JP2738702B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2738702B2 JP63120681A JP12068188A JP2738702B2 JP 2738702 B2 JP2738702 B2 JP 2738702B2 JP 63120681 A JP63120681 A JP 63120681A JP 12068188 A JP12068188 A JP 12068188A JP 2738702 B2 JP2738702 B2 JP 2738702B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像読取装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、画像読取装置においては、外部装置により読み
取り停止信号が入力された時点において、原稿搬送速度
または光学系移動速度を変換することなく、原稿または
光学系を停止させ、その時点で発生する画像情報のゆら
ぎをバッファ・メモリで吸収するように構成されてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来例においては、例えば原稿搬
送速度、または光学系移動速度を速くした場合において
は、原稿または光学系のオーバランにより、バッファ・
メモリのみでは、画像情報のゆらぎを吸収できなくなる
問題点が生じていた。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するために、本発明の請求項1
は、原稿画像を周期的に読取り、アナログの読取信号を
出力する読取手段と、前記読取手段と原稿とを相対移動
させる移動手段と、前記アナログ読取信号をデジタル信
号に変換する変換手段と、前記移動手段の相対移動の速
度と、前記読取手段の読取周期とを変化させ、前記読取
周期の変化に応じて前記変換手段のダイナミックレンジ
を制御する制御手段とを備えた。
また、本発明の請求項7は、原稿画像を周期的に読取
り、アナログの読取信号を出力する読取手段と、前記ア
ナログの読取信号を増幅する増幅手段と、前記読取手段
と原稿とを相対移動させる移動手段と、前記増幅手段に
より増幅された前記アナログ読取信号をデジタル信号に
変換する変換手段と、前記移動手段の相対移動の速度
と、前記読取手段の読取周期とを変化させ、前記読取周
期の変化に応じて前記増幅手段のゲインを制御する制御
手段とを備えた。
また、本発明の請求項12は、原稿画像を周期的に読取
り、アナログの読取信号を出力する読取手段と、前記読
取手段と原稿とを相対移動させる移動手段と、前記アナ
ログ読取信号をデジタル信号に変換する変換手段と、前
記変換手段の出力に所定の係数を演算する演算手段と、
前記移動手段の相対移動の速度と、前記読取手段の読取
周期とを変化させ、前記読取周期の変化に応じて前記演
算手段での係数を制御する制御手段とを備えた。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
(1)構成(第1図〜第3図) 第1図に本発明を適用した原稿画像読み取り装置の一
実施例の外観斜視図、第2図にその内部構成図を示す。
これら図において、1は原稿画像読取装置(以下、リ
ーダと略称する)である。2はリーダ本体であり、第2
図に示すようにプラテンガラス27上の原稿(画像下向
き)を原稿照明ユニット24で照射し、反射ミラー25を介
して、レンズ26により主走査方向に配列された複数の受
光素子からなるCCD(電荷結合デバイス)22に原稿像を
結像させるように構成してある。このCCD22は、CCDドラ
イバ23により駆動される。
原稿照明ユニット24およびミラー25は不図示の駆動系
により主走査方向とは垂直な副走査方向に移動可能であ
る。3は原稿自動の送り装置(以下、ADFと略称する)
であり、原稿装置台31上に置かれたシート状原稿(画像
は上向き)は、第2図に破線で示す矢印B方向に搬送さ
れ、原稿排出台32上に排出される。
本実施例においては、例えばヒンジ40を中心にしてリ
ーダ本体2に対してADF3を回動可能となし、ADF3を図示
の位置に位置付けられるようにしてある。
また、第2図中21は制御ユニット、23はCCDドライバ
であり、これらの回路構成は第3図に示す。
(2)動作 次に、リーダ1の動作を説明する。
本実施例に係るリーダ1、綴じ込みのない一般用紙
(シート)原稿をADF3により副走査方向に搬送しながら
画像を読み取る“シート(スルー)モード”と、例えば
書籍(本等)のように綴じ込みのある原稿をプラテンガ
ラス27上に載置して原稿照明ユニット24及びミラー25を
副走査方向に移動することにより画像を読み取る“ブッ
クモード”との2つのモードに設定可能とする。
まず、“シート(スルー)モード”について説明す
る。
(2.1) シートモード 本実施例に係るリーダ1は、常に外部装置(例えば、
デジタルプリンタ,パーソナルコンピュータ等)に接続
されており、これら外部装置の通信や外部装置への画像
情報信号出力は、第3図におけるインターフェース回路
207を介して行われる。
そして、ADF3の原稿載置台31上に原稿が載置された状
態(画像上向き)で、外部装置により各種モードの指示
が入力される。例えば、画素密度を、300dpi(ドット/
インチ),150dpi,75dpiのいずれにするか、あるいは画
像信号を2値信号にするか多値信号にするか、等であ
る。
これを受けたCPU208は、予めタイミング信号発生回路
209やバッキング回路205に制御信号を送出して、上記画
素密度や画像信号形態を設定しておく。なお、CPU208は
マイクロコンピュータの形態を可とし、第7図につき後
述する処理手順に対応したプログラムを格納するROM20
8,作業用のRAM208B等を有する。
光学系の原稿照明ユニット24が、ADF3で原稿読み取り
位置(第2図P2に示す位置)にあるか否かを“シートモ
ード”時の原稿読み取り位置基準センサ(不図示)によ
って確認する。
もし、原稿がADF原稿読み取り位置にない場合には、
次の原稿読み取り開始指令によって読み取り動作を開始
する前に、原稿照明ユニット24を移動するようにしてあ
る。この状態で、外部より原稿読み取り開始指令が入力
されると、CPU208は、ランプ制御信号を出力して照明ユ
ニット24のランプをオンとし、ランプの光量が安定する
まで約300〜500ms待機する。その後、本発明に係る原稿
画像電気信号のダイナミックレンジを検出し、これを記
憶し(詳細は、後述の回路動作−(2)で説明する)、
ADF3に原稿給送開始指令を出力する。これによりADF3の
原稿載置台31上に置かれた原稿は、第2図に示す破線の
経路に沿って矢印B方向に搬送される。
本実施例に係るリーダ1において、ADF3の原稿搬送や
光学系走査の駆動に用いられるモータには、ステッピン
グモータを採用しており、モータ駆動用のパルス信号
(SG301)の周波数を変化させることにより、搬送や走
査の速度を自由にかえることが可能である。なお、原稿
の先端がリーダ1の原稿照明位置に到達したか否かは、
ADF3に配設された原稿先端検知センサ(不図示)により
検出し得る。
原稿が原稿照明位置に到達するまでの間、CCD22に結
像された画像は、後述するように、ディジタル値に変換
されて、インターフェース回路207に入力されるが、こ
れは本来の画像でないため、CPU208は画像信号を出力し
ないよう、インターフェース回路207に出力“不可”の
制御信号を与える。
次に、原稿が、前記原稿照明位置に到達すると、CPU2
08は、インターフェース回路207に対して画像信号出力
“可”の制御信号を出力し、読み取られた画像信号が順
次に外部装置に送出される。
そして、原稿後端が原稿照明位置を通過し終えたと
き、前記原稿先端検知センサによりこれを検出し、再度
インターフェース回路207に対して画像信号出力“不
可”の制御信号出力を指令することにより、インターフ
ェース回路207は画像信号出力を停止すると共に、原稿
読み取り終了信号を外部装置に出力する。この後、所定
時間内に外部装置より原稿読み取り指令がこない場合に
は、CPU208は原稿照明ユニット24のランプをオフとし
て、一連の動作を終了する。
(2.2) ブックモード つぎに、“ブックモード”の場合には、原稿は第2図
のプラテンガラス27上に、右端が原稿の先端となるよう
に載置される(画像は下向き)。
また、光学系の原稿照明ユニット24は第2図で右端が
初期位置となり(P1の位置)、上記“シートモード”の
場合と同様に、“ブックモード”時読み取り基準位置セ
ンサ(不図示)によって、基準位置を確認するように構
成してある(P1の位置)。ここにおいて、原稿読み取り
開始前の画素密度や画像信号の設定は、前記“シートモ
ード”時の場合と同様である。
外部装置より原稿読み取り開始指令が入力されると、
CPU208は、まずランプ制御信号を出力して原稿照明ユニ
ット24のランプをオンとする。そして、直ちに原稿読み
取りの走査を開始することなく、ランプの光量が安定す
るまで約300〜500ms待機する。この間、“シートモー
ド”時と同様に、インターフェース回路207に画像信号
が入力されるが、CPU208の制御信号により、外部装置に
は画像信号は出力されない。
当該所定時間が経過した後、本例に係る原稿画像情報
電気信号のダイナミックレンジを検出し、これを記憶す
る(詳細は、回路動作−(2)で説明する。)その後、
原稿照明ユニット24を第2図矢印A方向に走査を開始さ
せる。
原稿照明ユニット24の初期位置からプラテンガラス27
上の原稿先端位置までの距離は約2〜3mmあり、この間
にステッピングモータによる光学系の走査速度が安定す
るように制御される。原稿照明ユニット24が上記原稿先
端位置まで来たとき、CPU208はインターフェース回路20
7に画像信号出力“可”の制御信号を出力し、読み取ら
れた画像信号が、順次外部装置に伝送される。
光学系の走査長は、CPU208がステッピングモータを駆
動するパルス数によって一義的に決定されるため、CPU2
08は必要なパルス数をステッピングモータに出力した時
点で、原稿読み取り終了と判断して、ランプオフおよび
ステッピングモータの反転制御を行なうとともに、原稿
読み取り終了信号を外部装置に出力する。CPU208のステ
ッピングモータの反転制御により、原稿照明ユニット24
は、第2図中矢印C方向に進み、“ブックモード”時読
み取り基準位置センサ(不図示)により、初期位置に到
達したことが検出された時点で停止する。この光学系戻
りの期間に、外部装置より次の原稿読み取り開始指令が
こない場合には、初期位置に停止して一連の動作を終了
する。
(2.3) 回路動作−1(第3図,第4図) 次に、第3図の回路構成例を示すブロック図と、第4
図に示す各信号タイミングチャートとに基づいてこの回
路動作を説明する。
第1図におけるCCDドライバ23上のCCD22は、第3図示
の制御ユニット21において発振器21に接続したタイミン
グ信号発生回路209(第3図、210は発振器を示す)によ
って生成される各タイミング信号φ1,φ2,φR,φSH(第
4図)により、CCD駆動回路203を介して駆動される。
CCD22より出力されるアナログの画像信号(VIDEOA)
は、アンプ201により増幅されて、アナログ/デジタル
(A/D)コンバータ202に入力される。このA/Dコンバー
タ202においては、ダイナミックレンジ制御回路214によ
りリファレンス電圧が制御されており、タイミング信号
発生回路209で生成されたタイミング信号φADより画像
信号がアナログ信号から8ビットのデジタル信号(VIDE
OD)に変換され、制御ユニット21に出力される。制御ユ
ニット21では、前記8ビットのデジタル信号(VIDEOD、
以下画像情報データと呼称する。)を受けて以下のよう
に動作する。
制御ユニット21に入力された画像情報データは、例え
ば、シューディング補正演算、γ補正演算等を行う演算
回路213に入力され、ここで演算処理がなされた後にバ
ッファメモリ204に一時記憶される。なお、本実施例に
おいては、バッファメモリ204は4面バッファ構成とし
てあり、タイミング信号発生回路209によって生成され
るタイミング信号に基づき動作するバッファメモリ制御
回路212によって制御がなされる。画素密度変換は、例
えばバッファメモリ204への書き込みパルスを間引くこ
とにより達成される。
バッファメモリ204に記憶された画像情報データは、
所定時間後に読みだされ、2値化回路206およびパッキ
ング回路205に入力される。2値化回路206は、所定のス
レッショルドレベルと比較して2値化を行う回路であ
り、パッキング回路205は、2値データの場合には8画
素分バイトパッキングを行う回路である。
パッキング回路205でパッキングされた画像情報デー
タは、インターフェース回路206を介して外部装置に伝
送される。
(2.4) 回路動作−2(第3図、第5図、第6図、第
7図) 次に、第3図、第5図、第6図および第7図を用いて
本例に係る原稿画像情報ダイナミックレンジの制御方法
の説明を行う。
第5図は、ダイナミックレンジ制御回路214の一実施
例である。
第5図において、214Aはラッチ、214Bはデジタル/ア
ナログ(D/A)コンバータであり、D/Aコンバータ214Bの
出力はA/Dコンバータ202のリファレンス電圧を制御す
る。
次に、第6図において、(イ)は横軸に時間t、縦軸
に原稿または光学系の移動距離dをプロットした図、
(ロ)は水平同期信号HSYNC、(ハ),(ニ)は上記バ
ッファメモリ204のバンクの切り替わり態様を示した図
である。(ホ)はCCD26に蓄積される画像情報(アナロ
グ量)、(ヘ)はバッファメモリ204に書き込まれる画
像情報(デジタル)を示した図である。また(ト)はA/
Dコンバータ202を付勢するリファレンス電圧を示した図
である。
第7図は本例に係る原稿画像情報電気信号ダイナミッ
クレンジの検出動作手順の一例を示すフローチャートで
ある。
第7図において、ステップS1で水平同期信号HSYNCの
周期が2×Tとなるよう、CPU208はタイミング信号発生
回路209に指令を与える(φSHの周期は2×T)。次
に、ステップS2で、D/Aコンバータ214Bの出力値を決定
するデータRをRinit(初期値)とする。ステップS3で
はラッチ214AにRを設定し、所定時間経過後に不図示の
白色基準板により得られる画像情報電気信号を検出し、
ステップS4でA/Dコンバータ202の出力がオーバーフロー
か否かの判断がなされる。オーバーフローの場合、ステ
ップS6に進む。オーバーフローでない場合は、ステップ
S5にてR=R−α(αは所定のステップ)の演算を行
い、ステップS3に復帰して、以下オーバーフローの状態
になるまで手順を繰り返す。ステップS6では、R2=R−
αの演算がなされ、R2を記憶しておく(R2でA/Dコンバ
ータのリファレンス電圧はV2である。)。
次のステップS7〜S12は、水平同期信号HSYNCをT(φ
SHの周期はT)とした場合の動作フローであるが、動作
態様はステップS1〜S6と同様である。ステップS13では
ラッチ214AにR1を設定し(R1でA/Dコンバータのリファ
レンス電圧はV1である。)ダイナミックレンジ検出処理
を終了する。
次に、外部装置に画像情報データを出力する動作につ
いて説明する。
第6図において、外部装置より読み取り停止信号(不
図示)が入力されていない場合、すなわちh1−h2の区間
においては、原稿または光学系は速度Vでd1−d2に移動
する(ステッピングモータ駆動パルス(SG301)の周波
数はfであり、水平同期信号HSYNCの周期はT(φSHの
周期はT)、A/Dコンバータ202のリファレンス電圧はV1
である)。この間、ライトバンクバッファ、リードバン
クバッファは各々B1、B4を示しており、バッファメモリ
204のバンクB4に記憶されてある画像情報データがイン
ターフェース回路206を介して外部装置に伝送される。
一方、CCD26にはd1−d2のアナログ画像情報{d1d2}が
蓄積される(以下、アナログ画像情報は{ }で示
す)。また、ライトバンクバッファB1にはd1−d2の直前
1ライン画像情報が記憶される。
つぎのh2−h3の区間で、ライトバンクバッファはB2に
切り替わり、デジタル画像情報[d1d2]が記憶され(以
下、デジタル画像情報は[ ]で示す)、その間CCD26
には{d2d3}が蓄積され、リードバンクバッファB1から
は、さきにh1−h2の区間で記憶された画像情報データ
[d1d2]が外部装置に伝送される。
この画像情報データ伝送中に外部装置により読み取り
停止信号が入力されると、CPU208は、h3の時点で前記読
み取り停止信号(不図示)を検出し、モードドライブ信
号発生回路211に与えるステッピングモータ駆動パルス
(SG301)の周波数を例えばf/2に下げ、速度をv/2とし
(ステッピングモータ駆動パルスの周波数は、CPU208内
部の不図示のタイマを制御することにより達成され
る)、さらに水平同期信号HSYNCの周期2×Tとなるよ
うに、タイミング信号発生回路209に指令を与える(φS
Hの周期は2×T)。それとともに、ライトバンクバッ
ファをB1のままにしておく。h3−h4の間ライトバッファ
B3には「d2d3」が記憶され、CCD26には、{d3d4}が蓄
積される。
h4の時点において、CPU208はモータドライブ信号発生
回路211に出力するステッピングモータ駆動パルスの供
給を停止し、原稿または光学系を停止させると共に、A/
Dコンバータ202のリファレンス電圧値がV2となるよう、
先に算出したR2をダイナミックレンジ制御回路214に設
定し、ライトバンクバッファB4に切り替える。
h4−h41の区間において、ライトバンクバッファB4に
はh3−h4の区間の画像情報データ[d3d4]が記憶され
る。
しかる後、外部装置が画像情報データ1ライン分(リ
ードバンクバッファB1のデータ)の受信を終了し、不図
示の読み取り停止信号を解除すると、CPU208はh42の時
点でこれを検知し、リードバンクバッファB2の画像情報
データを外部装置に伝送する。この間、ライトバンクバ
ッファはB4のままであるが、ライトバンクバッファへの
書き込みは禁止されている。
h43の時点でデータの伝送終了を確認した後、モータ
ドライブ信号発生回路211に対して周波数f/2のステッピ
ングモータ駆動パルスを付勢するとともに、リードバン
クバッファをB3に切りかえ、画像情報データを外部装置
に伝送する(h43−h5の区間では、ライトバンクバッフ
ァへの書き込みは行わない)。
次に、h5の時点でCPU208は、ステッピングモータ駆動
パルス周波数をfに設定すると共に、CCD26の蓄積時間
がTとなるように、タイミング信号発生回路209に指令
を与え、ライトバンクバッファをB1に切り替え、h5−h6
の区間でライトバンクバッファB1に[d4d5]を記憶さ
せ、リードバンクバッファB4の画像情報データを外部装
置に伝送する。
h6の時点で、CPU208はA/Dコンバータ202のリファレン
ス電圧がV1となるように、ダイナミックレンジ制御回路
214に指令を与える。以後、h1−h2の区間と同様の処理
が繰り返される。
(3)他の実施例 (3.1) 以上の実施例においては、ステッピングモー
タを用いた例について述べたが、エンコーダを組み合せ
たDCモータを用いてもよいのは勿論である。
(3.2) また、第8図に示すように、ダイナミックレ
ンジ制御回路214に代えて乗算回路215を設けた構成であ
ってもよい。
第8図の構成例においては、A/Dコンバータ202は、予
め定められた必要ビット数よりも数ビット分レンジの広
いものを用いる。本構成例を用いた場合のダイナミック
レンジ補正処理の動作フローチャートを第9図に示す。
第9図において、ステップS21では乗算回路215の乗算
計数を“1"に設定する。ステップS22で水平同期信号HSY
NCの周期を2×Tとし、ステップS23で不図示の白色基
準板を読み取り、そのときのデジタル値A2を記憶する。
ステップS24,25は、それぞれステップS22,S23と同様で
ある。そして、ステップS26でA=A1/A2を算出し、乗算
係数Aを記憶しておく。
第11図中(リ)は第8図示の構成を用いた場合の動作
シーケンスを示すものである。
(3.3) さらに、第10図に示すように、AGC(オートゲ
インコントロール)端子を有するアンプ201Aを用い、ダ
イナミックレンジ制御回路214でAGCアンプ210Aのゲイン
を制御する構成であってもよい。
第11図中(ヌ)は第10図の構成を用いた場合の動作シ
ーケンスを示すものである。本例において、ゲインG2,G
1を決める処理は、第7図と同様である。
[発明の効果] 本発明の請求項1によれば、読取手段と原稿の相対移
動の速度と、読取手段の読取周期とを変化させ、読取手
段から出力されるアナログ読取信号をデジタル信号に変
換する変換手段のダイナミックレンジを読取周期の変化
に応じて制御するので、読取り速度が変わっても、読取
りのひずみがない画像データが得られる。
また、本発明の請求項7によれば、読取手段と原稿の
相対移動の速度と、読取手段の読取周期とを変化させ、
読取手段から出力されるアナログ読取信号を増幅する増
幅手段のゲインを読取周期の変化に応じて制御するの
で、読取り速度が変わっても、読取りのひずみがない画
像データが得られる。
また、本発明の請求項12によれば、読取手段と原稿の
相対移動の速度と、読取手段の読取周期とを変化させ、
読取手段から出力されるアナログ読取信号をデジタル信
号に変換する変換手段の出力に演算する係数を読取周期
の変化に応じて制御するので、読取り速度が変わって
も、読取りのひずみがない画像データが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る画像読取装置の外観構成例を示す
斜視図、 第2図はその内部構成例を示す模式図、 第3図は第2図における要部回路構成の一実施例を示す
ブロック図、 第4図は第3図における各信号のタイミングチャート、 第5図は、ダイナミックレンジ制御回路214の内部構成
の一例を示すブロック図、 第6図は本実施例に係る動作説明図、 第7図は原稿画像情報電気信号のダイナミックレンジ検
出の動作手順の一例を示すフローチャート、 第8図は本発明の他の実施例の主要部を示すブロック
図、 第9図はそのダイナミックレンジ補正処理手順の例を示
すフローチャート、 第10図は本発明のさらに他の実施例の主要部を示すブロ
ック図、 第11図は第8図示および第10図示の実施例の動作を説明
するためのタイミングチャートである。 1……原稿画像読取装置、 201……増幅器、 202……A/Dコンバータ、 203……CCD駆動回路、 204……バッファメモリ、 205……パッキング回路、 206……2値化回路、 207……インタフェース回路 208……CPU、 209……タイミング信号発生回路、 210……発振器、 211……モータドライプ信号発生回路、 212……バッファメモリ制御回路、 213……演算回路、 214……ダイナミックレンジ制御回路。

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を周期的に読取り、アナログの読
    取信号を出力する読取手段と、 前記読取手段と原稿とを相対移動させる移動手段と、 前記アナログ読取信号をデジタル信号に変換する変換手
    段と、 前記移動手段の相対移動の速度と、前記読取手段の読取
    周期とを変化させ、前記読取周期の変化に応じて前記変
    換手段のダイナミックレンジを制御する制御手段とを有
    することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記読取周期の変化に応
    じて前記変換手段が前記アナログ読取信号をデジタル信
    号に変換するための基準電圧を切換えることを特徴とす
    る請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、複数の読取周期に対し
    て、予め前記アナログの読取信号の出力レベルを検出し
    て、それぞれの出力レベルに応じた基準値を記憶し、そ
    の基準値に基づいて基準電圧を切換えることを特徴とす
    る請求項2記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】1枚の原稿の読取りの途中で読取りを中断
    するときは、前記制御手段は、前記移動手段に前記相対
    速度を減速させるとともに前記読取周期を長くし、中断
    した読取りを再開するときは、前記制御手段は、前記移
    動手段に前記相対速度を加速させるとともに前記読取周
    期を短くすることを特徴とする請求項1記載の画像読取
    装置。
  5. 【請求項5】前記変換手段により変換された画像データ
    を外部の装置へ出力する出力手段を有することを特徴と
    する請求項4記載の画像読取装置。
  6. 【請求項6】前記外部装置から読取り開始、読取り中断
    の指示を受け、その指示にしたがって、前記制御手段
    は、前記移動手段に相対移動速度を変化させ、前記読取
    手段に読取周期を変化させることを特徴とする請求項5
    記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】原稿画像を周期的に読取り、アナログの読
    取信号を出力する読取手段と、 前記アナログの読取信号を増幅する増幅手段と、 前記読取手段と原稿とを相対移動させる移動手段と、 前記増幅手段により増幅された前記アナログ読取信号を
    デジタル信号に変換する変換手段と、 前記移動手段の相対移動の速度と、前記読取手段の読取
    周期とを変化させ、前記読取周期の変化に応じて前記増
    幅手段のゲインを制御する制御手段とを有することを特
    徴とする画像読取装置。
  8. 【請求項8】前記制御手段は、複数の読取周期に対し
    て、予め前記アナログの読取信号の出力レベルを検出し
    て、それぞれの出力レベルに応じた基準値を記憶し、そ
    の基準値に基づいてゲインを切換えることを特徴とする
    請求項7記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】1枚の原稿の読取りの途中で読取りを中断
    するときは、前記制御手段は、前記移動手段に前記相対
    速度を減速させるとともに前記読取周期を長くし、中断
    した読取りを再開するときは、前記制御手段は、前記移
    動手段に前記相対速度を加速させるとともに前記読取周
    期を短くすることを特徴とする請求項7記載の画像読取
    装置。
  10. 【請求項10】前記変換手段により変換された画像デー
    タを外部の装置へ出力する出力手段を有することを特徴
    とする請求項9記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】前記外部装置から読取り開始、読取り中
    断の指示を受け、その指示にしたがって、前記制御手段
    は、前記移動手段に相対移動速度を変化させ、前記読取
    手段に読取周期を変化させることを特徴とする請求項10
    記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】原稿画像を周期的に読取り、アナログの
    読取信号を出力する読取手段と、 前記読取手段と原稿とを相対移動させる移動手段と、 前記アナログ読取信号をデジタル信号に変換する変換手
    段と、 前記変換手段の出力に所定の係数を演算する演算手段
    と、 前記移動手段の相対移動の速度と、前記読取手段の読取
    周期とを変化させ、前記読取周期の変化に応じて前記演
    算手段での係数を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする画像読取装置。
  13. 【請求項13】前記所定の係数は、前記読取周期の変化
    による前記変換手段の出力の変化を補正する係数である
    ことを特徴とする請求項12記載の画像読取装置。
  14. 【請求項14】前記制御手段は、複数の読取周期に対し
    て、予め前記アナログの読取信号の出力レベルを検出し
    て、それぞれの出力レベルに応じた係数を記憶し、前記
    読取周期の変化に応じて前記係数を切換えることを特徴
    とする請求項13記載の画像読取装置。
  15. 【請求項15】前記演算手段は、前記変換手段の出力に
    所定の係数を乗算することを特徴とする請求項13記載の
    画像読取装置。
  16. 【請求項16】1枚の原稿の読取りの途中で読取りを中
    断するときは、前記制御手段は、前記移動手段に前記相
    対速度を減速させるとともに前記読取周期を長くし、中
    断した読取りを再開するときは、前記制御手段は、前記
    移動手段に前記相対速度を加速させるとともに前記読取
    周期を短くすることを特徴とする請求項12記載の画像読
    取装置。
  17. 【請求項17】前記変換手段により変換された画像デー
    タを外部の装置へ出力する出力手段を有することを特徴
    とする請求項16記載の画像読取装置。
  18. 【請求項18】前記外部装置から読取り開始、読取り中
    断の指示を受け、その指示にしたがって、前記制御手段
    は、前記移動手段に相対移動速度を変化させ、前記読取
    手段に読取周期を変化させることを特徴とする請求項17
    記載の画像読取装置。
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