111に転送され、ページメモリー122に一旦格納される。ページメモリー122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮IC118に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。圧縮処理されたデーターをHDD127に格納する場合には、圧縮メモリー121に格納されたデーターを、DRAM制御IC111を介してHDD127に格納する。
次に、画像形成装置1において画像を出力する場合について説明する。
画像形成装置1で印刷を行う場合、圧縮メモリー121に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長する。HDD127に格納された画像データーを画像出力する場合は、DRAM制御IC111を介して一旦圧縮メモリー121に格納し、DRAM制御IC111を介して伸長IC125に送出してデーターを伸長する。
伸長したデーターは、DRAM制御IC111を介して書き込み処理部126に送出して書き込みデーターを生成し、プリンター部150のLD151Aによって感光体11aへの書き込みを行う。また、プリンター部150では、画像制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部152によって、本体給紙部12、大容量給紙装置40、搬送路13、画像形成部11などの各部の制御が行われる。これにより、プリンター部150において、画像形成、用紙への転写、定着、搬送路による後処理装置30への搬送、後処理装置30での後処理などが順次行われて印刷出力が行われる。
また、画像データーとしては、不揮発メモリー115やHDD127などの記憶部に予め格納されたものを用いることができる。
次に、ジョブの出力中に画像読取装置20で画像を読み取る際の動作について説明する。
画像読取部25は、搬送経路23で搬送される用紙上の画像を読み取って画像の読取結果を取得する。画像読取部25は、CCDやCIS、CMOSセンサーなどのセンサーで構成することができ、用紙の横幅分を1ラインとして用紙が進行する方向にスキャンすることで、用紙全面の画像取得が可能である。また、画像をスポットで読み取る測色計によって画像を読み取るものであってもよく、本発明としては画像読取部の構成が特に限定されるものではない。画像読取部25で得られた読取り結果は、IO128を介して画像制御CPU113に送られ、画像メモリー(DRAM)120やHDD127に格納され、用紙上の画像の不良判定に用いられる。画像メモリー(DRAM)120やHDD127は、本発明の記憶部として機能する。画像読取部25は、図示しない読取制御部によって制御される。
搬送された用紙は、画像読取部25によって画像の読取が行われた後に、読取装置20の後段の後処理装置30に搬送される。
なお、本実施形態では、画像読取装置20が画像読取部を有し、読取装置20において用紙上の画像の読取が行われるものとしたが、装置本体10内に画像読取部25を有するものとしても良く、画像読取装置が装置本体と機械的に接続されておらず、ケーブルやネットワークなどによって通信可能としているものであってもよい。
次に、画像読取り結果に基づく印刷不良の判定動作について説明する。
画像制御CPU113は、画像読取部25で読み取った読取結果を取得し、例えば、読取結果と出力用の画像データーとの比較や画像形成条件との比較などによって、出力された画像に濃度異常や画像の位置ずれなどの印刷不良があるかを判定する。
印刷不良の判定は、読取り結果に応じて所定の閾値を超えたかによって行うことができる。閾値は、読取り結果そのものと対比されるものでもよく、正常な状態との差として示すものでもよく、特定のものに限定されない。印刷不良の判定項目は特に限定されず、画像欠けや、色味、汚れの有無、画像の傾き等、任意の項目で不良の有無を判定することができ、ジョブ毎に異なる判定内容を有するものであってもよい。閾値は、HDD127や不揮発メモリー115に格納しておき、適宜時期に読み出すことができる。設定値は、操作部140を通してユーザーなどが設定できるようにしてもよく、設定された閾値を、操作部140を通してユーザーなどが変更できるようにしてもよい。
印刷不良があったページ情報は、記憶部である、HDD127や画像メモリー(DRAM)120に格納することができる。ページ情報は、印刷不良を示すものとして単独で格納されるものでもよく、また印刷情報の1項目に含まれるものとしてもよい。
また、印刷不良の判定では、印刷不良の要因を判定するようにしてもよい。例えば、テキストのみのページとイメージのみのページを有するジョブの出力の際に、イメージのみのページにおいて不良が検出された場合には、不良の要因がイメージ印刷であるものと判定することができる。
複数部を出力するジョブの出力中に画像の不良を検知した場合、印刷不良のあったページ情報を記憶部に記憶して、次部以降の出力時にサンプル出力を行う機能について説明する。当該機能は、制御部によって実行される。
画像形成装置1で、複数部の出力を行うジョブの実行中に出力画像の不良が検出された場合、不良が検知された部の次の部以降において、印刷不良があったページの出力時に当該ページのサンプル出力を行うことができる。この実施形態では、サンプル出力は本発明の印刷確認に相当する。また、本発明としては、一部の印刷を行うだけでなく、部毎試しに印刷する試し印刷とするものであってもよい。
なお、前記サンプル出力は、動作中に出力物を確認できないジョブに対しての出力確認のためのモードであり、確認用画像をプリントしたサンプル紙をプリント動作中に別トレイに排出する。すなわち、通常画像とサンプル画像の2枚を印刷し、1枚は他のページと同じトレイに、1枚は別トレイに排出する。
図3は、用紙への印刷状態を示すものであり、画像形成部11で画像が形成された用紙は、印刷順にしたがって、用紙1〜6の順に搬送され、画像読取装置20の画像読取部25で画像が読み取られ、制御部100において印刷不良の判定がなされる。制御部100では、印刷不良の判定がされた場合、必要に応じて適宜の時期にジョブの出力を中断し、補正などを行った上でジョブを再開し、印刷不良が生じたページでは、2枚を印刷し、1枚を通常の排紙先である第1排紙部31に排紙し、他の1枚をサンプル出力用として第2排紙部32に排紙し、ジョブを継続する。サンプル出力を行うかは機械設定などによって予め設定しておく。サンプル出力は、該当するページに続けて印刷してもよく、また、適宜の時期に印刷するようにしてもよい。
また、次部以降では、印刷不良が発生したページにおいて、2枚を印刷し、1枚を通常の排紙先である第1排紙部31に排紙し、他の1枚をサンプル出力用として第2排紙部32に排紙し、ジョブを継続する。次部以降でサンプル出力を行うかは機械設定などによって予め設定しておく。また、印刷不良の要因によってサンプル出力を行うかが設定されているものであってもよい。さらに、ユーザーが次部以降のサンプル出力を行うかを操作部140の操作によって指示するようにしてもよい。
また、次部以降では、次部だけでなく、それよりも後の部で印刷不良となったページのサンプル出力を行ってもよい。全ての部で行う設定としてもよく、ユーザーがサンプル出力を行うかを指示できるようにしてもよい。さらに、部数間隔でサンプル出力を行ってもよく、部数回数でサンプル出力を行ってもよい。これらの部数間隔や部数回数は、予め機械設定により設定してもよく、ユーザーが印刷不良時などに設定できるようにしてもよい。機械設定値は操作部140を通してユーザーが変更できるようにしてもよい。
なお、上記では、サンプル出力は印刷不良が生じたページについて行うものとして説明したが、印刷不良が生じたページとともに、他のページをサンプル出力するようにしてもよい。連続したページを印刷することで、印刷物の色味などの連続性の状態について確認することができる。
次部以降のサンプル出力では、不良要因によってサンプル出力を行うかを決定してもよい。例えば、不良がより発生しやすい要因では次部以降のサンプル出力を行い、不良が発生しにくい要因では、次部以降のサンプル出力を行わないなどの処理を行うことができる。
印刷不良の要因としては、画像データーの入手方法などによって区別するようにしてもよい。
印刷不良の要因に基づいて次部以降のサンプル出力を行うかは設定により定めることができ、その場合には、予め機械設定によって要因毎に、実施、不実施の設定をすることができる。また、操作部140を通してユーザーなどが実施、不実施の設定を行えるようにしてもよい。実施、不実施の設定はジョブ毎に要因に応じて設定できるようにしてもよい。
さらに、印刷不良が生じた以降に、ユーザーが判定不良となる閾値を変更した場合にのみ次部以降のサンプル出力を行うものとしてもよい。
以下に、印刷不良が生じた際のサンプル出力の手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は制御部の制御によって実行される。
まず、ジョブの開始後に、再印刷の場合または複数部の印刷の際に、出力するページが印刷不良のページであるか判定する(ステップs1)。印刷不良のページであるかは、後述するステップs5において記憶したページ情報を参照して判断することができる。
印刷不良発生ページでないか、再印刷または複数部印刷でない場合(ステップs1、No)、ステップs3に移行して印刷不良が発生したかを判定する。
出力するページが印刷不良のページであり、再印刷または複数部印刷である場合(ステップs1、Yes)、印刷不良ページのサンプル出力を実行し(ステップs2)、ステップs3に移行する。
ステップs3では、印刷不良が発生したかを判定する(ステップs3)。印刷不良であるかは、画像読取部で読み取った読み取り結果に基づいて閾値を超えたかなどによって判定することができる。印刷不良が発生した場合(ステップs3、Yes)、印刷不良検知時に、次の部以降で自動的にサンプル出力を行う設定が有るかを判定する(ステップs4)。次の部以降で自動的にサンプル出力を行う設定がない場合(ステップs4、No)、ステップs6に移行する。
次の部以降で自動的にサンプル出力を行う設定が有る場合(ステップs4、Yes)、印刷不良が発生したページのページ情報を記憶部に記憶し(ステップs5)、ステップs6に移行する。なお、印刷不良の判定がなされた後、印刷不良を判定する閾値が変更された場合(例えば、下げる、上げる)のみサンプル出力を行う設定としてもよい。
ステップs6では、ジョブ出力完了かを判定する。ジョブ出力完了でなければ(ステップs6、No)、ステップs1に戻って再印刷の場合または複数部の印刷の際に、出力するページが印刷不良のページであるか判定する
ステップs6でジョブ出力完了である場合(ステップs6、Yes)、記憶部から印刷不良が発生したページのページ情報を削除し(ステップs7)、ジョブを終了する。
また、上記手順においては、不良判定時に次部以降でのサンプル出力を実施するかどうかは予め設定されているが、サンプル出力を実施するかを、予め設定された条件に基づいて不良発生時に判定するものとしてもよい。例えば、不良検知後に不良判定の閾値が変更された場合に次部以降でのサンプル出力を実施するようにしてもよく、また、不良の要因を制御部で判定し、不良の要因に応じてサンプル出力の実施の有無を決定するようにしてもよい。不良の要因としては本実施形態では特に限定されないが、たとえば、画像の濃度に異常があった際にサンプル出力を実施するものとしてもよく、また、不良の要因がページにあった場合としてもよい。たとえば、文字のみを印刷するページとカラーのイメージ画像を印刷するページがジョブに含まれている場合であって、カラーのイメージ画像を印刷するページのみで異常が検出された場合に、そのページに不良の要因があると判断して、次部以降の該当ページの出力時にサンプル出力を行うものとしてもよい。
また、上記手順においては、不良検知時の次部以降の毎部において不良ページのサンプル出力が行われているが、所定の部数間隔に1回の割合で不良ページのサンプル出力を行うものとしてもよく、サンプル出力の部数間隔をユーザーが設定できるような構成としてもよい。
また、上記手順においては、不良検知時の次部以降から最終部までの間で不良ページのサンプル出力が行われているが、サンプル出力を行う回数はこれに限定されず、不良検知後の次の部のみで実施するようにしてもよく、所定の部数回数でサンプル出力を実施し、その後は実施しないように設定しても良い。また、サンプル出力の実施回数をユーザーが設定できる構成としても良い。
本実施形態によれば、不良が発生したページを次部以降に正常に出力されているかを容易に確認することができる。
以上、本発明について上記実施形態および図面に基づいて説明したが、本発明は上記説明の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは上記実施形態に対する適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
10 装置本体
11 画像形成部
13 搬送経路
20 読取装置
23 搬送経路
25 画像読取部
30 後処理装置
31 第1排紙部
32 第2排紙部
33 搬送経路
34 後処理部
40 大容量給紙装置
100 制御部
113 画像制御CPU
115 不揮発メモリー
127 HDD

Claims (14)

  1. 転写媒体に画像を形成する画像形成部と、
    データーが読み出し可能に格納される記憶部と、
    前記画像形成部および前記記憶部を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記転写媒体上の画像を読み取った読取り結果を取得して、読取り結果に基づいて印刷不良の判定を行う機能と、転写媒体上に所定の画像を印刷して出力する印刷確認の機能を有し、
    複数部数印刷のジョブに基づいて印刷を行い、かつ前記読取り結果に基づいて印刷不良の判定がなされた場合、印刷不良が発生したページのページ情報を前記記憶部に格納し、次部以降の、少なくとも次部の印刷の際に、前記記憶部から読み出された前記ページ情報に基づいて、少なくとも印刷不良が発生したページにおいて前記印刷確認を実行可能にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷確認がサンプル出力であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記サンプル出力の転写媒体を通常の排出先とは異なる排出先に排出することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記サンプル出力を行う際に、サンプル出力をするページを2枚の転写媒体に印刷し、1枚の転写媒体を通常の排出先に排紙し、他の1枚の転写媒体を前記通常の排出先とは異なる排出先に排出することを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記ジョブの出力が完了した時点以降に、前記記憶部に格納されている、不良が発生したページのページ情報を前記記憶部から削除することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、印刷不良によって、次部以降の少なくとも次部で、自動で印刷確認を行う処理を、有効にするか無効にするかを設定可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、読取り結果に基づいて印刷不良を判定した場合、印刷不良の要因を判断し、前記要因に応じて、次部以降の少なくとも次部で印刷確認を行うかを決定することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、印刷不良によって印刷確認を行う部を、次部以降の所定の部数間隔で行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記所定の部数間隔を設定可能にすることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、画像読取り結果に基づいて印刷不良を判定した場合、判定後、印刷不良を判定するための閾値が変更されたときは、次部以降の、少なくとも次部で印刷確認を行うことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、読取り結果に基づいて印刷不良を判定した場合、次部以降の印刷の際に、所定の部数回数で印刷確認を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記所定の部数回数を設定可能にすることを特徴とする請求項11記載の画像形成装置。
  13. ジョブに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成方法であって
    前記転写媒体上の画像を読み取った読取り結果を取得して、読取り結果に基づいて印刷不良の判定を行うステップと、
    複数部数印刷のジョブに基づいて印刷を行う際に前記読取り結果に基づいて印刷不良の判定がなされた場合、印刷不良が発生したページのページ情報を記憶部に格納させるステップと、
    次部以降の、少なくとも次部の印刷の際に、前記記憶部から読み出された前記ページ情報に基づいて、少なくとも印刷不良が発生したページにおいて転写媒体上に画像を印刷する印刷確認を実行させるステップと、を有することを特徴とする画像形成方法。
  14. ジョブに基づいて転写媒体に画像を形成する画像形成装置を制御するコンピュータで実行されるプログラムであって、
    画像形成装置で印刷された転写媒体上の画像を読み取った読取り結果を取得して、読取り結果に基づいて印刷不良の判定を行うステップと、
    複数部数印刷のジョブに基づいて印刷を行う際に前記読取り結果に基づいて印刷不良の判定がなされた場合、印刷不良が発生したページのページ情報を記憶部に格納する制御を行うステップと、
    次部以降の、少なくとも次部の印刷の際に、前記記憶部から読み出された前記ページ情報に基づいて、少なくとも印刷不良が発生したページにおいて転写媒体上に画像を印刷する印刷確認を実行する制御を行うステップと、を前記コンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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