JPH10107998A - 画像処理装置および画像処理装置のレイアウト処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置のレイアウト処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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Publication number
JPH10107998A
JPH10107998A JP8254787A JP25478796A JPH10107998A JP H10107998 A JPH10107998 A JP H10107998A JP 8254787 A JP8254787 A JP 8254787A JP 25478796 A JP25478796 A JP 25478796A JP H10107998 A JPH10107998 A JP H10107998A
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Application number
JP8254787A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Miyahara
宣明 宮原
Shiyoukiyou Kou
松強 黄
Tokuji Kaneko
徳治 金子
Hirohiko Tashiro
浩彦 田代
Rieko Inoue
理恵子 井上
Akinobu Nishikata
彰信 西方
Nobuo Sekiguchi
信夫 関口
Masanobu Inui
雅亘 乾
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書式が異なる文書原稿画像を読み込んでも最
適にレイアウトされて読みやすい出力を容易に得ること
である。 【解決手段】 レイアウトモードが設定されると、文書
方向認識部109が画像読取部101が読み取った各文
書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を判別し、該
判別した前記文書原稿の書式に基づいてCPU回路部1
07が画像メモリ105に記憶された各文書原稿画像の
レイアウト形式を決定し、該決定されたレイアウト形式
に基づいて画像記録部104のレイアウト出力を制御す
る構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書原稿を読み取
って得られる文書原稿画像情報の書式情報を解析してレ
イアウト出力を制御する画像処理装置および画像処理装
置のレイアウト処理方法およびコンピュータが読み出し
可能なプログラムを格納した記憶媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成複写装置におい
て、画像メモリを使用し、同サイズ原稿をレイアウト処
理するレイアウトモード、例えば複数の原稿画像を1つ
の用紙にレイアウトする等の画像編集機能を装備された
ものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
レイアウトモードは文字の並びが横書きの原稿に合わせ
たレイアウトしかできなかった。そのため、原稿が日本
語のような縦書きと横書きの両書式を持つ言語の場合、
縦書き原稿のレイアウトは右から読むため、左から読む
横書き原稿に合わせたレイアウトでは却って読みにくく
なってしまう。
【0004】特に縦書き原稿と横書き原稿が混在し、さ
らに用紙方向が異なる原稿が混在していた場合におい
て、横書き原稿に合わせたレイアウトだけでは読みにく
い場合があるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、文書原稿を読み取って得られる文書原稿画像
情報の文字方向と文字列方向とを解析して文書原稿の書
式を判別し、該判別した前記文書原稿の書式に基づいて
前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像のレイアウト
形式を決定することにより、書式が異なる文書原稿画像
を読み込んでも最適にレイアウトされて読みやすい出力
を容易に得ることができる画像処理装置および画像処理
装置のレイアウト処理方法およびコンピュータが読み出
し可能なプログラムを格納した記憶媒体を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、積載されるサイズの異なる複数枚の文書原稿を順次
読取り位置に給送する原稿給送手段と、前記原稿給送手
段から給送される原稿枚数および原稿サイズを検知する
原稿検知手段と、前記原稿給送手段から給送される書式
が異なる文書原稿を順次読み取る画像読取り手段と、前
記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画像情報を記
憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された各文書原
稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力する画像出
力手段と、前記記憶手段に記憶された所定数の文書原稿
画像情報を選択される記録媒体のサイズおよび前記原稿
検知手段が検知した原稿サイズに応じて確保されるレイ
アウト領域に展開させるレイアウトモードを設定する第
1の設定手段と、前記第1の設定手段によりレイアウト
モードが設定された場合に、前記画像読取り手段が読み
取った各文書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を
判別する判別手段と、前記判別手段が判別した前記文書
原稿の書式に基づいて前記記憶手段に記憶された各文書
原稿画像のレイアウト形式を決定する第1の決定手段
と、前記第1の決定手段により決定されたレイアウト形
式に基づいて前記画像出力手段のレイアウト出力を制御
する第1の制御手段とを有するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記判別手段
は、前記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画像中
の文字方向と文字列方向とから前記文書原稿の書式を異
なる複数の形式に判別するものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記第1の決
定手段は、前記判別手段が判別する複数枚の文書原稿の
書式中の最多書式に基づいて前記記憶手段に記憶された
各文書原稿画像のレイアウト形式を決定するものであ
る。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記第1の決
定手段は、前記判別手段が判別する複数枚の文書原稿の
書式中の先頭書式に基づいて前記記憶手段に記憶された
各文書原稿画像のレイアウト形式を決定するものであ
る。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記第1の決
定手段は、前記判別手段が前記文書原稿の書式を判別で
きない場合に、前記記憶手段に記憶された各文書原稿画
像のレイアウト形式としてあらかじめ設定されたレイア
ウト形式を選択するものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記記憶手段
に記憶された各文書原稿画像に対する所望の縮小レイア
ウト形式を設定する第2の設定手段と、前記第1の制御
手段が前記第2の設定手段により設定された所望の縮小
レイアウト形式に基づいて前記画像出力手段のレイアウ
ト出力を制御するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、積載されるサ
イズの異なる複数枚の文書原稿を順次読取り位置に給送
する原稿給送手段と、前記原稿給送手段から給送される
原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿検知手段と、
前記原稿給送手段から給送される書式が異なる文書原稿
を順次読み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段
が読み取った各文書原稿画像情報を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像情報に基
づいて記録媒体に画像を出力する画像出力手段とを有す
る画像処理装置のレイアウト処理方法において、前記記
憶手段に記憶された所定数の文書原稿画像情報を選択さ
れる記録媒体のサイズに応じて確保されるレイアウト領
域に展開させるレイアウトモードを設定する第1の設定
工程と、前記レイアウトモードが設定された場合に、前
記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画像を解析し
て前記文書原稿の書式を判別する判別工程と、該判別し
た前記文書原稿の書式に基づいて前記記憶手段に記憶さ
れた各文書原稿画像のレイアウト形式を決定する第1の
決定工程とを有するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、積載されるサ
イズの異なる複数枚の文書原稿を順次読取り位置に給送
する原稿給送手段と、前記原稿給送手段から給送される
原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿検知手段と、
前記原稿給送手段から給送される書式が異なる文書原稿
を順次読み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段
が読み取った各文書原稿画像情報を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像情報に基
づいて記録媒体に画像を出力する画像出力手段とを制御
するコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納し
た記憶媒体であって、前記記憶手段に記憶された所定数
の文書原稿画像情報を選択される記録媒体のサイズに応
じて確保されるレイアウト領域に展開させるレイアウト
モードを設定する第1の設定工程と、前記レイアウトモ
ードが設定された場合に、前記画像読取り手段が読み取
った各文書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を判
別する判別工程と、該判別した前記文書原稿の書式に基
づいて前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像のレイ
アウト形式を決定する第1の決定工程とを含むコンピュ
ータが読むことができるプログラムを記憶媒体に格納し
たものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕 〈装置の構成〉図1は、本発明の第1実施形態を示す画
像形成装置の概略構成を説明する断面図である。以下、
構成および動作について説明する。
【0015】図1において、操作部のコピースタートキ
ーが押されると、原稿給送装置1に載置された原稿を原
稿台ガラス2面上に給送し、スキャナ3のランプが点灯
し、かつ、スキャナユニット4が移動して原稿を照射す
る。原稿の反射光は、ミラー5,6,7を介してレンズ
8を通過し、その後、イメージセンサ部9に入力され
る。イメージセンサ部9に入力された画像は、後述する
図2に示すCPU回路部107により制御される信号に
よって処理され、直接、露光制御部10に入力され、あ
るいは、一旦図示しない画像メモリに記憶され、画像メ
モリ内で処理が行われ、再び読み出された後、露光制御
部10に入力される。
【0016】そして、露光制御部10にて光信号に変換
され、画像信号に従って変調されて、感光体11を照射
する。この照射によって感光体11上に作成された潜像
は、現像器12あるいは現像器13によって現像され
る。そして、帯電器16により被転写紙上に転写された
トナー像は、定着部17にて被転写紙に定着された後、
排紙部18より装置外部に排出される。また、両面時に
は、フラッパ21により両面搬送部22,23,24へ
と搬送される。19はセンサで、被転写紙の後端を検知
して両面搬送時の反転搬送タイミングを検知するととも
に、排紙ジャム等を検知する。また、上記被転写紙に
は、カットシート記録紙を用い、カットシート記録紙は
画像形成装置に装着した用紙カセット14,15に収納
されている。
【0017】図2は、図1に示した画像形成装置の制御
構成を説明するブロック図である。以下、構成および動
作について説明する。
【0018】図において、101は画像読取部で、原稿
画像の反射光を入力する光学系、光学系からの反射光を
アナログ信号に変換するCCD及び前記CCDから受け
取ったアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D
コンバータ等から構成され、原稿画像を読み取り、画像
処理部102に送出する。
【0019】102は画像処理部で、シェーディング補
正回路,光色濃度変換回路、およびユーザの指示に基づ
いて画像の変倍,移動,装飾等の編集を行う画像編集回
路などから構成され、画像読取部101より入力した画
像を補正、及び編集し、画像データセレクタ103を通
り画像記録部104あるいは画像記憶用のメモリ105
に送出される。
【0020】103は画像データセレクタで、画像処理
部102より送出されたデータを画像記録部104に送
出するパスと、画像処理部102より送出されたデータ
を画像メモリ105に送出するパスを後述するCPU回
路部107の指示により、切り換えるデータバス切り換
え回路、また、画像処理部102より送られた画像デー
タと画像メモリ105より読み出された画像データの切
り換え、あるいは合成を行う回路等から構成される。
【0021】104は画像記録部で、画像データセレク
タより送られた画像データの濃度信号に基づいて記録紙
に画像を複写する。
【0022】107はCPU回路部で、本装置全体の制
御を行うもので、制御プログラム,エラー処理プログラ
ム,レイアウト方式決定プログラム等を格納するROM
と、各種のプログラムのワークエリア等のために使用さ
れるRAMと、各種タイマ制御等を有して構成されてい
る。
【0023】106は操作部で、画像処理部102に対
する画像編集内容,コピー枚数,変倍率等の画像複写動
作等を指示する各種キー群と、操作時の内容を表示する
表示部などを有している。108はフィーダで、フィー
ダコピーが選択された場合には載置された原稿を原稿台
上に給送したり、載置された原稿の枚数や、サイズを検
知し、CPU回路部107に信号を送る。
【0024】109は文書方向認識部で、文書方向を検
知しなければならない画像データに対して認識処理を行
う。認識処理ではまず画像データ中から文字領域を抽出
し、抽出した文字領域中の複数の文字データについて夫
々複数の方向から文字認識を行い、文字認識結果に基づ
いて文字方向を判別するように構成されている。さら
に、判別された文字方向と隣接した文字間の領域の広さ
から文字列方向を決定する。
【0025】以下、本実施形態と第1〜第6の発明の各
手段との対応及びその作用について図2等を参照して説
明する。
【0026】第1の発明は、積載されるサイズの異なる
複数枚の文書原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送
手段(フィーダ108)と、前記原稿給送手段から給送
される原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿検知手
段(フィーダ108内に設けられる)と、前記原稿給送
手段から給送される書式が異なる文書原稿を順次読み取
る画像読取り手段(画像読取部101)と、前記画像読
取り手段が読み取った各文書原稿画像情報を記憶する記
憶手段(画像メモリ105)と、前記記憶手段に記憶さ
れた各文書原稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出
力する画像出力手段(画像記録部104)と、前記記憶
手段に記憶された所定数の文書原稿画像情報を選択され
る記録媒体のサイズおよび前記原稿検知手段が検知した
原稿サイズに応じて確保されるレイアウト領域に展開さ
せるレイアウトモードを設定する第1の設定手段(操作
部106)と、前記第1の設定手段によりレイアウトモ
ードが設定された場合に、前記画像読取り手段が読み取
った各文書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を判
別する判別手段(CPU回路部107がROMに記憶さ
れた制御プログラムを実行して判別処理する)と、前記
判別手段が判別した前記文書原稿の書式に基づいて前記
記憶手段に記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式
を決定する第1の決定手段(CPU回路部107がRO
Mに記憶された制御プログラムを実行して決定処理す
る)と、前記第1の決定手段により決定されたレイアウ
ト形式に基づいて前記画像出力手段のレイアウト出力を
制御する第1の制御手段(CPU回路部107がROM
に記憶された制御プログラムを実行して制御する)とを
有し、操作部106により画像メモリ105に記憶され
た所定数の文書原稿画像情報を選択される記録媒体のサ
イズおよび前記原稿検知手段が検知した原稿サイズに応
じて確保されるレイアウト領域に展開させるレイアウト
モードが設定されると、CPU回路部107が文書方向
認識部109からの情報及び画像読取部101が読み取
った各文書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を判
別し、該判別した前記文書原稿の書式に基づいてCPU
回路部107が画像メモリ105に記憶された各文書原
稿画像のレイアウト形式を決定し、該決定されたレイア
ウト形式に基づいて画像記録部104のレイアウト出力
を制御するので、書式の異なる文書原稿が混載された状
態で原稿画像を読み込んでも、出力すべきレイアウト形
式を自動決定して読みやすい出力を得ることができる。
【0027】第2の発明は、CPU回路部107は、前
記画像読取部101が読み取り文書方向認識部109が
認識した各文書原稿画像中の文字方向と文字列方向とか
ら前記文書原稿の書式を異なる複数の形式(図4参照)
に判別するので、読み込んだ文書原稿の書式の違いを識
別して異なる複数の形式に判別することができる。
【0028】第3の発明は、CPU回路部107は、判
別する複数枚の文書原稿の書式中の最多書式に基づいて
画像メモリ105に記憶された各文書原稿画像のレイア
ウト形式を決定するので、読み込んだ原稿画像中で最も
多い書式に基づいて文書原稿画像をレイアウトすること
ができ、積載される原稿中で頻度の高い書式に見合うレ
イアウトで、違和感が少なく、かつ読みやすいレイアウ
トで出力することができる。
【0029】第4の発明は、CPU回路部107は、判
別する複数枚の文書原稿の書式中の先頭書式に基づいて
画像メモリ105に記憶された各文書原稿画像のレイア
ウト形式を決定するので、積載される原稿中で先頭書式
に見合うレイアウトで、違和感が少なく、かつ読みやす
いレイアウトで出力することができる。
【0030】第5の発明は、CPU回路部107は、前
記文書原稿の書式を判別できない場合に、画像メモリ1
05に記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式とし
てあらかじめ設定されたレイアウト形式を選択するの
で、原稿の書式を特定できない場合でも読み込まれた文
書原稿画像をデフォルトのレイアウト形式で出力するこ
とができる。
【0031】第6の発明は、CPU回路部107が操作
部106により設定された所望の縮小レイアウト形式に
基づいて前記画像出力手段のレイアウト出力を制御する
ので、ユーザが意図するレイアウト形式で読み込んだ原
稿画像を出力することができる。
【0032】〈操作部の説明〉図3は、図2に示した操
作部106の一例を示す平面図である。
【0033】図において、5001は画像形成複写装置
への通電を制御する電源スイッチである。5002はリ
セットキーで、スタンバイ中は標準モードに復帰させる
キーとして動作する。5003はコピースタートキーで
ある。5004はクリアキーであり、数値をクリアする
ときに用いる。5005はIDキーであり、このIDキ
ー5005により特定の操作者に対して複写動作を可能
にし、上記以外の操作者に対しては、IDキーによりI
Dを入力しない限り複写動作を禁止することが可能とな
る。5006はストップキーであり、コピーを中断した
り、中止したりするときに用いるキーである。
【0034】5007はガイドキーであり、各機能を知
りたいときに用いるキーである。5008は上カーソル
キーであり、各機能設定画面においてポインタを上に移
動させるキーである。5009は下カーソルキーであ
り、各機能設定画面においてポインタを下に移動させる
キーである。5010は右カーソルキーであり、各機能
設定画面においてポインタを右に移動させるキーであ
る。5011は左カーソルキーであり、各機能設定画面
においてポインタを左に移動させるキーである。501
2はOKキーであり、各機能設定画面において、確定し
たいときにこのキーを押し、機能を確定させる。
【0035】5013は各機能設定画面において、50
52の画面の右下に表示出力された内容を選択するとき
に用いる。5014は定形縮小キーであり、定形サイズ
を他の定形サイズに縮小するときに使用する。5015
は等倍コピーを選択するときに使用する。5016は定
形拡大キーであり、定形サイズを他の定形サイズに拡大
するときに使用する。5017はカセット選択キーであ
り、コピーするカセット段の用紙を選択する。5018
はコピー濃度調整キーであり、コピー濃度を薄くしたい
ときに使用する。5019はAEキーであり、原稿の濃
度に対してコピー濃度を自動的に調整するキーである。
5020はコピー濃度調整キーであり、コピー濃度を濃
くしたいときに使用する。5021はソータの動作を指
定するキーである。5022は予熱キーであり、予熱モ
ードのON/OFFに使用する。
【0036】5023は割り込みキーであり、コピー中
に割り込みしてコピーを行いたいときに使用する。50
24はテンキーであり、数値の入力を行うときに使用す
る。5025はマーカ処理キーであり、トリミング,マ
スキング,部分処理(輪郭処理,網処理,影つけ処理,
ネガポジ処理)を設定する。5026はパターン化処理
キーであり、色をパターン化して表現したり、色を濃度
差で表現したりするときに使用する。5027は色消去
キーであり、特定色を消去したいときに使用する。50
28は画質キーであり、画質の設定を行いたいときに使
用する。5029はネガポジキーであり、ネガポジ処理
を行うときに使用する。
【0037】5030はイメージクリエイトキーであ
り、輪郭処理,影つけ処理,網処理,斜体,ミラー処
理,リピート処理を行うときに使用する。5031はト
リミングキーであり、エリアを指定し、トリミングをす
るときに使用する。5032はマスキングキーであり、
エリアを指定し、マスキングするときに使用する。50
33は部分処理キーであり、エリアを指定し、その後、
部分処理(輪郭処理,網処理,影つけ処理,ネガポジ処
理)を設定する。5034は枠消しキーであり、モード
に合わせて枠消しを行うときに使用する。モードは、シ
ート枠消し(シートサイズに対して枠を生成する),原
稿枠消し(原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿サ
イズ指定有り),ブック枠消し(ブックの見開きサイズ
に合わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開きサ
イズ指定有り),パンチ穴消し(原稿上のパンチされた
穴の影が複写されないようにする。パンチ穴幅設定有
り)がある。5035は綴じ代キーであり、用紙の一端
(上下左右)に綴じ代を作成したいときに使用する。
【0038】5036は移動キーであり、画像の移動を
行いたいときに使用する。移動には、平行移動(上下左
右),センタ移動,コーナ移動,指定移動がある。50
37はズームキーであり、複写倍率を25%〜400%
まで、1%刻みで設定できる。また、主走査,副走査を
独立に設定できる。5038はオート変倍キーであり、
原稿サイズと複写紙のサイズに合わせて自動的に倍率を
計算し、拡大縮小する。また、主走査,副走査を独立に
することもできる。5039は拡大連写キーであり、1
枚の原稿を複数枚に拡大して複写を行うときに使用す
る。5040は原稿方向判別セットキーであり、読み込
まれた原稿の文字方向及び文字列方向を検知するかどう
かを設定する。
【0039】5041は縮小レイアウトキーであり、複
数の原稿を1枚に縮小して複写するときに使用する(本
実施形態では、この縮小レイアウトモードをレイアウト
モードとしている)。4枚の原稿を1枚にする場合に
は、4in1であり、2枚の原稿を1枚にする場合に
は、2in1である。5040で原稿方向判別が設定さ
れている場合は、原稿方向(ここで原稿方向とは、文字
方向と文字列方向の組み合わせで分類される原稿の方向
である)によるレイアウトの設定が可能である。
【0040】5043は連写キーであり、原稿台ガラス
面上の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚のコピ
ーをする連続複写を行いたいときに使用する(ページ連
写,両面連写)。
【0041】5044は両面キーであり、両面の出力
(片面両面出力,ページ連写両面出力,両面両面出力)
を行いたいときに使用する。5045は多重キーであ
り、多重を行いたいときに使用する(多重,ページ連写
多重)。5046はメモリキーであり、メモリを使用し
たモードを行いたいときに使用する(メモリ合成,エリ
ア合成,透かし合成)。5047はプロジェクタキーで
あり、プロジェクタを利用するときに使用する。504
8はプリンタキーであり、プリンタ時の設定を行うとき
に使用する。
【0042】5050は原稿混載キーであり、図1に示
したフィーダ(原稿給送装置)1を使用してコピーを行
う場合で、原稿サイズが異なっている場合(幅は同じ)
に使用する。5051はモードメモリキーであり、設定
された複写モードを登録するため、登録された複写モー
ドを呼び出すときに使用する。5052は表示画面であ
り、装置の状態,複写枚数,複写倍率,複写用紙サイズ
などを表示し、複写モード設定中では、設定する内容を
表示する。
【0043】〈機能の説明〉図4は、本発明に係る画像
形成装置における第1のレイアウトモード処理を説明す
る模式図であり、例えば原稿方向による縮小レイアウト
の4in1モードでのレイアウト処理に対応する。ここ
で、原稿方向は用紙を同方向から見た場合において、文
字方向と文字列方向から上向き横書き,上向き縦書き,
左向き縦書き,左向き横書きの4種類に分類できる。
【0044】図において、(a)は原稿が上向き横書き
の場合のレイアウト方法LAY1を示している。この場
合、文字列方向が横書きなので左から読むため、原稿P
1〜P4が左上から順に領域L1〜L4にレイアウトさ
れる。(b)は原稿が上向き縦書きの場合のレイアウト
方法LAY2を示している。この場合、文字列方向が縦
書きなので右から読むため、原稿P11〜P14が右上
から順に領域L11〜L14にレイアウトされる。
【0045】(c)は原稿が左向き縦書きの場合のレイ
アウト方法LAY3を示している。この場合、文字列方
向は縦書きであるが文字方向が左向きであるため、原稿
P21〜P24が左向きで読みやすいように左上から順
に領域L21〜L24にレイアウトされる。(d)は原
稿が左向き横書きの場合のレイアウト方法LAY4を示
している。この場合、文字方向が左向きで文字列方向が
横書きであるため、原稿P31〜P34が左向きで読み
やすいように左下から領域L31〜L34にレイアウト
される。
【0046】図5は、図1に示した原稿給送装置1から
給送される最多原稿方向に合わせてレイアウトを行う例
を示した図である。
【0047】図において、(1)〜(8)が原稿で、原
稿給送装置1より原稿(1)から原稿台ガラス2上に給
送される。
【0048】この図に示す様に、図5に示す原稿(1)
〜(8)中においては、上向き横書き原稿(原稿
(1),(6))が2枚,上向き縦書き原稿(原稿
(8))が1枚,左向き縦書き原稿(原稿(4))が1
枚,左向き横書き原稿(原稿(2),(3),(5),
(7))が4枚で、左向き横書きが一番多く積載されて
いる場合、本実施形態では、図4の(d)に示したレイ
アウト方法が最適であると判断し、図5のレイアウト出
力(a)とレイアウト出力(b)を得る。
【0049】図6は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第1のレイアウトモード処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、(1)〜(20)は各ステップ
を示し、最多原稿方向に合わせてレイアウトを行う処理
に対応する。
【0050】ステップ(1)では4種類の原稿をカウン
トするためのカウント変数の初期化を行い、ステップ
(2)に進む。ここで、uh,uv,lv,lhはそれ
ぞれ上向き横書き,上向き縦書き,左向き縦書き,左向
き横書きのカウント変数である。
【0051】ステップ(2)では原稿を1枚引き込んで
ステップ(3)に進み、原稿の文字方向と文字列方向を
検知して原稿方向を判別し、ステップ(4)に進み、引
き込んだ原稿の原稿方向が上向き横向きであるかどうか
をチェックし、上向き横向きならばステップ(7)に進
み、カウント変数uhをインクリメントし、ステップ
(11)以降へ進む。
【0052】一方、ステップ(4)で上向き横書きでな
いと判定された場合は、ステップ(5)に進み、引き込
んだ原稿の原稿方向が上向き縦書きであるかどうかをチ
ェックし、上向き縦書きであると判定した場合には、ス
テップ(8)に進み、カウント変数uvをインクリメン
トし、ステップ(11)以降へ進む。
【0053】一方、ステップ(5)で上向き縦書きでな
いと判定された場合にはステップ(6)に進み、引き込
んだ原稿の原稿方向が左向き縦書きであるかどうかをチ
ェックし、左向き縦書きであると判定した場合には、ス
テップ(9)に進み、カウント変数lvをインクリメン
トし、ステップ(11)以降へ進む。
【0054】一方、ステップ(6)で左向き縦書きでな
いと判定された場合には、ステップ(10)に進み、カ
ウント変数lhをインクリメントし、ステップ(11)
以降へ進む。
【0055】次いで、ステップ(11)で引き込んだ原
稿を原稿台ガラス2上から排出し、ステップ(12)に
進み、今、処理した原稿が最終紙かどうかをチェック
し、最終紙であると判定した場合にはステップ(13)
に進み、最終紙でないと判定した場合には、ステップ
(2)に戻り、最終紙になるまでステップ(2)〜ステ
ップ(11)を繰り返す。
【0056】そして、ステップ(13)ではカウント変
数を比較し、カウント変数uh(上向き横書き)が一番
多いかどうかを判定し、カウント変数uh(上向き横書
き)が一番多いと判定した場合には、ステップ(16)
へ進み、レイアウト方法を原稿が上向き横書きの場合の
レイアウトに設定し、ステップ(20)に進む。
【0057】一方、ステップ(13)で、カウント変数
uh(上向き横書き)が一番多いとは判定されなかった
場合は、ステップ(14)へ進み、カウント変数を比較
し、カウント変数uv(上向き縦書き)が一番多いかど
うかを判定し、カウント変数uv(上向き縦書き)が一
番多いと判定された場合には、ステップ(17)へ進
み、レイアウト方法を原稿が上向き縦書きの場合のレイ
アウトに設定し、ステップ(20)に進む。
【0058】一方、ステップ(14)で、カウント変数
uv(上向き縦書き)が一番多いとは判定されなかった
場合は、ステップ(15)へ進み、カウント変数を比較
し、カウント変数lv(左向き縦書き)が一番多いかど
うかを判定し、カウント変数lv(左向き縦書き)が一
番多いと判定された場合には、ステップ(18)へ進
み、レイアウト方法を原稿が左向き縦書きの場合のレイ
アウトに設定し、ステップ(20)に進む。
【0059】一方、ステップ(15)でカウント変数l
v(左向き縦書き)が一番多いとは判定されなかった場
合には、ステップ(19)に進み、レイアウト方法を原
稿が左向き横書きの場合のレイアウトに設定し、ステッ
プ(20)に進む。ステップ(20)では設定されたレ
イアウト方法でコピー動作を行う。
【0060】これにより、原稿給送装置1に積載された
原稿中で最も多い原稿方向優先に縮小レイアウトされた
出力を得ることができる。
【0061】〔第2実施形態〕上記実施形態では、原稿
給送装置1に積載された原稿中で最も多い原稿方向を優
先に縮小レイアウトされた出力を得る場合について説明
したが、原稿給送装置1に積載された原稿中で最初に引
き込まれた原稿の方向に合わせて縮小レイアウトを自動
決定するように構成してもよい。以下、その実施形態に
ついて説明する。
【0062】図7は、本発明の第2実施形態を示す画像
形成装置における第2のレイアウト出力例を示す図であ
り、図1に示した原稿給送装置1から給送される最初の
原稿方向に合わせてレイアウトを行う場合に対応する。
【0063】図において、(1)〜(8)が原稿で、原
稿給送装置1より原稿(1)から原稿台ガラス2上に給
送される。
【0064】この図に示す様に、図7に示す原稿(1)
〜(8)中においては、上向き横書き原稿(原稿
(1),(6))が2枚,上向き縦書き原稿(原稿
(8))が1枚,左向き縦書き原稿(原稿(4))が1
枚,左向き横書き原稿(原稿(2),(3),(5),
(7))が4枚で、最初の原稿が上向き横書きで積載さ
れている場合、本実施形態では、図4の(a)に示した
レイアウト方法が最適であると判断し、図7のレイアウ
ト出力(a)とレイアウト出力(b)を得る。
【0065】図8は、本発明に係る画像形成装置におけ
る第2のレイアウトモード処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、(1)〜(11)は各ステップ
を示し、1枚目の原稿の原稿方向に合わせてレイアウト
を行う処理に対応する。
【0066】先ず、ステップ(1)では原稿を1枚引き
込んでステップ(2)に進み、原稿の文字方向と文字列
方向を検知して原稿方向を判別し、ステップ(3)に進
み、引き込んだ原稿の原稿方向が上向き横書きであるか
どうかをチェックし、上向き横書きであると判定した場
合には、ステップ(6)に進み、レイアウト方法を原稿
が上向き横書きレイアウトを設定し(6)、ステップ
(10)以降へ進む。
【0067】一方、ステップ(3)で、レイアウト方法
を原稿が上向き横書きでないと判定された場合には、ス
テップ(4)へ進み、引き込んだ原稿の原稿方向が上向
き縦書きであるかどうかをチェックし、上向き縦書きで
あると判定した場合には、ステップ(7)に進み、レイ
アウト方法を原稿が上向き縦書きレイアウトに設定し、
ステップ(10)以降へ進む。
【0068】一方、ステップ(4)で上向き縦書きでな
いと判定した場合には、ステップ(5)へ進み、引き込
んだ原稿の原稿方向が左向き縦書きであるかどうかをチ
ェックし、左向き縦書きであると判定した場合には、ス
テップ(8)に進み、レイアウト方法を原稿が左向き縦
書きレイアウトに設定し、ステップ(10)以降へ進
む。
【0069】一方、ステップ(5)で左向き縦書きでな
いと判定した場合には、ステップ(9)へ進み、レイア
ウト方法を原稿が左向き横書きの場合のレイアウトに設
定し、ステップ(10)に進む。
【0070】そして、ステップ(10)では引き込んだ
原稿を原稿台ガラス2上から排出し、ステップ(11)
に進み、設定されたレイアウト方法でコピー動作を行
い、処理を終了する。
【0071】これにより、最初に引き込んだ原稿の文字
方向および文字列方向によりレイアウト方法を決定し
て、見やすいレイアウト出力を得ることができる。
【0072】以下、本実施形態と第7,第8の発明の各
工程との対応及びその作用について図6,図8等を参照
して説明する。
【0073】第7の発明は、積載されるサイズの異なる
複数枚の文書原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送
手段(フィーダ108)と、前記原稿給送手段から給送
される原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿検知手
段(フィーダ108内に設けられる)と、前記原稿給送
手段から給送される書式が異なる文書原稿を順次読み取
る画像読取り手段(画像読取部101)と、前記画像読
取り手段が読み取った各文書原稿画像情報を記憶する記
憶手段(画像メモリ105)と、前記記憶手段に記憶さ
れた各文書原稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出
力する画像出力手段(画像記録部104)とを有する画
像処理装置のレイアウト処理方法において、前記記憶手
段に記憶された所定数の文書原稿画像情報を選択される
記録媒体のサイズに応じて確保されるレイアウト領域に
展開させるレイアウトモードを設定する第1の設定工程
(図示しないステップ)と、前記レイアウトモードが設
定された場合に、前記画像読取り手段が読み取った各文
書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を判別する判
別工程(図6のステップ(1)〜(10),図8のステ
ップ(1)〜(5))と、該判別した前記文書原稿の書
式に基づいて前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像
のレイアウト形式を決定する第1の決定工程(図6のス
テップ(12)〜(19),図8のステップ(6)〜
(9))とをCPU回路部107がROMに記憶された
制御プログラムを実行して、書式の異なる文書原稿が混
載された状態で原稿画像を読み込んでも読みやすいレイ
アウトを自動決定することができる。
【0074】第8の発明は、積載されるサイズの異なる
複数枚の文書原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送
手段(フィーダ108)と、前記原稿給送手段から給送
される原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿検知手
段(フィーダ108内に設けられる)と、前記原稿給送
手段から給送される書式が異なる文書原稿を順次読み取
る画像読取り手段(画像読取部101)と、前記画像読
取り手段が読み取った各文書原稿画像情報を記憶する記
憶手段(画像メモリ105)と、前記記憶手段に記憶さ
れた各文書原稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出
力する画像出力手段(画像記録部104)とを制御する
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体であって、前記記憶手段に記憶された所定数の文
書原稿画像情報を選択される記録媒体のサイズに応じて
確保されるレイアウト領域に展開させるレイアウトモー
ドを設定する第1の設定工程(図示しないステップ)
と、前記レイアウトモードが設定された場合に、前記画
像読取り手段が読み取った各文書原稿画像を解析して前
記文書原稿の書式を判別する判別工程(図6のステップ
(1)〜(10),図8のステップ(1)〜(5))
と、該判別した前記文書原稿の書式に基づいて前記記憶
手段に記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式を決
定する第1の決定工程(図6のステップ(12)〜(1
9),図8のステップ(6)〜(9))とを含む、コン
ピュータが読むことができるプログラムを記憶媒体に格
納したものである。すなわち、CPU回路部107のR
OMまたは図示しないメモリ資源(フロッピーディスク
等)に図8に示す工程に対応するプログラムコードを記
憶させ、該プログラムコードを記憶した記憶媒体からC
PU回路部107が読み出して実行する形態も本発明の
実施形態に含まれるものである。
【0075】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係る画像形成装置のCPUで読み出し可能なデ
ータ処理プログラムの構成について説明する。
【0076】図9は、本発明に係る画像形成装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0077】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0078】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0079】本実施形態における図6,図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0080】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0081】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0082】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0083】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、第1の設定手段により前記記憶手段に
記憶された所定数の文書原稿画像情報を選択される記録
媒体のサイズおよび前記原稿検知手段が検知した原稿サ
イズに応じて確保されるレイアウト領域に展開させるレ
イアウトモードが設定されると、判別手段が前記画像読
取り手段が読み取った各文書原稿画像を解析して前記文
書原稿の書式を判別し、該判別した前記文書原稿の書式
に基づいて第1の決定手段が前記記憶手段に記憶された
各文書原稿画像のレイアウト形式を決定し、該決定され
たレイアウト形式に基づいて第1の制御手段が前記画像
出力手段のレイアウト出力を制御するので、書式の異な
る文書原稿が混載された状態で原稿画像を読み込んで
も、出力すべきレイアウト形式を自動決定して読みやす
い出力を得ることができる。
【0086】第2の発明によれば、前記判別手段は、前
記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画像中の文字
方向と文字列方向とから前記文書原稿の書式を異なる複
数の形式に判別するので、読み込んだ文書原稿の書式の
違いを識別して異なる複数の形式に判別することができ
る。
【0087】第3の発明によれば、前記第1の決定手段
は、前記判別手段が判別する複数枚の文書原稿の書式中
の最多書式に基づいて前記記憶手段に記憶された各文書
原稿画像のレイアウト形式を決定するので、読み込んだ
原稿画像中で最も多い書式に基づいて文書原稿画像をレ
イアウトすることができ、積載される原稿中で頻度の高
い書式に見合うレイアウトで、違和感が少なく、かつ読
みやすいレイアウトで出力することができる。
【0088】第4の発明によれば、前記第1の決定手段
は、前記判別手段が判別する複数枚の文書原稿の書式中
の先頭書式に基づいて前記記憶手段に記憶された各文書
原稿画像のレイアウト形式を決定するので、積載される
原稿中で先頭書式に見合うレイアウトで、違和感が少な
く、かつ読みやすいレイアウトで出力することができ
る。
【0089】第5の発明によれば、前記第1の決定手段
は、前記判別手段が前記文書原稿の書式を判別できない
場合に、前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像のレ
イアウト形式としてあらかじめ設定されたレイアウト形
式を選択するので、原稿の書式を特定できない場合でも
読み込まれた文書原稿画像をデフォルトのレイアウト形
式で出力することができる。
【0090】第6の発明によれば、前記第1の制御手段
が前記第2の設定手段により設定された所望の縮小レイ
アウト形式に基づいて前記画像出力手段のレイアウト出
力を制御するので、ユーザが意図するレイアウト形式で
読み込んだ原稿画像を出力することができる。
【0091】第7,第8の発明によれば、前記記憶手段
に記憶された所定数の文書原稿画像情報を選択される記
録媒体のサイズに応じて確保されるレイアウト領域に展
開させるレイアウトモードを設定し、前記レイアウトモ
ードが設定された場合に、前記画像読取り手段が読み取
った各文書原稿画像を解析して前記文書原稿の書式を判
別し、該判別した前記文書原稿の書式に基づいて前記記
憶手段に記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式を
決定するので、書式の異なる文書原稿が混載された状態
で原稿画像を読み込んでも読みやすいレイアウトを自動
決定することができる。
【0092】従って、書式が異なる文書原稿画像を読み
込んでも最適にレイアウトされて読みやすい出力を容易
に得ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す画像形成装置の概
略構成を説明する断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の制御構成を説明す
るブロック図である。
【図3】図2に示した操作部の一例を示す平面図であ
る。
【図4】本発明に係る画像形成装置における第1のレイ
アウトモード処理を説明する模式図である。
【図5】図1に示した原稿給送装置1から給送される最
多原稿方向に合わせてレイアウトを行う例を示した図で
ある。
【図6】本発明に係る画像形成装置における第1のレイ
アウトモード処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第2実施形態を示す画像形成装置にお
ける第2のレイアウト出力例を示す図である。
【図8】本発明に係る画像形成装置における第2のレイ
アウトモード処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明に係る画像形成装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
101 画像読取部 102 画像処理部 103 画像データセレクタ 104 画像記録部 105 画像メモリ 106 操作部 107 CPU回路部 108 フィーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田代 浩彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井上 理恵子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 西方 彰信 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 関口 信夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 乾 雅亘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 伊勢村 圭三 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載されるサイズの異なる複数枚の文書
    原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送手段と、前記
    原稿給送手段から給送される原稿枚数および原稿サイズ
    を検知する原稿検知手段と、前記原稿給送手段から給送
    される書式が異なる文書原稿を順次読み取る画像読取り
    手段と、前記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画
    像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
    た各文書原稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力
    する画像出力手段と、前記記憶手段に記憶された所定数
    の文書原稿画像情報を選択される記録媒体のサイズおよ
    び前記原稿検知手段が検知した原稿サイズに応じて確保
    されるレイアウト領域に展開させるレイアウトモードを
    設定する第1の設定手段と、前記第1の設定手段により
    レイアウトモードが設定された場合に、前記画像読取り
    手段が読み取った各文書原稿画像を解析して前記文書原
    稿の書式を判別する判別手段と、前記判別手段が判別し
    た前記文書原稿の書式に基づいて前記記憶手段に記憶さ
    れた各文書原稿画像のレイアウト形式を決定する第1の
    決定手段と、前記第1の決定手段により決定されたレイ
    アウト形式に基づいて前記画像出力手段のレイアウト出
    力を制御する第1の制御手段とを有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記判別手段は、前記画像読取り手段が
    読み取った各文書原稿画像中の文字方向と文字列方向と
    から前記文書原稿の書式を異なる複数の形式に判別する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の決定手段は、前記判別手段が
    判別する複数枚の文書原稿の書式中の最多書式に基づい
    て前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像のレイアウ
    ト形式を決定することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の決定手段は、前記判別手段が
    判別する複数枚の文書原稿の書式中の先頭書式に基づい
    て前記記憶手段に記憶された各文書原稿画像のレイアウ
    ト形式を決定することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の決定手段は、前記判別手段が
    前記文書原稿の書式を判別できない場合に、前記記憶手
    段に記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式として
    あらかじめ設定されたレイアウト形式を選択することを
    特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶された各文書原稿画
    像に対する所望の縮小レイアウト形式を設定する第2の
    設定手段と、前記第1の制御手段が前記第2の設定手段
    により設定された所望の縮小レイアウト形式に基づいて
    前記画像出力手段のレイアウト出力を制御することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 積載されるサイズの異なる複数枚の文書
    原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送手段と、前記
    原稿給送手段から給送される原稿枚数および原稿サイズ
    を検知する原稿検知手段と、前記原稿給送手段から給送
    される書式が異なる文書原稿を順次読み取る画像読取り
    手段と、前記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画
    像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
    た各文書原稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力
    する画像出力手段とを有する画像処理装置のレイアウト
    処理方法において、 前記記憶手段に記憶された所定数の文書原稿画像情報を
    選択される記録媒体のサイズに応じて確保されるレイア
    ウト領域に展開させるレイアウトモードを設定する第1
    の設定工程と、前記レイアウトモードが設定された場合
    に、前記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画像を
    解析して前記文書原稿の書式を判別する判別工程と、該
    判別した前記文書原稿の書式に基づいて前記記憶手段に
    記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式を決定する
    第1の決定工程とを有することを特徴とする画像処理装
    置のレイアウト処理方法。
  8. 【請求項8】 積載されるサイズの異なる複数枚の文書
    原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送手段と、前記
    原稿給送手段から給送される原稿枚数および原稿サイズ
    を検知する原稿検知手段と、前記原稿給送手段から給送
    される書式が異なる文書原稿を順次読み取る画像読取り
    手段と、前記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画
    像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶され
    た各文書原稿画像情報に基づいて記録媒体に画像を出力
    する画像出力手段とを制御するコンピュータが読み出し
    可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 前記記憶手段に記憶された所定数の文書原稿画像情報を
    選択される記録媒体のサイズに応じて確保されるレイア
    ウト領域に展開させるレイアウトモードを設定する第1
    の設定工程と、前記レイアウトモードが設定された場合
    に、前記画像読取り手段が読み取った各文書原稿画像を
    解析して前記文書原稿の書式を判別する判別工程と、該
    判別した前記文書原稿の書式に基づいて前記記憶手段に
    記憶された各文書原稿画像のレイアウト形式を決定する
    第1の決定工程とを含む、コンピュータが読むことがで
    きるプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
JP8254787A 1996-09-26 1996-09-26 画像処理装置および画像処理装置のレイアウト処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 Pending JPH10107998A (ja)

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JP8254787A JPH10107998A (ja) 1996-09-26 1996-09-26 画像処理装置および画像処理装置のレイアウト処理方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7345784B2 (en) 2002-04-30 2008-03-18 Konica Corporation Image forming apparatus and image forming method

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