JP2021037723A - 画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラム - Google Patents

画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】長尺紙に印刷する場合であっても、色味ずれを適切に補正することができる画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置に、長尺紙に印刷を行う印刷部と、長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の印刷画像の印刷中に上記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出部と、その後の印刷画像の印刷中の上記タイミングにおいて、上記補正値に基づいて、印刷部を制御して色味を補正する補正制御部と、を設ける。【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラムに関し、特に、長尺紙に印刷が可能な画像形成装置、長尺紙への印刷における色味補正方法及び色味補正プログラムに関する。
各種印刷装置により印刷された印刷物は、審美性が求められる一品ものであれば、制作者の意図通りの色味を実現する必要がある。また、情報を伝えるために大量に印刷されるドキュメント印刷物であっても、印刷物の個体差が出ないように色味の均一性が求められる。そこで、通常の印刷装置では、目的の印刷物の印刷前に色合わせのためのサンプルを印刷し、そのサンプルを基準にして色合わせを行った上で目的の印刷物の印刷を開始している。
しかしながら、例えば印刷装置の連続使用により本体に発熱が生じて装置内のインク温度が上昇するなどの様々な要因により、印刷初期に合わせたはずの色味が次第にずれ、更に、色味のずれが拡大することにより、印刷物が不良品になってしまう。そこで、従来は、印刷開始時の色合わせのみではなく、実際の印刷物の色味を継時的に検査することによって色味の変化がないことを確認し、色味のずれを検知した時は、初期の印刷物の色味に合わせるように、自動的に色補正を行うようにしている。
このような色補正に関して、例えば、下記特許文献1には、用紙に画像を形成する画像形成部と、画像形成された用紙を機外に排紙する排紙部と、用紙を搬送する搬送経路と、前記画像形成部から前記排紙部に至る前記搬送経路上に設けられ、前記用紙に形成された画像を読み取って画像データを出力する読み取り部と、前記画像形成を制御して、所定の周期で各用紙に順次画像形成する制御部と、を備え、前記制御部は、前記画像データを受けて、該画像データに対し複数種類の画像解析処理を実行可能であり、前記用紙の所定枚数ごとに、前記複数種類の画像解析処理のうち実行可能な1または2種以上の画像解析処理を選択して実行する画像形成装置が開示されている。
特開2015−172631号公報
上記の従来の技術では、色味補正を実施する最小単位は、あくまでページごとである。そのため、大型の画像を長尺紙の1ページに印刷する場合は、上記の従来の技術を用いても、色味ずれを適切に補正することができない。
例えば、用紙送り方向に長辺をもつ長尺紙に印刷する場合、ドキュメントの印刷時に印刷枚数の増加に従って色味ずれが発生するのと同様に、印刷の初めと終わりとでは色味ずれが拡大して起きることがある。この場合、長尺であるがゆえに1ページ内での色味ずれの幅は大きくなってしまうが、従来技術のような1ページごとの色味補正では、1ページ内での色味の変化を補正することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、長尺紙に印刷する場合であっても、色味ずれを適切に補正することができる画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラムを提供することにある。
本発明の一側面は、画像形成装置であって、長尺紙に印刷を行う印刷部と、前記長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の前記印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の前記印刷画像の印刷中に前記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出部と、その後の前記印刷画像の印刷中の前記タイミングにおいて、前記補正値に基づいて、前記印刷部を制御して前記印刷画像の色味を補正する補正制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一側面は、長尺紙に印刷を行う印刷部を備える装置における色味補正方法であって、前記長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の前記印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の前記印刷画像の印刷中に前記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出処理と、その後の前記印刷画像の印刷中の前記タイミングにおいて、前記補正値に基づいて、前記印刷部を制御して前記印刷画像の色味を補正する補正制御処理と、を実行することを特徴とする。
本発明の一側面は、長尺紙に印刷を行う印刷部を備える画像形成装置で動作する色味補正プログラムであって、前記画像形成装置の制御部に、前記長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の前記印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の前記印刷画像の印刷中に前記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出処理、その後の前記印刷画像の印刷中の前記タイミングにおいて、前記補正値に基づいて、前記印刷部を制御して前記印刷画像の色味を補正する補正制御処理、を実行させることを特徴とする。
本発明の画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラムによれば、長尺紙に印刷する場合であっても、色味ずれを適切に補正することができる。
その理由は、画像形成装置に、長尺紙に印刷を行う印刷部と、長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の印刷画像の印刷中に上記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出部と、その後の印刷画像の印刷中の上記タイミングにおいて、上記補正値に基づいて、印刷部を制御して色味を補正する補正制御部と、を設けるからである。
従来の枚葉紙印刷を説明する模式図である。 従来の長尺紙印刷を説明する模式図である。 本発明の一実施の形態に係る長尺紙印刷における、色味補正方法を説明する模式図である。 本発明の一実施の形態に係る長尺紙印刷における、補正すべきタイミングと階調を予測する方法を説明する模式図である。 本発明の一実施の形態に係るロール紙印刷における、色味補正方法を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係る印刷システムの他の構成を示す模式図である。 本発明の一実施例に係るクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係るプリンタコントローラの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の概略動作を説明するブロック図である。 本発明の一実施例に係る色味補正方法(原色毎に印刷画像と読み取り画像を比較する方法)を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る色味補正方法(補正すべきタイミングと階調の算出方法)を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る色味補正の他の例(トーンジャンプを抑制する方法)を説明する模式図である。 本発明の一実施例に係る画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
背景技術で示したように、印刷装置では、通常、目的の印刷物の印刷前に色合わせのためのサンプルを印刷し、そのサンプルを基準にして色合わせを行った上で目的の印刷物の印刷を開始している。しかしながら、インク温度の上昇などの様々な要因により、印刷初期に合わせた色味が次第にずれることにより、印刷物が不良品になってしまう。そこで、従来は、印刷開始時の色合わせのみではなく、実際の印刷物の色味を継時的に検査することによって色味の変化がないことを確認し、色味のずれを検知した時は、初期の印刷物の色味に合わせるように、自動的に色補正を行うようにしている。
例えば、図1に示すように、枚葉紙に印刷する印刷装置を用いて印刷する場合、ジョブ前のキャリブレーションによってトーンカーブ(図の初期トーンカーブ参照)を決定し、そのトーンカーブで色補正を行うことにより、1枚目は所望の色(例えば、赤ベタ)で印刷することができる。その後、例えば、500枚目でマゼンダの量が足りなくなってきたことがセンサによって検知された場合、色味のずれが許容範囲を超えてしまう前に、マゼンダのトーンカーブを補正(補正トーンカーブにおけるインク量(M)と色階調のグラフの破線を実線に修正)して、色味を回復させることにより、501枚目以降では、カラーホーミング効果により元の色(赤ベタ)に戻すことができる。
しかしながら、この従来の技術では、色味補正を実施する最小単位は、あくまでページごとであるため、この技術を長尺紙の印刷にそのまま利用することができない。例えば、印刷開始後は、色味ずれが検知されたページの画像内で補正することができず、その結果、その画像内で色味ずれが拡大して不良品となってしまう場合がある。
例えば、図2に示すように、長尺紙に印刷する印刷装置を用いて印刷する場合、ジョブ前のキャリブレーションによってトーンカーブ(図の初期トーンカーブ参照)を決定し、そのトーンカーブで色補正を行うことにより、印刷開始直後は所望の色(例えば、赤ベタ)で印刷することができる。その後、印刷途中でマゼンダの量が足りなくなってきたことがセンサによって検知されても(図ではドットの密度で色の変化を表現している)、従来の技術は1ページごとの色味補正であるため、どうすることもできず、印刷終了時には色味ずれが拡大して不良品となってしまう場合がある。また、次の長尺紙に印刷する際に、初期トーンカーブを修正したとしても、やはりページ内で色味が徐々に変化するため、同じ結果になると予想される。
そこで、本発明の一実施の形態では、1枚目を印刷したときの画像を読み取った結果に基づいて、2枚目以降の印刷時に、印刷途中(ページ内)で色味補正を実施する。
具体的には、画像形成装置に、長尺紙に印刷を行う印刷部と、長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の印刷画像の印刷中に上記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出部と、その後の印刷画像の印刷中の上記タイミングにおいて、上記補正値に基づいて、印刷部を制御して色味を補正する補正制御部と、を設ける。
例えば、図3(a)に示すように、ジョブ前のキャリブレーションによってトーンカーブ(図の初期トーンカーブ参照)を決定し、そのトーンカーブで色補正を行うことにより、印刷開始直後は所望の色(例えば、赤ベタ)で印刷することができる。その後、印刷途中でマゼンダの量が足りなくなってきたことがセンサによって検知された場合、このページ(1枚目)は不良品とするが、このページを読み取った読み取り画像から補正すべきタイミングと階調を予想し、次ページ(2枚目)以降の印刷の際に、予想したタイミングと階調に基づいて色味補正を実施する。例えば、図3(b)に示すように、2枚目の印刷開始時は(a)と同様のトーンカーブ(初期トーンカーブ)を用いるが、印刷途中(予想したタイミング)で、初期トーンカーブを予想した階調に基づいて補正したトーンカーブに変更(ここでは、1回目のタイミングで補正トーンカーブに変更し、2回目のタイミングで再度補正トーンカーブに変更)する。
上記の補正すべきタイミングと階調を予想する方法について説明する。例えば、図4(a)に示すように、1枚目を印刷したところ、徐々にマゼンタの色が薄くなって不良品になってしまったとする。この不良品を読み取った読み取り画像を解析すると、印刷開始時点から2m付近で色味ずれが発生したことが分かった。現在の環境下(温度、湿度、メディア、インクの経年劣化など)では、次の印刷開始時に色味補正を行っても、やはり2m付近で色味ずれが発生すると予想できることから、次の印刷時は予めその色味ずれを加味した色味補正が、自動的に実施されるようにする。すなわち、色味ずれが許容限界に達したのを検知して補正するのではなく、図4(b)に示すように、色味ずれが許容限界に近づいたことを前の印刷物から予想し、印刷装置が自動的に補正を行うフィードフォワード制御を行うようにする。
なお、図3及び図4では、1枚毎の長尺紙に印刷を行う場合について記載したが、図5に示すように、ロール紙に印刷する印刷装置を用いて印刷する場合に対しても、本発明の色味補正方法を同様に適用することができる。例えば、ロール紙が図の右から左に搬送され、プリントヘッドで印刷された画像を画像読み取り部で読み取る場合、まず、図5(a)に示すように、キャリブレーションのためのパッチを印刷して画像読み取り部で読み取り、読み取り画像に基づいてトーンカーブを決定し、決定したトーンカーブで色補正を行って1ページ目の印刷を開始する。次に、図5(b)に示すように、決定したトーンカーブで印刷した1ページ目の画像を画像読み取り部で読み取り、補正すべきタイミングと階調を予想する。その後、再度パッチを印刷して画像読み取り部で読み取り、読み取り画像に基づいてトーンカーブを決定する。次に、図5(c)に示すように、決定したトーンカーブで2ページ目の印刷を開始し、1ページ目の読み取り画像から予想したタイミング及び階調に従って、ページ内でトーンカーブを補正する。
このように、長尺の用紙に印刷する印刷装置において、長尺の印刷物を複数枚印刷するとき、先の印刷物の色味変化を検知し、その情報から後の印刷物の色味変化を予測し、予測された色味変化と狙いとする印刷物の色味の差を埋めるように、ページ内で色味補正を行うことによって、色味ずれを適切に補正することができる。
なお、本明細書における長尺紙とは、A4(210mm×297mm)やA3(297mm×420mm)などよりも長さが長めのサイズの特殊寸法用紙であり、ロール紙を含む。また、本明細書における色味とは、色の種類及び/又は色の濃度によって表現される色合いのことであり、色味ずれとは、色自体のずれと色の濃淡のずれを含む概念である。
上記した本発明の一実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の一実施例に係る画像形成装置、色味補正方法及び色味補正プログラムについて、図6乃至図15を参照して説明する。図6及び図7は、本実施例の印刷システムの構成を示す模式図であり、図8乃至図10は、各々、クライアント装置、プリンタコントローラ、画像形成装置の構成を示すブロック図である。また、図11は、本実施例の画像形成装置の概略動作を説明するブロック図であり、図12乃至図14は、本実施例の色味補正方法を説明する模式図、図15は、本実施例の画像形成装置の動作を示すフローチャート図である。
図6に示すように、本実施例の印刷システム10は、クライアント装置20と、プリンタコントローラ30と、長尺紙に印刷が可能な画像形成装置40などで構成される。クライアント装置20とプリンタコントローラ30とは、イーサネット(登録商標)、トークンリング、FDDI(Fiber-Distributed Data Interface)等の規格により定められるLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等の通信ネットワーク50を介して接続され、プリンタコントローラ30と画像形成装置40とは、上記通信ネットワーク50又は専用線を介して接続されている。
なお、図6では、印刷システム10をクライアント装置20とプリンタコントローラ30と画像形成装置40とで構成したが、図7に示すように、画像形成装置40が印刷ジョブから印刷画像データを生成可能な場合は、プリンタコントローラ30を省略してもよい。以下、図6のシステム構成を前提にして各装置について説明する。
[クライアント装置]
クライアント装置20は、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置であり、図8(a)に示すように、制御部21、記憶部25、ネットワークI/F部26、表示部27、操作部28などで構成される。
制御部21は、CPU(Central Processing Unit)22と、ROM(Read Only Memory)23やRAM(Random Access Memory)24などのメモリとで構成され、CPU22は、ROM23や記憶部25に記憶した制御プログラムをRAM24に展開して実行することにより、クライアント装置20全体の動作を制御する。また、図8(b)に示すように、上記制御部21(CPU22)により、OS(Operating System)21a、アプリケーション21b、プリンタドライバ21cなどが実行される。
OS21aは、Windows(登録商標)やmacOS(登録商標)、Android(登録商標)、iOS(登録商標)などであり、クライアント装置20でアプリケーション21b、プリンタドライバ21cなどを動作可能にする。
アプリケーション21bは、例えば、原稿を作成するアプリケーションであり、長尺紙に印刷する画像を配置した原稿データを生成する。そして、印刷指示の際にプリンタドライバ21cを読み出し、アプリケーション21bで作成した原稿データをプリンタドライバ21cに転送する。
プリンタドライバ21cは、アプリケーション21bで作成した原稿データを、プリンタコントローラ30が解釈可能な言語の印刷ジョブ(PJL(Printer Job Language)やPS(PostScript)、PCL(Printer Control Language)等のページ記述言語で記述されたPDL(Page Description Language)データ、または、PDF(Portable Document Format)データ)に変換し、当該印刷ジョブをプリンタコントローラ30に送信する。この印刷ジョブには、プリンタドライバ21cの印刷設定画面で設定された印刷条件が記述された印刷設定情報(プリントチケット)が付加される。
記憶部25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などで構成され、CPU22が各部を制御するためのプログラム、アプリケーション21bが作成した原稿データ、プリンタドライバ21cが生成した印刷ジョブなどを保存する。
ネットワークI/F部26は、NIC(Network Interface Card)やモデムなどで構成され、クライアント装置20を通信ネットワーク50に接続し、プリンタコントローラ30に印刷ジョブを送信可能にする。
表示部27は、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(electroluminescence)表示装置などで構成され、アプリケーション21bの原稿作成画面、プリンタドライバ21cの印刷設定画面などを表示する。
操作部28は、マウスやキーボードなどで構成され、アプリケーション21bを用いた原稿の作成、プリンタドライバ21cを用いた印刷設定などの操作を可能にする。
[プリンタコントローラ]
プリンタコントローラ30は、クライアント装置20から受信した印刷ジョブを解析して印刷画像データを生成する。このプリンタコントローラ30は、図9に示すように、制御部31、記憶部35、ネットワークI/F部36、画像処理部37などで構成される。
制御部31は、CPU32とROM33やRAM34などのメモリとで構成され、CPU32は、ROM33や記憶部35に記憶した制御プログラムをRAM34に展開して実行することにより、プリンタコントローラ30全体の動作を制御する。
記憶部35は、HDDやSSDなどで構成され、CPU32が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、クライアント装置20から受信した印刷ジョブ、画像処理部37が生成した印刷画像データなどを記憶する。
ネットワークI/F部36は、NICやモデムなどで構成され、プリンタコントローラ30を通信ネットワーク50に接続し、クライアント装置20から印刷ジョブを受信可能にしたり、画像形成装置40に印刷画像データを送信可能にしたりする。
画像処理部37は、RIP(Raster Image Processor)として機能し、印刷ジョブを解析し、印刷ジョブに含まれる原稿の各ページをラスタライズして印刷画像データ(リップデータ)を生成する。そして、生成した印刷画像データを画像形成装置40に送信して印刷処理を実行させる。
[画像形成装置]
画像形成装置40は、プリンタコントローラ30から受信した印刷画像データに基づいて、長尺紙に印刷を行うインクジェット方式や電子写真方式の印刷装置である。この画像形成装置40は、図10(a)に示すように、制御部41、記憶部45、ネットワークI/F部46、表示操作部47、印刷部48、画像読み取り部49などで構成される。
制御部41は、CPU42とROM43やRAM44などのメモリとで構成され、CPU42は、ROM43や記憶部45に記憶した制御プログラム(本実施例の色味補正プログラムを含む。)をRAM44に展開して実行することにより、画像形成装置40全体の動作を制御する。上記制御部41は、図10(b)及び図11に示すように、補正パラメータ算出部41a、補正制御部41bなどとして機能する。
補正パラメータ算出部41aは、長尺紙に印刷された印刷画像を画像読み取り部49が読み取った読み取り画像に基づいて、その後の印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の印刷画像の印刷中に上記補正値を適用するタイミングを算出する。例えば、補正パラメータ算出部41aは、印刷画像と読み取り画像とを原色毎に分解し、双方の画像の原色毎の階調を比較し、階調差が予め定めた閾値に達した場合に、印刷画像の印刷開始位置から階調差が閾値に達した位置までの距離に基づいて、タイミングを算出する。また、上記タイミングにおける、印刷画像と読み取り画像との階調差に応じて、色味の補正値を算出する。
補正制御部41bは、その後の印刷画像の印刷中の上記タイミングにおいて、上記補正値に基づいて、印刷部48を制御して印刷画像の色味を補正する。例えば、補正制御部41bは、上記補正値に基づいてトーンカーブを変更することにより、印刷画像の色味を補正する。その際、補正制御部41bは、上記タイミングで上記補正値を一気に適用してもよいし、上記タイミングから、印刷画像と読み取り画像との階調差が徐々に小さくなるように、上記補正値を用紙送り方向に段階的に適用してもよい。また、補正制御部41bは、各ページの印刷画像の前にパッチを印刷させ、パッチの読み取り画像に基づいて各ページの印刷画像の印刷開始時の色合わせを行うようにしてもよい。なお、本実施例では、トーンカーブを補正することによって色味補正を行う場合について記載するが、色味ずれに基づいて画像形成条件(インクの吐出量、感光体ドラムの帯電電圧、転写電圧など)を修正し、印刷部48に、修正した画像形成条件で画像を形成させることもできる。
なお、上記補正パラメータ算出部41a及び補正制御部41bは、ハードウェアとして構成してもよいし、制御部41を、補正パラメータ算出部41a及び補正制御部41bとして機能させる色味補正プログラムとして構成し、当該色味補正プログラムをCPU42に実行させるようにしてもよい。
記憶部45は、HDDやSSDなどで構成され、CPU42が各部を制御するためのプログラム、自装置の処理機能に関する情報、プリンタコントローラ30から受信した印刷画像データ、画像読み取り部49が読み取った画像データ、補正パラメータ算出部41aが算出した補正パラメータ(色味の補正値や補正タイミング)などを記憶する。
ネットワークI/F部46は、NICやモデムなどで構成され、画像形成装置40を通信ネットワーク50や専用線に接続し、プリンタコントローラ30から印刷画像データを受信可能にする。
表示操作部47は、表示部上に透明電極が格子状に配置された感圧式の操作部(タッチセンサ)を設けたタッチパネルなどであり、印刷処理に関する各種画面を表示し、印刷に関する各種操作を可能にする。
印刷部48は、プリンタコントローラ30から受信した印刷画像データに基づき、予め設定した画像形成条件に従って長尺紙に画像を形成する。例えば、インクジェット方式の場合は、インクジェットヘッドから印刷画像データとトーンカーブに応じたインクを吐出する。また、電子写真方式の場合は、帯電装置により帯電された感光体ドラムに、露光装置から印刷画像データとトーンカーブに応じた光を照射して静電潜像を形成し、現像装置で帯電したトナーを付着させて現像し、そのトナー像を転写ベルトに1次転写し、転写ベルトから長尺紙に2次転写し、更に定着装置で長尺紙上のトナー像を定着させる処理を行う。その際、印刷部48は、補正制御部41bの指示に従って、印刷画像の印刷中の所定のタイミングで色味の補正値を適用(例えば、トーンカーブを変更)する。
画像読み取り部49は、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のセンサなどで構成され、長尺紙に形成された画像を読み取り、読み取り画像を補正パラメータ算出部41aに出力する。本実施例では、画像読み取り部49は、印刷部48の下流に配置されており、印刷部48で画像形成(作像)した画像を読み取ることができるようになっている。
なお、図6乃至図10は、本実施例の印刷システム10の一例であり、本実施例の色味補正が実現可能な限りにおいて、各装置の構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、図10及び図11では、画像形成装置40に画像読み取り部49を備える場合について記載したが、印刷システム10に画像読み取り装置を設け、画像形成装置40が印刷した印刷物を画像読み取り装置が読み取る場合は、画像形成装置40の画像読み取り部49は省略することができる。また、図6のように、印刷システム10をクライアント装置20と画像形成装置40とで構成する場合は、画像形成装置40に画像処理部37を設けることができる。また、図6及び図7では、印刷システム10にクライアント装置20を設け、クライアント装置20から印刷ジョブを受信する構成としたが、サーバなどから印刷ジョブを受信したり、USB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から印刷ジョブを取得したりしてもよい。
次に、本実施例の色味補正方法について、図12乃至図14を参照して説明する。
どのような色であっても、イエロー、マゼンダ、シアンの3原色を混ぜ合わせて構成され、一般の印刷装置では、各色256階調の濃淡調整により色味の制御がされている。例えば、図12(a)に示すように、赤ベタ(イエロー128/256+マゼンタ128/256)の印刷画像が左図のようなデータであり、その印刷画像を3原色に分解すると右図のようなデータになったとする。そして、図12(b)に示すように、長尺紙に先に印刷した印刷画像(ここでは1枚目の印刷画像)を読み取った読み取り画像が、左図のようなデータ(色味が徐々に薄くなるデータ)であり、その読み取り画像を3原色に分解すると右図のようなデータ(マゼンタのみ徐々に薄くなるデータ)になったとする。なお、ここでの分解とは、視覚的に3色に分けるのではなく、画像データとして分けるという意味である。
本実施例では、補正パラメータを算出する際に、印刷画像と読み取り画像の階調を原色ごとに比較する。そして、比較した結果、図13(a)に示すように、ある原色(ここではマゼンタ)の階調差が、予め定めた”補正をかけるべき階調差”に達した場合、先に印刷した印刷物の印刷開始位置から、”補正をかけるべき階調差”が生じるまでの距離を算出し、この距離を基準にして補正タイミングを決定する。例えば、図13(b)に示すように、この距離の10cm前を”補正をかけるべきタイミング”とする。そして、その”補正をかけるべきタイミング”における印刷画像と読み取り画像の階調差がなくなるように、色味の補正値を算出する。このように、マゼンタの階調差が”補正をかけるべき階調差”に達する前に、色味の補正値を適用して色味補正を行う(ここでは2回色味補正を行う)ことにより、2枚目以降の印刷物が不良品なることを防止することができる。
なお、図13では、マゼンタの階調差が”補正をかけるべき階調差”に達した場合について記載したが、複数の原色の階調差が”補正をかけるべき階調差”に達した場合は、原色毎に補正タイミングを決定することができる。また、複数の原色の”補正をかけるべき階調差”は同じである必要はなく、原色毎に”補正をかけるべき階調差”を定めることができる。
また、図13では、補正タイミングにおいて階調差が0になるように色味補正を行ったが、階調差を急激に変化させると、図14(a)に示すようにトーンジャンプが目立ってしまう。その場合は、図14(b)に示すように、補正タイミングから所定の範囲で階調差を徐々に小さくする(補正を段階的に適用する)ようにしてもよく、補正を段階的に適用することにより、トーンジャンプを目立たなくすることができる。
また、1枚目の読み取り画像に基づいて2枚目以降の補正パラメータを設定する場合、1枚目と2枚目以降の印刷開始時の色味が同じになるようにする必要がある。そのためには、各ページの印刷画像の前にパッチを印刷し、パッチの読み取り画像に基づいて色味補正(色合わせ)を行うことが好ましい。このように、各ページの印刷前にパッチうちをして色味補正を行うことにより、各ページの印刷開始時の色味を揃えることができる。それにより、各ページで同じような色味の変化が再現できるため、その変化に合わせたフィードフォワード制御を効果的に実施することができる。
以下、本実施例の画像形成装置40の動作について説明する。CPU42は、ROM43又は記憶部45に記憶した色味補正プログラムをRAM44に展開して実行することにより、図15のフローチャート図に示す各ステップの処理を実行する。
画像形成装置40は、プリンタコントローラ30などから印刷画像データを受信すると(S101)、印刷部48は、印刷画像データに初期トーンカーブを適用して1ページ目を印刷し(S102)、画像読み取り部49は、1ページ目の画像を読み取る(S103)。そして、補正パラメータ算出部41aは、原色毎に印刷画像と読み取り画像を比較し(S104)、印刷画像と読み取り画像の階調差が予め定めた閾値(補正をかけるべき階調差)を超えるか否かを判断する(S105)。
階調差が閾値を超える場合は(S105のYes)、補正パラメータ算出部41aは、補正すべきタイミングと補正値(原色毎の階調)を算出する(S106)。そして、2ページ目以降の印刷を開始したら(S107)、補正制御部41bは、補正タイミングに到達したかを判断し(S108)、補正タイミングに到達したら(S108のYes)、算出した補正値に基づいて色味補正を実施(トーンカーブを補正)する(S109)。その後、制御部41は、印刷終了位置になったかを判断し(S110)、印刷終了位置になっていなければ(S110のNo)、S108に戻って同様の処理を繰り返す。
一方、階調差が閾値を超えていない場合は(S105のNo)、色味補正の必要がないため、2ページ目以降の印刷を行う(S111)。
以上説明したように、複数の長尺紙に印刷する場合に、先の印刷物の読み取り画像から、後の印刷物の色味変化を予測し、後の印刷物の印刷中に、予測した色味変化と狙いとする印刷物の色味との差を埋めるような色味補正を行うことによって、色味ずれを適切に補正することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、その構成や制御は適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、長尺紙に印刷する場合について例示したが、ロール紙や所定のサイズ以上の用紙に印刷する場合に対して、本発明の色味補正方法を同様に適用することができる。
また、上記実施例では、長尺紙の全面に、色味が均一な印刷画像を印刷する場合を例示したが、長尺紙やロール紙に印刷する画像の内容やサイズは任意であり、図の構成に限定されない。
本発明は、長尺紙に印刷が可能な画像形成装置、長尺紙への印刷における色味補正方法、当該画像形成装置で動作する色味補正プログラム及び当該色味補正プログラムを記録した記録媒体に利用可能である。
10 印刷システム
20 クライアント装置
21 制御部
21a OS
21b アプリケーション
21c プリンタドライバ
22 CPU
23 ROM
24 RAM
25 記憶部
26 ネットワークI/F部
27 表示部
28 操作部
30 プリンタコントローラ
31 制御部
32 CPU
33 ROM
34 RAM
35 記憶部
36 ネットワークI/F部
37 画像処理部
40 画像形成装置
41 制御部
41a 補正パラメータ算出部
41b 補正制御部
42 CPU
43 ROM
44 RAM
45 記憶部
46 ネットワークI/F部
47 表示操作部
48 印刷部
49 画像読み取り部
50 通信ネットワーク
60 長尺紙

Claims (18)

  1. 長尺紙に印刷を行う印刷部と、
    前記長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の前記印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の前記印刷画像の印刷中に前記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出部と、
    その後の前記印刷画像の印刷中の前記タイミングにおいて、前記補正値に基づいて、前記印刷部を制御して前記印刷画像の色味を補正する補正制御部と、を備える、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正パラメータ算出部は、前記印刷画像と前記読み取り画像とを原色毎に分解し、双方の画像の原色毎の階調を比較し、階調差が予め定めた閾値に達した場合に、前記印刷画像の印刷開始位置から前記階調差が前記閾値に達した位置までの距離に基づいて、前記タイミングを算出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正パラメータ算出部は、前記タイミングにおける、前記印刷画像と前記読み取り画像との階調差に応じて、前記色味の補正値を算出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正制御部は、前記タイミングから、前記印刷画像と前記読み取り画像との階調差が徐々に小さくなるように、前記色味の補正値を用紙送り方向に段階的に適用する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正制御部は、前記補正値に基づいてトーンカーブを変更することにより、前記印刷画像の色味を補正する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の画像形成装置。
  6. 前記補正制御部は、各ページの前記印刷画像の前にパッチを印刷させ、前記パッチの読み取り画像に基づいて、各ページの前記印刷画像の印刷開始時の色合わせを行う、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の画像形成装置。
  7. 長尺紙に印刷を行う印刷部を備える画像形成装置における色味補正方法であって、
    前記長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の前記印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の前記印刷画像の印刷中に前記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出処理と、
    その後の前記印刷画像の印刷中の前記タイミングにおいて、前記補正値に基づいて、前記印刷部を制御して前記印刷画像の色味を補正する補正制御処理と、を実行する、
    ことを特徴とする色味補正方法。
  8. 前記補正パラメータ算出処理では、前記印刷画像と前記読み取り画像とを原色毎に分解し、双方の画像の原色毎の階調を比較し、階調差が予め定めた閾値に達した場合に、前記印刷画像の印刷開始位置から前記階調差が前記閾値に達した位置までの距離に基づいて、前記タイミングを算出する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の色味補正方法。
  9. 前記補正パラメータ算出処理では、前記タイミングにおける、前記印刷画像と前記読み取り画像との階調差に応じて、前記色味の補正値を算出する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の色味補正方法。
  10. 前記補正制御処理では、前記タイミングから、前記印刷画像と前記読み取り画像との階調差が徐々に小さくなるように、前記色味の補正値を用紙送り方向に段階的に適用する、
    ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の色味補正方法。
  11. 前記補正制御処理では、前記補正値に基づいてトーンカーブを変更することにより、前記印刷画像の色味を補正する、
    ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載の色味補正方法。
  12. 前記補正制御処理では、各ページの前記印刷画像の前にパッチを印刷させ、前記パッチの読み取り画像に基づいて、各ページの前記印刷画像の印刷開始時の色合わせを行う、
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一に記載の色味補正方法。
  13. 長尺紙に印刷を行う印刷部を備える画像形成装置で動作する色味補正プログラムであって、
    前記画像形成装置の制御部に、
    前記長尺紙に印刷された印刷画像を読み取った読み取り画像に基づいて、その後の前記印刷画像の印刷に適用する色味の補正値、及び、その後の前記印刷画像の印刷中に前記補正値を適用するタイミングを算出する補正パラメータ算出処理、
    その後の前記印刷画像の印刷中の前記タイミングにおいて、前記補正値に基づいて、前記印刷部を制御して前記印刷画像の色味を補正する補正制御処理、を実行させる、
    ことを特徴とする色味補正プログラム。
  14. 前記補正パラメータ算出処理では、前記印刷画像と前記読み取り画像とを原色毎に分解し、双方の画像の原色毎の階調を比較し、階調差が予め定めた閾値に達した場合に、前記印刷画像の印刷開始位置から前記階調差が前記閾値に達した位置までの距離に基づいて、前記タイミングを算出する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の色味補正プログラム。
  15. 前記補正パラメータ算出処理では、前記タイミングにおける、前記印刷画像と前記読み取り画像との階調差に応じて、前記色味の補正値を算出する、
    ことを特徴とする請求項14に記載の色味補正プログラム。
  16. 前記補正制御処理では、前記タイミングから、前記印刷画像と前記読み取り画像との階調差が徐々に小さくなるように、前記色味の補正値を用紙送り方向に段階的に適用する、
    ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか一に記載の色味補正プログラム。
  17. 前記補正制御処理では、前記補正値に基づいてトーンカーブを変更することにより、前記印刷画像の色味を補正する、
    ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれか一に記載の色味補正プログラム。
  18. 前記補正制御処理では、各ページの前記印刷画像の前にパッチを印刷させ、前記パッチの読み取り画像に基づいて、各ページの前記印刷画像の印刷開始時の色合わせを行う、
    ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれか一に記載の色味補正プログラム。
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