JP2010256952A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プログラムジョブと章の概念がある機能を組み合わせた場合に、出力を原稿の束通りに行うことを可能にする。
【解決手段】原稿の画像を読み込んで画像データを得る原稿読み込み部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、操作者による操作入力が可能な操作表示部と、ジョブを管理して画像形成の制御を行う制御部とを備え、該制御部は、複数のジョブを一括して出力可能なプログラムジョブ機能を有し、該プログラムジョブ機能において、原稿の読み込み束毎に、章の継続の有無を設定可能とする。プログラムジョブと章の概念がある機能(ページスタンプ章印字有り、集約印刷等)を組み合わせた場合、読込単位=章とならない場合でも実際の原稿束(章)で印刷することを可能になり、読み込み束の区切りに限定されず、操作者の意図に沿った章の体裁での出力が可能になる。
【選択図】図4

Description

この発明は、複数のジョブを一括して出力するプログラムジョブ機能を有する画像形成装置に関するものである。
画像データに基づいて画像形成を行う複写機、ファクシミリ、プリンタ、複合機などの画像形成装置では、複数のジョブを一括して出力するプログラムジョブ機能を有するものが実用化されている。プログラムジョブ機能は、束毎に各種設定(トレイ指定、片面/両面指定など)が設定されており、該束を一つのジョブとして一括して出力する機能である。
このプログラムジョブ機能では、異なるアプリケーションで作成されたジョブデータやスキャナでジョブの束毎に読みとったジョブデータなどにおいて、ジョブ毎に画像の種別(線画、写真など)が異なったり、片面、両面印刷の方法が異なったりする複数のジョブデータを結合して一括して出力することができる。このプログラムジョブ機能を利用すれば各種のデータをまとめて、会議資料やプレゼンテーション資料等として使い勝手のよいデータや印刷物等を得ることができる(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1では、格納された印刷ジョブを結合する場合、指定に応じて結合の仕方を切り替えることを可能にする画像形成装置が提案されている。特許文献2では、複数の印刷ジョブの結合可能性を高め、操作者の意図する体裁の出力物を得ることを可能にする画像形成装置が提案されている。
特開2001−134412号公報 特開2003−177879号公報
しかし、従来のプログラムジョブは読み込み束が章となっており、読み込み単位と章の概念は同一となっている。このため、図10に示すように、同一の用紙束の中に写真原稿等が含まれていて読込単位を変えると、そこで章が更新されてしまう。すなわち、用紙束を自動原稿読取装置(ADF)で読み取ると、読み込み束毎に章が設定される。しかし、写真原稿の読み込みの際には、ADFでの読込ができない為、プラテンガラス上に写真を置いて画像の読み込みが行われることで、読み込み束が変わり、図10に示すように、写真原稿の前後で章の区切りが設定されてしまう。
例えば、ページスタンプ章印字中に、同一の章であるにも拘わらず、上記のように読み込み単位が変更されると、章データが加算されて、使用者が意図しないページスタンプ章印字がされてしまう。上記例では、図10に示すように、写真原稿に対応する用紙ではその前の用紙の章番号に「1」を加算して章番号が更新されて印字され、さらに写真原稿以降の用紙でさらに章番号に「1」を加算して章番号が更新されてしまう。このため、本来の章とは異なる体裁でページスタンプ章印字がされてしまう。
また、集約印刷や両面印刷を行う際に、上記のように束中に文書原稿の他に写真原稿が含まれていると、同一の章であるにも拘わらず、上記のように読み込み単位が変更される。これをそのままプログラムジョブ機能で集約印刷や両面印刷を行うと、読み込み束毎に異なった集約単位や用紙単位に変更され、図10に示すように、本来の章とは異なる体裁で集約印刷や両面印刷がなされてしまう。
また、読み込み束単位を越えて複数の読み込み束を一つの章に設定したいという要望がある場合にも、従来は、読み込み単位と章の概念は同一となっているため、この要望に応えることができない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、プログラムジョブ機能を用いて出力を行う際に、読み込み束単位で章の区切りが設定されて所望の状態と異なる体裁で出力されるのを回避することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成装置は、原稿の画像を読み込んで画像データを得る原稿読み込み部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、操作者による操作入力が可能な操作表示部と、ジョブを管理して画像形成の制御を行う制御部とを備え、
前記制御部は、複数のジョブを一括して出力可能なプログラムジョブ機能を有し、該プログラムジョブ機能において、原稿の読み込み束毎に、章の継続の有無を設定可能であることを特徴とする。
上記章としては、ページスタンプ章印字の章単位、集約印刷の集約単位、両面印刷の用紙単位を挙げることができる。
上記読み込み束単位で章の継続有りを設定した場合、ページスタンプ章印字では、継続の対象とされた束では、ページスタンプの章データの更新を行わないようにすることで、ページスタンプでの章の印字が要望通りに行われる。
また、集約印刷や両面印刷で上記読み込み束単位で章の継続有りを設定した場合、継続有りとされた束に次の束が章として含まれるように集約印刷や両面印刷を行うことができる。
前記原稿の読み込み束毎での、章の継続の有無設定は、プログラムジョブの開始時や原稿の束読み込み完了時、プログラムジョブの出力開始時などに行うことができる。
制御部では、章の継続の有無設定に基づいて、読み込み束単位で章の区切り設定することができる。
前記章継続の有無設定に際しては、前記操作表示部によって操作入力することによって継続の有無の指定を行うことができ、該指定を行わない場合には、予め定めた設定によって章継続の有無決定がなされるようにすることができる。
また、前記原稿の読み込み束は、実際に自動原稿給送装置やプラテンガラス上での読み込みの他、既にこれら読み込みなどによって得られたジョブデータファイルを読み込み束として、前記章の継続の有無の設定を行えるようにしてもよい。
以上説明したように、発明の画像形成装置は、原稿の画像を読み込んで画像データを得る原稿読み込み部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、操作者による操作入力が可能な操作表示部と、ジョブを管理して画像形成の制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、複数のジョブを一括して出力可能なプログラムジョブ機能を有し、該プログラムジョブ機能において、原稿の読み込み束毎に、章の継続の有無を設定可能であるので、プログラムジョブと章の概念がある機能(ページスタンプ章印字有り、集約印刷等)を組み合わせた場合において、読込単位=章とならない場合でも実際の原稿束(章)で印刷することを可能にし、読み込み束の区切りに限定されず、操作者の意図に沿った章の体裁での出力が可能になる効果がある。
本願発明の一実施形態の画像形成装置を示す概略図である。 同じく、制御ブロック図である。 同じく、プログラムジョブと章の概念がある機能を組み合わせた場合の原稿と、出力物を示す概念図である。 同じく、プログラムジョブと章の概念がある機能を組み合わせた場合の章継続の有無を含む章区切りの設定手順を示すフローチャートである。 同じく、章の継続の有無設定があるプログラムジョブをページスタンプ章印字する際の出力手順を示すフローチャートである。 同じく、章の継続の有無設定があるプログラムジョブを集約印刷する際の出力手順を示すフローチャートである。 同じく、集約データの作成手順を示すフローチャートである。 同じく、章の継続有無設定が可能な束確認画面を示す図である。 同じく、プログラムジョブで両面印刷する場合の原稿と、出力物を示す概念図である。 プログラムジョブと章の概念がある機能を組み合わせた場合の原稿と、従来の出力物を示す概念図である。
以下に、本発明の画像形成装置の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、画像形成装置1を示す概略図であり、その上部側に、スキャナ部130が設けられており、これによって原稿の読み取りが行われる。該スキャナ部130上には、自動原稿給送装置(ADF)135が設けられており、原稿を自動的に給紙、搬送し、前記スキャナ部130での原稿の画像読み取りを可能にする。
読み取られた画像データは、印刷条件設定データとともにジョブデータとして記憶部に記憶される。該記憶部は図2に示す画像メモリ(DRAM)120、システムメモリRAM113、プログラムメモリ112、不揮発メモリ114などにより構成されている。
また、画像形成装置1の上部側に、操作表示部として操作パネル140が設けられており操作者による操作入力が可能になっている。
また、画像形成装置1の下部側には、用紙が収納された複数の給紙トレイ(Tray1〜3)を有する給紙部155が設けられている。給紙部155の給紙先には、LD等で構成される画像形成部が配置されている。LDの近傍には、感光体、帯電器、現像器、定着器などが配置されて前記画像形成部が構成されている。画像形成部の下流側には、画像形成がなされた用紙が排紙される排紙トレイ170が設けられている。なお、この図では示さないが、画像形成装置に後処理装置を付設してステイプルなどの適宜の後処理を行えるようにしてもよい。
次に、本発明における画像形成装置1の機能的な構成を図2のブロック図により示す。 画像形成装置1は、画像制御部110と自動原稿給送装置(ADF)135とスキャナ部130と操作パネル140とプリンタ部150とを備えている。
画像制御部110には、画像形成装置1全体の制御を行う画像制御CPU111を備えており、該画像制御CPU111には、該画像制御CPU111を動作させるプログラムが格納されたプログラムメモリ112、プログラム動作時のワークエリアやデータを一時格納場所などとして使用されるシステムメモリ(RAM)113、不揮発メモリ114、IO部116などが接続されている。該不揮発メモリ114には、画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、各給紙トレイの用紙情報(用紙サイズ、紙種など)などの設定データが格納されている。IO部116は、画像形成装置1内の各部との間で情報の授受を行うインターフェースとして動作する。
画像制御CPU111は、システムメモリ113上のデータを参照しながら、プログラムメモリ112に格納されているプログラムに従って各部制御などの動作を行う。画像制御CPU111は、該不揮発メモリ114の不揮発データを読み取り可能であり、また、所望のデータを不揮発データとして該不揮発メモリ114に書き込むことが可能である。画像制御CPU111は、上記機械設定情報や印刷設定情報に従って画像形成装置1の各部を動作制御する。画像処理制御CPU111は、画像形成装置1全体を制御するものであり、該画像処理制御CPU111および前記記憶部は本発明の制御部を構成する。
画像制御CPU111には、DRAM制御IC115が接続されており、該DRAM制御IC115には、圧縮メモリ121を備える画像メモリ120が接続されている。
また、前記DRAM制御IC115には、書き込み処理部125が接続されている。該書き込み処理部125は、プリンタ部150に含まれるLD(レーザダイオード)152に接続され、該LD152の動作に用いられる書き込みデータの処理を行う。また、プリンタ部150は、前記給紙部155、画像形成部、図示しない用紙搬送部などを含むものであり、プリンタ部150の全体を制御するプリンタ制御部151を備えている。プリンタ制御部151は前記した画像制御CPU111に接続されている。
プリンタ制御部151は、画像制御CPU111とシリアル通信を行いながら画像制御CPU111の制御指令に従って動作してプリンタ部150を制御する。プリンタ制御部151には、給紙機構、搬送機構などが制御可能に接続されており、プリンタ制御部151は画像制御CPU111の指示に従い用紙搬送、画像形成などを行う。
次に、前記スキャナ部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナ部130全体の制御を行うスキャナ制御部132とを備えている。スキャナ制御部132は、前記画像制御CPU111とシリアル通信可能に接続されている。また、前記CCD131は、該CCD131で読み取った画像データを処理する読み取り処理部117に接続され、該読み取り処理部117にはDRAM制御IC115に接続されており、DRAM制御IC115には、さらに画像データの圧縮処理や伸長処理をする圧縮・伸長IC124が接続されている。
また、読み取りのために積載した原稿を自動的に送る自動原稿給送装置(ADF)135には、ADF制御部136が備えられており、該ADF制御部136は、前記画像制御CPU111に接続されて画像制御CPU111によって制御を受ける。上記スキャナ部130、自動原稿給送装置(ADF)135、読み取り処理部117は、本発明の原稿読み込み部を構成している。
前記操作パネル140は、表示部と操作部とを兼ね、LCD141と、操作部全体を制御する操作部制御部142とを備えており、該操作部制御部142は前記画像制御CPU111にシリアル通信可能に接続されて画像制御CPU111によって制御を受ける。操作パネル140では、LCD141によって、画像形成装置1における印刷設定や動作制御条件などの機械設定入力、出力に関する設定入力、設定内容の表示、画像形成における所要残時間などの情報等の表示が可能になっている。したがって、操作パネル140は、プログラムジョブ機能の選択、プログラムジョブ時にページスタンプ章印字機能の選択、集約印刷機能の選択、両面印刷の選択、章継続有無の指示などの操作入力が可能になっている。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
画像形成装置1において、自動原稿給送装置(ADF)135で給送される原稿または、プラテンガラスに載置された原稿に対し、スキャナ部130で画像を読み取り画像データを生成する場合について説明する。スキャナ部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU111から指令を受けるスキャナ部制御部132によってCCD131の動作制御を行う。
画像制御CPU111はプログラムによって動作し、操作パネル140による操作に基づいてスキャナ部130への指令を発行する。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部117でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮・伸長IC124において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC115を介して圧縮メモリ121に格納される。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、操作パネル140による設定または初期条件によって出力設定条件が決定される。画像制御CPU111では、該出力設定条件に従って、各部を制御する。出力設定条件としては、例えば、「給紙トレイの指定」、「用紙サイズ」「倍率」「片面/両面」「設定部数」「後処理動作条件」等の入力画像に対する出力設定パラメータが挙げられる。前記原稿の読み込みに際し、ジョブとして画像制御CPU111により管理される場合には、出力設定条件が決定され、画像データとともにジョブデータとして圧縮メモリ121に格納される。
画像形成に際しては、圧縮メモリ121に格納された画像データをDRAM制御IC115を介して圧縮・伸張IC124に送出してデータを伸張し、伸張したデータはDRAM制御IC115を介して画像制御CPU111に送信される。
また、伸長した画像データは、DRAM制御IC115を通して書き込み処理部125に送出して書き込みデータを生成し、LD152において感光体への書き込みを行う。プリンタ部150では、画像制御CPU111の指令を受けたプリンタ制御部151によってプリンタ部150の各部の制御が行われる。プリンタ部150において、画像形成、用紙への転写、定着、後処理装置(図示しない)への搬送、該後処理装置での後処理などが順次行われて印刷出力が行われる。
また、前記画像制御CPU111では、プログラムジョブ機能の実行が可能になっている。該プログラムジョブ機能は、読み込み束毎に各種設定(トレイ指定、ページスタンプ(章印字あり/なし)、集約印刷、片面/両面指定など)が可能であり、各ジョブをまとめて一つのジョブとして出力するものである。該プログラムジョブにおいて、上記ページスタンプ(章印字あり/なし)、集約印刷、両面指定のように、章の概念がある機能を組み合わせて出力する場合がある。
この概念を図3に示すと、原稿束をそれぞれ読み込み、一括してこれらを出力可能にするとともにページスタンプ章印字などの設定が行われる。例えば、原稿がそれぞれ4枚の束が3束あり、2束目に文字原稿以外に、写真原稿が含まれているとする。その他は、文字原稿である。図に示すように各束は、自動原稿給送装置(ADF)135で読み込むことができるが、2束目にある写真原稿は、ADFからの読み込みができないので、プラテンガラス上において読み込みを行う。この結果、読み込み束が変わり、2束目の写真原稿の前後で、2束目の読み込み束と3束目の読み込み束が生成される。
プログラム機能において、ページスタンプ印字(章有り)を行うと、ページスタンプ章印字では、束毎に章の番号と、該章におけるページ数とが用紙に印字され、集約印刷では、複数の頁の画像が一枚の用紙に集約されて印刷され、両面印刷では、用紙のそれぞれの面に頁印刷がされる。従来通り、読み込み束単位でページスタンプ章印字を行うと、先に示した例では、図10に示すように、写真原稿に対応する用紙の前後で章が更新され、同一の章にしたいにも拘わらず、読み込み単位を分けたために別の章になってしまい、本来の束とは異なった体裁でページスタンプ章印字がなされてしまう。また、集約印刷や両面印刷では、読み込み束単位で章区切りがなされると、同一の用紙に印刷したい画像が他の用紙に印刷されるようになってしまい、本来の束とは異なった体裁で集約印刷や両面印刷が行われる。
この実施形態では、読み込み束単位で章の継続の設定が可能であり、該設定を前記した操作パネル140における指示に基づいて行うことができる。
以下に、本発明による章継続有無の設定手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。この例では、束読み込み完了時に章の継続有無の設定を行っている。
画像形成装置1では、操作パネル140に表示された操作画面でプログラムジョブ機能の選択が可能になっており(図示しない)、操作者がプログラムジョブを選択すると、プログラムジョブを行うモードに移行する。
図4のフローチャートでは制御部の動作によって、プログラムジョブが選択されたか否かの判定がなされ(ステップs1)、プログラムジョブが選択されなければ(ステップs1、NO)、通常処理が行われる。プログラムジョブが選択されると(ステップs1、YES)、ページスタンプ章印字や集約印刷等の章単位での処理が行われるか否かの判定が行われる(ステップs2)。章単位での処理が行わない場合(ステップs2、NO)、通常処理が行われる。
章単位での処理が行われる場合(ステップs2、YES)、操作パネル140に表示した読み取り開始釦や、画像形成装置本体に設けた読み取り開始釦の操作を待つ(ステップs3)。読み取り開始釦が押釦されると(ステップs3、YES)、読み取りが開始され、束での読み取りが完了するまで読み取りが行われる(ステップs4)。読み取りが完了すると(ステップs4、YES)、図8に示すように、束確認画面1400が操作パネル140の操作画面にポップアップ表示される(ステップs5)。
束確認画面1400では、読み込んだ束を束として確定する束確定釦1401、読み込んだ束でジョブを確定し、読み込みを完了する確定&読込完了釦1402、読み込んだ束のジョブをキャンセルして読み込みなおすキャンセル釦1403が操作入力可能に表示されており(ステップs6)、さらに、束確定釦1401が押釦された際に入力内容が有効となる「章継続する」の章継続チェックボックス1404が入力可能に表示されている。
制御部では、これら釦、ボックスへの入力に従って処理を行う。
すなわち、上記束確認釦1400で、キャンセル釦1403が押釦されると、読み込み束のジョブがキャンセルされ、読み取り開始釦の押釦を待つ(ステップs3へ)。また、確定&読込完了釦1402が押釦されるとJOBが確定し、読み込み束に章区切りが設定され(ステップs9)、読み込みを終了する。
また、束確定釦1401が押釦された場合、章継続の指示があるか否かの判定がなされる(ステップs7)。該判定は章継続チェックボックス1404のチェックの有無に基づいて行われる。したがって、操作者は、束確定釦1401を押釦する際に、章継続チェックボックス1404のチェック内容を確認し、章継続が必要な場合には、チェックボックスにチェックが示されていることを確認し、またはチェックが示されていなければ、チェックボックスにチェックが示されるように入力をし、束確定釦1401を押釦する。章継続が不要な場合には、チェックボックスにチェックが示されていないことを確認し、またはチェックが示されていれば、チェックボックスのチェックを外すように入力をし、束確定釦1401を押釦する。
上記の束確定釦1401の押釦に際し、章継続指示がある場合(ステップs7、YES)、章の区切りを設定することなく、次の束について読み込み釦が押釦されるのを待つ(ステップs3へ)。章継続の指示がない場合(ステップs7、NO)、読み込み束に章区切り情報をセットし(ステップs8)、次の束についての読み込み釦が押釦されるのを待つ(ステップs3へ)。
上記により、読み込み束の読み込み完了時に、読み込み束毎に章の継続を行うか否か(有無)の設定が行われる。
図3の例では、原稿の束毎では、章の区切りを設定し、写真原稿を読み込んだ際には、章の継続を指示することができる。
次に、読み込み束毎に章の区切りを設定したプログラムジョブをページスタンプ章印字で出力する際の制御部による制御手順を図5に基づいて説明する。
先ず、上記と同様に、プログラムジョブが選択されているか否かの選択を行う(ステップs10)。プログラムジョブが選択されていなければ(ステップs10、NO)、通常処理を行い、プログラムジョブが選択されていれば(ステップs10、YES)、ページスタンプ章印字機能が選択されているか否かの判定がなされる(ステップs11)。ページスタンプ章印字機能が選択されていなければ(ステップs11、NO)、通常処理が行われる。
ページスタンプ章印字機能が選択されていれば(ステップs11、YES)、先ず、章データ、ページデータに1をセットする(ステップs12)。該セット後、束の最終頁に至るまで、各用紙毎に、章データ、ページデータに基づいて印字をし、これに伴ってページデータに1を加算する(ステップs13、14)。この繰り返しで束の最終頁に至ると(ステップs14、YES)、束に章区切りがあるか否かの判定を行う(ステップs15)。章区切りがなければ(ステップs15、NO)、次の束に移行し、章の番号を維持したままで、束の最終頁までページデータに1を加算しつつ印刷を行う(ステップs13へ)。これにより、一つの読み込み束を超えた単位で章が変更されることなくページスタンプ章印字がなされる。上記章の区切りの設定で、写真原稿を読み込んだ際に章の継続を指示しておけば、章の区切りの設定はなされておらず、その前の頁から続いた同じ章の番号でページスタンプ章印字がなされる。
また、原稿束などにしたがって、読み込み束に章の区切りがあると(ステップs15、YES)、章データに1を加算し、ページデータを1にセットして、該束が最終束でなければ(ステップs17、NO)、次の束に移行し、加算した章の番号で、束の最終頁までページデータに1を加算しつつ印刷を行う(ステップs13へ)。上記の章区切りの束が最終束の場合(ステップs17、YES)、印刷を終了する。
上記出力の手順によって、図3に示すように、ページスタンプ章印字に際し、章番号が原稿の束通りの単位で印字され、所望の体裁で用紙の出力を行うことができる。なお、本発明としては、原稿の束を超えた任意の束をページスタンプ章印字の章区切りとすることもできる。
次に、読み込み束毎に章の区切りを設定したプログラムジョブを集約印刷で出力する際の制御部による制御手順を図6のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、上記と同様に、プログラムジョブが選択されているか否かの選択を行う(ステップs20)。プログラムジョブが選択されていなければ(ステップs20、NO)、通常処理を行い、プログラムジョブが選択されていれば(ステップs20、YES)、集約印刷機能が選択されているか否かの判定がなされる(ステップs21)。集約印刷機能が選択されていなければ(ステップs21、NO)、通常処理が行われる。
集約印刷機能が選択されていれば(ステップs21、YES)、集約データを作成する(ステップs22)。
集約データの作成手順を図7のフローチャートに基づいて説明する。ここでは、2頁の原稿データを1頁に集約する、すなわち2in1の例を説明する。
先ず、N=1をセットし(ステップs30)、次に、N頁とN+1頁の画像データを取得する(ステップs31)。次に、N頁、N+1頁の画像データの取得状況を判定して、処理手順が決定される(ステップs32)。N頁、N+1頁ともに画像データの取得ができなかった場合、集約データの作成手順を終了する。
N頁目の画像データのみ取得できた場合、N頁目の画像データと白紙とを合成し(ステップs33)、集約データの作成を終了する。
N頁、N+1頁の画像データともに取得できた場合、N頁目に、集約区切りすなわち章の区切りの設定があるか否かの判定を行う(ステップs34)。集約区切りがあれば(ステップs34、YES)、N頁目の画像データと白紙とを合成し(ステップs35)、Nに1を加算し、ステップs31に移行する。上記で集約区切りがなければ(ステップs34、NO)、N頁目の画像データとN+1頁目の画像データとを合成し(ステップs36)、Nに2を加算し、ステップs31に移行する。
上記集約データの作成後、集約データに基づいて束最終頁まで印刷を行う(ステップs23)。束最終頁でなければ(ステップs24、NO)、次の束で集約データの印刷を行う(ステップs23)。束最終頁に達すると(ステップs24、YES)、当該束に章区切りの設定があるか否かの判定を行う(ステップs25)。章区切りがなければ、次の束についても引き続き集約データの印刷を行う(ステップs23)。これにより読み込み束を超えて同一用紙への集約印刷がなされる。
一方、最終頁に達した束に章区切りがある場合(ステップs25、YES)、最終束か否かの判定がなされる(ステップs26)。最終束でなければ(ステップs26、NO)、次の束において用紙が変わって集約データの印刷が行われる(ステップs23)。最終束であれば(ステップs26、YES)、集約印刷を終了する。
上記出力の手順によって、図3に示すように、集約印刷に際し、集約単位の頁が単なる読み込み束単位ではなく、章継続の有無にしたがって印刷され、所望の体裁で用紙の出力を行うことができる。なお、本発明としては、原稿の束を超えた任意の束を集約単位の章区切りとすることもできる。
上記では、集約印刷を行う場合に、章の継続の有無を設定する場合について説明したが、両面印刷においても同様に章の継続の有無を設定することができる。正面印刷では、用紙単位が章の単位になっており、裏面側に位置する読み込み束の前に章区切りがあると、裏面側は白紙になって、次の用紙に印刷が行われる。裏面側に位置する読み込み束に、図9上段に示すように写真原稿を含んでいると、従来は、図9中段に示すように、その前の束で章区切りが設定され、写真原稿に対応する画像は、その前の用紙と同じ束であるにも拘わらず、次の用紙に印刷される。この場合、本発明によって、写真原稿の前の読み込み束で章継続の指定を行うと、写真原稿に対応する画像は、図9下段に示すように、その前の用紙に続いて裏面側に印刷され、原稿束通りの体裁で出力がなされる。なお、本発明としては、原稿の束を超えた任意の束を集約単位の章区切りとすることもできる。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は、上記実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成装置
111 画像制御CPU
114 不揮発メモリ
130 スキャナ部
140 操作パネル
150 プリンタ部
155 給紙部
1400 束確認画面

Claims (12)

  1. 原稿の画像を読み込んで画像データを得る原稿読み込み部と、画像データに基づいて用紙に画像形成を行う画像形成部と、操作者による操作入力が可能な操作表示部と、ジョブを管理して画像形成の制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、複数のジョブを一括して出力可能なプログラムジョブ機能を有し、該プログラムジョブ機能において、原稿の読み込み束毎に、章の継続の有無を設定可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、ページスタンプ章印字が可能であり、前記章がページスタンプ章印字の章単位であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記章の継続が有りとされた場合、継続の対象とされた束では、ページスタンプの章データの更新を行わないことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、集約印刷が可能であり、前記章が集約印刷の集約単位であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、両面印刷が可能であり、前記章が両面印刷の用紙単位であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記章の継続が有りとされた場合、継続有りとされた束では、次の束を章に含めて印刷することを可能にすることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記プログラムジョブ機能において、前記読み込み束単位で章の区切り設定を可能にすることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記プログラムジョブの開始時に、前記章の継続の有無の設定が可能であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、前記章の継続の有無の設定を前記原稿の束読み込み完了時に行うことが可能であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記章の継続の有無の設定を前記プログラムジョブの出力開始時に行うことが可能であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記章の継続の有無の設定を前記操作表示部によって操作入力可能にすることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記プログラムジョブ機能として、記憶部に格納された複数のジョブデータファイルを結合して出力することが可能であり、該ジョブデータファイルの結合において、ジョブデータファイルを前記読み込み束として、前記章の継続の有無の設定を可能にすることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
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