JPH07152865A - 情報認識装置及びその方法 - Google Patents
情報認識装置及びその方法Info
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- JPH07152865A JPH07152865A JP5299308A JP29930893A JPH07152865A JP H07152865 A JPH07152865 A JP H07152865A JP 5299308 A JP5299308 A JP 5299308A JP 29930893 A JP29930893 A JP 29930893A JP H07152865 A JPH07152865 A JP H07152865A
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- JP
- Japan
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- character
- image
- recognition
- reading
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
- G06V30/14—Image acquisition
- G06V30/146—Aligning or centring of the image pick-up or image-field
- G06V30/147—Determination of region of interest
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V30/00—Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
- G06V30/10—Character recognition
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Character Input (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿中の認識対照の文字サイズにかかわら
ず、高い認識率を有する情報認識装置及びその方法を提
供する。 【構成】 文字認識モードが操作部118で指定されて
いる場合、入力画像は画像処理部3000による処理を
行ない、画像記録部111に格納される。そして、記憶
された画像データ中の文字領域を認識部4000が判別
し、その判別した領域の部分を所定の倍率で再度読み込
む。そして読み込んだ文字領域に対して認識部4000
が文字認識を行う。ここで、認識率が予め設定された値
以下であると判断した場合、入力した文字パターンのサ
イズと予め決められたサイズとに基づく倍率で再度その
部分を読み取り、文字認識を再度行う。この後、認識さ
れた文字に対応する文字パターンを発生し、画像記録部
111に記憶された画像と共に画像記録部6000で記
録出力する。
ず、高い認識率を有する情報認識装置及びその方法を提
供する。 【構成】 文字認識モードが操作部118で指定されて
いる場合、入力画像は画像処理部3000による処理を
行ない、画像記録部111に格納される。そして、記憶
された画像データ中の文字領域を認識部4000が判別
し、その判別した領域の部分を所定の倍率で再度読み込
む。そして読み込んだ文字領域に対して認識部4000
が文字認識を行う。ここで、認識率が予め設定された値
以下であると判断した場合、入力した文字パターンのサ
イズと予め決められたサイズとに基づく倍率で再度その
部分を読み取り、文字認識を再度行う。この後、認識さ
れた文字に対応する文字パターンを発生し、画像記録部
111に記憶された画像と共に画像記録部6000で記
録出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報認識装置及びその方
法、詳しくは原稿画像を読み取り、その中の文字を認識
する情報認識装置及びその方法に関するものである
法、詳しくは原稿画像を読み取り、その中の文字を認識
する情報認識装置及びその方法に関するものである
【従来の技術】通常、この種の装置では、文字を認識す
る際、原稿をスキャナで所定倍率で読み取り、その読み
取った画像中の文字を認識していた。
る際、原稿をスキャナで所定倍率で読み取り、その読み
取った画像中の文字を認識していた。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般に、文
字認識処理では、与えられた文字イメージがある程度の
大きさ(ドットサイズ)がないと、その認識率が低下す
る。
字認識処理では、与えられた文字イメージがある程度の
大きさ(ドットサイズ)がないと、その認識率が低下す
る。
【0003】従って、原稿中の文字が小さい場合、上記
処理では認識率の低下は避けられない。
処理では認識率の低下は避けられない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点に鑑
みなされたものであり、原稿中の認識対照の文字サイズ
にかかわらず、高い認識率を有する情報認識装置及びそ
の方法を提供しようとするものである。
みなされたものであり、原稿中の認識対照の文字サイズ
にかかわらず、高い認識率を有する情報認識装置及びそ
の方法を提供しようとするものである。
【0005】この課題を解決するため、本発明の情報認
識装置は以下に示す構成を備える。すなわち、画像を読
み取る読み取り手段と、読み取った画像中の文字を認識
する文字認識手段と、該認識手段の認識率が所定値以下
の場合、前記読み取り手段による読み取り倍率を調整す
る調整手段と、該調整手段で調整された倍率で読み取っ
た画像に対し、再度前記文字認識手段を付勢する制御手
段とを備える。
識装置は以下に示す構成を備える。すなわち、画像を読
み取る読み取り手段と、読み取った画像中の文字を認識
する文字認識手段と、該認識手段の認識率が所定値以下
の場合、前記読み取り手段による読み取り倍率を調整す
る調整手段と、該調整手段で調整された倍率で読み取っ
た画像に対し、再度前記文字認識手段を付勢する制御手
段とを備える。
【0006】また、本発明の情報認識方法は以下に示す
工程を備える。
工程を備える。
【0007】画像を読み取る読み取り工程と、読み取っ
た画像中の文字を認識する文字認識工程と、該認識工程
の認識率が所定値以下の場合、前記読み取り工程による
読み取り倍率を調整する調整工程と、該調整工程で調整
された倍率で読み取った画像に対し、再度前記文字認識
工程を付勢する工程段とを備える。
た画像中の文字を認識する文字認識工程と、該認識工程
の認識率が所定値以下の場合、前記読み取り工程による
読み取り倍率を調整する調整工程と、該調整工程で調整
された倍率で読み取った画像に対し、再度前記文字認識
工程を付勢する工程段とを備える。
【0008】
【作用】かかる本発明の構成或は工程において、一回目
の文字認識による認識率が所定値より低い場合、画像の
読み取り倍率が不適当であると判断し、その読み取り倍
率を調節し、再度読み取って文字認識を行う。
の文字認識による認識率が所定値より低い場合、画像の
読み取り倍率が不適当であると判断し、その読み取り倍
率を調節し、再度読み取って文字認識を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を添付図面に従っ
て詳細に説明する。尚、実施例では、文字認識機能を備
えた複写装置に適応させた例を説明する。
て詳細に説明する。尚、実施例では、文字認識機能を備
えた複写装置に適応させた例を説明する。
【0010】図1は、実施例における画像複写装置のコ
ントローラ部の構成を説明する制御ブロック図である。
ントローラ部の構成を説明する制御ブロック図である。
【0011】以下、各構成要素をその動作と共に説明す
る。
る。
【0012】原稿1000は画像読取部2000の移動
光学系(原稿の副走査方向への移動を行う部分)10
1、レンズ102、CCD103を通し、A/D変換を
行なうA/Dコンバータ104に入り、A/D変換後の
信号が画像処理部3000へと出力される。
光学系(原稿の副走査方向への移動を行う部分)10
1、レンズ102、CCD103を通し、A/D変換を
行なうA/Dコンバータ104に入り、A/D変換後の
信号が画像処理部3000へと出力される。
【0013】例えば、1/2に縮小する場合には、移動
光学系101の移動速度を通常の倍にして副走査方向に
まず1/2にし、CCD103からは読み取り画素を1
つおきに抽出することで主走査方向に1/2にした像を
得ることができる。また、2倍にする場合には、移動光
学系101の動作を通常の1/2にすることで原稿の副
走査方向に対して2倍にする。主走査方向では、同じ画
素位置のデータを2回取りだせば良い。ただし、2つの
画素の間に補間画素を算術して求めることも考えられよ
う。いずれにしても、これらの制御はCPU回路119
によってなされる。
光学系101の移動速度を通常の倍にして副走査方向に
まず1/2にし、CCD103からは読み取り画素を1
つおきに抽出することで主走査方向に1/2にした像を
得ることができる。また、2倍にする場合には、移動光
学系101の動作を通常の1/2にすることで原稿の副
走査方向に対して2倍にする。主走査方向では、同じ画
素位置のデータを2回取りだせば良い。ただし、2つの
画素の間に補間画素を算術して求めることも考えられよ
う。いずれにしても、これらの制御はCPU回路119
によってなされる。
【0014】さて、読み取られた画像データは画像処理
部3000に取りこまれる。ここでは、シェーディング
補正回路105でシェーディング補正し、モード切換回
路106へと進む。
部3000に取りこまれる。ここでは、シェーディング
補正回路105でシェーディング補正し、モード切換回
路106へと進む。
【0015】モード切換回路105は、認識モードであ
るか画像読込モードであるかに応じて、その出力先を切
り換えを行なう。通常の画像読込モードであるならば光
色濃度変換回路107を通り、画像編集部108へと進
む。ここでは、CPU回路5000内の画像処理設定等
の設定が記憶されているCPU119のRAM121か
らデータ処理回路117に移りデータの設定の処理を行
ない、画像編集部108に組み込まれ、画像信号の処理
を行なう。そして第2のモード切り換え回路110へ進
む。ここでは、画像記憶モードであるか複写モードであ
るかに応じてその出力先を切り換える。通常の複写モー
ドであるならば画像処理部3000を終え、画像記録部
6000へと進む。
るか画像読込モードであるかに応じて、その出力先を切
り換えを行なう。通常の画像読込モードであるならば光
色濃度変換回路107を通り、画像編集部108へと進
む。ここでは、CPU回路5000内の画像処理設定等
の設定が記憶されているCPU119のRAM121か
らデータ処理回路117に移りデータの設定の処理を行
ない、画像編集部108に組み込まれ、画像信号の処理
を行なう。そして第2のモード切り換え回路110へ進
む。ここでは、画像記憶モードであるか複写モードであ
るかに応じてその出力先を切り換える。通常の複写モー
ドであるならば画像処理部3000を終え、画像記録部
6000へと進む。
【0016】画像記録部6000では、転写紙等の搬送
を行なうモータ等の制御回路、画像処理部3000より
入力されたビデオ信号を感光ドラムに書き込むレーザ記
録回路部、及び、現像を行なう現像制御回路を形成す
る。
を行なうモータ等の制御回路、画像処理部3000より
入力されたビデオ信号を感光ドラムに書き込むレーザ記
録回路部、及び、現像を行なう現像制御回路を形成す
る。
【0017】画像記録モードが設定されている場合に
は、モード切り換え回路110は入力した画像データを
画像記憶部111と出力し記憶させる。画像記憶部11
1(例えばハードディスク装置)では、画像編集部10
8より入力されたビデオ信号を画像データとして記憶し
ておく。画像編集部108内には文字領域検出回路10
9があり、画像記憶部111中の画像データからの文字
領域の検出、及びその文字領域の文字サイズの判別を行
なう。求められた文字領域及び文字サイズデータはCP
U回路5000内のRAM121に文字情報データとし
て保存される。
は、モード切り換え回路110は入力した画像データを
画像記憶部111と出力し記憶させる。画像記憶部11
1(例えばハードディスク装置)では、画像編集部10
8より入力されたビデオ信号を画像データとして記憶し
ておく。画像編集部108内には文字領域検出回路10
9があり、画像記憶部111中の画像データからの文字
領域の検出、及びその文字領域の文字サイズの判別を行
なう。求められた文字領域及び文字サイズデータはCP
U回路5000内のRAM121に文字情報データとし
て保存される。
【0018】こうして、画像記録モードが選択されてい
る場合には、その文字情報データの算出により、画像記
憶モードから認識モードに自動的に切り換わる。
る場合には、その文字情報データの算出により、画像記
憶モードから認識モードに自動的に切り換わる。
【0019】認識モードに切り換わると、再度画像読み
取りが行なわれる。この認識モード時の画像読み取りで
は、RAM121内の文字情報データに基づき、原稿1
000内の文字領域の文字サイズを、文字認識部400
0内の認識可能文字サイズ信号データ116に一致する
ように画像読取部2000において変倍処理がなされ、
画像処理部3000へ出力される。
取りが行なわれる。この認識モード時の画像読み取りで
は、RAM121内の文字情報データに基づき、原稿1
000内の文字領域の文字サイズを、文字認識部400
0内の認識可能文字サイズ信号データ116に一致する
ように画像読取部2000において変倍処理がなされ、
画像処理部3000へ出力される。
【0020】画像処理部3000において、第1モード
切り換え回路106で認識モードであるならばトリミン
グ部112へと進む。トリミング部112では、CPU
回路5000のRAM121内の文字情報データに基づ
き、入力データ中の指定領域内のデータのみを出力す
る。トリミング処理の後は認識部4000へと進む。
切り換え回路106で認識モードであるならばトリミン
グ部112へと進む。トリミング部112では、CPU
回路5000のRAM121内の文字情報データに基づ
き、入力データ中の指定領域内のデータのみを出力す
る。トリミング処理の後は認識部4000へと進む。
【0021】認識部4000では、まず、文字認識回路
114にトリミングされた画像が供給される。ここで
は、トリミング処理された入力画像データから1文字ず
つのイメージ(文字パターン)を切り出して文字認識を
行なう。文字認識回路114には、文字認識の為の辞書
を内蔵している。ここで文字認識回路114による文字
認識の結果(認識率)が、所定の値より低かった場合、
不可信号発生回路115により不可信号が発生される。
不可信号が発生した場合、CPU回路5000内のRO
M120に保存されている変倍(認識失敗した文字のド
ットサイズと予め設定されたドットサイズの比に従った
倍率)手順に従い、変倍率を変更し再度、認識モードに
よる、画像読み取り、トリミング,文字認識が繰り返さ
れる。
114にトリミングされた画像が供給される。ここで
は、トリミング処理された入力画像データから1文字ず
つのイメージ(文字パターン)を切り出して文字認識を
行なう。文字認識回路114には、文字認識の為の辞書
を内蔵している。ここで文字認識回路114による文字
認識の結果(認識率)が、所定の値より低かった場合、
不可信号発生回路115により不可信号が発生される。
不可信号が発生した場合、CPU回路5000内のRO
M120に保存されている変倍(認識失敗した文字のド
ットサイズと予め設定されたドットサイズの比に従った
倍率)手順に従い、変倍率を変更し再度、認識モードに
よる、画像読み取り、トリミング,文字認識が繰り返さ
れる。
【0022】ROM120内の所定の変倍手順が終了
し、上記認識処理を行ってなお不可信号が発生した場合
には、その旨が操作部118に表示される。
し、上記認識処理を行ってなお不可信号が発生した場合
には、その旨が操作部118に表示される。
【0023】操作部118は、画像処理部3000に対
する画像編集内容,コピー枚数,変倍率等の画像複写動
作等を指示する各種キー群,各種LED群と、操作時の
内容を表示する表示部などを有している。
する画像編集内容,コピー枚数,変倍率等の画像複写動
作等を指示する各種キー群,各種LED群と、操作時の
内容を表示する表示部などを有している。
【0024】以上の動作のもと、原稿画像の文字認識モ
ードが選択された場合、その画像が一旦画像記録部11
1に記憶され、その画像中の文字領域のみ(トリミング
回路112による)が再度、所定の倍率で読み取られ
る。文字認識回路4000では、その読み取られた文字
領域中の文字を全て認識するが、このとき、認識できな
かった文字が存在する場合には、その文字のサイズと装
置に予め設定してある所定値とを比較し、最初に読み込
んだ画像の倍率にその比較結果に応じた倍率を乗じた倍
率で再度読み込み、認識できなかった文字の認識を再度
行う。
ードが選択された場合、その画像が一旦画像記録部11
1に記憶され、その画像中の文字領域のみ(トリミング
回路112による)が再度、所定の倍率で読み取られ
る。文字認識回路4000では、その読み取られた文字
領域中の文字を全て認識するが、このとき、認識できな
かった文字が存在する場合には、その文字のサイズと装
置に予め設定してある所定値とを比較し、最初に読み込
んだ画像の倍率にその比較結果に応じた倍率を乗じた倍
率で再度読み込み、認識できなかった文字の認識を再度
行う。
【0025】これでも認識できなかった文字が存在した
場合には、その認識不可の文字イメージとその旨を操作
部118の表示部に表示し、操作者に文字コード等の入
力を促す。
場合には、その認識不可の文字イメージとその旨を操作
部118の表示部に表示し、操作者に文字コード等の入
力を促す。
【0026】こうして、全ての文字が認識された場合、
或は、認識不可であっても操作者がそれを訂正した場
合、更には、強制的に複写するよう指示を受けた場合、
認識した文字の文字コードに対応する文字パターンを例
えばROM120(実施例ではアウトラインフォントデ
ータを記憶しているものとする)より発生し、画像編集
部108にデータ処理回路117を介して出力する。た
だし、認識して得られた文字コードに対する文字パター
ンを発生する場合、それを認識するときに読み取った倍
率に基づいて、そのドットサイズを調節する。これで、
全ての文字が、原稿画像に元々あったサイズとなって印
刷されることになる。画像編集部108では、先に記憶
させておいた画像データを取り出し、その画像中の文字
領域に認識して得られた文字パターンを合成し、画像記
録部6000に出力する。
或は、認識不可であっても操作者がそれを訂正した場
合、更には、強制的に複写するよう指示を受けた場合、
認識した文字の文字コードに対応する文字パターンを例
えばROM120(実施例ではアウトラインフォントデ
ータを記憶しているものとする)より発生し、画像編集
部108にデータ処理回路117を介して出力する。た
だし、認識して得られた文字コードに対する文字パター
ンを発生する場合、それを認識するときに読み取った倍
率に基づいて、そのドットサイズを調節する。これで、
全ての文字が、原稿画像に元々あったサイズとなって印
刷されることになる。画像編集部108では、先に記憶
させておいた画像データを取り出し、その画像中の文字
領域に認識して得られた文字パターンを合成し、画像記
録部6000に出力する。
【0027】図2は、本実施例における画像複写装置
(主として画像記録部6000)の構造を示す断面図で
ある。
(主として画像記録部6000)の構造を示す断面図で
ある。
【0028】図2において、1は原稿給送手段となる原
稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ或いは、2枚
連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3は
ランプ,走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿
給送装置1により原稿台ガラス面2に載置されると、ス
キャナが所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミ
ラー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ
部9に結像する。10はレーザスキャナ部で構成される
露光制御部で、コントローラ部の画像信号制御部から出
力される画像データに基づいて変調された光ビームを感
光体11に照射する。12,13は現像器で、感光体1
1に形成された静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で
可視化する。14,15は被転写紙積載部で、定形サイ
ズの記録媒体が積載収納され、給送のローラの駆動によ
りレジストローラ配設位置まで給送され感光体11に形
成される画像との画像先端合わせタイミングをとられた
状態で再給紙される。
稿給送装置で、載置された原稿を1枚ずつ或いは、2枚
連続に原稿台ガラス面2上の所定位置に給送する。3は
ランプ,走査ミラー5等で構成されるスキャナで、原稿
給送装置1により原稿台ガラス面2に載置されると、ス
キャナが所定方向に往復走査されて原稿反射光を走査ミ
ラー5〜7を介してレンズ8を通過してイメージセンサ
部9に結像する。10はレーザスキャナ部で構成される
露光制御部で、コントローラ部の画像信号制御部から出
力される画像データに基づいて変調された光ビームを感
光体11に照射する。12,13は現像器で、感光体1
1に形成された静電潜像を所定色の現像剤(トナー)で
可視化する。14,15は被転写紙積載部で、定形サイ
ズの記録媒体が積載収納され、給送のローラの駆動によ
りレジストローラ配設位置まで給送され感光体11に形
成される画像との画像先端合わせタイミングをとられた
状態で再給紙される。
【0029】16は転写分離帯電器で感光体11に現像
されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11よ
り分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパでけ
画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部
搬送方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備
える。
されたトナー像を被転写紙に転写した後、感光体11よ
り分離して搬送ベルトを介して定着部17で定着され
る。18は排紙ローラで、画像形成の終了した被転写紙
をトレー20に積載排紙する。19は方向フラッパでけ
画像形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部
搬送方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備
える。
【0030】図3は、本発明の実施例における画像複写
装置の操作部118を示す概観図である。
装置の操作部118を示す概観図である。
【0031】図3において、5001は画像形成装置へ
の通電を制御する電源スイッチである。5002はリセ
ットキーでスタンバイ中は、標準モードに復帰させるキ
ーとして動作する。5003はコピースタートキーであ
る。5004はクリアキーであり、数値をクリアすると
きに用いる。5005はIDキーで、このIDキー50
05により特定の操作者に対して複写動作を可能にし、
上記以外の操作者に対しては、IDキーによりIDを入
力しない限り複写動作を禁止することが可能となる。5
006はストップキーであり、コピーを中断したり、中
止したりするときに用いるキーである。5007はガイ
ドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキーで
ある。5008は上カーソルキーであり、各機能設定画
面においてポインタを上に移動させるキーである。50
09は下カーソルキーであり、各機能設定画面において
ポインタを下に移動させるキーである。5010は右カ
ーソルキーであり、各機能設定画面においてポインタを
右に移動させるキーである。5011は左カーソルキー
であり、各機能設定画面においてポインタを左に移動さ
せるキーである。
の通電を制御する電源スイッチである。5002はリセ
ットキーでスタンバイ中は、標準モードに復帰させるキ
ーとして動作する。5003はコピースタートキーであ
る。5004はクリアキーであり、数値をクリアすると
きに用いる。5005はIDキーで、このIDキー50
05により特定の操作者に対して複写動作を可能にし、
上記以外の操作者に対しては、IDキーによりIDを入
力しない限り複写動作を禁止することが可能となる。5
006はストップキーであり、コピーを中断したり、中
止したりするときに用いるキーである。5007はガイ
ドキーであり、各機能を知りたいときに使用するキーで
ある。5008は上カーソルキーであり、各機能設定画
面においてポインタを上に移動させるキーである。50
09は下カーソルキーであり、各機能設定画面において
ポインタを下に移動させるキーである。5010は右カ
ーソルキーであり、各機能設定画面においてポインタを
右に移動させるキーである。5011は左カーソルキー
であり、各機能設定画面においてポインタを左に移動さ
せるキーである。
【0032】5012はOKキーであり、各機能設定画
面において、これで良い場合にこのキーを押す。501
3は各機能設定画面において、5052の画面の右下に
出力されたことを実行する時にこのキーを押す。501
4は定形縮小キーであり、定形サイズを他の定形サイズ
に縮小するときに使用する。5015は等倍コピーを選
択するときに使用する。5016は定形拡大キーであ
り、定形サイズを他の定形サイズに拡大するときに使用
する。5017はカセット選択キーであり、コピーする
カセット段を選択する。5018はコピー濃度調整機で
あり、濃度を薄くする。5019はAEキーであり、原
稿の濃度に対しコピー濃度を自動的に調整する。502
0はコピー濃度調整キーであり、濃度を濃くする。50
21はソータの動作を指定するキーである。5022は
予熱キーであり、予熱モードのON/OFFに使用す
る。5023は割り込みキーであり、コピー中に割り込
みしてコピーを行いたいときに押す。5024はテンキ
ーであり、数値の入力を行うときに使用する。
面において、これで良い場合にこのキーを押す。501
3は各機能設定画面において、5052の画面の右下に
出力されたことを実行する時にこのキーを押す。501
4は定形縮小キーであり、定形サイズを他の定形サイズ
に縮小するときに使用する。5015は等倍コピーを選
択するときに使用する。5016は定形拡大キーであ
り、定形サイズを他の定形サイズに拡大するときに使用
する。5017はカセット選択キーであり、コピーする
カセット段を選択する。5018はコピー濃度調整機で
あり、濃度を薄くする。5019はAEキーであり、原
稿の濃度に対しコピー濃度を自動的に調整する。502
0はコピー濃度調整キーであり、濃度を濃くする。50
21はソータの動作を指定するキーである。5022は
予熱キーであり、予熱モードのON/OFFに使用す
る。5023は割り込みキーであり、コピー中に割り込
みしてコピーを行いたいときに押す。5024はテンキ
ーであり、数値の入力を行うときに使用する。
【0033】5025はマーカー処理キーであり、トリ
ミング,マスキング,部分処理(輪郭処理,網処理,影
付け処理,ネガポジ処理)を設定する。5026はパタ
ーン可処理キーであり、色をパターン化して表現した
り、色を濃度差で表現したりするときに使用する。50
27は色消去キーであり、特定色を消去したいときに使
用する。5028は画質キーであり、画質の設定を行い
たいときに使用する。5029はネガポジキーであり、
ネガポジ処理を行うときに使用する。
ミング,マスキング,部分処理(輪郭処理,網処理,影
付け処理,ネガポジ処理)を設定する。5026はパタ
ーン可処理キーであり、色をパターン化して表現した
り、色を濃度差で表現したりするときに使用する。50
27は色消去キーであり、特定色を消去したいときに使
用する。5028は画質キーであり、画質の設定を行い
たいときに使用する。5029はネガポジキーであり、
ネガポジ処理を行うときに使用する。
【0034】5030はイメージクリエイトキーであ
り、輪郭処理,影付け処理,網処理,斜体,ミラー処
理,リピート処理を行うときに使用する。5031はト
リミングキーであり、エリアを指定し、トリミングをす
るときに使用する。5032はマスキングキーであり、
エリアを指定し、マスキングをするときに使用する。5
033は部分処理キーであり、エリアを指定し、その
後、部分処理(輪郭処理,網処理,影付け処理,ネガポ
ジ処理)を指定する。5034は枠消しキーであり、モ
ードに合わせて枠消しを行うときに使用する。モードは
シート枠消し(シートサイズに対して枠を作成する)、
原稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿
サイズ指定有り)、ブック枠消し(ブックの見開きサイ
ズに合わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開き
サイズ指定有り)がある。5035は綴じ代キーであ
り、用紙の一端に綴じ代を作成したいときに使用する。
5036は移動キーであり、移動を行いたいときに使用
する。移動には、平行移動(上下左右),センター移
動,コーナー移動,指定移動(ポイント指定)がある。
り、輪郭処理,影付け処理,網処理,斜体,ミラー処
理,リピート処理を行うときに使用する。5031はト
リミングキーであり、エリアを指定し、トリミングをす
るときに使用する。5032はマスキングキーであり、
エリアを指定し、マスキングをするときに使用する。5
033は部分処理キーであり、エリアを指定し、その
後、部分処理(輪郭処理,網処理,影付け処理,ネガポ
ジ処理)を指定する。5034は枠消しキーであり、モ
ードに合わせて枠消しを行うときに使用する。モードは
シート枠消し(シートサイズに対して枠を作成する)、
原稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿
サイズ指定有り)、ブック枠消し(ブックの見開きサイ
ズに合わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開き
サイズ指定有り)がある。5035は綴じ代キーであ
り、用紙の一端に綴じ代を作成したいときに使用する。
5036は移動キーであり、移動を行いたいときに使用
する。移動には、平行移動(上下左右),センター移
動,コーナー移動,指定移動(ポイント指定)がある。
【0035】5037はズームキーであり、複写倍率を
25%〜400%まで、1%刻みで設定できる。また、
主走査,副走査を独立に設定できる。5038はオート
変倍キーであり、複写紙のサイズに合わせて自動的に拡
大縮小する。また、主走査,副走査を独立にオート変倍
できる。5039は拡大連写キーであり、1枚の原稿を
複数枚に拡大して複写を行うときに使用する。5040
は縮小レイアウトキーであり、複数の原稿を1枚に拡大
縮小して複写を行うときに使用する。5043は連写キ
ーであり、原稿台ガラス面の複写領域を左右に2分割
し、自動的に2枚のコピーをする連続複写を行いたいと
きに使用する(ページ連写,両面連写)。5044は両
面キーであり、両面の出力を行いたいときに使用する
(片面両面,ページ連写両面,両面両面)。5045は
多重キーであり、多重を行いたいときに使用する(多
重,ページ連写多重)。
25%〜400%まで、1%刻みで設定できる。また、
主走査,副走査を独立に設定できる。5038はオート
変倍キーであり、複写紙のサイズに合わせて自動的に拡
大縮小する。また、主走査,副走査を独立にオート変倍
できる。5039は拡大連写キーであり、1枚の原稿を
複数枚に拡大して複写を行うときに使用する。5040
は縮小レイアウトキーであり、複数の原稿を1枚に拡大
縮小して複写を行うときに使用する。5043は連写キ
ーであり、原稿台ガラス面の複写領域を左右に2分割
し、自動的に2枚のコピーをする連続複写を行いたいと
きに使用する(ページ連写,両面連写)。5044は両
面キーであり、両面の出力を行いたいときに使用する
(片面両面,ページ連写両面,両面両面)。5045は
多重キーであり、多重を行いたいときに使用する(多
重,ページ連写多重)。
【0036】5046はメモリキーであり、メモリを使
用したモードを行いたいときに使用する(メモリ合成,
エリア合成,すかし合成)。5047はプロジェクタキ
ーであり、プロジェクタを使用するときに使用する。5
048はプリンタキーであり、プリンタ時の設定を行う
ときに使用する。5050は、原稿混載キーであり、フ
ィーダを使用してコピーを取るとき原稿サイズが混載し
ているときに使用する。5051は、モードメモリキー
であり、複写設定された複写モードを登録するため、登
録された複写モードを呼び出すときに使用する。505
2は表示画面であり、装置の状態,複写枚数,複写倍
率,複写用紙サイズを表示し、複写モード設定中では、
設定する内容を表示する。
用したモードを行いたいときに使用する(メモリ合成,
エリア合成,すかし合成)。5047はプロジェクタキ
ーであり、プロジェクタを使用するときに使用する。5
048はプリンタキーであり、プリンタ時の設定を行う
ときに使用する。5050は、原稿混載キーであり、フ
ィーダを使用してコピーを取るとき原稿サイズが混載し
ているときに使用する。5051は、モードメモリキー
であり、複写設定された複写モードを登録するため、登
録された複写モードを呼び出すときに使用する。505
2は表示画面であり、装置の状態,複写枚数,複写倍
率,複写用紙サイズを表示し、複写モード設定中では、
設定する内容を表示する。
【0037】そして、5053は通常複写モードと文字
認識モードとの切り換えを行うキーである。文字認識モ
ードにすることにより、図1の第1モード切り換え回路
106は画像読込モードに、第2モード切り換え回路1
10は複写モードにセットされる。
認識モードとの切り換えを行うキーである。文字認識モ
ードにすることにより、図1の第1モード切り換え回路
106は画像読込モードに、第2モード切り換え回路1
10は複写モードにセットされる。
【0038】図4は本発明の実施例における文字認識モ
ード時の処理の流れを示すフロー図である。尚、同図及
び図5に示す処理手順(プログラム)はROM120に
格納されているものである。
ード時の処理の流れを示すフロー図である。尚、同図及
び図5に示す処理手順(プログラム)はROM120に
格納されているものである。
【0039】処理の流れは、まず、文字認識モードであ
るかどうかの判別を行う(ステップS401)。文字認
識モードでない場合は本モードを終了する(ステップS
415)。また、文字認識モードであった場合には、予
め設定されているある特定の倍率での原稿スキャン(プ
リスキャン)が行なわれ(ステップS402)、得らた
画像データは画像記録部111に保存される(ステップ
S403)。
るかどうかの判別を行う(ステップS401)。文字認
識モードでない場合は本モードを終了する(ステップS
415)。また、文字認識モードであった場合には、予
め設定されているある特定の倍率での原稿スキャン(プ
リスキャン)が行なわれ(ステップS402)、得らた
画像データは画像記録部111に保存される(ステップ
S403)。
【0040】次に、画像記憶部111上の画像データに
関して文字領域の検出(ステップS404)がなされ、
画像データ内の文字領域の位置情報及びその領域内の文
字のおおよそのサイズ情報が求められる。同じ文字サイ
ズであると判別された文字領域が複数あった場合には、
それらの統合を行なう。検出の結果、文字領域の検出が
なされなかった場合(ステップS405)には本モード
は終了(ステップS415)する。文字領域が検出され
た場合には、その領域の文字サイズ(全て同じサイズと
は限らないので、頻度の一番多いサイズとする)と、文
字認識手段4000に予め設定されている認識可能文字
サイズから変倍率mが求められる(ステップS40
6)。
関して文字領域の検出(ステップS404)がなされ、
画像データ内の文字領域の位置情報及びその領域内の文
字のおおよそのサイズ情報が求められる。同じ文字サイ
ズであると判別された文字領域が複数あった場合には、
それらの統合を行なう。検出の結果、文字領域の検出が
なされなかった場合(ステップS405)には本モード
は終了(ステップS415)する。文字領域が検出され
た場合には、その領域の文字サイズ(全て同じサイズと
は限らないので、頻度の一番多いサイズとする)と、文
字認識手段4000に予め設定されている認識可能文字
サイズから変倍率mが求められる(ステップS40
6)。
【0041】そして求められた変倍率mに基づき再度原
稿スキャン(ステップS407)がなされ、画像データ
は対象文字領域を切り出すトリミング処理(ステップS
408)を経て、文字認識手段4000へと出力され
る。文字認識手段4000では文字認識処理(ステップ
S409)が行なわれ、入力データに対し、全文字の認
識を行ない、その文字認識率がある設定値より低かった
場合には、認識不可信号が文字認識手段4000(不可
信号発生回路115)より発生する。認識不可信号が発
生した場合(ステップS410)、所定の変倍手順に従
い(ステップS411)、変倍率mの更新(倍率を上げ
る)がなされ(ステップS412)、更新された変倍率
mに基づき、再び原稿スキャン(ステップS407)、
トリミング処理(ステップS408)、文字認識(ステ
ップS409)が行なわれる。ステップS411に於い
て、所定の変倍手順が全て終了していた場合には、その
文字領域は認識不可能領域であったとし、警告表示を行
ない(ステップS414)、文字認識モードを終了する
(ステップS415)。ステップS410に於いて、認
識不可信号が発生しなかった場合は、その文字領域に対
する文字認識が正常終了したことを意味し、次の文字領
域に処理の対象を移し(ステップS413)、本モード
を継続する(ステップS405)。
稿スキャン(ステップS407)がなされ、画像データ
は対象文字領域を切り出すトリミング処理(ステップS
408)を経て、文字認識手段4000へと出力され
る。文字認識手段4000では文字認識処理(ステップ
S409)が行なわれ、入力データに対し、全文字の認
識を行ない、その文字認識率がある設定値より低かった
場合には、認識不可信号が文字認識手段4000(不可
信号発生回路115)より発生する。認識不可信号が発
生した場合(ステップS410)、所定の変倍手順に従
い(ステップS411)、変倍率mの更新(倍率を上げ
る)がなされ(ステップS412)、更新された変倍率
mに基づき、再び原稿スキャン(ステップS407)、
トリミング処理(ステップS408)、文字認識(ステ
ップS409)が行なわれる。ステップS411に於い
て、所定の変倍手順が全て終了していた場合には、その
文字領域は認識不可能領域であったとし、警告表示を行
ない(ステップS414)、文字認識モードを終了する
(ステップS415)。ステップS410に於いて、認
識不可信号が発生しなかった場合は、その文字領域に対
する文字認識が正常終了したことを意味し、次の文字領
域に処理の対象を移し(ステップS413)、本モード
を継続する(ステップS405)。
【0042】図5は本実施例における文字領域検出手法
の一例の処理の流れを示すフロー図である。
の一例の処理の流れを示すフロー図である。
【0043】文字領域検出は矩形領域を対象とし、その
領域の大きさがある閾値以上であった場合になされ(ス
テップS501)、閾値に満たなかった場合は処理を終
了(ステップS512)する。文字領域検出において
は、まずその矩形領域の縦方向,横方向に着目した濃度
ヒストグラムを作成(ステップS502)し、その領域
が分割可能かどうかの判別を行なう(ステップS50
3)。分割可能であるかどうかの判別基準の1例として
は、縦,横いずれかの濃度ヒストグラムにおいて、累計
濃度値が0若しくはそれに近いの点があるとき、その位
置で分割可能と判別する手法が考えられる。分割可能と
判別された場合には、領域分割(ステップS504)が
なされ、領域情報が保存される。対象となる領域がなか
った場合(ステップS505)、処理は終了する(ステ
ップS512)。
領域の大きさがある閾値以上であった場合になされ(ス
テップS501)、閾値に満たなかった場合は処理を終
了(ステップS512)する。文字領域検出において
は、まずその矩形領域の縦方向,横方向に着目した濃度
ヒストグラムを作成(ステップS502)し、その領域
が分割可能かどうかの判別を行なう(ステップS50
3)。分割可能であるかどうかの判別基準の1例として
は、縦,横いずれかの濃度ヒストグラムにおいて、累計
濃度値が0若しくはそれに近いの点があるとき、その位
置で分割可能と判別する手法が考えられる。分割可能と
判別された場合には、領域分割(ステップS504)が
なされ、領域情報が保存される。対象となる領域がなか
った場合(ステップS505)、処理は終了する(ステ
ップS512)。
【0044】ステップS505において、対象となる領
域がある場合にはステップS506へ進む。ステップS
506ではその領域が文字領域であるかどうかの判別を
行なう。文字領域であるかどうかの判別基準の一例とし
ては、その領域の矩形形状の長手方向と鉛直の方向にほ
ぼ1定間隔の濃度ギャップが検知される場合に文字領域
であると判別する手法が考えられる。ステップS506
において文字領域であると判別された場合にには、それ
までの情報を元に文字サイズを算出し、値を保存する
(ステップS507)。また、ステップS506におい
て、文字領域であると特定されなかった場合、その領域
を対象に文字領域検出処理が再帰的に実行される(ステ
ップS508)。
域がある場合にはステップS506へ進む。ステップS
506ではその領域が文字領域であるかどうかの判別を
行なう。文字領域であるかどうかの判別基準の一例とし
ては、その領域の矩形形状の長手方向と鉛直の方向にほ
ぼ1定間隔の濃度ギャップが検知される場合に文字領域
であると判別する手法が考えられる。ステップS506
において文字領域であると判別された場合にには、それ
までの情報を元に文字サイズを算出し、値を保存する
(ステップS507)。また、ステップS506におい
て、文字領域であると特定されなかった場合、その領域
を対象に文字領域検出処理が再帰的に実行される(ステ
ップS508)。
【0045】ステップS507,ステップS508の終
了後、次の領域へ処理の対象を移す(ステップS50
9)。ステップS503において、その領域が分割不可
能であると判別された場合は、ステップS506と同じ
判別手法を用いてその領域が文字領域であるかの判別を
行ない(ステップS510)、文字領域であると判別さ
れたならばステップS507と同様に文字サイズの算
出、値の保存を行ない(ステップS511)、処理を終
了する(ステップS512)。ステップS510におい
て文字領域でないと判別された場合はそのまま処理を終
了する(ステップS512)。
了後、次の領域へ処理の対象を移す(ステップS50
9)。ステップS503において、その領域が分割不可
能であると判別された場合は、ステップS506と同じ
判別手法を用いてその領域が文字領域であるかの判別を
行ない(ステップS510)、文字領域であると判別さ
れたならばステップS507と同様に文字サイズの算
出、値の保存を行ない(ステップS511)、処理を終
了する(ステップS512)。ステップS510におい
て文字領域でないと判別された場合はそのまま処理を終
了する(ステップS512)。
【0046】以上説明したように、本実施例によれば、
原稿画像中の文字を認識する際、その認識率が低い場合
には、入力文字パターンのサイズが不適当と判断し、そ
の読み取り倍率を変更し、再度認識処理を行う。従っ
て、全体としても文字認識率を向上させることが可能に
なる。
原稿画像中の文字を認識する際、その認識率が低い場合
には、入力文字パターンのサイズが不適当と判断し、そ
の読み取り倍率を変更し、再度認識処理を行う。従っ
て、全体としても文字認識率を向上させることが可能に
なる。
【0047】尚、実施例では、複写機に適応した例を説
明したが、本願発明はこれに限定されるものではないこ
とは容易に推察されよう。要は、文字認識を行う際、第
1回目の文字認識を行った結果、その認識率が所定値以
下の場合には、原稿画像の読み取り倍率を調整(多くの
場合には拡大)し、認識処理を再度行えば良いからであ
る。
明したが、本願発明はこれに限定されるものではないこ
とは容易に推察されよう。要は、文字認識を行う際、第
1回目の文字認識を行った結果、その認識率が所定値以
下の場合には、原稿画像の読み取り倍率を調整(多くの
場合には拡大)し、認識処理を再度行えば良いからであ
る。
【0048】例えば、変倍して読み取る読み取り手段
と、その読み取ったデータを入力して処理する装置がそ
れぞれ独立した装置(例えば、パーソナルコンピュータ
とイメージスキャナ等)であってもかまわない。この場
合、処理装置(パーソナルコンピュータ)に対応するプ
ログラムをロードさせ、上記処理を実行すれば良い。従
って、本願発明は、装置単体或はシステム、更には、プ
ログラムを供給することで実現する場合の全てに適応で
きることになる。
と、その読み取ったデータを入力して処理する装置がそ
れぞれ独立した装置(例えば、パーソナルコンピュータ
とイメージスキャナ等)であってもかまわない。この場
合、処理装置(パーソナルコンピュータ)に対応するプ
ログラムをロードさせ、上記処理を実行すれば良い。従
って、本願発明は、装置単体或はシステム、更には、プ
ログラムを供給することで実現する場合の全てに適応で
きることになる。
【0049】また、読み取りが上記例では2回行う例で
あったが、時間の許す限り読み取り倍率を複数回行うよ
うにしても良いのはもちろんである。
あったが、時間の許す限り読み取り倍率を複数回行うよ
うにしても良いのはもちろんである。
【0050】また、上記実施例の如く、複写機に適応さ
せた場合、最終的に認識できなかった文字に対しては操
作者に訂正してもらうのではなく、入力した文字イメー
ジそのものを出力するようにしても良い。この場合に
は、認識できなかった文字の印字品位は通常の複写機並
みになるが、操作者の手を煩わすことがない。
せた場合、最終的に認識できなかった文字に対しては操
作者に訂正してもらうのではなく、入力した文字イメー
ジそのものを出力するようにしても良い。この場合に
は、認識できなかった文字の印字品位は通常の複写機並
みになるが、操作者の手を煩わすことがない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿中の認識対照の文字サイズにかかわらず、高い認識率
を提供することが可能になる。
稿中の認識対照の文字サイズにかかわらず、高い認識率
を提供することが可能になる。
【0052】
【図1】実施例の装置構成を示すブロック構成図であ
る。
る。
【図2】実施例の装置の構造断面図である
【図3】実施例の操作部の構造を示す図であるる。
【図4】実施例の装置における文字認識モードにおける
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図5】実施例の文字領域検出回路における処理手順を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
1000 原稿 2000 画像読取部 3000 画像処理部 4000 認識部 5000 CPU回路 6000 画像記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 浩彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊勢村 圭三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 明彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松井 規明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 金子 徳治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 水野 善夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高橋 弘一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 深田 泰生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 細見 芳弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 画像を読み取る読み取り手段と、 読み取った画像中の文字を認識する文字認識手段と、 該認識手段の認識率が所定値以下の場合、前記読み取り
手段による読み取り倍率を調整する調整手段と、 該調整手段で調整された倍率で読み取った画像に対し、
再度前記文字認識手段を付勢する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする情報認識装置。 - 【請求項2】 更には、認識して得られた文字に対する
パターンを発生するパターン発生手段と、 発生したパターンを所定の記憶媒体上の画像を記録する
画像記録手段とを備えることを特徴とする請求項第1項
に記載の情報認識装置。 - 【請求項3】 前記制御手段で得られる倍率は、認識対
照の文字パターンのサイズと予め設定されたサイズでも
って求めることを特徴とする請求項第1項に記載の情報
認識装置。 - 【請求項4】 画像を読み取る読み取り工程と、 読み取った画像中の文字を認識する文字認識工程と、 該認識工程の認識率が所定値以下の場合、前記読み取り
工程による読み取り倍率を調整する調整工程と、 該調整工程で調整された倍率で読み取った画像に対し、
再度前記文字認識工程を付勢する工程段とを備えること
を特徴とする情報認識方法。 - 【請求項5】 更には、認識して得られた文字に対する
パターンを発生するパターン発生工程と、 発生したパターンを所定の記憶媒体上の画像を記録する
工程とを備えることを特徴とする請求項第4項に記載の
情報認識方法。 - 【請求項6】 前記倍率は、認識対照の文字パターンの
サイズと予め設定されたサイズでもって求めることを特
徴とする請求項第4項に記載の情報認識方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5299308A JPH07152865A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 情報認識装置及びその方法 |
US08/351,227 US5809183A (en) | 1993-11-30 | 1994-11-30 | Method and apparatus for recognizing character information at a variable magnification |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5299308A JPH07152865A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 情報認識装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07152865A true JPH07152865A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17870863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5299308A Withdrawn JPH07152865A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 情報認識装置及びその方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5809183A (ja) |
JP (1) | JPH07152865A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2736180A1 (fr) * | 1995-06-28 | 1997-01-03 | Asahi Optical Co Ltd | Dispositif de lecture de symboles de donnee |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6804414B1 (en) * | 1998-05-01 | 2004-10-12 | Fujitsu Limited | Image status detecting apparatus and document image correcting apparatus |
JP4338155B2 (ja) | 1998-06-12 | 2009-10-07 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ |
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US7120302B1 (en) | 2000-07-31 | 2006-10-10 | Raf Technology, Inc. | Method for improving the accuracy of character recognition processes |
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