JP5979963B2 - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、プログラムに関する。
カラープリンタあるいはカラー複写機等のカラー画像形成装置に用いられる画像記録方式として、電子写真方式が知られている。電子写真方式は、レーザービームやLED等の発光素子によって感光ドラムを露光して潜像を形成し、帯電した色材であるトナーにより潜像を現像するものである。画像の記録は、現像されたトナーによる画像を紙などの記録媒体に転写して定着させることにより行う。電子写真方式の画像形成装置として、トナーの色数と同数の現像機および感光ドラムを備え、画像搬送ベルト上や、記録媒体上に順次異なる色版の画像を転写するタンデム方式のカラー画像形成装置がある。
このタンデム方式のカラー画像形成装置において生じる各色版のレジストレーションずれを抑制するために、特許文献1は、光学センサを用いてレーザービームの走査線の傾きと曲がりの大きさを測定し、それらを相殺するように画像データを補正した上で印刷する方法を開示する。この方法は、画像データの画素データを1画素単位で副走査方向にずらす処理(乗り換え処理)を含む。このように画像データを処理することで電気的に補正をするため、機械的な調整部材や組立時の調整工程が不要になる。したがって、カラー画像形成装置の大きさを小型化することが可能となり、安価にレジストレーションずれに対処することが出来る。
また、画像形成装置の高精度・高精細化や画像処理の高速化に伴う、大容量のメモリなどのコスト増加を抑えるための方法として特許文献2に開示される方法がある。
特許文献2は、低解像度の印刷解像度をもつ画像形成装置を用いて、低解像度の画像データを、露光部分が各画素のドットピッチ間で重なるように感光体上に露光する。これによって、画素間の露光部分が重なる部分も現像される有効画素となるように、潜像を形成させることが可能となる。この方法は、画像データの解像度よりも擬似的に高い解像度で画像を印刷するスポット多重化と呼ばれている。
特開2004−170755号広報 特開平4−336859号広報
乗り換え処理は、1画素単位で画素データを副走査方向にずらすため、1画素分の画素段差を生じさせる。そのため、乗り換え処理を低解像度の画像データより高解像度の画像データに対して行う方が、画素段差の大きさは小さく、画素段差は現像時に目立ちにくい。そこで、高解像度の画像データに対して乗り換え処理を行った後、乗り換え処理後の画像データをスポット多重化のために低解像度に変換する処理(擬似高解像度変換処理)を行うことが考えられる。しかし、この場合、解像度変換後の画像データにおいて、乗り換え処理による画素段差が生じる主走査方向の画素位置を境に、出現する網点の種類や形状が変わってしまうことがあるため、記録媒体上の画像に色ムラが出てしまうことがある。
本発明の画像処理装置は、ディザマトリックスを用いたハーフトーン処理を、第1の解像度の画像データに対して行うハーフトーン処理手段と、前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて定まる主走査方向の補正位置で、画素を副走査方向にずらす補正手段と、画像データの解像度を前記第1の解像度から前記第1の解像度よりも低い第2の解像度に変換する解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度の変換された前記ハーフトーン処理で生成された網点を含む画像データを生成する解像度変換手段と、を有し、前記ディザマトリックスを用いた前記ハーフトーン処理は、前記解像度変換処理後の画像データにおいて、前記補正位置を境とした主走査方向前後の領域内で同じ網点のパターンを出現させることを特徴とする。
乗り換え処理を高い解像度の画像データに対して行い、乗り換え処理後の画像データに対して擬似高解像度変換処理を行って印刷した画像において、色ムラの発生を抑制することができる。
画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成装置の断面図である。 画像形成装置のプロファイル特性の一例を示す図である。 画像形成装置のずれと補正方向の関係を示す図である。 プロファイル特性のデータ保持方法を示す図である。 記憶部が保持するデータ状態を模式的に示す図である。 多値のディザマトリックスの一例である。 二値のディザマトリックスの一例である。 ハーフトーン処理部の動作を示すフローチャートである。 擬似高解像度変換処理と画像データの関係を示す図である。 二値のディザマトリックスの一例である。 画像データの一例である。 画像データの一例である。 擬似高解像度変換処理と画像データの関係を示す図である。 画像データの一例である。 ディザマトリックスの一例である。 画像データの一例である。 網点セルの並びを示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、本実施例における電子写真方式のカラー画像形成装置(画像処理装置ともいう)の、静電潜像生成に関係する各機能ブロックの構成を説明する図である。カラー画像形成装置は画像形成部101と画像処理部102により構成され、画像処理部102でラスタライズされたビットマップ画像データを生成し、それに基づき画像形成部101が用紙などのシート状の記録媒体11上への画像形成を行う。図2は、中間転写体28を採用したタンデム方式の電子写真方式を用いたカラー画像形成装置の断面図である。図1を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置における画像形成部101の動作を説明する。
画像形成部101は、画像処理部102が生成した−画像データに応じて露光光を照射し、静電潜像を形成して、この静電潜像を現像して単色トナー像を形成する。この単色トナー像を重ね合わせて多色トナー像を形成し、この多色トナー像を図2の記録媒体11へ転写してその記録媒体11上の多色トナー像を定着させる。
[画像形成装置のハードウェア構成]
図2の帯電器23C、23M、23Y、23K(以下、23)は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のプロセスカラー毎に感光体22C、22M、22Y、22K(以下、22)を帯電させるために4個を備える構成である。また、各帯電器にはスリーブ23CS、23MS、23YS、23KS(以下、23S)を備えている。
感光体22は、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体22を画像形成動作に応じて反時計周り方向に回転させる。露光ユニットは、感光体22へスキャナ部24C、24M、24Y、24K(以下、24)からレーザーによる露光光を照射し、感光体22の表面を画像データに基づいて選択的に露光走査することにより、静電潜像を形成する。なお、本実施例における画像形成部101の形成する潜像は、レーザーの走査する方向(以下、主走査方向)に600dpiの解像度であり、主走査方向と直交する副走査方向にも600dpiの解像度である。
図2の現像器26C、26M、26Y、26K(以下、26)は、静電潜像を可視化するために、C、M、Y、Kのプロセスカラー毎に現像を行う4個の現像器を備える構成になっている。各現像器には、スリーブ26CS、26MS、26YS、26KS(以下、26S)が設けられている。なお、各々の現像器26は脱着が可能である。
図2の中間転写体28は、感光体22から単色トナー像を受け取るために時計周り方向に回転し、感光体22とその対向に位置する一次転写ローラ27C、27M、27Y、27K(以下、27)の回転に伴って、単色トナー像が転写される。一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、単色トナー像が効率良く中間転写体28上に転写される。これを一次転写という。
更に、プロセスカラー毎の単色トナー像は、中間転写体28上に重ね合わされる。重ね合わされた多色トナー像は、中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29まで搬送される。同時に、記録媒体11が給紙トレイ21から二次転写ローラ29へ狭持搬送され、記録媒体11に中間転写体28上の多色トナー像が転写される。このとき、二次転写ローラ29に適当なバイアス電圧を印加することで、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ29は、記録媒体11上に多色トナー像を転写している間、位置29aで記録媒体11に当接し、印字処理後は位置29bに離間する。
定着装置31は、記録媒体11に転写された多色トナー像を記録媒体11に溶融定着させるために、記録媒体11を加熱する定着ローラ32と記録媒体11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体11に定着させる。
トナー定着後の記録媒体11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。クリーニング手段30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体11に転写した後に残った廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
[乗り換え処理]
次に、図3、図4、図5を用いて、画像形成装置の色毎のレーザービームの走査線の傾きと曲がりの大きさを示すプロファイル特性に関して説明する。図3において、図3(A)は画像形成装置のレーザービームの走査線の曲がり特性として、レーザービームの走査線が主走査方向に進むにつれて上方にずれていく領域を示す図である。また、図3(B)は画像形成装置のレーザービームの走査線の曲がり特性として、レーザービームの走査線が主走査方向に進むにつれて下方にずれていく領域を示す図である。直線301は、レーザービームの走査線が主走査方向に進んでもずれない、理想的な走査線を示したものであり、感光体22の回転方向に対して垂直に走査が行われる場合の特性を示す。なお、以下の説明でプロファイル特性は、曲がり特性とは逆の特性を有する。すなわちプロファイル特性は、画像処理部102で補正がなされるべき方向が前提となる。しかし、プロファイル特性としての定義は、これに限定されるものではなく、画像形成部101のレーザービームの走査線のずれ方向(曲がり特性)として定義しておき、画像処理部102では、その逆特性の補正を行うように構成しても良い。
図4にプロファイル定義による、画像処理部102で補正がなされるべき方向を示す図4(a)と、画像形成部101のレーザービームの走査線のずれ方向を示す図4(b)の相関を示す。画像処理部102で補正がなされるべき方向として図4(A)のようにプロファイル特性が示されている場合は、画像形成部101の曲がり特性は、その逆方向である図4(B)のようなものとなる。
プロファイル特性のデータの保持の仕方としては、例えば図5に示すように、乗り換えポイント(後述)の主走査方向の画素位置と、次の乗り換えポイントまでのラインをずらす方向を保持するようにする。なお乗り換えポイントの主走査方向の画素位置を乗り換え位置あるいは補正位置と呼ぶこともある。具体的には、図5を例にとれば、図5(A)のプロファイル特性に対し、乗り換えポイントP1,P2,P3,・・・Pnが定義される。乗り換えポイントの定義は、読み出すラインを副走査方向に1画素分さらにずらす主走査方向の位置である。乗り換えポイントの方向としては、次の乗り換えポイントまで上方向にずらす場合と下方向にずらす場合がある。画像データのラインを1画素ずらすこの処理を、乗り換え処理、または、ラインずらしと呼ぶ。この乗り換え処理によって、画像データに基づいて画像を形成するレーザービームの走査線のずれ(曲がり)が補正される。
例えば、乗り換えポイントP2は、次の乗り換えポイントP3まで、上方向にさらに1画素分のラインずらし(乗り換え処理)を行うべきポイントとなる。したがって、P2における乗り換え方向は、図5(B)に示すように上方向(↑)となる。同様に、P3においても、次の乗り換えポイントP4までは上方向(↑)となる。乗り換えポイントP4における乗り換え方向は、これまでの方向とは異なり下方向(↓)となる。この方向のデータの保持の仕方としては、例えば、上方向を示すデータとして“1”、下方向を示すデータとして“0”とすれば、図5(C)のようになる。この場合、保持するデータ数は乗り換えポイント数と同じだけとなり、乗り換えポイント数がn個であるならば、保持するビット数もnビットとなる。
曲線302は感光体22の位置精度や径のずれ、および図2に示す各色のスキャナ部24(24C、24M、24Y、24K)における光学系の位置精度に起因した、傾きおよび曲がりの発生した実際のレーザービームの走査線を示す。画像形成装置は、その記録デバイス(記録エンジン)毎にこの曲がり特性が異なり、更に、カラー画像形成装置の場合は、色版毎にその特性が異なる。そのためプロファイル特性も、記録デバイス毎に異なり、更に、カラー画像形成装置の場合は色版毎に異なる。
次に、図3(A)を用いて、レーザービームの走査線が主走査方向に上方にずれていく領域の乗り換えポイントに関して説明する。図3(A)においては、上方への曲がり特性を示す曲線302上で副走査方向に1画素分さらにずれるポイントであるP1、P2、P3が乗り換えポイントに相当する。なお、図3(A)においてはP0を基準としたものとして記載している。同図からもわかるように、乗り換えポイント間の距離(L1、L2)は、曲がり特性を示す曲線302が急激に変化している領域においては短くなり、緩やかに変化している領域においては長くなる。
次に、図3(B)を用いて、レーザービームの走査線が主走査方向に下方にずれていく領域の乗り換えポイントに関して説明する。下方にずれている特性を示す領域においても、乗り換えポイントの定義は、副走査方向にさらに1画素分ずれるポイントのことを示す。つまり、図3(B)においては、下方への曲がり特性を示す曲線302上で副走査方向にさらに1画素分ずれるポイントであるPn、Pn+1が乗り換えポイントに相当する。図3(B)においても、図3(A)同様、乗り換えポイント間の距離(Ln、Ln+1)は、曲がり特性を示す曲線302が急激に変化している領域においては短くなり、緩やかに変化している領域においては長くなる。
このように、乗り換えポイントは、画像形成装置のレーザービームの走査線の曲がり特性を示す曲線302の変化度合いと密接に関係する。よって、急激な曲がり特性をもつ画像形成装置においては、乗り換えポイント数は多くなり、逆に緩やかな曲がり特性をもつ画像形成装置においては、乗り換えポイント数が少なくなる。
[画像処理部の処理]
次に、図1を用いて、本実施例のカラー画像形成装置における画像処理部102の処理について説明する。
画像生成部104は、ホストコンピュータなどの不図示の情報処理装置等から受信するPDL(ページ記述言語)データなどの印刷データから、印刷処理が可能なRGB色空間の画像データにラスタライズし、ラスタライズされた画像データを画素毎に出力する。本実施例において、画像生成部104は、主走査方向及び副走査方向に600dpiの解像度で画像データを生成するモードと、主走査方向及び副走査方向に1200dpiの解像度で画像データを生成するモードとを有している。これらのモードは、情報処理装置等から受信する印刷データに含まれる解像度の指示によって選択される。
なお、本実施例のカラー画像形成装置は、画像生成部104がラスタライズする画像データの解像度をユーザ指示によって決定するためのユーザーインターフェース(UI)等の指示手段を有してもよい。そして指示手段によって解像度が決定される構成であっても良い。
また、画像生成部104は、情報処理装置等から受信・生成する画像データではなく、原稿を光学的に読み取ることで得られる画像データを扱ってもよい。この場合、カラー画像形成装置はスキャナなどの不図示の読取手段を有する構成となる。ここでいう読取手段とは、少なくともCCD(Charge−Coupled Device)あるいはCIS(Contact Image sensor)を含むものである。また、読取手段は、読み取った画像データに対して、所定の画像処理を行う処理部をあわせてもたせるように構成しても良い。また、読取手段をカラー画像装置の一部として構成せず、図示しないインターフェースを介して、カラー画像形成装置と別体の読取手段から画像データを受け取るように構成しても良い。
色変換処理部105は、RGB色空間の画像データを画像形成部101のプロセスカラーにあわせてCMYK色空間に変換し、CMKY色空間の画像データを記憶部106へ格納する。記憶部106は、画像処理部102に構成した第1の記憶部であり、印刷処理を行う画像データを一旦格納するものである。なお、記憶部106は、1ページ分のデータを格納するページメモリで構成しても良いし、複数ライン分のデータを記憶するバンドメモリとして構成しても良い。
ハーフトーン処理部107C、107M、107Y、107K(以下、107)は、記憶部106から出力される各色版の画像データにスクリーン処理を行うことで、網点が生成されたN値化画像データを生成する。スクリーン処理の詳細については図7、8、9を用いて後述する。スクリーン処理を単にハーフトーン処理と呼ぶこともある。
記憶部108は、画像形成装置内部に構成した第2の記憶部であり、ハーフトーン処理部107によりN値化された画像データを記憶する。なお、記憶部108に記憶される画像データは、プロファイル特性を示す情報であるプロファイル111C、111M、111Y、111K(以下、111)に従って読み出される。すなわち、記憶部108以降の画像処理の対象となる画素の主走査方向の画素位置が乗り換えポイントである場合、記憶部108から画像データが読み出される時点で、1画素分の副走査方向への画素データの位置ずらし(乗り換え処理)が行われる。
図6(A)は記憶部108が保持している画像データの状態を模式的に示す図である。図6(A)に示す通り、記憶部108が記憶している状態においては、ラインずらし(乗り換え)が行われていない、ハーフトーン処理部107による処理後の画像データが保持されている。図6に示す601のラインが読み出される時点で、画像処理部102で補正されるべき方向としてのプロファイル特性が上方向の場合、図6(B)のように、乗り換えポイントを境界として、副走査方向の上方向に1画素分、画素データの位置がずらされた状態となる。また、画像処理部102で補正されるべき方向としてのプロファイル特性が下方向の場合、ライン601の画像データが、記憶部108から読み出された時点で、図6(C)のように、乗り換えポイントを境界として、副走査方向の下方向に1画素分、画素データの位置がずらされた状態となる。
擬似高解像度変換処理部109C、109M、109Y、109K(以下、109)は、プロファイル111に基づいてラインを副走査方向にずらしながら記憶部108から画像データを読み出す。ここで、擬似高解像度変換処理部109は、乗り換え処理を行う補正処理部として機能する。そして擬似高解像度変換処理部109は、プロファイル111に基づいて読み出した画像データに対して、後述する擬似高解像度変換処理を施し、主走査方向、副走査方向共に600dpiの画像データへと変換する。
パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)部110C、110M、110Y、110K(以下、110)は、擬似高解像度変換処理部109から出力される色版毎の画像データを、スキャナ部24のレーザービームの露光時間に変換する。そして、上述の通り、スキャナ部24で、画像データに基づき変換された露光時間に従って感光体22上に露光光を照射し、画像(静電潜像)を形成する。
なお、図5により既に説明をしたプロファイル111は、画像形成部101内部に保持されている。上述したようにプロファイル111は、プロファイル特性を示す情報である。言い換えればプロファイル111は、画像形成装置の走査線の曲がりを補正するための補正情報である。
なお、本実施例においては、第1の記憶部106、第2の記憶部108を別構成として説明したが、画像形成装置内部に共通の記憶部を構成するようにしても良い。
[ハーフトーン処理]
次に、図7、図8、図9を用いて、画像処理部102のハーフトーン処理部107の動作について詳細に説明する。
図7は、本実施例における600dpiのディザマトリックスの一例であり、図8(A)は、本実施例における1200dpiのディザマトリックスの一例である。
ハーフトーン処理部107は、CMYKの画像データから対応する色の画像データを受け取り、スクリーン処理による擬似中間調処理を行う。スクリーン処理は、複数の閾値が配置されたディザマトリックスから閾値を読み出し、入力された画像データと閾値との比較を行うことでN値化するディザ法によるものである。スクリーン処理によって、入力された連続階調の画像データは、網点で構成される面積階調の画像データに変換される。図7の701は600dpiの多値のディザマトリックスであり、多値のディザマトリックスは702のようなマトリックスを複数枚有している。一つのマトリックスは、複数の閾値から構成される網点セル703が繰り返し配置されたものである。なお一つのマトリックスの端部においては、網点セル703の一部しか配置されていないが、ディザマトリックス701が画像データに対して縦方向および横方向に繰り返して適用されることで、網点セル703が繰り返し適用されるようになる。
ハーフトーン処理部107は、画像データの画素毎に、ディザマトリックスの、各画素位置に対応する位置におけるディザマトリックスの閾値を読み出し、画素の値と閾値を比較することによって画像形成部101が出力可能な階調数へと変換する。本実施例において、画像データが600dpiであるとき、ハーフトーン処理部107は、画像データの各画素を0〜15の値を持つ16階調へと16値化する。ディザマトリックス701は、15枚のマトリックスを持ち、ハーフトーン処理部107は、1つの画素につき、本実施形態では15枚の各マトリックスの対応する位置から計15個の閾値を読み出す。ハーフトーン処理部107は、読み出した15個の閾値と画素の値との比較を行って、画素の値が閾値以上であった回数を出力することで16値化を行うことが出来る。
また、図8(A)の801は1200dpiの二値のディザマトリックスであり、二値のディザマトリックスは一枚のマトリックスで構成される。マトリックスは、701と同様に複数の閾値から構成される網点セル802が繰り返し配置されたものである。本実施例において、画像データが1200dpiであるとき、ハーフトーン処理部107は、画像データの各画素を0〜1の値を持つ2階調へと二値化する。ハーフトーン処理部107は、各画素につきマトリックスの所定の位置から1個の閾値を読み出す。ハーフトーン処理部107は、読み出した閾値と画素の値との比較を行って、画素の値が閾値以上であった場合は1を、そうでない場合は0を出力することで二値化を行うことが出来る。
なお、本実施例において使用される1200dpiのディザマトリックスでは、図8を用いて後述するように、網点セル802の並び方を表すベクトル(ベクトル情報ともいう)の成分が限定されたものを使用する。なお、CMYKの色版毎に異なるベクトル成分を持つディザマトリックスを用いても良いが、以下では、説明を容易にするため、一つの色版のディザマトリックスについて説明する。また、本実施例においては、1種類の網点セルを繰り返し配置したディザマトリックスを用いているが、例えば、網点セル内の閾値のそれぞれが異なる複数種類の網点セルを組み合わせて十分な階調数を得るサブマトリックス等の手法を用いても良い。
[解像度の指示]
次に、図9を用いて、印刷データに含まれる解像度の指示に基づく、ハーフトーン処理部107の動作について説明する。図9は、本実施例におけるハーフトーン処理部107の印刷データに含まれる解像度の指示への動作を示すフローチャートであって、ハーフトーン処理部107によって実行される。
ハーフトーン処理部107は、印刷データに含まれる解像度の指示に従って、600dpiの多値のディザマトリックス701と、1200dpiの二値のディザマトリックス801とを切り替えてN値化(Nは2以上の自然数)を行う。
まず、ステップS901において、ハーフトーン処理部107は、印刷データに含まれる解像度の指示が600dpiであるか、1200dpiであるかを判定する。
次に、ステップS902において、ハーフトーン処理部107は、解像度の指示が600dpiであった場合に、600dpiの多値のディザマトリックス701をスクリーン処理に用いるディザマトリックスにセットする。
また、ステップS903において、ハーフトーン処理部107は、解像度の指示が1200dpiであった場合に、1200dpiの二値のディザマトリックス801をスクリーン処理に用いるディザマトリックスにセットする。
次に、ステップS904において、ハーフトーン処理部107は、セットしたディザマトリックスを用いてスクリーン処理を行い、画像データのN値化を行う。
[擬似高解像度変換処理]
次に、図10を用いて、本実施例の特徴の一つである、擬似高解像度変換処理部109の動作について詳細に説明する。
図10は、本実施例における擬似高解像度変換処理を模式的に表した図である。
擬似高解像度変換処理部109は、印刷データに含まれる解像度の指示が1200dpiである場合に限り、記憶部108から読み出されたラインずらし(乗り換え処理)後の画像データに対して擬似高解像度変換処理を施す。その結果、擬似高解像度変換処理部109は、主走査方向および副走査方向とも1200dpiの画像データを、主走査方向、副走査方向共に600dpiの画像データへと変換する。なお、擬似高解像度変換処理部109は、印刷データに含まれる解像度の指示が600dpiである場合には、擬似高解像度変換処理を施さず、無処理でPWM部110へ600dpiの画像データを出力する。
図10(A)は、擬似高解像度変換処理における画像データと処理矩形との関係を示す図である。図10(A)は、擬似高解像度変換処理部109に入力される1200dpiの画像データ1001と、注目画素(処理対象画素)1003を中心とした9画素からなる処理矩形1004との関係を示している。擬似高解像度変換処理は、処理矩形1004を移しながらリサンプリングを行い、その処理矩形1004の領域内で積和演算(図10(B)、(C)、(D)参照)することによって行われる。本実施例における擬似高解像度変換処理は、入力された画像データの主走査および副走査方向の解像度を1200dpiから600dpiへ変換するものである。そのため、処理矩形1004は、1200dpiの画像データ1001に対し、主走査方向および副走査方向に1画素おきに移動するリサンプリング位置1002(図10(A)において斜線で示された位置)に注目画素1003を順次移しながら処理を行う。リサンプリング位置は、擬似高解像度変換処理を行う際の処理対象となる画素の位置であり、本実施例では1画素おきの間隔で配置される。このリサンプリング位置1002の配置間隔をリサンプリング間隔と呼ぶ。このリサンプリング間隔は、主走査方向および副走査方向の解像度の縮小率によって決定されている。本実施例では、主走査方向および副走査方向ともに1200dpiから600dpiへの解像度変換であるため、リサンプリング間隔は2(=1200/600)画素、つまり、1画素おきとなる。
図10(B)は、積和演算の処理矩形1004の一例を示す図である。また、図10(C)は、積和演算に用いる処理矩形1004内における積和演算係数を示す図であり、図10(D)はその一例を示す図である。前述のように処理矩形1004は、注目画素1003を中心とした計9画素で構成される。積和演算係数1005は、処理矩形1004を構成する各9画素に対応した9個の係数aを持つ。注目画素1003の座標を(i,j)とし、画素の値をI(i,j)とすると、積和演算の結果、出力OUTは式(1)により求められる。
Figure 0005979963
すなわち、画素の値I(i,j)は0もしくは1の2値であるから、処理矩形1004の各画素と、その座標に対応した積和演算係数1005との積を9画素分合計し、出力OUTを15に正規化する。これによって、1200dpiから600dpiへと画像データの解像度を変換しながら、画像データの階調数を2階調から16階調へと16値化することが出来る。
図10(D)は、本実施例における積和演算係数の一例である。例えば1006に示す積和演算係数を用いて積和演算を行うことで、スポット多重化の効果が得られ、実解像度よりも擬似的に高い解像度で印刷を行うことが出来る。本実施形態では、600dpiの画像データを用いて1200dpi相当の画像を形成することができるので、600dpiの印刷解像度の能力を有する画像形成部101であっても、1200dpi相当の文字や線の画像を印刷できる。
[ディザマトリックスのベクトル成分]
次に、図8(A)、(B)を用いて、本発明の特徴の一つである、1200dpiのディザマトリックスのベクトルについて詳細に説明する。図8(A)は、ディザマトリックスの繰り返しパターンを示した図であり、図8(B)は、図8(A)の一つの網点セル802を拡大したものである。
前述したように、ディザマトリックス801は、網点セル802が繰り返し配置されたものであり、その網点セル802の配置に応じて周期的に網点が再現される。網点の周期は、繰り返し配置された網点セル802間の主走査方向および副走査方向の距離をベクトル成分に持つ、二つのベクトルuとvによって表される。なお以下で説明されるベクトルの成分(x、y)は、ともに整数であり、xが主走査方向成分を示し、yが副走査方向成分を示す。ディザマトリックス801の場合、第一のベクトルuは図8(A)の803であり、そのベクトル成分はu(8,3)である。また、第二のベクトルvは図8(A)の804であり、そのベクトル成分はv(−3,8)である。
詳細は後述するが、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔がともに「2」である本実施例において、S903でセットされるディザマトリックスは、次の4つのベクトル条件のいずれかを満たす。(1)ディザマトリックスの二つのベクトルu、vのそれぞれの副走査方向成分が奇数と偶数であり、副走査方向成分が奇数であるベクトルの主走査方向成分が偶数である。(2)ディザマトリックスの二つのベクトルu、vのそれぞれの副走査方向成分が奇数と偶数であり、二つのベクトルu、vの主走査方向成分が共に奇数である。(3)ディザマトリックスの二つのベクトルu、vのそれぞれの副走査方向成分が共に奇数であり、二つのベクトルu、vの主走査方向成分が共に偶数である。(4)ディザマトリックスの二つのベクトルu、vのそれぞれの副走査方向成分が共に奇数であり、二つのベクトルu、vの主走査方向成分が奇数と偶数である。
すなわち、以下で明らかになるように、このベクトル条件を満たすディザマトリックスは、ハーフトーン処理および乗り換え処理の行われた1200dpiの解像度の画像データに対して600dpiへの解像度変換処理を伴う擬似高解像度処理を行った場合に、乗り換えポイントを境として出現する網点の種類(形状)を変化させない。言い換えれば、乗り換えポイントを境とした主走査方向で左右の領域を第1の領域(一方の領域)および第2の領域(他方の領域)と呼ぶ場合に、ベクトル条件を満たすディザマトリックスは、解像度変換処理後の画像データにおいて、第2の領域に出現する網点の種類を第1の領域に出現する網点のパターン(配置)と等しくする。
より詳しく述べると、ベクトル条件を満たすディザマトリックスは、乗り換え処理後の第2の領域における複数の網点に対するリサンプリング位置の何れかが、乗り換え処理後の第1の領域における複数の網点に対するリサンプリング位置の何れかと等しくなるような網点を、ハーフトーン処理において生成させる。なお第1の領域と第2の領域は、乗り換え位置に関して主走査方向で前後する領域ともいう。
なお、ディザマトリックス801のベクトル成分であるベクトルu、vは、互いに等しい長さを持ち、且つ、互いに直交し、且つ、1つのベクトルの主走査方向成分と副走査方向成分の組が偶数と奇数の組み合わせである。
次に、図11と図12、図13を用いて、1200dpiのディザマトリックスの二つのベクトル成分が本実施例におけるベクトル条件で限定される場合と、それ以外の場合とで、擬似高解像度変換処理部109での擬似高解像度変換処理の結果がどのように変化するかを詳細に説明する。
図11は、本実施例におけるベクトル条件でベクトル成分を限定していないディザマトリックスの一例である。すなわち、図11のディザマトリックスのベクトル成分は、偶数どうしの組合せである。
図12は、ハーフトーン処理部107において、ベクトル成分がベクトル条件を満たすディザマトリックス801を用いてスクリーン処理を行った場合の結果の一例を示す。また、図13は、図11のディザマトリックス1101を用いてスクリーン処理を行った場合の結果の一例である。
図12(A)の1201は、一面が一様の画素の値を持った画像データに対してディザマトリックス801を用いてスクリーン処理を行い、記憶部108から読み出した1200dpiの乗り換え処理後の画像データである。画像データ1201は、乗り換えポイント1203を境に、下方向に画像データを1画素分ずらされた状態である。画像データ1201は、一面が一様の画素の値を持った連続階調の画像データをスクリーン処理によって面積階調の画像データへと変換したものであるため、網点(網点データ)1202がディザマトリックス801のベクトル成分に従って周期的に繰り返し配置されている。
図12(B)の1204は、図12(A)に示した画像データ1201に対して、擬似高解像度変換処理を行い600dpiへ変換した画像データである。画像データ1204には、乗り換えポイント1203より左の領域に4種類の網点1205〜1208が周期的に繰り返し配置されており、また、乗り換えポイント1203より右の領域にも同じ4種類の網点1205〜1208が周期的に繰り返し配置されていることがわかる。
図13(A)の1301は、一面が一様の画素の値を持った画像データに対してディザマトリックス1101を用いてスクリーン処理を行い、記憶部108から読み出した1200dpiの乗り換え処理後の画像データである。画像データ1301は、乗り換えポイント1303を境に、下方向に画像データを1画素分ずらされた状態である。画像データ1301は、一様の画素の値を持った連続階調の画像データをスクリーン処理によって面積階調の画像データへと変換したものであるため、網点1302がディザマトリックス1101のベクトル成分に従って繰り返し配置されている。なお、図11に示すディザマトリックス1101は、網点セル1102が周期的に繰り返し配置されており、網点の周期を表す二つのベクトルは、u(8,4)とv(−4,8)である。ディザマトリックス1101は、二つのベクトルの成分が偶数と偶数の組み合わせであるため、本実施例において限定して使用するディザマトリックスのベクトル条件とは一致していない。
図13(B)の1304は、記憶部108から読み出した1200dpiの画像データ1301に対して、擬似高解像度変換処理を行い600dpiへ変換した画像データである。画像データ1304には、乗り換えポイント1303より左の領域に1種類の網点1305が均等に配置されており、また、乗り換えポイント1303より右の領域には、左の領域の網点とは異なる種類の網点1306が繰り返し配置されていることがわかる。
すなわち、図13(B)の画像データ1304においては、乗り換えポイントを境に出現する網点の種類(形状)が異なっているため、画像形成部101において記録媒体上に形成される多色トナー像は乗り換えポイントを境にして異なる。これによって、記録媒体上には、乗り換えポイントを境界として左右の領域で異なる濃度や色味で再現され、視覚上で画質低下として目立ってしまう。つまり、ベクトル成分が偶数同士の組合せであるディザマトリックスを用いてスクリーン処理を行った画像データに対して、1200dpiの乗り換え処理を施し、さらに擬似高解像度変換処理で画像データを600dpiにする場合、画質低下が引き起こされる。
一方、本実施例において限定したベクトル成分のディザマトリックスを用いた画像データ1204では、乗り換えポイントを境界として左右の領域で出現する網点のパターンが変わらず、記録媒体上には左右の領域で同等な濃度や色味で再現される。そのため、視覚上の画質低下は目立たない。つまり、ベクトル成分がベクトル条件を満たすディザマトリックスを用いてスクリーン処理を行った1200dpiの画像データに対して乗り換え処理を施し、さらに600dpiへの擬似高解像度変換処理を施す場合、画質低下は目立たなくなる。
なお、乗り換えポイントを境界として網点のパターンが異なる場合であっても、イエロー(Y)色版のトナーのように明度が高いトナーに関しては、網点のパターンの違いによる濃度変化が小さいこともある。そのため、ハーフトーン処理部107は、例えばY色版など一部の色に限りベクトル成分を限定しないディザマトリックスを用いてハーフトーン処理を行っても良い。言い換えれば、ハーフトーン処理部107は、シアン(C)色版、マゼンタ(M)色版、ブラック(K)色版の画像データに対しては、ベクトル条件を満たすディザマトリックスを用いてハーフトーン処理を行う。
以上説明したように、本実施例は、スクリーン処理後の高解像度の画像データに乗り換え処理を行い、さらに擬似高解像度変換処理を行って低解像度の画像データを得る。この場合、スクリーン処理に用いるディザマトリックスの二つのベクトル成分を偶数と奇数の組み合わせに限定することによって、乗り換え処理後に擬似高解像度変換処理を行うことによる画質低下を抑制する。その結果、レーザービームの走査線の曲がりを補正する乗り換え処理を高解像度で行って、その後に擬似高解像度変換処理を行っても、乗り換えポイントの境界前後で色ムラの少ない安定した網点の再現を行うことが出来る。また、レーザービームの走査線の曲りを高解像度で補正しているため、乗り換え処理によって生じる画素段差も小さくすることができ、画素段差による画質低下を、低解像度で乗り換え処理を行った場合に比べて抑制することができる。
(実施例2)
実施例1では、レーザースキャンが主走査方向および副走査方向に同一の印刷解像度(600dpi)で駆動した。そして、実施例1での擬似高解像度変換処理は、画像データを主走査方向および副走査方向に、ラスタライズの解像度(1200dpi)からその1/2の解像度である印刷解像度(600dpi)へと変換する場合を説明した。本実施例では、画像形成部101が主走査方向と副走査方向に異なる印刷解像度で駆動し、擬似高解像度変換処理も、主走査と副走査方向に異なる倍率で解像度を変換する場合について説明する。
本実施例において、画像形成部101は主走査方向に600dpiの解像度で、副走査方向に400dpiの解像度で駆動する。前述した実施例1とはハーフトーン処理部107と擬似高解像度変換処理部109の一部構成のみが異なるため、前述の実施例と同様の部分に関しては、同一番号を付けて省略し、異なる部分のみを以下に説明する。
[ハーフトーン処理]
まず、本実施例におけるハーフトーン処理部107の動作について詳細に説明する。
本実施例の説明を簡単にするために、ハーフトーン処理部107は、常に1200dpiのディザマトリックスを用いてスクリーン処理を行うこととする。よって、本実施例の画像生成部104において、1200dpiの解像度で画像データをラスタライズにより生成するモードのみを有し、印刷データに画像データを生成する解像度の指示は含まれないものとする。なお、実施例1と同様に、画像生成部104は画像形成部101の駆動に合わせた解像度(例えば600dpi)で画像データを生成し、ハーフトーン処理部107で用いるディザマトリックスを1200dpi用から600dpi用に切り替えても良い。そのときに、ハーフトーン処理部107で用いるディザマトリックスは、もちろん画像形成部101が駆動する解像度に合わせたものを用いる。
本実施例において、ハーフトーン処理部107は、1200dpiの画像データの各画素につき、ディザマトリックス801の各画素位置に対応する位置から1個の閾値を読み出し、閾値と画素の値との比較を行う。そして、画素の値が閾値以上であった場合は1を、そうでない場合は0を出力することで二値化を行う。
なお、本実施例において使用されるディザマトリックスは、ベクトル成分が後述するベクトル条件を満たすように限定されたものを使用する。また、説明を容易にするため、ここでは一つのディザマトリックスのみ説明するが、もちろんCMYKの色版毎に異なるベクトル成分を持つディザマトリックスを用いても良い。また、本実施例においては、同じ閾値を持つ網点セルを周期的に繰り返し配置したディザマトリックスを用いているが、例えば、網点セル内の閾値がそれぞれ異なる複数種類の網点セルを組み合わせて十分な階調数を得るサブマトリックス等の手法を用いても良い。
[擬似高解像度変換処理]
次に、図14を用いて、本実施例における画像処理部102の擬似高解像度変換処理部109の動作について詳細に説明する。
図14は、本実施例における擬似高解像度変換処理を模式的に表した図である。
擬似高解像度変換処理部109は、記憶部108から読み出された画像データに擬似高解像度変換処理を施し、主走査方向に600dpiの解像度、副走査方向に400dpiの解像度を持つ画像データへと変換する。
図14(A)は、擬似高解像度変換処理における画像データ1001と処理矩形1403との関係を示す図である。図14(A)は、擬似高解像度変換処理部109に入力される1200dpiの画像データ1001と、注目画素1402を中心とした15画素からなる処理矩形1403との関係を示している。擬似高解像度変換処理は、処理矩形1403を移しながらリサンプリングを行い、その領域内で積和演算することによって行われる。本実施例における擬似高解像度変換処理は、主走査方向の解像度を1200dpiから600dpiに、副走査方向の解像度を1200dpiから400dpiに変換するものである。そのため、処理矩形1403は、1200dpiの画像データ1001に対し、主走査方向に2画素(1画素おき)、副走査方向に3画素(2画素おき)移動するリサンプリング位置1401に注目画素1402を移しながら順次処理を行う。このリサンプリング位置の間隔(以下、リサンプリング間隔)は、画像データ1001の主走査方向および副走査方向解像度の縮小率によって決定される。本実施例のように、主走査方向および副走査方向に1200dpiの解像度を持つ画像データを主走査方向600dpi、副走査方向400dpiに解像度変換する場合、リサンプリング間隔は、主走査方向に2(=1200/600)画素、副走査方向に3(1200/400)画素となる。
図14(B)は、積和演算の処理矩形を、図14(C)は、積和演算に用いる積和演算係数を示す図である。前述のように処理矩形1403は、注目画素1402を中心とした計15画素で構成される。積和演算係数1404は、処理矩形1403を構成する各15画素に対応した15個の係数aを持つ。注目画素1402の座標を(i,j)とし、画素の値をI(i,j)とすると、積和演算の結果OUTは式(2)により求められる。
Figure 0005979963
すなわち、画素の値I(i,j)は0もしくは1であるから、処理矩形1403の各画素と、その座標に対応した積和演算係数1404との積を15画素分合計し、15に正規化する。これによって、主走査方向の解像度を1200dpiから600dpiへ、副走査方向の解像度を1200dpiから400dpiへと変換しながら、画像データの階調数を2階調から16階調へと16値化することが出来る。
図14(D)は、本実施例における積和演算係数の一例であり、例えば1404に示す積和演算係数を用いて積和演算を行うことで、スポット多重化の効果が得られ、画像データの解像度よりも擬似的に高い印刷解像度で印刷を行うことが出来る。
次に、図8、図12を用いて、リサンプリング本実施例における1200dpiのディザマトリックスのベクトルについて詳細に説明する。
詳細は後述するが、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔が「2」「3」である本実施例において、S903でセットされるディザマトリックスは、次のベクトル条件を満たす。(1)ディザマトリックスの二つのベクトルu、vのそれぞれの副走査方向成分がともに副走査方向のリサンプリング間隔である「3」の倍数ではない。言い換えると、ベクトルu,vの副走査方向成分をリサンプリング間隔で除したときの剰余がともに「0」とならない。
なお、ディザマトリックス801のベクトル成分であるベクトルu(8,3)、v(−3,8)は、互いに等しい長さを持ち、且つ、互いに直交し、且つ、1つのベクトルの主走査方向成分と副走査方向成分の組が偶数と奇数の組み合わせである。
本実施例における擬似高解像度変換処理の副走査方向へのリサンプリング間隔は「3」であり、ディザマトリックス801の第一のべクトルuの副走査方向の成分は「3」であるから、その剰余は「0」となる。また、ディザマトリックス801の第二のべクトルvの副走査方向の成分は「8」であるから、その剰余は「2」となり、ディザマトリックス801は上記ベクトル条件を満たす。
次に、図8と図12、図15〜図17を用いて、1200dpiのディザマトリックスの二つのベクトル成分を本実施例におけるベクトル条件で限定した場合と、限定していない場合とで、擬似高解像度変換処理の結果がどのように変化するかを詳細に説明する。
図15は、本実施例のベクトル条件を満たすディザマトリックス801を用いてスクリーン処理を行った画像データ1201に本実施例における擬似高解像度変換処理を行った場合の結果の一例である。
図16は、本実施例ベクトル成分が本実施例のベクトル条件を満たさないディザマトリックスの一例である。また、図17は、ハーフトーン処理部107において、ディザマトリックス1601を用いてスクリーン処理を行った場合の結果の一例である。
図15の符号1501は、記憶部108から読み出した図12の1200dpiの画像データ1201に対して、本実施例における擬似高解像度変換処理を行い、主走査方向に600dpi、副走査方向に400dpiの解像度へ変換した画像データを示す。図12の画像データ1201は、前述の通り、一様の画素の値を持った一面の画像データに対してディザマトリックス801を用いてスクリーン処理を行い、記憶部108から読み出した1200dpiの画像データである。画像データ1501には、乗り換えポイント1203より左の領域に4種類の網点1502〜1506が周期的に繰り返し配置されており、また、乗り換えポイント1203より右の領域にも同じ網点1502〜1506が周期的に繰り返し配置されていることがわかる。図15には全てを図示できていないが、ディザマトリックス801を用いた場合、擬似高解像度変換処理を行った画像データには全部で6種類の網点が発生し、乗り換えポイント1303を境にしても発生する網点のパターンは変わらない。
図17(A)の符号1701は、一様の画素の値を持った一面の画像データに対してディザマトリックス1601を用いてスクリーン処理を行い、記憶部108から読み出した1200dpiの画像データである。画像データ1701は、乗り換えポイント1703を境に、副走査方向で下方向に画像データを1画素分ずらされた状態である。画像データ1701は、一様の画素の値を持った連続階調の画像データをスクリーン処理によって面積階調の画像データへと変換したものであるため、網点1702が周期的に繰り返し配置されている。なお、図16に示すディザマトリックス1601は、網点セル1602がベクトル成分に従って繰り返し配置されており、網点の周期を表す二つのベクトルは、u(9,3)とv(−3,9)である。ディザマトリックス1601は、第一のベクトルuの副走査方向の成分が「3」であり、本実施例における擬似高解像度変換処理の副走査方向へのリサンプリング間隔は「3」であるから、副走査方向の成分をリサンプリング間隔で除した剰余は「0」となる。また、ディザマトリックス1601の第二のベクトルvの副走査方向の成分は「9」であり、副走査方向の成分をリサンプリング間隔で除した剰余も同じく「0」となる。したがって、ディザマトリックス1601は本実施例のベクトル条件を満たさない。
図17(B)の1704は、記憶部108から読み出した1200dpiの画像データ1701に対して、擬似高解像度変換処理を行い、主走査方向へ600dpi、副走査方向へ400dpiの解像度に変換した画像データである。画像データ1704には、乗り換えポイント1703より左の領域に2種類の網点1705と1706が周期的に繰り返し配置されている。また、乗り換えポイント1703より右の領域にはそれらと異なる2種類の網点1707と1708が周期的に繰り返し配置されていることがわかる。
画像データ1501においては、乗り換えポイントを境に出現する網点のパターンが変わらないが、一方で、画像データ1704においては、乗り換えポイントを境に出現する網点のパターンが異なってしまう。スクリーン処理前の画像データは一様に同じ画素の値を持っていたにも関わらず、画像データ1704では網点のパターンが異なるため、画像形成部101において記録媒体上に形成される多色トナー像も乗り換えポイントを境界とした左右の領域で異なる結果となってしまう。これによって、記録媒体上には、乗り換えポイントを境界として左右の領域で異なる濃度や色味で再現され、色ムラが生じることで画質が低下してしまう。
一方で、本実施例のベクトル条件を満たすディザマトリックスを用いた画像データ1504では、出現する網点のパターンが変わらないため、網点のパターンが異なって色ムラが生じることによる画質低下が抑制される。
以上説明したように、本実施例によれば、擬似高解像度変換処理を行う際のディザマトリックスの二つのベクトルの副走査方向の成分を、副走査方向のリサンプリング間隔で除した剰余がともに「0」とならない組み合わせに限定する。これによって、主走査および副走査方向に異なる解像度で駆動する画像形成装置において、レーザービームの走査線の曲りを高い解像度で補正しても安定した網点の再現を行うことが出来る。さらには、高い解像度で乗り換え処理を行うため、乗り換えポイントで生じる画素段差を、低解像度で乗り換え処理を行った場合よりも小さくすることが出来、画素段差を目立たせなくすることができる。
(実施例3)
実施例1では、主走査方向および副走査方向のサンプリング間隔がともに「2」である場合について説明した。実施例2では、主走査方向および副走査方向のサンプリング間隔が「2」「3」である場合について説明した。本実施例では、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔をP、Qとして一般化した場合について、説明する。なお、本実施例を実現する画像処理装置は、特に説明がない限り、実施例1と同様の構成をとる。
<ベクトル条件の一般化>
リサンプリング間隔は、前述の通り、擬似高解像度処理での主走査方向および副走査方向の解像度の縮小率によって決定される。すなわち、変換前の主走査方向および副走査方向の解像度がM1[dpi]およびN1[dpi]である画像が、M2[dpi]およびN2[dpi]の画像に縮小される場合、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔P、Qは、以下のようになる。
Figure 0005979963
ただし、解像度M1およびM2は、リサンプリング間隔Pが自然数となるような解像度である。また解像度N1およびN2も同様である。
ここで、図18を用いて、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔がP画素、Q画素であり、ディザマトリックスの2つのベクトルu、vのベクトル成分が(x1画素、y1画素)、(x2画素、y2画素)である場合のベクトル条件について説明する。なお、リサンプリング間隔P、Qはともに自然数であり、ベクトル成分x1、y1、x2、y2は整数である。図18は、副走査方向(下方向)に1画素乗り換えた場合の、2つのベクトルu、vで決定される網点セルの並びを示す図である。
図18からわかるように、網点セルの位置を示す網点位置C1の座標を(0,0)とした場合、m個のベクトルuとn個のベクトルvの先にある網点位置C2の座標は(nx1+mx2、ny1+my2+1)となる。乗り換え処理後の画像データに擬似高解像度変換処理を施した後、乗り換えポイントを境とした左右の領域に出現する低解像度の網点のパターンが変化しない条件は、リサンプリング位置および網点セルの位置が周期的であることを考慮すると、次の通りである。乗り換え処理後の画像データにおいて、リサンプリング位置にある網点セルが乗り換えポイントを境とした左右の領域に存在することである。すなわちこれがベクトル条件である。
したがって、ディザマトリックスのベクトル成分x1、y1、x2、y2が、以下の合同式を満たす整数n、mを少なくとも1組存在させるものであれば、ディザマトリックスはベクトル条件を満たすことになる。なお、以下の合同式でn倍されているのはディザマトリックスのベクトル成分x1およびy1であり、m倍されているのはディザマトリックスのベクトル成分x2およびy2である。
Figure 0005979963
なお上記の下方向の乗り換え処理を行う場合のベクトル条件を満たすディザマトリックスは、上方向に1画素分乗り換える場合のベクトル条件を満たす。これは、上記のベクトル条件中の整数n、mを、−n、−mで置き換えると、下方向に乗り換える場合のベクトル条件が満たされていることからわかる。したがって、上記のベクトル条件を満たすディザマトリックスは、乗り換え処理後に擬似高解像度変換処理を施した場合に、乗り換えポイントを境とした左右の領域に出現する低解像度の網点のパターンは変化しないため、色ムラの発生が抑制される。
(その他の実施例)
本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。また本発明の目的は、前述の実施例の機能を実現するプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明には、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた場合についても、本発明は適用される。その場合、書き込まれたプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される。

Claims (18)

  1. ディザマトリックスを用いたハーフトーン処理を、第1の解像度の画像データに対して行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて定まる主走査方向の補正位置で、画素を副走査方向にずらす補正手段と、
    画像データの解像度を前記第1の解像度から前記第1の解像度よりも低い第2の解像度に変換する解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度の変換された前記ハーフトーン処理で生成された網点を含む画像データを生成する解像度変換手段と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスを用いた前記ハーフトーン処理は、前記解像度変換処理後の画像データにおいて、前記補正位置を境とした主走査方向前後の領域内で同じ網点のパターンを出現させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数の画素にそれぞれ対応する複数の閾値を持つディザマトリックスを用いハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づい、画素を副走査方向にずらす処理を行う補正手段と、
    複数の画素の値を参照して解像度変換後の1画素の値を決める解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換手段と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスを用いた前記ハーフトーン処理によって、前記補正情報に基づいて定まる主走査方向の位置の前後にそれぞれ対応する、前記補正された画像データの2つの領域について、一方の領域における前記解像度変換処理で値が参照される複数の画素に対応する当該ディザマトリックスの閾値と、他方の領域における前記解像度変換処理で値が参照される複数の画素に対応する当該ディザマトリックスの閾値と、が等しくなる部分を含む画像データが生成されることを特徴とする画像処理装置。
  3. 前記ハーフトーン処理手段は、解像度が1200dpiの画像データに対してハーフトーン処理を行い、
    前記解像度変換手段は、前記解像度変換処理によって、解像度が600dpiの画像データを生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 受信した印刷データを前記画像データにラスタライズする際の解像度を指示する指示手段と、
    前記指示手段によって指示される解像度が第1の解像度であった場合、前記印刷データを第1の解像度でラスタライズすることで、第1の解像度の画像データを生成し、前記指示手段によって指示される解像度が前記第1の解像度より低い第2の解像度であった場合、前記印刷データを前記第2の解像度でラスタライズすることで、第2の解像度の画像データを生成する生成手段と、
    を有し、
    前記解像度変換手段は、前記生成手段によって生成された画像データの解像度が前記第1の解像度である場合、前記第1の解像度の画像データに対して前記解像度変換処理を行い、前記生成手段によって生成された画像データの解像度が前記第2の解像度である場合、前記第2の解像度の画像データに対して前記解像度変換処理を行わないことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記ディザマトリックスは二値のディザマトリックスであり、
    前記ハーフトーン処理手段は、前記生成手段によって生成された画像データの解像度が前記第1の解像度である場合、前記ディザマトリックスを用いたハーフトーン処理を行い、前記生成手段によって生成された画像データの解像度が前記第2の解像度である場合、前記ディザマトリックスとは異なる多値のディザマトリックスを用いたハーフトーン処理を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記第1の解像度は、1200dpiであり、前記第2の解像度は、600dpiであることを特徴とする請求項4または5に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像データは、プロセスカラーごとの色版の画像データを有し、
    前記ハーフトーン処理手段は、前記画像データのうち、前記プロセスカラーのうちシアン、マゼンタ、ブラックの色版の画像データに対して、前記ディザマトリックスを用いたハーフトーン処理を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  8. ディザマトリックスを用いて網点を生成するハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて画素を副走査方向にずらす補正手段と、
    副走査方向のリサンプリング間隔を2画素とした解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換手段と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスは、前記網点の配置を表す二つのベクトルの情報を有し、
    前記二つのベクトルは、
    (1)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が奇数と偶数であり、前記二つのベクトルのうち副走査方向成分が奇数であるベクトルの主走査方向成分が偶数であるか、または
    (2)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が奇数と偶数であり、前記二つのベクトルの主走査方向成分が共に奇数であるか、または
    (3)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が共に奇数であり、前記二つのベクトルの主走査方向成分が共に偶数であるか、または
    (4)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が共に奇数であり、前記二つのベクトルの主走査方向成分が奇数と偶数である、
    ことを特徴とする画像処理装置。
  9. ディザマトリックスを用いて網点を生成するハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて、画素を副走査方向にずらす補正手段と、
    主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔を2画素および3画素とした解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換手段と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスは、前記網点の配置を表す二つのベクトルの情報を有し、
    前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分は、前記副走査方向のリサンプリング間隔で除した場合にともに割り切れないことを特徴とする画像処理装置。
  10. ディザマトリックスを用いて網点を生成するハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理手段と、
    前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて、画素を副走査方向にずらす補正手段と、
    主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔をP画素およびQ画素とした解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換手段と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスは、前記網点の配置を表す二つのベクトルの情報を有し、
    前記二つのベクトルのうち一方の主走査方向成分および副走査方向成分は、x1画素およびy1画素であり、他方の主走査方向成分および副走査方向成分は、x2画素およびy2画素であり、
    前記二つのベクトルそれぞれの主走査方向成分および副走査方向成分は、合同式
    Figure 0005979963

    を満たす整数n、mを少なくとも1組存在させるものであることを特徴とする画像処理装置。
  11. 前記二つのベクトルは、互いに等しい長さを持ち、且つ、互いに直交し、且つ、ベクトルの主走査方向成分と副走査方向成分の組が偶数と奇数の組み合わせであることを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載の画像処理装置。
  12. ハーフトーン処理手段が、ディザマトリックスを用いたハーフトーン処理を、第1の解像度の画像データに対して行うハーフトーン処理工程と、
    補正手段が、前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて定まる主走査方向の補正位置で、画素を副走査方向にずらす補正工程と、
    解像度変換手段が、画像データの解像度を前記第1の解像度から前記第1の解像度よりも低い第2の解像度に変換する解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度の変換された前記ハーフトーン処理で生成された網点を含む画像データを生成する解像度変換手段と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスを用いた前記ハーフトーン処理は、前記解像度変換処理後の画像データにおいて、前記補正位置を境とした主走査方向前後の領域内で同じ網点のパターンを出現させることを特徴とする画像処理方法。
  13. ハーフトーン処理手段が、複数の画素にそれぞれ対応する複数の閾値が配置されたディザマトリックスを用いハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理工程と、
    補正手段が、前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づい、画素を副走査方向にずらす処理を行う補正工程と、
    解像度変換手段が、複数の画素の値を参照して解像度変換後の1画素の値を決める解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換工程と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスを用いた前記ハーフトーン処理によって、前記補正情報に基づいて定まる主走査方向の位置の前後にそれぞれ対応する、前記補正された画像データの2つの領域について、一方の領域における前記解像度変換処理で値が参照される複数の画素に対応する当該ディザマトリックスの閾値と、他方の領域における前記解像度変換処理で値が参照される複数の画素に対応する当該ディザマトリックスの閾値と、が等しくなる部分を含む画像データが生成されることを特徴とする画像処理方法。
  14. ハーフトーン処理手段が、ディザマトリックスを用いて網点を生成するハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理工程と、
    補正手段が、前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて画素を副走査方向にずらす補正工程と、
    解像度変換手段が、副走査方向のリサンプリング間隔を2画素とした解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換工程と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスは、前記網点の配置を表す二つのベクトルの情報を有し、
    前記二つのベクトルは、
    (1)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が奇数と偶数であり、前記二つのベクトルのうち副走査方向成分が奇数であるベクトルの主走査方向成分が偶数であるか、または
    (2)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が奇数と偶数であり、前記二つのベクトルの主走査方向成分が共に奇数であるか、または
    (3)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が共に奇数であり、前記二つのベクトルの主走査方向成分が共に偶数であるか、または
    (4)前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分が共に奇数であり、前記二つのベクトルの主走査方向成分が奇数と偶数である、
    ことを特徴とする画像処理方法。
  15. ハーフトーン処理手段が、ディザマトリックスを用いて網点を生成するハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理工程と、
    補正手段が、前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて、画素を副走査方向にずらす補正工程と、
    解像度変換手段が、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔を2画素および3画素とした解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換工程と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスは、前記網点の配置を表す二つのベクトルの情報を有し、
    前記二つのベクトルそれぞれの副走査方向成分は、前記副走査方向のリサンプリング間隔で除した場合にともに割り切れないことを特徴とする画像処理方法。
  16. ハーフトーン処理手段が、ディザマトリックスを用いて網点を生成するハーフトーン処理を、画像データに対して行うハーフトーン処理工程と、
    補正手段が、前記ハーフトーン処理の行われた画像データに対して、前記画像データに応じた画像を形成する走査線の曲がりに起因する歪みを補正するための補正情報に基づいて、画素を副走査方向にずらす補正工程と、
    解像度変換手段が、主走査方向および副走査方向のリサンプリング間隔をP画素およびQ画素とした解像度変換処理を、前記補正された画像データに対して行うことで、解像度を変換した画像データを生成する解像度変換工程と、
    を有し、
    前記ディザマトリックスは、前記網点の配置を表す二つのベクトルの情報を有し、
    前記二つのベクトルのうち一方の主走査方向成分および副走査方向成分は、x1画素およびy1画素であり、他方の主走査方向成分および副走査方向成分は、x2画素およびy2画素であり、
    前記二つのベクトルそれぞれの主走査方向成分および副走査方向成分は、合同式
    Figure 0005979963

    を満たす整数n、mを少なくとも1組存在させるものであることを特徴とする画像処理方法。
  17. 前記二つのベクトルは、互いに等しい長さを持ち、且つ、互いに直交し、且つ、ベクトルの主走査方向成分と副走査方向成分の組が偶数と奇数の組み合わせであることを特徴とする請求項14乃至16の何れか1項に記載の画像処理装置。
  18. 請求項12乃至17の何れか1項に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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