JPH05219354A - 合成画像出力装置 - Google Patents

合成画像出力装置

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JPH05219354A
JPH05219354A JP4017417A JP1741792A JPH05219354A JP H05219354 A JPH05219354 A JP H05219354A JP 4017417 A JP4017417 A JP 4017417A JP 1741792 A JP1741792 A JP 1741792A JP H05219354 A JPH05219354 A JP H05219354A
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JP4017417A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kamo
茂 靖 加
Masayuki Hayashi
正 幸 林
Shinji Yamakawa
川 愼 二 山
Midori Aida
田 みどり 相
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付加情報の中間調濃度設定を自動化し、試し
刷りを不要にする。 【構成】 付加情報濃度を、入力画像中の最高濃度,濃
度別累積頻度,又は地肌濃度に基づいて自動的に決定す
る。予め定めた上限値と下限値との範囲内の中間調濃度
に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成画像出力装置に関
し、例えばデジタル複写機やファイリングシステムで利
用しうる。
【0002】
【従来の技術】企業や公的機関においては、機密書類を
厳重に管理しているが、時には機密書類が外部に持ち出
され情報が漏洩する場合がある。特に、会議等の際に配
布された機密書類がコピ−されて外部に持ち出されるケ
−スが多い。このような場合の対策としては、まず漏洩
元、即ち漏洩者を明らかにすることが必要である。そこ
で従来より、会議等で機密書類を配布する場合には、予
め専用の画像合成装置を用いて各々の機密書類に互いに
異なるマ−ク(例えばシリアル番号)を付加するマ−キ
ング処理を実施している。
【0003】例えば、頁情報を付加できるプリンタを用
いて、原稿画像から複数のコピ−画像を形成すれば、シ
リアル番号に対応付けられた頁番号を各々のコピ−上に
付加することができる。また、画像の全面に特定のパタ
−ンを付加情報として重ね合わせる装置も存在する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単にプ
リンタで付加される頁番号をコピ−管理用のシリアル番
号に対応付ける場合には、シリアル番号の存在位置が1
箇所か多くても数箇所であるので、その部分を消去する
ようにコピ−上に修正を加えたり、その部分を紙などで
覆って孫コピ−を作成することは容易であり、管理用の
シリアル番号が消去されるのを防止できない。
【0005】また画像の全面に特定のパタ−ンを付加情
報として重ね合わせる装置を用いてシリアル番号を付加
する場合、原稿の画像とシリアル番号とが重なるので、
シリアル番号パタ−ンの記録濃度やサイズによっては、
原稿画像の一部分の情報を損ねるか、損ねないまでもそ
の部分の判読性が著しく低下するのは避けられない。更
に、この種の装置では、付加するパタ−ンの種類を自動
的に変更する機能を有しないので、多数のコピ−に順番
にシリアル番号を付加する作業は、ほとんど手作業で行
なわざるを得ず、非常に手間がかかる。
【0006】そこで、本発明者らが先に提案した装置に
おいては、この種のシリアル番号の付加を複写機で自動
的に行なうとともに、シリアル番号を様々な位置に分散
して記録することによってシリアル番号の消去を困難に
し、更に付加するシリアル番号を中間調の濃度で記録す
るとともに、該中間調の濃度を変更可能にすることによ
って、付加情報の最適化を可能にしている。
【0007】即ち、付加するシリアル番号の濃度に関し
ては、(1)原稿情報の判読性に及ぼす悪影響を小さくす
るとともに、(2)複製した場合に消失するのを防ぐ、こ
とが重要である。人間の視覚は、外界の物理刺激に反応
し、刺激を次第に減ずると感覚は減少しやがて感じなく
なる。ある刺激Bを与えておき、その刺激を微小量ΔB
だけ変化させるとき、その変化を感じる最小の刺激を弁
別閾といい、ΔB/B=一定と近似される(Weber
の法則)。ΔBに対応する感覚をΔψとし、これを感覚
の最小単位とすれば、Δψ=k・ΔB/Bと表わせ(F
echrerの法則)、感覚は刺激の変化量が大きけれ
ば大きい程、大きくなる。従って、原稿の情報が仮に白
い背景上の黒画像だとすると、シリアル番号の付加によ
って原稿情報の判読性を低下させないためには、(a)黒
画像による刺激量とシリアル番号による刺激量との差が
大きい程よく、(b)白い背景の刺激量とシリアル番号の
刺激量の差が小さい程よい、つまり付加するシリアル番
号の濃度は低ければ低い程よい、ということになる。と
ころが、PPC等の複製機においては、ある程度より低
い濃度の画像は再現できないので、シリアル番号の濃度
をあまり低くすると、複製によってそれが消失してしま
う。つまり、複写によっても再現される濃度(最低記録
濃度:例えば0.4)以上でしかもなるべく低い濃度
を、シリアル番号の記録濃度に定めるのが最適である。
【0008】しかしながら、本発明者らが先に提案した
装置においても、付加情報パタ−ンを構成するキャラク
タの中間調濃度はオペレ−タが決定し手動で設定する必
要があるので、付加情報濃度の最適化のためには、例え
ば試し刷りをしながらキャラクタの中間調濃度を調整す
る必要があり、試し刷りコピ−からの機密漏洩の可能性
や作業の煩わしさが存在する。
【0009】従って本発明は、付加情報の最適化のため
のキャラクタの中間調濃度の調整を自動化し、試し刷り
を不要にするとともに、オペレ−タの作業の煩わしさを
解消することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本願の第1番の発明の合成画像出力装置は、二次元
の画像情報を所定の記録媒体上に記録する画像出力手段
(200);複数画素で構成される原稿の二次元画像情報を
入力する画像入力手段(100);該画像入力手段から入力
された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記画像出力
手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調濃度のキ
ャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−ン情報生
成手段(306);該付加パタ−ン情報生成手段が生成する
キャラクタパタ−ンの中間調濃度を変更する付加パタ−
ン濃度変更手段(308);前記画像入力手段から入力され
る二次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成手段が
生成するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前記画像
出力手段に入力する、画像合成手段(309);前記付加パ
タ−ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの種
類を、前記画像出力手段が画像を出力する毎に自動的に
更新する、付加パタ−ン情報更新手段(CPU);前記画像
入力手段から入力される二次元画像情報の最高濃度値を
検出する、最高濃度検出手段(209);及び前記付加パタ
−ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの中間
調濃度を、前記最高濃度検出手段が検出した最高濃度と
一定もしくは可変の係数との乗算により求め、自動的に
設定する付加パタ−ン濃度制御手段(315);を備える。
【0011】また第2番の発明の合成画像出力装置は、
二次元の画像情報を所定の記録媒体上に記録する画像出
力手段(200);複数画素で構成される原稿の二次元画像
情報を入力する画像入力手段(100);該画像入力手段か
ら入力された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記画
像出力手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調濃
度のキャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−ン
情報生成手段(306);該付加パタ−ン情報生成手段が生
成するキャラクタパタ−ンの中間調濃度を変更する付加
パタ−ン濃度変更手段(308);前記画像入力手段から入
力される二次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成
手段が生成するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前
記画像出力手段に入力する、画像合成手段(309);前記
付加パタ−ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−
ンの種類を、前記画像出力手段が画像を出力する毎に自
動的に更新する、付加パタ−ン情報更新手段(CPU:ステ
ップ23,26);前記画像入力手段から入力される二次元画
像情報を処理し、その画像を構成する微小領域の濃度別
出現頻度の累積度数を検出する、濃度累積頻度検出手段
(213);及び該濃度累積頻度検出手段が検出した累積度
数を参照し、特定の累積度数に対応する濃度を求め、得
られた特定累積度数の濃度を、前記付加パタ−ン情報生
成手段が生成するキャラクタパタ−ンの中間調濃度とし
て自動的に設定する付加パタ−ン濃度制御手段(CPU:ス
テップ19);を備える。
【0012】また第3番の発明の合成画像出力装置は、
二次元の画像情報を所定の記録媒体上に記録する画像出
力手段(200);複数画素で構成される原稿の二次元画像
情報を入力する画像入力手段(100);該画像入力手段か
ら入力された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記画
像出力手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調濃
度のキャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−ン
情報生成手段(306);該付加パタ−ン情報生成手段が生
成するキャラクタパタ−ンの中間調濃度を変更する付加
パタ−ン濃度変更手段(308);前記画像入力手段から入
力される二次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成
手段が生成するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前
記画像出力手段に入力する、画像合成手段(309);前記
付加パタ−ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−
ンの種類を、前記画像出力手段が画像を出力する毎に自
動的に更新する、付加パタ−ン情報更新手段(CPU);前
記画像入力手段から入力される二次元画像情報の地肌領
域の濃度値を検出する、地肌濃度検出手段(214);及び
前記付加パタ−ン情報生成手段が生成するキャラクタパ
タ−ンの中間調濃度を、前記地肌濃度検出手段が検出し
た地肌濃度に一定もしくは可変の係数を加算して求め、
自動的に設定する付加パタ−ン濃度制御手段(317);を
備える。
【0013】更に、第4番の発明では、前記各装置の付
加パタ−ン濃度制御手段は、求めた濃度値が予め定めた
上限値を越える場合には、前記付加パタ−ン情報生成手
段が生成するキャラクタパタ−ンの中間調濃度を、前記
上限値に定めるように構成される。
【0014】また第5番の発明では、前記各装置の付加
パタ−ン濃度制御手段は、求めた濃度値が予め定めた下
限値を下まわる場合には、前記付加パタ−ン情報生成手
段が生成するキャラクタパタ−ンの中間調濃度を、前記
下限値に定めるように構成される。
【0015】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であり、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要素
のみに限定されるものではない。
【0016】
【作用】本発明においては、例えばイメ−ジスキャナや
画像ファイル装置から入力される画像に所定のキャラク
タパタ−ン情報(後述する秘密保持ナンバ)が付加さ
れ、この合成画像が例えばプリンタによりハ−ドコピ−
として出力される。また、付加パタ-ン濃度変更手段が
備わっているので、入力画像に付加する各キャラクタパ
タ−ン(秘密保持ナンバ)の濃度は、変更することがで
き、実際には、入力画像情報中の濃度に応じて、付加す
るキャラクタの中間調濃度が自動的に決定される。
【0017】第1番の発明においては、付加するキャラ
クタの中間調濃度は、原稿画像中で検出された最高濃度
を基準とし、それに一定又は可変の係数を掛けた値とし
て自動的に設定される。従って、原稿背景の濃淡とは無
関係に付加キャラクタの濃度が設定されるので、特に白
部と黒部とがはっきりと分かれた文書の様な原稿におい
ては、原稿情報の判読性の低下防止及び複製による付加
情報の消失防止に効果がある。
【0018】また第2番の発明においては、付加するキ
ャラクタの中間調濃度は、原稿画像中で検出された濃度
累積頻度に基づいて、該頻度が所定の値になる濃度値と
して自動的に設定される。従って、付加キャラクタの濃
度は、原稿背景の濃淡及び画像の階調分布状態の影響を
受けにくく、特に階調性の高い写真のような原稿画像の
場合、原稿情報の判読性の低下防止及び複製による付加
情報の消失防止に効果がある。
【0019】更に第3番の発明においては、付加するキ
ャラクタの中間調濃度は、原稿画像中で検出された地肌
濃度、即ち背景濃度を基準とし、それに一定又は可変の
係数を加えた値として自動的に設定される。従って、原
稿画像の濃淡とは無関係に付加キャラクタの濃度が設定
されるので、例えば原稿の地肌全面に淡い着色が施され
たカタログ等の原稿において、原稿情報の判読性の低下
防止及び複製による付加情報の消失防止に効果がある。
【0020】また、第4番及び第5番の発明において
は、付加するキャラクタの中間調濃度の範囲が、上限値
又は下限値によって制限され、上限値以上又は下限値以
下にはならない。このため、原稿中に特異な画像部分が
存在する場合であっても、著しく画像の判読性を損なっ
たり複製により消失するような濃度に付加キャラクタの
濃度が設定されるのを防止しうる。
【0021】またいずれにしても本発明によれば、付加
情報のキャラクタの濃度が入力画像に応じて自動的に決
定されるので、試し刷りをする必要がなく、オペレ−タ
の作業も極めて簡単になる。
【0022】
【実施例】図1に本発明を実施する一形式のデジタル複
写機の機構部の構成を示す。図1を参照すると、この複
写機はイメ−ジスキャナ100とプリンタ200で構成
されている。またイメ−ジスキャナ100の上方には、
自動原稿送り装置ADFが備わっている。原稿は、AD
Fによって一枚ずつ給紙され、コンタクトガラス1上の
画像読取位置に自動的に位置決めされる。コンタクトガ
ラス1の下方には、光学走査系が設けられている。光学
走査系の露光ランプ2から出た光は、コンタクトガラス
1上の原稿面で反射し、その反射光が第1ミラ−3,第
2ミラ−4,第3ミラ−5及びレンズ6を通って一次元
CCDイメ−ジセンサ7の受光面に入射する。また、露
光ランプ2及び第1ミラ−3が搭載されたキャリッジ
(図示せず)及び第2ミラ−4と第3ミラ−5が搭載さ
れたキャリッジ(図示せず)は各々図中の左右方向(副
走査方向)に2:1の速度比で機械的に走査され、原稿
の全面を順次に露光する。イメ−ジスキャナ100は、
CCDイメ−ジセンサ7により主走査方向の1ライン毎
に画像を読取り、それの繰り返しによって原稿全面の二
次元画像を読取る。
【0023】イメ−ジスキャナ100によって読取られ
た原稿画像は、一時的にメモリに蓄積された後、必要に
応じて加工を施され、出力画像情報としてプリンタ20
0に出力される。プリンタ200の画像書込ユニットに
は、レ−ザ光源9,ポリゴンミラ−スキャナ10,fθ
レンズ11,ミラ−12,防塵ガラス45等々が設けら
れている。レ−ザ光源9からは記録すべき画像の各画素
の記録/非記録に対応する二値信号で変調されたレ−ザ
光が発射され、このレ−ザ光がポリゴンミラ−スキャナ
10で反射し、fθレンズ11,ミラ−12及び防塵ガ
ラス45を通って感光体ドラム8の表面に結像される。
画像書込ユニットの平面を図2に示す。図2において、
51はコリメ−トレンズ、52はアパ−チャ、53はシ
リンダ−レンズ、54は同期検知ミラ−、55は同期検
知センサである。
【0024】感光体ドラム8の周辺には、クリ−ニング
ユニット42,除電ランプ43,メインチャ−ジャ4
4,現像ユニット14,転写チャ−ジャ15,分離チャ
−ジャ16等が設けられている。感光体ドラム8の表面
は、まずメインチャ−ジャ44によって均一に所定の高
電位に帯電する。この面に画像に対応するレ−ザ光が照
射されると、表面電位が変化し、画像つまりレ−ザ光の
オン/オフに応じて電位分布が形成される。この電位分
布、即ち静電潜像が現像ユニット14を通ると、該ユニ
ット内のトナ−が電位の高低に応じて付着し、可視像が
形成される。一方、給紙カセット17又は18から給紙
される転写紙は、像形成プロセスのタイミングに同期し
て、レジストロ−ラ22を介して感光体ドラム8上に送
り込まれ、感光体ドラム8上に形成された可視像、つま
りトナ−像に重なる。そして転写チャ−ジャ15の付勢
により、トナ−像が転写紙に転写される。トナ−像が転
写された転写紙は、分離チャ−ジャ16を通って感光体
ドラム8から分離し、搬送ベルト23で搬送され、定着
ロ−ラ26を通ってトナ−像を定着した後、排紙経路へ
向かう。
【0025】図1に示す複写機全体の電装部の構成を、
図3と図4に分割して示す。図3の右端に図4の左端を
接続することによって全体の構成を示す図になる。図3
及び図4を参照すると、この装置にはメイン制御用とシ
−ケンス制御用の2つのマイクロプロセッサ(以下、C
PUと呼ぶ)が備わっており、これらのCPUによって
装置全体の制御が実施される。CPUには、USART
(通信用IC),ROM(プログラム及びデ−タが格納
された読み出し専用メモリ),RAM(読み書きメモ
リ),P.I/O(パラレル入出力ポ−ト),A/Dコ
ンバ−タ,タイマ/カウンタ等々が接続されている。ス
キャナ制御回路,操作部ユニット,FAXユニット,ソ
−タユニット等は、USARTを用いたシリアルインタ
−フェ−スを介してCPUと通信可能に接続されてい
る。ADFはスキャナ制御回路に接続されている。P.
I/Oには、各種センサ,ディップスイッチ,両面ユニ
ット,高圧電源ユニット,リレ−ドライバ,ソレノイド
ドライバ,モ−タドライバ等が接続されている。タイマ
/カウンタには画像制御回路が接続されている。
【0026】イメ−ジスキャナ100の構成の概略を図
5に示す。スキャナ制御回路460は、CPUからの指
示に従って、スキャナ駆動モ−タ465を駆動して光学
走査系の機械的な副走査を行なう。光学走査系のホ−ム
位置は位置センサ462によって検出され、移動量はモ
−タ465の駆動軸に結合されたロ−タリエンコ−ダ4
66によって検出される。露光ランプ2はランプ制御回
路458に接続されており、光学走査系が往走査する時
に点灯する。タイミング制御回路459は、スキャナ制
御回路460から出力される走査開始信号と、同期検知
センサ55が出力する書込系ライン同期信号PMSYN
Cとに基づいて、各種のタイミング信号を生成する。
【0027】PCLKは画素毎のタイミングで現われるク
ロックパルス、Lsyncはライン同期信号(各ラインの走
査開始時に現われるパルス)、LGATEは各ラインの
有効走査期間(画素デ−タが現われる期間)を示すゲ−
ト信号、FGATEは1フレ−ム中の有効走査期間を示
すフレ−ムゲ−ト信号である。タイミング制御回路45
9が出力する信号によって、CCDイメ−ジセンサ7の
画素読取タイミング、即ち画像読取の主走査が制御され
る。CCDイメ−ジセンサ7が出力する画像信号は、信
号処理回路451によって増幅,A/D変換,シェ−デ
ィング補正等の処理が施され、画素毎に8ビットの階調
を有する入力画像デ−タDATAとして出力インタ−フ
ェ−ス461から出力される。
【0028】上記イメ−ジスキャナ100が出力する入
力画像デ−タDATAは、図6に示す画像処理回路(図
4の画像制御回路に対応)に入力され、補正回路20
3,変倍回路204,画質処理回路205,秘密保持N
o.付加回路206,編集・加工回路207,及びイン
タ−フェ−ス208を順次に通って処理され、処理が終
了した画像デ−タはプリンタ200に入力され、レ−ザ
光の変調制御に利用される。なおこの実施例では、プリ
ンタ200は各画素毎にレ−ザ光のパルス幅変調制御を
実施することによって、各画素4ビット(16階調)の
多階調記録を実現しているので、4ビットの階調情報を
有する画像デ−タがプリンタ200に入力される。
【0029】補正回路203は、MTF補正,平滑化等
の処理を施す。変倍回路204は、主走査方向の画像サ
イズを拡大又は縮小する処理を実行する。なお副走査方
向の画像倍率は、イメ−ジスキャナ100が画像を読取
る時の光学走査系の副走査速度を変えることによって変
更することができる。画質処理回路205は、画像デ−
タに対してガンマ補正,誤差拡散,ディザ処理等の処理
を施す。この例では、画質処理回路205から出力され
る画像デ−タは各画素4ビットの階調情報を有してい
る。秘密保持No.付加回路206は、後述するように
秘密保持ナンバのパタ−ン情報を生成し、その情報を入
力画像情報と合成して出力する。編集・加工回路207
は、マスキング/トリミング,網掛け/網乗せ,影付
け,中抜き等の画像処理を必要に応じて実行する。
【0030】画質処理回路205の出力に接続された最
高濃度検出回路209は、次のようにして入力画像を構
成する画素群の中の最高濃度値を検出する。まず最初
に、クリア信号によってラッチ211の値が0にクリア
される。そして画質処理回路205から印加される階調
画像デ−タの濃度値とラッチ211に保持されている値
とが、デジタル比較器212によって比較される。前者
が後者より大きいと、デジタル比較器212の出力(A
>B)が高レベルHになる。その場合、デ−タセレクタ
210は、画質処理回路205から印加される階調画像
デ−タを選択してラッチ211に出力する。ラッチ21
1は、画素同期パルスPCLKが現われる毎に、つまり各
画素のタイミングで、その入力端子に印加される値を取
り込み保持する。ラッチ211の保持する値(濃度値)
が入力画像デ−タの濃度値より大きい時には、ラッチ2
11が保持する値は変化しないが、ラッチ211の保持
する値より入力画像デ−タの濃度値が大きい時には、入
力画像デ−タの濃度値が、デ−タセレクタ210を介し
てラッチ211に印加され、その値によってラッチの保
持する値が更新される。つまり、ラッチ211には、ク
リア信号が印加されてから現われた画素群の中で最高の
濃度の値が最終的に保持される。このようにして検出さ
れる最高濃度値は、秘密保持ナンバのキャラクタ濃度を
決定するために利用される。
【0031】なお、図6に示す画像処理回路において、
秘密保持No.付加回路206と編集・加工回路207
との処理の順番を逆にしてもよい。逆にする場合には、
画像処理回路を図7に示すような構成に変更すればよ
い。
【0032】秘密保持No.付加回路206の具体的な
構成を図8に示す。図8を参照すると、秘密保持No.
付加回路206は、X方向カウンタ301,Y方向カウ
ンタ302,キャラクタコ−ドレジスタ303H,30
3L,デ−タセレクタ305,キャラクタジェネレ−タ
306,パラレル/シリアル変換器307,多値化回路
308,画像合成回路309,分周器310,312,
デ−タセレクタ311,313,サイズ選択レジスタ3
14,及び中間調濃度レジスタ315で構成されてい
る。
【0033】キャラクタジェネレ−タ306は、この例
ではROMで構成されており、様々な文字(この例では
数字のみ)パタ−ンの各々のドット構成が予め記憶され
ている。例えば、図9はキャラクタジェネレ−タ306
内の数字0の文字パタ−ンのドット構成を示している。
アドレス入力端子に、X座標(0,1),Y座標(0〜
15)及びキャラクタコ−ドを印加することによって、
指定したキャラクタコ−ドに対応する文字パタ−ンの対
応する座標のドット構成を示す8ビットデ−タが出力さ
れる。なお、キャラクタジェネレ−タをRAMで構成
し、必要に応じてCPUがデ−タを書込めるような構成
にすれば、各キャラクタのドット構成をソフトウェアで
変更することが可能である。
【0034】キャラクタコ−ドレジスタ303H及び3
03Lには、コピ−上画像に付加すべき2桁の秘密保持
ナンバの10の桁及び1の桁のキャラクタコ−ドが、C
PUによってセットされる。デ−タセレクタ305は、
2桁のキャラクタコ−ドの一方を選択してキャラクタジ
ェネレ−タ306に印加する。X方向カウンタ301及
びY方向カウンタ302は、それぞれX方向(主走査方
向)及びY方向(副走査方向)の走査位置(座標)を計
数し、X座標情報及びY座標情報をキャラクタジェネレ
−タ306に印加する。またX座標情報の最下位ビット
の信号がデ−タセレクタ305に選択制御信号として印
加される。従って、走査位置が進むのに伴なってカウン
タ301及び302の出力座標が変化し、2桁のキャラ
クタの各々のドットパタ−ン情報が、キャラクタジェネ
レ−タ306から順次に出力される。
【0035】X方向カウンタ301は、デ−タセレクタ
311の出力によってリセットされ、デ−タセレクタ3
13の出力信号を計数する。またY方向カウンタ302
は、フレ−ムゲ−ト信号FGATEによってリセットさ
れ、デ−タセレクタ311が出力する信号を計数する。
デ−タセレクタ311の4つの入力端子には、ライン同
期信号Lsyncとそれを分周器310で1/2,1/4及
び1/8に分周した信号がそれぞれ印加され、その中の
1つの信号が、サイズ選択レジスタ314の出力する値
によって選択される。また、デ−タセレクタ313の4
つの入力端子には、画素同期信号PCLKとそれを分周器
312で1/2,1/4及び1/8に分周した信号がそ
れぞれ印加され、その中の1つの信号が、サイズ選択レ
ジスタ314の出力する値によって選択される。
【0036】従って、サイズ選択レジスタ314にセッ
トする値を変更することによって、X方向カウンタ30
1及びY方向カウンタ302が計数するクロックパルス
の周期を変更することができる。X方向カウンタ301
のクロック周期を変更すれば、X方向のキャラクタジェ
ネレ−タ306から読み出すデ−タを更新する周期を変
えることができ、Y方向カウンタ302のクロック周期
を変更すれば、Y方向のキャラクタジェネレ−タ306
から読み出すデ−タを更新する周期を変えることができ
る。つまり、画像読取及び画像書込の走査速度は一定で
あるので、キャラクタジェネレ−タ306から読み出す
デ−タを更新する周期を変えることによって、キャラク
タジェネレ−タ306の出力デ−タである秘密保持ナン
バのキャラクタパタ−ンの大きさを変えることができ
る。実際には、4,8,16及び32mm角の4種類の
サイズの中からいずれかを、サイズ選択レジスタ314
にセットするデ−タによって選択することができる。
【0037】キャラクタジェネレ−タ306が出力する
各8ビットデ−タは、パラレル/シリアル変換器307
によって、入力画像情報の各画素に同期したシリアルデ
−タに変換される。即ち、Xカウンタ301の出力値が
変化する毎に、キャラクタジェネレ−タ306が出力す
る各8ビットデ−タがパラレル/シリアル変換器307
にパラレル入力端子Pからロ−ドされ、ロ−ドされた8
ビットデ−タは、デ−タセレクタ313が出力するドッ
ト同期パルス(PCLK又はそれを分周したパルス)に同
期してシフトされ、シリアル出力端子Sから1ビットず
つ順次にデ−タが出力される。
【0038】パラレル/シリアル変換器307が出力す
るデ−タは二値デ−タであるが、このデ−タは多値化回
路308を通って4ビット階調のデ−タに変換される。
多値化回路308は、図10に示すような構成になって
おり、レジスタ308aにセットされる4ビットデ−タ
の階調が、多値化されたキャラクタパタ−ンデ−タの階
調になる。また、1ビット構成の有効レジスタ308b
に0を書込むと、レジスタ308aはリセットされ、パ
ラレル/シリアル変換器307の出力に関わらず、多値
化回路308の出力デ−タが常に0になり、付加情報の
出力が禁止される。レジスタ308aには、ROM31
5の出力する4ビットデ−タがストアされ、レジスタ3
08bには他の1ビットデ−タがI/Oポ−トから印加
される。制御信号WRは書込みのタイミングを決定す
る。
【0039】ROM315は変換テ−ブルとして機能す
るように各アドレスに予めデ−タを書込んであり、濃度
レジスタ316に保持される値(検出最高濃度)をアド
レス端子に入力し、その値に所定の係数k(例えば0.
3)を掛けた値をデ−タ出力端子から出力する。つまり
ROM315は、入力画像中の最高濃度を、付加情報の
中間調濃度に変換する。
【0040】多値化回路が出力する4ビットの付加情報
パタ−ンデ−タと、4ビットの入力画像デ−タは、画像
合成回路309で合成され、4ビットの出力デ−タにな
る。画像合成回路は図10に示すように構成されてい
る。
【0041】CPUによって処理される複写機の制御動
作の概略を図11に示す。図11を参照して、複写機の
動作を順に説明する。電源がオンするとまずステップ1
1の初期化処理が実施され、次にステップ12の待機時
処理を実行する。待機時処理では、複写機全体がコピ−
可能な状態になるように準備するとともに、操作部に対
する表示制御,操作部からのキ−入力読取制御,及び操
作部からの入力に応じた各種モ−ド設定,パラメ−タ設
定等の動作を実行する。
【0042】この実施例の複写機には、機密書類に秘密
保持ナンバを自動的に付加したコピ−を作成する機密書
類モ−ドが設けられており、ステップ12の待機時処理
中に、オペレ−タが操作部に設けられた所定のモ−ドキ
−(図示せず)を操作すると、機密書類モ−ドをオンに
することができる。また機密書類モ−ドでは、更に秘密
保持ナンバの初期値,及びキャラクタサイズを操作部か
らのキ−入力によって指定することができる。
【0043】待機時処理中にコピ−可能な状態になった
後、操作部のスタ−トキ−が押下されると、ステップ1
3及び14を通ってステップ15に進む。ステップ15
では、コピ−枚数カウンタCを初期値の1にセットす
る。次のステップ16では、機密書類モ−ドがオンか否
かを識別し、機密書類モ−ドがオンの時にはステップ1
7に、オフの時にはステップ22に進む。
【0044】ステップ17ではクリア信号を出力し、次
のステップ18では、プレスキャンを実施する。即ち、
プリンタ200を動作させることなく、イメ−ジスキャ
ナ100によって原稿の画像読取りを実施する。このプ
レスキャン時に読取られた画像デ−タは、画像処理回路
中の最高濃度検出回路209に印加される。従ってプレ
スキャンが終了した時には、最高濃度検出回路209の
ラッチ211には、検出された最高濃度値が保持されて
いる。
【0045】次のステップ19では、ラッチ211の出
力値を秘密保持NO.付加回路内の濃度レジスタ316
にセットする。濃度レジスタ316が出力する値、即ち
原稿画像中の最高濃度は、ROM315によって中間調
濃度に変換され、多値化回路308に印加される。この
中間調濃度が付加情報(秘密保持ナンバ)の記録濃度に
なる。続くステップ20では、初期値又はオペレ−タに
よって指定された付加情報のキャラクタサイズを示す情
報を、サイズ選択レジスタ314にストアする。この実
施例では、オペレ−タは秘密保持ナンバのキャラクタサ
イズを4,8,16及び32mmの4種類の中から選択
することができる。更にステップ21では、プログラム
で定めた初期値又はオペレ−タにより指定された秘密保
持ナンバの初期値が内部レジスタMにセットされる。
【0046】ステップ23では、内部レジスタMの値に
対応する2桁分のキャラクタコ−ドをレジスタ303H
及び303Lにストアする。そして続くステップ24で
はコピ−プロセス処理が実行される。機密書類モ−ドが
オンの場合、このコピ−プロセスにおいては、走査に同
期して読取られた画像デ−タと、装置内部で生成した秘
密保持ナンバのキャラクタパタ−ン情報とが画像合成回
路で合成され、合成画像デ−タがプリンタ200に出力
され、例えば図16に示すようなハ−ドコピ−が生成さ
れる。なお、図面中では中間調のキャラクタを表現でき
ないので、図16においては原稿の情報の判読性がかな
り悪化しているが、実際には秘密保持ナンバは中間調の
濃度で記録されるので、原稿情報の判読性がこのように
低下することはない。
【0047】コピ−プロセスを終了した後、コピ−枚数
カウンタCの値が設定コピ−枚数に満たない時には、ス
テップ25から26に進み、コピ−枚数カウンタC及び
内部レジスタMの値を+1する。そして再びステップ2
3に進む。従って、コピ−を実施する毎に、内部で生成
される秘密保持ナンバの値は自動的に更新され、例えば
図16のように「12」の秘密保持ナンバを記録した次
のコピ−には「13」の秘密保持ナンバが記録される。
【0048】機密書類モ−ドがオフの時には、ステップ
16から22を通って23に進む。ステップ22では、
多値化回路308の有効レジスタ308bに所定のクリ
アデ−タを書込んでレジスタ308aをクリアするの
で、多値化回路308の出力値は常時0になり、合成画
像デ−タは入力画像デ−タと同一になり、秘密保持ナン
バは付加されない。
【0049】なお上記実施例においては、原稿画像全面
の中から検出した最高濃度に基づいて秘密保持ナンバの
中間調濃度を設定しているが、画像全体の情報は最高濃
度を検出するのに必ずしも必要ではなく、原稿画像の全
体を複数の領域に区分して、区分した各々の領域の中で
最高濃度を検出し、各々の最高濃度に基づいて秘密保持
ナンバの中間調濃度を設定してもよい。例えば、画像を
副走査方向にn個のブロックに区分し、走査中に副走査
位置を識別してブロック間の境界を検出し、それを検出
する毎に検出した最高濃度のレジスタ316へのストア
とクリア信号の出力とを実施すれば、格別にプレスキャ
ンを行なう必要はなく、最高濃度の検出を実施しながら
1回の走査のみでコピ−画像を出力しうる。なおその場
合においても、変換テ−ブル(ROM315)における
変換係数kは一定値でよいが、必要であれば変更しても
よい(例えばアドレスの切替え,複数のROMの切替え
等で可能である)。
【0050】変形実施例の画像処理回路の構成を図12
に示す。図12を参照すると、この実施例では前記実施
例の最高濃度検出回路に代わって、濃度累積頻度検出回
路213が設けられている。濃度累積頻度検出回路21
3には、画質処理回路205が出力する入力画像デ−タ
が印加される。この濃度累積頻度検出回路213は、入
力画像を構成する画素群の濃度別の出現頻度の累積度数
(図14,図15参照)を検出する。濃度累積頻度検出
回路213の具体的な構成を図13に示す。
【0051】図13を参照すると、この濃度累積頻度検
出回路213には、20組の計数回路(一部図示省略)
が設けられており、その内の19組はデジタル比較器C
Pn,アンドゲ−トGn,及びカウンタCNn(n:1
〜19)で構成され、残りはカウンタCN20のみで構成
されている。20組の計数回路の出力は、デ−タセレク
タSEを介してCPUのI/Oポ−トに接続されてい
る。デジタル比較器CPnは、入力される画像デ−タの
濃度Dを、それぞれ固定濃度レベルDref(5〜95%
濃度)と比較し、D>Drefなら低レベルLを、そうで
なければ高レベルHを出力する。
【0052】画像デ−タの濃度DがDrefより高い時に
は、画素同期パルスPCLKが、アンドゲ−トGnを通っ
てカウンタCNnの計数入力に印加される。従って、n
=1,2,3,・・・,18及び19の計数回路のカウ
ンタCNnは、それぞれ、0≦D<5,0≦D<10,0
≦D<15,・・・,0≦D<90及び0≦D<95(%)の濃
度の出現回数、即ち累積頻度を計数する。またカウンタ
CN20の計数入力端子には、画素同期パルスPCLKが常
時印加されるので、カウンタCN20は0≦D≦100の濃
度の累積頻度を計数する。つまりこの濃度累積頻度検出
回路213では、5%きざみの濃度別に累積頻度が計数
される。
【0053】この実施例でのCPUの動作は、図11と
同様であるが、ステップ19の内容は異なっている。即
ち、プレスキャンが終了した後でCPUは、濃度累積頻
度検出回路213の20個のカウンタCN1〜CN20
計数値を読み取り、それらの値に基づいて付加情報の中
間調濃度Dmを決定し、その値を秘密保持NO.付加回
路206(図8参照)の濃度レジスタ316にストアす
る。なおこの実施例では、ROM315は存在せず、濃
度レジスタ316の出力Dmがそのまま多値化回路30
8に入力される。
【0054】中間調濃度Dmは、次のようにして決定さ
れる。まず、最高濃度(100%)に割り当てられている
カウンタCN20の計数値Nmaxを読み取り、Nmaxに係数
sを掛けた値Nmを求める。次に、カウンタCN19,C
18,CN17,CN16,・・・の計数値を順番に参照し
て、Nmに最も近い値が保持されているカウンタをみつ
ける。そしてそのカウンタに割り当てられている濃度を
中間調濃度をDmとする。例えば、カウンタCN6の計
数値がNmに最も近い場合には、カウンタCN6は最高
濃度の25〜30%に対応しているので、最高濃度の30%
の濃度を中間調濃度Dmとする。この実施例では、係数
sは50%に設定してある。従って図14及び図15に
示すような中間調濃度Dmが設定される。
【0055】なおこの実施例では、濃度累積頻度検出回
路213をハ−ドウェアで構成したが、読取った画像デ
−タをフレ−ムメモリに一時的に格納する構成にすれ
ば、CPUのソフトウェア処理によってフレ−ムメモリ
上の画像デ−タを処理し、濃度累積頻度を検出すること
が可能である。特に、濃度の区分数を大きくする必要が
ある場合には、ハ−ドウェアでは構成が複雑になるの
で、ソフトウェア処理に変更した方がよい。
【0056】なお上記実施例においては、原稿画像全面
について測定した濃度累積頻度に基づいて秘密保持ナン
バの中間調濃度を設定しているが、画像全体の情報は濃
度累積頻度を検出するのに必ずしも必要ではなく、原稿
画像の全体を複数の領域に区分して、区分した各々の領
域の中で濃度累積頻度をそれぞれ検出し、各々の濃度累
積頻度に基づいて秘密保持ナンバの中間調濃度をそれぞ
れ設定してもよい。例えば、画像を副走査方向にn個の
ブロックに区分し、走査中に副走査位置を識別してブロ
ック間の境界を検出し、それを検出する毎に検出した濃
度累積頻度のレジスタ316へのストアとクリア信号の
出力とを実施すれば、格別にプレスキャンを行なう必要
はなく、濃度累積頻度の測定を実施しながら1回の走査
のみでコピ−画像を出力しうる。なおその場合において
も、係数sは一定値でよいが、必要であれば変更しても
よい。
【0057】次にもう1つの実施例の画像処理回路の構
成を図17に示す。図17を参照すると、この実施例で
は、図6の最高濃度検出回路に代わって地肌濃度検出回
路214が設けられている。地肌濃度検出回路214の
入力には、画質処理回路205の出力する入力画像デ−
タが印加される。
【0058】地肌濃度検出回路214は、次のようにし
て入力画像の地肌濃度値を検出する。まず最初に、クリ
ア信号によってラッチ217に最大値がプリセットされ
る。そして画質処理回路205から印加される階調画像
デ−タの濃度値とラッチ217に保持されている値と
が、デジタル比較器218によって比較される。前者が
後者より小さいと、デジタル比較器218の出力(A<
B)が高レベルHになる。その場合、デ−タセレクタ2
16は、画質処理回路205から印加される階調画像デ
−タを選択してラッチ217に出力する。ラッチ217
は、画素同期パルスPCLKが現われる毎に、つまり各画
素のタイミングで、その入力端子に印加される値を取り
込み保持する。ラッチ217の保持する値(濃度値)が
入力画像デ−タの濃度値より小さい時には、ラッチ21
7が保持する値は変化しないが、ラッチ217の保持す
る値より入力画像デ−タの濃度値が小さい時には、入力
画像デ−タの濃度値が、デ−タセレクタ216を介して
ラッチ217に印加され、その値によってラッチの保持
する値が更新される。つまり、ラッチ217には、クリ
ア信号が印加されてから現われた画素群の中で最低の濃
度の値(図18参照)が最終的に保持される。画質処理
回路205の出力する画像デ−タは、ロ−パスフィルタ
215を通ってからデ−タセレクタ216及びデジタル
比較器218に印加される。即ち、地肌レベルと関係の
ない画像情報そのものは変化が早いので、ロ−パスフィ
ルタ215によって高周波成分(画像情報)を予め除去
することによって、画像情報の内容に応じて検出地肌レ
ベルが変動するのを防止することができる。
【0059】このようにして検出される地肌濃度値は、
秘密保持ナンバのキャラクタ濃度を決定するために利用
される。即ち、地肌濃度検出回路214が出力する地肌
濃度値は、図19に示す秘密保持NO.付加回路の加算
器317に印加され、濃度レジスタ318に保持された
係数aと加算され、その結果が秘密保持ナンバの中間調
濃度として多値化回路308に入力される。例えば、係
数aが濃度0.5、検出した地肌濃度が0.1である
と、両者を加算した結果である0.6が多値化回路30
8に入力される。
【0060】なお上記実施例においては、原稿画像全面
について検出した地肌濃度に基づいて秘密保持ナンバの
中間調濃度を設定しているが、画像全体の情報は地肌濃
度を検出するのに必ずしも必要ではなく、原稿画像の全
体を複数の領域に区分して、区分した各々の領域の中で
地肌濃度をそれぞれ検出し、各々の地肌濃度に基づいて
秘密保持ナンバの中間調濃度をそれぞれ設定してもよ
い。例えば、画像を副走査方向にn個のブロックに区分
し、走査中に副走査位置を識別してブロック間の境界を
検出し、それを検出する毎に検出した地肌濃度のレジス
タ(図示せず)へのストアとクリア信号の出力とを実施
すれば、格別にプレスキャンを行なう必要はなく、地肌
濃度の測定を実施しながら1回の走査のみでコピ−画像
を出力しうる。なおその場合においても、係数aは一定
値でよいが、必要であれば変更してもよい。
【0061】なお図8に示した秘密保持NO.付加回路
において、例えばROM315を乗算器に置き換え、そ
の一方の入力に新しく設けた係数レジスタの出力を接続
し、他方の入力にレジスタ316の出力を接続するよう
に構成を変更すれば、係数レジスタの内容をCPUによ
って変更できるので、前記変換係数kをCPUのソフト
ウェアにより必要に応じて変えることができる。また例
えば、ROM315をRAMに置き換え、それにCPU
のデ−タを書き込めるように構成を変更しても、変換テ
−ブルの内容、即ち変換係数kを変えることができる。
【0062】以上の実施例においては、計算等によって
求めた中間調濃度を、そのまま付加情報(秘密保持ナン
バ)の記録濃度として設定しているが、原稿画像には様
々な種類のものがあり、例えば局部的に特異な画像部分
が存在すると、計算によって求められる値(付加情報の
中間調濃度)も異常に小さいか又は大きくなる場合があ
る。このような異常値をそのまま利用して付加情報の濃
度を設定すると、濃度が薄くなりすぎて消去可能になっ
たり、濃度が高くなりすぎて原稿情報の判読性が低下す
ることになる。このような不都合を回避するための変形
実施例を次に説明する。
【0063】図8に示した秘密保持NO.付加回路中の
ROM315の内部デ−タ、即ち変換特性を図20に示
すように変更すれば、変換結果が上限値と下限値との間
の範囲から外れないように制御できる。上限値と下限値
との間では、出力値yは入力値xのk倍の値になるが、
y=k・xの結果が下限値を下まわる場合にはyは下限
値に制限され、y=k・xの結果が最大値を上まわる場
合にはyは上限値に制限される。
【0064】図21は、濃度範囲制限回路400をRO
M315の出力と多値化回路308の入力との間に挿入
した例を示している。勿論、他の実施例に濃度範囲制限
回路400を接続してもよい。濃度値が上限値DH以下
でしかも下限値DL以上であると、デジタル比較器40
2,403の出力がそれぞれL,Lになってデ−タセレ
クタは入力端子グル−プAに印加される濃度デ−タDin
をそのままDoutに出力するが、DinがDLより小さく
なると、デジタル比較器403の出力がHになるので、
デ−タセレクタ401は下限値DLをDoutに出力し、
またDinがDHより大きくなると、デジタル比較器40
2の出力がHになるので、デ−タセレクタ401は上限
値DHをDoutに出力する。従って、Doutに出力される
濃度値は、DHとDLの間の範囲から外れることがな
い。
【0065】なお、プリンタの書き込み系の制約、ある
いは秘密保持NO.付加回路の規模縮小化などのため
に、出力画像デ−タ及び付加情報デ−タの階調を1/0
(記録/非記録)の二値のみで表現せざるを得ない場合
がある。しかしその場合であっても、網点による面積階
調を採用することによって中間調を表現できるので、そ
のように構成を変更すれば本発明を実施しうる。
【0066】面積階調表現の例を図22に示す。ここ
で、黒部の反射率をRb、黒部の面積をSb、白部の反
射率をRw、白部の面積をSwとすれば、領域Aでの反
射率Raは、Ra=f(Rb,Rw,Sb,Sw)なる
4変数の関数によって表わされ、また領域Aでの濃度G
aは、Ra=(10の−Ga乗)で表わされ、各々図2
3に示すようになる。本発明に有効な中間調濃度は0.
4程度であるので、以上の関係から濃度0.4を表現で
きる網点パタ−ンを決定することができる。但し、実施
例のような普通紙複写機(PPC)の場合、書き込みレ
−ザ光のガウス分布特性(図24参照),レ−ザパワ−
と感光体の表面電位との関係,及びトナ−粒子の大きさ
等の要因により、白点面積比Sb/(Sw+Sb)とG
aとの関係は微妙に変わるので、網点パタ−ンの決定は
非常に難しい。そこで本発明を実施する場合に有効な中
間調表現の網点パタ−ンの一例を図25に示すので参照
されたい。
【0067】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、付加情報
のキャラクタの濃度が入力画像に応じて自動的に決定さ
れるので、試し刷りをする必要がなく、オペレ−タの作
業も極めて簡単になる。
【0068】特に第1番の発明においては、付加するキ
ャラクタの中間調濃度が、原稿画像中で検出された最高
濃度を基準とし、それに一定又は可変の係数を掛けた値
として自動的に設定されるので、原稿背景の濃淡とは無
関係に付加キャラクタの濃度が設定され、特に白部と黒
部とがはっきりと分かれた文書の様な原稿においては、
原稿情報の判読性の低下防止及び複製による付加情報の
消失防止に効果がある。
【0069】また第2番の発明においては、付加するキ
ャラクタの中間調濃度が、原稿画像中で検出された濃度
累積頻度に基づいて、該頻度が所定の値になる濃度値と
して自動的に設定されるので、付加キャラクタの濃度
は、原稿背景の濃淡及び画像の階調分布状態の影響を受
けにくく、特に階調性の高い写真のような原稿画像の場
合、原稿情報の判読性の低下防止及び複製による付加情
報の消失防止に効果がある。
【0070】更に第3番の発明においては、付加するキ
ャラクタの中間調濃度が、原稿画像中で検出された地肌
濃度、即ち背景濃度を基準とし、それに一定又は可変の
係数を加えた値として自動的に設定されるので、原稿画
像の濃淡とは無関係に付加キャラクタの濃度が設定さ
れ、例えば原稿の地肌全面に淡い着色が施されたカタロ
グ等の原稿において、原稿情報の判読性の低下防止及び
複製による付加情報の消失防止に効果がある。
【0071】また、第4番及び第5番の発明において
は、付加するキャラクタの中間調濃度の範囲が、上限値
又は下限値によって制限され、上限値以上又は下限値以
下にはならないので、原稿中に特異な画像部分が存在す
る場合であっても、著しく画像の判読性を損なったり複
製により消失するような濃度に付加キャラクタの濃度が
設定されるのを防止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の複写機の機構部全体の構成を示す正
面図である。
【図2】 図1の複写機の画像書込ユニットを示す拡大
平面図である。
【図3】 図1の複写機の電装部の半分の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図1の複写機の電装部の残りの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】 イメ−ジスキャナの電装部の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】 画像処理回路の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】 画像処理回路の変形例を示すブロック図であ
る。
【図8】 秘密保持NO.付加回路の構成を示すブロック
図である。
【図9】 キャラクタジェネレ−タの内部デ−タの一部
分の内容を示すマップである。
【図10】 多値化回路と画像合成回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図11】 CPUの処理の概略を示すフロ−チャ−ト
である。
【図12】 変形例の秘密保持NO.付加回路を示すブロ
ック図である。
【図13】 濃度累積頻度検出回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図14】 各濃度の出現頻度分布と累積頻度の例を示
すグラフである。
【図15】 濃度別累積頻度の他の例を示すグラフであ
る。
【図16】 合成画像の一例を示す平面図である。
【図17】 変形例の画像処理回路を示すブロック図で
ある。
【図18】 画像デ−タの濃度と地肌濃度を示すタイム
チャ−トである。
【図19】 変形例の秘密保持NO.付加回路を示すブロ
ック図である。
【図20】 変形例の変換テ−ブルROMの内容を示す
マップである。
【図21】 濃度範囲制限回路を示すブロック図であ
る。
【図22】 面積階調表現された二次元画像領域の画素
構成の例を示す平面図である。
【図23】 面積階調表現された領域における反射率と
濃度を示すグラフである。
【図24】 ガウスビ−ムの強度分布を示すグラフであ
る。
【図25】 網点パタ−ンの好ましい一例を示す平面図
である。
【符号の説明】
1:コンタクトガラス 2:露光ランプ 3:第1
ミラ− 4:第2ミラ− 5:第3ミラ− 6:レン
ズ 7:一次元CCDイメ−ジセンサ 8:感光
体ドラム 9:レ−ザ光源 10:ポリゴンミラ−スキャ
ナ 11:fθレンズ 12:ミラ− 14:現
像ユニット 15:転写チャ−ジャ 16:分離チャ−ジャ 17,18:給紙カセット 26:定
着ロ−ラ 28,35:切換爪 37:反転通路 38:中
間トレイ 39:給紙コロ 42:クリ−ニングユニット 43:除電ランプ 44:メインチャ−ジャ 45:防塵ガラス 100:イメ−ジスキャナ 200:プリンタ 209:最高濃度検出回路 213:濃度累積頻度検出回路 214:
地肌濃度検出回路 301:X方向カウンタ 302:Y方向カウンタ 303H,303L:キャラクタコ−ドレジスタ 305,311,313:デ−タセレクタ 306:キャラクタジェネレ−タ 307:パラレル
/シリアル変換器 308:多値化回路 309:画像合成回路 310,312:分周器 314:サイズ選択レジスタ 315:ROM(変換テ−ブル) 316:濃度レジ
スタ 317:加算器 318:濃度レジスタ 400:濃度範囲制限回路 CPU:マイクロ
プロセッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相 田 みどり 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元の画像情報を所定の記録媒体上に
    記録する画像出力手段;複数画素で構成される原稿の二
    次元画像情報を入力する画像入力手段;該画像入力手段
    から入力された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記
    画像出力手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調
    濃度のキャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−
    ン情報生成手段;該付加パタ−ン情報生成手段が生成す
    るキャラクタパタ−ンの中間調濃度を変更する付加パタ
    −ン濃度変更手段;前記画像入力手段から入力される二
    次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成手段が生成
    するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前記画像出力
    手段に入力する、画像合成手段;前記付加パタ−ン情報
    生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの種類を、前記
    画像出力手段が画像を出力する毎に自動的に更新する、
    付加パタ−ン情報更新手段;前記画像入力手段から入力
    される二次元画像情報の最高濃度値を検出する、最高濃
    度検出手段;及び前記付加パタ−ン情報生成手段が生成
    するキャラクタパタ−ンの中間調濃度を、前記最高濃度
    検出手段が検出した最高濃度と一定もしくは可変の係数
    との乗算により求め、自動的に設定する付加パタ−ン濃
    度制御手段;を備える合成画像出力装置。
  2. 【請求項2】 二次元の画像情報を所定の記録媒体上に
    記録する画像出力手段;複数画素で構成される原稿の二
    次元画像情報を入力する画像入力手段;該画像入力手段
    から入力された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記
    画像出力手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調
    濃度のキャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−
    ン情報生成手段;該付加パタ−ン情報生成手段が生成す
    るキャラクタパタ−ンの中間調濃度を変更する付加パタ
    −ン濃度変更手段;前記画像入力手段から入力される二
    次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成手段が生成
    するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前記画像出力
    手段に入力する、画像合成手段;前記付加パタ−ン情報
    生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの種類を、前記
    画像出力手段が画像を出力する毎に自動的に更新する、
    付加パタ−ン情報更新手段;前記画像入力手段から入力
    される二次元画像情報を処理し、その画像を構成する微
    小領域の濃度別出現頻度の累積度数を検出する、濃度累
    積頻度検出手段;及び該濃度累積頻度検出手段が検出し
    た累積度数を参照し、特定の累積度数に対応する濃度を
    求め、得られた特定累積度数の濃度を、前記付加パタ−
    ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの中間調
    濃度として自動的に設定する付加パタ−ン濃度制御手
    段;を備える合成画像出力装置。
  3. 【請求項3】 二次元の画像情報を所定の記録媒体上に
    記録する画像出力手段;複数画素で構成される原稿の二
    次元画像情報を入力する画像入力手段;該画像入力手段
    から入力された二次元画像情報よりも濃度が低く、前記
    画像出力手段の最低記録濃度よりも濃度が高い、中間調
    濃度のキャラクタパタ−ン情報を生成する、付加パタ−
    ン情報生成手段;該付加パタ−ン情報生成手段が生成す
    るキャラクタパタ−ンの中間調濃度を変更する付加パタ
    −ン濃度変更手段;前記画像入力手段から入力される二
    次元画像情報と、前記付加パタ−ン情報生成手段が生成
    するキャラクタパタ−ン情報とを合成して前記画像出力
    手段に入力する、画像合成手段;前記付加パタ−ン情報
    生成手段が生成するキャラクタパタ−ンの種類を、前記
    画像出力手段が画像を出力する毎に自動的に更新する、
    付加パタ−ン情報更新手段;前記画像入力手段から入力
    される二次元画像情報の地肌領域の濃度値を検出する、
    地肌濃度検出手段;及び前記付加パタ−ン情報生成手段
    が生成するキャラクタパタ−ンの中間調濃度を、前記地
    肌濃度検出手段が検出した地肌濃度に一定もしくは可変
    の係数を加算して求め、自動的に設定する付加パタ−ン
    濃度制御手段;を備える合成画像出力装置。
  4. 【請求項4】 前記付加パタ−ン濃度制御手段は、求め
    た濃度値が予め定めた上限値を越える場合には、前記付
    加パタ−ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−ン
    の中間調濃度を、前記上限値に定める、前記請求項1,
    2,又は3記載の合成画像出力装置。
  5. 【請求項5】 前記付加パタ−ン濃度制御手段は、求め
    た濃度値が予め定めた下限値を下まわる場合には、前記
    付加パタ−ン情報生成手段が生成するキャラクタパタ−
    ンの中間調濃度を、前記下限値に定める、前記請求項
    1,2,又は3記載の合成画像出力装置。
JP4017417A 1991-03-05 1992-02-03 合成画像出力装置 Pending JPH05219354A (ja)

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