JP2547748B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2547748B2
JP2547748B2 JP61267050A JP26705086A JP2547748B2 JP 2547748 B2 JP2547748 B2 JP 2547748B2 JP 61267050 A JP61267050 A JP 61267050A JP 26705086 A JP26705086 A JP 26705086A JP 2547748 B2 JP2547748 B2 JP 2547748B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は複写機等の画像処理装置に関し、特に画像の
編集機能を備えた画像処理装置に関する。
〔従来技術〕
従来のアナログ式の複写機においては、原稿の走査タ
イミングと用紙の搬送タイミングを任意に変えること
で、副走査方向の画像移動を行っていたが、主走査方向
の移動は容易にはできなかった。
一方、デジタル式の複写機においては、この欠点を補
って主走査、副走査の両方向について用紙上の任意の位
置に画像を移動することが可能となったが、その操作性
を考慮した移動機能の自動化モードの提供が望まれる。
〔目的〕
本発明は移動機能の操作性の向上を目指し、実用的な
自動化移動機能を備えた画像処理装置の提供を目的とす
るもので、詳しくは、原稿台と、前記原稿台上に載置さ
れた原稿画像を読取り画像信号を出力する読取手段と、
前記読取手段から出力される画像信号に基づいて記録材
上に像形成を行う像形成手段と、前記原稿台上における
原稿の載置位置を検出する検出手段と、記録材上の少な
くとも4隅を含む予め定められた複数の像形成位置のう
ちの任意の1つを選択する選択手段と、前記検出手段に
より検出された原稿載置位置及び前記選択手段により選
択された像形成位置とに従って前記読取手段及び前記像
形成手段の動作タイミングを相対制御することにより、
前記原稿台上の任意の位置に載置された原稿の画像を記
録材上の選択された像形成位置に像形成せしめる制御手
段とを有する画像処理装置を提供するものである。
〔実施例〕
以下、本発明は好ましい実施例に基づいて説明する。
第1図に本発明を適用した画像処理装置に用いる原稿
読取装置の外観図、また、第2図に第1図示原稿読取装
置の内部構成図を示す。
原稿は原稿台ガラス3上に下向きに置かれ、原稿カバ
ー4によってガラス上に押えつけられる。原稿カバー4
の原稿台ガラス側は後述する原稿検知の為鏡面処理され
ている。原稿は蛍光灯ランプ2により照射されその反射
光はミラー5,7とレンズ6を介して1ライン上の複数個
の受光素子を備えたCCD1の面上に集光される。ミラー7
と5は2:1の相対速度で図示矢印の副走査方向へ移動す
る。これらの光学系はDCサーボモータによりPLLをかけ
ながら一定速度で移動する。
処理できる原稿サイズは最大A3サイズで解像度は400
ドット/インチなので、CCD1のビット数は ビット必要となる。従って、本装置では5000ビットCCD
を用いている。又主走査同期は である。従って等倍時光学系は180mm/secの速度で副走
査方向に移動する。
この様にして、原稿画像ライン毎に読り取走査し、画
像を現わす画像信号を後述するプリンタヘビットシリア
ルに供給する。
第3図にプリンタの断面図を示す。第1図示の原稿読
取装置でビツトシリアルに処理された画像信号はレーザ
ー走査光学系ユニット25に入力される。このユニット25
は半導体レーザーコリメータレンズ、回転多面体ミラ
ー、Feレンズ、倒れ補正光学系より成る。原稿読取装置
からの画像信号に従って変調されたレーザー光はコリメ
ータレンズを介して高速回転する多面体ミラーに照射さ
れ、その反射光が感光体8に入射、走査される。
感光体8に像形成を可能とするプロセスコンポーネン
トとして、前除電器9、前除電ランプ10,一次帯電器1
1、二次帯電器12、前面露光ランプ13、現像部14、給紙
カセット15、給紙ローラ16、給紙ガイド17、レジストロ
ーラ18、転写帯電器19、分離ローラ20、搬送ガイド21、
定着器22、トレー23が配置されている。感光体8及び搬
送系速度は180mm/secである。プリンタBは一様帯電さ
れた感光体8にレーザー光の走査により静電潜像を形成
し、この潜像を現像して、記録材上に転写する、いわゆ
るレーザープリンタで、その動作原理の詳細は省く。
本例の画像処理装置は画像編集等のインテリジエンシ
ーを持ち、0.35→4.0倍の範囲の1%きざみの任意倍率
の画像変倍、指定領域のみの画像を抜き出すトリミング
や原稿全体もしくはトリミングされた像を用紙上の任意
の位置に移動する移動機能、原稿台上に置かれた原稿の
位置やサイズを検出する機能等を持つ。
第4図に第1図示の原稿読取装置に設けられた操作部
の詳細図を示し、以下に説明する。101は処理様式の標
準モードで復帰キー、102は処理の中止を行うストップ
キー、103は処理の開始を行うスタートキー、104は複写
枚数を指示するテンキー群、105は複写枚数表示部、106
は濃度表示部、107は濃度アツプ/ダウンキー、108は用
紙サイズ選択キーで、このキーを押す度に、表示109に
プリンターの上/下給紙段とオート用紙選択のいずれか
が順次表示され、また表示110にそのサイズが表示され
る。111は倍率をアツプ/ダウンするキーで113はオート
変倍をくり返し選択するキー、112は倍率表示部、114は
移動モードを選択するキーで表示115に選択されたモー
ドが表示される。表示115は9つのLEDa〜iから構成さ
れ、電源投入時は全て消灯しており、画像の移動を行わ
ないモードであり、キー114を押す度にe→a→d→g
→h→i→f→c→bと1つづつ順に点灯し、後述する
移動のモードを変化させて行き、もう1回キー114を押
すと再び全て消灯し、その後キーを押す度に上記表示を
くり返す。
第5図に第1図示原稿読取装置のシステムブロック図
を示す。
CCD読取部301にはCCD,CCDのクロツクドライバ,CCDか
らの信号増巾器,それをA/D変換するA/Dコンバータが内
蔵されている。CCD読取部301からは6ビットのデジタル
信号に変換された画像データが出力され、シエーデイン
グ補正部302に入力される。シエーデイング補正部302で
光源及びレンズ等のシエーデイング量の検出及びその補
正を行った後、画像信号は、シフトメモリ部303に一時
的に蓄えられる。303にはシフトメモリーが2ライン分
あり、Nライン目の画像データを第1メモリに書き込ん
でいる時には第2メモリからN−1ライン目の画像デー
タを読み出す。シフトメモリー部にはこの他、シフトメ
モリーに画像データを書込む為のライトアドレスカウン
タ、読み出す為のリードアドレスカウンタとこの2つの
カウンタからのアドレス信号を切換える為のアドレスセ
レクタ回路がある。詳しい構成は第6図に示す。
また変倍/移動処理部304では画像信号をシフトメモ
リに書き込むクロツクやシフトメモリから読み出すクロ
ツク及び読み出すタイミングを変えることで、主走査方
向の変倍や移動を行う。
シフトメモリ部303から出力された画像信号は、濃度
処理部305に入力され、ここで2値化処理+デイザ処理
を施され2値信号となり、トリミング処理部306に出力
される。トリミング処理部306では主走査ライン画像デ
ータの任意の区間を強制的に“0"や“1"に加工し、画像
のトリミングやマスキングを可能ならしめている。
また濃度処理部305から出力された2値信号は原稿位
置検知部307にも入力される。ここでは、2値信号を用
いて、現行台ガラス上の原稿の位置座標を検知する。
CPU部308はCPU,ROM,RAM,タイマ回路,I/Oインターフエ
ースで構成され、操作部310を制御し、オペレータから
の設定に応じてリーダーの制御を行うとともにシリアル
通信によりプリンタを制御する。
311はDCサーボモータドライバーであり、CPU部308は
倍率に応じた速度データをプリントセツトする。312は
蛍光灯ドライバーで、蛍光灯のON/OFFや点灯時の光量制
御を行う。313、314は光学系の位置をCPU部308が知るた
めの位置センサーである。プリンタとは、コネクタJR
1、プリンタのコネクタJP1を介して接続され、画像デー
タ通信や命令等のシリアル通信や必要な制御信号がやり
とりされる。また、これによりプリンタにセツトされて
いる記録材のサイズ信号が原稿読取装置に供給される。
クロツクジエネレータ309では、プリンタからの各ラ
インの記録動作に同期した水平同期信号BDに同期してCC
D信号の転送クロツクやシフトメモリのリード/ライト
クロツク等が生成される。
第6図に、シフトメモリ部303に係る回路図を示す。
ライトアドレスカウンタ904はシフトメモリ907にデータ
を書込む時のアドレスカウンタで、リードアドレスカウ
ンタ905はシフトメモリ907からデータを読み出す時のア
ドレスアウンタである。アドレスセレクタ906はCPU部30
8からの指令のI/Oポート901を介して受けてライトアド
レスカウンタ904のアドレス信号とリードアドレスカウ
ンタ905のアドレス信号のいずれかを選択しシフトメモ
リをアドレシングするためのものである。
I/Oレジスタ902,903はライトアドレスカウンタ904、
リードアドレスカウンタ905にそれぞれプリセット値をC
PU部308が与えるためのレジスタである。
ライトアドレスカウンタ904、リードアドレスカウン
タ905は共にダウンカウンタでそれぞれにカウント動作
の開始を指令するWST信号及びRST信号が入力され、ま
た、シフトメモリへの書込みクロツクWCLKとシフトメモ
リからの続出しクロツクRCLKが入力される。
915,916は画像領域を決定する為の排他オアゲート,OF
はそれを制御する信号で、1の時STカウンタ912,ENカウ
ンタ913で決まる枠内をマスクし、枠外を出力画像と
し、0の時枠内を出力画像とし枠外をマスクする。
910は、シフトメモリから出力され、濃度処理部908を
経て2値信号となった画像データを出力制御するアンド
ゲート,917は、前述のマスク部分を白として出力する
か、黒として出力するかを決定するアンドゲートで、BB
はそれを制御する信号で1の時黒、0の時白を出力す
る。
911はゲート910,917により出力される画像出力をVIDE
Oとして出力するオアゲート,909は画像データを白黒反
転制御する排他オアゲート,INはそれを制御する信号で
1の時オリジナル通りの画像で、0の時は反転させる。
各信号は、CPUがオペレータの指定したモードにより出
力する。
STカウンタ912及びENカウンタ913は各々決められた領
域のみに画像を出力するためのSTART BiT COUNTER及
びBiT COUNTERで、これらには、I/Oを介してCPUがゲー
トの為のカウントデータをプリセツトする。
フリツプフロツプ914は、STカウンタ912のカウントア
ツプでセツトされ、ENカウンタ913のカウントアツプで
リセツトされる。第7図にその動作を示す。
第8図に前記座標を検出する原稿位置検知部307の構
成を示す。また、第8図に現行台上に載置された原稿の
様子を示す。
主走査カウンタ851はダウンカウンタであり、主走査
1ライン中における走査位置で表わす。このカウンタ85
1は各ライン毎の同期信号である水平同期信号HSYNCで主
走査方向(X方向)の最大値にセツトされ、1画素毎の
画像データクロツクCLKが入力される毎にカウントダウ
ンする。副走査カウンタ852はアツプカウンタであり一
画面の画像区間を示すVSYNC(画像先端信号)の立ち上
がりで“0"にリセツトされ、HSYNC信号でカウントアツ
プし副走査方向における走査位置を表わす。
原稿読取前の前走査により2値化された画像データVI
DEOはシフトレジスタ801に8ビツト単位で入力される。
8ビツト入力が完了した時点でゲート回路802は8ビツ
トデータの全てが白画像かのチエツクを行い、YESなら
ば信号ライン803に1を出力する。原稿走査開始後、最
初の8ビツト白が現われた時F/F804がセツトする。この
F/FはVSYNCによって予めリセツトされている。以後、次
のVSYNCの来る迄セツトしっ放である。F/F804がセツト
した時点で、ラツチF/F805にその時の主走査カウンタ85
1の値がロードされる。これがX1座標値になる。またラ
ツチ806にその時の副走査カウンタ850の値がロードさ
れ、これがY1座標値になる。従ってP1(X1Y1)が求ま
る。
又、信号803に1が出力する度に主走査カウンタ851か
らの値をラツチ807にロードする。最初の8ビットの白
が現われた時の主走査カウンタからの値がラツチ807に
ロードされると、ラツチ810(これはVSYNC時点でX方向
の最大値にセツトされている)のデータとコンパレータ
809で大小比較される。もしラツチ807のデータの方が小
ならばラツチ807のデータがラツチ810にロードされる。
又、この時副走査カウンタの値がラツチ811にロードさ
れる。この動作は次の8ビツトがシフトレジスタ801に
入る迄に処理される。この様にラツチ807とラツチ810の
データを全画像領域について行えば、ラツチ810には原
稿領域X方向の最小値が残り、この時のY方向の座標が
ラツチ811に残ることになる。主走査カウンタ851はダウ
ンカウンタなのでX方向の最小値に対応する座標は主走
査方向で原稿台の基準点SPから一番遠い座標を表わす。
これがP3(X3,Y3)である。
F/F812は各主走査ライン毎に最初に8ビット白が現わ
れた時点でセツトするF/Fで水平同期信号HSYNCでリセツ
トされ最初の8ビツト白でセツトし、次のHSYNCまで保
持する。このF/F812がセツトする時点で、1ライン中で
最初に現われた白信号の位置に相当する主走査カウンタ
の値をラツチ813にセツトする。そしてラツチ815とコン
パレータ816で大小比較される。ラツチ815にはVSYNC発
生時点でX方向の最小値“0"がセツトされている。もし
ラツチ815のデータの方がラツチ813のデータより小さい
か等しいならば信号817がアクティブになりラツチ813の
データがラツチ815にロードされる。この動作はHSYNC−
HSYNC間で行われる。
以上の比較動作を全画像領域について行うとラツチ81
5には原稿座標のX方向の最大値、すなわち主走査方向
で走査開始点に最も近い点の白信号のX座標が残ること
になる。これがX2である。又信号ライン817が出力する
時副走査からの値がラツチ818にロードされる。これがY
2になりP2(X2,Y2)座標が得られる。
ラツチ819と820には全画像領域において8ビツト白が
現われる度にその時の主走査カウンタの値と副走査カウ
ンタの値がロードされる。従って、原稿前走査完了時で
は最後に8ビツト白が現われた時点でのカウント値がカ
ウンタに残っていることになる。これがP4(X4,Y4)で
ある。
以上の8つのラツチ(806,811,820,818,805,810,815,
819)のデータラインは第5図のCPU部308のバスラインB
USに接続され、CPU部308は前走査終了時にこのデータを
読み込むことになる。
第9図(a)に原稿台OP上に載置された原稿ORGの四
隅P1,P2,P3,P4の座標を検出する様子を示す。実際には
このように斜めに載置されることはなく、第9図(b)
のように原稿台OPの辺に平行に或いは突き当てて載置さ
れるので原稿ORGの位置とサイズを示す情報として座標X
2,X3,X1,X4を採用することは実用的である。
また、第9図(b)に示すように原稿ORGのサイズ
は、DX=X3−X2,DY=Y4−Y1で与えられる。
第10図、第11図でプリンターとのインターフエース信
号タイミングを説明する。
BEAM−DETECT信号BDはプリンタと接続した時、プリン
タのポリゴンスキヤナの回転と同期をとるためのもので
各主走査ラインの先端信号と対応する。
VIDEOは画像信号で、それぞれ1ライン当り一画素約5
6ns巾で4678個出力される。VIDEOはプリンタと接続され
るときBDに同期して出力される。
VIDEO ENABLEは前記画像データが4678個出力されて
いる区間信号であり、BDに同期して出力される。
VSYNCは副走査方向の画像の区間を示す信号である。
PRINT REQUEST信号はプリンタにおいて給紙可能状態
を示す信号で原稿読取装置はそれに呼応してPRINT信号
により給紙指令を出した後、倍率やトリミング領域や移
動量を考慮した時間T1後、VSYNCと共にVIDEOを出力す
る。
OHP及びVTOPはそれぞれ原稿読取装置の光学系の位置
を示す第5図示センサ313,314からの入力信号である。
BACK及びFORWARDは第5図CPU部308から光学系駆動用
モータドライバ311に与えられる後進及び前進を制御す
る信号である。
第11図においてS.DATA,S.CLK,CBUSY,SBUSYは原稿読取
装置とプリンタ間で通信をする為の信号ラインである。
S.DATA,S.CLKは共に8ビツトのシリアルデータとクロツ
クでありいずれも双方向ラインである。CBUSYは原稿読
取装置がデータとクロツクを出力する時に出力されSBUS
Yはプリンタがデータとクロツクを出力する時に出力さ
れる。
シリアルで通信される内容の一例として、第10図タイ
ミング記載のような原稿読取装置からプリンタへのコピ
ースタートやコピーストツプ指令がある。
画像移動の原理を第12図及び第13図を用いて説明す
る。
副走査方向については第12図に示すように原稿画線ス
キヤンとプリンタへのVSYNC出力タイミングを変えるこ
とで実現する。原稿に対して の位置迄、光学系が到達した時にVSYNCと共にVIDEO出力
するとの図のように移動しない出力が得られ、また、 の位置に光学系が到達した時にVSYNCと共にVIDEO出力す
るとのように後方へ移動した出力が得られ、 の位置に光学系が到達した時にVSYNCとVIDEOを出力する
とのように前方へ移動した出力が得られる。
主走査方向については、第13図に示すように第6図の
I/Oレジスタ902,903を介してライトアドレスカウンタ90
4とリードアドレスカウンタ905に与えるダウンカウント
開始アドレスを相対的に変えることで行う。
例えば、シフトメモリ907への書込み開始アドレスWAR
Dに対し読み出し開始アドレスをRADR1とすると第13図
のように出力主走査巾VIDEO ENABLEに対しアドレスWAR
Dに相当する画像データX0が右へ移動していることが分
かる。また、読み出し開始アドレスをRADR2とすると第1
3図のようにシフトメモリアドレスφに相当するデー
タX3がやはりVIDEO ENABLEに対し、左へ移動している
ことが分かる。第13図に示される、有効画像区間信号と
は第6図のSTカウンタ912とENカウンタ913及びF/F914ゲ
ート915,916,917,910,911で構成されるトリミング区間
信号であり、第13図のシフトメモリにおいてアドレスφ
からWADR間より外の無効画線については白信号とするた
めに必要である。
第14図に編集処理例の概念図を示す。
第14図(K)は原稿台ガラスOP上に原稿ORGを伏せた
状態である。
このような状態の原稿ORGに対して、前述した移動処
理を施したコピー出力例が(a)〜(i)及び(j)で
ある。
操作部第4図のキー114により、左上方向への移動モ
ードaを選択すると表示115のLEDaが点灯し、第14図の
出力(a)が得られ、以下(i)迄同様である。又、キ
ー114により表示115の9つのLED全てが消灯する状態を
選択した時は、出力として第14図(j)つまり原稿ORG
を原稿台ガラスOP上に載置した通りのものが得られる。
なお、これら第14図の例は全て等倍で行った場合のもの
である。この第14図の例から分かるようにモードa,b,c
は原稿を載置した状態での上端を用紙端いっぱいに移動
し、モードg,h,iは同じく下端を用紙端いっぱいに移動
し、モードd,e,fは主走査方向についてセンター移動し
たものである。またモードa,d,gは原稿の左端を、モー
ドc,f,iは原稿の右端を各々用紙端いっぱいに移動した
もので、モードb,e,hは副走査方向についてセンター移
動したものである。
第15図に前述した編集の制御フローを示し、説明す
る。
例えば第14図(K)のような原稿につき、原稿位置座
標検知スキヤンを行い(SP900)、前述した論理よりそ
の4隅の座標DX0,DX1,DY0,DY1及びサイズDX,DYを検出
し、CPU部308内のRAM上のエリアにセツトする(SP90
1)。操作部のキー108により選択された用紙(記録材)
のサイズPX,PYをRAM上のエリアにセツトする(SP90
2)。
次にキー114で選択された移動モードに従い、副走査
方向についての用紙前端から画像迄の距離SFYを演算
し、RAM上のエリアにセツトする(SP903,904,905)。SP
903,SP904,SP905の各セツト値は第14図に図示した如く
である。同じく、移動モードに従って主走査方向につい
ての用紙端から画像迄の距離SFXを演算し、RAM上のエリ
アにセツトする。(SP906,907,908)。このSP906,907,9
08の各セツト値についても第14図に図示する。
以上により原稿位置と移動量が判明したらシフトメモ
リ907へのライトアドレスカウンタWADRとメモリからの
リードアドレスカウンタRADRをセツトする(SP909)。W
ADRとしては主走査最大読取巾297mmの400dpi相当ドツト
数4678にMX′を乗じたものをセツトする。ここでMX′と
はMX1.0つまり主走査倍率が100%以上の時はMX′=1
であり、MX<1.0つまり縮小の時はMX′=MXである。こ
れは特に詳細には説明しないが、主走査方向の変倍を、
縮小時シフトメモリ907への書込み時、拡大時はシフト
メモリ907からの読出し時に行う為である。
RADRとして、WADR値と同様の値をセツトすると例えば
等倍時には第14図(j)のように全く移動しない画像が
得られる。従って、WADR値に対して、SFX/MX″−DXO・M
X′を加えたものをセツトすれば、用紙端からSFXだけ移
動した画像が得られることが前述した移動原理の説明か
ら明らかである。
ここで、MX″とはMX1.0の時は、MX″=MX,MX<1.0
の時は、MX″=1となる値で、この係数を設ける理由も
前述した変倍原理による。以上で主走査方向の移動の準
備は完了である。
次にRAM上のエリアT1にSFY−MY,DYOをセツトする(SP
910)。T10のケースは、第12図で説明したように、
光学系前進開始のタイミングよりプリンタに対して給紙
を指令するVSYNC ONのタイミングが|T1|時間だけ早い
場合で(SP912〜915)、T|<0のケースはその逆である
(SP918〜921)。
この両ケースの詳細な説明は第12図を用いて前述した
如くである。
T10のケースでは、光学系前進開始後MY・DYO時間
後(SP916,917)、T1<0のケースではVSYNC ON後SFY
時間後(SP922,923)、有効画像域に到達するので、ト
リミングの為のSTカウンタ912,ENカウンタ913をセツト
する(SP924,925)。
その後、有効画像域の副走査方向長さ分の時間カウン
ト後(SP926,927)、再び原稿画像出力を禁止すべく、S
Tカウンタ912とENカウンタ913に0をセツトする(SP92
8)。その後PSY−(SFY+MY・DY)時間カウント後(SP9
29,SP930)、VSYNCをOFFして光学系を停止する(SP93
1)。その結果VSYNCは計PSYすなわち、用紙サイズの副
走査方向長さ分の区間信号として出力される。光学系は
その後再び基準位置に移動して走査を終了する(SP93
2)。
以上説明したような、キー114により、移動位置を指
定することにより、画像サイズ及び記録材のサイズに応
じた記録材上の主走査、副走査の各方向についてその中
央と両端の計9ケ所への移動が煩しい操作を必要とする
ことなく、容易に実行可能となるものである。
尚、本実施例では、読取った画像を記録材上に記録す
る例を述べたが、本発明はこれに限るものだはなく、読
み取った画像を電気的にフアイルしたり、或いは、回線
を介して伝送することもできる。
〔効 果〕
以上説明した様に、本発明によると、記録材上の少な
くとも4隅を含む予め定められた複数の像形成位置のう
ち任意の1つを選択することにより、原稿台上の任意の
位置に載置された原稿の画像が記録材上の選択された像
形成位置に像形成されるので、原稿画像を簡易な操作
で、且つ、確実に、記録材上の所望位置に像形成可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は原稿読取装置の外観図、第2図は原稿読取装置
の内部構成図、第3図はプリンタの内部構成図、第4図
は操作部の外観図、第5図は原稿読取装置の画像処理回
路の構成図、第6図はシフトメモリ部の回路図、第7図
はシフトメモリ部の動作を示すタイミングチヤート図、
第8図は原稿位置検知部の回路図、第9図は原稿位置検
知動作を示す図、第10図及び第11図は原稿読取装置とプ
リンタとの間の信号を示すタイミングチヤート図、第12
図,第13図及び第14図は画像の移動を示す図、第15図は
画像移動に関する制御手順を示すフローチヤート図であ
り、 1はCCD、2は蛍光灯ランプ、114は移動モード選択キ
ー、115は表示、303はシフトメモリ部、307は原稿位置
検知部である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿台と、 前記原稿台上に載置された原稿画像を読取り画像信号を
    出力する読取手段と、 前記読取手段から出力される画像信号に基づいて記録材
    上に像形成を行う像形成手段と、 前記原稿台上における原稿の載置位置を検出する検出手
    段と、 記録材上の少なくとも4隅を含む予め定められた複数の
    像形成位置のうちの任意の1つを選択する選択手段と、 前記検出手段により検出された原稿載置位置及び前記選
    択手段により選択された像形成位置とに従って前記読取
    手段及び前記像形成手段の動作タイミングを相対制御す
    ることにより、前記原稿台上の任意の位置に載置された
    原稿の画像を記録材上の選択された像形成位置に像形成
    せしめる制御手段とを有することを特徴とする画像処理
    装置。
JP61267050A 1986-11-10 1986-11-10 画像処理装置 Expired - Lifetime JP2547748B2 (ja)

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