JP2000103117A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000103117A
JP2000103117A JP10277313A JP27731398A JP2000103117A JP 2000103117 A JP2000103117 A JP 2000103117A JP 10277313 A JP10277313 A JP 10277313A JP 27731398 A JP27731398 A JP 27731398A JP 2000103117 A JP2000103117 A JP 2000103117A
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Japan
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JP10277313A
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English (en)
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Makoto Ide
誠 井手
Masato Obata
正人 小幡
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像のエッジ部分や1ドットラインが太くな
りすぎることや縦線,横線の太さが異なることを防止す
る。 【解決手段】 コード変換部A40は、多値データ(濃
度情報のみを示す複数ビットの画像データ)Dbからそ
の濃度情報に応じたコードDcを生成する。コード変換
部B50は、多値データDbの各画素のパターンを複数
の特定パターンと比較し、上記パターンがいずれかの特
定パターンに一致した時にはその一致した特定パターン
に応じたコードDdを、一致しなかった時には多値デー
タDbの持つ濃度情報に応じたコードDdをそれぞれ生
成する。コードデータ切換部60は、コードDcとDd
を切り換えてコードDeとして出力する。発光データ生
成部70は、コードDeに基づいて発光データを生成す
るが、コードDcを入力した時とコードDdを入力した
時とで異なる発光データを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザプリン
タ,デジタル複写機などのレーザダイオードを用いた書
込光学系を搭載した画像形成装置に関し、特にレーザダ
イオード(以下「LD」と略称する)の発光タイミング
を制御する位相データを含まない多値データからパター
ンマッチングにより画像中の特定パターン(画像のエッ
ジ部分,1ドットライン)を検出し、その部分について
細線化やLDの発光タイミングを制御する位相データの
付加を行なう技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、デジタル複写機の作像方式とし
ては、スキャナにより原稿から読み取った画像データの
黒の部分に対応する所にLDによりレーザビームを照射
することにより、その部分にトナーを載せて画像を形成
するネガ/ポジ(N/P)プロセスが一般的である。
【0003】レーザビームのビーム径は理論上の1ドッ
トよりも通常大きいために、画像部にレーザビームを照
射してその部分を画像として形成するN/Pプロセスで
は、通常1ドットの黒ラインは太くしっかり再現される
ので、線の途切れなどには強くなる。しかし逆に、原稿
の黒ラインよりも太めに再現されたり、また白の1ドッ
トラインは細くなり、再現性が落ちてしまう。特に、コ
ピーした用紙を再度原稿として使用する、いわゆる孫コ
ピーでは、その現象が大きく現れる。
【0004】また、電子写真の作像方式の不具合とし
て、縦線と横線の再現性の違いがあり、一般に縦線の方
が横線よりしっかり太く再現されるため、作像条件を決
める際に縦線に合わせれば横線が原稿よりも細くなりが
ちになり、逆に横線に合わせれば縦線が原稿よりも太く
なりがちになるという不具合があり、作像条件を決める
難しさの一因となっていた。
【0005】そこで、このような不具合を解決するため
に、例えば特開平5−75816号公報に見られるよう
に、2値画像データに対して注目画素とその前後2画素
以上の画素を参照して注目画素の濃度(多値レベル)を
決定することにより、非画像部がつぶれることを防止
し、1ドットラインの再現性を向上させる技術が提案さ
れている。
【0006】また、例えば特開平6−89338号公報
に見られるように、多値画像に対して注目画素とその隣
接画素の関係から注目画素の印字開始位置を決定するこ
とにより、注目画素を隣接した画素に寄せて印字して、
細線,画像のエッジ部の再現性を向上させる技術も提案
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−75816号公報に開示された技術は、2値画像デ
ータに対してのみ、濃度を補正して1ドットラインの再
現性を向上させる技術であり、多値画像については提案
されていなかった。
【0008】また、特開平6−89338号公報に開示
された技術は、多値画像に対して注目画素を隣接した画
素に寄せて印字して2画素以上に分割された細線や画像
のエッジ部分の再現性を向上させる技術であり、1画素
の細線や、縦線,横線の太さが異なる場合の線幅の補正
については何も考慮されていなかった。
【0009】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、多値画像を再現できる画像形成装置において、
画像(複数画素にまたがるライン)のエッジ部分や1ド
ットラインが太くなりすぎること、及び縦線,横線の太
さが異なることを防止することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、レーザダイ
オードを用いた書込光学系を搭載した画像形成装置にお
いて、上記の目的を達成するため、次のようにしたこと
を特徴とする。
【0011】請求項1の発明は、以下の(1)〜(5)
に示す各手段を設け、更に(4)の発光データ生成手段
が、(1)の第1のコードデータ生成手段により生成さ
れたコードデータを入力した時と(2)の第2のコード
データ生成手段により生成されたコードデータを入力し
た時とで異なる発光データを生成するようにしたもので
ある。
【0012】(1)スキャナまたは外部から入力された
濃度情報のみを示す複数ビットの画像データから該濃度
情報に応じたコードデータを生成する第1のコードデー
タ生成手段。
【0013】(2)上記濃度情報のみを示す複数ビット
の画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパター
ンを画像のエッジ部分または1ドットラインを示す複数
の特定パターンと比較し、上記注目画素とその周辺の複
数画素のパターンが上記複数の特定パターンのいずれか
に一致したことを検出した時にはその一致した特定パタ
ーンに応じたコードデータを、一致したことを検出でき
なかった時には上記複数ビットの画像データの持つ濃度
情報に応じたコードデータをそれぞれ生成する第2のコ
ードデータ生成手段。
【0014】(3)第1のコードデータ生成手段から出
力されるコードデータと第2のコード生成手段から出力
されるコードデータを切り換え出力するコードデータ切
換手段。 (4)該手段により切り換え出力されたコードデータに
基づいて実際にレーザダイオードを発光させるための発
光データを生成する発光データ生成手段。 (5)該手段により生成された発光データに応じてレー
ザダイオードの発光時間,発光パワー,あるいはその両
方を変調すると共に、レーザダイオードの発光タイミン
グとして少なくとも左右両方向からの制御を切り換える
変調手段。
【0015】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、(4)の発光データ生成手段に、上記一致
した特定パターンに応じたコードデータに対してのみ、
レーザダイオードの発光光量を通常よりも小さくなるよ
うに補正する発光データを生成する手段を備えたもので
ある。
【0016】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、(2)の第2のコードデータ生成手
段に、上記複数ビットの画像データの注目画素とその周
辺の複数画素のパターンが上記複数の特定パターンのい
ずれかに一致したことを検出した時に、その一致した特
定パターンに応じて(5)の変調手段によるレーザダイ
オードの発光タイミングを制御する位相データを生成す
る手段を備えたものである。
【0017】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの画像形成装置において、(2)の第2のコードデー
タ生成手段に、上記複数ビットの画像データを主走査方
向に遅延して出力するデータ遅延手段と、該手段から出
力された画像データが上記複数の特定パターンのいずれ
かに一致するかどうかを主走査方向の複数画素を用いて
検出するパターン検出手段と、該手段による検出結果に
従ってコードデータを生成するコード生成手段とを備
え、更にパターン検出手段に、データ遅延手段から出力
された画像データの注目画素の左右の画素が白または黒
の組み合わせで且つ注目画素が中間調または黒のとき、
該画像データが濃度補正対象である画像のエッジ部分ま
たは1ドットラインを示す複数の特定パターンのいずれ
かに一致することを検出する手段を備えたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2は、この発明の一実
施形態であるデジタル複写機の外観例を示す斜視図であ
る。
【0019】このデジタル複写機1は、上部に、原稿を
載置し読み取るための原稿台(コンタクトガラス)2及
び原稿を抑えるための圧板3を、上部の前面に、原稿を
読み取るためのモードや複写倍率の設定,オペレータに
対する表示などを行なう操作部4をそれぞれ備えてい
る。また、下側に給紙部5を、左側に排紙部6をそれぞ
れ備えている。
【0020】さらに、このデジタル複写機1は、図示し
ない露光光学系,給紙搬送系,現像系,定着系,排紙系
等のデジタル複写機の公知の機構及び制御装置を内蔵し
ており、複写機としての動作を実現する。すなわち、原
稿が原稿台2の上面に載置され、圧板3により密着され
た後、操作部4からの指示に従い、露光光学系を構成す
る照明系,結像光学系により原稿の読み取りを行なう。
【0021】そして、読み取った原稿の画像データに対
して各種の補正を施した後、その画像データに基づいて
書込光学系のLDよりレーザビームを図示しない感光体
(予め帯電されている)に照射し、そこに静電潜像を形
成する。その後は、いわゆる電子写真のプロセスを経
て、操作部4より指示された給紙部5から給紙した用紙
にコピー画像を形成する。
【0022】図1は、このデジタル複写機1の制御系の
主要部(画像データを処理する部分)の構成例を示すブ
ロック図である。読み取り処理部10は、図示しないス
キャナのCCDラインセンサによって600dpiで読
み取った原稿の画像データに対してシェーディング補正
などの様々な補正を施し、画像データDaとして1画素
毎に8ビット(256階調)で画像処理部20へ出力す
る。
【0023】画像処理部20は、読み取り処理部10か
らの画像データDaに対してMTF補正,変倍処理など
を施して画質補正を行なった後、2ビット(4階調)の
多値データDbに変換して書き込み処理部30へ出力す
る。この多値データDbが、濃度情報のみを示す複数ビ
ットの画像データである。
【0024】書き込み処理部30のコード変換部A40
(第1のコードデータ生成手段)は、画像処理部20か
らの多値データDbを濃度情報に応じた3ビットのコー
ドデータDcに変換し(多値データDbから濃度情報に
応じたコードデータDcを生成し)、3ビットのコード
データDcをコードデータ切換部60へ出力する。
【0025】コード変換部B50(第2のコードデータ
生成手段)は、画像処理部20からの多値データDbの
注目画素とその周辺の複数画像のパターンを画像のエッ
ジ部分または1ドットラインを示す複数の特定パターン
と比較し、上記注目画素とその周辺の複数画像のパター
ンが上記複数の特定パターンのいずれかに一致したこと
を検出した時には、その一致した特定パターンに応じた
3ビットのコードデータDdを生成してコードデータ切
換部60へ出力する。
【0026】また、上記注目画素とその周辺の複数画像
のパターンが上記複数の特定パターンのいずれかに一致
したことを検出できなかった時には、上記多値データD
bの持つ濃度情報に応じた3ビットのコードデータDd
を生成してコードデータ切換部60へ出力する。
【0027】さらに、上記注目画素とその周辺の複数画
像のパターンが上記複数の特定パターンのいずれかに一
致したことを検出した時には、その一致した特定パター
ンに応じてLDの発光タイミングを制御する(書き込み
位置を右から行なうか、左から行なうかを切り換えるた
めの)位相データDsの生成も行なう。
【0028】コードデータ切換部60(コードデータ切
換手段)は、制御部80からの制御信号(指示)によ
り、コード変換部A40から出力されるコードデータD
cとコード変換部B50から出力されるコードデータD
dを切り換え、コードデータDeとして出力する。
【0029】発光データ生成部70(発光データ生成手
段)は、コードデータ切換部60により切り換え出力さ
れたコードデータDe(Dc又はDd)を8ビットの発
光データDfに変換して出力する(コードデータDeに
基づいて実際にLDを発光させるための8ビットの発光
データDfを生成して出力する)。このとき、コード変
換部A40により生成されたコードデータDcを入力し
た時とコード変換部B50により生成されたコードデー
タDdを入力した時とで異なる発光データDfを生成す
る。
【0030】この発光データDf及びコード変換部B5
0で生成された位相データDsは図示しない変調部(変
調手段)に送られ、その変調部がそれらのデータに基づ
いてLD(レーザダイオード)の発光時間,発光パワ
ー,あるいはその両方を変調することにより、画像デー
タ中のエッジ部分や細線の部分についての書き込み濃度
や書き込み開始位置を変更し、256階調,600dp
iで図示しない感光体への書き込みを行なう。また、L
Dの発光タイミングとして少なくとも左右両方向からの
制御を切り換える。
【0031】マイクロコンピュータを用いた制御部80
は、操作部4と接続されており、操作部4上のキー操作
により設定された原稿を読み取る際のモード等に基づい
て、読み取り処理部10,画像処理部20,及び書き込
み処理部30を制御する。なお、読み取り処理部10及
び画像処理部20による処理、変調部によるパルス幅変
調,パワー変調,書き込み位置変調等の方法は、公知の
技術であり、この発明に直接係わる部分ではないので、
それらの説明は省略する。
【0032】ここで、画像の制御信号について、図3を
用いて説明する。画像の制御信号には、画像の主走査方
向の同期信号であるXLSYNC,主走査方向の画像有
効期間を示すXLGATE,副走査方向の画像有効期間
を示すXFGATE,画像データの同期を取るための画
素クロックCLKがある。画像データDbは、XLSY
NCによりライン毎の同期が取られ、XFGATE、X
LGATEがローレベル“L”の間、画素クロックCL
Kに同期して図1の画像処理部20より出力される。
【0033】図4は、図1のコード変換部A40の構成
例を示す回路図である。コード変換部A40は、フリッ
プフロップ(以下「FF」と略称する)回路41,42
によって構成されている。
【0034】コード変換部A40は、ビット変換を行な
っており、コード変換部B50で3ビットのコードデー
タDdを出力し、発光データ生成部70で3ビットのコ
ードデータDeを8ビットの発光データDfに変換する
処理を行なうので、それに合わせて2ビットの多値デー
タ(画像データ)Dbを3ビットのコードデータDcに
変換している。また、コード変換部B50とデータの位
相を合わせる。以下、図5のタイミングチャートと合わ
せて動作を説明する。
【0035】画像処理部20で様々な処理を行なった
後、2ビット(4値)の信号に変換された多値データD
bは図4のFF41に入力される。FF41の出力Db
1は多値データDbを1クロック(画素クロックCLK
の1周期)分だけ遅延したデータとなり、このデータは
更にFF42に入力されて画素クロックCLKに同期し
て遅延される。
【0036】そして、FF42は更にビット変換も行な
っており、FF42の入力にはFF41の出力Db1の
他に更に1ビット「0」に固定された信号が入力されて
いる。これにより、FF42の出力は多値データDbに
1ビット「0」を最上位に付加したデータとなり、濃度
情報に応じた3ビットのコードデータDcとして変換さ
れる。
【0037】図6は、図1のコード変換部B50の構成
例を示す回路図である。コード変換部B50は、データ
遅延部140(データ遅延手段),パターン検出部15
0(パターン検出手段),コード生成部160(コード
生成手段)によって構成されている。データ遅延部14
0は、多値データDbを走査方向に遅延して主走査方向
3画素のデータ配列である画像データDg1〜3を作
る。
【0038】パターン検出部150は、その画像データ
Dg1〜3が画像のエッジ部分または1ドットラインを
示す複数の特定のパターンのいずれかに一致するかどう
かを検出し、その検出結果をDh1〜8として出力す
る。検出結果Dh1〜8は、各々どのパターンに一致し
たかを示す。このパターン検出部150は、書き込み位
置を右から行なうか、左から行なうかを切り換えるため
の位相データDsの生成も行なう。コード生成部160
は、検出結果Dh1〜8に従って3ビットのコードデー
タDdを生成する。
【0039】図7は図6のデータ遅延部140の構成例
を示す回路図、図8はその動作を示すタイミングチャー
トである。以下、これらの図を用いてデータ遅延部14
0の動作を説明する。データ遅延部140は、画像処理
部20で処理されたデータをCLKに同期して遅延する
ことにより、主走査方向3画素のデータ配列である画像
データDg1〜3を生成する。
【0040】画像処理部20で様々な処理を行なった
後、2ビット(4値)の信号に変換された多値データD
bはFF141に入力される。FF141の出力Dg1
は多値データDbを1クロック分だけ遅延したデータと
なり、このデータは更にFF142に入力されて画素ク
ロックCLKに同期して遅延される。
【0041】以下同様にしてFF142,143の出力
の画像データDg2,Dg3が得られ、これらの画像デ
ータを図6のパターン検出部150へ出力し、そのパタ
ーン検出部150が図8の上向き矢印↑の部分から画像
のエッジ部分または1ドットラインの検出に使用する。
このとき、Dg2が注目画素となり、Dg1,3が周辺
画素となる。
【0042】画像処理部20で処理された多値データD
bは2ビットのデータであるので、濃度としては4段階
を取ることができ、実際の画像との関係は図9の(1)
に示す通りである。つまり、2ビットの組み合わせが
(0,0)の時は白、(0,1)の時は中間調1、
(1,0)の時は中間調1よりも濃度が高い中間調2、
(1,1)の時は黒である。
【0043】したがって、Dg1〜Dg3の組み合わせ
としては、各ドット4つの状態を取りうるために4×4
×4で64通りの状態をもち、この状態全てを認識して
発光データ生成部70でデータ変換を行なって補正をか
ける場合には、64×8ビットの変換テーブルが必要と
なり、ハードウェアの規模が大きくなってしまう。
【0044】そこで、この実施形態においては、多値デ
ータ(画像データ)Dbの周辺画素Dg1,Dg3(注
目画素Dg2の左右の画素)が白または黒の組み合わせ
で且つ注目画素Dg2が中間調または黒のとき、その多
値データDbが濃度補正対象である画像のエッジ部分ま
たは1ドットラインを示す複数の特定パターン(図10
参照)のいずれかに一致することを検出する。ここで、
各特定パターンの意味について説明する。
【0045】{Dg1,Dg2,Dg3}=(0,0,
1,1,0,0),(0,0,1,0,0,0)の各特
定パターンは1ドットラインを示していて、両者の違い
は線の太さのみである。{Dg1,Dg2,Dg3}=
(1,1,1,1,0,0),(0,0,1,1,1,
1),(1,1,1,0,0,0),(0,0,1,
0,1,1)の各特定パターンは2画素以上分割された
線の端部などに該当し、それぞれ画像の先端か後端かま
たは端部に位置する線の太さにより特定パターンが異な
っている。
【0046】残りの4つの特定パターンについては、多
値データDbの各画素Dg1,Dg2,Dg3のパター
ンが上記6つの特定パターンのいずれにも該当しなかっ
た場合に必要であり、各々注目画素Dg2の濃度により
異なっている。図10の各特定パターンの右側にある信
号Dh1〜8は、それらの特定パターンに多値データD
bの各画素Dg1,Dg2,Dg3のパターンが一致し
た時に“1”となる信号である。
【0047】さらに、特定パターンについて説明する
と、多値データDbの周辺画素Dg1,Dg3が白か黒
の組み合わせで且つ注目画素Dg2が中間調または黒で
且つ補正が必要な場合にのみ、補正をかけるようにして
いる。つまり、注目画素Dg2が元々白であれば、それ
以上データを減らすことはできないので、注目画素Dg
2については中間調か黒の場合を対象としている。周辺
画素Dg1,Dg3について、白か黒の場合としている
のは、入力データとして位相情報が無いデータを使用し
ているため、中間調の場合は、本来はそのデータを右に
寄せればよいのか、左に寄せればよいのかが不明であ
る。
【0048】したがって、注目画素Dg2と周辺画素D
g1,Dg3の一方が共に中間調の時に、その2つの中
間調データを寄せて印字すれば良いのか、離して印字す
れば良いのかが不明であり、場合によっては補正をかけ
ることにより、かえって不具合を生じてしまう。これに
対して、周辺画素Dg1,Dg3を白または黒に限定し
てしまえば、位相情報は無関係でフルデューティで印字
するか印字しないかであり、黒画素の隣りに中間調画素
が来るのは、文字原稿を主体として考えた場合に画像の
先端・後端部分であることが多く、補正をすることによ
って再現性が向上する。
【0049】このように、多値データDbの注目画素D
g2と周辺画素Dg1,Dg3のパターンがいずれかの
特定パターンと一致することを検出することにより、変
換テーブルとしては8通りの状態に対してのみ必要なの
で、何もしなかった場合と比べて1/8の量になってい
る。
【0050】同じコードを割り当てたパターンについて
は、更に黒画素が右にあるのか左にあるのかによって位
相データDsを生成する。通常は、左寄せ(Ds=
「0」)にしておいて、黒画素が右側にある時には右寄
せ(Ds=「1」)にすることにより、更に画像の先端
部,後端部で印字品質の良い画像が得られる。
【0051】また、この実施形態では使用しないが、発
光タイミング制御で中央が選べる場合には1ドットライ
ンを検出したとき(多値データDbの各画素Dg1,D
g2,Dg3のパターンが1ドットラインを示す特定パ
ターンと一致したことを検出したとき)に中寄せ(Ds
=「2」)にすることにより、印字品質の良い画像が得
られる。位相データと印字位置の関係は図9の(2)に
示す。
【0052】図11は、図6のパターン検出部150の
一部分の構成例を示す回路図である。以下、この図11
を用いてパターン検出部150の動作を説明する。パタ
ーン検出部150は、データ遅延部140で主走査方向
に遅延して得られた多値データDbの各画素(3画素の
データ配列)Dg1〜Dg3のパターンが図10に示し
たいずれかの特定パターンに一致するかどうかを検出す
る。また、各画素Dg1〜Dg3のパターンがいずれか
の特定パターンに一致することを検出した時に、その一
致した特定パターンに応じて変調部によるLDの発光タ
イミングを制御する位相データDsを生成する。
【0053】パターン検出部150は、データ遅延部1
40の出力Dg1〜3を反転(INV),論理積(AN
D),論理和(OR)などのゲートを組み合わせること
によりパターンマッチングを行なう。
【0054】図11に示す回路は、{Dg1,Dg2,
DG3}=(0,0,1,1,0,0)の場合のパター
ンに対する回路であるが、多値データDbの周辺画素D
g1の各ビットDg1(1),(0)及び周辺画素Dg
3の各ビットDg3(1),(0)をそれぞれINVゲ
ート151a〜151dで反転することにより、(0,
0,1,1,0,0)に一致する場合はINVゲート1
51a〜151dの出力は全て“1”となる。すると、
INVゲート151a〜151dの出力及び注目画素D
g2の各ビットDg2(1),(0)を入力するAND
ゲート152の出力Dh1は“1”となる。
【0055】このように、多値データDbの各画素Dg
1〜Dg3のパターンが特定パターンにマッチングした
場合は、対応する信号Dh1〜4が“1”となる。この
とき、Dh3やDh4など2つのパターンに対応する信
号(この例ではDh3)は、図12に示すように各々の
特定パターンに一致するかどうかを検知(検出)するパ
ターン検出回路153a,153bの出力信号Dh3
1,Dh32をORゲート154の入力とすることによ
り、上記いずれかの特定パターンに一致した時に“1”
となる。
【0056】多値データDbの各画素Dg1〜Dg3の
パターンが上記いずれの特定パターンにも一致しない場
合には、Dh1〜Dh4が全て“0”になっているの
で、図13に示すようにDh1〜Dh4を入力するOR
ゲート157の出力が“0”となる。そして、例えば
(X,X,0,0,X,X)の特定パターンと一致する
ことを検出する場合には、注目画素Dg2の各ビットD
g2(1),(0)とORゲート157の出力を更にO
Rゲート158に入力することにより、特定パターンに
一致した時に“0”の出力が得られるので、これを更に
INVゲート159で反転することにより、その出力D
h5は“1”となる。
【0057】また、位相データDsについては、図14
に示すように(0,0,1,1,1,1),(0,0,
1,0,1,1)など位相データDsを“1”にして右
寄せにしたい特定パターンについてのパターン検出回路
155a,155bの出力信号(この場合Dh32,D
h42)より生成され、これらの信号をORゲート15
6に入力することにより、多値データDbの各画素Dg
1〜Dg3のパターンが右寄せにしたい特定パターンに
一致すると位相データDsは“1”となり、右寄せにし
たい特定パターンに一致しなければ“0”となる。
【0058】図15は、図6のコード生成部160の構
成例を示す回路図である。以下、この図15を用いてコ
ード生成部160の動作を説明する。コード生成部16
0は、パターン検出部150で検出したパターンに応じ
た信号Dh1〜Dh8を元にコードデータを生成する。
【0059】コード生成部160は、3ステートバッフ
ァ161a〜161hからなっており、パターン検出部
150で検出した各パターンに応じた信号Dh1〜Dh
8を各3ステートバッファ161a〜161hの出力イ
ネーブル信号として使用することにより、対応するコー
ドデータを生成する。
【0060】すなわち、3ステートバッファ161a〜
161hの入力は各特定パターンに対応する3ビットの
コードデータに固定されている。そして、パターン検出
部150で検出した各パターンに応じた信号Dh1〜D
h8を各3ステートバッファ161a〜161hの出力
イネーブル信号として入力しているので、一致した特定
パターンに対応する3ステートバッファの出力が有効と
なり、対応するデータがコードデータとして出力され
る。
【0061】図16は、図1のコードデータ切換部60
の構成例を示す回路図である。コードデータ切換部60
は、セレクタ61によって構成され、1ドットライン,
画像端部の濃度補正を行なう場合には、コード変換部B
50で生成した3ビットのコードデータDdを、1ドッ
トライン,画像端部の濃度補正を行なわない場合には、
コード変換部A40で生成した3ビットのコードデータ
Dcを、制御部80からのモード設定信号により切り換
えてコードデータDeとして出力する。
【0062】図17は、図1の発光データ生成部70の
構成例を示す回路図である。以下、この図17を用いて
発光データ生成部70の動作説明をする。発光データ生
成部70は、コードデータ切換部60から出力されたコ
ードデータDe1〜De3に基づいて実際にLDを発光
させるための発光データを生成する。
【0063】発光データ生成部70は、制御部80のデ
ータバスに接続されたFF71a〜71hと、3ステー
トバッファ72a〜72h,アドレスデコーダ73,デ
コーダ74とによって構成されており、制御部80によ
って変換したいデータを自由に設定できるようになって
いる。
【0064】すなわち、FF71a〜71hは、アドレ
スが割り付けられており、制御部80からのアドレスを
アドレスデコーダ73によりデコードし、制御部80か
らのライト信号WRとアンドすることによって、各FF
71a〜71hに対して制御部80が書き込みを行なう
と、各FF71a〜71hに対応するチップセレクトC
S1〜CS8のうち、データの書き込みを行なうFFに
対するチップセレクトが“1”となる。
【0065】FF71a〜71hのデータ入力端子には
制御部80のデータバスが接続してあるので、このチッ
プセレクトCS1〜CS8をFF71a〜71hへのク
ロック入力とすることにより、制御部80で設定したデ
ータが書き込まれる。そして、コードデータ切換部60
から出力された各コードに応じた信号(コードデータ)
De1〜3はデコーダ74によって3ビットから8ビッ
トに変換され、各3ステートバッファ72a〜72hの
出力イネーブル信号として使用することにより、各コー
ドの発光データとして対応するFFに設定されたデータ
を有効出力とする。
【0066】次に、この実施形態による効果を実際の画
像を用いて説明する。図18はこの実施形態による効果
を説明するための図であり、1ドットの縦線,横線の場
合を示す。
【0067】1ドットラインの場合には、図18の
(a)に示すような入力画像を図1の画像処理部20で
処理した結果を同図の(b)とし、データが黒(1,
1)のとき発光データを8ビットの最大値「255」に
設定したとすると、通常は黒ベタ部分がしっかり埋まる
ようにビーム径は1画素より大きくなる。
【0068】したがって、元々原稿上の線よりコピーの
線は太くなりがちとなるが、更に発光データが同じでも
電子写真の特性として縦線と横線では実際にコピーとし
て出力した場合には縦線のほうが太くなりがちとなるの
で、図18の(c)のような出力画像となる。
【0069】これを、図6のパターン検出部150によ
り1ドットラインを示す特定パターン(0,0,1,
1,0,0)または(0,0,1,0,0,0)に該当
する各画素のパターンを検出し、発光データ生成部70
で発光データとしてそのパターン(各画素と一致した特
定パターン)に対応する発光データを200〜220程
度に下げてパルス幅変調によりLDを発光させる(LD
の発光光量を通常よりも小さくなるように補正する)こ
とにより、ビーム径を通常よりも縦長とすることができ
るため、縦線を細くすることが可能となり、その結果、
コピーとして出力した画像が図18の(d)に示すよう
に実際の原稿と同程度になって再現性が向上し、しかも
縦線以外の部分には影響を与えない。
【0070】画像の先端・後端の場合には、1ドットラ
インと同様な問題点の他に、図19の(a)〜(c)に
示すように、本来1つの線としてくっつけて再現される
べき2つのデータが位相情報を持たないデータに変換さ
れて書き込まれると、発光タイミングとして右または左
(または中央)に固定されてしまうので、左固定の場合
には画像の先端で、右固定の場合には画像の後端で線が
分割されてしまう。
【0071】この分割された部分は、中間調部分の濃度
が低く間隔が広ければ分割された形で出力されるし、中
間調の濃度が高く間隔が狭ければ埋まって太い線となっ
てしまい、いずれにせよ再現性を損なう原因となること
があった。
【0072】しかし、パターン検出部150で画像の先
端・後端を示す特定パターン(1,1,1,1,0,
0),(0,0,1,1,1,1),または(1,1,
1,0,0,0),(0,0,1,0,1,1)に該当
するような画素を検出し、発光データ生成部70で濃度
補正を行なって通常よりも濃度を下げる(LDの発光光
量を通常よりも小さくなるように補正する)ことによ
り、原稿よりもコピーの線が太くなりがちになることや
縦線・横線の太さの違いを補正し、更にパターン検出部
150で生成した位相データに応じて先端に該当する画
素は右寄せとし、後端に該当する画素は左寄せとして印
字することにより、いっそう再現性を向上することがで
きる。
【0073】以上、この発明をスキャナから濃度情報の
みを示す複数ビットの画像データを入力するデジタル複
写機に適用した実施形態について説明したが、この発明
はこれに限らず、コンピュータ等の外部からも濃度情報
のみを示す複数ビットの画像データを入力できるデジタ
ル複写機には勿論、外部から濃度情報のみを示す複数ビ
ットの画像データを入力するレーザプリンタなどの各種
画像形成装置に適用し得るものである。
【0074】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1,2
の発明によれば、多値画像を再現できる画像形成装置に
おいて、画像(複数画素にまたがるライン)のエッジ部
分や1ドットラインが太くなりすぎること、及び縦線,
横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良
い画像を得ることが可能となる。
【0075】請求項3の発明によれば、画像のエッジ部
分や1ドットラインが太くなりすぎること、及び縦線,
横線の太さが異なることを確実に防ぐことができ、再現
性の良い画像を得ることが可能となる。請求項4の発明
によれば、請求項1,2,又は3の発明と同様の効果を
得られ、しかも検出すべきパターン数を減らしてハード
の構成を簡略化できると共に、不必要な補正を行なうこ
とによる異常画像の発生を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示したデジタル複写機1の制御系の主要
部(画像データを処理する部分)の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施形態であるデジタル複写機の
外観例を示す斜視図である。
【図3】図1に示した制御系における画像の制御信号を
説明するための図である。
【図4】図1のコード変換部A40の構成例を示す回路
図である。
【図5】図4に示したコード変換部A40の動作を示す
タイミング図である。
【図6】図1のコード変換部B50の構成例を示す回路
図である。
【図7】図6のデータ遅延部140の構成例を示す回路
図である。
【図8】図7に示したデータ遅延部140の動作を示す
タイミング図である。
【図9】図1の画像処理部20から出力される多値デー
タ(濃度データ)Dbと印字ドットとの関係及びコード
変換部B50から出力される位相データDsと印字位置
との関係の一例を示す図である。
【図10】図6のパターン検出部150で使用する特定
パターンを説明するための図である。
【図11】図6のパターン検出部150の一部分の構成
例を示す回路図である。
【図12】図6のパターン検出部150の他の部分の構
成例を示す回路図である。
【図13】図6のパターン検出部150のさらに他の部
分の構成例を示す回路図である。
【図14】図6のパターン検出部150のまたさらに他
の部分の構成例を示す回路図である。
【図15】図6のコード生成部160の構成例を示す回
路図である。
【図16】図1のコードデータ切換部60の構成例を示
す回路図である。
【図17】図1の発光データ生成部70の構成例を示す
回路図である。
【図18】図1に示した制御系による効果を説明するた
めの図である。
【図19】図1に示した制御系による他の効果を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1:デジタル複写機 4:操作部 10:読み取り処理部 20:画像処理部 30:書き込み処理部 40:コード変換部A 41,42,71a〜71h,141〜143:フリッ
プフロップ回路 50:コード変換部B 60:コードデータ切換部 61:セレクタ 70:発光データ生成部 72a〜72h,161a〜161h:3ステートバッ
ファ 73:アドレスデコーダ 74:デコーダ 80:制御部 140:データ遅延部 150:パターン検出部 151a〜151d,159:INVゲート 152:ANDゲート 153a,153b,155a,155b:パターン検
出回路 154,156,157,158:ORゲート 160:コード生成部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AA04 AA17 BB49 DA01 DA09 EA04 EA06 GA32 2C362 AA03 CA11 CB23 CB24 CB28 CB37 CB78 5C074 AA02 BB03 BB17 CC26 DD01 EE02 EE06 FF13 HH02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザダイオードを用いた書込光学系を
    搭載した画像形成装置において、 スキャナまたは外部から入力された濃度情報のみを示す
    複数ビットの画像データから該濃度情報に応じたコード
    データを生成する第1のコードデータ生成手段と、 前記濃度情報のみを示す複数ビットの画像データの注目
    画素とその周辺の複数画素のパターンを画像のエッジ部
    分または1ドットラインを示す複数の特定パターンと比
    較し、前記注目画素とその周辺の複数画素のパターンが
    前記複数の特定パターンのいずれかに一致したことを検
    出した時にはその一致した特定パターンに応じたコード
    データを、一致したことを検出できなかった時には前記
    複数ビットの画像データの持つ濃度情報に応じたコード
    データをそれぞれ生成する第2のコードデータ生成手段
    と、 前記第1のコードデータ生成手段から出力されるコード
    データと前記第2のコード生成手段から出力されるコー
    ドデータを切り換え出力するコードデータ切換手段と、 該手段により切り換え出力されたコードデータに基づい
    て実際に前記レーザダイオードを発光させるための発光
    データを生成する発光データ生成手段と、 該手段により生成された発光データに応じて前記レーザ
    ダイオードの発光時間,発光パワー,あるいはその両方
    を変調すると共に、前記レーザダイオードの発光タイミ
    ングとして少なくとも左右両方向からの制御を切り換え
    る変調手段とを設け、 前記発光データ生成手段が、前記第1のコードデータ生
    成手段により生成されたコードデータを入力した時と前
    記第2のコードデータ生成手段により生成されたコード
    データを入力した時とで異なる発光データを生成するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記発光データ生成手段が、前記一致し
    た特定パターンに応じたコードデータに対してのみ、前
    記レーザダイオードの発光光量を通常よりも小さくなる
    ように補正する発光データを生成する手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のコードデータ生成手段が、前
    記複数ビットの画像データの注目画素とその周辺の複数
    画素のパターンが前記複数の特定パターンのいずれかに
    一致したことを検出した時に、その一致した特定パター
    ンに応じて前記変調手段による前記レーザダイオードの
    発光タイミングを制御する位相データを生成する手段を
    有することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のコードデータ生成手段が、前
    記複数ビットの画像データを主走査方向に遅延して出力
    するデータ遅延手段と、該手段から出力された画像デー
    タが前記複数の特定パターンのいずれかに一致するかど
    うかを主走査方向の複数画素を用いて検出するパターン
    検出手段と、該手段による検出結果に従ってコードデー
    タを生成するコード生成手段とを有し、 前記パターン検出手段が、前記データ遅延手段から出力
    された画像データの注目画素の左右の画素が白または黒
    の組み合わせで且つ注目画素が中間調または黒のとき、
    該画像データが濃度補正対象である画像のエッジ部分ま
    たは1ドットラインを示す複数の特定パターンのいずれ
    かに一致することを検出する手段を有することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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