JP2009086216A - 画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 出荷後(ユーザ先設置後)、エンジンからのスキャナエラー・ステータスが返ってこないにも関わらず色ずれなどの異常な画が印刷されるということが起きても、レーザスキャナユニットにおける故障を容易にかつ迅速に判断することを可能とする。
【解決手段】 画像形成装置102は、ホストPC101とのインターフェースとしてネットワークインターフェースとローカルインターフェースを持っている。
ネットワーク接続は、ハブ103を介してインターフェースケーブル104により接続されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像形成装置102は、ホストPC101とのインターフェースとしてネットワークインターフェースとローカルインターフェースを持っている。
ネットワーク接続は、ハブ103を介してインターフェースケーブル104により接続されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、レーザスキャナユニットの曲がりをデジタル補正する電子写真系の画像形成装置におけるレーザスキャナユニットの故障判定方法に関するものである。
従来、レーザスキャナユニットの曲がりをデジタル補正する電子写真系の画像形成装置において、レーザスキャナユニット単体の曲がりは工場出荷時に測定/調整している。そして、レーザスキャナユニットを画像形成装置に組み込んだ後のレーザスキャナユニットの単体故障を判定する有効な方法はなかった。
このような状態で、出荷後(ユーザ先設置後)、エンジン制御部からのレーザスキャナエラー・ステータスが返ってこないにも関わらず、色ずれなどの異常な画が印刷されるということが発生している。その原因は、NVRAM故障、レーザスキャナユニット故障、その他のメカ故障が考えられる。
ただし、NVRAM故障の判別は、レーザスキャナユニットの曲がり補正値(プロファイル)を別の不揮発性メモリにバックアップしており、そのバックアップ値と比較することで判別が可能である。
例えば特許文献1(特開平10−315545公報)は、各色(K、C、M、Y)の位置ずれを補正する特許である。その中に記載の各色のテストパターンを印刷して障害を切り分ける仕組みがあるが、これはコントローラ部に障害があるのかエンジン部に障害があるのかを切り分けるものである。
特開平10−315545公報
しかしながら、上述した従来の技術では、前述の障害を切り分ける仕組みの中でテストパターンを印刷してそれを見て判断する内容であるが、テストパターンの具体的内容まで言及していない。
上述した課題を解決するために、本発明は、レーザスキャナユニットの曲がりをデジタル補正する電子写真系の画像形成装置と、
印刷を制御する情報処理端末とからなる画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法において、
用紙の下端に設定した基準線、およびその基準線に平行で読み取り可能な等間隔の線を描く工程と、
基準線を含む等間隔の線を、画像形成装置が持つプロファイルを使用せずに印刷する工程と、
を有することを特徴とする。
印刷を制御する情報処理端末とからなる画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法において、
用紙の下端に設定した基準線、およびその基準線に平行で読み取り可能な等間隔の線を描く工程と、
基準線を含む等間隔の線を、画像形成装置が持つプロファイルを使用せずに印刷する工程と、
を有することを特徴とする。
また、前記画像形成システムにおいて、判別できるように例えば矢印の線にした基準線を持つ前記請求項1に記載の画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法であることを特徴とする。
本発明によって、出荷後(ユーザ先設置後)、エンジンからのスキャナエラー・ステータスが返ってこないにも関わらず色ずれなどの異常な画が印刷されるということが起きても、レーザスキャナユニットにおける故障を容易にかつ迅速に判断することが可能となる。
また、特に専用紙ではなく普通紙に印刷することで容易に判断可能なので、ユーザにも容易に使用できる。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下、図面を参照して本発明に係る好適な一実施例を詳細に説明する。
図1は、画像形成システムを接続例に分けて説明した図である。
画像形成装置102は、ホストPC101とのインターフェースとしてネットワークインターフェースとローカルインターフェースを持っている。
ネットワーク接続は、ハブ103を介してインターフェースケーブル104により接続されている。
ローカル接続は、ローカルインターフェースケーブル105により、画像形成装置102とホストPC101が1対1で接続されている。USBやセントロニクスパラレルインターフェースなどが、ローカル接続の構成で利用される。
図2は、画像形成装置102の構成を示すブロック図である。
同図において、画像制御部201はホストコンピュータ101からホストインターフェース205を介して画像データを入力してビットマップデータに展開する。それとともに、後述するエンジン制御部203との間でエンジンインターフェース206を介してコマンド送信及びステータス受信の通信を行う画像制御部で、印刷装置のモード変更及び状態の認識なども行っている。
NVRAM−A202は、不揮発性メモリで画像制御部201内にあり、レーザスキャナユニット212の曲がり補正値(プロファイル)をNVRAM−B204のバックアップとして記憶している。
エンジン制御部203は、上記画像制御部201とコマンド/ステータスの通信を行う上述のエンジン制御部で、画像制御部201からの信号に基づき印字動作等後述する各種制御部の動作を制御する。
NVRAM−B204は、不揮発性メモリでエンジン制御部203内にあり、レーザスキャナユニット212のプロファイルを記憶している。
用紙搬送制御部207は、エンジン制御部203の指示に基づき用紙の搬送/停止あるいは各ローラのON/OFFのタイミングを制御する用紙搬送制御部である。
高圧制御部208は、帯電、現像、転写の各高圧出力のタイミング及び出力値の制御を行う。
光学系制御部209はスキャナモータのON/OFF及びレーザ光量調整を行う。
センサ入力部210は、プレフィードセンサ、トップセンサ及び排紙センサの紙有無情報をエンジン制御部203に伝える。
定着器温度制御部211は、ON/OFF制御により熱定着ローラの温度を所定の温度に保つ制御部である。
レーザスキャナユニット212は、ホストPC101から送出される画像信号に基づいて変調されたレーザ光を発光するレーザユニット、このレーザユニットからのレーザ光を感光ドラム上に走査するためのポリゴンミラー、結像レンズ群、折り返しミラー等により構成されている。
図3は、レーザスキャナユニット212の故障を判定するフローを示す。図1、図2、図4を参照しながら以下に説明する。
まず、画像形成装置102でレーザスキャナユニット212に関わるエラー通知が無いにもかかわらず、印刷結果を見ると画像に色ずれが発生している場合、ユーザはホストPC101からレーザスキャナテストモードを選択して実行する(S301)。次に、ホストPC101は画像形成装置102にプロファイルを要求する(S302)。ホストPC101からプロファイル送信を要求された画像形成装置102は、エンジン制御部203内のNVRAM−B204からプロファイルを読み出し、ホストPC101へ送信する(S303)。ホストPC101は、プロファイルを受信して図4のB.の図にあるEhl、Ehc、Ehrの値を一時記憶しておく(S304)。次に、ホストPC101は、図4のA.にあるようなパターンを作成する(S305)。次に、ホストPC101は、S305で作成したテストパターンを画像形成装置102に送信する(S306)。画像印刷装置102は、通常印刷ではプロファイルを適用して印刷することで曲がりを補正するが、このテストモードではプロファイルを適用することなく印刷を行なう(S307)。
ユーザは、S307で印刷された紙から、図4のC.にあるPhl、Phc、Phrの値を読み取る(S308)。
読み取り方は、拡大レンズなどを用いて目視により線の数を数える。そして、線の幅が1ドット≒42μm、線幅が2ドット≒84μmに換算してそれぞれPhl、Phc、Phrの値とする。
ユーザは、S308で読み取ったPhl、Phc、Phrの値をホストPC101の所定の位置に入力する(S309)。ホストPC101は、元々のレーザスキャナユニット212のプロファイルEhl、Ehc、Ehrと、S308で読み取った値Phl、Phc、Phrをそれぞれ比較する(S310)。比較した結果(S311)、同じであればレーザスキャナユニット212は故障なしと判断できる(S312)。その結果、画像の色ずれ要因は、画像形成装置102内の他のメカ要因であると判断できる。
また、S311で比較した結果、値が異なっている場合、レーザスキャナユニット212の故障と判断できる(S314)。よって、その結果、レーザスキャナユニット212の交換作業を行なう(S315)。
以上が、画像形成装置102でレーザスキャナユニット212に関わるエラー通知が無いにもかかわらず印刷結果を見ると画像に色ずれが発生してから、レーザスキャナユニット212が故障しているかどうかが判断されるまでのフローを説明した。
次に、本発明をシステム構成の異なる他の実施例を挙げて説明を加える。
図4のA.の図では、基準線の位置を用紙の下端に設定してテストパターンを作成している。
しかし、図5のように用紙領域の周りに設定してあるマスク領域下辺の上端(用紙領域内の印刷領域の最下端)をテストパターンの基準線の位置を設定することでも同様な効果を得ることができる。
また、図3ではレーザスキャナユニット212の故障を判定するフローを示しているが、その中のS305とS306でホストPC101がテストパターンの作成および作成したテストパターンの送信を行なっている。
上記説明では、画像処理をホストPC101が行なうホストPCベースの画像形成システムを想定した場合このようになる。
しかし、画像処理を画像制御部201内で行なう画像形成システムである場合は次にようになる。
あらかじめNVRAM−A202にテストパターンを記憶しておくことで、そのテストパターンを印刷する(S320)とするフローに置き換えることが可能である。
101 ホストPC
102 画像形成装置
103 ハブ
104 ネットワークインターフェースケーブル
105 ローカルインターフェースケーブル
201 画像制御部
202 画像制御部内のNVRAM−A
203 エンジン制御部
204 エンジン制御部内のNVRAM−B
205 ホストインターフェース
206 エンジンインターフェース
207 用紙搬送制御部
208 高圧制御部
209 光学系制御部
210 センサ入力部
211 定着器温度制御部
212 レーザスキャナユニット
102 画像形成装置
103 ハブ
104 ネットワークインターフェースケーブル
105 ローカルインターフェースケーブル
201 画像制御部
202 画像制御部内のNVRAM−A
203 エンジン制御部
204 エンジン制御部内のNVRAM−B
205 ホストインターフェース
206 エンジンインターフェース
207 用紙搬送制御部
208 高圧制御部
209 光学系制御部
210 センサ入力部
211 定着器温度制御部
212 レーザスキャナユニット
Claims (2)
- レーザスキャナユニットの曲がりをデジタル補正する電子写真系の画像形成装置と、
印刷を制御する情報処理端末とからなる画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法において、
用紙の下端に設定した基準線、およびその基準線に平行で読み取り可能な等間隔の線を描く工程と、
基準線を含む等間隔の線を、画像形成装置が持つプロファイルを使用せずに印刷する工程と、
を備えることを特徴とする画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法。 - 前記画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法において、判別できるように矢印の線にした基準線を持つ前記請求項1に記載の画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007254838A JP2009086216A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007254838A JP2009086216A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2009086216A true JP2009086216A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40659737
Family Applications (1)
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JP2007254838A Pending JP2009086216A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | 画像形成システムにおけるレーザスキャナユニットの故障判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009086216A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011073395A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Riso Kagaku Corp | カウント装置 |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007254838A patent/JP2009086216A/ja active Pending
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JP2011073395A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Riso Kagaku Corp | カウント装置 |
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