JP3679621B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタル複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタル複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置においては、作像方式として、感光体上における原稿(画像データ)の黒の部分に対応した所にレーザ光を照射してそこに現像装置でトナーを載せることにより画像を形成するネガ/ポジ(N/P)プロセスを行う方式が一般的に用いられている。
【0003】
レーザ光のビーム径は理論上の1ドットよりも通常大きいために、感光体上の画像部にレーザ光を照射してその部分をトナーの付着で画像として形成するN/Pプロセスでは、通常1ドットの黒ラインは太くしっかりと再現されるので、線の途切れなどには強くなる。しかし、1ドットの黒ラインは原稿の黒ラインよりも太めに再現されたり、白の1ドットラインは細くなって再現性が落ちてしまったりする。特に、原稿画像を複写した用紙を再度原稿として使用する、いわゆる孫コピーでは、その現象が大きく現われる。
【0004】
また、電子写真方式の画像形成装置では、不具合として縦線と横線の再現性の違いがあり、一般的に縦線の方が横線よりもしっかり太く再現されるため、作像条件を決める際に作像条件を縦線に合わせれば横線が原稿の横線よりも細くなりがちになり、また、逆に作像条件を横線に合わせれば縦線が原稿の横線よりも太くなりがちになるという不具合があり、作像条件を決める難しさの一因となっている。
【0005】
このような不具合を解決するために、特開平5−75816号公報に記載された技術では、2値画像データに対して注目画素とその前後の2画素以上の画素を参照して注目画素の濃度を決定することにより、非画像部が潰れることを防止し、1ドットラインの再現性を向上させている。また、特開平6−89338号公報に記載された技術では、多値画像に対して注目画素とその隣接画素の関係から注目画素の記録開始位置を決定することにより、注目画素をその隣接画素に寄せて記録して2画素以上に分割された細線、画像のエッジ部の再現性を向上させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特開平5−75816号公報に記載された技術は、2値画像データに対してのみ濃度を補正して1ドットラインの再現性を向上させる技術であり、多値画像については適用できない。
また、上記特開平6−89338号公報に記載された技術は、多値画像に対して注目画素をその隣接画素に寄せて記録して2画素以上に分割された細線、画像のエッジ部の再現性を向上させる技術であり、1画素の細線や、縦線と横線の太さが異なる場合の線幅の補正については何ら考慮されていない。
【0007】
請求項1に係る発明は、複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項2に係る発明は、ハードウェアの構成を簡略化することができ、不必要な補正を行うことによる異常画像の発生を防ぐことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、入力された濃度情報のみを示す多値の画像データから発光データを生成する発光データ生成手段と、この発光データ生成手段により生成された発光データに応じて書き込み用光源の発光時間を変調し又は発光パワーを変調し又は発光時間及び発光パワーの両方を変調し、前記書き込み用光源の発光タイミングとして少なくとも左右両方向からの制御を切り換える変調手段とを備え、ネガ・ポジプロセスで画像形成する画像形成装置であって、前記発光データ生成手段は、前記多値の画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが縦ラインのエッジ部分及び1ドットの縦ラインを示す複数の異なる多値パターンのいずれかのパターンに一致したことを検出したときに、一致した前記多値パターンに応じて、前記注目画素の記録径をそれぞれ異ならせる発光データ生成し、前記多値画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが前記複数の異なる多値パターンのいずれのパターンとも一致しないときに前記多値の画像データの持つ濃度情報に応じて設定されたデータを発光データとして生成することで、ネガ/ポジプロセスにおける画像形成後の横ラインの線幅に対する縦ラインの線幅を調整するものである。
【0012】
請求項2に係る発明は、請求項1記載の画像形成装置において、前記発光データ生成手段は、入力された濃度情報のみを示す多値の画像データを主走査方向に遅延させる遅延手段と、この遅延手段から出力される画像データから主走査方向の複数の画素のパターンが前記複数の多値パターンのいずれかのパターンに一致するかどうかを検出するパターン検出手段と、このパターン検出手段の検出結果に従って、設定された発光データを出力する発光データ出力手段とを有し、前記パターン検出手段は、主走査方向の複数の画素のパターンが注目画素の左右の画素が白でかつ注目画が中間調又は黒であるパターン、注目画素の左右の画素が白と黒の組み合わせでかつ注目画が中間調又は黒であるパターンのいずれかに一致したときに該一致したパターンを濃度補正対象である1ドットの縦ラインと縦ラインのエッジ部分とのいずれか一方として検出するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図2は本発明の第1の実施形態を示す。この第1の実施形態はN/Pプロセスを行う電子写真方式のデジタル複写機からなる画像形成装置の一実施形態である。このデジタル複写機1は、原稿を載置してその画像を読み取るための原稿台2、及び原稿台2上の原稿を押えるための圧板3が上部に設けられ、原稿画像読み取りのためのモード・複写倍率の設定、オペレータに対する表示などを行う操作部4が上部前面に設けられている。また、デジタル複写機1は、下側に給紙部5が設けられ、左側に排紙部6が設けられている。
【0020】
デジタル複写機1の内部は、画像読み取り系、感光体、帯電系、書き込み系、現像系、給紙搬送系、転写系、定着系、排紙系などのデジタル複写機の公知の機構、制御装置が内臓されており、これらにより複写機としての動作が実現される。
つまり、原稿は原稿台2の上に載置されて圧板3により原稿台2に密着され、画像読み取り系は、原稿台2上の原稿を照明系により照明してその反射光を結像光学系を介して読み取り素子としてのCCDからなるラインセンサで光電変換するとともに、原稿台2上の原稿を照明系及び可動光学系の移動により走査してラインセンサから画像信号を得る。この画像信号は後述の回路により様々な補正が行われて書き込み系に入力される。
【0021】
感光体は、帯電系により一様に帯電されて書き込み系により露光されることで静電潜像が形成される。書き込み系は、例えば記録用光源としての半導体レーザ(レーザダイオード)を画像信号により駆動し、レーザダイオードからの画像信号で変調されたレーザ光をポリゴンミラーなどの回転偏向器で偏向走査して感光体に照射することにより感光体を露光して感光体上に画像を書き込むことで静電潜像を形成する。
【0022】
感光体上の静電潜像は現像系により現像されてトナー像となり、また用紙が給紙部5から給紙搬送系により給送される。この用紙は、転写系により感光体上のトナー像が転写されて定着系によりトナー像が定着され、排紙系により排紙部6へコピーとして排出される。感光体、帯電系、書き込み系、現像系、給紙部5、給紙搬送系、転写系、定着系はN/Pプロセスを行う電子写真方式の作像手段を構成している。
【0023】
図1は、デジタル複写機1において画像信号の処理を行う部分を示す。読み取り処理部10は、上記ラインセンサにより600dpiで読み取った画像データをA/D変換後にシェーディング補正などの様々な補正を行い、画像データDaとして1画素毎に8ビット(256階調)で画像処理部20に出力する。画像処理部20は、読み取り処理部10からの画像データDaをMTF補正、変倍処理などを行って画質補正をした後に、2ビット(4階調)の画像データDbに変換して書き込み処理部30に出力する。
【0024】
書き込み処理部30においては、画像処理部20からの濃度情報のみを示す画像データDbを遅延手段としてのデータ遅延部40にて主走査方向に遅延することにより主走査方向3画素のデータ配列Dc1〜Dc3(注目画素及びその左右に隣接する画素)を作り、この画像データDc1〜Dc3をパターン検出手段としてのパターン検出部50へ出力する。このパターン検出部50は、データ遅延部40からの3画素配列の画像データDc1〜Dc3のパターンが画像のエッジ部や1ドットラインなどの複数の特定パターンのいずれかと一致するかどうかを検出し、その検出結果Dd1〜Dd8を出力する。
【0025】
この検出結果Dd1〜Dd8は、画像データDc1〜Dc3のパターンがどの特定パターンと一致するかを示し、あるいは画像データDc1〜Dc3のパターンが一致する特定パターンがなかった場合には注目画素の濃度の値を示す。また、パターン検出部50は、位相データ生成手段を兼ね、書き込み位置を右から書き込みを行う位置とするか、左から書き込みを行う位置とするかを示す位相データDsの生成も行う。
【0026】
パターン検出部50からの検出結果Dd1〜Dd8は発光データ出力手段としてのデータ変換部60により検出結果Dd1〜Dd8に応じて、設定された8ビットの発光データDeに変換される。図示しない変調手段としての変調部は、データ変換部60からの発光データDe及びパターン検出部50からの位相データDsに基づいて書き込み用光源としての上記レーザダイオードの発光時間又は発光パワー又は発光時間及び発光パワーの両方を変調することにより画像データ中のエッジ部や細線の部分についての書き込み濃度や書き込み開始位置を変更し、256階調、600dpiで上記レーザダイオードからのレーザ光による感光体への書き込みを行う。
【0027】
制御部70は、操作部4と接続されており、操作部4に設定された、原稿を読み取る際のモード設定等に基づき、読み取り処理部10、画像処理部20及び書き込み処理部30を制御する。読み取り処理部10、画像処理部20及びパルス幅変調、パワー変調、書き込み位置変調の方法は、公知の技術であり、詳細な説明を省略する。
【0028】
次に、図5を用いて画像の制御信号について説明する。
画像の制御信号には画像の主走査方向の同期信号XLSYNC、主走査方向の画像有効期間を示す信号XLGATE、副走査方向の画像有効期間を示す信号XFGATE、画像データの同期を取るためのクロックCLKがある。画像データDbは、XLSYNCによりライン毎の同期が取られ、XFGATE,XLGATEが低(L)レベルの間は画素クロックCLKに同期して画像処理部20より出力される。
【0029】
図3はデータ遅延部40の構成示し、図4は本実施形態の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。
データ遅延部40は、画像処理部20で処理された画像データDbをクロックCLKに同期して遅延することにより、主走査方向に連続する3画素のデータ配列Dc1〜Dc3を生成する。画像処理部20で様々な処理を行った後に2ビット(4階調)の信号に変換された画像データDbは、フリップフロップ(F/F)41に入力され、クロックCLKによりF/F41にラッチされる。
【0030】
F/F41の出力信号Dc1は画像処理部20からの画像データDbを1クロック分遅延したデータとなり、このデータはさらにF/F42でクロックCLKによりラッチされることでクロックCLKに同期して遅延される。同様に、F/F42の出力信号Dc2はF/F41の出力信号Dc1を1クロック分遅延したデータとなり、このデータはさらにF/F43でクロックCLKによりラッチされることでクロックCLKに同期して遅延される。
【0031】
これらのF/F41〜F/F43からの画像データDc1〜Dc3は、データ変換部50に出力され、データ変換部50で矢印↑の部分から画像のエッジ部や1ドットラインの検出に使用される。このとき、画像データDc2が注目画素のデータとなり、画像データDc1,Dc3が注目画素の周辺画素(左右に隣接した画素)のデータとなる。
【0032】
画像処理部20で処理された画像データDbは、2ビットのデータであるので、濃度としては4段階を取ることができる。この画像データDbと実際の画像との関係は図6(1)に示す通りである。つまり、画像データDbの2ビットの組合せが(0、0)の時には画像が白であり、画像データDbの2ビットの組合せが(0、1)の時には画像が中間調1である。画像データDbの2ビットの組合せが(1、0)の時には画像が中間調1よりも濃度の高い中間調2であり、画像データDbの2ビットの組合せが(1、1)の時には画像が黒である。
【0033】
従って、F/F41〜F/F43からの画像データDc1〜Dc3の組合せとしては各ドット4つの状態を取り得るために4×4×4で64通りの状態を持ち、この状態全てを認識してデータ変換部60で後述のようにデータ変換して補正をかける場合には64×8ビットの変換テーブルが必要となり、ハードウェアの規模が大きくなってしまう。
【0034】
そこで、この第1の実施形態では、周辺画素のデータDc1,Dc3が白または黒で、かつ、注目画素のデータDc2が中間調または黒となるパターンを検出する。つまり、画像データDc1〜Dc3の図7に示す上側の6つの特定パターン等を検出する。
【0035】
ここで、これらの特定のパターンの意味について説明する。{Dc1、Dc2、Dc3}=(0、0、1、1、0、0)、(0、0、1、0、0、0)の各パターンは1ドットラインを示し、この両者の違いは線の太さのみである。また、{Dc1、Dc2、Dc3}=(1、1、1、1、0、0)、(0、0、1、1、1、1)、(1、1、1、0、0、0)、(0、0、1、0、1、1)の各パターンは、2画素以上に分割された線の端部などに該当し、それぞれの画像の先端か後端または端部に位置する線の太さによりパターンが異なっている。
【0036】
また、残りの4つのパターン、つまり、{Dc1、Dc2、Dc3}=(×、×、0、0、×、×)、(×、×、0、1、×、×)、(×、×、1、0、×、×)、(×、×、1、1、×、×)の各パターンは、上記6つのパターンに該当しなかった場合で各々注目画素の濃度により異なっている。そして、図7において、各パターンの右にある信号Dd1〜Dd8は画像データDc1〜Dc3のパターンがその左の特定パターンに一致した際に1となる。なお、×は不定を示す。
【0037】
更に、検出パターンについて説明すると、本実施形態では、画像データは周辺画素のデータDc1,Dc3が白または黒、注目画素のデータDc2が中間調または黒の場合で、かつ、補正の必要な場合のみ補正をかけるようにしている。つまり、注目画素が元々白であればそれ以上データを減らすことができないので、注目画素が中間調か黒の場合を補正の対象としている。
【0038】
周辺画素が白か黒の場合に画像データを補正するのは、入力される画像データとして位相情報がないデータを使用しているため、中間調の場合は本来はそのデータを右に寄せればよいのか、左に寄せればよいのか不明である。従って、注目画素と、周辺画素の一方とが共に中間調の時にその2つの中間調データを寄せて記録すれば良いのか、離して記録すれば良いのかが不明であり、場合によっては補正をかけることによりかえって不具合が生じてしまう。これに対して、画像データを補正する場合の周辺画素を白又は黒に限定してしまえば、位相情報は画像データの補正に無関係でフルデューティで記録するか、記録しないかであり、黒画素の隣りに中間調画素が来るのは文字原稿を主体として考えた場合に画像の先端・後端部分であることが多く、これを補正することによって再現性が向上する。
【0039】
このように画像データDc1〜Dc3から特定のパターンのみを検出して検出結果Dd1〜Dd8を得ることにより、データ変換部50の変換テーブルとしては8通りの状態に対してのみ必要になり、何もしなかった場合(画像データDc1〜Dc3から全てのパターンを検出する場合)と比べて変換テーブルが1/8の量になる。
【0040】
もし、もう少しハードウェアの規模が増えても良いならば、更に特定のパターンとして図8に示すようなパターンを追加しても良い。この追加しても良いパターンにおいて、{Dc1、Dc2、Dc3}=(0、0、0、1、0、0)は更に細かい1ドットラインを示し、{Dc1、Dc2、Dc3}=(1、1、0、1、0、0)、(0、0、0、1、1、1)のパターンは画像の端部を示し、{Dc1、Dc2、Dc3}=(1、1、0、1、1、1)のパターンは白の1ドットラインを示す。
【0041】
同じコード(Dd1〜Dd8のうちの同じもの)を割り当てたパターンについては更に黒画素が右にあるのか左にあるのかによって位相データDsを生成する。この位相データDsは、通常は黒画素が左側で左寄せ(注目画素を左側の黒画素に寄せるデータ0)にしておき、黒画素が右側にある時には右寄せ(注目画素を右側の黒画素に寄せるデータ1)にすることにより、更に画像の先端部、後端部で記録品質の良い画像が得られる。また、本実施形態では使用しないが、記録用光源としてのレーザダイオードの発光タイミング制御でドットを中央に選べる場合には、位相データDsは、1ドットラインを検出したときに中央(ドットを左右に寄せずに中央とするデータ2)を生成することにより記録品質の良い画像が得られる。図6(2)は位相データと書き込み位置の関係を示す。
【0042】
図9はパターン検出部50の一部を示す。パターン検出部50は、データ遅延部40で主走査方向に遅延して得られた3画素のデータ配列Dc1〜Dc3が図7に示した特定のパターンに一致するかどうかを検出し、また位相データを生成する。パターン検出部50はデータ遅延部40からの画像データDc1〜Dc3(Dc1(0)、Dc1(1)、Dc2(0)、Dc2(1)、Dc3(0)、Dc3(1))に対して反転回路、論理積ゲート(アンドゲート)、論理和ゲート(オアゲート)などのゲートの組み合わせで構成した各パターン検出部分で特定パターンとのパターンマッチングを行う。
【0043】
図9は画像データDc1〜Dc3と{Dc1、Dc2、Dc3}=(0、0、1、1、0、0)の特定パターンとのパターンマッチングを行うパターン検出部分を示す。画像データDc1の各ビットDc1(0)、Dc1(1)及び画像データDc3の各ビットDc3(0)、Dc3(1)はそれぞれインバータ51a〜51dで反転されることにより、画像データDc1〜3のパターンが(0、0、1、1、0、0)の特定パターンと一致する場合にはインバータ51a〜51dの出力信号は1となる。したがって、インバータ51a〜51dの出力信号及び画像データDc2の各ビットDc2(0)、Dc2(1)が入力されるアンドゲート52の出力信号Dd1は画像データDc1〜Dc3のパターンが(0、0、1、1、0、0)の特定パターンと一致する場合に1となる。
【0044】
このように、画像データDc1〜Dc3と各特定パターン(図7に示す上側の6つの特定パターン)とのパターンマッチングを各パターン検出部分で行う場合には、各パターン検出部分の出力信号Dd1〜Dd4のうち、画像データDc1〜Dc3のパターンとマッチングした特定パターンに対応するパターン検出部分の出力信号が1となる。
【0045】
このとき、図10に示すように、2つのパターンに対応する信号Dd3を出力する2つのパターン検出部分、つまり、画像データDc1〜Dc3と(1、1、1、1、0、0)、(0、0、1、1、1、1)の各特定パターンとのパターンマッチングを行うパターン検出部分53a、53bの出力信号Dd31、Dd32はオアゲート54に入力され、画像データDc1〜Dc3のパターンが(1、1、1、1、0、0)、(0、0、1、1、1、1)の特定パターンのどちらかと一致した時にオアゲート54の出力信号Dd3が1となる。
【0046】
また、同様に、他の2つの特定パターンに対応する信号Dd4を出力する2つのパターン検出部分、つまり、画像データDc1〜Dc3と(1、1、1、0、0、0)、(0、0、1、0、1、1)の各特定パターンとのパターンマッチングを行うパターン検出部分の出力信号はオアゲートに入力され、画像データDc1〜Dc3と(1、1、1、0、0、0)、(0、0、1、0、1、1)の特定パターンのどちらかが一致した時にそのオアゲートの出力信号Dd4が1となる。
【0047】
画像データDc1〜Dc3のパターンが図7に示す上側の6つの特定パターンのいずれとも一致しない場合には、これらの特定パターンに対応する信号Dd1〜Dd4が全て0になる。これらの信号Dd1〜Dd4は図12に示すようにオアゲート57に入力され、このオアゲート57の出力信号とデータ遅延部40からの画像データDc2(0)、Dc2(1)とがオアゲート58に入力されてオアゲート58の出力信号が反転回路59で反転される。
【0048】
従って、画像データDc1〜Dc3のパターンが図7に示す上側の6つの特定パターンのいずれとも一致しなくて画像データDc2(0)、Dc2(1)が(0、0)であるとき、つまり、画像データDc1〜3のパターンが図7に示す上側から7番目の(×、×、0、0、×、×)の特定パターンと一致するときに反転回路59の出力信号Dd5が1になる。
【0049】
この図12に示すパターン検出部分は画像データDc1〜Dc3のパターンが(×、×、0、0、×、×)の特定パターンと一致するかどうかを検出するパターン検出部分であるが、他の各パターン検出部分は同様にオアゲートや複数の反転回路を用いて構成されて画像データDc1〜Dc3のパターンが(×、×、0、1、×、×)、(×、×、1、0、×、×)、(×、×、1、1、×、×)の各特定パターンと一致するかどうかをそれぞれ検出する。
【0050】
また、パターン検出部50の位相データ生成手段としての位相データ生成部においては、図11に示すように、データ遅延部40からの画像データDc1〜Dc3が、位相データを1にして画像書き込み位置を右寄せとすべき(0、0、1、1、1、1)、(0、0、1、0、1、1)などの特定パターンと一致するかどうかを検出するパターン検出部分55a、55b・・・の出力信号Dd42、Dd32・・・をオアゲート56に入力することにより、位相データDsを生成する。この位相データDsは、画像データDc1〜Dc3のパターンが右寄せとすべき特定パターンに一致すれば1となり、画像データDc1〜Dc3のパターンが(1、1、1、1、0、0)、(1、1、1、0、0、0)などで右寄せとすべき特定パターンに一致しなければ0となる。
【0051】
図13は上記データ変換部60の構成を示す。このデータ変換部60は、パターン検出部50で検出したパターンに応じた信号Dd1〜Dd8を、実際に変調を行うための発光データに変換する。データ変換部60は、制御部70のデータバスに接続されたフリップフロップ61a〜61hと3ステートバッファ62a〜62h、アドレスデコーダ63により構成されており、制御部70によって変換したいデータを自由に設定できるようになっている。
【0052】
つまり、フリップフロップ61a〜61hはアドレスが割付けられており、制御部70のアドレスバスからのアドレスデータがアドレスデコーダ63にてデコードされて制御部70からのライト信号WRとアンドがとられることによりチップセレクト信号Cs1〜Cs8が生成され、フリップフロップ61a〜61hはアドレスデコーダ63からのチップセレクト信号Cs1〜Cs8がクロックとして入力されることにより制御部70のデータバスからのデータが書き込まれてこれを保持する。
【0053】
この場合、アドレスデコーダ63からのチップセレクト信号Cs1〜Cs8はフリップフロップ61a〜61hのうちデータが書き込まれるフリップフロップに対応するチップセレクト信号が1となり、フリップフロップ61a〜61hは制御部70で設定したデータが書き込まれる。3ステートバッファ62a〜62hは、それぞれ、パターン検出部50からの各パターンに応じた信号Dd1〜Dd8が出力イネーブル信号として入力されることにより、フリップフロップ61a〜61hに設定されたデータを発光データとして有効出力とする。
【0054】
書き込み系の変調部は、データ変換部60により各パターン毎に設定された発光データ及びパターン検出部50からの位相データDsに基づいて書き込み用光源としての上記レーザダイオードをパルス幅(発光時間)変調方式又は発光パワー変調方式又はこの両方の変調方式を合わせた変調方式で変調することによりレーザダイオードの発光光量及び発光開始位置を制御する。これにより、画像データ中のエッジ部や細線の部分についての書き込み濃度が変更され、パターン検出部50からの位相データDsに基づいてレーザダイオードの発光タイミングが制御されて書き込み位置が主走査ライン上の左右方向(右寄り又は左寄り)に切り換えられて書き込み開始位置が変更される。
【0055】
次に、この第1の実施形態の効果を実際の画像を用いて説明する。
図14は、第1の実施形態の効果を説明するための図であり、画像が1ドットの縦線、横線からなる場合を示す。1ドットラインの場合は、図14(a)に示すような画像読み取り系の入力画像を画像処理部20で処理した結果を図14(b)とし、画像データが黒(1、1)のとき発光データDeを8ビットの最大値に設定したとすると、通常は、黒ベタ部がしっかり埋まるように上記レーザダイオードからのレーザビームの径は1画素より大きくなる。
【0056】
したがって、元々原稿上の線よりそのコピー上の線が太くなりがちとなるが、更に発光データが同じであっても電子写真方式の特性として縦線と横線とでは実際にコピーとして出力した場合に縦線の方が太くなりがちとなるので、縦線と横線は図14(c)に示すような出力画像となる。これに対してパターン検出部50により1ドットラインのパターン(0、0、1、1、0、0)または(0、0、1、0、0、0)に該当する画素を検出し、データ変換部60で発光データとしてその画素に対する発光データを200〜220程度に下げてパルス幅変調によりレーザダイオードを発光させることで、レーザダイオードからのレーザビームの径を通常よりも縦長とするので、縦線を細くすることが可能となり、その結果コピーとして出力した画像が図14(d)に示すように実際の原稿と同程度になって再現性が向上し、しかも縦線以外の部分には影響を与えない。
【0057】
画像の先端・後端の場合には、通常は、1ドットラインと同様な問題点の他に図15(a)〜(c)に示すように本来1つの線としてくっつけて再現されるべき2つのデータが位相情報を持たないデータに変換されて感光体に書き込まれると、書き込み位置がレーザダイオードの発光タイミングにより右あるいは左(あるいは中央)に固定されてしまうので、書き込み位置を左固定とした場合には画像の先端で、また書き込み位置を右固定とした場合には画像の後端で線が分割されてしまう。この線が分割された部分は中間調部分の濃度が低くて間隔が広ければ分割された形で出力されるし、中間調の濃度が高くて間隔が狭ければそこが埋まって太い線となってしまい、いずれにせよ再現性を損なう原因となることがあった。
【0058】
しかし、第1の実施形態では、パターン検出部50で画像の先端・後端を示すパターン(1、1、1、1、0、0)、(0、0、1、1、1、1)、(1、1、1、0、0、0)、(0、0、1、0、1、1)に該当するような画素を検出し、データ変換部60でその濃度補正を行って通常よりも濃度を下げるので、原稿よりもコピーの線が太くなりがちになることや、縦線・横線の太さの違いを補正することができ、更にパターン検出部50で生成した位相データに応じて画像の先端に該当する画素は書き込み位置を右寄せとし、画像の後端に該当する画素は書き込み位置を左寄せとして記録するので、一層再現性を向上させることができる。
なお、書き込み処理部30は、外部から記録用光源の発光タイミングを制御する位相データを含まない多値(2ビット)の画像データDbが入力された場合にも、この画像データDbを上述のように処理して変調部へ出力する。
【0059】
このように、第1の実施形態は、入力された濃度情報のみを示す複数ビットの画像データDbから該画像データのビット数よりも多いビット数の発光データDeを生成する発光データ生成手段としての書き込み処理部30と、この発光データ生成手段30により生成された発光データに応じて書き込み用光源としてのレーザダイオードの発光時間及び/又は発光パワー及び/又は発光時間及び発光パワーの両方を変調し、前記書き込み用光源の発光タイミングとして少なくとも左右両方向からの制御を切り換える変調手段とを備えた画像形成装置であって、前記発光データ生成手段30は、前記複数ビットの画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが画像のエッジ部分又は1ドットラインを示す複数の特定パターンのいずれかのパターンに一致したことを検出したときにその一致したパターンに応じたデータを発光データとして生成し、前記複数ビットの画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが前記複数の特定パターンのいずれのパターンとも一致しないときに前記複数ビットの画像データの持つ濃度情報に応じたデータを発光データとして生成するので、複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0060】
また、第1の実施形態は、前記発光データ生成手段30は、更に前記複数ビットの画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが画像のエッジ部分又は1ドットラインを示す複数の特定パターンのいずれかのパターンに一致したことを検出したときにその一致したパターンに応じて前記変調手段における発光タイミングを制御する位相データを生成するので、この位相データにより変調手段で書き込み位置を変更することで更に複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎることを防ぎ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0061】
また、第1の実施形態は、前記発光データ生成手段30は、入力された濃度情報のみを示す複数ビットの画像データを主走査方向に遅延させる遅延手段としてのデータ遅延部40と、この遅延手段40から出力される画像データから主走査方向の複数の画素のパターンが前記複数の特定パターンのいずれかのパターンに一致するかどうかを検出するパターン検出手段としてのパターン検出部50と、このパターン検出手段50の検出結果に従って、設定された発光データを出力する発光データ出力手段としてのデータ変換部60とを有し、前記パターン検出手段50は主走査方向の複数の画素のパターンが注目画素の左右の画素が白又は黒の組合せで且つ注目画素が中間調又は黒であるパターンに一致したときに該パターンを濃度補正対象である画像のエッジ部分又は1ドットラインとして検出するので、パターン検出手段の検出すべきパターン数を減らしてハードウェアの構成を簡略化することができ、不必要な補正を行うことによる異常画像の発生を防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0062】
また、第1の実施形態は、前記発光データ生成手段30は前記パターン検出手段50により画像のエッジ部分又は1ドットラインとして検出した画像データの発光データを通常よりも下げることにより縦線の細線化を行うので、複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0063】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。この第2の実施形態では、上記第1の実施形態において、図7に示すような特定パターンの代りに、周辺画素のデータDc1,Dc3が白または黒で、かつ、注目画素のデータDc2が中間調または黒となる図16に示す上側の11個のパターンが用いられる。
【0064】
ここで、これらの特定のパターンの意味について説明する。{Dc1、Dc2、Dc3}=(0、0、1、1、0、0)、(0、0、1、0、0、0)、(0、0、0、1、0、0)の各パターンは1ドットラインを示し、これらのパターンの違いは線の太さのみである。また、{Dc1、Dc2、Dc3}=(1、1、1、1、0、0)、(0、0、1、1、1、1)、(1、1、1、0、0、0)、(0、0、1、0、1、1)、(1、1、0、1、0、0)、(0、0、0、1、1、1)の各パターンは、2画素以上に分割された線の端部などに該当し、それぞれ画像の先端か後端または端部に位置する線の太さによりパターンが異なっている。
【0065】
{Dc1、Dc2、Dc3}=(1、1、1、0、1、1)、(1、1、0、1、1、1)の各パターンは、白の1ドットラインに該当する。また、図16において残りの4つのパターン、つまり、{Dc1、Dc2、Dc3}=(×、×、0、0、×、×)、(×、×、0、1、×、×)、(×、×、1、0、×、×)、(×、×、1、1、×、×)の各パターンは、上記11個のパターンに該当しなかった場合で各々注目画素の濃度により異なっている。そして、図16において、各パターンの右にある信号Dp1〜Dp11は画像データDc1〜Dc3のパターンがそのパターンに一致した際に1となる。ここに、×は不定を示す。なお、図16における下側の4つのパターンは、第2の実施形態では用いない。
【0066】
更に、検出パターンについて説明すると、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、画像データは周辺画素のデータDc1,Dc3が白または黒であって、注目画素のデータDc2が中間調または黒となる場合で、かつ、補正の必要である場合、補正をかけるようにしている。
【0067】
パターン検出部50の出力信号Dd1〜Dd3としては、画像データDc1〜Dc3が特定のパターンに一致したかどうかを示す信号Dp1〜Dp11のうちいずれかが1になった場合に画像データDc1〜Dc3が特定のパターンに一致したかどうかを示すビットを1として注目画絵のデータに付加し、画像データDc1〜Dc3が特定のパターンのいずれにも一致しない場合には0を注目画絵のデータに付加することにより生成する。その結果、変換テーブルとしては8通りの状態に対してのみ必要であるので、何もしなかった場合(画像データDc1〜Dc3に対して全てのパターンを検出する場合)と比べて変換テーブルが1/8の量になる。
また、パターン検出部50は第1の実施形態と同様に位相データを黒画素が右にあるのか左にあるのかによって生成する。
【0068】
パターン検出部50は、反転回路、論理積ゲート、論理和ゲートなどのゲートの組み合わせで構成した各パターン検出部分でデータ遅延部40からの画像データDc1〜3(Dc1(0)、Dc1(1)、Dc2(0)、Dc2(1)、Dc3(0)、Dc3(1))に対して図16に示す上側11個の各特定パターンとのパターンマッチングを行う。画像データDc1〜3と{Dc1、Dc2、Dc3}=(0、0、1、1、0、0)の特定パターンとのパターンマッチングを行うパターン検出部分は図9に示すものと同じである。
【0069】
このように、画像データDc1〜3と各特定パターン(図16に示す上側の11個の特定パターン)とのパターンマッチングを各パターン検出部分で行う場合には、各パターン検出部分の出力信号Dp1〜Dp11のうち、画像データDc1〜Dc3のパターンとマッチングした特定パターンに対応するパターン検出部分の出力信号が1となる。
【0070】
従って、画像データDc1〜3が特定パターンのいずれかに一致する場合は画像データDc1〜3が各特定パターンに一致するかどうかを示す各パターン検出部分の出力信号Dp1〜Dp11のいずれかが1になる。図17に示すように、各パターン検出部分の出力信号Dp1〜Dp11はオアゲート53に入力され、このオアゲート53の出力信号とF/F42からの2ビットの注目画素データDc2(0)、Dc2(1)とがパターン検出部50の出力信号(コードデータ)Dd1〜Dd3として出力される。画像データDc1〜Dc3が特定パターンのいずれかに一致する場合にはオアゲート53の出力信号が1となり、逆に画像データDc1〜Dc3が特定パターンのいずれとも一致しない場合にはオアゲート53の出力信号が0となる。
【0071】
また、パターン検出部50の位相データ生成手段としての位相データ生成部においては、図18に示すように、データ遅延部40からの画像データDc1〜Dc3が、位相データを1にして画像書き込み位置を右寄せとすべき(0、0、1、1、1、1)、(0、0、1、0、1、1)、(0、0、0、1、1、1)などの特定パターンと一致するかどうかを検出するパターン検出部分55a、55b、55c・・・の出力信号Dp5、Dp7、Dp9・・・をオアゲート56に入力することにより、位相データDsを生成する。この位相データDsは、画像データDc1〜Dc3のパターンが右寄せとすべき特定パターンに一致すれば1となり、画像データDc〜Dc3のパターンが(1、1、1、1、0、0)、(1、1、1、0、0、0)、(1、1、0、1、0、0)などで、右寄せとすべき特定パターンに一致しなければ0となる。
【0072】
図19は上記データ変換部60の構成を示す。このデータ変換部60は、パターン検出部50で検出したパターンに応じた信号Dd1〜Dd3を、実際に変調を行うための発光データに変換する。データ変換部60は、制御部70のデータバスに接続されたフリップフロップ61a〜61hと3ステートバッファ62a〜62h、アドレスデコーダ63、64により構成されており、制御部70によって変換したいデータを自由に設定できるようになっている。
【0073】
つまり、フリップフロップ61a〜61hはアドレスが割付けられており、制御部70のアドレスバスからのアドレスデータがアドレスデコーダ63にてデコードされて制御部70からのライト信号WRとアンドがとられることによりチップセレクト信号Cs1〜Cs8が生成され、フリップフロップ61a〜61hはアドレスデコーダ63からのチップセレクト信号Cs1〜Cs8がクロックとして入力されることにより制御部70のデータバスからのデータが書き込まれてこれを保持する。
【0074】
この場合、アドレスデコーダ63からのチップセレクト信号Cs1〜Cs8はフリップフロップ61a〜61hのうちデータが書き込まれるフリップフロップに対応するチップセレクト信号が1となり、フリップフロップ61a〜61hは制御部70で設定したデータが書き込まれる。パターン検出部50の出力信号Dd1〜Dd3がアドレスデコーダ64によりデコードされ、3ステートバッファ62a〜62hは、それぞれ、パターン検出部50からの各パターンに応じた信号Dq1〜Dq8を出力イネーブル信号として出力することにより、フリップフロップ61a〜61hに設定されたデータを発光データとして有効出力とする。このため、画像データDc〜Dc3のパターンが特定パターンに一致するかどうか、注目画素の元々の濃度がどうかに応じて発光データが切り換えられる。
【0075】
書き込み系の変調部は、データ変換部60により各パターン毎に設定された発光データ及びパターン検出部50からの位相データDsに基づいて書き込み用光源としての上記レーザダイオードをパルス幅(発光時間)変調方式又は発光パワー変調方式又はこの両方の変調方式を合わせた変調方式で変調することによりレーザダイオードの発光光量及び発光開始位置を制御する。これにより、画像データ中のエッジ部や細線の部分についての書き込み濃度が変更され、パターン検出部50からの位相データDsに基づいてレーザダイオードの発光タイミングが制御されて書き込み位置が主走査ライン上の左右方向(右寄り又は左寄り)に切り換えられて書き込み開始位置が変更される。
【0076】
この第2の実施形態は第1の実施形態と同様な効果を奏する。すなわち、1ドットラインの場合は、図14(a)に示すような画像読み取り系の入力画像を画像処理部20で処理した結果を図14(b)とし、画像データが黒(1、1)のとき発光データDeを8ビットの最大値に設定したとすると、通常は、黒ベタ部がしっかり埋まるように上記レーザダイオードからのレーザビームの径は1画素より大きくなる。
【0077】
したがって、元々原稿上の線よりそのコピー上の線が太くなりがちとなるが、更に発光データが同じであっても電子写真方式の特性として縦線と横線とでは実際にコピーとして出力した場合に縦線の方が太くなりがちとなるので、縦線と横線は図14(c)に示すような出力画像となる。これに対してパターン検出部50により1ドットラインのパターン(0、0、1、1、0、0)、(0、0、1、0、0、0)または(0、0、0、1、0、0)に該当する画素を検出し、データ変換部60で発光データとしてその画素に対する発光データを200〜220程度に下げてパルス幅変調によりレーザダイオードを発光させることで、レーザダイオードからのレーザビームの径を通常よりも縦長とするので、縦線を細くすることが可能となり、その結果コピーとして出力した画像が図14(d)に示すように実際の原稿と同程度になって再現性が向上し、しかも縦線以外の部分には影響を与えない。
【0078】
1ドットの白ラインについては図14で白と黒を入れ換えれば良く、パターン検出部50により1ドットラインのパターン(1、1、1、0、1、1)、(1、1、0、1、1、1)に該当する画素を検出し、データ変換部60で発光データとしてその画素に対する発光データを同様に画素の濃度が下がるようにして線を太くすることにより、白の1ドットラインがつぶれることを防ぐ。
【0079】
画像の先端・後端の場合には、通常は、1ドットラインと同様な問題点の他に図15(a)〜(c)に示すように本来1つの線としてくっつけて再現されるべき2つのデータが位相情報を持たないデータに変換されて感光体に書き込まれると、書き込み位置がレーザダイオードの発光タイミングにより右あるいは左(あるいは中央)に固定されてしまうので、書き込み位置を左固定とした場合には画像の先端で、また書き込み位置を右固定とした場合には画像の後端で線が分割されてしまう。この線が分割された部分は中間調部分の濃度が低くて間隔が広ければ分割された形で出力されるし、中間調の濃度が高くて間隔が狭ければそこが埋まって太い線となってしまい、いずれにせよ再現性を損なう原因となることがあった。
【0080】
しかし、第2の実施形態では、パターン検出部50で画像の先端・後端を示すパターン(1、1、1、1、0、0)、(0、0、1、1、1、1)、(1、1、1、0、0、0)、(0、0、1、0、1、1)、(1、1、0、1、0、0)、(0、0、0、1、1、1)に該当するような画素を検出し、データ変換部60でその濃度補正を行って通常よりも濃度を下げるので、原稿よりもコピーの線が太くなりがちになることや、縦線・横線の太さの違いを補正することができ、更にパターン検出部50で生成した位相データに応じて画像の先端に該当する画素は書き込み位置を右寄せとし、画像の後端に該当する画素は書き込み位置を左寄せとして記録するので、一層再現性を向上させることができる。
なお、書き込み処理部30は、外部から記録用光源の発光タイミングを制御する位相データを含まない多値(2ビット)の画像データDbが入力された場合にも、この画像データDbを上述のように処理して変調部へ出力する。
【0081】
このように、第2の実施形態は、入力された濃度情報のみを示す複数ビットの画像データから該画像データのビット数よりも多いビット数のコードデータDd1〜Dd3を生成するコードデータ生成手段としてのパターン検出部50と、このコードデータ生成手段により生成されたコードデータDd1〜Dd3から発光データDeを生成する発光データ生成手段としてのデータ変換部60と、この発光データ生成手段により生成された発光データに応じて書き込み用光源の発光時間及び/又は発光パワー及び/又は発光時間及び発光パワーの両方を変調し、前記書き込み用光源の発光タイミングとして少なくとも左右両方向からの制御を切り換える変調手段とを備えた画像形成装置であって、前記コードデータ生成手段は、前記複数ビットの画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが画像のエッジ部分又は1ドットラインを示す複数の特定パターンのいずれかのパターンに一致するかどうかを示す1乃至複数のビットの信号Dp1〜Dp8を元々の前記複数ビットの画像データDc2に付加することによりコードデータを生成するので、複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎたり逆に白の1ドットラインがつぶれたりすることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0082】
また、第2の実施形態は、前記発光データ生成手段は、更に前記複数ビットの画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが画像のエッジ部分又は1ドットラインを示す複数の特定パターンのいずれかのパターンに一致したことを検出したときにその一致したパターンに応じて前記変調手段における発光タイミングを制御する位相データを生成するので、さらに複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎたり逆に白の1ドットラインがつぶれたりすることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0083】
また、第2の実施形態は、前記発光データ生成手段、入力された濃度情報のみを示す複数ビットの画像データを主走査方向に遅延させる遅延手段としてのデータ遅延部40と、この遅延手段40から出力される画像データから主走査方向の複数の画素のパターンが前記複数の特定パターンのいずれかのパターンに一致するかどうかを検出するパターン検出手段としてのパターン検出部50と、このパターン検出手段50の検出結果に従って、設定された発光データを出力する発光データ出力手段としてのデータ変換部60とを有し、前記パターン検出手段50は主走査方向の複数の画素のパターンが注目画素の左右の画素が白又は黒の組合せで且つ注目画素が中間調又は黒であるパターンに一致したときに該パターンを濃度補正対象である画像のエッジ部分又は1ドットラインとして検出するので、検出すべきパターンの数を減らしてハードウェアの構成を簡略化することができ、不必要な補正を行うことによる異常画像の発生を防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0084】
また、第2の実施形態は、前記発光データ生成手段60は前記パターン検出手段50により画像のエッジ部分又は1ドットラインとして検出した画像データの発光データを通常よりも下げることにより縦線の細線化を行うので、複数画素にまたがるラインのエッジ部や黒の1ドットラインが太くなりすぎたり逆に白の1ドットラインがつぶれたりすることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えばレーザプリンタ等の画像形成装置に適用することができる。
【0085】
【発明の効果】
以上のように請求項1に係る発明によれば、上記構成により、縦ラインのエッジ部や1ドットの縦ラインが太くなりすぎることを防ぐことができ、縦線と横線の太さが異なることを防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【0086】
請求項2に係る発明によれば、上記構成により、ハードウェアの構成を簡略化することができ、不必要な補正を行うことによる異常画像の発生を防ぐことができ、再現性の良い画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態において画像信号の処理を行う部分を示すブロック図である。
【図2】同第1の実施形態を示す斜視図である。
【図3】同第1の実施形態におけるデータ遅延部40の構成示すブロック図である。
【図4】同第1の実施形態の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図5】同第1の実施形態における画像の制御信号を説明するための図である。
【図6】同第1の実施形態における画像データと実際の画像との関係を説明するための図である。
【図7】同第1の実施形態における検出すべき特定パターンを示す図である。
【図8】同第1の実施形態における検出すべき特定パターンの追加してもよい特定のパターンの例を示す図である。
【図9】同第1の実施形態におけるパターン検出部の一部を示すブロック図である。
【図10】同第1の実施形態におけるパターン検出部の他の一部を示すブロック図である。
【図11】同第1の実施形態におけるパターン検出部の他の一部を示すブロック図である。
【図12】同第1の実施形態におけるパターン検出部の他の一部を示すブロック図である。
【図13】同第1の実施形態におけるデータ変換部の構成を示すブロック図である。
【図14】同第1の実施形態の効果を説明するための図である。
【図15】同第1の実施形態の効果を説明するための図である。
【図16】本発明の第2の実施形態で検出すべき特定パターン及び追加してもよい特定パターンを示す図である。
【図17】同第2の実施形態におけるパターン検出部の一部を示すブロック図である。
【図18】同第2の実施形態におけるパターン検出部の位相データ生成部を示すブロック図である。
【図19】同第2の実施形態におけるデータ変換部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
30 書き込み処理部
40 データ遅延部
50 パターン検出部
60 データ変換部

Claims (2)

  1. 入力された濃度情報のみを示す多値の画像データから発光データを生成する発光データ生成手段と、
    この発光データ生成手段により生成された発光データに応じて書き込み用光源の発光時間を変調し又は発光パワーを変調し又は発光時間及び発光パワーの両方を変調し、前記書き込み用光源の発光タイミングとして少なくとも左右両方向からの制御を切り換える変調手段とを備え
    ネガ・ポジプロセスで画像形成する画像形成装置であって、
    前記発光データ生成手段は、前記多値の画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが縦ラインのエッジ部分及び1ドットの縦ラインを示す複数の異なる多値パターンのいずれかのパターンに一致したことを検出したときに
    一致した前記多値パターンに応じて、前記注目画素の記録径をそれぞれ異ならせる発光データ生成し、
    前記多値画像データの注目画素とその周辺の複数画素のパターンが前記複数の異なる多値パターンのいずれのパターンとも一致しないときに前記多値の画像データの持つ濃度情報に応じて設定されたデータを発光データとして生成することで、
    ネガ/ポジプロセスにおける画像形成後の横ラインの線幅に対する縦ラインの線幅を調整することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、前記発光データ生成手段は、入力された濃度情報のみを示す多値の画像データを主走査方向に遅延させる遅延手段と、
    この遅延手段から出力される画像データから主走査方向の複数の画素のパターンが前記複数の多値パターンのいずれかのパターンに一致するかどうかを検出するパターン検出手段と、
    このパターン検出手段の検出結果に従って、設定された発光データを出力する発光データ出力手段とを有し、
    前記パターン検出手段は、主走査方向の複数の画素のパターンが注目画素の左右の画素が白でかつ注目画が中間調又は黒であるパターン、注目画素の左右の画素が白と黒の組み合わせでかつ注目画が中間調又は黒であるパターンのいずれかに一致したときに該一致したパターンを濃度補正対象である1ドットの縦ラインと縦ラインのエッジ部分とのいずれか一方として検出することを特徴とする画像形成装置。
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