JPH0655773A - 固体走査型プリントヘッド - Google Patents

固体走査型プリントヘッド

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JPH0655773A
JPH0655773A JP20787592A JP20787592A JPH0655773A JP H0655773 A JPH0655773 A JP H0655773A JP 20787592 A JP20787592 A JP 20787592A JP 20787592 A JP20787592 A JP 20787592A JP H0655773 A JPH0655773 A JP H0655773A
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JP20787592A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Ito
哲也 伊藤
Munehiro Nakatani
宗弘 中谷
Nobuo Kamei
伸雄 亀井
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication of JPH0655773A publication Critical patent/JPH0655773A/ja
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40025Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales
    • H04N1/40031Circuits exciting or modulating particular heads for reproducing continuous tone value scales for a plurality of reproducing elements simultaneously

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多値表現が可能な固体走査型プリントヘッド
を提供する。 【構成】 プリントヘッドにおいて、D/A変換器は、
画素単位で入力される多値のデジタル画像データをアナ
ログ電圧に変換し、アナログシフトレジスタは、D/A
変換器により変換されたアナログ信号を画素単位でシフ
トし保持する。アナログラッチレジスタは、アナログシ
フトレジスタに保持された1ライン分のアナログ信号を
同時に取り込み保持する。発光アレイは、1ライン分の
発光素子からなり、ドライバ回路は、アナログラッチレ
ジスタに保持された1ライン分のアナログ信号に基づい
て、発光アレイの発光素子の発光量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDヘッドなどの固
体走査型プリントヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタのヘッドとしては、現在主流と
なっているものは、半導体レーザとポリゴンミラーを用
いた変換器である。しかし、このプリントヘッドは、ポ
リゴンミラーを高速回転させることによる振動・騒音な
どの問題があり、総体的にLEDアレーなどを用いたL
EDヘッドなどの固体走査型プリントヘッドの方がよ
い。従来、固体走査型プリントヘッドは、2値データに
対応して1ドット単位で発光/消灯の制御を行い2値画
像を印字するために使用されている。LEDヘッドは、
通常は、1ドット単位で発光/消灯の制御を行うので、
多値表現ができない。固体走査型プリントヘッドにおけ
る多値化方式としては、各素子ごとの強度(通電電流)
変調や駆動時間変調(パルス幅変調)による方式(特開
平1−180577号公報、特開平1−258965号
公報)が示唆されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、固体走査型プ
リントヘッドの多値化方式は、各素子の特性のばらつき
を補正する目的で4ビット程度の範囲内で行われてい
る。しかし、これを8ビット程度まで拡張することは
(丹野他、電子写真学会誌29、38(1990))、
回路面積やコストの上で困難である。また、LEDヘッ
ドを多値発光プリンタに使う場合に、アナログシフトレ
ジスタを使用し各LED素子を駆動すると、各画素ごと
のアナログシフトレジスタの出力のばらつきを補正する
必要がある。さらに、アナログシフトレジスタには、シ
フトに伴い、転送効率があり、同じ電圧をシフトしても
シフト回数により電圧低下が発生する。また、シフトレ
ジスタを構成する各素子間でその転送効率にばらつきが
あり、CCDセンサの場合のようなシェーディングむら
が起きる。また、従来は、解像度を変えた場合は、全く
別のヘッドが必要になるという問題がある。
【0004】本発明の目的は、多値表現が可能な固体走
査型プリントヘッドを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係る固体走査型プリントヘッドは、画素単
位で入力される多値のデジタル画像データをアナログ電
圧に変換するD/A変換器、D/A変換器により変換さ
れたアナログ信号を画素単位でシフトし保持するアナロ
グシフトレジスタ、アナログシフトレジスタに保持され
た1ライン分のアナログ信号を同時に取り込み保持する
アナログラッチレジスタ、1ライン分の発光素子からな
る発光アレイ、およびアナログラッチレジスタに保持さ
れた1ライン分のアナログ信号に基づいて、発光アレイ
の発光素子の発光量を制御するドライバ回路からなるこ
とを特徴とする。上記のアナログラッチレジスタは、た
とえば第2のアナログシフトレジスタである。また、ば
らつき補正のために、画像の記録の前に、多値デジタル
画像データの代わりに基準値がD/A変換器に入力され
るときに、第2アナログシフトレジスタから出力される
シリアルシフト出力をデジタル信号に変換するA/D変
換器、A/D変換器から入力されるデジタル信号を1ラ
イン分記憶するラインメモリ、および記録時に、受信し
たデジタル画像データを、対応する画素ごとに、上記の
ラインメモリに記憶されたデジタル信号で除算し、D/
A変換器に出力する除算器を備え、記録時に、デジタル
画像データを、ラインメモリに記録された補正用データ
で除算して補正する。さらに、上記のアンプ部の出力電
圧を保持する保持回路、および、保持回路に保持された
電圧に対応して上記のアンプ部の増幅率を1ラインの各
画素について出力が一定になるように補正する補正回路
とを備える。好ましくは、上記のアナログラッチレジス
タがサンプルホールド回路であり、アナログシフトレジ
スタとサンプルホールド回路との間にアンプ部が接続さ
れる。また、画像データに基づく出力に先立ち、基準電
圧を上記のD/A回路に入力し、アナログラッチレジス
タの出力を保持回路に保持し、アンプ器の増幅率を自動
調整する。
【0006】
【作用】画素ごとの多値デジタルデータから変換された
アナログ電圧レベルがアナログシフトレジスタにおい
て、順次シフトされ、1ライン分のアナログデータが保
持される。この1ラインのデータがアナログラッチレジ
スタにおいてラッチされ、この1ラインの電圧レベルの
同時並列出力を基に、ドライバ回路が発光アレイを駆動
する。これにより、発光アレイの各発光素子の光出力あ
るいは駆動時間が容易に調整可能になり、多値化出力が
可能になる。また、アナログシフトレジスタのばらつき
の補正のために、画像の記録の前に、基準値をD/A変
換器に入力して、1ライン分の基準値のアナログデータ
を第1アナログシフトレジスタに保持し、第2アナログ
シフトレジスタに出力し、第2アナログシフトレジスタ
からのシリアルシフト出力をA/D変換器によりデジタ
ル値に変換して、その1ライン分の変換値を補正用デー
タとしてラインメモリに記憶しておく。記録時には、デ
ジタル画像データを、ラインメモリに記録された補正用
データで除算して補正し、上記のD/A変換器に出力す
る。また、上記のアナログラッチレジスタがサンプルホ
ールド回路であり、アナログシフトレジスタとサンプル
ホールド回路との間にアンプ部が接続される。ここで、
画像データに基づく出力に先立ち、基準電圧を上記のD
/A回路に入力し、アナログシフトレジスタにおいて、
素子数だけシフト転送し、ラッチを行い、その電圧を基
準として補正回路によりアンプ部の増幅率を自動補正し
て、シフト・ラッチ過程でのロスを補正する。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明による実施例に
ついて説明する。第1実施例 図1は、固体走査型プリントヘッドを備えた複写機の断
面図を示す。画像読取部において、原稿台(1)に置か
れた原稿は、露光ランプ(2)によって照射される。原
稿からの反射光は、第1ミラー(3)、第2ミラー
(4)、レンズ(5)を経て、リニアCCD素子(6)
に結像される。リニアCCD素子(6)に結像された像
は、光電変換され、得られたアナログ信号は、画像処理
ブロック(7)で、A/D変換、シェーディング補正、
フィルタリング、変倍処理などの各種処理が施され、8
ビットのデジタル画像データとして、作像部の制御ブロ
ック(8)へ入力される。
【0008】制御ブロック(8)は、画像データに対し
て感光体の感度と現像特性に対応した各種補正を行い、
露光部のLEDプリントヘッド(10)に画像データを
シリアルに送る。制御ブロック(8)は、また、作像プ
ロセス(通紙を含む)を制御する。まず、感光体(9)
は、帯電チャージャ(11)により一様に帯電される。
次に、LEDプリントヘッド(10)により、画像デー
タに対応して各LED素子の光強度を変調することによ
り、感光体(9)上で画像部のみが露光され、潜像が形
成される。次に、潜像は、現像ユニット(12)により
現像されて、トナー像となる。一方、給紙カセット(1
3)により給紙されたペーパーは、タイミングローラ
(14)により感光体上のトナー像に同期して転写部に
送られ、転写チャージャ(15)によりトナー像がペー
パーに転写される。その後、トナー像は、定着ユニット
(18)により熱定着される。また、感光体上の未転写
トナーは、クリーナー(16)によって回収され、残留
電荷は、イレーサ(17)によってイレースされる。
【0009】ここで、LEDプリントヘッド(10)
は、1ラインごとに感光体上を露光するプリントヘッド
であり、その基本動作は、通常のLED方式の電子写真
プリンタに用いるものと同じである。本実施例に用いる
LEDプリントヘッド(10)は、A4幅(210m
m)の長さであり、16ドット/mmの密度を持つ。こ
の場合は、全画素数は、210×16=3360画素で
ある。
【0010】図2は、LEDプリントヘッド(10)の
構成を示す。このプリントヘッド(10)では、D/A
変換器(21)は、画素ごとに多値デジタル画像データ
をアナログ信号に変換する。アナログシフトレジスタ
(22)は、このアナログ信号を画素単位でシフトし、
保持する。アナログシフトレジスタ(22)は、CCD
から構成されるが、BBDなどから構成してもよい。ア
ナログラッチレジスタ(23)は、アナログシフトレジ
スタ(22)に保持された1ライン分のアナログ信号を
ラッチクロック信号により同時に取り込み保持する。ド
ライバ(24)は、各画素ごとのアナログ信号に基づい
て水平同期信号に同期してLEDアレイ(25)を駆動
する。LEDアレイ(25)は、このドライバ(24)
により駆動される1ライン分のLED素子を備える。ア
ナログシフトレジスタ(22)が1ラインの画像データ
を順次受信している間に、LEDアレイ(25)の駆動
が、アナログラッチレジスタ(23)が保持する1ライ
ン分のデータを基に行われる。なお、ドライバ(24)
は、発光強度を変化して(強度変調)光量を制御する。
【0011】図3は、LEDプリントヘッド(10)の
構成を具体的に示す。制御ブロック(8)からシリアル
に入力される多値画像データ(8ビット/画素)は、D
/Aコンバータ(101)によりアナログ信号に変換さ
れ、次に、アンプ(102)により、増幅された後に、
直列に接続された4個のアナログシフトレジスタ(10
3−1〜103−4)に直列に入力される。各アナログ
シフトレジスタ(103−1〜103−4)は、たとえ
ばCCDから構成され、入力された各画素ごとのアナロ
グ信号をクロック信号CKによって順次隣接するビット
に移すことによりシフトを行う。1個のアナログシフト
レジスタは、840ビットからなり、各ビットをアンプ
部(104−1〜104−4)にパラレルに出力すると
ともに、840ビットだけシフトした信号を、次段のア
ナログシフトレジスタにシリアルに出力する。したがっ
て、このLEDプリントヘッド(10)は、840×4
=3360画素のラインの出力ができる。アナログシフ
トレジスタ(103−1〜103−4)の各パラレル出
力は、アンプ部(104−1〜104−4)により増幅
され、1ラインごとにS/H信号に対応してサンプルホ
ールド回路(105−1〜105−4)で保持される。
ここに、サンプルホールド信号(S/H)は、1ライン
ごとに画像データ(アナログ信号)を保持する信号であ
り、サンプルホールド回路(105−1〜105−4)
は、S/H信号が高レベルから低レベルになると、ふた
たび高レベルになるまで、アナログシフトレジスタから
の1ライン分の入力データを保持する。
【0012】次に、ドライバ部(106−1〜106−
4)は、LS信号(水平同期信号)に対応してサンプル
ホールド回路(105−1〜105−4)に保持された
信号でLEDアレイ(107)を駆動して、1ライン分
(3360画素)を発光する。LS信号は、1ラインご
とに、発光タイミングと発光時間を表す信号であり、ド
ライバ部(106−1〜106−4)は、LS信号が低
レベルである期間に、サンプルホールド回路(105−
1〜105−4)に保持されたデータに応じた電流量
で、LEDアレイ(107)を駆動する。なお、アナロ
グシフトレジスタなどは4個で1ラインを構成したが、
1ラインの画素数に対応して適当な個数を用いればよ
い。
【0013】図4は、プリントヘッド(10)における
データ処理のタイミングを示す。ここに、DIとDO
は、それぞれ、サンプルホールド回路(105−1〜1
05−4)の1個の素子への入力信号と出力信号を表
す。入力信号DIは、クロックCKごとにアナログシフ
トレジスタ(103−1〜103−4)においてデータ
がシフトされて変化する。1ライン分のデータがクロッ
ク信号CKによりアナログシフトレジスタ(103−1
〜103−4)にシフトされると、次に、S/H信号が
高レベルになり、そのときの入力信号DIがサンプルホ
ールド回路(105−1〜105−4)に保持されて、
その画素の出力信号DOとなる。そして、LS信号が低
レベルになると、出力信号DOに対応して、ドライバ回
路(106−1〜106−4)により、対応するLED
素子が発光される。これにより1ラインのデータが出力
される。そして、次の1ラインの処理が始まる。なお、
本実施例では、LS信号が低レベルになる時間を一定と
し発光強度を変調したが、さらに発光時間を変調するこ
とにより、さらに画素単位で細かく露光エネルギーを制
御できる。
【0014】次に、アナログシフトレジスタ(103)
の構造を説明する。図5は、CCDからなるアナログシ
フトレジスタの構造を示し、図6は、図5のA−A方向
(シフト方向)の断面図を示す。CCDは、回路図で表
すのは困難であるので、断面図で表す。各ビットは、2
個のゲートG1,G2;G3,G4;…からなり、デー
タシフト方向に1列に配置される。各ビットの構造は、
従来のCCD素子と同じである。入力されたデータDI
は、順次シフトされ、また、各ビットから出力DOが並
列に出力される。ここで、φ1、φ2は、クロック信号
であり、φ1は、ゲートG2,G4,…に接続され、φ
2は、ゲートG1,G3,…に接続される。図7は、図
5のB−B方向(出力方向)の断面図である。ここで、
データ出力端子Vosが接続されるのは、クロックφ2
が印加されるG1,G3,…だけである。なお、図5の
アレイの最も右側の部分は、図6と同様の構成である
が、SH信号の代わりに+5V(高レベル)が印加され
る。この部分は、次のアナログシフトレジスタの入力端
子に接続される。なお、クロック信号CK,φ1,φ2
およびサンプルホールド信号SHは、図8に示すような
関係を有する。
【0015】以上に説明した実施例においては、アナロ
グ信号に応じてLED信号を制御して発光強度を変調す
る方式について説明した。しかし、図9の1画素につい
てのタイミングチャートに示すように、発光強度を一定
にしてアナログ信号に応じてパルス幅を変調することも
できる。ここで、ドライバ(24)は、アナログ信号に
対応して発光時間を変化して光量を制御する。パルス幅
変調は、1ドット単位(A)または2ドット単位(B)
で行ってもよい。1ドット周期または2ドット周期で発
生される基準信号(REF)と出力濃度データが比較さ
れ、出力濃度データの方が大きい時にLED素子が発光
される。ここで、各LED素子について所定出力濃度値
で発光量を検出し、この検出値に基づいて出力濃度デー
タを補正すればよい。
【0016】また、図10は、BBDを用いたアナログ
シフトレジスタの等価回路の1部を示す。このアナログ
シフトレジスタは、上記のCCDを用いたアナログシフ
トレジスタの代わりに用いることができる。ここに、D
1〜D6は、トランジスタを示し、E1〜E6は、コン
デンサを示す。1ビットの素子C1〜C3は、2個のト
ランジスタと2個のコンデンサからなり、各素子の構造
は、従来のBBD素子と同じである。このアナログシフ
トレジスタの各ビットは、並列にサンプルホールド回路
に接続され、また、次段のアナログシフトレジスタにシ
リアルに出力される。クロック信号φ1とφ2の関係
は、図8に示したCCDによるレジスタと同様である。
なお、このアナログシフトレジスタは、強度変調にも時
間幅変調にも用いることもできる。シャッタアレー(透
過率制御)などでは、一定以上の大きさの信号が必要な
ものがあるが、電圧に応じて時間を制御できるドライバ
を用いればよい。
【0017】また、本発明は、LEDアレイ以外の液晶
シャッタアレイ、PLZTアレイ、エレクトロルミネッ
センスアレイ、プラズマイメージバー、蛍光ドットアレ
イ、イオンジェットアレイ、サーマルヘッドなどの固体
走査型プリントヘッドにも容易に適用できる。
【0018】第2実施例 次に説明する第2実施例では、少なくとも2ライン分の
アナログシフトレジスタを用いる。ここに、1つのアナ
ログシフトレジスタが1ラインの画像データを順次受信
している間に、他のアナログラッチレジスタは、ラッチ
している1ライン分のデータを基に、LEDアレイの発
光量を制御する。図11に示すように、このプリントヘ
ッドにおいて、D/A変換器(201)は、画素ごとに
多値デジタル画像データをアナログ信号に変換し、増幅
器(202)は、このアナログ信号を増幅する。第1ア
ナログシフトレジスタ(203)は、増幅されたアナロ
グ信号を画素単位でシフトし、保持する。第2アナログ
シフトレジスタ(204)は、この第1アナログシフト
レジスタ(203)に保持された1ライン分のアナログ
信号をラッチクロック信号により同時に取り込み保持す
る。ドライバ(205)は、各画素ごとのアナログ信号
に基づいて水平同期信号に同期してLEDアレイ(20
6)の発光量を制御する。LEDアレイ(206)は、
1ライン分のLED素子を備え、ドライバ(205)に
より駆動される。アナログシフトレジスタ(203)が
1ラインの画像データを順次受信している間に、LED
アレイ(206)の駆動が、アナログラッチレジスタ
(204)が並列に出力する1ライン分のデータを基に
行われる。ドライバ(205)は、発光強度(強度変
調)または発光時間(時間変調)を変化して光量を制御
する。
【0019】第3実施例 ところで、プリントヘッドにアナログシフトレジスタを
使用すると、画素ごとの出力のばらつきを補正する必要
がある。そこで、第3実施例では、アナログシフトレジ
スタの出力のばらつきを補正する。ばらつきの原因に
は、暗電流と転送効率が考えられる。暗電流は、シフト
レジスタの各ビットごとに生じるノイズのようなもので
あり、発生量は、ビットごとに異なる。発生した暗電流
は、シフトレジスタのコンデンサに蓄積されるため、量
は時間に比例する。したがって、データ転送時に転送速
度を早くした場合には、暗電流は少なくなる。また、転
送効率は、シフトレジスタの所定のビットから隣のビッ
トに移送するときの電荷の損失であり、各ビットごとに
異なる。
【0020】補正計算はデジタルで行う方が容易であ
る。そこで、図12のLEDヘッドに示すように、本実
施例では、LEDヘッドは、第1と第2のアナログシフ
トレジスタを用いて構成する。第1のアナログシフトレ
ジスタ(303−1〜303−4)は、第2実施例と同
様に、1ラインの画像データを順次受けとる。第2のア
ナログシフトレジスタ(304−1〜304−4)は、
LEDアレイ駆動用のアナログ信号の保持に使用すると
ともに、保持されたデータをばらつき補正用にも兼用す
る。補正用回路は、第2アナログシフトレジスタ(30
4−1〜304−4)からのアナログ値をデジタル値に
変換するA/Dコンバータ(307)、このデジタル値
を記憶するラインメモリ(308)、画像データをライ
ンメモリからの値で除算する割算器(309)およびA
NDゲート(310)から構成される。
【0021】図13と図14は、補正時と記録時のLE
Dヘッドのタイミングチャートである。補正用データ
は、次のように得られる。図13に示すように、まず、
基準データを割算器(309)を介して、そのままD/
Aコンバータ(301)に入力し、アナログ信号に変換
し、増幅器(302)をへて、直列に接続される4個の
第1アナログシフトレジスタ(303−1、303−
2、303−3、303−4)に入力される。これらの
第1アナログシフトレジスタでは、CKパルスによって
順次データがシフトされる。こうして、1ライン分(3
360画素)のデータが保持される。次に、SHパルス
により、1ライン分のデータが第2アナログシフトレジ
スタ(304−1、304−2、304−3、304−
4)に送られ、保持される。
【0022】次に、COMP信号がアクティブになり、
ANDゲート(310)を介して、CK信号に同期して
第2アナログシフトレジスタ(304−1〜304−
4)にクロックCOMPCKが送られる。第2アナログ
シフトレジスタ(304−1〜304−4)は、シリア
ルにデータをシフトし、A/Dコンバータ(307)へ
データを送る。A/D変換器(307)は、アナログ信
号をデジタル化し、ラインメモリ(308)に書き込
む。ラインメモリ(308)は、1ライン分のデジタル
データを保持する容量をもつ。これにより、同じ基準値
から得られた1ライン分(3360画素)の信号が補正
用データとしてラインメモリ(308)に保持される。
この補正用データは、両アナログシフトレジスタのばら
つきの影響を受けている。この補正用データ作成時に
は、LS信号はアクティブとならないので、画像信号は
ドライバ部(305−1〜305−4)へは供給されな
い。
【0023】実際の記録(絵出し)を行う場合には、図
14に示すように、画像データの入力に合わせてライン
メモリ(308)より補正用データを読みだし、割算器
(309)により割り算し、画像データを補正する。こ
れにより、アナログシフトレジスタのばらつきを補正で
きる。補正後の画像データは、D/Aコンバータ(30
1)でアナログ値に変換され、第1アナログシフトレジ
スタ(303−1〜303−4)に入力される。1ライ
ン分(3360画素)のデータが順次CKパルスでシフ
トされると、SHパルスが出力され、1ライン分のデー
タが第2アナログシフトレジスタ(304−1〜304
−4)に移される。次に、LSパルスが出力され、各画
素のアナログ信号がドライバ部(305−1〜305−
4)に送られる。ドライバ部(305−1〜305−
4)は、LS信号に対応して第2アナログシフトレジス
タ(304−1〜304−4)に保持された信号でLE
Dアレイ(306)を駆動して、1ライン分(3360
画素)を発光する。LS信号は、1ラインごとに、発光
タイミングと発光時間を表す信号であり、ドライバ部
(305−1〜305−4)は、LS信号が低レベルで
ある期間に、第2アナログシフトレジスタ(304−1
〜304−4)に保持されたデータに応じた電流量で、
3360個のLED素子を有するLEDアレイ(30
6)を駆動する。この過程が、各ラインの画像信号につ
いて繰り返される。
【0024】以上に説明した実施例においては、アナロ
グ信号に応じてLED信号を制御して光強度出力を変調
する方式について説明した。しかし、図9のタイミング
チャートに示すように、アナログ信号に応じてパルス幅
変調を行う場合でも、発光のばらつきを補正することも
できる。パルス幅変調は、1ドット単位(A)または2
ドット単位(B)で行ってもよい。1ドット周期または
2ドット周期で発生される基準信号(REF)と出力濃
度データが比較され、出力濃度データの方が大きい期間
にLED素子が発光される。ここで、各LED素子につ
いて所定出力濃度値で発光光量を検出し、この検出値に
基づいて出力濃度データを補正すればよい。
【0025】第4実施例 アナログシフトレジスタでは、シフトに伴い転送効率が
変わり、同じ電圧をシフトしてもシフト回数により電圧
低下が発生する。また、シフトレジスタを構成する各素
子間にもその転送効率にばらつきがある。そこで、本実
施例では、初期設定モードにおいて、画像記録に先立
ち、基準電圧を素子数だけシフト転送し、ラッチを行
い、その電圧を基準として次段のアンプ部の増幅率を自
動補正して、シフト・ラッチの過程でのロスを補正す
る。この増幅率の自動調整により、シフト・ラッチによ
る信号電荷の転送ロスやばらつきを補正でき、入力デー
タに応じた出力が正しく得られる。初期設定モードは、
たとえば1画面ごとに設定される。
【0026】図15に示すプリントヘッドは、図3に示
したのと同様なアナログシフトレジスタ(303)、ア
ンプ部(304)、サンプルホールド部(305)およ
びドライバ部(306)に、さらに補正処理部(31
0)が画素ごとに追加された構成からなる。なお、簡単
のために、D/A変換器、増幅器およびLEDアレイは
図示されていない。アンプ部(304)に平行にゲイン
設定部(311)が接続される。このゲイン設定部(3
11)は、トランジスタ回路であり、電圧により抵抗値
したがって電流を変えるものである。また、ゲイン基準
設定用のコンデンサ(312)が、スイッチ(313)
を介してゲイン設定部(311)に接続され、スイッチ
(314)を介してアンプ部の出力端子に接続される。
COMP信号は、ゲイン補正時(初期設定時)にゲイン
設定部(311)とスイッチ(313、314)に入力
される。
【0027】図16は、ゲイン補正のタイミングチャー
トを示し、図17は、画素iのVcとゲイン設定値gを
示す。初期設定モードでは、図16に示すように、ま
ず、データラインに1ライン分の基準データ(本実施例
では最大値)を入力する。アナログシフトレジスタ(3
13)において1ラインのシフトが終了し、基準データ
が保持されると、次に、各画素ごとに、初期設定信号C
OMPをアクティブにする。これによりスイッチ(31
4)が閉じ、ゲイン基準設定用コンデンサ(312)の
電圧Vcが、アンプ部(304)の出力信号DIに対応
して設定される。初期設定信号COMPをインアクティ
ブに戻すと、スイッチ(313)が閉じ、ゲイン設定部
(311)において、電圧Vcに応じてゲインが変化す
る。つまり、Vcが基準値より大きい場合にはゲインを
小さくするように、ゲイン設定部(311)がアンプ部
(314)のゲインを変更する。こうして、図17の上
部に示すように、Vcが画素位置に対応して変化する
と、図17の下部に示すようにゲイン設定値が基準値か
ら変動し、出力が一定になるようにゲインが補正され
る。
【0028】第5実施例 LEDヘッドは低階調度であり、出力された画像におい
て1ドットのギザギザが目立つ。たとえば、図18にお
いて、(a)は、傾斜した部分を含む画像をプリントア
ウトしたときに印字データ書き込み部で作成されるドッ
ト単位のデータを示す。ここに、左右が主走査方向であ
り、上下が副走査方向である。また、(b)は、このデ
ータに従ってLEDアレーが駆動されて感光体上に形成
される走査線の集まりを示し、(c)は、用紙上に作成
される画像を示す。このように、画像は、印字データ書
き込み部で作成されたドット単位でのデータに従ってオ
ン/オフされる走査線の集まりであるため、(c)に示
すように、傾斜した部分では、走査線の段差が目立って
しまい、ギザギザした画像になってしまう。この問題を
解決するには、プリンタの解像度を上げて走査線の段差
を小さくしてしまうことが最も単純な方法であるが、高
解像度化した場合、データ量が多くなることによるコス
ト上昇、処理速度の低下、プリントヘッド部でのLED
素子数の増加によるコスト上昇、発熱など、問題が多
い。
【0029】そこで、図3などに示したLEDヘッドを
用いてパルス幅変調または強度変調を行うため、本実施
例では、図19に示すように、解像度を上げずに、スム
ージングの制御回路を用いることにより高品位な画像を
得る。図19において、(a)は、ドット単位のデータ
を示す。このデータは、図18の(a)と同じである。
ここに、左右が主走査方向であり、上下が副走査方向で
ある。(b−1)、(b−2)は、感光体上に形成され
る走査線の集まりを示す。ここに、(b−1)は、1ド
ット内でのLEDの発光時間を変調した場合を示し、
(b−2)は、1ドットの発光強度を変調した場合を示
す。(c)は、実際に用紙上に形成される画像を示す。
後述のエッジ処理部で作成されたエッジ部分の変換デー
タに従って1ドットの発光時間または発光強度を制御す
ることで、1ドットより細かい制御(スムージング)が
でき、段差のない高品位な画像が得られる。
【0030】図20は、この制御を行うためのデータ処
理部のブロック図である。このデータ処理部は、プリン
タから送られてくる水平同期信号と、この水平同期信号
に同期して送られてくるビットイメージデータを受け
て、設定される変調モードに従って、画像データのエッ
ジ部分を最適なエッジパターンに置き換えて、画像デー
タをLEDヘッドに出力する。データ処理部において、
ラインバッファ(401)は、7ライン分の画像データ
を記憶する。パターン展開部(402)は、エッジの検
出およびパターン比較を行うために各ドットごとに周辺
のドットを7×11ドットのマトリックスに展開する。
エッジ検出パターン比較部(403)は、パターン展開
部(402)に展開されたパターンと複数の所定のパタ
ーン(図21と図22参照)とを比較することによっ
て、エッジか否か、エッジの最適な形状は何かを判定す
る。変調パターン生成部(404)は、エッジ検出パタ
ーン比較部(403)から出力されるエッジ最適パター
ンコードに従って記憶し、変調パターンを変調回路部
(405)に出力する。一方、パターン展開部(40
2)からのデータは、遅延回路(406)により遅延さ
れて同期をとって、変調回路部(405)に入力され
る。変調回路部(405)は、スイッチ回路を備えてい
て、変調パターン生成部(404)から入力される変調
パターン、または、遅延回路(406)からの画像デー
タを変調(時間変調または強度変調)し、元のデータの
エッジ部分をこのデータに置き換えて、LEDヘッドに
出力する。なお、同期回路(407)は、水平同期信号
と発信器(408)からの発信周波数によって、データ
処理部を制御するタイミング信号を発生する。
【0031】図21と図22に、画像データのギザギザ
を無くすため画素位置を変えたり画素形状を変えるデー
タ処理部での処理における2つの処理法を示す。ここ
で、2系統のデータが処理され、合成される。図20で
説明したように、第1系統では、入力された信号を展開
部(401、402)と比較部(403)を通してエッ
ジ部を検出して、エッジ部の変換パターンを作成し、メ
モリ(404)に記憶し、出力する。第2系統では、こ
のエッジ部の変換パターンの出力に同期させるために、
入力された信号が、遅延回路(406)で遅延される。
そして、いずれかの信号が変調回路(405)への入力
データになる。ここで、変調回路(405)は、メモリ
(404)によって制御され、エッジ部の変換データが
ある場合には、エッジ部の変換データが出力される。
【0032】図21に示される状態では、メモリ(40
4)にはエッジ部の変換パターンが記憶されていないた
め、入力された信号は変換せずに、遅延された信号がそ
のまま変調されて出力される。なお、この図において、
ハッチ部分が黒データを示す。また、画素単位でない斜
めのハッチ部分が、変調部分を示す。図22に示される
状態では、展開部(401、402)に展開されたパタ
ーンが比較部(403)でエッジと判定され、エッジ部
の変換パターンがメモリ(404)に記憶されている。
メモリ(404)にエッジ部の変換データが記憶されて
いるために、データがあることを示す信号が変調回路
(405)に送られ、変調回路への入力データが切り換
えられる。そこで、メモリ(404)に記憶されている
データが変調されて出力される。
【0033】
【発明の効果】プリントヘッドにアナログシフトレジス
タを採用することにより、画素ごとの多値データから変
換されたアナログ電圧レベルのシフトとラッチにより、
1ラインのアナログ電圧レベルの同時出力が行われ、こ
れを基に固体走査型プリントヘッドの各素子の光出力あ
るいは駆動時間が容易に制御可能となり、固体走査型プ
リントヘッドの多値化出力が実現する。アナログシフト
レジスタのシフトとラッチによる信号電荷の転送ロスや
ばらつきを補正することが可能になり、入力画像データ
に応じたアナログ出力が正しく得られる。パルス幅変調
や強度変調が可能なプリントヘッドを用いることにより
1ドットの発光強度やパルス幅をドットごとに変えるこ
とができる。プリントヘッドとスムージングの制御回路
を用いて、低解像度のプリントヘッドを用いて、高品位
な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 LEDプリントヘッドを備えた複写機の断面
図である。
【図2】 LEDプリントヘッドの構成を示すブロック
図である。
【図3】 第1実施例のLEDプリントヘッドの構成を
示すブロック図である。
【図4】 プリントヘッドにおけるデータ処理のタイミ
ングチャートである。
【図5】 アナログシフトレジスタの構成を図式的に示
す図である。
【図6】 図5のA−A線での断面図である。
【図7】 図5のB−B線での断面図である。
【図8】 クロック信号CK,φ1,φ2およびサンプ
ルホールド信号SHの関係を示すタイミングチャートで
ある。
【図9】 パルス幅変調方式のタイミングチャートであ
る。
【図10】 BBDを用いたアナログシフトレジスタの
1部の等価回路図である。
【図11】 第2実施例のLEDプリントヘッドの構成
を示すブロック図である。
【図12】 第3実施例のLEDプリントヘッドの構成
を示すブロック図である。
【図13】 LEDヘッドの補正時のタイミングチャー
トである。
【図14】 LEDヘッドの記録時のタイミングチャー
トである。
【図15】 第4実施例のLEDプリントヘッドの構成
を示すブロック図である。
【図16】 ゲイン補正のタイミングチャートである。
【図17】 画素iのVcとゲイン設定値gを示す図で
ある。
【図18】 従来の作像の状況を示す図である。
【図19】 パルス幅変調または強度変調の状況を示す
図である。
【図20】 データ処理部のブロック図である。
【図21】 データ処理部での第1の処理法を示す図で
ある。
【図22】 データ処理部での第2の処理法を示す図で
ある。
【符号の説明】
22…アナログシフトレジスタ、 23…アナログラ
ッチレジスタ、24…ドライバ、 25…発光アレ
イ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 104 Z 7251−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素単位で入力される多値のデジタル画
    像データをアナログ電圧に変換するD/A変換器、 D/A変換器により変換されたアナログ信号を画素単位
    でシフトし保持するアナログシフトレジスタ、 アナログシフトレジスタに保持された1ライン分のアナ
    ログ信号を同時に取り込み保持するアナログラッチレジ
    スタ、 1ライン分の発光素子からなる発光アレイ、およびアナ
    ログラッチレジスタに保持された1ライン分のアナログ
    信号に基づいて、発光アレイの発光素子の発光量を制御
    するドライバ回路からなることを特徴とする固体走査型
    プリントヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された固体走査型プリン
    トヘッドにおいて、 上記のアナログラッチレジスタがサンプルホールド回路
    であり、アナログシフトレジスタとサンプルホールド回
    路との間にアンプ部が接続されることを特徴とする固体
    走査型プリントヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された固体走査型プリン
    トヘッドにおいて、 上記のアナログラッチレジスタが第2のアナログシフト
    レジスタであることを特徴とする固体走査型プリントヘ
    ッド。
  4. 【請求項4】 画素単位で入力される多値のデジタル画
    像データをアナログ電圧に変換するD/A変換器、 D/A変換器により変換されたアナログ信号を画素単位
    でシフトし保持する第1アナログシフトレジスタ、 アナログシフトレジスタに保持された1ライン分のアナ
    ログ信号を同時に取り込み保持する第2アナログシフト
    レジスタ、 1ライン分の発光素子からなる発光アレイ、およびアナ
    ログラッチレジスタに保持された1ライン分のアナログ
    信号に基づいて、発光アレイの発光素子の発光量を制御
    するドライバ回路、 画像の記録の前に、多値デジタル画像データの代わりに
    基準値がD/A変換器に入力されるときに、第2アナロ
    グシフトレジスタから出力されるシリアルシフト出力を
    デジタル信号に変換するA/D変換器、 A/D変換器から入力されるデジタル信号を1ライン分
    記憶するラインメモリ、および記録時に、受信したデジ
    タル画像データを、対応する画素ごとに、上記のライン
    メモリに記憶されたデジタル信号で除算し、D/A変換
    器に出力する除算器を備え、 記録時に、デジタル画像データを、ラインメモリに記録
    された補正用データで除算して補正することを特徴とす
    る固体走査型プリントヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載された固体走査型プリン
    トヘッドにおいて、さらに、上記のアンプ部の出力電圧
    を保持する保持回路、および、保持回路に保持された電
    圧に対応して上記のアンプ部の増幅率を1ラインの各画
    素について出力が一定になるように補正する補正回路と
    を備え、 画像データに基づく出力に先立ち、基準電圧を上記のD
    /A回路に入力し、アナログラッチレジスタの出力を保
    持回路に保持し、アンプ部の増幅率を自動調整すること
    を特徴とする固体走査型プリントヘッド。
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