JP2005094698A - カラー画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 印刷モードの選択の自由度を確保しつつ、印刷ジョブに対する印刷動作開始までの時間を短縮することができるカラー画像形成システムを提供する。
【解決手段】 ホストコンピュータ100は画像データ生成手段、カラープレーン判定手段、印刷モード切替手段、プリンタドライバ101を備える。プリンタドライバ101はモード指示手段としての機能を備える。画像形成装置200はコントローラ201、プリンタエンジンコントローラ202、画像形成手段としてのプリンタエンジン203で構成される。原稿から画像データを生成する際、外部から指示された印刷モードの内容から画像形成におけるモードが白黒印刷モードなのかカラー印刷モードなのかを予め判断し、原稿の画像データ生成が開始される前に記録材の搬送制御や定着温度制御の切り替えを開始する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ホストコンピュータ100は画像データ生成手段、カラープレーン判定手段、印刷モード切替手段、プリンタドライバ101を備える。プリンタドライバ101はモード指示手段としての機能を備える。画像形成装置200はコントローラ201、プリンタエンジンコントローラ202、画像形成手段としてのプリンタエンジン203で構成される。原稿から画像データを生成する際、外部から指示された印刷モードの内容から画像形成におけるモードが白黒印刷モードなのかカラー印刷モードなのかを予め判断し、原稿の画像データ生成が開始される前に記録材の搬送制御や定着温度制御の切り替えを開始する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、カラープリンタやカラー複写機などのようにカラープリントエンジンを用いてカラー印刷あるいは白黒印刷するカラー画像形成システムに係り、特に、印刷ジョブに対する印刷動作開始までの時間を短縮することができるカラー画像形成システムに関する。
一般的に、カラーレーザプリンタやカラー複写機等のカラー印刷装置は、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)(以下C、M、Y、Kは該当色を示す)の4種類のトナーを使ってカラー印刷を行うカラーモードと、Kのみを使って白黒印刷を行う白黒モードを機能として有する。ところで、カラーモード印刷時の印刷方式には、4つの独立した感光体上にそれぞれ各色のトナー画像を同時に形成した後、その各色のトナー画像を一枚の転写紙上に順次転写するという「4ドラム方式」というものがある。4ドラム方式で白黒印刷をおこなう場合、K用の感光体にKトナー画像のみを形成し、それがK用転写装置によって転写紙に転写されるが、その際に他色(C、M、Y)用の感光体や転写ユニットは動作させないことが多い。
これら転写動作の切り替えは、転写ユニットの上下駆動等の機械動作を伴うことがあり、一般のカラー印刷装置では、その駆動動作が完了していない状態では印刷動作を開始できないことが多い。また、転写紙上のトナー画像を定着させるための定着動作の温度制御を各印刷モードによって異なるように制御、すなわちカラー印刷時と白黒印刷時とで定着温度を切り替える場合があるが、定着動作における温度制御は定着ローラ等の媒体の温度が所定値付近で安定するまで時間がかかるため、上記と同様に定着温度制御が完了するまで印刷動作の開始が待たされる場合がある。
これに対して、例えば、特許文献1に示された技術では、1つの印刷ジョブの実行中はカラー印刷モードから白黒印刷モードへの切り替えを禁止する切替禁止手段を設け、パフォーマンスや耐久性が向上するようにした技術が開示されている。また、特許文献2には、電源遮断時に画像形成装置を必ず使用頻度の高い印刷モードに設定することで、新たに電源を投入して印刷処理を行う際、短時間で印字処理が行えるようにした技術が示されている。
また、特許文献3のカラー/白黒モード切り換え方法、記録媒体及びカラータンデム画像形成装置システムでは、連続する白黒のページからなる区間がある場合、白黒印刷速度、カラー印刷速度および切り替え時間の和に基づいて、その区間をカラーモードで印刷するよりモード切り替えを行ってでも白黒モードで印刷する方が速いと判断した場合に限り、その区間を白黒モードで印刷するステップを備えて、印刷速度と寿命が向上するようにした技術が示されている。
特開2001−121788公報
特開平9−258614号公報
特開2001−301240公報
これら転写動作の切り替えは、転写ユニットの上下駆動等の機械動作を伴うことがあり、一般のカラー印刷装置では、その駆動動作が完了していない状態では印刷動作を開始できないことが多い。また、転写紙上のトナー画像を定着させるための定着動作の温度制御を各印刷モードによって異なるように制御、すなわちカラー印刷時と白黒印刷時とで定着温度を切り替える場合があるが、定着動作における温度制御は定着ローラ等の媒体の温度が所定値付近で安定するまで時間がかかるため、上記と同様に定着温度制御が完了するまで印刷動作の開始が待たされる場合がある。
これに対して、例えば、特許文献1に示された技術では、1つの印刷ジョブの実行中はカラー印刷モードから白黒印刷モードへの切り替えを禁止する切替禁止手段を設け、パフォーマンスや耐久性が向上するようにした技術が開示されている。また、特許文献2には、電源遮断時に画像形成装置を必ず使用頻度の高い印刷モードに設定することで、新たに電源を投入して印刷処理を行う際、短時間で印字処理が行えるようにした技術が示されている。
また、特許文献3のカラー/白黒モード切り換え方法、記録媒体及びカラータンデム画像形成装置システムでは、連続する白黒のページからなる区間がある場合、白黒印刷速度、カラー印刷速度および切り替え時間の和に基づいて、その区間をカラーモードで印刷するよりモード切り替えを行ってでも白黒モードで印刷する方が速いと判断した場合に限り、その区間を白黒モードで印刷するステップを備えて、印刷速度と寿命が向上するようにした技術が示されている。
しかしながら、上述の従来技術では、印刷処理時間の短縮化をするにあたり、印刷モードの選択が制限されるという問題があり、また、白黒印刷モードとカラー印刷モードのモード切替が発生した場合には、カラープリントエンジンに対する印刷モードの指示は印刷対象の画像データ生成後(あるいは直前)に行われ、エンジン側ではその指示を受けて初めて切り替え制御を行うため、印刷ジョブに対する印刷動作開始までにはやはり時間がかかるという問題が残る。
そこで、本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、印刷モードの選択の自由度を確保しつつ、印刷ジョブに対する印刷動作開始までの時間を短縮することができるカラー画像形成システムを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、上述の問題点を解決するためになされたもので、印刷モードの選択の自由度を確保しつつ、印刷ジョブに対する印刷動作開始までの時間を短縮することができるカラー画像形成システムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するために、請求項1記載の発明では、印刷対象の原稿から画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段の画像生成のモードを外部から指示するモード指示手段と、前記画像データ生成手段によって生成された画像データを白黒印刷モード、カラー印刷モードのいずれかの印刷モードで記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記モード指示手段にモードが指示された時点で、記録材への画像形成に必要とされるカラープレーンを判断するカラープレーン判定手段と、前記カラープレーン判定手段の判定結果に応じて、前記画像形成手段の印刷モードを切り替えて画像形成を制御する印刷モード切替手段とを有するカラー画像形成システムを最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記モード指示手段から指示されるモードは白黒モード、フルカラーモード、二色カラーモード、シングルカラーモードのいずれかであるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記モード指示手段から指示されるモードは各種のカラー編集モードであるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記モード指示手段から指示されるモードはカラー印字モードであるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項5記載の発明では、前記印刷モード切替手段による印刷モードの切替対象は画像形成における定着温度制御であるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記印刷モード切替手段による印刷モードの切替対象は画像形成における記録材の搬送制御であるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記モード指示手段から指示されるモードは白黒モード、フルカラーモード、二色カラーモード、シングルカラーモードのいずれかであるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記モード指示手段から指示されるモードは各種のカラー編集モードであるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、前記モード指示手段から指示されるモードはカラー印字モードであるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項5記載の発明では、前記印刷モード切替手段による印刷モードの切替対象は画像形成における定着温度制御であるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項6記載の発明では、前記印刷モード切替手段による印刷モードの切替対象は画像形成における記録材の搬送制御であるカラー画像形成システムを主要な特徴とする。
請求項1〜6によれば、印刷対象の原稿から画像データを生成する際、外部から指示された印刷モードの内容から画像形成におけるモードが白黒印刷モードなのかカラー印刷モードなのかを予め判断し、原稿の画像データ生成(プリンタの場合はメモリ上へのビットマップイメージ展開であり、複写機の場合はスキャナによる原稿読み取り)が開始される前に記録材の搬送制御や定着温度制御の切り替えを開始するので、印刷モードの選択の自由度を確保しつつ、ホストコンピュータからの印刷ジョブ指示やカラー複写機のコピースタート指示を行ってから画像形成動作開始までの時間の短縮を図ることが可能となる。
すなわち、それら制御状態が「白黒→カラー」あるいは「カラー→白黒」へ切り替わるような印刷ジョブが発生した場合においても、印刷動作開始が待たされるような事態を軽減することが可能となり、結果として印刷生産性の高いカラー画像形成システムを提供することができる。
すなわち、それら制御状態が「白黒→カラー」あるいは「カラー→白黒」へ切り替わるような印刷ジョブが発生した場合においても、印刷動作開始が待たされるような事態を軽減することが可能となり、結果として印刷生産性の高いカラー画像形成システムを提供することができる。
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態であるカラー画像形成システム1の全体構成を示す概略図である。カラー画像形成システム1はこの例では光学スキャンによって原稿から画像データを生成する画像データ生成手段と、画像データ生成手段の画像生成のモードを外部から指示するモード指示手段と、画像データ生成手段によって生成された画像データを白黒印刷モード、カラー印刷モードのいずれかの印刷モードで記録材(紙)に印刷する画像形成手段と、モード指示手段にモードが指示された時点で、記録材への画像形成に必要とされるカラープレーンを判断するカラープレーン判定手段と、カラープレーン判定手段の判定結果に応じて、画像形成手段の印刷モードを切り替えて画像形成を制御する印刷モード切替手段とを有している。
図1を用いて説明すると、カラー画像形成システム1はホストコンピュータ100と、セントロニクス、USB等の汎用のI/Fケーブル(図示せず)やTCP/IPなどのネットワーク(図示せず)を介してホストコンピュータ100に接続された画像形成装置200からなる。ホストコンピュータ100は上述の画像データ生成手段、カラープレーン判定手段及び印刷モード切替手段を備え、また、画像形成装置200に対応したプリンタドライバ101を備えている。プリンタドライバ101は上述のモード指示手段としての機能を備える。
画像形成装置200はコントローラ201、プリンタエンジンコントローラ202及び画像形成手段としてのプリンタエンジン203で構成される。コントローラ201はプリンタドライバ101で印刷言語に変換されたコマンドを受け取り、ファイルまたはページ単位でビットマップイメージに変換してプリンタエンジンコントローラ202に渡す。プリンタエンジンコントローラ202はそれらのデータを電子写真プロセス、転写材の搬送などを考慮した所定のタイミング制御を行い、プリンタエンジン203は感光体上に印刷すべき潜像を作成し、トナーを付着させ、紙に転写、定着を行い、印刷作業を行う。なお、プリンタエンジン203における記録材上のトナー画像を定着させるための定着プロセスでは、各印刷モードに適した定着温度設定となるように定着温度の制御を切り替えている。黒トナーを記録材上に定着させるための温度はカラートナーを定着させるための温度よりも低いからである。
図1を用いて説明すると、カラー画像形成システム1はホストコンピュータ100と、セントロニクス、USB等の汎用のI/Fケーブル(図示せず)やTCP/IPなどのネットワーク(図示せず)を介してホストコンピュータ100に接続された画像形成装置200からなる。ホストコンピュータ100は上述の画像データ生成手段、カラープレーン判定手段及び印刷モード切替手段を備え、また、画像形成装置200に対応したプリンタドライバ101を備えている。プリンタドライバ101は上述のモード指示手段としての機能を備える。
画像形成装置200はコントローラ201、プリンタエンジンコントローラ202及び画像形成手段としてのプリンタエンジン203で構成される。コントローラ201はプリンタドライバ101で印刷言語に変換されたコマンドを受け取り、ファイルまたはページ単位でビットマップイメージに変換してプリンタエンジンコントローラ202に渡す。プリンタエンジンコントローラ202はそれらのデータを電子写真プロセス、転写材の搬送などを考慮した所定のタイミング制御を行い、プリンタエンジン203は感光体上に印刷すべき潜像を作成し、トナーを付着させ、紙に転写、定着を行い、印刷作業を行う。なお、プリンタエンジン203における記録材上のトナー画像を定着させるための定着プロセスでは、各印刷モードに適した定着温度設定となるように定着温度の制御を切り替えている。黒トナーを記録材上に定着させるための温度はカラートナーを定着させるための温度よりも低いからである。
図2はプリンタエンジン203の一構成例を概略的に示す図である。同図において、プリンタエンジン203は、印刷色Y、M、C、Kに対する4つの画像形成部301、302、303、304、搬送(または転写)ベルト305、給紙トレイ306、および排紙トレイ307からなる。図2(a)は、プリンタエンジン203がカラー画像を形成する状態、即ちカラーモードを示し、同図(b)は、白黒画像のみを形成するため特別な機構によって搬送ベルト305を下方に移動して画像形成部301、302、303と切離した状態、即ち白黒モードを示す。このように、カラーモードから白黒モードへの切り換えには、搬送ベルト305を画像形成部から部分的に切り離す動作を伴うので、単に「接離切り替え」と言い、逆の切り替えを「離接切り替え」と言い、両者を併せて「接離/離接切り替え」と言う。
図3はプリンタドライバ101のプロパティ画面表示例を示す図である。プリンタドライバ101上では印刷対象書類の印刷モードとして「カラー」と「白黒」のモードを選択することができ、選択モードに応じて所定の印刷言語に変換した画像データを送出する。カラー画像形成システム1においては、図3のプロパティ画面上の「カラー/白黒」のモードの設定値が入力(あるいは変更)された時点で、印刷モード指示のコマンドがプリンタドライバ101から画像形成装置200(図1)に通知される。
画像形成装置200ではコントローラ201によるビットマップイメージ展開(一般に処理時間がかかる)完了前に印刷対象画像の印刷モードを知ることができ、その時点で搬送ベルト305の「接離/離接切り替え」制御を行う。すなわち、プリンタドライバ101上で「カラーモード」が指示された場合には、K、C、M、Y全ての転写動作がおこなわれるので、直ちに搬送ベルト305の機構を上昇(離接)させ、「白黒モード」が指示された場合には、直ちに搬送ベルト305の機構を下降(接離)させる。
また、白黒画像とカラー画像の印刷はそれぞれのトナーの定着性や発色性を考慮して、一般に白黒印刷よりもカラー印刷の方が定着温度が高めに設定されている。したがって、プリンタドライバ101上で「カラーモード」が指示された場合には、その時点でカラー印刷に適した高めの定着温度設定を行い、逆に「白黒モード」が指示された場合には白黒印刷に適した低めの定着温度設定を行う。
このように、カラー画像形成システム1では、プリンタドライバ101にモードが指示された時点で、各モードに応じた機械動作(記録材の搬送制御)や定着温度制御を行うので、印刷モードの選択の自由度を確保しつつ、印刷ジョブに対する印刷動作開始までの時間を短縮することができる。結果として印刷生産性の高いカラー画像形成システムを提供することができる。
画像形成装置200ではコントローラ201によるビットマップイメージ展開(一般に処理時間がかかる)完了前に印刷対象画像の印刷モードを知ることができ、その時点で搬送ベルト305の「接離/離接切り替え」制御を行う。すなわち、プリンタドライバ101上で「カラーモード」が指示された場合には、K、C、M、Y全ての転写動作がおこなわれるので、直ちに搬送ベルト305の機構を上昇(離接)させ、「白黒モード」が指示された場合には、直ちに搬送ベルト305の機構を下降(接離)させる。
また、白黒画像とカラー画像の印刷はそれぞれのトナーの定着性や発色性を考慮して、一般に白黒印刷よりもカラー印刷の方が定着温度が高めに設定されている。したがって、プリンタドライバ101上で「カラーモード」が指示された場合には、その時点でカラー印刷に適した高めの定着温度設定を行い、逆に「白黒モード」が指示された場合には白黒印刷に適した低めの定着温度設定を行う。
このように、カラー画像形成システム1では、プリンタドライバ101にモードが指示された時点で、各モードに応じた機械動作(記録材の搬送制御)や定着温度制御を行うので、印刷モードの選択の自由度を確保しつつ、印刷ジョブに対する印刷動作開始までの時間を短縮することができる。結果として印刷生産性の高いカラー画像形成システムを提供することができる。
続いて、画像生成のモードを外部から指示するモード指示手段としての機能をカラー画像形成システム全体を制御するための操作パネルに反映させた場合の実施の形態について説明する。その操作パネルにおけるモード選択画面の例を図4に示す。同図に示すように、この実施の形態では、フルカラーモード、白黒モード、単色モード、二色モードの4つのモードを備えている。印刷(コピー)を行うユーザは希望する印刷モード(コピーモード)を指示し、印刷動作を実行させる。操作パネル上の「フルカラー」、「白黒」、「二色カラー」、「単色」のいずれかのキーが押下された時点(原稿読み取りによる画像データ生成前の時点)で、指示された印刷動作に必要な印刷モードを画像形成装置200(図1)に通知する。
例えば、「フルカラー」や「二色カラー」や「単色」キーが押下された場合にはKCMYによる転写動作が行われるため、搬送ベルト305(図2)の機構を上昇させると共に定着温度を高めに設定するような切り替え制御を行う。また、「白黒」キーが押下された場合には搬送ベルト305を下降させ、定着温度を低めに設定する。
次に、モード指示手段としての機能が操作パネルに反映され、そこから指示されるモードが各種のカラー編集モードである場合の実施の形態について説明する。図5は操作パネルにおけるカラー編集入力画面の例を示している。この実施の形態では、カラー変換処理や指定色消去処理のモード指定キーが押下された時点で印刷モードをカラーモードと判断し、搬送ベルト305(図2)の機構を上昇させると共に定着温度を高めに設定するような切り替え制御を行う。また、アンダーカラー処理のモード指定キーが押下された場合には、図6に示すアンダーカラー色を指定する画面でK以外の色が選択された場合にのみ、カラーモードと判断する。
次に、モード指示手段としての機能が操作パネルに反映され、そこから指示されるモードがカラー印字モードである場合の実施の形態について説明する。図7は操作パネルにおける印字処理(原稿画像の他に、日付や原稿ページ番号画像を自動的に記録材に出力する機能)の印字色変更画面例を示している。この実施の形態では、印字色にK以外の指定色が選択された時点で搬送ベルト305(図2)の機構を上昇させると共に定着温度を高めに設定するような切り替え制御を行う。
例えば、「フルカラー」や「二色カラー」や「単色」キーが押下された場合にはKCMYによる転写動作が行われるため、搬送ベルト305(図2)の機構を上昇させると共に定着温度を高めに設定するような切り替え制御を行う。また、「白黒」キーが押下された場合には搬送ベルト305を下降させ、定着温度を低めに設定する。
次に、モード指示手段としての機能が操作パネルに反映され、そこから指示されるモードが各種のカラー編集モードである場合の実施の形態について説明する。図5は操作パネルにおけるカラー編集入力画面の例を示している。この実施の形態では、カラー変換処理や指定色消去処理のモード指定キーが押下された時点で印刷モードをカラーモードと判断し、搬送ベルト305(図2)の機構を上昇させると共に定着温度を高めに設定するような切り替え制御を行う。また、アンダーカラー処理のモード指定キーが押下された場合には、図6に示すアンダーカラー色を指定する画面でK以外の色が選択された場合にのみ、カラーモードと判断する。
次に、モード指示手段としての機能が操作パネルに反映され、そこから指示されるモードがカラー印字モードである場合の実施の形態について説明する。図7は操作パネルにおける印字処理(原稿画像の他に、日付や原稿ページ番号画像を自動的に記録材に出力する機能)の印字色変更画面例を示している。この実施の形態では、印字色にK以外の指定色が選択された時点で搬送ベルト305(図2)の機構を上昇させると共に定着温度を高めに設定するような切り替え制御を行う。
1 カラー画像形成システム、100 ホストコンピュータ、101 プリンタドライバ、200 画像形成装置、201 コントローラ、202 プリンタエンジンコントローラ、203 プリンタエンジン、301、302、303、304 画像形成部、305 搬送ベルト、306 給紙トレイ、307 排紙トレイ
Claims (6)
- 印刷対象の原稿から画像データを生成する画像データ生成手段と、前記画像データ生成手段の画像生成のモードを外部から指示するモード指示手段と、前記画像データ生成手段によって生成された画像データを白黒印刷モード、カラー印刷モードのいずれかの印刷モードで記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記モード指示手段にモードが指示された時点で、記録材への画像形成に必要とされるカラープレーンを判断するカラープレーン判定手段と、前記カラープレーン判定手段の判定結果に応じて、前記画像形成手段の印刷モードを切り替えて画像形成を制御する印刷モード切替手段とを有することを特徴とするカラー画像形成システム。
- 請求項1記載のカラー画像形成システムにおいて、
前記モード指示手段から指示されるモードは白黒モード、フルカラーモード、二色カラーモード、シングルカラーモードのいずれかであることを特徴とするカラー画像形成システム。 - 請求項1記載のカラー画像形成システムにおいて、
前記モード指示手段から指示されるモードは各種のカラー編集モードであることを特徴とするカラー画像形成システム。 - 請求項1記載のカラー画像形成システムにおいて、
前記モード指示手段から指示されるモードはカラー印字モードであることを特徴とするカラー画像形成システム。 - 請求項1記載のカラー画像形成システムにおいて、
前記印刷モード切替手段による印刷モードの切替対象は画像形成における定着温度制御であることを特徴とするカラー画像形成システム。 - 請求項1記載のカラー画像形成システムにおいて、
前記印刷モード切替手段による印刷モードの切替対象は画像形成における記録材の搬送制御であることを特徴とするカラー画像形成システム。
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