JP2007074522A - カラー画像処理装置及び方法 - Google Patents

カラー画像処理装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007074522A
JP2007074522A JP2005260873A JP2005260873A JP2007074522A JP 2007074522 A JP2007074522 A JP 2007074522A JP 2005260873 A JP2005260873 A JP 2005260873A JP 2005260873 A JP2005260873 A JP 2005260873A JP 2007074522 A JP2007074522 A JP 2007074522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
line width
toner
predetermined
toner density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005260873A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukimasa Sato
幸優 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2005260873A priority Critical patent/JP2007074522A/ja
Publication of JP2007074522A publication Critical patent/JP2007074522A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 画像品位を維持しつつトナー消費量をより軽減させる。
【解決手段】 制御ユニット501において、当該線の線幅が基準線幅以下であるか否か判定し、基準線幅以下と判定した場合には、当該線の濃度が予め定めた基準濃度以上であるか否かを判定する。当該線の濃度が基準濃度以上であると判定した場合には、各色のトナー濃度を予め定めた割合で削減した場合の削減値を算出し、算出された削減値に基いて、各色のトナー濃度を求め、求めた濃度が、掠れが発生する予め定めた基準濃度値未満であるか否か判定する。当該線の濃度が予め定めた基準濃度値未満である場合には、当該線の濃度が予め定めた最低濃度になるように、各色のトナー濃度を調整する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラー画像を処理するカラー画像処理装置及び方法に関する。
カラー印刷において、例えばY(黄色)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の4色のトナーが用いられている。各色のトナーを最大限に使用したときに100%のトナー濃度をもつとした場合、これら4色のトナーが同時に最大限に使用された場合、すなわちこれら4色のトナーが重ね合わされた場合に、400%のトナー濃度になることになる。
また、複数色のトナーを用いたカラー印刷においては、トナーの消費量がモノクロ印刷に比べて多いため、トナーの消費量を可能な限り軽減させることが行われている。例えば特許文献1に開示の技術においては、描画される線の太さによってトナー量を変化させることにより、トナー消費量を軽減させている。
特開2003−76097号公報
しかしながら、細線を描画する際に複数のトナーを使用しかつトナーの濃度が一定値以上である場合トナーの飛び散りにより画像の品位が低下するという問題があった。例えば、YMCKを使用してカラー印刷を行う際に、これらの色を重ね合わせて印刷を行う場合において、それぞれの色を最大限に使用した場合100%の濃度をもつとしたとき、4色を最大限に使用すると、トナー濃度は400%となる。この濃度が一定値以上になった場合、トナーが飛び散り、線の輪郭がぼやける。
また、描画される線の太さによってトナー量を変化させることにより、トナー消費量を軽減させる場合を考える。そのような場合、垂直線及び水平線を描画しても掠れが見られない程度にトナー量を削減して斜線を描画したとき、斜線が垂直線及び水平線に比べて一般的にドットの連続性が悪いため、描画された斜線(細線)に掠れが見られるという問題があった。
さらに、トナーの飛び散りは複数のトナーを使用した場合において、彩色時に2番目以降に使用されるトナーについて飛び散りが発生する。例えば、カラー印刷において、K、M、C、Yのトナーがこの順に用紙上に重ねられていく場合、2番目のMのトナーの描画時においてトナーの飛び散りが見られ、最後のYのトナーの描画時まで、トナーの飛び散り量が多くなっていく。
よって、線の太さによりトナー濃度を変化させることが考えられるが、線の太さによりトナー濃度を変化させるだけでは、トナーの飛び散り及びトナー消費量と、線の掠れと、の間にトレードオフがある。そのため、トナーの飛び散りによる画像低下を防ぎつつトナー濃度の低減による細線の掠れを防止するのが困難であった。
そこで、本発明は、上記のような問題点を解決し、画像品位を維持しつつトナー消費量をより軽減させることができるカラー画像処理装置及び方法を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段とを有することを特徴とする。
請求項2の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線が垂線若しくは水平線か又は斜線のいずれであるかを判断する線種判断手段と、該線種判断手段により当該線が垂線若しくは水平線であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めた第1トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行い、他方、斜線と判断された場合に、当該線のトナー濃度を、前記第1トナー濃度より高く掠れが生じない予め定めた第2トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段とを有することを特徴とする。
請求項3の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングするか否かを判断するパターンマッチング判断手段と、該線形状判断手段によって当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングする判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段とを有することを特徴とする。
請求項4の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であるか否かを判断するトナー数判断手段と、該トナー数判断手段により当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であると判断された場合に、彩色の順番が2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であるか否かを判断するトナー濃度判断手段と、該トナー濃度判断手段により前記2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であると判断された場合に、当該線の彩色に供される各色のトナーの載り量を、飛び散りの生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段とを有することを特徴とする。
請求項5の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップとを有することを特徴とする。
請求項6の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線が垂線若しくは水平線か又は斜線のいずれであるかを判断する線種判断ステップと、該線種判断ステップにより当該線が垂線若しくは水平線であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めた第1トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行い、他方、斜線と判断された場合に、当該線のトナー濃度を、前記第1トナー濃度より高く掠れが生じない予め定めた第2トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップとを有することを特徴とする。
請求項7の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングするか否かを判断するパターンマッチング判断ステップと、該線形状判断ステップによって当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングする判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップとを有することを特徴とする。
請求項8の発明は、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であるか否かを判断するトナー数判断ステップと、該トナー数判断ステップにより当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であると判断された場合に、彩色の順番が2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であるか否かを判断するトナー濃度判断ステップと、該トナー濃度判断ステップにより前記2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であると判断された場合に、当該線の彩色に供される各色のトナーの載り量を、飛び散りの生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップとを有することを特徴とする。
請求項9の発明は、コンピュータを、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、として機能させる。
請求項10の発明は、コンピュータを、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線が垂線若しくは水平線か又は斜線のいずれであるかを判断する線種判断手段、該線種判断手段により当該線が垂線若しくは水平線であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めた第1トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行い、他方、斜線と判断された場合に、当該線のトナー濃度を、前記第1トナー濃度より高く掠れが生じない予め定めた第2トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、として機能させる。
請求項11の発明は、コンピュータを、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングするか否かを判断するパターンマッチング判断手段と、該線形状判断手段によって当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングする判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、として機能させる。
請求項12の発明は、コンピュータを、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であるか否かを判断するトナー数判断手段、該トナー数判断手段により当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であると判断された場合に、彩色の順番が2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であるか否かを判断するトナー濃度判断手段、該トナー濃度判断手段により前記2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であると判断された場合に、当該線の彩色に供される各色のトナーの載り量を、飛び散りの生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、として機能させる。
本発明によれば、上記のように構成したので、画像品位を維持しつつトナー消費量をより軽減させることができる。
<第1の実施の形態>
図1は本発明の第1の実施の形態を示す。これは、プリンタ機能、コピー機能、及びファクシミリ機能を有する複合印刷装置(以下「MFP(Multi Function Product)」という)の例であり、この構造を図2に示す。
図2において、100はMFPであり、ネットワークを介して印刷データを受取り印刷するネットワークプリンタとして使用することができる。また、MFP100は、電話回線にも接続されており、ファクシミリ装置としても使用でき、さらに、単体でコピー機として使用することもできる。
502はレーザドライバであり、入力されたビデオ信号に基づいて半導体レーザ発振器503をオン・オフ制御するものである。オン・オフ制御された半導体レーザ発振器503からのレーザビーム504は、回転多面鏡505により静電ドラム506上を走査され、これにより、静電ドラム506上に静電潜像が形成される。この静電潜像は、静電ドラム506の周囲に配備された現像ユニット(トナーカートリッジ)507によって現像され、得られたトナー像は、定着器により、用紙搬送ベルト517上のカットシートに転写される。
108、109、110及び111は給紙カセットであり、カットシートを収納するためのものである。113、114、115、及び116は給紙ローラであり、給紙カセット108、109、110及び111からそれぞれピックアップされたカットシートを用紙搬送ローラ112まで給紙するものである。用紙搬送ベルト517はカットシートを所定のタイミングで用紙搬送ベルト517上に載置するものである。
118は定着器であり、用紙搬送ベルト517により搬送されたカットシート上のトナー像を熱と圧力により定着するものである。119、120は搬送ローラであり、定着後のカットシートをMFP100外に排紙するものである。
121は操作パネルであり、操作スイッチと、MFP100の状態等を表示するための液晶タッチパネルとを有する。
122はスキャナであり、操作パネル121上の操作スイッチが操作され行われたコピー指示に従って、セットされた原稿を原稿台に取り込み、取り込んだ現行を図示しないハロゲンランプで露光し、原稿からの反射像を撮像する。撮像された像は、A/D変換されて、制御ユニット501に送られ、制御ユニット501において必要な処理を施されてビデオ信号が生成され、レーザドライバ502に供給される。
外部ネットワークを介して制御ユニット501に送信された印刷データは、制御ユニット501において、解析されて、ビデオ信号が生成され、レーザドライバ502に供給される。
また、電話回線からモデム523を経由して制御ユニット501に送信されたファクシミリのデータは、制御ユニット501において、ビデオ信号に変換されて、レーザドライバ502に供給される。
図1は図2の制御ユニット501の構成を示す。図1において、122、523は図2と同一部分を示す。101はホストコンピュータであり、印字データを転送してくる。また、ホストコンピュータ101は、プリンタドライバを内蔵しており、PDLまたは制御ユニット501がPDLより生成する内部コードを直接印字データとして送信する。
制御ユニット501は、入力インタフェース部203と、スキャナインタフェース部204と、CPU(central processing unit)202からなる。さらに、制御ユニット501は、NVRAM205と、ROM206と、RAM207と、出力インタフェース部209とが、システムバスを介して、相互に接続してある。
印字データは入力インタフェース部203を介して取り込まれる。操作パネル121(図2)からコピーの実行が指示されると、スキャナ122で読み取られたイメージがスキャナインタフェース部204を介して取り込まれ、CPU202において必要な処理が施されて、ドットデータに変換される。生成されたドットデータは、出力インタフェース部209を介して、印刷機構部104に送られ、印刷機構部104により実際に印刷される。ここで施される処理とは、例えば、スキャナ122の読み取り解像度から印刷機構部104の印刷解像度への変換や、印刷機構部104の用紙の搬送方向に合わせた回転処理などである。
電話回線に接続されたモデム523とモデムインタフェース208とを介して、ファクシミリのデータを受け付けると、このデータは、CPU202において処理され、ドットデータに変換される。生成されたドットデータは、出力インタフェース部209を介して印刷機構部104に送られ、実際に印刷される。ここで行なわれる処理とは、例えば、ハフマン圧縮された印刷データの伸長などである。
CPU202によるこれら一連の処理は、ROM206に格納されたプログラムに従って行われる。変換された画像イメージは、RAM208に格納される。蓄えられた画像イメージは、出力インタフェース部209を介して、印刷機構部104に送られ、印刷機構部104により、実際に印刷される。また、ホストコンピュータ101、スキャナ122、又はモデム523からのデータは、RAM208上に蓄えられて必要な処理が施される。
205は一般のEEPROM等の不揮発性メモリ(以下「NVRAM(Non Volatile RAM)」という。)であり、操作パネル221で指定されたパネル設定値が記憶される。
図3は第1の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。印刷データを受信する(S301)と、この印刷データを解析し、中間コードを生成する(S302)。そして、中間コード作成時に線描画処理があった場合には、当該線の幅が予め定めた基準線幅以下か否かを判定する(S303)。線幅が基準線幅以下でないと判定した場合には、そのまま処理を続け、中間コードの生成が完了したならば、中間コードから画像イメージを生成する(S308)。
他方、線幅が基準線幅以下であると判定した場合には、当該線の濃度が予め定めた基準濃度以上であるか否かを判定する(S304)。
当該線の濃度が基準濃度以上であると判定した場合には、各色のトナー濃度を予め定めた割合で削減した場合の削減値を算出する(S305)。
ステップ305で算出された削減値に基いて、各色のトナー濃度を求め、求めた濃度が、掠れが発生する予め定めた基準濃度値未満であるか否か判定する(S306)。そして、当該線の濃度が予め定めた基準濃度値未満でない場合には、中間コードの生成を完了する(S307)。他方、当該線の濃度が予め定めた基準濃度値未満である場合には、当該線の濃度が予め定めた最低濃度(≧基準濃度値)になるように、各色のトナー濃度を調整する。その後、中間コードの生成を完了する(S307)。
そして、中間コードから画像イメージを生成する(S308)。生成した画像イメージを出力インタフェース部209を介して印刷機構部104に送信し、印刷機後部104において、画像イメージを用紙に印刷する(S309)。
本実施の形態では、このように構成したので、一定以下の線幅をもつ線を印刷する際に該線におけるトナーの載り量を一定値以下に制限することができ、かつ、トナーの載り量を制限した値が一定値以下にならないように制限することができる。
<第2の実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態との比較でいえば、描画される細線が斜線である場合において、トナーの載り量を予め定めた量だけ増加制御する点が異なる。
図4は第2の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。図4において、S301〜S304、並びにS308及びS309は、図3と同一ステップを示すので、説明は省略する。ステップS304において、当該線のトナー濃度が予め定めた基準濃度以上であると判定した場合には、当該線が垂線または水平線であるか否かを判定する(S405)。そして、当該線が垂線又は水平線であると判定した場合には、ステップS308に進む。
他方、当該線が斜線であると判定した場合には、当該線の線幅に予め対応させた各色のトナーの載り量に、トナー載り量を、予め定めた量だけ増加させ(S406)、その後、ステップS308に進む。
本実施の形態では、このように構成したので、描画された斜線にも掠れが生じない。
<第3実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態との比較で言えば、掠れの生じ易いパターンとして予めリストされたパターンに含まれる線の掠れを防止する点が異なる。
図5は第3の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。図5において、S301〜S304、並びにS308及びS309は、図3と同一ステップを示すので、説明は省略する。ステップS304において、当該線のトナー濃度が予め定めた基準濃度以上であると判定した場合には、当該線が、掠れの生じ易いパターンとして予めリストされたパターンに含まれる線と、一致するか否かを判定する(S505)。S505において一致すると判定した場合には、当該線の線幅に予め対応させた各色のトナーの載り量に、トナー載り量を、予め定めた量だけ増加させ(S506)、その後、ステップS308に進む。
本実施の形態では、このように構成したので、当該線が、掠れの生じ易いパターンとして予めリストされたパターンに含まれる線と一致する場合において、描画された当該線の掠れを防止することができる。
<第4実施の形態>
本実施の形態は、第1の実施の形態との比較で言えば、当該線が2色以上のトナーを使用して描画される細線においてもトナーの飛び散りを軽減するようにした点が異なる。
図6は第4の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。図6において、S301〜S303、並びにS308及びS309は、図3と同一ステップを示すので、説明は省略する。ステップS303において、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判定し、当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判定した場合に、当該線の描画において、2色以上のトナーを使用するか否かを判定する(S604)。そして、2色以上のトナーを使用しないと判定した場合には、ステップS308に進み、他方、彩色の順番において2色目以降の各色のトナー濃度が一定濃度以上か否かを判定する(S605)。そして、2色目以降の各色のトナー濃度が一定濃度以上であると判定した場合には、当該線の線幅に予め対応させた各色のトナーの載り量を、予め定めた量だけ削減し(S606)、その後、ステップS308に進む。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では図に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。さらに、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、まず、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。 MFP100の構造を示す断面図である。 第1の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態において図1のROM206に格納される制御プログラムの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 MFP
101 ホストコンピュータ
104 印刷機構部
121 操作パネル
122 スキャナ
501 制御ユニット
202 CPU
203 入力インタフェース部
204 スキャナインタフェース
205 NVRAM
206 ROM
207 RAM
209 出力インタフェース部
523 モデム

Claims (12)

  1. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段と
    を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線が垂線若しくは水平線か又は斜線のいずれであるかを判断する線種判断手段と、
    該線種判断手段により当該線が垂線若しくは水平線であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めた第1トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行い、他方、斜線と判断された場合に、当該線のトナー濃度を、前記第1トナー濃度より高く掠れが生じない予め定めた第2トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段と
    を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  3. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングするか否かを判断するパターンマッチング判断手段と、
    該線形状判断手段によって当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングする判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段と
    を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  4. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段と、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であるか否かを判断するトナー数判断手段と、
    該トナー数判断手段により当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であると判断された場合に、彩色の順番が2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であるか否かを判断するトナー濃度判断手段と、
    該トナー濃度判断手段により前記2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であると判断された場合に、当該線の彩色に供される各色のトナーの載り量を、飛び散りの生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段と
    を有することを特徴とするカラー画像処理装置。
  5. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、
    該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップと
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  6. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、
    該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線が垂線若しくは水平線か又は斜線のいずれであるかを判断する線種判断ステップと、
    該線種判断ステップにより当該線が垂線若しくは水平線であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めた第1トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行い、他方、斜線と判断された場合に、当該線のトナー濃度を、前記第1トナー濃度より高く掠れが生じない予め定めた第2トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップと
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  7. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、
    該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングするか否かを判断するパターンマッチング判断ステップと、
    該線形状判断ステップによって当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングする判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップと
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  8. 当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断ステップと、
    該線幅判断ステップにより当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であるか否かを判断するトナー数判断ステップと、
    該トナー数判断ステップにより当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であると判断された場合に、彩色の順番が2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であるか否かを判断するトナー濃度判断ステップと、
    該トナー濃度判断ステップにより前記2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であると判断された場合に、当該線の彩色に供される各色のトナーの載り量を、飛び散りの生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正ステップと
    を有することを特徴とするカラー画像処理方法。
  9. コンピュータを、
    当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、
    として機能させるためのカラー画像処理プログラム。
  10. コンピュータを、
    当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線が垂線若しくは水平線か又は斜線のいずれであるかを判断する線種判断手段、
    該線種判断手段により当該線が垂線若しくは水平線であると判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めた第1トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行い、他方、斜線と判断された場合に、当該線のトナー濃度を、前記第1トナー濃度より高く掠れが生じない予め定めた第2トナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、
    として機能させるためのカラー画像処理プログラム。
  11. コンピュータを、
    当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングするか否かを判断するパターンマッチング判断手段と、
    該線形状判断手段によって当該線の形状が予め定めたパターンにマッチングする判断された場合に、当該線のトナー濃度を掠れが生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、
    として機能させるためのカラー画像処理プログラム。
  12. コンピュータを、
    当該線の線幅が予め定めた線幅以下であるか否かを判断する線幅判断手段、
    該線幅判断手段により当該線の線幅が予め定めた線幅以下であると判断された場合に、当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であるか否かを判断するトナー数判断手段、
    該トナー数判断手段により当該線の彩色に供されるトナーの種類が2種類以上であると判断された場合に、彩色の順番が2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であるか否かを判断するトナー濃度判断手段、
    該トナー濃度判断手段により前記2番目のトナーの濃度が予め定めた濃度以上であると判断された場合に、当該線の彩色に供される各色のトナーの載り量を、飛び散りの生じない予め定めたトナー濃度まで削減するトナー濃度修正を行うトナー濃度修正手段、
    として機能させるためのカラー画像処理プログラム。
JP2005260873A 2005-09-08 2005-09-08 カラー画像処理装置及び方法 Pending JP2007074522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005260873A JP2007074522A (ja) 2005-09-08 2005-09-08 カラー画像処理装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005260873A JP2007074522A (ja) 2005-09-08 2005-09-08 カラー画像処理装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007074522A true JP2007074522A (ja) 2007-03-22

Family

ID=37935564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005260873A Pending JP2007074522A (ja) 2005-09-08 2005-09-08 カラー画像処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007074522A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067249A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Wowsoft Inc プリンタートナー節減システム
US8896972B2 (en) 2010-02-08 2014-11-25 Seagate Technology Llc Magnetic read head with a read function feature
JP2018049092A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010067249A (ja) * 2008-09-09 2010-03-25 Wowsoft Inc プリンタートナー節減システム
US8896972B2 (en) 2010-02-08 2014-11-25 Seagate Technology Llc Magnetic read head with a read function feature
JP2018049092A (ja) * 2016-09-21 2018-03-29 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4979357B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5147535B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
JP5390985B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP5024817B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法ならびにそのプログラム及び記憶媒体
JP2004230846A (ja) 画像形成装置
US20100020338A1 (en) Printing apparatus, control method, and storage medium
US20060262341A1 (en) Image forming apparatus, image forming method, and computer-readable recording medium for controlling image data output
JP5159281B2 (ja) 画像形成装置
JP2007036699A (ja) 画像形成装置及び方法
JP2007074522A (ja) カラー画像処理装置及び方法
JP2009164898A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP4564823B2 (ja) 印刷制御装置および印刷制御方法およびプログラムおよび記憶媒体
JP4890915B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP5790111B2 (ja) 画像形成装置、制御方法及び制御プログラム
JP2010102098A (ja) 画像形成装置
JP2005236772A (ja) 画像処理装置おける処理方法、画像処理装置、プログラム
JP2005039422A (ja) プリンタ装置、画像形成装置及びプリンタ装置のプログラム
JP2005094698A (ja) カラー画像形成システム
JP2012018278A (ja) 画像形成装置
JP7409160B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成システム
JP2008283397A (ja) 画像処理装置、画像形成装置
JP2009214435A (ja) 画像形成装置、および印刷ジョブ状態表示処理プログラム
JP2024034565A (ja) 画像処理装置、画像形成システム及びプログラム
US20120063793A1 (en) Image forming apparatus including cleaning blade
JP2024150212A (ja) 検査装置、検査方法、プログラム