JP2002326389A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002326389A
JP2002326389A JP2001133055A JP2001133055A JP2002326389A JP 2002326389 A JP2002326389 A JP 2002326389A JP 2001133055 A JP2001133055 A JP 2001133055A JP 2001133055 A JP2001133055 A JP 2001133055A JP 2002326389 A JP2002326389 A JP 2002326389A
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JP2001133055A
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English (en)
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Masato Obata
正人 小幡
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低解像度の多値画像データを高解像度で出力
する場合に生じる出力画像品質の劣化を防止する画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 n倍に拡大する前の多値画像データの注
目画素とその周辺の複数の画素パターンが、画像のエッ
ジ部分または細い線を示す複数の特定パターンのいずれ
かのパターンに一致した事をパターン検出部50が検出
したときに、データ変換部90が、一致した特定のパタ
ーンに応じて入力された多値データのビット数よりも多
いビット数の特定のn個のコードデータの組として生成
し、そのコードデータに基づいて発光データを補正し
て、さらに、その補正された発光データに基づいて印刷
を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザープリン
タ、デジタル複写機などのレーザを用いた書込光学系を
搭載した画像形成装置に関する。さらに詳しくは、コピ
ー画像や所望する画像を生成する際に行われる画像補正
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、紙体などの被印刷物にコピー
画像や所望する画像を印刷するものとしてレーザープリ
ンタ、デジタル複写機等の画像形成装置がある。この装
置の作像プロセスの概略を説明すると、原稿データの黒
の部分に対応させて、光照射によって導電性になるよう
に形成された感光体にレーザ光を選択照射し、静電吸着
作用によって当該部分にトナーを載せて画像をネガ/ポ
ジ反転(以下「N/P」という)させ、しかるのち、紙
体等の被印刷物に転写及び定着せしめて画像を形成して
おり、レーザープリンタ、デジタル複写機等の画像形成
装置は、いわゆるこの電子写真方式を採用しているが一
般的である。
【0003】この上記したレーザ光のビーム径は、理論
上の1ドットよりも通常大きいために、画像部にレーザ
光を照射してその部分を画像として形成するN/Pプロ
セスにおいては、通常1ドットの黒ラインは太くしっか
り再現される。このため線の途切れなどに対しては線を
繋ぐ方向に作用するため有効ではあるものの、その反
面、原稿の黒ラインよりも若干太めに再現されるため再
現性が落ちてしまう。特にデジタル複写機においては、
コピーした用紙を再度原稿として使用する、いわゆる孫
コピーではその現象が大きく現れる。
【0004】また、この電子写真の作像方式の不具合と
して、縦線と横線の再現性の違いが挙げられる。すなわ
ち、一般に縦線の方が横線よりしっかり太く再現されて
しまうため、作像条件を決める際に縦線に合わせれば横
線が原稿よりも細くなりがちになるし、またその逆に横
線に合わせれば縦線が原稿よりも太くなりがちになって
しまう。このことは、設計段階において、作像条件を決
定づける際に最も考慮すべき点でもあった。さらに、濃
度が薄い原稿においては、コピー出力が細く途切れがち
になってしまい、そのような場合には逆に線を太くし
て、しっかりと再現させる事が必要である。
【0005】そこで、このような問題を解消するため
に、本出願人が既に提案済みの特開2000−8518
1号公報、特開2000−103117号公報のよう
に、多値入力データに対して注目画素とその周辺の複数
画素を参照して注目画素をコード化し、得られたコード
データを濃度データに変換する際に、画像のエッジ部や
細線の部分に対する濃度を下げる事により、非画像部が
潰れることを防止し、1ドットラインの再現性を向上さ
せる技術を提案している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この本出願人が提案し
た先行技術は、入力画像密度と出力画像密度とが等しい
データに対して濃度を補正することにより、1ドットラ
インの再現性を向上させる技術であり、その有効性は極
めて高いものである。
【0007】しかしながら、上記した先行技術は、入力
画像密度と出力画像密度とが等しい場合について着目
し、入力画像密度と出力画像密度とが等しくない場合、
すなわち、低解像度の多値画像データを高解像度で出力
する場合をも考慮したものではなかった。
【0008】ここで、この低解像度の多値画像データを
高解像度で出力する場合における不具合を図17を参照
しながら説明すると、単純に同じデータを繰り返して拡
大して高密度化する際に、図17(1)、(2)に示す
ように、全黒、全白を拡大する場合は良いものの、図1
7(3)〜(6)に示すように中間調を拡大すると、出
力画像が入力画像を拡大した画像(理論上の)と等価に
ならなくなり、ドットが分散してしまって出力画像品質
が劣化してしまうのである。
【0009】そこで本発明のうち、請求項1から3の発
明は、低解像度の多値画像データを高解像度で出力する
場合においても、複数画素にまたがるラインのエッジ部
や黒の1ドットラインの再現を向上させた画像形成装置
を提供することを目的とする。
【0010】請求項4および5の発明は、複数画素にま
たがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くな
りすぎることを防ぎ、また縦線、横線の太さが異なるこ
とを防いで、低解像度の多値画像データを高解像度で出
力しても出力画像品質が劣化しないさらなる好適な画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0011】請求項6の発明は、出力画像が細く、途切
れがちになってしまうような場合に、複数画素にまたが
るラインのエッジ部や黒の1ドットラインを強調し出力
した画像が判別しにくくなる事を防いで、低解像度の多
値画像データを高解像度で出力しても出力画像品質が劣
化しないさらなる好適な画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、感光体への書き込みを実行し該
感光体に静電潜像を形成する書き込み手段と、低解像度
の多値画像データをn倍に増やして高解像度の多値画像
データに変換し該データを前記書き込み手段へ供給する
密度変換手段と、前記密度変換手段で変換された多値画
像データのビット数よりも多いビット数のコードデータ
を生成するコードデータ生成手段と、前記コードデータ
生成手段により生成されたコードデータを発光データに
変換する発光データ生成手段と、前記発光データ生成手
段により生成された発光データに応じてレーザーダイオ
ードの発光時間及び発光パワーあるいはその両方を変調
し、また発光タイミングとして左右両方向からの制御を
切り換えられる変調手段と、を有してなり、前記コード
データ生成手段は、拡大前の多値画像データの注目画素
とその周辺の複数の画素パターンとが画像の端部または
細い線を示す複数の特定パターンのいずれかのパターン
に一致した事を検出したときに、一致した特定のパター
ンに応じて特定のn個のコードデータの組を生成し、該
コードデータに基づいて前記発光データ生成手段が印字
濃度を補正することを特徴とする画像形成装置にある。
【0013】請求項2の発明は、請求項1において、前
記発光データ生成手段は、前記コードデータ生成手段に
より画像の端部または細い線について生成されたコード
データに対する発光データを補正することにより印字濃
度を補正して縦線の適正化を行うことを特徴とする画像
形成装置にある。
【0014】請求項3の発明は、請求項2において、前
記発光データを、通常よりも下げると共に、その下げら
れた発光データに基づいて前記書き込み手段のビームの
形状を通常よりも縦長となるように構成され、該ビーム
でもって感光体への書き込みを行うことにより縦線の適
正化を図ることを特徴とする画像形成装置にある。
【0015】請求項4の発明は、請求項3において、前
記コードデータは、n倍した理論上の縦線と等価になる
ように構成されていることを特徴とする画像形成装置に
ある。
【0016】請求項5の発明は、請求項3において、前
記コードデータは、縦線の細線化を行うように構成され
ていることを特徴とする画像形成装置にある。
【0017】請求項6の発明は、前記コードデータは、
縦線の太線化を行うように構成されていることを特徴と
する画像形成装置にある。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明にかかる画像形成装置
の実施形態を図1〜図16を用いて説明する。図面は本
発明の画像形成装置を、低解像度の多値画像データを高
解像度で出力するのに好適なデジタル複写機1に適用し
た一実施形態を例示している。
【0019】まず、図1を参照しながら、デジタル複写
機1の構成と動作の概略を説明する。このデジタル複写
機1は、本体10と、大量用紙供給装置(以下LCT)
11と、ソートや穴あけ、ステイプルなどを行うフィニ
ッシャー12と、本体10の上部に設けられ原稿を載置
し読み取るための自動原稿供給装置(以下ADF)13
と、読み取りのためのモードや複写倍率の設定、給紙段
の設定やフィニッシャー12で後処理の設定及びオペレ
ータに対する表示などを行う操作部14と、本体10の
下側及び側面に設けられた給紙部15、16と、フィニ
ッシャー12に設けられた排紙部17と、デジタル複写
機1の内部に設けられた露光光学系、給紙搬送系、現像
系、定着系、排紙系等、デジタル複写機の公知の機構、
制御装置(ともに図示せず)とを備えて構成されてい
る。
【0020】このように構成されたデジタル複写機1
は、まず、原稿をADF13の上に載置し、操作部14
上のコピー開始キーを押下することにより、ADF13
の下に設けられたコンタクトガラス(図示せず)上に原
稿が供給され、その原稿を照明系、結像光学系により読
み取る。そして読み取った画像データに対して様々な補
正・処理を行った後、その画像データに基づき書き込み
系においてレーザーダイオードによりビームを照射し感
光体へ静電潜像を形成する。その後はいわゆる電子写真
のプロセスを経て、操作部14により指示されて給紙部
15または16から給紙した用紙にコピー画像を形成
し、フィニッシャー12にてソート、穴あけ、ステイプ
ルなどの後処理を行った後、排紙部17に排出して、複
写機としての動作を実現している。
【0021】次に、CCDラインセンサ(図示せず)に
よる原稿等の被複写物の読み込みから感光体(図示せ
ず)への書き込みまでの一連の流れの概要を、解像度を
2倍(600dpiから1200dpi)とした例をも
とに、図2のブロック図を用いて説明をする。
【0022】読取処理部10では、CCDラインセンサ
(図示せず)により600dpiで読み取った画像デー
タを、シェーディング補正などの様々な補正を行い画像
データDaとして1画素毎に8ビット(256階調)で
画像処理部20に出力する。画像処理部20では、MT
F補正、変倍処理などを行って画質補正をした後、2ビ
ットの多値データDb(4階調、左右位相付きの場合は
3諧調)に変換して書き込み処理部30に出力する。
【0023】書き込み処理部30は、密度変換部80
と、データ遅延部40と、パターン検出部50と、コー
ド変換部60と、データ変換部90とを備えてなる。密
度変換部80により、画像データ(2ビットの多値デー
タ)Dbを書込み密度にあわせて主走査方向、副走査方
向に各々2倍に増やして画像データDfとすると共に、
増やされた最初の画素なのか、2番目の画素なのか示す
信号Dh(第1、第2画素切換信号) を生成する。
【0024】例えば、画像が、”白”次が”黒”だとす
ると、2倍にすれば”白”、”白”、”黒”、”黒”、
となるが、この2倍された最初”白”が第1画素であ
り、2番目の”白”が第2画素となる。また、本実施形
態では2倍の場合を例示しているが、3倍になれば当然
第3画素まで、n倍すれば第n画素までとなり、n番目
の画素なのかを示す切替信号が生成される。
【0025】データ遅延部40では、密度変換部80に
より主走査方向および副走査方向夫々2倍にされた画像
データDfを、主走査方向に遅延することにより主走査
方向に連続する密度変換前の3画素のデータ配列Dc1
〜3を作り(注目画素およびその左右に隣接する画
素)、画像データDc1〜3をパターン検出部50へ出
力する。パターン検出部50では、画像のエッジ部や1
ドットラインなどの特定のパターンと画像データDc1
〜3とが一致するかどうか検出し、検出結果に応じてコ
ードDd1〜13を出力する。さらに、検出結果である
コードDd1〜13は、コード変換部60によりその検
出結果に応じて4ビットのコードデータDeに変換され
る。
【0026】データ変換部90では、コード変換部60
で変換したコードを発光データDgに変換する。そし
て、この4ビットの発光データDgに基づいてLDの発
光時間及び発光パワーあるいはその両方を変調すること
により、画像データ中のエッジ部分や細線の部分につい
ての書き込み濃度や書き込み開始位置を変更し、次の処
理部である書き込み手段(図示せず)によって、16階
調、1200dpiで感光体(図示せず)への書き込み
が行われる。
【0027】また、制御部70は、操作部14と接続さ
れており、操作部14に設定された原稿を読み取る際の
モード設定等に基づき読み取り処理部10、画像処理部
20、及び書き込み処理部30を制御する。なお、パル
ス幅変調、パワー変調、書き込み位置変調の方法につい
ては公知の技術であるので説明は省略する。
【0028】次に、以上説明してきた画像処理部20、
密度変換部80、データ遅延部40、パターン検出部5
0、コード変換部60、データ変換部90に対し、デー
タの流れに従って夫々の動作を詳細に説明する。
【0029】まず、画像の制御信号には、図3に示した
ように、画像の主走査方向の同期信号であるXLSYN
Cと、主走査方向の画像有効期間を示すXLGATE
と、副走査方向の画像有効期間を示すXFGATEと、
画像データの同期を取るための画素クロックCLKとが
ある。CCDラインセンサ(図示せず)により600d
piで読み取った画像データはシェーディング補正など
の様々な補正を経て1画素毎に8ビット(256階調)
の画像データとして出力された画像データDaは、2ビ
ット多値データに変換されて画像データDbが生成され
る。この画像データDbは、XLSYNCによりライン
毎の同期が取られ、XFGATE、XLGATEが、”
L”レベル(ローレベル)の間、画素クロックCLKに
同期して画像処理部20より出力される。
【0030】次に、図4及び図5を参照しながら、密度
変換部80の動作を説明をする。密度変換部80では、
ファースト・イン・ファースト・アウトRAM(以下
「FIFO」という)の書込みクロックと、読み出しク
ロックとの速度を変える事により、読み取り処理部10
で低密度に読み取られて画像処理部20で処理された画
像データDbを、高密度の書込み処理部30にあわせ
て、主走査方向、副走査方向に増やす。本実施形態で
は、上述したように、読み取り処理部10は600dp
iで読み取り、書込み処理部30では1200dpiで
書込むため、主走査方向、副走査方向とも2倍にデータ
を増やす必要がある。
【0031】画像処理部20で様々な処理を行った後、
2ビット(4値)の信号に変換された画像データDb
は、FIFO81、82に入力され、ライト・イネーブ
ル信号WEBが、低”L”レベルの期間、ライト・クロ
ックWCKに同期して書込まれ、リード・イネーブル信
号REBが、低”L”レベルの期間リード・クロックR
CKに同期して読み出される。
【0032】ライト・イネーブル信号WEB、リード・
イネーブル信号REBは、主走査方向の同期信号である
XLSYNCにより交互に反転するトグル信号から生成
され、FIFO81に対してはトグル信号をWEB、ト
グル信号をインバータ83を介して反転した信号をRE
Bとし、FIFO82に対しては逆にトグル信号の反転
した信号をWEB、トグル信号をREBとし、FIFO
81、82がライト/リードのモードにトグルに切り替
わるようになっている。
【0033】またライト・リセット信号WRSTは、X
LSYNC、リード・リセット信号はXLSYNCの半
分の周期のXLSYNC2とする事でXLDSYNCの
1周期に同じデータを2回リードし副走査方向のデータ
量を2倍にしている。図17中1ライン当たりのライト
時のデータ量と、リード時のデータ量が異なるのは、ラ
イト・クロックとリード・クロックの周期が異なるため
で、書込み密度の方が高いためリード・クロックの周期
の方がライト・クロックの周期よりも早くなっており、
このFIFO81、82で、速度変換の役目も果たして
いる。FIFO81、82の各出力データDOは、セレ
クタ84に入力されて、トグル信号によりリード動作を
行っているFIFOの出力を選択してセレクタ84から
出力する。
【0034】セレクタ84で切り換え出力されたFIF
O81、82からの出力データを、更にフリップ・フロ
ップ(以下「F/F」という)でリード・クロックRC
Kの2倍の周波数のRCK2でラッチする事により、R
CK2の2クロック毎に変化するデータとして主走査方
向のデータ量を2倍とし、密度変換を実現している。ま
た2倍にされたデータが最初のデータなのか2番目のデ
ータなのかの画素位置を示す第1、第2画素切換信号D
hもあわせて出力する。
【0035】次に、図6及び図7を参照しながら、デー
タ遅延部40の動作を説明をする。データ遅延部40で
は、密度変換部80で密度変換されたデータをFIFO
81、82のリードクロックRCKに同期して遅延する
ことにより、密度変換前の主走査方向3画素のデータ配
列を生成する。
【0036】密度変換部80で密度変換処理を行った
後、データ量が主走査方向、副走査方向に各々2倍に増
やされた画像データDfは、F/F41に入力される。
F/F41の出力Dc1は、画像データDfをRCK1
クロック分遅延したデータとなり、このデータはさらに
F/F42に入力されてクロックに同期して遅延され
る。以下同様にしてF/F42、43の出力の画像デー
タDc2、Dc3が得られ、これらの画像データをデー
タ変換部50に出力し、データ変換部50で↑の部分か
ら画像のエッジ部や1ドットラインの検出に使用する。
このときDc2が注目画素となりDc1,Dc3が周辺
画素となる。
【0037】すなわち、密度変換前の画像データDb
は、D0、D1、D2、D3、D4…であった場合、図
7に示したように、2倍の密度変換をすれば、D0、D
0、D1、D1、D2、D2、D3、D3、D4、D4
のようになり、さらに上述したように漸次データを遅延
することで、Dc3=D0、D1、D2…、Dc2=D
1、D2、D3…、Dc1=D2、D3、D4、と漸次
データが入り、Dc3にD0が入った時点、すなわち、
図7中右下部に示した↑の部分から画像のエッジ部や1
ドットラインの検出にDc1、Dc2、Dc3が使用さ
れる。
【0038】画像処理部20で処理された画像データD
bは、2ビットのデータであるので濃度としては4段階
を取ることができ、実際の画像との関係は4階調場合
は、図8(1)に示す通りであり、左右の位相付き3階
調の場合は図8(2)に示す通りである。つまり4階調
の場合2ビットの組合せが(0、0)の時は白、(0、
1)の時は中間調1、(1、0)の時は中間調1よりも
濃度の高い中間調2、そして(1、1)の時に黒であ
る。また位相付き3階調の場合2ビットの組合せが
(0、0)の時は白、(0、1)の時は右寄せの中間
調、(1、0)の時は左寄せの中間調、そして(1、
1)の時に黒である。
【0039】次に、パターン検出部50の動作、すなわ
ち、注目画素及びその周辺画素の画素パターンと複数の
特定パターンとを照合するプロセスを、図9〜図11を
参照しながら説明する。
【0040】Dc1〜3の組合せとしては位相付き3値
の多値データに対しては、例えば、図9に示すようなパ
ターンのみを検出する。ここで各パターンの意味につい
て説明する(なお、上記したようにDc2は注目画素、
Dc1及びDc3は周辺画素である)。文字原稿を主体
として考えた場合には、{Dc1、Dc2、Dc3}=
(0、0、1、1、0、0)、(0、1、1、0、0、
0)、(0、0、0、1、1、0)、(0、1、1、
1、0、0)、(0、0、1、1、1、0)のパターン
は細線を示していて、線の太さのみ異なる。また(1、
1、1、1、0、0)(0、0、1、1、1、1)、
(1、1、1、0、0、0)、(0、0、0、1、1、
1)のパターンは画像の端部などに該当し、それぞれ画
像の先端か後端かまたは端部に位置する線の太さにより
パターンが異なっている。また残りの4つについては、
上記の9つパターンに該当しなかった場合で各々注目画
素の濃度により異なっている。そして各パターンの右に
ある信号名Dd1〜13がそのパターンに一致した際
に”1”となる信号である。
【0041】なお、図9において、左辺{Dc1,Dc
2,Dc3}は、密度変換前の連続する3画素のデータ
配列のデータを意味し、そのDc1,Dc2,Dc3
と、イコールで結ばれている右辺は特定パターンを表し
ている。例えば最上段の(1,1,1,1,0,0)
は、{Dc1=(1,1(2ビット)),Dc2=
(1,1),Dc3=(0,0)}のように夫々照合
し、一致した場合、右端に記されている信号名Dd1
に”1”が入る。
【0042】さらに図10には、一致したパターンに対
して密度変換された後の画像データにどのようなコード
を割り当てるかを示している。なお、図10において、
スルー、細線化、太線化の各欄に記されている2個の○
印で表されたものは画像そのものを指し、スルー、細線
化、太線化の各欄の左側の画像を第1画素、右側を第2
画素である。
【0043】たとえば、上記したように、ある{Dc
1,Dc2,Dc3}が、図9において最上段の特定パ
ターン(1,1,1,1,0,0)と一致したとする。
その際の第1画素に対するコードはF(なお、図中Fh
とあるが、このhは16進数の意味である)であり、第
2画素に対するコードはEとなる。詳細は後述するが、
図13において、最下段を参照するとDd1orDd
2Dd3orDd4orDd13(丸数字は第1
画素、第2画素を示す)とあるが、Dd1を満足しかつ
のときはコードFを、Dd1を満足しかつのときは
コードEを、すなわち、夫々のコードに対応した4ビッ
トコードデータDeがコード変換部60から出力され
る。
【0044】この図10において、いくつか同じコード
を割振っている場合があるが、これは例えばDd1、D
d3のパターンに一致する場合の第1画素に対するコー
ド(Fh)とDd2、Dd4のパターンに一致する場合
の第2画素に対するコード(Fh)では細線化処理を行
うにしてもDd1、Dd3のパターンに一致する場合は
第2画素のみ濃度を減らして第1画素については全黒で
印字する事が想定されるため、第1画素については同一
のコードとして第2画素に対するコードのみを変えてい
る。
【0045】Dd2、Dd4のパターンに一致する場合
の第2画素に対するコードも同じ理由で同一のコードに
している。Dd13に一致する場合は特殊なパターンに
一致しないため濃度補正が入らないので第1画素、第2
画素とも全黒で印字をするので同一のコードとなる。
【0046】そして図10の各コード対してコード0h
〜2hを全白、コード3h〜Fhを全黒で印字するとス
ルーモードとなり、図17(5)、(6)に示す理想的
な出力が可能である。すなわち、出力画像が入力画像を
拡大した画像(理論上の)と等価になり、出力画像品質
の劣化を防止する際に有効となる。また細線化は、コー
ド0〜2hを全白、コード3〜Ehに対して位相を考慮
した中間濃度、コードFhを全黒で印字する事により可
能となり、縦線の細線化に有効となる。太線化は、コー
ド0hを全白、コード1、2hに対して位相を考慮した
中間濃度、コード3〜Fhを全黒で印字する事により可
能となり、縦線の太線化に有効となる。これらの画像補
正は、画素に対する各コードのデータを例えばスルーで
あればスルーのみに対応させて構成しても良いし、夫々
の補正に対応させ、所望した調整に応じて可変できるよ
うに構成しても良いものでその態様は任意である。
【0047】パターン検出部50ではデータ遅延部40
で主走査方向に遅延して得られた密度変換前の3画素の
データ配列が、図9に示したパターンに一致するかどう
かを検出する。パターン検出部50では、データ遅延部
40の出力Dc1〜3を反転(INV)、論理積(AN
D)、論理和(OR)などのゲートを組み合わせること
によりパターンマッチングを行う。
【0048】図11には、{Dc1、Dc2、Dc3}
=(0、0、1、1、0、0)の場合のパターンに対す
る回路であるが、Dc1の各ビットDc1(1)、
(0)及びDc3の各ビットDc3(1)、(0)をそ
れぞれINV51a〜51dで反転することにより、
(0、0、1、1、0、0)に一致する場合はINV5
1a〜51dの出力は全て”1”となる。すると、IN
V51a〜51dの出力及びDc2の各ビットDc2
(1)、(0)を入力とするAND52の出力Dd5は
1となる。このように各パターンにマッチングした場合
は対応する信号Dd1〜9が”1”となる。
【0049】次に、図12を参照しながら、各パターン
に一致しない場合を説明する。各パターンに一致しない
場合には、Dd1〜Dd9が全て0になっているので、
Dd1〜Dd9を入力とするORゲート57の出力が0
となる。そして、例えば(X、X、0、0、X、X)の
パターンを検知する場合にはDc2の各ビットDc2
(1)、(0)とORゲート57の出力を更にORゲー
ト58に入力することによりパターンに一致する場合に
は0の出力が得られるので、これを更にINV59で反
転することによりパターンに一致したときにDd10
は”1”となる。
【0050】次に、図13を参照しながらコード変換部
60の動作を説明する。コード変換部60では、パター
ン検出部50で検出したパターンに応じた信号Dd1〜
Dd13及び密度変換部80で生成した密度変換後の各
画素が第1画素なのか、第2画素なのかを示す第1、第
2画素切換信号Dhによりコードデータを生成する。
【0051】コード変換部60は、3ステートバッファ
61a〜61pからなっておりパターン検出部50で検
出した各パターンの検出信号Dd1〜13と密度変換部
80で生成した第1、第2画素切換信号Dhを組合わせ
た信号を、各3ステートバッファの出力イネーブル信号
として使用することにより、一致したパターンのコード
データを生成する。
【0052】つまり、3ステートバッファ61a〜61
hの入力は4ビットのコードデータに固定されている。
そしてパターン検出部50で検出した各パターンの検出
信号Dd1〜13と密度変換部80で生成した第1、第
2画素切換信号Dhを組合わせた信号を各3ステートバ
ッファの出力イネーブル信号として入力しているので、
一致したパターン、画素位置に対応した3ステートバッ
ファの出力が有効となり対応したデータがコードデータ
として出力される。
【0053】図13中で、例えばコードFの出力条件は
Dd1orDd2orDd3orDd4orD
d13のようになっているが、これはDd1はパター
ン検出信号Dd1が1、つまり(1、1、1、1、0、
0)のパターンに一致して、第1、第2画素切換信号D
hが、1画素目の時に出力する事を示している(:第
1画素、:第2画素を示す)。同様にDd2はパタ
ーン検出信号Dd2が1、つまり(0、0、1、1、
1、1)のパターンに一致して、第1、第2画素切換信
号Dhが、2画素目の時に出力する事を示して、Dd1
3は画素位置には関係なくパターン検出信号Dd13が
1、つまり(X、X、1、1、X、X)のパターンに一
致した時に出力する事を示す。
【0054】次に、データ変換部90の動作を図14を
参照しながら説明する。データ変換部90では、コード
変換部60で変換した各検出パターン、画素位置に応じ
た4ビットのコードデータDeを元に実際に変調を行う
ための発光データに変換する。
【0055】データ変換部90は、制御部70のデータ
バスに接続されたF/F91a〜91pと3ステートバ
ッファ92a〜92p、アドレスデコーダ93、94に
より構成されており、制御部70によって変換したいデ
ータを自由に設定できるようになっている。つまりF/
F91p〜91pはアドレスが割り付けられており、制
御部70のアドレスバスをアドレスデコーダ93により
デコードし、制御部70からのライト信号WRとアンド
することによって、各F/F91a〜91pに対して制
御部70が書き込みを行うと、各F/F91a〜91p
に対応したチップセレクトCs1〜Cs16のうちデー
タの書き込みを行うF/Fに対するチップセレクトが”
1”となる。F/F91a〜91pのデータ入力には制
御部70のデータバスが接続してあるので、このチップ
セレクトCs1〜Cs16をF/F91a〜91pクロ
ック入力とすることにより制御部70で設定したデータ
が書き込まれる。
【0056】そして、コード変換部60で検出した変換
した各検出パターン、画素位置に応じたコードデータD
eをアドレスデコーダ94によりデコードして、その出
力Dq1〜16を各3ステートバッファ92a〜92p
の出力イネーブル信号として使用することにより、コー
ド変換部60で変換したコードに応じて発光データが切
り換えられる。
【0057】そして、データ変換部90により検出結果
に応じて設定された発光データに基づいて、パルス幅変
調またはパワー変調またはその両方の変調方式をあわせ
た変調方式で、LDの発光光量および発光開始位置が制
御される。
【0058】以上のように動作するデジタル複写機1
を、図15に示した実際の画像を用いて説明する。な
お、1マスは1ドットに対応している。1ドットライン
の場合には、図15(a)に示すような入力画像を画像
処理部20で位相付き3値化処理して、密度変換部80
で密度変換した結果を図15(b)とし、データが黒
(1、1)のとき発光データを4ビットの最大値16に
設定したとすると、通常は黒ベタ部分がしっかり埋まる
ようにビーム径は1画素より大きくなる。したがって、
元々原稿上の線よりコピーの線は太くなりがちとなる
が、更に発光データが同じでも電子写真の特性として、
縦線と横線では実際にコピーとして出力した場合には、
縦線のほうが太くなりがちとなるので図15(c)よう
な出力画像となる。
【0059】これをパターン検出部50により、1ドッ
トラインのパターン(0、0、1、1、0、0)、
(0、1、1、0、0、0)、(0、0、0、1、1、
0)、(0、1、1、1、0、0)、(0、0、1、
1、1、0)に該当する画素を検出し、コード変換部6
0で密度変換後のデータに各々別のコードを割り当て、
データ変換部90でコードに応じた発光データとしてそ
の画素に対する発光データを20〜30%下げ、書込み
開始位置を制御してパルス幅変調により発光させること
により、ビーム径を通常よりも縦長とすることができ、
また密度変換後の2つのデータを寄せて印字する事がで
きるため、縦線を細くすることが可能となり、その結果
コピーとして出力した画像が(d)に示すように実際の
原稿と同程度になり、再現性が向上し、しかも縦線以外
の部分には影響を与えない。
【0060】画像の先端・後端の場合には、1ドットラ
インと同様な問題点の他に、図16(a)〜(c)に示
すように、本来1つの線としてくっつけて再現されるべ
き2つのデータが、密度変換して同一のデータで書き込
まれると、線が分割されてしまい再現性を損なう原因と
なることがあった。しかしパターン検出部50で画像の
先端・後端を示すパターン(1、1、1、1、0、
0)、(0、0、1、1、1、1)、(1、1、1、
0、0、0)、(0、0、0、1、1、1)に該当する
ような画素を検出し、コード変換部60で密度変換後の
データに各々別のコードを割り当て、データ変換部90
でコードに応じた発光データとしてその画素に対する発
光データを20〜30%下げ、書込み開始位置を制御し
てパルス幅変調により発光させることにより、線が分割
される事を防ぎ、再現性を向上することができる。
【0061】以上、本実施形態で例示したデジタル複写
機1の構成および動作の詳細な説明をしたが、この本実
施形態の動作を今一度簡単に説明すると、CCDライン
センサ(図示せず)により読み取った画像データを様々
な補正を行い、1画素毎に8ビット(256階調)画像
データDaを生成し、さらに2ビット多値データに変換
されて画像データDb(4階調、左右位相付きの場合は
3諧調)を生成する。
【0062】そして、この画像データDbを書込み密度
にあわせて主走査方向、副走査方向に各々n倍(2倍)
に増やして画像データDfを生成すると共に、最初の画
素なのか、n(2)番目の画素なのか示す、画素切換信
号Dhを生成する。そして、この画像データDfを遅延
させて、密度変換前の主走査方向に連続する3画素のデ
ータ配列、すなわち、注目画素およびその左右に隣接す
る画素Dc1〜3を作る。その3画素のデータ配列Dc
1〜3と設定された特定パターンとを照合して一致する
か否か、パターンマッチングを行う。
【0063】その結果、特定パターンに対応付けられた
コード(第1画素に対応付けられたコード、第n(2)
画素に対応付けられたコード)に対応付けられた4ビッ
トのコードデータDeを出力し、さらに発光データDg
に変換する。この4ビットの発光データDgに基づいて
LDの発光時間及び発光パワーあるいはその両方を変調
し、感光体(図示せず)への書き込みが行われる。
【0064】なお、本実施形態においては、解像度を2
倍とした例をもとに説明したが、この実施形態に限定さ
れず、所望する任意の倍率に応じて各部要素を構成すれ
ば任意の倍率に対応できるものである。
【0065】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したから下
記の有利な効果を奏する。請求項1および2によれば、
低解像度の多値画像データをn倍に増やして高解像度で
書込む場合に、n倍に拡大する前の多値画像データの注
目画素とその周辺の複数の画素パターンが画像のエッジ
部分または細い線を示す複数の特定パターンのいずれか
のパターンに一致した事を検出したときに、一致した特
定のパターンに応じて入力された多値データのビット数
よりも多いビット数の特定のn個のコードデータの組と
して生成し、そのコードデータを発光データに変換する
際に補正し、その補正された発光データに基づいて印刷
を実行させるから、低解像度の多値画像データを高解像
度で出力しても、基本的に入力画像と等価の出力画像を
得ながら、複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の
1ドットラインの再現を向上することができる。
【0066】請求項3によれば、発光データに基づいて
前記書き込み手段のビームの形状を通常よりも縦長とな
るように構成して、該ビームでもって感光体への書き込
みを行うから、既存の装置に新規な装置や部材を追加す
ることなく、簡単に縦線の適正化を図ることことができ
る。
【0067】請求項4および5によれば、特定のパター
ンとして画像のエッジ部または1ドットラインとして検
出した画像データの発光データを補正して、複数画素に
またがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太く
なりすぎることを防ぎ、また縦線、横線の太さが異なる
ことを防ぐ事ができる。
【0068】請求項6によれば、特定のパターンとして
画像のエッジ部または1ドットラインとして検出した画
像データの発光データを補正して、線が途切れがちにな
ってしまうような場合において、複数画素にまたがるラ
インのエッジ部や黒の1ドットラインを強調し、出力し
た画像が判別しにくくなることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像形成装置の実施形態として
のデジタル複写機の外観を示す斜視図である。
【図2】画像データの処理の部分を示すブロック図であ
る。
【図3】画像の制御信号を示す説明図である。
【図4】密度変換部の回路図である。
【図5】密度変換部の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図6】データ遅延部の回路図である。
【図7】データ遅延部の動作を示すタイミングチャート
である。
【図8】2ビットの画像データにおける濃度データと印
字ドットとの関係を示す説明図である。
【図9】位相付き3値の多値データにおける拡大前の注
目画素及び周辺画素と特定パターンとの関係を示す説明
図である。
【図10】特定パターンに対応した密度変換後のコード
の割り当てを示す説明図である。
【図11】パターン検出部の論理回路図その1である。
【図12】パターン検出部の論理回路図その2である。
【図13】コード変換部の回路図である。
【図14】データ変換部の回路図である
【図15】入力画像を2倍にした場合における画像処理
部出力と印字結果を示した説明図その1である。
【図16】入力画像を2倍にした場合における画像処理
部出力と印字結果を示した説明図その2である。
【図17】拡大画像における従来の画素と理想の画素状
態を示す説明図である。
【符号の説明】
20 画像処理部 80 密度変換部 40 データ遅延部 50 パターン検出部 60 コード変換部 90 データ変換部 Dc2 注目画素 Dc1,Dc3 周辺画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/23 103 Fターム(参考) 2C362 AA32 AA33 AA37 CA08 CA09 CA10 CA11 CA14 CB03 CB04 CB07 CB14 CB17 CB18 CB19 CB23 CB24 CB27 CB28 CB29 CB37 2H027 DA07 DA18 DA32 DB01 DE02 DE07 DE09 EA02 EB02 EB03 EC06 EC07 EC18 EC20 ED06 EE01 EE02 EE07 EE08 EF09 ZA07 2H076 AB02 AB05 AB09 AB16 AB22 AB67 AB68 AB75 AB76 DA05 DA17 DA19 DA22 DA31 DA32 5C074 AA02 BB02 DD03 DD14 FF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体への書き込みを実行し該感光体に
    静電潜像を形成する書き込み手段と、 低解像度の多値画像データをn倍に増やして高解像度の
    多値画像データに変換し該データを前記書き込み手段へ
    供給する密度変換手段と、 前記密度変換手段で変換された多値画像データのビット
    数よりも多いビット数のコードデータを生成するコード
    データ生成手段と、 前記コードデータ生成手段により生成されたコードデー
    タを発光データに変換する発光データ生成手段と、 前記発光データ生成手段により生成された発光データに
    応じてレーザーダイオードの発光時間及び発光パワーあ
    るいはその両方を変調し、また発光タイミングとして左
    右両方向からの制御を切り換えられる変調手段と、を有
    してなり、 前記コードデータ生成手段は、拡大前の多値画像データ
    の注目画素とその周辺の複数の画素パターンとが画像の
    端部または細い線を示す複数の特定パターンのいずれか
    のパターンに一致した事を検出したときに、一致した特
    定のパターンに応じて特定のn個のコードデータの組を
    生成し、該コードデータに基づいて前記発光データ生成
    手段が印字濃度を補正することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記発光データ生成手段は、前記コード
    データ生成手段により画像の端部または細い線について
    生成されたコードデータに対する発光データを補正する
    ことにより印字濃度を補正して縦線の適正化を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記発光データを、通常よりも下げると
    共に、その下げられた発光データに基づいて前記書き込
    み手段のビームの形状を通常よりも縦長となるように構
    成され、該ビームでもって感光体への書き込みを行うこ
    とにより縦線の適正化を図ることを特徴とする請求項2
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記コードデータは、n倍した理論上の
    縦線と等価になるように構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記コードデータは、縦線の細線化を行
    うように構成されていることを特徴とする請求項3記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記コードデータは、縦線の太線化を行
    うように構成されていることを特徴とする請求項3記載
    の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010089482A (ja) * 2008-09-12 2010-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、バーコード印字制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2014217970A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014218049A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法および印刷物の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010089482A (ja) * 2008-09-12 2010-04-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、バーコード印字制御方法、プログラム及び記録媒体
JP2014217970A (ja) * 2013-05-02 2014-11-20 株式会社リコー 画像形成装置及び画像形成方法
JP2014218049A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社リコー 画像形成装置、画像形成方法および印刷物の製造方法

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