JPH10294862A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH10294862A
JPH10294862A JP9101250A JP10125097A JPH10294862A JP H10294862 A JPH10294862 A JP H10294862A JP 9101250 A JP9101250 A JP 9101250A JP 10125097 A JP10125097 A JP 10125097A JP H10294862 A JPH10294862 A JP H10294862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
pixel
image
edge
pixels
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9101250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3568732B2 (ja
Inventor
Michiyuki Suzuki
通之 鈴木
Kiwamu Morita
極 森田
Yoshiyori Hayashi
善頼 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP10125097A priority Critical patent/JP3568732B2/ja
Priority to US09/055,298 priority patent/US6192153B1/en
Publication of JPH10294862A publication Critical patent/JPH10294862A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3568732B2 publication Critical patent/JP3568732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40062Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】小規模な回路構成で原稿画像の各画素が複数種
の画像領域にのいずれに含まれるかを確実に識別する。 【構成】図6(A)に示す写真領域の画像信号及び図6
(B)に示す文字領域の画像信号を、図2に示すように
フィルタ係数の総和が−1となるフィルタを用いて空間
フィルタリング処理を行った場合、図6(A)及び
(B)に示す画像信号は、それぞれ図6(H)及び
(I)に示すように強調処理され、閾値“0”で2値化
すると、それぞれ図6(J)及び(K)に示すエッジ検
出結果が得られ、写真領域においてはエッジ部が検出さ
れない。したがって、画像処理装置10の識別回路4で
は、注目画素を中心とした周辺画素を含む局所ブロック
において、エッジ部が存在するか否かに基づいて、注目
画素が写真領域であるか否かを容易にかつ正確に識別で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子ファイル、ディ
ジタル複写機、ファクシミリ及びスキャナ等を構成する
画像処理装置に関し、特に、原稿を走査して得られた画
像信号に対して、各画素の特性に応じた最適な処理を行
う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル複写機やファクシミリでは、
文字部分、写真部分または網点部分が存在する原稿、ま
たは、これらの複数の部分が混在する原稿をCCDイメ
ージセンサらにより読み取って得られた画像信号に対し
て、記録画像の画質を向上させるための画像処理を実行
する画像処理装置が設けられている。この画像処理は、
読み取った画像が文字、写真または網点のいずれの画像
種類であるかを識別し、その識別結果に応じて各画素毎
に最適な処理を行うようにしたものである。
【0003】例えば、特開平6−150059号公報に
は、原稿画像を複数画素からなるブロックに分割し、パ
ターンマッチングによって原稿画像の画像種類を識別す
るようにした構成が開示されている。この構成では、複
数の基準パターンを予め準備しておき、原稿画像のパタ
ーンを基準パターンと比較することにより原稿画像の画
像種類を決定する。
【0004】また、特開平8−149297号公報に
は、網点画像における画像データの周期性を利用して、
原稿画像の1ライン分の画像データの周期性を検出する
ことにより、注目画素が網点画像部分であるか否かを識
別するようにした構成か開示されている。
【0005】さらに、特開昭61−194968号公報
には、ブロック内の画素の主走査方向と副走査方向とに
おける信号レベルの変化している画素を計測し、その変
化係数の総和を予め設定した値と比較することにより、
注目画素が網点写真画像部分であるか否かを識別するよ
うにした網点写真領域識別方法が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
6−15009号公報に開示されているようなパターン
マッチングを用いた画像識別処理では、多数のパターン
を予め準備しておく必要があり、必要とするメモリ容量
が膨大になるとともに、汎用性に乏しい問題がある。
【0007】また、特開平8−149297号公報に開
示されているような1ライン分の画像情報における周期
性を検出する方法では、濃度が低くドットサイズが小さ
い網点領域では、網点ドットが1ライン上に位置するこ
とは稀であり、網点部分を確実に識別することができな
い場合が生じる。このために、複数のラインにより2次
元領域で周期性を検出することとすると、ドットの周期
性に合わせて多数のブロックメモリが必要になり、コス
トの上昇を招く問題がある。
【0008】さらに、特開昭61−194968号公報
に開示されているような網点写真部分の連続性を検出す
るものでは、網点領域の検出はできるものの、信号レベ
ルの変化が小さい写真部分を文字部分と識別することが
困難で、網点写真部分を確実に識別することはできな
い。
【0009】この発明の目的は、小規模な回路構成で原
稿画像の各画素が複数種の画像領域のいずれに含まれる
かを確実に識別することができる画像処理装置を提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、原稿画像の各画素を含まれる画像領域を識別し、画
像領域の識別結果に応じて画素毎に処理を実行する画像
処理装置において、注目画素及び注目画素を中心とする
複数の周辺画素により構成される局所ブロックの各画像
信号と総和が−1であるフィルタ係数との積和演算によ
り画像のエッジ部に位置する画素を検出するエッジ検出
手段と、エッジ検出手段の検出結果に基づいて注目画素
が含まれる画像領域を識別する識別手段と、を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】請求項1に記載した発明においては、注目
画素及び注目画素を中心とする複数の周辺画素により構
成される局所ブロックの各画像信号と総和が−1である
フィルタ係数との積和演算により画像のエッジ部に位置
するエッジ部画素が検出される。フィルタ計数の総和が
−1であるフィルタを用いてエッジ検出を行うと、原稿
の文字領域や網点領域等の低濃度領域のエッジ部のみが
検出され、写真領域においてエッジ部は検出されない。
したがって、局所ブロックに含まれる複数の画素に対し
てフィルタ計数の総和が−1であるフィルタを用いてエ
ッジ検出を行うことにより、注目画素が低濃度領域の画
像であるか否かが識別される。
【0012】請求項2に記載した発明は、前記識別手段
が、エッジ検出手段の検出結果を予め設定された閾値に
より2値化したデータに基づいて、注目画素が写真領域
に含まれるか否かを識別することを特徴とする。
【0013】請求項2に記載した発明においては、局所
ブロックに含まれる複数の画素に対してフィルタ計数の
総和が−1であるフィルタを用いて強調処理された画像
信号を予め設定された閾値で2値化することより、注目
画素が写真領域に含まれるか否かが正確に識別される。
【0014】即ち、図5(A)に示す5画素×5画素の
画像信号を含む局所ブロックに対して、図5(B)に示
すようなフィルタ係数を用いて強調処理を行い、エッジ
検出を行う場合、図5(A)に示す例において、中心に
位置する注目画素の画像信号Img12の空間フィルタ
リング処理後におけるエッジ検出濃度値Img12′
は、 Img12′=Σ(Imgi×Fi)/ΣFi により求められる。このエッジ検出濃度値Img12′
を閾値と比較することにより注目画素がエッジ部である
か否かを峻別する。
【0015】例えば、図2に示すようにフィルタ係数の
総和が−1となるフィルタを用いて図6(A)に示す写
真領域の画素の画像信号、及び、図6(B)に示す文字
領域の画素の画像信号に対して空間フィルタリング処理
を行った場合、図6(A)及び(B)に示す画像信号
は、それぞれ図6(H)及び(I)に示すように強調処
理され、閾値“0”で2値化すると、それぞれ図6
(J)及び(K)に示すエッジ検出結果が得られ、写真
領域においてはエッジ部が検出されない。
【0016】請求項3に記載した発明は、前記識別手段
が、局所ブロックにおけるエッジ部画素の連続数を算出
し、この算出結果に基づいて注目画素が写真領域、文字
領域または網点領域のいずれに含まれるかを識別するこ
とを特徴とする。
【0017】請求項3に記載した発明においては、低濃
度領域である文字領域または網点領域の注目画素を中心
とする局所ブロックにおいて検出されたエッジ部画素の
連続数が計数される。写真領域に含まれる注目画素の局
所ブロックにおいてはエッジ部画素は検出されず、文字
領域に含まれる注目画素の局所ブロックにおいてはエッ
ジ部画素の連続数が大きく、網点領域に含まれる注目画
素の局所ブロックにおいてはエッジ部画素の連続数が小
さい。したがって、注目画素の局所ブロックにおけるエ
ッジ部画素の連続数が0、高い値または低い値のいずれ
であるかによって、注目画素が写真領域、文字領域また
は網点領域のいずれに含まれるかを正確に識別できる。
【0018】請求項4に記載した発明は、前記識別手段
が、エッジ検出手段の検出結果を予め設定された閾値に
より2値化したデータに基づいて、注目画素が写真領域
に含まれるか否かを識別した後に、注目画素が写真領域
に含まれない場合に局所ブロックにおけるエッジ部画素
の連続数を算出し、この算出結果に基づいて注目画素が
文字領域または網点領域のいずれに含まれるかを識別す
ることを特徴とする。請求項4に記載した発明において
は、注目画素の局所ブロックにエッジ部画素が存在せ
ず、注目画素が写真領域に含まれる場合には、局所ブロ
ックにおけるエッジ部画素の連続数は計数されず、注目
画素が写真領域に含まれる場合の識別処理が簡略化され
る。
【0019】請求項5に記載した発明は、前記識別手段
が、写真領域、文字領域及び網点領域の特性を表す複数
の特徴量をパラメータとして各領域の領域境界を定めた
テーブルを局所ブロックにおけるエッジ部画素の連続数
をパラメータとして複数備え、局所ブロックにおける画
像信号に基づいてエッジ部画素の連続数とともに複数の
特徴量を算出し、算出したエッジ部画素の連続数に応じ
たテーブルを選択し、複数の特徴量によって特定される
注目画素が選択したテーブルにおいて写真領域、文字領
域または網点領域のいずれに含まれるかを識別すること
を特徴とする。請求項5に記載した発明においては、注
目画素を中心とする局所ブロックにおけるエッジ部画素
の連続数によってテーブルが選択され、選択されたテー
ブルにおける領域境界及び複数の特徴量に基づいて注目
画素が含まれる画像領域が正確に決定される。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、請求項2に記載した発明
の実施形態の一例である画像処理装置の構成を示すブロ
ック図である。画像処理装置10は、白黒反転回路1、
ブロックメモリ2、エッジ検出回路3、識別回路4及び
フィルタ処理回路5から構成されている。白黒反転回路
1は、入力端子から入力された画像信号に対して中間濃
度値(入力信号が8bitであれば128)を中心とし
て反転する。ブロックメモリ2は、白黒反転回路1から
入力さた画像信号を、各画素256レベル(8bit)
で格納する記憶領域を有する。エッジ検出回路3は、ブ
ロックメモリ2に格納されている画像信号のエッジレベ
ルを空間フィルタリング処理によって求め、固定閾値処
理により2値化したエッジ情報を特徴量として求める。
エッジ検出回路3におけるエッジ検出用のフィルタとし
ては、例えば、図2に示すように、フィルタ係数の総和
が−1であるフィルタを用いる。
【0021】識別回路4は、特徴量をブロック内の注目
画素が写真領域か否かを判定するための回路であり、各
領域に応じた識別信号を出力する。フィルタ回路5は、
識別回路4の出力に基づいて最適なフィルタを選択し、
入力信号に対して空間フィルタリング処理を行う。フィ
ルタ処理回路5は、注目画素に対して近傍画素との重み
平均を取り、注目画素と近傍画素との信号レベル変化を
少なくするような平滑処理を行う平滑フィルタ、及び、
近傍画素との差分値を注目画素に加えることによって注
目画素と近傍画素との信号レベル変化がより大きくなる
ような強調処理を行う強調フィルタを備えている。
【0022】なお、上記8bitのブロックメモリ2
は、入力の最大濃度値(2のn乗)を格納できるnbi
tのブロックメモリとすることができる。またフィルタ
処理回路5は、予めフィルタ係数が決められた強調フィ
ルタまたは平滑フィルタを選択し、注目画素に対して強
調処理または平滑処理を行う。このフィルタ処理回路5
で用いられる強調フィルタの例を図3(A)に、平滑フ
ィルタの例を図3(B)に示す。なお、マスクサイズや
フィルタ係数が図3(A)及び(B)に示す例と異なる
任意のフィルタを用いることもできる。
【0023】図4は、上記の画像処理装置において記録
画像の画質を向上するための空間フィルタリング処理手
順を示すフローチャートである。CCDイメージセンサ
を含む図外の画像読取部により原稿を走査して得た画像
信号が、画像処理装置に入力されると(s1)、白黒反
転回路1により画像信号を白黒反転する(s2)。次い
で、ブロックメモリ2から注目画素を中心とした局所ブ
ロックの画像信号を選択し、エッジ検出回路3により図
2に示すフィルタを用いた空間フィルタリング処理によ
り、特徴量としてエッジ検出濃度を算出する(s3)。
この後、識別回路4により、各特徴量に基づいてブロッ
ク内の注目画素が写真領域か否かの識別を行う。この実
施形態では、エッジ検出されなかった場合には写真領域
として、エッジ検出されれば文字領域または網点領域と
して識別される(s4)。この結果、文字領域または網
点領域であれば強調フィルタによる強調処理(s5)
が、写真領域であれば平滑化処理(s6)が、フィルタ
処理回路5において実行された後に画像信号が出力され
る(s7)。また、写真領域については空間フィルタリ
ング処理を行うことなく画像信号を出力してもよい。こ
の画像処理装置10は、上記のs2〜s7の処理を全て
の画素に対して順次実行する(s8)。
【0024】以上の処理により、この実施形態に係る画
像処理装置10では、極めて簡単な回路構成により画像
種類の識別を行うことができ、例えば、複写機における
写真モードでの複写画像形成時に写真中心の画質を得る
場合に、写真領域内のエッジ部をできるだけ検出するこ
となく文字領域だけを正確に抽出するようにし、識別精
度の向上を図って高品質の画像を得ることができる。
【0025】この理由を、図5及び図6を用いて以下に
説明する。一般的な空間フィルタリング処理では、例え
ば、図5(A)に示す5画素×5画素の画像信号に対し
て、図5(B)に示すようなフィルタ係数により強調処
理を行い、エッジ検出濃度値を算出する。図5(A)に
示す例において、中心に位置する注目画素の画像信号I
mg12の空間フィルタリング処理後におけるエッジ検
出濃度値Img12′は、 Img12′=Σ(Imgi×Fi)/ΣFi により求められる。この式により算出したエッジ検出濃
度値Img12′を閾値と比較することにより注目画素
がエッジ部であるか否かを峻別する。
【0026】例えば、図6(A)に示す写真領域の画像
信号及び図6(B)に示す文字領域の画像信号を、従来
の一般的なエッジ検出用フィルタであるフィルタ係数の
総和を0としたラプラシアンフィルタ(図6(C)参
照)を用いて空間フィルタリング処理を行った場合、図
6(A)及び(B)に示す画像信号は、それぞれ図6
(D)及び(E)に示すように強調処理され、閾値
“0”で2値化すると、それぞれ図6(F)及び(G)
に示すエッジ検出結果が得られ、写真領域においてもエ
ッジ部が検出される。したがって、ラプラシアンフィル
タを用いた空間フィルタリング処理では、エッジ部の有
無によっては注目画素が写真領域であるか否かを識別す
ることはできない。
【0027】これに対して、画像処理装置10のエッジ
検出回路3で使用する図2に示すようにフィルタ係数の
総和が−1となるフィルタを用いて空間フィルタリング
処理を行った場合、図6(A)及び(B)に示す画像信
号は、それぞれ図6(H)及び(I)に示すように強調
処理され、閾値“0”で2値化すると、それぞれ図6
(J)及び(K)に示すエッジ検出結果が得られ、写真
領域においてはエッジ部が検出されない。したがって、
画像処理装置10の識別回路4では、注目画素を中心と
した周辺画素を含む局所ブロックにおいて、エッジ部が
存在するか否かに基づいて、注目画素が写真領域である
か否かを容易に識別できる。
【0028】図7は、請求項3に記載した発明の実施形
態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図7に示す画像処理装置20は、図1に示した画像処理
装置10のエッジ検出回路3と識別回路4との間に1b
itのブロックメモリ21と連続度演算回路22とを設
けたものであり、画像処理装置10と同一の構成部分に
ついては同一の符号を付して説明を省略する。
【0029】ブロックメモリ21は、エッジ検出回路3
から出力された2値データを格納する1bit×ブロッ
クサイズの記憶領域を備えている。連続度演算回路22
は、ブロックメモリ21に格納されているデータに基づ
いて、エッジの隣接する同一レベルの連続画素数を主走
査方向及び副走査方向の全方向について計算し、連続画
素数の最長距離を注目画素の特徴量として算出する。例
えば、図8(A)に示すように、ブロックサイズが5画
素×5画素である場合、エッジ検出回路3で検出したエ
ッジ情報を黒色、非エッジ情報を白色とした場合(実際
には、エッジ情報は“1”、非エッジ情報は“0”であ
る。)、主走査方向の1ライン目は隣接する画素がエッ
ジ検出されておらず連続度を1とし、2ライン目はエッ
ジ情報が3画素連続しているので連続度を3とする。こ
れを主走査方向及び副走査方向の全てのラインについて
実行し、その最大値を注目画素の連続度とする。
【0030】図8(A)に示す例では、副走査方向の5
ライン目の連続度が5であり、注目画素の連続度は5と
なる。識別回路4は、連続度演算回路22における連続
度の演算結果に基づいて、連続度の高いものを文字領
域、連続度が0のものを写真領域、それ以外のものを網
点領域と識別する。
【0031】図9は、上記画像処理装置における空間フ
ィルタリング処理手順を示すフローチャートである。C
CDイメージセンサを含む図外の画像読取部により原稿
を走査して得た画像信号が、画像処理装置に入力される
と(s21)、白黒反転回路1により画像信号を白黒反
転する(s22)。次いで、ブロックメモリ2から注目
画素を中心とした局所ブロックの画像信号を選択し、エ
ッジ検出回路3により特徴量を算出する(s23)。こ
のエッジ検出では、図2に示したフィルタ係数の総和を
−1とするフィルタを用いる。エッジ検出回路3におい
て検出された注目画素を中心とする周辺画素のエッジ情
報はブロックメモリ21に格納され、ブロックメモリ2
1に格納されている1ブロック分の画素のエッジ情報に
基づいて注目画素の連続度を連続度演算回路22により
特徴量として算出する(s24)。
【0032】この後、識別回路4により、連続度演算回
路22から出力された特徴量に基づいてブロック内の注
目画素が写真領域、文字領域または網点領域のいずれで
あるかの識別を行う(s25)。この結果文字領域であ
れば強調フィルタによる強調処理(s26)を、網点領
域であれば平滑フィルタによる平滑化処理(s27)
を、フィルタ処理回路5において実行した後に、写真領
域であれば空間フィルタリング処理を行うことなく画像
信号を出力する(s28)。画像処理装置20は、上記
のs22〜s28の処理を全ての画素に対して順次実行
する(s29)。以上のように、この実施形態に係る画
像処理装置20は、原稿を走査して得られた画像信号に
対して各画素が文字領域、網点領域または写真領域のい
ずれであるかの識別処理を実行し、この識別処理の結果
に応じて各画素毎に空間フィルタリング処理を行うよう
にしている。これにより、極めて簡単に高い精度の画像
種類の識別を行うことができる。即ち、エッジ検出回路
3におけるエッジ検出処理において図2のフィルタを用
いることにより、写真領域においてはエッジが検出され
ないために連続度は常に0であり、網点領域では連続度
が4以上になることはなく、文字領域では連続度が高く
なるため、高い精度の識別処理を極めて簡単に行うこと
ができる。
【0033】なお、上記の実施形態では、連続度演算回
路22における連続度の算出を、局所ブロック内の主走
査方向及び副走査方向の2方向について実行するように
したが、例えば、図8(B)に示すように、ブロック内
の斜め方向の連続度も算出するようにしてもよい。これ
によって、注目画素の特徴量としての連続度を高い精度
で求めることができる。
【0034】図10は、請求項4に記載した発明の実施
形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。図10に示す画像処理装置30は、図7に示した画
像処理装置20のブロックメモリ21と連続度演算回路
22との間に判定回路31を設けたものであり、画像処
理装置20と同一の構成部分については同一の符号を付
して説明を省略する。判定回路31は、ブロックメモリ
21に格納されている1ブロックの画素中にエッジ部の
画素の有無により、注目画素が写真領域であるか否かを
判別する。
【0035】図11は、上記画像処理装置における空間
フィルタリング処理手順を示すフローチャートである。
CCDイメージセンサを含む図外の画像読取部により原
稿を走査して得た画像信号が、画像処理装置に入力され
ると(s31)、白黒反転回路1により画像信号を白黒
反転する(s32)。次いで、ブロックメモリ2から注
目画素を中心とした局所ブロックの画像信号を選択し、
エッジ検出回路3によりエッジ部であるか否かを表すエ
ッジ情報を算出する(s33)。このエッジ検出では、
図2に示したフィルタ係数の総和を−1とするフィルタ
を用いる。
【0036】エッジ検出回路3において局所ブロック中
にエッジが検出された場合には、エッジ検出回路3にお
いて検出された注目画素を中心とする周辺画素のエッジ
情報をブロックメモリ21に格納し、ブロックメモリ2
1に格納されている1ブロック分の画素のエッジ情報に
基づいて連続度演算回路22により注目画素の連続度を
特徴量として算出する(s34)。この後、識別回路4
により連続度演算回路22から出力された特徴量に基づ
いてブロック内の注目画素が写真領域、文字領域または
網点領域のいずれであるかの識別を行う(s35)。
【0037】この結果、文字領域であれば強調フィルタ
による強調処理(s36)を、網点領域であれば平滑フ
ィルタによる平滑化処理(s37)を、フィルタ処理回
路5において実行した後に画像信号を出力する(s3
8)。s33において、エッジ検出回路3が局所ブロッ
ク中にエッジを検出しなかった場合には、注目画素が写
真領域であると判断して空間フィルタリング処理を行う
ことなく画像信号を出力する。画像処理装置30は、上
記のs32〜s38の処理を全ての画素に対して順次実
行する(s39)。
【0038】以上のように、この実施形態に係る画像処
理装置30は、エッジ検出回路3における空間フィルタ
リング処理後の局所ブロックにおいてエッジ部が存在し
ない場合には、注目画素が写真領域であることを直ちに
判断し、写真領域に対する連続度の演算処理を実行しな
いようにし、原稿を走査した得られた画像信号に対して
各画素が文字領域、網点領域または写真領域のいずれで
あるかの識別処理をさらに短時間化できる。
【0039】なお、上記の実施形態では、連続度演算回
路22における連続度の算出を、局所ブロック内の主走
査方向及び副走査方向の2方向について実行するように
したが、ブロック内の斜め方向の連続度も算出するよう
にしてもよい。
【0040】図12は、請求項5に記載した発明の実施
形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図であ
る。図12に示す画像処理装置40は、ブロックメモリ
41と、エッジ検出回路42、ブロックメモリ43、主
走査方向連続度演算回路44a、副走査方向連続度演算
回路44b及び比較器45からなる第1特徴量演算手段
と、最大値検出回路46a、最小値検出回路44b及び
減算器47からなる第2特徴量演算手段と、主走査方向
差分値総和算出回路48a、副走査方向差分値総和算出
回路48b、比較器49及び重み平均累算回路50から
なる第3特徴量演算手段と、識別回路51と、フィルタ
処理回路52と、から構成されている。
【0041】第1特徴量演算手段を構成する主走査方向
連続度演算回路44a、副走査方向連続度演算回路44
b及び比較器45は、図7に示した画像処理装置20の
連続度演算回路22と同一の処理を実行する。画像処理
装置40は、第1特徴量演算手段により算出する連続度
に加えて、第2特徴量演算手段により算出するブロック
内の最大濃度差値、及び、第3特徴量演算手段により算
出する煩雑度を用いることにより、画像領域の識別精度
をさらに向上するようにしたものてのある。
【0042】図13は、上記画像処理装置における空間
フィルタリング処理手順を示すフローチャートである。
CCDイメージセンサを含む図外の画像読取部により原
稿を走査して得た画像信号が画像処理装置40に入力さ
れると(s41)、画像信号に対して白黒反転処理を行
った後(s42)、ブロックメモリ41に格納する。ブ
ロックメモリ41には、注目画素を中心として、例え
ば、7画素×7画素の周辺画素の画像信号が格納され
る。このブロックメモリ41に格納した画像信号に対し
てエッジ検出回路42によりエッジ検出処理を実行する
(s43)。エッジ検出回路42において検出された注
目画素を中心とする周辺画素のエッジ情報は2値化され
てブロックメモリ43に格納される。
【0043】s43におけるエッジ検出処理に図2に示
すような3画素×3画素のフィルタを用いた場合、7画
素×7画素のブロックの端部に位置する画素について
は、フィルタの中央に位置させることができないため、
エッジ検出の有効範囲は5画素×5画素の範囲となり、
ブロックメモリ43には注目画素を中心とした5画素×
5画素の局所ブロックのエッジ情報が格納される。
【0044】次いで、主走査方向連続度演算回路44
a、副走査方向連続度演算回路44b及び比較器45に
より、ブロックメモリ43に格納されている1ブロック
分の画素のエッジ情報に基づいて、注目画素の連続度を
第1特徴量P0として算出する(s44)。また、最大
値検出回路46a、最小値検出回路46b及び減算器4
7により、ブロックメモリ41に格納されている7画素
×7画素の画像信号の最大信号レベルと最小信号レベル
との差を第2特徴量P1として算出する(s45)。さ
らに、主走査方向差分値総和算出回路48a、副走査方
向差分値総和算出回路48b、比較器49及び重み平均
累算回路50により、ブロックメモリ41に格納されて
いる7画素×7画素のブロックにおける主走査方向及び
副走査方向のそれぞれについて隣接する2画素間の画像
信号の差分を順次加算した総和の小さい方の値である煩
雑度を第3特徴量P2として算出する(s46)。
【0045】第1特徴量P0、第2特徴量P1及び第3
特徴量P2は、識別回路51に入力され、識別回路51
はこれらの特徴量に基づいてブロック内の注目画素が写
真領域、文字領域または網点領域のいずれであるかの識
別を行う(s47)。即ち、識別回路51は、第1特徴
量P0に基づいて、例えば、図14に示すように予め準
備された複数のルックアップテーブルのうちで最適なル
ックアップテーブルを選択し、選択したルックアップテ
ーブルに基づいて第2特徴量P1及び第3特徴量P2と
から、例えば、図15に示す領域境界にしたがって、注
目画素が文字領域、網点領域または写真領域のいずれで
あるかを識別する。
【0046】この結果、文字領域であれば強調フィルタ
による強調処理(s48)を、網点領域であれば平滑フ
ィルタによる平滑化処理(s49)を、フィルタ処理回
路52において実行した後に画像信号を出力し、写真領
域であれば空間フィルタリング処理を行うことなく画像
信号を出力する(s50)。画像処理装置40は、上記
のs42〜s50の処理を全ての画素に対して順次実行
する(s51)。
【0047】以上のように、この実施形態に係る画像処
理装置40は、注目画素を中心とした局所ブロックにお
けるエッジ情報の連続度を第1特徴量とし、第2特徴量
である最大濃度差、及び、第3特徴量である煩雑度を補
助的に用いて画像領域の識別処理を多元的に実行するよ
うにしている。これにより、極めて高い精度で画像領域
の識別処理を行うことができる。
【0048】なお、第2特徴量及び第3特徴量として用
いるデータは、最大濃度差及び煩雑度に限るものではな
い。
【0049】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、注目
画素及び注目画素を中心とする複数の周辺画素により構
成される局所ブロックの各画像信号と総和が−1である
フィルタ係数との積和演算により画像のエッジ部に位置
するエッジ部画素を検出することにより、低濃度領域の
エッジ部のみを検出し、写真領域においてエッジ部を検
出しないようにし、注目画素が低濃度領域の画像である
か否かを極めて簡単な構成により識別することができ
る。
【0050】請求項2に記載した発明によれば、局所ブ
ロックに含まれる複数の画素に対してフィルタ計数の総
和が−1であるフィルタを用いて強調処理した画像信号
を予め設定された閾値で2値化することより、注目画素
が写真領域に含まれるか否かを極めて簡単な構成により
正確に識別することができる。
【0051】請求項3に記載した発明によれば、低濃度
領域である文字領域または網点領域の注目画素を中心と
する局所ブロックにおいて検出されたエッジ部画素の連
続数を計数することにより、注目画素の局所ブロックに
おけるエッジ部画素の連続数が0、高い値または低い値
のいずれであるかによって、注目画素が写真領域、文字
領域または網点領域のいずれに含まれるかを正確に識別
することができる。
【0052】請求項4に記載した発明によれば、注目画
素の局所ブロックにエッジ部画素が存在しない場合に
は、局所ブロックにおけるエッジ部画素の連続数を計数
しないことにより、注目画素が写真領域に含まれる場合
の識別処理を簡略化することができる。
【0053】請求項5に記載した発明によれば、注目画
素を中心とする局所ブロックにおけるエッジ部画素の連
続数によってテーブルを選択し、選択したテーブルにお
ける領域境界及び複数の特徴量に基づいて注目画素が含
まれる画像領域を正確に決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項2に記載した発明の実施形態に係る画像
処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同画像処理装置におけるエッジ検出に用いられ
るフィルタの一例を示す図である。
【図3】同画像処理装置における空間フィルタリング処
理に用いられるフィルタを例示した図である。
【図4】同画像処理装置における処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】同画像処理装置におけるエッジ検出に係る画像
信号とフィルタ計数との積和計算を説明する図である。
【図6】同画像処理装置におけるエッジ検出状態を従来
例との比較において説明する図である。
【図7】請求項3に記載した発明の実施形態に係る画像
処理装置の構成を示すブロック図である。
【図8】同画像処理装置における連続度演算回路の処理
を説明する図である。
【図9】同画像処理装置における処理手順を示すフロー
チャートである。
【図10】請求項4に記載した発明の実施形態に係る画
像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図11】同画像処理装置における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図12】請求項5に記載した発明の実施形態に係る画
像処理装置の構成を示すブロック図である。
【図13】同画像処理装置における処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図14】同画像処理装置における識別回路に予め準備
されたテーブルの例を示す図である。
【図15】同画像処理装置における識別回路に予め準備
されたテーブルにおける領域境界の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10−画像処理装置 1−白黒反転回路 2−ブロックメモリ 3−エッジ検出回路 4−識別回路 5−フィルタ処理回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像の各画素を含まれる画像領域を識
    別し、画像領域の識別結果に応じて画素毎に処理を実行
    する画像処理装置において、 注目画素及び注目画素を中心とする複数の周辺画素によ
    り構成される局所ブロックの各画像信号と総和が−1で
    あるフィルタ係数との積和演算により画像のエッジ部に
    位置する画素を検出するエッジ検出手段と、エッジ検出
    手段の検出結果に基づいて注目画素が含まれる画像領域
    を識別する識別手段と、を設けたことを特徴とする画像
    処理装置。
  2. 【請求項2】前記識別手段が、エッジ検出手段の検出結
    果を予め設定された閾値により2値化したデータに基づ
    いて、注目画素が写真領域に含まれるか否かを識別する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記識別手段が、局所ブロックにおけるエ
    ッジ部画素の連続数を算出し、この算出結果に基づいて
    注目画素が写真領域、文字領域または網点領域のいずれ
    に含まれるかを識別する請求項1に記載の画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】前記識別手段が、エッジ検出手段の検出結
    果を予め設定された閾値により2値化したデータに基づ
    いて、注目画素が写真領域に含まれるか否かを識別した
    後に、注目画素が写真領域に含まれない場合に局所ブロ
    ックにおけるエッジ部画素の連続数を算出し、この算出
    結果に基づいて注目画素が文字領域または網点領域のい
    ずれに含まれるかを識別する請求項1に記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】前記識別手段が、写真領域、文字領域及び
    網点領域の特性を表す複数の特徴量をパラメータとして
    各領域の領域境界を定めたテーブルを局所ブロックにお
    けるエッジ部画素の連続数をパラメータとして複数備
    え、局所ブロックにおける画像信号に基づいてエッジ部
    画素の連続数とともに複数の特徴量を算出し、算出した
    エッジ部画素の連続数に応じたテーブルを選択し、複数
    の特徴量によって特定される注目画素が選択したテーブ
    ルにおいて写真領域、文字領域または網点領域のいずれ
    に含まれるかを識別する請求項1に記載の画像処理装
    置。
JP10125097A 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置 Expired - Fee Related JP3568732B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10125097A JP3568732B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置
US09/055,298 US6192153B1 (en) 1997-04-18 1998-04-06 Image processing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10125097A JP3568732B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10294862A true JPH10294862A (ja) 1998-11-04
JP3568732B2 JP3568732B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=14295676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10125097A Expired - Fee Related JP3568732B2 (ja) 1997-04-18 1997-04-18 画像処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6192153B1 (ja)
JP (1) JP3568732B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054492A1 (fr) * 1999-03-05 2000-09-14 Seiko Epson Corporation Correcteur de donnees d'image, procede de correction de donnees d'image, support sur lequel est enregistre le programme de correction de donnees d'image
WO2011021518A1 (ja) * 2009-08-19 2011-02-24 日本電気株式会社 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100675498B1 (ko) * 1999-09-28 2007-02-05 코닌클리케 필립스 일렉트로닉스 엔.브이. 필터링 장치 및 방법
US7474787B2 (en) * 1999-12-28 2009-01-06 Minolta Co., Ltd. Apparatus and method of detecting specified pattern
JP3807891B2 (ja) * 2000-02-23 2006-08-09 理想科学工業株式会社 画像情報の領域判別方法および装置
CN1184796C (zh) * 2001-07-26 2005-01-12 佳能株式会社 图象处理方法和设备以及图象处理系统
EP1789920A1 (en) * 2004-09-02 2007-05-30 Koninklijke Philips Electronics N.V. Feature weighted medical object contouring using distance coordinates
CN100347722C (zh) * 2004-12-24 2007-11-07 佳能株式会社 用于确定文本二值化阈值的方法和设备
US20060227381A1 (en) * 2005-04-06 2006-10-12 Xerox Corporation Edge detection for dispersed-dot binary halftone images
GB0807411D0 (en) * 2008-04-23 2008-05-28 Mitsubishi Electric Inf Tech Scale robust feature-based indentfiers for image identification
KR20140102038A (ko) * 2013-02-13 2014-08-21 삼성전자주식회사 영상 정합 장치 및 영상 정합 방법

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0666884B2 (ja) 1985-02-23 1994-08-24 日本電信電話株式会社 網点写真領域識別方法
JP3097785B2 (ja) * 1992-04-30 2000-10-10 株式会社リコー 画像処理装置
JP3336046B2 (ja) 1992-11-16 2002-10-21 株式会社リコー 像域分離装置
US5515180A (en) 1992-11-24 1996-05-07 Sharp Kabushiki Kaisha Image processing device
US5760922A (en) * 1993-10-08 1998-06-02 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Area recognizing device and gradation level converting device employing area recognizing device
JP3040896B2 (ja) 1993-06-16 2000-05-15 シャープ株式会社 画像処理装置
JP3426746B2 (ja) 1994-11-22 2003-07-14 京セラミタ株式会社 網点領域検索装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000054492A1 (fr) * 1999-03-05 2000-09-14 Seiko Epson Corporation Correcteur de donnees d'image, procede de correction de donnees d'image, support sur lequel est enregistre le programme de correction de donnees d'image
US7110599B1 (en) 1999-03-05 2006-09-19 Seiko Epson Corporation Image data retouching apparatus, image data retouching method, and medium on which image data retouching program is recorded
WO2011021518A1 (ja) * 2009-08-19 2011-02-24 日本電気株式会社 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
JP5614550B2 (ja) * 2009-08-19 2014-10-29 日本電気株式会社 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム
US9083913B2 (en) 2009-08-19 2015-07-14 Nec Corporation Image processing method, image processing device, and program

Also Published As

Publication number Publication date
US6192153B1 (en) 2001-02-20
JP3568732B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4821334A (en) Image processing apparatus
JPH05227425A (ja) 自動画像セグメンテーションの改良
JPH11341278A (ja) 画像処理装置
JPH1084475A (ja) 画像領域判別方法および画像処理装置
JP3568732B2 (ja) 画像処理装置
US6111982A (en) Image processing apparatus and recording medium recording a program for image processing
JP2010213235A (ja) 画像読取方法及び画像読取装置
JPH06133159A (ja) 画像処理装置
JP3989341B2 (ja) 画像処理装置
JP3049959B2 (ja) 画像処理装置
JP3480887B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP3792402B2 (ja) 画像処理装置および2値化方法,並びに2値化方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体
JP3361355B2 (ja) 画像処理装置
JPH06284281A (ja) 画像処理装置
JP3966448B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、該方法を実行するプログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体
JP3540128B2 (ja) 画像処理回路
JP3326309B2 (ja) 画像処理装置
JPH0851537A (ja) 文字・写真・網点領域を判別する画像処理装置
JP2937603B2 (ja) 画像データ読み取り装置における画像データの2値化判別方法
JP2507948B2 (ja) 画像領域識別装置
JP2853141B2 (ja) 画像領域識別装置
JPH02186876A (ja) 画像処理装置
JPS61157158A (ja) 画像処理装置
JP2766031B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法
JP2002290719A (ja) 網点領域検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040616

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090625

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100625

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110625

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120625

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees