JP2001203857A - デジタル画像読取り装置及び読取りデータの間引き処理方法 - Google Patents

デジタル画像読取り装置及び読取りデータの間引き処理方法

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JP2001203857A
JP2001203857A JP2000011591A JP2000011591A JP2001203857A JP 2001203857 A JP2001203857 A JP 2001203857A JP 2000011591 A JP2000011591 A JP 2000011591A JP 2000011591 A JP2000011591 A JP 2000011591A JP 2001203857 A JP2001203857 A JP 2001203857A
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Tomoyuki Yoshida
知行 吉田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラインセンサと、原稿の走査駆動にステッピン
グモータを用いたデジタル画像読取り装置において、画
像読取り部と画像処理部との間でのイメージデータの多
様な転送速度に適用可能なデジタル画像読取りを行うこ
と。 【解決手段】所定の間引きパターンデータをRAM61
に格納しておき、間引き判定処理回路62は、前記間引
きパターンデータを、CPU64から生成されるステッ
ピングモータ65の駆動クロック毎に繰り返し参照し、
走査したライン毎に間引きの有無判定と該判定に従った
間引き処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間欠間引き処理手
段を備えたデジタル画像読取り装置及び該画像読取り装
置における読取りデータの間引き処理方法、及びデジタ
ル画像読取り装置を備えた画像処理装置に関するもので
あり、例えば、デジタル複写機,ファクシミリ,マルチ
ファンクション機等の画像処理装置の画像読取り装置に
適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】オフィスでの取り扱い文書は増加の一途
を辿っており、それらの文書管理の効率化を図るため、
イメージスキャナを用いて、紙文書を電子イメージデー
タに落とし込む電子ファイリングシステムのニーズが高
まっている。ところで、イメージスキャナからの電子イ
メージ化する際のデータ量は、ユーザーの設定に従い、 1)1画素あたりのデータ量(2値/多値) 2)読取り解像度(低解像度〜高解像度) 3)読取りサイズ(小領域〜大領域) が主に左右する。同じ、原稿領域の電子イメージ化を図
る場合、多値/高解像度であれば、原稿上の情報を漏れ
なく電子化することができるが、それによってデータ量
は著しく増加する。イメージスキャナとパソコンの接続
I/Fには、メーカー固有のI/Fや、汎用的なSCSI I/F,RS232C
I/F,IEEE1394 I/F等、多種多様に存在し、接続するパ
ソコン側の仕様(スピード,搭載メモリ他)によって、
実際のスキャナ/パソコン間のI/F間のイメージデータ
の転送スピードは、多岐に渡っている。イメージスキャ
ナでは、読取りスピードと転送スピードの差を吸収する
ために、中間的にイメージデータを蓄積するメモリを搭
載しているが、低コスト化のために、全ての読取り条件
に対応した1頁分のメモリ量は搭載していないのが現状
である。このため、出力先(接続I/F,パソコン)の事
情により、読取りスピード(データの発生)に対し転送
スピード(データのスキャナ装置外への出力)が遅くな
った場合に中間メモリにデータが溢れることになり、こ
の場合のデータの欠落を防止するため、中間メモリにデ
ータがニアフル状態になるとスキャニングを一時停止し
て待機し、ある程度ホストのデータ転送が進み先中間メ
モリが空くとスキャニングを再開するもの、即ち間欠読
取りするもの、或いは読み取り画像を例えば1ラインお
きに均等間引きするもの(特開平7−131593号)
が知られている。
【0003】上記間欠読取りでは、読取り途中に走査ス
ピードが変化(停止/再開)する、つまり、上記間欠読
取りの停止/再開時には、走行体のスキャニングスピー
ドが変化するためメカ駆動的な揺らぎが走行体に発生
し、画像上にノイズを発生するという問題がある。その
ためスピード変化中の無効読取りラインの間引き処理を
実施すること即ち、間欠間引き処理が行われている。例
えば、特許第2766676号公報には、ステッピング
モータにより制御される画像イメージの入力に際して、
一連の減速から加速への遷移の過程で発生する画像イメ
ージの乱れを除去するため、少なくとも1ライン分の画
像イメージデータの取り込みを止めて間引きを行い、画
像イメージの連続性を向上させるようにしたものが開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、間欠動作
は画像上にノイズを発生するため、その動作はなるべく
少ない回数ですませたほうがよい。そこで、本発明の第
1の目的は、メモリに格納する間引きデータを変更する
ことで、画像処理装置の画像処理能力に合わせて読取画
像のデータ発生量を自由に変えることができるようにす
ることで、それによって、中間メモリのニアフル状態発
生による間欠読取り動作を極力減らし、それに伴う画像
のノイズの発生を抑止することである(常時間引き処
理)。また、現在、電子ファイリングの世界でもカラー
が進んできているが、カラーの読取りを効率的に行うた
め、RGBの3ラインCCDを使用する場合、RGB毎
に原稿に対する走査位置が異なっている。そのため、3
ラインCCDを用いたカラーイメージスキャナにおい
て、前記常時間引き処理を行う場合、原稿の同じ位置に
対して、RGBの各データを同様に間引くことができ
ず、読取り画像の再現品質を劣化させていた。そのた
め。本発明の第2の目的は、上記従来の問題点を解説す
るためになされたものであって、具体的には、上記常時
間引き読取りにおいて、原稿の同じ位置に対して、RG
Bの各データを同様に間引き、読取り画像の再現品質を
向上させることである。本発明の第3の目的は、精密な
間引きを施すための間引きデータを容易に得ることであ
る。本発明の第4の目的は、ステッピングモータがスル
ーダウンして停止した場合などの間欠時動作において
も、自動的に無効データを間引くことができるようにす
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】イメージスキャナの走行
体の駆動にステッピングモータを使用し、CPUがステ
ッピングモータを駆動するクロックを発生し、その周波
数を適宜変えてスキャニングスピードをコントロールす
ると、CPUが発生する1モータークロックにおける走
行体の移動距離は一意的に決定することができる。そこ
で、本発明は、1モータークロックにおける走行体の移
動距離と、所望の読み取り密度の関係から間引きパター
ン(テーブルデータ)を予め用意し、1ラインの読取り
間に発生するモータークロックの発生数と間引きパター
ンに基づき、各ラインにおける間引きの実施/未実施を
切り替え実施するものである。
【0006】請求項1の発明は、ラインセンサと、原稿
の走査駆動にステッピングモータを用いたデジタル画像
読取り装置において、所定の間引きデータを格納するメ
モリと、前記間引きデータをステッピングモータの駆動
クロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎に間引
きの判定と該判定に従った間引き処理を行う間引き処理
手段、を具備したことを特徴とするデジタル画像読取り
装置である。
【0007】請求項2の発明は、複数色のラインセンサ
と、原稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデジ
タル画像読取り装置において、色毎に間引きデータを格
納するメモリと、間引きデータをステッピングモータの
駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎に
間引きの判定と処理を行う間引き処理手段を具備し、前
記間引き処理手段が色毎に個別に間引きの判定と処理を
行い、各色毎にシフトした位置のデータを参照すること
により、原稿の同じ位置に対して各色毎の読取りデータ
の間引きを実施することを特徴とするデジタル画像読取
り装置である。
【0008】請求項3の発明は、複数色のラインセンサ
と、原稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデジ
タル画像読取り装置において、間引きデータを格納する
1つのメモリと、間引きデータをステッピングモータの
駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎に
間引きの判定と処理を行う間引き処理手段を具備し、前
記間引き処理手段が、前記間引きデータ格納メモリの異
なる位置にデータを色毎に個別の間引きのデータとして
参照し、色毎に間引きの判定と処理を行い、各色毎にシ
フトした位置のデータを参照することにより、原稿の同
じ位置に対して各色毎の読取りデータの間引きを実施す
ることを特徴とするデジタル画像読取り装置である。
【0009】請求項4の発明は、複数色のラインセンサ
と、原稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデジ
タル画像読取り装置において、間引きデータを格納する
1つのメモリと、間引きデータをステッピングモータの
の駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎
に間引きの判定と処理を行う間引き処理手段と、読み出
し間引きデータを任意回数だけ順次シフトして保持する
間引きデータシフト保持手段とを具備し、前記間引き処
理手段が、間引きデータ格納メモリのデータと、前記間
引きデータシフト保持手段のデータを、色毎に個別の間
引きのデータとして参照し、色毎に間引きの判定と処理
を行い、原稿の同じ位置に対して各色毎の読取りデータ
の間引きを実施することを特徴とするデジタル画像読取
り装置である。
【0010】請求項5の発明は、請求項2乃至4に記載
されたデジタル画像読取り装置において前記色毎の間引
きデータは、同一のデータを副走査の原稿上の色毎の走
査位置の差に応じてシフトさせたデータであることを特
徴とするデジタル画像読取り装置である。
【0011】請求項6の発明は、請求項1乃至5のいず
れかに記載されたデジタル画像読取り装置において、副
走査方向の読取り密度が可変であることを特徴とするデ
ジタル画像読取り装置である。
【0012】請求項7の発明は、請求項1乃至6のいず
れかに記載されたデジタル画像読取り装置において、前
記所定の間引きデータは、前記ステッピングモータの1
駆動ステップ毎の移動量に対応した値と、所望の副走査
読取り密度に応じた1ライン周期期間における移動量に
対応した値と、から決定されたライン毎の間引きデータ
であることを特徴とするデジタルデータ画像読取り装置
である。
【0013】請求項8の発明は、請求項7に記載された
デジタル画像読取り装置において、前記間引きデータ
は、前記ステッピングモータの1駆動ステップ毎の移動
量に対応した値を、所望の副走査読取り密度に応じた1
ライン周期期間における移動量に対応した値で除算した
値(商)を得、余りを前記ステッピングモータの1駆動
クロック毎の移動量に加えた値を、更に所望の副走査読
取り密度で除算する演算を、前記余りがゼロになるまで
繰り返し行い、それぞれの除算で得た値(商)に相当す
るステップ数毎に1回間引きを行わないことを表したデ
ータである、ことを特徴とするデジタル画像読取り装置
である。
【0014】請求項9の発明は、請求項1乃至8に記載
されたデジタル画像読取り装置において、前記間引き処
理手段は、1ライン周期中に一度もライン間引き未実施
を参照できないとき、次のラインを間引く処理を行うこ
とを特徴とするデジタル画像読取り装置である。
【0015】請求項10の発明は、ラインセンサと、原
稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデジタル画
像読取り装置における間引き処理方法であって、メモリ
に格納した所定の間引きデータを、ステッピングモータ
の駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎
に間引きの判定と該判定に従った間引き処理を行うこと
を特徴とする読取りデータの間引き処理方法である。
【0016】請求項11の発明は、複数色のラインセン
サと、原稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデ
ジタル画像読取り装置における間引き処理方法であっ
て、メモリに格納された色毎の間引きデータを、ステッ
ピングモータの駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査
したライン毎に間引きの判定と処理を行い、各色毎にシ
フトした位置のデータを参照することにより、原稿の同
じ位置に対して各色毎の読取りデータの間引きを実施す
ることを特徴とする読取りデータの間引き処理方法であ
る。
【0017】請求項12の発明は、複数色のラインセン
サと、原稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデ
ジタル画像読取り装置における間引き処理方法であっ
て、メモリの異なる位置に格納された間引きデータを、
色毎に個別の間引きのデータとしてステッピングモータ
の駆動クロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎
に間引きの判定と処理を行い、各色毎にシフトした位置
のデータを参照することにより、原稿の同じ位置に対し
て各色毎の読取りデータの間引きを実施することを特徴
とする読取りデータの間引き処理方法である。
【0018】請求項13の発明は、複数色のラインセン
サと、原稿の走査駆動にステッピングモータを用いたデ
ジタル画像読取り装置における間引き処理方法であっ
て、メモリに格納された間引きデータと、該間引きデー
タをシフトさせて保持したデータをステッピングモータ
の駆動クロック毎に色毎に個別の間引きのデータとして
繰り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と処
理を行うことにより、原稿走査時において、同じ位置に
対して各色毎の読取りデータの間引きを実施するを特徴
とする読取りデータの間引き処理方法である。
【0019】請求項14の発明は、請求項10乃至13
に記載された読取りデータの間引き処理方法において、
1ライン周期中に一度もライン間引き未実施を参照でき
ないとき、次のラインを間引く処理を行うことを特徴と
する読取りデータの間引き処理方法である。
【0020】請求項15の発明は、請求項1乃至9にい
ずれかに記載されたデジタル画像読取り装置を備えた画
像処理装置である。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る画像読み取
り装置の全体構成図である。原稿台ガラス1上に置かれ
た原稿は、第1ミラー2と一体に構成された照明ランプ
3により照射され、その反射光は、第1ミラー2及び一
体に構成された第2ミラー4、第3ミラー5で走査され
る。その後反射光は、レンズ38により集束され、CC
D6に照射され光電変換される。第1ミラー2、照明ラ
ンプ3、及び第2ミラー4、第3ミラー5は、走行体モ
ーター7を駆動源として、A方向に移動可能となってい
る。原稿トレイ8に積載された原稿は、ピックアップロ
ーラー9、レジストローラー対10、搬送ドラム11、
搬送ローラー12により読み取り位置Bを経て、排紙ロ
ーラー対13,へ送り込まれ、排紙トレイ15上に排出
される。原稿は、読取位置Bを通過する際に、読取位置
B近傍に移動している照明ランプ3により照射され、そ
の反射光は、レンズ38により集束され、CCD6に照
射され光電変換される。これらの処理におけるピックア
ップローラー、レジストローラー対10は、給紙モータ
ー図示せずにより駆動され、搬送ドラム11、搬送ロー
ラー12、排紙ローラー対13,14は、搬送モーター
16により駆動される。
【0022】本実施例では主副独立の読み取り密度変換
を行なっている。主走査方向の読み取り密度変換は電気
変倍により行なう。レンズ38の絞り(集束率)及びC
CD6上の読み取り画素数は固定であるため、主走査方
向の読み取り密度は一定値となる。本実施例ではこの主
走査方向の読み取り密度が400dpiになるように構成して
いる。この400dpiでの読み取りデータに対して、ライン
メモリを用いた電気回路(図示しない)によって、補間
処理を行いながら間引き処理や2度書きを行なうこと
で、任意のdpiに密度変換する。例えば、200dpiに縮小
するには、400dpi読み取りデータの隣合う2画素を補間
処理しながら間引き処理した1画素に変換する。また、
800dpiに拡大するには、1画素を補間処理しながら2度
書きすることで2画素に変換する。
【0023】副走査方向の読み取り密度変換は機械変倍
により行なう。走行体モーター7および搬送モーターに
はステッピングモーターを使用し、CPUがこれらモー
ターの駆動スピードを変えることによって、原稿の副走
査方向の走査スピードを変化させ、すなわち副走査方向
の読み取り密度を変えることによって密度変換する。例
えば、400dpiでの走査スピード:λに対して、200dpiで
読み取るには、走査スピード:2×λで走査するように
モーターを駆動し、800dpiで読み取るには、走査スピー
ド:λ/2で走査するようにモーターを駆動する。
【0024】図2は、本発明のビデオ処理系のブロック
構成図である。センサ41は、色フィルタとCCD光電
変換素子を用いたRGBラインセンサで原稿を読み取っ
て、RGBの濃淡信号を出力し、その濃淡信号を例えば
8ビットのデジタル信号に変換して出力する。この時の
RGBの原稿上の走査位置は、図3に示すように、RG
Bラインセンサ上のRGBセンサの物理的な間隔分だけ
異なっている。間欠間引き処理回路42は、間欠動作や
常時間引処理時に間引きを行う回路で、詳細は後述す
る。RGBライン間補正処理43は、図4に示すように
先のRGBライン間に発生している読み取り位置のズレ
を、ラインメモリと補間演算により補正し、注目ライン
を統一する。
【0025】変倍処理44により前述の主走査方向の変
倍処理を施す。画像処理45は、ユーザーの使用目的に
より適宜設定されるMTF補正や平滑化等のビデオデー
タに対する補正や、ディザ,誤差拡散等の階調数変換処
理等、各種画像処理を行う。メモリコントローラ46
は、画像処理が施されたビデオデータをメモリ47に蓄
積するとともに、I/Fコントローラ48からの要求に
従い、メモリ47に蓄積したビデオデータを外部ホスト
50に転送する際のメモリ制御を行う。メモリ47は、
読取りスピードとビデオ転送スピード間に発生する速度
差を吸収すべく設けられたメモリで、低コスト化のため
に小サイズに抑えられている。I/Fコントローラ48
は、ホスト50と本スキャナの接続I/Fに準拠したデ
ータ転送の制御バスのアービトレーションを行い、本実
施例では、SCSII/Fを使用し、I/Fコントロー
ラ48には、汎用のSCSIコントローラを使用してい
る。
【0026】次に、本発明における間欠動作について説
明する。図2の各処理ブロックは図示しないCPUによ
り管理されいる。例えばホスト側の事情により、読取り
動作中にビデオ転送を受け付けなくなったり、I/Fの
ビデオ転送速度が遅い場合に、速度差吸収用メモリ47
にデータが蓄積していくことになる。この時にメモリ4
7の容量が溢れそう(ニアフル)になると、メモリコン
トローラ46は、メモリがニアフル状態であることをC
PUに伝達し、CPUは、読取り動作を中断して、ある
程度メモリ47内のデータがホスト側に転送され、空き
容量ができるまで待機する。その後、メモリ47の空き
容量が大きくなるとCPUは読取り動作を再開する。こ
の時の、読取り中断→再開の動作は、CPUが走行体駆
動のステッピングモータを停止/再起動することによっ
て実現するが、このステッピングモータの停止/再起動
に連動して間欠間引き処理42が機能し、読取り停止→
再開間の無効ラインの間引き処理を実行する。
【0027】次に、本発明における常時間引き処理につ
いて説明する。上記間欠動作は、読取り動作途中に副走
査方向の走査スピードが変化するため、ステッピンモー
タの速度遷移及び停止状態時に、間欠間引き処理42に
よる無効ラインの間引き処理を行っても、メカ的な走行
体速度変動時の振動等により、画像データ上にノイズを
発生する場合が多々ある。このため、画像データのノイ
ズの発生を抑制するためには間欠動作の発生を少なくす
ることが望ましく、そのためには、読取り時にメモリ4
7に蓄積するスピードを低下させればよい。I/Fのデ
ータ転送スピードに対して、メモリ47に蓄積するスピ
ードを遅くすると、メモリ47が溢れる回数が低減す
る。このメモリ47に蓄積するスピードを遅くするため
には、副走査方向の走査スピードを遅くすれば良い。前
述の副走査方向の読み取り密度変換は機械変倍により行
なっているので、走査スピードを遅くすることは、高解
像度で読取るということになる。ここで、所望の副走査
の解像度と実際の走査スピードの相違を補正するため、
間欠間引き処理回路42で常時間引き機能を動作させ、
解像度を変換する処理を行う。すなわち、400dpiでの走
査スピード:λに対して、200dpiの読み取りを所望する
場合に、走査スピード:2×λで走査すると、単位時間
におけるメモリ47の蓄積スピードが速くなるため、40
0dpiでの走査スピード:λで走査し、間欠間引き処理4
7によって、400dpiのデータを1/2間引きすることに
より、200dpiの画像を生成させる。
【0028】次に、図5を参照して間欠間引き処理回路
42について説明する。図5において、ある一定の周期
で常にセンサから出力されたビデオ信号66は、間引き
判定回路62に入力する。CPU64は、走行体駆動用
ステッピングモータ65を駆動するモータ励磁用ドライ
バ63に対するモータ駆動クロックを発生し、そのモー
タクロックの周波数を変えることにより、走行体駆動ス
ピード,すなわち副走査方向の走査スピードを制御し、
また、モータクロックを停止することにより、走行体を
停止するように働くことができる。間引きパターンデー
タRAM61は、間引き判定処理回路62が間引きの判
定を行う際の判定基準データを格納しており、CPU
が、読取り動作前に予め間引きパターンを設定するよう
にしている。データの意味付けは、例えば1bit単位
で、”1:間引かない,0:間引く”としている。間引
き判定処理回路62は、CPU64からモータークロッ
クが入力される度に、間引きパターンデータRAM61
より間引きパターンを順次読み出して行き、1ライン周
期間中に参照したパターンの成立条件によって、間引き
の実施/未実施を選択実行する。図中、ビデオ信号67
は、間引き判定処理回路62によって、間引き処理が施
されたビデオ信号を示している。
【0029】ここで、本発明における間引きパターンの
作成方法について説明する。間引きパターンは、所望す
る副走査読取り密度と、ステッピングモータを用いたス
キャンニングスピードの関係から算出する。更に詳述す
ると、ある線速でスキャンする場合、メカ駆動系の設計
とステッピングモータの励磁方式によりCPUが発生す
る1モータクロックあたりの移動量、すなわち1ステッ
プあたりの移動量が1義的に決定されるため、その線速
での1ステップの移動量dpiと所望の副走査読取り密
度dpiの関係から算出する。
【0030】次に、間引きパターンの算出方法について
説明する。 1ステップ(1モータクロックの移動量);motordpi 所望の副走査読取り密度 ; scandpi
として、 以下のような計算を余りが0になるまで繰り返して、途
中の計算値;Qを用いて、Qステップに1回、間引きの
未実施”1”を参照するパターンを作成し、それらのパ
ターンを最終的に積み上げ間引きパターンを完成させ
る。 商 余り motordpi /scandpi=Q1・・・S1 → Q1ステップに1回許可 motordpi+S1/scandpi=Q2・・・S1 → Q2ステップに1回許可 motordpi+S2/scandpi=Q3・・・S2 → Q3ステップに1回許可 motordpi+S3/scandpi=Q4・・・S3 → Q4ステップに1回許可 Totalパターン数;Q1+Q2+Q3+Q4 実例で示めせば、例えば、motordpi=1200dpi,scan
dpi=180dpiとすると、 1200 /180=6 120→000001 1200+120/180=7 60→0000001 1200+ 60/180=7 0→0000001 完成パターン:00000100000010000001, パター
ン長;20となる。また、motordpiとscandpiとの
関係で、パターン量は変化するが、パターン数は、(mo
tordpiとscandpiの最小公倍数)/scandpiで表わ
すことができ、最長の場合でも、(motordpi×scan
dpi)/scandpi=motordpiとなる。例えば、間欠間
引き用RAMのサイズを1024×8bitとすると、1
ステップの移動量;motordpiは8192dpi迄の対応
が可能となる。
【0031】次に、図6を用いて、図5の間引き判定回
路62の動作を説明する。メカ駆動系の設計と走行体駆
動のステッピングモータの励磁方式より、CPUが発生
する1モータクロックあたりの移動量は1義的に決定さ
れる。即ち、本実施例では、1ライン周期信号間のモー
タクロックの1パルスによるステッピングモータの移動
量を:1200dpi分とする。この状態において、副走査の
1ライン周期信号間のステッピングモータの移動量走査
スピードを200dpi分とすると、CPUにより生成
される同周期信号間のモータクロック周波数は、1200dp
i/200dpiで6パルス分となる。同じく、副走査の走査ス
ピードを150dpiとすると、1ライン周期信号間の
モータクロック周波数は、1200dpi/150dpiで8パルス分
となる。ここで、1ラインの走査周期信号は常に一定で
あるため、通常、このようにCPUがモータクロックの
周波数を切り替えることで、副走査の走査スピードを制
御することができる。
【0032】次に、以上で求めた間引きパターンを用い
た実際の間引き動作について、とくに間欠動作を少なく
させる目的の前述の常時間引き処理を行う場合として、
200dpiの走査スピードで、150dpiの読取りを行う場合に
ついて説明をする。この場合、所望する読み取りは、15
0dpiで、モータクロック:1パルス当たりの移動量が12
00dpi分であるため、1200/150=8で、”8ス
テップ進む間の1回を有効ライン”となるように制御す
ればよい。従って、間引きパターンデータとしては8ス
テップに1回の間引き未実施を示す”00000001”を設定
する。図6において、間引き判定処理回路62は、1モ
ータクロックが発生する毎に、間引きパターンを1個づ
つ繰り返し参照していき、1ライン周期間に1回もライ
ン間引き未実施を示す”1”を参照できなかったとき、
次のラインを間引くように判定する。
【0033】間欠時動作について説明する。間欠時に
は、ステッピングモータの駆動パルスがスルーダウン→
停止→スルーアップと変化する。間引き回路は、モータ
クロック発生時に間引きパターンを参照し、1ライン中
に1度も“間引き処理なし”のステートが発生しない次
のラインを間引くため、モータクロックの周波数変化や
停止に追従した間引き処理を行うことができる。図7
は、判定回路62における間引きタイミングを説明する
ための図であり、 1線速=所望の副走査読取り速度:
200dpi 21ステップ(1モータクロック当たりの)移動量:1
200dpi 3間引きパターン(1200/200) ;0
00001 の場合における間欠停時(スルーダウン→停止)の例を
示したタイミングチャートである。間欠動作時にはモー
タが停止するため、CPUがモータークロックを停止
し、すなわち、1ライン期間中に1回も間引きデータを
参照しないため、間引き未実施を示す”1”の参照が成
立せず、間引き処理を行うことになる。図示のように、
等速の場合には、1ライン当たりつまり1ライン信号間
においてモータクロックは6ステップ発生し、間引きパ
ターンは6回中の1回が間引き未実施”1”となってい
るため、間引きは発生しない。次に、スルーダウンから
モータ停止に遷移すると、モータクロックの周期が“大
きく→停止”と変化し、間引きパターンを参照する周期
も同様で1ライン中に間引きパターンを参照する回数が
減少するため、間引き条件が成立し、間引き処理を実施
する。図7では、200dpiの読取りにおいて、スル
ーダウン時に200dpi移動する間に2ラインの読取
りを発生しているが、実際には、スルーダウン時のモー
タクロックの周期遷移パターン(スルーダウンテーブ
ル)で対応を施している。
【0034】ところで、モノクロスキャナにおいては、
上記間欠間引き処理回路によって、CPUが読取り動作
途中にライン単位の判定を行う必要のないため、制御上
比較的簡単でかつ少ないハード量で間欠間引き回路を実
現することが可能である。しかしながら、上記間引き判
定回路でカラーの読取りを行う場合、前述したRGB各
ラインデータで、原稿上の走査位置が異なっているた
め、RGB間で、原稿上の同じ位置に対する相関関係が
異なることになる。この点について、第8図に示す間引
きのタイミングチャートを参考にして説明する。ここで
は、ある走査スピードで、原稿上の走査線がRデータと
Gデータが2ラインずれていたとして説明する。その状
態で、各データについて同じ間引き処理を行うと、Rデ
ータとGデータで、原稿上の走査位置が異なるため、例
えばRデータでは、3ライン目と4ライン目間が間引か
れたの対し、Gデータは、1ライン目と2ライン目間が
間引かれたことになり、R/Gで着目ラインを合わせた
場合にズレを生じ、読取り画像品質が劣化する。
【0035】図8に示す前記の状態を回避するため、本
発明の実施例では、図9に示すようにカラー読取りに対
応した間欠間引き処理を行う。RGB個別に間引きパタ
ーンを参照し、RGB個別に間引きの判定を行うことに
よって、RGBの各データが、原稿上の同じ位置に対し
て、同様な間引き処理を行うことができる。図示のよう
にRデータの3ライン目と4ライン目間が間引かれてお
り、Gデータも3ライン目と4ライン目間が間引かれて
いる。
【0036】図10は図9の間引き制御を実現するため
の、間欠間引き処理回路の構成図を示している。間欠間
引き処理回路は、Rデータ/Gデータ/Bデータ毎に間
引きパターンデータRAM71〜73を具備し、間引き
判定回路62は、モータークロックが入力される度に、
RGB各間引きパターンデータRAM71〜73から、
それぞれ別個の間引きパターンを順次読み出して行き、
1ライン周期中に参照したパターンの成立条件によっ
て、RGBデータ個別に間引き処理を実行する。この
時、RGB各間引きパターンデータRAMに設定するパ
ターンは、同じであるが、副走査の走査スピードに応じ
て生じるRGBライン間の距離に相当する分だけずらし
て設定する。図6において、1モータクロックの移動
量:1200dpi,副走査の走査スピード:200dpi,所望の
副走査の走査スピード:150dpi,RG間のラインのズレ
量を2ラインとすると、RGBとも、1200dpi/150dpi=
8で、8ステップに1回の間引き未実施パターンとな
り、”00000001”となる。副走査のスピード:200dpiで
RG間が2ラインズレているので、RG間の距離は100d
pi分に相当する。従って、1200dpi/100dpiで、12パター
ン分だけRGの間引きパターンをズラすことで、RGの
走査データが、原稿上の同じ位置で同じ間引きパターン
を参照することになり、RGデータが原稿上の同じ位置
で同様に間引き判定を行うことができる。上記例では、
1つのパターンが8パターンの繰り返しデータのなって
いるので、12パターンズラすことは、Rに対する設定
データを”00000001”とすると、Gに対するデータ
は、”00010000”となり、先頭から順次読み出していく
と、原稿上の同じ位置に対して、同じパターンを参照す
ることになる。
【0037】図11は、図9の間引き制御を実現するた
めの他の間欠間引き処理回路の構成図を示であって、前
記処理回路は間引きパターンデータRAM81を具備
し、間引き判定処理回路62は、モータークロックが入
力される度に、間引きパターンデータRAMの3つのア
ドレスから、それぞれRGB用として間引きパターンを
順次読み出して行き、1ライン周期中に参照したパター
ンの成立条件によって、RGBデータ個別に間引き処理
を実行する。この時、間引きパターンデータRAMに設
定された1つのパターンに対し、副走査の走査スピード
に応じて生じるRGBライン間の距離に相当する分だけ
離れた、アドレスのデータを読み出して行く。図6にお
いて、1モータクロックの移動量:1200dpi,副走査の
走査スピード:200dpi,所望の副走査の走査スピード:
150dpi,RG間のラインのズレ量を2ラインとすると、
RGBとも、1200dpi/150dpi=8で、8ステップに1回
の間引き未実施パターンとなり、”00000001”
となる。副走査のスピード:200dpiでRG間が2ライン
ズレているので、RG間の距離は100dpi分に相当する。
従って、1200dpi/100dpiで、12パターン分RGの間引き
パターンをズラしたアドレスから読み出すことで、RG
の走査データが、原稿上の同じ位置で同じ間引きパター
ンを参照することになり、RGデータが原稿上の同じ位
置で同様に間引き判定を行うことができる。SRAMに
対して、RとGでリードアドレスをズラした様子を第1
2図に示す。ここでは、R用リードポインタが0番地の
アドレスを指し、G用のリードポインタは4番地を指
し、互いに5番地分シフトさせてある。
【0038】図13は、図9の間引き制御を実現するた
めの更に他の間欠間引き処理回路の構成図であって、前
記処理回路は間引きパターンデータRAM91を具備
し、間引き判定処理回路62は、モータークロックが入
力される度に、間引きパターンデータRAMから、パタ
ーンをR用の間引きパターン順次読み出して行き、読み
出したパターンは、間引きパターンデータシフト回路9
2に入力する。間引きパターンデータシフト回路92
は、モータークロックが入力される度に、RAMからリ
ードしたパターンをシフトして行く。間引き判定回路は
62は、RAMからリードしたパターンをR用の間引き
パターンとして、G,Bのパターンは間引きパターンデ
ータシフト回路92の所定の位置のデータを参照して、
1ライン周期中に参照したパターンの成立条件によっ
て、RGBデータ個別に間引き処理を実行する。この
時、間引きパターンデータシフト回路92からのG,B
の参照する位置は、副走査の走査スピードに応じて生じ
るRGBライン間の距離に相当する分だけ離れた、位置
のデータを読み出して行く。
【0039】図6において、1モータクロックの移動
量:1200dpi,副走査の走査スピード:200dpi,所望の
副走査の走査スピード:150dpi,RG間のラインのズレ
量を2ラインとすると、RGBとも、1200dpi/150dpi=
8で、8ステップに1回の間引き未実施パターンとな
り、”00000001”となる。副走査のスピード:
200dpiでRG間が2ラインズレているので、RG間の距
離は100dpiに相当する。従って、1200dpi/100dpiで、12
パターン分RGの間引きパターンをずれていることにな
る。Gのパターンは、間引きパターンデータシフト回路
の12バターンシフトした位置のデータを読み出すこと
で、RGの走査データが、原稿上の同じ位置で同じ間引
きパターンを参照することになり、RGデータが原稿上
の同じ位置で同様に間引き判定を行うことができる。
【0040】また、以上で説明した本発明のデジタル画
像読取り装置は、例えば、デジタル複写機、ファクシミ
リ、マルチファンクション機等の画像処理装置に備える
ことにより、ノイズのない再現性の優れた画像を得るこ
とができる。なお、以上の説明では本発明を走査装置を
ステッピングモータで駆動する画像読取りについて説明
したが、走査装置を固定しておき、原稿をステッピング
モータにより移動させるようにした構成を採る画像読取
りにも同様に適用可能である。
【0041】
【発明の効果】請求項1、10に対応する効果;メモリ
に格納する間引きデータを変更することで、画像処理装
置の画像処理能力に合わせて読取画像のデータ量を自由
に変えることができるから、中間メモリのニアフル状態
発生による間欠読取り動作を極力減らすことができ、そ
れに伴う画像のノイズの発生を抑止することができる。
請求項2乃至5、11乃至13に対応する効果:原稿を
走査する場合に、原稿の同じ位置に対して各色の読取り
データの間引きを実施することができるから、カラーデ
ータの再現品質を向上することができる。請求項6に対
応する効果;間引きデータと読取密度とを関係づけるこ
とにより読取速度を自由に変更することができる。請求
項7、8に対応する効果;精密な間引きを施すための間
引きデータを容易に得ることができる。請求項9、14
に対応する効果;ステッピングモータがスルーダウンし
て停止した場合などにおいても、自動的に無効データを
間引くことができる。請求項15に対応する効果;任意
の画像処理装置において再現性の優れた画像を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取り装置の全体構成図である。
【図2】ビデオ処理系を示すブロック図である。
【図3】RGBラインセンサの正面図である。
【図4】RGBライン間補正処理手段により補正を説明
するための図である。
【図5】間欠間引き処理回路のブロック図である。
【図6】本発明の間引き処理を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図7】間欠動作時における間引き処理を説明するため
のタイミングチャートである。
【図8】間引き処理におけるRGBデータのずれを説明
するためのタイミングチャートである。
【図9】間引き処理におけるRGBデータのずれの解消
したタイミングチャートである。
【図10】図9の間引き制御を実現するための間欠間引
き処理回路のブロック図である。
【図11】図9の間引き制御を実現するための他の間欠
間引き処理回路のブロック図である。
【図12】図11における処理回路におけるSRAMの
RGの格納位置を説明するための図である。
【図13】図9の間引き制御を実現するための更に他の
間欠間引き処理回路のブロック図である。
【符号の説明】
1・・・原稿台ガラス、2・・・第1ミラー、3・・・
照明ランプ、4・・・第2ミラー、5・・・第3ミラ
ー、6・・・CCD、7・・・走行体モータ、8・・・
原稿トレー、9・・・ピックアップローラ、10・・・
レジストローラ対、11・・・搬送ドラム、12・・・
搬送ローラ、13・・・排紙ローラ対、15・・・排紙
トレイ、16・・・搬送モータ、38・・・レンズ、4
2・・・間欠間引き処理、43・・・RGBライン間補
正処理、44・・・変倍処理、45・・・画像処理、4
6・・・メモリコントローラ、47・・・メモリ、48
・・・I/Fコントローラ、61・・・パターンデータ
RAM、62・・・間引き判定回路、64・・・CP
U、65・・・走行体駆動用ステッピングモータ、67
・・・ビデオ信号、71、72,73・・・間引きパタ
ーンデータRAM、81、91・・・パターンデータR
AM、92・・・間引きパターンシフト回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B047 AA01 AB04 EA02 EA09 EB03 EB15 5C072 AA01 BA02 BA09 BA15 BA19 EA05 NA06 UA11 UA13 UA14 UA18 XA01 5C076 AA22 BA03 BA07 BB06 BB42 CB04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラインセンサと、原稿の走査駆動にステッ
    ピングモータを用いたデジタル画像読取り装置におい
    て、所定の間引きデータを格納するメモリと、前記間引
    きデータをステッピングモータの駆動クロック毎に繰り
    返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と該判定
    に従った間引き処理を行う間引き処理手段、を具備した
    ことを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  2. 【請求項2】 複数色のラインセンサと、原稿の走査駆
    動にステッピングモータを用いたデジタル画像読取り装
    置において、色毎に間引きデータを格納するメモリと、
    間引きデータをステッピングモータの駆動クロック毎に
    繰り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と処
    理を行う間引き処理手段を具備し、前記間引き処理手段
    が色毎に個別に間引きの判定と処理を行い、各色毎にシ
    フトした位置のデータを参照することにより、原稿の同
    じ位置に対して各色毎の読取りデータの間引きを実施す
    ることを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  3. 【請求項3】複数色のラインセンサと、原稿の走査駆動
    にステッピングモータを用いたデジタル画像読取り装置
    において、間引きデータを格納する1つのメモリと、間
    引きデータをステッピングモータの駆動クロック毎に繰
    り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と処理
    を行う間引き処理手段を具備し、前記間引き処理手段
    が、前記間引きデータ格納メモリの異なる位置にデータ
    を色毎に個別の間引きのデータとして参照し、色毎に間
    引きの判定と処理を行い、各色毎にシフトした位置のデ
    ータを参照することにより、原稿の同じ位置に対して各
    色毎の読取りデータの間引きを実施することを特徴とす
    るデジタル画像読取り装置。
  4. 【請求項4】複数色のラインセンサと、原稿の走査駆動
    にステッピングモータを用いたデジタル画像読取り装置
    において、間引きデータを格納する1つのメモリと、間
    引きデータをステッピングモータの駆動クロック毎に繰
    り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と処理
    を行う間引き処理手段と、読み出し間引きデータを任意
    回数だけ順次シフトして保持する間引きデータシフト保
    持手段とを具備し、前記間引き処理手段が、間引きデー
    タ格納メモリのデータと、前記間引きデータシフト保持
    手段のデータを、色毎に個別の間引きのデータとして参
    照し、色毎に間引きの判定と処理を行い、原稿の同じ位
    置に対して各色毎の読取りデータの間引きを実施するこ
    とを特徴とするデジタル画像読取り装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4に記載されたデジタル画像
    読取り装置において前記色毎の間引きデータは、同一の
    データを副走査の原稿上の色毎の走査位置の差に応じて
    シフトさせたデータであることを特徴とするデジタル画
    像読取り装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかに記載されたデ
    ジタル画像読取り装置において、副走査方向の読取り密
    度が可変であることを特徴とするデジタル画像読取り装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載されたデ
    ジタル画像読取り装置において、前記所定の間引きデー
    タは、前記ステッピングモータの1駆動ステップ毎の移
    動量に対応した値と、所望の副走査読取り密度に応じた
    1ライン周期期間における移動量に対応した値と、から
    決定されたライン毎の間引きデータであることを特徴と
    するデジタルデータ画像読取り装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載されたデジタル画像読取り
    装置において、前記間引きデータは、前記ステッピング
    モータの1駆動ステップ毎の移動量に対応した値を、所
    望の副走査読取り密度に応じた1ライン周期期間におけ
    る移動量に対応した値で除算した値(商)を得、余りを
    前記ステッピングモータの1駆動クロック毎の移動量に
    加えた値を、更に所望の副走査読取り密度で除算する演
    算を、前記余りがゼロになるまで繰り返し行い、それぞ
    れの除算で得た値(商)に相当するステップ数毎に1回
    間引きを行わないことを表したデータである、ことを特
    徴とするデジタル画像読取り装置。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8に記載されたデジタル画像
    読取り装置において、前記間引き処理手段は、1ライン
    周期中に一度もライン間引き未実施を参照できないと
    き、次のラインを間引く処理を行うことを特徴とするデ
    ジタル画像読取り装置。
  10. 【請求項10】ラインセンサと、原稿の走査駆動にステ
    ッピングモータを用いたデジタル画像読取り装置におけ
    る間引き処理方法であって、メモリに格納した所定の間
    引きデータを、ステッピングモータの駆動クロック毎に
    繰り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と該
    判定に従った間引き処理を行うことを特徴とする読取り
    データの間引き処理方法。
  11. 【請求項11】複数色のラインセンサと、原稿の走査駆
    動にステッピングモータを用いたデジタル画像読取り装
    置における間引き処理方法であって、メモリに格納され
    た色毎の間引きデータを、ステッピングモータの駆動ク
    ロック毎に繰り返し参照し、走査したライン毎に間引き
    の判定と処理を行い、各色毎にシフトした位置のデータ
    を参照することにより、原稿の同じ位置に対して各色毎
    の読取りデータの間引きを実施することを特徴とする読
    取りデータの間引き処理方法。
  12. 【請求項12】複数色のラインセンサと、原稿の走査駆
    動にステッピングモータを用いたデジタル画像読取り装
    置における間引き処理方法であって、メモリの異なる位
    置に格納された間引きデータを、色毎に個別の間引きの
    データとしてステッピングモータの駆動クロック毎に繰
    り返し参照し、走査したライン毎に間引きの判定と処理
    を行い、各色毎にシフトした位置のデータを参照するこ
    とにより、原稿の同じ位置に対して各色毎の読取りデー
    タの間引きを実施することを特徴とする読取りデータの
    間引き処理方法。
  13. 【請求項13】 複数色のラインセンサと、原稿の走査
    駆動にステッピングモータを用いたデジタル画像読取り
    装置における間引き処理方法であって、メモリに格納さ
    れた間引きデータと、該間引きデータをシフトさせて保
    持したデータをステッピングモータの駆動クロック毎に
    色毎に個別の間引きのデータとして繰り返し参照し、走
    査したライン毎に間引きの判定と処理を行うことによ
    り、原稿走査時において、同じ位置に対して各色毎の読
    取りデータの間引きを実施するを特徴とする読取りデー
    タの間引き処理方法。
  14. 【請求項14】請求項10乃至13に記載された読取り
    データの間引き処理方法において、1ライン周期中に一
    度もライン間引き未実施を参照できないとき、次のライ
    ンを間引く処理を行うことを特徴とする読取りデータの
    間引き処理方法。
  15. 【請求項15】請求項1乃至9にいずれかに記載された
    デジタル画像読取り装置を備えた画像処理装置。
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