JP2011232662A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置自体に設定された所定の出力動作の内容を事前に確認する。
【解決手段】プリントジョブに基づいて記録媒体に画像を形成して出力する画像形成装置であって、当該画像形成装置による出力動作の実行を制御する制御部を備える。そして、制御部は、プリントジョブに対応する画像出力動作の設定とは別に画像形成装置に設定された所定の出力動作の設定内容及びプリントジョブに基づいて、当該プリントジョブに対応する画像出力動作の内容及び画像形成装置に設定された所定の出力動作の内容の確認用の出力内容確認情報を報知部から報知させる。
【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
近年、プリントジョブを実行して印刷データの画像形成を行う際、画像形成される用紙のイメージ画像(プレビュー画像)を画面上に表示させ、画像形成前にユーザがプリントジョブの出力内容を確認できるようにした画像形成装置が知られている。
例えば、印刷データを印刷する用紙を供給する給紙部各々に識別情報を設定し、印刷データのプレビュー画像を生成する際にユーザによる給紙部(用紙)の指定を受け付け、上記識別情報を利用して指定された給紙部を特定したうえでプレビュー画像を生成して表示することで、所望の用紙に印刷データが印刷されるか否かを印刷前に確認することが可能な技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、例えば合紙の挿入位置と給紙部とを指定することで、合紙を挿入した状態を含むプレビュー画像を生成して表示することができる。
また、印刷データにカバーページを付加したFAX送信データをプレビューする際に、一時保存した中間コード形式のFAX送信データから取得したカバーページの設定情報とユーザが選択したカバーページのプレビュー方法に基づいて、カバーページ及び印刷データのプレビューを制御する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。これにより、送信先が複数のFAX送信データに個別のカバーページを添付する場合であっても、ユーザが混乱しないような形式でその内容をプレビューすることができる。
また、印刷時にジョブのストアが指示された場合に、ジョブの中間データ及び出力用ジョブ設定ファイルをスプールファイルに格納し、当該ストアされたジョブがユーザに選択されたときに、プレビューアによって当該ジョブの印刷イメージをプレビューする技術が開示されている(例えば、特許文献3参照)。これにより、例えば製本印刷や表紙の挿入などの印刷設定が指定された場合に、印刷設定を反映したプレビューを行うことができる。
また、読み取った原稿又は仮想の原稿をプレビュー画面内にプレビュー画像として表示するとともに、タッチパネル或いはマウスを使用して画像の簡易編集及び後処理の設定を表示されたプレビュー画像に反映させながら行うことが可能な技術が開示されている(例えば、特許文献4参照)。これにより、例えば移動、拡大縮小、画像の回転などの画像編集やステープリング、穴あけなどの後処理の位置設定等を反映したプレビュー画像を表示することができる。
このように、従来の画像形成装置は、印刷データをプレビューする際、各プリントジョブに対して設定されるジョブ設定を反映したプレビューを行うことができる。
特開2004−118277号公報 特開2003−32404号公報 特開2001−130083号公報 特開2004−282439号公報
しかしながら、上記特許文献1〜4記載の技術にあっては、ジョブ設定とは別に画像形成装置自体に設定された各種の出力動作、例えば、仕切り紙挿入機能、サンプル排紙機能、自動濃度調整紙挿入機能などの内容をプレビューすることはできない。このため、画像形成装置に設定された所定の出力動作の内容に変更や設定ミスが生じた場合に、その後に生じる可能性のあるプリントミスを事前に確認することができない虞があった。
なお、プリントミスが生じても、後工程での手直しで対応することが可能であるが、当該手直しの作業は面倒であり、使い勝手が悪いといった問題もある。
本発明は、画像形成装置自体に設定された所定の出力動作の内容を事前に確認できる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、プリントジョブに基づいて記録媒体に画像を形成して出力する画像形成装置であって、当該画像形成装置による出力動作の実行を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記プリントジョブに対応する画像出力動作の設定とは別に前記画像形成装置に設定された所定の出力動作の設定内容及び前記プリントジョブに基づいて、当該プリントジョブに対応する画像出力動作の内容及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作の内容の確認用の出力内容確認情報を、報知部から報知させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、ユーザによる操作部の所定操作に基づいて入力された情報生成開始指示に基づいて、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を所定の出力単位毎に出力順に並べた情報を前記出力内容確認情報として生成し、当該生成された前記出力内容確認情報を前記報知部から報知させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記出力内容確認情報の生成後、当該出力内容確認情報における前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の所定の出力単位毎の出力順に変更が生じたか否かを判定し、前記出力順に変更が生じたと判定された場合に、当該変更後の出力順に従って、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を所定の出力単位毎に並べて前記出力内容確認情報を再度生成することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の画像形成装置において、前記制御部は、生成された前記出力内容確認情報を記憶部に記憶させ、ユーザによる操作部の所定操作に基づいて入力された報知指示に基づいて、前記記憶部から前記出力内容確認情報を取得して、当該出力内容確認情報を前記報知部から報知させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の画像形成装置において、前記制御部は、生成された前記出力内容確認情報に基づいて、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の内容確認画面を、前記報知部としての表示部に表示させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記制御部は、ユーザによる前記操作部の所定操作に基づいて前記報知指示が入力されたか否かを判定し、当該判定の結果、前記報知指示が入力されていないと判定された場合に、前記プリントジョブに対応する画像出力動作のみの出力予定内容の内容確認画面を前記表示部に表示させることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記内容確認画面内で、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を互いに識別可能な表示態様として前記表示部に表示させることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置自体に設定された所定の出力動作の内容を事前に確認できる。
本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示した図である。 本実施形態に係る画像形成装置1の機能ブロック図である。 ジョブ出力リストの一例について示した図である。 ジョブリスト画面G1の一例について示した図である。 機械設定画面G2の一例について示した図である。 仕切り紙設定画面G3の一例について示した図である。 サンプル排紙設定画面G4の一例について示した図である。 自動濃度調整画面G5の一例について示した図である。 ジョブ設定画面G6の一例について示した図である。 プレビュー画面G7の一例について示した図である。 ジョブ設定をプレビューに反映させるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置1において行われる、機械設定を反映したプレビュー画面G7の表示遷移の一例について示した図である。 変形例1に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。 変形例2に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。 変形例2に係る画像形成装置1において行われる、仕切り紙を識別可能に表示したプレビュー画面G7の表示遷移の一例について示した図である。 変形例2に係る画像形成装置1において行われる、サンプル紙を識別可能に表示したプレビュー画面G7の表示遷移の一例について示した図である。 変形例2に係る画像形成装置1において行われる、サンプル紙を識別可能に表示したプレビュー画面G7の表示遷移の一例について示した図である。 変形例3に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を示した図である。また、図2は、画像形成装置1の機能ブロック図である。
画像形成装置1は、原稿から読み取った画像データを用紙(記録媒体)に画像形成して出力したり、外部装置等から受信したプリントジョブに基づいて用紙に画像形成して出力したりするデジタル複合機である。なお、画像形成装置1は、画像が形成された用紙に対してパンチ処理、ステイプル処理、折り処理、断裁処理等を施す後処理部を備える構成としてもよい。
図1及び図2に示すように、画像形成装置1は、本体部1aと、プリントコントローラ1bと、を備えて構成され、プリントコントローラ1bのLANIF(Local Area Network InterFace)54を介して、ネットワークN上の外部装置2と相互に情報の送受信が可能に接続されている。
本体部1aは、本体制御部10と、画像読取部20と、操作部30と、プリンタ部40と、を備えて構成される。
本体制御部10は、画像制御部11と、不揮発メモリ12と、読取処理部13と、圧縮IC(Integrated Circuit)14と、DRAM制御IC15と、画像メモリ16と、伸長IC17と、書込処理部18と、を備えて構成される。
画像制御部11は、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113等を備えて構成され、画像形成装置1の各部を制御する。
CPU111は、ROM112に格納された処理プログラム等を読み出してRAM113に展開し、この展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行することにより、画像形成装置1全体の制御を行う。
ROM112は、例えば半導体メモリで構成され、処理プログラムやデータ等が予め記憶されている。ROM112には、例えばジョブ出力リスト(後述する図3参照)に基づいてプレビュー画面を表示部31に表示させるプレビュー画面表示プログラム等が記憶されている。
RAM113は、CPU111により実行された処理プログラム等を、RAM113内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。また、RAM113は、CPU111の制御下にて、各プリントジョブに対して設定されるジョブ設定(例えば合紙の挿入、カバーページの添付など)やジョブ出力リスト(例えば、第1出力リストL1や第2出力リストL2など)等を格納する。
ここで、ジョブ出力リストの一例について、図3(a)及び図3(b)を参照して説明する。
ジョブ出力リストとは、画像形成装置1によって実行される出力動作に従って出力される予定の内容(例えば、出力予定画像、合紙、カバーページ、仕切り紙、サンプル紙、自動濃度調整紙など)を所定の出力単位毎(例えば、ページ毎)に出力順に並べた情報のことである(図3(a)及び図3(b)参照)。
また、ジョブ出力リストとしては、図3(a)及び図3(b)に示すように、ジョブ設定を反映したジョブ出力リスト(第1出力リストL1)と、第1出力リストL1にさらに当該画像形成装置1による機械設定(詳しくは後述する図4参照)を反映したジョブ出力リスト(第2出力リストL2)とがある。
第1出力リストL1は、図3(a)に示すように、プリントジョブの各出力用紙に対応した複数のノード(用紙ノード1、2、…N)で構成されており、画像形成される順番(出力順)で配列されている。
これら用紙ノード1、2、…Nの各々は、用紙毎の出力条件を規定する複数の各種項目に対応した情報を記憶する領域を具備する。これら複数の各種項目としては、用紙番号C1、原稿ページ番号C2、部番号C3、ブランクor印字C4、画像アドレスC5、片面or両面C6、トレイ番号C7、通常紙C8、…次ノードアドレスC9、前ノードアドレスC10等が挙げられる。
なお、通常紙C8の項目は、後述するように、出力される記録媒体として、「通常紙」若しくは「特別紙」が設定される項目(例えば、図3(b)における通常紙/特別紙C18参照)であるが、第1出力リストL1にあっては、機械設定が反映されないため「特別紙」は設定されず、「通常紙」のみが設定される。また、最終用紙ノードNの次ノードアドレスC9及び先頭用紙ノード1の前ノードアドレスC10には、設定なしの状態を示す「NULL」が格納されている。
第2出力リストL2は、図3(b)に示すように、第1出力リストL1と同様に、複数の用紙ノード1、2、…Nで構成されており、画像形成される順番で配列されている。
これら用紙ノード1、2、…Nの各々は、用紙毎の出力条件を規定する複数の各種項目に対応した情報を記憶する領域を具備する。これら複数の各種項目としては、用紙番号C11、原稿ページ番号C12、部番号C13、ブランクor印字C14、画像アドレスC15、片面or両面C16、トレイ番号C17、通常紙/特別紙C18、…次ノードアドレスC19、前ノードアドレスC20等が挙げられる。
図3(b)では、用紙ノード1、3の通常紙/特別紙C18の項目に「特別紙」が設定されており、当該第2出力リストL2に対応するプリントジョブで出力される用紙のうち1枚目と3枚目に「特別紙」が出力されることとなる。即ち、第2出力リストL2は、用紙ノード1、2、…Nに対応する用紙データの出力用紙が「特別紙」である場合に、通常紙/特別紙C18に「特別紙」と設定することで、出力用紙が「通常紙」であるか「特別紙」であるかを識別可能としている。なお、「特別紙」とは、機械設定に基づいて実行される出力動作で用いられる用紙のことであり、例えば仕切り紙、サンプル紙、自動濃度調整紙等が挙げられる。
なお、図3(a)及び図3(b)に第1出力リスト及び第2出力リストとして例示したものは一例であって、格納されている各種情報などはこれに限られるものではなく、適宜任意に変更可能である。
不揮発メモリ12は、スキャナ部22で読み取って生成したプリントジョブのデータやプリントコントローラ1bを介して外部装置2から受信したプリントジョブのデータ等の情報を記憶する。また、不揮発メモリ12は、後述する図6〜図8に示す機械設定に係る設定画面(仕切り紙設定画面G3、サンプル排紙設定画面G4、自動濃度調整画面G5)におけるユーザ操作に基づいて設定された各種の設定条件に係る設定情報を記憶する。
読取処理部13は、画像読取部20から入力されるアナログ画像信号に、シェーディング補正処理、A/D変換処理等の各種処理を施して、デジタル画像データを生成する。生成されたデジタル画像データは、圧縮IC14に出力される。
圧縮IC14は、入力されたデジタル画像データに圧縮処理を施してDRAM制御IC15に出力する。
DRAM制御IC15は、画像制御部11からの指示に従って、圧縮IC14による画像データの圧縮処理及び伸長IC17による圧縮画像データの伸長処理を制御するとともに、画像メモリ16への画像データの入出力制御を行う。例えば、DRAM制御IC15は、画像読取部20により読み取られた画像データの保存が指示されると、読取処理部13から入力された画像データの圧縮処理を圧縮IC14により実行させて、圧縮画像データを画像メモリ16の圧縮メモリ16aに格納させる。また、DRAM制御IC15は、圧縮メモリ16aに格納された圧縮画像データのプリント出力が指示されると、圧縮メモリ16aから圧縮画像データを読み出し、伸長IC17により伸長処理を実行させてページメモリ16bに格納させる。そして、ページメモリ16bから非圧縮画像データを読み出して書込処理部18に出力する。DRAM制御IC15は、画像形成部41による画像形成後に、画像形成済みの画像データを圧縮メモリ16a及びページメモリ16bから削除する。
画像メモリ16は、例えば、DRAM(Dynamic RAM)で構成され、圧縮メモリ16a、ページメモリ16bを備える。圧縮メモリ16aは、圧縮画像データを格納するためのメモリであり、ページメモリ16bは、画像形成前にプリント対象の非圧縮画像データを一時的に格納するためのメモリである。
伸長IC17は、入力される圧縮画像データに伸長処理を施す。
書込処理部18は、DRAM制御IC15から入力されたプリント対象の画像データに基づいて、画像形成のためのプリント用画像データを生成し、プリンタ部40に出力する。
画像読取部20は、ADF(Auto Document Feeder)部21と、スキャナ部22と、読取制御部23と、を備えて構成される。読取制御部23は、画像制御部11からの指示に従って、ADF部21、スキャナ部22を制御して原稿面の光走査を実行させ、読み取られたアナログ画像信号を読取処理部13に出力する。
具体的には、ADF部21の原稿トレイに載置された原稿をスキャナ部22の読取個所であるコンタクトガラスに搬送して原稿面の露光走査を行い、CCD(Charge Coupled Device)により光の反射光の光電変換を行って原稿の片面又は両面の画像を読み取る。ここで、画像とは、図形や写真等のイメージデータに限らず、文字や記号等のテキストデータ等も含む。スキャナ部22により読み取られた画像(アナログ画像信号)は、読取処理部13に出力され、本体制御部10においてA/D変換され、各種画像処理が施された後、プリンタ部40に出力される。
操作部30は、表示部31と、表示制御部32と、その他図示しない各種機能ボタン(例えば数字ボタン、スタートボタン等)等を備えて構成される。
表示部31は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、LCDを覆うように設けられたタッチパネルを備えて構成され、ユーザによる入力操作を受け付けると、その入力情報を本体制御部10に出力する。また、表示部31は、本体制御部10から入力される表示信号に従って、各種設定条件を入力するための各種設定画面(後述する図4〜図10参照)や各種処理結果等を表示する。
表示制御部32は、各種機能ボタン又はタッチパネルにより操作された操作信号を、画像制御部11に出力する。また、表示制御部32は、画像制御部11からの指示に従って、表示部31に各種設定画面や、各種処理結果を表示させる。
ここで、表示部31に表示される各種設定画面について、図4〜図10を用いて説明する。
図4は、ジョブリスト画面G1の一例について示した図である。
図4に示すように、表示部31は、ジョブリスト画面G1において、機械設定ボタンB1、JOB設定ボタンB2、プレビューボタンB3を表示する。また、印刷待機中のジョブリストを表示するジョブリスト表示領域E1を表示する。また、プレビューボタンB3の下方に、機械設定をプレビューに反映させる機械設定ONボタンB31、機械設定をプレビューに反映させない機械設定OFFボタンB32を表示する。
ここで、機械設定とは、ジョブ設定の有無に拘わらず画像形成装置1自体に設定された所定の出力動作の設定内容のことである。この機械設定は、ジョブ設定より前に設定されても後に設定されてもよい。
また、画像形成装置1に設定された所定の出力動作とは、プリントジョブ(ジョブ設定)とは独立して設定された情報に基づいて当該画像形成装置1により実行される各種処理動作のことである。即ち、画像形成装置1に設定された所定の出力動作は、一のプリントジョブに対応する画像出力動作に対して実行されるものもあれば、複数のプリントジョブに対応する画像出力動作に対して共通して実行されるものもあるが、如何なるプリントジョブからも独立した設定処理により設定された機械設定に基づいて実行される。画像形成装置1に設定された所定の出力動作としては、例えば仕切り紙の挿入、サンプル排紙、自動濃度調整紙の挿入などが挙げられる。
なお、プリントジョブに対応する画像出力動作とは、プリントジョブに基づいて実行される各種の出力動作のことである。即ち、プリントジョブに対応する画像出力動作は、プリントジョブの設定(ジョブ設定)に基づいた出力動作であればよく、出力される記録媒体に対する画像形成の有無は問わない。従って、プリントジョブに対応する画像出力動作としては、例えば合紙の挿入やカバーページの添付などを含む。
ジョブリスト画面G1において、ユーザが機械設定ボタンB1を押圧操作すると、表示制御部32は、機械設定画面G2(図5参照)を表示部31の表示領域に表示させる。また、JOB設定ボタンB2を押圧操作すると、表示制御部32は、ジョブ設定画面G6(図9参照)を表示部31の表示領域に表示させる。また、プレビューボタンB3を押圧操作すると、表示制御部32は、プレビュー画面G7(図10参照)を表示部31の表示領域に表示させる。ただし、プレビュー画面G7を表示させるには、ジョブリスト表示領域E1において、事前にプレビューしたいジョブを選択する必要がある。例えば図4に示すように、「JOB2」を選択した状態でプレビューボタンB3が押圧操作されると、JOB2のプレビュー画面G7が表示されることとなる。
また、ジョブリスト画面G1において、ユーザが機械設定ONボタンB31を押圧操作すると、表示制御部32は、プレビュー画面G7に機械設定を反映させて表示部31の表示領域に表示させる。一方、機械設定OFFボタンB32を押圧操作すると、表示制御部32は、プレビュー画面G7に機械設定を反映させずに表示部31の表示領域に表示させる。
また、ジョブリスト画面G1において、ユーザによる操作部30のタッチパネルのプレビューボタンB3の押圧操作が検出されると、表示制御部32は、当該操作に対応した報知指示を画像制御部11に出力する。
ここで、報知指示とは、画像制御部11のCPU111の制御に従って、出力動作に係る出力予定内容の確認用の出力内容確認情報を表示部31に表示させるための指示のことである。報知指示には、例えばプレビュー画面G7を表示部31に表示させるためのプレビュー指示等が挙げられる。
図5は、機械設定画面G2の一例について示した図である。
図5に示すように、表示部31は、機械設定画面G2において、仕切り紙設定ボタンB4、サンプル排紙設定ボタンB5、自動濃度調整ボタンB6等を表示する。
機械設定画面G2において、ユーザが仕切り紙設定ボタンB4を押圧操作すると、表示制御部32は、仕切り紙設定画面G3(図6参照)を表示部31の表示領域に表示させる。また、サンプル排紙設定ボタンB5を押圧操作すると、表示制御部32は、サンプル排紙設定画面G4(図7参照)を表示部31の表示領域に表示させる。また、自動濃度調整ボタンB6を押圧操作すると、表示制御部32は、自動濃度調整画面G5(図8参照)を表示部31の表示領域に表示させる。
図6は、仕切り紙設定画面G3の一例について示した図である。
図6に示すように、表示部31は、仕切り紙設定画面G3において、仕切り紙を給紙(格納)するトレイを設定する仕切り紙トレイ設定領域E2、仕切り紙を挿入するタイミングを設定する仕切り紙挿入設定領域E3、数値を入力するテンキーK1等を表示する。仕切り紙を挿入するタイミングは、JOB単位、部単位、枚数単位で設定することができる。例えば図6では、仕切り紙トレイとして「トレイ5」、挿入タイミングとして「2JOB単位」、が設定されているので、2JOB出力する毎にトレイ5から仕切り紙が出力されることとなる。
図7は、サンプル排紙設定画面G4の一例について示した図である。
図7に示すように、表示部31は、サンプル排紙設定画面G4において、サンプル紙を給紙(格納)するトレイを設定するサンプル紙トレイ設定領域E4、サンプル紙を挿入するタイミングを設定するサンプル紙挿入設定領域E5、数値を入力するテンキーK2等を表示する。サンプル紙を挿入するタイミングは、枚数周期、部周期で設定することができる。例えば図7では、サンプル紙トレイとして「トレイ5」、挿入タイミングとして「10枚数周期」、が設定されているので、10枚出力する毎にトレイ5から給紙され、サンプル排紙されることとなる。また、図7の状態から、挿入タイミングを部周期(2部3枚周期)に切り替えると、各ジョブにおいて2部目の3枚目を出力するときにトレイ5から給紙され、サンプル排紙されることとなる。
図8は、自動濃度調整画面G5の一例について示した図である。
図8に示すように、表示部31は、自動濃度調整画面G5において、出力紙の濃度調整を行うか否かを決定する出力紙濃度調整使用可否決定領域E6、濃度調整の強度を決定する調整強度決定領域E7、自動調整を行うか否かを決定する自動調整可否決定領域E8、調整間隔を決定する調整間隔決定領域E9、ジョブの途中で調整を行うか否かを決定するジョブ中調整可否決定領域E10等を表示する。例えば図8では、出力紙濃度調整使用可否決定領域E6にて「する」、調整間隔を決定する調整間隔決定領域E9にて「5000枚毎」、が設定されているので、5000枚出力する毎に濃度調整紙が出力されることとなる。
図9は、ジョブ設定画面G6の一例について示した図である。
図9に示すように、表示部31は、ジョブ設定画面G6において、プリントジョブの出力総部数や画像形成する用紙の面を設定する部数/印刷面領域E11、プリントジョブの出力用紙の設定を行う原稿設定領域E12、画質の設定を行う画質設定領域E13、出力用紙の倍率を設定する倍率設定領域E14、出力条件の設定を行う出力条件設定領域E15、画像形成された用紙の出力先(排紙トレイ)や後処理を設定する出力設定領域E16、応用設定を行う応用設定領域E17等を表示する。
表示制御部32は、図6〜図9に示した各種設定画面において、ユーザによる操作部30の所定操作が検出されると、当該操作に対応した設定情報を生成させるための情報生成開始指示を画像制御部11に出力する。設定情報とは、所定領域において入力された数値情報や押圧操作されたボタン情報等からなる設定条件に係る情報のことである。
画像制御部11に出力された設定情報のうち、機械設定に係る設定画面(仕切り紙設定画面G3、サンプル排紙設定画面G4、自動濃度調整画面G5)におけるユーザ操作に基づいて設定された設定情報は、画像制御部11から不揮発メモリ12に出力されて格納される。また、ジョブ設定に係る設定画面(ジョブ設定画面G6)におけるユーザ操作に基づいて設定された設定情報は、画像制御部11のRAM112に格納される。
画像制御部11のCPU111は、ユーザによる操作部30の所定操作に基づいて入力された情報生成開始指示に基づいて、プリントジョブに対応する画像出力動作及び画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を所定の出力単位毎に出力順に並べた情報を出力内容確認情報(例えば、第2出力リストL2)として生成する。具体的には、プリントジョブに対応する画像出力動作に係る設定情報をRAM113から取得するとともに、画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る設定情報を不揮発メモリ12から取得し、これらの設定情報を、所定の出力単位毎の出力条件を規定する項目に対応させて出力順に並べることで、出力内容確認情報を生成する。
そして、画像制御部11のCPU111は、生成した出力内容確認情報(例えば、第2出力リストL2)をRAM113に記憶させる。
図10は、プレビュー画面G7の一例について示した図である。
図10に示すように、表示部31は、プレビュー画面G7において、出力用紙のプレビューを表示するプレビュー表示領域E18、原稿のオモテ面又はウラ面のいずれをプレビューするか指定する表裏切替領域E19、プレビューする用紙を切り替える表示用紙切替領域E20、現に表示している用紙の用紙番号を表示する用紙番号表示領域E21、ユーザに対する各種メッセージを表示するメッセージ表示領域E22、現に表示している用紙の各種属性をテキスト表示する用紙情報表示領域E23等を表示する。なお、図4のプレビューボタンB3の押圧操作によりジョブリスト画面G1からプレビュー画面G7に切り替わった際、プレビュー表示領域E18には、ジョブの先頭用紙のプレビューが初期表示として表示される。
図10に示したプレビュー画面G7は、例えば画像制御部11のCPU111が後述するプレビュー画面表示処理を行うことにより、表示部31に表示される。
即ち、画像制御部11のCPU111は、プリントジョブに対応する画像出力動作の設定とは別に画像形成装置1に設定された所定の出力動作の設定内容及びプリントジョブに基づいて、プリントジョブに対応する画像出力動作の内容及び画像形成装置1に設定された所定の出力動作の内容の確認用の出力内容確認情報(例えば、第2出力リストL2)を、表示部31に表示させる。具体的には、画像制御部11のCPU111は、例えば出力内容確認情報(例えば、第2出力リストL2)に基づいて表示用の画面データ(例えば、プレビュー画像)を生成し、表示制御部32との協働により当該表示用画面データ(例えば、プレビュー画面G7)を表示部31に表示させる。
プリンタ部40は、画像形成部41と、給紙ユニット42と、プリンタ制御部43と、を備えて構成される。
画像形成部41は、像担持体である感光ドラム、感光ドラムの帯電を行う帯電部、画像データに基づいて感光ドラム表面を露光走査する露光部、感光ドラム上の静電潜像を現像する現像部、感光ドラム上に形成されたトナー像を記録用紙に転写する転写部、感光ドラム上の残トナーを除去するクリーニング部、記録用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部、等で構成され、給紙ユニット42から給紙された記録媒体としての記録用紙に画像形成を行う。なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成処理を例示して説明するが、これに限らず、インクジェット方式、熱昇華方式等、他のプリント方式を利用して画像形成を行ってもよい。
プリンタ制御部43は、画像制御部11からの指示に従ってプリンタ部40の各部の動作を制御し、書込処理部18から入力されたプリント用画像データに基づいて用紙に画像形成を行わせる。
次に、プリントコントローラ1bの各部について説明する。
プリントコントローラ1bは、画像形成装置1をネットワークプリンタとして使用する場合に、ネットワークNに接続される外部装置2から画像形成装置1に入力されるプリントジョブの管理及び制御を行うものであり、外部装置2からプリント対象のデータを受信し、当該データをプリントジョブデータとして本体部1aへ送信する。
プリントコントローラ1bは、コントローラ制御部51と、DRAM制御IC52と、画像メモリ53と、LANIF54と、を備えて構成される。
コントローラ制御部51は、プリントコントローラ1bの各部の動作を統括的に制御し、LANIF54を介して外部装置2から入力される画像データをプリントジョブとして本体部1aに出力する。
DRAM制御IC52は、LANIF54により受信された画像データの画像メモリ53への格納や、画像メモリ53からの画像データの読み出しを制御する。また、DRAM制御IC52は、本体制御部10のDRAM制御IC15とPCI(Peripheral Components Interconnect)バスで接続されており、コントローラ制御部51からの指示に従って、プリント対象の画像データを画像メモリ53から読み出して、DRAM制御IC15に出力する。
画像メモリ53は、例えば、DRAMで構成され、入力された画像データを一時的に格納する。
LANIF54は、NIC(Network Interface Card)やモデム等の通信インターフェイスであり、外部装置2からネットワークNを介してプリント対象の画像データを受信する。受信された画像データは、DRAM制御IC52に出力される。
外部装置2は、ユーザ操作等によりプリントするプリントジョブのデータを生成し、ネットワークNを介して画像形成装置1に送信する。また、外部装置2は、例えばプレビュー画面G7を表示する表示部を備えるようにしてもよい。なお、外部装置2としては、例えばPCやサーバ装置、PDA等の携帯機器等を適用可能である。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
まず、ジョブ設定をプレビューに反映させるプレビュー画面表示処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。このプレビュー画面表示処理は、画像制御部11のCPU111がROM112に格納されているプレビュー画面表示プログラムを実行することにより実現される。
図11に示すように、ステップS1では、ジョブ設定を反映したジョブ出力リスト(第1出力リストL1;図3(a)参照)を生成する。具体的には、ジョブ設定に係る設定情報をRAM112から取得し、この設定情報を、用紙毎の出力条件を規定する項目に対応させて出力順に並べることで、第1出力リストL1を生成する。
そして、ステップS1で生成された第1出力リストL1は、RAM113に記憶される。
ステップS2では、ユーザからのプレビュー指示があるか否かを判定する。具体的には、ユーザによるプレビューボタンB3の押圧操作を検出した場合に、プレビュー指示があると判定する。プレビュー指示があると判定した場合(ステップS2:YES)は、ステップS3へと移行する。一方、プレビュー指示がないと判定した場合(ステップS2:NO)は、当該プレビュー画面表示処理を終了する。
ステップS3では、プレビューする用紙の用紙番号を取得する。プレビューボタンB3の押圧操作に伴う移行(ステップS2からの移行)の場合、先頭用紙をプレビューすることになるので、用紙番号として「1」を取得する。一方、用紙番号の更新指示に伴う移行(ステップS6からの移行)の場合、更新指示に従って用紙番号を取得する。
ステップS4では、ステップS3で取得した用紙番号に対応する用紙データをステップS1で生成した第1出力リストL1から取得する。例えば取得した用紙番号が「1」だった場合は、第1出力リストL1の用紙番号C1に「1」が設定された用紙ノードの用紙データを取得する。
ステップS5では、ステップS4で取得した用紙データに基づいてプレビュー画面G7を表示部31に表示させる。具体的には、取得した用紙データから当該用紙に印字される原稿画像を算出し、圧縮メモリ16aに格納された原稿画像に各種伸張処理を行うことでプレビュー画像を生成し、当該プレビュー画像を表示部31に表示させる。
ステップS6では、ユーザからの用紙番号の更新指示があるか否かを判定する。具体的には、プレビュー画面G7の表示用紙切替領域E20にて行われた表示用紙の切替操作を検出した場合に、用紙番号の更新指示があると判定する。用紙番号の更新指示があると判定した場合(ステップS6:YES)は、ステップS3へと移行する。一方、用紙番号の更新指示がないと判定した場合(ステップS6:NO)は、当該プレビュー画面表示処理を終了する。
このように、本実施形態に係る画像形成装置1は、第1出力リストL1から取得した用紙データに基づいてプレビュー画面G7を表示部31に表示させる。
次に、ジョブ設定に加えて機械設定をプレビューに反映させるプレビュー画面表示処理について、図12のフローチャートを用いて説明する。
図12は、本実施形態に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。このプレビュー画面表示処理は、新たにプリントジョブが生成されたり、或いはプリントジョブが取得されたりしたことを契機に、画像制御部11のCPU111がROM112に格納されているプレビュー画面表示プログラムを実行することにより実現される。
図12に示すように、ステップS101では、ジョブ設定を反映したジョブ出力リスト(第1出力リストL1;図3(a)参照)を生成する。なお、第1出力リストL1の生成方法は、図11におけるプレビュー画面表示処理と略同様であり、その詳細な説明は省略する。
そして、ステップS101で生成された第1出力リストL1は、RAM113に記憶される。
ステップS102では、ジョブ中又はジョブ間に出力される特別紙に関する機械設定が存在するか否かを判定する。具体的には、不揮発メモリ12を参照し、機械設定が記憶されていた場合に、機械設定が存在すると判定する。機械設定が存在すると判定した場合(ステップS102:YES)は、ステップS103へと移行する。一方、機械設定が存在しないと判定した場合(ステップS102:NO)は、ステップS104へと移行する。
ステップS103では、ステップS101で生成された第1出力リストL1にさらに機械設定を反映したジョブ出力リスト(第2出力リストL2)を生成する。具体的には、ジョブ設定に係る設定情報をRAM112から取得するとともに、機械設定に係る設定情報を不揮発メモリ12から取得し、これらの設定情報を、用紙毎の出力条件を規定する項目に対応させて出力順に並べることで、第2出力リストL2を生成する。
そして、ステップS103で生成された第2出力リストL2は、RAM113に記憶される。
ステップS104では、プレビュー指示があるか否かを判定する。プレビュー指示があると判定した場合(ステップS104:YES)は、ステップS105へと移行する。一方、プレビュー指示がないと判定した場合(ステップS104:NO)は、当該プレビュー画面表示処理を終了する。
ステップS105では、プレビューする用紙の用紙番号を取得する。プレビューボタンB3の押圧操作に伴う移行(ステップS104からの移行)の場合、先頭用紙をプレビューすることになるので、用紙番号として「1」を取得する。一方、用紙番号の更新指示に伴う移行(ステップS108からの移行)の場合、更新指示に従って用紙番号を取得する。
ステップS106では、ステップS105で取得した用紙番号に対応する用紙データをステップS103で生成した第2出力リストL2から取得する。例えば取得した用紙番号が「1」だった場合は、第2出力リストL2の用紙番号C11に「1」が設定された用紙ノードの用紙データを取得する。ただし、機械設定が存在しない場合(ステップS102:NO)は、第2出力リストL2を生成していないので、ステップS101で生成した第1出力リストL1から用紙データを取得する。
ステップS107では、ステップS106で取得した用紙データに基づいてプレビュー画面G7を表示部31に表示させる。具体的には、取得した用紙データから当該用紙に印字される原稿画像を算出し、圧縮メモリ16aに格納された原稿画像に各種伸張処理を行うことでプレビュー画像を生成し、当該プレビュー画像を表示部31に表示させる。
ステップS108では、用紙番号の更新指示があるか否かを判定する。用紙番号の更新指示があると判定した場合(ステップS108:YES)は、ステップS105へと移行する。一方、用紙番号の更新指示がないと判定した場合(ステップS108:NO)は、当該プレビュー画面表示処理を終了する。
このように、本実施形態に係る画像形成装置1の画像制御部11は、ユーザによる操作部30の所定操作に基づいて入力された報知指示(プレビュー指示)に基づいて、RAM113から出力内容確認情報(第2出力リストL2)を取得し、当該第2出力リストL2に基づいて、プリントジョブに対応する画像出力動作及び画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の内容確認画面(プレビュー画面G7)を表示部31に表示させる。
これにより、画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の内容確認画面をユーザに視認させることができるので、当該出力予定内容をユーザに事前に確認させることができる。
この結果、例えば仕切り紙の挿入における設定内容に変更や設定ミスが生じた場合でも、プリント出力前に修正することができ、後工程での手直しを不要なものとすることができる。
ここで、本実施形態に係る画像形成装置1において行われる、機械設定を反映したプレビュー画面G7の表示遷移の一例について、図13(a)及び図13(b)を用いて説明する。図13(a)及び図13(b)では、機械設定として「2ジョブ毎に仕切り紙を挿入する設定」がされている場合を例示して説明する。
図13(a)は、機械設定をプレビューに反映しない従来の画像形成装置における表示遷移について示した図である。また、図13(b)は、本実施形態に係る画像形成装置における表示遷移について示した図である。
なお、図13(a)及び図13(b)において、JOB1は出力ページ数5枚の印刷データを1部、JOB2は出力ページ数3枚の印刷データを1部、JOB3は出力ページ数5枚の印刷データを1部、JOB4は出力ページ数5枚の印刷データを1部、JOB5は出力ページ数3枚の印刷データを1部出力する設定がされている。
また、図13(a)及び図13(b)では、各ジョブの出力用紙に対応するプレビュー画面G7を左から出力順に並べて表示している。プレビュー画面G7内の数字は、プレビュー表示領域E18に表示される用紙の用紙番号を表す。
図13(a)に示すように、従来の画像形成装置では、プレビュー画面G7に機械設定を反映することができないため、ジョブ設定を反映したプレビュー画面G7のみが表示されている。
これに対して、本実施形態に係る画像形成装置では、図13(b)に示すように、JOB3の先頭(図中のX1)とJOB5の先頭(図中のX2)に仕切り紙を示す白紙のプレビュー画面G7が表示されている。このように、本実施形態に係る画像形成装置は、機械設定を反映したプレビュー画面G7を表示することができる。
<変形例1>
図14は、変形例1に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。なお、変形例1は、機械設定をプレビューに反映させるか否かをユーザが選択可能に構成した点において、上記実施形態と異なる。
図14に示すように、ステップS201〜ステップS205は、図12のステップS101〜ステップS105と同様の処理を行うため、説明を省略する。
ステップS206では、機械設定をプレビューに反映させるか否かを判定する。具体的には、ユーザによる機械設定ONボタンB31の押圧操作を検出した場合に、機械設定をプレビューに反映させると判定し、ユーザによる機械設定OFFボタンB32の押圧操作を検出した場合に、機械設定をプレビューに反映させないと判定する。機械設定をプレビューに反映させると判定した場合(ステップS206:YES)は、ステップS207へと移行する。機械設定をプレビューに反映させないと判定した場合(ステップS206:NO)は、ステップS208へと移行する。
ステップS207では、ステップS205で取得した用紙番号に対応する用紙データをステップS203で生成した第2出力リストL2から取得する。
ステップS208では、ステップS205で取得した用紙番号に対応する用紙データをステップS201で生成した第1出力リストL1から取得する。
ステップS209では、ステップS207又はステップS208で取得した用紙データに基づいてプレビュー画面G7を表示部31に表示させる。
即ち、ステップS207にて第2出力リストを取得した場合には、上記実施形態と同様に、第2出力リストL2から取得した用紙データに基づいてプレビュー画像を生成し、当該プレビュー画像を表示部31に表示させる。一方、ステップS208にて第1出力リストを取得した場合には、第1出力リストL1から取得した用紙データに基づいてプレビュー画像を生成し、当該プレビュー画像を表示部31に表示させる。
ステップS210では、用紙番号の更新指示があるか否かを判定する。用紙番号の更新指示があると判定した場合(ステップS210:YES)は、ステップS205へと移行する。一方、用紙番号の更新指示がないと判定した場合(ステップS210:NO)は、当該プレビュー画面表示処理を終了する。
このように、画像制御部11は、ユーザによる操作部30の所定操作に基づいて報知指示が入力されたか否かを判定する。具体的には、ユーザによる機械設定ONボタンB31の押圧操作を検出した場合に報知指示が入力されたと判定し、一方、ユーザによる機械設定OFFボタンB32の押圧操作を検出した場合に報知指示が入力されていないと判定する。
また、画像制御部11は、報知指示が入力されていないと判定された場合に、プリントジョブに対応する画像出力動作のみの出力予定内容の内容確認画面(プレビュー画面G7)を表示部31に表示させる。
これにより、画像形成装置1に設定された所定の出力動作(機械設定)に係る出力予定内容の内容確認画面(プレビュー画面G7)を表示させるか否かをユーザが自由に選択することができるので、使い勝手の向上が期待できる。
<変形例2>
図15は、変形例2に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。なお、変形例2は、機械設定がされた用紙(特別紙)のプレビューを識別可能な表示態様として表示させるように構成した点において、上記実施形態と異なる。
図15に示すように、ステップS301〜ステップS306は、図12のステップS101〜ステップS106と同様の処理を行うため、説明を省略する。
ステップS307では、ステップS306で取得した用紙データに機械設定がされているか否かを判定する。具体的には、取得した用紙データ(用紙ノード)の通常紙/特別紙C18に「特別紙」と設定されていた場合に、用紙データに機械設定がされていると判定する。用紙データに機械設定がされていると判定した場合(ステップS307:YES)は、ステップS308へと移行する。一方、用紙データに機械設定がされていないと判定した場合(ステップS307:NO)は、ステップS309へと移行する。
ステップS308では、ステップS306で取得した用紙データに、機械設定がされていない用紙データと識別可能に表示するための情報(識別用情報)を設定する。識別用情報としては、例えば背景に色を付けるための情報、テキスト表示させるための情報、表示サイズを大きくしたり小さくしたりするための情報などが挙げられる。
ステップS309では、ステップS306で取得した用紙データに基づいてプレビュー画面G7を表示部31に表示させる。用紙データに識別用情報が設定されていた場合(ステップS308からの移行)は、当該識別用情報が設定された用紙データに基づいてプレビュー画面G7を表示部31に表示させる。
ステップS310では、用紙番号の更新指示があるか否かを判定する。用紙番号の更新指示があると判定した場合(ステップS310:YES)は、ステップS305へと移行する。一方、用紙番号の更新指示がないと判定した場合(ステップS310:NO)は、当該プレビュー画面表示処理を終了する。
このように、画像制御部11は、内容確認画面(プレビュー画面G7)内で、プリントジョブに対応する画像出力動作及び画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を互いに識別可能な表示態様として表示部31に表示させる。
これにより、例えば仕切り紙と合紙をプレビュー画面G7でともに白紙で表示させる仕様となっている場合であっても、機械設定がされた用紙(仕切り紙)とそれ以外の用紙(合紙)とを識別可能に表示させることができるので、ユーザは両者を混同することなく出力内容を確認することができる。
ここで、変形例2に係る画像形成装置1において行われる、機械設定がされた用紙を識別可能に表示したプレビュー画面G7の表示遷移の一例について、図16〜図18を用いて説明する。まず、図16(a)及び図16(b)では、機械設定として「2ジョブ毎に仕切り紙を挿入する設定」場合を例示して説明する。
図16(a)は、機械設定をプレビューに反映しない従来の画像形成装置における表示遷移について示した図である。また、図16(b)は、変形例2に係る画像形成装置における表示遷移について示した図である。なお、図16(a)及び図16(b)において、JOB1は出力ページ数5枚の印刷データを1部、JOB2は出力ページ数3枚の印刷データを1部、JOB3は出力ページ数5枚の印刷データを1部、JOB4は出力ページ数5枚の印刷データを1部、JOB5は出力ページ数3枚の印刷データを1部出力する設定がされ、JOB3及びJOB5では2ページ目を出力した後に白紙の合紙を挿入する設定がされている。
また、図16(a)及び図16(b)では、図13(a)及び図13(b)同様、プレビュー画面G7を左から出力順に並べて表示している。
図16(a)に示すように、従来の画像形成装置では、JOB3の2ページ目の後(図中のX3)とJOB5の2ページ目の後(図中のX4)に合紙を示す白紙のプレビュー画面G7が表示されている。即ち、従来の画像形成装置は、合紙の挿入などのジョブ設定を反映したプレビュー画面G7を表示することができる。
これに対して、図16(b)に示すように、変形例2に係る画像形成装置では、JOB3の先頭(図中のX5)とJOB5の先頭(図中のX6)に仕切り紙のプレビュー画面G7が表示されている。この場合、例えば仕切り紙を白紙で表示させる仕様であったとすると、同じく白紙で表示される合紙(図中のX7、X8)との区別がつかず、不便である。そこで、変形例2に係る画像形成装置は、図16(b)に示したように、機械設定がされた用紙とそれ以外の用紙とを識別可能に表示させるように構成したので、機械設定がされた用紙とそれ以外の用紙とを異なる用紙としてユーザに把握させることができ、例えば、仕切り紙と合紙とをユーザに混同させにくくすることができる。
次に、図17(a)及び図17(b)では、機械設定として「1部3枚目にサンプル排紙する設定」がされている場合を例示して説明する。
図17(a)は、機械設定をプレビューに反映しない従来の画像形成装置における表示遷移について示した図である。また、図17(b)は、変形例2に係る画像形成装置における表示遷移について示した図である。なお、図17(a)及び図17(b)において、JOB1〜JOB5は、図13(a)及び図13(b)と同様の設定がされ、また、図13(a)及び図13(b)同様プレビュー画面G7を左から出力順に並べて表示している。
図17(a)に示すように、従来の画像形成装置では、プレビュー画面G7に機械設定を反映することができないため、ジョブ設定を反映したプレビュー画面G7のみが表示されている。
これに対して、変形例2に係る画像形成装置では、図17(b)に示すように、JOB1〜JOB5の3枚目(図中のX9〜X13)にサンプル紙のプレビュー画面G7(3ページ目と同じ画面)が表示されている。サンプル紙の場合、元になる出力用紙(図中のX14〜X18)と同じプレビュー画面G7が表示されることになるが、変形例2に係る画像形成装置は、図16(b)に示したように、機械設定がされた用紙とそれ以外の用紙とを識別可能に表示させることができるので、サンプル紙と元になる出力用紙とをユーザに混同させにくくすることができる。
次に、図18(a)及び図18(b)では、機械設定として「10枚毎にサンプル排紙する設定」がされている場合を例示して説明する。
図18(a)は、機械設定をプレビューに反映しない従来の画像形成装置における表示遷移について示した図である。また、図18(b)は、変形例2に係る画像形成装置における表示遷移について示した図である。なお、図18(a)及び図18(b)において、JOB1は出力ページ数5枚の印刷データを3部、JOB2は出力ページ数3枚の印刷データを3部、JOB3は出力ページ数5枚の印刷データを2部、JOB4は出力ページ数5枚の印刷データを2部、JOB5は出力ページ数3枚の印刷データを2部出力する設定がされている。
また、図18(a)及び図18(b)では、図13(a)及び図13(b)同様、プレビュー画面G7を左から出力順に並べて表示しているが、各ジョブがそれぞれ複数部で設定されているため、部数分繰り返して表示している。
図18(a)に示すように、従来の画像形成装置では、プレビュー画面G7に機械設定を反映することができないため、ジョブ設定を反映したプレビュー画面G7のみが表示されている。
これに対して、変形例2に係る画像形成装置では、図18(b)に示すように、10枚毎(図中のX19〜X23)にサンプル紙のプレビュー画面G7が表示されている。変形例2に係る画像形成装置は、機械設定がされた用紙とそれ以外の用紙とを識別可能に表示させることができるので、やはりサンプル紙と元になる出力用紙とをユーザに混同させにくくすることができる。
<変形例3>
図19は、変形例3に係る画像形成装置1内で行われるプレビュー画面表示処理の一例について示したフローチャートである。なお、変形例3は、上記実施形態に変形例1、2をすべて組み合わせたものである。
図19に示すように、ステップS401〜ステップS408は、図14のステップS201〜ステップS208と同様の処理を行うため、説明を省略する。
ステップS409では、ステップS407又はステップS408で取得された用紙データに機械設定がされているか否かを判定する。具体的には、取得した用紙データ(用紙ノード)の通常紙/特別紙C18に「特別紙」と設定されていた場合に、用紙データに機械設定がされていると判定する。或いは、ステップS406で機械設定をプレビューに反映させないと判定した場合(ステップS406:NO)は、用紙データに機械設定がされていないと自動的に判定させるようにしてもよい。用紙データに機械設定がされていると判定した場合(ステップS409:YES)は、ステップS410へと移行する。一方、用紙データに機械設定がされていないと判定した場合(ステップS409:NO)は、ステップS411へと移行する。
ステップS410〜ステップS412は、図15のステップS308〜ステップS310と同様の処理を行うため、説明を省略する。
このように、変形例3の画像形成装置1は、変形例1、2をすべて組み合わせても、本発明の目的を達成することができ、上記実施形態と同様に、当該画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容をユーザに事前に確認させることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、プレビュー表示領域E18に1枚の出力用紙を表示させるようにしているが、各プリントジョブが出力する用紙すべてを同時に表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、出力リストを作成した後にプレビュー指示の有無を判定するようにしているが、先にプレビュー指示の有無を判定し、プレビュー指示があると判定した場合に出力リストを作成するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、出力内容確認情報の報知部として表示部31を例示して説明しているが、これに限定されない。例えば、出力内容確認情報に基づいて音声データを生成するデータ生成部や、スピーカ等の音声出力部を備える構成とし、当該音声出力部から出力内容確認情報に係る音声データをガイダンスさせるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、プレビュー画面を表示部31に表示させるようにしているが、これに限定されない。例えば外部装置2の表示部にプレビュー画面を表示させるようにしてもよい。
さらに、機械設定の入力や設定を画像形成装置1に行うようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、外部装置2を利用するようにしてもよい。この場合であっても、プレビュー画面を画像形成装置1の表示部31に表示させてもよいし、外部装置2の表示部に表示させてもよい。
また、出力内容確認情報(第2出力リストL2)の生成後、当該第2出力リストL2におけるプリントジョブに対応する画像出力動作及び画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の所定の出力単位毎の出力順に変更が生じたか否かを判定するようにしてもよい。
即ち、画像制御部11は、出力順に変更が生じたと判定された場合に、当該変更後の出力順に従って、プリントジョブに対応する画像出力動作及び画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を所定の出力単位毎に並べて第2出力リストL2を再度生成する。
従って、例えば、あるプリントジョブのプレビュー画面G7が表示されている際に当該プリントジョブより以前に画像出力動作を行う予定のプリントジョブが削除された場合など、画像形成装置1に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の出力順に変更が生じた場合には、変更後の出力順に並べて第2出力リストL2を再度生成する。これにより、出力順の変更を反映したプレビュー画面G7を表示させることができるので、ユーザに最新の出力予定内容を確認させることができ、プリントミスの発生を防止できる。
その他、画像形成装置1を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 画像形成装置
1a 本体部
10 本体制御部
11 画像制御部
111 CPU
112 ROM
113 RAM
12 不揮発メモリ
13 読取処理部
14 圧縮IC
15 DRAM制御IC
16 画像メモリ
16a 圧縮メモリ
16b ページメモリ
17 伸長IC
18 書込処理部
20 画像読取部
21 ADF部
22 スキャナ部
23 読取制御部
30 操作部
31 表示部
32 表示制御部
40 プリンタ部
41 画像形成部
42 給紙ユニット
43 プリンタ制御部
1b プリントコントローラ
51 コントローラ制御部
52 DRAM制御IC
53 画像メモリ
54 LANIF
2 外部装置

Claims (7)

  1. プリントジョブに基づいて記録媒体に画像を形成して出力する画像形成装置であって、
    当該画像形成装置による出力動作の実行を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記プリントジョブに対応する画像出力動作の設定とは別に前記画像形成装置に設定された所定の出力動作の設定内容及び前記プリントジョブに基づいて、当該プリントジョブに対応する画像出力動作の内容及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作の内容の確認用の出力内容確認情報を、報知部から報知させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    ユーザによる操作部の所定操作に基づいて入力された情報生成開始指示に基づいて、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を所定の出力単位毎に出力順に並べた情報を前記出力内容確認情報として生成し、当該生成された前記出力内容確認情報を前記報知部から報知させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記出力内容確認情報の生成後、当該出力内容確認情報における前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の所定の出力単位毎の出力順に変更が生じたか否かを判定し、前記出力順に変更が生じたと判定された場合に、当該変更後の出力順に従って、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を所定の出力単位毎に並べて前記出力内容確認情報を再度生成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    生成された前記出力内容確認情報を記憶部に記憶させ、ユーザによる操作部の所定操作に基づいて入力された報知指示に基づいて、前記記憶部から前記出力内容確認情報を取得して、当該出力内容確認情報を前記報知部から報知させることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    生成された前記出力内容確認情報に基づいて、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容の内容確認画面を、前記報知部としての表示部に表示させることを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    ユーザによる前記操作部の所定操作に基づいて前記報知指示が入力されたか否かを判定し、当該判定の結果、前記報知指示が入力されていないと判定された場合に、前記プリントジョブに対応する画像出力動作のみの出力予定内容の内容確認画面を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記内容確認画面内で、前記プリントジョブに対応する画像出力動作及び前記画像形成装置に設定された所定の出力動作に係る出力予定内容を互いに識別可能な表示態様として前記表示部に表示させることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像形成装置。
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