JP5448350B2 - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムに関する。具体的には、レーザビームの曲がり成分や機構的な傾き成分をデジタル補正する画像形成装置、画像形成方法、およびプログラムに関する。
いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置における各色間の色ずれを補正するために、特許文献1に開示されるように、レジストレーション補正(レジ補正)用パターン画像を中間転写ベルト上に形成し、それをイメージセンサで読み取る方法が取れている。このような方法では、読み取りによって得られた各色間のずれ量を、各色の画像形成処理にフィードバックすることで、各色の色ずれが補正される。
他方、例えば、特許文献2に開示される技術を応用することで、電子写真系の画像形成装置において、レーザスキャナ調整の工程を削減し、レーザビームの曲がり成分をデジタル補正することでコストダウンする方法が知られている。
例えば、走査線の副走査方向のデジタル補正では、予め得られているレーザビームの曲がり成分に基づいて、曲がり量が相殺できるようにラインを、適宜乗り換えて画像が形成される。ここで、ラインとは、主走査方向に配列されている画素の集合である。
詳しく書くと、例えば主走査位置xに対してレーザビームの曲がり成分がf(x)で表されるとき、f(x)を四捨五入した値yから得られる数−yをライン乗り換え量とし、ライン乗り換え量が等しい区間xiからxjのデータをすべて−yライン分シフトする。これをすべての画像領域に適用すれば、レーザビームの曲がり成分は相殺されて、原画を再現することできる。
さらに別の技術として、上記の各色の色ずれ補正と、デジタル補正処理とを組み合わせて、レーザビームの曲がり成分以外の機構的な傾き成分も合わせてデジタル補正する方法がある。
この場合、各色の色ずれ補正の許容量と、機構的な傾き成分によるライン乗り換え量とが、非常に似かよっている場合が多い。すなわち、レジストレーション補正用パターン画像を、機構的な傾き成分を考慮せずに形成した場合、形成されたパターン画像が色ずれ量の測定範囲を超えてしまう可能性がある。このような場合には、色ずれを補正できなくなる。
このような場合に、補正のための色ずれ量測定および演算処理を工夫すれば、補正が可能になるかもしれないが、処理そのものが複雑になったり、いくつもの例外処理が必要になったりする。これを回避するには、レジストレーション補正用パターン画像も、レーザビームの曲がり成分と機構的な傾き成分を考慮して、上記のラインの乗り換え処理を含むデジタル補正を施して中間転写ベルト上などに形成するのが望ましい。
特許第2633877号公報 特許第3388193号公報
しかしながら、従来技術のように、レーザビームの曲がり成分以外の機構的な傾き成分も合わせてデジタル補正する場合、レーザビームの曲がり成分は常に一定であるのに対して、機構的な傾き成分は、可変のデータである。レーザビームの曲がり成分は、レーザスキャナユニットのカラー画像形成装置への取り付け位置に依存するために、固定のデータである。
よって、色ずれ量測定を行う際のレジストレーション補正用パターン画像の形成に関して以下のような処理を行なわなければならない。すなわち、常に最新の機構的な傾き成分をレジストレーション補正用パターン画像に適用し画像生成を行い、その機構的な傾き成分の補正を含んだレジストレーション補正用パターン画像を用いて、色ずれ量測定を行わなければならない。
色ずれ量測定を行う際のレジストレーション補正用パターン画像の形成に関して、機構的な傾き成分を考慮せず、レーザビームの曲がり成分のような固定の値分だけを補正すればよいのであれば、以下のような処理を行なえばよい。すなわち、レーザビームの曲がり成分を固定して、レジストレーション補正用パターン画像による色ずれ量測定を行えばよい。この場合には、レジストレーション補正用パターン画像は、あらかじめわかっているレーザビームの曲がり成分を相殺するようなライン乗り換え処理を施した固定の画像データを利用すればよい。
しかし、常に最新の機構的な傾き成分を、色ずれ量測定の度にレジストレーション補正用パターン画像に適用するには、以下のように処理しなければならない。すなわち、レジストレーション補正用パターン画像を、固定の画像データとせず、色ずれ量測定の度にレジストレーション補正用パターン画像を更新しなければならない。
一方、最近の画像形成装置は、ハード的なコストを抑えるために、画像生成に関わる処理をすべてローカルPC側で行う印刷処理システムが知られている。
このような画像形成装置では、ローカルPC上で画像形成を行うので、ローカルPCがなければ画像形成ができないといった問題がある。
また、画像生成をローカルPC上で行うシステムにおいて、何らかの要因で色ずれ量測定に失敗し、再度レジストレーション補正用画像パターン画像を生成しなおす場合、以下のような問題が生じる。すなわち、ローカルPC上で、レーザビームの曲がり成分や機構的な傾き成分を考慮して処理を行うとエラー処理が複雑になってしまう。
また、再度測定を行う為に、前回色ずれ量測定に失敗したレジストレーション補正用画像パターン画像を用いても、また失敗する可能性がある、といった問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ローカルPCが接続された印刷システムであっても、機構的な傾き成分も考慮した色ずれ補正処理を行えるようにすることを目的とする。
また、印刷装置上で何らかの問題が発生し色ずれ補正処理に失敗した場合であっても、再測定においては失敗しない確率の高い方法、および、処理が複雑にならない再測定の方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、レジストレーション補正処理を行う画像形成装置であって、前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを補正する乗り換え処理のために用いられる、レジストレーション補正処理を行うことによって更新される第1の曲がり情報と、前記第1の曲がり情報と異なる第2の曲がり情報と、を保持する保持手段と、前記第1の曲がり情報を用いたレジストレーション補正処理の実行要求を、レジストレーション補正処理で用いられる測定用パターン画像を生成する画像生成手段に伝える要求手段と、前記画像生成手段に前記第1の曲がり情報を通知する通知手段と、前記第1の曲がり情報に基づいて求まる副走査方向の位置に測定用パターン画像の画素が副走査方向にずらされることになる前記乗り換え処理が前記画像生成手段において行われた補正後の測定用パターン画像を、前記画像生成手段から受信する受信手段と、ジストレーション補正処理を行うべく、前記受信手段により受信した補正後の測定用パターン画像を形成し、該形成された補正後の測定用パターン画像の形成位置の副走査方向に関する基準からのずれ量を測定する測定処理手段と、前記測定処理手段で測定された前記ずれ量が所定の閾値範囲を超えているかを判定する判定手段と、前記判定手段によって前記ずれ量が所定の閾値範囲を超えていないと判定された場合に、前記ずれ量を用いて、前記保持手段で保持されている前記第1の曲がり情報を更新する更新手段と、を有し、前記第1の曲がり情報は、前記画像形成装置のレーザビームの曲がり成分と前記画像形成装置における機構的な傾き成分とを含前記第2の曲がり情報は、前記画像形成装置のレーザビームの曲がり成分を含んで前記画像形成装置における機構的な傾き成分を含まず、前記判定手段によって前記ずれ量が前記所定の閾値範囲を超えていると判定された場合に、再度レジストレーション補正処理を行うべく、前記要求手段は、前記第2の曲がり情報を用いたレジストレーション補正処理の実行要求を前記画像生成手段に伝え、前記通知手段は、前記画像生成手段に前記第2の曲がり情報を通知し、前記受信手段、前記第2の曲がり情報に基づいて求まる副走査方向の位置に測定用パターン画像の画素が副走査方向にずらされることになる前記乗り換え処理が前記画像生成手段において行われた補正後の測定用パターン画像を前記画像生成手段から受信することを特徴とする。
本発明によれば、レジストレーション補正用パターン画像の生成や動的にデジタル補正する処理を画像形成装置外の情報処理装置上で行うことで、限られたリソースしか具備しない廉価なプリンタでも、デジタル補正処理が実現できる。
また、色ずれ補正処理にて、ズレ量が想定した範囲を超える等のエラーが発生した場合でも、再度調整処理(リトライ)を行う場合には、レーザビームの曲がり成分を元に処理を行うので、補正が正しく行える確率が上昇する。
また、再度調整処理(リトライ)を行う場合には、画像形成装置外の情報処理装置側へ通知する曲がり情報を変化させるだけなので、画像形成装置外の情報処理装置側はエラー発生における特別な処理が必要ない。
<実施形態>
以下の実施形態の説明において、レジストレーション補正(レジ補正)とは、「色ずれの補正」を意味する。
図1は、本発明の実施形態における画像形成装置の利用環境を示す概略図である。
本実施形態におけるプリンタ1000は、USBケーブル6000を介してローカルPC2000と接続される。プリンタ1000は、またネットワーク接続機能を有し、ネットワーク7000を介してNTPサーバ3000や、クライアント1のPC4000、クライアント2のPC5000などと通信することも可能である。
図2は、本発明の実施形態における図1に記載のプリンタ1000を示すブロック図である。
また、図3は、本発明の実施形態における図1に記載のローカルPC2000またはクライアント1のPC4000で情報処理のために動作するソフトウェアの構成を、ローカルPC2000を代表にして示したブロック図である。
以下、図2および図3を使って、本実施形態におけるプリンタとその印刷動作の大まかな流れを説明する。
本実施形態におけるプリンタ1000は、図3に示されているように、主にコントローラ部1100、ネットワークインタフェースカード(以下NIC)1200、および、エンジン部1300からなる。
プリンタ1000は、印刷イメージのレンダリングや印刷制御が、ローカルPC2000、または、クライアント1のPC4000やクライアント2のPC5000などのコンピュータ上で動作することを前提に設計されている。より詳しく書くと、印刷イメージのレンダリングや印刷制御は、図3に記載されているドライバ2200やランゲージモニタ2300で実行される。このため、コントローラ部1100は、図2に示されているように、CPU1110、ASIC1120、SDRAM1130、EEPROM1140、USBコネクタ1150を有する。
図2に示されているように、CPU1110は、ROM1111やRAM1112と、エンジン部1300とのシリアル通信を行うためのシリアルコントローラ1113を内蔵している。
ここで、ROM1111やRAM1112は、レンダリングや印刷制御を自らが行うプリンタに比べて極めて少ない容量を有している。
ROM1111には、各種制御プログラムや各種初期値が格納されている。また、RAM1112には、ワークエリアのほか、コントローラ部1100が扱う画像データを除くデータを格納するための領域が用意される。RAM1112は、揮発性RAMであるため、電源がOFFされても保持しなければならない各種カウンタ値などの限られた情報は、EEPROM1140に格納される。
図2に示されているように、ASIC1120は、CPUインタフェース(I/F)1121、画像処理部1122、メモリコントローラ1123、USBコントローラ1124、NICコントローラ1125をひとつにまとめたパッケージである。
例えば、図3に示されているように、ローカルPC2000上のアプリケーション2100で印刷処理が実行されると、ドライバ2200が起動され、印刷用のイメージデータが生成される。
なお、本実施形態におけるプリンタ1000を含むシステムでは、図3に示されているように、アプリケーション2100による印刷に対する走査線の副走査方向のデジタル補正処理をドライバ2200において行う。
ドライバ2200で生成されたイメージデータは、ランゲージモニタ2300に渡される。ランゲージモニタ2300は、印刷を制御するための各種コマンドと生成されたイメージデータを予め定められたプロトコルに基づき、USBポートモニタ2500およびUSBケーブル6000を経由してプリンタ1000に転送する。
図2に示されているように、プリンタ1000では、転送されたコマンドやデータが、USBケーブル6000とUSBコネクタ1150を介してUSBコントローラ1124で受信される。CPU1110は、CPUインタフェース(I/F)1121 を介してUSBコントローラ1124の状態を常に監視している。
CPU1110は、もし、コマンドを受信したならば、コマンドに応じた処理を実行する。もし応答が必要なコマンドであれば、CPU1110は、CPUインタフェース(I/F)1121を介してUSBコントローラ1124を制御して、その応答ステータスデータをローカルPC2000に返送する。
図3に示されているように、返送されたステータスは、USBケーブル6000およびUSBポートモニタ2500を介してランゲージモニタ2300に渡され、その内容は、さらにステータスウィンドウ2400に通知される。ステータスウィンドウ2400は、通知されたステータスに応じて適宜プリンタや印刷の状況をローカルPC2000の表示部に表示する。
図2に示されているように、CPU1110はコントローラがレンダリングされた印刷イメージを転送するためのコマンドを受信したときは、USBコントローラ1124およびメモリコントローラ1123を制御する。そして、CPU1110は、コマンドに続くイメージデータをSDRAM1130に格納する。
図2および図3に示されているように、ある程度のイメージデータがSDRAM1130に格納されると、ランゲージモニタ2300は、エンジン部1300の起動要求コマンドを発行する。同コマンドをCPU1110が認識したならば、シリアルコントローラ1113を制御してエンジン部1300に起動の要求を通知する。エンジン部1300が正常に起動され、用紙の搬送が正しく行われたことが、シリアルコントローラ1113を介して通知されたならば、CPU1110は、メモリコントローラ1123および画像処理部1122を制御する。さらに、SDRAM1130に格納されたイメージデータをエンジン部1300が実際の印刷動作で必要とするビデオ信号に変換して、エンジン部1300に送出する。
ここで、図2に示されているように、エンジン部1300は、CPU1310、シリアルコントローラ1320、ビデオ(VIDEO)制御部1330、SDRAM1340、FLASH ROM1350、および、記録部1360を有する。CPU1310は、エンジン部全体の動作を制御する。ビデオ制御部1330は、コントローラ部1100から送られてくるビデオ信号を受ける。SDRAM1340は、ワークエリアや各種状態を示す値を保持するエリアを有する。FLASH ROM1350は、CPU1310で実行されるプログラムや参照される各種テーブル値、後述するスキャナによるレーザビームの曲がり成分などを格納する。記録部1360は、紙搬送系やトナー補給系、レーザビーム制御系、中間転写系、定着器系などからなる。
CPU1310は、コントローラ部1100から記録部1360の起動要求や用紙搬送要求を受けたならば、記録部1360を適宜制御し、必要に応じて状態をコントローラ部1100に通知する。もし画像形成が開始されたならば、ビデオ(VIDEO)制御部1330を制御して、コントローラ部1100から渡されたビデオ信号を記録部1360に供給して画像を形成させる。
本発明に係る色ずれを測定して補正するためのレジストレーション補正用パターン画像の補正の際に実行される、コントローラ部1100とエンジン部1300との間の制御は、基本的に上記と同様である。まず、図3のコントローラ部1100は、印刷する画像を表すビデオ信号の代わりにレジストレーション補正用パターン画像を表すビデオ信号を転送する。図3のエンジン部1300は、図2の記録部1360に用意されたレジストレーション補正用パターン画像の読み取りセンサで、上記ビデオ信号によって中間転写系に形成された上記パターン画像の各色のエッジを検出する。続けて、予め定められた基準色に対する他色の主走査および走査線の副走査のずれ量を演算して、その結果を図3のコントローラ部1100に返送する。本実施形態における画像形成装置では黒色を基準色とする。しかし、基準色は、本発明の本質に直接関係なく、どの色であっても良い。
なお、本実施形態におけるプリンタ1000を含むシステムでは、後述するように、レジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正処理をランゲージモニタ2300において行う。
一方、色ずれ補正に関する演算処理等の詳細は、公知の電子写真系エンジンと同様で、処理そのものは本発明の本質と関係が少ないため、より詳細な説明は割愛する。
また、図3に記載されているステータスウィンドウ2400は、印刷の一時停止やキャンセルといったユーザの操作要求を受けることが可能である。また、ステータスウィンドウ2400は、レジストレーション補正処理を任意に指示することが可能であり、その操作要求は適宜ランゲージモニタ2300に伝えられる。ランゲージモニタ2300は、伝えられた操作要求に応じたコマンドを上記定められたプロトコルに基づいてUSBポートモニタ2500およびUSBケーブル6000を経由してプリンタ1000に転送する。これにより、上記のごとくコントローラ部1100によって転送されたコマンドに応じた処理が実行される。
一方、NIC1200は、図2に記載されているように、CPU1210、コントローラ通信部1220、SDRAM1230、FLASH ROM1240、および、ネットワーク通信部1250を有する。CPU1210は、NIC全体の動作を制御する。コントローラ通信部1220は、コントローラ部1100との通信を制御する。SDRAM1230は、ワークエリアや各種状態を示す値を保持するエリアを有する。FLASH ROM1240は、CPU1210で実行されるプログラムや参照される各種テーブル値などを格納する。ネットワーク通信部1250は、TCP/IPに基づいたネットワーク通信全体を制御する。
図3のNIC1200の役割のひとつは、図1のクライアント1のPC4000やクライアント2のPC5000などと、コントローラ部1100との仲介を行うことである。各クライアントでは、ローカルPC2000上のドライバ2200やランゲージモニタ2300と全く同一のソフトウェアに加え、USBポートモニタ2500の代わりにネットワークポートモニタ2600が動作している。
図3のランゲージモニタ2300から発行される各種コマンドやイメージデータは、ネットワークポートモニタ2600およびネットワーク7000を介してNIC1200に伝えられる。
図2に示されているように、NIC1200がネットワーク通信部1250で受けたコマンドは、コントローラ通信部1220を制御することでコントローラ部1100に渡される。コントローラ部1100は、USBコントローラ1124と同じようにNICコントローラ1125も常に監視している。
コントローラ部1100は、受信したコマンドを処理し、必要に応じてNICコントローラ1125を介してステータスデータをNIC1200に返す。NIC1200は、コントローラ通信部1220で受け取ったステータスデータを、ネットワーク通信部1250を制御してコマンド発行元のクライアントに返送する。返送されたステータスは、図3のランゲージモニタ2300からステータスウィンドウ2400に渡され、適宜表示される。ネットワーク通信部1250を経由したイメージデータの処理は、ローカルPC2000からUSBコネクタ1150を経由して実行される場合と同様に行われる。
NIC1200のもうひとつの役割は、RFC−1305で公知のNTPに基づいてNTPサーバ3000にアクセスして時刻情報を取得し、さらにその内容をコントローラ部1100にコマンドとして伝えることである。NTPサーバ3000のアドレスは、NIC1200が実装しているウェブサーバ起動の設定することができる。設定されたアドレス情報は、FLASH ROM1240上に格納され、電源がOFFされても保持される。なお、TCP/IP制御やNTP処理は公知のもので本発明と直接関係ないため、より詳細な説明を割愛する。
図4は、図3記載のアプリケーション2100による印刷に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。
図3に記載されているコントローラ部1100は、エンジン部1300から、あるタイミングiに測定されたi番目の曲がり情報を予め取得し、図2に記載されているRAM1112上にキャッシュしておく。
尚、ここで、曲がり情報は、通常は図7に示すとおりスキャナによるレーザビームの曲がり成分と、転写用ベルトのズレ等による機構的な傾き成分との両方を含むものとする。
図4に示されているように、アプリケーション2100を使ってユーザが印刷を実行すると、OS上にドライバ2200がロードされ、アプリケーション2100からドライバ2200へ印刷要求が送られる。
次に、ドライバ2200は、印刷要求に基づいて、レンダリング処理を実行する。
続いて、ドライバ2200は、ランゲージモニタ2300を介して、コントローラ部1100にキャッシュされているi番目の曲がり情報を取得する。
ここで、本実施形態における曲がり情報に含まれているレーザビームの曲がり成分および機構的な傾き成分は、2次曲線(f(x)=ax2+bx+c)にフィッティングできるものとする。
次に、ドライバ2200は、曲がり情報から上記2次曲線を求め、続いて直線近似を行う。
本実施形態におけるレーザスキャナユニットは、主走査幅がA4短辺の210mmに対して走査線の副走査方向のレーザビームの曲がり成分および機構的な傾き成分f(x)は、図4による処理結果必ず1mm未満の範囲に収まるように生産されている。すなわち、走査線の副走査方向の誤差は用紙上に印刷されたとき目視では認識できない範囲に収まる。
さらにドライバ2200は、後述するように、直線近似の結果に基づいて、走査線の副走査方向に、ラインの乗り換え処理を行う。
走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理が完了した画像データは、ドライバ2200から、ランゲージモニタ2300およびコントローラ部1100を介して、エンジン部1300に転送される。
エンジン部1300は、図2および図3の説明の通り、ビデオ信号として供給された乗換え後の画像データを記録部1360で用紙上に形成する。
図5は、レジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。
ここでは、一例として、エンジン部1300に装着されている感光ドラム一体型のトナーカートリッジが交換された場合を説明する。
コントローラ部1100は、図4の説明と同様に、エンジン部1300から、あるタイミングiに測定されたi番目の曲がり情報を予め取得し、図2に記載されているRAM1112上にキャッシュしておく。
そして、トナーカートリッジが交換されると、エンジン部1300から、コントローラ部1100を介して、ランゲージモニタ2300に、曲がり測定の要求が通知される。
尚、ここではトナーカートリッジ交換された場合の例として説明する。ただし、これ以外にもエンジン部1300から環境の変化や印刷枚数、経過時間といった他の条件によるレーザビームの曲がり成分および機構的な傾き成分の測定要求があれば同様に処理されることは言うまでもない。また、ステータスウィンドウ2400によるプリンタ利用者であるユーザからのレーザビームの曲がり成分および機構的な傾き成分の測定要求があれば同様に処理されることは言うまでもない。
測定の要求を受けたランゲージモニタ2300は、コントローラ部1100にキャッシュされているi番目の曲がり情報を取得する。
続いて、ランゲージモニタ2300は、図4に記載されているドライバ2200と同様に、曲がり情報を2次曲線にフィッティングする。
さらに、ランゲージモニタ2300は、直線近似の処理を行う。
ランゲージモニタ2300は、予め用意されたレジストレーション補正用パターン画像の原画データを読み込み、直線近似結果を用いてレジストレーション補正用パターン画像の原画データについての走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を行う。
走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理が完了したレジストレーション補正用のパターン画像データは、ランゲージモニタ2300から、コントローラ部1100を介して、エンジン部1300に転送される。
エンジン部1300は、図2および図3の説明の通り、ビデオ信号として供給された乗換え後のパターン画像を記録部1360で中間転写系上に形成する。
続いて、エンジン部1300は、中間転写系に形成されたレジストレーション補正用パターン画像の各色のエッジを検出し、各色の曲がり量を演算して求める。さらに、求められた曲がり量を含む曲がり情報をコントローラ部1100に返送する。
コントローラ部1100では、返送された曲がり情報を、タイミングi+1に測定されたi+1番目の曲がり情報として、図2に記載されているRAM1112上にキャッシュする。このキャッシュされた曲がり情報を用いて、図4における印刷時のデジタル補正がおこなわれる。
図6は、図5に記載されているレジストレーション補正時の処理において、レジストレーション補正の処理に失敗した場合のレジ補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。
レジストレーション補正の処理に失敗するまでの処理は、図5に記載の処理と同様である。
エンジン部1300は、中間転写系に形成されたレジストレーション補正用パターン画像の各色のエッジを検出し、各色の曲がり量を演算して求める。このとき何らかの要因で曲がり量が想定している範囲よりも大きい場合は、以降の画像形成の際に正常に補正できない可能性がある。よって、エンジン部1300は、再度レジストレーション補正処理を実行するために再測定の要求をコントローラ部1100に通知する。
コントローラ部1100は、エンジン部1300よりレジストレーション補正処理失敗による再測定の要求の通知があると、以下の処理を行なう。すなわち、コントローラ部1100は、RAM1112上にキャッシュしている曲がり情報を更新するために、エンジン部1300より機構的な傾き成分の含まれないレーザビームの曲がり成分のみを取得し更新する。
以降、レジストレーション補正処理の再測定が要求された場合も、通常の処理と同様、ランゲージモニタ2300は、コントローラ部1100にキャッシュされているi番目の曲がり情報を取得する。以降の処理は、図5にて説明した処理と同様である。
図8、図9、図10は、図6に記載されているレジストレーション補正処理失敗時の処理を詳細に示したフローチャートである。
図8は、エンジン部1300の処理について記載し、図9は、コントローラ部1100の処理について記載している。また、図10は、ローカルPC2000の処理であるランゲージモニタ2300の処理について記載している。
まず、図8のステップS801で、エンジン部1300は、i番目の曲がり情報をコントローラ部1100に送信する。このi番目の曲がり情報には、図7に示すようにスキャナによるレーザビームの曲がり成分と、転写用ベルトのズレ等による機構的な傾き成分との両方が含まれている。
そして、図9のステップS901で、コントローラ部1100は、エンジン部1300より曲がり情報を受信すると、RAM1112に保持する。
次に、図8のステップS802で、トナーカートリッジ交換等の要因によりレジストレーション補正処理の要求が発生すると、エンジン部1300は、コントローラ部1100に対し、レジストレーション補正(レジ補正)の測定を要求する。
そして、図9のステップS902で、コントローラ部1100は、レジストレーション補正の測定の要求を受信する。
次に、図9のステップS903で、コントローラ部1100は、レジストレーション補正処理の要求があることをランゲージモニタ2300に通知する。そして、コントローラ部1100は、RAM1112に保持されているi番目の曲がり情報をローカルPC2000のランゲージモニタ2300に送信する。
ここで、図10を用いて、次に行われるローカルPC2000のモジュールであるランゲージモニタ2300の処理を説明する。
図10のステップS1001で、ランゲージモニタ2300は、レジストレーション補正(レジ補正)処理の要求を受信する。
次に、図10のステップS1002で、ランゲージモニタ2300は、コントローラ部1100より曲がり情報を受信する。
次に、図10のステップS1003で、ランゲージモニタ2300は、ステップS1002で受信された曲がり情報を元に2次曲線フィッティングを行う。
次に、図10のステップS1004で、ランゲージモニタ2300は、直線近似の処理を行う。
次に、図10のステップS1005で、ランゲージモニタ2300は、予め用意されたレジストレーション補正(レジ補正)測定用パターン画像の原画データを読み込み、直線近似結果を用いて走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理を行う。
次に、図10のステップS1006で、走査線の副走査方向へのラインの乗り換え処理が完了したレジストレーション補正(レジ補正)測定用パターン画像は、ランゲージモニタ2300から、コントローラ部1100へ送信される。
次に、図9のステップS904で、コントローラ部1100は、ランゲージモニタ2300から通知されたレジストレーション補正(レジ補正)用パターン画像を受信する。
次に、図9のステップS905で、コントローラ部1100は、レジストレーション補正用パターン画像を、エンジン部1300へ転送する。
そして、図8のステップS803で、エンジン部1300は、コントローラ部1100よりレジストレーション補正用パターン画像データを受信する。
次に、図8のステップS804で、エンジン部1300は、レジストレーション補正処理を実行する。
具体的にはコントローラ部から受信したレジストレーション補正用パターン画像を表すビデオ信号を用い画像を形成する。その後、記録部1360に用意されたレジストレーション補正用パターン画像の読み取りセンサで、上記ビデオ信号によって中間転写系に形成された上記パターン画像の各色のエッジを検出する。続けて、予め定められた基準色に対する他色の主走査および走査線の副走査のずれ量を演算する。
ここで、図11を用いて曲がり量演算処理について説明する。
図11は、上記で説明したレジストレーション補正用パターン画像を用いて、曲がり情報を演算する処理の概要を示す図である。
中間転写体に印字されたレジストレーション補正用パターン画像に対して、画像読み取りセンサにより、基準位置から各色のレジストレーション補正用パターン画像までの時間を測定し、その差分によりずれ量を算出する。
ここで、Tylを基準位置からの左側Yellowパッチまでの時間とする。そして、Tmlを基準位置からの左側Magentaパッチまでの時間とする。そして、Tyrを基準位置からの右側Yellowパッチまでの時間とする。そして、Tmrを基準位置からの右側Magentaパッチまでの時間とする。このとき、TylとTml、およびTyrとTmrのそれぞれの時間差によって、YellowとMagentaの色ずれ量を測定することができる。また、TylとTyr、およびTmlとTmrの左右の時間差によって、各色の曲がり量を測定することができる。
尚、この方法は一例でありレジストレーション補正用パターン画像や演算方法はこれに限るものではない。
次に、図8のステップS805で、エンジン部1300は、ずれ量を演算した結果が適切な値であったかどうかの判定を行う。
ステップS805において、ずれ量が適切であったと判定された場合には、図8のステップS811で、エンジン部1300は、レジストレーション補正処理にて得た値をi+1番目の曲がり情報として、コントローラ部1100に通知する。
また、ステップS805において、ずれ量が適切ではないと判定された場合には、ステップS806で、エンジン部1300は、コントローラ部1100に対して、レジストレーション補正(レジ補正)処理の再測定要求を行う。
次に、図8のステップS807で、エンジン部1300は、転写用ベルトのズレ等による機構的な傾き成分を含まない、スキャナによるレーザビームの曲がり成分のみを含む曲がり情報をコントローラ部1100に送信する。
そして、コントローラ部1100は、エンジン部1300より曲がり情報を受信すると、RAM1112に保持している曲がり情報を更新する。コントローラにおける以降の処理は、図9のステップS901以降の処理と同様である。
そして、コントローラ部1100およびランゲージモニタ2300は、ステップS807により更新された曲がり情報を用いて、図8のステップS808で、再度レジストレーション補正用パターン画像を生成する。このときのランゲージモニタの動作は、図10にて説明したステップS1001〜S1006とまったく同様である。
次に、図8のステップS808で、ランゲージモニタ2300は、レジストレーション補正用パターン画像を生成した後、図8のステップS809で、レジストレーション補正用パターン画像を用いてレジストレーション補正(レジ補正)処理を行う。
次に、図8のステップS810で、エンジン部1300は、再度ずれ量を演算した結果が適切な値であったかどうかの判定を行う。
ステップS810において、ずれ量が適切であったと判定された場合には、図8のステップS811で、エンジン部1300は、レジストレーション補正処理にて得た値をi+1番目の曲がり情報として、コントローラ部1100に通知する。
また、ステップS810において、ずれ量が適切ではないと判定された場合には、図8のステップS812で、エンジン部1300は、レジストレーション補正処理が失敗したとコントローラ部1100に通知する。
本発明の本質と関係が少ないため詳細な説明は省略するが、レジストレーション補正処理が失敗したことを受信したコントローラ部は、ローカルPC2000へ通知を行う。このとき、例えば、ローカルPC2000は、ステータスウィンドウ2400上に失敗したことを表示するといったことが可能である。
ここで、図12、図13を用いて、ステップS807にて、ずれ量が適切ではないと判定された場合にスキャナによるレーザビームの曲がり成分のみを含む曲がり情報を使用する効果について説明する。
図12、図13は、曲がり量とレジストレーション補正用パターン画像の関係を示したものである。
カーブAは、スキャナによるレーザビームの曲がり成分のみを曲がり量を図示したものである。またカーブBは、レーザビームの曲がり成分に加えて、転写用ベルトのズレ等による機構的な傾き成分を含んだ場合の曲がり量を図示したものである。このような転写用ベルトのズレは、例えば、プリンタのトナーカートリッジの入れ換えによって発生する。
レジストレーション補正処理が行われると、カーブBの曲がり量を元にその曲がりと逆になるように(曲がり分を補償した画像データを)画像生成することで曲がりが補正されることとなる。
通常は、このカーブBを元に曲がり量を測定し、その結果得られた曲がり量を利用して次のレジストレーション補正処理を行ったほうが、精度の高い色ずれ補正処理が可能である。
しかし、例えば、トナーカートリッジが交換された際に、トナーカートリッジのメカ的ずれなどの理由により曲がりの特性がカーブBに比べ逆になったり、なんらかの要因で転写用ベルトに大きなずれが生じる。そして、このような大きなずれにより、機構的な傾き成分やレーザビームの曲がり成分が逆になってしまった場合は、以下のような問題が生じる。すなわち、図13に図示したカーブCのように、カーブBとは逆の特性をもつ曲がり量となってしまう。
この場合、カーブBを元に算出された曲がり情報を元に画像を生成しても、実際に中間転写体上に印字されるレジストレーション測定用パターン画像は反対方向にずれてしまう。この状態でずれ量測定を行ったとしても想定している範囲を大きく超えてしまい、ズレ量を演算した結果、適切な値とはならない。もしくは、測定の構成の故障や、トナーカートリッジの取り付けずれ等の原因で想定している範囲を超えたずれ測定値が得られている可能性も有る。
このときは、カーブAのスキャナによるレーザビームの曲がり成分のみを含む曲がり情報を用いてレジストレーション測定処理を行ったほうが、カーブCとの差分が少ない為、ズレ量を演算した結果が適切な値になる可能性が増加する。
以上説明したように、本発明によれば、レジストレーション補正用パターン画像の生成や動的にデジタル補正する処理をローカルPC上で行うことで、限られたリソースしか具備しない廉価なプリンタでも、デジタル補正処理が実現できる。
また、色ずれ補正処理にて、ズレ量が想定した範囲を超える等のエラーが発生した場合でも、再度調整処理を行う場合には別な曲がり情報を元に処理を行うので、リトライ時には補正が正しく行える確率が上昇する。スキャナによるレーザビームの曲がり成分のみを含む曲がり情報を用いたレジストレーション測定処理しても尚、想定している範囲を超えたずれ測定値が検出された場合はローカルPC200の表示部にエラー表示が表示される。
また、リトライ時はローカルPC側へ通知する曲がり情報を変化させるだけなので、ローカルPC側はエラー発生における特別な処理を省くことができる。
本実施形態において、複数の測定要求手段が存在する場合がある。この場合、各測定要求手段を「第1の測定要求手段」、「第2の測定要求手段」と呼んでも良い。
<その他の実施形態>
本発明は、さらに、複数の機器(例えばコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、一つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
また本発明の目的は、上述した実施形態で示したフローチャートの手順を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶/記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、前述した実施形態の機能は、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって実現される。また、このプログラムの実行とは、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行う場合も含まれる。
さらに、前述した実施形態の機能は、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットによっても実現することもできる。この場合、まず、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行う。こうした機能拡張ボードや機能拡張ユニットによる処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
本発明の実施形態における画像形成装置の利用環境を示す概略図である。 本発明の実施形態における図1に記載されているプリンタ1000を示すブロック図である。 本発明の実施形態における図1に記載されているローカルPC2000またはクライアント1のPC4000で動作するソフトウェアの構成を、ローカルPC2000を代表にして示したブロック図である。 図3に記載されているアプリケーション2100による印刷に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。 レジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。 レジストレーション補正処理に失敗した場合におけるレジストレーション補正用パターン画像に対する走査線の副走査方向のデジタル補正に係るブロックとそれぞれの処理との関係を示す図である。 コントローラ部1100にて保持する曲がり情報に関する図である。 図6に記載されている処理に関して、エンジン部1300の処理について詳細に示したフローチャートである。 図6に記載されている処理に関して、コントローラ部1100の処理について詳細に示したフローチャートである。 図6に記載されている処理に関して、ランゲージモニタ2300の処理について詳細に示したフローチャートである。 曲がり量演算処理について説明する図である。 曲がり量とレジストレーション補正用パターン画像の関係を示す図である。 曲がり量とレジストレーション補正用パターン画像の関係を示す図である。
符号の説明
1000 プリンタ
1100 コントローラ部
1110 CPU
1111 ROM
1112 RAM
1113 シリアルコントローラ
1120 ASIC
1121 CPUインタフェース(I/F)
1122 画像処理部
1123 メモリコントローラ
1124 USBコントローラ
1125 NICコントローラ
1130 SDRAM
1140 EEPROM
1150 USBコネクタ
1200 ネットワークインタフェースカード(NIC)
1210 CPU
1220 コントローラ通信部
1230 SDRAM
1240 FLASH ROM
1250 ネットワーク通信部
1300 エンジン部
1310 CPU
1320 シリアルコントローラ
1330 ビデオ制御部
1340 SDRAM
1350 FLASH ROM
2000 ローカルPC
2100 アプリケーション
2200 ドライバ
2300 ランゲージモニタ
2400 ステータスウィンドウ
2500 USBポートモニタ
2600 ネットワークポートモニタ
3000 NTPサーバ
4000 クライアント1のPC
5000 クライアント2のPC
6000 USBケーブル
7000 ネットワーク

Claims (15)

  1. レジストレーション補正処理を行う画像形成装置であって、
    前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを補正する乗り換え処理のために用いられる、レジストレーション補正処理を行うことによって更新される第1の曲がり情報と、前記第1の曲がり情報と異なる第2の曲がり情報と、を保持する保持手段と、
    前記第1の曲がり情報を用いたレジストレーション補正処理の実行要求を、レジストレーション補正処理で用いられる測定用パターン画像を生成する画像生成手段に伝える要求手段と、
    前記画像生成手段に前記第1の曲がり情報を通知する通知手段と、
    前記第1の曲がり情報に基づいて求まる副走査方向の位置に測定用パターン画像の画素が副走査方向にずらされることになる前記乗り換え処理が前記画像生成手段において行われた補正後の測定用パターン画像を、前記画像生成手段から受信する受信手段と、
    ジストレーション補正処理を行うべく、前記受信手段により受信した補正後の測定用パターン画像を形成し、該形成された補正後の測定用パターン画像の形成位置の副走査方向に関する基準からのずれ量を測定する測定処理手段と、
    前記測定処理手段で測定された前記ずれ量が所定の閾値範囲を超えているかを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって前記ずれ量が所定の閾値範囲を超えていないと判定された場合に、前記ずれ量を用いて、前記保持手段で保持されている前記第1の曲がり情報を更新する更新手段と、
    を有し、
    前記第1の曲がり情報は、前記画像形成装置のレーザビームの曲がり成分と前記画像形成装置における機構的な傾き成分とを含
    前記第2の曲がり情報は、前記画像形成装置のレーザビームの曲がり成分を含んで前記画像形成装置における機構的な傾き成分を含まず、
    前記判定手段によって前記ずれ量が前記所定の閾値範囲を超えていると判定された場合に、再度レジストレーション補正処理を行うべく、前記要求手段は、前記第2の曲がり情報を用いたレジストレーション補正処理の実行要求を前記画像生成手段に伝え、前記通知手段は、前記画像生成手段に前記第2の曲がり情報を通知し、前記受信手段、前記第2の曲がり情報に基づいて求まる副走査方向の位置に測定用パターン画像の画素が副走査方向にずらされることになる前記乗り換え処理が前記画像生成手段において行われた補正後の測定用パターン画像を前記画像生成手段から受信する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. レジストレーション補正処理を行う画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを補正する乗り換え処理のために用いられる、レジストレーション補正処理を行うことによって更新される第1の曲がり情報と、前記第1の曲がり情報と異なる第2の曲がり情報と、を保持する保持ステップと、
    前記第1の曲がり情報を用いたレジストレーション補正処理の実行要求を、レジストレーション補正処理で用いられる測定用パターン画像を生成する画像生成手段に伝える要求ステップと、
    前記画像生成手段に前記第1の曲がり情報を通知する通知ステップと、
    前記第1の曲がり情報に基づいて求まる副走査方向の位置に測定用パターン画像の画素が副走査方向にずらされることになる前記乗り換え処理が前記画像生成手段において行われた補正後の測定用パターン画像を、前記画像生成手段から受信する受信ステップと、
    ジストレーション補正処理を行うべく、前記受信ステップにおいて受信した補正後の測定用パターン画像を形成し、該形成された補正後の測定用パターン画像の形成位置の副走査方向に関する基準からのずれ量を測定する測定処理ステップと、
    前記測定処理ステップで測定された前記ずれ量が所定の閾値範囲を超えているかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって前記ずれ量が所定の閾値範囲を超えていないと判定された場合に、前記ずれ量を用いて、前記保持ステップで保持されている前記第1の曲がり情報を更新する更新ステップと、
    を備え、
    前記第1の曲がり情報は、前記画像形成装置のレーザビームの曲がり成分と前記画像形成装置における機構的な傾き成分とを含
    前記第2の曲がり情報は、前記画像形成装置のレーザビームの曲がり成分を含んで前記画像形成装置における機構的な傾き成分を含まず、
    前記判定ステップによって前記ずれ量が前記所定の閾値範囲を超えていると判定された場合に、再度レジストレーション補正処理を行うべく、前記第2の曲がり情報を用いたレジストレーション補正処理の実行要求を前記画像生成手段に伝え、前記画像生成手段に前記第2の曲がり情報を通知し、前記第2の曲がり情報に基づいて求まる副走査方向の位置に測定用パターン画像の画素が副走査方向にずらされることになる前記乗り換え処理が前記画像生成手段において行われた補正後の測定用パターン画像を前記画像生成手段から受信する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  3. 画像生成手段で生成された画像データに基づいて画像を記録媒体上に形成する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置が画像を形成するために用いるレーザスキャナのレーザビームの曲がりの成分と前記画像形成装置が画像を形成する記録媒体のズレを含む機構的な傾きの成分とを含む第1の曲がり情報と、前記レーザビームの曲がりの成分を含んで前記機構的な傾きの成分を含まない第2の曲がり情報とを保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持されている前記第1の曲がり情報に基づいて前記画像生成手段が生成した第1の補正画像データを受信し、受信された前記第1の補正画像データに基づいて記録媒体上に第1の画像を形成する第1の画像形成手段と、
    前記第1の画像の所定の基準からのずれ量を測定する第1の測定手段と、
    前記第1の測定手段で測定されたずれ量が閾値未満である場合に、前記第1の測定手段で測定されたずれ量から求まる曲がり情報で、前記保持手段に保持されている前記第1の曲がり情報を更新する第1の更新手段と、
    前記第1の測定手段で測定されたずれ量が閾値以上である場合に、前記保持手段に保持されている前記第2の曲がり情報に基づいて前記画像生成手段が生成した第2の補正画像データを受信し、受信された前記第2の補正画像データに基づいて記録媒体上に第2の画像を形成する第2の画像形成手段と、
    前記第2の画像の所定の基準からのずれ量を測定する第2の測定手段と、
    前記第2の測定手段で測定されたずれ量から求まる曲がり情報で、前記保持手段に保持されている前記第1の曲がり情報を更新する第2の更新手段と、
    を有し、
    前記画像生成手段は、
    前記第1の曲がり情報に基づいて所定のパターンの画像データに含まれる画素を副走査方向にずらすことで、前記所定のパターンが副走査方向に曲がった前記第1の補正画像データを生成し、
    前記第2の曲がり情報に基づいて前記所定のパターンの画像データに含まれる画素を副走査方向にずらすことで、前記所定のパターンが副走査方向の曲がった前記第2の補正画像データを生成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記画像生成手段は、
    前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを表す近似曲線を前記第1の曲がり情報に基づいて求めることで、前記所定のパターンの画像データに含まれる画素の補正量を取得し、前記取得された補正量に基づいて前記所定のパターンの画像データに含まれる前記画素を副走査方向にシフトすることで前記第1の補正画像データを生成し、
    前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを表す近似曲線を前記第2の曲がり情報に基づいて求めることで、前記所定のパターンの画像データに含まれる画素の補正量を取得し、前記取得された補正量に基づいて前記所定のパターンの画像データに含まれる前記画素を副走査方向にシフトすることで、前記第2の補正画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記保持手段に保持されている前記第1の曲がり情報の更新に失敗したことを示すエラー通知を表示手段に表示するエラー通知手段をさらに有し、
    前記第2の測定手段で測定されたずれ量が閾値未満である場合に、前記第2の更新手段によって、前記第2の測定手段で測定されたずれ量から求まる曲がり情報で、前記保持手段に保持されている前記第1の曲がり情報を更新し、
    前記第2の測定手段で測定されたずれ量が閾値以上である場合に、前記エラー通知手段によって、前記エラー通知を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成装置とは異なる情報処理装置が、前記画像生成手段として機能することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録媒体は、転写ベルトであることを特徴とする請求項3乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記所定のパターンの画像データは、複数の色それぞれに対応する複数のパッチ画像を記録媒体上に形成するための画像データであり、
    前記第1の測定手段および前記第2の測定手段は、前記複数のパッチ画像のうちの基準となる色のパッチ画像の検出タイミングと前記複数のパッチ画像のうちの前記基準となる色と異なる色のパッチ画像の検出タイミングとの時間差を測定することで、前記ずれ量を測定することを特徴とする請求項3乃至7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 画像生成手段で生成された画像データに基づいて画像を記録媒体上に形成する画像形成装置における画像形成方法であって、
    前記画像形成装置が画像を形成するために用いるレーザスキャナのレーザビームの曲がりの成分と前記画像形成装置が画像を形成する記録媒体のズレを含む機構的な傾きの成分とを含む第1の曲がり情報と、前記レーザビームの曲がりの成分を含んで前記機構的な傾きの成分を含まない第2の曲がり情報とを保持する保持ステップと、
    前記保持ステップで保持されている前記第1の曲がり情報に基づいて前記画像生成手段が生成した第1の補正画像データを受信し、受信された前記第1の補正画像データに基づいて記録媒体上に第1の画像を形成する第1の画像形成ステップと、
    前記第1の画像の所定の基準からのずれ量を測定する第1の測定ステップと、
    前記第1の測定ステップで測定されたずれ量が閾値未満である場合に、前記第1の測定ステップで測定されたずれ量から求まる曲がり情報で、前記保持ステップで保持されている前記第1の曲がり情報を更新する第1の更新ステップと、
    前記第1の測定ステップで測定されたずれ量が閾値以上である場合に、前記保持ステップで保持されている前記第2の曲がり情報に基づいて前記画像生成手段が生成した第2の補正画像データを受信し、受信された前記第2の補正画像データに基づいて記録媒体上に第2の画像を形成する第2の画像形成ステップと、
    前記第2の画像の所定の基準からのずれ量を測定する第2の測定ステップと、
    前記第2の測定ステップで測定されたずれ量から求まる曲がり情報で、前記保持ステップで保持されている前記第1の曲がり情報を更新する第2の更新ステップと、
    を備え、
    前記画像生成手段は、
    前記第1の曲がり情報に基づいて所定のパターンの画像データに含まれる画素を副走査方向にずらすことで、前記所定のパターンが副走査方向に曲がった前記第1の補正画像データを生成し、
    前記第2の曲がり情報に基づいて前記所定のパターンの画像データに含まれる画素を副走査方向にずらすことで、前記所定のパターンが副走査方向の曲がった前記第2の補正画像データを生成する
    ことを特徴とする画像形成方法。
  10. 前記画像生成手段は、
    前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを表す近似曲線を前記第1の曲がり情報に基づいて求めることで、前記所定のパターンの画像データに含まれる画素の補正量を取得し、前記取得された補正量に基づいて前記所定のパターンの画像データに含まれる前記画素を副走査方向にシフトすることで前記第1の補正画像データを生成し、
    前記画像形成装置で形成される画像の曲がりを表す近似曲線を前記第2の曲がり情報に基づいて求めることで、前記所定のパターンの画像データに含まれる画素の補正量を取得し、前記取得された補正量に基づいて前記所定のパターンの画像データに含まれる前記画素を副走査方向にシフトすることで、前記第2の補正画像データを生成する
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成方法。
  11. 前記保持ステップで保持されている前記第1の曲がり情報の更新に失敗したことを示すエラー通知を表示手段に表示するエラー通知ステップをさらに備え、
    前記第2の測定ステップで測定されたずれ量が閾値未満である場合に、前記第2の更新ステップにおいて、前記第2の測定ステップで測定されたずれ量から求まる曲がり情報で、前記保持ステップで保持されている前記第1の曲がり情報を更新し、
    前記第2の測定ステップで測定されたずれ量が閾値以上である場合に、前記エラー通知ステップにおいて、前記エラー通知を前記表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成方法。
  12. 前記画像形成装置とは異なる情報処理装置が、前記画像生成手段として機能することを特徴とする請求項9乃至11の何れか1項に記載の画像形成方法。
  13. 前記記録媒体は、転写ベルトであることを特徴とする請求項9乃至12の何れか1項に記載の画像形成方法。
  14. 前記所定のパターンの画像データは、複数の色それぞれに対応する複数のパッチ画像を記録媒体上に形成するための画像データであり、
    前記第1の測定ステップおよび前記第2の測定ステップでは、前記複数のパッチ画像のうちの基準となる色のパッチ画像の検出タイミングと前記複数のパッチ画像のうちの前記基準となる色と異なる色のパッチ画像の検出タイミングとの時間差を測定することで、前記ずれ量を測定することを特徴とする請求項9乃至13の何れか1項に記載の画像形成方法。
  15. 請求項2、または、請求項9乃至14の何れか1項に記載の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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