JPH06268843A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06268843A
JPH06268843A JP5075067A JP7506793A JPH06268843A JP H06268843 A JPH06268843 A JP H06268843A JP 5075067 A JP5075067 A JP 5075067A JP 7506793 A JP7506793 A JP 7506793A JP H06268843 A JPH06268843 A JP H06268843A
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Yoshihiro Funamizu
善浩 船水
Keizo Isemura
圭三 伊勢村
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の様なフォーム原稿の設定負担が大幅に
軽減でき、効率よく原稿を自動給紙しながら所望枚数の
合成画像を出力できる。 【構成】 原稿給送手段により順次給送されながらイメ
ージセンサ部が読み取った画像データの画像メモリ25
へのデータ転送と、または画像メモリ25に記憶された
画像データおよびイメージセンサ部が読み取った画像デ
ータの画像記録部24への転送とを画像データセレクタ
23が切り換え制御する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像メモリを有し、こ
の画像メモリに記憶した画像(フォーム)と、原稿台に
載置された原稿の画像を合成して記録媒体に出力する画
像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置では、合成
するフォーム原稿を原稿台上に置き、一旦メモリに記憶
し、その後、原稿を置き換えてメモリに記憶された画像
と合成して画像を出力できるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来では合成するフォーム原稿を一旦メモリに記憶する手
順と、それと合成する原稿を置き換えて合成する等の処
理を必要とするため、所望の合成画像を得るまでにフォ
ーム原稿の読み取り設定操作が煩雑となり、使用者の操
作負担が重いという問題点があった。
【0004】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、合成するフォーム原稿と原稿束を自動
給送装置に載置し、フォーム原稿と原稿の交換を行なう
とともに、フォーム原稿と原稿の画像処理を制御するこ
とにより、フォーム原稿と原稿との合成画像処理設定操
作負担を軽減しつつ、効率良く所望のフォーム原稿と原
稿との合成画像を得ることができる画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の画像
形成装置は、原稿束を画像形成位置に順次自動的に給送
する原稿給送手段と、前記原稿給送手段から給送された
原稿の画像を読み取る読取り手段と、この読取り手段で
読み取った画像データに基づいて記録媒体に画像形成す
る画像形成手段と、前記読取り手段で読み取った画像デ
ータを記憶する記憶手段と、前記読取り手段が読み取っ
た画像データの記憶手段へのデータ転送と、または前記
記憶手段に記憶された画像データおよび前記読取り手段
が読み取った画像データの前記画像形成手段への転送と
を切り換え制御する転送制御手段とを有するものであ
る。
【0006】本発明に係る第2の画像形成装置は、転送
制御手段は、原稿給送手段から最初に給送された原稿に
対して前記読取り手段から出力される画像データを記憶
手段に転送し、かつ、後続して順次給送される各原稿に
対する前記読取り手段からの画像データおよび記憶手段
から読み出される画像データの前記画像形成手段への転
送を制御するように構成したものである。
【0007】本発明に係る第3の画像形成装置は、設定
された画像合成モードに基づいて原稿束を画像形成位置
に順次自動的に給送する原稿給送手段と、前記原稿給送
手段から給送された原稿の画像を読み取る読取り手段
と、この読取り手段で読み取った画像データに基づいて
記録媒体に画像形成する画像形成手段と、前記読取り手
段で読み取った画像データを記憶する記憶手段と、前記
原稿給送手段から給送される原稿束のうち、前記記憶手
段に記憶される画像データに対応する原稿の積載位置を
設定する設定手段と、この設定手段により設定された積
載位置に基づいて前記読取り手段が読み取った画像デー
タの記憶手段へのデータ転送と、前記記憶手段に記憶さ
れた画像データおよび前記読取り手段が読み取った画像
データの前記画像形成手段への転送とを順次切り換え制
御する転送制御手段とを有するものである。
【0008】本発明に係る第4の画像形成装置は、設定
された画像合成モードに基づいて原稿束を画像形成位置
に順次自動的に給送する原稿給送手段と、前記原稿給送
手段から給送された原稿の画像を読み取る原稿読取り手
段と、この原稿読取り手段で読み取った画像データに基
づいて記録媒体に画像形成する画像形成手段と、前記読
取り手段で読み取った画像データを記憶する記憶手段
と、前記原稿給送手段から給送される原稿上のコード情
報を読み取るコード読取り手段と、このコード読取り手
段から出力されるコードデータの解析結果に基づいて前
記読取り手段が読み取っ画像データの記憶手段へのデー
タ転送と、前記記憶手段に記憶された画像データおよび
前記読取り手段が読み取った画像データの前記画像形成
手段への転送とを順次切り換え制御する転送制御手段と
を有するものである。
【0009】
【作用】第1の発明においては、原稿給送手段により順
次給送されながら読取り手段が読み取った画像データの
記憶手段へのデータ転送と、または前記記憶手段に記憶
された画像データおよび前記読取り手段が読み取った画
像データの前記画像形成手段への転送とを転送制御手段
が切り換え制御するので、合成元となるフォーム原稿を
1回セットするだけで、所望枚数の原稿とフォーム原稿
との合成画像を連続して自動出力することが可能とな
る。
【0010】第2の発明においては、転送制御手段は、
原稿給送手段から最初に給送された原稿に対して前記読
取り手段から出力される画像データを記憶手段に転送
し、かつ、後続して順次給送される各原稿に対する前記
読取り手段からの画像データおよび記憶手段から読み出
される画像データの前記画像形成手段への転送を制御す
るので、合成元となるフォーム原稿と合成される原稿と
を所定配順で載置するだけで、所望枚数の原稿とフォー
ム原稿との合成画像を連続して自動出力することが可能
となる。
【0011】第3の発明においては、設定手段により設
定された積載位置に基づいて原稿給送手段により順次給
送されながら前記読取り手段が読み取った画像データの
記憶手段へのデータ転送と、前記記憶手段に記憶された
画像データおよび前記読取り手段が読み取った画像デー
タの前記画像形成手段への転送とを転送制御手段が切り
換え制御するので、合成元となるフォーム原稿を1回セ
ットするだけで、所望枚数の原稿と所望枚数のフォーム
原稿との合成画像を連続して自動出力することが可能と
なる。
【0012】第4の発明においては、コード読取り手段
から出力されるコードデータの解析結果に基づいて前記
読取り手段が読み取っ画像データの記憶手段へのデータ
転送と、前記記憶手段に記憶された画像データおよび前
記読取り手段が読み取った画像データの前記画像形成手
段への転送とを転送制御手段が順次切り換え制御するの
で、合成元となるフォーム原稿と合成される原稿との積
載順序指定がなくても所望枚数の原稿と所望枚数のフォ
ーム原稿との合成画像を連続し、かつ正常に自動出力す
ることが可能となる。
【0013】
【実施例】<第1実施例>図1は本発明の第1実施例を
示す画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。
【0014】図において、原稿給送装置1上に蓄積され
た原稿は、最下位より1枚ずつ順次原稿台ガラス2面上
に搬送される。そして、原稿が搬送されると、スキャナ
3のランプが点灯し、かつスキャナユニット4が移動し
て原稿を照射する。原稿の反射光は、ミラー5〜7を介
してレンズ8を通過し、その後イメージセンサ部9に入
力される。
【0015】イメージセンサ部9に入力された画像は、
後述する図2に示すCPU回路部27により制御される
信号によって処理され、直接露光制御部10に入力さ
れ、あるいは一旦、図示しない画像メモリに記憶され
て、再び読み出された後、露光制御部10に入力され
る。そして、露光制御部10にて光信号に変換され、画
像信号に従って変調されて、感光体11を照射する。こ
の照射によって感光体11上に作られた潜像は現像器1
2あるいは現像器13によって現像される。上記潜像タ
イミングに合わせて、非転写紙積載部14あるいは非転
写紙積載部15より転写紙が搬送され、転写部16にお
いて、上記現像されたトナー像が転写される。そして、
転写されたトナー像は、定着部17にて非転写紙に定着
された後、排紙部18より装置外部に排出される。
【0016】図2は、図1に示した画像形成装置の制御
構成を説明するブロック図である。図において、画像読
取り部21は、原稿画像の反射光を入力する光学系,該
光学系からの反射光をアナログ信号に変換するCCDお
よびこのCCDから受け取ったアナログ信号をディジタ
ル信号に変換するA/Dコンバータ等から構成され、原
稿画像を読み取り、画像処理部22に送出する。
【0017】画像処理部22は、シェーディング補正回
路,光色濃度変換回路およびユーザの指示に基づいて画
像の変倍,移動,装飾等の編集を行なう画像変種回路等
から構成され、画像読取り部21より入力した画像を補
正および編集し、画像データセレクタ23を通り画像記
録部24あるいは画像記憶用の画像メモリ25に送出さ
れる。
【0018】画像データセレクタ23は、画像処理部2
2より送出されたデータを画像記録部24に送出するパ
スと、画像メモリ25から読み出されたデータを画像記
録部24に送出するパスを、後述するCPU回路部の指
示により、切り換えるデータパス切換え回路、また、画
像処理部22より送られた画像データと画像メモリ25
より読み出された画像データの、切り換えあるいは合成
を行う合成回路等から構成されている。
【0019】画像記録部24は、画像データセレクタ2
3より送られた画像データの濃度信号に基づいて記録紙
に画像を複写する。
【0020】CPU回路部27は、本装置全体を制御す
るもので、制御プログラム,エラー処理プログラム等を
記憶するROMと、各種のプログラムのワークエリア等
のために使用されるRAMと、各種タイマ制御部等を有
して構成されている。
【0021】操作部26は、画像処理部22に対する画
像編集内容,コピー枚数,変倍率等の画像形成動作等を
指示する各種キー群と、操作時の内容を表示する表示部
等を有している。
【0022】第1実施例においては、原稿給送手段によ
り順次給送されながら読取り手段(本実施例ではイメー
ジセンサ部9)が読み取った画像データの記憶手段(画
像メモリ25)へのデータ転送と、または前記記憶手段
に記憶された画像データおよび前記読取り手段が読み取
った画像データの前記画像形成手段(画像記録部24へ
の転送とを転送制御手段(CPU回路部27からの指示
に基づいて画像データセレクタ23が制御する)が切り
換え制御するので、合成元となるフォーム原稿を1回セ
ットするだけで、所望枚数の原稿とフォーム原稿との合
成画像を連続して自動出力することが可能となる。 <第2実施例>第2実施例においては、転送制御手段
(CPU27等)は、原稿給送手段から最初に給送され
た原稿に対して前記読取り手段(イメージセンサ部9)
から出力される画像データを記憶手段(画像メモリ2
5)に転送し、かつ、後続して順次給送される各原稿に
対する前記読取り手段からの画像データおよび記憶手段
から読み出される画像データの前記画像形成手段への転
送を制御するので、合成元となるフォーム原稿と合成さ
れる原稿とを所定配順で載置するだけで、所望枚数の原
稿とフォーム原稿との合成画像を連続して自動出力する
ことが可能となる。
【0023】図3は、図2に示した操作部26の詳細構
成の一例を示す平面図である。なお、大別して、操作面
には、各種のキーと液晶表示装置等からなるドットマト
リクスで構成される表示部138とが配置されている。
【0024】図において、液晶表示部138は装置の状
態,コピー枚数,倍率,選択用紙および各種操作画面を
表示し、コントロールキー131〜135等により操作
される。
【0025】また、スタートキー103は、コピーを開
始させるキーであり、復帰キー102は、設定モードを
標準状態に復帰させるためのキーである。またキー群1
05はコピー枚数,ズーム倍率等を入力する「0」〜
「9」までのテンキーとその入力をクリアするクリアキ
ーである。
【0026】濃度キー107は濃度をアップダウンする
キーであり、これにより調整される濃度は、表示部14
1に表示される。キー137と表示部140は自動濃度
調整機能をON/OFFするキーとその表示部であり、
キー106は給紙段およびオート用紙選択機能を選択す
るキーで、この選択状態は、液晶表示部138に表示さ
れる。
【0027】キー108,110,109、それぞれ等
倍,定形縮小/拡大,倍率を1%刻みで指定するズーム
キーである。また、キー117と表示部118はオート
倍率モードを設定するためのキーとその表示部である。
また、この設定状況は液晶表示部138にも表示され
る。
【0028】メモリ合成キー119は、メモリに記憶し
たフォーム画像と原稿を合成するモードを設定するため
のキーで、表示部120に表示される。
【0029】以下、図4に示すメモリ合成モード時の画
像形成状態模式図および図5に示すフローチャートを参
照しながら本発明に係る画像形成装置におけるメモリ合
成モード時の画像形成制御動作について説明する。
【0030】図4は本発明に係る画像形成装置における
第1の画像合成処理状態を示す模式図であり、(a)は
原稿状態を示し、(b)は合成出力状態を示す。
【0031】図4の(a)に示すように原稿41〜43
と合成するフォーム原稿44を図に示すように原稿自動
給送装置1上にセットし、スタートキー103が押下さ
れると、図5に示すフローチャートに従ってメモリ合成
の画像形成処理が開始される。
【0032】図5は本発明に係る画像形成装置における
第1の画像合成処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0033】まず、ステップ(1)において、操作部2
6で設定されている画像処理設定モードの設定,画像形
成動作の初期設定等が行われ、ステップ(2)に進み、
原稿自動給送装置1上に載置された原稿を原稿台ガラス
2面上に搬送し、図2に示した画像データセレクタ23
内のデータバスを画像処理部22から画像メモリ25に
流れるように設定を切り換え、背景となるフォーム原稿
の画像の読み込みを行い、画像メモリ25に記憶する
(3)。
【0034】続いて、引き続き原稿があるかどうかを判
定し(4)、原稿がある場合は、原稿の交換を行い、す
なわち、先に原稿台ガラス2面上に置かれた原稿と、原
稿自動給送装置1上に載置されている原稿を交換し
(5)、原稿がない場合は処理を終了する。
【0035】次いで、図2の画像データセレクタ23内
のデータバスを画像処理部22から画像記録部24,画
像メモリ25から画像記録部24に画像が流れるように
データバスの設定を切り換え、また、同画像データセレ
クタ内の合成回路部のモードを、原稿画像とメモリ画像
の合成モードに設定し、画像の読み込みを開始し、合成
した画像を出力する(6)。画像出力後、再びステップ
(4)の処理に戻り、原稿がなくなるまでフォーム原稿
との合成出力処理を繰り返すことにより、図4の(b)
に示す合成出力を得ることができる。 <第3実施例>上記、第1実施例では、フォーム原稿を
合成する原稿の最下位に載置し、フォーム原稿を画像メ
モリ25に記憶後、次の原稿から順次メモリと合成し出
力する場合について説明したが、フォーム原稿の非画像
領域に所定の印を付加することにより、フォーム原稿と
原稿を判別し、フォーム原稿を画像形成中に切り換え
て、合成出力するように制御してもよい。
【0036】以下、図6および図7を参照しながら第3
実施例の動作について説明する。なお、第1,第2実施
例に示す画像形成装置の構成および制御構成との差異は
以下の通りである。
【0037】このように構成された画像形成装置におい
て、本実施例では設定手段(操作部26)により設定さ
れた積載位置に基づいて原稿給送手段(自動原稿給送装
置1)により順次給送されながら前記読取り手段(イメ
ージセンサ部9)が読み取った画像データの記憶手段
(画像メモリ25)へのデータ転送と、前記記憶手段に
記憶された画像データおよび前記読取り手段が読み取っ
た画像データの前記画像形成手段(画像記録部24)へ
の転送とを転送制御手段(画像データセレクタ23)が
切り換え制御するので、合成元となるフォーム原稿を1
回セットするだけで、所望枚数の原稿と所望枚数のフォ
ーム原稿との合成画像を連続して自動出力することが可
能となる。
【0038】図6は本発明の第2実施例を示す画像形成
装置におけるフォーム原稿合成出力状態を示す図であ
り、(a)はフォーム原稿を示し、(b)は原稿給送状
態を示し、(c)は合成出力状態を示す。
【0039】第2実施例では、図6の(a)に示すよう
にフォーム原稿には原稿の非画像領域の所定位置にフォ
ーム原稿であることを示すコードを付加することによ
り、原稿とフォーム原稿を判別するようにしている。特
に、本実施例では、フォーム原稿であることを示す情報
として、バーコードを使用しているが、特にこれに限定
されるものではなく、識別可能画像情報あるいは光学的
文字認識処理により認識可能な文字情報であってもよ
い。
【0040】このようなコード情報が付加されたフォー
ム原稿64,68と原稿61〜63,65〜67を、図
6の(b)に示すように原稿61〜63に合成するフォ
ーム原稿64と、原稿原稿65〜67に合成するフォー
ム原稿68を原稿自動給送装置1上にセットし、スター
トキー103が押下されると、図7に示すフローチャー
トに従ってメモリ合成による画像合成処理が開始され
る。
【0041】図7は本発明に係る画像形成装置における
第2の画像合成処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0042】ステップ(1)において、操作部26で設
定されている画像処理設定モードの設定,画像形成動作
の初期設定等が行われ、原稿自動給送装置1上に置かれ
た原稿があるかどうかを判断し(2)、原稿がない場合
は、処理を終了し、原稿がある場合は、原稿自動給送装
置1上に置かれた原稿を原稿台ガラス2面上に搬送し
(3)、スキャナ3のランプが点灯し、かつスキャナユ
ニット4が原稿の所定位置(フォーム原稿の情報が書か
れたバーコードの位置)に移動して原稿を照射し、この
データを画像読込み部21で読み込む(4)。
【0043】次いで、読み込んだ画像の所定に位置にフ
ォーム原稿の情報が書かれているバーコードの情報があ
るかどうかを判断し(5)、バーコードの情報がないと
き、又はバーコードの情報がフォーム原稿の情報でない
時は、ステップ(7)に進み、図2に示した画像データ
セレクタ23内のデータバスを画像処理部22から画像
記録部24,画像メモリ25から画像記録部24に画像
が流れる用にデータバスの設定を切り換え、また、同画
像データセレクタ内の合成回路部のモードを、原稿画像
とメモリ画像の合成モードに設定し、画像の読み込みを
開始し、合成した画像を出力する(7)。そして、画像
出力後、再びステップ(2)に戻り、ステップ(2)以
降の処理を繰り返す。
【0044】一方、ステップ(5)の判定でYESの場
合は、図2に示した画像データセレクタ23内のデータ
バスを画像処理部22から画像メモリ25に流れるよう
に設定を切り換え、背景となるフォーム変更の画像の読
み込みを行い画像を画像メモリ25に記憶し(6)、画
像出力後、再びステップ(2)以降の処理を繰り返す。
【0045】これにより、複数のフォーム原稿と各フォ
ーム原稿に合成される複数の原稿を連続して処理し、図
6の(c)に示すように合成画像出力を得ることができ
る。 <第4実施例>上記第1および第2の実施例では、フォ
ーム原稿を合成する原稿の最下位に置き、フォーム原稿
を画像メモリ25に記憶後、次の原稿から順次メモリと
合成して出力したり、フォーム原稿を認識するコードを
付加することで、フォーム原稿と原稿を判別し、フォー
ム原稿を画像形成動作中に切り換えて合成出力する場合
について説明したが、後述するように操作部26で原稿
束の中のフォーム原稿の位置を設定制御するように構成
して、異なるフォームの合成するようにしてもよい。
【0046】以下、図8および図9を参照しながら第4
実施例の動作について説明する。なお、第1〜第3の実
施例に示す画像形成装置の構成および制御構成の差異は
以下の通りである。
【0047】このように構成された画像形成装置におい
て、本実施例ではコード読取り手段(例えば自動給送装
置1に設けられる光学センサ)から出力されるコードデ
ータの解析結果に基づいて前記読取り手段が読み取っ画
像データの記憶手段(画像メモリ25)へのデータ転送
と、前記記憶手段に記憶された画像データおよび前記読
取り手段(イメージセンサ部9)が読み取った画像デー
タの前記画像形成手段(画像記録部24)への転送とを
転送制御手段(画像データセレクタ23)が順次切り換
え制御するので、合成元となるフォーム原稿と合成され
る原稿との積載順序指定がなくても所望枚数の原稿と所
望枚数のフォーム原稿との合成画像を連続し、かつ正常
に自動出力することが可能となる。
【0048】図8は本発明の第3実施例を示す画像形成
装置におけるフォーム原稿設定状態を示す図であり、
(a)は液晶表示部138の表示画面状態を示し、
(b)はCPU回路部27のRAMのメモリマップを示
す。
【0049】メモリ合成キー119が押下されると、液
晶表示部138は図8の(a)に示す画面が表示され
る。ここで、フォーム原稿のページを入力し、(b)に
示すように入力されたデータはRAMの所定位置に記憶
される。また、終了キーが押下されるまで続けて入力で
きるように構成されている。ここでは、図8の(b)に
示すように、50枚のフォーム原稿のページを設定でき
るRAM領域がCPU回路部27のRAM領域確保され
ている。特に、図8の(b)に示す例では、1枚目のフ
ォーム原稿は1ページ目、2枚目のフォーム原稿は4ペ
ージ目に設定されている場合に対応し、この設定終了
後、その設定状態が液晶表示部138に表示される。
【0050】以下、図6の(b)に示すような原稿配順
で自動原稿給送装置1にフォーム原稿および合成される
原稿をセットして、合成画像を得る場合について説明す
る。この場合、まず、メモリ合成モードを設定後、フォ
ーム原稿と原稿を図6の(b)に示すように原稿61〜
63に合成するフォーム原稿64と原稿65〜67に合
成するフォーム原稿68を原稿自動給送装置1上にセッ
トし、スタートキー103が押下されると、図9に示す
フローチャートに従ってメモリ合成による画像形成処理
が開始される。
【0051】図9は本発明に係る画像形成装置における
第3の画像合成処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(7)は各ステップを示す。
【0052】ステップ(1)において、操作部26で設
定されている画像処理設定モードの設定,画像形成動作
の初期設定等が行われ、原稿自動給送装置1上に置かれ
た原稿があるかどうかを判断し(2)、原稿がない場合
は、処理を終了し、原稿がある場合は、原稿自動給送装
置1上に置かれた原稿を原稿台ガラス2面上に搬送し
(3)、所定のRAM領域に確保された原稿ページカウ
ント用のRAMをカウントアップし(4)、原稿ページ
のカウント値と複数のフォーム原稿の設定ページ数とを
比較し、原稿ページのカウント値とフォーム原稿の設定
ページが一致するかどうかを判定し(5)、NOならば
図2に示した画像データセレクタ23内のデータバスを
画像処理部22から画像記録部24,画像メモリ25か
ら画像記録部24に画像が流れるようにデータバスの設
定を切り換え、また、同画像データセレクタ内の合成回
路部のモードを、原稿画像とメモリ画像の合成モードに
設定し、画像の読み込みを開始し、合成した画像を出力
する(7)。そして、画像出力後、再びステップ(2)
に戻り、ステップ(2)以降の処理を繰り返す。
【0053】一方、ステップ(5)の判定でYESの場
合は、図2に示した画像データセレクタ23内のデータ
バスを画像処理部22から画像メモリ25に流れるよう
に設定を切り換え、背景となるフォーム変更の画像の読
み込みを行い画像を画像メモリ25に記憶し(6)、画
像出力後、再びステップ(2)以降の処理を繰り返す。
【0054】これにより、複数のフォーム原稿と各フォ
ーム原稿に合成される複数の原稿を連続して処理し、図
6の(c)に示すように合成画像出力を得ることができ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、原稿給送手段により順次給送されながら読取り手段
が読み取った画像データの記憶手段へのデータ転送と、
または前記記憶手段に記憶された画像データおよび前記
読取り手段が読み取った画像データの前記画像形成手段
への転送とを転送制御手段が切り換え制御するので、合
成元となるフォーム原稿を1回セットするだけで、所望
枚数の原稿とフォーム原稿との合成画像を連続して自動
出力することができる。
【0056】第2の発明によれば、転送制御手段は、原
稿給送手段から最初に給送された原稿に対して前記読取
り手段から出力される画像データを記憶手段に転送し、
かつ、後続して順次給送される各原稿に対する前記読取
り手段からの画像データおよび記憶手段から読み出され
る画像データの前記画像形成手段への転送を制御するの
で、合成元となるフォーム原稿と合成される原稿とを所
定配順で載置するだけで、所望枚数の原稿とフォーム原
稿との合成画像を連続して自動出力することができる。
【0057】第3の発明によれば、設定手段により設定
された積載位置に基づいて原稿給送手段により順次給送
されながら前記読取り手段が読み取った画像データの記
憶手段へのデータ転送と、前記記憶手段に記憶された画
像データおよび前記読取り手段が読み取った画像データ
の前記画像形成手段への転送とを転送制御手段が切り換
え制御するので、合成元となるフォーム原稿を1回セッ
トするだけで、所望枚数の原稿と所望枚数のフォーム原
稿との合成画像を連続して自動出力することができる。
【0058】第4の発明によれば、コード読取り手段か
ら出力されるコードデータの解析結果に基づいて前記読
取り手段が読み取っ画像データの記憶手段へのデータ転
送と、前記記憶手段に記憶された画像データおよび前記
読取り手段が読み取った画像データの前記画像形成手段
への転送とを転送制御手段が順次切り換え制御するの
で、合成元となるフォーム原稿と合成される原稿との積
載順序指定がなくても所望枚数の原稿と所望枚数のフォ
ーム原稿との合成画像を連続し、かつ正常に自動出力す
ることができる。
【0059】従って、従来の様なフォーム原稿の設定負
担が大幅に軽減でき、効率よく原稿を自動給紙しながら
所望枚数の合成画像を出力できる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す画像形成装置の構成
を説明する概略断面図である。
【図2】図1に示した画像形成装置の制御構成を説明す
るブロック図である。
【図3】図2に示した操作部の詳細構成の一例を示す平
面図である。
【図4】本発明に係る画像形成装置における第1の画像
合成処理状態を示す模式図である。
【図5】本発に係る画像形成装置における第1の画像合
成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例を示す画像形成装置におけ
るフォーム原稿合成出力状態を示す図である。
【図7】本発明に係る画像形成装置における第2の画像
合成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施例を示す画像形成装置におけ
るフォーム原稿設定状態を示す図である。
【図9】本発明に係る画像形成装置における第3の画像
合成処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
21 画像読取り部 22 画像処理部 23 画像データセレクタ 24 画像記録部 25 画像メモリ 26 操作部 27 CPU回路部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 嘉彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿束を画像形成位置に順次自動的に給
    送する原稿給送手段と、前記原稿給送手段から給送され
    た原稿の画像を読み取る読取り手段と、この読取り手段
    で読み取った画像データに基づいて記録媒体に画像形成
    する画像形成手段と、前記読取り手段で読み取った画像
    データを記憶する記憶手段と、前記読取り手段が読み取
    った画像データの記憶手段へのデータ転送と、または前
    記記憶手段に記憶された画像データおよび前記読取り手
    段が読み取った画像データの前記画像形成手段への転送
    とを切り換え制御する転送制御手段とを有することを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 転送制御手段は、原稿給送手段から最初
    に給送された原稿に対して前記読取り手段から出力され
    る画像データを記憶手段に転送し、かつ、後続して順次
    給送される各原稿に対する前記読取り手段からの画像デ
    ータおよび記憶手段から読み出される画像データの前記
    画像形成手段への転送を制御することを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 設定された画像合成モードに基づいて原
    稿束を画像形成位置に順次自動的に給送する原稿給送手
    段と、前記原稿給送手段から給送された原稿の画像を読
    み取る読取り手段と、この読取り手段で読み取った画像
    データに基づいて記録媒体に画像形成する画像形成手段
    と、前記読取り手段で読み取った画像データを記憶する
    記憶手段と、前記原稿給送手段から給送される原稿束の
    うち、前記記憶手段に記憶される画像データに対応する
    原稿の積載位置を設定する設定手段と、この設定手段に
    より設定された積載位置に基づいて前記読取り手段が読
    み取った画像データの記憶手段へのデータ転送と、前記
    記憶手段に記憶された画像データおよび前記読取り手段
    が読み取った画像データの前記画像形成手段への転送と
    を順次切り換え制御する転送制御手段とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 設定された画像合成モードに基づいて原
    稿束を画像形成位置に順次自動的に給送する原稿給送手
    段と、前記原稿給送手段から給送された原稿の画像を読
    み取る原稿読取り手段と、この原稿読取り手段で読み取
    った画像データに基づいて記録媒体に画像形成する画像
    形成手段と、前記読取り手段で読み取った画像データを
    記憶する記憶手段と、前記原稿給送手段から給送される
    原稿上のコード情報を読み取るコード読取り手段と、こ
    のコード読取り手段から出力されるコードデータの解析
    結果に基づいて前記読取り手段が読み取っ画像データの
    記憶手段へのデータ転送と、前記記憶手段に記憶された
    画像データおよび前記読取り手段が読み取った画像デー
    タの前記画像形成手段への転送とを順次切り換え制御す
    る転送制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007124077A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像合成方法および画像形成装置
JP2009055516A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム
JP2012004961A (ja) * 2010-06-18 2012-01-05 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置

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