JP2007181118A - 画像処理装置及び画像処理方法、カラー画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法、カラー画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像データの記憶装置への保存に際して、画像データの用途に応じて最適な状態で保存することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】データ処理装置101より供給されるジョブによる指示、或いはパネル部104からのジョブに関する指示が、ジョブの印刷を目的としているかどうかを判断する(図10のS103)。ジョブの印刷を目的としている場合には、該ジョブをHDD711或いはRAM705に保存するときに補正を施して保存する(S105)。ジョブの印刷でない場合には、補正を施さない状態で保存する(S106)。このように、画像データのHDD711等の記憶装置への保存に際して、画像データを補正して保存するのか補正しないで保存するのかを、ユーザの意図に従って切り替えることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、カラープリンタ等の画像処理装置及び画像処理方法、カラー画像形成装置及びその制御方法、並びに前記画像処理方法及び前記制御方法を実行するための制御プログラムに関する。
近年、電子写真方式のカラー画像形成装置においては、色材の数と同数の現像器及び感光ドラムを備え、画像搬送ベルトや記録媒体上に順次異なる色の画像を転写するタンデム方式の装置が増えている。この種のタンデム方式のカラー画像形成装置は、画像形成スピードの高速化を図ることができるものの、色ずれ(レジストレーションずれ)を生じさせる複数の要因があることが既に知られており、それぞれの要因に対して様々な対処方法が提案されている。
その1つの要因が、偏向走査装置のレンズの不均一性や取り付け位置ずれ、偏向走査装置のカラー画像形成装置本体への組み付け位置ずれである。その場合、走査線に傾きや曲がりが生じ、その程度が色毎に異なることでレジストレーションずれとなる。
このレジストレーションずれの対処方法として、特許文献1には、偏向走査装置の組立工程において光学センサを用いて走査線の曲がりの大きさを測定し、レンズを機械的に回転させて走査線の曲がりを調整した後、接着剤で固定する方法が記載されている。
特許文献2には、偏向走査装置をカラー画像形成装置本体へ組み付ける工程において、光学センサを用いて走査線の傾きの大きさを測定し、偏向走査装置を機械的に傾かせて走査線の傾きを調整した上で装置本体へ組み付ける方法が記載されている。
また特許文献3には、光学センサを用いて走査線の傾きと曲がりの大きさを測定し、それらを相殺するようにビットマップ画像データを補正し、その補正した画像を形成する方法が記載されている。この方法は、画像データを電気的に補正をするため、機械的な調整部材や組立時の調整工程が不要となる点において、特許文献1,2に記載されている方法より安価にレジストレーションずれに対処することができる。
この電気的なレジストレーションずれ補正方法は、1画素単位の補正と1画素未満の補正に分かれる。1画素単位の補正は、傾きと曲がりの補正量に応じて画素を1画素単位で副走査方向へオフセットさせる。1画素未満の補正は、ビットマップ画像データの階調値を副走査方向の前後の画素で調整する。1画素未満の補正を実施することにより、1画素単位の補正により生じるオフセットさせた境界における不自然な段差を解消し、画像の平滑化を図ることができる。
特開2002−116394号公報 特開2003−241131号公報 特開2004−170755号公報
上記電気的なレジストレーションずれ補正方法を施した画像データを一時的に大容量記憶装置に保存する構成を採った場合は、印刷要求に対して直ちに印刷出力を行うことができる。しかし、保存画像を表示したり他の機器に送信したりするのに補正前の状態に戻す必要がある。
また、画像データに対して何も補正することなく大容量記憶装置に保存する構成を採る場合には、保存されたそのままの状態で表示したり他の機器に送信したりすることができる。しかし、その後の印刷要求に対しては、印刷出力前に補正処理を行う必要があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、画像データの記憶装置への保存に際して、画像データの用途に適する状態で保存することができる画像処理装置及び画像処理方法、カラー画像形成装置及びその制御方法、並びに制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の画像処理装置は、画像データに対する補正を行う補正手段と、前記補正手段によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存手段と、前記画像データ保存手段により前記画像データを前記記憶装置に保存する場合、前記補正手段によって補正された画像データを保存するか前記補正手段による補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択する選択手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明のカラー画像形成装置は、 感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に転写して画像形成を行うカラー画像形成装置であって、前記画像形成において発生する画像の色ずれを補正する補正手段と、前記補正手段によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存手段と、外部からの指示が前記画像データに基づいた画像形成の指示であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果が前記画像形成の指示であった場合には、前記画像データ保存手段は前記補正手段によって補正された画像データを前記記憶装置に保存し、前記判断手段の判断結果が前記画像形成の指示でなかった場合には、前記画像データ保存手段は前記補正手段による補正を施さない状態の画像データを前記記憶装置に保存する保存切替え手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、画像データに対する補正を行う補正工程と、前記補正工程によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存工程と、前記画像データ保存工程により前記画像データを前記記憶装置に保存する場合、前記補正工程によって補正された画像データを保存するか前記補正工程による補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択する選択工程とを有することを特徴とする。
また、本発明のカラー画像形成装置の制御方法は、感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に転写して画像形成を行うカラー画像形成装置の制御方法であって、前記画像形成において発生する画像の色ずれを補正する補正工程と、前記補正工程によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存工程と、外部からの指示が前記画像データに基づいた画像形成の指示であるか否かを判断する判断工程と、前記判断工程の判断結果が前記画像形成の指示であった場合には、前記画像データ保存工程は前記補正工程によって補正された画像データを前記記憶装置に保存し、前記判断工程の判断結果が前記画像形成の指示でなかった場合には、前記画像データ保存工程は前記補正工程による補正を施さない状態の画像データを前記記憶装置に保存する保存切替え工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の制御プログラムは、画像データを処理する画像処理装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、画像データに対する補正を行う補正ステップと、前記補正ステップによって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存ステップと、前記画像データ保存ステップにより前記画像データを前記記憶装置に保存する場合、前記補正ステップによって補正された画像データを保存するか前記補正ステップによる補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択する選択ステップとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の制御プログラムは、感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に転写して画像形成を行うカラー画像形成装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、前記画像形成において発生する画像の色ずれを補正する補正ステップと、前記補正ステップによって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存ステップと、外部からの指示が前記画像データに基づいた画像形成の指示であるか否かを判断する判断ステップと、前記判断ステップの判断結果が前記画像形成の指示であった場合には、前記画像データ保存ステップは前記補正ステップによって補正された画像データを前記記憶装置に保存し、前記判断ステップの判断結果が前記画像形成の指示でなかった場合には、前記画像データ保存ステップは前記補正ステップによる補正を施さない状態の画像データを前記記憶装置に保存する保存切替えステップとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像データの記憶装置への保存に際して、画像データを補正して保存するのか補正しないで保存するのかを切り替えることができ、画像データを用途に応じて最適な状態で記憶装置に保存することが可能になる。また、用途の変更が発生しても、保存されていた画像データを補正前の状態に戻すことができ、常に所望の出力を提供することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<カラー画像形成装置のハード構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置のハードウェア構成を示す概略断面図である。
このカラー画像形成装置は、例えば4ドラム方式のカラーレザービームプリンタで構成され、本体装置の下部に転写材カセット53を装着している。転写材カセット53にセットされた転写材は、給紙ローラ54によって一枚ずつ取り出され、搬送ローラ対55a、55bによって画像形成部へ給送される。
画像形成部には、転写材を搬送する転写搬送ベルト10が複数の回転ローラによって転写材搬送方向へ扁平に張設される。また、転写搬送ベルト10の搬送面に対向して、4個のドラム状の感光ドラム14が直線状に配設されている。より具体的には、画像形成部には、前記感光ドラム14のほか、C(CYAN)、Y(YELLOW)、M(MAGENTA)、K(BLACK)の各色トナー、帯電器、及び現像器を有している現像ユニット52が配備されている。
また、上記各現像ユニット52の筐体内の帯電器と現像器間には所定の間隙が設けられている。レーザスキャナから成る各色の露光ユニット51C、51Y、51M、51Kは、前記所定の間隙を介して、それぞれ感光ドラム14C、14Y、14M、14Kの周面を所定の電荷で一様に帯電する。そして、上記帯電した感光ドラム14C、14Y、14M、14Kの周面を画像情報に応じて露光して静電潜像を形成する。
現像器が上記静電潜像の停電位部にトナーを転移させてトナー像(現像)する。また、転写搬送ベルト10の搬送面を挟んで転写部材57が配置されている。各感光ドラム14C〜14Kの周面上に形成(現像)されたトナー像は、それらに対応する転写部材57で形成される転写電界によって、搬送されてきた転写材に発生した電荷に吸収されて転写材面に転写される。トナー像を転写された転写材は、排紙ローラ対59a、59bによって機外に排出される。
なお、転写搬送ベルト10は、C(CYAN)、Y(YELLOW)、M(MAGENTA)、K(BLACK)の各色トナーを一旦転写してから転写材に二次転写する構成の中間転写ベルトでも構わない。また、本実施の形態において適用されるカラー画像形成装置は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタなどの他のプリント方式のプリンタでも良いことは言うまでもない。
<主走査線のずれ>
図2は、感光ドラム14に走査される主走査線のずれを説明するためのイメージ図である。
同図中の201は理想的な主走査線のイメージであり、感光ドラム14の回転方向に対して垂直に走査が行われる。202は感光ドラム14の位置精度や径のずれ、各色の露光ユニット51C〜51Kにおける光学系の位置精度ずれに起因した右上がりの傾き、及び湾曲が発生している実際の主走査線のイメージである。このような主走査線の傾きや湾曲が、何れかの色に対応する画像ステーションにおいて存在する場合、転写媒体に複数色のトナー像を一括転写した際に、色ずれが発生することになる。
本実施の形態では、主走査方向(X方向)において、印字領域の走査開始位置となるポイントAを基準点として、複数のポイント(ポイントB、ポイントC、ポイントD)で理想的な主走査線201と実際の主走査線202の副走査方向とのずれ量を測定する。そのずれ量を測定したポイント毎に複数の領域(Pa−Pb間を領域1、Pb−Pc間を領域2、Pc−Pd間を領域3とする)に分割し、各ポイント間を結ぶ直線(Lab、Lbc、Lcd)により、各領域の主走査線の傾きを近似するものとする。従って、ポイント間のずれ量の差(領域1はm1、領域2はm2−m1、領域3はm3−m2)が正の値である場合、該当領域の主走査線は右上がりの傾きを有することを示しており、負の値である場合、右下がりの傾きを有することを示す。
<色ずれ補正処理>
次に、走査線の傾きや湾曲により発生する色ずれを補正する色ずれ補正処理について、図3及び図4を参照しつつ説明する。
図3は、本実施の形態における色ずれ補正処理を実行するための要部構成を示すブロック図である。
図中の301はプリンタエンジンであり、コントローラ302で生成された画像ビットマップ情報を基に実際に印字処理を行う。303C、303M、303Y、303Kは色毎の色ずれ量記憶部であり、色毎に、上述した領域毎の主走査線のずれ量をそれぞれ記憶する。本実施の形態では、図2で説明した、複数のポイントで測定した実際の主走査線202と理想的な主走査線201との副走査方向のずれ量を、主走査線の傾き及び湾曲を示す情報として色ずれ量記憶部303C〜303Kに記憶する。図4に、色ずれ量記憶部303C〜303Kに記憶される情報例を示す。
なお、本実施の形態では、色ずれ量記憶部303C〜303Kに、理想的な主走査線と実際の主走査線とのずれ量を記憶するようにしているが、実際の主走査線の傾き及び湾曲の特性が識別可能な情報であれば、これに限ったものではない。また、色ずれ量記憶部303C〜303Kに記憶される情報は、本装置の製造工程において、上記ずれ量を測定し、装置固有の情報として予め記憶するような構成でも構わない。さらには、本装置自体に、上記ずれ量を検出する検出機構を準備して、各色の感光ドラム毎にずれを測定するための所定のパターンを形成し、上記検出機構により検出したずれ量を記憶するような構成でも構わない。
次に、色ずれ量記憶部303C〜303Kに記憶された主走査線のずれ量を相殺するように画像データを補正して、印刷処理を行う動作について説明する。
コントローラ302の画像生成部304は、後述する図5のデータ処理装置101等から受信する印刷データより、印刷処理が可能なラスタイメージデータを生成し、RGBデータとしてドット毎に出力する。色変換部305は、前記RGBデータを、エンジン301で処理可能なCMYK空間のデータに変換し、後述するビットマップメモリ306に色毎に蓄積する。
ビットマップメモリ306は、印刷処理を行うラスタイメージデータを一旦蓄積するものであり、1ページ分のイメージデータを蓄積するページメモリ、又は複数ライン分のデータを記憶するバンドメモリである。ハーフトーン処理部309C〜309Kは、所定のハーフトーンスクリーンパターンを用いて、入力する画素データのビット数を削減する。これによって、入力する画素データを、画素単位の階調表現からハーフトーンスクリーンの面積単位での階調表現に変換して、ビットマップメモリ406に色毎に蓄積する。
色ずれ補正量演算部307C〜307Kは、色ずれ量記憶部303C〜303Kに蓄積された主走査線のずれ量に基づき、色ずれ量補正部308C〜308Kから指定される主走査方向の座標情報に対応した副走査方向の色ずれ補正量を各ドット毎に算出する。そして、その算出した色ずれ補正量を色ずれ量補正部308C〜308Kにそれぞれ出力する。主走査方向の座標データをx(ドット)、副走査方向の色ずれ補正量をΔy(ドット)とした場合、図2を基にした各領域の演算式を以下に示す。なお、印字密度を600dpiとする。
領域1:
Δy1=x*(m1/L1)
領域2:
Δy2=m1*23.622+(x−L1*23.622)*((m2−m1)/(L2−L1))
領域3:
Δy3=m2*23.622+(x−L2*23.622)*((m3−m2)/(L3−L2))
ここで、L1、L2、L3は、印刷開始位置から領域1、領域2、領域3の左端までの主走査方向の距離(単位mm)である。m1、m2、m3は領域1、領域2、領域3の左端における理想的な主走査線201と実際の主走査線202とのずれ量である。
色ずれ量補正部308C〜308Kは、主走査線の傾きや歪みによる色ずれを補正する機能を有する。そのために、各々の色ずれ補正量演算部307C〜307Kによってドット毎に算出された色ずれ補正量に基づいて、ビットマップメモリ306に蓄積されたビットマップデータの出力タイミングの調整、及び画素毎の露光量の調整を行う。そして、各色のトナー像を転写媒体に転写したときの色ずれ(レジストレーションずれ)を防ぐものである。
以上の処理により、色ずれ補正がなされた画像データは、PWM410C〜410Kにおいてパルス幅変調処理が行われた色信号としてプリンタエンジン301へ出力される。そして、露光ユニット51C〜51Kにより感光ドラム14C〜14Kに対する露光処理が行われる。
<画像形成装置のシステム構成>
図5は、本実施の形態に係る画像形成装置のシステム構成の概略を示すブロック図である。
同図において、データ処理装置101は、例えばコンピュータであり、画像情報の供給源或いはプリンタの制御装置として機能する。プリンタコントローラ302は、データ処理装置101から供給される画像情報(例えば、ESCコード、ページ記述言語等)に基づいてページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン105に送出する。
プリンタエンジン301は、コントローラ302から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム14C〜14K上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を記録する。パネル部104は、ユーザインタフェースとして使用される。ユーザは、パネル部104を操作することにより、所望の動作を指示することができる。また、パネル部104には、プリンタ102の処理内容やユーザへの警告内容が表示される。
<コントローラの構成例>
図6は、プリンタコントローラ302の構成例を示すブロック図である。
このプリンタコントローラ302は、CPUバス712を介して相互に接続された各デバイスを備えている。前記各デバイスには、ROM704、RAM705、及びCPU709を含む。CPUバス712は、アドレス、データ、コントロールバスを含む。
ROM704は、本発明に係る処理(後述する図10及び図12のフローチャート等)や、その他の処理を実行するための制御プログラムコードを保持する。RAM705は、ホストインタフェース部702で受信した印刷データより導き出された中間データを保持したり、中間データをレンダリングした結果のビットマップを保持したりする。さらに、一時的なバッファエリアや各種処理ステータスを保持するためのメモリである。CPU709は、ROM704に保持された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス712に接続された各デバイスを制御する。
これらの他に前記各デバイスには、パネルインタフェース部701、ホストインタフェース部702、中間データ作成部703、エンジンインタフェース部706、DMA制御部707、レンダリング部708、不揮発性メモリ710、及びHDD711も含む。
パネルインタフェース部701は、パネル部104とのデータ通信を行う。CPU709は、パネルインタフェース部701を介して、ユーザがパネル部104で設定・指示した内容を確認することができる。ホストインタフェース部702は、ネットワークを介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101と双方向に通信接続する機能を有する。中間データ作成部703は、印刷データをプリンタ102内部で扱いやすい形である中間データに変換する処理を行う。
エンジンインタフェース部706は、プリンタエンジン301と通信接続する機能を有し、CPU709は、エンジンインタフェース部706を介して、プリンタエンジン301の状態を認識することができる。DMA制御部707は、CPU709からの指示によりRAM705内のビットマップデータをエンジンインタフェース部706に転送する。
レンダリング部708は、RAM705に格納された中間データの内容に従って、実際に印刷出力する印刷イメージを作成する。不揮発性メモリ(EEPROM)710は、例えば、濃度補正テーブル等の制御情報を保持するためのメモリである。
HDD711は、印刷データをイメージ展開後の画像データとして一時的に保存する。そして、指定された複数回の画像データの読み出しを行って電子ソートを実現したり、予め設定されたパスワード等によるユーザ認証後に保存された画像データを読み出して印刷出力するセキュアプリントの機能を実現したりするために用いる。
<印刷出力を行う場合のデータフロー>
図7は、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要としない構成である場合における印刷出力時のデータフローを示す概念図である。
同図に示すように、コントローラ302は、PDLデータ805を受信すると、まずイメージ展開処理801によりイメージデータ806を生成する。さらに圧縮802を行って、HDD711或いはRAM705に圧縮イメージデータ807を保存する。圧縮イメージデータ807は、所定のタイミングにてイメージデータ808に伸長されながら、印刷804のためにプリンタエンジン301へ転送される。
図8は、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合における印刷出力時のデータフローを示す概念図である。
この図8のデータフローが図7のデータフローと異なる点は、次の点である。即ち、PDLデータ805がイメージ展開(801)された未補正イメージデータ907が補正処理902後に圧縮されて(903)、HDD711或いはRAM705に圧縮補正済みイメージデータ909として保存される点である。そのため、伸長(803)後に印刷804を行う際の画像転送においても、補正済みイメージデータ910の形式で転送される。
補正処理902は、図3で説明した色ずれを防ぐための補正処理であり、印刷時にコントローラ302から転送された補正済みの画像データをプリンタエンジン301が受け取ることにより、画像形成時に補正が相殺されて所望の画像を出力することができる。
なお、色ずれ補正処理が必要なプリンタにおいて印刷出力を行う場合は、HDD711或いはRAM705に保存するときの画像データは、補正済みの画像データを圧縮した状態である方が、電子ソートなど複数回読み出して印刷出力する点において最適である。
補正済みの画像データがHDD711或いはRAM705に保存される場合には、補正処理において使用された補正パラメータも一緒に関連付けられて管理され、その後の用途に応じて補正前のイメージに戻せるようになっている。
<他のプリンタに送信する場合のデータフロー>
図9は、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合における印刷画像データ送信時のデータフローを示す概念図である。
プリンタ102が受信した印刷画像データを他のプリンタに送信するケースには、特定のユーザから印刷画像データを受信したときに予め指定されている他のプリンタに転送するように送信元であるプリンタ102に設定している場合がある。また、HDD711などの保存された画像データに対して、ユーザが任意のプリンタに送信するように指示するような場合もある。
図9のデータフローが図8のデータフローと異なる点は、次の点である。即ち、PDLデータ805をイメージ展開(801)した未補正イメージデータ1005が、補正処理することなく圧縮(802)されてHDD711或いはRAM705に圧縮済みで未補正のイメージデータ1006として保存される点である。また、HDD711或いはRAM705に保存された圧縮済みで未補正のイメージデータ1006をそのまま他のプリンタへ送信する点である。
他のプリンタへ送信する場合には、送信先のプリンタが色ずれ補正処理の不要な構成の場合がある。また、仮に送信先のプリンタが色ずれ補正処理の必要な構成であっても、補正の仕方が個体間で異なることがあるため、補正しない状態のイメージデータとして送信した方が好ましい。
<ジョブ保存時の動作>
次に、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合に、受信したジョブの用途情報に従って、HDD711或いはRAM705に保存する画像データの形式を切り替える動作について、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合における画像データ保存時の動作を示すフローチャートである。
まずプリンタコントローラ302は、ジョブを受信するまで待機し(S101)、ジョブを受信するとPDLの解釈を行い、さらにイメージに展開する(S102)。次に、受信したジョブの用途情報パラメータに従って、受信したジョブが該プリンタ102で印刷することを目的としているかどうかを判断する(S103)。
該プリンタ102で印刷するのではなく、他のプリンタへ送信する目的であったり、該プリンタ102のユーザインタフェースで画像を表示する目的だったり、スキャナからの読み取り画像を保存するだけの目的だったりする場合には、次の処理を行う。即ち、補正処理が施されていない状態のままで、圧縮したイメージをHDD711或いはRAM705に格納する(S106)。
一方、該プリンタ102で印刷することを目的としていた場合には、まず展開されたイメージに対して、所定の補正処理を施し(S104)、補正されたイメージを圧縮してHDD711或いはRAM705に格納する(S105)。
図11は、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合における画像データ保存時のデータフローを示す概念図である。
図10において説明したように、イメージ展開された未補正イメージデータ907は、補正の必要があるかどうかに従って、その後の処理が異なる。保存先のHDD711或いはRAM705には、補正して圧縮されたイメージ909の形式と、補正されないまま圧縮されたイメージ1006の形式が存在する。
<保存ジョブの出力時の動作>
次に、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合に、HDD711或いはRAM705に保存された保存ジョブを出力する際の動作について、図12、図13及び図14を参照して説明する。
図12は、本実施の形態に係るプリンタ102が色ずれ補正処理を必要とする構成である場合における保存ジョブの出力動作を示すフローチャートである。また、図13及び図14は、そのデータフローを示す概念図である。
まずプリンタコントローラ302は、対象のイメージデータが補正された状態で保存されているかどうかを判断する(S201)。対象のイメージデータが補正された状態で保存されていた場合には、イメージデータの出力方法が、プリンタエンジン301による印刷出力であるのか、パネル部104を用いた表示出力であるのか、他のプリンタへの送信出力であるのかを判断する(S202)。
イメージデータの出力方法が印刷出力であれば、保存先のHDD711或いはRAM705から、対象の圧縮された補正済みのイメージデータを読み出す。そして、その読み出しデータを伸長しながらプリンタエンジン301へイメージ転送する(S203、図13の1301と1302)。
一方、対象のイメージデータが未補正の状態で保存されていた場合には(S201)、圧縮されたイメージデータを伸長する(S204、図14の1201、1206)。そして、前記S202同様に、イメージデータの出力方法が印刷出力であるのかどうかを判断する(S205)。イメージデータの出力方法が印刷出力であれば、イメージデータに補正を加えて(S206、図14の1202)、補正済みのイメージデータを圧縮してHDD711或いはRAM705に格納する(S207、図14の1203)。S207の処理の後は、前記S203の処理に移る。
前記S205の判断において、イメージデータの出力方法が印刷出力ではなく、表示出力、或いは他のプリンタへの送信出力である場合には、次の処理を行う。即ち、補正処理を施していないイメージデータを、指定された出力方法に従って該プリンタ102のパネル部104に表示したり、他のプリンタへ送信したりする(S210、図13の1304、1305、1306、1307)。
前記S202の判断において、イメージデータの出力方法が印刷出力ではなく、表示出力、或いは他のプリンタへの送信出力である場合には、保存先のHDD711或いはRAM705から、圧縮された補正済みの対象のイメージデータを読み出す。そして、まず伸長処理を行い(S208、図13の1301)、次に、伸長後の補正済みのイメージデータを補正前の状態に戻すために、逆補正処理を施し(S209、図13の1303)、前記S210の処理に移る。
S209の逆補正処理は、補正されたイメージデータを保存する際にイメージデータと一緒に関連付けて保存されていた補正パラメータに従って行われる。そのため、イメージデータの用途の変更が発生しても、保存時のイメージデータの形式に関係なく、所望の画像での出力を実現することができる。
<本実施の形態の利点>
本実施の形態によれば、データ処理装置101より供給されるジョブによる指示、或いはパネル部104からのジョブに関する指示が、ジョブの印刷を目的としているかどうかを判断する(図10のS103)。ジョブの印刷を目的としている場合には、該ジョブをHDD711或いはRAM705に保存するときに補正を施して保存する(S105)。ジョブの印刷でない場合には、補正を施さない状態で保存する(S106)。このように、画像データのHDD711等の記憶装置への保存に際して、画像データを補正して保存するのか補正しないで保存するのかを、ユーザの意図に従って切り替えることができる。これにより、保存後の用途に応じて、画像データを最適な状態でHDD711等の記憶装置に保存することが可能になる。
また、補正済みの状態で保存されているジョブに対して、別の画像形成装置やデータ処理装置101に対して送信する指示、或いはパネル部104に表示する指示があった場合には、当該画像データの補正パラメータに従って該画像データを補正前の状態に戻す(図12のS209)。これにより、用途の変更が発生しても、保存されていた画像データに対して補正を加えたり、補正前の状態に戻したりすることによって、常に所望の出力を提供することが可能になる。
なお、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが前記プログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RWを用いることができる。また、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等も用いることができる。又は、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしても良い。
また、本発明は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、次のような場合も含まれる。即ち、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、機能拡張ユニットにに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ユニットのCPU等が実際の処理を行い、その処理によって前述の実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
実施の形態に係るカラー画像形成装置のハードウェア構成を示す概略断面図である。 感光ドラムに走査される主走査線のずれを説明するためのイメージ図である。 実施の形態における色ずれ補正処理を実行するための要部構成を示すブロック図である。 色ずれ量記憶部に記憶される情報例を示す図である。 実施の形態に係る画像形成装置のシステム構成の概略を示すブロック図である。 プリンタコントローラの構成例を示すブロック図である。 プリンタが色ずれ補正処理を必要としない構成である場合における印刷出力時のデータフローを示す概念図である。 実施の形態に係る印刷出力時のデータフローを示す概念図である。 実施の形態に係る印刷画像データ送信時のデータフローを示す概念図である。 実施の形態に係る画像データ保存時の動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る画像データ保存時のデータフローを示す概念図である。 実施の形態に係る保存ジョブの出力動作を示すフローチャートである。 実施の形態に係る保存ジョブの出力動作時のデータフローを示す概念図である。 実施の形態に係る保存ジョブの出力動作時のデータフローを示す概念図である。
符号の説明
301 プリンタエンジン
302 プリンタコントローラ
303C〜303K 色ずれ量記憶部
307C〜307K 色ずれ補正量演算部
308C〜308K 色ずれ補正部
704 ROM
705 RAM
709 CPU

Claims (11)

  1. 画像データに対する補正を行う補正手段と、
    前記補正手段によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存手段と、
    前記画像データ保存手段により前記画像データを前記記憶装置に保存する場合、前記補正手段によって補正された画像データを保存するか前記補正手段による補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択する選択手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 外部からの指示を受信する受信手段を更に有し、
    前記選択手段は、前記受信手段で受信した指示内容に基づいて、前記補正手段によって補正された画像データを保存するか前記補正手段による補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記記憶手段に補正済みの状態で保存された前記画像データを補正前の状態に戻す逆補正手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記補正手段の補正処理に用いた補正用データを前記画像データ保存手段によって保存された画像データと関連付けて記憶装置に保存する補正データ保存手段を有し、
    前記逆補正手段は、前記補正用データに従って、前記補正済みの画像データを補正前の状態に戻すことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に転写して画像形成を行うカラー画像形成装置であって、
    前記画像形成において発生する画像の色ずれを補正する補正手段と、
    前記補正手段によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存手段と、
    外部からの指示が前記画像データに基づいた画像形成の指示であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段の判断結果が前記画像形成の指示であった場合には、前記画像データ保存手段は前記補正手段によって補正された画像データを前記記憶装置に保存し、前記判断手段の判断結果が前記画像形成の指示でなかった場合には、前記画像データ保存手段は前記補正手段による補正を施さない状態の画像データを前記記憶装置に保存する保存切替え手段とを備えたことを特徴とするカラー画像形成装置。
  6. 前記補正手段は、
    画像ステーション毎の色ずれ量を記憶する色ずれ量記憶手段と、
    前記色ずれ量記憶手段から得られる色ずれ量を基に色ずれ補正量を演算する色ずれ補正量演算手段と、
    前記色ずれ補正量演算手段の演算結果に基づいて色ずれ量を補正する色ずれ量補正手段とを備えたことを特徴とする請求項5に記載のカラー画像形成装置。
  7. 前記色ずれ量補正手段は、
    前記色ずれ補正量演算手段の演算結果に基づいて画素単位の色ずれを補正する座標変換手段と、
    前記色ずれ補正量演算手段の演算結果に基づいて画素単位未満の色ずれを補正する階調補正手段とを有することを特徴とする請求項6に記載のカラー画像形成装置。
  8. 画像データに対する補正を行う補正工程と、
    前記補正工程によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存工程と、
    前記画像データ保存工程により前記画像データを前記記憶装置に保存する場合、前記補正工程によって補正された画像データを保存するか前記補正工程による補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択する選択工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  9. 感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に転写して画像形成を行うカラー画像形成装置の制御方法であって、
    前記画像形成において発生する画像の色ずれを補正する補正工程と、
    前記補正工程によって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存工程と、
    外部からの指示が前記画像データに基づいた画像形成の指示であるか否かを判断する判断工程と、
    前記判断工程の判断結果が前記画像形成の指示であった場合には、前記画像データ保存工程は前記補正工程によって補正された画像データを前記記憶装置に保存し、前記判断工程の判断結果が前記画像形成の指示でなかった場合には、前記画像データ保存工程は前記補正工程による補正を施さない状態の画像データを前記記憶装置に保存する保存切替え工程とを有することを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
  10. 画像データを処理する画像処理装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    画像データに対する補正を行う補正ステップと、
    前記補正ステップによって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存ステップと、
    前記画像データ保存ステップにより前記画像データを前記記憶装置に保存する場合、前記補正ステップによって補正された画像データを保存するか前記補正ステップによる補正を施さない状態の画像データを保存するかを選択する選択ステップとを備えたことを特徴とする制御プログラム。
  11. 感光体と、各色信号で変調された光ビームを前記感光体に照射して静電潜像を形成する露光手段と、前記露光手段により前記感光体上に形成された静電潜像を顕像化する現像手段と、前記現像手段により顕像化された各色像を転写紙に転写するための転写手段とを有する画像ステーションを複数並置し、各画像ステーションで形成された色画像を順次搬送手段により搬送される転写材に転写して画像形成を行うカラー画像形成装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記画像形成において発生する画像の色ずれを補正する補正ステップと、
    前記補正ステップによって補正された画像データを記憶装置に保存する画像データ保存ステップと、
    外部からの指示が前記画像データに基づいた画像形成の指示であるか否かを判断する判断ステップと、
    前記判断ステップの判断結果が前記画像形成の指示であった場合には、前記画像データ保存ステップは前記補正ステップによって補正された画像データを前記記憶装置に保存し、前記判断ステップの判断結果が前記画像形成の指示でなかった場合には、前記画像データ保存ステップは前記補正ステップによる補正を施さない状態の画像データを前記記憶装置に保存する保存切替えステップとを備えたことを特徴とする制御プログラム。
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