JPS63263974A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPS63263974A
JPS63263974A JP62097595A JP9759587A JPS63263974A JP S63263974 A JPS63263974 A JP S63263974A JP 62097595 A JP62097595 A JP 62097595A JP 9759587 A JP9759587 A JP 9759587A JP S63263974 A JPS63263974 A JP S63263974A
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JP
Japan
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edge
character
consecutive
character part
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP62097595A
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English (en)
Inventor
Tomoko Ogawa
朋子 小川
Katsuhisa Tsuji
辻 勝久
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、デジタル複写機、イメージスキャナ、ファク
シミリ等において、原稿の文字と絵等の非文字を自動的
に判別して、それぞれに対して適応した処理を施すこと
により、文字部、非文字部の両方について高品質の再現
像を得るようにしだ画像処理装置に関する。
(従来技術) 文字と絵等の非文字の混在した原稿を走査して2値画像
データを得、これを再びハードコピーとして再生するも
のにおいては、その文字部、非文字部の判定は原稿を走
査して得たエツジ画素の濃度の大きさをある闇値と比較
し、該闇値より大きい場合(即ち、エツジ画素の濃度が
大の部分)は文字部、それより小さい場合は中間調部す
なわち非文字部であると判定していた。これは、文字部
は2値画像であり濃度変化が急であるためにエツジ濃度
が大となり、中間調部は濃度変化が緩がであるのでエツ
ジとして検出されてもエツジ濃度は小であるという考え
方に基いたものである。
しかし、中間調として網点画像を考えた場合、この網点
部も、ドツトとして見た場合は2値画像であるため、文
字部と網点部でエツジ画素の濃度において大きな差がな
い。それ故、上記のようなエツジ画素の濃度によって文
字部、非文字部を分離して判定しようとするとき、網点
部内に文字部と誤判定される部分が生じたり、文字部内
に検出漏れが生じるという問題があった。
(目的) 本発明は、上記従来技術の問題を解決するために、原稿
を走査してエツジ画素の抽出を施した画像データを一定
の闇値で“1”、“0”に2値化した後、“I”のデー
タの連続数により文字部。
非文字部を判別するようにした画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
(構成) そのため、本発明においては、文字部のエツジ画素はあ
る程度連続しており、非文字部のエツジ画素は連続して
いないという考え方に基いて判定を行うようにしたもの
である。このエツジ画素の連続数を求める手段としては
パタンマツチングを用いる。すなわち、nxnのパタン
に対応した、注目画素を中心とするnxnの画素を1ブ
ロツクとして考え、このブロックの要素をaij、パタ
ンの要素をb ijとすると、それぞれ対応する要素の
積の和Σa ijb ijが注目画素の“1”データの
連続数である。この連続数が闇値以上の場合に該注目画
素を文字部であると判定し、闇値に満たない場合には該
注目画素を非文字部であると判定するものである。
先ず、本発明が適用される機器例の構成とその概略動作
について説明する。
第20図は、本発明を適用する一形式のデジタルカラー
複写機の機構部の構成要素を示し、第21図に電装部の
構成概要を示す。
第20図において、原稿lはプラテン(コンタクトガラ
ス)2の上に置かれ、原稿照明用蛍光灯3I、3□によ
り照明され、その反射光が移動可能な第1ミラー4I、
第2ミラー4□および第3ミラー43で反射され、結像
レンズ5を経て、ダイクロイックプリズム6に入り、こ
こで3つの波長の光、レッド(R)、グリーン(G)お
よびブルー(B)に分光される。分光された光は固体撮
像素子であるCCD7r、7gおよび7bにそれぞれ入
射する。すなわち、レッド光はC0D7rに、グリーン
光はCOD7gに、またブルー光はC0D7bに入射す
る。
蛍光灯31,3□と第1ミラー41が第1キヤリツジ8
に搭載され、第2ミラー4□と第3ミラー43が第2キ
ヤリツジ9に搭載され、第2キヤリツジ9が第1キヤリ
ツジ8の1/2の速度で移動することによって、原稿1
からCODまでの光路長が一定に保たれ、原画像読み取
り時には第1および第2キヤリツジが右から左へ走査さ
れる。
キャリッジ駆動モータlOの軸に固着されたキャリッジ
駆動プーリ1)に巻き付けられたキャリッジ駆動ワイヤ
12に第1キヤリツジ8が結合され、第2キヤリツジ9
上の図示しない動滑車にワイヤ12が巻き付けられてい
る。これにより、モータ10の正、逆転により、第1キ
ヤリツジ8と第2キヤリツジが往動(原画像読み取り走
査)、復動(リターン)し、第2キヤリツジ9が第1キ
ヤリツジ8の1/2の速度で移動する。
第1キヤリツジ8が第20図に示すホームポジションに
あるとき、第1キヤリツジ8が反射形のフォトセンサで
あるホームポジションセンサ39で検出される。第1キ
ヤリツジ8が露光走査で左方に駆動されてホームポジシ
ョンから外れると、センサ39は非受光(キャリッジ非
検出)となり、第1キヤリツジ8がリターンでホームポ
ジションに戻ると、センサ39は受光(キャリッジ検出
)となり、非受光から受光に変わったときにキャリッジ
8が停止される。
ここで第21図を参照すると、CCD7r。
7g、7bの出力は、アナログ/デジタル変換されて画
像処理ユニット100で必要な処理を施こされて、記録
色情報であるブラック(BK)、 イエロー(Y)、マ
ゼンタ(M)およびシアン(C)それぞれの記録付勢用
の2値化信号に変換される。2値化信号のそれぞれは、
レーザドライバ1)2bk、1)2y、 1)2mおよ
び1)2cに入力され、各レーザドライバーが半導体レ
ーザ1)3bk 、 1)3y、 1)3mおよび1)
3cを付勢することにより、記録色信号(2値化信号)
で変調されたレーザ光を出射する。
20図において、出射されたレーザ光は、それぞれ、回
転多面鏡13bk、 13 V 、 13mおよび13
cで反射され、f−θレンズ14bk、 14 Y 、
 14mおよび14cを経て、第4ミラー15bk、 
15 y 、 15mおよび15cと第5ミラー16b
k、 16 Y 、 16mおよび16cで反射され、
多面鏡面倒れ補正シリンドリカルレンズ17bk、 1
7 y 、 17mおよび17cを経て、感光体ドラム
18bk、 18 Y 、 18mおよび18Cに結像
照射する。
回転多面鏡13bk、 13 Y 、 13mおよび1
3Cは、多面鏡駆動モータ41bk、 41y、 41
mおよび41cの回転軸に固着されており、各モータは
一定速度で回転し多面鏡を一定速度で回転駆動する。多
面鏡の回転により、前述のレーザ光は、感光体ドラムの
回転方向(時計方向)と垂直な方向、すなわちドラム軸
に沿う方向に走査される。
感光体ドラムの表面は、図示しない負電圧の高圧発生装
置に接続されたチャージスコロトロン19bk、 19
y、 19mおよび19Cにより一様に帯電させられる
。記録信号によって変調されたレーザ光が一様に帯電さ
れた感光体表面に照射されると、光導電現象で感光体表
面の電荷がドラム本体の機器アースに流れて消滅する。
ここで、原稿濃度の濃い部分はレーザを点灯させないよ
うにし、原稿濃度の淡い部分はレーザを点灯させる。こ
れにより感光体ドラム18bk、 18 y 、 18
mおよび18Cの表面の、原稿濃度の濃い部分に対応す
る部分は一800Vの電位に、原稿濃度の淡い部分に対
応する部分は一100V程度になり、原稿の濃淡に対応
して、静電潜像が形成される。この静電潜像をそれぞれ
、フランク現像ユニット20bk、  イエロー現像ユ
ニソ)20y、マゼンダ現像ユニット20mおよびシア
ン現像ユニット20Cによって現像し、感光体ドラム1
8bk、 18 y、 18mおよび18Cの表面にそ
れぞれブランク、イエロー、マゼンダおよびシアントナ
ー画像を形成する。
尚、現像ユニット内のトナーは攪拌により正に帯電され
、現像ユニットは、図示しない現像バイアス発生器によ
り一200V程度にバイアスされ、感光体の表面電位が
現像バイアス以上の場所に付着し、原稿に対応したトナ
ー像が形成される。
一方、転写紙カセット22に収納された記録紙267が
送り出しローラ23の給紙動作により繰り出されて、レ
ジストローラ24で、所定ノタイミングで転写ヘルド2
5に送られる。転写ベルト25に載せられた記録紙は、
転写ベルト25の移動により、感光体ドラム18bk、
 18 y、 18mおよび18Cの下部を順次に通過
し、各感光体ドラム18bk。
18y、18mおよび18cを通過する間、転写ベルト
の下部で転写用コロトロンの作用により、ブラック、イ
エロー、マゼンダおよびシアンの各トナー像が記録紙上
に順次転写される。
転写された記録紙は次に熱定着ユニット36に送られそ
こでトナーが記録紙に固着され、記録紙はトレイ37に
排出される。
記録紙を感光体ドラム18bkから18Cの方向に送る
転写ベルト25は、アイドルローラ26.駆動ローラ2
7.アイドルローラ28およびアイドルローラ30に張
架されており、駆動ローラ27で反時計方向に回転駆動
される。駆動ローラ27は、軸32に枢着されたレーバ
31の左端に枢着されている。レバー31の右端には図
示しない黒モード設定ソレノイドのプランジャ35が枢
着されている。プランジャ35と軸32の間に圧縮コイ
ルスプリング34が配設されており、このスプリング3
4がレバー31に時計方向の回転力を与えている。
黒モード設定ソレノイドが非通電(カラーモード)であ
ると、第20図に示すように、記録紙を載せる転写ベル
ト25は感光体ドラム44bk、 44y。
44mおよび44Cに接触している。この状態で転写ベ
ルト25に記録紙を載せて全ドラムにトナー像を形成す
ると記録紙の移動に伴って記録紙上に各像のトナ像が転
写する(カラーモード)・黒モード設定ソレノイドが通
電される (黒モード)と、圧縮コイルスプリング34
の反発力に抗してレバー31が反時計方向に回転し、駆
動ローラが5 +n降下し、転写ベルト25は、感光体
ドラム44y。
44mおよび44Cより離れ、感光体ドラム44bkに
は接触したままとなる。この状態では、転写ヘルド25
上の記録紙は感光体ドラム44bkに接触するのみであ
るので、記録紙にはブラックトナー像のみが転写される
(黒モード)・記録紙は感光体ドラム44’t、 44
mおよび44Cに接触しないので、記録紙には感光体ド
ラム44y、44mおよび44cの付着トナー(残留ト
ナー)が付かず、イエロー、マゼンク、シアン等の汚れ
が全く現われない。すなわち黒モードでの複写では、通
常の単色黒複写機と同様なコピーが得られる。
コンソールボード300には、コピースタートスイッチ
、各モード指定スイッチ302ならびにその他の入力キ
ースイッチ、キャラクタディスプレイおよび表示灯等が
備わっている。
次に、第21図を参照して電装部の構成要素を説明する
スキャナユニット102において、C0D7r。
7g、7bの出力信号は図示しない増幅器で信号増幅さ
れA/D変換器に入力される。次に、A/D変換器によ
りデジタル変換された各出力信号はシェーディング補正
回路101に入力される。シェーディング補正回路10
1は、CCD読取光学系の照度むらや、CCD受光セル
の感度バラツキを補正してRGB各10ビットのデータ
を出力する。
画像処理ユニット100においては、スキャナユニット
102の出力する各10ビツトデータのリニアリティを
補正し、後段処理回路の想定している階調特性に適合す
る階調性に変換・圧縮するとともにコンソール300 
(第20図)の操作ボタンの操作によって指定されたγ
特性に変換したり、コンソール300の操作ボタンの操
作によって指示され各モードに応じて各色信号を処理し
たり、所望の記録階調特性を実現するレーザ付勢用の各
2ビツトの画信号を出力する等の画像処理を行う。
なお、プリンタユニント109のバックアメモリ 10
8 c 、 108m 、 10B ’Iは、第20図
の感光体ドラム(44c、 44m、 44y、 44
bk)間距離に対応するタイムディレィを発生させるた
めのものであり、画像処理ユニット102の出力する画
信号は直接あるいはバッファメモリを通してレーザドラ
イバ1)2 c 、 1)2m 、 1)23+ 、 
1)2bkに入力される。
同期制御回路1)4は、上記各要素の付勢タイミングを
定め、各要素間のタイミングを整合させる。200は以
上に説明した第21図に示す要素全体の制御、すなわち
複写機としての制御を行なうマイクロプロセッサシステ
ムである。このプロセッサシステム200が、コンソー
ルで設定された各種モードの複写制御を行ない、第2図
に示す画像読み取り記録系は勿論、感光体動力系、露光
系、チャージャ系、現像系、定着系等々のシーケンスを
行なう。
本発明は、上記した複写装置においては、第21図の画
像ユニット100の1機能として組込まれる。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明による画像処理装置の一実施例を説明す
るための文字部、非文字部判定回路のブロック図であっ
て、■は走査器からの画像データ入力端子、2はエツジ
抽出器、3は第一比較器、4はバタンマツチング回路、
5は第2比較器、6は判定信号刃端子である。
同図において、走査器から入力端子1を介して供給され
た画像データはエツジ抽出器2においてエツジ抽出が行
なわれ、そのデジタル信号aが第1の比較器3で闇値(
I)と比較されて“1”、“0”の2値データbがパタ
ーンマツチング回路4には注目画素を中心とするnxn
のパターンについて該注目画素を通る1または複数方向
の“1”データの連続パターン(基準パターン)が用意
されており、入力した2値データbの上記基準パターン
の大きさに相当するパターンについてそのマツチングを
とるものである。
入力バタンと基準パタンのマツチング処理は、基準パタ
ンの連続“1”画素の演算により行なわれ、演算された
、“1”データの連続数が信号として出力される。この
信号Cは第2比較器5において闇値(n)と比較される
。この闇値は信号Cすなわち“1”の連続数に対して、
それが何個以上の連続ならば文字部と判定するかを決め
る値であり、信号Cがこの闇値以上である場合は画像処
理の選択信号(セレクト信号)dを文字処理とし、闇値
に満たない場合は中間調処理すなわち非文字処理とする
ものである。
第2図は原稿走査より得た画像データのパタンを示す説
明図で(a)は文字部のパターン、(b)は非文字部(
網点部)のパタンを示す。
第3図は基準バタンの一例を示す説明図である。
以下、この基準パターンの大きさをi方向×j方向=5
×5としたときのパタンマツチングについて説明する。
基準パターンを第3図に示した様にした場合、第2図に
おいて、注目画素をそれぞれ(a)ではaB3、(b)
ではa33とすると(a) 、  (b)のパターンに
ついては図示太線で囲まれた5×5の大きさで前記基準
パターンと比較される。
第2図と第3図の各パタンについて“1″データの連続
数(Σa tj a tj)を演算すると、第3図の基
準パタンか“1”データの連続するす、3.  b23
+  b:13+  bJ3+  b53が“1″でそ
れ以外はすべて“0”であるから、第2図(a)の注目
画素ae3については、 a63b13+a73b2ff+as3b33+aqx
ba3+al(+3  bss=4 となり、第2図(b)の注目画素a33については、a
 13b 13+ a 23b23+ a 33b33
+ a 43b41十as3b53=2 となる。
すなわち上記の計算より、第2図のエツジ抽出データと
第3図の基準バタンは、“1″のデータのマツチングし
ている数を示すことになる。
第1図の第2比較器5において、連続数から文字部、非
文字部を判定する闇値(II)を、例えば(4)とする
と、第2図(a)は、4〉(4)であるから文字部、同
(b)は2く(4)であるから非文字部であると、それ
ぞれ判定され、出力信号dは各判定に対応した結果を後
段の画像処理部(図示せず)に指示し、文字、非文字に
適応した処理を行なわせるものである。
第4図は、基準バタンの他の例を示す説明図であって、
(a)は注目画素に関して縦方向に“1”のデータが連
続するものに対応するもの、(b)、  (C)は同じ
く右斜め、左斜めに“1”のデータが連続するものに対
応する基準パタンを示す。
原稿の走査から得たパタンには方向性があるので、上記
第3図、第4図に示した様ないくつかの基準パタンにつ
いて演算を施し、その倫理和をとることで正確な文字部
、非文字部の判断を行なうことができる。上記実施例で
はパタンの大きさを5×5として説明したが、本発明は
これに限るものではなく、多様な大きさとすることがで
きる。
なお、以上の説明は、特に文字部の判定を確実に行なう
という観点から、その実施例として第1図の第2比較器
5に与える闇値(II)を(4)とし、これ以上を文字
部、これに満たないものを非文字部と判断する様にして
いるが、これに対して、非文字部(中間調部分)の判定
を確実に行なうという観点から、第1図の第2比較器5
に与える闇値(n)を例えば2とし、“l”のデータの
連続数が2以下の場合は非文字部、2を越える場合は文
字部と判定する様に構成することも可能である。
また、エツジ抽出器において誤って抽出されたノア6 イ ズ 以下、本発明の主要な動作をさらに詳しく説明する。
第5図〜第9図は、本発明による網点/文字の領域分離
の様子を示すための画像データの模式図である。
第5図は画像の大体の様子を示し、150線で面積率5
0%の網点の中に「イ」なる文字が埋もれた画像である
。第6図はサンプリングピンチ62、5μmで、第5図
の画像を読取り、8ビツトに量子化して得られた画像デ
ータである。ここで、数字が大きい方が高濃度(黒)で
小さい方が低濃度(白)を示している。この画像に対し
、第1O図に示したような微分フィルタを適用して、微
分値(差分)を計算し、所定闇値と比較することにより
、エツジ画素の抽出を行なう。第1O図において、(a
)〜(f)は2次微分、(g)〜(1)は1次微分フィ
ルタの例である。次に、第1)図を参照しながらエツジ
抽出の様子を説明する。
同図(1)は原画であり、同図(2)はその読取1日 り画像であり、光学系等のMTFの劣化により、同図(
1)と比較してエツジ部が少しなまっている。同図(3
)は1次微分波形、同図(4)は2次微分波形である。
1次微分波形(3)ではその値はエツジ部で極大または
極小となる。従って、1次微分の絶対値に対し、所定闇
値しい、(〉θ)より大きいとき、エツジ画素として抽
出する。
このとき、第10図(g)〜(1)に示した1次微分フ
ィルタを用いる際は、方向性をなくすため、(g)  
 (h)、  (i)   (j)、  (k)   
(R)を1組とし、それぞれの方向の微分値をfy。
fXとすると、/¥1=” ”fy”、l f1十I 
f、l、max (I f、I、l f、l)などを闇
値としてもちいる。また、2次微分値を用いる際は、第
1)図の(4)に示した如く、エツジ部で極大、極小値
を取る。また、細い線に対しては、同図(4)右側に示
したように、線部で極小、その外側で極大となる。エツ
ジ抽出としては、2次微分の絶対値に対して、所定閾値
L fhrより大きいとき、抽出する方法がある。しか
しこの場合は、エツジ部では、エツジ抽出される画素が
2〜3画素連続する可能性が高くなり、本発明のアルゴ
リズムのように、エツジ画素の連続性により領域判定す
るのに非常に不利となる。従って、2次微分を用いる場
合は、Lfhl’以上か、−しい、以下のどちらか一方
で判定を行なうようにする。細線に対する抽出性能の良
さから−Lfhr以下の際に、エツジ画素として抽出す
る方法が望ましい。第7図は第10図(f)のフィルタ
係数を1/6倍した2次微分フィルタを、第6図の画像
に適用し、−127以下のときエツジ画素として抽出し
た結果である。255がエツジ抽出された画素を示す。
ここでは、文字と網点の両方のエツジが抽出されている
。同図から、文字部ではエツジ画素が連続し、網点部で
はエツジ画素が分散しているのがわかる。第8図は第1
2図に示したテンプレート(前記第3図の基準パターン
に対応)を用いて、3画素以上連続するエツジ画素のみ
、文字部によるエツジ画素として抽出した結果である。
ここでは、網点によるエツジは除去されているが、文字
部のエツジも若干除去され、かすれている。このかすれ
を補正するために、5×5の密度フィルタを通し、25
画素中、2画素以上エツジ画素を含むとき、該フィルタ
の中心画素を文字領域と判定する。第9図にその結果を
示す。
以上説明したように、エツジ画素の連続性を調べること
により、文字と網点領域を分離することができる。ここ
では、連続性(3画素以上)を用いたが、逆に、非連続
性(例えば2画素以下)を用いても、文字と網点領域の
分離を行なうことが可能である。即ち、連続数が2画素
以下のときは、文字部ではないと判定する。第13図は
、非連続であることを調べるためのテンプレートの例で
ある。
次に、本発明のアルゴリズムを実施するための装置の具
体例について詳細に説明する。
第14図は、本発明のアルゴリズムを適用した画像処理
システムのブロック図である。領域判定部7は差分(微
分値)計算回路7−1、比較器7−2.7−5、パター
ンマツチング回路7−3、エツジ画素密度フィルタ7−
4から成る。この領域判定部7の結果に従って、文字部
に対してはMTF補正回路8による補正(エツジ強調)
後のデータに単純2値化回路9による処理(または、場
合によっては3.4値等の多値化を行なっても良い。こ
こでは、代表して2値化と呼ぶ)、ベイヤー型のような
ドツト分散型のディザ法を用いた高解像の2値処理を行
なった結果を選択し、網点(または写真などの絵柄)部
に対しては、平滑化回路1)で平滑化をした後、ドツト
集中型のディザ法を用いたディザ処理回路12で高階調
処理を行なった結果をセレクタ14により選択する。M
TF補正および平滑化としては、それぞれ第15図の(
a)、  (b)および(C)、  (d)に示したよ
うなデジタルフィルタを用いて行なえば良い。
第16図は、3×3デジタルフイルタの一例を示す回路
構成図であって、3ラインのメモリ15−1.15−2
.15−3.3X3=9個のラッチ16−1〜16−9
、加算器17−1〜17−8などから成る。なお、加算
器のかわりに、ROMを用いれば、ROMの内容を変更
することにより、様々な係数のフィルタを容易に実現す
ることができる。ここでは、3×3フイルタの例を示し
たが、ラインメモリ、ラッチ、加算器を増やすことによ
り、5X5,7X7などのフィルタを構成することがで
きる。
第17図は、パターンマツチング回路の前半部を示す回
路構成図であって、5ラインのメモリと18−1〜18
−5.5X5=25ビット分のラッチ19−1〜19−
25から成る。これにより、5X5=25画素の領域の
エツジ情報(0,1)を同時に参照することができる。
第18図、第19図は、パターンマツチング回路の後半
部を示す回路構成図であって、それぞれ、第12図、第
13図に示したテンプレートを用いた場合の各側である
制定部最終段のエツジ画素密度フィルタは、第16図の
フィルタ回路を拡張することにより、実現できる。
(効果) 以上説明したように、本発明によれば、エツジ抽出画素
の連続数によって文字部、非文字部を判定構成としたた
め、文字部と非文字部とを正確に判別して、それぞれに
適応した画像処理を施すことが可能となり、品質の良い
再現像を得ることのできる画像処理装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本説明による画像処理装置の一実施例を説明す
るための文字部、非文字部判定回路のブロック図、第2
図は原稿走査より得た画像データのバタンを示す説明図
で(a)は文字部のバタン(b)は非文字部のバタンを
示す、第3図は基準バタンの一例を示す説明図、第4図
は基準パタンの他の例を示す説明図であって(a)は注
目画素に関して縦方向に“1”のデータが連続するもの
(b)、  (c)は同じく右斜め、左斜めに“1”の
データが連続するその対応する基準パタンを示す、第5
図、第6図、第7図、第8図、第9図は本発明による網
点/文字の領域分離の様子を示す画像データの模式図、
第10図はエツジ抽出のための微分フィルタの概念図、
第1)図は微分フィルタによるエツジ抽出を説明する波
形図、第12図はエツジ画素の連続性判定のためのテン
プレートの概念図、第13図はエツジ画素の非連続判定
のだめのテンプレートの概念図、第14図は本発明のア
ルゴリズムを適用する画像処理システムのブロック図、
第15図はエツジ強調、平滑化のためのフィルタの概念
図、第16図はデジタルフィルタの一例を示す回路構成
図、第17図はパターンマツチング回路の前半部を示す
回路構成図、第18図、第19図はパターンマツチング
回路の後半部を示す回路構成図、第20図は本発明が適
用される機器の構成図、第21図は第20図に示した機
器の電装部の構成概要図である。 2・・・・・・エツジ抽出器、3・・・・・・第1比較
器、4・・・・・・バタンマツチング回路、5・・・・
・・第2比較器代理人 弁理士  武 顕次部(外1名
)61)1   n   !’;69Rn   Fi6
+RFIR253761886b’/   V9 1)
1  1(b   39 1υl  1Llb   ’
t!:It+U第6図 flnn  25500025500 oooooooo   U  u 第7図 第8図 000  0 1)nnnnnn υ  υ  υ  UUU   υ  0  υ  0
0第5 ン図 第10囚 第1゜ 第1I図 D 2図 (a−1)                (b−1
)(o−1)               (b−2
)(a−3)                (b−
3)(c−/)            fσ−lノ(
c−2)              cd−2ノ(C
−3)                   (d 
−3)(e)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿を走査してそのエッジ画素を抽出することに
    よつて該原稿の文字部と非文字部とを判別する画像処理
    装置において、前期エッジ画素を抽出するエッジ画素抽
    出手段と、該エッジ画素抽出手段から得られる前期エッ
    ジ画素の連続を検出するエッジ画素連続検出手段とを備
    え、前期エッジ画素の連続が所定数以上である場合は文
    字部、所定数に満たない場合は非文字部と判断する様に
    構成したことを特徴とする画像処理装置。
JP62097595A 1987-04-22 1987-04-22 画像処理装置 Pending JPS63263974A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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