JP3219530B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置及び画像形成方法

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JP3219530B2 JP07958193A JP7958193A JP3219530B2 JP 3219530 B2 JP3219530 B2 JP 3219530B2 JP 07958193 A JP07958193 A JP 07958193A JP 7958193 A JP7958193 A JP 7958193A JP 3219530 B2 JP3219530 B2 JP 3219530B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿を読み取り、
読み取った原稿画像を記録シート上に形成する画像形成
装置及び画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル複写機では、原稿をハロ
ゲンランプ等で照射し、その反射光をCCD等の電荷結
合素子を用いて光電変換した後、デジタル信号に変換
し、所定の処理を行った後、プリンター部で画像を形成
している。このデジタル複写機で用紙上に形成する画像
を、原稿画像と比較して任意の分だけ移動して画像形成
を行う場合には、座標を記録紙を基準にして定め、その
座標を基準として画像の移動を行っている。また、原稿
画像を記憶できる記憶手段を持ち、その記憶手段への画
像の書き込み・読み出し位置を変えることにより、原稿
画像を回転させて記録紙上に形成できることが既に提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像の移動方法では、画像を回転移動して記録紙上に形
成する場合に、原稿の座標を基準として画像移動を行う
ため、回転移動後の画像が利用者の期待した画像と異な
る方向へ画像移動を施した画像を形成してしまう問題が
ある。本発明は上述した問題点を解決するためのもので
あり、回転を行わない時は記録シートを基準として第1
の方向へ原稿画像の移動を行い、回転を行う時は原稿を
基準とし、記録シートにおいては第1の方向と直交する
第2の方向へ原稿画像の移動を行うことにより、利用者
の期待する画像移動を行うことができる画像形成装置及
び画像形成方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の画像形成装置では、原稿を読み取り、読
み取った原稿画像を記録シート上に形成する画像形成装
置であって、前記原稿画像の回転を行う回転手段と、前
記原稿画像の移動を行う画像移動手段とを有し、前記回
転手段による回転を行わない時、前記画像移動手段は前
記記録シートを基準として第1の方向へ前記原稿画像の
移動を行い、前記回転手段による回転を行う時、前記画
像移動手段は前記原稿を基準とし、前記記録シートにお
いては第1の方向と直交する第2の方向へ前記原稿画像
の移動を行うことを特徴とする。また、本発明の画像形
成方法では、原稿を読み取り、読み取った原稿画像を記
録シート上に形成する画像形成方法であって、前記原稿
画像の回転を行う回転工程と、前記原稿画像の移動を行
う画像移動工程とを有し、前記回転工程による回転を行
わない時、前記画像移動工程は前記記録シートを基準と
して第1の方向へ前記原稿画像の移動を行い、前記回転
工程による回転を行う時、前記画像移動工程は前記原稿
を基準とし、前記記録シートにおいては第1の方向と直
交する第2の方向へ前記原稿画像の移動を行うことを特
徴とする。
【0005】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。実施例1は本発明を画像の移動を綴じ代用
の余白作成に応用した複写機の実施例である。
【0006】図1に於いて、1は原稿給送手段となる原
稿給送装置で、載置された1枚ずつあるいは2枚連続し
て原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3は原稿
照明ランプ、走査ミラー5等で構成されるスキャナで、
原稿給送装置1により原稿が原稿台ガラス面2に載置さ
れると、スキャナ3が所定方向に往復走査される。原稿
からの反射光は走査ミラー5〜7を介してレンズ8を通
過し、イメージセンサ部101に結像される。10はレ
ーザースキャナで構成される露光制御部で、画像信号を
制御するコントローラ部CONTから出力される画像デ
ータに基づいて変調された光ビームを感光体11に照射
する。12、13は現像器で、感光体11上に形成され
た静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で可視化する。
14、15は記録紙積載部で、定形サイズの記録紙が積
載収納されている。記録紙は給送ローラの駆動によりレ
ジストローラが配置されている位置まで給送され、感光
体11に形成される画像との画像先端を合わせるタイミ
ングで再給紙される。
【0007】16は転写分離帯電器で、感光体11に現
像されたトナー像を記録紙に転写した後、記録紙を感光
体11より分離して、記録紙上のトナー像を定着部17
で定着する。18は排紙ローラで、画像形成の終了した
記録紙をトレー上に積載排紙する。20、21は偏向フ
ラッパで、画像形成の終了した記録紙の搬送される方向
を排紙する方向と内部へ搬送する方向に切り換え、多重
/両面画像形成プロセスに備える。
【0008】以下、記録媒体への画像形成について説明
する。
【0009】イメージセンサ部101に入力された画像
信号は、後述するコントローラ部CONT内の画像制御
部によって処理が施された後、プリンタ制御部に出力さ
れる。プリンタ制御部に入力された信号は露光制御部1
0にて光信号に変換されて画像信号に従って感光体11
を照射する。照射光によって感光体11上に作像された
潜像は現像器12にもしくは現像器13によって現像さ
れる。潜像にタイミングを合わせて記録紙積載部14も
しくは記録紙積載部15から記録紙が搬送され、転写部
16において、現像された像が記録紙に転写される。転
写された像は、定着部17にて記録紙に定着された後、
排紙部18より装置外部に排出される。
【0010】また、両面記録時は、記録紙が排紙センサ
19を通過した後、排紙ローラ18を排紙方向と反対の
方向に回転させる。また、これと同時にフラッパ20を
上方に上げて、複写済みの記録紙を搬送路22、23を
介して中間トレイ24に格納する。次に行う裏面記録時
に中間トレイ24に格納されている記録紙が給紙され、
裏面の転写が行われる。
【0011】また、多重記録時は、フラッパ21を上方
に上げて複写済みの転写紙を搬送路22、23を介して
中間トレイ24に格納する。次に行う多重記録に中間ト
レイ24に格納されている記録紙が給紙され、多重転写
が行われる。
【0012】図2は、本実施例の複写機における各種編
集及び複写等の設定を行う操作部を示す図である。ま
ず、操作パネル上の各種キーについて、その機能等を説
明する。
【0013】図2において、5001は、画像処理装置
への通電を制御する電源スイッチである。5002は、
リセットキーでスタンバイ中は、各種モードの設定を標
準モードに復帰させるキーとして動作する。5003
は、コピースタートキーである。5004はクリアキー
であり、設定された数値をクリアするときに用いる。5
005は、IDキーで、このIDキー5005により特
定の操作者に対して複写動作を可能にし、上記以外の操
作者に対しては、IDキーによりIDを入力しない限り
複写動作を禁止する事が可能となる。5006は、スト
ップキーであり、コピー動作を中断したり、中止したり
する時に用いるキーである。5007はガイドキーであ
り、各機能の内容を知りたいときに使用するキーであ
る。5008、5009は上下カーソルキーであり、各
能設定画面においてポインターをそれぞれ上下に移動さ
せるキーである。同様に、5011、5010は左右カ
ーソルキーであり、各設定画面においてポインターをそ
れぞれ左右に移動させるキーである。5012は、OK
キーであり、各機能設定画面において、これで良い場合
にこのキーを押す。5013は、各機能設定画面におい
て、画面5052の右下に表示された事を実行するとき
にこのキーを押す。5014は、定形縮小キーであり、
定形サイズを他の定形サイズに縮小する時に使用する。
5015は、等倍コピーを選択するときに使用する。5
016は、定形拡大キーであり、定形サイズを他の定形
サイズに拡大するときに使用する。5017は、カセッ
ト選択キーであり、コピーすべき転写紙のカセット段を
選択する。5018は、コピー濃度選択キーで、コピー
濃度を薄くするときに使用する。5019は、AEキー
であり、原稿の濃度に対してコピー濃度を自動的に調整
する。5020は、コピー濃度選択キーで、コピー濃度
を濃くするときに使用する。5021は、ソータキーで
あり、ソータの動作モードを指定するキーである。50
22は、余熱キーであり、余熱モードのON/OFFに
使用する。5023は、割り込みキーであり、コピー中
に割り込みしてコピーをしたいときに押す。5024
は、テンキーであり、数値の入力を行うときに使用す
る。
【0014】5025は、マーカー処理キーであり、ト
リミング、マスキング、部分処理(輪郭、網、影、ネガ
ポジ)を設定する。5026は、パターン化キーであ
り、色をパターン化して、表現したり、色を濃度差で表
現したりするときに使用する。5027は、色消去キー
であり、後述の処理により特定色を消したいときに使用
する。5028は、画質キーであり、画質の設定を行う
ときに使用する。5029は、ネガポジキーであり、ネ
ガポジを行うときに使用する。5030は、イメージク
リエイトキーであり、輪郭、影付け処理、網処理、斜
体、鏡像、イメージリピートを行う時に押す。5031
は、トリミングキーであり、エリアを指定し、トリミン
グをするときに使用する。5032は、マスキングキー
であり、エリアを指定しマスキングを行うときに使用す
る。5033は、部分処理キーであり、エリアを指定
し、その後部分処理(輪郭、網、影、ネガポジ等)を設
定する。5034は、枠消しキーであり、モードに合わ
せて枠消しを行うときに使用する。モードは、シート枠
消し(シートサイズに対して枠を作成する。)、原稿枠
消し(原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿サイズ
指定有り。)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに
合わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開きサイ
ズ指定有り。)がある。5035は、綴じ代キーであ
り、用紙の一端に綴じ代を作成したいときに使用する。
5036は、移動キーであり、移動を行いたいときに使
用する。移動には、平行移動(上下、左右)、センター
移動、コーナー移動、指定移動(ポイント移動)があ
る。
【0015】5037は、ズームキーであり、複写倍率
を25%〜400%まで、1%刻みで設定できる。又、
主走査、副走査を独立に設定できる。5038は、オー
ト変倍キーであり、転写紙にサイズに合わせて自動的に
拡大縮小する。又、主走査、副走査を独立にオート変倍
できる。5039は、拡大連写キーであり、原稿を複数
枚に拡大して複写を行うときに使用する。5040は、
縮小レイアウトキーであり、2枚の原稿を1枚に拡大縮
小して複写を行うときに使用する。又、4枚の原稿を拡
大縮小して複写を行うときに使用する。5043は、連
写キーであり、原稿台ガラス面の複写領域を2分割し、
自動的に2枚のコピーをする連続複写を行いたいときに
使用する(ページ連写、両面連写)。5044は、両面
キーであり、両面の出力を行いたいときに使用する(片
面両面、ページ連写両面、両面両面)。5045は、多
重キーであり、多重を行いたいときに使用する(多重、
ページ連写多重)。
【0016】5046は、MCキーであり、メモリカー
ドを使用するときに使用する。5047は、プロジェク
ターキーであり、プロジェクターを使用するときに使用
する。5048はプリンターキーであり、プリンター時
の設定を行うときに使用する。5050は、原稿混載キ
ーであり、原稿給送装置1を使用してコピーを行うとき
で原稿サイズが混載されているときに使用する。505
1は、モードメモリキーであり、複写設定された複写モ
ードを登録するため、または登録された複写モードを呼
び出すときに使用する。5052は、表示画面であり、
装置の状態、複写枚数、複写倍率、複写用紙サイズを表
示し、複写モード設定中では、設定する内容を表示す
る。5053は、システム余熱キーであり、外部インタ
ーフェイス及びその周辺回路のみ動作させ、複写の為の
制御部は停止させるシステム余熱モードのON/OFF
に使用する。5054はパワー表示部で、メインスイッ
チ5001がON状態のときに点灯し、OFF状態の時
には消灯する。
【0017】図3は、デジタル複写機のシステム構成図
である。
【0018】200は本デジタル複写機の画像形成を制
御する制御装置である。細い矢印は制御装置200から
の制御信号の流れであり、太い矢印は画像信号の流れで
ある。210は原稿照明ランプ3などのスキャナおよび
イメージセンサ部101などから構成される原稿を読み
取るためのリーダー部である。このリーダー部210で
読み取られた原稿の画像信号は、上述の様な様々な画像
処理を可能とする画像処理部211へと入力され処理さ
れる。処理された画像は、露光制御部10を有するプリ
ンター部212へと伝達され、感光体11上に像を形成
する。また、画像処理部211は原稿の画像を記憶でき
る画像メモリ220とつながっており、この画像メモリ
220への画像の書き込み・読み出しの制御は制御装置
200が直接行うことができる構成になっている。
【0019】制御装置200には画像形成の制御と同時
に用紙の搬送等の制御を行なう用紙搬送制御装置230
と接続されている。また、これらの画像形成のシーケン
スを記憶する読み出し専用メモリ(ROM)240や、
パラメータなどの変更可能なデータを保存しておくため
の随時読み出し書き込み可能メモリ(RAM)241と
も接続されている。上述の画像処理時のシーケンスは、
ROM240内のプログラムに従い行われる。
【0020】画像メモリを用いることにより、原稿画像
を回転して画像出力をすることが可能となる。この画像
回転方法の1例を図4に示す。
【0021】図4は原稿画像、記憶画像、及び出力画像
とを示しす。通常の画像の読み込みは、(X0,Y0)
から(X0,Yn)へとスキャンを行い、それ以降1ラ
イン毎にXnまでスキャンを行うことにより画像の読み込
みを終了する。図4の出力画像のように回転するために
は、画像メモリ220に対して以下のように画像の書き
込みを行う。
【0022】 (X0,Y0) → (Zn,W0) : : (X0,Yn) → (Z0,W0) : : : : (Xn,Y0) → (Zn,Wn) : : (Xn,Yn) → (Z0,Wn)
【0023】このように、座標変換を行いながら画像メ
モリ220に画像データを書き込むことにより、図4の
記憶画像のような画像データが画像メモリ220に蓄積
できる。そして、この画像メモリから以下のような順番
で画像データを読み出しながら露光制御部10のレーザ
スキャンで主走査方向に走査することにより図4の出力
画像を得ることができ、結果として原稿画像が回転され
た出力画像が出来上がる。
【0024】 (Z0,W0) : (Z0,Wn) : : (Zn,W0) : (Zn,Wn)
【0025】図5を参照しながら、複写機において綴じ
代を設定した場合の比較を行う。
【0026】501、502は、画像の回転を行わない
モードでかつ綴じ代モードでの概念図である。原稿50
1に対して綴じ代を設定した場合の出力画像502は、
記録紙を基準とした座標で画像形成を行う記録紙の端部
から綴じ代分だけ原稿画像をずらして形成し、余白を用
紙上に作っている。
【0027】503、504は、記録紙基準の方式で、
画像メモリ220を用いた回転画像に綴じ代余白を作成
した場合である。記録紙を基準とした座標で移動を行な
うと504の様な画像が出力される。
【0028】しかし、利用者が原稿の左端に綴じ代を作
成しようとすることができない。
【0029】504の様な画像を得ないために、回転処
理を行った場合は原稿を基準とした座標で余白形成を行
うことで、利用者の意図に沿った綴じ代の余白形成を可
能としている(505、506)。
【0030】また、原稿給送装置1で大きさの異なる原
稿を混載して給送し、回転機能を用いて画像移動も同時
に行い、綴じ代の余白を作成する場合には、原稿基準で
の移動の基本座標で綴じ代余白作成を行ってしまっては
余白の向きが一定しないため、逆に記録紙基準の座標に
て余白作成を行う。これにより原稿混載での製本作業等
がスムーズに可能となり、更なる利用者の負担軽減が可
能となる。
【0031】図6に本実施例1のフローチャートを示
す。このフローチャートにより制御は綴じ代モードをス
テップ310にて選択した場合に開始される。ステップ
310でYesと判断した場合にはステップ315にて
綴じ代の為の移動量(何mm)を入力する。この後画像
移動のための基準座標の選定に移るが、もし混載モード
を選択した場合(ステップ320)や回転処理を行わな
い場合(ステップ330)には、画像移動の基準座標は
記録紙を基準とした座標(ステップ350)を用いる。
図5の501から502の座標変換がこれに相当する。
これに対し、ステップ330にてYesと判断され回転
処理を行った場合には、画像移動の基準座標は原稿を基
準とした座標(ステップ340)を用いる。図5の50
5から506の座標変換がこれに相当する。更に上記基
準座標の決定項(ステップ340・350)で決定され
た基準座標に従って、ステップ355の画像移動プロセ
スにて315で決定した余白のための画像の移動量(M
x)による画像の移動を行う。ここでMxによる移動は図
5のx軸を基準として行われるので、506の様に原稿
を基準とした座標軸へと座標を変換して画像の移動を行
わなければ504の様な不適切な画像が形成される。
【0032】このようにして、画像メモリを用いて画像
を回転し、綴じ代を画像を移動させる事により形成する
場合でも、移動の基準となる座標を変える事により適切
な綴じ代の生成が可能となる。
【0033】次に、原稿の1部分を任意の位置に移動す
る機能において応用した例を実施例2として述べる。
【0034】本実施例2も実施例1と同様に座標軸の変
換で適切な画像を得る事を可能としている。
【0035】図7に本実施例2での概念図を示す。本実
施例では、原稿の1部分のエリアを指定し(トリミン
グ)、他の任意の場所にそのトリミングした画像を移動
する(移動)場合についての座標変換について記述す
る。701、702は従来のトリミング、703、70
4はトリミング+移動の図である。705の様な原稿画
像を用紙基準の座標で移動すると、706の様な画像が
得られるがこれは705の点線の矢印と照合するとわか
るとおり、利用者が本来得ようとした画像とは異なって
くる。そこで708の様に原稿を基準とした座標に画像
移動のための基準を変える事により、利用者の得ようと
した画像を回転処理時も確実に得る事ができる。
【0036】図8に本実施例2のフローチャートを示
す。このフローチャートによる制御は移動モード(ステ
ップ510)が選択された場合に行なわれる。そしてス
テップ510でYesと判断された場合には図7のよう
に移動する始点と終点を決定する。その後、実施例1と
同様な画像移動の基準座標の選定を行い、ステップ55
5にて回転処理をした後は、原稿を基準とした座標によ
り画像を移動する事により708の様な適切な画像を得
る事を可能としている。
【0037】尚、回転及び移動などの処理は画像メモリ
220に記憶させる際に行なってもよいし、画像メモリ
220から読み出す際に行なってもよい。
【0038】又、転写機に限らず、プリンタなどに応用
してもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転を行わない時は記録シートを基準として第1の方向
へ原稿画像の移動を行い、回転を行う時は原稿を基準と
し、記録シートにおいては第1の方向と直交する第2の
方向へ原稿画像の移動を行うことにより、利用者の期待
する画像移動を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の複写機の断面図である。
【図2】複写機の操作部和を示す図である。
【図3】複写機のブロック構成図である。
【図4】回転処理を説明する図である。
【図5】回転及び移動処理を説明する図である。
【図6】実施例1のフローチャートである。
【図7】トリミング、移動、及び回転処理を説明する図
である。
【図8】実施例2のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読み取り、読み取った原稿画像を
    記録シート上に形成する画像形成装置であって、 前記原稿画像の回転を行う回転手段と、 前記原稿画像の移動を行う画像移動手段とを有し、 前記回転手段による回転を行わない時、前記画像移動手
    段は前記記録シートを基準として第1の方向へ前記原稿
    画像の移動を行い、前記回転手段による回転を行う時、
    前記画像移動手段は前記原稿を基準とし、前記記録シー
    トにおいては第1の方向と直交する第2の方向へ前記原
    稿画像の移動を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 大きさの異なる原稿を混載して読み取る
    混載読み取り手段をさらに有し、 前記混載読み取り手段による読み取りを行う時、前記画
    像移動手段は前記記録シートを基準として第1の方向へ
    前記原稿画像の移動を行い、前記混載読み取り手段によ
    る読み取りを行わずかつ前記回転手段による回転を行う
    時、前記画像移動手段は前記原稿を基準とし、前記記録
    シートにおいては第1の方向と直交する第2の方向へ前
    記原稿画像の移動を行うことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 原稿を読み取り、読み取った原稿画像を
    記録シート上に形成する画像形成方法であって、 前記原稿画像の回転を行う回転工程と、 前記原稿画像の移動を行う画像移動工程とを有し、 前記回転工程による回転を行わない時、前記画像移動工
    程は前記記録シートを基準として第1の方向へ前記原稿
    画像の移動を行い、前記回転工程による回転を行う時、
    前記画像移動工程は前記原稿を基準とし、前記記録シー
    トにおいては第1の方向と直交する第2の方向へ前記原
    稿画像の移動を行うことを特徴とする画像形成方法。
  4. 【請求項4】 大きさの異なる原稿を混載して読み取る
    混載読み取り工程をさらに有し、 前記混載読み取り工程による読み取りを行う時、前記画
    像移動工程は前記記録シートを基準として第1の方向へ
    前記原稿画像の移動を行い、前記混載読み取り工程によ
    る読み取りを行わずかつ前記回転工程による回転を行う
    時、前記画像移動工程は前記原稿を基準とし、前記記録
    シートにおいては第1の方向と直交する第2の方向へ前
    記原稿画像の移動を行うことを特徴とする請求項3に記
    載の画像形成方法。
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