JP3138519B2 - 合成画像出力装置 - Google Patents

合成画像出力装置

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JP3138519B2 JP04014453A JP1445392A JP3138519B2 JP 3138519 B2 JP3138519 B2 JP 3138519B2 JP 04014453 A JP04014453 A JP 04014453A JP 1445392 A JP1445392 A JP 1445392A JP 3138519 B2 JP3138519 B2 JP 3138519B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成画像出力装置に関
し、例えばデジタル複写機やファイリングシステムで利
用しうる。
【0002】
【従来の技術】企業や公的機関においては、機密書類を
厳重に管理しているが、時には機密書類が外部に持ち出
され情報が漏洩する場合がある。特に、会議等の際に配
布された機密書類がコピ−されて外部に持ち出されるケ
−スが多い。このような場合の対策としては、まず漏洩
元、即ち漏洩者を明らかにすることが必要である。そこ
で従来より、会議等で機密書類を配布する場合には、予
め専用の画像合成装置を用いて各々の機密書類に互いに
異なるマ−ク(例えばシリアル番号)を付加するマ−キ
ング処理を実施している。
【0003】例えば、頁情報を付加できるプリンタを用
いて、原稿画像から複数のコピ−画像を形成すれば、シ
リアル番号に対応付けられた頁番号を各々のコピ−上に
付加することができる。また、画像の全面に特定のパタ
−ンを付加情報として重ね合わせる装置も存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単にプ
リンタで付加される頁番号をコピ−管理用のシリアル番
号に対応付ける場合には、シリアル番号の存在位置が1
箇所か多くても数箇所であるので、その部分を消去する
ようにコピ−上に修正を加えたり、その部分を紙などで
覆って孫コピ−を作成することは容易であり、管理用の
シリアル番号が消去されるのを防止できない。
【0005】また画像の全面に特定のパタ−ンを付加情
報として重ね合わせる装置を用いてシリアル番号を付加
する場合、原稿の画像とシリアル番号とが重なるので、
シリアル番号パタ−ンの記録濃度やサイズによっては、
原稿画像の一部分の情報を損ねるか、損ねないまでもそ
の部分の判読性が著しく低下するのは避けられない。更
に、この種の装置では、付加するパタ−ンの種類を自動
的に変更する機能を有しないので、多数のコピ−に順番
にシリアル番号を付加する作業は、ほとんど手作業で行
なわざるを得ず、非常に手間がかかる。
【0006】そこで、本発明者らが先に提案した装置に
おいては、この種のシリアル番号の付加を複写機で自動
的に行なうとともに、シリアル番号を様々な位置に分散
して記録することによってシリアル番号の消去を困難に
し、付加するシリアル番号を中間調の濃度で記録するこ
とによって、原稿情報の判読性低下を防止し、更にシリ
アル番号を構成するキャラクタの大きさを変更可能にす
ることによって、付加情報の最適化、即ちシリアル番号
の消去困難性の向上と原稿情報の判読性低下の防止の両
立を可能にしている。
【0007】しかしながら、上記装置においても、付加
情報を構成するキャラクタの大きさをオペレ−タが決定
し手動で設定する必要があるので、最適化のためには例
えば試し刷りをしてキャラクタサイズを調整する必要が
あり、試し刷りコピ−からの機密漏洩の可能性や作業の
煩わしさが存在する。
【0008】従って本発明は、付加情報の最適化のため
のキャラクタサイズの調整を自動化し、試し刷りを不要
にするとともに、オペレ−タの作業の煩わしさを解消す
ることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の合成画像出力装置は、二次元の画像情報を
所定の記録媒体上に記録する画像出力手段(200);複数
画素で構成される原稿の二次元画像情報を入力する画像
入力手段(100);該画像入力手段から入力された二次元
画像情報よりも濃度が低く、前記画像出力手段の最低記
録濃度よりも濃度が高い、中間調濃度のキャラクタパタ
−ン情報を生成する、付加パタ−ン情報生成手段(30
6);該付加パタ−ン情報生成手段が生成するキャラクタ
パタ−ンの大きさを変更する生成キャラクタサイズ変更
手段(310〜314);前記画像入力手段から入力される二次
元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成手段が生成す
るキャラクタパタ−ン情報とを合成して前記画像出力手
段に入力する、画像合成手段(309);前記付加パタ−ン
情報生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの種類を、
前記画像出力手段が画像を出力する毎に自動的に更新す
る、付加パタ−ン情報更新手段(CPU:ステップ26);前記
画像入力手段から入力される二次元画像情報に含まれる
定形キャラクタパタ−ンの大きさを検出する、入力キャ
ラクタサイズ検出手段(209);及び該入力キャラクタサ
イズ検出手段が検出したキャラクタパタ−ンの大きさに
応じて、前記付加パタ−ン情報生成手段が生成するキャ
ラクタパタ−ンの大きさを自動的に決定する生成キャラ
クタサイズ制御手段(CPU:ステップ19);を備える。
【0010】また第2番の発明においては、前記生成キ
ャラクタサイズ制御手段は、検出した入力キャラクタパ
タ−ンの大きさが所定のしきい値よりも小さい時には、
付加パタ−ン情報生成手段が生成する付加キャラクタパ
タ−ンの大きさを前記しきい値より大きくし、検出した
入力キャラクタパタ−ンの大きさが前記しきい値よりも
大きい時には、付加パタ−ン情報生成手段が生成する付
加キャラクタパタ−ンの大きさを前記しきい値より小さ
くするように制御する。
【0011】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であり、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要素
のみに限定されるものではない。
【0012】
【作用】本発明においては、例えばイメ−ジスキャナや
画像ファイル装置から入力される画像に所定のキャラク
タパタ−ン情報(後述する秘密保持ナンバ)が付加さ
れ、この合成画像が例えばプリンタによりハ−ドコピ−
として出力される。また、生成キャラクタサイズ変更手
段が備わっているので、入力画像に付加する各キャラク
タパタ−ン(秘密保持ナンバ)の大きさは、変更するこ
とができ、実際には、入力キャラクタサイズ検出手段が
検出した入力画像中の文字等(キャラクタ)の大きさに
応じて、入力画像に付加する各キャラクタパタ−ンの大
きさが自動的に決定される。従って、例えば付加するキ
ャラクタの大きさを入力画像中の文字サイズの2倍に設
定したり、あるいは1/2倍に設定するような制御が自
動的に実行される。
【0013】付加するキャラクタの大きさを決定する際
に考慮すべきポイントは、(1)付加情報が原稿情報の判
読性に及ぼす影響を小さくし、(2)画像の拡大や部分複
写をした場合でも付加情報がコピ−領域上に残るように
することである。付加キャラクタの大きさと原稿中の文
字サイズの大きさとの差を大きくすることによって、付
加情報が原稿情報の判読性に及ぼす影響を小さくするこ
とができる。従って例えば常に付加キャラクタの大きさ
を原稿中の文字サイズの2倍にすることが考えられる。
しかし、付加キャラクタの大きさは、できる限り小さく
した方が、画像の拡大や部分複写をした場合でも付加情
報がコピ−領域上に残る確率が高くなる。そこで仮に、
付加キャラクタの大きさを原稿中の文字サイズの1/2
にすると、一般の原稿中で使用される文字の大きさは3
〜5mm程度である場合が多いので、実際の付加キャラ
クタの大きさは1.5〜2.5mmになる。ところが、人間の
視覚特性においては、10ドット/インチの空間周波数
の近傍で感度が最大になり、これは2.54mmのキャラク
タサイズに相当するので、もしも付加キャラクタの大き
さが1.5〜2.5mmであると、それが非常に目立ち、原稿
情報の判読性に及ぼす影響が大きくなる。
【0014】そこで第2番の発明においては、検出した
原稿中の文字サイズを所定のしきい値と比較し、原稿中
の文字サイズがしきい値よりも小さい時には、付加キャ
ラクタの大きさを前記しきい値より大きくし、原稿中の
文字サイズがしきい値よりも大きい時には、付加キャラ
クタの大きさを前記しきい値より小さくしている。これ
によって、例えば人間の視覚の感度が最大になる大きさ
を避け、原稿中の文字サイズとの差を大きくし、しかも
なるべく小さくなるように付加キャラクタの大きさを設
定しうるので、付加情報が原稿情報の判読性に及ぼす影
響が小さくなり、しかも画像の拡大や部分複写をした場
合でも付加情報がコピ−領域上に残る確率が高くなる。
【0015】いずれにしても本発明によれば、付加情報
のキャラクタの大きさは自動的に決定されるので、試し
刷りをする必要がなく、オペレ−タの作業も極めて簡単
になる。
【0016】
【実施例】図1に本発明を実施する一形式のデジタル複
写機の機構部の構成を示す。図1を参照すると、この複
写機はイメ−ジスキャナ100とプリンタ200で構成
されている。またイメ−ジスキャナ100の上方には、
自動原稿送り装置ADFが備わっている。原稿は、AD
Fによって一枚ずつ給紙され、コンタクトガラス1上の
画像読取位置に自動的に位置決めされる。コンタクトガ
ラス1の下方には、光学走査系が設けられている。光学
走査系の露光ランプ2から出た光は、コンタクトガラス
1上の原稿面で反射し、その反射光が第1ミラ−3,第
2ミラ−4,第3ミラ−5及びレンズ6を通って一次元
CCDイメ−ジセンサ7の受光面に入射する。また、露
光ランプ2及び第1ミラ−3が搭載されたキャリッジ
(図示せず)及び第2ミラ−4と第3ミラ−5が搭載さ
れたキャリッジ(図示せず)は各々図中の左右方向(副
走査方向)に2:1の速度比で機械的に走査され、原稿
の全面を順次に露光する。イメ−ジスキャナ100は、
CCDイメ−ジセンサ7により主走査方向の1ライン毎
に画像を読取り、それの繰り返しによって原稿全面の二
次元画像を読取る。
【0017】イメ−ジスキャナ100によって読取られ
た原稿画像は、一時的にメモリに蓄積された後、必要に
応じて加工を施され、出力画像情報としてプリンタ20
0に出力される。プリンタ200の画像書込ユニットに
は、レ−ザ光源9,ポリゴンミラ−スキャナ10,fθ
レンズ11,ミラ−12,防塵ガラス45等々が設けら
れている。レ−ザ光源9からは記録すべき画像の各画素
の記録/非記録に対応する二値信号で変調されたレ−ザ
光が発射され、このレ−ザ光がポリゴンミラ−スキャナ
10で反射し、fθレンズ11,ミラ−12及び防塵ガ
ラス45を通って感光体ドラム8の表面に結像される。
画像書込ユニットの平面を図2に示す。図2において、
51はコリメ−トレンズ、52はアパ−チャ、53はシ
リンダ−レンズ、54は同期検知ミラ−、55は同期検
知センサである。
【0018】感光体ドラム8の周辺には、クリ−ニング
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写チャ−ジャ15,分離チャ
−ジャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面
は、まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高
電位に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照
射されると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光の
オン/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分
布、即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、該ユニ
ット内のトナ−が電位の高低に応じて付着し、可視像が
形成される。一方、給紙カセット17又は18から給紙
される転写紙は、像形成プロセスのタイミングに同期し
て、レジストロ−ラ22を介して感光体ドラム8上に送
り込まれ、感光体ドラム8上に形成された可視像、つま
りトナ−像に重なる。そして転写チャ−ジャ15の付勢
により、トナ−像が転写紙に転写される。トナ−像が転
写された転写紙は、分離チャ−ジャ16を通って感光体
ドラム8から分離し、搬送ベルト23で搬送され、定着
ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した後、排紙経路へ
向かう。
【0019】図1に示す複写機全体の電装部の構成を、
図3と図4に分割して示す。図3の右端に図4の左端を
接続することによって全体の構成を示す図になる。図3
及び図4を参照すると、この装置にはメイン制御用とシ
−ケンス制御用の2つのマイクロプロセッサ(以下、C
PUと呼ぶ)が備わっており、これらのCPUによって
装置全体の制御が実施される。CPUには、USART
(通信用IC),ROM(プログラム及びデ−タが格納
された読み出し専用メモリ),RAM(読み書きメモ
リ),P.I/O(パラレル入出力ポ−ト),A/Dコ
ンバ−タ,タイマ/カウンタ等々が接続されている。ス
キャナ制御回路,操作部ユニット,FAXユニット,ソ
−タユニット等は、USARTを用いたシリアルインタ
−フェ−スを介してCPUと通信可能に接続されてい
る。ADFはスキャナ制御回路に接続されている。P.
I/Oには、各種センサ,ディップスイッチ,両面ユニ
ット,高圧電源ユニット,リレ−ドライバ,ソレノイド
ドライバ,モ−タドライバ等が接続されている。タイマ
/カウンタには画像制御回路が接続されている。
【0020】イメ−ジスキャナ100の構成の概略を図
5に示す。スキャナ制御回路460は、CPUからの指
示に従って、スキャナ駆動モ−タ465を駆動して光学
走査系の機械的な副走査を行なう。光学走査系のホ−ム
位置は位置センサ462によって検出され、移動量はモ
−タ465の駆動軸に結合されたロ−タリエンコ−ダ4
66によって検出される。露光ランプ2はランプ制御回
路458に接続されており、光学走査系が往走査する時
に点灯する。タイミング制御回路459は、スキャナ制
御回路460から出力される走査開始信号と、同期検知
センサ55が出力する書込系ライン同期信号PMSYN
Cとに基づいて、各種のタイミング信号を生成する。
【0021】PCLKは画素毎のタイミングで現われるク
ロックパルス、Lsyncはライン同期信号(各ラインの走
査開始時に現われるパルス)、LGATEは各ラインの
有効走査期間(画素デ−タが現われる期間)を示すゲ−
ト信号、FGATEは1フレ−ム中の有効走査期間を示
すフレ−ムゲ−ト信号である。タイミング制御回路45
9が出力する信号によって、CCDイメ−ジセンサ7の
画素読取タイミング、即ち画像読取の主走査が制御され
る。CCDイメ−ジセンサ7が出力する画像信号は、信
号処理回路451によって増幅,A/D変換,シェ−デ
ィング補正等の処理が施され、画素毎に8ビットの階調
を有する入力画像デ−タDATAとして出力インタ−フ
ェ−ス461から出力される。
【0022】上記イメ−ジスキャナ100が出力する入
力画像デ−タDATAは、図6に示す画像処理回路(図
4の画像制御回路に対応)に入力され、補正回路20
3,変倍回路204,画質処理回路205,秘密保持N
o.付加回路206,編集・加工回路207,及びイン
タ−フェ−ス208を順次に通って処理され、処理が終
了した画像デ−タはプリンタ200に入力され、レ−ザ
光の変調制御に利用される。なおこの実施例では、プリ
ンタ200は各画素毎にレ−ザ光のパルス幅変調制御を
実施することによって、各画素4ビット(16階調)の
多階調記録を実現しているので、4ビットの階調情報を
有する画像デ−タがプリンタ200に入力される。
【0023】補正回路203は、MTF補正,平滑化等
の処理を施す。変倍回路204は、主走査方向の画像サ
イズを拡大又は縮小する処理を実行する。なお副走査方
向の画像倍率は、イメ−ジスキャナ100が画像を読取
る時の光学走査系の副走査速度を変えることによって変
更することができる。画質処理回路205は、画像デ−
タに対してガンマ補正,誤差拡散,ディザ処理等の処理
を施す。この例では、画質処理回路205から出力され
る画像デ−タは各画素4ビットの階調情報を有してい
る。秘密保持No.付加回路206は、後述するように
秘密保持ナンバのパタ−ン情報を生成し、その情報を入
力画像情報と合成して出力する。編集・加工回路207
は、マスキング/トリミング,網掛け/網乗せ,影付
け,中抜き等の画像処理を必要に応じて実行する。画質
処理回路205の出力に接続された文字サイズ検出回路
209は、後述するように、入力画像に含まれる文字等
の大きさを検出する。検出された文字サイズ情報は、秘
密保持ナンバのキャラクタサイズを決定するために利用
される。
【0024】なお、図6に示す画像処理回路において、
秘密保持No.付加回路206と編集・加工回路207
との処理の順番を逆にしてもよい。逆にする場合には、
画像処理回路を図7に示すような構成に変更すればよ
い。
【0025】秘密保持No.付加回路206の具体的な
構成を図8に示す。図8を参照すると、秘密保持No.
付加回路206は、X方向カウンタ301,Y方向カウ
ンタ302,キャラクタコ−ドレジスタ303H,30
3L,デ−タセレクタ305,キャラクタジェネレ−タ
306,パラレル/シリアル変換器307,多値化回路
308,画像合成回路309,分周器310,312,
デ−タセレクタ311,313,サイズ選択レジスタ3
14,及び中間調濃度レジスタ315で構成されてい
る。
【0026】キャラクタジェネレ−タ306は、この例
ではROMで構成されており、様々な文字(この例では
数字のみ)パタ−ンの各々のドット構成が予め記憶され
ている。例えば、図9はキャラクタジェネレ−タ306
内の数字0の文字パタ−ンのドット構成を示している。
アドレス入力端子に、X座標(0,1),Y座標(0〜
15)及びキャラクタコ−ドを印加することによって、
指定したキャラクタコ−ドに対応する文字パタ−ンの対
応する座標のドット構成を示す8ビットデ−タが出力さ
れる。なお、キャラクタジェネレ−タをRAMで構成
し、必要に応じてCPUがデ−タを書込めるような構成
にすれば、各キャラクタのドット構成をソフトウェアで
変更することが可能である。
【0027】キャラクタコ−ドレジスタ303H及び3
03Lには、コピ−上画像に付加すべき2桁の秘密保持
ナンバの10の桁及び1の桁のキャラクタコ−ドが、C
PUによってセットされる。デ−タセレクタ305は、
2桁のキャラクタコ−ドの一方を選択してキャラクタジ
ェネレ−タ306に印加する。X方向カウンタ301及
びY方向カウンタ302は、それぞれX方向(主走査方
向)及びY方向(副走査方向)の走査位置(座標)を計
数し、X座標情報及びY座標情報をキャラクタジェネレ
−タ306に印加する。またX座標情報の最下位ビット
の信号がデ−タセレクタ305に選択制御信号として印
加される。従って、走査位置が進むのに伴なってカウン
タ301及び302の出力座標が変化し、2桁のキャラ
クタの各々のドットパタ−ン情報が、キャラクタジェネ
レ−タ306から順次に出力される。
【0028】X方向カウンタ301は、デ−タセレクタ
311の出力によってリセットされ、デ−タセレクタ3
13の出力信号を計数する。またY方向カウンタ302
は、フレ−ムゲ−ト信号FGATEによってリセットさ
れ、デ−タセレクタ311が出力する信号を計数する。
デ−タセレクタ311の4つの入力端子には、ライン同
期信号Lsyncとそれを分周器310で1/2,1/4及
び1/8に分周した信号がそれぞれ印加され、その中の
1つの信号が、サイズ選択レジスタ314の出力する値
によって選択される。また、デ−タセレクタ313の4
つの入力端子には、画素同期信号PCLKとそれを分周器
312で1/2,1/4及び1/8に分周した信号がそ
れぞれ印加され、その中の1つの信号が、サイズ選択レ
ジスタ314の出力する値によって選択される。
【0029】従って、サイズ選択レジスタ314にセッ
トする値を変更することによって、X方向カウンタ30
1及びY方向カウンタ302が計数するクロックパルス
の周期を変更することができる。X方向カウンタ301
のクロック周期を変更すれば、X方向のキャラクタジェ
ネレ−タ306から読み出すデ−タを更新する周期を変
えることができ、Y方向カウンタ302のクロック周期
を変更すれば、Y方向のキャラクタジェネレ−タ306
から読み出すデ−タを更新する周期を変えることができ
る。つまり、画像読取及び画像書込の走査速度は一定で
あるので、キャラクタジェネレ−タ306から読み出す
デ−タを更新する周期を変えることによって、キャラク
タジェネレ−タ306の出力デ−タである秘密保持ナン
バのキャラクタパタ−ンの大きさを変えることができ
る。実際には、4,8,16及び32mm角の4種類の
サイズの中からいずれかを、サイズ選択レジスタ314
にセットするデ−タによって選択することができる。
【0030】キャラクタジェネレ−タ306が出力する
各8ビットデ−タは、パラレル/シリアル変換器307
によって、入力画像情報の各画素に同期したシリアルデ
−タに変換される。即ち、Xカウンタ301の出力値が
変化する毎に、キャラクタジェネレ−タ306が出力す
る各8ビットデ−タがパラレル/シリアル変換器307
にパラレル入力端子Pからロ−ドされ、ロ−ドされた8
ビットデ−タは、デ−タセレクタ313が出力するドッ
ト同期パルス(PCLK又はそれを分周したパルス)に同
期してシフトされ、シリアル出力端子Sから1ビットず
つ順次にデ−タが出力される。
【0031】パラレル/シリアル変換器307が出力す
るデ−タは二値デ−タであるが、このデ−タは多値化回
路308を通って4ビット階調のデ−タに変換される。
多値化回路308は、図12に示すような構成になって
おり、レジスタ308aにセットされる4ビットデ−タ
の階調が、多値化されたキャラクタパタ−ンデ−タの階
調になる。また、1ビット構成の有効レジスタ308b
に0を書込むと、レジスタ308aはリセットされ、パ
ラレル/シリアル変換器307の出力に関わらず、多値
化回路308の出力デ−タが常に0になり、付加情報の
出力が禁止される。レジスタ308aと308bには、
中間調濃度レジスタ315に保持された値(5ビット)
が4ビットと1ビットに分離されて各々ストアされる。
制御信号WRが書込みのタイミングを決定する。
【0032】多値化回路が出力する4ビットの付加情報
パタ−ンデ−タと、4ビットの入力画像デ−タは、画像
合成回路309で合成され、4ビットの出力デ−タにな
る。画像合成回路は図12に示すように構成されてい
る。
【0033】図6に示す文字サイズ検出回路209の具
体的な構成を図10に示す。図10を参照して文字サイ
ズ検出回路209を説明する。デジタル比較器61は、
入力画像デ−タの濃度を予め設定した地肌レベル1(有
効なドット情報が存在しないとみなせる濃度)の値と比
較し、画像デ−タの濃度が地肌レベル1より高いと1
(高レベルH)を、そうでないと0(低レベルL)をア
ンドゲ−ト62に出力する。デジタル比較器61の出力
が1の時には、画素同期信号PCLKが、カウンタ63の
計数入力に印加される。またカウンタ63は、ライン同
期信号Lsyncによってクリアされる。従ってカウンタ6
3は、地肌レベル1よりも濃度が高い画素の数をライン
毎に計数する。この画素数は、図11に示す画像中の主
走査方向の射影に対応している。
【0034】ライン同期信号Lsyncが現われると、カウ
ンタ63が出力する値、即ち主走査方向の射影の値はラ
ッチ64にセットされる。ラッチ64に保持された値
は、デジタル比較器65に印加され、予め設定された地
肌レベル2(1ライン中に有効な画像情報が存在しない
とみなせるレベル)の値と比較される。デジタル比較器
65は、主走査方向の射影の値が地肌レベル2より大き
いと1を、そうでないと0を出力する。デジタル比較器
65が1を出力する時には、即ち、有効な情報が存在す
る走査ラインでは、ライン同期信号Lsyncが、アンドゲ
−ト66を介してカウンタ68の計数入力に印加され
る。また、デジタル比較器65が0を出力すると、カウ
ンタ68はクリアされる。従ってカウンタ68は、有効
な情報が存在する各々の領域のライン数、具体的には文
字情報の各行の上端から下端までの長さ、つまり図11
に示す文字高さLvを計数する。
【0035】カウンタ68が出力する値は、メモリ(R
AM)69のデ−タ入力端子に印加され、またデジタル
比較器65の出力が0になる時にメモリ69の書込端子
WRにパルスが印加され、カウンタ68の出力値がメモ
リ69にストアされる。デ−タセレクタ70はフレ−ム
ゲ−ト信号FGATEによって走査中は入力端子Aを選択す
るので、この時にはカウンタ71の出力値がメモリ69
のアドレス端子に印加される。カウンタ71は、走査を
開始する前にクリアされ、デジタル比較器65の出力が
1になる毎にカウントアップする。従ってメモリ69の
アドレス0,1,2,3,・・・には、それぞれ画像中
の文字情報の1行目,2行目,3行目,・・・における
文字高さLvがストアされる。メモリ69のデ−タ出力
端子はCPUのデ−タバスに接続されており、また走査
中でない時にはCPUのアドレスバスがデ−タセレクタ
70を介してメモリ69のアドレス端子に印加されるの
で、メモリ69に記憶されたデ−タは、CPUが読取る
ことができる。
【0036】一方、デジタル比較器61の出力は、加算
器73の入力端子Bに印加される。加算器73の入力端
子Aには、走査中には、1ライン分のデ−タを記憶する
ラインメモリ(FIFO)74の出力値が、デ−タセレ
クタ72を介して印加される。ラインメモリ74は、走
査を開始する前に全て0にクリアされている。走査が開
始されると、ラインメモリ74の出力値とデジタル比較
器64の出力値(1ビット)とが加算器73で加算さ
れ、加算された値が、画素同期信号PCLKに同期して再
びラインメモリ74に記憶される。従ってラインメモリ
74には、主走査方向の各画素位置における、副走査方
向の有効画素(黒画素)の画素数の累算値、つまり図1
1に示す副走査方向の射影の値が記憶される。
【0037】ラインメモリ74が出力する主走査方向各
位置での副走査方向射影値は、デジタル比較器75に印
加されて地肌レベル2と比較され、各射影値が地肌レベ
ル2より大きいと1が、そうでないと0がデジタル比較
器75から出力される。また、副走査方向の走査位置を
計数するカウンタ76の出力値、即ち走査ラインが予め
定めたNになると(走査が終了する前に)、デジタル比
較器77の出力が1になる。デジタル比較器77の出力
が1の時に、デジタル比較器75の出力が1になると、
画素同期信号PCLKがアンドゲ-ト78を介してカウンタ
80の計数入力に印加される。また、デジタル比較器7
7の出力が1であっても、デジタル比較器75の出力が
0であると、ナンドゲ−ト79の出力が1になり、カウ
ンタ80はクリアされる。従ってカウンタ80は、N番
目の走査ラインにおいて、それまでに測定された副走査
方向の射影値が地肌レベル2を越える各領域の走査列の
継続数、つまり図11に示す文字情報の各列の幅Lhを
表わす数(画素数)を計数する。
【0038】カウンタ80が出力する値は、メモリ(R
AM)81のデ−タ入力端子に印加され、またナンドゲ
−ト79出力が1になる時(各列領域の終了時)にメモ
リ81の書込端子WRにパルスが印加され、カウンタ8
0の出力値がメモリ81にストアされる。デ−タセレク
タ82はフレ−ムゲ−ト信号FGATEによって走査中は入
力端子Aを選択するので、この時にはカウンタ83の出
力値がメモリ81のアドレス端子に印加される。カウン
タ83は、走査を開始する前にクリアされ、ナンドゲ−
ト79の出力が0になる毎にカウントアップする。従っ
てメモリ、81のアドレス0,1,2,3,・・・に
は、それぞれ画像中の文字情報の1列目,2列目,3列
目,・・・における文字幅Lhがストアされる。メモリ
81のデ−タ出力端子はCPUのデ−タバスに接続され
ており、また走査中でない時にはCPUのアドレスバス
がデ−タセレクタ82を介してメモリ81のアドレス端
子に印加されるので、メモリ81に記憶されたデ−タ
は、CPUが読取ることができる。
【0039】なお、おおよその文字サイズを検出するに
は、文字高さLvと文字幅Lhのいずれか一方が検出で
きればよいが、文字の列方向の射影から文字幅を検出す
るのは難しい場合が多く、また文字の行/列の方向と主
走査/副走査の方向との対応関係は原稿によってまちま
ちであるので、この実施例では、文字高さLvと文字幅
Lhの両方を検出対象にして、それらの検出結果を利用
してサイズ検出の誤差を小さくするように処理してい
る。
【0040】CPUによって処理される複写機の制御動
作の概略を図13に示す。図13を参照して、複写機の
動作を順に説明する。電源がオンするとまずステップ1
1の初期化処理が実施され、次にステップ12の待機時
処理を実行する。待機時処理では、複写機全体がコピ−
可能な状態になるように準備するとともに、操作部に対
する表示制御,操作部からのキ−入力読取制御,及び操
作部からの入力に応じた各種モ−ド設定,パラメ−タ設
定等の動作を実行する。
【0041】この実施例の複写機には、機密書類に秘密
保持ナンバを自動的に付加したコピ−を作成する機密書
類モ−ドが設けられており、ステップ12の待機時処理
中に、オペレ−タが操作部に設けられた所定のモ−ドキ
−(図示せず)を操作すると、機密書類モ−ドをオンに
することができる。また機密書類モ−ドでは、更に秘密
保持ナンバの初期値,記録濃度,及び間隔を操作部から
のキ−入力によって指定することができる。
【0042】待機時処理中にコピ−可能な状態になった
後、操作部のスタ−トキ−が押下されると、ステップ1
3及び14を通ってステップ15に進む。ステップ15
では、コピ−枚数カウンタCを初期値の1にセットす
る。次のステップ16では、機密書類モ−ドがオンか否
かを識別し、機密書類モ−ドがオンの時にはステップ1
7に、オフの時にはステップ22に進む。
【0043】ステップ17では、プレスキャンを実施す
る。即ち、プリンタ200を動作させることなく、イメ
−ジスキャナ100によって原稿の画像読取りを実施す
る。このプレスキャン時に読取られた画像デ−タは、画
像処理回路中の文字サイズ検出回路209に印加され
る。従ってプレスキャンが終了した時には、文字サイズ
検出回路209のメモリ69及び81上には、検出され
た文字サイズの情報、即ち各行での文字高さLv及び各
列での文字幅Lhが保持されている。
【0044】従って次のステップ18では、メモリ69
及び81上に保持されている文字サイズの情報を読取
る。そしてこの実施例では、メモリ69上の文字高さL
vの平均値とメモリ81上の文字幅Lhの平均値を求
め、両者のうち小さい方を最終的な原稿の文字サイズと
して検出する。
【0045】続くステップ19では、読取った原稿の文
字サイズに基づいて、付加する秘密保持ナンバのキャラ
クタサイズを決定する。この処理は、図14に示すフロ
−に従って実施される。即ち、原稿文字サイズを2mm
未満,2mm以上5mm未満,5mm以上10mm未
満,及び10mm以上の4種類に区分し、それぞれの場
合に、秘密保持ナンバのサイズデ−タを0,1,2及び
3にセットする。このサイズデ−タは図8に示すサイズ
選択レジスタ314にセットされ、カウンタ301及び
302が計数するクロックの分周比を選択するのに利用
されるが、サイズデ−タの0,1,2及び3は、それぞ
れ分周比の1/1,1/2,1/4及び1/8に対応し
ており、それぞれキャラクタサイズの4,8,16及び
32mmに対応している。つまりこの実施例では、付加
する秘密保持ナンバのキャラクタサイズは、原稿の文字
サイズの2倍以上に自動的に設定される。
【0046】再び図13を参照して説明を続ける。次の
ステップ20では、機密書類モ−ドにおける各種パラメ
−タ、即ち記録濃度,間隔及びサイズをそれぞれに対応
付けられたレジスタにストアする。記録濃度及び間隔に
ついては、プログラムで予め定めた初期値又はオペレ−
タによって指定された値がレジスタにストアされ、キャ
ラクタサイズについては、ステップ19で自動的に決定
された値がレジスタ314にストアされる。また次のス
テップ21では、プログラムで定めた初期値又はオペレ
−タにより指定された秘密保持ナンバの初期値が内部レ
ジスタMにセットされる。
【0047】ステップ23では、内部レジスタMの値に
対応する2桁分のキャラクタコ−ドをレジスタ303H
及び303Lにストアする。そして続くステップ24で
はコピ−プロセス処理が実行される。機密書類モ−ドが
オンの場合、このコピ−プロセスにおいては、走査に同
期して読取られた画像デ−タと、装置内部で生成した秘
密保持ナンバのキャラクタパタ−ン情報とが画像合成回
路で合成され、合成画像デ−タがプリンタ200に出力
され、例えば図16に示すようなハ−ドコピ−が生成さ
れる。なお、図面中では中間調のキャラクタを表現でき
ないので、図16においては原稿の情報の判読性がかな
り悪化しているが、実際には秘密保持ナンバは中間調の
濃度で記録されるので、原稿情報の判読性がこのように
低下することはない。
【0048】コピ−プロセスを終了した後、コピ−枚数
カウンタCの値が設定コピ−枚数に満たない時には、ス
テップ25から26に進み、コピ−枚数カウンタC及び
内部レジスタMの値を+1する。そして再びステップ2
3に進む。従って、コピ−を実施する毎に、内部で生成
される秘密保持ナンバの値は自動的に更新され、例えば
図16のように「12」の秘密保持ナンバを記録した次
のコピ−には「13」の秘密保持ナンバが記録される。
【0049】機密書類モ−ドがオフの時には、ステップ
16から22を通って23に進む。ステップ22では、
多値化回路308の有効レジスタ308bに所定のクリ
アデ−タを書込んでレジスタ308aをクリアするの
で、多値化回路308の出力値は常時0になり、合成画
像デ−タは入力画像デ−タと同一になり、秘密保持ナン
バは付加されない。
【0050】なお上記実施例においては、付加する秘密
保持ナンバのキャラクタサイズが、常に原稿の文字サイ
ズより大きくなるように決定しているが、例えば画像の
拡大複写や部分複写を実施した場合でも必ず秘密保持ナ
ンバがコピ−上に現われるようにするためには、秘密保
持ナンバのキャラクタサイズはなるべく小さくした方が
よい。しかし、例えば原稿中の文字の大きさが5mmの
時にその1/2の大きさを秘密保持ナンバのキャラクタ
サイズに設定すると、秘密保持ナンバの大きさが人間の
視覚特性の感度が最大になる点と一致するので、秘密保
持ナンバがコピ−画像中で目立ち易く、コピ−画像の判
読性が低下するのは避けられない。
【0051】そこで、図15に示す変形実施例のキャラ
クタサイズ決定処理においては、原稿文字サイズと予め
定めたしきい値との比較結果に応じて、秘密保持ナンバ
のキャラクタサイズを原稿文字より大きくするか小さく
するかを自動的に切換えている。即ち、図15の処理に
おいては、原稿文字サイズCSが5mm以下の場合には
それより大きい8mmを秘密保持ナンバのキャラクタサ
イズNSに決定し、CSが5mmを越える場合には、秘
密保持ナンバのキャラクタサイズをCSより小さくして
いる。具体的には、CSが5mmを越え、かつCS/2
が3mm以下である時にはNSを3mmに決定し、CS
/2が3mmを越えかつ10mm未満である時にはNS
をCS/2に決定し、CS/2が10mmを越える場合
にはNSを10mmに決定する。
【0052】なお上記実施例においては、本発明を複写
機に適用した場合を説明したが、例えばワ−ドプロセッ
サ,CADシステム等で作成した画像ファイルから読み
出した画像情報を入力し、それに付加情報(秘密保持ナ
ンバ)を合成してコピ−画像を出力するような装置で本
発明を実施してもよい。また出力画像は、ハ−ドコピ−
として出力せずに、例えばフレキシブルディスクなどの
磁気記録媒体上にイメ−ジ情報として記録して配布して
もよい。
【0053】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、検出した
原稿画像中の文字サイズに応じて、付加情報(秘密保持
ナンバ)のキャラクタサイズが自動的に設定されるの
で、付加情報が出力画像中の原稿情報の判読性を低下さ
せないようなキャラクタサイズを決定するために試し刷
りをする必要がなく、機密書類のコピ−作成作業が容易
になる。
【0054】また第2番の発明によれば更に、原稿画像
中の文字サイズが比較的小さい時には付加情報のキャラ
クタサイズをそれより大きくするので、人間の視覚特性
の感度が最大になるキャラクタサイズを避けることによ
って付加情報が原稿画像に対して目立つのを防止でき、
また原稿画像中の文字サイズが比較的大きい時には付加
情報のキャラクタサイズをそれより小さくするので、例
えば画像の拡大複写や部分複写を実施した場合でも秘密
保持ナンバが失われる確率は小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の複写機の機構部全体の構成を示す正
面図である。
【図2】 図1の複写機の画像書込ユニットを示す拡大
平面図である。
【図3】 図1の複写機の電装部の半分の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図1の複写機の電装部の残りの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 イメ−ジスキャナの電装部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 画像処理回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 画像処理回路の変形例を示すブロック図であ
る。
【図8】 秘密保持NO.付加回路の構成を示すブロック
図である。
【図9】 キャラクタジェネレ−タの内部デ−タの一部
分の内容を示すマップである。
【図10】 文字サイズ検出回路209の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】 入力画像と各方向の射影の一例を示す平面
図である。
【図12】 多値化回路と画像合成回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図13】 CPUの処理の概略を示すフロ−チャ−ト
である。
【図14】 図13のステップ19の内容を示すフロ−
チャ−トである。
【図15】 変形実施例のステップ19を示すフロ−チ
ャ−トである。
【図16】 合成画像の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1:コンタクトガラス 2:露光ランプ 3:第1
ミラ− 4:第2ミラ− 5:第3ミラ− 6:レン
ズ 7:一次元CCDイメ−ジセンサ 8:感光
体ドラム 9:レ−ザ光源 10:ポリゴンミラ−スキャ
ナ 11:fθレンズ 12:ミラ− 14:現
像ユニット 15:転写チャ−ジャ 16:分離チャ−ジャ 17,18:給紙カセット 26:定
着ロ−ラ 28,35:切換爪 37:反転通路 38:中
間トレイ 39:給紙コロ 42:クリ−ニングユニット 43:除電ランプ 44:メインチャ−ジャ 45:防塵ガラス 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ 209:文字サイズ検出回路 301:X方向カウンタ 302:Y方向カウンタ 303H,303L:キャラクタコ−ドレジスタ 305,311,313:デ−タセレクタ 306:キャラクタジェネレ−タ 307:パラレル
/シリアル変換器 308:多値化回路 309:画像合成回路 310,312:分周器 314:サイズ選択レジスタ 315:中間調濃度レジスタ CPU:マイクロ
プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相 田 みどり 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコ−内 (56)参考文献 特開 平5−14864(JP,A) 特開 平5−14682(JP,A) 特開 平4−330856(JP,A) 特開 平4−257166(JP,A) 特開 平1−295567(JP,A) 特開 昭63−210962(JP,A) 特開 平1−297665(JP,A) 特開 昭64−7057(JP,A) 特開 昭62−200959(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/387 - 1/393

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元の画像情報を所定の記録媒体上に
    記録する画像出力手段;複数画素で構成される原稿の二
    次元画像情報を入力する画像入力手段;該画像入力手段
    から入力された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記
    画像出力手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調
    濃度のキャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−
    ン情報生成手段;該付加パタ−ン情報生成手段が生成す
    るキャラクタパタ−ンの大きさを変更する生成キャラク
    タサイズ変更手段;前記画像入力手段から入力される二
    次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成手段が生成
    するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前記画像出力
    手段に入力する、画像合成手段;前記付加パタ−ン情報
    生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの種類を、前記
    画像出力手段が画像を出力する毎に自動的に更新する、
    付加パタ−ン情報更新手段;前記画像入力手段から入力
    される二次元画像情報に含まれる定形キャラクタパタ−
    ンの大きさを検出する、入力キャラクタサイズ検出手
    段;及び該入力キャラクタサイズ検出手段が検出したキ
    ャラクタパタ−ンの大きさに応じて、前記付加パタ−ン
    情報生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの大きさを
    自動的に決定する生成キャラクタサイズ制御手段;を備
    える合成画像出力装置。
  2. 【請求項2】 前記生成キャラクタサイズ制御手段は、
    検出した入力キャラクタパタ−ンの大きさが所定のしき
    い値よりも小さい時には、付加パタ−ン情報生成手段が
    生成する付加キャラクタパタ−ンの大きさを前記しきい
    値より大きくし、検出した入力キャラクタパタ−ンの大
    きさが前記しきい値よりも大きい時には、付加パタ−ン
    情報生成手段が生成する付加キャラクタパタ−ンの大き
    さを前記しきい値より小さくする、前記請求項1記載の
    合成画像出力装置。
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