JP2017107515A - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】タッチパネルへの操作時間を短縮することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】タッチパネルへの操作の入力を受け付ける操作入力部31と、操作の入力に応じた画面を表示させる描画指示を出力する画面描画部36と、第1の描画画面に第1の操作が行われた後、第1の操作に応じた第2の描画画面が表示されるまでの間に第2の操作が行われると、第2の操作が操作の履歴に基づいた所定の条件を満たすか否かを判定する操作履歴管理部34と、を備え、操作履歴管理部34が所定の条件を満たすと判定した場合には、画面描画部36が、第2の操作に応じた第3の描画画面を表示させる描画指示を出力する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、タッチパネル(タッチパネルディスプレイ)を搭載した機器が広く普及してきた。このような機器の中には、多くの機能を有した製品の入出力インタフェースをタッチパネルとしたものがある。
このようなタッチパネルで多くの機能を表示させるには、複数の画面を切り替える必要がある。このため、複数画面の切り替えを伴う操作に対しては、容易に操作できるよう画面表示されることが望まれる。例えば、特許文献1に記載の画像形成装置では、ユーザがよく使う機能を簡単に指示できるようにするために、利用場面に応じた適切な予測メニューを表示している。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、画面の表示が完了するまで、ユーザは操作画面への入力を行うことができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タッチパネルへの操作時間を短縮することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、タッチパネルへの操作の入力を受け付ける操作入力部と、前記操作の入力に応じた画面を表示させる描画指示を出力する画面描画部と、第1の描画画面に第1の操作が行われた後、前記第1の操作に応じた第2の描画画面が表示されるまでの間に第2の操作が行われると、前記第2の操作が前記操作の履歴に基づいた所定の条件を満たすか否かを判定する操作履歴管理部と、を備え、前記操作履歴管理部が前記所定の条件を満たすと判定した場合には、前記画面描画部が、前記第2の操作に応じた第3の描画画面を表示させる描画指示を出力することを特徴とする。
本発明によれば、タッチパネルへの操作時間を短縮することが可能になるという効果を奏する。
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図2は、タッチパネルの画面遷移の例を説明するための図である。 図3は、第1の実施の形態に係るタッチパネルの画面遷移の例を説明するための図である。 図4は、あまり使わない操作が行われた場合の、第1の実施の形態に係るタッチパネルの画面遷移の例を説明するための図である。 図5は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図6は、第1の実施の形態に係る情報処理装置での画面描画処理手順を示すフローチャートである。 図7は、第1の実施の形態に係る画面情報の構成例を示す図である。 図8は、第1の実施の形態に係る操作履歴情報の構成例を示す図である。 図9は、第1の実施の形態に係る操作履歴管理部の構成を示す図である。 図10は、第1の実施の形態に係る情報処理装置で行われる処理のシーケンス例を説明するための図である。 図11は、ジョブ実行判断処理のシーケンス例を説明するための図である。 図12は、第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図13は、第2の実施の形態に係る情報処理装置で行われる処理のシーケンス例を説明するための図である。 図14は、第2の実施の形態に係る操作履歴情報の構成例を示す図である。 図15は、操作履歴が追加された操作履歴情報の構成例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態では、情報処理装置10Xがコピー機などの画像形成装置である場合について説明するが、情報処理装置10Xは、他の機器であってもよい。また、本実施の形態における操作は、「特定の画面への特定の入力」を指している。
情報処理装置10Xは、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、タッチパネルコントローラ14、タッチパネル(タッチパネルディスプレイ)15、エンジンコントローラ16、エンジン17を備えている。
情報処理装置10Xでは、CPU11と、ROM12と、RAM13と、タッチパネルコントローラ14と、エンジンコントローラ16とがバスを介して接続されている。そして、タッチパネルコントローラ14とタッチパネル15とが接続され、エンジンコントローラ16とエンジン17とが接続されている。
本実施の形態の情報処理装置10Xは、タッチパネル15での画面の描画中にタッチパネル15への操作(タッチ入力)が行なわれると、操作履歴に基づいて、ユーザが最もよく使う機能への操作であるか否かを判定する。そして、タッチパネル15への操作が、ユーザが最もよく使う機能への操作であれば、情報処理装置10Xは、その操作に応じた画面へ切り替えを行う。
表示部の一例であるタッチパネル15は、情報処理装置10Xに取り付けられており、情報処理装置10Xへの指示を受け付ける。タッチパネル15は、ユーザからの操作を受け付けるとともに、画面の出力を行う装置である。タッチパネル15は、プログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。
タッチパネルコントローラ14は、描画プログラムなどのプログラムに従ってタッチパネル15を制御する。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能かつ非遷移的な記録媒体(non-transitory computer readable recording medium)などに格納されている。本実施の形態のプログラムは、ROM12内に格納されている。
エンジン17は、画像の読取りや印刷を行う。エンジンコントローラ16は、エンジン17を制御する。CPU11は、情報処理装置10X全体の動作を制御するための演算を行う。ROM12は、CPU11が行う処理の内容(プログラムなど)を保持する。RAM13は、ワークエリアとして使用されるとともに、現在の処理の状態を保持する。
例えば、ユーザは、情報処理装置10Xを操作する際に、タッチパネル15の画面から実行したい機能を選択する。これにより、情報処理装置10Xは、選択された機能に応じた処理(画像の読み込み、印刷、画面表示など)を実行する。
ところが、タッチパネルコントローラ14が行う画面表示の演算処理は、専用装置ではなくCPU11が行うので、画面の描画(表示)が遅れる場合がある。このため、タッチパネル15で操作の入力を受け付けても即座に画面が切り替わらないことがある。従来のタッチパネルでは、画面の切り替えに遅れが発生している状況では、操作が行なわれた場合であっても、その操作は実行されない。このため、従来は次の画面が表示されるまで長時間待つ必要があった。
一方、本実施の形態の情報処理装置10Xは、使用頻度の高い操作(機能)に対しては、画面が切り替わる前でも次の操作を受け付ける。これにより、ユーザは、自分が操作手順を覚えているぐらいよく使う機能を利用する場合、画面が切り替わる前でも次の操作の入力を行うことができる。この結果、情報処理装置10Xへの操作に必要な時間が短縮される。
図2は、タッチパネルの画面遷移の例を説明するための図である。図2では、画像形成装置を操作するための従来のタッチパネル20における画面遷移の例を示している。ここでは、コピーを「両面・モノクロ・1枚」の設定で実行する際の画面遷移の例について説明する。図2では、タッチパネル20への操作を操作OP1〜OP5で示している。操作(ユーザによるタッチ操作)の種類には、タップの他に、フリックやスクロールなどがある。
(画面21A)
画面21Aは、アプリ(アプリケーションソフト)選択画面である。ユーザが、アプリ選択画面に対して、コピーボタンへのタッチである操作OP1を行うと、コピーアプリが選択される。これにより、画面21Aは、次の画面(画面22)に遷移する。
(画面22)
画面22は、所定の処理が実行中であることを示す画面(処理中画面)である。処理中画面は、コピーアプリ実行画面を生成するための処理が行われる間、表示され続ける。従来のタッチパネル20は、処理中画面の状態では一切の操作を受け付けない。この後、所定時間の経過後に、画面22は、次の画面(画面23A)に遷移する。
(画面23A)
画面23Aは、コピー設定画面である。コピー設定画面は、例えば、デフォルトでモノクロと片面が選択された状態となっている。ユーザが、コピー設定画面に対して、両面ボタンへのタッチである操作OP2を行うと、モノクロと両面が選択された状態となる。この状態で、ユーザが、部数選択への移行を指定するためのボタン(「部数選択へ」を示すボタン)(以下、部数選択ボタンという)へのタッチである操作OP3を行うと、画面23Aは、次の画面(画面24)に遷移する。
(画面24)
画面24は、部数設定画面である。部数設定画面では、数字ボタンからコピーの部数を選択できるようになっている。部数設定画面は、例えば、デフォルトで1枚が設定されている。この状態で、ユーザが、確認(次の画面表示への移行)を指定するための確認ボタンへのタッチである操作OP4を行うと、画面24は、次の画面(画面25)に遷移する。
(画面25)
画面25は、画面24と同じ画面である。この画面25は、操作OP4に対する処理に対して遅延が発生したため、画面24で枚数の設定が行われたにもかかわらず、画面が変わらなかったことを示している。
従来のタッチパネル20の場合、処理の遅延状態である画面25の場合にも一切の操作を受け付けない。この後、所定時間の経過後に、画面25は、次の画面(画面26A)に遷移する。
(画面26A)
画面26Aは、実行確認画面である。実行確認画面では、これまでに設定した情報が表示される。ここでは、両面、モノクロ、1枚を示す情報が表示される。ユーザが、所望の設定(両面、モノクロ、1枚)が行われていることを確認し、実行確認画面に対して、実行ボタンへのタッチである操作OP5を行うと、コピーが開始される。
なお、図2は、画面の遷移を説明するための図であり、画面自体(例えば、画面24,25など)は情報処理装置10Xが表示する場合がある。
つぎに、図2と同様の操作が本実施の形態の情報処理装置10Xで実行された場合、画面遷移がどのように変わるかについて説明する。図3は、第1の実施の形態に係るタッチパネルの画面遷移の例を説明するための図である。図3では、情報処理装置10Xを操作するためのタッチパネル15における画面遷移の例を示している。ここでは、コピーを「両面・モノクロ・1枚」の設定で実行する際の画面遷移の例について説明する。図3では、タッチパネル15への操作を操作OP11〜OP15で示している。操作OP11〜OP14は、操作OP1〜OP4と同様の操作であり、ユーザがよく行う操作であるとする。
(画面21B)
タッチパネル15における画面21Bは、画面21Aと同様のアプリ選択画面である。本実施の形態の情報処理装置10Xは、ユーザがよく行う操作が行われた場合、画面が次の画面に遷移するまでの間に入力された操作であっても受け付ける。例えば、ユーザが、アプリ選択画面に対して続けざまに操作OP11〜OP14を行うと、情報処理装置10Xは、操作OP11〜OP14を受け付ける。
具体的には、ユーザが、アプリ選択画面に対してコピーボタンのタッチである操作OP11を行うと、アプリ選択画面においてコピーアプリが選択される。この後、ユーザが次に表示されるはずの図2の画面23Aを思い出しながら、アプリ選択画面上で、両面ボタンの位置をタッチ(操作OP12)し、部数選択ボタンの位置をタッチ(操作OP13)する。さらに、ユーザは、次に表示されるはずの図2の画面24を思い出しながら、アプリ選択画面上で、確認ボタンの位置をタッチ(操作OP14)する。
この場合において、情報処理装置10Xは、操作OP11〜OP14がよく行われる操作であるので、操作OP11〜OP14を受け付ける。そして、情報処理装置10Xは、操作OP11〜OP14が行われた後の画面を表示する。これにより、画面21Bは、タッチパネル15における次の画面(画面26B)に遷移する。
(画面26B)
画面26Bは、画面26Aと同様の実行確認画面である。実行確認画面では、これまでに設定した情報が表示される。ここでは、両面、モノクロ、1枚を示す情報が表示される。このように、タッチパネル15は、続けざまに操作OP11〜OP14が行われたので、画面22〜25のような表示を行うことなく、画面26Bを表示する。この後、ユーザが、所望の設定(両面、モノクロ、1枚)が行われていることを確認し、実行確認画面に対して、実行ボタンへのタッチである操作OP15を行うと、コピーが開始される。
このように、本実施の形態の情報処理装置10Xでは、遷移する画面を省略することができる。これにより、遷移する画面が減るので、画面を生成するための演算に関わる処理を途中で打ち切ることができる。この結果、短時間でコピーなどの処理を開始することができる。なお、情報処理装置10Xは、画面の遷移や操作によって生じるエフェクト等の処理も省略することができる。
ところで、情報処理装置10Xのタッチパネル15に対しては、あまり使わない操作が行われることがある。図4は、あまり使わない操作が行われた場合の、第1の実施の形態に係るタッチパネルの画面遷移の例を説明するための図である。図4では、情報処理装置10Xを操作するためのタッチパネル15における画面遷移の例を示している。ここでは、コピーを「片面・カラー・1枚」の設定で実行する際の画面遷移の例について説明する。図4では、タッチパネル15への操作を操作OP21〜OP24で示している。
(画面21C)
タッチパネル15における画面21Cは、画面21A,21Bと同様のアプリ選択画面である。情報処理装置10Xは、ユーザがあまり使わない操作が行われた場合、この操作よりも後の操作を受け付けない。
ここでのユーザは、カラー片面のコピーをあまり実行しないものとする。この場合に、ユーザが、アプリ選択画面に対してコピーボタンのタッチという操作OP21を行うと、アプリ選択画面においてコピーアプリが選択される。この後、ユーザが次に表示されるはずの図2の画面23Aを思い出しながら、アプリ選択画面上で、カラーボタンの位置をタッチ(操作OP22)し、部数選択ボタンの位置をタッチ(操作OP23)する。さらに、ユーザは、次に表示されるはずの図2の画面24を思い出しながら、アプリ選択画面上で、確認ボタンの位置をタッチ(操作OP24)する。
この場合、情報処理装置10Xは、操作OP22よりも後の入力(操作)を受け付けない。これは、カラー片面のコピーをあまり実行しないユーザが、カラーボタンの位置を覚えていて選択している可能性が低く、誤入力の可能性が高いからである。そのため、情報処理装置10Xは、続けざまに操作OP21〜OP24が行われた後、操作OP1と同様の操作である操作OP21を受け付ける。そして、情報処理装置10Xは、操作OP21が行われた後の画面を表示する。また、情報処理装置10Xは、操作OP2とは異なる操作OP22を受け付けるが、その後の操作OP23,OP24は受け付けない。これにより、画面21Cは、次の画面(画面23B)に遷移する。
(画面23B)
画面23Bは、コピー設定画面である。画面23Bでは、選択されたカラーボタンが通常とは異なる別な色で表示されている。このように、情報処理装置10Xは、操作OP2とは異なる操作OP22に対しては、異なる操作が行われたことが分かるよう、画面を表示する。これは、カラーボタンが事前に押されたものの、よく使われるボタンではなかったので、入力を受け付けなかったボタンであることをユーザに通知するためである。これにより、ユーザは別のボタンを押そうとして誤った位置のボタンを押したか否かを確認することができる。
情報処理装置10Xは、画面23Bの表示を行った後、画面24や画面26Bの表示を行う。この場合においても、情報処理装置10Xは、使用頻度の高い操作が行われた場合には、画面が次の画面に遷移するまでの間に入力された操作であっても操作を受け付ける。例えば、ユーザが、コピー設定画面に対して続けざまに操作OP13,OP14を行うと、情報処理装置10Xは、操作OP13,OP14を受け付ける。そして、情報処理装置10Xは、操作OP13,OP14が行われた後の画面を表示する。これにより、画面23Bは、実行確認画面に遷移する。一方、情報処理装置10Xは、部数設定画面が表示される前に、ユーザがあまり使わない操作が行われると、このあまり使わない操作よりも後の操作を受け付けない。
図5は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。ここでは、情報処理装置10Xの一例である情報処理装置10Aの構成について説明する。情報処理装置10Aは、操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面情報記憶部35、画面描画部36、操作履歴記憶部37を備えている。
操作入力部31は、画面制御部32に接続されている。画面制御部32は、画面管理部33、操作履歴管理部34に接続されている。画面管理部33は、画面情報記憶部35、画面描画部36に接続されている。操作履歴管理部34は、操作履歴記憶部37に接続されている。
操作入力部31は、タッチパネル15への操作を受け付ける。操作入力部31は、ユーザがタッチ操作した画面上の位置(座標)を検知し、検知した座標を画面制御部32に送る。
画面制御部32は、画面管理部33および操作履歴管理部34を制御する。画面制御部32は、画面管理部33および操作履歴管理部34に対して操作入力に応じた指示を送る。画面制御部32は、描画状態の取得要求、検知された座標などを画面管理部33に送る。また、画面制御部32は、操作の読み出し、操作の記録などを行う。また、画面制御部32は、操作内容および座標を操作履歴管理部34に送る。
画面管理部33は、タッチパネル15における画面表示の制御を統括する。画面管理部33は、画面や画面遷移順のリストの管理、操作による画面の遷移順、座標に何れの操作が割り当てられているのかなどを管理する。このように、画面管理部33は、操作入力された座標に対応する操作内容と、操作入力に基づいたタッチパネル15の画面の遷移順序とを管理する。
また、画面管理部33は、画面制御部32から画面での描画状態の取得要求があった場合に、描画状態を画面制御部32に送る。また、画面管理部33は、画面情報記憶部35を制御する。また、画面管理部33は、後述する画面情報350に基づいて、画面描画部36へ画面の描画を指示する。また、画面管理部33は、画面描画後に、操作内容を画面制御部32に通知する。
操作履歴管理部34は、ユーザが行った画面への操作の履歴を管理する。また、操作履歴管理部34は、操作履歴記憶部37を制御する。操作履歴管理部34は、ユーザが行った操作履歴の情報(後述する履歴情報)を後述の操作履歴情報370に登録する。
また、操作履歴管理部34は、ユーザが行った操作を操作履歴情報370から検索する。また、操作履歴管理部34は、ユーザが行った操作がよく使われている操作であるか否かを、操作履歴情報370から検索した操作に基づいて判断する。
例えば、操作履歴管理部34は、第1の描画画面(例えば、画面21B)に第1の操作(例えば、操作OP11)が行われた後、第1の操作に応じた第2の描画画面(例えば、画面23A)が表示されるまでの間に第2の操作(例えば、操作OP12〜OP14)が行われると、第2の操作が所定の条件を満たすか否かを判定する。ここでの所定の条件は、第2の操作の操作頻度に関する条件であり、後述する推測値Cが閾値よりも小さいか否かなどである。操作履歴管理部34は、第2の描画画面で最も操作される頻度が高い操作に対して、第2の操作が所定の条件を満たすか否かを判定する。
画面描画部36は、画面管理部33からの指示に従って、画面への描画指示(画面に描画する内容など)を生成しタッチパネル15に出力する。また、画面描画部36は、画面の描画が完了した際には、画面の描画が完了したことを画面管理部33に通知する。画面描画部36は、操作履歴管理部34が所定の条件を満たすと判定した場合には、第2の操作入力に応じた第3の描画画面(例えば、画面26B)を表示させる描画指示を出力する。
画面情報記憶部35は、画面情報350を永続化(記憶)する。画面情報350は、画面の描画に用いられる情報であり、画面情報350内では、例えば、操作内容と座標とが対応付けられている。
操作履歴記憶部37は、操作履歴情報370を永続化(記憶)する。操作履歴情報370は、ユーザによる操作の履歴を示す情報であり、操作履歴情報370内では、例えば、操作内容と操作日時とが対応付けられている。
なお、操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面情報記憶部35、画面描画部36、操作履歴記憶部37の機能の何れかは、情報処理装置10A以外の装置に配置されていてもよい。また、操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面情報記憶部35、画面描画部36、操作履歴記憶部37の機能は、複数のプログラムによって実現されてもよい。この場合において、各プログラムは、異なる装置に格納されていてもよい。
また、情報処理装置10Aは、情報処理装置10Aの備えるプラットフォームがAPI(Application Programming Interface)を介してアプリケーションとやり取りを行うことでアプリケーションを実行してもよい。この場合、情報処理装置10は、アプリケーションから要求を受けると、アプリケーションとしての操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面描画部36の何れかを実行する。
図6は、第1の実施の形態に係る情報処理装置での画面描画処理手順を示すフローチャートである。タッチパネル15に対して操作が行われると(ステップST10)、画面管理部33は、画面の描画状態を判断する(ステップST20)。
画面が描画中でない場合(ステップST20、No)、画面描画部36は、操作に応じた画面を描画する(ステップST30)。また、操作履歴管理部34は、今回の操作の前に行われた前操作と、今回の操作である後操作との、操作履歴を操作履歴情報370に登録する(ステップST40)。
一方、画面が描画中である場合(ステップST20、Yes)、操作履歴管理部34は、行われた操作がいつも実行されている操作(頻繁に行われている操作)であるか否かを判定する。具体的には、操作履歴管理部34は、タッチ入力された操作(タッチされたボタンの種類)を、操作履歴情報370から検索する(ステップST50)。そして、操作履歴管理部34は、タッチ入力された操作が、使用頻度の高い操作であるか否かを判定する(ステップST60)。これにより、操作履歴管理部34は、検索された操作履歴を利用するか否かを判定する。
タッチ入力された操作が所定値よりも使用頻度の高いものであれば(ステップST60、Yes)、画面描画部36は、タッチ入力された操作に応じた画面を描画する(ステップST70)。一方、タッチ入力された操作が所定値よりも使用頻度の低いものであれば(ステップST60、No)、画面制御部32は、タッチ入力された操作を破棄する(ステップST80)。
このように、情報処理装置10Aは、使用頻度の高い操作に対しては、画面が描画中の状態であっても操作を受け付けて、受け付けた操作に対応する画面を描画する。一方、情報処理装置10Aは、使用頻度の低い操作に対しては、操作を受け付けることなく、操作を破棄する。
図7は、第1の実施の形態に係る画面情報の構成例を示す図である。画面情報記憶部35内の画面情報350では、「画面」と、「操作」と、「遷移先画面」と、「座標」と、が対応付けられている。
「画面」は、タッチパネル15に表示させる画面の種類である。「画面」には、「アプリ選択画面」、「コピー設定画面」などがある。これらの画面は、図3および図4に示した画面に対応している。
「操作」は、タッチパネル15への操作の種類である。「操作」に対応するボタンは、タッチパネル15に表示される。タッチパネル15に表示されたボタンがユーザにタッチされることによって、情報処理装置10Aへの指示が入力される。これにより、情報処理装置10Aへの操作が行われる。「操作」には、「コピーボタン」、「スキャナボタン」などがある。これらのボタンは、図3および図4に示したボタンに対応している。
「遷移先画面」は、「操作」が指定された後に、タッチパネル15の画面が遷移する画面の種類である。「遷移先画面」には、「コピー設定画面」、「スキャナ設定画面」などがある。これらの画面は、図3および図4に示した画面に対応している。例えば、タッチパネル15のアプリ選択画面において、コピーボタンがタッチされると、タッチパネル15の画面は、コピー設定画面に遷移する。
「座標」は、「操作」に対応付けられたボタンの画面上での座標である。「座標」では、ボタンの中心座標などが設定されている。例えば、タッチパネル15のアプリ選択画面には座標(80,80)の位置にコピーボタンが配置されている。
図8は、第1の実施の形態に係る操作履歴情報の構成例を示す図である。操作履歴情報370では、「ID」と、「前画面」と、「前操作」と、「後画面」と、「後操作」と、「操作回数」と、「座標」と、「操作日時」と、が対応付けられている。
「前画面」は、タッチパネル15に表示させた直前の画面の種類である。「前操作」は、タッチパネル15に対して直前にされた操作の種類である。「後画面」は、「前画面」の次にタッチパネル15に表示させた画面の種類である。「後操作」は、「前操作」の次にタッチパネル15に対してされた操作の種類である。
なお、本実施の形態における「後操作」は、実際に過去に操作されたものであってもよいし、「前操作」に対する現時点での操作であってもよい。また、「後画面」は、実際に過去に描画された画面であってもよいし、「前画面」に対する現時点での画面であってもよい。
また、「操作回数」は、「前操作」の次に「後操作」が実行された回数である。「座標」は、「後操作」の際にタッチされた画面上での座標(タッチ位置の平均値)である。また、「操作日時」は、「前操作」の次に「後操作」が実行された最新の日時である。
例えば、アプリ選択画面においてコピーボタンがタッチされた後、画面がコピー設定画面に遷移し、このコピー設定画面において両面ボタンがタッチされる場合がある。図8の操作履歴情報370の場合、このような操作の回数は4回であり、最新の実行日時は、2015年8月24日の17:20である。なお、「前画面」や「後画面」としては、実際に画面に描画されたものに限らず、画面23A、画面24、画面25などのように描画が省略されたものが登録されてもよい。
操作履歴管理部34は、ユーザが行った操作が頻繁に行われている操作であるか否かを、「操作回数」の履歴に基づいて判断してもよい。これにより、操作履歴管理部34は、頻繁に用いられる操作のみを操作の推測対象(使用頻度の高い操作であるか否かの判定対象)とすることができる。この結果、誤操作を減らすことが可能となる。
また、操作履歴管理部34は、ユーザが行った操作が頻繁に行われている操作であるか否かを、「座標」の履歴に基づいて判断してもよい。これにより、操作履歴管理部34は、操作位置から近い位置にあるボタンを操作の推測対象とすることができる。この結果、誤操作を減らすことが可能となる。
また、操作履歴管理部34は、ユーザが行った操作が頻繁に行われている操作であるか否かを、「操作日時」の履歴に基づいて判断してもよい。これにより、操作履歴管理部34は、数ヶ月前などの過去に頻繁に用いられていた操作を推測対象から外すことができる。この結果、操作履歴管理部34は、最近よく用いられる操作を優先採用して操作を推測することが可能となる。
操作履歴管理部34は、「操作回数」の履歴、「座標」の履歴、「操作日時」の履歴の少なくとも1つを用いて、ユーザが行った操作が頻繁に行われている操作であるか否かを判定する。
なお、操作履歴情報370へは、何れのユーザが実行したかを示す情報や、その他の情報が登録されてもよい。また、操作履歴情報370へ登録される情報のうち、「操作回数」、「座標」、「前操作」は省略されてもよい。
また、操作履歴管理部34は、操作がジョブ実行操作である場合には、操作を操作履歴情報370に登録せず、操作がジョブ実行操作以外の場合には、操作を操作履歴情報370に登録する。これにより、ジョブ実行操作が操作履歴として登録されないので、操作誤りによるジョブ実行を避けることができ、ミスコピーや誤送信を減らすことが可能となる。
図9は、第1の実施の形態に係る操作履歴管理部の構成を示す図である。操作履歴管理部34は、操作履歴登録・検索部341、操作履歴生成部342、操作履歴利用判断部343、操作履歴登録判断部344を備えている。
操作履歴登録判断部344は、タッチ入力された操作を操作履歴情報370に登録するか否か判断する。操作履歴登録判断部344は、操作を操作履歴情報370に登録すると判断した場合には、操作を操作履歴生成部342に送る。
操作履歴生成部342は、タッチ入力された操作に対応する履歴情報を生成する。操作履歴生成部342が生成する履歴情報は、例えば、操作履歴情報370内の1行分に相当する情報である。操作履歴生成部342は、生成した履歴情報を操作履歴登録・検索部341に送る。
操作履歴登録・検索部341は、操作履歴情報370への履歴情報の登録および操作履歴情報370内での履歴情報の検索を行う。操作履歴登録・検索部341は、描画中でない場合にタッチパネル15に操作が行われると、この操作に対応する履歴情報を操作履歴情報370に登録する。換言すると、操作履歴登録・検索部341は、描画中でない場合に操作履歴生成部342から履歴情報が送られてくると、この履歴情報を操作履歴情報370に登録する。
また、操作履歴登録・検索部341は、描画中である場合にタッチパネル15に操作が行われると、この操作の履歴情報を操作履歴情報370から検索する。換言すると、操作履歴登録・検索部341は、描画中の場合に操作履歴生成部342から履歴情報が送られてくると、この履歴情報に対応する操作履歴を操作履歴情報370から検索する。
操作履歴利用判断部343は、検索された履歴情報の操作履歴を利用するか否かを判断する。操作履歴利用判断部343は、検索された履歴情報の推測値Cが閾値よりも小さいか否かに基づいて、検索された履歴情報を利用するか否かを判断する。
図10は、第1の実施の形態に係る情報処理装置で行われる処理のシーケンス例を説明するための図である。ここでは、ユーザが、アプリ選択画面でコピーボタンを押下した後に、両面ボタンをタッチ押下し、さらに部数選択ボタンを押下した場合のシーケンスについて説明する。なお、ここでの操作履歴情報370は、図8に示した状態であるとする。
タッチパネル15においてアプリ選択画面が表示されている状態で、ユーザがタッチパネル15に操作を行うと、タッチパネル15がユーザによる操作を受け付ける。そして、タッチパネル15は、操作入力部31に操作内容(座標など)を送る。
これにより、操作入力部31は、操作内容を受け付ける。そして、操作入力部31は、入力された座標とともに、入力検知したこと(座標)を画面制御部32に通知する(S101)。操作入力部31は、例えば、座標(160,90)と座標(230,190)の通知を受けたとする。この場合、通知を受けた画面制御部32は、現在、画面への描画を実行中か否かを画面管理部33に問い合わせる。具体的には、画面制御部32は、描画状態の取得要求を画面管理部33に送る(S102)。これにより、画面管理部33は、画面制御部32に描画状態を回答する(S103)。
<描画なし>
画面制御部32が画面管理部33に描画状態を問い合わせた結果、描画中でなかった場合、情報処理装置10Aは、次の順で処理A1〜処理A9を行う。描画中でなかった場合とは、既に描画が完了していて新たな描画処理を行っていない状態である。
(処理A1)
画面制御部32は、受け取った座標を画面管理部33に通知する。換言すると、画面制御部32は、キーへの操作が検知されたことを示す情報として座標を画面管理部33に通知する(S104)。
(処理A2)
通知を受け取った画面管理部33は、現在の画面において座標(160,90)や座標(230,190)に何が表示されているかを調べる。これにより、画面管理部33は、画面の表示更新の準備を開始する(S105)。そして、画面管理部33は、操作に関する情報(以下、操作情報という)を検知する。ここでの画面管理部33は、「アプリ選択画面での、両面ボタンのタッチ操作および部数選択ボタンのタッチ操作」であることを検知する。このように、画面管理部33が検知する操作情報の中には、何れの画面で何れの操作が行われたかを示す情報も含まれている。これは、同じスワイプ操作であっても、コピー選択画面のスワイプと、アプリ選択画面のスワイプとでは別の操作となるからである。本実施の形態の画面管理部33は、操作情報を、図7に示した画面情報350から取得する。画面管理部33は、次の遷移先となる画面に表示を更新するため、検知した操作情報に基づいて、画面描画部36へ画面描画を指示する(S106)。
(処理A3)
画面描画の指示を受け取った画面描画部36は、画面を再描画する(S107)。ここでの画面描画部36は、部数設定画面を描画する。具体的には、画面描画部36は、図2で説明した画面22や画面23Aを描画することなく、画面24を描画する。これにより、画面描画部36は、画面21Aから画面24に画面表示を遷移させる。そして、画面の再描画が完了すると、画面描画部36は、画面の再描画が完了したことを画面管理部33に通知する(S108)。
(処理A4)
その後、画面管理部33は、アプリ選択画面で両面ボタンが操作されたことと、座標と、を画面制御部32に通知する。換言すると、画面管理部33は、操作内容を画面制御部32に通知する(S109)。
(処理A5)
操作内容を受け取った画面制御部32は、操作の読み出しを行うことによって(S110)、前操作が「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチ操作」であることを読み出す(S111)。
(処理A6)
その後、画面制御部32は、操作履歴を登録するために、前操作である「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチ」の情報と、後操作である「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の情報と、を操作履歴管理部34に通知する。このとき、画面制御部32は、前操作の内容および座標と、今回の操作(後操作)の内容および座標と、を操作履歴管理部34に通知する(S112)。
(処理A7)
この後、操作履歴管理部34は、ジョブ実行を判断する。図11は、ジョブ実行判断処理のシーケンス例を説明するための図である。画面制御部32が、操作の履歴を登録するために、前操作の内容および座標と、この次の後操作の内容および座標と、を操作履歴管理部34に通知する(S201)。このS201の処理が、S112の処理である。通知を受け取った操作履歴管理部34は、操作履歴の登録判断を行う(S202)。そして、操作履歴管理部34は、操作の種類を判別(種別判断)する(S203)。
操作履歴管理部34は、操作がジョブ実行操作の場合は、操作履歴として登録しないと判断し、履歴登録処理を終了する。一方、操作履歴管理部34は、操作がジョブ実行操作以外の場合は、処理を継続する。ここでは、「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ操作」が行われているので、操作履歴管理部34は、履歴情報を作成する(S204)。そして、操作履歴管理部34は、履歴情報を操作履歴情報370に登録する。具体的には、操作履歴管理部34は、前操作(コピーボタン)、後操作(両面ボタン)などを含んだ履歴情報を操作履歴情報370に登録する(S205)。ここでの履歴情報は、操作日時や座標などを含んでいる。履歴情報は、操作履歴情報370の1行分に相当する情報である。操作履歴管理部34は、操作履歴を登録した後、登録完了を画面制御部32に通知する(S206)。
(処理A8)
図10の説明に戻り、S112以降の処理について説明する。操作履歴管理部34の操作履歴登録判断部344は、S112の通知を受けると、履歴を登録するか否かを判断する(S113)。そして、操作履歴管理部34の操作履歴生成部342は、前操作や後操作を含んだ履歴情報を作成する(S114)。さらに、操作履歴管理部34の操作履歴登録・検索部341は、前操作や後操作を含んだ履歴情報を、操作履歴とした操作履歴情報370に登録する(S115)。
具体的には、操作履歴登録判断部344は、操作履歴情報370内から過去の操作として、「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチの次にコピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の履歴情報を取得し、操作履歴情報370の更新を行う。この際に、操作履歴管理部34は、保存している履歴情報に対して、操作された回数、最終の操作日時、過去の所定期間(例えば30日間)に行われた操作回数などを更新する。
操作履歴情報370において、「操作回数」と、その操作を実行したときの「座標」の平均値と、が登録されている場合、操作履歴管理部34は、これらの情報を更新する。例えば、操作が過去に4回実行されていた場合、操作履歴管理部34は、「操作回数」を5回に更新する。また、過去の「座標」の平均値が(150,100)で、受け取った座標が(160,90)である場合、操作履歴管理部34は、「座標」を(156.4,98)に更新する。その後、操作履歴登録・検索部341は、登録完了を画面制御部32に通知する(S116)。ここでのS113〜S116の処理が、図11に示したS202,S204〜S206の処理に対応している。
(処理A9)
登録完了を受け取った画面制御部32は、「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の操作を、前操作として記録し(S117)、入力待ち状態へ戻る。
<描画中>
画面制御部32が画面管理部33に描画状態を問い合わせた結果、描画中であった場合、情報処理装置10Bは、次の順で処理B1〜処理B9を行う。
(処理B1)
画面制御部32は、操作の読み出しを行うことによって(S118)、前操作が「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチ操作」であることを読み出す(S119)。
(処理B2)
その後、画面制御部32は、操作履歴を取得するために、前操作である「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチ」の情報と、受け取った座標と、を操作履歴管理部34に通知する(S120)。
(処理B3)
通知を受け取った操作履歴管理部34の操作履歴生成部342は、操作履歴から、ユーザが実行しようとした操作を推測し履歴情報を作成する(S121)。ここでの履歴情報は、操作履歴情報370の1行分に相当する情報である。そして、操作履歴登録・検索部341は、前操作などの操作を含んだ履歴情報(操作履歴)を、操作履歴情報370から検索する(S122)。
さらに、操作履歴利用判断部343は、検索された履歴情報を利用するか否かを判定する(S123)。具体的には、操作履歴管理部34は、例えば、各履歴情報に記録されている座標の平均値と、その操作が実行された回数と、受け取った座標の値とから、ユーザが実行しようとした操作がその履歴の操作とどれくらい同じであるとみなせるかを計算する。この計算結果が、推測値Cである。換言すると、推測値Cは、ユーザの操作がどれくらい頻繁に行われているものであるかを示す指標である。
操作履歴利用判断部343は、各履歴情報に対して、推測値Cを計算する。そして、操作履歴管理部34は、推測値Cの最も小さかった履歴情報の操作を、ユーザが実行しようとした操作の候補として選択する。
例えば、履歴に記録されている座標をp1=(x1,y1)とし、受け取った座標をp2=(x2,y2)とする。この場合において、履歴に記録されている操作が実行された回数をnとすると、推測値Cは、式(1)で示される。ただし、n=0の場合、推測値C=∞とする。
Figure 2017107515
例えば、前操作がコピー、後操作が両面の操作である場合、履歴の座標が(150,100)、現在受け取った座標が(160,90)であり、履歴に記録されている操作回数が4回であるので、推測値Cは約0.94となる。
(処理B4)
その後、操作履歴利用判断部343は、選択した操作の候補の推測値Cと、閾値とを比較する。操作履歴管理部34は、比較結果に基づいて、選択した操作の候補の「操作のあり/なし」を判定する。換言すると、操作履歴管理部34は、選択された操作の候補と同じ操作がユーザから入力された操作であるか否かを判定する。
<操作あり>
例えば、ここでの操作履歴管理部34は、選択した操作の候補の推測値Cが1.0以下であった場合に、頻繁に実行された操作がある(頻繁に実行された操作と同じ操作が行われた)と判定する。操作履歴管理部34は、判定結果を画面制御部32に通知する(S124)。
(処理B5)
実行した操作あり(C≦1.0)の場合、操作履歴管理部34は、その操作の内容とともに画面制御部32に「操作あり」を通知する。一方、操作なし(C>1.0)場合、操作履歴管理部34は、画面制御部32に「操作なし」を通知する。ここでの操作履歴管理部34は、「操作あり」と、「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の操作と、を画面制御部32に通知する。
(処理B6)
「操作あり」の場合、画面制御部32は、受け取った操作に応じた画面に画面を遷移させる画面描画指示を、画面管理部33に送る。ここでの画面制御部32は、「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の操作を画面管理部33に通知する。換言すると、画面制御部32は、キーへの操作が検知されたことを示す情報として操作履歴管理部34から受け取った操作の内容を、画面管理部33に通知する(S125)。
(処理B7)
画面描画指示を受け取った画面管理部33は、画面の表示更新の準備を開始する(S126)。そして、画面管理部33は、描画の更新を行うため、画面描画指示を画面描画部36に通知する(S127)。ここでの画面描画指示は、例えば、「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の操作を指定する指示である。
(処理B8)
画面描画指示を受け取った画面描画部36は、画面の描画を行う(S128)。具体的には、画面描画部36は、図2で説明した画面22や画面23Aの描画完成を待つことなく、画面24を描画する。これにより、画面描画部36は、画面21Aから画面24に画面表示を遷移させる。そして、画面の再描画が完了すると、画面描画部36は、画面の再描画が完了したことを画面管理部33に通知する(S129)。そして、画面管理部33が、操作内容を画面制御部32に通知する(S130)。
(処理B9)
その後、画面制御部32は、「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の操作を前操作として記録し(S131)、入力待ち状態に戻る。
<操作なし>
「操作のあり/なし」を決定する際に、選択した操作の候補の推測値Cが例えば1.0未満であれば、操作履歴管理部34は、頻繁に実行された操作がない(頻繁に実行された操作と同じ操作は行われていない)と判定する。この場合、操作履歴管理部34は、画面制御部32に「操作なし」を通知する(S124)。「操作なし」の場合、画面制御部32は、操作を破棄し(S132)、入力待ち状態になる。また、「ジョブ実行指示」であった場合、履歴登録判断によって履歴が登録されていないので、ジョブが実行されない。
なお、本実施の形態では「前操作」、「後操作」、「操作回数」、「座標」の履歴を用いて画面表示を制御する場合について説明したが、用いる履歴のデータの組合せは他の組合せでもよい。例えば、履歴のデータとしては、以下の組合せX1〜X5などが用いられてもよい。
(X1)「前操作」と「後操作」と「操作回数」
(X2)「前操作」と「後操作」と「座標」
(X3)「前操作」と「後操作」と「操作回数」と「操作日時」
(X4)「前操作」と「後操作」と「座標」と「操作日時」
(X5)「前操作」と「後操作」と「操作回数」と「座標」と「操作日時」
例えば、操作履歴管理部34は、「前操作」と「後操作」と「操作回数」の履歴を用いる場合、推測値Cの計算の際に、操作回数の逆数を取るなどの処理を行えばよい。そして、操作履歴管理部34は、操作回数を用いて算出した推測値Cが閾値よりも小さいか否かを判定する。これにより、操作履歴管理部34は、「後操作」が所定の条件を満たすか否かを判定する。この場合、操作の推測値Cが閾値以下であれば、最も利用されている操作が実行されることとなる。
また、操作履歴管理部34は、「前操作」と「後操作」と「座標」の履歴を用いる場合、推測値Cの計算の際に、現在の座標と履歴の座標との間の距離が最も小さい操作を選択するなどすればよい。そして、操作履歴管理部34は、選択した操作に対して算出した推測値Cが閾値よりも小さいか否かを判定する。これにより、操作履歴管理部34は、「後操作」が所定の条件を満たすか否かを判定する。この場合、推測値Cが閾値以下であれば、操作した座標に最も近い過去の操作が実行されることとなる。
また、操作履歴管理部34は、履歴に「操作日時」を追加する場合、推測値Cの計算の際に、最終操作日時が所定期間(例えば30日)以上前であれば、推測値Cを∞とすることによって、所定期間以上利用されていない操作は、推測値Cの算出に適用されなくなる。この場合、操作履歴管理部34は、操作を所定期間分だけ抽出し、抽出した操作に対して算出した推測値Cが閾値よりも小さいか否かを判定する。
本実施の形態の情報処理装置10Xで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
また、本実施の形態の情報処理装置10Xで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態の情報処理装置10Xで実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施の形態のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施の形態の情報処理装置10Xで実行されるプログラムは、上述した各部(操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面描画部36)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)11が上記記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面描画部36が主記憶装置上に生成されるようになっている。なお、上記各部の一部又は全部をCPU11などのハードウェア回路で置き換えてもよい。
また、情報処理装置10Xは、サーバからアプリケーション(プログラム)を取得してもよい。この場合、サーバは、例えばアプリケーションを記憶する記憶機能、装置情報に基づいてアプリケーションのダウンロードリストを作成する作成機能などを備えている。
このようなシステムでは、例えば、情報処理装置10Xが装置情報をサーバに送信する。そして、サーバが、装置情報に基づいてアプリケーションのダウンロードリストを作成し、ダウンロードリストを情報処理装置10Xに送る。この後、情報処理装置10Xは、ダウンロードリストに基づいて、アプリケーションをサーバに要求し、これにより、アプリケーションをダウンロードする。
なお、情報処理装置10Xが、アプリケーションを記憶する記憶機能、装置情報に基づいてアプリケーションのダウンロードリストを作成する作成機能などを備えていてもよい。また、システムを構成するサーバは複数台でもよく、何れのサーバに上述の記憶機能や作成機能が配置されてもよい。また、本実施の形態で説明した、情報処理装置10Xとサーバとが接続されたシステム構成は一例であり、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもない。
なお、情報処理装置10Xは、ユーザの使用用途が変わったなどの場合に、一時的に本実施の形態で説明した予測機能を切ってもよい。この場合、画面管理部33は、描画中の操作に対する入力受け付けや操作の推測を行うか否かを、ユーザからの設定切り替えによって使い分ける。
また、本実施の形態では、情報処理装置10Xがコピー機である場合について説明したが、情報処理装置10Xは、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置、PC(Personal Computer)等の画像を表示しながら動作するいずれの機器にも適用することができる。
このように、情報処理装置10Xは、ユーザがタッチパネル15に操作入力を行った際に、情報処理装置10Xへの操作履歴に基づいて、ユーザが頻繁に使う操作であるか否かを判定している。そして、頻繁に使う操作入力が行われている場合には、画面の切り替わりを待つことなく、操作入力を受け付ける。このため、ユーザが覚えている手順通りに操作を行うことで、次の画面(次のボタン)が表示されるまでユーザを待たせることなく操作を行うことができる。この結果、ユーザがよく行う操作に対しては、画面の描画を待つことなく効率的に操作を受け付けることができる。この結果、操作時間を短縮することが可能となる。
このように第1の実施の形態によれば、画面の描画が実行中であっても使用頻度の高い操作が行われた場合には、使用頻度の高い操作を受け付けるので、効率的な入力を実行することができる。したがって、タッチパネル15への操作時間を短縮することが可能になる。
(第2の実施の形態)
つぎに、図12〜図14を用いて第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、ユーザ毎に操作履歴が管理される。そして、ユーザ毎に推測値Cが算出され、ユーザ毎に操作が推測される。
図12は、第2の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す機能ブロック図である。ここでは、情報処理装置10Xの一例である情報処理装置10Bの構成について説明する。図12の各構成要素のうち図5に示す第1の実施の形態の情報処理装置10Aと同一機能を達成する構成要素については同一符号を付しており、重複する説明は省略する。
本実施の形態の情報処理装置10Bは、ユーザ毎に操作履歴を判定する。情報処理装置10Bは、操作入力部31、画面制御部32、画面管理部33、操作履歴管理部34、画面情報記憶部35、画面描画部36、操作履歴記憶部37、ユーザ管理部48を備えている。
本実施の形態の操作履歴管理部34は、ユーザ管理部48、操作履歴記憶部37に接続されている。操作履歴管理部34は、操作履歴を登録する際に、ユーザ管理部48に、ユーザ(操作者)に関するユーザ情報の取得要求を送る。また、操作履歴管理部34は、ユーザ情報を用いて、操作履歴である履歴情報を後述の操作履歴情報371に登録する。操作履歴登録・検索部341が登録する履歴情報には、ユーザ情報が含まれている。
また、操作履歴管理部34は、操作履歴を検索する際に、ユーザ管理部48に、ユーザ情報の取得要求を送る。また、操作履歴管理部34は、ユーザ情報を用いて、操作履歴を操作履歴情報371から検索する。
ユーザ管理部48は、情報処理装置10Bにログイン中のユーザを管理する。換言すると、ユーザ管理部48は、タッチパネル15を操作中のユーザを管理する。ユーザ管理部48は、操作履歴管理部34からユーザ情報の取得要求が送られてくると、ログイン中のユーザを示すユーザ情報を操作履歴管理部34に送る。
本実施の形態では、ユーザ毎に操作履歴が登録され、ユーザ毎に操作履歴が取得される。具体的には、図10のS112〜S116で説明した処理が行われる際に、ユーザ毎に操作履歴が登録される。また、図10のS120〜S124で説明した処理が行われる際に、ユーザ毎に操作履歴が取得される。以下では、図10のS112〜S116に対応する本実施の形態の情報処理装置10Bでの処理と、図10のS120〜S124に対応する本実施の形態の情報処理装置10Bでの処理と、について説明する。
図13は、第2の実施の形態に係る情報処理装置で行われる処理のシーケンス例を説明するための図である。ここでは、情報処理装置10Bが、ユーザ毎に操作履歴の登録と操作履歴の取得とを行う場合のシーケンスについて説明する。
画面制御部32は、操作履歴を登録するために、前操作である「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチ」の情報と、後操作である「コピー設定画面での両面ボタンのタッチ」の情報と、を操作履歴管理部34に通知する。このとき、画面制御部32は、前操作の内容および座標と、今回の操作(後操作)の内容および座標と、を操作履歴管理部34に通知する(S301)。
操作履歴管理部34の操作履歴登録判断部344は、S301の通知を受けると、履歴を登録するか否かを判断する(S302)。そして、操作履歴管理部34の操作履歴生成部342は、操作履歴である履歴情報を作成する(S303)。ここでの履歴情報は、操作履歴情報371の1行分に相当する情報である。
そして、操作履歴管理部34は、ユーザ管理部48に、ユーザ情報の取得要求を送る(S304)。ユーザ管理部48は、取得要求への応答として、情報処理装置10Bにログインしているユーザを識別するユーザ情報を取得する(S305)。
そして、ユーザ管理部48は、ユーザ情報を操作履歴管理部34に送る(S306)。これにより、操作履歴管理部34の操作履歴登録・検索部341は、ユーザ情報を含んだ履歴情報(操作履歴)を操作履歴情報371に登録する(S307)。この後、操作履歴登録・検索部341は、登録完了を画面制御部32に通知する。
このように、操作履歴登録・検索部341は、操作履歴を作成する際に、ユーザ管理部48からログイン中のユーザの情報を取得し、操作履歴情報371に操作内容と共に登録する。
ここで、操作履歴情報371の構成例について説明する。図14は、第2の実施の形態に係る操作履歴情報の構成例を示す図である。操作履歴情報371では、「ID」と、「前操作」と、「後操作」と、「座標」と、「ユーザ」と、が対応付けられている。「ユーザ」は、ユーザ情報である。このように、操作履歴情報371では、ユーザ毎に操作履歴が登録されている。なお、操作履歴情報371に「前画面」、「後画面」、「操作回数」および「操作日時」の少なくとも1つを含めてもよい。
画面制御部32は、操作履歴を取得する際に、前操作である「アプリ選択画面でのコピーボタンのタッチ」の情報と、受け取った座標と、を操作履歴管理部34に通知する(S308)。
通知を受け取った操作履歴管理部34の操作履歴生成部342は、操作履歴から、ユーザが実行しようとした操作を推測し、履歴情報を作成する(S309)。ここでの履歴情報は、操作履歴情報371の1行分に相当する情報である。
そして、操作履歴管理部34は、ユーザ管理部48に、ユーザ情報の取得要求を送る(S310)。ユーザ管理部48は、取得要求への応答として、情報処理装置10Bにログインしているユーザのユーザ情報を取得する(S311)。
そして、ユーザ管理部48は、ユーザ情報を操作履歴管理部34に送る(S312)。これにより、操作履歴登録・検索部341は、ユーザ情報を含んだ履歴情報を用いて、操作履歴情報371から操作履歴の検索を行う(S313)。操作履歴登録・検索部341は、操作履歴情報371内からユーザに応じた操作履歴を抽出する。
さらに、操作履歴利用判断部343は、検索された操作履歴を利用するか否かを判定する(S314)。これにより、操作履歴利用判断部343は、ユーザ毎に操作の履歴が登録されている操作履歴情報371に基づいて、ユーザ毎に後操作が使用頻度の高い操作であるか否かを判定する。そして、操作履歴管理部34は、判定結果を画面制御部32に通知する。このように、操作履歴登録・検索部341は、操作履歴を検索する際に、ユーザ管理部48からログイン中のユーザのユーザ情報を取得し、操作履歴の検索時の条件として用いる。
例えば、図14に示した操作履歴情報371が既に登録済みであるとする。この場合において、ログイン中のユーザBがカラーボタンをタッチした後に、両面ボタンをタッチしたとする。この場合、操作履歴管理部34は、操作履歴情報371に、「前操作」として「カラーボタン」を登録し、「後操作」として「片面ボタン」を登録し、「ユーザ」として「B」を登録する。
図15は、操作履歴が追加された操作履歴情報の構成例を示す図である。図15では、図14に示した操作履歴情報371に操作履歴が追加された場合の操作履歴情報371を示している。図15の操作履歴情報371では、「前操作」である「カラーボタン」と、「後操作」である「片面ボタン」と、「片面ボタン」の「座標」である座標(150,30)と、「ユーザ」である「B」と、が対応付けされて登録されている。
また、上述した操作履歴が登録された後に、再度ログイン中のユーザBが、カラーボタンをタッチ操作する場合がある。この場合、操作履歴管理部34は、操作履歴を検索する際に、図15の操作履歴情報371から、「前操作」が「カラーボタン」であり、「ユーザ」が「B」であるものを検索する。この結果、操作履歴管理部34は、ID4で示す情報を抽出できる。これにより、操作履歴管理部34は、図15の操作履歴情報371から「後操作」である「片面ボタン」を抽出することができる。この「片面ボタン」が、「カラーボタン」のタッチ操作の後にユーザBによって頻繁にタッチ操作されるものの候補である。
また、ログイン中のユーザAが、カラーボタンをタッチ操作する場合がある。この場合、操作履歴管理部34は、操作履歴を検索する際に、図15の操作履歴情報371から、「前操作」が「カラーボタン」であり、「ユーザ」が「A」であるものを検索する。この結果、操作履歴管理部34は、ID2で示す情報を抽出できる。これにより、操作履歴管理部34は、図15の操作履歴情報371から「後操作」である「両面ボタン」を抽出することができる。この「両面ボタン」が、「カラーボタン」のタッチ操作の後にユーザAによって頻繁にタッチ操作されるものの候補である。
このように、操作履歴管理部34は、操作中以外のユーザを操作の推測対象から外すので、操作中のユーザがよく使う操作を優先採用したうえで操作を推測することが可能となる。
このように第2の実施の形態によれば、操作履歴をユーザ毎に管理するので、操作中以外のユーザを推測対象から外すことができる。この結果、操作中のユーザが頻繁に使う操作を優先して推測することが可能となる。
上述の実施の形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことも可能である。実施の形態及び実施の形態の変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10X,10A,10B 情報処理装置
14 タッチパネルコントローラ
15 タッチパネル
21A〜21C,22,23A,23B,24,25,26A,26B 画面
31 操作入力部
32 画面制御部
33 画面管理部
34 操作履歴管理部
36 画面描画部
48 ユーザ管理部
341 操作履歴登録・検索部
342 操作履歴生成部
343 操作履歴利用判断部
344 操作履歴登録判断部
350 画面情報
370,371 操作履歴情報
特開2008−236028号公報

Claims (8)

  1. タッチパネルへの操作の入力を受け付ける操作入力部と、
    前記操作の入力に応じた画面を表示させる描画指示を出力する画面描画部と、
    第1の描画画面に第1の操作が行われた後、前記第1の操作に応じた第2の描画画面が表示されるまでの間に第2の操作が行われると、前記第2の操作が前記操作の履歴に基づいた所定の条件を満たすか否かを判定する操作履歴管理部と、
    を備え、
    前記操作履歴管理部が前記所定の条件を満たすと判定した場合には、前記画面描画部が、前記第2の操作に応じた第3の描画画面を表示させる描画指示を出力することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記操作履歴管理部は、前記第1の操作の後に前記第2の操作が行われた回数の履歴と、前記第2の操作が行われた座標の履歴と、前記第2の操作が行われた日時の履歴と、の少なくとも1つを用いて、前記第2の操作が前記所定の条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の条件は、前記第2の操作の操作頻度に関する条件であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記操作履歴管理部は、前記第2の描画画面で最も操作される頻度が高い操作に対して、前記第2の操作が前記所定の条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記タッチパネルを操作中のユーザを管理するユーザ管理部をさらに備え、
    前記操作履歴管理部は、前記ユーザ毎に前記操作の履歴が登録されている操作履歴情報に基づいて、ユーザ毎に前記第2の操作が所定の条件を満たすか否かを判定することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記操作履歴管理部は、前記操作がジョブ実行操作に対応する場合、前記ジョブ実行操作を前記操作の履歴に登録しないことを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    操作入力部が、タッチパネルへの操作の入力を受け付ける操作入力ステップと、
    画面描画部が、前記操作の入力に応じた画面を表示させる描画指示を出力する画面描画ステップと、
    操作履歴管理部が、第1の描画画面に第1の操作が行われた後、前記第1の操作に応じた第2の描画画面が表示されるまでの間に第2の操作が行われると、前記第2の操作が前記操作の履歴に基づいた所定の条件を満たすか否かを判定する操作履歴管理ステップと、
    を含み、
    前記操作履歴管理部が前記所定の条件を満たすと判定した場合には、前記画面描画部が、前記第2の操作に応じた第3の描画画面を表示させる描画指示を出力することを特徴とする情報処理方法。
  8. タッチパネルへの操作の入力を受け付ける操作入力ステップと、
    第1の描画画面に第1の操作が行われた後、前記第1の操作に応じた第2の描画画面が表示されるまでの間に第2の操作が行われると、前記第2の操作が前記操作の履歴に基づいた所定の条件を満たすか否かを判定する操作履歴管理ステップと、
    前記所定の条件を満たすと判定された場合には、前記第2の操作に応じた第3の描画画面を表示させる描画指示を出力する画面描画ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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