JP4923685B2 - 画像形成装置およびその動作制御方法 - Google Patents
画像形成装置およびその動作制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4923685B2 JP4923685B2 JP2006105541A JP2006105541A JP4923685B2 JP 4923685 B2 JP4923685 B2 JP 4923685B2 JP 2006105541 A JP2006105541 A JP 2006105541A JP 2006105541 A JP2006105541 A JP 2006105541A JP 4923685 B2 JP4923685 B2 JP 4923685B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- scanning
- resolution
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimile Heads (AREA)
Description
しかしながら、プロセススピードやポリゴンモータの回転速度を変更する従来技術の場合、ポリゴンモータの回転数を大幅に変更すると、それぞれの回転数で安定的に動作させることが難しいという問題があった。例えば、解像度600dpi、ポリゴンモータの回転数が20000rpmのプリンタで、解像度2400dpiの出力を実現しようとする場合を考える。この場合、プリンタを同じプロセススピードで動作させるためには、ポリゴンモータの回転数を4倍の80000rpmとすることが必要になる。これほど大きく回転数が異なる場合、通常、どちらの回転数でも安定した動作を実現することは困難である。
本実施形態は、画像形成装置において、出力対象のラスタ画像と共にこのラスタ画像の解像度情報を入力し、この解像度情報に基づいて装置の出力解像度を制御する。具体的な制御方法としては、複数の発光点を有する光源を備えた光学系、例えばマルチビーム走査光学系を用い、走査に使用するビームの本数を適宜設定すると共に、副走査方向の走査間隔を調整する。そして、これらの組合せによって、出力解像度の柔軟かつ詳細な制御を実現する。画像出力の動作において、プロセススピードは変更しない。また、本実施形態は、ビームの本数と走査間隔の制御に加えて、走査に使用するビームのうち、所定の複数のビームを同じ画像信号により変調させるパッキングや、画像処理による画素の追加または間引きによる解像度制御の手法を適宜併用し、さらにきめ細かい制御を可能とする。なお、主走査方向における出力解像度の制御は、感光体への露光タイミングを制御する書き込みクロック信号のクロック周波数を変更することによって制御する。
この画像形成装置は、電子写真方式を採用した、いわゆるタンデム型のデジタルカラー機である。図1に示すように、この画像形成装置は、画像を形成する画像形成ユニット10、印字機能(印字機能)として、画像形成ユニット10の感光体ドラム11に対して静電潜像を形成する露光装置13、感光体ドラム11に担持されたトナー像を重畳して担持する中間転写体としての転写ベルト21を備えている。画像形成ユニット10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色に対応させて設けられている。以下、これらを区別する必要がある場合には、画像形成ユニット10Y、10M、10C、10Kと表記するが、区別する必要がない場合には、単に画像形成ユニット10と表記する。また、転写ベルト21の内側で、各画像形成ユニット10の感光体ドラム11に対向する位置には、転写ベルト21上に画像を担持するための一次転写ロール23が設けられている。さらに、転写ベルト21に担持されたトナー像を用紙に転写するいわゆる二次転写位置には、二次転写ロール24と、転写ベルト21の内側に設けられる対向ロール25とが配置されている。さらに、記録媒体である用紙を収容する給紙カセット27と、転写された用紙を定着するための定着器28とを備えている。また、画像形成装置は、レジストレーションコントロールの対象となるずれ(以下、レジずれ)に対する補正のための画像処理を行う制御装置30と、転写ベルト21の所定領域に形成されたレジずれ制御用パターンを読み取るレジずれセンサ40とを備えている。なお、ここでいうレジずれには、各色で形成される画像の位置のずれだけでなく、画像サイズのずれをも含む。
本実施形態では、露光装置13に、例えば図2に示すような面発光レーザーデバイス50が設けられている。図示の面発光レーザーデバイス50は、1つのデバイスに、露光手段(発光点)として、4×4の配列(配置形状)でLD1〜LD16の計16個のレーザーダイオード(LD)51が設けられている。そして、この16個のレーザーダイオード51によって、16本のマルチビームにより16本の走査線を同時に走査することができる。
図3に示すように、制御装置30は、画像生成装置60からラスタ画像およびその解像度を示す解像度情報を入力し、書き込み信号を露光装置13に供給すると共に、露光装置13の動作制御を行う。画像生成装置60は、ネットワークを介して画像形成装置に接続されたパーソナルコンピュータ等の外部装置であり、ページ記述言語で記述されたデータからラスタ画像を生成するデータ変換部61と、生成されたラスタ画像を解析して解像度情報を抽出する画像解像度判別部62とを備える。なお、画像生成装置60の機能を外部装置により提供するのではなく制御装置30の機能として実現することも可能である。露光装置13は、例えば図2に示したレーザーデバイス50により実現される光源群14と、光源群14の発光を制御するレーザー駆動回路15とを備える。
遅延調整部34は、ラインバッファメモリ33から出力されたデータを受信し、位相差調整(ビットシフト)を行って、変調信号を露光装置13へ送信する。
図4は、走査に使用するビームの本数および副走査方向の走査間隔の設定と、副走査方向の走査線ピッチとの関係を説明する図である。
図4には、露光装置13として走査線6本を同時に走査可能なマルチビーム走査光学系を用い、走査に使用するビームの本数を、2本、3本、4本、5本、6本とした例が示されている。各ビームの間隔は、52.92μmとする。また、使用するビームの本数に応じて、飛び越し走査を行い、高い出力解像度を実現している。
図7を参照すると、まず、制御装置30が画像生成装置60からラスタ画像とその解像度情報とを入力し(ステップ701)、解像度設定条件決定部35が、入力された解像度情報に基づいて解像度設定条件を決定する(ステップ702)。決定された解像度設定条件は、駆動制御部36、パッキング処理部32、補正量計算部37およびタイミング信号発生部38に送られる。
なお、上記の動作例では、露光装置13の駆動制御とパッキング処理によって設定される出力解像度が、入力されたラスタ画像の解像度と一致していない場合は、ステップ705で画像処理による解像度の変更を行うこととした。しかしながら、二値画像の解像度を画像処理によって変更すると、画像に歪みが生じ、画質を低下させる場合がある。そして、画像の出力目的によっては、出力解像度がラスタ画像の解像度と一致しないことによる不都合(画像の一部が欠ける、余白が生じる等)よりも、画像処理による画質の低下を嫌う場合がある。そこで、所定のユーザインターフェイスを設けて、画像処理によるラスタ画像の解像度の変更は行わないように設定することも可能である。この場合、露光装置13の駆動制御とパッキング処理のみではラスタ画像の解像度に一致させられないとしても、そのまま出力されることとなる。
また、本実施形態では、パッキング処理を画像処理として実現したが、露光装置13をハードウェア的に直接制御し、隣接する一定個数の光源を、同一の変調信号により発光させるようにしても良い。
Claims (8)
- 電子写真方式で画像を形成する画像形成装置であって、
複数の発光点を有し、感光体上の複数の走査線を一括走査する露光部と、
出力対象である画像の解像度情報に基づいて、前記露光部における走査に使用する発光点の数および副走査方向の走査間隔を設定し、当該画像の解像度を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記露光部における走査に使用する発光点の数と飛び越し走査により飛び越す走査線の本数とに基づいて、前記走査間隔の設定を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記露光部における走査に使用する発光点のうち、所定の複数の発光点を同じ画像信号により変調させるパッキング手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記パッキング手段は、画像処理により、前記出力対象の画像に対して、互いに隣接する一定個数の画素からなる画素ブロックごとに当該画素ブロック内の画素を単一の値に変換するデータ処理部であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 画像処理により前記出力対象の画像のサイズを拡大または縮小することで、当該画像の解像度を変更する画像処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記画像処理部は、レジストレーションコントロールにより前記画像に対して追加または削除される画素数と、当該画像のサイズの拡大または縮小のために追加または削除される画素数とを加算し、算出された値に基づいて画素を追加または削除することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- マルチビーム走査光学系を備えた画像形成装置の動作制御方法であって、
出力対象である画像の解像度情報に基づいて、露光装置が走査に使用するビームの本数を設定し、当該ビームの本数と飛び越し走査により飛び越す走査線の本数とに基づいて副走査方向の走査間隔を設定するステップと、
前記ステップにおいて設定された情報に基づいて特定される出力解像度に対応する書き込みクロック信号を生成するステップと、
前記書き込みクロック信号で前記画像に基づく変調信号を前記露光装置に供給し、かつ前記設定された情報に基づいて当該露光装置を駆動制御するステップと
を含むことを特徴とする画像形成装置の動作制御方法。 - 出力対象である前記画像に対して、互いに隣接する一定個数の画素からなる画素ブロックごとに当該画素ブロック内の画素を単一の値に変換するステップをさらに含み、
前記画像に基づく変調信号を前記露光装置に供給する際に、変換された画像に基づく変調信号を供給することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の動作制御方法。 - 画像処理により出力対象である前記画像のサイズを拡大または縮小することで、当該画像の解像度を変更するステップをさらに含み、
前記画像に基づく変調信号を前記露光装置に供給する際に、解像度が変更された画像に
基づく変調信号を供給することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置の動作制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006105541A JP4923685B2 (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | 画像形成装置およびその動作制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006105541A JP4923685B2 (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | 画像形成装置およびその動作制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007276266A JP2007276266A (ja) | 2007-10-25 |
JP4923685B2 true JP4923685B2 (ja) | 2012-04-25 |
Family
ID=38678248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006105541A Expired - Fee Related JP4923685B2 (ja) | 2006-04-06 | 2006-04-06 | 画像形成装置およびその動作制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4923685B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5417913B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2014-02-19 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP6142696B2 (ja) * | 2013-06-28 | 2017-06-07 | カシオ電子工業株式会社 | 印刷装置、異常判定方法及びプログラム |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3333832B2 (ja) * | 1991-08-26 | 2002-10-15 | 富士ゼロックス株式会社 | マルチビーム走査光学系 |
JPH0568162A (ja) * | 1991-09-09 | 1993-03-19 | Ricoh Co Ltd | プリンター |
JPH10126610A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置 |
JPH11342645A (ja) * | 1998-06-01 | 1999-12-14 | Canon Inc | 画像形成装置及びその制御方法、画像制御装置及びその制御方法、画像表示装置及びその制御方法、記憶媒体 |
JP2000094746A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-04 | Minolta Co Ltd | マルチビーム型画像記録装置 |
JP2003266757A (ja) * | 2002-03-13 | 2003-09-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2005103928A (ja) * | 2003-09-30 | 2005-04-21 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4386339B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2009-12-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置および画像形成方法 |
JP2006054516A (ja) * | 2004-08-09 | 2006-02-23 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像処理装置及び画像補正方法 |
-
2006
- 2006-04-06 JP JP2006105541A patent/JP4923685B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007276266A (ja) | 2007-10-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4525403B2 (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
JP5162829B2 (ja) | 画像形成装置およびその画像処理方法 | |
JP4569332B2 (ja) | 画像形成装置およびその制御方法 | |
JP5629975B2 (ja) | 画像形成装置及び光走査制御プログラム | |
JP2006123391A (ja) | 画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP4804082B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20170017177A1 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP2002337391A (ja) | 画像形成装置 | |
US6281922B1 (en) | Image forming apparatus | |
US8199376B2 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP4622850B2 (ja) | 画像形成装置および画像処理方法 | |
JP5515893B2 (ja) | 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 | |
JP6201557B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5151912B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP4923685B2 (ja) | 画像形成装置およびその動作制御方法 | |
JP5422873B2 (ja) | 画像形成装置およびレーザ光量制御装置 | |
US7088381B2 (en) | Image forming apparatus and method of controlling the image forming apparatus | |
JP5332777B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム | |
JP4479467B2 (ja) | 画像形成装置、および画像形成方法 | |
JP2008302621A (ja) | 画像形成装置および画像形成装置制御プログラム | |
JP5978809B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5773040B2 (ja) | 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 | |
JP7293760B2 (ja) | 画像形成装置及び位置ずれ補正方法 | |
JP5621448B2 (ja) | 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 | |
JP2007283558A (ja) | 画像形成装置およびその動作制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120110 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120123 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |