JP2009164898A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、レーザビームの曲がりや傾きをデジタル補正する画像形成装置を提供することである。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、走査線の副走査方向の位置ずれを補正する画像形成装置において、走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位で補正する第1のデジタル補正手段と、走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位より小さい第2の主走査方向の画素単位で補正する第2のデジタル補正手段と、通常の印刷の画像形成のときは第1のデジタル補正手段が動作し、色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像の形成のときは第2のデジタル補正手段が動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタやデジタル複合機などの電子写真系の画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラムに関する。具体的には、レーザスキャナユニットを光学的に調整する工程を削減し、レーザビームの曲がりや傾きをデジタル補正する画像形成装置および画像形成装置の制御方法およびプログラムに関する。
いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置における各色版間の色ずれを補正するために、特許文献1に開示されるように、レジストレーション補正用パターン画像を中間転写ベルト上に形成し、それをイメージセンサで読み取る方法が取れている。このような方法では、読み取りによって得られた各色版間のずれ量を、各色版の画像形成処理にフィードバックすることで、各色版の色ずれが補正される。
他方、例えば、特許文献2に開示される技術を応用することで、電子写真系の画像形成装置において、レーザスキャナ調整の工程を削減し、レーザビームの曲がりをデジタル補正することでコストダウンする方法が知られている。
例えば、走査線の副走査方向のデジタル補正では、予め得られているレーザビームの曲がり量に基づいて、曲がり量が相殺できるようにラインを、適宜乗り換えて画像が形成される。ここで、ラインとは、主走査方向に配列されている画素の集合である。また乗り換えとは、あるラインの画像を形成する際に、曲がり量に応じて副走査方向に1ライン上もしくは下の画素を用いて画像形成をおこなうことである。この乗り換えを行うことで曲がり量は相殺されるので視覚的に曲がりを補正した画像形成が実現できる。
詳しく書くと、例えば主走査位置xに対してレーザビームの曲がり量がf(x)で表されるとき、f(x)を四捨五入した値yから得られる数−yをライン乗り換え量とし、ライン乗り換え量が等しい区間xiからxjのデータをすべて−yライン分シフトする。これをすべての画像領域に適用すれば、レーザビームの曲がりは相殺されて、原画を再現することできる。
上記において、主走査位置xを1画素単位でf(x)を評価していけば、非常に高い精度でデジタル補正することができる。しかし、1画素単位で処理するには、ビット演算が必要なため、すべての画像領域をソフトウェアで処理するには相当の時間を要してしまう。処理時間を短縮するためには、高価な専用ハードウェアを用意しなければならないこともある。
実際には、主走査位置xに対するレーザビームの曲がりf(x)は、非常に小さい場合がほとんどである。具体的には、光学的に調整されていない600dpiのレーザスキャナユニットであっても、主走査幅がA4短辺の210mmに対して、走査線の副走査方向の曲がりf(x)は、2次曲線に近似できる。そして、具体的には走査線の福走査方向の曲がりの高さが1mm未満の範囲に収まるように生産することが十分可能である。
このような場合、主走査位置xを複数画素単位で扱う方法が有効である。例えば、上記具体例では、曲がりが最も大きいレーザスキャナユニットであっても、1画素単位と32画素単位とでf(x)を評価したときの走査線の副走査方向の誤差は最大0.5ライン程度になる。この程度の誤差であれば、用紙上に印刷されたとき目視では認識できない範囲に収まる。このようにすれば、16ビットや32ビット単位の論理演算でデジタル補正ができるので、ソフトウェアの処理時間を低減し、ハードウェアのコストを削減できる。
さらに別の技術として、上記の各色版の色ずれ補正と、デジタル補正処理とを組み合わせて、レーザビームの曲がり以外の機構的な傾き分も合わせてデジタル補正する方法がある。
この場合、各色版の色ずれ補正の許容量と、傾き成分に基づくライン乗り換え量とが、非常に似かよっている場合が多い。すなわち、レジストレーション補正用パターン画像を傾き成分を考慮せずに形成した場合、形成されたパターン画像が色ずれ量の測定範囲を超えてしまう可能性がある。すなわち、補正できなくなることが想定される。
あるいは、補正のための色ずれ量測定および演算処理を工夫すれば補正が可能になるかもしれないが、処理そのものが複雑になったり、いくつもの例外処理が必要になったりすることが考えられる。これを回避するには、レジストレーション補正用パターン画像も、レーザビームの曲がり量と機構的な傾き量を考慮して、上記のラインの乗り換え処理を含むデジタル補正を施して中間転写ベルト上などに形成するのが望ましい。
ここで、レジストレーション補正用パターン画像を走査する際に、ラインを乗り換えた場合、パターンに段差ができるため、各色の色ずれ量の測定にずれが含まれる可能性がある。これを回避するのに、特許文献3で開示された方法などがある。
特許第2633877号公報 特許第3388193号公報 特開2000−253231号公報
しかしながら、ハードウェア構成によっては、特許文献3で開示された方法では段差による色ずれ量測定誤差の問題を回避することができない。
例えば、特許文献3で開示されたスムージング処理が、走査線の副走査方向も1ライン未満で補間できるハードウェアであって、それを実際に印刷できるエンジンであれば、回避が可能かもしれない。しかし、走査線の副走査方向についても1ライン未満で補間および印刷できる電子写真系のエンジンを実現するには非常にコストがかかる。
もし、PWMチップなどを用いて主走査方向のドット形成を小さくすることでスムージングを行う場合、主走査方向にはドットを小さくできるが副走査方向にはドットを小さくできないので、走査線の副走査方向のライン幅は1ライン単位でしか制御できない。このため、見た目の濃度補正は可能だが、上記の課題である副走査方向の1ライン未満の色ずれ量測定誤差の問題は全く回避できないことになる。
また、レジストレーション補正用パターン画像についても、背景技術に記載のようにハードウェアのコスト削減などのため主走査位置を複数画素単位でデジタル補正処理を行うと、色ずれ量測定の精度が悪くなる可能性がある。すなわち、目視では問題にならなかったずれ量も、各色の色ずれ量を1ライン以下に補正しようとしている色ずれ量測定処理では、大きな問題になる可能性が高い。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、通常の印刷時に画像をデジタル補正するときと、レジストレーション補正用パターン画像をデジタル補正するときとで、デジタル補正処理の処理単位を切り替える。これによって、コストパフォーマンスを維持しながら精度の高い色ずれ量測定ができる画像形成装置と画像形成装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、走査線の副走査方向の位置ずれを補正する画像形成装置において、走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位で補正する第1のデジタル補正手段と、走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位より小さい第2の主走査方向の画素単位で補正する第2のデジタル補正手段と、通常の印刷の画像形成のときは第1のデジタル補正手段が動作し、色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像の形成のときは第2のデジタル補正手段が動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、通常の印刷時に画像をデジタル補正するときと、レジストレーション補正用パターン画像をデジタル補正するときとで、デジタル補正処理の処理単位を切り替えることで、コストパフォーマンスを維持しながら精度の高い色ずれ量測定が可能になる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置(以下プリンタ)の利用環境を示す概略図である。
本実施形態におけるプリンタ1000は、USBケーブル6000を介してローカルPC2000と接続される。プリンタ1000は、またネットワーク接続機能を有し、ネットワーク7000を介してNTPサーバ3000や、クライアント1のPC4000、クライアント2のPC5000などと通信することも可能である。
図2は、本発明の実施形態における図1に記載のプリンタ1000を示すブロック図である。
また、図3は、本発明の実施形態における図1記載ローカルPC2000またはクライアント1のPC4000で動作するソフトウェアの構成を、ローカルPC2000を代表にして示したブロック図である。
以下、図2および図3を使って、本実施形態におけるプリンタとその印刷動作の大まかな流れを説明する。
本実施形態におけるプリンタ1000は、主にコントローラ部1100、ネットワークインタフェースカード(以下NIC)1200、および、エンジン部1300からなる。
プリンタ1000は、印刷イメージのレンダリングや印刷制御が、ローカルPC2000、または、クライアント1のPC4000やクライアント2のPC5000などのコンピュータ上で動作することを前提に設計されている。より詳しく書くと、印刷イメージのレンダリングや印刷制御は、図3に記載されているドライバ2200やランゲージモニタ2300で実行される。このため、コントローラ部1100は、CPU1110、ASIC1120、SDRAM1130、EEPROM1140、USBコネクタ1150のみを有する。
CPU1110は、レンダリングや印刷制御を自らが行うプリンタに比べて極めて少ない容量のROM1111やRAM1112と、エンジン部1300とのシリアル通信を行うためのシリアルコントローラ1113を内蔵している。ROM1111には、各種制御プログラムや各種初期値が格納されている。また、RAM1112には、ワークエリアのほか、コントローラ部1100が扱う画像データを除くデータを格納するための領域が用意される。RAM1112は、揮発性RAMであるため、電源がOFFされても保持しなければならない各種カウンタ値などの限られた情報は、EEPROM1140に格納される。
ASIC1120は、CPUインタフェース(I/F)1121、画像処理部1122、メモリコントローラ1123、USBコントローラ1124、NICコントローラ1125をひとつにまとめたパッケージである。例えば、ローカルPC2000上のアプリケーション2100で印刷処理が実行されると、ドライバ2200が起動され、印刷用のイメージデータが生成される。
なお、本実施形態におけるプリンタ1000は、後述するように、アプリケーション2100による印刷に対する走査線の副走査方向のデジタル補正処理をドライバ2200において行う。
生成されたイメージデータは、ランゲージモニタ2300に渡される。ランゲージモニタ2300は、印刷を制御するための各種コマンドと生成されたイメージデータを予め定められたプロトコルに基づき、USBポートモニタ2500およびUSBケーブル6000を経由してプリンタ1000に転送する。
プリンタ1000では、転送されたコマンドやデータが、USBケーブル6000とUSBコネクタ1150を介してUSBコントローラ1124で受信される。CPU1110では、CPUインタフェース(I/F)1211 を介してUSBコントローラ1125の状態を常に監視している。
もし、コマンドが受信されていたならば、コマンドに応じた処理を実行する。もし応答が必要なコマンドであれば、CPU1110は、CPUインタフェース(I/F)1121を介してUSBコントローラ1125を制御して、その応答ステータスデータをローカルPC2000に返送する。返送されたステータスは、USBケーブル6000およびUSBポートモニタ2500を介してランゲージモニタ2300に渡され、その内容はさらにステータスウィンドウ2400に通知される。ステータスウィンドウ2400は、通知されたステータスに応じて適宜プリンタや印刷の状況をローカルPC2000の表示部に表示する。
CPU1110がレンダリングされた印刷イメージを転送するためのコマンドを受信したときは、USBコントローラ1124およびメモリコントローラ1123を制御して、コマンドに続くイメージデータをSDRAM1130に格納させる。
ある程度のイメージデータがSDRAM1130に格納されると、ランゲージモニタ2300は、エンジン部1300の起動要求コマンドを発行する。同コマンドをCPU1110が認識したならば、シリアルコントローラ 1113を制御してエンジン部1300に起動の要求を通知する。エンジン部1300が正常に起動され、用紙の搬送が正しく行われたことが、シリアルコントローラ1113を介して通知されたならば、CPU1110は、メモリコントローラ1123および画像処理部1122を制御する。さらに、SDRAM1130に格納されたイメージデータをエンジン部1300が実際の印刷動作で必要とするビデオ信号に変換して、エンジン部1300に送出する。
ここで、エンジン部1300は、CPU1310、シリアルコントローラ1320、ビデオ(VIDEO)制御部1330、SDRAM1340、FLASH ROM1350、および、記録部1360を有する。CPU1310は、エンジン部全体の動作を制御する。ビデオ制御部1330は、コントローラ部1100から送られてくるビデオ信号を受ける。SDRAM1340は、ワークエリアや各種状態を示す値を保持するエリアを有する。FLASH ROM1350は、CPU1310で実行されるプログラムや参照される各種テーブル値などを格納する。記録部1360は、紙搬送系やトナー補給系、レーザビーム制御系、中間転写系、定着器系などからなる。
CPU1310は、コントローラ部1100から記録部1360の起動要求や用紙搬送要求を受けたならば、記録部1360を適宜制御し、必要に応じて状態をコントローラ部1100に通知する。もし画像形成が開始されたならば、ビデオ(VIDEO)制御部1330を制御して、コントローラ部1100から渡されたビデオ信号を記録部1360に供給して画像を形成させる。
本発明に係る色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像も、コントローラ部1100とエンジン部1300との間の制御は基本的に上記と同様である。コントローラ部1110は印刷する画像を表すビデオ信号の代わりに(シアン、マゼンタ、イエロー、黒色の)レジストレーション補正用パターン画像を表すビデオ信号を転送する。エンジン部1300は、記録部1360に用意されたレジストレーション補正用パターン画像の読み取りセンサで、上記ビデオ信号によって中間転写系に形成された上記パターン画像の各色のエッジを検出する。続けて、予め定められた基準色に対する他色の主走査および走査線の副走査のずれ量を演算して、その結果をコントローラ部1100に返送する。本実施形態における画像形成装置ではシアン、マゼンタ、イエロー、黒色のうち黒色を基準色とする。しかし、基準色は本発明の本質に直接関係なく、どの色であっても良い。
なお、本実施形態におけるプリンタ1000は、後述するように、レジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正処理をランゲージモニタ2300において行う。
一方、色ずれ補正に関する演算処理等の詳細は公知の電子写真系エンジンと同様で、処理そのものは本発明の本質と関係が少ないため、より詳細な説明は割愛する。
また、図3に記載されているステータスウィンドウ2400は、印刷の一時停止やキャンセルといったユーザの操作要求を受けることが可能であり、その操作要求は適宜ランゲージモニタ2300に伝えられる。ランゲージモニタ2300は、伝えられた操作要求に応じたコマンドを上記定められたプロトコルに基づいてUSBポートモニタ2500およびUSBケーブル6000を経由してプリンタ1000に転送する。これにより、上記のごとくコントローラ部1100によって転送されたコマンドに応じた処理が実行される。
一方、NIC1200は、CPU1210、コントローラ通信部1220、SDRAM1230、FLASH ROM1240、および、ネットワーク通信部1250を有する。CPU1210は、NIC全体の動作を制御する。コントローラ通信部1220は、コントローラ部1100との通信を制御する。SDRAM1230は、ワークエリアや各種状態を示す値を保持するエリアを有する。FLASH ROM1240は、CPU1210で実行されるプログラムや参照される各種テーブル値などを格納する。ネットワーク通信部1250は、TCP/IPに基づいたネットワーク通信全体を制御する。
NIC1200の役割のひとつは、クライアント1のPC4000やクライアント2のPC5000などと、コントローラ部1100との仲介を行うことである。各クライアントでは、ローカルPC2000上のドライバ2200やランゲージモニタ2300と全く同一のソフトウェアに加え、USBポートモニタ2500の代わりにネットワークポートモニタ2600が動作している。ランゲージモニタ2300から発行される各種コマンドやイメージデータは、ネットワークポートモニタ2600およびネットワーク7000を介してNIC1200に伝えられる。NIC1200がネットワーク通信部1250で受けたコマンドは、コントローラ通信部1220を制御することでコントローラ部1100に渡される。コントローラ部1100は、USBコントローラ1124と同じようにNICコントローラ1125も常に監視している。上記USBの場合と同様に受信したコマンドを処理し、必要に応じてNICコントローラ1125を介してステータスデータをNIC1200に返す。NIC1200は、コントローラ通信部1220で受け取ったステータスデータを、ネットワーク通信部1250を制御してコマンド発行元のクライアントに返送する。返送されたステータスは、上記USBの場合と同様に、ランゲージモニタ2300からステータスウィンドウ2400に渡され、適宜表示される。イメージデータのやりとりも上記USBの場合と同様である。
NIC1200のもうひとつの役割は、RFC−1305で公知のNTPに基づいてNTPサーバ3000にアクセスして時刻情報を取得し、さらにその内容をコントローラ部1100にコマンドとして伝えることである。NTPサーバ3000のアドレスは、NIC1200が実装しているウェブサーバ起動の設定することができる。設定されたアドレス情報はFLASH ROM1240上に格納され、電源がOFFされても保持される。なお、TCP/IP制御やNTP処理は公知のもので本発明と直接関係ないため、より詳細な説明は割愛する。
図4は、図3記載のアプリケーション2100による印刷に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。
図3に記載されているコントローラ部1100は、エンジン部1300から、あるタイミングiに測定されたi番目の曲がりおよび傾きの情報を予め取得し、図2に記載されているRAM1112上にキャッシュしておく。
図3に記載されているアプリケーション2100を使ってユーザが印刷を実行すると、OS上にドライバ2200がロードされ、アプリケーション2100からドライバ2200へ印刷要求が送られる。
ドライバ2200は、印刷要求に基づいて、レンダリング処理を実行する。
続いて、ドライバ2200は、ランゲージモニタ2300を介して、コントローラ部1100にキャッシュされているi番目の曲がりおよび傾きの情報を取得する。
ここで、本実施形態におけるレーザビームの曲がりおよび機構的な傾きは、上記曲がりおよび傾き情報から2次曲線(f(x)=ax2+bx+c)にフィッティングできるものとする。
ドライバ2200は、曲がりおよび傾きの情報から上記2次曲線を求め、続いて、後述するように、直線近似を行う。
ここで、本実施形態におけるレーザスキャナユニットは、主走査幅がA4短辺の210mmに対して走査線の副走査方向の曲がりおよび傾きf(x)は、必ず1mm未満の範囲に収まるように生産されるものとする。すなわち、背景技術の項で説明したように、32画素単位で直線近似を行っても、走査線の副走査方向の誤差は用紙上に印刷されたとき目視では認識できない範囲に収まる。
さらにドライバ2200は、後述するように、直線近似の結果に基づいて、走査線の副走査方向に、ラインの乗り換え処理を行う。
走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理が完了したデータは、ドライバ2200から、ランゲージモニタ2300およびコントローラ部1100を介して、エンジン部1300に転送される。
エンジン部1300は、図2および図3の説明の通り、ビデオ信号として供給された乗換え後の画像データを記録部1360で用紙上に形成する。
図5は、レジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。
ここでは、エンジン部1300に装着されている感光ドラム一体型のトナーカートリッジが交換された場合を例にする。もちろん所定枚数(例えば100枚)の画像形成毎にこの処理を行なっても良い。
コントローラ部1100は、図4の説明と同様に、エンジン部1300から、あるタイミングiに測定されたi番目の曲がりおよび傾きの情報を予め取得し、図2に記載されているRAM1112上にキャッシュしておく。
カートリッジが交換されると、エンジン部1300から、コントローラ部1100を介して、ランゲージモニタ2300に、曲がりおよび傾きの再測定の要求が通知される。
再測定の要求を受けたランゲージモニタ2300は、コントローラ部1100にキャッシュされているi番目の曲がりおよび傾きの情報を取得する。
続いて、ランゲージモニタ2300は、図4に記載されているドライバ2200と同様に、曲がりおよび傾きの情報を2次曲線にフィッティングする。
さらに、ランゲージモニタ2300は、直線近似の処理を行う。ここで、図4に記載されているドライバ2200における直線近似は32画素単位であったのに対して、2画素単位で、後述するように、直線近似を行う。
引き続き、ランゲージモニタ2300は、予め用意されたレジストレーション補正用パターン画像の原画データを読み込み、走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を行う。なお、レジストレーション補正用パターン画像の原画データは、例えば、1画素当たり4ビットである。
直線近似を2画素単位で行う目的は、後段の走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理でビット操作を回避するためである。すなわち、レジストレーション補正用パターン画像の原画データを1画素当たり4ビットで構成してあるので、ラインの乗り換え処理は必ず4×2=8ビット=1バイト境界で実施できる。これによって、扱う画素単位を小さくしたことによるラインの乗り換え処理時間の増加を少なくすることができる。なお、走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理の詳細は後述する。
走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理が完了したパターン画像の原画データは、ランゲージモニタ2300から、コントローラ部1100を介して、エンジン部1300に転送される。
エンジン部1300は、図2および図3の説明の通り、ビデオ信号として供給された乗換え後のパターン画像を記録部1360で中間転写系上に形成する。
続いて、エンジン部1300は、中間転写系に形成されたレジストレーション補正用パターン画像の各色のエッジを検出し、各色の曲がりおよび傾き量を演算して求める。さらに、求めた曲がりおよび傾きの情報をコントローラ部1100に返送する。
コントローラ部1100では、返送された曲がりおよび傾きの情報を、タイミングi+1に測定されたi+1番目の曲がりおよび傾きの情報として、図2に記載されているRAM1112上にキャッシュする。
図6は、図4および図5に記載されている直線近似の処理を詳細に示したフローチャートである。図6に示されているフローチャートの各ステップの処理は、CPU1110によって実行される。ここで、図6に示されているフローチャートの各ステップの処理が、CPU1110以外のCPUによって実行されても良い。
直線近似の処理はサブルーチンで、呼び出し側から画素単位wをパラメータとして受け取る。
まず、ステップS601において、主走査方向の位置xと配列のインデックスiを初期化する。
以下、ステップS602において、図4および図5に記載されているフィッティングで得られた2次曲線f(x)に対してx−中央位置を与え、その四捨五入値を配列y[i]に代入する。
また、ステップS603において、主走査方向の位置xを画素単位wだけ進め、また、配列のインデックスiをインクリメントする。
ステップS604では、xが画像幅を超えたか否かを判定する。まだ画像幅に達していなければ、ステップS602を繰り返す。
もし画像幅に達しているならば、ステップS605に進み、画像末尾の直線近似を行う。
最後にステップS606で、後段の走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理に、画素単位wと配列y[i]とを渡す準備をして、直線近似の処理を終了する。
図7は、図4および図5に記載されている走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を詳細に示したフローチャートである。図7に示されているフローチャートの各ステップの処理は、CPU1110によって実行される。ここで、図7に示されているフローチャートの各ステップの処理が、CPU1110以外のCPUによって実行されても良い。
まず、ステップS701において、図6のステップS606から引き継がれる画素単位wと、画像データの1画素当たりのビット数(depth)とから、srcおよびdstの処理単位を決定する。例えば、w=32,depth=2であれば、処理単位は8バイトになる。
次に、ステップS702において、主走査方向の位置xと配列のインデックスiを初期化する。
以下、ステップS703では、srcの位置に対して、主走査方向には同じ位置であって、かつ、走査線の副走査方向に−y[i]ラインだけずれた位置にdstを設定する。
続いて、ステップS704では、srcの位置の内容をdstの位置に処理単位分コピーする。ここでは、例えば、処理単位に応じて、一度に扱うデータサイズを適宜調整し、可能な限り早くコピーできるようにすることができる。
また、ステップS705において、主走査方向の位置xを画素単位wだけ進め、また、配列のインデックスiをインクリメントする。
ステップS706では、xが画像幅を超えたか否かを判定する。まだ画像幅に達していなければ、ステップS703を繰り返す。
もし画像幅に達しているならば、ステップS707に進み、ステップS703と同様にsrcの位置に対してdstの位置を設定する。
さらに、ステップS708において、端数のコピーを行い、走査線の副走査方向のsrcの1ライン分の乗り換え処理を終了する。
図4および図5に記載されている走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理においては、すべてのsrcラインを処理するように、図7に記載されている処理を繰り返し実行する。
図8は、図6および図7に記載されている処理を実行したときのイメージ図で、かつ、32画素単位と2画素単位でのラインの乗り換え処理の相違例である。
図8の上段の図は、二点鎖線の直線がそのままエンジン部1300で画像形成された場合に、実線がどのように再現されるかを示す。すなわち、曲がりおよび傾きの様子そのものを示している。
図8の中段の図は、32画素単位で直線近似および走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を行った場合の例である。32画素単位で直線近似して、それに基づいて、図8の上段の図の二点鎖線の直線についてラインの乗り換え処理をすると、図8の中段の図の二点鎖線の直線のようになる。ラインの乗り換え処理の主走査方向の幅が、32画素単位のときは左から順に32,32,64,64画素であったのに対し、2画素単位のときは30,34,42,76画素に変化していることがわかる。その直線をエンジン部1300で画像形成すると、実線のようになる。実線は、±1ライン未満に収まっていることがわかる。
一方、図8の下段の図は、2画素単位で直線近似および走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を行った場合の例である。図8の中段と同様に、2画素単位で直線近似して、それに基づいて、図8の上段の図の二点鎖線の直線について、ラインの乗り換え処理をすると、図8の中段の図の二点鎖線の直線のようになる。その直線をエンジン部1300で画像形成すると、実線のようになる。実線は、ほぼ理想通り、600dpiの解像度で±0.5ライン以下のずれに収まっていることがわかる。
ここで、図に示す位置にレジストレーション補正用パターン画像の読み取りセンサが配置されていたとする。このとき、図8の中段の図では○印の位置、図8の下段の図では◇印の位置で実線が検出される。この差はちょうど1ライン分に相当する。すなわち、32画素単位と2画素単位とでは、色ずれ量測定誤差が1ラインになる場合があり、2画素単位のほうがより理想に近いことが示されている。
<その他の実施形態>
第1の実施形態では、印刷イメージのレンダリングや印刷制御を、ローカルPC2000などの情報処理端末上で実行する、いわゆるホストベースのプリンティングシステムを例に本発明を説明した。しかし、本発明はホストベースのプリンティングシステムに限定されるものではない。すなわち、情報処理端末からページ記述言語で記述された命令を受け、その命令に基づいて印刷イメージをレンダリングして印刷を行う画像形成装置にも本発明を適用することができる。
また、第1の実施形態では、アプリケーションによる印刷の場合、直線近似および走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理の主走査単位を32画素にして説明した。しかし、32画素単位である必要はない。例えば、レーザスキャナユニットの曲がりおよび機構的な傾き成分が、500μm未満で生産できるならば、64画素単位でも用紙上の印刷結果に与える影響は第1の実施形態と同程度になる。
また、第1の実施形態では、レジストレーション補正用パターンの画像形成において、直線近似および走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理の主走査単位を2画素にして説明した。これは、第1の実施形態でも説明した通り、レジストレーション補正用パターン画像の原画データを1画素当たり4ビットで構成して、ラインの乗り換え処理を4×2=8ビット=1バイト単位で行えるようにするためである。しかし、パターン画像の原画データを1画素当たり4ビットで構成することは本発明の本質とは直接関係ない。また、同様に直線近似および走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理の主走査単位が2画素である必要もない。上記パターン画像の走査線の副走査方向のデジタル補正処理は、印刷ほどのパフォーマンスを要求されないので、1画素単位で処理するように構成すれば、より精度の高い色ずれ量の測定が実行できる。
さらに、第1の実施形態では、レーザスキャナユニットの曲がりおよび機構的な傾き成分が2次曲線f(x)でフィッティングできることを前提に説明した。しかしながら、本発明は、レーザスキャナユニットの曲がりおよび機構的な傾き成分が2次曲線でなくても適用できる。例えば、曲がり成分がなく傾き成分だけ、すなわちf(x)=ax+bの場合であっても、図6に記載されている直線近似、および、図7に記載されている走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理で、本発明の効果を十分得ることができる。
なお、本発明では、主走査方向を区別するために、「第1の主走査方向」、「第2の主走査方向」と呼んでも良い。
また、本発明では、デジタル補正を区別するために、「第1のデジタル補正」、「第2のデジタル補正」と呼んでも良い。
[その他の実施形態]
本発明は、さらに、複数の機器(例えばコンピュータ(情報処理装置)、インターフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用することも、一つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置等)に適用することも可能である。
また本発明の目的は、上述した実施形態で示したフローチャートの手順を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶/記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、前述した実施形態の機能は、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、このプログラムの実行とは、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行う場合も含まれる。
さらに、前述した実施形態の機能は、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットによっても実現することもできる。この場合、まず、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。こうした機能拡張ボードや機能拡張ユニットによる処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
以上、いくつかの実施の形態について述べてきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
本発明の実施形態における画像形成装置(以下プリンタ)の利用環境を示す概略図である。 本発明の実施形態における図1に記載されているプリンタ1000を示すブロック図である。 本発明の実施形態における図1に記載されているローカルPC2000またはクライアント1のPC4000で動作するソフトウェアの構成を、ローカルPC2000を代表にして示したブロック図である。 図3に記載されているアプリケーション2100による印刷に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。 レジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。 図4および図5に記載されている直線近似の処理を詳細に示したフローチャートである。 図4および図5に記載されている走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を詳細に示したフローチャートである。 32画素単位と2画素単位との乗り換え処理の相違例を示す図である。
符号の説明
1000 プリンタ
1100 コントローラ部
1110 CPU
1111 ROM
1112 RAM
1113 シリアルコントローラ
1120 ASIC
1121 CPUインタフェース(I/F)
1122 画像処理部
1123 メモリコントローラ
1124 USBコントローラ
1125 NICコントローラ
1130 SDRAM
1140 EEPROM
1150 USBコネクタ
1200 ネットワークインタフェースカード(NIC)
1210 CPU
1220 コントローラ通信部
1230 SDRAM
1240 FLASH ROM
1250 ネットワーク通信部
1300 エンジン部
1310 CPU
1320 シリアルコントローラ
1330 ビデオ制御部
1340 SDRAM
1350 FLASH ROM
2000 ローカルPC
2100 アプリケーション
2200 ドライバ
2300 ランゲージモニタ
2400 ステータスウィンドウ
2500 USBポートモニタ
2600 ネットワークポートモニタ
3000 NTPサーバ
4000 クライアント1のPC
5000 クライアント2のPC
6000 USBケーブル
7000 ネットワーク

Claims (7)

  1. 走査線の副走査方向の位置ずれを補正する画像形成装置において、
    前記走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位で補正する第1のデジタル補正手段と、
    前記走査線の副走査方向の位置ずれを、前記第1の主走査方向の画素単位より小さい第2の主走査方向の画素単位で補正する第2のデジタル補正手段と、
    通常の印刷の画像形成のときは前記第1のデジタル補正手段が動作し、色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像の形成のときは前記第2のデジタル補正手段が動作するように制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 走査線の副走査方向の位置ずれを補正する画像形成装置における制御方法であって、
    前記走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位で補正する第1のデジタル補正ステップと、
    前記走査線の副走査方向の位置ずれを、前記第1の主走査方向の画素単位より小さい第2の主走査方向の画素単位で補正する第2のデジタル補正ステップと、
    通常の印刷の画像形成のときは前記第1のデジタル補正ステップが動作し、色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像の形成のときは前記第2のデジタル補正ステップが動作するように制御する制御ステップとを備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  3. 前記画像形成装置はコンピュータを含み、前記第2のデジタル補正は前記コンピュータにより処理されるソフトウェアにより実施されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2のデジタル補正は、曲がりと傾き情報から2次曲線へのフィッティングならびに前記第2の主走査方向の画素単位の直線近似を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記レジストレーション補正は、前記画像形成装置により形成される黒色の版に対する他の色版のずれを補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2のデジタル補正では、600dpiの解像度で画像形成を行う際に0.5ライン以下のずれ補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 走査線の副走査方向の位置ずれを、第1の主走査方向の画素単位で補正する第1のデジタル補正ステップと、
    前記走査線の副走査方向の位置ずれを、前記第1の主走査方向の画素単位より小さい第2の主走査方向の画素単位で補正する第2のデジタル補正ステップと、
    通常の印刷の画像形成のときは前記第1のデジタル補正ステップが動作し、色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像の形成のときは前記第2のデジタル補正ステップが動作するように制御する制御ステップからなる制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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