JPH06133159A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06133159A
JPH06133159A JP4277335A JP27733592A JPH06133159A JP H06133159 A JPH06133159 A JP H06133159A JP 4277335 A JP4277335 A JP 4277335A JP 27733592 A JP27733592 A JP 27733592A JP H06133159 A JPH06133159 A JP H06133159A
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JP
Japan
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pixel
halftone dot
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JP4277335A
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English (en)
Inventor
Yukio Sakano
幸男 坂野
Hiromi Okubo
宏美 大久保
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06133159A publication Critical patent/JPH06133159A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40075Descreening, i.e. converting a halftone signal into a corresponding continuous-tone signal; Rescreening, i.e. combined descreening and halftoning

Abstract

(57)【要約】 【目的】 網点領域を簡単な構成でかつ正確に検出す
る。 【構成】 網点検出部19は画像データの主走査方向の
局所的な変化分を検出して変化分が所定値以上の画素を
検出し、また、画像データの副走査方向の局所的な変化
分を検出して変化分が所定値以上の画素を検出し、これ
らの主走査方向と副走査方向の変化分が所定値以上の画
素に基づいて網点領域か否かを判定する。網点検出部1
9は白地検出部18により白地と判定された場合には網
点領域と判定せず、また、セレクタ17は網点領域と判
定された場合に平滑化フィルタ13の出力を選択し、網
点領域と判定されなかった場合にMTF補正フィルタ1
4の出力を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、網点領域を検出する画
像処理装置に関し、特にディジタル複写機やファクシミ
リ装置等に好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置では、例え
ば特開平3−276966号公報に示すようにディジタ
ル多値データに変換された画像の所定の局所領域内の濃
度情報に基づいて当該局所領域内の濃度の変化点である
山および谷の極点画素を検出し、所定の小領域における
前記山および谷の極点画素の存在状態に基づいて当該小
領域内の所定の画素が網点候補領域であるかまたは非網
点候補領域であるかを判定し、さらにこの網点候補領域
から網点領域を検出するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、局所領域内の濃度の変化点であ
る山および谷の極点画素を検出するので、この検出手段
をハードウエア化した場合に回路が複雑で高価となると
いう問題点がある。また、網点の濃度(面積率)によっ
ては山および谷を正確に検出することができない場合が
あり、また、検出精度も悪いという問題点がある。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、網点領
域を簡単な構成でかつ正確に検出することができる画像
処理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、隣接画素の画像データとの差が極大を
示す画素を検出する極大画素検出手段と、前記極大画素
検出手段により検出された画素の密度を検出する画素密
度検出手段と、前記画素密度検出手段により検出された
密度に基づいて網点領域か否かを判定する判定手段とを
備えたことを特徴とする。
【0006】第2の手段は、第1の手段において前記画
素密度検出手段が画像データの主走査方向の局所的な変
化分を検出する手段と、画像データの副走査方向の局所
的な変化分を検出する手段とを備え、前記判定手段がこ
れらの主走査方向と副走査方向の変化分に基づいて網点
領域か否かを判定することを特徴とする。
【0007】第3の手段は、第2の手段において前記画
素密度検出手段が画像データの主走査方向の局所的な変
化分が所定値以上の画素を検出する手段と、画像データ
の副走査方向の局所的な変化分が所定値以上の画素を検
出する手段とを備え、前記判定手段がこれらの主走査方
向と副走査方向の変化分が所定値以上の画素に基づいて
網点領域か否かを判定することを特徴とする。
【0008】第4の手段は、第1ないし第3の手段にお
いて白地検出手段を備え、前記判定手段が白地の場合に
網点領域として判定しないことを特徴とする。
【0009】第5の手段は、第3の手段において前記画
素密度検出手段が前記判定手段の判定結果に基づいて前
記所定値を選択的に切り替えることを特徴とする。
【0010】第6の手段は、第1ないし第5の手段にお
いて画像データを異なる特性で補正する複数のフィルタ
と、前記判定手段の判定結果に基づいて前記フィルタの
出力を選択する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段では上記構成により、隣接画素の画
像データとの差が極大を示す画素の密度に基づいて網点
領域か否かを判定するので、網点領域を簡単な構成でか
つ正確に検出することができる。
【0012】第2の手段では、画像データの主走査方向
と副走査方向の局所的な変化分に基づいて網点領域か否
かを判定するので、網点領域を簡単な構成でかつ正確に
検出することができる。
【0013】第3の手段では、画像データの主走査方向
と副走査方向の局所的な変化分が所定値以上の画素に基
づいて網点領域か否かを判定するので、網点領域を簡単
な構成でかつ正確に検出することができる。
【0014】第4の手段では、白地の場合に網点領域と
して判定しないので、誤判定を防止して網点領域を正確
に検出することができる。
【0015】第5の手段では、画像データの主走査方向
と副走査方向の局所的な変化分を識別する所定値を網点
判定結果に基づいて選択的に切り替えるので、周辺領域
の網点判定結果に基づいて判定することができ、したが
って、誤判定を防止して網点領域を正確に検出すること
ができる。
【0016】第6の手段では、網点判定結果に基づいて
フィルタを選択するので、例えば網点領域では平滑化フ
ィルタを選択することによりモアレを防止することがで
き、非網点領域ではMTFフィルタを選択することによ
りシャープな画像を再生することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明に係る画像処理装置の一実施例を示
すブロック図、図2は図1の画像処理装置が適用された
ディジタル複写機を示す外観図、図3は図2のディジタ
ル複写機の回路系の概略を示すブロック図、図4は図3
の画像処理部を詳細に示すブロック図、図5は図1の平
滑化フィルタの重み付け係数を示す説明図、図6は図1
のMTF補正フィルタの重み付け係数を示す説明図、図
7は図1の白地検出部を詳細に示すブロック図、図8は
図7の白地画素検出部の論理を示す説明図、図9は図7
のブロック化部の論理を示す説明図、図10は図7の膨
張部の論理を示す説明図、図11は図7の補正部の論理
を示す説明図、図12は図1の網点検出部を詳細に示す
ブロック図、図13は図12のY変化分検出部と、Y変
化点検出部と第1の膨張部を詳細に示すブロック図、図
14は図12のX変化分検出部とX変化点検出部を詳細
に示すブロック図、図15は図14のAND回路を詳細
に示すブロック図、図16は図14のピーク検出部を詳
細に示すブロック図、図17は図12の密度検出部と第
2の膨張部を詳細に示すブロック図である。
【0018】まず、図2〜図4を参照して本実施例の画
像処理装置が適用されたディジタル複写機を説明する。
原稿は図2に示す原稿台1上にセットされ、操作部2を
介して予め設定された読み取り条件に基づいて読取部4
のCCDラインセンサにより例えば400dpiの画素
に分解されて読み取られる。なお、原稿はCCDライン
センサにより電気的に主走査方向(x)が読み取られ、
また、副走査方向(y)が原稿とCCDラインセンサの
相対的移動により読み取られる。
【0019】図3に示す読取部4では、CCDラインセ
ンサにより読み取られた画像信号が増幅、AD変換され
て濃度情報も同様に量子化され、この量子化処理では8
ビットすなわち256階調のデータ(黒=0、白=25
5)に変換される。そしてこのデータがシェーディング
補正され、画像データAとして図4に詳しく示す画像処
理部5に印加される。
【0020】画像処理部5ではフィルタ5a、変倍部5
b、γ変換部5c、階調処理部5dおよび図1に詳しく
示す網点分離部5eにより各種の画像処理を施され、こ
のデータBの画像が書き込み部6において用紙カセット
3a、3bから給紙された用紙に記録される。書き込み
部6は一般的な電子写真方式のレーザビームプリンタで
あり、画像データBに基づいて400dpiの画素密度
でコピー画像を再生する。制御部7は制御信号Cにより
読取部4と、画像処理部5と書き込み部6を制御する。
【0021】図4に示す変倍部5b、γ変換部5c、階
調処理部5dは公知の回路であり、フィルタ5aは同様
に公知の回路であるが、網点分離部5eからの網点分離
結果信号L(網点:L=1)に基づいて内部のフィルタ
を切り換える。網点分離部10は読取部4からの画像デ
ータAとフィルタ部5aにより1、2ライン分遅延され
たデータに基づいて画像データAが網点か否かを判定す
るように構成され、以下、図1および図5〜図17を参
照して詳しく説明する。
【0022】図1は図4に示すフィルタ5aと網点分離
部5eを示し、信号A、E、Lは同一である。フィルタ
5aでは画像データAがラインメモリ11により1ライ
ン分遅延され、この遅延データGがさらにラインメモリ
12により1ライン分遅延される(データH)。この3
ライン分のデータA、G、Hは平滑化フィルタ13と、
MTF補正(エッジ強調)フィルタ14と網点分離部5
e内の網点検出部19に印加される。なお、平滑化フィ
ルタ13では図5に示すように3×3画素の重み付け係
数により中央の画素が平滑化され、MTF補正フィルタ
14では図6に示すように上下左右の画素の重み付け係
数により中央の画素が強調される。
【0023】平滑化フィルタ13とMTF補正フィルタ
14により処理された各データはそれぞれ、網点分離結
果信号Lにタイミングが一致するようにシフトレジスタ
15、16によりシフトされて遅延され、ついで、網点
分離結果信号Lに基づいてセレクタ17により選択さ
れ、データEとして図4に示す変倍部5bに出力され
る。なお、セレクタ17はL=1の場合に平滑化フィル
タ13により平滑化されたデータを選択し、L=0の場
合にMTF補正フィルタ14により強調されたデータを
選択する。
【0024】MTF補正フィルタ14により強調された
データFはまた、網点分離部5e内の白地検出部18に
印加される。この白地検出部18では図7に示すよう
に、強調データFが2値化部181により所定の閾値で
白=1、黒=0に2値化され、ついで白地画素検出部1
82により図8に示すような論理で白地画素が検出され
る。図8における数字は5×5画素のマトリクス内の画
素位置を示し、そのデータは2値化データ(白=1、黒
=0)である。また、例えば(1&2&3&4&5&6
&7&8&9&10)(&:論理積)は「1」〜「1
0」の位置の画素が全て「1」(=白)の場合に中心画
素「13」が白地画素となる。また、記号「|」は論理
和を示す。
【0025】白地検出部18ではついで、ブロック化部
183により図9に示すように主走査方向に並んだ4×
1画素を1つのブロックとしてこのブロック内の1画素
以上が白地画素の場合にこのブロックを白地ブロックと
する。さらに、図7に示す膨張部184では、図10に
示すように副走査方向に並んだ1×3ブロックにおいて
1個以上が白地ブロックの場合に中央のブロックを白地
ブロックとする。
【0026】ついで、補正部185では膨張部184に
より白地ブロックとされたブロックの他に、図11に示
すように主走査方向のブロック「1」〜「7」において
1個以上が白地ブロックであり、かつ「8」〜「14」
において1個以上の白地ブロックがある場合に中央のブ
ロックを白地ブロックに補正する。したがって、この補
正により白地中に文字等がある場合にも白地として検出
することができ、また、補正部185は白地を検出した
場合に白地検出信号J(=1)を網点検出部19に出力
する。
【0027】つぎに、図12〜図17を参照して図1に
示す網点検出部19を詳細に説明する。なお、前述した
3ライン分のデータA、G、Hおよび白地検出信号Jは
同一であるが、データΔYは画像データの副走査方向の
変化分を示し、信号Py は副走査方向の変化分ΔYが所
定値以上の場合に変化点有り(Py =1)となる変化点
有無信号を示し、信号Py ’は変化点有無信号Py を主
走査方向に膨張した信号を示す。また、データΔXは画
像データの主走査方向の変化分を示し、信号PX はXに
ついて主走査方向に関してピークの有無が検出されて有
り(PX =1)となる変化点有無信号を示す。
【0028】さらに、図12において白地検出信号Jの
反転信号(/J)(但し、記号「/」は除算を除き、反
転信号に用いる。)と、膨張信号Py ’と変化点有無信
号P X の論理積から信号Pが得られる(図示ANDゲー
ト194)。すなわち、信号Pは白地以外であってY変
化点の膨張とX変化点があった場合にP=1となる。ま
た、主走査方向の所定区間内にP=1の信号が所定個数
以上有る場合に密度検出部195の出力信号P’が
「1」になり、ついでP’=1を主走査方向と副走査方
向に膨張した信号が網点検出信号Lとなる(膨張部19
6)。
【0029】つぎに、図13を参照して図12に示すY
変化分検出部191Yと、Y変化点検出部192Yと膨
張部193を詳細に説明する。Y変化分検出部191Y
の減算器21はΔY1 =|A−G|を計算し、減算器2
2はΔY2 =|G−H|を計算する。そして、加算器2
3がΔY=ΔY1 +ΔY2 =|A−G|+|G−H|を
計算すると、画像データの副走査方向の変化分ΔYを求
めることができる。
【0030】Y変化点検出部192Yのレジスタ24に
は予め初期値K1 が設定され、網点検出信号L=0の場
合にK1 =K2 となる値K2 が出力され、L=1の場合
に(3/4)K1 =K2 となる値K2 が出力される。コ
ンパレータ25は副走査方向の変化分ΔYとこの値K2
を比較し、ΔY≧K2 の場合にPy =1となる変化点有
無信号Py を出力する。なお、網点検出信号Lに応じて
値K2 を切り替える理由は、非網点中と網点中とにおい
て変化点の検出感度を切り替え、網点中では値K2 を下
げて変化点有無信号Py を検出しやすくするためであ
る。
【0031】ついで、膨張部193のシフトレジスタ2
6では、主走査方向の画素クロックCKにより変化点有
無信号Py が1画素分だけ遅延された信号Py1と2画素
分だけ遅延された信号Py2が出力され、ORゲート27
により変化点有無信号Py 、Py1、Py2が論理和されて
信号Py ’が得られる。
【0032】つぎに、図14を参照して図12に示すX
変化分検出部191XとX変化点検出部192Xを詳細
に説明する。まず、X変化分検出部191Xのラッチ3
1では、画素クロックCKにより現ラインの画像データ
Aが1画素分だけ遅延された信号A1 が出力され、つい
で、減算器32がΔD=A−A1 を計算する。また、レ
ジスタ33には予め初期値K3 が設定され、網点検出信
号L=0の場合にK3=K4 となる値K4 が出力され、
L=1の場合に(3/4)K3 =K4 となる値K4 が出
力される。なお、この値K4 を切り替える理由は前述し
たY変化点検出の場合と同一である。
【0033】コンパレータ34は減算器32の出力ΔD
とこの値K4 を比較し、ΔD>K4の場合に「1」とな
る信号PQを出力する。ついで、図15に詳しく示すA
ND回路35はX変化点検出部192Xに対し、主走査
方向の変化分ΔXとしてPQ=1の場合に減算器32の
出力ΔDを出力し、PQ=0の場合に「0」を出力す
る。
【0034】なお、AND回路35の目的は、減算器3
2の出力ΔDが小さい場合に後段のX変化点検出部19
2Xのシフトレジスタ36およびピーク検出回路37に
おいてピークを検出しないように、すなわちX変化点と
して検出しないようにするためである。また、AND回
路35は図15に示すように、8ビットの減算器32の
出力ΔD(D0 〜D7 )と信号PQの各論理積信号(Q
0 〜Q7 )をパラレルで出力するように構成されてい
る。
【0035】図14に示すX変化点検出部192Xのシ
フトレジスタ36では、変化分ΔXの1画素分だけ遅延
された信号ΔX1 と2画素分だけ遅延された信号ΔX2
が出力され、ピーク検出回路37はこれらの3つの変化
分ΔX、ΔX1 、ΔX2 を比較し、ΔX<ΔX1 >ΔX
2 の場合、すなわち変化分ΔXのピークを検出した場合
にPX =1の変化点有無信号PX を出力する。
【0036】図16を参照してピーク検出回路37を詳
細に説明すると、コンパレータ371は変化分ΔX、Δ
1 を比較し、コンパレータ372は変化分ΔX1 、Δ
2を比較する。ついで、ORゲート373とANDゲ
ート375によりΔX<ΔX1 が検出され、また、OR
ゲート374とANDゲート376によりΔX1 >ΔX
2 が検出される。したがって、ANDゲート377によ
りΔX<ΔX1 >ΔX 2 の場合にPX =1となる。
【0037】ここで、前述したように図12に示すAN
Dゲート194の出力Pは白地以外であってY変化点の
膨張とX変化点があった場合にP=1となるが、つぎに
図17を参照して密度検出部195と膨張部196を詳
細に説明する。まず、密度検出部195はシフトレジス
タ41と、ORゲート42とANDゲート43により構
成され、P=1であってこの画素から6画素以内に少な
くとも1画素のP=1が有る場合にP’=1となる。
【0038】膨張部196はシフトレジスタ44と、O
Rゲート45と、ラインメモリ46とANDゲート47
により構成され、まず、シフトレジスタ44とORゲー
ト45によりP’=1の画素が主走査方向に9画素分膨
張された信号P”となる。すなわち、例えば1画素の
P’=1に対して10画素についてP”=1となる。つ
いで、ラインメモリ46とANDゲート47によりP”
=1の画素が副走査方向に1ライン分膨張され、網点検
出信号が生成される。
【0039】なお、上記実施例では、網点領域を平滑化
フィルタ13により平滑化するように構成したが、図1
8に示すように平滑化することなくそのまま出力しても
よい。また、上記実施例では、網点領域を平滑化するの
みであるが、図19に示すように平滑化フィルタ5aの
みならず網点検出信号L’によりγ変換部5c’と階調
処理部5d’の各処理を切り替えるようにしてもよい。
さらに、図12に示す網点検出回路19では副走査方向
の膨張信号Py ’と主走査方向の変化点有無信号PX
白地検出信号Jでゲーティングするようにしたが、図2
0に示すように3ライン分の画像データH、G、Aに対
して直接白地検出信号Jでゲーティングするようにして
もよく、また、白地検出部18も種々の変形が可能であ
る。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、隣接画素の画像データとの差が極大を示す画素を
検出する極大画素検出手段と、前記極大画素検出手段に
より検出された画素の密度を検出する画素密度検出手段
と、前記画素密度検出手段により検出された密度に基づ
いて網点領域か否かを判定する判定手段とを備えたの
で、網点領域を簡単な構成でかつ正確に検出することが
できる。
【0041】請求項2記載の発明は、前記画素密度検出
手段が画像データの主走査方向の局所的な変化分を検出
する手段と、画像データの副走査方向の局所的な変化分
を検出する手段とを備え、前記判定手段がこれらの主走
査方向と副走査方向の変化分に基づいて網点領域か否か
を判定するので、網点領域を簡単な構成でかつ正確に検
出することができる。
【0042】請求項3記載の発明は、前記画素密度検出
手段が画像データの主走査方向の局所的な変化分が所定
値以上の画素を検出する手段と、画像データの副走査方
向の局所的な変化分が所定値以上の画素を検出する手段
とを備え、前記判定手段がこれらの主走査方向と副走査
方向の変化分が所定値以上の画素に基づいて網点領域か
否かを判定するので、網点領域を簡単な構成でかつ正確
に検出することができる。
【0043】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
の発明にさらに白地検出手段を備え、前記判定手段が白
地の場合に網点領域として判定しないので、誤判定を防
止して網点領域を正確に検出することができる。
【0044】請求項5記載の発明は、前記画素密度検出
手段が前記判定手段の判定結果に基づいて前記所定値を
選択的に切り替えるので、周辺領域の網点判定結果に基
づいて判定することができ、したがって、誤判定を防止
して網点領域を正確に検出することができる。
【0045】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
記載の発明にさらに画像データを異なる特性で補正する
複数のフィルタと、前記判定手段の判定結果に基づいて
前記フィルタの出力を選択する手段とを備えたので、例
えば網点領域では平滑化フィルタを選択することにより
モアレを防止することができ、非網点領域ではMTFフ
ィルタを選択することによりシャープな画像を再生する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1の画像処理装置が適用されたディジタル複
写機を示す外観図である。
【図3】図2のディジタル複写機の回路系の概略を示す
ブロック図である。
【図4】図3の画像処理部を詳細に示すブロック図であ
る。
【図5】図1の平滑化フィルタの重み付け係数を示す説
明図である。
【図6】図1のMTF補正フィルタの重み付け係数を示
す説明図である。
【図7】図1の白地検出部を詳細に示すブロック図であ
る。
【図8】図7の白地画素検出部の論理を示す説明図であ
る。
【図9】図7のブロック化部の論理を示す説明図であ
る。
【図10】図7の膨張部の論理を示す説明図である。
【図11】図7の補正部の論理を示す説明図である。
【図12】図1の網点検出部を詳細に示すブロック図で
ある。
【図13】図12のY変化分検出部と、Y変化点検出部
と第1の膨張部を詳細に示すブロック図である。
【図14】図12のX変化分検出部とX変化点検出部を
詳細に示すブロック図である。
【図15】図14のAND回路を詳細に示すブロック図
である。
【図16】図14のピーク検出部を詳細に示すブロック
図である。
【図17】図12の密度検出部と第2の膨張部を詳細に
示すブロック図である。
【図18】図1に示す平滑化フィルタを用いない場合の
処理を示す説明図である。
【図19】図4に示す画像処理部の変形例を示すブロッ
ク図である。
【図20】図12に示す網点検出部の変形例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
13 平滑化フィルタ 14 MTF補正フィルタ 17 セレクタ 18 白地検出部 19 網点検出部 191Y Y変化分検出部 191X X変化分検出部 192Y Y変化点検出部 192X X変化点検出部 193,196 膨張部 195 密度検出部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接画素の画像データとの差が極大を示
    す画素を検出する極大画素検出手段と、 前記極大画素検出手段により検出された画素の密度を検
    出する画素密度検出手段と、 前記画素密度検出手段により検出された密度に基づいて
    網点領域か否かを判定する判定手段と、 を備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画素密度検出手段は、画像データの
    主走査方向の局所的な変化分を検出する手段と、画像デ
    ータの副走査方向の局所的な変化分を検出する手段とを
    備え、前記判定手段は、これらの主走査方向と副走査方
    向の変化分に基づいて網点領域か否かを判定することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画素密度検出手段は、画像データの
    主走査方向の局所的な変化分が所定値以上の画素を検出
    する手段と、画像データの副走査方向の局所的な変化分
    が所定値以上の画素を検出する手段とを備え、前記判定
    手段は、これらの主走査方向と副走査方向の変化分が所
    定値以上の画素に基づいて網点領域か否かを判定するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 白地検出手段を備え、前記判定手段は、
    白地の場合に網点領域として判定しないことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画素密度検出手段は、前記判定手段
    の判定結果に基づいて前記所定値を選択的に切り替える
    ことを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 画像データを異なる特性で補正する複数
    のフィルタと、前記判定手段の判定結果に基づいて前記
    フィルタの出力を選択する手段とを備えたことを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかに記載の画像処理装
    置。
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