JP2013052597A - 画像形成制御部および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成の用紙設定条件のうち、少なくとも1つ以上の用紙設定条件を用紙プロファイルとして登録が可能で、かつ登録した用紙プロファイルを呼び出して表示操作部に前記用紙プロファイルの一覧画面を表示可能であって、用紙プロファイルに、給紙トレイの使用実績を関連付けて登録し、前記一覧画面上で用紙プロファイルと前記給紙トレイの使用実績とを参照可能とすることで、類似構成の用紙プロファイルが多々存在する場合であっても、使用給紙トレイでの絞り込み、使用実績から、使用すべきプロファイルの絞込みが容易となる。
【選択図】図5
Description
また、特許文献1の画像形成装置では、カスタム登録された紙種名称の印刷実行履歴を記録可能にして、紙種名称で印刷要求された印刷の実行状況を容易に把握することができる。
また、用紙プロファイルは使用するトレイとの関係が重要だが(=同一の用紙プロファイルでも別トレイでは条件が異なる)、プロファイルにはトレイとの関連付けが無いため、前記同様に選択時に判断にまよう。
また、以下2点の問題もある。
(1)現在使用したトレイで使われたことのある用紙プロファイルがどれか判断が付かない。
(2)テスト的に使用された用紙プロファイルか印刷に実際に使用されたプロファイルか判断が付かない。
前記用紙プロファイルに、給紙トレイの使用実績を関連付けて登録し、前記一覧画面上で用紙プロファイルと前記給紙トレイの使用実績とを参照可能とすることを特徴とする。
用紙プロファイルの登録は、不揮発のメモリー、HDDなどの記憶部に対し行う。
用紙プロファイルと給紙トレイの使用実績とを関連付ける形態は、用紙プロファイル内に使用実績を登録する構成に限定されない。例えば、用紙プロファイルのテーブルとは別に、用紙プロファイルに対する使用実績を記録するテーブルを設けて互いに関連付けするようにしてもよい。
前記用紙プロファイル一覧の呼び出しは、前記用紙プロファイルの選択をする対象の給紙トレイが選択された後に実行されることを特徴とする。
(1)類似構成の用紙プロファイルが多々存在する場合であっても、使用給紙トレイでの絞り込み、使用実績から、使用すべきプロファイルの絞込みが容易となる。
(2)使用していないプロファイルを判断可能であり、削除の判断が可能となる。
図1は、画像形成装置全体の中央断面図であり、機械的な構成を示している。以下に、その構成を説明する。
画像形成装置1は、その上部側に、CCD131を含むスキャナー部130、自動原稿搬送装置(ADF)135が設けられて原稿の画像読取が可能になっている。また、画像形成装置1の上部側で、プラテンガラスが位置しない箇所に、タッチパネルからなる操作部140が設けられて、操作者による操作および情報の表示が可能になっている。該操作部140は、本発明の表示操作部に相当するものである。
画像形成装置1は、制御ブロック110とスキャナー部130と操作部140とプリンター部150とを有するデジタルコピア本体と、LAN4を通して端末3などの外部機器から入力される画像データを処理し、またはスキャナー部130で得た画像データを、LAN4を通して端末3などの外部機器に転送可能にする画像処理手段(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
また、画像制御CPU113には、ROM114と不揮発メモリー115が接続されている。該不揮発メモリー115には、画像形成装置1の初期印刷設定情報や、プロセス制御パラメータ等の機械設定情報、ユーザー設定値、各給紙トレイの用紙設定条件データ、予約ジョブの管理情報、用紙プロファイル、給紙トレイの使用実績などが格納されており、ROM114には、上記画像制御CPU113を動作させるためのプログラムなどが格納されている。なお、上記用紙プロファイルと該用紙プロファイルを用いた給紙トレイの使用実績は関連付けて格納されている。
該書き込み処理部126は、プリンター部150のLD部(レーザダイオード)152に接続され、該LD部152の動作に用いられる書き込みデータの処理を行う。また、
プリンター部150は、プリンター部150の全体(給紙、画像形成、排紙、後処理など)を制御するプリンター制御部151を備えており、プリンター制御部151は前記した画像制御CPU113に接続されている。プリンター制御部151は画像制御CPU113の制御指令に従って動作してプリンター部150を制御する。
先ず、画像形成装置1において画像データを蓄積する手順について説明する。
第1に画像形成装置1において、スキャナー部130で画像を読み取り画像データを生成する場合について説明する。スキャナー部130において原稿からCCD131により画像を光学的に読み取る。この際には、画像制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。原稿の読み取りは、自動原稿搬送装置(ADF)135によって行ってもよく、また、プラテンガラス上に原稿を置いて行ってもよい。
給紙トレイ設定画面1400の左側には、給紙トレイ選択釦群1401が押釦可能に表示されており、図では、給紙トレイ1が選択されて給紙トレイ選択釦がハイライト表示されている。この状態で他の給紙トレイ選択釦を押釦されると、該当する給紙トレイの選択に切り替わる。
設定登録釦1405が押釦されると、用紙設定条件表示欄1402で示されている内容が、選択されている対象の給紙トレイに関連付けて設定登録される。登録は、不揮発メモリー115に対し行われる。
図4は、従来の用紙プロファイル一覧画面1450を示すものである。
用紙プロファイル一覧画面1450では、プロファイル番号欄1451とプロファイル名称欄1452、用紙サイズ欄1453、用紙種類欄1454、坪量欄1455、調整有無欄1456が横方向に沿って設けられており、それぞれの用紙プロファイルは、行方向に並んでリスト化されている。いずれかの用紙プロファイルについて上記各欄のいずれかを押釦すると、該当する用紙プロファイルが選択されて該用紙プロファイルの全ての表示欄が横方向に沿ってハイライト表示される。
また、用紙プロファイル一覧画面1450には、削除釦1461が押釦可能に表示されており、用紙プロファイルのいずれかが選択されている状態で削除釦1461が押釦されると、該当する用紙プロファイルが削除され、削除された用紙プロファイルを除いたリストが再構築されて用紙プロファイル一覧画面1450に表示される。しかし、用紙プロファイルには給紙トレイの使用実績が示されていないため、重要度の判断が難しい。
OK釦1462は、用紙プロファイルが選択されている状態で押釦されると、選択された用紙プロファイルの内容を保持して給紙トレイ設定画面1400に復帰し、保持した内容に沿って給紙トレイ設定画面1400の表示内容を変更する。
また、キャンセル釦1463を押釦すると、用紙プロファイル一覧画面1450で選択されている用紙プロファイルの内容を保持することなく給紙トレイ設定画面1400に復帰し、給紙トレイ設定画面1400の用紙設定条件は、用紙プロファイル一覧画面1450に遷移する前の内容が維持される。
用紙プロファイル一覧画面1410では、従来と同様に、プロファイル番号欄1411とプロファイル名称欄1412、用紙サイズ欄1413、用紙種類欄1414、坪量欄1415、調整有無欄1416が横方向に沿って設けられており、さらに、その横方向に、本発明特有の表示欄として使用トレイ欄1417、印刷実績欄1418が設けられている。使用トレイ欄1417は、使用された給紙トレイの番号がハイライト表示されている。印刷実績欄1418は、当該用紙プロファイルによって使用された給紙トレイの印刷枚数の累積値が示されている。上記用紙プロファイルは、行方向に沿ってリスト化されている。
いずれかの用紙プロファイルについて上記各欄のいずれかを押釦すると、該当する用紙プロファイルが選択されて横方向に沿ってハイライト表示される。
OK釦1422は、用紙プロファイルが選択されている状態で押釦されると、選択された用紙プロファイルの内容を保持して給紙トレイ設定画面1400に復帰し、保持した内容に沿って給紙トレイ設定画面1400の表示内容を変更する。
また、キャンセル釦1423を押釦すると、用紙プロファイル一覧画面1410で選択されている用紙プロファイルの内容を保持することなく給紙トレイ設定画面1400に復帰し、給紙トレイ設定画面1400の用紙設定条件は、用紙プロファイル一覧画面1410に遷移する前の内容が維持される。
給紙トレイを限定して用紙プロファイルを表示している用紙プロファイル一覧画面1410では、選択されている給紙トレイが異なれば、対象の給紙トレイに従って用紙プロファイルのリストが作成される。
ジョブの実行が開始すると、画像形成制御部の制御によって印刷が開始される(ステップs1)。一枚の用紙の印刷が進むと、登録済みの用紙プロファイルを使用しているか否かの判定がなされる(ステップs2)。登録済みの用紙プロファイルが使用されていなければ(ステップs2、NO)、用紙プロファイルに使用トレイの実績を関連付ける必要はなく、処理を終了する。一方、登録済みの用紙プロファイルを使用している場合(ステップs2、YES)、使用している給紙トレイが使用している用紙プロファイルに実績のあるトレイであるかの判定を行う(ステップs3)。
一枚の印刷が終了すると(ステップs5、YES)、用紙プロファイルに関連付けた印刷カウンタに+1をし、記憶する(ステップs6)。次いで、全印刷が完了したか判定し(ステップs7)、全頁の印刷が完了していれば(ステップs7、YES)、処理を終了し、全頁の印刷が完了していなければ(ステップs7、NO)、ステップs5に移行して次の一枚の印刷が完了するのを待機し、全頁の印刷が完了するまで上記手順を繰り返す。
なお、上記手順では、印刷実績を印刷の都度加算するものとして説明したが、個々のジョブの履歴にプロファイル名とそのジョブでの使用実績(使用トレイ、印刷枚数)を記録しておき、必要に応じて(例えば用紙プロファイル一覧の呼び出し時)、プロファイル毎の使用実績を集計するようにしてもよい。また、上記手順では印刷実績として印刷枚数を記録しているが、ジョブ数や印刷時間などを記録してもよく、また、複数種の印刷実績を記録して複数の印刷実績または切り換えによりいずれかの印刷実績を表示するようにしてもよい。
この手順は、給紙トレイ設定画面1400から用紙プロファイル一覧画面1410を表示する際にも実行される。
ステップs22、s23後は、読み出された用紙プロファイル一覧が操作部140に表示される(ステップs24)。
先ず、用紙プロファイル一覧の表示要求を受けた処理が行われる(ステップs30)。すなわち、用紙プロファイル一覧画面1410を表示するために操作部140が制御される。次いで、削除ボタンがONになっているか判定され(ステップs31)、ONになるまで待機する(ステップs31、NO)。削除ボタンがONになっていると(ステップs31、YES)、選択されている用紙プロファイルを削除し(ステップs32)、用紙プロファイル一覧画面1410を更新して、削除した用紙プロファイルを除いて再表示する(ステップs33)。上記用紙プロファイルの削除の手順では、全ての用紙ファイルを一覧に表示した際に、給紙トレイでの使用実績を参照できるので、用紙プロファイルがいずれの給紙トレイでも使用されていないなど、重要度の低いものを選択して削除することが可能になる。
113 画像制御CPU
140 操作部
150 プリンター部
1400 給紙トレイ設定画面
1404 設定呼出し釦
1405 設定登録釦
1410 用紙プロファイル一覧画面
1411 プロファイル番号欄
1412 プロファイル名称欄
1413 用紙サイズ欄
1414 用紙種類欄
1415 坪量欄
1416 調整有無欄
1417 使用トレイ欄
1418 印刷実績欄
1421 削除釦
1425 全表示チェック釦
1426 トレイ限定表示チェック釦
Claims (10)
- 画像形成の用紙設定条件のうち、少なくとも1つ以上の用紙設定条件を用紙プロファイルとして登録が可能で、かつ登録した用紙プロファイルを呼び出して表示操作部に前記用紙プロファイルの一覧画面を表示可能な制御部であって、
前記用紙プロファイルに、給紙トレイの使用実績を関連付けて登録し、前記一覧画面上で用紙プロファイルと前記給紙トレイの使用実績とを参照可能とすることを特徴とする画像形成制御部。 - 前記給紙トレイの使用実績に、個々の使用給紙トレイでの印刷実績を含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成制御部。
- 前記給紙トレイの使用実績に、個々の使用給紙トレイでの印刷実績の累計を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成制御部。
- 前記印刷実績が印刷枚数、印刷ジョブ数および印刷時間の1以上であることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成制御部。
- 前記表示操作部を通して前記給紙トレイの選択と選択された前記給紙トレイに対する前記用紙プロファイルの選択を可能にし、
前記用紙プロファイル一覧の呼び出しは、前記用紙プロファイルの選択をする対象の給紙トレイが選択された後に実行されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成制御部。 - 前記対象の給紙トレイを選択後に呼び出された用紙プロファイルについて、対象の給紙トレイでの印刷実績を有するものに限って一覧画面に表示するか前記印刷実績の有無に拘わらず一覧画面として表示するかを、切り換え可能であることを特徴とする請求項5記載の画像形成制御部。
- 前記切り換えを前記表示操作部を通した操作入力により実行可能にすることを特徴とする請求項6記載の画像形成制御部。
- 前記対象の給紙トレイで使用実績のある用紙プロファイルのみを抽出し、用紙プロファイル一覧画面に表示可能なことを特徴とする請求項5記載の画像形成制御部。
- 印刷ジョブを管理することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成制御部。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像形成制御部と、
前記画像形成制御部で制御される表示操作部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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