JPH07245695A - デジタル複写機 - Google Patents
デジタル複写機Info
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- JPH07245695A JPH07245695A JP6033801A JP3380194A JPH07245695A JP H07245695 A JPH07245695 A JP H07245695A JP 6033801 A JP6033801 A JP 6033801A JP 3380194 A JP3380194 A JP 3380194A JP H07245695 A JPH07245695 A JP H07245695A
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- JP
- Japan
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- original
- read
- document
- reading
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- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Editing Of Facsimile Originals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル複写機において、各種画像編集作業
を容易に行えるようにすること。 【構成】 プリントボタン916を操作することによっ
てある原稿が読み取られ、確認キー913を操作するこ
とによって別の原稿が読み取られ、確認キー914を操
作することによってこれらの原稿の画像が1枚の用紙上
に作成される。
を容易に行えるようにすること。 【構成】 プリントボタン916を操作することによっ
てある原稿が読み取られ、確認キー913を操作するこ
とによって別の原稿が読み取られ、確認キー914を操
作することによってこれらの原稿の画像が1枚の用紙上
に作成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラテンガラス上に載
置された原稿画像を読み取り、画像処理の後に用紙上に
原稿画像を形成するデジタル複写機に関し、詳しくは、
1枚の用紙上に複数の原稿の画像を形成する機能を備え
たデジタル複写機に関する。
置された原稿画像を読み取り、画像処理の後に用紙上に
原稿画像を形成するデジタル複写機に関し、詳しくは、
1枚の用紙上に複数の原稿の画像を形成する機能を備え
たデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラテンガラス上に載置された原
稿の画像情報をCCD等の光電変換素子により読み取っ
て原稿画像の画像データを生成し、それを用紙上に出力
するデジタル複写機が普及しつつある。デジタル複写機
によれば、原稿画像を画像情報として扱えるので、原稿
画像を編集して出力することが容易になる。
稿の画像情報をCCD等の光電変換素子により読み取っ
て原稿画像の画像データを生成し、それを用紙上に出力
するデジタル複写機が普及しつつある。デジタル複写機
によれば、原稿画像を画像情報として扱えるので、原稿
画像を編集して出力することが容易になる。
【0003】この編集機能の1つとして、省資源や省ス
ペースに対する要求から、複数ページの原稿画像を1枚
の用紙上に編集して出力するものがある。例えば特開平
3−233578号公報には、デジタル複写機を利用し
て4頁の原稿を編集し1枚の用紙上に出力することが示
されている。
ペースに対する要求から、複数ページの原稿画像を1枚
の用紙上に編集して出力するものがある。例えば特開平
3−233578号公報には、デジタル複写機を利用し
て4頁の原稿を編集し1枚の用紙上に出力することが示
されている。
【0004】一方、複写機では、複写作業の効率化のた
め、自動原稿搬送装置(以下ADFと略称する)を使っ
て原稿を複写することはしばしば行われている。上記特
開平3−233578号公報に開示されたデジタル複写
機もADFを備えている。
め、自動原稿搬送装置(以下ADFと略称する)を使っ
て原稿を複写することはしばしば行われている。上記特
開平3−233578号公報に開示されたデジタル複写
機もADFを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ADFを使
うと原稿4頁分を1枚の用紙に出力する複写モード(以
下4in1モードと呼ぶ)で複写していくことができな
い場合がある。例えば、厚手の原稿や所望の図形などを
1枚の用紙上に貼り合わせた貼り原稿などはADFで給
紙することができないため、これらの原稿が原稿セット
の途中にある場合、別途取り出して手でプラテンガラス
上にセットする必要がある。これは、現状の原稿搬送技
術では止むを得ないことである。例えば、このようなA
DFを通せない原稿が6頁目にある8頁からなる原稿セ
ット(図8参照)を4in1モードで複写する場合、そ
の手順と得られる複写物は次のようになる。
うと原稿4頁分を1枚の用紙に出力する複写モード(以
下4in1モードと呼ぶ)で複写していくことができな
い場合がある。例えば、厚手の原稿や所望の図形などを
1枚の用紙上に貼り合わせた貼り原稿などはADFで給
紙することができないため、これらの原稿が原稿セット
の途中にある場合、別途取り出して手でプラテンガラス
上にセットする必要がある。これは、現状の原稿搬送技
術では止むを得ないことである。例えば、このようなA
DFを通せない原稿が6頁目にある8頁からなる原稿セ
ット(図8参照)を4in1モードで複写する場合、そ
の手順と得られる複写物は次のようになる。
【0006】まず、使用者は1〜5頁目の5枚の原稿を
ADFの原稿載置トレイにセットしプリントボタンを押
す。1〜4頁目は1枚の用紙上に、5頁目は4分の3の
余白部分を残したまま1枚の用紙上に複写された後、複
写動作は一旦中断される。ここで、使用者はADFをプ
ラテンガラス上から待避させ6頁目を手でプラテンガラ
ス上にセットしプリントボタンを押し複写する。6頁目
の原稿を取り除いた後、7頁目と8頁目の原稿をADF
の原稿載置トレイにセットしプリントボタンを押し複写
する。
ADFの原稿載置トレイにセットしプリントボタンを押
す。1〜4頁目は1枚の用紙上に、5頁目は4分の3の
余白部分を残したまま1枚の用紙上に複写された後、複
写動作は一旦中断される。ここで、使用者はADFをプ
ラテンガラス上から待避させ6頁目を手でプラテンガラ
ス上にセットしプリントボタンを押し複写する。6頁目
の原稿を取り除いた後、7頁目と8頁目の原稿をADF
の原稿載置トレイにセットしプリントボタンを押し複写
する。
【0007】このようにして出来上がった複写物は、図
9に示すように一連の複写物の中に余白部分が混在し、
決して読みやすい物とは言えない。余白部分をなくすた
めに、5頁目,6頁目の原稿を等倍で複写し、7〜8頁
目を2in1で1枚の用紙上に出力することも考えられ
るが、この場合でも、複写物上の文字の大きさがまちま
ちになり見難いうえに、8枚の原稿に対して4枚もの用
紙が必要になるため、省資源や省スペースに対する要求
を充分満足できないでいる。
9に示すように一連の複写物の中に余白部分が混在し、
決して読みやすい物とは言えない。余白部分をなくすた
めに、5頁目,6頁目の原稿を等倍で複写し、7〜8頁
目を2in1で1枚の用紙上に出力することも考えられ
るが、この場合でも、複写物上の文字の大きさがまちま
ちになり見難いうえに、8枚の原稿に対して4枚もの用
紙が必要になるため、省資源や省スペースに対する要求
を充分満足できないでいる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の問題点に
着目して成されたもので、上述のように一連の原稿を不
連続的に分けて読み取るような場合であっても、Nin
1編集処理を容易に行うことのできるデジタル複写機を
提供することを目的とする。
着目して成されたもので、上述のように一連の原稿を不
連続的に分けて読み取るような場合であっても、Nin
1編集処理を容易に行うことのできるデジタル複写機を
提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、ADFを用いた原稿とプ
ラテンガラス上に使用者が直接載置した原稿を1枚の用
紙上に容易に作成することのできるデジタル複写機を提
供することを目的とする。
ラテンガラス上に使用者が直接載置した原稿を1枚の用
紙上に容易に作成することのできるデジタル複写機を提
供することを目的とする。
【0010】以上の目的を達成するために、本発明のデ
ジタル複写機は、複数頁からなる一連の原稿の各画像を
読み取るとともに複数の画像を1枚の用紙上に編集して
出力可能なデジタル複写機であって、原稿の画像を読み
取る読み取り手段と、読み取り手段によって読み取られ
た画像データを格納するメモリ手段と、メモリ手段に格
納された画像データに基づいて用紙上に画像を形成する
画像形成手段と、第1原稿の画像を読み取り手段によっ
て読み取り、メモリ手段へ書き込むことを指令する第1
指示手段と、第2原稿の画像を読み取り手段によって読
み取り、メモリ手段へ書き込むことを指令する第2指示
手段と、メモリ手段に格納された第1原稿の画像データ
と第2原稿の画像データに基づいて、画像形成手段を用
いて1枚の用紙上に画像を形成することを指令する第3
指示手段とを備えたことを特徴とする。
ジタル複写機は、複数頁からなる一連の原稿の各画像を
読み取るとともに複数の画像を1枚の用紙上に編集して
出力可能なデジタル複写機であって、原稿の画像を読み
取る読み取り手段と、読み取り手段によって読み取られ
た画像データを格納するメモリ手段と、メモリ手段に格
納された画像データに基づいて用紙上に画像を形成する
画像形成手段と、第1原稿の画像を読み取り手段によっ
て読み取り、メモリ手段へ書き込むことを指令する第1
指示手段と、第2原稿の画像を読み取り手段によって読
み取り、メモリ手段へ書き込むことを指令する第2指示
手段と、メモリ手段に格納された第1原稿の画像データ
と第2原稿の画像データに基づいて、画像形成手段を用
いて1枚の用紙上に画像を形成することを指令する第3
指示手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本発明のデジタル複写機は、さら
に、第1指示手段からの指令に応答して、複数の原稿を
1枚ずつ読み取り部へ搬送する自動原稿搬送手段を備え
たことを特徴とする。
に、第1指示手段からの指令に応答して、複数の原稿を
1枚ずつ読み取り部へ搬送する自動原稿搬送手段を備え
たことを特徴とする。
【0012】また、本発明のデジタル複写機は、さら
に、第1指示手段あるいは第2指示手段に基づく処理が
終了するまで、第3指示手段に基づく処理を禁止する制
御手段を備えたことを特徴とする。
に、第1指示手段あるいは第2指示手段に基づく処理が
終了するまで、第3指示手段に基づく処理を禁止する制
御手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、第1指示手段を操作すること
によってある原稿が読み取られ、第2指示手段を操作す
ることによって別の原稿が読み取られ、第3指示手段を
操作することによってこれらの原稿の画像が1枚の用紙
上に作成される。
によってある原稿が読み取られ、第2指示手段を操作す
ることによって別の原稿が読み取られ、第3指示手段を
操作することによってこれらの原稿の画像が1枚の用紙
上に作成される。
【0014】また、本発明によれば、第1指示手段を操
作することによって自動原稿搬送手段にセットされた原
稿が読み取られ、第2指示手段を操作することによって
使用者が読取部へ直接セットした原稿が読み取られ、第
3指示手段を操作することによってこれらの原稿の画像
が1枚の用紙上に作成される。
作することによって自動原稿搬送手段にセットされた原
稿が読み取られ、第2指示手段を操作することによって
使用者が読取部へ直接セットした原稿が読み取られ、第
3指示手段を操作することによってこれらの原稿の画像
が1枚の用紙上に作成される。
【0015】また、本発明によれば、読み取るべき原稿
がないことを使用者が第3指示手段を用いて入力したら
作像動作が開始される。
がないことを使用者が第3指示手段を用いて入力したら
作像動作が開始される。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置の実施例に
ついて添付図面を参照して説明する。
ついて添付図面を参照して説明する。
【0017】図1に示すデジタル複写機は、自動原稿搬
送装置500(以下、ADFと記す)によってプラテン
ガラス19上に1枚ずつ搬送される原稿の画像を読み取
り系10で読み取り、読み取った画像データに基づいて
レーザビーム走査光学系60を駆動し、感光体ドラム7
1上に静電潜像を形成し、この潜像を現像して用紙上に
転写するようにしたものである。そして、以下に詳述す
るように、4枚の原稿画像を1枚の用紙上に転写する4
in1モード(一般的にNin1モードと称する)での
処理が可能である。
送装置500(以下、ADFと記す)によってプラテン
ガラス19上に1枚ずつ搬送される原稿の画像を読み取
り系10で読み取り、読み取った画像データに基づいて
レーザビーム走査光学系60を駆動し、感光体ドラム7
1上に静電潜像を形成し、この潜像を現像して用紙上に
転写するようにしたものである。そして、以下に詳述す
るように、4枚の原稿画像を1枚の用紙上に転写する4
in1モード(一般的にNin1モードと称する)での
処理が可能である。
【0018】このデジタル複写機は、原稿画像を読み取
って画像データに変換する読み取り系10と、読み取り
系10から送信される画像データを処理する画像データ
処理ユニット20と、画像データ処理ユニット20から
送信される画像データを印字データとしてそのままプリ
ンタ装置PRに出力するか、またはメモリに一旦記憶す
るかなどの切換えを行うメモリユニット30と、メモリ
ユニット30から送信される印字データに基づいて光学
系60を駆動する印字処理ユニット40と、半導体レー
ザ61から放射されたレーザビームを感光体ドラム71
上に走査する光学系60と、感光体ドラム71上に形成
された潜像の現像,転写を行う作像系70と、用紙搬送
系80とを含む。そして、読み取り系10,画像データ
処理ユニット20及びメモリユニット30によって読み
取り装置IRが構成され、印字処理ユニット40,光学
系60、作像系70及び用紙搬送系80によってプリン
タ装置PRが構成されている。
って画像データに変換する読み取り系10と、読み取り
系10から送信される画像データを処理する画像データ
処理ユニット20と、画像データ処理ユニット20から
送信される画像データを印字データとしてそのままプリ
ンタ装置PRに出力するか、またはメモリに一旦記憶す
るかなどの切換えを行うメモリユニット30と、メモリ
ユニット30から送信される印字データに基づいて光学
系60を駆動する印字処理ユニット40と、半導体レー
ザ61から放射されたレーザビームを感光体ドラム71
上に走査する光学系60と、感光体ドラム71上に形成
された潜像の現像,転写を行う作像系70と、用紙搬送
系80とを含む。そして、読み取り系10,画像データ
処理ユニット20及びメモリユニット30によって読み
取り装置IRが構成され、印字処理ユニット40,光学
系60、作像系70及び用紙搬送系80によってプリン
タ装置PRが構成されている。
【0019】読み取り系10は、露光ランプ12及び第
1ミラー13aを移動可能に保持する第1スキャナ11
と、第2ミラー13b及び第3ミラー13cを移動可能
に保持する第2スキャナ14と、結像レンズ15と、第
4ミラー16と、CCDからなるラインセンサ17と、
モータM2とで構成されている。スキャナ11,14
は、モータM2によって駆動され、プラテンガラス19
の直下でそれぞれ矢印b方向(副走査方向)に移動す
る。この移動に伴って、プラテンガラス19上にセット
された原稿の画像がラインセンサ17によって読み取ら
れる。ラインセンサ17は前記副走査方向bと直交する
方向に多数の受光素子(CCD)を並べたもので、この
並置方向を主走査方向と称する。
1ミラー13aを移動可能に保持する第1スキャナ11
と、第2ミラー13b及び第3ミラー13cを移動可能
に保持する第2スキャナ14と、結像レンズ15と、第
4ミラー16と、CCDからなるラインセンサ17と、
モータM2とで構成されている。スキャナ11,14
は、モータM2によって駆動され、プラテンガラス19
の直下でそれぞれ矢印b方向(副走査方向)に移動す
る。この移動に伴って、プラテンガラス19上にセット
された原稿の画像がラインセンサ17によって読み取ら
れる。ラインセンサ17は前記副走査方向bと直交する
方向に多数の受光素子(CCD)を並べたもので、この
並置方向を主走査方向と称する。
【0020】光学系60は印字処理ユニット40によっ
て変調(オン、オフ)制御される半導体レーザ61と、
この半導体レーザ61から放射されたレーザビームを偏
向走査するポリゴンミラー62と、偏向されたレーザビ
ームの歪曲収差等を補正するfθレンズ63と、レーザ
ビームを感光体ドラム71上に導くミラー64a,64
b,64cとで構成されている。
て変調(オン、オフ)制御される半導体レーザ61と、
この半導体レーザ61から放射されたレーザビームを偏
向走査するポリゴンミラー62と、偏向されたレーザビ
ームの歪曲収差等を補正するfθレンズ63と、レーザ
ビームを感光体ドラム71上に導くミラー64a,64
b,64cとで構成されている。
【0021】作像系70は、回転方向(矢印C方向)に
沿って、感光体ドラム71を帯電する帯電チャージャ7
2,光学系60による露光によって形成された静電潜像
をトナー像化する現像器73,トナー像を用紙上へ転写
する転写チャージャ74,用紙を感光体ドラム71から
分離する分離チャージャ75,感光体ドラム71上に残
留するトナーを除去するクリーナ76、及び、残留電荷
を除去するイレーサランプ77をそれぞれ感光体ドラム
71の周囲に配置したものである。
沿って、感光体ドラム71を帯電する帯電チャージャ7
2,光学系60による露光によって形成された静電潜像
をトナー像化する現像器73,トナー像を用紙上へ転写
する転写チャージャ74,用紙を感光体ドラム71から
分離する分離チャージャ75,感光体ドラム71上に残
留するトナーを除去するクリーナ76、及び、残留電荷
を除去するイレーサランプ77をそれぞれ感光体ドラム
71の周囲に配置したものである。
【0022】用紙搬送系80は、感光体ドラム71上に
形成されたトナー像を転写されるべく用紙を作像系へ順
次給送するためのもので、用紙を積層収容した自動給紙
カセット81a,81bと、各カセットから用紙を1枚
ずつ給紙するための給紙ローラ82a、82bと、給紙
された用紙を案内する用紙搬送通路83と、搬送される
用紙と感光体ドラム71上のトナー像との位置関係を合
わせるタイミングローラ84と、トナー像を転写された
用紙を搬送する搬送ベルト85と、トナー像を用紙へ定
着する定着器86と、用紙を装置外へ排出する排出ロー
ラ87と、排出された用紙を受ける排紙トレイ88とで
構成されている。この用紙搬送系80及び前記感光体ド
ラム71はメインモータM1によって駆動される。な
お、センサSE1,SE2はカセット81a,81bに
収容されている用紙を検出するためのセンサで、用紙搬
送通路の要所にはJAMなどを検出する用紙検出センサ
(図示せず)が設置されている。
形成されたトナー像を転写されるべく用紙を作像系へ順
次給送するためのもので、用紙を積層収容した自動給紙
カセット81a,81bと、各カセットから用紙を1枚
ずつ給紙するための給紙ローラ82a、82bと、給紙
された用紙を案内する用紙搬送通路83と、搬送される
用紙と感光体ドラム71上のトナー像との位置関係を合
わせるタイミングローラ84と、トナー像を転写された
用紙を搬送する搬送ベルト85と、トナー像を用紙へ定
着する定着器86と、用紙を装置外へ排出する排出ロー
ラ87と、排出された用紙を受ける排紙トレイ88とで
構成されている。この用紙搬送系80及び前記感光体ド
ラム71はメインモータM1によって駆動される。な
お、センサSE1,SE2はカセット81a,81bに
収容されている用紙を検出するためのセンサで、用紙搬
送通路の要所にはJAMなどを検出する用紙検出センサ
(図示せず)が設置されている。
【0023】ADF500は、図中奥側を支点として装
置本体に対し回動可能に配設されたもので、使用者が手
でプラテンガラス19上に原稿を載置する際に開放可能
である。ADF500は、原稿載置トレイ501上に載
置された原稿のうち最下層の原稿から給紙するためのピ
ックアップローラ502,ピックアップローラ502に
よって給紙された原稿をさばいて1枚ずつ給送するため
のさばきローラ503及びさばきパッド504,レジス
タローラ505,給送された原稿をプラテンガラス19
上へ搬送する搬送ベルト506,反転ローラ507、及
び、排出される原稿を受ける排紙トレイ508とから構
成されている。トレイ501に載置された原稿は最下層
のものから1枚ずつプラテンガラス19上に搬送/停止
され、前記読み取り系10によってその画像を読み取ら
れる。読み取り終了後、原稿は反転ローラ507を経て
排紙トレイ508上に排出される。また、両面原稿にあ
っては反転ローラ507の周囲を1回転してプラテンガ
ラス19上へ戻される。そのため、搬送ベルト506は
正逆回転可能とされている。センサSE4はトレイ50
1上の原稿の有無を検出するためのセンサであり、セン
サSE5は原稿のサイズ及び向きを検出するためのセン
サである。センサSE5は原稿搬送方向と直交する方向
へ複数設けられており、原稿がプラテンガラス19へ送
り込まれる際にどのセンサがオンしているかによって幅
を検出するとともにセンサSE5がオンしている時間に
基づいて原稿の長さを検出し、これらの結果に基づいて
原稿の向きとサイズを判定する。
置本体に対し回動可能に配設されたもので、使用者が手
でプラテンガラス19上に原稿を載置する際に開放可能
である。ADF500は、原稿載置トレイ501上に載
置された原稿のうち最下層の原稿から給紙するためのピ
ックアップローラ502,ピックアップローラ502に
よって給紙された原稿をさばいて1枚ずつ給送するため
のさばきローラ503及びさばきパッド504,レジス
タローラ505,給送された原稿をプラテンガラス19
上へ搬送する搬送ベルト506,反転ローラ507、及
び、排出される原稿を受ける排紙トレイ508とから構
成されている。トレイ501に載置された原稿は最下層
のものから1枚ずつプラテンガラス19上に搬送/停止
され、前記読み取り系10によってその画像を読み取ら
れる。読み取り終了後、原稿は反転ローラ507を経て
排紙トレイ508上に排出される。また、両面原稿にあ
っては反転ローラ507の周囲を1回転してプラテンガ
ラス19上へ戻される。そのため、搬送ベルト506は
正逆回転可能とされている。センサSE4はトレイ50
1上の原稿の有無を検出するためのセンサであり、セン
サSE5は原稿のサイズ及び向きを検出するためのセン
サである。センサSE5は原稿搬送方向と直交する方向
へ複数設けられており、原稿がプラテンガラス19へ送
り込まれる際にどのセンサがオンしているかによって幅
を検出するとともにセンサSE5がオンしている時間に
基づいて原稿の長さを検出し、これらの結果に基づいて
原稿の向きとサイズを判定する。
【0024】次に、複写機の制御部について説明する。
図2はデジタル複写機の制御ブロック図のうち、本発明
に係る部分を示すものである。
図2はデジタル複写機の制御ブロック図のうち、本発明
に係る部分を示すものである。
【0025】まず、本実施例のデジタル複写機は、1枚
の原稿の画像を読み取ってその画像データに必要な補正
を加えて印字データを生成し、この印字データを1枚の
用紙上に形成する通常モードと、原稿画像を読み取る毎
に、1枚の用紙に対応する画像メモリの1/4の部分に
原稿画像を順次展開し、1枚の用紙上に4つの画像を形
成する4in1モードとを選択可能である。
の原稿の画像を読み取ってその画像データに必要な補正
を加えて印字データを生成し、この印字データを1枚の
用紙上に形成する通常モードと、原稿画像を読み取る毎
に、1枚の用紙に対応する画像メモリの1/4の部分に
原稿画像を順次展開し、1枚の用紙上に4つの画像を形
成する4in1モードとを選択可能である。
【0026】画像データ処理ユニット20は、ラインセ
ンサ17によって読み取られたアナログ信号を1画素あ
たり8ビット階調のデジタル画像データへ変換するA/
Dコンバータ22と、画像データにシェーディング補正
やMTF補正などの処理を施すシェーディング補正部2
3と、ガンマ補正を行う階調補正部24と、画像の倍率
を変更する変倍処理部25と、誤差拡散法によって画像
データを2値データに変換する2値化処理部26と、メ
モリのアドレスを指定するアドレスデコーダ27と、装
置全体のタイミング制御を行うプログラムメモリ内蔵の
CPU(マイクロプロセッサユニット)21から構成さ
れ、CPU21からは画像読み取り同期信号がラインセ
ンサ17,ユニット20,メモリユニット30,印字処
理ユニット40の各部に供給されている。
ンサ17によって読み取られたアナログ信号を1画素あ
たり8ビット階調のデジタル画像データへ変換するA/
Dコンバータ22と、画像データにシェーディング補正
やMTF補正などの処理を施すシェーディング補正部2
3と、ガンマ補正を行う階調補正部24と、画像の倍率
を変更する変倍処理部25と、誤差拡散法によって画像
データを2値データに変換する2値化処理部26と、メ
モリのアドレスを指定するアドレスデコーダ27と、装
置全体のタイミング制御を行うプログラムメモリ内蔵の
CPU(マイクロプロセッサユニット)21から構成さ
れ、CPU21からは画像読み取り同期信号がラインセ
ンサ17,ユニット20,メモリユニット30,印字処
理ユニット40の各部に供給されている。
【0027】ラインセンサ17で1ライン毎に読み取ら
れた信号は、A/Dコンバータ22でデジタルの画像デ
ータに変換され、各処理を施された後に、アドレスデコ
ーダ27で指定されたメモリユニット30の特定のアド
レスに格納される。メモリユニット30に書き込まれた
画像データは、CPU21の指示により印字処理ユニッ
ト40へ転送され、そこでD/A変換部41によるアナ
ログデータへ変換される。このアナログデータに基づい
てLD駆動部42がLD61の強度を変化させることに
より、感光体ドラム71上に画像が露光される。
れた信号は、A/Dコンバータ22でデジタルの画像デ
ータに変換され、各処理を施された後に、アドレスデコ
ーダ27で指定されたメモリユニット30の特定のアド
レスに格納される。メモリユニット30に書き込まれた
画像データは、CPU21の指示により印字処理ユニッ
ト40へ転送され、そこでD/A変換部41によるアナ
ログデータへ変換される。このアナログデータに基づい
てLD駆動部42がLD61の強度を変化させることに
より、感光体ドラム71上に画像が露光される。
【0028】また、CPU21は操作パネル90の各種
操作キーからの信号の入力及び表示に関する制御を行
う。操作パネル90は装置の上面に設けられ、図3に示
すように各キーが配列されている。
操作キーからの信号の入力及び表示に関する制御を行
う。操作パネル90は装置の上面に設けられ、図3に示
すように各キーが配列されている。
【0029】図3において、916は一連の複写動作を
開始するための複写開始ボタンである。900は数値を
入力するためのテンキーであり、テンキー900によっ
て設定された複写枚数は枚数表示部901に表示され
る。902は倍率表示部903に表示されている複数の
複写倍率の中から一つの倍率を選択するための複写倍率
選択キーであり、キー902を押す度に選択されている
倍率が順次切り替わるようになっている。904は用紙
サイズ表示部905に表示されている複数の用紙サイズ
の中から1つの用紙サイズを選択するための用紙サイズ
選択キーであり、キー904を押す度に選択されている
用紙サイズが切り替わるようになっている。用紙サイズ
表示部905には、自動給紙カセット81a,81bに
セットされている用紙サイズとセットされていない用紙
サイズとが区別して表示されている。906はモード選
択キーであり、キー906を押す度に、原稿サイズと複
写倍率から用紙サイズを自動的に設定する自動用紙選択
(APS)モード、原稿サイズと用紙サイズから複写倍
率を自動的に設定する自動倍率選択(AMS)モード、
用紙選択と倍率選択とを手動でおこなう(マニュアル)
モードの3つのモードが順次切り替わるようになってい
る。910は1つの画像を1枚の用紙上に作成する通常
モードと4つの画像を1枚の用紙上に作成する4in1
モードを切り換えるためのの選択キーであり、このキー
910を押す度に切り替わるようになっている。なお、
4in1モードが設定されているときには、表示ランプ
911が点灯するとともに、モード選択キー906によ
る選択の如何にかかわらず自動倍率選択モードが設定さ
れる。
開始するための複写開始ボタンである。900は数値を
入力するためのテンキーであり、テンキー900によっ
て設定された複写枚数は枚数表示部901に表示され
る。902は倍率表示部903に表示されている複数の
複写倍率の中から一つの倍率を選択するための複写倍率
選択キーであり、キー902を押す度に選択されている
倍率が順次切り替わるようになっている。904は用紙
サイズ表示部905に表示されている複数の用紙サイズ
の中から1つの用紙サイズを選択するための用紙サイズ
選択キーであり、キー904を押す度に選択されている
用紙サイズが切り替わるようになっている。用紙サイズ
表示部905には、自動給紙カセット81a,81bに
セットされている用紙サイズとセットされていない用紙
サイズとが区別して表示されている。906はモード選
択キーであり、キー906を押す度に、原稿サイズと複
写倍率から用紙サイズを自動的に設定する自動用紙選択
(APS)モード、原稿サイズと用紙サイズから複写倍
率を自動的に設定する自動倍率選択(AMS)モード、
用紙選択と倍率選択とを手動でおこなう(マニュアル)
モードの3つのモードが順次切り替わるようになってい
る。910は1つの画像を1枚の用紙上に作成する通常
モードと4つの画像を1枚の用紙上に作成する4in1
モードを切り換えるためのの選択キーであり、このキー
910を押す度に切り替わるようになっている。なお、
4in1モードが設定されているときには、表示ランプ
911が点灯するとともに、モード選択キー906によ
る選択の如何にかかわらず自動倍率選択モードが設定さ
れる。
【0030】913及び914は、4in1モードにお
いて、1連の原稿セットとして引き続いてメモリユニッ
トに記憶する原稿があるか無いかを確認するためのキー
である。プラテンガラス19上やADFのトレイ501
に新たにセットした原稿を、先に読み取った原稿ととも
に4in1モードで複写したいときには“Yes”のキ
ー913を押す。また、そのような原稿がないときには
“No”のキー914を押すことで、メモリユニット内
の画像データを印字処理ユニットに出力し、原稿画像が
4in1モードで用紙上に再現される。メッセージ表示
部912は、操作者によるキー入力を促すために、キー
913,キー914の入力タイミングになると“次原稿
がありますか?”と表示する。なお、キー913,キー
914の入力は4in1モードが選択されたときのみ有
効になっている。
いて、1連の原稿セットとして引き続いてメモリユニッ
トに記憶する原稿があるか無いかを確認するためのキー
である。プラテンガラス19上やADFのトレイ501
に新たにセットした原稿を、先に読み取った原稿ととも
に4in1モードで複写したいときには“Yes”のキ
ー913を押す。また、そのような原稿がないときには
“No”のキー914を押すことで、メモリユニット内
の画像データを印字処理ユニットに出力し、原稿画像が
4in1モードで用紙上に再現される。メッセージ表示
部912は、操作者によるキー入力を促すために、キー
913,キー914の入力タイミングになると“次原稿
がありますか?”と表示する。なお、キー913,キー
914の入力は4in1モードが選択されたときのみ有
効になっている。
【0031】次に、メモリユニット30について説明す
る。メモリユニットはA4サイズの原稿で50頁分が格
納可能なだけの容量がある。図4はその中の1頁分の画
像メモリ31を表しており、同様な画像メモリが他に4
9頁分設けられている。画像メモリ31は1枚のA4サ
イズの用紙に対応した2次元アドレスを有するように構
成され、副走査方向にXアドレス、主走査方向にYアド
レスを設定している。Xは1から2X0、Yは1から2
Y0まで設定されている。なお、本装置の解像度を40
0dpiとした場合、XO=1654,YO=2339
となるため、Xアドレスは1から3308まで、Yアド
レスは1から4678まで設定されている。
る。メモリユニットはA4サイズの原稿で50頁分が格
納可能なだけの容量がある。図4はその中の1頁分の画
像メモリ31を表しており、同様な画像メモリが他に4
9頁分設けられている。画像メモリ31は1枚のA4サ
イズの用紙に対応した2次元アドレスを有するように構
成され、副走査方向にXアドレス、主走査方向にYアド
レスを設定している。Xは1から2X0、Yは1から2
Y0まで設定されている。なお、本装置の解像度を40
0dpiとした場合、XO=1654,YO=2339
となるため、Xアドレスは1から3308まで、Yアド
レスは1から4678まで設定されている。
【0032】このデジタル複写機によれば、図8に示し
たようなADFを通せない原稿が6頁目にある8頁から
なる原稿セットを4in1モードで複写する場合の手順
は次のようになる。
たようなADFを通せない原稿が6頁目にある8頁から
なる原稿セットを4in1モードで複写する場合の手順
は次のようになる。
【0033】まず、4in1モードを設定した後、1〜
5頁目の5枚の原稿をADFの原稿載置トレイ501に
セットしプリントボタンを押す。すると、ADFは1〜
5頁目の原稿を順次搬送して画像を読み取り、5頁目の
原稿を読み取った段階で、メッセージ表示部912に
“次原稿がありますか?”と表示し、一旦読み取り動作
を中断する。
5頁目の5枚の原稿をADFの原稿載置トレイ501に
セットしプリントボタンを押す。すると、ADFは1〜
5頁目の原稿を順次搬送して画像を読み取り、5頁目の
原稿を読み取った段階で、メッセージ表示部912に
“次原稿がありますか?”と表示し、一旦読み取り動作
を中断する。
【0034】ここで、ADF500を開放して6頁目の
原稿を手でプラテンガラス19上にセットした後(これ
を手置きと称する)、キー913(“YES”)を押せ
ば、読み取り系10は6頁目の原稿を予備走査して原稿
サイズを検出した後、本走査して原稿画像を読み取る。
その後、再度メッセージ表示部912に“次原稿があり
ますか?”と表示し、読み取り動作を中断する。
原稿を手でプラテンガラス19上にセットした後(これ
を手置きと称する)、キー913(“YES”)を押せ
ば、読み取り系10は6頁目の原稿を予備走査して原稿
サイズを検出した後、本走査して原稿画像を読み取る。
その後、再度メッセージ表示部912に“次原稿があり
ますか?”と表示し、読み取り動作を中断する。
【0035】次に、7頁目と8頁目の原稿をADFの原
稿載置トレイ501にセットし、キー913(”YE
S”)を押せば、ADFは7〜8頁目の原稿を搬送し、
順次原稿画像を読み取る。8頁目の原稿を読み取った段
階で、再びメッセージ表示部912に“次原稿がありま
すか?”と表示される。ここで、キー914(“N
O”)を押せば、メモリユニット内の画像データがプリ
ンタ装置に出力され、原稿画像が4in1モードで2枚
の用紙上に再現される。
稿載置トレイ501にセットし、キー913(”YE
S”)を押せば、ADFは7〜8頁目の原稿を搬送し、
順次原稿画像を読み取る。8頁目の原稿を読み取った段
階で、再びメッセージ表示部912に“次原稿がありま
すか?”と表示される。ここで、キー914(“N
O”)を押せば、メモリユニット内の画像データがプリ
ンタ装置に出力され、原稿画像が4in1モードで2枚
の用紙上に再現される。
【0036】以上述べたように、このデジタル複写機に
よれば、図5aに示すように、ADFを使用できない原
稿が途中に存在する場合でも、用紙上には図5bに示す
ように出力される。なお、図5a,図5bでは、用紙と
してA4サイズを選択した場合を例示しており、pは原
稿の頁順、nは用紙の頁順を表わし、nは画像メモリの
頁と一対一に対応する。例えば、n=1は画像メモリ3
1に、n=2は画像メモリ32に対応する。mは原稿画
像の用紙上の配置位置を示し、画像メモリとの対応関係
は、図6に示す通りである。なお、原稿の縦横に関し、
原稿の主走査方向の長さが副走査方向の長さより長いと
きに“横”と定義し、その逆を“縦”と定義する。
(注:図5aと図5bは原稿と用紙との関係を示すもの
であるが、分かり易さのため図5bの用紙サイズの方を
4倍大きく描いている) 図7に上記制御を実行するためのCPU21の処理フロ
ーチャートを示す。なお、メインフローチャート及び他
のサブルーチンは本発明に特に関係ないため、ここで
は、4in1モードが設定された際に選択されるサブル
ーチンのみを説明する。
よれば、図5aに示すように、ADFを使用できない原
稿が途中に存在する場合でも、用紙上には図5bに示す
ように出力される。なお、図5a,図5bでは、用紙と
してA4サイズを選択した場合を例示しており、pは原
稿の頁順、nは用紙の頁順を表わし、nは画像メモリの
頁と一対一に対応する。例えば、n=1は画像メモリ3
1に、n=2は画像メモリ32に対応する。mは原稿画
像の用紙上の配置位置を示し、画像メモリとの対応関係
は、図6に示す通りである。なお、原稿の縦横に関し、
原稿の主走査方向の長さが副走査方向の長さより長いと
きに“横”と定義し、その逆を“縦”と定義する。
(注:図5aと図5bは原稿と用紙との関係を示すもの
であるが、分かり易さのため図5bの用紙サイズの方を
4倍大きく描いている) 図7に上記制御を実行するためのCPU21の処理フロ
ーチャートを示す。なお、メインフローチャート及び他
のサブルーチンは本発明に特に関係ないため、ここで
は、4in1モードが設定された際に選択されるサブル
ーチンのみを説明する。
【0037】複写開始ボタン916が押されると、図7
に示すサブルーチンに入る。S60では初期設定処理を
行い、メモリユニット30の画像メモリをクリアし、変
数nに1をセットするとともに変数m,フラグFに0を
セットする。変数n、mの意味は図5aと同じであり、
Fは1頁目の原稿の読み取り処理を識別するフラグであ
る。
に示すサブルーチンに入る。S60では初期設定処理を
行い、メモリユニット30の画像メモリをクリアし、変
数nに1をセットするとともに変数m,フラグFに0を
セットする。変数n、mの意味は図5aと同じであり、
Fは1頁目の原稿の読み取り処理を識別するフラグであ
る。
【0038】S61でADFのトレイ501上の原稿の
有無をセンサSE4からの出力に基づいて検出し、原稿
がある場合には、S62で原稿を搬送してセンサSE5
で原稿サイズと向きを検出するとともにフラグFを1に
する。S63において用紙サイズ選択キー904によっ
て設定されている用紙サイズを検出し、検出した原稿サ
イズと用紙サイズとから倍率を決定する。4in1モー
ドであるので、複写倍率MはM=(用紙サイズ)/{2
×(原稿サイズ)}である。
有無をセンサSE4からの出力に基づいて検出し、原稿
がある場合には、S62で原稿を搬送してセンサSE5
で原稿サイズと向きを検出するとともにフラグFを1に
する。S63において用紙サイズ選択キー904によっ
て設定されている用紙サイズを検出し、検出した原稿サ
イズと用紙サイズとから倍率を決定する。4in1モー
ドであるので、複写倍率MはM=(用紙サイズ)/{2
×(原稿サイズ)}である。
【0039】S64では、m=4かどうかを判別し、N
Oの場合にはS65でmを1つ進め、S67で1枚の原
稿画像をラインセンサ17で読み取り、画像メモリへ書
き込みS61へ戻る。以降同様にして、順次ADFによ
ってプラテンガラス19上へ搬送される原稿の画像を読
み込み、S64でm=4と判定されたならば、S66で
画像メモリの頁を変え(n=n+1)、mを1に戻す。
トレイ501上の原稿がなくなるまで上記の処理を繰り
返し、原稿画像を画像メモリへ展開する。
Oの場合にはS65でmを1つ進め、S67で1枚の原
稿画像をラインセンサ17で読み取り、画像メモリへ書
き込みS61へ戻る。以降同様にして、順次ADFによ
ってプラテンガラス19上へ搬送される原稿の画像を読
み込み、S64でm=4と判定されたならば、S66で
画像メモリの頁を変え(n=n+1)、mを1に戻す。
トレイ501上の原稿がなくなるまで上記の処理を繰り
返し、原稿画像を画像メモリへ展開する。
【0040】ここで、S67における画像メモリへの書
き込み処理について説明する。
き込み処理について説明する。
【0041】図6aはm=1の縦置き原稿をラインセン
サ17で読み取り、原稿画像を画像メモリ31に格納し
た様子を示すものである。(x,y)は原稿の座標系を
表し(X,Y)は画像メモリ31の座標系を表す。同じ
く、図6bは横置き原稿のときの原稿画像と画像メモリ
31との対応関係を示す。
サ17で読み取り、原稿画像を画像メモリ31に格納し
た様子を示すものである。(x,y)は原稿の座標系を
表し(X,Y)は画像メモリ31の座標系を表す。同じ
く、図6bは横置き原稿のときの原稿画像と画像メモリ
31との対応関係を示す。
【0042】図6aでは、用紙はA4横置きが選択され
ているので、CPU21では、読み取った原稿画像を倍
率Mの値に応じた縮小と、mの値に応じた平行移動とを
行った上で画像メモリ31に書き込む。図6bでは、用
紙はA4縦置きが選択されているので、CPU21で
は、読み取った原稿画像を倍率Mの値に応じた縮小と、
+90度の回転移動と、mの値に応じた平行移動とを行
った上で画像メモリ31に書き込む。mの値と原稿の置
き方による座標変換式はの表1の通りである。
ているので、CPU21では、読み取った原稿画像を倍
率Mの値に応じた縮小と、mの値に応じた平行移動とを
行った上で画像メモリ31に書き込む。図6bでは、用
紙はA4縦置きが選択されているので、CPU21で
は、読み取った原稿画像を倍率Mの値に応じた縮小と、
+90度の回転移動と、mの値に応じた平行移動とを行
った上で画像メモリ31に書き込む。mの値と原稿の置
き方による座標変換式はの表1の通りである。
【0043】
【表1】
【0044】ADFのトレイ501上に原稿が無くなれ
ば(S61でNO)、S68におけるフラグFの判定結
果に応じてS70もしくはS69に移行する。
ば(S61でNO)、S68におけるフラグFの判定結
果に応じてS70もしくはS69に移行する。
【0045】フラグFが1のとき、即ち、4in1モー
ドによる読み取り処理の途中であるとき、S70でメッ
セージ表示部912に“次原稿がありますか?”との表
示がなされる。この状態はキー913かキー914の何
れかが操作されるまで維持され、S71でキー913が
押されたときにはS74へ進み、センサSE4がトレイ
501上に原稿がないことを検出していればS69で手
置き原稿の読み取り処理を行い、原稿が再びセットされ
たことを検出していれば前述と同様にADFを用いた読
み取り処理を再開する。
ドによる読み取り処理の途中であるとき、S70でメッ
セージ表示部912に“次原稿がありますか?”との表
示がなされる。この状態はキー913かキー914の何
れかが操作されるまで維持され、S71でキー913が
押されたときにはS74へ進み、センサSE4がトレイ
501上に原稿がないことを検出していればS69で手
置き原稿の読み取り処理を行い、原稿が再びセットされ
たことを検出していれば前述と同様にADFを用いた読
み取り処理を再開する。
【0046】S69では予備走査を行い、ラインセンサ
17を用いてプラテンガラス19上に載置された原稿の
サイズ及び向きを検出するとともにフラグFを1に設定
し、以降、S63へ進んでADFを用いた読み取り処理
と同様の処理を行う。
17を用いてプラテンガラス19上に載置された原稿の
サイズ及び向きを検出するとともにフラグFを1に設定
し、以降、S63へ進んでADFを用いた読み取り処理
と同様の処理を行う。
【0047】一方、S72でキー914が押されたとき
には、S73で各画像メモリに展開された画像データを
用紙上に1枚ずつ作像するべく印字処理ユニットへ出力
した後、S75でフラグFを0に戻して処理は終了す
る。
には、S73で各画像メモリに展開された画像データを
用紙上に1枚ずつ作像するべく印字処理ユニットへ出力
した後、S75でフラグFを0に戻して処理は終了す
る。
【0048】以上のようにして、図5a、図5bで示し
たように原稿画像が用紙上に出力される。
たように原稿画像が用紙上に出力される。
【0049】なお、4in1次の原稿画像の配列をm=
2とm=3の位置を入れ替えることも可能であり、ま
た、実施例で示した4in1の場合のみならず2in
1,9in1,16in1などにする事も容易である。
ここでは、ADFで搬送する原稿と手置き原稿とを1枚
の用紙に編集する場合について例示したが、一連の原稿
が多量にあるため、ADFのトレイ501に一度にセッ
トできない場合でも、先述したデジタル複写機を用いれ
ば、原稿を複数セットに分けてNin1モードで複写を
行うことができる。
2とm=3の位置を入れ替えることも可能であり、ま
た、実施例で示した4in1の場合のみならず2in
1,9in1,16in1などにする事も容易である。
ここでは、ADFで搬送する原稿と手置き原稿とを1枚
の用紙に編集する場合について例示したが、一連の原稿
が多量にあるため、ADFのトレイ501に一度にセッ
トできない場合でも、先述したデジタル複写機を用いれ
ば、原稿を複数セットに分けてNin1モードで複写を
行うことができる。
【0050】また、前記実施例では一旦中断された読み
取り動作を再開させるキー913を1枚目の原稿の読み
取り動作を開始するためのプリントボタン916と別に
設けていたが、これに限られるものではなく、キー91
3をプリントボタンで兼用してもよい。具体的には、図
7に示されるフローチャートのS71において、キー9
14のオンを確認する代わりにプリントボタン916の
ONを確認することによって達成される。
取り動作を再開させるキー913を1枚目の原稿の読み
取り動作を開始するためのプリントボタン916と別に
設けていたが、これに限られるものではなく、キー91
3をプリントボタンで兼用してもよい。具体的には、図
7に示されるフローチャートのS71において、キー9
14のオンを確認する代わりにプリントボタン916の
ONを確認することによって達成される。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明を適用したデ
ジタル複写機によれば、第1の原稿の画像を読み取り、
画像メモリへの書き込み終了後に、第2指示手段による
指示を行うことにより、別のタイミングで読み取った第
2の原稿の画像も1枚の用紙上に出力できるので、原稿
を区分けして読み取る場合でもNin1編集処理が可能
になる。
ジタル複写機によれば、第1の原稿の画像を読み取り、
画像メモリへの書き込み終了後に、第2指示手段による
指示を行うことにより、別のタイミングで読み取った第
2の原稿の画像も1枚の用紙上に出力できるので、原稿
を区分けして読み取る場合でもNin1編集処理が可能
になる。
【0052】また、本発明を適用したデジタル複写機に
よれば、最初にADFで原稿を搬送し次の原稿は手置き
でセットする場合、あるいは、最初に手置きでセットし
次にADFで搬送する場合でも、Nin1編集処理が可
能になる。
よれば、最初にADFで原稿を搬送し次の原稿は手置き
でセットする場合、あるいは、最初に手置きでセットし
次にADFで搬送する場合でも、Nin1編集処理が可
能になる。
【0053】さらには、本発明を適用したデジタル複写
機によれば、原稿を区分けして読み取り、Nin1編集
処理を行う場合に、これ以上読み取るべき原稿がないこ
とを使用者が入力しないかぎりプリント動作を開始しな
いので、操作ミスにより不要な複写物を作成することも
ない。
機によれば、原稿を区分けして読み取り、Nin1編集
処理を行う場合に、これ以上読み取るべき原稿がないこ
とを使用者が入力しないかぎりプリント動作を開始しな
いので、操作ミスにより不要な複写物を作成することも
ない。
【図1】本発明が適用されるデジタル複写機の内部構成
図である。
図である。
【図2】図1に示したデジタル複写機の制御部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1に示したデジタル複写機の操作パネル図で
ある。
ある。
【図4】図3に示した画像メモリ31の説明図である。
【図5】(a)は原稿の頁順を示す説明図、(b)は本
発明が適用されたデジタル複写機によって4in1モー
ドで原稿画像が用紙上に編集された様子を示す説明図で
ある。
発明が適用されたデジタル複写機によって4in1モー
ドで原稿画像が用紙上に編集された様子を示す説明図で
ある。
【図6】(a)は縦置き原稿の原稿画像データと画像メ
モリとの対応関係を示す説明図、(b)は横置き原稿の
原稿画像データと画像メモリとの対応関係を示す説明図
である。
モリとの対応関係を示す説明図、(b)は横置き原稿の
原稿画像データと画像メモリとの対応関係を示す説明図
である。
【図7】CPU21の処理手順を示すフロチャートであ
る。
る。
【図8】原稿の頁順を示す説明図である。
【図9】従来技術を示す説明図である。
10・・・画像読み取り系 20・・・画像データ処理ユニット 21・・・CPU(マイクロプロセッサユニット) 25・・・変倍処理部 30・・・メモリユニット 31・・・画像メモリ 32・・・画像メモリ 40・・・印字処理ユニット 912・・・メッセージ表示部 913・・・確認キー 914・・・確認キー 500・・自動原稿搬送装置(ADF) 910・・・4in1モード選択キー
Claims (3)
- 【請求項1】 複数頁からなる一連の原稿の各画像を読
み取るとともに複数の画像を1枚の用紙上に編集して出
力可能なデジタル複写機であって、 原稿の画像を読み取る読み取り手段と、 読み取り手段によって読み取られた画像データを格納す
るメモリ手段と、 メモリ手段に格納された画像データに基づいて用紙上に
画像を形成する画像形成手段と、 第1原稿の画像を読み取り手段によって読み取り、メモ
リ手段へ書き込むことを指令する第1指示手段と、 第2原稿の画像を読み取り手段によって読み取り、メモ
リ手段へ書き込むことを指令する第2指示手段と、 メモリ手段に格納された第1原稿の画像データと第2原
稿の画像データに基づいて、画像形成手段を用いて1枚
の用紙上に画像を形成することを指令する第3指示手段
とを備えたことを特徴とするデジタル複写機。 - 【請求項2】 第1指示手段からの指令に応答して、複
数の原稿を1枚ずつ読み取り部へ搬送する自動原稿搬送
手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のデジタル
複写機。 - 【請求項3】 第1指示手段あるいは第2指示手段に基
づく処理が終了するまで、第3指示手段に基づく処理を
禁止する制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記
載のデジタル複写機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6033801A JPH07245695A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | デジタル複写機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6033801A JPH07245695A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | デジタル複写機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245695A true JPH07245695A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12396586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6033801A Pending JPH07245695A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | デジタル複写機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245695A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296409A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6033801A patent/JPH07245695A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296409A (ja) * | 2008-06-06 | 2009-12-17 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP4669025B2 (ja) * | 2008-06-06 | 2011-04-13 | シャープ株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
US8243347B2 (en) | 2008-06-06 | 2012-08-14 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus and method with reading mistake preventing function during document reading |
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