JPH0818777A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0818777A
JPH0818777A JP7020522A JP2052295A JPH0818777A JP H0818777 A JPH0818777 A JP H0818777A JP 7020522 A JP7020522 A JP 7020522A JP 2052295 A JP2052295 A JP 2052295A JP H0818777 A JPH0818777 A JP H0818777A
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image
signal
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area
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JP7020522A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Namitsuka
塚 義 幸 波
Kouichi Kamon
門 宏 一 賀
Masaaki Ito
藤 雅 章 伊
Hiroyuki Kawamoto
本 啓 之 川
Anki You
安 麒 葉
Koji Tone
根 剛 治 刀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels

Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字,線字画像と写真,網点画像の混在した
原稿を1回のコピー操作で、ともに良好な画像を得る。
低コントラスト原稿に特化した処理モードをも提供す
る。 【構成】 原稿画像信号を読み取り電気信号に変換する
手段と、該電気信号に対して信号処理を施す手段と、信
号処理された信号にしたがって画像を再生する画像形成
手段を有する画像処理装置において、読み取り信号から
原稿の文字領域と写真領域とを分離し、領域信号を出力
する手段と、領域信号にしたがってフィルタ処理を切り
替える手段と、文字画像用の階調処理と写真画像用の階
調処理を並行して行う手段と、前記領域信号にしたがっ
て、文字用の階調処理結果と写真用の処理結果とを選択
的に切り替える手段を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力された画像デ−タ
が表わす画像の文字部を解像度を改善し、絵柄部は階調
性を改善する画像処理装置に関し、特に、これに限定す
る意図ではないがデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平01−137378号公報には、
原稿上の文字画像と写真画像とを特徴抽出によって分離
し、それぞれに別々のフィルタ処理を施すとともにそれ
ぞれの特徴に合った別個の2値化処理を行なって、文字
画像と写真画像をそれぞれ鮮明に表わす画像デ−タを得
ようとする画像処理方式が提示されている。
【0003】特開平02−34233号公報には、原稿
上の文字領域と写真領域とを分離するための網点領域の
検出方式が提示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原稿の種類,質によっ
て、複写機に求められる画像処理機能が異なり、最近
は、複写原稿として使われる全てのものの要求を満たす
複写品質が求められ、現在一般的な原稿のほとんどをカ
バーできる画像処理方式が種々提案されている。ほとん
どのものとは、雑誌等の文字,写真が混在した原稿をは
じめ、新聞,ワープロ文書,手書き文書などである。特
に文字と写真の両立を目指すことで一般原稿のほとんど
をカバーしようという提案が多く出されている。その一
例が前記特開平01−137378号公報に提示されて
いる。
【0005】ただし、従来のデジタル複写機では、原稿
のほとんどが文字原稿であるという観点より、文字画像
に対するコピーモードをメイン(初期状態でこのモー
ド)とし、オペレータがキー操作することで、文字と写
真が混在した原稿に対するモードや、写真画像だけを対
象にしたモードに切りかえて使用するようにしていた。
これは、文字原稿が一般原稿の主流であるという考えの
他に、文字/写真を両立させる処理が不完全で領域の分
離処理ミスや、淡い文字原稿をきれいに再現できないな
どの問題があったことにもよっている。
【0006】従来から、デジタル画像処理においては、
文字や線字等、解像力を重視する画像の処理と、写真や
中間調を多く有する階調性を重視する画像の処理の2種
類が行なわれ、それぞれの処理方法の特徴が相反するこ
とから、文字線字用の画像処理モードと写真用の画像処
モードを別に用意することが多い。また、2つの画像処
理モードを用意した上で、両者の特徴を原稿情報より識
別し、それぞれに適切な処理を施そうとする文字/写真
両立モードを設けるものもある。
【0007】文字/写真領域分離処理、あるいは文字/
写真両立処理方法については、近年多くの提案がなされ
ている。しかし、完全な領域分離が難しいということ、
あるいは両立処理をしたとき、文字専用処理に対する文
字の画像品質や写真専用処理に対する写真の品質が、同
等以上にならないということで、文字専用モード、写真
専用モードに続く第3のモードとして提供されるのが限
界であった。
【0008】また、領域分離処理の目的が、前述のよう
に解像力重視の文字画像、階調性重視の写真画像という
観点だけでなく、第3のモードを網点原稿に対してモア
レの発生を防ぐことで、両立をはかろうとする場合もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】最近のオフィスの原稿
で、文字の中に写真が含まれる混在原稿の割合いが増え
てきており、こういう原稿を忠実に再現することが複写
機の使命になってきているが、写真の中間調を忠実に再
現させるため、鉛筆で書かれたような淡い原稿が原稿ど
うり、淡く再現されたりしてユーザーの要求と反するこ
ともでてくる(ユーザーは、淡い原稿もコピーは濃くし
たい)。
【0010】またオフィスの中では、複写機で出力され
たものを次に原稿にして、更にその出力を原稿にすると
いった複数世代に渡つてコピーをとっていくことが多
く、この場合、電子写真の特性でコピー出力の線が除々
に太くなっていって、世代が進むごとに複写品質が低下
していくという問題がある。つまり、従来機のように文
字原稿に対するモード,文字写真混在原稿に対するモー
ド,写真原稿に対するモードというのではなく、 文字写真混在,文字だけ(特殊なもの除く),写真だ
け(特例を除く)など、ほとんどの原稿をカバーするモ
ード、 全面が写真で特に写真に特化した処理をするモード、 文字のうち、特に鉛筆原稿など淡いコントラストの低
い原稿に対するモード、 文字のうち、コピーを何世代にも渡って、コピーする
ような原稿に対するモード、 という分類が求められている。
【0011】従来の複写機では、文字と写真の両立処理
モードは持っていても、操作パネルのキー操作によっ
て、文字写真両立モードを選択しない限り、両立するコ
ピーを得ることができなかった。従来は、文字原稿用の
モード、写真原稿用のモード、そして文字写真混在原稿
用のモードという形態で、ユーザーに提供されていた
が、実際には、文字原稿と言っても鉛筆等で書かれた濃
度の淡い原稿や一旦複写され、最初の原稿よりも線が太
くなってしまった原稿などによって、求められているコ
ピーが多様化している。
【0012】本発明は、原稿上の各種画像領域に適する
解像度と階調性を再生する画像処理装置を提供すること
を第1の目的とし、文字,線字画像と写真,網点画像の
混在した原稿を1回のコピー操作で、ともに良好な画像
を得ることを第2の目的とし、写真領域と文字領域の領
域区分などの領域分離のエラ−をなくすことを第3の目
的とする。より具体的には、複写機の電源を投入した時
点、あるいは、コピー動作を終了して一定時間後に行わ
れるリセット機能などで、初期状態に戻った状態ですぐ
に文字と写真の混在した画像を含む一般の原稿に対応し
うるデジタル複写機を提供することを第4の目的とし、
多様化したニーズに答えることを第5の目的とし、低コ
ントラスト原稿に特化した処理モードをも提供すること
を第6の目的とし、複写を繰り返すことによる画像の太
り等の画像劣化を回避することを第7の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の画像処理装置
は、第1態様において、入力画像デ−タの少くとも一部
を遅延する手段と、遅延した画像デ−タを含む入力画像
デ−タに基づいて注目画素の画像デ−タを周辺画素の画
像デ−タを参照して強調処理する手段と、注目画素と周
辺画素の画像デ−タを平滑化処理する手段と、強調処理
した画像デ−タと平滑化処理した画像デ−タの一方を出
力画像デ−タとして選択する手段とを具備することを特
徴とする。
【0014】第2態様は、原稿画像信号を読み取り電気
信号に変換する手段と、該電気信号に対して信号処理を
施す手段と、信号処理された信号にしたがって画像を再
生する画像形成手段を有する画像処理装置において、読
み取り信号から原稿の文字領域と写真領域とを分離し、
領域信号を出力する手段と、領域信号にしたがってフィ
ルタ処理を切り替える手段と、文字画像用の階調処理と
写真画像用の階調処理を並行して行う手段と、前記領域
信号にしたがって、文字用の階調処理結果と写真用の処
理結果とを選択的に切り替える手段を有することを特徴
とする。
【0015】
【作用】本発明の第1態様によれば、文字部と絵柄部の
混在する画像に対し、文字部の解像度の改善と絵柄部の
階調性の改善が分離して行なわれ、それぞれの重み係数
を独立して設定できる。再生画像の画質再現性が向上す
る。
【0016】第2態様によれば、読み取り信号から原稿
の文字領域と写真領域とが検出されて領域信号が発生さ
れ、領域信号にしたがってフィルタ処理が切り替えられ
る。文字画像用の階調処理と写真画像用の階調処理が並
行して行なわれて、領域信号にしたがって、文字用の階
調処理結果と写真用の処理結果とが選択的に出力され
る。したがって、文字,線字画像と写真,網点画像の混
在した原稿を1回のコピ−操作で、ともに良好な画像を
得ることができる。また、網点原稿で発生するモアレを
抑制できる。
【0017】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0018】
【実施例】
−第1実施例− 図1に本発明の一実施例の構成概要を示す。入力画像デ
−タは、遅延生成部100で所定の2次元配列に整理さ
れて、強調画像を生成する画素強調部300と、平滑画
像を生成する画素平滑部400に送られる。画素強調部
300が処理した画像デ−タと画素平滑部400が処理
した画像デ−タはセレクタ(出力画像選択部)500に
送られる。セレクタ500は、領域信号生成部600が
与える切換え信号に対応して、強調部300が与える画
像デ−タ又は平滑部400が与える画像デ−タを選択し
て出力する。
【0019】図2に、遅延生成部100の構成を示す。
遅延生成部100は、FIFOメモリ(先に入った画像
デ−タを先に出力するシフトレジスタ,RAM等)とフ
リップフロップより構成される。副走査方向の遅延をF
IFOにより生成し、主走査方向の遅延はリップフロッ
プにより生成する。これらにより、注目画素(処理対象
各画素)を中心として副走査方向および主走査方向の画
像デ−タ群が面配列に整えられ、複数画素の画像デ−タ
が同時に(パラレルに)出力される。
【0020】図3に、画素強調部300の内部構成を示
す。画素強調部300は、シフタ−,とセレクタ−、及
びアダ−を含む。画素の強調は遅延部100において生
成された画像データに対し、フィルター係数群に対応す
るビットシフトを行う。係数群は数種類を用意してお
き、モードセレクトにより指定される特性を有するもの
を選択する。強調成分に対し総和を求め、更に必要とさ
れる強調量に応じて重み付けの変更を総和信号のビット
シフトにより生成する。新たに生成された強調成分は、
注目画素、すなわち遅延により生成される二次元マトリ
クスの中心画素に加算され、強調信号が生成される。な
お、重み係数は中心位置に対して対称系であるので、遅
延部100における主走査方向の遅延量は中心位置まで
の画素数のみ必要とし、遅延部100の構成が簡略化さ
れる。
【0021】図4に、画素平滑部の内部構成を示す。遅
延生成された画像データすなわち遅延部100が出力す
る画像デ−タに対し、モードセレクトに於て指定される
特性を有するビットシフト量を選択し、周辺画素との総
和を算出することで注目画素の平滑化した画像デ−タを
生成する。なお、重み係数は中心位置に対して対称系で
あるので、遅延部100における主走査方向の遅延量は
中心位置までの画素数のみ必要とし、遅延部100の構
成が簡略化される。
【0022】図5に、領域信号生成部600の、テキス
トモ−ドが設定されているときの、領域信号をエッジ信
号と白地信号より生成する構成を示す。画像上のエッジ
と白地による領域信号の生成は、ラプラシアン及び二値
化処理によりエッジ信号を検出する。白地検出はラプラ
シアンによる強調信号と二値化により白地候補を算出
し、主走査及び副走査の広範囲な領域に於て白地候補が
存在する場合、注目位置を白地とする。白地とエッジの
アンド条件により文字領域を判定し、更にモードセット
により領域分離処理を行う場合においてのみ、判定条件
を出力する。モードセットにより分離処理を行わず、全
面強調処理もしくは全面平滑処理の場合、出力する切り
替信号を指示する領域信号に固定する。
【0023】図6に、領域信号生成部600の、網点処
理モ−ドが設定されているときの、領域信号をエッジ信
号と網点信号より生成する構成を示す。エッジと網点に
よる領域信号の生成は、上記と同様にエッジ信号を検出
し、網点信号は主走査及び副走査方向に於てピーク信号
のピッチ幅により検出する。網点とエッジのアンド条件
により絵柄領域を判定し、更にモードセットにより領域
分離処理を行う場合においてのみ、判定条件を出力す
る。全面一括処理の場合は、上記と同様に領域信号を固
定する。
【0024】図7に、領域信号の生成位置(判定位置)
を制御する構成を示す。領域信号生成部600の出力で
ある領域信号(切換え信号)とフィルター出力(強調部
300の出力又は平滑部400の出力)との位置調整
は、副走査方向はFIFOの個数で調整し、主走査方向
はFIFOのリードイネーブル信号の遅延量で調整す
る。主走査方向の同期信号によりリードイネーブルRE
N1を生成し、REN1の遅延調整信号REN2を併せ
て生成する。REN2で制御されるFIFOF1,以降
のFIFOF2,F3出力と、それ以前のFIFO−S
2,S1出力では、主走査方向に調整された遅延量が生
成される。図1に示すように、入力画像デ−タは遅延生
成部100と領域信号生成部600に同時に与えられる
ので、図7に示す遅延装置を、遅延生成部100の先頭
に置くか、又は領域信号生成部600の先頭に置けばよ
い。
【0025】以上のように第1実施例は、文字と絵柄の
混在画像に於て文字部の解像度と絵柄部の階調性とを両
立して処理することが出来る。分離信号により出力を選
択することにより混在画像の適切な出力を得ることが出
来る。一括処理と分離処理とを切り替、処理内容を変更
することが出来る。強度フィルターの係数部を与えるビ
ットシフト部と、総和を求める演算部を切り放すこと
で、数種類のフィルター強度を簡易な構成で用意するこ
とが出来、処理の柔軟性が得られる。平滑フィルターの
係数部を与えるビットシフト部と、総和を求める演算部
を切り放すことで、数種類の平滑フィルター特性を簡易
な構成で用意することが出来、処理の適用範囲がひろが
る。簡易な構成で文字部と非文字部の分離が行える。分
離処理の構成が簡便でコストの低減が計られる。制御信
号の遅延だけであるので、画像データの遅延に比べ、低
コストで回路の構成が出来る。
【0026】−第2実施例− 図8は、デジタル複写機の、原稿読み取り装置の概略構
成図である。同図において読み取り原稿(図示せず)を
載置するためのコンタクトガラス1は、光源2a,2b
によって照明され、読み取り原稿からの反射光(原稿
像)は、ミラー3〜7及びレンズ8を介してCCDイメ
ージセンサー9の受光面に結像される。光源2及びミラ
ー3は、コンタクトガラス1の下面をコンタクトガラス
1と平行に副走査方向(図8において左右方向)に移動
する走行体10に搭載されている。ミラ−4,5を搭載
された走行体11も同方向に移動するが、走行体10の
移動速度の1/2の速度で走行体11が移動し、これに
より、走行体10,11の移動の間、ミラ−3から、ミ
ラ−4〜7およびレンズ8を介してイメ−ジセンサ−9
に至る光学長は一定である。主走査は、CCDイメージ
センサ9の固体走査によって行われ、原稿画像はCCD
イメージセンサ9によって読み取られ、前述のように光
学系が移動することで原稿全体が走査されることになっ
ている。本実施例では、読み取り密度は主,副走査とも
16画素/mmに設定され、A3判(297mm×420mm)の原稿ま
で読み取り可能になっている。
【0027】図9に、本発明の一実施例であるデジタル
複写機の、画像形成を行なうレーザープリンタの構成を
示す。原稿読み取り装置(図8)とレーザープリンタ
(図9)とは一体構造の場合が多いが、ときに分離さ
れ、電気的にのみ接続されることもある。レーザープリ
ンタには、レーザー書き込み系,画像再生系ならびに給
紙系などが備わっている。前記レーザー書き込み系のレ
ーザー出力ユニット21の内部には、レーザー光源であ
るレーザーダイオード及び電気モ−タによって高速で定
速回転する多角形ミラー(ポリゴンミラー)が設けられ
ている。レーザー書き込み系から出力されるレーザー光
が、画像再生系の感光体ドラム24に照射される。感光
体ドラム24の周囲には、帯電チャージャ25,イレー
サ26,現像ユニット27,分離爪30,クリーニング
ユニット31などが備わっている。尚、感光体ドラム2
4の一端近傍でレーザービームが照射される位置に、主
走査同期信号(MSYNC)を発生するビームセンサ
(図示せず)が配置されている。このレーザープリンタ
における画像再生のプロセスを簡単に説明すると、感光
体ドラム24の周面は、帯電チャージャ25によって一
様に高電位に帯電される。その周面にレーザー光が照射
されると、照光された部分は電位が下かる。レーザー光
は記録再生の黒/白に応じてオン/オフされ、なおかつ
パルス幅変調(PWM)またはパワー変調(PM)によ
って、感光体ドラム面上のレーザー照射エネルギーを制
御する。その結果、感光体ドラム面上には、記録画像の
階調レベルに対応する電位分布、すなわち静電潜像が形
成される。静電潜像が形成された部分が現像ユニット2
7を通ると、その電位の高低に応じてトナーが付着し、
静電潜像が、可視化したトナー像となる。トナー像が形
成された部分に所定のタイミングで記録シート32が送
り出されそれにトナ−像が転写される。記録シ−ト32
は、その後分離チャージャ29ならびに分離爪30によ
って、感光体ドラム24から分離される。分離された記
録シート32は、搬送ベルト34によって搬送され、ヒ
ータを内蔵した定着ローラ35によって加熱定着された
のち、排紙トレイ36に排出される。
【0028】この実施例では、給紙系は2系統になって
いる。一方の給紙系、上側給紙カセット33a内の記録
シート32aは、給紙ローラ37aによって給紙され
る。一方、下側給紙カセット33b内の記録シート32
bは、給紙ローラ37bによって給紙される。そして、
いずれかの給紙ローラ37から給紙された記録シート3
2は、レジストローラ38に当接した状態で一旦停止
し、記録プロセスの進行に同期したタイミングで感光体
ドラム24に送り込まれる。尚、図示しないが、各給紙
系には、カセット33a,33bに収納されている記録
シート32a,32bのサイズを検知する記録シートサ
イズ検知センサーがそれぞれ備わっている。次に、上述
のデジタル複写機の、画像処理電気系統と画像処理モー
ドを説明する。図10は、画像処理電気系統における画
像データの処理順序を示す。図中の12はセンサドライ
バ回路、9はCCDイメージセンサ、13は増幅器、1
4はA/D変換回路、15はシェーディング補正回路、
16は空間フィルタ回路、17は主走査変倍回路、18
はγ補正回路、19は階調処理回路、20はレーザーダ
イオード(LD)制御回路である。
【0029】前述のように16画素/mmのサンプリング密
度で読み取られた画像信号は、まず、増幅器13である
決められた電圧振幅に増幅され、その後A/D変換回路
14で1画素あたり2のn乗階調(実施例では256階
調)のデジタルデータに変換される。そしてシェーディ
ング補正回路15が、光源2a,2bの照度ムラ、及び
CCDイメージセンサ9の各素子間の感度ばらつき等を
補正するシェーディング補正を行なう。次の空間フィル
タ回路16では、文字,線字画像等の解像力をあげるM
TF補正と信号ノイズ除去をし、写真等の再現性をあげ
る平滑化処理等を行う。その後、変倍機能の設定に応じ
て主走査変倍回路17で変倍処理を行い、つづいてγ補
正回路18で濃度設定機能に応じたγ補正を行う。そし
て、画質設定機能に応じて中間調処理等を行う階調処理
回路19を通して、LD制御回路20に記録画像信号を
送る。LD制御回路20は、送られた画像信号にしたが
ってレーザーダイオード(LD)の点灯信号を生成し、
LDを駆動する。
【0030】この実施例では、複写機の電源ON直後、
あるいはリセット機能で初期状態に戻ったとき、画像モ
ードを自動文字写真モードにし、画像処理内容として
は、空間フィルタ回路16における領域分離処理によっ
て、文字部分に施すフィルタと写真部分に施すフィルタ
を切り替えるとともに、文字部分については1画素単位
で階調処理し、写真部分については主走査2画素を1単
位として処理する。
【0031】図11に、空間フィルタ回路16の構成概
要と、それと主走査変倍部17,γ補正部18および階
調処理部19の関係を示す。
【0032】シェーディング補正された画像信号は、空
間フィルタ回路16にはいると、文字部用のフィルタ処
理と、写真部用のフィルタ処理を並行して受ける。更
に、並列に設けられた領域分離部の出力信号(例えば
「1」で写真部を表わし、「0」で文字部を表わす信
号)が、文字部用の出力と写真部用の出力を選択して、
主走査変倍部17に出力する。更に、領域分離部の出力
信号は、領域信号として主走査変倍部17を通って、階
調処理部19へ送られる。一方、画像出力は空間フィル
タ回路16の領域信号によって選択された後、主走査変
倍部17,γ補正部18を通って階調処理部19へ送ら
れる。
【0033】図12に、空間フィルタ回路16の構成を
より詳細に示す。入力画像信号にはRAM(γ補正)に
よって、スキャナ−対応のγ補正が施こされ、そして
「3×3ラプラシアン」に与えられる。一方入力画像信
号は外付けFIFOにより副走査方向に遅延(2〜6ラ
イン)して「5×5マトリクスデ−タ生成」に与えられ
る。「画素選択」の出力SKDがフィルタ処理された画
像信号、「領域判定」の出力RMSが文字領域と絵柄領
域の分離信号である。図13に、「5×5マトリクスデ
−タ生成」ブロックの内容を示す。これには、副走査方
向に2〜6ライン、主走査方向に55画素遅らせた入力
画像信号F2D〜F6Dが与えられ、「5×5マトリク
スデ−タ生成」ブロックは、それらの3×5領域の遅延
デ−タを生成する。図12に示す「フレア−補正量算
出」ブロックは、5×5画素領域内の図14に示すN=
13画素A〜Mの、T未満の値を持つ画素レベルを積算
し、Nで平均化して、平均値を、注目画素Gのフレア−
補正量RGDとする。図12に示す「MTF補正」ブロ
ックの処理ロジックを図15に示す。この「MTF補
正」は、フィルタ−係数を補正項とオリジナル項に分割
し、5×5画素マトリクスの中心部に位置する注目画素
に対し、MTF補正項を画像処理モ−ド指定信号に基づ
いて生成される倍率信号MGCが示す倍率を乗じて加算
する。これに用いるMTF補正用フィルタ−係数を図1
6に示す。「文字モ−ド」では図16に示すSMTF=
1のフィルタ係数が、「鉛筆モ−ド」ではSMTF=4
のフィルタ係数が用いられる。図12に示す「フレア−
除去」ブロックは、「文字モ−ド」が指定されていると
きには「MTF補正」の出力MDGから「フレア−補正
量算出」の出力RDGを減算して「画素選択」に出力す
る。「鉛筆モ−ド」では、フレア−除去は行なわず、
「MTF補正」の出力MDGを「画素選択」に出力す
る。図12に示す「平滑化処理」ブロックは、弱強調並
びに特定周波数領域においてフラットな特性を有するフ
ィルタ−を用いて平滑化処理を行う。これに用いるフィ
ルタ−係数を図17に示す。
【0034】図12に示す「3×3ラプラシアン」ブロ
ックは、スキャナ−γ補正された画像信号CKGと、C
KGを副走査方向に1及び2ライン遅延した画像信号F
1,F2を入力として、フィルタ−処理を行なう。これ
に用いるフィルタ−係数を図18に示す。「3×3ラプ
ラシアン」ブロックの出力は、符号付き11ビットであ
る。図12に示す「エッジ分離ブロック」は、「3×3
ラプラシアン」ブロックの符号付き出力の絶対値を2値
化処理し、エッジ候補を抽出した後、2×2画素への膨
張処理により、エッジ画素を決定する。膨張により決定
した結果は、次の分離の膨張デ−タに使用しない。膨張
処理における注目画素は2×2画素マトリクスの右下画
素である。この関係を図19に示す。2値化処理では、
閾値TFE[7:0]以上の値をエッジ候補とする。
【0035】図12に示す「白地分離ブロック」は、画
像信号の2値化に先立ちオリジナルデ−タに「3×3ラ
プラシアン」ブロックの出力CKGを加算しMTF補正
を行なう。白地分離アルゴリズムを次に示す: (1)MTF補正 オリジナルデ−タのMTF補正を行なう。補正項の強度
倍率を可変とし、「3×3ラプラシアン」ブロックの出
力CKGをSLAP[2:0]倍した後、画像信号CK
Gに加える, (2)2値化 補正出力が、閾値TFE[7:0]より白側(TFWよ
り小さい)の画素を白画素として検出する, (3)白地候補検出 図20に示す5×5画素マトリクスパタ−ンのパタ−ン
マッチングを行ない、2×5または、5×2の領域が全
て白画素であるパタ−ンを検出する, (4)ブロック化、膨張 4×1画素を単位とするブロック化を行い、ブロック内
に1画素以上の白画素が存在するとき注目ブロックを白
地ブロックとし、副走査方向の上下に1ブロックづつ膨
張する。この態様を図21に示す, (5)ブロック補正 21×1のブロック(1ブロックは4×1画素)を用意
し、この中に少くとも1つ以上の白地ブロックが存在す
るとき、注目ブロック(中央のブロック)を白地ブロッ
クとする。この関係を図22に示す。
【0036】図12の「領域判定」ブロックは、「エッ
ジ分離ブロック」のエッジ分離結果を表わすデ−タED
と「白地分離ブロック」の白地分離結果を表わすデ−タ
WDに基づいて、領域判定を行なう。領域判定のための
真理値表を次の表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】図12の「画素選択」ブロックは、表1に
示す領域判定結果と、指定されている画像処理モ−ドに
基づき出力画素を選択する。画素選択の真理値表を次の
表2に示す。表2中の処理モ−ドが、画像処理モ−ドで
ある。
【0039】
【表2】
【0040】図23に、図10および図11に示す階調
処理回路19の構成を示す。階調処理回路19は、γ補
正された画像信号をプリンタ部(LD制御回路20)へ
転送し、LDの点灯信号に変換するという処理を行う。
このとき、画像処理モードに応じて出力画像の画質を変
更するため、いくつかの処理方法によって並行して画質
処理を行う。本実施例では図23に示すように、多値化
処理,誤差拡散処理,多値ディザ処理、及び2値化処理
を用意している。また、このとき、多値化処理と誤差拡
散処理については、1画素処理と2画素処理の2通りを
持っている。
【0041】それぞれの画質処理の内容を説明する前
に、階調処理回路19から出力される画像信号のフォー
マットについて説明する。前述のように、階調処理回路
19からの出力信号は、LDの点灯信号である。したが
って、LDの点灯方式によってこの信号のフォーマット
も変わってくる。本実施例の場合、LDの点灯変調方式
は、256階調のパルス幅変調(PWM)であり、点灯
パルスの位相(左寄せパルス、右寄せパルス)をコント
ロールすることが可能で、変調レベル(0〜255)を
表わす輝度信号8ビットと位相を表わす位相信号2ビッ
トの計10ビットの信号となっている。図24に、階調
処理出力信号とLD点灯パルスの関係を示す。階調処理
後の画像信号は、図24に示す「輝度信号」8ビットと
「位相信号」2ビットの計10ビットの信号となる。
【0042】次に図23に示す各階調処理の内容につい
て説明する。まず、「多値化処理」では、位相信号のコ
ントロールと1画素処理,2画素処理を行う。位相コン
トロールは、1画素処理の場合、左右の隣接画素の大小
関係をみて、大きい方(より黒い方)に位相を寄せる。
ただし、単純に左右の大小関係だけで位相を変えると、
ランダムノイズでテクスチャが発生するため、左右の濃
度差(データ差)が、あるしきい値を越えたときだけ位
相をコントロールし、それ以外のときは、中央パルス固
定とする。
【0043】2画素処理の場合は、対象となる2画素の
黒部が互いに接するように、左側の画素は右パルス、右
側の画素は左パルスとする。つまり、たとえば主走査の
奇数番目の画素は右パルス、偶数番目の画素は左パルス
というふうにする。また、輝度信号の処理は、1画素処
理の場合は、γ変換されたそのままのデータを出力し、
2画素処理の場合は、2画素のデータを加算し、加算結
果の半分づつを両画素に割り振る。
【0044】次に、誤差拡散処理部は、周囲画素で発生
した再量子化(LD点灯輝度信号に変換する)誤差を決
められた重みづけで注目画素に加え、その加算結果を再
量子化し、輝度信号に変換するとともに、その画素の誤
差を出力する。誤差を配分する重みづけは、図25のよ
うなマトリクスで示される。誤差の大きさは、輝度信号
の量子化レベルに依存する。γ変換後のデータが256
階調なので、輝度信号が256階調であれば誤差は0、
64階調であれば誤差は3、本実施例では、輝度信号の
量子化レベルは9階調で誤差は最大31となる。1画素
の誤差が最大31で、マトリクスで示された重みづけの
合計は32だが合計を1/32にするので周囲画素の誤
差の合計は、最大で31となる。これをγ変換後のデー
タに加算するので合計は、最大286である。これを3
2ステップで9階調に分割することになる。このとき、
Data=32×n+c(n,cは整数)のとき、nが
誤差拡散出力、cが誤差となる。また、出力nは0〜8
となるが、輝度信号のフォーマットが前述のように25
6階調であるため、0〜255の値をn0〜8の1つ1
つに割り当てる必要がある。本実施例での割り当てを図
26の(a)に示す。 また、誤差拡散処理においても
多値化処理と同様に2画素処理も行う。誤差拡散出力n
を2画素単位で加算し、加算結果を2画素に配分する。
加算結果は0〜16となり、1画素の時と同様に輝度信
号0〜25を割り当てる。本実施例での割り当てを図2
6の(b)に示す。
【0045】また、、誤差拡散処理においても多値化処
理と同様に、位相コントロールを行う。位相コントロー
ル方法は、1画素処理と2画素処理で異なり、多値化処
理と全く同様である。
【0046】次に、多値ディザ処理について説明する。
多値ディザ処理は、1画素を多値としたディザ処理であ
る。1画素の分割は、LD点灯信号がパルス幅変調であ
ることを想定して、主走査方向に分割する。分割態様を
図27に示す。ディザマトリクスの大きさは本実施例で
は、4×4、及び6×6としている。4×4の場合、1
画素の分割は15分割とし、4×4×15+1=241
階調の再現を可能とする。また、6×6の場合、1画素
の分割を8分割とし、6×6×8+1=289階調の再
現を可能とする。ただし、1画素を分割した1つ1つ
は、独立した画素と異なり、単独にON/OFFするこ
とはできず、左端、右端、あるいは中央から連続してパ
ルス幅を増大させるようにしかならない。
【0047】すなわち、分割したそれぞれに閾値を配列
するとき、図28のように、左からの単調増加、右から
の単調増加、あるいは中央から周囲に次第に大きくなる
配列のいずれかしか選択できない。このとき、左からの
単調増加ではその画素は左パルス、右からの単調増加で
は右パルス、そして中央からの増加では中央パルスとな
る。したがって、閾値の配列によって、その画素の位相
信号が決まる。また、輝度信号は、分割した閾値をその
画素の画像データ(γ変換後)がいくつ越えているかで
決定する。
【0048】次に2値化処理について説明する。2値化
は、その画素が白か黒か(0か1か)の値に変換する処
理であり、通常閾値を設定し、画像データがその閾値を
越えるか越えないかで2値化を行う。本実施例では、固
定の閾値で2値化する処理と、ディザによる2値化の2
通りの処理を持っている。2値化の結果は、1ビットの
信号となるが、LD点灯信号のフォーマットに合わせる
必要があるため、白画素に対応する出力信号(輝度信号
+位相信号)と黒画素に対応する出力信号とを予め決め
ておいて、2値化結果にしたがって変換する。
【0049】次に画像信号選択制御部、及びセレクタ部
について説明する。多値化処理,誤差拡散処理,多値デ
ィザ処理及び2値化処理は、同時に平行して処理され
る。これらの出力信号から、画像処理モード、あるいは
領域信号によって、1つを選択する。
【0050】画像処理モードの設定は、1回のコピー動
作について1つのモードが設定される。領域信号は、1
枚のコピーのなかで、文字領域と写真領域とを判別する
信号であるため、1つの原稿の中でリアルタイムで切り
替わる信号である。選択方法の第1例(第1実施例)を
次の表3に、第2例(第2実施例)を次の表4に示す。
【0051】
【表3】
【0052】
【表4】
【0053】画像処理モードの選択は、操作パネルによ
って行う。第1例の場合の操作パネルの平面を図30の
(a)に、第2例2の場合の操作パネルの平面を図30
の(b)に示す。
【0054】第1例の場合は、表3中および図30の
(a)中の「自動文字写真」が優先モ−ドであり、電源
オン直後,コピ−動作を終了して一定時間後および操作
パネルの「自動文字・写真」が操作されたときに設定さ
れる画像処理モ−ドであり、このモ−ドが設定されてい
るときには、空間フィルタ回路16の「画素選択」に、
表2に示す「文字/写真」を指定する制御信号が与えら
れ、かつ、階調処理回路19には、「多値化処理」およ
び「誤差拡散処理」の両者を指定する制御信号が与えら
れしかも空間フィルタ回路16から領域判定信号RMS
が与えられる。これらの制御信号に応答して、階調処理
回路19は、表3の「自動文字写真」の欄に示す画像処
理(選択画像の項)を行なう。表3中および図30の
(a)中の「写真」,「鉛筆文字」,「複写原稿」はキ
−入力指定モ−ドであり、これらのキ−が操作されると
設定され、上述の「自動文字写真」の場合と同様な対応
関係で、階調処理回路19には、表3中の画像処理(選
択画像の項)を指定する制御信号が与えられしかも空間
フィルタ回路16から領域判定信号RMSが与えられ
る。
【0055】第2例の場合は、表4中および図23の
(b)中の「自動」が優先モ−ドであり、電源オン直
後,コピ−動作を終了して一定時間後および操作パネル
の「自動」が操作されたときに設定される画像処理モ−
ドであり、このモ−ドが設定されているときには、空間
フィルタ回路16の「画素選択」に、表2に示す「文字
/写真」を指定する制御信号が与えられ、かつ、階調処
理回路19には、「多値化処理」を指定する制御信号が
与えられしかも空間フィルタ回路16から領域判定信号
RMSが与えられる。これらの制御信号に応答して、階
調処理回路19は、表4の「自動」の欄に示す画像処理
(選択画像の項)を行なう。表4中および図30の
(b)中の「文字写真」,「写真」,「鉛筆文字」,
「複写原稿」はキ−入力指定モ−ドであり、これらのキ
−が操作されると設定され、上述の「自動」の場合と同
様な対応関係で、階調処理回路19には、表4中の画像
処理(選択画像の項)を指定する制御信号が与えられし
かも空間フィルタ回路16から領域判定信号RMSが与
えられる。
【0056】なお、画像処理モ−ドの中の「複写モー
ド」は、一旦、複写により作成された原稿を対象とす
る。一般に一度複写されると、電子写真の特性で、原稿
よりも線が太る傾向にあることがある。複写された原稿
をさらに複写、あるいはさらにさらに複写、というふう
にすると、回数を重ねるごとに、線が太って、画質が劣
化していく。これを防ぐため、階調処理された画像を図
27のアルゴリズムにしたがって、細線化する。
【0057】以上に説明した第2実施例によれば、文字
と絵柄の混在画像に於て文字部の解像度と絵柄部の階調
性とを両立して処理することが出来る。分離信号により
出力を選択することにより混在画像の適切な出力を得る
ことが出来る。一括処理と分離処理とを切り替、処理内
容を変更することが出来る。強度フィルターの係数部を
与えるビットシフト部と、総和を求める演算部を切り放
すことで、数種類のフィルター強度を簡易な構成で用意
することが出来、処理の柔軟性が得られる。平滑フィル
ターの係数部を与えるビットシフト部と、総和を求める
演算部を切り放すことで、数種類の平滑フィルター特性
を簡易な構成で用意することが出来、処理の適用範囲が
ひろがる。簡易な構成で文字部と非文字部の分離が行え
る。分離処理の構成が簡便でコストの低減が計られる。
文字線字画像と写真,網点画像の混在した原稿を1回の
コピー操作で、ともに良好な画像を得ることができる。
また、網点原稿で発生するモアレを抑制できる。専用の
モードを操作パネル上で設定することなく、デフォルト
の状態で文字と写真の混在した原稿を良好にコピーでき
る。文字写真混在原稿を含む一般的な原稿,写真が中心
の原稿,鉛筆等で書かれた淡い、あるいはコントラスト
の低い原稿、および最初の原稿を一旦複写され、もとよ
りも線が太くなってしまった原稿など多種多様な要求に
対応できる。鉛筆文字等で書かれた原稿など、低コント
ラスト原稿にたいして、再現性の良好なコピー画像を得
ることができる。複写された原稿、あるいは複写を繰り
返すような場合、線を太らせることなく、画像の劣化し
ない画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の構成概要を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示す遅延生成部1の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 図1に示す画像強調部3の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 図1に示す画像平滑部4の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 図1に示す領域信号生成部6の、テキストモ
−ドにおいてエッジ検出と白地検出により領域信号を生
成する構成を示すブロック図である。
【図6】 図1に示す領域信号生成部6の、網点モ−ド
においてエッジ検出と網点検出により領域信号を生成す
る構成を示すブロック図である。
【図7】 図1に示す本実施例において、セレクタ5に
与えられる画像デ−タと、領域信号生成部6が生成する
領域信号(切換え信号)の位置を一致させる遅延装置の
構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第2実施例のデジタル複写機の、原
稿読み取り装置の概略構成を示す縦断面図である。
【図9】 前記デジタル複写機の、画像形成を行なうレ
−ザプリンタの構成を示す縦断面図である。
【図10】 前記デジタル複写機の、画像処理電気系統
における画像処理順序を示すブロック図である。
【図11】 図3に示す空間フィルタ16の構成概要を
示すブロック図である。
【図12】 図3に示す空間フィルタ16の構成をやや
詳細に示すブロック図である。
【図13】 図5に示す「5×5マトリクスデタ生成」
ブロックの内容を示すブロック図である。
【図14】 図5に示す「フレア−補正量算出」ブロッ
クの処理対象の5×5画マトリクス内の、算出に参照す
る画素分布を示す平面図である。
【図15】 図5に示す「MTF補正」ブロックの処理
ロジックを示すブロック図である。
【図16】 図5に示す「MTF補正」ブロックで補正
に使用するフィルタ−係数の分布を示す平面図である。
【図17】 図5に示す「平滑化処理」ブロックが平滑
化処理で用いるフィルタ−係数の分布を示す平面図であ
る。
【図18】 図5に示す「3×3ラプラシアン」ブロッ
クがフィルタ−処理で用いるフィルタ−係数の分布を示
す平面図である。
【図19】 図5に示す「エッジブロック」における膨
張処理4画素と摘出画素(×印)との関係を示す平面図
である。
【図20】 図5に示す「白地分離ブロック」での白地
候補検出における処理対象領域を示す平面図である。
【図21】 図5に示す「白地分離ブロック」でのブロ
ック化、膨張処理における注目ブロックと膨張ブロック
の関係を示す平面図である。
【図22】 図5に示す「白地分離ブロック」でのブロ
ック補正における参照ブロックと処理ブロックを関係を
示す平面図である。
【図23】 図3に示す階調処理回路19の構成概要を
示すブロック図である。
【図24】 階調処理回路19が出力する位相信号と輝
度信号を示す図面であり、位相信号はタイムチャ−トで
示し、輝度信号はビット分布平面図で示す。
【図25】 図16に示す階調処理回路19の誤差拡散
処理における、再量子化誤差の配分の重み付け係数を示
す平面図である。
【図26】 図16に示す階調処理回路19の誤差拡散
処理における、γ補正後のデ−タを階調分割するときの
γ補正デ−タ(変換前)と出力階調デ−タの関係を示す
平面図であり、(a)は1画素処理の場合のものを、
(b)は2画素処理の場合のものを示す。
【図27】 図16に示す階調処理回路19の多値ディ
ザ処理における多値デ−タを記録ドットに分割する態様
を示す平面図である。
【図28】 図16に示す階調処理回路19の多値ディ
ザ処理における閾値の配列を示す平面図である。
【図29】 図16に示す階調処理回路19の、複写モ
−ドにおいて階調処理後のデ−タに細線化処理を施すア
ルゴリズムを示す平面図である。
【図30】 前記デジタル複写機の操作パネルの一部を
示す平面図である。
【符号の説明】
【符号の説明】 100:遅延生成部 200:画像デ
ータ 300:画素強調部 400:画素平
滑部 500:出力画像選択部 600:領域信
号生成部 1:コンタクトガラス 2a,2b:光源 3,4〜7:ミラー 8:レンズ 9:CCDイメージセンサ 10,11:走行体 12:センサドライバ回路 13:増幅器 14:A/D変換回路 15:シェーデ
ィング補正回路 16:空間フィルタ回路 17:主走査変
倍回路 18:γ補正回路 19:階調処理
回路 20:レーザーダイオード(LD)制御回路 21:レーザー出力ユニット 22:結像レン
ズ 23:ミラー 24:感光体ド
ラム 25:帯電チャージャ 26:イレーサ 27:現像ユニット 29:分離チャ
ージャ 30:分離爪 32a,32b:記録シー
ト 33a:上側給紙カセット 33b:下側給紙
カセット 34:搬送ベルト 35:定着ロー
ラ 36:排紙トレイ 37a,37b:給紙ロー
ラ 38:レジストローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/68 400 A (72)発明者 川 本 啓 之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内 (72)発明者 葉 安 麒 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内 (72)発明者 刀 根 剛 治 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像デ−タの少くとも一部を遅延す
    る手段と、遅延した画像デ−タを含む入力画像デ−タに
    基づいて注目画素の画像デ−タを周辺画素の画像デ−タ
    を参照して強調処理する手段と、注目画素と周辺画素の
    画像デ−タを平滑化処理する手段と、強調処理した画像
    デ−タと平滑化処理した画像デ−タの一方を出力画像デ
    −タとして選択する手段とを具備することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 選択する手段は、モード信号に対応して
    処理手順を特定する手段と、領域分離信号に対応して強
    調処理した画像デ−タと平滑化処理した画像デ−タの一
    方を一画素毎に選択する手段とを具備することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 強調処理する手段は、強調のためのビッ
    トシフトを行う手段と、ビットシフト量を選択する手段
    と、強調量を算出する手段と、強調量の重みを変更する
    手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 平滑化処理する手段は、平滑のためのビ
    ットシフトを行う手段と、ビットシフト量を選択する手
    段と、シフト信号の総和を求める手段とを具備すること
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 領域信号を生成する手段は、画像内のエ
    ッジを検出する手段と、白地を検出する手段と、エッヂ
    情報と白地情報を基に領域を判定する手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 領域信号を生成する手段は、画像内のエ
    ッジを検出する手段と、網点を検出する手段と、エッジ
    情報と網点情報を基に領域を判定する手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 原稿画像信号を読み取り電気信号に変換
    する手段と、該電気信号に対して信号処理を施す手段
    と、信号処理された信号にしたがって画像を再生する画
    像形成手段を有する画像処理装置において、 読み取り信号から原稿の文字領域と写真領域とを分離
    し、領域信号を出力する手段と、領域信号にしたがって
    フィルタ処理を切り替える手段と、文字画像用の階調処
    理と写真画像用の階調処理を並行して行う手段と、前記
    領域信号にしたがって、文字用の階調処理結果と写真用
    の処理結果とを選択的に切り替える手段を有することを
    特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の画像モードを設定する手段を有
    し、その第1優先のモードにおいて、請求項7記載の領
    域による選択処理を行うことを特徴とする画像処理装
    置。
  9. 【請求項9】 複数の画像モードは、文字写真混在の原
    稿を含む一般原稿を対象とした第1優先モード,写真原
    稿対象モード,鉛筆文字原稿を対象としたモード、およ
    び、複写された原稿を対象とするモード、を含む請求項
    7記載の画像処理装置。
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