JPH08139866A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

画像形成装置及びその制御方法

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JPH08139866A
JPH08139866A JP6277356A JP27735694A JPH08139866A JP H08139866 A JPH08139866 A JP H08139866A JP 6277356 A JP6277356 A JP 6277356A JP 27735694 A JP27735694 A JP 27735694A JP H08139866 A JPH08139866 A JP H08139866A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
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state
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JP6277356A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kaneko
敏 金子
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
Masahiro Serizawa
雅弘 芹澤
Tokuji Kaneko
徳治 金子
Hirohiko Kishimoto
浩彦 岸本
Koichi Takahashi
弘一 高橋
Masanobu Taira
昌宣 平
Akihiko Sato
明彦 佐藤
Noriaki Matsui
規明 松井
Yoshio Mizuno
水野  善夫
Yasuo Fukada
泰生 深田
Yoshihiro Hosomi
芳弘 細見
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】文字認識手段の状態に応じて画像形成装置を予
熱状態へ移行、又は解除し、節電を行う。 【構成】画像読み取り機能及び文字認識機能を有する画
像形成装置において、文字認識部33の状態を判断し、
例えば、画像読み取り中、又は文字認識処理中であれば
CPU回路部26が画像記録部24を予熱状態に移行さ
せ、処理が終了すれば、予熱状態を解除するように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば文字認識手段を
備えた画像形成装置、或いは文字認識手段と画像読取手
段とを有するOCRのプリンタとして機能する画像形成
装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置では、文字
認識手段、或いは文字認識手段と画像読取手段とを備え
たOCRの状態にかかわらず、画像形成装置が予熱状態
に移行したり、予熱状態から解除したり、予熱状態を継
続したりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来例
では、文字認識に多くの時間がかかった場合、画像形成
装置が予熱状態に入らず節電されないという問題点があ
った。
【0004】また、OCRのプリンタとしての機能を有
する画像形成装置が予熱状態にある場合、OCRで画像
の読み取りを開始できなかったり、画像形成装置の予熱
状態を画像形成装置で解除してからOCRで読み取りを
開始しなければならない、という問題点もあった。
【0005】本発明は、上記従来例の問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、文字認識
手段の状態に応じて画像形成装置を予熱状態へ移行、或
いは解除するように制御する画像形成装置及びその制御
方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明の画像形成
装置は以下の構成を備える。
【0006】即ち、文字認識手段の状態を判断する判断
手段と、前記判断手段での判断結果に応じて、画像形成
装置を予熱状態へ移行、或いは解除するように制御する
制御手段とを備える。
【0007】かかる構成において、文字認識手段の状態
を判断し、その判断結果に応じて、画像形成装置を予熱
状態へ移行、或いは解除するように制御する。
【0008】また上記目的を達成するために、本発明に
よる画像形成装置の制御方法は以下の工程を有する。
【0009】即ち、文字認識手段の状態を判断する判断
工程と、前記判断工程での判断結果に応じて、画像形成
装置を予熱状態へ移行、或いは解除するように制御する
制御工程とを有する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係る好適
な一実施例を詳細に説明する。
【0011】[第1の実施例] <装置の構成>図1は、OCRと画像形成装置とで構成
される第1の実施例における画像形成システムの制御ブ
ロック図である。
【0012】まず、画像形成装置側のブロックを説明す
る。画像読取部21は、原稿画像の反射光を入力する光
学系、その光学系に入力された反射光をアナログ信号に
変換するCCD、そのCCDから受け取ったアナログ信
号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータ等で構成
され、原稿画像を読み取り、画像データセレクタ22に
送出する。画像データセレクタ22は、後述するI/F
部25より送出されたデータを画像処理部23に送出す
るパスと、画像読取部21より送出されたデータを画像
処理部23に送出するパスを、後述するCPU回路部2
6の指示により切り換えるデータバス切り換え回路や、
画像読取部21で読み取った画像データとI/F部25
を介して後述するOCRから送出された画像データの合
成回路等で構成される。画像処理部23は、シェーディ
ング補正回路、光色濃度変換回路、及びユーザの指示に
基づいて画像の変倍、移動、装飾等の編集を行う画像編
集回路等で構成され、画像データセレクタ22より入力
した画像を補正及び編集し、画像記録部24へ送出す
る。
【0013】画像記録部24は、画像データセレクタ2
2より送出された画像データの濃度信号に基づいて記録
紙に画像を複写する。I/F部25は、後述するCPU
回路部26の指示により、OCRからの文字情報及び制
御信号をCPU回路部26に送出、若しくはOCRから
の画像データを画像データセレクタ22に送出する。C
PU回路部26は、画像形成装置全体の制御を行うもの
で、制御プログラム、エラー処理プログラム等を格納す
るROMと、各種プログラムのワークエリア等のために
使用されるRAMと、各種タイマー制御部等を有して構
成されている。操作部27は、画像処理部23に対する
画像編集内容、コピー枚数、変倍率等の画像形成動作等
を指示する各種のキー群と、操作時の内容を表示する表
示部等を有している。操作部27の構成については、図
3を参照して更に後述する。
【0014】次に、OCR側のブロックを説明する。C
PU回路部30は、OCR装置全体の制御を行うもの
で、制御プログラム、エラー処理プログラム等を格納す
るROMと、各種プログラムのワークエリア等のために
使用されるRAMと、各種タイマー制御部等を有して構
成されている。画像読取部31は、原稿画像の反射光を
入力する光学系、その光学系に入力された反射光をアナ
ログ信号に変換するCCD、そのCCDから受け取った
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバー
タ等で構成され、原稿画像を読み取り、画像メモリ32
に送出する。文字認識部33は、画像メモリ32に読み
込まれた画像から1文字ずつのイメージ(文字パター
ン)を切り出して文字認識を行うもので、文字認識処理
に使用される辞書を内蔵している。
【0015】I/F部34は、CPU回路部30の指示
により、文字認識部33からの文字情報及び画像読み取
り開始信号や文字認識率、認識速度、認識時間等文字認
識に関する情報や後述する翻訳部65の翻訳時間等の文
字情報後処理時間を画像形成装置のI/F部25に送出
し、画像読取部31で読み取った画像メモリ32からの
画像データを画像形成装置のI/F部25に送出する。
【0016】このOCRと画像形成装置とのインターフ
ェイスにより、画像形成装置が予熱状態のときにOCR
の読み取りが開始された場合、その予熱状態を解除でき
る。また、画像形成装置の割込モード等のモードをOC
Rの文字認識時間等の状態により、有効又は無効にでき
る。その場合には、操作部27にその旨を表示する。更
に、画像形成装置が画像形成可能でない場合において
も、画像形成装置の定着器の定着温度が画像形成可能な
温度に達する以前等の画像形成準備状態の場合には、O
CRでの読み込み及び文字認識は可能にする。
【0017】そして、翻訳部35は、文字認識部33か
らの文字情報を基に英語を日本語に翻訳するものであ
る。もちろん言語は各国どの言語でもよい。
【0018】図2は、画像形成装置の構造を示す概略断
面図である。図2において、原稿台ガラス2面上に原稿
が置かれ(若しくは原稿搬送装置1に原稿が載置され)
た後、操作部27のコピースタートキーが押されると、
スキャナー3のランプが点灯し、かつスキャナーユニッ
ト4が移動して原稿を照射する。原稿からの反射光はミ
ラー5、6、7を介してレンズ8を通過し、その後イメ
ージセンサ部9に入力される。
【0019】イメージセンサ部9に入力された画像は、
図1のCPU回路部26により制御される画像処理部2
3によって処理され、直接露光制御部10に入力される
か、或いは一旦、図示しない画像メモリに記憶された
後、再び読み出され、露光制御部10に入力される。そ
して、露光制御部10にて光信号に変換され、画像信号
に従って変調されて感光体11を照射する。この照射に
よって感光体11上に作られた潜像は現像器12或いは
13によって現像される。この潜像タイミングに合わせ
て、被転写紙積載部14或いは15より転写紙が搬送さ
れ、転写部16において、現像されたトナー像が転写さ
れる。そして、転写されたトナー像は定着部17にて被
転写紙に定着された後、排紙部18より装置外部のトレ
ー20に排出される。19は方向フラッパであり、画像
形成の終了した被転写紙の搬送方向を排紙口と内部搬送
方向に切り換え、多重/両面画像形成プロセスに備え
る。 <操作部の説明>図3は、実施例における操作部27の
構成を示す外観図である。図示するように、この操作面
には、各種のキーと液晶表示装置等のドットマトリック
スで構成される表示部とが配置されている。図におい
て、501は本装置への通電を制御する電源スイッチで
ある。502はリセットキーであり、本装置がスタンバ
イ中は標準モードに復帰させるキーとして動作する。5
03はコピースタートキーである。504はクリアキー
であり、数値をクリアする時に用いる。505は暗証キ
ーであり、このキーにより特定の操作者に対しては複写
動作を可能にし、その他の操作者に対しては暗証キーに
より暗証番号を入力しない限り複写動作を禁止すること
が可能となる。506はストップキーであり、複写動作
を中断したり、中止したりする時に用いるキーである。
またOCRによる画像読み取りや、文字認識を中止する
時に使用する。
【0020】507はガイドキーであり、各機能を知り
たい時に使用するキーである。508は上カーソルキー
であり、各機能設定画面においてポインターを上に移動
させるキーである。509は下カーソルキーであり、各
機能設定画面においてポインターを下に移動させるキー
である。510は右カーソルキーであり、各機能設定画
面においてポインターを右に移動させるキーである。5
11は左カーソルキーであり、各機能設定画面において
ポインターを左に移動させるキーである。512はOK
キーであり、各機能設定画面において、これで良い場合
に押す。513は各機能設定画面において後述する表示
画面の右下に出力されたことを実行するときに押す。
【0021】514は定型縮小キーであり、定型サイズ
を定型サイズに縮小するときに使用する。515は等倍
コピーを選択するときに使用する。516は定型拡大キ
ーであり、定型サイズを定型サイズに拡大するときに使
用する。517はカセット選択キーであり、複写を行う
カセット段を選択する。518はコピー濃度調整キーで
あり、濃度を薄くする。519はAEキーであり、原稿
の濃度に対してコピー濃度を自動的に調整する。520
はコピー濃度調整キーであり、濃度を濃くする。521
はソーターキーであり、ソーターの動作を指定するキー
である。522は予熱キーであり、予熱モードのON/
OFFに使用する。523は割り込みキーであり、コピ
ー中に割り込みコピーをしたいときに押下する。ここ
で、OCRが読み取り中で、翻訳システム等の文字認識
後の処理時間が多くかかる場合には割り込みを許可し、
スループットを向上させる。また、重要な原稿に対する
処理中は割り込みを禁止する。524はテンキーであ
り、数値入力を行うときに使用する。
【0022】525はマーカー指定キーであり、マーカ
ーで囲んだエリアの処理で、トリミング、マスキング、
部分処理(輪郭処理、網処理、影付け処理、ネガポジ処
理)を設定する。526はパターン化キーであり、色を
パターン化して表現したり、色を濃度差で表現したりす
るときに使用する。527は色消去キーであり、特定色
を消したいときに使用する。528は画質キーであり、
画質の設定を行うときに使用する。529はネガポジキ
ーであり、ネガポジ反転を行うときに使用する。530
はイメージクリエイトキーであり、輪郭処理、影付け処
理、網処理、斜体処理、鏡像処理、イメージリピート処
理を行うときに押下する。531はトリミングキーであ
り、エリアを指定し、トリミングをするときに使用す
る。532はマスキングキーであり、エリアを指定し、
マスキングをするときに使用する。533は部分処理キ
ーであり、エリアを指定し、その後、部分処理(輪郭処
理、網処理、影付け処理、ネガポジ処理)を設定する。
534は枠消しキーであり、モードに合わせて枠消しを
行うときに使用する。モードとしては、シート枠消し
(シートサイズに対して枠を作成する。)、原稿枠消
し、(原稿サイズに合わせて枠を作成する。原稿サイズ
指定有り)、ブック枠消し(ブックの見開きサイズに合
わせて枠と中央に空白を作成する。ブック見開きサイズ
指定有り)がある。535は綴じキーであり、用紙の一
端に綴じ代(1〜20mm)を作成したいときに使用す
る。536は移動キーであり、移動を行いたいときに使
用する。移動には、平行移動(上下左右)、センター移
動、コーナー移動(4コーナー)、指定移動(ポイント
移動)がある。537はズームキーであり、複写倍率を
25%〜400%まで、1%刻みで設定できる。また、
主走査、副走査を独立に設定できる。538はオート変
倍キーであり、複写紙のサイズに合わせて自動的に拡大
縮小する。また、主走査、副走査を独立にオート変倍で
きる。539は拡大連写キーであり、原稿を複数米に拡
大して複写を行うときに使用する。
【0023】540は縮小レイアウトキーであり、2枚
の原稿を1枚に拡大縮小して複写を行うときに使用す
る。また、4枚の原稿を拡大縮小して複写を行うときに
使用する。541は表紙キーであり、表紙又は表、裏表
紙を作成したいときに使用する。表紙又は表、裏表紙を
作り、その表紙、裏表紙に複写を行うかどうかを設定す
る。542はOHP中差しキーであり、OHPを複写す
るときに紙を中差ししたいときに使用する。このモード
では中差し紙にコピーを作成するかしないかを設定す
る。543は連写キーであり、原稿台ガラス面の複写領
域を左右に2分割し、自動的に2枚のコピーをする連続
複写を行いたいときに使用する(ページ連写、両面連
写)。544は両面キーであり、両面の出力を行いたい
ときに使用する(片面両面、ページ連写両面、両面両
面)。
【0024】545は多重キーであり、多重を行いたい
ときに使用する(多重、ページ連写多重)。546はオ
プションメモリーキーであり、オプションのメモリーの
設定を行うときに使用する。547はプロジェクターキ
ーであり、プロジェクターを使用するときに使用する。
548はプリンターキーであり、プリンター時の設定を
行うときに使用する。OCRで読み取った画像の拡大縮
小のモードの選択や、文字認識の結果の翻訳等の設定に
用いる。549はユーザーモードキーであり、装置の仕
様設定を行うときに使用する。550は原稿混載キーで
あり、フィーダーを使用してコピーを取るときや、原稿
サイズが混載しているときに使用する。551はモード
メモリキーであり、複写設定された複写モードを登録す
るため、登録された複写モードを呼び出すときに使用す
る。552は表示画面であり、装置の状態、複写枚数、
複写倍率、複写用紙サイズを表示し、複写モード設定中
では、設定する内容を表示します。
【0025】OCRで文字認識処理中、若しくは文字認
識後の翻訳等の処理中は、その旨を表示画面560に表
示する。また、画像形成のモードを指定するキーに関し
てはOCRの状態(文字認識時間等)に応じて許可した
り、禁止したりする。 <動作の説明>次に、図4を用いて、第1の実施例にお
ける動作を説明する。
【0026】まず、画像形成装置において、OCRが接
続されているか否かをOCRと画像形成装置のI/F部
34,25の初期通信により判断し(ステップS10
1)、YESの場合には、翻訳部35が接続されている
か否かを判断する(ステップS102)。ここで、接続
されているか否かは上述の初期通信でのOCRから画像
形成装置への情報を用いて判断し、YESの場合には、
現在OCRにより画像の読み取り中か否かを判断する
(ステップS103)。ここでの判断も、OCRと画像
形成装置のI/F部で常時行われている通信により授受
される情報を用いて判断する。
【0027】ステップS103の判断でYESの場合に
は、翻訳部35での処理時間がある一定時間以上かかる
か否かを判断する(ステップS104)。ある一定以上
の処理時間は画像形成装置の予熱状態から通常の予熱を
解除した状態への移行時間や、定着器のみ、操作部のみ
等の画像形成装置の予熱の実施状態等の画像形成装置の
機能と、画像情報転送時間等のOCRで読み込む原稿サ
イズ等のOCRの処理時間を総合的に判断して定められ
る。
【0028】次に、ステップS104の判断でYESの
場合には、画像形成装置を予熱状態に移行する(ステッ
プS105)。移行する場合は画像形成装置が画像形成
可能状態である事が必要である。予熱状態は定着器の温
度を通常の温調温度より低くする。また、そのときに、
その旨を表示するかLED及びLCDを消灯する。
【0029】一方、上述のステップS101〜S104
の判断でNOの場合には、画像形成装置は予熱状態を解
除する(ステップS106)。その場合には、定着器の
温度を通常の温調にする。また、そのときに、表示部を
通常の表示に戻す。
【0030】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、OCRのプリンタとしての機能を有する画像形成装
置をOCRの状態に応じて予熱状態に移行、或いは解除
するように制御することで、装置のスループットを向上
させると共に利用者の利便性を向上させる効果がある。
【0031】[第2の実施例]次に、図5を用いて、第
2の実施例における画像形成装置の制御ブロック図を説
明する。第2の実施例は、画像形成装置にOCR機能を
含む場合である。
【0032】図において、原稿100は画像読取部20
0により光学的に読み取られ、原稿100からの反射光
がレンズ201よりCCD202を通してA/D変換を
行うA/Dコンバータ203に入力され、A/D変換後
の信号が画像処理部300に入力される。画像処理部3
00では、シェーディング補正回路301にてシェーデ
ィング補正が行われ、モード切換回路302にて画像処
理設定モードであるか複写モードであるかにより切り換
えが行われる。通常の複写モードであるならば光色濃度
変換回路303にて濃度変換され、画像編集部304へ
と入力される。ここでは、画像処理設定等の設定が記憶
されている制御部400のRAM403からデータ処理
回路700に移りデータの設定処理が行われ、画像編集
部304に組み込まれ、画像信号の処理が行われる。そ
して画像処理部300での処理を終了すると、画像記録
部800へと入力される。この画像記録部800は転写
紙等の搬送を行うモータ等の制御回路や、画像処理部3
00より入力されたビデオ信号を感光ドラムに書き込む
レーザ記録回路部、及び現像を行う現像制御回路で構成
される。
【0033】また、モード切り換え回路302で画像処
理設定モードであれば認識部600へと進む。認識部6
00では、最初に文字認識回路601に進み、入力画像
から1文字ずつのイメージ(文字パターン)を切り出し
て文字認識を行う。文字認識回路601には、文字認識
のための辞書を内蔵している。文字認識が終了すると自
然言語解析回路602に進む。自然言語解析回路602
の入力は、1文字毎の文字コードでこの文字コードをま
とめて解析し、文章にすると共に、その文章の意味を解
析し、知識コードに変換する。自然言語解析が終了する
と、モード変換回路603に進む。モード変換回路60
3では、自然言語解析回路602で生成された知識コー
ドが、どの画像処理設定の内容に一致するかを推論する
推論回路を有する。尚、制御部400のROM402及
びRAM403には一般的な知識ベースと装置固有の知
識ベースが備えられており、装置固有の知識ベースは画
像処理設定モードが行われる毎に記憶され、装置独自で
学習されていく。
【0034】推論回路で知識コードが画像処理設定の内
容に一致すると、そのまま画像処理モードに変換され
る。また知識コードと画像処理設定の内容が一致しない
場合には、知識コードに基づいて制御部400のCPU
401が操作部500上に最適なモード設定の画面を表
示し、設定を行うようにする。設定が操作部500上で
行われると、その画像処理モードは制御部400のRA
M403に記憶される。また、その知識コードと画像処
理設定の内容をリンクさせてRAM403に記憶する。
そして、モード変換回路603での処理が終了する。
【0035】また、操作部500は、画像処理部300
に対する画像編集内容、コピー枚数、変倍率等の画像複
写動作等を指示する各種キー群や、各種LED群、及び
操作時の内容を表示する表示部などを有している。尚、
操作部500、及び画像形成装置の構成は第1の実施例
と同様である。 <動作の説明>次に、図6を用いて、第2の実施例にお
ける動作を説明する。
【0036】まず、画像形成装置内にOCR機能が搭載
されているか否かを判断し、NOの場合にはこの判断を
繰り返す(ステップS201)。一方、YESの場合に
は、認識部600の文字認識回路601で文字認識中か
否かを判断し、YESの場合には、その判断を繰り返す
(ステップS202)。一方、NOの場合には、文字認
識した結果、文字認識不可能領域があるか否かを判断し
(ステップS203)、YESの場合には、画像形成装
置を予熱状態、即ち、定着器の温調温度を少し下げる
(ステップS204)。その後、操作部500により文
字認識不可能領域をユーザが修正する(ステップS20
5)。その際、操作部500のLCDには修正箇所とそ
の旨を表示しユーザに修正を促す。
【0037】また、ステップS203の判断でNOの場
合と、ステップS205での修正後、自然言語解析部6
02で自然言語解析中か否かを判断し、YESの場合に
は、その判断を繰り返す(ステップS206)。一方、
NOの場合には、解析不可能領域があるか否かを判断し
(ステップS207)、YESの場合には、ステップS
204で画像形成装置が予熱状態になっていなければ定
着器の温調温度を少し下げ、予熱状態にする(ステップ
S208)。その後、操作部500で自然言語処理不可
能領域をユーザが修正する(ステップS209)。その
際、操作部500のLCDには修正箇所とその旨を表示
し、ユーザに修正を促す。また、画像形成装置に公知の
CRTを接続し表示しても良い。一方、ステップS20
7の判断でNOの場合とステップS209での修正後
は、画像形成装置の予熱状態を解除する(ステップS2
10)。
【0038】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、認識部において予熱継続条件や、予熱移行条件、或
いは予熱解除条件が揃った場合に、画像形成装置の予熱
状態を継続、予熱状態に移行、若しくは予熱状態を解除
するように制御することで、文字認識に多くの時間がか
かった場合、画像形成装置を速やかに予熱状態とし、余
分なエネルギーを節約できる効果がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
文字認識手段の状態に応じて画像形成装置を予熱状態へ
移行、或いは解除するように制御することにより、利用
者及び装置の利便性を向上させることが可能となる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例における画像形成システムの制御
ブロック図である。
【図2】実施例における画像形成装置の構造を示す概略
断面図である。
【図3】実施例における操作部の構成を示す外観図であ
る。
【図4】第1の実施例における動作を示すフローチャー
トである。
【図5】第2の実施例における画像形成装置の制御ブロ
ック図である。
【図6】第2の実施例における動作を示すフローチャー
トである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 9/00 S 9061−5H (72)発明者 金子 徳治 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 岸本 浩彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高橋 弘一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 平 昌宣 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 佐藤 明彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 松井 規明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 水野 善夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 深田 泰生 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 細見 芳弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字認識手段の状態を判断する判断手段
    と、 前記判断手段での判断結果に応じて、画像形成装置を予
    熱状態へ移行、或いは解除するように制御する制御手段
    とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記判断手段は、文字認識手段の認識速
    度、認識率、認識時間に依存する状態を判断することを
    特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 更に、文字認識手段の認識結果を処理す
    る処理手段を備え、前記判断手段は、前記処理手段の処
    理時間も考慮して判断することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、翻訳処理であることを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記判断手段は、文字認識手段の文字認
    識開始の状態を判断することを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 更に、状態を表示する表示手段を備え、
    該表示手段は、前記判断手段での判断結果に応じてその
    旨表示することを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 文字認識手段と画像読取手段とを有する
    OCRのプリンタとして機能する画像形成装置におい
    て、 OCRの状態を入力するための入力手段と、 前記入力手段により入力したOCRの状態を判断する判
    断手段と、 前記判断手段での判断結果に応じて、画像形成装置を予
    熱状態へ移行、或いは解除するように制御する制御手段
    とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記判断手段は、文字認識手段の認識速
    度、認識率、認識時間に依存する状態を判断することを
    特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記判断手段は、文字認識手段の文字認
    識開始の状態を判断することを特徴とする請求項8記載
    の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 画像形成装置の制御方法であって、 文字認識手段の状態を判断する判断工程と、 前記判断工程での判断結果に応じて、画像形成装置を予
    熱状態へ移行、或いは解除するように制御する制御工程
    とを有することを特徴とする制御方法。
JP6277356A 1994-11-11 1994-11-11 画像形成装置及びその制御方法 Withdrawn JPH08139866A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012247862A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Casio Comput Co Ltd 携帯型電子機器及び携帯型電子機器の制御プログラム

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