JPH1065922A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH1065922A
JPH1065922A JP8220064A JP22006496A JPH1065922A JP H1065922 A JPH1065922 A JP H1065922A JP 8220064 A JP8220064 A JP 8220064A JP 22006496 A JP22006496 A JP 22006496A JP H1065922 A JPH1065922 A JP H1065922A
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JP
Japan
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image
processing
image processing
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foreground
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JP8220064A
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English (en)
Inventor
Katsuya Suzuki
勝也 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH1065922A publication Critical patent/JPH1065922A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】赤黒2色の画像を前景と背景とに分離して処理
した場合に生じる輪郭線を除去して高品位の画像を出力
する。 【解決手段】2色か処理部303は、黒(K)画像と赤
(R)画像とを、それぞれ前景と背景とに分離し、前景
には色修飾や白抜きといった処理を、背景にはハイライ
トや白抜きといった処理を施す。その出力の際、得られ
た画像には、処理によっては前景と背景との境界に輪郭
が生じてしまう。そこで、フィルタ処理部304および
305によって、平滑化処理やエッジ強調処理を行い、
輪郭を消去して出力画像の品質を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機やファクシミ
リ、プリンタなど、入力されたデジタル画像に画像処理
を施して出力をする画像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、指定に応じて画像を2色に色分け
し、それを印刷出力する複写機等の画像処理装置が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの画像処理装置
にあっては、2色の入力画像に対して指定領域内の文字
部分及び地の部分の画像データをそれぞれ別途に、異な
った色・濃度等を有する画像データに変換する。その
際、地の部分については地かぶりを避けるため2値化す
るが、文字部分は元の濃度を保存するために、両者の境
界部分で輪郭を取ったような処理効果が現れてしまうと
いう問題があった。
【0004】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、このような輪郭として現れてしまう効果を低減し、
出力画像の画質を向上させた画像形成装置及び方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置はつぎのような構成から成
る。すなわち、少なくとも2色から成る画像を形成する
画像処理装置であって、各色成分の画像に含まれる前景
画像と背景画像のそれぞれに対して所望の画像処理を施
す処理手段と、前記処理手段により処理された各色の画
像について、前記画像処理に応じたフィルタ処理を施す
フィルタ手段とを備える。
【0006】また、本発明の画像処理方法は次のような
構成から成る、すなわち、少なくとも2色から成る画像
を形成する画像処理方法であって、各色成分の画像に含
まれる前景画像と背景画像のそれぞれに対して所望の画
像処理を施す処理工程と、前記処理工程により処理され
た各色の画像について、前記画像処理に応じたフィルタ
処理を施すフィルタ工程とを備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]図1は、本発明の一実施例による
画像複写装置の構造を示す断面図である。 <画像複写装置の構成>図において、101は原稿給送
手段となる原稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ
あるいは2枚連続に原稿台ガラス面102上の所定位置
に給送する。104は、ランプ103、走査ミラー10
5等で構成されるスキャナで、原稿給送装置101によ
り原稿台ガラス面102に原稿が載置されると、本体が
所定方向に往復走査され、原稿反射光が走査ミラー10
5〜107を介してレンズ108を通過して、図示して
いないRGB色分解フィルタにより色分解されてイメー
ジセンサ部109に原稿画像が結像する。
【0008】110はレーザスキャナで構成される露光
制御部で、コントローラ部の画像信号制御部203(図
2参照)から出力される画像データに基づいて変調され
たレーザ光を感光体111に照射する。112,113
は現像器で、感光体111に形成された静電潜像を所定
色の現像材(トナー)で可視化する。114,115は
被転写紙積載部で、定形サイズの記録媒体が積載収納さ
れ、給送ローラの駆動によりレジスト配設位置まで給送
され、感光体111に形成される画像との画像先端合わ
せタイミングをとられた状態で再給紙される。
【0009】116は転写分離帯電器で、感光体111
に現像されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体
111より分離して搬送ベルトを介して定着部117で
定着される。118は排紙ローラで、画像形成の終了し
た被転写紙をトレー120に積載排紙する。119はフ
ラッパーで画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排
紙口と内部搬送路方向に切り換え、多重/両面画像形成
プロセスに備える。
【0010】以下、記録媒体への画像形成について説明
する。イメージセンサ部109に入力された画像信号、
即ち後述するイメージリーダ制御部202からの入力信
号は、CPU回路部205により制御される画像信号制
御部203によって処理を施されてプリンタ制御部20
4に至る。プリンタ制御部204に入力された信号は露
光制御部110にて光信号に変換されて画像信号に従い
感光体111を照射する。照射光によって感光体111
に作られた潜像は現像器112もしくは現像器113に
よって現像される。上記潜像タイミングを合わせて被転
写紙積載部114もしくは被転写紙積載部115より転
写紙が搬送され、転写部116において、上記現像され
た像が転写される。転写された像は、定着部117にて
被転写紙に定着された後、排紙部118より装置外部に
排出される。
【0011】また、両面記録時は、被転写紙が排紙セン
サ119を通過後、排紙部ローラ118を排紙方向と反
対の方向に回転させる。また、これと同時にフラッパー
121を上方に上げて複写済みの転写紙を搬送路12
2,123を介して中間トレー124に格納する。次に
行う裏面記録時に中間トレー124に格納されている転
写紙が給紙され、裏面の転写が行われる。
【0012】また、多重記録時は、フラッパー121を
上方に上げて複写済みの転写紙を搬送路122,123
の搬送路を介して中間トレー124に格納する。次に行
う多重記録に中間トレー124に格納されている転写紙
が給送され、多重転写が行われる。
【0013】図2は、図1に示したコントローラ部の構
成を説明するブロック図であり、205はCPU回路部
で、ROM206、RAM207を内蔵し、ROM20
6に記憶された制御プログラムに基づいて各部を総括的
に制御する。
【0014】201は原稿自動給送装置制御部で、載置
された原稿を1枚ずつ、あるいは2枚連続に原稿台ガラ
ス2面上の所定位置に給送するなどの制御する。
【0015】202はイメージリーダ制御部で、上記イ
メージセンサ部9などより構成され、図示していないR
GB分解フィルタにより色分解され光電変換されたアナ
ログ画像信号を画像制御部203に出力する。204は
プリンタ制御部で、画像信号制御部203から出力され
るビデオ信号に基づいて露光制御部110を駆動してレ
ーザ光を感光体111に照射する。また、208は操作
部で画像形成に必要なモードの設定のためのキー、表示
器等を有する操作パネルが設けられている。 <画像信号制御部>図3は画像信号制御部203の詳細
図である。図3において、301はCCDであり、画像
を走査して光電変換により電気信号を得る。302はA
/D変換器であり、CCD301にて得られた電気信号
をデジタル画像データに変換する。こうして得られたデ
ジタル画像データはR・G・B各チャンネルともに、二
色化処理部303に送られ、黒色及び赤色の2色画像を
作成する。こうして作成された黒色画像データ(図中
K)および赤色画像データ(図中R)はそれぞれフィル
タ処理部304,305に送られエッジ強調・平滑化処
理ランフィルタ処理を施される。画像処理部306にお
いて、多重・変倍・濃度データ生成等の各種デジタル画
像処理を行う。画像処理部306にて処理された画像デ
ータは最終的には濃度データとして後段に送られる。ガ
ンマLUT307及び308では、入力された濃度デー
タに応じて出力データが一意に決定されるようなガンマ
テーブルを参照して、プリンタの特性に応じたガンマ補
正を行う。ガンマLUT307では、黒データを、ガン
マLUT307では赤データを取り扱う。
【0016】次に、イメージフォーマッタ309,31
0では、ED処理や、スクリーン処理等の階調を落とし
た画像フォーマットに処理される。ここでED処理と
は、入力された画像データよりも低い階調で出力データ
を生成する際に、入力データと出力データとの間の誤差
を注目画素以外の画素にも振り分けて出力画像を生成す
る処理方法である。また、スクリーン処理とは、同様に
入力画像データよりも階調を落として出力する際に、画
像を網点画像のようにスクリーン角を持って出力画像を
生成する処理方法である。イメージフォーマッタ309
は黒画像、イメージフォーマッタ310は赤画像を取り
扱う。
【0017】このようにして、生成された出力画像デー
タは、プリンタ制御部204に送られ、プリンタによっ
て静電写真プロセスのような画像形成手法を用いて画像
形成される。 <色置換処理>ここで、本実施例で用いられる色置換処
理について説明する。
【0018】色置換処理とは図3の二色化処理部303
内に配置される処理部で、画像の指定した領域内の文字
の修飾(以降フォアグラウンド処理)及び指定した領域
の地の部分の修飾(以降バックグラウンド処理)とから
成る画像処理である。本実施例では入力の黒及び赤の画
像(8ビット画像)を入力し、黒及び赤の画像出力(多
値及び2値画像)を行うものとする。
【0019】この処理の詳細を図4及び図5を用いて以
下に説明する。
【0020】図4は図3の二色化処理部303内につい
て示したものである。ツインカラー処理部401は、入
力されたRGB画像データから、K(黒)及びR(赤)
画像データを作る処理部である。これについては詳細に
説明はしないが、入力されたRGB画像データを各画素
ごとにRGB色空間上のどの座標に存在するかを示す色
相角度により、K及びRの画像データ(共に8ビット画
像データ)を作成するというものである。次に、オルタ
ネートカラー処理部402では、入力されたK及びR画
像データを用いてフォアグラウンド処理及びバックグラ
ウンド処理を施す。オルタネートカラー処理部402に
て作られたK及びR画像データは後段に送られる。
【0021】本実施例では、フォアグラウンド画像とバ
ックグラウンド画像の生成は、例えば、入力K画像およ
びR画像について、元画像そのもの、あるいはそれを2
値化した画像をフォアグラウンド画像とし、元画像反転
・2値化した画像をバックグラウンドとすることで行わ
れる。図11は、上記方法によるフォアグラウンド画像
とバックグラウンド画像の生成を示す例である。図11
(a)の画像の破線で示すラインにおける濃度分布が
(b)で示されている。フォアグラウンド画像は元の画
像を2値化した画像(c)であり、バックグラウンド画
像は元の画像を反転して2値化した(d)である。この
ような方法で、例えばグレースケール画像の上に2値の
文字画像を描いて成る入力画像を、文字画像をフォアグ
ラウンド画像、背景となる中間調画像をバックグラウン
ド画像として分離する。なお、特に断らない場合、フォ
アグラウンド処理部あるいはバックグラウンド処理部に
ついて入力画像(入力K画像あるいは入力R画像を含
む)といった場合には、それぞれ元の画像から上記の要
領で生成されたフォアグラウンド画像あるいはバックグ
ラウンド画像を指す。
【0022】図5はオルタネートカラー処理部402の
内部処理を表すブロック図である。
【0023】フォアグラウンド処理部501は、フォア
グラウンド画像、例えば文字部分の修飾を行う部分であ
る。入力K画像及びR画像を用いてその画素ごとにフォ
アグラウンド用画像F_KDATA及びF_RDATA
を生成する。その手法としては、図中MODE信号によ
るオルタネートカラー処理の処理モード切り換えに応じ
て、入力K画像及びR画像をそのまま出力したり、白黒
反転したり、2値化(この場合はK及びRのグレースケ
ール画像データを0及び255のどちらかにしてしまう
処理を指す)等が上げられる。MODE信号は、CPU
回路部205により、操作部208による操作入力など
に応じて出力される。
【0024】バックグラウンド処理部502は地の部分
の修飾を行う部分である。入力K画像及びR画像を用い
てバックグラウンド用画像B_KDATA及びB_RD
ATAを生成する。その手法としては、フォアグラウン
ド処理部501と同様にMODE信号によりオルタネー
トカラー処理の処理モードに応じて行われるが、バック
グラウンド処理については、原稿として地がかぶってい
る原稿画像を想定して必ず2値化するところがフォアグ
ラウンド処理部と若干異なる。
【0025】503及び504はそれぞれフォアグラウ
ンド/バックグラウンド処理用の、パターン・濃度発生
部である。フォアグラウンド処理とバックグラウンド処
理で異なる濃度網掛け処理を施すことができる。
【0026】置換処理部505では上記4つの画像信号
(F_KDATA,F_RDATA,B_KDATA,
B_RDATA)を用いて、オルタネートカラー処理を
施されたK画像及びR画像を作成する。ここで作成され
たK画像(K_OUT)及びR画像(R_OUT)は次
の画像信号スイッチ部506にて最終的な出力信号であ
るK’及びR’となる。この処理部のセレクト信号であ
るAREA信号により、AREA=“HIGH”の時は
ツインカラー処理部401からの入力信号K及びRが選
択され、AREA=“LOW”の時(指定領域内である
場合を表す)には、置換処理部505の出力K_OUT
及びR_OUTを選択することにより、選択/非選択領
域の切り分けを行う。AREA信号は、操作部208に
よる操作入力などに応じてCPU回路部205により制
御される。
【0027】オルタネートカラー処理部505での詳細
な処理方法を図6を用いて説明する。本件実施例で実施
するオルタネートカラー処理は大きく分けて以下4つの
モードに分類できる。
【0028】モード1.フォアク゛ラウント゛:元画像、ハ゛ックク゛ラウ
ント゛:ハイライト(黒/赤) モード2.フォアク゛ラウント゛:白抜き、ハ゛ックク゛ラウント゛:ハイラ
イト(黒/赤) モード3.フォアク゛ラウント゛:色修飾、ハ゛ックク゛ラウント゛:白抜き モード4.フォアク゛ラウント゛:色修飾、ハ゛ックク゛ラウント゛:ハイラ
イト(黒/赤) ここで、ハイライトとは、指定領域内の非文字部分すな
わちバックグラウンド画像に対して、その黒色/赤色画
像データを2値化(ここでは1画素8ビットで0または
255のいずれかの値を有することを示す)してそれに
係数を掛け、中間調データを作成する処理や、2値化画
像を所定のパターンで網掛けする処理を示す。係数をか
ける場合の係数や網掛けを行う場合の網掛けパターン
は、パターン・濃度発生部503,504で濃度データ
として生成される。また、色修飾とは、指定領域内の文
字部分すなわちフォアグラウンド画像に対して、その黒
色/赤色画像データに係数を掛けた中間調データを作成
したり、網掛けしたり、あるいは2値化して係数をかけ
たり網掛けするといった処理を示す。また白抜き処理に
ついては、指定領域内の画像の濃度データを0にするこ
とで行う。各々の処理についてのイメージを図6に示
す。
【0029】図6において、図6(a)は処理モード
1、図6(b)はモード2、図6(c)はモード3、図
6(d)はモード4を示している。また、オリジナル
は、入力されたままの未処理の画像データを示す。図
中、オリジナル画像データにおける点線は指定領域の内
外を示す境界線で、全てのバックグラウンド画像は黒デ
ータが50(H:Hは16進数であることを示す)、赤
データが60(H)の混色であり、全てのフォアグラウ
ンド画像は黒データがA0(H)、赤データがC0
(H)の混色であるとする場合の例である。 <モード1における処理例>実際の動作の例としてモー
ド1の場合について説明する。フォアグラウンド処理部
501では、フォアグラウンド用パターン・濃度発生部
503からの濃度データにより入力K画像データの値を
演算する。例えばある画素の値が60(H)で、かける
べき係数を示す濃度データが50%である場合には、3
0(H)と演算される。また、上記演算の前に操作部2
08からの入力に応じて2値化演算も行う。この場合に
は、2値化の後に係数をかけたり、網掛けを施すことも
できる。入力R画像データも同様である。こうして、フ
ォアグラウンド処理部501においてF_KDATA及
びF_RDATAが作成される。
【0030】次にバックグラウンド処理部502では、
まず入力画像K及びRについて2値化を行う。2値化さ
れた各画像データは、フォアグラウンド処理部501と
同様に濃度値の乗算演算を行う。こうしてバックグラウ
ンド処理部502においてB_KDATA及びB_RD
ATAが作成される。
【0031】置換処理部505では、F_KDATAと
B_KDATAを用いてK_OUTを作成する。モード
1の場合はF_KDATAとB_KDATAを加算して
K_OUTを作っている。また、加算して255以上に
なった場合には、255にするという上限の制限処理も
同時に行う。R_OUTも同様にF_RDATAとB_
RDATAを加算・上限制御処理をもって作成される。
【0032】こうして作成された画像データK_OU
T、R_OUT及びツインカラー処理部からの画像デー
タK、Rを用いて、画像信号スイッチ部506にてAR
EA信号によってどちらの経路の画像を選択するかを決
定する。AREA信号は、指定領域内であればK_OU
T,R_OUTデータが選択出力され、指定領域外であ
ればK,Rデータが選択出力されるように与えられてい
る。 <フィルタによる輪郭除去処理>以上のように本実施例
のオルタネートカラー処理についてモード1を例にとっ
て説明したが、図6において上記モード1の場合及びモ
ード4の場合は、フォアグラウンド部とバックグラウン
ド部とでK画像及びR画像ともに両者の境界部でその濃
度差が生じてしまうために文字輪郭の部分が薄く縁取り
したような効果が現れてしまう。
【0033】図6を例にして説明すると、(b)はモー
ド2の、(c)はモード3の処理後の画像データを示し
ている。すべてのモードにおいて置換処理部では単にバ
ックグラウンド画像とフォアグラウンド画像との加算・
上限処理を行なうとすれば、モード2はフォアグラウン
ドが白抜きでバックグラウンドがハイライトであるた
め、その画像はバックグラウンド画像のみをハイライト
処理した画像と同じものである。また、モード3ではフ
ォアグラウンドが色修飾でバックグラウンドが白抜きで
あるため、その画像はフォアグラウンド画像のみを色修
飾した画像と同じものである。従って、図6(b)と
(c)を重ね合わせれば、フォアグラウンドが色修飾、
バックグラウンドがハイライトであるモード4の処理を
元画像に施した画像と同じものが得られることになる。
この場合には、フォアグラウンド画像とバックグラウン
ド画像との境界部において両画像とも0レベルとなる部
分が重なると、図6(d)、あるいは(a)のように縁
取りが生じてしまうことになる。
【0034】このような場合は、K画像及びR画像とも
にフィルタ処理部で平滑化処理を施すことにより、この
バックグラウンド画像とフォアグラウンド画像との境界
部に生じる縁取りを補正する必要がある。また、モード
2及びモード4の場合は文字輪郭部での縁取り効果が現
れないため、フィルタ処理部では何の処理も行わず後段
処理部に画像データを吐き出す。
【0035】また、モード2及びモード3の組み合わせ
の処理モードとして、図6(e)のようにK画像につい
てモード3の処理、すなわちフォアグラウンドに色修飾
(元画像にある定数係数を掛けて中間調濃度データを作
り出す場合も含む)してバックグラウンドを白抜きと
し、R画像についてモード2の処理、すなわちフォアグ
ラウンドを白抜きしてバックグラウンドにハイライト処
理を行うモードも考えられる。こうした場合は各色の画
像については輪郭は生じないものの、K画像とR画像と
の境界でK画像濃度が小さいために白く文字輪郭が生じ
てしまう。このようなモードの場合には、フォアグラウ
ンドであるK画像にエッジ強調処理を施すことにより文
字を見せかけ上太らせ、R、Kともに白レベルとなる部
分をなくして上記のような文字輪郭の白抜けを補正す
る。こうした理由から、色置換処理の処理モードにより
後段のフィルタ処理を切り換える必要がある。
【0036】すなわち、例えば各色の画像において輪郭
の白抜けが生じる場合には、平滑化フィルタによって平
滑化する。輪郭が生じるのはバックグラウンド,フォア
グラウンドとも白抜きでなく、バックグラウンドとフォ
アグラウンド画像との加算が行われる場合である。ま
た、各色の画像には輪郭が生ぜずとも、一方の色の画像
におけるフォアグラウンドの濃度レベルとバックグラウ
ンドの濃度レベルの大小関係と、他方の色におけるその
関係とが逆になっている場合には、各色を合成しすると
輪郭を生じることがあるため、一方の色の画像に対して
エッジ強調などの処理を施して画像を太らせる。
【0037】このようにして得られた画像を、図10
(a)〜(e)に示す。これらは、それぞれ図6(a)
〜(e)にフィルタ処理した様子を示している。
【0038】これをまとめると、つぎのような要領でフ
ィルタ処理を行うことになる。すなわち、色Xについ
て、 色Xのバックグラウンド画像がハイライト、かつ、フ
ォアグラウンド画像が白抜き以外の場合には、平滑化処
理を施す。 色Xのバックグラウンド画像が白抜き、かつ、Xでな
い方の色のフォアグラウンド画像が白抜きの場合には、
エッジ強調処理(太らせる)を施す。 以上以外の場合には、フィルタ処理は不要である。 <フィルタの切換え>次に、上記フィルタ処理の切り換
えを実現するため、ハイライト処理及びフィルタ処理の
部分についての詳細を図7に示す。これを用いて本実施
例における画像データのフィルタ処理切り換え部分の構
成について説明する。
【0039】オルタネートカラー処理部402により二
色化画像処理を施された画像データK及びRは、フィル
タ部304,305にて、平滑化・エッジ強調といった
フィルタ処理を施される。ここで、図中の信号MODE
はオルタネートカラー処理の処理モードを切り換えるた
めの制御信号である。また、この制御信号MODEによ
ってフィルタ処理部304,305によるフィルタ処理
も切り換えられ、制御信号MODEによって切り換えら
れる各オルタネートカラー処理に最適なフィルタ処理を
施す。実際には、デコーダ701によって制御信号MO
DEを用いてフィルタ(K)304を制御するSEL_
Kとフィルタ(R)305を制御する信号SEL_Rを
デコードし、これらでフィルタ304及び305の処理
を、上記〜の規則に沿って切り換える。
【0040】その切り換え手段としては、例えばデコー
ダ701によってデコードされた信号SEL_K及びS
EL_Rが2ビットの制御信号であるとして、何もフィ
ルタ処理を施さない場合は00(B:Bは2進数を表わ
す)がデコードされると、フォルタ処理部304及び3
05のそれぞれのフィルタ処理用の加重係数データとし
てフィルタスルー用の加重係数データが選択され、フィ
ルタ処理部としては何の処理も行われない。これらフィ
ルタ処理のためのマトリクスデータは、図8に示したよ
うにROM206あるいはRAM207に格納されてい
る。同様に、平滑化処理を施す必要がある場合には、信
号SEL_K及びSEL_Rとしては01(B)がデコ
ードされ、各フィルタ処理部304及び305内のフィ
ルタ処理用の加重係数データとして平滑化処理用の加重
係数データが選択されて平滑化処理が施される。エッジ
強調処理を施す必要がある場合には、信号SEL_K及
びSEL_Rは10(B)がデコードされ、各フィルタ
処理部304及び305内のフィルタ処理用の加重係数
データとしてエッジ強調処理が選択されてエッジ強調処
理が施される。
【0041】また、デコードされた信号SEL_K及び
SEL_Rは制御信号MODEによって別々にデコード
されるため、K画像はフィルタ処理無し、R画像はエッ
ジ強調処理を施すといった処理が可能となっている。
【0042】尚、本実施形態では、上記のようにフィル
タとして何の処理も行わない場合もフィルタスルー用の
加重係数データを選択し、実際に演算を行っている構成
を示しているが、図9に示すように、信号SEL_K及
びSEL_Rが00(B)となったときに画像データが
フィルタ処理部を通らない経路を有し、信号SEL_K
およびSEL_Rでその後段にあるセレクタを切り換
え、00(B)でないならフィルタ処理部からの入力を
選択出力させ、00(B)ならばフィルタ処理部を通ら
ない画像データを選択出力させるような構成でも構わな
い。
【0043】また、本実施の形態では、入力画像に対し
てフォアグラウンド画像(文字部),バックグラウンド
画像(非文字部)の切り分けを、入力画像を白黒反転し
たり2値化したり加算するなどの簡易的な手法で行なっ
ているものとして説明したが、フォアグラウンド画像と
バックグラウンド画像とを所定の閾値で切り分けてそれ
ぞれ別々に処理を施すような構成でも構わない。
【0044】以上のような構成により、オルタネートカ
ラーのように、例えば文字部のようなフォアグラウンド
画像と、その背景であるバックグラウンド画像とで異な
った処理を行う際に生じる、両者の境界にある文字エッ
ジ部の濃度現像による文字輪郭効果、あるいは、複数の
色成分に対して異なる画像処理を行うために生じる、フ
ォアグラウンドとバックグラウンドとの境界部の輪郭効
果を、処理された画像に対して処理内容に応じたフィル
タ処理を施すことにより補正し、出力画像の画質を向上
させることができる。
【0045】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0046】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0047】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0048】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0049】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0050】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる画
像処理装置及び方法は、画像に対して、フォアグラウン
ド画像とバックグラウンド画像とを独立した処理を施す
ことで、あるいは複数の色成分の各色ごとに独立した画
像処理を施すことで生じる輪郭効果を低減し、出力画像
の画質を向上させることができる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本件実施例を実施する複写機の構成図である。
【図2】上記複写機の制御系を示すブロック図である。
【図3】画像処理部の概要を示したブロック図である。
【図4】2値化処理部の概要を示したブロック図であ
る。
【図5】オルタネートカラー処理部の概要を示したブロ
ック図である。
【図6】各オルタネートカラー処理の処理内容の一例を
説明する図である。
【図7】オルタネートカラー処理に応じてフィルタを切
り換える部分の切り換え手段を説明するブロック図であ
る。
【図8】フィルタ処理に用いる加重係数データを格納す
るメモリマップを説明する図である。
【図9】フィルタ処理のもう一つの構成例を説明する図
である。
【図10】フィルタ処理された後の画像の様子を示す図
である。
【図11】フォアグラウンド画像とバックグラウンド画
像とを分離する手順の一例を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/60 H04N 1/40 D 1/46 1/46 Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2色から成る画像を形成する
    画像処理装置であって、 各色成分の画像に含まれる前景画像と背景画像のそれぞ
    れに対して所望の画像処理を施す処理手段と、 前記処理手段により処理された各色の画像について、前
    記画像処理に応じたフィルタ処理を施すフィルタ手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、画像処理として、各色
    の画像を前景画像と背景画像とに分離して、白抜き処理
    を含む所望の画像処理を施して再度合成することを特徴
    とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルタ手段は、各色成分につい
    て、その色の背景画像および前景画像に対して前記処理
    手段により白抜き以外の処理が施されている場合には、
    平滑化処理を施すことを特徴とする請求項2に記載の画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルタ手段は、各色成分につい
    て、その色の背景画像に対して前記処理手段により白抜
    き処理が施され、かつ、当該色成分以外の色成分の前景
    画像に対して白抜き処理が施されている場合には、画像
    を太らせる処理を施すことを特徴とする請求項2に記載
    の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 画像入力する入力手段と、前記入力画像
    における所望の範囲を指定する指定手段とを更に備え、
    前記処理手段は前記指定手段により指定された範囲につ
    いて画像処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段はフルカラー画像を入力す
    る手段であり、該入力手段により入力されるフルカラー
    画像を、2色の画像に赤と黒の2色から成る画像に変換
    する変換手段を更に備えることを特徴とする請求項5に
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記少なくとも2色から成る画像は、色
    成分として黒と赤とを含むことを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記フィルタ手段は処理に応じた重み係
    数を格納する格納手段を有しており、前記処理手段によ
    る画像処理に応じて重み係数を切り換える切換手段を更
    に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段は画像処理として、2値化
    処理と、白抜き処理と、係数を乗ずる処理と、網掛け処
    理の少なくともひとつ、あるいはそれらを組合わせた処
    理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  10. 【請求項10】 少なくとも2色から成る画像を形成す
    る画像処理方法であって、 各色成分の画像に含まれる前景画像と背景画像のそれぞ
    れに対して所望の画像処理を施す処理工程と、 前記処理工程により処理された各色の画像について、前
    記画像処理に応じたフィルタ処理を施すフィルタ工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記処理工程は、画像処理として、各
    色の画像を前景画像と背景画像とに分離して、白抜き処
    理を含む所望の画像処理を施して再度合成することを特
    徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記フィルタ工程は、各色成分につい
    て、その色の背景画像および前景画像に対して白抜き以
    外の処理が施されている場合には、平滑化処理を施すこ
    とを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 前記フィルタ工程は、各色成分につい
    て、その色の背景画像に対して白抜き処理が施され、か
    つ、当該色成分以外の色成分の前景画像に対して白抜き
    処理が施されている場合には、画像を太らせる処理を施
    すことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 前記処理工程は、画像を入力する入力
    手段により入力された画像に対して、指定手段により指
    定された範囲について画像処理を行うことを特徴とする
    請求項10に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 前記入力手段はフルカラー画像を入力
    する手段であり、該入力手段により入力されるフルカラ
    ー画像を、2色の画像に赤と黒の2色から成る画像に変
    換する変換工程を更に備えることを特徴とする請求項1
    4に記載の画像処理方法。
  16. 【請求項16】 前記少なくとも2色から成る画像は、
    色成分として黒と赤とを含むことを特徴とする請求項1
    0に記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記フィルタ工程は、格納手段に格納
    された、処理に応じた重み係数を、前記処理手段による
    画像処理に応じて切り換えることを特徴とする請求項1
    0に記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記処理工程は、2値化処理と、白抜
    き処理と、係数を乗ずる処理と、網掛け処理の少なくと
    もひとつ、あるいはそれらを組合わせた処理を行うこと
    を特徴とする請求項10に記載の画像処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008153948A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Ricoh Co Ltd 画像処理方法、画像処理装置、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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