JP2000037908A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000037908A
JP2000037908A JP22544198A JP22544198A JP2000037908A JP 2000037908 A JP2000037908 A JP 2000037908A JP 22544198 A JP22544198 A JP 22544198A JP 22544198 A JP22544198 A JP 22544198A JP 2000037908 A JP2000037908 A JP 2000037908A
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JP22544198A
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Masato Obata
正人 小幡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LEDアレイを用いた書き込み系を備えた装
置で、注目画素が細線の一部かどうかを判別し、細線で
ある場合には前後の画素は書き込みを行わず、その分注
目画素に対する書き込み時間を通常の書き込み時間の最
大値よりも長くして、見かけ上ドットを集中させて、解
像度を向上させた画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 前後のラインで細線の一部と判定された
画素が隣接した場合には、データ判別部40においてD
g1又は3が“H”となっているので、データ補正部2
03において濃度を一律の最小値(0)になるように補
正する。判別結果が“L”の部分については、同様に補
正を行わずそのままスルーで出力する。これは一例とし
て判別結果Dg1とDg3の論理和を取りその反転記号
と画像データDcの各ビットとの論理積を取ることによ
り実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LEDアレイの発
光時間を制御して、解像度を向上させた画像形成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、装置を小型化するために複数のL
EDを複数個配列して構成したLEDアレイを使用した
ディジタル複写機が広く普及するようになってきてい
る。ところで、従来よりディジタル複写機などの画像形
成装置に用いられている、レーザーダイオードを用いた
書き込み系では、ドット単位で印字位置の制御を行うこ
とができるが、このLEDアレイを用いた書き込み系
は、ドット単位で印字位置の制御を行うことができな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのために、レーザー
書き込み系では、図18に示すような一般的な細線を記
録する際に印字位置を移動しドットを集中させることに
より細線の切れを良くし、解像度を向上させるという手
法を取ることができなかった。そこで、本発明の目的
は、LEDアレイを用いた書き込み系を備えた装置で、
注目画素が細線の一部かどうかを判別し、細線である場
合には前後の画素は書き込みを行わず、その分注目画素
に対する書き込み時間を通常の書き込み時間の最大値よ
りも長くして、見かけ上ドットを集中させて、解像度を
向上させる画像形成装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、原稿と相対的に移動し原稿上の画像を読み取り、1
ライン毎の多値画像データとして出力する読取手段と、
この読取手段により読み取った画像データを、LED素
子を複数個配列したLEDアレイにより1ライン毎に感
光体に書き込む書込手段と、前記読み取り手段により読
み取った画像データを複数ライン分記憶する記憶手段
と、この記憶手段により記憶した複数ラインの画像デー
タから前記書込手段により書き込みを行うラインの画像
データとその前後のラインの画像データが特定のパター
ンに一致するかどうかを判断する画像データ判別手段
と、この画像データ判別手段により、前記書込手段によ
り書き込みを行う画像データが特定のパターンに一致す
ると判別した場合は、前記書込手段の発光時間を変更す
るように制御する書込制御手段と、前記書込手段により
書き込まれたデータに基づき画像形成を行う画像形成手
段とを、備えたことにより前記目的を達成する。
【0005】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記画像データ判別手段は前記記憶手段
により記憶された複数ラインの画像データのうち書き込
みを行っている画像データとその周辺の画像データのパ
ターンから書き込みを行なっている画像データが細線で
あるか否かを判別することを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記書込手段は、前記画像データ判別手
段により書き込みを行なっている画像データが細線であ
ると判別した場合、発光時間を通常の最大発光時間より
も長くして書き込みを行い、その前後の画像データに対
しては書き込みを行なわないことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図17を参照して詳細に説明する。図1は
のディジタル複写機の外観を示した図である。このディ
ジタル複写機1は、上部に原稿を載置して読み取るため
の原稿台2および原稿を抑えるための圧板3が設けられ
ている。また、機器の上部の前面には、読み取りのため
のモード、複写倍率の設定、オペレータに対する表示な
どを行なう操作部4が配置されている。一方、機器の下
側には、給紙部5を、左側に排紙部6を備えている。こ
のディジタル複写機1の内部は露光光学系、給紙搬送
系、現象系、定着系、排紙系等のディジタル複写機の機
構、制御装置が内蔵されており、これらにより複写機と
しての動作を実現している。
【0008】即ち、原稿を原稿台2の上に載置し、圧板
3により原稿を密着させた後、操作部4からの指示に従
い、図示しない照明系、結像光学系による原稿の読み取
りを行う。そして、読み取った画像データに対して種々
の補正を行なった後、その画像データに基づき、書き込
み系においてLEDアレイ90によりビームを照射し図
示しない感光体へ静電潜像を形成する。その後は、いわ
ゆる電子写真のプロセスを経て、操作部4により指示さ
れて給紙部5から給紙した用紙にコピー画像を形成す
る。
【0009】図2にはディジタル複写機1の画像データ
の処理の部分に関するブロック図を示してある。読み取
り処理部10では、図示しないCCDライセンサで40
0dpiで読取った画像データをシェーディング補正な
どの種々の補正を行い、画像データDaとして1画素ご
とに8ビット(256階調)で画像処理部20に出力す
る。この画像処理部20では、MTF補正、変倍処理な
どを行って画質補正をした後、4ビット(15階調)の
データDbに変換してデータ記憶部30に出力する。デ
ータ記憶部30では4ライン分の画像データに対するラ
インメモリを持っており、遅延させた4ライン分のデー
タと現在読み取っているデータの併せて5ライン分の画
像データDb〜Dfをデータ判別部40に出力し、画像
データDcをまた書き込み処理部50にも出力する。
【0010】データ判別部40では、画素毎にその画素
が細線の一部かどうかの判別を行って、書き込み処理部
50に判別結果Dg1〜3を出力する。書き込み処理部
50では、データ判別部40の判別結果Dg1〜3及び
画像データDcに基づき、LEDアレイ90により40
0dpiで感光体への書き込みを行う。なお、読み取り
処理部10及び画像処理部20は公知の技術である。制
御部70は操作部4と接続されており、操作部4に設定
された原稿を読み取る際のモード設定等に基づき、読み
取り処理部10、画像処理部20、データ記憶部30、
データ判別部40及び書き込み処理部50を制御する。
【0011】次に、図5を参照して画像の制御信号につ
いて説明する。画像の制御信号には画像の主走査方向の
同期信号であるXLSYNC、主走査方向の画像有効期
間を示すXLGATE、副走査方向の画像有効期間を示
すXFGATE、画像データの同期を取るためのCLK
がある。画像データはXLSYNCによりライン毎の同
期が取られXFGATE、XLGATEが“L”レベル
の間画素クロックCLKに同期して画像処理部20より
出力されるようになっている。
【0012】図3にデータ記憶部30の例を、図4に動
作を説明するタイミングチャートを示してある。以下こ
れらの図を参照してデータ記憶部30の動作を説明す
る。画像データDbはラインメモリ31に入力されると
ともに、そのままデータ判別部40へ出力される。ライ
ンメモリ31の出力Dcは画素データDbを1ライン分
遅延したデータとなり、このデータはさらにラインメモ
リ32に入力されて遅延されるとともに1ライン遅延さ
れた画像データDbもデータ判別部40へ出力される。
以下同様にしてラインメモリ32、33、34の出力の
画像データDd、De、Dfが得られ、この画像データ
をデータ判別部40に出力し、細線の検出に使用する。
画像データDcはさらに書き込み処理部50にも出力さ
れる。
【0013】続いて、データ判別部40について説明す
る。データ判別部40は図6に示すように、データマト
リクス部41、細線検出部42、判別結果記憶部43に
より構成されている。データマトリクス部41について
図7、図8を参照して説明する。データマトリクス部4
1は、図7に示すようにフリップ・フロップ(以下、F
/F)100〜120及び比較器121〜125により
構成されている。
【0014】次に、図8を参照して動作を説明する。デ
ータマトリクス部41ではデータ記憶部30により遅延
して得られた5ライン分の画像データから5画素×5画
素の領域を作成し、その画像データを細線検出部42に
出力する。比較器121〜125は、各々5ライン分の
画像データDb〜Dfと制御部70に設定された設定値
との比較を行い、設定値よりも画像データが大きいとき
に“H”レベルを出力する。各比較器121〜125に
設定される設定値は、Db、Dfに対しては上限1、D
c、Deに対しては上限2、Ddに対しては上限3とな
っており各設定値の関係は、上限1<上限2<上限3と
なっている。
【0015】これは5画素×5画素の領域から注目画素
である中央の画素が横細線の一部であることを検出する
ために、1番上及び下のラインが白であり、中央のライ
ンがある程度の濃度を持ち、またその両脇のラインが低
濃度のラインであることを検知するためである。この例
では各設定値は画像データの濃度が0〜14の15階調
なので上限=1、上限2=4、上限3=5として説明す
る。F/F101〜120はそれぞれ101〜104が
画像データDbを、105〜108が画像データDc
を、109〜112が画像データDdを、113〜11
6が画像データDeを、そして117〜120が画像デ
ータDfを各比較器121〜125で設定値との大小関
係を判断した結果を遅延させるためのものである。
【0016】ここで、画像データDbに対してのみ例を
取って説明すると、画像データDbは画像クロックCL
Kに同期してデータ記憶部30より出力されるので、F
/F101〜104によりCLKでラッチすることによ
り順次遅延することができる。その結果、比較結果Db
1〜Db5を得ることができる。以下、同様にして画像
データDc〜Dfについても処理を行い、5画素×5画
素の領域を表す比較結果Db1〜Db5、Dc1〜Dc
5、Dd1〜Dd5、De1〜De5、Df1〜Df5
を得る。図9には、こうして得られた5画素×5画素の
領域を示してある。
【0017】続いて、細線検出部42について説明す
る。図10に示すように、細線検出部42には各ライン
の出力毎に組合わせ回路131〜135を設けて、更に
各組合せ回路の出力を1つの組合せ回路136に入力す
る構成となっている。組合せ回路131、135では、
画像データDb、Dfが白ラインであることを検出する
ために、データマトリクス部41で比較器121、12
5で上限1(設定値=1)との大小関係を判定して、5
画素連続して1よりも小さい(比較器121、125の
出力が“L”の)時に白ラインと判定するため、各出力
Db1〜Db5及びDf1〜Df5の論理和を取る。
【0018】5画素連続して“L" となると論理和を取
った結果が“L”となるので、更にそれを反転して
“H”として組合せ回路136に出力する。組合せ回路
132、134では細線であるかどうかを判定する。画
像データDc、Deが低濃度のラインであることを検出
するために、データマトリクス部41の比較器122、
124で上限2(設定値=4)との大小関係を判定し
て、5画素連続して4よりも小さい(比較器122、1
24の出力が“L" の)時に低濃度のラインと判定す
る。そのため各出力Dc1〜Dc5及びDe1〜De5
の論理和を取る。5画素連続して“L”となると論理和
を取った結果が“L”となるので、更にそれを反転して
“H”として組合せ回路136に出力する。
【0019】そして、組合せ回路133では画像データ
Ddがある程度の濃度を持ったラインであることを検出
するために、データマトリクス部41の比較器123で
上限3(設定値=5)との大小関係を判定して、5画素
連続して5よりも大きい(比較器123の出力が
“H”)の時に、ある程度の濃度を持ったラインと判定
するために、各出力Dd1〜Dd5の論理積を取る。そ
して、5画素連続して“H”となると論理積を取った結
果が“H”となるので、組合せ回路136に出力する。
組合せ回路136では、各組合せ回路131〜135の
出力が全て“H”の時に“H”を出力するように各組合
せ回路の出力の論理積を取っている。つまり組合せ回路
136の出力が“H”となるときは、注目画素は細線の
一部ということになり、書き込み処理部50でデータに
補正がかけられる。
【0020】次に、判別結果記憶部43について説明す
る。判別結果記憶部43はデータ記憶部30と同様にラ
インメモリによる構成を取っており動作も同じである。
判別結果記憶部43は画像データの替わりに細線検出部
42の判別結果Dgをラインメモリにより2ライン分保
持し、現在検出している結果とあわせて3ライン分Dg
1〜3として書き込み処理部50に出力する。
【0021】次に、書き込み処理部50について説明す
る。図11に示すように、書き込み処理部50はLED
制御部80、LEDアレイ90から構成されている。L
ED制御部80ではLEDアレイ90の光量を補正した
り、制御信号を生成する。LED90ではLED制御部
80で変換された画像データに基づき発光し、感光体上
に静電潜像を形成する。図12にLED制御部80の構
成を示してある。LED制御部80は、制御信号発生部
201と画像データ変換部202から構成されている。
画像データ変換部202は、データ補正部203及び速
度変換部204からなる。
【0022】以下、図13を参照してLED制御部80
の動作を説明する。データ記憶部30から入力された画
像データDcは、データ補正部203に入力され、デー
タ判別部40での判別結果Dg1〜3に応じて補正され
る。つまり、データ判別部40において細線の一部と判
別された画素については判別結果dg2が“H”となっ
ているので、データ補正部203において濃度を一律に
最大値(15)になるように補正する。一方、データ判
別部40において判別結果が“L”となった画像データ
に対しては補正を行わず、そのままスルーで出力する。
これは一例として画像データDcの各ビットと判別結果
Dg2との理論和を取ることにより実現できる。
【0023】また、前後のラインで細線の一部と判定さ
れた画素が隣接した場合には、データ判別部40におい
てDg1又は3が“H”となっているので、データ補正
部203において濃度を一律の最小値(0)になるよう
に補正する。判別結果が“L”の部分については、同様
に補正を行わずそのままスルーで出力する。これは一例
として判別結果Dg1とDg3の論理和を取りその反転
記号と画像データDcの各ビットとの論理積を取ること
により実現できる。速度変換部204ではファースト・
イン・ファースト・アウト(FIFO)メモリを用い
て、画像データの同期クロックをCLKからTCLKに
変換している。これは図14に示すように、LEDアレ
イ90において画像を転送する時間に加え発光する時間
が同じXLSYNCサイクル中に必要なため、同期クロ
ックの周波数を上げ転送を短時間に終了し、発光するた
めの時間を稼いでいる。
【0024】制御信号発生部201は、これらの動作に
必要な転送期間信号TEN、転送終了信号SET、発光
有効信号EN、発光クロックLCLKなどをXLSYN
C、XLGATE、CLK、などから生成している。X
FGATEは速度変換部204からの画像データの出力
マスクに使用される。
【0025】次に、LEDアレイ90について説明す
る。図15にLEDアレイ90の構成を示してある。L
EDアレイ90は実際に発光するLED画素アレイ25
1とLED制御部80により変換された画像データ、発
生された制御信号を入力し、各部へ送る入力I/F部2
52と、各LED素子251の発光光量を画像データ値
に応じて制御する光量制御253と、画像データを転送
するためのシフトレジスタ254によって構成されてい
る。
【0026】以下、図14、図16を参照して、LED
アレイ90の動作を説明する。転送期間信号TENが
“L”の間LED制御部80より画像データが入力され
るが、入力された画像データは転送クロックTCLKに
同期してシフトレジスタ254によりデータ転送され
る。全てのデータが転送されると、転送終了信号SET
により光量制御部253にラッチされる。光量制御部2
53では発光有効信号EN及び発光クロックLCLKか
ら図16のようなハイ・レベルの期間が0〜15クロッ
ク幅の信号が作られている。そして、先ほどラッチした
画像データのデータ値に応じて各クロック幅の信号を発
光信号として選択する。つまりデータ値が1の時には1
クロックの間ハイ・レベルとなる信号を選択し、そのデ
ータに対応したLED画素251がハイ・レベルの期間
点灯する。
【0027】以下、同様にデータ値0の時はハイ・レベ
ルの期間が存在しないので点灯しないし、データ値15
のときには15クロックの間点灯する。このように各デ
ータ値に応じて点灯時間を変えることにより光量を変化
し、多値書き込みを実現している。発光クロックLCL
Kについて説明すると、LCLKは最初の1クロック目
から15クロック目まではその間隔が大きくは変わらな
いが最後の15クロック目と16クロック目の間隔を大
きくしている。通常この種のLEDアレイを使用する場
合には点灯させる電源の制約から最大発光デューティー
の規定があり発光期間は最大で15%程度に制限され
る。ただし実使用上では点灯デューティーは9%〜12
%前後で黒ベタ部の濃度と解像度は両立でき、15%と
すると線が太くなり解像度が落ちてしまうためここまで
発光させることはない。本実施の形態においては、通常
使用しないこの領域まで発光させることにより1ライン
程度の細線を書き込む際の不具合を解消している。
【0028】図17は本実施の形態の効果を説明する図
である。図17(a)は原稿上の細線に対して5画素×
5画素の領域がどのようにかかっているかを示す図であ
り、図17(b)は画像処理後の画像データを示してい
る。一方、図17(c)は本実施の形態を用いない場合
の感光体上の書き込み画像であり、細線が2画素に分割
されてしまったためドットの割れを生じてしまってい
る。これを現像し、用紙上に出力すると、この間が何と
なく埋まり実際よりも線が太くなって解像度の落ちたぼ
けた感じの画像となってしまう。これに対して本実施の
形態によれば、図17(d)に示すように前後の画素を
白としてその分中央の画素を大きくするため不必要な画
像の太りが無くシャープな、解像度の高い、実際の画像
に近いものが得られる。
【0029】
【発明の効果】請求項各号記載の発明では、LEDアレ
イを用いた書き込み系を備えた画像形成装置において、
注目画素とその周辺画素のパターンから注目画素が細線
の一部かどうかを判別し、細線の一部である場合には前
後の画素は書き込みを行わないので、その分注目画素に
対する書き込み時間を通常の書き込み時間の最大値より
も長くして、見かけ上ドットを集中させ解像度を向上さ
せ高画質な画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るディジタル複写機の外観を
示した図である。
【図2】ディジタル複写機の画像データの処理の部分に
関するブロック図である。
【図3】データ記憶部の構成を示した図である。
【図4】動作を説明するタイミングチャートを示した図
である。
【図5】画像制御信号のタイミングチャートを示した図
である。
【図6】データ判別部の構成を示した図である。
【図7】データマトリクス部の構成を示した図である。
【図8】データマトリクス部の動作を示したタイミング
チャートである。
【図9】本実施の形態により得られた5画素×5画素の
領域を示した図ある。
【図10】細線検出部の構成を示した図である。
【図11】書き込み処理部の構成を示した図である。
【図12】LED制御部の構成を示した図である。
【図13】LED制御部の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図14】転送期間と発光期間の関係を示したタイミン
グチャートである。
【図15】LEDアレイの構成を示した図である。
【図16】LEDアレイの動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図17】本実施の形態による出力結果を説明する図で
ある。
【図18】従来のレーザー書き込み系での出力結果を説
明する図である。
【符号の説明】
1 ディジタル複写機 2 原稿台 3 圧板 4 操作部 5 給紙部 6 排紙部 90 LEDアレイ 10 読み取り処理部 30 データ記憶部 50 書き込み処理部 40 データ判別部 20 画像処理部 70 制御部 32、33、34 ラインメモリ 41 データマトリクス部 42 細線検出部 43 判別結果記憶部 100〜120 フリップ・フロップ(F/F) 121〜125 比較器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿と相対的に移動し原稿上の画像を読
    み取り、1ライン毎の多値画像データとして出力する読
    取手段と、 この読取手段により読み取った画像データを、LED素
    子を複数個配列したLEDアレイにより1ライン毎に感
    光体に書き込む書込手段と、 前記読み取り手段により読み取った画像データを複数ラ
    イン分記憶する記憶手段と、 この記憶手段により記憶した複数ラインの画像データか
    ら前記書込手段により書き込みを行うラインの画像デー
    タとその前後のラインの画像データが特定のパターンに
    一致するかどうかを判断する画像データ判別手段と、 この画像データ判別手段により、前記書込手段により書
    き込みを行う画像データが特定のパターンに一致すると
    判別した場合は、前記書込手段の発光時間を変更するよ
    うに制御する書込制御手段と、 前記書込手段により書き込まれたデータに基づき画像形
    成を行う画像形成手段とを、備えたことを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記画像データ判別手段は前記記憶手段
    により記憶された複数ラインの画像データのうち書き込
    みを行っている画像データとその周辺の画像データのパ
    ターンから書き込みを行なっている画像データが細線で
    あるか否かを判別することを特徴とする請求項1項記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記書込手段は、前記画像データ判別手
    段により書き込みを行なっている画像データが細線であ
    ると判別した場合、発光時間を通常の最大発光時間より
    も長くして書き込みを行い、その前後の画像データに対
    しては書き込みを行なわないことを特徴とする請求項1
    項記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076277A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Ricoh Co Ltd デジタル発光素子書込み装置
JP2012091513A (ja) * 2011-11-10 2012-05-17 Ricoh Co Ltd 画像書込み装置および画像形成装置
US8212852B2 (en) 2005-07-15 2012-07-03 Ricoh Company, Limited Image writing device using digital light-emitting elements

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