JP2000175043A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法

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JP2000175043A
JP2000175043A JP10349194A JP34919498A JP2000175043A JP 2000175043 A JP2000175043 A JP 2000175043A JP 10349194 A JP10349194 A JP 10349194A JP 34919498 A JP34919498 A JP 34919498A JP 2000175043 A JP2000175043 A JP 2000175043A
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JP10349194A
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Masaaki Moriya
正明 森谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力画像に対し、リアルタイムのスムージン
グ処理を行なうことができる生産性に優れた画像処理装
置及び画像処理方法方法を提供すること。 【解決手段】入力画像データから、M行1列の画素デー
タを抽出するため、ラインカウンタ101、102、1
04、クロックカウンタ111、FIFO106及びマ
ルチプレクサ109を備え、抽出されたM行のデータを
N列分格納して、注目画素を含んだM×N画素領域のマ
トリクス画像データとして出力するため、マトリクスレ
ジスタ113及びマルチプレクサ114を備え、出力さ
れたマトリクス画像データと、所定のマトリクス画像デ
ータとをパターンマッチングにより比較し、比較の結果
によって前記注目画素に対し画像データの置換を行なう
ためマッチングパターン判定部115及び画素置換処理
部116、及びFF117,118を備えることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誤差拡散などの擬
似中間調処理後の画像において、文字などの輪郭をより
滑らかに再現する処理で、入力画像の解像度よりも少な
くとも1方向の解像度を高く出力することが可能な複写
機やプリンタなどの画像処理方法及び画像処理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタなどに入力されるフォン
ト文字の画像データをそのまま出力した場合、その輪郭
にぎざぎざ(ジャギー)が目立つという問題があった。
これは、文字画像が黒と白の2値で構成されており、コ
ントラストがあるために目立ってしまうものである。こ
の問題に対して、プリンタのレーザの走査方向に対して
文字画像を形成する1画素の中を複数個の画素に分割し
て制御できることを利用して、文字の輪郭部に現れる特
定のパターンを検出し、走査方向に細かい画素に置き換
えることにより文字の輪郭部を滑らかに再現するという
スムージング処理が一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記スムージング処理
においては、注目画素を含んだ規定の行数列数の画像領
域と特定のマッチングパターンとの画像一致判定を行う
為に、その画像領域の2次元的なマトリクスデータを揃
えなければならない。
【0004】その場合、一般的に、一旦1画面分の画像
データをページメモリに記憶し、その画像データの画素
一つ一つに対するマトリクスデータをそのページメモリ
から読み出し、特定のマッチングパターンとの画像一致
判定を行うといった方法が取られている。入力画像デー
タに対するスムージング処理のリアルタイム性が失わ
れ、又、1画面分の画素データを記憶するには大容量の
メモリが必要となり、システムの生産性の低下を招いて
しまう。
【0005】本発明は上記従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、入力画
像に対し、リアルタイムのスムージング処理を行なうこ
とができる生産性に優れた画像処理装置及び画像処理方
法方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る画像処理装置にあっては、ラスタース
キャンにより順次入力された入力画像データから、M行
1列の画素データを抽出する行画像抽出手段と、前記行
画像抽出手段によって抽出されたM行のデータをN列分
格納して、注目画素を含んだM×N画素領域のマトリク
ス画像データとして出力するマトリクス生成手段と、前
記マトリクス生成手段によって出力されたマトリクス画
像データと、所定のマトリクス画像データとをパターン
マッチングにより比較し、比較の結果によって前記注目
画素に対し画像データの置換を行なうパターンマッチン
グ処理手段と、を有することを特徴とする。
【0007】ここで、前記行画像抽出手段は、入力画像
データの水平同期信号をカウントする行数カウンタと、
前記入力画像データとして入力される画素数をカウント
する画素数カウンタと、前記行数カウンタのカウント値
に応じて、各アドレスの同一ビットに前記入力画像デー
タの各行のデータを記憶する一時記憶手段と、を有し、
前記マトリクス生成手段は、前記一時記憶手段から読出
した入力画像データと、前記一時記憶手段に記憶せずに
そのまま入力した入力画像データを組み合わせて、一つ
の注目画素を含んだM行N列の画素データとして格納す
る、MビットのN個のレジスタから成るマトリクスレジ
スタと、前記マトリクスレジスタのN個のMビットデー
タを、前記画素数カウンタのカウント値に応じて並べ替
え、M×Nビットの画素マトリクスデータとして出力す
るマルチプレクサと、を有し、前記パターンマッチング
処理手段は、前記画素マトリクスデータが、所定の複数
のマッチングパターンの少なくとも1つと一致するか否
かを判定するマッチングパターン判定手段と、前記マッ
チングパターン判定部において、前記画素マトリクスデ
ータが前記マッチングパターンと一致した場合、前記注
目画素のデータを所定のデータに置き換えて出力する画
素置換処理部と、を有することは好適である。
【0008】また、前記行画像抽出手段は、複数行(K
行)の入力画像データの水平同期信号をカウントする行
数カウンタと、前記複数行の入力画像データが1列分ず
つ入力される毎に、カウントアップする画素数カウンタ
と、入力画像データの行データを記憶する一時記憶手段
と、を有し、前記マトリクス生成手段は、前記一時記憶
手段から読出した入力画像データと、前記一時記憶手段
に記憶せずにそのまま入力した複数行の入力画像データ
を組み合わせて、一つの注目画素を含んだ(M+K−
1)行N列の画素データとして格納する、(M+K−
1)ビットのN個のレジスタから成るマトリクスレジス
タと、前記マトリクスレジスタを構成するN個のレジス
タのそれぞれにおけるK種類の連続したMビットデータ
のうち、同一配列のデータを選択して入力し、これらN
個のMビットデータを前記画素数カウンタのカウント値
に応じて並べ替え、M×Nビットの画素マトリクスデー
タとして出力するK個のマルチプレクサと、を有し、前
記パターンマッチング処理手段は、前記画素マトリクス
データが、所定の複数のマッチングパターンの少なくと
も1つと一致するか否かを判定するマッチングパターン
判定部と、前記マッチングパターン判定部において、前
記画素マトリクスデータが前記マッチングパターンと一
致した場合、前記注目画素のデータを所定のデータに置
き換えて出力する画素置換処理部と、を有することは好
適である。
【0009】更に、前記一時記憶手段、前記マトリクス
レジスタ、及び前記画素置換処理部からの出力は、全て
同一のクロックで制御されていることも好適である。
【0010】また、本発明に係る画像処理方法は、ラス
タースキャンにより順次入力された入力画像データか
ら、M行1列の画素データを抽出する行画像抽出工程
と、前記行画像抽出工程で抽出されたM行のデータをN
列分格納して、注目画素を含んだM×N画素領域のマト
リクス画像データとして出力するマトリクス生成工程
と、前記マトリクス生成工程で出力されたマトリクス画
像データと、所定のマトリクス画像データとをパターン
マッチングにより比較し、比較の結果によって前記注目
画素に対し画像データの置換を行なうパターンマッチン
グ処理工程と、を有することを特徴とする。
【0011】ここで、前記行画像抽出工程、前記マトリ
クス生成工程及び前記パターンマッチング処理工程は、
パイプライン方式で処理を行なうことは好適である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、この発
明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配
置、数式、数値等は、特に特定的な記載がない限りは、
この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものでは
ない。
【0013】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態としての複写機について詳細な説明をする。
【0014】[装置概要説明]図2は、本実施の形態と
しての複写機の概略構成を示す断面図である。
【0015】200は原稿自動送り装置(以下DF)で
あり、複数枚の原稿を自動的に一枚ずつ給紙し、各原稿
の表面および裏面を原稿台に順次セットすることができ
る。その具体的構成は既に公知であるため、詳細な説明
は省略する。
【0016】DF200上には、読み取られるべき複数
枚の原稿が置かれる。DF200にセットされた原稿
は、DF200によって1枚ずつ給紙され原稿台201
上に置かれる。202は例えばハロゲンランプから構成
される原稿照明ランプで、原稿台ガラス201に載置さ
れた原稿を露光する。203,204,205は走査ミ
ラーであり、図示しない光学走査ユニットに収容され、
往復動しながら、原稿からの反射光をCCDユニット2
06に導く。CCDユニット206はCCDに原稿から
の反射光を結像させる結像レンズ207、CCDから構
成される撮像素子208、撮像素子208を駆動するC
CDドライバ209等から構成されている。
【0017】撮像素子208からの画像信号出力は、例
えば8ビットのデジタルデータに変換された後、コント
ローラ部239に入力される。また、210は感光ドラ
ムであり、212の前露光ランプによって画像形成に備
えて除電される。213は帯電器であり、感光ドラム2
10を一様に帯電させる。214は露光手段であり、例
えば半導体レーザで構成され、画像処理や装置全体の制
御を行うコントローラ部139で処理された画像データ
に基づいて感光ドラム210を露光し、静電潜像を形成
する。215は現像器で黒色の現像剤(トナー)が収容
されている。
【0018】219は転写前帯電器であり、感光ドラム
210上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高
圧をかける。220,222,224は給紙ユニットで
あり、各給紙ローラ221,223,225の駆動によ
り、転写用紙が装置内へ給送され、レジストローラ22
6の配設位置で一旦停止し、感光ドラム210に形成さ
れた画像との書き出しタイミングがとられ再給送され
る。
【0019】227は転写帯電器であり、感光ドラム2
10に現像されたトナー像を給送される転写用紙に転写
する。228は分離帯電器であり、転写動作の終了した
転写用紙を感光ドラム210より分離する。転写されず
に感光ドラム210上に残ったトナーはクリーナ211
によって回収される。229は搬送ベルトで、転写プロ
セスの終了した転写用紙を定着器130に搬送し、例え
ば熱により定着される。
【0020】231はフラッパであり、定着プロセスの
終了した転写用紙の搬送パスを切換え、コピー終了して
機外に排出するか、または中間トレイ237の配置方向
のいずれかに制御する。233〜236は給送ローラで
あり、一度定着プロセスの終了した転写用紙を中間トレ
イ237に反転(多重)または非反転(両面)して給送
する。238は再給送ローラであり、中間トレイ237
に載置された転写用紙を再度、レジストローラ236の
配設位置まで搬送する。232はステープルソータであ
り、コピーされた用紙の丁合およびステープル綴じを行
う。239のコントローラ部には後述するマイクロコン
ピュータ、画像処理部等を備えており、操作パネル29
0からの指示に従って、前述の画像形成動作を行う。
【0021】[コントローラ部詳細説明]図3は図2の
コントローラ部239の概略構成を示すブロック図であ
る。
【0022】301は画像処理装置全体の制御を行うC
PUであり、装置本体の制御手順(制御プログラム)を
記憶した読み取り専用メモリ303(ROM)からプロ
グラムを順次読み取り、実行する。CPU301から
は、CPUバス302を介して、各負荷に接続されてい
る。
【0023】また、304は入力データの記憶や作業用
記憶領域等として用いる主記憶装置であるところのラン
ダムアクセスメモリ(RAM)である。305はI/O
インターフェースであり、操作者がキー入力を行い、装
置の状態等を液晶、LEDを用いて表示する316の操
作パネルや給紙系、搬送系、光学系の駆動を行うモータ
類307、クラッチ類308、ソレノイド類309、ま
た、搬送される用紙を検知するための紙検知センサ類3
10等の装置の各負荷に接続される。(さらに、現像器
215には現像器内のトナー量を検知する311のトナ
ー残検センサが配置されており、その出力信号がI/O
ポート305に入力される。)315は高圧制御ユニッ
トであり、CPUの指示に従って、前述の帯電器、現像
器、転写前帯電器、転写帯電器、分離帯電器へ高圧を出
力する。306Aは画像信号入力部であり、CCDユニ
ット206から出力された輝度画像信号が入力され、人
間の目の特性に合わせるために濃度リニアな画像信号に
変換した多値のデジタル画像信号として供給する。一般
に1画素は256階調(8bit)を用いることが多
い。
【0024】306Bは2値化処理部であり、画像信号
入力部306Aから出力された多値のデジタル画像信号
を疑似的に階調を保ちながら1画素の画素のON(1) or
OFF(0)の2値の信号に変換する手段で、一般的には
誤差拡散処理が広く用いられている。306Cは本発明
のポイントとなるスムージング処理部であり、2値化処
理部306Bから出力された2値の画像信号となる画像
データを出力する。レーザユニット214から出力され
るレーザ光は感光ドラム210を照射する。 [スムージング処理]図1は、スムージング処理部30
6Cの構成を示す図である。
【0025】本実施の形態のスムージング処理部では、
簡単のため、パターンマッチングのマトリクスサイズを
5×5画素とし、注目画素をこのマトリクスの中心の画
素であるとする。また、入力画像信号の1画素を横に2
つに分割して出力画像信号とし、水平方向の出力解像度
が、入力の解像度に比べ、2倍となるようなスムージン
グ処理を行うものとする。尚、入力画像データは、黒画
素をHレベル、白画素をLレベルとして入力され、当処
理部内においても同様に扱い出力する。
【0026】同ブロック図において、101は第1のカ
ウンタで、垂直同期信号のHレベルによってカウント値
0にリセットされ、水平同期信号の立ち下がりをカウン
トし、カウント値3までカウントアップしたら再び0に
もどるといったカウントを繰り返す。
【0027】102は第2のカウンタで、101と同様
の動作を行うが、リセット端子には、リセット信号生成
部103からのリセット信号RSTが接続されている。
【0028】104は第3のラインカウンタで垂直同期
信号のHレベルによってカウント値0にリセットされ水
平同期信号が立ち下がりをカウントし、カウント値4ま
でカウントアップしたら、リセットされるまでその値4
を維持する。前記103は104のカウント値が3の時
のみ画像イネーブル信号の立ち上がりによってHレベル
をラッチし、102のリセット信号RSTとして出力す
る。この後、102は0〜4までのカウントを繰り返
す。105はセレクタで、垂直同期信号Lレベルの時は
101のカウント値出力count1を選択し、垂直同期信
号Hレベルの時は102のカウント値出力count2を選
択する。
【0029】106はFIFOメモリで、画像データ1
ライン分の画素数のアドレスで、4ビットのRAMより
構成されている。107は書込みビットセレクタで、入
力画像データとFIFO106から読み出された4ビッ
トデータのうちの3ビットを選択してFIFO106へ
4ビットのデータを出力する。入力データ切換部108
は入力データ切換部で、垂直同期信号Lレベルの時は入
力画像データをそのまま出力し、垂直同期信号Hレベル
の時は入力画像データを強制的にLレベルに切り替え
る。
【0030】109はマルチプレクサで、FIFO10
6から読み出された4ビットのデータと入力データ切換
部108からの出力のビット順をセレクタ105から出
力されるラインカウント値に応じて組み替え5ビットの
データとして出力し、又、count3の値が2の時は5ビ
ットのうち下位2ビットを、count3の値が3の時は最
下位ビットを強制的にLレベルとして出力する。更に、
画像イネーブル信号がHレベルの時は全ビットLレベル
として出力する。
【0031】110はDフリップフロップで、各ライン
のスムージング処理におけるスタート信号であるLOA
D信号を出力する。このLOAD信号は、水平同期信号
のLレベルによってHレベルにセットされ、画像イネー
ブル信号の立ち下がりによってLレベルに立ち下げられ
る。
【0032】111はクロックカウンタで、LOAD信
号のHレベルによってカウント値0にリセットされ、ク
ロックの立ち上がりごとにカウントアップされカウント
値4までカウントアップしたら再び0に戻るといったカ
ウントを繰り返す。112はイネーブル出力部で111
の出力CLKCNTの値に応じて、5ビットの出力のう
ち1ビットだけHレベルを出力する。113は注目画素
を中心としたマトリクスデータを1列ごとにラッチする
為のマトリクスレジスタで、5ビットのレジスタREG
0,REG1,REG2,REG3,REG4より構成
され、それぞれのレジスタは112の出力によって、ど
れか1つのみイネーブル状態となり、109からの5ビ
ットのデータをクロックの立ち上がりによってラッチす
る。又、REG0,REG1は、LOAD信号のHレベ
ルによってオール0にリセットされる。
【0033】114はマトリクスマルチプレクサで、C
LKCNTの値に応じて113の各レジスタの出力を各
レジスタの5ビット単位で並べ替え、25ビットのマト
リクスデータMATXを出力する。この場合、25ビッ
トの最下位ビットMATX(0)がマトリクスの左上の
画素に、5ビットMATX(4)が左下の画素に、13
ビットMATX(12)が注目画素に、21ビットMA
TX(20)が右上の画素に、25ビットMATX(2
4)が右下の画素といった具合に対応する。
【0034】115はマッチングパターン判定部で、マ
トリクスデータにおける黒画素と白画素の配置が所定の
マッチングパターンと一致するか否かを判定する処理部
で、114からの出力MATXに対して、マッチングパ
ターンの黒画素であるビットについてはMATXの対応
ビットの出力レベルをそのまま使用し、マッチングパタ
ーンの白画素であるビットについてはMATXの対応ビ
ットの出力レベルを反転して使用し、すべてのビットの
論理積をとる。そして、論理積の結果がHレベルなら
ば、想定したマッチングパターンとマトリクスのパター
ンが一致したこととなる。
【0035】115はこのような論理積を想定したマッ
チングパターンの数だけ行い、その数のビットからなる
信号PATを出力する。116は画素置換処理部で、マ
トリクスの注目画素データMATX(12)と115か
らの出力PATを入力とし、PAT信号のうちいずれか
のビットがHレベルを出力したら、そのビットに対応す
る置換画素パターンを水平方向において解像度が2倍高
い画素データPIX0,PIX1として出力する。又、
PAT信号のすべてのビットがLレベル、即ちマトリク
スパターンがマッチングパターンのいずれとも一致しな
かった場合は、MATX(12)のレベルをそのままP
IX0,PIX1に出力する。2つの出力の配置は、P
IX1が水平方向左側の画素、PIX0が右側の画素と
なる。117,118はDフリップフロップで、クロッ
クの立ち上がりで116からの出力PIX0,PIX1
をスムージング処理結果OUT0,OUT1としてラッ
チし、出力する。
【0036】図4は図1の115,116でのマトリク
スデータのパターンマッチングによって遂行されるスム
ージング処理を説明する図で、図4(a)は、2値画像
の1例で、画像全体から1部を抜き出したものである。
【0037】擬似階調処理が施された画像で、文字画像
の黒画像から下地の白画像へと濃度ジャンプする部分
(エッジ部)を現している。擬似中間調処理を施してい
るためエッジ部で中間調を表現しようとして、滑らかな
エッジ再現を阻害する画素が存在している(図4(a)
参照)。このような擬似中間調処理に発生する該滑らか
なエッジ再現を阻害する画素をうまくパターンマッチン
グによりマッチングし、画素をより高い解像度を持つ出
力画素により再配置することで、読み取り後2値化した
スキャン画像のエッジ部の滑らかな再現が可能となる。
【0038】図4(b)は115において想定したマッ
チングパターンの1つの例である。ここで図4(b)
は、5x5画素で形成され、原画像のマトリクスパター
ンと比較されるが、原画像のマトリクスパターンの白画
素の位置とマッチングパターンの白画素の位置、原画像
のマトリクスパターンの黒画素の位置とマッチングパタ
ーンの黒画素の位置が一致した場合、双方のパターンが
合致したとして、画素の置き換えが行われる。
【0039】図4(c)は116に設定されている、図
4(b)のマッチングパターンMP1に対応した画素置
き換えパターンで該2値画像信号と図4(b)のマッチ
ングパターンMP1が合致した場合、注目画素d行3列
の画素置き換えパターンである。
【0040】図4(d)は116に設定されている、図
4(b)のマッチングパターンにMP2対応した画素置
き換えパターンで該2値画像信号と図4(b)のマッチ
ングパターンMP2が合致した場合、注目画素c行3列
の画素置き換えパターンである。
【0041】図4(e)は116に設定されている、図
4(b)のマッチングパターンMP3に対応した画素置
き換えパターンで該2値画像信号と図4(b)のマッチ
ングパターンMP3が合致した場合、注目画素e行4列
の画素置き換えパターンである。
【0042】図4(c),(d),(e)は、本実施の
形態が300x300dpiの入力画像を600x30
0dpiの出力画像へ変換するために、左右に2分割し
た画素置き換えパターンになっている。図4(c)は、
右、左ともに白画素へ、図4(d),(e)は、左は白
画素、右は黒画素へそれぞれ画素を置き換えるパターン
となっている。
【0043】図4(a)の画像上には、図4(b)のマ
ッチングパターンMP1,MP2,MP3と合致する箇
所があるため、図4(a)の太線で囲まれた画像は、図
4(b)のマッチングパターンMP1,MP2,MP3
の3つの注目画素に対応する図4(c),(d),
(e)の3つの画素置き換えパターンで置き換えられ
る。
【0044】図4(f)は画素が置き換えられた画像で
あり、本発明のスムージング処理がかかって文字のエッ
ジ部が滑らかに再現されていることがわかる。
【0045】このように、マッチングパターンが画像と
合致した場合、擬似中間調処理に特有な文字のエッジ部
に現れるパターンを複数の注目画素と画素置き換えパタ
ーンを用いて、滑らかな再現を実現することができる。
すなわち、画像上の全く同じ位置でマッチング処理を行
いながら、異なる複数の注目画素を持ってスムージング
を行って、エッジ部の滑らかな再現を実現している。
【0046】図5はスムージング処理部の主走査方向の
処理動作を示すタイミングチャートである。
【0047】図において、太線の内側は、スムージング
処理の対象となる画像領域であり、1行あたりN個の画
素が存在する。画像領域のP(0)〜P(n−1)が存
在する行(以後、P)をスムージング処理をするとし
て、以下に説明を進める。又、画像イネーブル信号のレ
ベルの変化、CLKCNTのカウントアップ、FIFO
106のアドレスカウンタのカウントアップタイミング
及び入力画像データの入力タイミングはいずれもクロッ
クの立ち上がりに同期するものとする。尚、Pの上2行
と下1行の計4行のデータは既にFIFOに記憶されて
おり、Pの画素を注目画素とするマトリクスにおける最
下位の行が入力画像データとして入力されるタイミング
であるとする。
【0048】画像イネーブル信号がHレベルで、入力画
像データの信号入力が無効な領域である時、水平同期信
号が、t1でLパルスを出力し、このパルスによってL
OAD信号がHレベルにセットされる。このLOAD信
号によって、マトリクスレジスタ113のREG0,R
EG1の総てのビットがLレベルにリセットされる。こ
の計10ビットのLレベルのデータは、画素P(0)を
中心としたマトリクスにおける非画像領域を示す。又、
この時CLKCNT信号も0にリセットされ、イネーブ
ル出力部112が、このCLKCNT=0を受けてビッ
ト2をHレベルとし、113のREG2がイネーブル状
態となる。FIFO106のアドレスカウンタも画像イ
ネーブル信号によって0にリセットされ、アドレス0の
注目画素P(0)の列のデータがアクセスされ、マルチ
プレクサ109を介して、113の入力ラインに出力さ
れる。
【0049】t2のクロックの立ち上がりで、画像イネ
ーブル信号が立ち下がると、LOAD信号も立ち下が
る。又、同時に、マトリクスの最下位の行の第1画素も
入力画像データの信号ライン上に現れる。この入力画像
データは、109を介して113の入力ラインの5ビッ
ト目に出力される。そして、t3のクロックの立ち上が
りで、イネーブル状態となっているREG2に画素P
(0)の列のデータがラッチされ、CLKCNTもカウ
ントアップして1となり、113のイネーブルレジスタ
がREG3に切り替わる。この時、同時に、マトリクス
の最下位の行の第2画素も入力画像データの信号ライン
上に現れ、106のアドレスカウンタも1となり、この
アドレスカウント値によって画素P(1)の列のデータ
がアクセスされる。
【0050】以後、同様にして注目画素P(2),P
(3),…の列のデータが113のイネーブル状態のレ
ジスタにラッチされる。t4のクロックの立ち上がり
で、REG4にP(2)の列のデータがラッチされる
と、P(0)を中心とした5×5のマトリクスデータが
揃う。このマトリクスデータは、マトリクスマルチプレ
クサ114で、CLKCNT=3の情報を基に、REG
0の0ビット目を最下位とし、REG4の4ビット目を
最上位ビットとしてREG0,REG1,REG3,R
EG4の順にデータを揃え、25ビットのデータMAT
Xとして出力される。
【0051】このMATXに対し、マッチングパターン
判定部115で、パターンマッチングが行われる。そし
て、その結果を受けて、画素置換処理部116で、置換
画素パターンまたは注目画素MATX(12)がPIX
0,PIX1に出力され、t5のクロックの立ち上がり
で、OUT0,OUT1にP(0)のスムージング処理
結果P(0)’としてラッチされる。同様に、P(1)
に対しては、CLKCNT=4の情報を基に、REG
1,REG2,REG3,REG4,REG0の順で、
P(2)に対しては、CLKCNT=0の情報を基に、
REG2,REG3,REG4,REG0,REG1の
順で、P(3)に対しては、CLKCNT=1の情報を
基に、REG3,REG4,REG0,REG1,RE
G2の順で、P(4)に対しては、CLKCNT=2の
情報を基に、REG4,REG0,REG1,REG
2,REG3の順で、それぞれデータMATXが揃えら
れる。以後CLKCNTの値の繰り返しに従って処理が
繰り返される。
【0052】そして、t6のクロックの立ち上がりで、
Pの最後の画素P(n−1)が存在する列がラッチさ
れ、画像イネーブル信号がHレベルとなり、つぎのt7
のクロックの立ち上がりでは、109によって強制的に
Lレベルにされた非画像領域に相当する5ビットのデー
タが、113のイネーブル状態のレジスタにラッチされ
る。そして、t8の立ち上がりで、P(n−1)の処理
結果P(n−1)’が出力され、ラインPの総ての画素
についてのスムージング処理が終了する。その際、t9
の水平同期信号の立ち下がりまでLOAD信号はLレベ
ルのままなので、それまでREG0,REG1はリセッ
トされることはなく、最後の画素まで処理が正常に遂行
される。
【0053】図6はスムージング処理部306Cの副走
査方向の処理動作を示すタイミングチャートである。入
力画像データは、m行のラインで構成され、各行データ
をRの配列で示す。
【0054】図6のt1以前の垂直同期信号のHレベル
によって、第1のラインカウンタの出力count1及び第
3のラインカウンタの出力count3の値は0にリセット
されている。その後、t2の画像イネーブル信号の立ち
下がりで、入力画像データとして、1行目のR(0)行
が入力されてくる。この時点で、既に垂直同期信号はL
レベルであるので、入力データ切換部108はR(0)
をそのまま出力する。そして、FIFO106は、10
8の出力R(0)の画素を各アドレスの0ビットにアド
レス0より記憶していく。この記憶動作におけるビット
選択は、書き換えビットセレクタ107においてFIF
Oから読み出された4ビットのうちセレクタ105の出
力するカウント値と同一のビットのデータを、108の
出力と差し替える形式で遂行される。2行目のR(1)
も108からそのまま出力され、106の各アドレスの
1ビットにアドレス0より記憶されていく。t3の画像
イネーブル信号の立ち下がりから3行目のR(2)が入
力され始めると、この時点から1行目のR(0)画素を
注目画素とする列データがマルチプレクサ109より出
力され始める。この時109は、垂直同期信号のLレベ
ルによってセレクタ105より選択されるcount1=2
に対応して、FIFOの2ビットから読み出されるデー
タを0ビット、FIFOの3ビットから読み出されるデ
ータを1ビット、FIFOの0ビットから読み出される
データを2ビット、FIFOの1ビットから読み出され
るデータを3ビット、108の出力を4ビットといった
具合に列データを揃える。更に、この時点では、マトリ
クスデータの上2行が非画像領域となる為、count3=
2に対応して下位2ビットを強制的にLレベルにして出
力する。以後、count1の値に応じて、count1=3の時
は、FIFOの3ビットから読み出されるデータを0ビ
ット、FIFOの0ビットから読み出されるデータを1
ビット、FIFOの1ビットから読み出されるデータを
2ビット、FIFOの2ビットから読み出されるデータ
を3ビット、108の出力を4ビットとしてデータを揃
える。そして、この時count3=3ならば、0ビットは
非画像領域に相当するので、強制的にLレベルとなる。
count1=0の時は、FIFOの0ビットから読み出さ
れるデータを0ビット、FIFOの1ビットから読み出
されるデータを1ビット、FIFOの2ビットから読み
出されるデータを2ビット、FIFOの3ビットから読
み出されるデータを3ビット、108の出力を4ビット
としてデータを揃える。count1=1の時は、FIFO
の1ビットから読み出されるデータを0ビット、FIF
Oの2ビットから読み出されるデータを1ビット、FI
FOの3ビットから読み出されるデータを2ビット、F
IFOの0ビットから読み出されるデータを3ビット、
108の出力を4ビットとしてデータを揃える。t4の
画像イネーブル信号の立ち上がりで、リセット信号生成
部103がcount3=3を受けて、その出力RSTがH
レベルに立ち上がると、第2のラインカウンタ102の
出力count2は、0にリセットされる。そして、t5で
RSTがLレベルとなり、102はリセットが解除され
ると、以後、水平同期信号の立ち下がりごとに、count
1と同様のカウントを繰り返す。
【0055】最後の行R(m−1)の入力が終了する
と、1画面の終了を示す為、t6で垂直同期信号が立ち
上がる。そして、count1が0にリセットされるので、
未だスムージング処理が終了していない最後の2行R
(m−2)、R(m−1)の処理については、105が
垂直同期信号のHレベルによってcount1に代って選択
するcount2の値に基づいて、t6以前と同様に遂行さ
せる。又、t7,t8の出力は、R(m−1)の下の非
画像領域に対応する為、垂直同期信号のHレベルによっ
て強制的にLレベルにされる。
【0056】このような構成により、注目画素を含んだ
画像領域のマトリクスデータをパイプライン方式で揃え
ていき、パターンマッチングを行うことにより、システ
ムクロックに同期して次々と入力されてくる2値化され
た画像データに対し、リアルタイムなスムージング処理
が可能となる。
【0057】(第2の実施の形態)プリンタにおいて、
印刷の高速化を実現するために、複数のレーザによる複
数ライン同時走査で文字画像を形成する構成が採られる
場合があるが、このようなプリンタの構成に対応して、
リアルタイムにスムージング処理を遂行する場合、複数
ラインの入力データの各ライン毎にスムージング処理回
路を設けていては、多大なコストアップを招いてしま
う。
【0058】そこで、本発明に係る画像処理装置の第2
の実施の形態としての複写機は、同時に入力される複数
ラインについて、FIFOやカウンタ等の構成要素をで
きる限り共有して、画像マトリクスデータを抽出する。
【0059】本実施の形態としての複写機の構成は、ス
ムージング処理部306Cの内部の構成以外は上記第1
の実施の形態と同一であり、その説明は省略する。
【0060】また、スムージング処理部306Cにおい
ても、上記第1の実施の形態と同一の構成要素が多く、
その構成要素については同一の符号を付してその説明は
省略する。また、マトリクスサイズ及び出力解像度につ
いても、上記第1の実施の形態と同様とする。
【0061】[スムージング処理部]図7は、スムージ
ング処理部の構成を示す図面である。
【0062】同ブロック図において、701は第1のカ
ウンタで、垂直同期信号のHレベルによってカウント値
0にリセットされ、水平同期信号の立ち下がりでカウン
ト値1にカウントアップし、次の水平同期信号の立ち下
がりで再びカウント値0に戻り、この動作を繰り返す。
702は第2のカウンタで、701と同様の動作を行う
が、リセット端子には、リセット信号生成部703から
のリセット信号RSTが接続されている。704は第3
のラインカウンタで垂直同期信号のHレベルによってカ
ウント値0にリセットされ水平同期信号が立ち下がりを
カウントし、カウント値2までカウントアップしたら、
リセットされるまでその値2を維持する。
【0063】リセット信号生成部703は704のカウ
ント値が1の時のみ画像イネーブル信号の立ち上がりに
よってHレベルをラッチし、第2のラインカウンタ70
2のリセット信号RSTとしての信号を出力する。この
後、702は0〜4までのカウントを繰り返す。105
はセレクタで、垂直同期信号Lレベルの時は101のカ
ウント値出力count1を選択し、垂直同期信号Hレベル
の時は102のカウント値出力count2を選択する。
【0064】106はFIFOメモリで、画像データの
主走査方向の画素数のアドレスで、4ビットのRAMよ
り構成されている。707は書き換えビットセレクタ
で、106から読み出された4ビットデータのうちの2
ビットを選択して、2ラインの入力画像データと共に、
FIFO106へ4ビットのデータを出力する。708
は入力データ切換部で、垂直同期信号Lレベルの時は入
力画像データをそのまま出力し、垂直同期信号Hレベル
の時は入力画像データを強制的にLレベルに切り替え
る。
【0065】709はマルチプレクサで、FIFO10
6から読み出された4ビットのデータを、セレクタ10
5からの出力されるラインカウント値に応じて組み替
え、入力データ切換部708からの2ビットの出力と共
に6ビットのデータとして出力し、又、count3の値が
1の時は6ビットのうち下位2ビットを強制的にLレベ
ルとして出力する。更に、画像イネーブル信号がHレベ
ルの時は全ビットLレベルとして出力する。
【0066】110はDフリップフロップで、各ライン
のスムージング処理におけるスタート信号であるLOA
D信号を出力する。このLOAD信号は、水平同期信号
のLレベルによってHレベルにセットされ、画像イネー
ブル信号の立ち下がりによってLレベルに立ち下げられ
る。111はクロックカウンタで、LOAD信号のHレ
ベルによってカウント値0にリセットされ、クロックが
立ち上がって画像が入力される都度カウントアップされ
カウント値4までカウントアップしたら再び0に戻ると
いったカウントを繰り返す。
【0067】112はイネーブル出力部でクロックカウ
ンタ111の出力CLKCNTの値に応じて、5ビット
の出力のうち選択された1ビットだけHレベルを出力す
る。
【0068】713は副走査方向2画素分の注目画素を
中心としたマトリクスデータを1列ごとにラッチする為
のマトリクスレジスタで、6ビットのレジスタREG0
[5:1],REG1[5:1],REG2[5:
1],REG3[5:1],REG4[5:1]より構
成され、それぞれのレジスタは112の出力によって、
どれか1つのみイネーブル状態となり、マルチプレクサ
709からの6ビットのデータをクロックの立ち上がり
によってラッチする。この場合、各レジスタ共、配列0
から5へ上側の行の画素からラッチする。又、REG
0,REG1は、LOAD信号のHレベルによって全ビ
ットLレベルにリセットされる。
【0069】114a,bはマトリクスマルチプレクサ
で、114aには入力画像データ1chの画素を注目画
素としてマトリクスデータを揃えるために、REG0〜
REG4の配列4〜0の5ビット計25ビットのデータ
が入力され、114bには入力画像データ2chの画素
を注目画素としてマトリクスデータを揃える為に、RE
G0〜REG4の配列5〜1の5ビット計25ビットの
データが入力される。そして、CLKCNTの値に応じ
て、114a,bはこのデータを各レジスタの5ビット
単位で並べ替え、25ビットのマトリクスデータMAT
X0,MATX1を出力する。この場合、25ビットの
最下位ビットMATX0(0),MATX1(0)がマ
トリクスの左上の画素に、5ビットMATX0(4),
MATX1(4)が左下の画素に、13ビットMATX
0(12),MATX1(12)が注目画素に、21ビ
ットMATX0(20),MATX1(20)が右上の
画素に、25ビットMATX0(24),MATX1
(24)が右下の画素といった具合に対応する。
【0070】115a,bはマッチングパターン判定部
で、マトリクスデータにおける黒画素と白画素の配置が
所定のマッチングパターンと一致するか否かを判定する
処理部で、114aからの出力MATX0及び114b
からの出力MATX1に対して、マッチングパターンの
黒画素であるビットについてはMATX0,MATX1
の対応ビットの出力レベルをそのまま使用し、マッチン
グパターンの白画素であるビットについてはMATX
0,MATX1の対応ビットの出力レベルを反転して使
用し、すべてのビットの論理積をとる。そして、論理積
の結果がHレベルならば、想定したマッチングパターン
とマトリクスのパターンが一致したこととなる。
【0071】マッチングパターン判定部115a,bは
このような論理積を、想定したマッチングパターンの数
だけ行い、その数のビットからなる信号PAT0,PA
T1を出力する。116a,bは画素置換処理部で、1
16aはマトリクスの注目画素データMATX0(1
2)と115aからの出力PAT0を入力とし、116
bはマトリクスの注目画素データMATX1(12)と
115bからの出力PAT1を入力する。そして、11
6aはPAT0信号のうちいずれかのビットがHレベル
を出力したら、116bはPAT1信号のうちいずれか
のビットがHレベルを出力したら、そのビットに対応す
る置き換え画素パターンを主走査方向において解像度が
2倍高い画素データPIX00,PIX01及びPIX
10,PIX11として出力する。又、PAT0信号の
すべてのビットがLレベル、即ちマトリクスパターンが
マッチングパターンのいずれとも一致しなかった場合
は、116aはMATX0(12)の信号レベルをその
ままPIX00,PIX01に出力する。116bも同
様に、PAT1信号のすべてのビットがLレベルの場
合、MATX1(12)の信号レベルをそのままPIX
10,PIX11に出力する。2つの出力の配置は、P
IX01,PIX11が主走査方向左側の画素、PIX
00,PIX10が右側の画素となる。
【0072】118a,b、119a,bはDフリップ
フロップで、クロックの立ち上がりで、PIX00,P
IX01を1CHスムージング出力OUT00,OUT
01として,PIX10,PIX11を2CHスムージ
ング出力OUT10,OUT11としてラッチし、出力
する。
【0073】115a,b及び116a,bにおけるマ
トリクスデータのパターンマッチング処理は、上記第1
の実施の形態の説明において図4を用いて示したものと
同様であり、ここではその説明は省略する。
【0074】図8は本実施の形態におけるスムージング
処理部の主走査方向の処理動作を示すタイミングチャー
トである。
【0075】図において、太線の内側は、スムージング
処理の対象となる画像領域であり、1行あたりN個の画
素が存在する。画像領域のP(0)〜P(n−1):1
CH入力画像データ、P1(0)〜P1(n−1):2
CH入力画像データが存在する行をスムージング処理を
するとして、以下に説明を進める。又、画像イネーブル
信号のレベルの変化、CLKCNTのカウントアップ、
FIFO106のアドレスカウンタのカウントアップタ
イミング及び入力画像データの入力タイミングはいずれ
もクロックの立ち上がりに同期するものとする。尚、P
0,P1と、その上2行の計4行のデータは既にFIF
Oに記憶されており、P1のマトリクスの下部2行に相
当する入力画像データが入力されるタイミングであると
する。
【0076】画像イネーブル信号がHレベルで、入力画
像データの信号入力が無効な領域である時、水平同期信
号が、t1でLパルスを出力し、このパルスによってL
OAD信号がHレベルにセットされる。このLOAD信
号によって、マトリクスレジスタ113のREG0,R
EG1の総てのビットがLレベルにリセットされる。こ
の計12ビットのLレベルのデータは、画素P0
(0),P1(0)を中心としたマトリクスにおける非
画像領域を示す。
【0077】又、この時CLKCNT信号も0にリセッ
トされ、イネーブル出力部112が、このCLKCNT
=0を受けてビット2をHレベルとし、713のREG
2がイネーブル状態となる。FIFO106のアドレス
カウンタも画像イネーブル信号によって0にリセットさ
れ、アドレス0の注目画素P0(0),P1(0)の列
のデータがアクセスされ、マルチプレクサ709を介し
て、713の入力ラインに出力される。t2のクロック
の立ち上がりで、画像イネーブル信号が立ち下がると、
LOAD信号も立ち下がる。
【0078】又、同時に、2つのマトリクスの最下位の
2行の第1画素も入力画像データの信号ライン上に現れ
る。この入力画像データは、709を介して713の入
力ラインの上位2ビットに出力される。そして、t3の
クロックの立ち上がりで、イネーブル状態となっている
REG2に画素P0(0),P1(0)の列のデータが
ラッチされ、CLKCNTもカウントアップして1とな
り、713のイネーブルレジスタがREG3に切り替わ
る。
【0079】この時、同時に、2つのマトリクスの最下
位の行の第2画素も入力画像データの信号ライン上に現
れ、106のアドレスカウンタも1となり、このアドレ
スカウント値によって画素P0(1),P1(1)の列
のデータがアクセスされる。以後、同様にして注目画素
P0(2)P1(2),P0(3)P(3),…の列の
データが113のイネーブル状態のレジスタにラッチさ
れる。
【0080】t4のクロックの立ち上がりで、REG4
にP0(2),P1(2)の列のデータがラッチされる
と、P0(0),P1(0)を中心とした5×5のマト
リクスデータを組み為のデータが揃う。そして、REG
0〜REG5の各レジスタから配列0〜4のデータが、
マトリクスマルチプレクサ114aに入力され、又、配
列1〜5のデータが、マトリクスマルチプレクサ114
bに入力される。即ち、各レジスタの配列1〜4のデー
タを共有していることになる。
【0081】CLKCNT=3の情報を基に、114a
では、REG0の0配列0のデータを最下位ビットと
し、REG4の配列4のデータを最上位ビットとしてR
EG0,REG1,REG3,REG4の順にデータを
揃え、25ビットのデータMATX0としてマトリクス
データを出力する。
【0082】同様に、114bでは、REG0の配列1
のデータを最下位ビットとし、REG4の配列5のデー
タを最上位ビットとしてREG0,REG1,REG
2,REG3,REG4の順にデータを揃え、25ビッ
トのデータMATX1としてマトリクスデータを出力す
る。このMATX0,MATX1に対して、マッチング
パターン判定部115a,bで、パターンマッチングが
行われる。
【0083】そして、その結果を受けて、画素置き換え
処理部116a,bで、置き換え画素パターンまたは注
目画素MATX0(12),MATX1(12)がPI
X00,PIX01,PIX10,PIX11に出力さ
れ、t5のクロックの立ち上がりで、OUT00,OU
T01,OUT10,OUT11にP(0),P1
(0)のスムージング出力P(0)’,P1(0)’と
してラッチされる。同様に、P0(1),P1(1)に
対しては、CLKCNT=4の情報を基に、REG1,
REG2,REG3,REG4,REG0の順で、P1
(2)に対しては、CLKCNT=0の情報を基に、R
EG2,REG3,REG4,REG0,REG1の順
で、P0(3),P1(3)に対しては、CLKCNT
=1の情報を基に、REG3,REG4,REG0,R
EG1,REG2の順で、P0(4),P1(4)に対
しては、CLKCNT=2の情報を基に、REG4,R
EG0,REG1,REG2,REG3の順で、それぞ
れデータMATXが揃えられる。
【0084】以後CLKCNTの値の繰り返しに従って
処理が繰り返される。そして、t6のクロックの立ち上
がりで、最後の画素P0(n−1),P1(n−1)が
存在する列がラッチされ、画像イネーブル信号がHレベ
ルとなり、つぎのt7のクロックの立ち上がりでは、7
09によって強制的にLレベルにされた非画像領域に相
当する6ビットのデータが、713のイネーブル状態の
レジスタにラッチされる。そして、t8の立ち上がり
で、P0(n−1),P1(n−1)の処理結果P0
(n−1)’,P1(n−1)’が出力され、ラインP
の総ての画素についてのスムージング処理が終了する。
その際、t9の水平同期信号の立ち下がりまでLOAD
信号はLレベルのままなので、それまでREG0,RE
G1はリセットされることはなく、最後の画素まで処理
が正常に遂行される。
【0085】図9はスムージング処理部の副走査方向の
処理動作を示すタイミングチャートである。入力画像デ
ータは、m行のラインで構成され、各行データをRの配
列で示す。
【0086】図9のt1以前の垂直同期信号のHレベル
によって、第1のラインカウンタの出力count1及び第
3のラインカウンタの出力count3の値は0にリセット
されている。その後、t2の画像イネーブル信号の立ち
下がりで、1CH入力画像データとして1行目のR
(0)が、2CH入力画像データとして2行目のR
(1)がそれぞれ入力されてくる。この時点で、既に垂
直同期信号はLレベルであるので、入力データ切換部7
08はR(0),R(1)をそのまま出力する。
【0087】そして、4ビットのFIFO106は、入
力データ切換部708を介して出力されるR(0)の画
素を各アドレスのビット0に、R(1)の画素をビット
1にアドレス0より記憶していく。
【0088】この記憶動作におけるビット選択は、書き
換えビットセレクタ707において行なわれる。FIF
Oから読み出された4ビットから、セレクタ105の出
力するカウント値が0の時は、ビット0とビット1が選
ばれる。ビット0には入力データ切換部708を介して
出力されうる1CH入力画像データを、ビット1には入
力データ切換部708を介して出力される2CH入力画
像データを差し替える。セレクタ105の出力するカウ
ント値が1の時は、ビット2とビット3が選ばれ、ビッ
ト2には入力データ切換部708を介して出力されうる
1CH入力画像データを、ビット3には入力データ切換
部708を介して出力される2CH入力画像データを差
し替える。
【0089】t3の画像イネーブル信号の立ち下がりか
ら3行目のR(2)及び4行目のR(3)が入力され始
め、これらも入力データ切換部708からそのまま出力
され、106の各アドレスのビット2及びビット3にア
ドレス0より記憶されていく。同時に、この時点から1
行目R(0)及び2行目のR(1)の画素を注目画素と
する列データがマルチプレクサ709より出力され始め
る。この時709は、垂直同期信号のLレベルによって
セレクタ105より選択されるcount1=1に対応し
て、FIFOのビット2から読み出されるデータを70
9のビット0、FIFOのビット3から読み出されるデ
ータを709のビット1、FIFOのビット0から読み
出されるデータを709のビット2、FIFOのビット
1から読み出されるデータを709のビット3、入力デ
ータ切換部708カラーの1CH入力画像データを70
9のビット4、2CH入力画像データをビット5といっ
た具合に列データを揃える。
【0090】更に、この時点では、マトリクスデータの
上2行が非画像領域となる為、count3=1に対応して
下位2ビットを強制的にLレベルにして出力する。以
後、count1の値に応じて、count1=03の時は、FI
FOのビット0〜3から読み出されるデータがそのまま
109のビット0〜3の出力となり、count1=1の時
と同様、ビット4,5には入力データ切換部708から
の出力が対応する。
【0091】t4の画像イネーブル信号の立ち上がり
で、リセット信号生成部103がcount3=1を受け
て、その出力RSTがHレベルに立ち上がると、第2の
ラインカウンタ702の出力count2は、0にリセット
される。そして、t5でRSTがLレベルとなり、リセ
ットが解除されると、以後カウンタ702は、水平同期
信号の立ち下がりごとに、count1と同様のカウントを
繰り返す。最後の行R(m−2),R(m−1)の入力
が終了すると、1画面の終了を示す為、t6で垂直同期
信号が立ち上がる。そして、count1が0にリセットさ
れるので、未だスムージング処理が終了していない最後
の2行R(m−2),R(m−1)の処理については、
セレクタ105が垂直同期信号のHレベルによってcoun
t1に代って選択するcount2の値に基づいて、t6以前
と同様に遂行させる。又、t7からの入力データ切換部
708の出力は、R(m−1)の下の非画像領域に対応
する為、垂直同期信号のHレベルによって強制的にLレ
ベルにされる。
【0092】以上のように構成した本実施の形態によれ
ば、プリンタに備えられた複数のレーザに対応して伝送
される複数ラインの入力画像データのそれぞれに対し
て、リアルタイムなスムージング処理を遂行できるシス
テムを、回路規模の増大を抑えて実現することができ
る。
【0093】(他の実施の形態)又、例えば、入力画像
データが3ラインである場合に対しては、第2の実施の
形態で図7に示した構成において、106を5ビット構
成とし、書き換えビットセレクタ707を106から読
み出された5ビットデータのうちの2ビットを選択し
て、3ラインの入力画像データと共に、105へ5ビッ
トのデータを出力する構成とすればよい。また、入力デ
ータ切換部708は3ビット構成とし、マルチプレクサ
709は106から読み出された5ビットのデータをセ
レクタ105から出力されるラインカウント値に応じて
組み替え、入力データ切換部708からの3ビットのう
ち1CH,2CHの出力に対応する2ビットの出力と共
に7ビットのデータとして出力する構成とすればよい。
さらに、713の各レジスタは7ビット構成とし、11
4,115以降の各構成を1個ずつ増やせばよい。
【0094】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、入
力画像に対し、リアルタイムのスムージング処理を行な
うことができる生産性に優れた画像処理装置及び画像処
理方法方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のスムージング処理
部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態
としての複写機の概略を示す断面図である。
【図3】本発明に係る画像処理装置の第1の実施の形態
としての複写機の制御系を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるパターンマ
ッチング及び画素の置き換えを説明する図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のスムージング処理
部の主走査方向における処理を説明するタイミングチャ
ートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態のスムージング処理
部の副走査方向における処理を説明するタイミングチャ
ートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態のスムージング処理
部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態のスムージング処理
部の主走査方向における処理を説明するタイミングチャ
ートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態のスムージング処理
部の副走査方向における処理を説明するタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
101,102,104,701,702,704 ラ
インカウンタ 103,703 リセット信号生成部 105 セレクタ 106 FIFOメモリ 107,707 書き換えビットセレクタ 108,708 入力データ切換部 109,709 マルチプレクサ 111 クロック(画素)カウンタ 113,713 マトリクスレジスタ 114 マトリクスマルチプレクサ 115 マッチングパターン判定部 116 画素置換処理部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラスタースキャンにより順次入力された入
    力画像データから、M行1列の画素データを抽出する行
    画像抽出手段と、 前記行画像抽出手段によって抽出されたM行のデータを
    N列分格納して、注目画素を含んだM×N画素領域のマ
    トリクス画像データとして出力するマトリクス生成手段
    と、 前記マトリクス生成手段によって出力されたマトリクス
    画像データと、所定のマトリクス画像データとをパター
    ンマッチングにより比較し、比較の結果によって前記注
    目画素に対し画像データの置換を行なうパターンマッチ
    ング処理手段と、 を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記行画像抽出手段は、 入力画像データの水平同期信号をカウントする行数カウ
    ンタと、 前記入力画像データとして入力される画素数をカウント
    する画素数カウンタと、 前記行数カウンタのカウント値に応じて、各アドレスの
    同一ビットに前記入力画像データの各行のデータを記憶
    する一時記憶手段と、 を有し、 前記マトリクス生成手段は、 前記一時記憶手段から読出した入力画像データと、前記
    一時記憶手段に記憶せずにそのまま入力した入力画像デ
    ータを組み合わせて、一つの注目画素を含んだM行N列
    の画素データとして格納する、MビットのN個のレジス
    タから成るマトリクスレジスタと、 前記マトリクスレジスタのN個のMビットデータを、前
    記画素数カウンタのカウント値に応じて並べ替え、M×
    Nビットの画素マトリクスデータとして出力するマルチ
    プレクサと、 を有し、 前記パターンマッチング処理手段は、 前記画素マトリクスデータが、所定の複数のマッチング
    パターンの少なくとも1つと一致するか否かを判定する
    マッチングパターン判定手段と、 前記マッチングパターン判定部において、前記画素マト
    リクスデータが前記マッチングパターンと一致した場
    合、前記注目画素のデータを所定のデータに置き換えて
    出力する画素置換処理部と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記行画像抽出手段は、 複数行(K行)の入力画像データの水平同期信号をカウ
    ントする行数カウンタと、 前記複数行の入力画像データが1列分ずつ入力される毎
    に、カウントアップする画素数カウンタと、 入力画像データの行データを記憶する一時記憶手段と、 を有し、 前記マトリクス生成手段は、 前記一時記憶手段から読出した入力画像データと、前記
    一時記憶手段に記憶せずにそのまま入力した複数行の入
    力画像データを組み合わせて、一つの注目画素を含んだ
    (M+K−1)行N列の画素データとして格納する、
    (M+K−1)ビットのN個のレジスタから成るマトリ
    クスレジスタと、 前記マトリクスレジスタを構成するN個のレジスタのそ
    れぞれにおけるK種類の連続したMビットデータのう
    ち、同一配列のデータを選択して入力し、これらN個の
    Mビットデータを前記画素数カウンタのカウント値に応
    じて並べ替え、M×Nビットの画素マトリクスデータと
    して出力するK個のマルチプレクサと、 を有し、 前記パターンマッチング処理手段は、 前記画素マトリクスデータが、所定の複数のマッチング
    パターンの少なくとも1つと一致するか否かを判定する
    マッチングパターン判定部と、 前記マッチングパターン判定部において、前記画素マト
    リクスデータが前記マッチングパターンと一致した場
    合、前記注目画素のデータを所定のデータに置き換えて
    出力する画素置換処理部と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記一時記憶手段、前記マトリクスレジス
    タ、及び前記画素置換処理部からの出力は、全て同一の
    クロックで制御されていることを特徴とする請求項2ま
    たは3に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】ラスタースキャンにより順次入力された入
    力画像データから、M行1列の画素データを抽出する行
    画像抽出工程と、 前記行画像抽出工程で抽出されたM行のデータをN列分
    格納して、注目画素を含んだM×N画素領域のマトリク
    ス画像データとして出力するマトリクス生成工程と、 前記マトリクス生成工程で出力されたマトリクス画像デ
    ータと、所定のマトリクス画像データとをパターンマッ
    チングにより比較し、比較の結果によって前記注目画素
    に対し画像データの置換を行なうパターンマッチング処
    理工程と、 を有することを特徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】前記行画像抽出工程、前記マトリクス生成
    工程及び前記パターンマッチング処理工程は、パイプラ
    イン方式で処理を行なうことを特徴とする請求項5に記
    載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102903332A (zh) * 2012-10-23 2013-01-30 西安诺瓦电子科技有限公司 一种led显示屏的异步控制方法和异步控制卡
WO2022206556A1 (zh) * 2021-03-31 2022-10-06 腾讯科技(深圳)有限公司 图像数据的矩阵运算方法、装置、设备及存储介质

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