JP5162829B2 - 画像形成装置およびその画像処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタや複写機等の画像形成装置に関し、より詳しくは、レジストレーションコントロールを実施する画像形成装置に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置では、画像形成ユニットに対して用紙等の記録媒体が傾いたり、歪んだりした状態で搬送されると、記録媒体上にはその傾きや歪みに応じて画像がずれて形成されてしまう。また、画像形成ユニット自体の取り付け誤差等によっても同様に、記録媒体に対する画像形成位置(アライメント)のずれが生じてしまう。そこで従来から、このような画像のずれを補正するずれ制御(レジストレーションコントロール)が行われている。
また、今日広く普及しているカラー画像出力用の一般的な画像形成装置として、例えばブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色ごとに設けられた画像形成部が転写対象(中間転写体である転写ベルトや記録材である用紙等)に対向して並べて配置された、いわゆるタンデム型の画像形成装置が存在する。このタンデム型の画像形成装置では、各々の画像形成部で形成される色の異なる画像が、走行する転写対象に順次転写されて多重化され、カラー画像が形成される。
このタンデム型の画像形成装置では、色ごとに形成された画像を重ねてカラー画像を形成するため、画像形成部の各取り付け位置の誤差、各画像形成部の周速誤差、転写対象に対する露光位置の違い、転写対象の線速の変化等により、形成された画像において色ずれが発生する場合がある。したがって、この種の画像形成装置では、これらの色ずれ量を測定し、色ずれの発生を抑制するための色ずれ制御(カラーレジストレーションコントロール)を行うことが不可欠となる。なお、上記のようなタンデム型の画像形成装置の他に、例えば像担持体を複数回転させてカラー画像を形成するサイクル方式や、いわゆるインクジェット方式などの画像形成装置においても、色ずれ等に対して同様な問題がある。
このようなレジストレーションコントロール(カラーレジストレーションコントロールを含む)の対象となる画像のずれ(以下、この種のずれをレジずれと呼ぶ)には、操作ラインの傾き(スキュー)や湾曲(ボウ)、倍率変動などがある。これらのレジずれを補正するための従来技術としては、機構系や光学系におけるメカニズムにより修正を行うものや、レジずれの方向や量に応じて元の画像データを変形させる画像処理によって補正を行うものなど、種々の技術がある。機構系や光学系によるメカニカルな修正は非常に高い精度を要することから、微少な修正に関しては、画像処理による補正の方がコストを抑えることができ、利便性も高い。
図20は、上述したレジずれのうちのスキューによって生じるずれ(以下、このレジずれを特にスキューずれと呼ぶ)に対する画像処理による補正方法を説明する図である。
上述したように、画像処理によりスキューずれを補正する場合、出力画像におけるスキューずれのずれ量に応じて、これを相殺するように画像を変形する。具体的には、図20(A)に示す画像を、図20(B)に示すように、画像を主走査方向の適当な幅で分割し、分割された各領域を数画素だけ副走査方向に順次ずらして(シフトして)出力することとなる。図示の例では、画像における主走査方向の領域A〜Rを領域A〜F、領域G〜L、領域M〜Rの3つの領域に分割し、各領域を1画素分シフトしている。
図21は、上述したレジずれのうちの倍率変動によって生じるずれ(以下、このレジずれを特に倍率ずれと呼ぶ)に対する画像処理による補正方法を説明する図である。倍率ずれには、主走査方向に現れるずれと副走査方向に現れるずれとが存在するが、図示の例では主走査方向に現れる倍率ずれ(主走査倍率ずれ)に対する補正方法が示されている。
上述したように、画像処理により倍率ずれに対する補正を行う場合、出力画像における倍率ずれのずれ量に応じて、これを相殺するように画像を変形する。具体的には、図21(A)に示す画像に対して、図21(B)に示すように、適当に画素を追加(または削除)して出力することとなる。図示の例では、画像における主走査方向の長さ16画素(A〜P)に対して2画素を追加(グレーで表現)して、画像の長さを18画素(A〜R)に拡大して補正している。レジずれの内容によっては、図示の例とは反対に、画像から数画素を削除する(間引く)ことで画像を縮小して補正する場合もある。
上記のように画像データを修正することによりスキューずれや倍率ずれ等のレジずれを補正する従来技術としては、例えば、下記特許文献1や特許文献2に開示された技術がある。特許文献1に記載の従来技術は、スキューずれに対する補正を行うものである。具体的には、転写ベルト上の主走査方向の異なる位置に2カ所以上にレジストマークを形成し、このレジストマークの検出結果から基準色と他の色とのずれ量を求める。そして、得られたずれ量から補正近似関数を算出し、画像のアドレスを変更してスキューずれに対する補正を行う。
また、特許文献2に記載の従来技術は、画像データ中の画素を追加挿入したり削除(間引き)したりすることにより、画像の総画素数を増減させて画像幅(主走査方向または副走査方向の幅)を調整する。これにより、各色の画像の形成位置を一致させたり、記録媒体に対する画像形成位置を適正な位置に調整したりする。
図22は、この種の従来技術における画像処理機能の一般的な構成を示す図である。画像形成装置は、機内に搭載された制御装置(コントローラ)により図示の機能を実現し、レジずれに対する補正を行う。
図22に示すように制御装置800は、画像データ生成部801と、スクリーン処理部802と、レジずれ検出部803と、補正値特定部804と、補正処理部805とを備える。
画像データ生成部801は、ページ記述言語で記述された画像やビットマップデータを入力し、例えば8bit(256階調)の多値画像に変換する。スクリーン処理部802は、この多値画像に対してスクリーン処理を施し、1bit(2階調)の2値画像に変換する。レジずれ検出部803は、センサによるレジストマークの検知結果からレジずれの有無および程度(ずれの方向やずれ量)を検出する。補正値特定部804は、レジずれ検出部803の検出結果に基づいて、画像処理による補正値を算出する。補正処理部805は、スクリーン処理部802から出力された2値画像に対し、補正値特定部804により算出された補正値にしたがって補正(画像処理)を行う。補正処理部805から出力された補正済みの画像は、画像形成機構に送られ、用紙等の記録媒体上に形成(印刷)される。
ところで、今日の画像形成装置では、多階調の画像を表現する標準的な手法として、面積階調方式が用いられることが多い。例えば、出力画像を、まず解像度600dpi、8bit(256階調)+Tag(4ビット)などの多値画像として表現し、これにスクリーン処理を施して、解像度2400dpi、1bit(2階調)の2値画像に変換する。すなわち、多値画像における1ドットの階調を、2値の16ドットの集合で表現する。スクリーン処理では、画像の各部に対し、その部分で表現する階調に応じて、図18に示すような規則的なスクリーンパターンを形成する。
特開2000−112206号公報 特開2003−274143号公報
上述したように、今日では、画像処理によってレジずれに対する補正を行うことが一般的に行われている。また、多階調の画像を表現する場合、一般的に面積階調方式が用いられる。
しかしながら、面積階調方式による多階調表現のためにスクリーン処理を施した画像に対し、画像処理によってレジずれに対する補正を行った場合、画像に形成されたスクリーンパターンの絵柄が崩れることにより画像にディフェクト(画質欠陥)が生じる場合があった。
図23(a)〜(c)は、スキュー補正を行った場合に画像に生じるディフェクトを模式的に表した図である。
図23(b)、(c)は、それぞれ図23(a)のようにスクリーンが張られた白黒の原画像に対してスキュー補正(シフト)を行った状態を示す。図23(b)においては黒筋の筋状ディフェクトが現れ、図23(c)においては白筋の筋状ディフェクトが現れた様子が示されている。
図24(a)、(b)は、主走査方向の倍率ずれを補正するために画像データに画素を挿入する様子を示す図である。
図24(a)、(b)に示す例では、主走査方向の1走査線あたり3画素が挿入される。図24(a)には画素の挿入位置(グレーのセル)が示されており、図24(b)には図24(a)に示された位置の右隣に画素(黒いセル)が挿入された様子が示されている。図24(a)、(b)に示すように、各走査線の同一箇所に画素を挿入すると、挿入された画素が副走査方向に一直線に並んでしまうために、画像上で巨視的に無視できない構造となり、視覚的に認められるほどの顕著な筋状のディフェクトが生じてしまう。
図25(a)、(b)は、主走査ラインごとに画素の挿入位置をオフセットさせた場合の、画素の挿入位置(図25(a))および画素が挿入された様子(図25(b))を示す図である。
図25(a)、(b)に示す例では、7走査線分の幅(すなわち7画素分の長さ)をパターン周期として、1走査線ごとに画素の挿入位置が1画素分ずつずれていくパターンが繰り返されている。これにより、挿入画素の並びが一定の長さ以上の直線とならないようにしている。しかし、この場合であっても、スクリーン処理で用いられるスクリーンパターンの特性(周期および角度)と画素挿入位置とが同期することにより、画像にディフェクトが生じてしまう場合があった。
これらのディフェクトは、スクリーン処理済みの画像に対してレジずれを補正するための画像処理を行うことにより、スクリーン処理に用いられたスクリーンパターンの形状が変形してしまうために生じる。
本発明は、以上のような技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、スクリーン処理済みの画像に対してレジずれを補正するための画像処理を施した場合におけるスクリーンパターンの変形を抑制し、画質欠陥の発生を防止することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、次のように構成された画像形成装置として実現される。この装置は、画像のレジずれ(レジストレーションずれ)を補正するための補正値を特定する補正値特定部と、この補正値に基づき、印刷対象の画像を構成する絵柄の少なくとも一部を変形する画像処理部と、先の補正値に基づき、画像処理部による処理が施された画像に対してレジずれを補正するための変形を行う補正処理部とを備える。
より詳細には、画像処理部は、補正処理部による画像変形処理の逆の処理を、画像を構成する絵柄に対して施す。
この発明は、方法のカテゴリで把握することにより、次に示すステップを含む画像処理方法として実現とすることができる。すなわち、この方法は、画像のレジずれを補正するための補正値を特定するステップと、この補正値に基づき、印刷対象の画像を構成する絵柄の少なくとも一部を変形するステップと、この絵柄の少なくとも一部を変形された画像に対して、先の補正値に基づき、レジずれを補正するための変形を行うステップとを含む。
上記の目的を達成する他の本発明は、次のように構成された画像形成装置として実現される。この装置は、印刷対象の画像に対してレジずれを補正するための変形を行う補正処理部と、印刷対象の画像を構成する絵柄の少なくとも一部を、補正処理部による変形後にその変形が行われなかった場合の絵柄と一致するように変形する画像処理部とを備える。そして、補正処理部は、画像処理部により変形された画像に対して補正を行う。
これらの画像形成装置において、画像処理部が変形する絵柄は、具体的には、例えばスクリーン処理で用いられるスクリーンパターンである。この場合、スクリーン処理を実行するスクリーン処理部によって本発明の画像処理部を実現し、このスクリーン処理部は、変形したスクリーンパターンを用いてスクリーン処理を実行することとなる。
さらに好ましくは、これらの画像形成装置において、画像処理部は、スキューずれに対する補正値に基づき、印刷対象の画像の絵柄を適当な幅に分割し、このスキューずれに対する補正とは反対方向へ順次ずらす。そして、補正処理部は、同じスキューずれに対する補正値に基づき、画像に対して、このスキューずれを補正するための変形を行う。
また、これらの画像形成装置において、画像処理部は、倍率ずれに対する補正値に基づき、この倍率ずれに対する補正とは反対に、印刷対象の画像の絵柄を構成する画素データを追加または削除する。そして、補正処理部は、同じ倍率ずれに対する補正値に基づき、印刷対象の画像を構成する画素データを削除または追加して、この倍率ずれを補正するための変形を行う。補正処理部が画素データを追加する補正を行う場合、画像形成装置に画像処理部が削除した絵柄を構成する画素データを保持する記憶部を備え、補正処理部は、この記憶部に保持された(すなわち、画像処理部により削除された)画素データを画像に追加することができる。
以上のように構成された本発明によれば、スクリーン処理済みの画像に対してレジずれを補正するための画像処理を施した場合におけるスクリーンパターンの変形を抑制することができる。そしてこれにより、画像のディフェクト(画質欠陥)の発生を防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
本実施形態は、スクリーン処理済みの画像に対して画像処理によりレジずれに対する補正を行う場合に、この補正による画像の変形の内容に応じて、予めスクリーン処理に用いられるスクリーンパターンを変形しておく。具体的には、補正による変形処理の逆の処理を行う。これにより、補正後のスクリーンパターンの形状は、補正による変形が行われなかった場合の本来の形状と一致することとなり、補正によるスクリーンパターンの変形が抑制されることとなる。
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置を示した図である。
この画像形成装置は、電子写真方式を採用した、いわゆるタンデム型のデジタルカラー機である。図1に示すように、この画像形成装置は、画像を形成する画像形成部10、印字機能(印字機能)として、画像形成部10の感光体ドラム11に対して静電潜像を形成する露光装置13、感光体ドラム11に担持されたトナー像を重畳して担持する中間転写体としての転写ベルト21を備えている。画像形成部10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応させて設けられている。以下、これらを区別する必要がある場合には、画像形成部10Y、10M、10C、10Kと表記するが、区別する必要がない場合には、単に画像形成部10と表記する。また、転写ベルト21の内側で、各画像形成部10の感光体ドラム11に対向する位置には、転写ベルト21上に画像を担持するための一次転写ロール23が設けられている。さらに、転写ベルト21に担持されたトナー像を用紙に転写するいわゆる二次転写位置には、二次転写ロール24と、転写ベルト21の内側に設けられる対向ロール25とが配置されている。さらに、記録媒体である用紙を収容する給紙カセット27と、転写された用紙を定着するための定着器28とを備えている。また、画像形成装置は、レジずれに対する補正のための画像処理を行う制御装置30と、転写ベルト21の所定領域に形成された色ずれ制御用パターンを読み取る色ずれセンサ40とを備えている。
制御装置30は、画像読取装置(IIT:Image Input Terminal)等の画像データの入力手段から得られた画像のデジタル画像信号や色ずれ制御のためのパターン画像などの画像信号を生成して露光装置13に供給し、転写ベルト21への書き込みを行わせる。また制御装置30は、色ずれセンサ40から色ずれ制御用パターンの検出結果を取得し、取得した情報に基づいて色のずれ量を解析し、必要な補正を行っている。制御装置30におけるこれらの機能は、例えばプログラム制御されたCPU(Central Processing Unit)等で実現される。また制御装置30は、メモリとして不揮発性のROM(Read Only Memory)や読み書き可能なRAM(Random Access Memory)を備えている。このROMには、コントローラが実行する画像形成動作や色ずれの検出および補正動作などを制御するためのソフトウェアプログラム、色ずれ制御用パターンの画像情報等が格納されている。RAMには、各種カウンタ値、ジョブの実行回数、前回の色ずれ検出処理の実行情報(時間情報等)といった、画像形成装置の動作に伴って取得される各種の情報が格納される。
各色別の露光装置13には、例えば画像読取装置(IIT)や外部のパーソナルコンピュータ装置(PC)等から得られ、画像処理装置(図示せず)によって変換されたデジタル画像信号が、制御装置30を介して供給される。色ずれセンサ40は、転写ベルト21上に形成された色ずれ制御用パターン(ラダー状トナーパッチ、シェブロンパッチ)をPD(Photo Diode)センサ等で構成される検出器上に結像し、パッチの重心線と検出器の中心線とが一致したときにパルスを出力する反射型センサである。この色ずれセンサ40は、各画像形成部10で形成されたパッチによる色ずれ制御用パターンの相対色ずれを検出するために、例えば、図1における最下流側の画像形成部10Kの下流側で、かつ主走査方向に沿って2個、配置されている。色ずれセンサ40の発光部は、例えば赤外LED(波長880nm)が2個用いられ、安定したパルス出力を確保するために、2個のLEDの発光光量を調整(例えば2段階)できるように構成されている。
上記4色の画像形成部10Y、10M、10C、10Kの各々には、像担持体である感光体ドラム11の周りに、画像形成のための各種ユニットが同様に形成されている。即ち、感光体ドラム11を帯電させる帯電装置、露光装置13により露光された感光体ドラム11にトナー像を現像する現像装置、転写ベルト21へのトナー像の転写後に感光体ドラム11に残る残留トナーを除去するクリーナ等の各種ユニットが備えられている。なお、画像形成部10の構成としては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のいわゆる常用色の他、通常のカラー画像形成には用いられない、例えばコーポレートカラーなどの特殊な画形材に対応させた特定色画像形成部を設けることも可能である。また、上述したY、M、C、Kの4色の他に、ダークイエローなどを含めた5色以上を常用色として用いることもできる。なお、本実施形態では、像担持体である感光体ドラム11の軸方向を主走査方向、感光体ドラム11の回転による移動方向を副走査方向としている。
ここで、4色の画像形成部10Y、10M、10C、10Kの各々の感光体ドラム11を露光する露光装置13では、マルチビームROS(Raster Output Scanner)が用いられ、各々、複数個のレーザダイオード(LD)にて構成される複数の光源を有している。この複数の光源から発せられるレーザビームをコリメートレンズによりコリメートした後、回転多面鏡(ポリゴンミラー)の偏向反射面により走査し、結像レンズにより絞り込まれたレーザスポットにより感光体ドラム11を走査(主走査)露光している。感光体ドラム11は、駆動手段によって回転駆動し、露光装置13によって、レーザ走査(主走査)と直交する方向(副走査方向)に露光され、2次元の露光記録を実現することができる。
転写ベルト21としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを帯状に形成し、その両端を溶着等の手段によって接続することによって、無端ベルト状に形成したものが用いられる。この転写ベルト21は、駆動ロールとバックアップロールとによって、少なくとも一部を略直線的にしたループ状に張られる。そして、この転写ベルト21の略直線的な部分に対して、略水平方向に一定間隔を隔てて、4色の画像形成部10Y、10M、10C、10Kおよび対向する一次転写ロール23が配列されている。図1に示す例では、転写作業を行う際の転写ベルト21の移動方向に対して上流側から下流方向に順に、イエローの画像形成部10Y、マゼンタの画像形成部10M、シアンの画像形成部10C、黒の画像形成部10Kが配列されている。画像形成部10によって形成された各色の画像が、転写ベルト21の動きにしたがってベルト上で順に重ね合わされることにより、転写ベルト21上にカラートナー画像が形成される。そして、転写ベルト21の移動と用紙搬送とのタイミングが合わされ、二次転写ロール24と対向ロール25を含む位置で、転写ベルト21上に形成されたカラートナー画像が用紙に転写される。この後、カラートナー画像が転写された用紙は、定着器28に搬送され、定着器28においてカラートナー画像が用紙に定着されて、画像形成装置の筐体外部に設けられた排出トレイに排出される。
図2は、本実施形態における制御装置30の機能構成を示す図である。
図2を参照すると、本実施形態の制御装置30は、画像データ生成部31と、レジずれ検出部32と、補正値特定部33と、スクリーン処理を行うスクリーン処理部34と、レジずれに対する補正を行う補正処理部35とを備える。これらの構成のうち、画像データ生成部31、レジずれ検出部32、補正値特定部33、スクリーン処理部34および補正処理部35は、例えば、不揮発性のROMに格納されたソフトウェアプログラムに制御されたCPUにより実現される。また、特に図示しないが、制御装置30は、後述するスクリーン処理部34および補正処理部35による画像処理において、画像(スクリーンパターンや印刷対象の画像)を書き込んで展開するためのメモリ(グラフィックメモリ)を備えている。
上記構成において、画像データ生成部31は、印刷対象の画像として、ページ記述言語で記述された画像やビットマップデータを入力し、所定の解像度の多値画像に変換(ラスタライズ)する。本実施形態では、この時点で、解像度600dpi、8〜10bit(256〜288階調)の画像を生成するものとする。
レジずれ検出部32は、図1を参照して上述したように、色ずれセンサ40による色ずれ制御用パターンの検出結果を取得して解析し、色ずれの有無およびずれ量を求める。
補正値特定部33は、レジずれ検出部32により検出された色ずれのずれ量に応じて、これを相殺するために要する補正値を算出する。例えば、スキューずれに対する補正の場合、主走査方向に並ぶ画素を何ドットおきに副走査方向へ何ドットシフトさせるか、といった値を計算する。また、主走査方向の倍率ずれに対する補正の場合、走査方向に並ぶ画素に対し、何ドットおきに1つの画素を追加挿入(または削除)するか、といった値を計算する。
スクリーン処理部34は、特定の色、特定のオブジェクト(例えば写真、文字などの別)ごとにスクリーン処理を施して、画像を2値データに変換する。ここでは、上述した解像度600dpi、8〜10bit(256〜288階調)の画像が、解像度2400dpi、1bit(2階調)の2値画像に変換されるものとする。また、スクリーン処理部34は、テキスト/イメージ分離(T/I分離)処理を実行し、各オブジェクトに対して表現する階調に応じた適切なスクリーンパターンを選択する。そして、各種のスクリーンパターンを格納した記憶手段(上述した制御装置30に搭載されるROM等)から選択したスクリーンパターンを読み出してスクリーン処理に用いる。
ここで、スクリーン処理における画像の2値化について、詳細に説明する。
図16〜図18は、スクリーン処理の具体例を説明する図、図19は、その一部((A)、(B)、(C))の拡大図である。なお、各図には、ディザ方式のスクリーン表現で、600dpiの多値(288bit)画像を2400dpiに解像度変換してスクリーン処理(2値化処理)する例が示されている。
図16には、ラスタライズされた600dpiの多値画像が表されている。すなわち、縦横に並ぶセルの1つが600dpiの1画素であり、セル内に記された「120」という値は、総階調数288中の階調数120を意味している。階調数120とは、濃度値120/288=42%を意味する。図16の枠線で囲まれた部分(A)の拡大図が図19の(A)である。
図17には、スクリーンパターンの閾値マトリクスが示されている。また、図17の枠線で囲まれた部分(B)の拡大図が図19の(B)である。閾値マトリクスとは、スクリーンパターンの構造(以下、スクリーン構造)を表現するため出力解像度に関する1画素単位での2値化閾値情報の集まりである。図示の例では、2400dpi単位で1から288の閾値データが、予め定められた一定の規則に従って配置されている。
スクリーン処理では、図16および図19の(A)に示した600dpiの多値画像データにおける階調数120が、図17および図19の(B)に示す2400dpiの1画素単位で指定された閾値データと比較される。そして、2400dpiの各画素に関して、予め定められた閾値以上であれば、その画素はオン(図中、白いセルで表示)、当該閾値未満であれば、オフ(図中、グレーのセルで表示)というように2値化される。
図18には、2値化後のオンとオフの画像データで、オンを黒、オフを白としてスクリーンパターンが表現されている。また、図18の枠線で囲まれた部分(C)の拡大図が図19の(C)である。実際に、用紙等の記録媒体上にスクリーンパターンが形成される際には、図18および図19の(C)に示すような画像が形成されることとなる。
また、本実施形態のスクリーン処理部34は、上述した通常のスクリーン処理に加えて、補正値特定部33によって算出された補正値を取得し、得られた補正値に基づき、スクリーンパターンの形状(絵柄)を変形する画像処理を行う。この画像処理は、補正処理部35がレジずれに対する補正のために画像を変形する処理の逆の処理である。言い換えれば、補正処理部35による補正処理が行われた後に、図18に示したようなスクリーンパターンの形状が、その補正処理が行われなかった場合の形状(すなわち、図18に示す形状)と一致するように、予めスクリーンパターンを変形しておく処理である。このスクリーンパターンを変形する画像処理の詳細については後述する。
補正処理部35は、補正値特定部33によって算出された補正値に基づいて、スクリーン処理部34により処理された印刷対象の画像を補正する。補正処理部35による補正の手法は、図20や図21に示した従来の手法と同様である。すなわち、レジずれ検出部32によって検出されたレジずれを解消するように、画像を部分的にシフトしたり、画像の適当な位置に画素を追加したり、反対に画像から画素を削除(間引き)したりする。
次に、スクリーン処理部34によるスクリーンパターンの変形処理について、詳細に説明する。
図3は、スキューずれに対する補正に対応するためのスクリーン処理部34によるスクリーンパターンの変形処理を説明する図、図4は、変形されたスクリーンパターンによるスクリーン処理の結果を示す図である。ここでは、図16〜図19に示したものと同様の斜線によるスクリーンパターンを例として用いる。
図示の例において、補正処理部35は、スキューずれを補正するため、図3(A)に示すように、主走査方向8画素ごとに、副走査方向へ順次1ライン分ずつシフトする(図において、1ラインずつ下げる)ものとする。この補正の内容は、上述したように補正値特定部33によって算出された補正値に基づいている。したがって、スクリーン処理部34においても、この補正値を取得することにより補正処理部35がどのような内容の補正を行うか(すなわち、補正によって画像がどのように変形されるか)を把握することができる。
そこで、スクリーン処理部34は、補正値特定部33から補正値を取得し、図3(B)に示すように、補正処理部35による画像の変形処理とは逆の変形処理をスクリーンパターンの閾値マトリクスに対して施す。図3に示す例では、上述したように補正処理部35が、主走査方向8画素ごとに、副走査方向へ順次1ライン分ずつシフトする。したがって、スクリーン処理部34は、主走査方向8画素ごとに、副走査方向の逆方向へ順次1ライン分ずつシフトする(図において、1ラインずつ上げる)ように、スクリーンパターンを変形する。
図4(A)には、図3(B)に示した変形後の閾値マトリクスでスクリーン処理を行った場合の2値画像データ(スクリーンパターン)が示されている。図4(A)を参照すると、上述したスクリーン処理部34による変形により、スクリーンパターンの斜線が主走査方向の8ドットごとに上方へ1ドットずつずれていることがわかる。
図4(B)には、図4(A)に示したように変形されたスクリーンパターンが施された画像に対して、補正処理部35による補正が行われた様子が示されている。上述したように、補正処理部35は、画像を主走査方向の8ドットごとに副走査方向(下方)へ1ライン分ずつシフトさせる。この結果、補正後のスクリーンパターンは、図18に示したような、本来の斜線となる。
図5は、画像の湾曲(ボウ)に対する補正に対応するためのスクリーン処理部34によるスクリーンパターンの変形処理を説明する図である。画像の湾曲に対する補正方法は、基本的には上述したスキューずれに対する補正と同様である。この例でも、図16〜図19に示したものと同様の斜線によるスクリーンパターンを用いることとする。
図示の例において、補正処理部35は、画像の湾曲を補正するため、図5(A)に示すように、主走査方向8画素ごとに1ライン分ずつ5段階に分けてシフトし、左端および右端よりも中央部分が副走査方向の逆方向(図中上方)へ凸状となるように変形させるものとする。すなわち、左端から5段階にわたって、副走査方向の逆方向へ順次1ライン分ずつシフトし、そこから右端まで5段階にわたって、副走査方向へ順次1ライン分ずつシフトする。
スクリーン処理部34は、補正値特定部33から補正値を取得し、補正処理部35による画像の変形処理とは逆の変形処理をスクリーンパターンの閾値マトリクスに対して施す。すなわち、図5(B)に示すように、スクリーン処理が施される領域において主走査方向8画素分の幅を持つ短冊状の9領域A〜Iを想定すると、スクリーン処理部34は、左端の領域Aから中央の領域Eまでを、副走査方向へ順次1ライン分ずつシフトする(1ラインずつ下げる)し、領域Eから右端の領域Iまでを、副走査方向の逆方向へ順次1ライン分ずつシフトする(1ラインずつ上げる)ように、スクリーンパターンを変形する。
図5(C)には、図5(B)に示したように変形されたスクリーンパターンが施された画像に対し、補正処理部35による補正が行われた様子が示されている。上述したように、補正処理部35は、画像を、主走査方向8画素ごとに5段階に分けてシフトし、左端および右端よりも中央部分が副走査方向の逆方向(上方)へ凸状となるように変形させる。この結果、補正後のスクリーンパターンは、図18に示したような、本来の斜線となる。
図6は、図18に示したものとは異なるスクリーンパターンの閾値マトリクスの例を示す図である。図示のスクリーンパターンの変形では、一定間隔で所定の大きさのドットマークが並べて配置されている。個々のドットマークは、同じ大きさであり、かつ同じ形状である。
図7は、画像の倍率ずれに対する補正に対応するためのスクリーン処理部34によるスクリーンパターンの変形処理を説明する図である。ここでは、図6に示した閾値マトリクスによるスクリーンパターンを例として用いる。
この例において、補正処理部35は、画像の主走査方向の幅を縮小して倍率ずれを補正するため、主走査方向の画素の列から適当な間隔で一定個数の画素を削除する。図示の例では、太枠線で囲まれた2箇所の画素を削除することにより、画像の主走査方向の幅を2ドット分短縮させるものとする。
スクリーン処理部34は、補正値特定部33から補正値を取得し、図7(A)に示すように、補正処理部35による画像の変形処理とは逆の変形処理をスクリーンパターンの閾値マトリクスに対して施す。すなわち、図中の太枠線で囲まれた、補正処理部35が画素を削除する箇所(間引き位置)に、本来のスクリーンパターンとは別の画素を挿入する。図示の例では、太枠線で囲まれた間引き位置の左隣に位置する副走査方向1列分の画素がコピーされて挿入されている。その結果、画素が挿入された位置のドットマークは、他の位置のドットマークとは異なり、横(主走査方向)に間延びした形状になっている。
図7(B)には、図7(A)に示したように変形されたスクリーンパターンが施された画像に対して、補正処理部35による補正が行われた様子が示されている。上述したように、補正処理部35は、図7(A)の太枠線で囲まれた間引き位置の画素を削除する。この結果、補正後のスクリーンパターンは、図6に示したような、全てのドットマークが同形状であり、同じ間隔で並ぶ、本来のパターンとなる。
図8は、画像の倍率ずれに対する補正に対応するためのスクリーン処理部34によるスクリーンパターンの閾値マトリクスに対する変形処理の他の例を説明する図、図9は、変形されたスクリーンパターンによるスクリーン処理の結果を示す図である。この例でも、図6に示した閾値マトリクスによるスクリーンパターンを用いることとする。
この例において、補正処理部35は、画像の主走査方向の幅を拡大して倍率ずれを補正するため、主走査方向の画素の列に対し、適当な間隔で一定個数の画素を挿入する。具体的には、図9(A)に太線で示す2箇所に画素を挿入することにより、画像の主走査方向の幅を2ドット分拡大させるものとする。
スクリーン処理部34は、補正値特定部33から補正値を取得し、図8および図9(A)に示すように、補正処理部35による画像の変形処理とは逆の変形処理をスクリーンパターンの閾値マトリクスに対して施す。すなわち、図9(A)中の太線で示された、補正処理部35が画素を挿入する箇所(挿入位置)に対応する、図8中の太枠線で示された位置の画素を削除する。その結果、図9(A)に示すように、画素の挿入位置に位置するドットマークは、他の位置のドットマークとは異なり、横(主走査方向)に縮んだ形状になっている。スクリーンパターンから削除された画素のデータは、スクリーンパターンを変形する画像処理のために用いられる図示しないメモリ(グラフィックメモリ)に保持しておく。
図9(B)には、図9(A)に示したように変形されたスクリーンパターンが施された画像に対して、補正処理部35による補正が行われた様子が示されている。上述したように、補正処理部35は、図9(A)の太線で示された挿入位置に画素を挿入する。このとき、上述したメモリに格納されている画素データ(スクリーンパターンから削除された画素のデータ)を挿入する。この結果、補正後のスクリーンパターンは、図6に示したような、全てのドットマークが同形状であり、同じ間隔で並ぶ、本来のパターンとなる。
さて、画像処理によりレジずれに対する補正を行う場合、補正のために画像を変形する箇所全体をメモリ上に展開できるだけのメモリ容量が必要である。例えば、スキューずれに対する補正を行う場合、補正によって画像全体で48画素分シフトするとすれば、48ライン分のメモリ領域が必要となる。そこで、レジずれに対する補正を、スクリーン処理の前後で2段階に分けて行うことにより、この補正のための画像処理に要するメモリ容量を削減することが考えられる。
面積階調方式においてスクリーン処理を行う場合、初期的に解像度600dpi、8〜10bit(256〜288階調)などの多値画像のデータとして生成された画像が、スクリーン処理を施すことによって、例えば解像度2400dpi、1bit(2階調)の2値画像に変換される。そこで、図10に示すように、スクリーン処理前の粗い解像度で大まかな補正(プレ補正処理)を行い、スクリーン処理後の細かい解像度で精緻な補正(ポスト補正処理)を行う。
図11は、スクリーン処理の前後でレジずれに対する補正を行う場合の、制御装置30の機能構成を示す図である。
図11に示す制御装置30は、画像データ生成部31と、レジずれ検出部32と、補正値特定部36と、プレ補正処理を行うためのプレ補正処理部37と、スクリーン処理部34と、ポスト補正処理を行うためのポスト補正処理部38とを備える。これらの構成のうち、画像データ生成部31、レジずれ検出部32およびスクリーン処理部34の機能は、図2に示した制御装置30における対応する構成の機能と同様であるため、同一の符号を付して説明を省略する。
補正値特定部36は、レジずれ検出部32により検出された色ずれのずれ量に応じて、これを相殺するために要する補正値を算出する。ただし、補正値特定部36は、プレ補正処理部37によるプレ補正処理で行う画像の変形(補正)用と、ポスト補正処理部38によるポスト補正処理で行う画像の変形(補正)用の2種類の補正値を計算する。
プレ補正処理部37は、画像データ生成部31により生成された画像を入力し、補正値特定部36により算出されたプレ補正処理用の補正値にしたがって画像を変形する。
ポスト補正処理部38は、スクリーン処理部34によるスクリーン処理の過程で解像度を変換された画像を入力し、補正値特定部36により算出されたポスト補正処理用の補正値にしたがって画像を変形する。
ここで、再び図10を参照し、プレ補正処理およびポスト補正処理の内容を詳細に説明する。
図10(A)は、画像データ生成部31により生成された解像度600dpi、8bitの画像を表す(グレーのセルが画像)。この画像に対して、まずプレ補正処理部37がプレ補正処理を実行する。プレ補正処理が行われた様子を図10(B)に示す。このプレ補正処理による画像のシフトは、スクリーン処理後の解像度2400dpiの画像に対するシフトを4段ごとに行うことに相当する。このため、図10(B)に示す例では、補正による変形部分を展開するために必要なメモリ領域は3ライン分となっている。したがって、プレ補正処理部37が使用するメモリには、600dpi単位で3ライン分の画像を書き込めるだけのメモリ容量が必要となる。なお、プレ補正処理で画像の一部をシフトしたことにより画像が存在しなくなる画素に対しては、白データなどを埋める(図中、斜線を付したセルで表現)。
次に、スクリーン処理部34が、プレ補正処理が施された画像に対してスクリーン処理(解像度変換処理)を実行し、600dpi、8bitの画像を2400dpi、1bitの画像に変換する。この解像度変換が行われた様子を図10(C)に示す。図10(C)を参照すると、プレ補正処理により変形された画像は、2400dpiの画像では、主走査方向に並ぶ16ドットごとに副走査方向へ4ドットだけシフトしていることがわかる(図中、白抜きのセルがシフトにより画像(白データを含む)がなくなった部分)。
次に、ポスト補正処理部38が、解像度が変更された画像に対してポスト補正処理を実行する。ポスト補正処理が行われた様子を図10(D)に示す。この画像は、プレ補正処理によって既に4段ごとのシフトが済んでいる。したがって、図10(D)に示すように、ポスト補正処理では、4段ごとに2400dpi単位でのシフトを繰り返せばよい。すなわち、主走査方向4ドットごとに副走査方向へ1ドットずつ3回シフトした後、次の4ドットはシフトせずに元の位置に戻り、再び4ドットごとにシフトを3回行う。このサイクルを繰り返すことで、画像全体は、主走査方向4ドットごとに1ドットずつシフトされることとなる。このように、ポスト補正処理では、画像のシフトが4段ごとに繰り返されるので、図10(D)に示したように、補正による変形部分を展開するために必要なメモリ領域は4ライン分となっている。したがって、ポスト補正処理部38が使用するメモリには、2400dpi単位で4ライン分の画像を書き込めるだけのメモリ容量が必要となる。
スクリーン処理による解像度変換の前後で2回に分けて補正を行うことにより、必要なメモリ容量が削減されることを、具体例を挙げて説明する。
例えば、画像幅を310mmとし、最終的に解像度2400dpiで1ラインを48画素(ライン)分ずらすように補正する場合を考える。スクリーン処理後の画像処理のみで、この補正を行う場合、画像幅分の画素数は29292画素であるから、必要なメモリ容量は175.8KByte(1406016bit)である。
これに対し、2段階で補正する手法で、スクリーン処理前に600dpi単位でプレ補正処理を行い、スクリーン処理を行った後に2400dpi単位でポスト補正処理を行うものとする。すると、600dpi単位のプレ補正処理では、画像幅分の画素数は7324画素であり、補正に要するメモリ領域は12ライン分、必要なメモリ容量は11.0KByte(87888bit)である。また、2400dpi単位のポスト補正処理では、上述のように600dpiの1ライン分に対して画像処理を行えば良いから、画像幅分の29292画素、2400dpiの4ライン分のメモリ領域が必要であり、必要なメモリ容量は14.6KByte(117168bit)である。そして、プレ補正処理とポスト補正処理で必要なメモリ容量の合計は、25.6(=11.0+14.6)KByteである。
このように、解像度が変換されるスクリーン処理の前後で2回に分けて補正を行うことによって、必要なメモリ容量を大幅に削減することが可能となる。
次に、本実施形態のスクリーンパターンの変形を伴うスクリーン処理を、上述した2段階の補正を行う手法と組み合わせて実行する場合の、スクリーンパターンの変形について説明する。
まず、本実施形態によるスクリーンパターンの変形を行わずに、2段階の補正処理を行った場合に、スクリーンパターンの形状が崩れる様子を示す。
図12は、プレ補正処理が施された画像に対して通常のスクリーン処理が行われた状態を示す図、図13は、図12の画像に対してポスト補正処理が施された状態を示す図である。
ポスト補正処理では、画像が1ラインずつ副走査方向へシフトされ、3回シフトするごとに元に戻る動作サイクルが繰り返される。そのため、図13を参照して明らかなように、プレ補正処理においてシフトされていた境界部分において、スクリーンパターンに大きな段差(図示の例では3画素分の段差)が発生してしまう。
そこで、スクリーン処理部34は、スクリーンパターンを、ポスト補正処理による画像の変形と同じ間隔で副走査方向の逆方向へ1ライン分ずつシフトし、この動作を3回シフトするごとに繰り返す。この処理は、ポスト補正処理による画像の変形処理とは逆の変形処理にあたる。
図14は、プレ補正処理が施された画像に対して上述のように変形されたスクリーンパターンを用いたスクリーン処理が行われた状態を示す図、図15は、図14の画像に対してポスト補正処理が施された状態を示す図である。
図15に示すように、ポスト補正処理を実行した後のスクリーンパターンは、図12に示したような、本来の斜線となっている。したがって、スクリーン処理の前後で2回に分けてレジずれに対する補正を行う場合であっても、スクリーン処理部34は、スクリーン処理後に行われる補正(ポスト補正処理)に応じて、その逆処理となる変形をスクリーンパターンに対して施せば良い。
本実施形態が適用される画像形成装置を示した図である。 本実施形態における制御装置の機能構成を示す図である。 本実施形態におけるスキューずれに対する補正に対応するためのスクリーン処理部によるスクリーンパターンの変形処理を説明する図である。 本実施形態により変形されたスクリーンパターンによるスクリーン処理の結果を示す図である。 本実施形態における画像の湾曲(ボウ)に対する補正に対応するためのスクリーン処理部によるスクリーンパターンの変形処理を説明する図である。 スクリーンパターンの閾値マトリクスの例を示す図である。 本実施形態における画像の倍率ずれに対する補正に対応するためのスクリーン処理部によるスクリーンパターンの変形処理を説明する図である。 本実施形態における画像の倍率ずれに対する補正に対応するためのスクリーン処理部によるスクリーンパターンの変形処理の他の例を説明する図である。 本実施形態により変形されたスクリーンパターンによるスクリーン処理の結果を示す図である。 スクリーン処理の前後でレジずれに対する補正を行う場合において必要となるメモリ容量を説明する図である。 本実施形態において、スクリーン処理の前後でレジずれに対する補正を行う場合の、制御装置の機能構成を示す図である。 プレ補正処理が施された画像に対して通常のスクリーン処理が行われた状態を示すである。 図12の画像に対してポスト補正処理が施された状態を示す図である。 プレ補正処理が施された画像に対して、ポスト補正処理における画像処理に対応する変形を施したスクリーンパターンを用いてスクリーン処理が行われた状態を示す図である。 図14の画像に対してポスト補正処理が施された状態を示す図である。 スクリーン処理の具体例を説明する図であり、ラスタライズされた600dpiの多値画像の例を示す図である。 スクリーン処理の具体例を説明する図であり、スクリーンパターンの閾値マトリクスを示す図である。 スクリーン処理の具体例を説明する図であり、2値化後のオンとオフの画像データで、オンを黒、オフを白として表現したスクリーンパターンを示す図である。 スクリーン処理の具体例を説明する図であり、図16〜図18の部分拡大図である。 スキューずれに対する画像処理による補正方法を説明する図である。 倍率ずれに対する画像処理による補正方法を説明する図である。 従来技術における画像処理機能の一般的な構成を示す図である。 画像処理によりスキュー補正を行った場合に画像に生じるディフェクトを模式的に表した図である。 主走査方向の倍率ずれを補正するために画像データに画素を挿入する様子を示す図である。 主走査ラインごとに画素の挿入位置をオフセットさせた場合の、画素の挿入位置および画素が挿入された様子を示す図である。
符号の説明
30…制御装置、31…画像データ生成部、32…レジずれ検出部、33、36…補正値特定部、34…スクリーン処理部、35…補正処理部、37…プレ補正処理部、38…ポスト補正処理部、40…色ずれセンサ

Claims (12)

  1. 記録媒体上に画像を形成する際にレジストレーション制御を行う画像形成装置において、
    画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を特定する補正値特定部と、
    前記補正値特定部により特定された補正値に基づき、印刷対象の画像に対して施されるスクリーン処理で用いられるスクリーンパターンを変形する画像処理部と、
    前記補正値特定部により特定された補正値に基づき、前記画像処理部による処理が施された画像に対して前記レジストレーションずれを補正するための変形を、前記スクリーン処理の前後に分けて行う補正処理部とを備え、
    前記画像処理部は、前記補正処理部により前記スクリーン処理の後に行われる画像変形処理の逆の処理を前記スクリーンパターンに対して施すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像処理部は、スキューずれに対する前記補正値に基づき、前記スクリーンパターンを適当な幅に分割し、当該スキューずれに対する補正とは反対方向へ順次ずらし、
    前記補正処理部は、前記スキューずれに対する前記補正値に基づき、前記画像に対して当該スキューずれを補正するための変形を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像処理部は、倍率ずれに対する前記補正値に基づき、当該倍率ずれに対する補正とは反対に、前記スクリーンパターンを構成する画素データを追加または削除し、
    前記補正処理部は、前記倍率ずれに対する前記補正値に基づき、前記画像を構成する画素データを削除または追加して当該倍率ずれを補正するための変形を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像処理部が削除した前記スクリーンパターンを構成する画素データを保持する記憶部をさらに備え、
    前記補正処理部は、前記記憶部に保持された画素データを前記画像に追加することにより当該画像の変形を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 記録媒体上に画像を形成する際にレジストレーション制御を行う画像形成装置において、
    印刷対象の画像に対し、当該画像に対して施されるスクリーン処理の前後に分けて、当該画像のレジストレーションずれを補正するための変形を行う補正処理部と、
    前記スクリーン処理で用いられるスクリーンパターンを、前記補正処理部により当該スクリーン処理の後に行われる前記画像の変形が行われた後におけるスクリーンパターンが、当該スクリーン処理の後の当該画像の変形が行われなかった場合のスクリーンパターンと一致するように、変形する画像処理部と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置の画像処理方法であって、
    画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を特定するステップと、
    前記補正値に基づき、前記画像に対して前記レジストレーションずれを補正するための第1の変形を行うステップと
    前記補正値に基づき、前記画像に対して施されるスクリーン処理で用いられるスクリーンパターンを変形するステップと、
    前記画像に対して、変形された前記スクリーンパターンを用いてスクリーン処理を施すステップと、
    前記スクリーン処理を施された前記画像に対して、前記補正値に基づき、前記レジストレーションずれを補正するための第2の変形を行うステップとを含み、
    前記スクリーンパターンを変形するステップにおいて、前記第2の変形の逆の処理を前記スクリーンパターンに対して行うことを特徴とする画像処理方法。
  7. 前記スクリーンパターンの少なくとも一部を変形するステップでは、前記レジストレーションずれを補正するための画像変形後に当該変形が行われなかった場合のスクリーンパターンと一致するように、前記スクリーンパターンを変形することを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  8. 前記スクリーンパターンの少なくとも一部を変形するステップでは、スキューずれに対する前記補正値に基づき、前記スクリーンパターンを適当な幅に分割し、当該スキューずれに対する補正とは反対方向へ順次ずらし、
    前記レジストレーションずれを補正するための変形を行うステップでは、前記スキューずれに対する前記補正値に基づき、前記画像に対して当該スキューずれを補正するための変形を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  9. 前記スクリーンパターンの少なくとも一部を変形するステップでは、倍率ずれに対する前記補正値に基づき、当該倍率ずれに対する補正とは反対に、前記スクリーンパターンを構成する画素データを追加または削除し、
    前記レジストレーションずれを補正するための変形を行うステップでは、前記倍率ずれに対する前記補正値に基づき、前記画像を構成する画素データを削除または追加して当該倍率ずれを補正するための変形を行うことを特徴とする請求項6に記載の画像処理方法。
  10. 前記スクリーンパターンの少なくとも一部を変形するステップでは、削除した前記スクリーンパターンを構成する画素データを所定の記憶手段に格納して保持し、
    前記レジストレーションずれを補正するための変形を行うステップでは、前記記憶手段に保持された画素データを前記画像に追加することにより当該画像の変形を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 記録媒体上に画像を形成する際にレジストレーション制御を行う画像形成装置において、
    画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を特定する補正値特定部と、
    前記補正値特定部により特定された倍率ずれに対する補正値に基づき、当該倍率ずれに対する補正とは反対に、印刷対象の画像を構成するスクリーンパターンを構成する画素データを追加または削除する画像処理部と、
    前記画像処理部が前記スクリーンパターンを構成する画素データを削除した場合に、削除された当該画素データを保持する記憶部と、
    前記補正値特定部により特定された前記倍率ずれに対する補正値に基づき、前記画像処理部による処理が施された画像に対して、前記画像を構成する画素データを削除または追加して当該倍率ずれを補正するための変形を行う補正処理部とを備え、
    前記補正処理部は、前記画像に対して画素データを追加する場合、当該画像を構成する前記スクリーンパターンに関して前記記憶部に保持された画素データを追加することを特徴とする画像形成装置。
  12. 記録媒体上に画像を形成する画像形成装置の画像処理方法であって、
    画像のレジストレーションずれを補正するための補正値を特定するステップと、
    倍率ずれに対する前記補正値に基づき、当該倍率ずれに対する補正とは反対に、前記画像を構成するスクリーンパターンを構成する画素データを追加または削除し、当該画素データを削除した場合は、削除された当該画素データを所定の記憶手段に格納して保持するステップと、
    前記スクリーンパターンの少なくとも一部を変形された画像に対して、前記倍率ずれに対する前記補正値に基づき、前記画像を構成する画素データを削除または追加して当該倍率ずれを補正するための変形を行い、当該変形において画素データの追加が行われる場合は、当該スクリーンパターンに対し、前記記憶手段に保持された画素データを追加するステップと
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
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