JPH1042127A - 画像処理装置および画像処理装置のレイアウト編集出力方法 - Google Patents

画像処理装置および画像処理装置のレイアウト編集出力方法

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JPH1042127A
JPH1042127A JP19730796A JP19730796A JPH1042127A JP H1042127 A JPH1042127 A JP H1042127A JP 19730796 A JP19730796 A JP 19730796A JP 19730796 A JP19730796 A JP 19730796A JP H1042127 A JPH1042127 A JP H1042127A
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Application number
JP19730796A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
Nobuo Sekiguchi
信夫 関口
Nobuaki Miyahara
宣明 宮原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP19730796A priority Critical patent/JPH1042127A/ja
Publication of JPH1042127A publication Critical patent/JPH1042127A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、サイズの異なる原稿が連続的
に給送される場合でも原稿画像を最適にレイアウトした
編集画像を効率よく得ることである。 【解決手段】 操作部106上の原稿混載キー,縮小レ
イアウトキーにより原稿混載モードおよびレイアウトモ
ードが設定された場合に、フィーダ108内のセンサが
検知した各原稿サイズと選択される記録媒体サイズとに
基づいてCPU回路部107が画像メモリ105に確保
されるレイアウト領域に対する各原稿画像のレイアウト
を決定する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数枚の原稿画像
を読み取ってメモリ上でレイアウト編集しながら画像出
力可能な画像処理装置および画像処理装置のレイアウト
編集出力方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置では、画像
メモリを使用し同一サイズの原稿については、各原稿を
レイアウト編集出力処理するためのレイアウトモード
(複数の原稿画像を一つの用紙にレイアウトする)を備
えたものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現在書
類のサイズはA系,B系,INCH系など様々な系が存
在し、かつこの中でもA系を例にとるとA4,A3など
を使用し書類のサイズは同系列であっても全てが同じサ
イズとはならない。
【0004】また、図面書類などでは、A3,A4が多
数混載している場合があり得る。こういった状況の中
で、異なるサイズの書類が混載した状態で、各書類を1
枚にレイアウトするモードが存在せず、一度同サイズに
書類を変換した後でなければ、所望とするレイアウト編
集結果を得ることができず、この様な原稿サイズの制限
からユーザは異なるサイズの原稿を同一の原稿サイズに
揃える画像編集を余儀なくされ、所望とするレイアウト
画像編集出力を容易に得ることできないと共に、前処理
に用紙無駄が発生するという等の幾多の問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第8の発明
の目的は、読み取られるサイズの異なる原稿画像をメモ
リ上に確保される複数の展開領域にレイアウトして画像
編集する際に、原稿サイズに応じて順次確保される展開
領域を調整することにより、サイズの異なる原稿が連続
的に給送される場合でも原稿画像を最適にレイアウトし
た編集画像を効率よく得ることができる操作性に優れた
画像処理装置および画像処理装置のレイアウト編集出力
方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、積載されるサイズの異なる複数枚の原稿を順次読取
り位置に給送する原稿給送手段と、前記原稿給送手段か
ら給送される原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿
検知手段と、前記原稿給送手段から給送される原稿を読
み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段が読み取
った原稿画像情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
に記憶された所定数の原稿画像を選択される記録媒体の
サイズに応じて確保されるレイアウト領域に展開させる
レイアウトモードを設定する第1の設定手段と、前記原
稿給送手段からサイズの異なる原稿を給送する原稿混載
モードを設定する第2の設定手段と、前記第1および第
2の設定手段により前記レイアウトモードおよび前記原
稿混載モードが設定された場合に、前記原稿検知手段が
検知した各原稿サイズと選択される記録媒体サイズとに
基づいて前記記憶手段に確保されるレイアウト領域に対
する各原稿画像のレイアウトを決定する制御手段とを有
するものである。
【0007】本発明に係る第2の発明は、前記レイアウ
ト領域は、選択される記録媒体サイズに基づいて等分割
される複数の展開領域から構成されるものである。
【0008】本発明に係る第3の発明は、前記制御手段
は、各原稿画像を所定の展開順序に基づいて各展開領域
にレイアウトするものである。
【0009】本発明に係る第4の発明は、前記制御手段
は、前記原稿検知手段が検知した各原稿サイズに基づい
て連続する複数個の展開領域に対して各原稿画像情報を
レイアウトするものである。
【0010】本発明に係る第5の発明は、前記制御手段
は、前記原稿検知手段が検知した各原稿サイズに基づい
て次に展開すべき展開領域を余白として、連続する複数
個の展開領域に対して各原稿画像情報をレイアウトする
ものである。
【0011】本発明に係る第6の発明は、前記原稿給送
手段は、積載される各原稿を先行給送して原稿枚数を検
知するものである。
【0012】本発明に係る第7の発明は、前記制御手段
は、最終ページ原稿から前記原稿給送手段から原稿を給
送する場合に、レイアウトすべき展開領域と前記原稿検
知手段により検知された原稿サイズとに基づいて前記記
憶手段にレイアウトされている各原稿画像情報の展開領
域を移動補正するものである。
【0013】本発明に係る第8の発明は、原稿給送装置
に積載されるサイズの異なる複数枚の原稿を順次読取り
位置に給送して読み取られる原稿画像情報を記憶装置に
蓄積して編集可能な画像処理装置のレイアウト編集出力
方法において、前記記憶装置に記憶された所定数の原稿
画像を選択される記録媒体のサイズに応じて確保される
レイアウト領域に展開させるレイアウトモードと前記原
稿給送装置からサイズの異なる原稿を給送する原稿混載
モードとが設定された場合に、前記原稿給送装置に積載
されるサイズの異なる複数枚の原稿を給送して原稿枚数
を検知する検知工程と、前記原稿給送装置から給送され
る原稿サイズと選択される記録媒体サイズと、前記原稿
枚数とに基づいて前記記憶装置に確保されるレイアウト
領域に対する各原稿画像のレイアウトを決定する決定工
程とを有するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕図1は、本発明を適用可能な画像処理
装置の構成を説明する概略断面図であり、以下、構成お
よび動作について説明する。
【0015】図において、後述する操作部に設けられる
コピースタートキーが押されると、原稿給送装置(フィ
ーダ)1に載置された原稿を原稿台ガラス2面上に給送
し、スキャナのランプ3が点灯し、かつ、スキャナユニ
ット4が移動して原稿を照射する。原稿の反射光は、ミ
ラー5,6,7を介してレンズ8を通過し、その後イメ
ージセンサ部9に入力される。イメージセンサ部9に入
力された画像は、後述する図2に示すCPU回路部10
7により制御される信号によって処理され、直接、露光
制御部10に入力され、あるいは一旦後述する図2に示
す画像メモリ105に記憶され、画像メモリ105内で
処理が行われ再び読み出された後、露光制御部10に入
力される。
【0016】そして、露光制御部10にて光信号に変換
され、画像信号にしたがって変調されて、感光体11を
照射する。この照射によって感光体11上に作られた潜
像は現像器12あるいは現像器13によって現像され
る。上記現像とタイミングを合わせて被転写紙積載部1
4もしくは被転写紙積載部15より被転写紙が搬送さ
れ、転写部16において、上記現像されたトナー像が転
写される。そして、被転写紙に転写されたトナー像は、
定着部17にて被転写紙に定着された後、排紙部18よ
り装置外部に排出される。19は排紙センサで、被転写
紙の排紙搬送状態を監視する。また、両面時にはフラッ
パ21により、両面搬送部22,23,24へと搬送さ
れる。
【0017】図2は、本発明の第1実施形態を示す画像
処理装置の制御構成を説明するブロック図である。
【0018】図において、101は画像読取部で、原稿
画像の反射光を入力する光学系,光学系からの反射光を
アナログ信号に変換するCCDおよび前記CCDから受
け取ったアナログ信号をデジタル信号(画像データ)に
変換するA/Dコンバータ等から構成され、原稿画像を
読み取り、読み取った画像データを画像処理部102に
送出する。
【0019】画像処理部102はシェーディング補正回
路,光色濃度変換回路およびユーザの指示に基づいて画
像の変倍,移動,装飾等の編集を行う画像編集回路など
から構成され、画像読取部101より入力した画像デー
タを補正および編集し、画像データセレクタ103を通
り画像記録部104あるいは画像記憶用の画像メモリ1
05に送出される。
【0020】画像データセレクタ103は画像処理部1
02より送出された画像データを画像記録部104に送
出するパスと、画像処理部102より送出されたデータ
を画像メモリ105に送出するパスとを、後述するCP
U回路部107の指示により、切り換えるデータバス切
り換え回路および画像処理部102より送られた画像デ
ータと画像メモリ105より読み出された画像データの
切り換えあるいは合成を行う回路などから構成される。
【0021】画像記録部104は画像データセレクタ1
03より送られた画像データの濃度信号に基づいて記録
紙に画像を記録(複写)する。
【0022】なお、CPU回路部107は本装置全体の
制御を行うもので、制御プログラム,エラー処理プログ
ラム,レイアウト方式決定プログラム等を格納するRO
Mと、各種のプログラムのワークエリア等のために使用
されるRAMと、各種タイマ制御部等を有して構成され
ている。
【0023】106は操作部で、画像処理部102に対
する画像編集内容,コピー枚数,変倍率などの画像複写
動作等を指示する各種キー群と、操作時の内容を表示す
る表示部などを有している。
【0024】108はフィーダで、フィーダコピーが選
択された場合には載置された原稿を原稿台上に給送した
り、載置された原稿の枚数や、サイズを検知しCPU回
路部107に信号を送る。
【0025】図3は、図2に示した操作部106の構成
を説明する平面図である。
【0026】図において、5001は電源スイッチで、
画像形成装置への通電を制御する。5002はリセット
キーで、スタンバイ中は標準モードに復帰させるキーと
して動作する。5003はコピースタートキーである。
5004はクリアキーであり、数値をクリアするときに
用いる。5005はIDキーであり、このIDキー50
05により特定の操作者に対して複写動作を可能にし、
上記以外の操作者に対しては、IDキー5005により
ID情報を入力しない限り複写動作を禁止することが可
能となる。5006はストップキーであり、コピーを中
断したり、中止したりするときに用いるキーである。5
007はガイドキーであり、各機能を知りたいときに用
いるキーである。
【0027】5008は上カーソルキーであり、各機能
設定画面においてポインタを上に移動させるキーであ
る。5009は下カーソルキーであり、各機能設定画面
においてポインタを下に移動させるキーである。501
0は右カーソルキーであり、各機能設定画面においてポ
インタを右に移動させるキーである。5011は左カー
ソルキーであり、各機能設定画面においてポインタを左
に移動させるキーである。
【0028】5012はOKキーであり、各機能設定画
面において、これで良い場合にこのキーを押し、機能を
確定させる。5013は各機能設定画面において、表示
画面5052の画面の右下に表示出力されたことを実行
するときにこのキーを押す。5014は定形縮小キーで
あり、定形サイズを他の定形サイズに縮小するときに使
用する、5015は等倍コピーを選択する時に使用す
る。5016は定形拡大キーであり、定形サイズを他の
定形サイズに拡大するときに使用する。5017はカセ
ット選択キーであり、コピーするカセット段の用紙を選
択する。
【0029】5018はコピー濃度調整キーであり、コ
ピー濃度を薄くしたいときに使用する、5019はAE
キーであり、原稿の濃度に対してコピー濃度を自動的に
調整するキーである。5020はコピー濃度調整キーで
あり、コピー濃度を濃くしたい時に使用する。5021
はソータの動作を指定するキーである。5022は予熱
キーであり、予熱モードのON/OFFに使用する。5
023は割り込みキーであり、コピー中に割り込みして
コピーを行いたい時に押す。
【0030】5024はテンキーであり、数値の入力を
行う時に使用する。5025はマーカ処理キーであり、
トリミング,マスキング,部分処理(輪郭処理,網処
理,影つけ処理,ネガポジ処理)を設定する。5026
はパターン化処理キーであり、色をパターン化して表現
したり、色を濃度差で表現したりするときに使用する。
5027は色消去キーであり、特定色を消去したいとき
に使用する。
【0031】5028は画質キーであり、画質の設定を
行いたいときに使用する。5029はネガポジキーであ
り、ネガポジ処理を行うときに使用する。5030はイ
メージクリエイトキーであり、輪郭処理,影つけ処理,
網処理,斜体,ミラー処理,リピート処理を行うときに
使用する。
【0032】5031はトリミングキーであり、エリア
を指定し、トリミングをするときに使用する。5032
は、マスキングキーであり、エリアを指定し、マスキン
グをするときに使用する。5033は部分処理キーであ
り、エリアを指定し、その後、部分処理(輪郭処理,網
処理,影つけ処理,ネガポジ処理)を設定する。
【0033】5034は枠消しキーであり、モードにあ
わせて枠消しを行うときに使用する。モードはシート枠
消し(シートサイズに対して枠を作成する。),原稿枠
消し(原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿サイズ
指定有り。),ブック枠消し(ブックの見開きサイズに
合わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開きサイ
ズ指定有り。),パンチ穴消し(穴消し幅設定有り。)
がある。
【0034】5035は綴じ代キーで有り、用紙の一端
(上下左右)に綴じ代を作成したいときに使用する。5
036は、移動キーで有り、移動を行いたい時に使用す
る。移動には、平行移動(上下左右),センタ移動,コ
ーナ移動,指定移動(ポイント指定)がある。5037
はズームキーであり、複写倍率を25%〜400%ま
で、1%刻みで設定できる。
【0035】また、主走査,副走査を独立に設定でき
る。5038はオート変倍キーであり、複写紙のサイズ
に合わせて自動的に拡大縮小する。また、主走査,副走
査を独立にオート変倍できる。
【0036】5039は拡大連写キーであり、1枚の原
稿を複数枚に拡大して複写を行うときに使用する。50
40は縮小レイアウトキーであり、複数の原稿を1枚に
拡大縮小した複写を行うときに使用する(本実施形態で
は、この縮小レイアウトモードをレイアウトモードとし
ている。)。4枚の原稿を1枚にする場合には、4in
1であり、2枚の原稿を1枚にする場合には2in1で
ある。
【0037】5043は連写キーであり、原稿台ガラス
面上の複写領域を左右に2分割し、自動的に2枚のコピ
ーをする連続複写を行いたい時に使用する(ページ連
写,両面連写)。5044は両面キーであり、両面の出
力を行いたいときに使用する(片面両面,ページ連写両
面,両面両面)。5045は多重キーであり、多重を行
いたいときに使用する(多重,ページ連写多重)。50
46はメモリキーであり、メモリを使用したモードを行
いたい時に使用する(メモリ合成,エリア合成,透かし
合成)。
【0038】5047はプロジェクタキーであり、プロ
ジェクタを利用するときに使用する。5048はプリン
タキーであり、プリンタ時の設定を行うときに使用す
る、5050は原稿混載キーでありフィーダを使用して
コピーを行う場合に原稿のサイズが異なっている場合
(幅は、同じ)に使用する。5051はモードメモリキ
ーであり、設定された複写モードを登録するため、登録
された複写モードを呼び出す時に使用する、5052は
表示画面であり、装置の状態,複写枚数,複写倍率,複
写用紙サイズなどを表示し、複写モード設定中では、設
定する内容を表示する。
【0039】図4は、図3に示した縮小レイアウトキー
5040押下時の4in1モードでの原稿サイズ混載縮
小レイアウトの一例を示す図であり、(a)は原稿サイ
ズがA4,A3,A4の原稿OR1〜OR3をこの順番
で、用紙サイズA4に縮小レイアウトする場合に対応
し、原稿サイズ混載縮小レイアウトLT1に示すよう
に、最初のページには原稿OR1の画像Aの横に余白S
P1を作成し、次のページに対して原稿サイズ混載縮小
レイアウトLT2として原稿OR3を縮小してレイアウ
トを作成する場合に対応する。
【0040】(b)は原稿サイズがA3,A4,A4の
原稿OR11〜OR13をこの順番で、用紙サイズA4
に縮小レイアウトする場合に対応し、原稿サイズ混載縮
小レイアウトLT11に示すように、3ページ分を余白
なし状態でレイアウトを作成する場合に対応する。
【0041】(c)は原稿サイズがA3,A4,A3の
原稿OR21〜OR23をこの順番で、用紙サイズA4
に縮小レイアウトする場合に対応し、原稿サイズ混載縮
小レイアウトLT21に示すように、最初のページには
原稿OR22の画像Bの横に余白SP2を作成し、次の
ページに対して原稿サイズ混載縮小レイアウトLT22
として原稿OR23を縮小してレイアウトを作成する場
合に対応する。
【0042】図5は、図3に示した縮小レイアウトキー
5040押下時の2in1モードでの原稿サイズ混載縮
小レイアウトの一例を示す図であり、(a)は原稿サイ
ズがA4,A4,A3の原稿OR31〜OR33をこの
順番で、用紙サイズA4Rに縮小レイアウトする場合に
対応し、原稿サイズ混載縮小レイアウトLT31に示す
ように、最初のページには原稿OR31,OR32の画
像A,Bを作成し、次のページに対して原稿サイズ混載
縮小レイアウトLT32として原稿OR33を縮小して
作成する場合に対応する。(b)はA4,A3,A4の
原稿OR41〜OR43をこの順番で、用紙サイズA4
Rに縮小レイアウトする場合に対応し、原稿サイズ混載
縮小レイアウトLT41に示すように、最初のページに
は原稿OR41の画像Aを作成し、画像Aの隣に余白を
作成し、次のページに対して原稿サイズ混載縮小レイア
ウトLT42として原稿OR42の画像Bを縮小してレ
イアウトを作成し、次のページに対して原稿OR43の
画像Cを作成する場合に対応する。
【0043】以下、本実施形態と第1〜第7の発明の各
手段との対応及びその作用について図2等を参照して説
明する。
【0044】第1の発明は、積載されるサイズの異なる
複数枚の原稿を順次読取り位置に給送する原稿給送手段
(フィーダ108)と、前記原稿給送手段から給送され
る原稿枚数および原稿サイズを検知する原稿検知手段
(フィーダ108内に設けられるセンサ)と、前記原稿
給送手段から給送される原稿を読み取る画像読取り手段
(画像読取部101)と、前記画像読取り手段が読み取
った原稿画像情報を記憶する記憶手段(画像メモリ10
5)と、前記記憶手段に記憶された所定数の原稿画像を
選択される記録媒体のサイズに応じて確保されるレイア
ウト領域に展開させるレイアウトモード(4in1,2
in1)を設定する第1の設定手段(操作部106に設
けられる図3に示した縮小レイアウトキー5040)
と、前記原稿給送手段からサイズの異なる原稿を給送す
る原稿混載モードを設定する第2の設定手段(操作部1
06に設けられる図3に示した原稿混載キー5050)
と、前記第1および第2の設定手段により前記レイアウ
トモードおよび前記原稿混載モードが設定された場合
に、前記原稿検知手段が検知した各原稿サイズと選択さ
れる記録媒体サイズとに基づいて前記記憶手段に確保さ
れるレイアウト領域に対する各原稿画像のレイアウトを
決定する制御手段(CPU回路部107)とを有し、原
稿混載キー5050,縮小レイアウトキー5040によ
り前記原稿混載モードおよび前記レイアウトモードが設
定された場合に、フィーダ108内のセンサ(画像読取
部101内のセンサでもよい)が検知した各原稿サイズ
と選択される記録媒体サイズとに基づいて制御手段(C
PU回路部107がROMに記憶された制御プログラム
を実行して決定処理する)が前記記憶手段に確保される
レイアウト領域(第2の発明として、選択される記録媒
体サイズに基づいて等分割される複数の展開領域から構
成される)に対する各原稿画像のレイアウトを決定する
ので、給送する原稿枚数に応じてサイズの異なる各原稿
画像を最適にレイアウトすることができる。
【0045】第3の発明は、CPU回路部107は、各
原稿画像を所定の展開順序に基づいて各展開領域にレイ
アウトするので、原稿積載順に対応して展開すべき原稿
画像が欠落することのない最適なレイアウトを決定する
ことができる。
【0046】第4の発明によれば、CPU回路部107
は、前記原稿検知手段が検知した各原稿サイズに基づい
て連続する複数個の展開領域に対して各原稿画像情報を
レイアウトするので、原稿サイズの大きな原稿画像が欠
落することのない最適なレイアウトを決定することがで
きる。
【0047】第5の発明によれば、CPU回路部107
は、前記原稿検知手段が検知した各原稿サイズに基づい
て次に展開すべき展開領域を余白として、連続する複数
個の展開領域に対して各原稿画像情報をレイアウトする
ので、原稿積載順に対応して展開すべき原稿画像が欠落
する展開領域となる場合には、適宜余白を作成して原稿
サイズの大きな原稿画像が欠落することのない最適なレ
イアウトを決定することができる。
【0048】第6の発明は、フィーダ108は、積載さ
れる各原稿を先行給送して原稿枚数を検知するので、先
頭ページの原稿が他の原稿と分割されるレイアウトとな
ることを確実に防止することができる。
【0049】第7の発明は、CPU回路部107は、最
終ページ原稿から前記原稿給送手段から原稿を給送する
場合に、レイアウトすべき展開領域と前記原稿検知手段
により検知された原稿サイズとに基づいて前記記憶手段
にレイアウトされている各原稿画像情報の展開領域を移
動補正するので、積載された原稿の最終ページから原稿
画像を読み取る際に、読み取った原稿のサイズでは既に
レイアウトした原稿画像に影響がある場合には、既に展
開されている原稿画像を他の展開領域に移動出来るの
で、原稿を再読み取りすることなく処理できる。
【0050】図6は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第1の原稿カウント処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、フィーダ108の原稿台に積載される原稿
束中の最下位の原稿を最終ページ(下給紙)から、引き
込んで原稿枚数カウント処理に対応する。なお、(1)
〜(19)は各ステップを示す。
【0051】ステップ(1)では下給紙で行う場合に使
用する前回の原稿サイズ,前々回の原稿サイズを記憶し
ておくCPU回路部107のRAM上に確保される原稿
情報を蓄えるバッファのクリアを行うとともに、トータ
ルで原稿枚数がいくつあるかを示すバッファ上のトータ
ル画像枚数sumをクリアする(2)。
【0052】次いで、ステップ(3)では原稿を最終ペ
ージより1枚引き込んでステップ(4)に進み、引き込
んだ原稿のサイズをフィーダ108内のセンサで検知
し、ステップ(5)に進み、フラグflag(余白作成
時にセットされる)をクリアする。
【0053】次いで、ステップ(6)でCPU回路部1
07が前回引き込んだ原稿サイズがスモールサイズ(A
4,LTR以下の用紙)か、ラージサイズ(縦横がA
4,LTRより大きい用紙)だったかを前回の原稿サイ
ズバッファより読み出してチェックし、前回の原稿サイ
ズがスモールサイズであると判定した場合には、ステッ
プ(7)に進み、スモールサイズでないと判定した場合
には、ステップ(9)に進む。
【0054】そして、ステップ(7)ではCPU回路部
107が前々回引き込んだ原稿サイズがスモールサイズ
か、ラージサイズだったかを前々回の原稿サイズバッフ
ァより読み出してチェックし、前々回の原稿サイズがラ
ージサイズであると判定した場合には、ステップ(8)
に進み、ラージサイズでないと判定した場合はステップ
(9)に進む。
【0055】そして、ステップ(8)では、この時点で
余白作成の前提条件である原稿が後ろからラージ,スモ
ールでの順番の時に次にラージサイズのときに余白を作
成するという条件を今回のサイズを除いてクリアしてい
るためにフラグflagをセットし、ステップ(9)に
進み、今回の原稿サイズが、ラージサイズであるかどう
かをCPU回路部107がチェックし、ラージサイズで
あると判定した場合は、ステップ(11)に進み、ラー
ジサイズでないと判定した場合はステップ(10)に進
む。
【0056】そして、ステップ(10)では今回の画像
がスモールサイズであるためトータル画像枚数sumに
「1」をプラスして、ステップ(12)に進む。
【0057】一方、ステップ(9)で今回の画像がラー
ジサイズであると判定された場合には、ステップ(1
1)では今回の画像サイズがラージサイズであるためト
ータル画像枚数sumに「2」をプラスし、かつ、ステ
ップ(8)でチェックしておいた余白の前提条件が満た
されているならば、「1」を更にプラス(flagが
「1」の場合)し、ステップ(12)に進み、前回のサ
イズバッファを前々回のサイズバッファに移動する。
【0058】次いで、ステップ(13)では、今回のサ
イズバッファを前回のサイズバッファに移動し、ステッ
プ(14)に進み、引き込んだ原稿を排出し、ステップ
(15)に進み、今、行った原稿が最終紙かどうかのチ
ェックをCPU回路部107が行い、最終紙であると判
定した場合には、ステップ(16)に進み、最終紙でな
いと判定した場合には、ステップ(3)に戻り、最終紙
になるまでステップ(3)〜ステップ(14)を繰り返
す。
【0059】そして、ステップ(16)〜(18)で
は、最終チェックとして、前回のサイズがスモールで、
かつ、前々回のサイズがラージサイズの場合にトータル
画像枚数sumに「1」をプラスし、ステップ(19)
では、最終的にトータル画像枚数sumの値がどうなっ
たかをチェックし、原稿を読み込む際のデータとして、
処理を終了する。
【0060】図7は、本発明に係る画像処理装置に第1
の4in1レイアウト出力処理手順の一例を示すフロー
チャートである。なお、(1)〜(38)は各ステップ
を示す。なお、下給紙による画像形成には、必ず、図6
で示したような原稿枚数のチェックおよび原稿サイズチ
ェックが必要となる。図8は、図2に示したCPU回路
部107上のRAMに確保されるレイアウト展開領域を
示す模式図である。なお、「p%q]は「p」を「q」
で割った余りを意味する。
【0061】ステップ(1)では図6の処理により確定
しているトータル画像枚数sumを読み込んで、ステッ
プ(2)に進み、原稿を下給紙し、ステップ(3)に進
み、原稿サイズを検知し、ステップ(4)に進み、ステ
ップ(1)で読み込んできたトータル画像枚数sumを
「4」(4in1時)で割った余りadrsをCPU回
路部107のRAM上のバッファADRSにセットし、
ステップ(5)に進む。なお、バッファADRSは出力
用の記憶バッファに対してどこに原稿を記憶するのかを
記憶するバッファとして機能し、例えば、余りadrs
が「0」のとき出力バッファには原稿が記憶されていな
い状態であり、次に画像を記憶する場合には図8に示し
た領域dに記憶することになる。
【0062】また、余りadrsが「3」のときには図
8に示した領域cが記憶領域場所となる。しかし、この
場合、画像サイズがラージの場合は、図8に示した領域
cを余白とし領域adに記憶することとなる。
【0063】ステップ(5)では引き込んだ原稿のサイ
ズがラージサイズ(縦横がA4,LTRより大きい用
紙)ならばステップ(18)に進み、スモールサイズな
らばステップ(6)に進む。
【0064】そして、ステップ(6)では余りadrs
が「0」でないと判定した場合にはステップ(9)に進
み、「0」であると判定した場合ステップ(7)に進
み、引き込まれた原稿を読み込み領域dに記憶し、ステ
ップ(8)でバッファに対して領域dにはスモールサイ
ズが記憶されたことを示す状態情報を記憶し、ステップ
(17)に進む。
【0065】一方、ステップ(9)では余りadrsが
「1」であるかどうかを判定し、「1」でないと判定し
た場合にはステップ(12)に進み、「1」であると判
定した場合は、ステップ(10)に進み、引き込まれた
原稿を読み込み領域aに記憶し、ステップ(11)でバ
ッファに領域aには、スモールサイズが記憶されたこと
を示す情報を記憶し、ステップ(17)に進む。
【0066】そして、ステップ(12)では余りadr
sが「2」であるかどうかを判定して、「2」でないと
判定した場合にはステップ(15)に進み、余りadr
sが「2」であると判定した場合はステップ(13)に
進み、引き込まれた原稿を読み込み領域bに記憶し、ス
テップ(14)でバッファに領域bにはスモールサイズ
が記憶されたことを示す状態情報を記憶し、ステップ
(17)以降へ進む。
【0067】一方、ステップ(12)でNOと判定され
た場合には、ステップ(15)へ進み、引き込まれた原
稿を読み込み領域cに記憶し、ステップ(16)でバッ
ファに領域cにはスモールサイズが記憶されたことを示
す状態情報を記憶し、ステップ(17)に進み、スモー
ルサイズの画像を記憶したことからトータル画像枚数s
umの値を「1」マイナスし、ステップ(35)以降へ
進む。
【0068】一方、ステップ(5)でYESと判定され
た場合には、ステップ(18)で余りadrsが「0」
かどうかを判定して、「0」でないと判定された場合に
はステップ(21)に進み、「0」であると判定された
場合にはステップ(19)に進み、領域dだけでは画像
がラージサイズのため記憶できないので領域cを含めて
領域を2倍にし引き込まれた原稿を読み込み、領域cd
に対して画像を記憶し、ステップ(20)でバッファに
領域cdにはラージサイズが記憶されたことを示す状態
情報を記憶し、ステップ(30)以降に進む。
【0069】一方、ステップ(21)では余りadrs
が「2」かどうかを判定して、「2」以外であると判定
された場合にはステップ(24)へ進み、「2」である
と判定された場合にはステップ(22)に進み、領域b
だけでは画像がラージサイズのため記憶できないので領
域aを含めて領域を2倍にし、引き込まれた原稿を読み
込み領域abに対して画像を記憶し、ステップ(23)
でバッファに領域abにはラージサイズが記憶されたこ
とを示す状態情報を記憶し、ステップ(30)に進む。
【0070】そして、ステップ(24)では余りadr
sが「3」であるかどうかを判定して、「3」以外であ
ると判定された場合には、ステップ(31)以降へ進
み、「3」であると判定された場合にはステップ(2
5)へ進み、領域cだけでは画像がラージサイズのため
記憶できないので領域bを含めて領域を2倍にするが、
サイズが縦に分割されてしまうので、領域cをとばして
引き込まれた原稿を読み込み領域abに対して画像を記
憶し、ステップ(26)でバッファに領域abにはラー
ジサイズが記憶されたことを示す状態情報を記憶し、ス
テップ(27)で領域cに対して画像をクリアし余白と
する。そして、ステップ(28)でスモールサイズの余
白を記憶したことからトータル画像枚数sumの値を
「1」マイナスし、ステップ(29)に進み、領域cを
余白にしたことから、領域dがスモールサイズの記憶が
されている場合には領域cと領域dの画像の入れ替えを
行い、ステップ(30)に進み、ラージサイズの画像を
記憶したことからトータル画像枚数sumの値を「2」
マイナスし、ステップ(35)に進む。
【0071】一方、ステップ(24)で、NOと判定さ
れた場合には、ステップ(31)へ進み、領域aが記憶
されないで残っているが画像サイズがラージサイズのた
め、この領域では記憶することが不可能となり、sum
の値を「1」マイナスして(31)領域aを余白とし
(32)、ステップ(33)で領域bcdに対し、画像
の移動が行えるかどうかのチェックを行い、移動が行う
ことができる場合には画像を移動し出力結果が合うよう
にし(具体的には、領域aが余白になった為、先ず領域
bを見にいって、領域bがスモールサイズで記憶されて
いれば、領域bの画像を領域aにコピーし、領域bを余
白とする。次に、領域bが余白となった為、領域cを見
にいき、領域cにラージサイズが記憶されていれば、チ
ェック&移動は終了し、領域cにスモールが記憶されて
いるときには、領域cの画像を領域bにコピーし、領域
cを余白とする。次に、領域dを見にいき、領域dにス
モールサイズが記憶されていれば、領域dの画像を領域
cにコピーし、領域dを余白としてチェック&移動を終
了する)、ステップ(34)に進み、ラージサイズの画
像を記憶できない状態になったため、記憶された画像を
出力し原稿を引き込んだままステップ(4)に戻る。
【0072】そして、ステップ(35)では原稿を排出
し、ステップ(36)に進み、トータル画像枚数sum
の値を4(4in1時)で割った余りを再度計算し、余
りが「0」であると判定された場合にはステップ(3
7)に進み、出力動作を行い、ステップ(38)に進
む。
【0073】一方、ステップ(36)で割った余りが
「0」でないと判定された場合にはそのまま、ステップ
(38)に進み、現在引き込んでいる原稿が終了原稿か
どうかのチェックをセンサ出力状態から判定し、最終原
稿であると判定した場合には処理を終了し、最終原稿で
ないと判定した場合にはステップ(2)に戻る。
【0074】これにより、4in1モードと原稿混載モ
ードとが同時設定された場合でも、読み込まれる原稿サ
イズに応じて最適なレイアウトを決定でき、ユーザによ
る原稿サイズ調整のための前コピー処理を不要とするこ
とができる。
【0075】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
原稿下給紙による縮小レイアウト出力処理する場合につ
いて説明したが、原稿を上給紙する場合にも本発明を適
用することができる。以下、その実施形態について説明
する。
【0076】図9は、本発明に係る画像処理装置におけ
る第2の原稿カウント処理手順の一例を示すフローチャ
ートであり、フィーダ108の原稿台に積載される原稿
束中の最上位の原稿を先頭ページ(上給紙)から、引き
込んで原稿枚数カウント処理に対応する。なお、(1)
〜(11)は各ステップを示す。
【0077】ステップ(1)ではトータル画像枚数su
mをクリアし、ステップ(2)に進み、原稿を最初のペ
ージから引き込み(上給紙)、ステップ(3)に進み、
原稿サイズを検知し、ステップ(4)で検知した原稿サ
イズがラージサイズであるかのどうかを判定し、ラージ
サイズでないと判定した場合には、ステップ(5)に進
み、原稿がスモールサイズであるからトータル画像枚数
sumの値を「1」プラスし、ステップ(9)に進む。
【0078】一方、ステップ(4)でラージサイズであ
ると判定した場合には、ステップ(6)で現在のトータ
ル画像枚数sumの値が奇数かどうかのチェックを行
い、奇数であると判定された場合にはステップ(7)に
進み、現在のトータル画像枚数sumの値が奇数で今回
引き込んだ原稿サイズがラージサイズのため余白を設け
る意味でトータル画像枚数sumの値を「1」プラス
し、ステップ(8)に進む。
【0079】一方、ステップ(6)で奇数でないと判定
された場合にはステップ(8)に進む。そして、ステッ
プ(8)において、ラージサイズであるからトータル画
像枚数sum値を「2」プラスし、ステップ(9)に進
み、原稿を排出する。
【0080】次いで、ステップ(10)では今排出した
原稿が最終原稿であるかどうかを判定し、最終原稿でな
いと判定した場合にはステップ(2)に戻る。
【0081】一方、ステップ(10)で最終原稿である
と判定した場合には、ステップ(11)でトータル画像
枚数sumの値をチェックして、処理を終了する。
【0082】図10は、本発明に係る画像処理装置に第
2の4in1レイアウト出力処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(30)は各ステッ
プを示す。
【0083】ステップ(1)では記憶されている領域の
場所を示すバッファをクリアし、ステップ(2)に進
み、原稿を上給紙し、ステップ(3)に進み、原稿サイ
ズを図示しないセンサで検知してステップ(4)に進
み、検知した原稿サイズがラージサイズかどうかを判定
して、ラージサイズであると判定した場合はステップ
(5)に進み、ラージサイズでないと判定した場合には
ステップ(16)以降に進む。
【0084】そして、ステップ(5)では余りadrs
が「1」かどうかを判定して、「1」であると判定した
場合には、ステップ(6)に進み、領域bをクリアし余
白とし、ステップ(7)に進み、余りadrsを余白分
「1」プラスして、ステップ(4)に戻る。
【0085】一方、ステップ(5)で余りadrsが
「1」でないと判定された場合は、ステップ(8)で、
余りadrsが「3」かどうかを判定して、余りadr
sが「3」であると判定された場合にはステップ(9)
に進み、領域dをクリアし余白とし、ステップ(10)
に進み、出力を行い、ステップ(11)に進み、余りa
drsを「0」にクリアしステップ(4)に戻る。
【0086】一方、ステップ(8)で余りadrsが
「3」でないと判定された場合は、ステップ(12)で
は余りadrsが「0」かどうかを判定して、余りad
rsが「0」であると判定された場合にはステップ(1
3)に進み、引き込まれた原稿を読み込み、領域abに
記憶しステップ(15)以降へ進む。
【0087】一方、ステップ(12)で余りadrsが
「0」でないと判定された場合は、ステップ(14)へ
進み、引き込まれた原稿を読み込み、領域cdに記憶
し、ステップ(15)に進む。そして、ステップ(1
5)において余りadrsに対して「2」プラス(ラー
ジサイズ分)して、ステップ(24)以降へ進む。
【0088】一方、ステップ(4)で原稿サイズがラー
ジサイズでないと判定された場合には、余りadrsが
「0」かどうかを判定し、余りadrsが「0」である
と判定された場合には、ステップ(17)に進み、引き
込まれた原稿を読み込み、領域aに記憶してステップ
(23)以降へ進む。
【0089】一方、ステップ(16)で余りadrsが
「0」でないと判定された場合には、ステップ(18)
に進み、余りadrsが「1」かどうかを判定し、余り
adrsが「1」であると判定された場合には、ステッ
プ(19)に進み、引き込まれた原稿を読み込み領域b
に記憶しステップ(23)以降に進む。
【0090】一方、ステップ(18)で余りadrsが
「1」でないと判定された場合には、ステップ(20)
に進み、余りadrsが「2」かどうかを判定し、余り
adrsが「2」であると判定された場合には、ステッ
プ(21)に進み、引き込まれた原稿を読み込み領域c
に記憶しステップ(23)以降に進む。
【0091】一方、ステップ(20)で余りadrsが
「2」でないと判定された場合には、ステップ(22)
に進み、引き込まれた原稿を読み込み領域dに記憶し、
ステップ(23)以降に進む。
【0092】次いで、ステップ(23)で余りadrs
に対して「1」プラス(スモールサイズ分)して、ステ
ップ(24)に進む。そして、ステップ(24)におい
て、引き込んだ原稿を排出し、ステップ(25)に進
み、余りadrsが「4」かどうかを判定し、「4」で
ないと判定された場合には、ステップ(28)以降に進
む。
【0093】一方、ステップ(25)で余りadrsが
「4」であると判定された場合には、ステップ(26)
に進み、出力処理を行い、ステップ(27)に進み、余
りadrsを「0」クリアして、ステップ(28)に進
む。そして、ステップ(28)において今排出した原稿
が最終原稿であるかどうかを判断し、最終原稿であるな
らばステップ(29)に進み、最終原稿でなければステ
ップ(2)に戻る。
【0094】そして、ステップ(29)では最終原稿が
終了した時点で余りadrsが「0」かどうかを判定し
て、余りadrsが「0」でないと判定された場合には
ステップ(30)に進み、残った記憶されている領域を
出力して、処理を終了する。
【0095】一方、ステップ(29)で、余りadrs
が「0」であると判定された場合には、そのまま処理を
終了する。
【0096】これにより、2in1モードと原稿混載モ
ードとが同時設定された場合でも、読み込まれる原稿サ
イズに応じて最適なレイアウトを決定でき、ユーザによ
る原稿サイズ調整のための前コピー処理を不要とするこ
とができる。
【0097】以下、本実施形態と第8の発明の各工程と
の対応及びその作用について図6,図7,図9,図10
等を参照して説明する。
【0098】第8の発明は、原稿給送装置(フィーダ1
08)に積載されるサイズの異なる複数枚の原稿を順次
読取り位置に給送して読み取られる原稿画像情報を記憶
装置(画像メモリ105)に蓄積して編集可能な画像処
理装置のレイアウト編集出力方法において、前記記憶装
置に記憶された所定数の原稿画像を選択される記録媒体
のサイズに応じて確保されるレイアウト領域に展開させ
るレイアウトモードと前記原稿給送装置からサイズの異
なる原稿を給送する原稿混載モードとが操作部106に
設けられる図3に示した縮小レイアウトキー5040,
原稿混載キー5050により設定された場合に、フィー
ダ108に積載されるサイズの異なる複数枚の原稿を給
送して原稿枚数を検知する検知工程(図6,図9に示す
各ステップ)と、前記原稿給送装置から給送される原稿
サイズと選択される記録媒体サイズと、前記原稿枚数と
に基づいて前記記憶装置に確保されるレイアウト領域に
対する各原稿画像のレイアウトを決定する決定工程(図
7,図10に示す各ステップ)とをCPU回路部107
のROMに記憶された制御プログラムを図示しないCP
Uが実行することにより、給送する原稿枚数に応じてサ
イズの異なる各原稿画像を最適にレイアウトする。
【0099】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0100】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第
1,第2の発明によれば、第1および第2の設定手段に
より前記レイアウトモードおよび前記原稿混載モードが
設定された場合に、前記原稿検知手段が検知した各原稿
サイズと選択される記録媒体サイズとに基づいて制御手
段が前記記憶手段に確保されるレイアウト領域に対する
各原稿画像のレイアウトを決定するので、給送する原稿
枚数に応じてサイズの異なる各原稿画像を最適にレイア
ウトすることができる。
【0102】第3の発明によれば、前記制御手段は、各
原稿画像を所定の展開順序に基づいて各展開領域にレイ
アウトするので、原稿積載順に対応して展開すべき原稿
画像が欠落することのない最適なレイアウトを決定する
ことができる。
【0103】第4の発明によれば、前記制御手段は、前
記原稿検知手段が検知した各原稿サイズに基づいて連続
する複数個の展開領域に対して各原稿画像情報をレイア
ウトするので、原稿サイズの大きな原稿画像が欠落する
ことのない最適なレイアウトを決定することができる。
【0104】第5の発明によれば、前記制御手段は、前
記原稿検知手段が検知した各原稿サイズに基づいて次に
展開すべき展開領域を余白として、連続する複数個の展
開領域に対して各原稿画像情報をレイアウトするので、
原稿積載順に対応して展開すべき原稿画像が欠落する展
開領域となる場合には、適宜余白を作成して原稿サイズ
の大きな原稿画像が欠落することのない最適なレイアウ
トを決定することができる。
【0105】第6の発明によれば、前記原稿給送手段
は、積載される各原稿を先行給送して原稿枚数を検知す
るので、先頭ページの原稿が他の原稿と分割されるレイ
アウトとなることを確実に防止することができる。
【0106】第7の発明によれば、前記制御手段は、最
終ページ原稿から前記原稿給送手段から原稿を給送する
場合に、レイアウトすべき展開領域と前記原稿検知手段
により検知された原稿サイズとに基づいて前記記憶手段
にレイアウトされている各原稿画像情報の展開領域を移
動補正するので、積載された原稿の最終ページから原稿
画像を読み取る際に、読み取った原稿のサイズでは既に
レイアウトした原稿画像に影響がある場合には、既に展
開されている原稿画像を他の展開領域に移動出来るの
で、原稿を再読み取りすることなく処理できる。
【0107】第8の発明によれば、原稿給送装置に積載
されるサイズの異なる複数枚の原稿を順次読取り位置に
給送して読み取られる原稿画像情報を記憶装置に蓄積し
て編集可能な画像処理装置のレイアウト編集出力方法に
おいて、前記記憶装置に記憶された所定数の原稿画像を
選択される記録媒体のサイズに応じて確保されるレイア
ウト領域に展開させるレイアウトモードと前記原稿給送
装置からサイズの異なる原稿を給送する原稿混載モード
とが設定された場合に、前記原稿給送装置に積載される
サイズの異なる複数枚の原稿を給送して原稿枚数を検知
しておき、前記原稿給送装置から給送される原稿サイズ
と選択される記録媒体サイズと、前記原稿枚数とに基づ
いて前記記憶装置に確保されるレイアウト領域に対する
各原稿画像のレイアウトを決定するので、給送する原稿
枚数に応じてサイズの異なる各原稿画像を最適にレイア
ウトすることができる。
【0108】従って、簡単な操作で、サイズの異なる原
稿が連続的に給送される場合でも原稿画像を最適にレイ
アウトした編集画像を効率よく得ることができる等の効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な画像処理装置の構成を説明
する概略断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の制
御構成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示した操作部の構成を説明する平面図で
ある。
【図4】図3に示した縮小レイアウトキー押下時の4i
n1モードでの原稿サイズ混載縮小レイアウトの一例を
示す図である。
【図5】図3に示した縮小レイアウトキー押下時の2i
n1モードでの原稿サイズ混載縮小レイアウトの一例を
示す図である。
【図6】本発明に係る画像処理装置における第1の原稿
カウント処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る画像処理装置に第1の4in1レ
イアウト出力処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図8】図2に示したCPU回路部上のRAMに確保さ
れるレイアウト展開領域を示す模式図である。
【図9】本発明に係る画像処理装置における第2の原稿
カウント処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係る画像処理装置に第2の4in1
レイアウト出力処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
101 画像読取部 102 画像処理部 103 画像データセレクタ 104 画像記録部 105 画像メモリ 106 操作部 107 CPU回路部 108 フィーダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載されるサイズの異なる複数枚の原稿
    を順次読取り位置に給送する原稿給送手段と、前記原稿
    給送手段から給送される原稿枚数および原稿サイズを検
    知する原稿検知手段と、前記原稿給送手段から給送され
    る原稿を読み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手
    段が読み取った原稿画像情報を記憶する記憶手段と、前
    記記憶手段に記憶された所定数の原稿画像を選択される
    記録媒体のサイズに応じて確保されるレイアウト領域に
    展開させるレイアウトモードを設定する第1の設定手段
    と、前記原稿給送手段からサイズの異なる原稿を給送す
    る原稿混載モードを設定する第2の設定手段と、前記第
    1および第2の設定手段により前記レイアウトモードお
    よび前記原稿混載モードが設定された場合に、前記原稿
    検知手段が検知した各原稿サイズと選択される記録媒体
    サイズとに基づいて前記記憶手段に確保されるレイアウ
    ト領域に対する各原稿画像のレイアウトを決定する制御
    手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記レイアウト領域は、選択される記録
    媒体サイズに基づいて等分割される複数の展開領域から
    構成されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、各原稿画像を所定の展
    開順序に基づいて各展開領域にレイアウトすることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記原稿検知手段が検
    知した各原稿サイズに基づいて連続する複数個の展開領
    域に対して各原稿画像情報をレイアウトすることを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記原稿検知手段が検
    知した各原稿サイズに基づいて次に展開すべき展開領域
    を余白として、連続する複数個の展開領域に対して各原
    稿画像情報をレイアウトすることを特徴とする請求項1
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿給送手段は、積載される各原稿
    を先行給送して原稿枚数を検知することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、最終ページ原稿から前
    記原稿給送手段から原稿を給送する場合に、レイアウト
    すべき展開領域と前記原稿検知手段により検知された原
    稿サイズとに基づいて前記記憶手段にレイアウトされて
    いる各原稿画像情報の展開領域を移動補正することを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 原稿給送装置に積載されるサイズの異な
    る複数枚の原稿を順次読取り位置に給送して読み取られ
    る原稿画像情報を記憶装置に蓄積して編集可能な画像処
    理装置のレイアウト編集出力方法において、前記記憶装
    置に記憶された所定数の原稿画像を選択される記録媒体
    のサイズに応じて確保されるレイアウト領域に展開させ
    るレイアウトモードと前記原稿給送装置からサイズの異
    なる原稿を給送する原稿混載モードとが設定された場合
    に、前記原稿給送装置に積載されるサイズの異なる複数
    枚の原稿を給送して原稿枚数を検知する検知工程と、前
    記原稿給送装置から給送される原稿サイズと選択される
    記録媒体サイズと、前記原稿枚数とに基づいて前記記憶
    装置に確保されるレイアウト領域に対する各原稿画像の
    レイアウトを決定する決定工程とを有することを特徴と
    する画像処理装置のレイアウト編集出力方法。
JP19730796A 1996-07-26 1996-07-26 画像処理装置および画像処理装置のレイアウト編集出力方法 Pending JPH1042127A (ja)

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JP19730796A JPH1042127A (ja) 1996-07-26 1996-07-26 画像処理装置および画像処理装置のレイアウト編集出力方法

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