JP2009055516A - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の用紙へのコメント記入に要する作業負荷の軽減を図る。
【解決手段】画像処理装置10は、同一のコメントが記入されるべき複数枚の答案用紙を順番に読み取る読取部21と、最初に読み取られた1枚目の答案用紙の読取画像から、記入されたコメントの画像を抽出するコメント画像抽出部26と、2枚目以降の答案用紙の読取画像それぞれと、抽出されたコメント画像とを合成する合成部23と、合成画像を印刷する印刷部24とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
教育現場では、教育効果を高めるためにテスト演習を実施する場合が少なくない。テスト演習を実施した場合、一般に教師が提出された答案を採点してから返却するが、教師が採点だけでなくコメントを記入してから返却すれば、教育効果を更に高めることができると考えられる。
ただ、大学などでは、1つの講座の受講生が500人を超える場合もあり、このような場合だとコメントの記入作業に多大な時間と労力が必要となるため、答案返却が遅れがちになってしまう。
そこで、従来においては、問題に対する解答を予想しておき、その予想した解答に対するコメントを予め作成し、IDを付加して予め登録しておく。そして、採点の際に、解答用紙をスキャンすると共に、解答に適したコメントのIDを選択し、スキャン画像とコメント画像を合成することで解答用紙それぞれにコメントを付加する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開平08−030188号公報 特開2004−310318号公報 特開平11−202749号公報
しかしながら、従来技術においては、問題作成等の演習そのものに要する作業とは別に、予想される解答の作成等事前に準備する手間がかかってしまう。すなわち、従来技術では、実際の解答を参照する前に解答を事前に予想し、そして予想した各解答に対する解説を事前に作成しておかなければならないので、解答の予想や、結果として採用しない解説が生じることで、解答の準備に要する作業負荷が増大してしまう。このため、解説の記入自体に要する作業負荷を軽減できたとしても解説を行うための事前準備に要する作業負荷の増大により、結果として期待する作業負荷の軽減という効果が得られない可能性が生じてくる。
本発明は、多数の用紙へのコメント記入に要する作業負荷の軽減を図ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、同一のコメントが記入されるべき複数枚の用紙を順番に読み取る読取手段と、前記複数枚の用紙のうち最初に読み取られた1枚目の用紙の読取画像から、予め決められた規則に従い記入されたコメントの画像を抽出する抽出手段と、前記複数枚の用紙のうち2枚目以降の用紙の読取画像それぞれと、抽出されたコメント画像とを合成する合成手段と、2枚目以降の用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、複数枚の用紙を読み取る読取手段と、読み取られた用紙の読取画像を解析することにより、当該用紙に記入されるべきコメントを識別する識別手段と、読み取られた複数枚の用紙のうち予め決められた規則に従いコメントが記入された用紙を特定し、その特定した用紙の読取画像それぞれから、記入されたコメントの画像を抽出すると共に、そのコメント画像と、前記識別手段により当該読取画像から識別された当該コメントの識別情報と、を関連付けてコメント情報記憶手段に登録する抽出手段と、コメント画像が抽出されなかった用紙の読取画像から前記識別手段により識別された当該コメントの識別情報に関連付けして前記コメント情報記憶手段に記憶されているコメント画像と、当該コメントが識別された読取画像とを合成する合成手段と、コメント画像が抽出されなかった用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段と、を有することを特徴とする。
また、前記識別手段は、各用紙に設けられているコメントの種類を識別可能とする記入欄への記入内容を解析することによって、当該用紙に記入すべきコメントを識別することを特徴とする。
また、前記抽出手段は、コメント専用の色成分画像をコメント画像として抽出することを特徴とする。
また、前記抽出手段は、用紙の予め決められた領域内にある画像をコメント画像として抽出することを特徴とする。
本発明に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、同一のコメントが記入されるべき複数枚の用紙を順番に読み取る読取手段、前記複数枚の用紙のうち最初に読み取られた1枚目の用紙の読取画像から、予め決められた規則に従い記入されたコメントの画像を抽出する抽出手段、前記複数枚の用紙のうち2枚目以降の用紙の読取画像それぞれと、抽出されたコメント画像とを合成する合成手段、2枚目以降の用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段、として機能させることを特徴とする。
本発明に係る画像処理プログラムは、コンピュータを、複数枚の用紙を読み取る読取手段、読み取られた用紙の読取画像を解析することにより、当該用紙に記入されるべきコメントを識別する識別手段、読み取られた複数枚の用紙のうち予め決められた規則に従いコメントが記入された用紙を特定し、その特定した用紙の読取画像それぞれから、記入されたコメントの画像を抽出すると共に、そのコメント画像と、前記識別手段により当該読取画像から識別された当該コメントの識別情報と、を関連付けてコメント情報記憶手段に登録する抽出手段、コメント画像が抽出されなかった用紙の読取画像から前記識別手段により識別された当該コメントの識別情報に関連付けして前記コメント情報記憶手段に記憶されているコメント画像と、当該コメントが識別された読取画像とを合成する合成手段、コメント画像が抽出されなかった用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、実際に記入されたコメントの画像を抽出しておき、当該コメントと同様の内容のコメントを記入しようとする用紙に対しては、その用紙の画像と該当するコメントの画像とを合成するようにした。これにより、同様の内容のコメントは1回だけ記入すればよいので、コメント記入に要する作業負荷を軽減することができる。また、用紙への記入内容を参照してコメントが記入されるので、用紙への記入内容を予想しておいたり、用紙への記入内容に対するコメントを事前に準備しておいたりしておく必要もないので、コメント記入に伴う作業負荷の増加を回避することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る画像処理装置の一実施の形態を示したハードウェア構成図である。画像処理装置10は、コピー機能、スキャナ機能等各種機能を搭載し、コンピュータを内蔵した複合機を想定している。本実施の形態では、少なくともスキャナ機能と印刷機能を必要とする。図1において、CPU11は、ROM19に格納されたプログラムにしたがってスキャナ14やプリンタエンジン16等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。アドレスデータバス12は、CPU11の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル13は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行う。スキャナ14は、ユーザがセットした答案用紙等の原稿を読み取る。HDD(Hard Disk Drive)15は、スキャナ14が読み取った原稿の読取画像等の電子データ、親展ボックスに蓄積された電子データ等を格納する。プリンタエンジン16は、CPU11で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。ネットワークインタフェース(I/F)17は、ネットワーク2を接続し、本装置が生成した電子データの送信、本装置宛に送信されてきた電子メールの受信、またブラウザ経由による本装置へのアクセスなどに利用される。RAM18は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。ROM19は、本装置の制御や電子データの暗号、電子データの送受信に関する各種プログラムが格納されている。各種プログラムが実行されることで後述する各構成要素が所定の処理機能を発揮する。外部メディアインタフェース(I/F)20は、USBメモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。
図2は、本実施の形態における画像処理装置10のブロック構成図である。なお、図2には、本実施の形態の実施に必要な構成要素のみを図示した。画像処理装置10は、読取部21、画像解析処理部22、合成部23、印刷部24及びコメント情報記憶部25を有している。読取部21は、用紙を読み取る手段であり、本実施の形態の場合、答案用紙を読み取る。画像解析処理部22は、読取部21による読取画像を解析して後述する処理を実施する。記入者がコメントを答案用紙に記入する場合、本実施の形態では予め決められた規則に従ってコメントを記入することになるが、答案用紙の読取画像を解析することによって答案用紙にコメントが記入されていると判別した場合、画像解析処理部22に含まれるコメント画像抽出部26は、その読取画像からコメントの画像を抽出する。
合成部23は、答案用紙の読取画像それぞれと抽出されたコメント画像とを合成する。印刷部24は、答案用紙の画像を印刷する。コメント情報記憶部25には、コメント画像抽出部26により抽出されたコメント画像等コメントに関する情報が記憶される。
画像処理装置10における各構成要素21〜24は、画像処理装置10に搭載されたコンピュータや装備されたスキャナ14等のハードウェアと、コンピュータに搭載されたCPU11で動作する画像処理プログラムとの協調動作により実現される。より具体的にいうと、読取部21はスキャナ14を、印刷部24はプリンタエンジン16を、それぞれ協調動作することで実現される。また、コメント情報記憶部25はHDD15にて実現される。
また、本実施の形態で用いる画像処理プログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムは、画像処理装置10に搭載されたコンピュータにインストールされ、コンピュータのCPU11がインストールプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
本実施の形態は、教育現場において学生を対象にテスト演習を実施し、その演習により回収された答案用紙に対してそれぞれコメントを記入する場合を例にして説明する。図3及び図4は、それぞれ本実施の形態で用いる答案用紙の例を示した図である。そして、図3及び図4には、それぞれ異なる学生によって異なる内容の解答が記入されており、更に教師等によって破線で囲まれた領域7の中に異なる内容のコメントがすでに記入された答案用紙5a,6aの例が示されている。
以下、答案用紙が回収されてから、教師等のコメント記入者(以下「教師」と総称する)によって各答案用紙にコメントが記入されるまでの教師による作業の流れ及び本実施の形態の動作について説明する。
回収された答案用紙が学籍番号順又は無作為に重ねられているとすると、教師は、上から順に答案用紙に対してコメントの記入作業を開始する。まず、最初の1枚目が図3に例示した答案用紙5aだとすると、図3に例示した内容のコメントを記入する。学生は通常、解答を黒色のペンや鉛筆等の筆記用具で記入するので、教師は、解答と識別可能なように黒色と異なる赤色のペン等の筆記用具を用いてコメントを記入する。コメントを記入すると、その答案用紙を裏返してコメントの記入作業をしている机の上に置く。次に、教師は、2枚目の答案用紙に対してコメントを記入することになるが、ここで2枚目の答案用紙に記入すべきコメントの内容が1枚目と異なる場合、例えば2枚目の答案用紙が図4に示した答案用紙6aだとすると、図4に例示した内容のコメントを記入する。コメントを記入すると、答案用紙6aを裏返してコメントの記入作業をしている机の上に置く。このとき、その答案用紙6aに記入したコメントの内容は、答案用紙5aと異なるので、答案用紙5aと重ならないように置く。
続いて、教師は、3枚目の答案用紙に対してコメントを記入することになるが、ここで3枚目の答案用紙に記入すべきコメントの内容が1枚目と同じ場合、その答案用紙には、コメントを記入することなく裏返してから答案用紙5aの上に重なるようにして置く。続いて、教師は、4枚目の答案用紙に対してコメントを記入することになるが、ここで4枚目の答案用紙に記入すべきコメントの内容が1枚目及び2枚目と異なる場合、その異なる内容のコメントを記入する。コメントを記入すると、4枚目の答案用紙を裏返してコメントの記入作業をしている机の上に置く。このとき、その答案用紙に記入したコメントの内容は、答案用紙5a,6aと異なるので、答案用紙5a,6aと重ならないようにする。
以上の処理を全ての答案用紙に対して行うことになるが、以上の説明から把握できるように、教師は、記入済みのコメントと同じ内容のコメントを記入したい場合には、そのコメントを答案用紙に記入せずに、当該コメントが記入された答案用紙に重ねて置くに留める。つまり、同じコメントが記入されるべき答案用紙毎に、答案用紙の山が築かれることになる。そして、先頭の1枚目の答案用紙だけにコメントが実際に記入される。
全ての答案用紙に対して上記作業が終了すると、複数の答案用紙の山をまとめて1つに束ねた状態にする。図5には、図3に例示したコメントが記入される答案用紙の束と、図4に例示したコメントが記入される答案用紙の束と、が1つにまとめられた状態の概念図が示されている。教師は、この答案用紙の束を記入面が上を向くようにして複合機(画像処理装置10)のスキャナ読取用トレイに載置する。そして、予め決められた操作を操作パネル13から行い、次に説明する本実施の形態の特徴的な画像処理を実行させる。
なお、教師が裏返してから答案用紙の山を築くようにしたのは、同じコメントが記入されるべき答案用紙の束のうち、実際にコメントが記入された答案用紙がその束の中で最初に読み取られるようにするためである。教師は、スキャナ14のADF(Auto Document Feeder)の仕様を事前に知っており、その仕様に合わせて答案用紙を裏返しから重ねて置くようにした。もちろん、コメントが実際に記入された答案用紙が、同じコメントが記入されるべき答案用紙の束のうち最初に読み取られるようにするためには上記方法で行う必要はなく、教師は、種々の工夫を行って対処することができる。
次に、本実施の形態の特徴的な画像処理を図6に示したフローチャートを用いて説明する。
前述した教師による予め決められた操作に従いスキャナ14が1枚ずつ答案用紙を読み取ることになるが、読取部21は、この答案用紙のスキャンにより読み取られた答案用紙の読取画像を画像解析処理部22に送る(ステップ110)。画像解析処理部22は、送られてきた読取画像を解析することによって答案用紙にコメントの記入の有無を判定する。本実施の形態では、コメントは赤色の筆記用具で記入するという規則に従って記入されているはずなので、画像解析処理部22は、読取画像の中から赤色成分の画像を検出することによってコメントの有無を判断できる。より具体的に言うと、赤色成分の表す画素値が0でない画素が含まれていれば、コメント有りと判断できる。ただ、理論的にはそうであっても、コメントは単なる点ではなく文字、描画等で記入されるので、ある程度の画素の固まりで赤色成分の画素は検出されるはずであり、またスキャナ14の読取誤差等を考慮して、コメント記入の有無の判断基準とする閾値や範囲等を設定しておくのが現実的である。
まず、最初の1枚目は、図5に例示したようにコメントが記入されているはずなので(ステップ120でY)、コメント画像抽出部26は、記入されたコメントの画像を抽出し、コメント情報記憶部25に書き込む(ステップ130)。なお、本実施の形態では、コメント画像を次の新たなコメント画像が抽出されるまでの間、一時的に保持しておけばよいので、コメント情報記憶部25をHDD15でなくRAM18で実現してもよい。なお、抽出されたコメント画像の例を図7に示す。コメント画像の抽出後、印刷部24は、答案用紙の読取画像をそのまま印刷する(ステップ140)。つまり、コメントが記入された答案用紙の場合、その答案用紙はそのままコピーされ、複製が生成されることになる。なお、本実施の形態の場合、コメントは赤色を用いて記入されるので、同じ赤色で印刷することが望ましい。答案用紙の印刷後、次の答案用紙への処理に移行する(ステップ150でY)。
読取部21による読取処理により得られた2枚目の答案用紙の読取画像が画像解析処理部22へ送られると(ステップ110)、画像解析処理部22は、送られてきた読取画像を解析することによって答案用紙のコメントの記入の有無を判定する。
ここで、コメントが記入されていない場合(ステップ120でN)、合成部23は、一時保持されているコメント画像と、答案用紙の読取画像とを合成する(ステップ160)。そして、印刷部24は、合成により得られた画像を印刷する(ステップ140)。
本実施の形態では、答案用紙の画像とコメント画像とを合成することによってコメントが記入されていなかった答案用紙にコメントを付加することができる。
コメントが記入された状態にて答案用紙が印刷されると、次の答案用紙への処理に移行するが(ステップ150でY)、同じ内容のコメントが記入されるべき答案用紙に対しては、上記コメント画像との合成処理により、それぞれの解答にコメントが付加されていくことになる。
以上の処理を束ねられた各答案用紙に対して繰り返し実施されるが、ここで、読取部21により答案用紙6aが読み取られたとする。この読取画像が画像解析処理部22へ送られると(ステップ110)、画像解析処理部22は、送られてきた読取画像を解析することによって答案用紙にコメントの記入の有無を判定するが、ここではコメント記入有りと判定することになる(ステップ120でY)。そうすると、コメント画像抽出部26は、記入されたコメントの画像を抽出し、HDD15に書き込む(ステップ130)。なお、本実施の形態では、一時保持されていたコメント画像は、新たなコメント画像が抽出されたことによって不要となるので、削除してもよい。コメント画像の登録後、印刷部24は、抽出された元の読取画像をそのまま印刷する(ステップ140)。つまり、コメントが記入された答案用紙の場合、その答案用紙はそのままコピーされ、複製が生成されることになる。答案用紙の印刷後、次の答案用紙への処理に移行する(ステップ150でY)。
本実施の形態では、このようにして同じコメントが記入されるべき答案用紙全てに当該コメントが記入されたことになり、そして異なる内容のコメントが記入されるべき次の答案用紙の束に対する処理が開始する。
これ以降の処理は、全ての答案用紙に対する処理が終了するまで上記説明したステップ110〜160の処理が繰り返し実施されることになるので、説明を省略するが、上記処理を繰り返すことによって、全ての答案用紙(厳密には回収された答案用紙そのものではなく読取画像の印刷物)に対して、教師による手書きのコメントがそのまま記入されることになる。以上の処理結果、それぞれに適切なコメントが記入された一部の答案用紙の例を図8に示す。
本実施の形態によれば、以上説明したように、同様の内容のコメントは、1つの答案用紙に対して1回だけ記入すればよいので、コメント記入に要する作業負荷を軽減することができる。より具体的に言うと、500人の学生対象にテスト演習を実施した場合、従来においては、500人全員の答案用紙にコメントを記入するか、あるいは500人の学生の解答の内容を推測してコメントを事前に用意しておく必要があった。実際にしたコメントが5種類であった場合でもそれ以上のコメントを事前に用意しておく必要があった。これに対し、本実施の形態では、実際の解答をみてコメントを記入するので、実際にしたコメントが5種類であった場合は、その5種類のコメントだけ記入すればよい。残りの495人分のコメントの記入作業は省略することができる。
ところで、ステップ130におけるコメント抽出方法としては、種々の方法が考えられる。例えば、答案用紙の例えば左上の角を座標系の原点とし、記入されたコメント全体を包含する矩形形状の領域を求め、その矩形領域全体の画像をコメント画像として抽出する。この場合、コメント画像領域の例えば左上と右下の座標データを求めて保持しておくことで、各答案用紙に対して同じ位置にコメントを記入することができる。また、別な方法として、赤色成分が検出された画素位置を求め、そして各画素の位置座標データをコメント画像として抽出してもよい。領域データとして取り扱う前者の場合は、情報量が少なく処理が簡単というメリットがある。ただ、学生による解答の記入個所が答案用紙のどこにされているのかが不明であることから、コメント画像の地色(答案用紙の色)で解答を上書きしてしまう可能性がある。画素データとして取り扱う後者の場合は、このような学生が記入した解答を上書きにて消すことはないが、情報量が多くなる。どのようなコメント画像の抽出方法を採用するかは、画像処理装置10の性能やコメントの内容や量等を考慮して決めればよい。
また、コメントの抽出処理や解答への上書き等の発生を回避するために、図9に例示したようにコメント記入欄8を答案用紙に設けておき、教師がこの欄8にコメントを記入するようにしておけば、前述したコメント記入の有無の判断及びコメントの抽出、また記入された解答への上書き回避などにも容易に対処することができる。
また、本実施の形態では、解答する際に通常用いる黒色の筆記用具と異なる赤色の筆記用具を用いるという予め決められた規則に従いコメントを記入するようにした。これ以外にも、例えば、図9に例示したように、答案用紙に設けられたコメント記入欄8に記入するという規則に従いコメントを記入するようにしてもよい。
また、回収された答案用紙は、数百枚に達することからその全部をスキャナ14のADFに載置できない場合が容易に想像できる。ただ、この場合は容易に推測できるように、回収された答案用紙を、同じ内容のコメントが記入される答案用紙の束単位に取り扱えばよい。
なお、前述した変形例は、以下に説明する実施の形態においても同様に応用することができる。
また、本実施の形態では、スキャナ機能、印刷機能を予め搭載した複合機を画像処理装置10の例として説明したが、パーソナルコンピュータ(PC)等の汎用的なコンピュータを用いてもシステムを実現することができる。図10は、本実施の形態におけるコンピュータのハードウェア構成図である。本実施の形態におけるコンピュータは、従前から存在する汎用的なハードウェア構成で実現できる。すなわち、コンピュータは、図10に示したようにCPU31、ROM32、RAM33、HDD34を接続したHDDコントローラ35、入力手段として設けられたマウス36とキーボード37、及び表示装置として設けられたディスプレイ38、さらにスキャナ39及びプリンタ40をそれぞれ接続する入出力コントローラ41、通信手段として設けられたネットワークコントローラ42を内部バス43に接続して構成される。
実施の形態2.
図11は、本実施の形態における画像処理装置10のブロック構成図である。なお、図11では、実施の形態1で用いた図2と同じ構成要素には同じ符号を付ける。図11から明らかなように、本実施の形態では、画像解析処理部22にコメント識別部27が新たに設けられている。コメント識別部27は、読み取られた答案用紙の読取画像を解析することにより、当該答案用紙に記入されるべきコメントを識別する。なお、その他の構成要素は、実施の形態1と同じなので説明を省略する。また、本実施の形態におけるハードウェア構成は、実施の形態1と同じでよい。
図12は、本実施の形態において用いる答案用紙の例を示した図である。実施の形態1と異なり、本実施の形態で用いる答案用紙には、教師使用欄9が予め設けられている。図12に示した例では、教師使用欄9が答案用紙の下方に設けられ、その欄9には、10個のチェックボックスが設けられている。
次に、答案用紙が回収されてから、教師によって各答案用紙にコメントが記入されるまでの教師による作業の流れ及び本実施の形態の動作について説明する。
回収された答案用紙が学籍番号順又は無作為に重ねられているとする。図13は、このうちの先頭の5枚の答案用紙5a,5b,6a,5c,6bを示した概念図であり、図14は、各答案用紙の教師使用欄9の利用方法を説明するための概念図である。教師は、上から順に答案用紙に対してコメントの記入作業を開始することになるが、教師は、1枚目の答案用紙に対しては必ずコメントを記入することになる。コメントを記入する際、教師は、コメントの記入と共に教師使用欄9に設けられたチェックボックスにチェックを入れる。図14に例示したように、教師は、一番左のチェックボックスにチェックを入れる。なお、解答欄に記入される学生による解答と教師によるコメントとを識別可能とするために、コメントは赤色で記入されるが、教師使用欄9は教師が使用する専用の領域なので、チェックの記入に関しては、このような制限を設ける必要はない。コメントを記入すると、その答案用紙を裏返してコメントの記入作業をしている机の上に置く。なお、裏返して置くのは、実施の形態1で説明したようにスキャナ14のADFの仕様に依存する。
次に、教師は、2枚目の答案用紙5bに対してコメントを記入することになるが、ここで2枚目の答案用紙5bに記入すべきコメントの内容が1枚目と同じ場合、教師は、その答案用紙5bにコメントを記入することなく、教師使用欄9に設けられたチェックボックスのうち1枚目と同じチェックボックスの位置、つまり一番左のチェックボックスにチェックを入れる。そして、裏返してから答案用紙5aの上に重なるようにして置く。
続いて、教師は、3枚目の答案用紙6aに対してコメントを記入することになるが、ここで3枚目の答案用紙6aに記入すべきコメントの内容が1枚目と異なる場合、教師は、コメントの記入と共に教師使用欄9に設けられたチェックボックスにチェックを入れる。この際、図14に例示したように、教師は、1,2枚目と異なる左から2番目のチェックボックスにチェックを入れる。そして、実施の形態1と異なり、答案用紙6aを裏返して1,2枚目と同じ答案用紙の山に重ねて置く。
続いて、教師は、4枚目の答案用紙5cに対してコメントを記入することになるが、ここで4枚目の答案用紙5cに記入すべきコメントの内容が1枚目と同じ場合、教師は、その答案用紙5cにコメントを記入することなく、教師使用欄9に設けられたチェックボックスのうち1枚目と同じチェックボックスの位置、つまり一番左のチェックボックスにチェックを入れる。そして、裏返してから同じ答案用紙の上に重なるようにして置く。
続いて、教師は、5枚目の答案用紙6bに対してコメントを記入することになるが、ここで5枚目の答案用紙6bに記入すべきコメントの内容が3枚目と同じ場合、教師は、その答案用紙6bにコメントを記入することなく、教師使用欄9に設けられたチェックボックスのうち3枚目と同じチェックボックスの位置、つまり左から2番目のチェックボックスにチェックを入れる。そして、裏返してから同じ答案用紙の上に重なるようにして置く。つまり、以上の説明から明らかなように、本実施の形態では、コメントの種類によって仕分けする必要はない。
教師は、以上のように必要に応じてコメントを記入し、また、全ての答案用紙に対して教師使用欄9のいずれかのチェックボックスにチェックを入れることになるが、以上の説明から理解できるように、本実施の形態においては、チェックボックスのチェックする位置によって各答案用紙に記入すべきコメントの種類を判別することを特徴としている。
なお、本実施の形態では、10個のチェックボックスを用意したが、これは最大10種類のコメントが記入されることを想定したためである。よって、それ以上の異なる内容のコメントを記入する場合には、チェックボックスの数を増やせばよい。また、本実施の形態では、チェックボックスの利用の便宜を図るために左のチェックボックスから順に使用するようにしたが、教師がどの位置のチェックボックスがどの内容のコメントであるか、その対応関係を憶えるのであれば、どの位置のチェックボックスを用いてもよいことは容易に理解できる。なお、本実施の形態では、チェックボックスのチェック位置によってコメントの種別を判別するようにしたので、チェック位置をコメントの識別情報(コメントID)として用いることができる。
全ての答案用紙に対して上記作業が終了すると、答案用紙をまとめて複合機のスキャナ読取用トレイに載置する。そして、予め決められた操作を操作パネル13から行い、次に説明する本実施の形態の特徴的な画像処理を実行させる。以下、本実施の形態の特徴的な画像処理を図15に示したフローチャートを用いて説明する。なお、実施の形態1の説明に用いた図6と同じ処理には同じステップ番号を付け、説明を適宜省略する。
前述した教師による予め決められた操作に従いスキャナ14が1枚ずつ答案用紙を読み取ることになるが、読取部21は、この答案用紙のスキャンにより読み取られた答案用紙の読取画像を画像解析処理部22に送る(ステップ110)。画像解析処理部22は、送られてきた読取画像を解析することによって答案用紙にコメントの記入の有無を判定するが、1枚目の答案用紙5aにはコメントが記入されているはずなので(ステップ120でY)、コメント画像抽出部26は、記入されたコメントの画像を抽出する(ステップ131)。そして、コメント識別部27は、教師使用欄9においてチェックされているチェックボックスの位置を検出し、コメントの種類、つまりコメントIDを特定する(ステップ210)。なお、ステップ131とステップ210は、どちらを先に実行してもよい。そして、画像解析処理部22は、コメント画像抽出部26で抽出したコメント画像と、コメント識別部27で特定したコメントIDとを関連付けしてコメント情報記憶部25に登録する(ステップ220)。なお、コメント情報記憶部25はRAM18で実現することは可能であるが、本実施の形態では、実施の形態1と異なり、複数のコメント画像を同時に保持しておく必要があることと、詳細は後述するようにコメント画像を再利用できるようにするためにHDD15で実現することが好適である。
ここで処理している1枚目の答案用紙5aにはコメントが実際に記入されているので、コメント画像の抽出、登録後、印刷部24は、読取画像をそのまま印刷する(ステップ140)。そして、答案用紙の印刷後、次の答案用紙への処理に移行する(ステップ150でY)。
読取部21による読取処理により得られた2枚目の答案用紙5bの読取画像が画像解析処理部22へ送られると(ステップ110)、画像解析処理部22は、送られてきた読取画像を解析することによって答案用紙にコメントの記入の有無を判定する。
この例の2枚目の答案用紙5bのように、答案用紙にコメントが記入されていない場合(ステップ120でN)、コメント識別部27は、教師使用欄9においてチェックされているチェックボックスの位置を検出し、コメントの種類、つまりコメントIDを特定する(ステップ230)。なお、コメントIDの特定処理は、コメント記入の有無にかかわらず実行するので、用紙スキャンの直後に行うようにしてもよい。コメントIDが特定されると、合成部23は、そのコメントIDに関連付けして登録されているコメント画像をコメント情報記憶部25から取得し(ステップ240)、その取得したコメント画像と、処理対象の答案用紙5bの読取画像とを合成する(ステップ160)。そして、印刷部24は、合成により得られた画像を印刷する(ステップ140)。
本実施の形態では、以上のようにコメントIDにて特定できるコメント画像を答案用紙の画像と合成することによってコメントが記入されていなかった答案用紙にコメントを付加することができる。
3枚目の答案用紙6aに対する処理は、1枚目の答案用紙5aと同じ処理が実施されることになるので、説明を省略するが、答案用紙6aは、答案用紙5aと異なる内容のコメントが記入されているので、当該コメント画像は異なるコメントIDにてコメント情報記憶部25に登録されることになる。
これ以降の処理は、全ての答案用紙に対する処理が終了するまで上記説明した処理が繰り返し実施されることになるので説明を省略するが、上記処理を繰り返すことによって、全ての答案用紙に対して教師による手書きのコメントがそのまま記入されることになる。以上の処理の結果、それぞれに適切なコメントが記入された一部の答案用紙の例を図16に示す。
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、同様の内容のコメントは1つの答案用紙に対して1回だけ記入すればよいので、コメント記入に要する作業負荷を軽減することができる。特に、本実施の形態では、各コメントにコメントIDを付与して保持管理するようにしたので、答案用紙をコメント種別毎に仕分けする必要がない。もちろん、各コメント種別においてコメントが実際に記入された答案用紙を最初に処理させることが必須条件である点では実施の形態1と同じである。
なお、上記説明では、答案用紙を仕分けせずに1つのまとめておけばよいと説明したが、コメントを実際に記入した答案用紙と記入していない用紙とに分けておき、コメントを実際に記入した答案用紙全てを先に読み取らせるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ステップ120における画像解析処理によりコメント記入の有無を判別するようにした。これにより、コメント有無の判別を確実に行うことができるが、例えば、教師が答案用紙にコメントを記入した際に、その旨を示す記入、例えばコメントを記入したときにチェックするコメント有無判別用のチェックボックスを教師使用欄9に別途設けるなどすれば、回答欄に対して画像解析処理を実施しなくてよいので、画像処理の効率化を図ることができる。
また、本実施の形態では、教師使用欄9に予めチェックボックスを設けておき、教師にいずれかをチェックさせるだけでコメントを識別できるようにした。ただ、コメント種別を画像処理装置10に判別させる方法は、これに限定されるものではない。例えば、教師により教師使用欄9に記入されたコメント識別コード(数字や記号)を文字認識処理にて認識し、その認識したコードをコメントIDとして取り扱うようにするなど、予め決められた規則に従ってコメントの種別を識別できるようにすればよい。
また、本実施の形態では、コメント画像とコメントIDとを対応付けしてコメント情報記憶部25にて保存するようにした。従って、例えば、一部の学生が答案用紙を遅れて提出してきた場合でも、その答案用紙の教師使用欄9の所定のチェックボックスにチェックを入れるだけで、いずれの答案用紙に対して実際にコメントを記入しなくても答案用紙それぞれにコメントを記入することが可能になるので便利である。
ところで、上記説明では、1枚の答案用紙に1つの問題を対応付けした場合を前提として説明した。ただ、1枚の答案用紙に複数の小問に対する解答欄が設けられているような場合もあり得るが、本実施の形態では、このような場合でも容易に対処可能である。すなわち、教師は、小問毎にコメントを記入することになるが、小問のコメントとチェックボックスとを対応付けしておき、小問毎の各コメントに対応付けされた複数のチェックボックスにチェックを入れるようにすればよい。つまり、教師は、1枚の答案用紙に対して小問の数だけチェックすればよい。
また、上記各実施の形態では、回収したいずれかの答案用紙にコメントを実際に記入し、その答案用紙からコメント画像を抽出するようにした。ただ、答案用紙に記入すべきコメントを、回収した答案用紙にではなく未使用の答案用紙にコメントを記入し、その未使用の答案用紙からコメント画像を抽出するようにしてもよい。上記説明した実施方法だと、1人の学生の答案用紙だけ筆記用具により直接記入されたことになるが、このようにすると、全ての学生に対して、読取画像とコメント画像との合成画像の印刷物を返却することができる。
なお、上記各実施の形態において説明した内容は、組み合わせて実施することは可能である。例えば、答案用紙に実施の形態1で用いたコメント記入欄8と実施の形態2で用いた教師使用欄9とを組み合わせて用いることができる。
また、本実施の形態では、教育現場におけるテスト演習に応用した場合を例にしたが、本発明は、例えば企業における消費者からの問合せに対する回答等他の分野においても適用可能である。
本発明に係る画像処理装置の一実施の形態を示したハードウェア構成図である。 実施の形態1における画像処理装置のブロック構成図である。 実施の形態1において用いる答案用紙に解答及びコメントの記入例を示した図である。 実施の形態1において用いる答案用紙に図3と異なる解答及びコメントが記入された例を示した図である。 図3に例示したコメントが記入される答案用紙の束と、図4に例示したコメントが記入される答案用紙の束と、が1つにまとめられた状態の概念図である。 実施の形態1の画像処理を示したフローチャートである。 実施の形態1において用いる答案用紙から抽出されたコメント画像の例を示した図である。 実施の形態1の画像処理が実施された結果、それぞれにコメントが記入された一部の答案用紙の例を示した図である。 実施の形態1において用いる他の形式の答案用紙の例を示した図である。 実施の形態1を実施可能なコンピュータのハードウェア構成図である。 実施の形態2における画像処理装置のブロック構成図である。 実施の形態2において用いる答案用紙の例を示した図である。 実施の形態2において処理される答案用紙の例を示した概念図である。 図13に示した各答案用紙の教師使用欄の利用方法を説明するための概念図である。 実施の形態2の画像処理を示したフローチャートである。 実施の形態2の画像処理が実施された結果、それぞれにコメントが記入された一部の答案用紙の例を示した図である。
符号の説明
2 ネットワーク、10 画像処理装置、11,31 CPU、12 アドレスデータバス、13 操作パネル、14,39 スキャナ、15,34 ハードディスクドライブ(HDD)、16 プリンタエンジン、17 ネットワークインタフェース(I/F)、18,33 RAM、19,32 ROM、20 外部メディアインタフェース(I/F)、21 読取部、22 画像解析処理部、23 合成部、24 印刷部、25 コメント情報記憶部、26 コメント画像抽出部、27 コメント識別部、35 HDDコントローラ、36 マウス、37 キーボード、38 ディスプレイ、40 プリンタ、41 入出力コントローラ、42 ネットワークコントローラ、43 内部バス。

Claims (7)

  1. 同一のコメントが記入されるべき複数枚の用紙を順番に読み取る読取手段と、
    前記複数枚の用紙のうち最初に読み取られた1枚目の用紙の読取画像から、予め決められた規則に従い記入されたコメントの画像を抽出する抽出手段と、
    前記複数枚の用紙のうち2枚目以降の用紙の読取画像それぞれと、抽出されたコメント画像とを合成する合成手段と、
    2枚目以降の用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 複数枚の用紙を読み取る読取手段と、
    読み取られた用紙の読取画像を解析することにより、当該用紙に記入されるべきコメントを識別する識別手段と、
    読み取られた複数枚の用紙のうち予め決められた規則に従いコメントが記入された用紙を特定し、その特定した用紙の読取画像それぞれから、記入されたコメントの画像を抽出すると共に、そのコメント画像と、前記識別手段により当該読取画像から識別された当該コメントの識別情報と、を関連付けてコメント情報記憶手段に登録する抽出手段と、
    コメント画像が抽出されなかった用紙の読取画像から前記識別手段により識別された当該コメントの識別情報に関連付けして前記コメント情報記憶手段に記憶されているコメント画像と、当該コメントが識別された読取画像とを合成する合成手段と、
    コメント画像が抽出されなかった用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2記載の画像処理装置において、
    前記識別手段は、各用紙に設けられているコメントの種類を識別可能とする記入欄への記入内容を解析することによって、当該用紙に記入すべきコメントを識別することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記抽出手段は、コメント専用の色成分画像をコメント画像として抽出することを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1または2に記載の画像処理装置において、
    前記抽出手段は、用紙の予め決められた領域内にある画像をコメント画像として抽出することを特徴とする画像処理装置。
  6. コンピュータを、
    同一のコメントが記入されるべき複数枚の用紙を順番に読み取る読取手段、
    前記複数枚の用紙のうち最初に読み取られた1枚目の用紙の読取画像から、予め決められた規則に従い記入されたコメントの画像を抽出する抽出手段、
    前記複数枚の用紙のうち2枚目以降の用紙の読取画像それぞれと、抽出されたコメント画像とを合成する合成手段、
    2枚目以降の用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段、
    として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
  7. コンピュータを、
    複数枚の用紙を読み取る読取手段、
    読み取られた用紙の読取画像を解析することにより、当該用紙に記入されるべきコメントを識別する識別手段、
    読み取られた複数枚の用紙のうち予め決められた規則に従いコメントが記入された用紙を特定し、その特定した用紙の読取画像それぞれから、記入されたコメントの画像を抽出すると共に、そのコメント画像と、前記識別手段により当該読取画像から識別された当該コメントの識別情報と、を関連付けてコメント情報記憶手段に登録する抽出手段、
    コメント画像が抽出されなかった用紙の読取画像から前記識別手段により識別された当該コメントの識別情報に関連付けして前記コメント情報記憶手段に記憶されているコメント画像と、当該コメントが識別された読取画像とを合成する合成手段、
    コメント画像が抽出されなかった用紙それぞれの合成画像を印刷する印刷手段、
    として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
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