JPH086442A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH086442A
JPH086442A JP6143236A JP14323694A JPH086442A JP H086442 A JPH086442 A JP H086442A JP 6143236 A JP6143236 A JP 6143236A JP 14323694 A JP14323694 A JP 14323694A JP H086442 A JPH086442 A JP H086442A
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magnification
image forming
continuous shooting
instructing
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JP6143236A
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English (en)
Inventor
Yutaka Hayano
豊 早野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、拡大連写機能を設定した利用者と
は別の利用者が続けてコピーを行った際に、誤って上記
拡大連写機能での複写倍率のコピーを行ってしまうのを
防止でき、ミスコピーの防止が図れることを目的とす
る。 【構成】この発明は、拡大連写機能の解除が指示された
際、100%の標準倍率に設定するようにしたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば原稿の画像
を読取り、この読取った信号に応じて用紙上に画像を形
成する複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機等の画像形成装置では、拡
大連写機能を有するものが実用化されている。この拡大
連写機能とは、1枚の原稿を複数の領域に分割し、各分
割した1つの領域ごとの画像を拡大して所定サイズの用
紙にそれぞれコピーする機能である。
【0003】たとえば、A4サイズの原稿を4分割して
A4サイズの用紙にコピーする場合、拡大率として20
0%が選択されて、各分割領域ごとの画像がそれぞれ別
々の用紙上にコピーされるようになっている。この分割
数としては、4分割のほかに、9、16、25、36、
49、64が選択できるようになっている。
【0004】この拡大連写機能の設定が拡大連写を指示
する拡大連写キーの投入と分割数の投入とにより行われ
ている。
【0005】しかし、このような装置では、拡大連写キ
ーの再投入により拡大連写機能を解除するようになって
いるが、この場合、複写倍率はその分割数に対応したも
のを保持したままとなっている。
【0006】このため、上記拡大連写機能を設定した利
用者とは別の利用者が続けてコピーを行った際に、誤っ
て上記拡大連写機能での複写倍率(利用者の意図に反し
た複写倍率)のコピーを行ってしまう場合があるという
欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ように、拡大連写機能を設定した利用者とは別の利用者
が続けてコピーを行った際に、誤って上記拡大連写機能
での複写倍率のコピーを行ってしまう場合があるという
欠点を除去するもので、拡大連写機能を設定した利用者
とは別の利用者が続けてコピーを行った際に、誤って上
記拡大連写機能での複写倍率のコピーを行ってしまうの
を防止でき、ミスコピーの防止が図れる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、拡大連写機能を設定あるいは解除を指示する第1の
指示手段、この第1の指示手段により設定された拡大連
写機能の分割数を指示する第2の指示手段、上記拡大連
写機能が設定されている状態で、上記第2の指示手段に
より指示された分割数に対応する画像形成倍率を算出す
る算出手段、この算出手段により算出された画像形成倍
率を表示する表示手段、原稿を読取る読取手段、この読
取手段により読取った画像における、上記第2の指示手
段により指示された分割数に対応する領域ごとの画像
を、上記算出手段により算出された画像形成倍率で拡大
して被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段、およ
び上記第1の指示手段により拡大連写機能の解除が指示
された際、画像形成倍率を標準倍率に設定し、上記表示
手段で標準倍率を表示する処理手段から構成されてい
る。
【0009】この発明の画像形成装置は、拡大連写機能
を設定あるいは解除を指示する第1の指示手段、この第
1の指示手段により設定された拡大連写機能の分割数を
指示する第2の指示手段、上記拡大連写機能の分割数に
対応する画像形成倍率が記憶されている記憶手段、上記
第1の指示手段により拡大連写機能が設定されている際
に、上記第2の指示手段により指示された分割数に対応
する画像形成倍率を上記記憶手段から読出す読出手段、
この読出手段により読出された画像形成倍率を表示する
表示手段、原稿を読取る読取手段、この読取手段により
読取った画像における、上記第2の指示手段により指示
された分割数に対応する領域ごとの画像を、上記読出手
段により読出された画像形成倍率で拡大して被画像形成
媒体に画像形成する画像形成手段、および上記第1の指
示手段により拡大連写機能の解除が指示された際、画像
形成倍率を標準倍率に設定し、上記表示手段で標準倍率
を表示する処理手段から構成されている。
【0010】この発明の画像形成装置は、拡大連写機能
を設定する第1の設定手段、この第1の設定手段により
設定された拡大連写機能の分割数を指示する第1の指示
手段、拡大縮小機能を設定する第2の設定手段、この第
2の設定手段により設定された拡大縮小機能の倍率を、
最大拡大倍率が200%に制限された状態で指示する第
2の指示手段、上記第1の設定手段により拡大連写機能
が設定されている状態で、上記第1の指示手段により指
示された分割数に対応する200%以上の画像形成倍率
を算出する第1の算出手段、原稿を読取る読取手段、上
記第1の設定手段により拡大連写機能が設定されている
際に、上記読取手段により読取った画像における、上記
第1の指示手段により指示された分割数に対応する領域
ごとの画像を、上記算出手段により算出された画像形成
倍率で拡大してそれぞれ別々の被画像形成媒体に画像形
成する第1の画像形成手段、および上記第2の設定手段
により拡大縮小機能が設定されている際に、上記読取手
段により読取った画像を上記第2の指示手段により指示
された倍率で拡大あるいは縮小して被画像形成媒体に画
像形成する第2の画像形成手段から構成されている。
【0011】この発明の画像形成装置は、拡大連写機能
を設定する第1の設定手段、この第1の設定手段により
設定された拡大連写機能の分割数を指示する第1の指示
手段、上記拡大連写機能の分割数に対応する200%以
上の画像形成倍率が記憶されている記憶手段、拡大縮小
機能を設定する第2の設定手段、この第2の設定手段に
より設定された拡大縮小機能の倍率を、最大拡大倍率が
200%に制限された状態で指示する第2の指示手段、
上記第1の設定手段により拡大連写機能が設定されてい
る状態で、上記第1の指示手段により指示された分割数
に対応する画像形成倍率を上記記憶手段から読出す読出
手段、原稿を読取る読取手段、上記第1の設定手段によ
り拡大連写機能が設定されている際に、上記読取手段に
より読取った画像における、上記第1の指示手段により
指示された分割数に対応する領域ごとの画像を、上記読
出手段により読出された画像形成倍率で拡大してそれぞ
れ別々の被画像形成媒体に画像形成する第1の画像形成
手段、および上記第2の設定手段により拡大縮小機能が
設定されている際に、上記読取手段により読取った画像
を上記第2の指示手段により指示された倍率で拡大ある
いは縮小して被画像形成媒体に画像形成する第2の画像
形成手段から構成されている。
【0012】
【作用】この発明は、上記のような構成において、拡大
連写機能を設定あるいは解除を第1の指示手段で指示
し、この第1の指示手段により設定された拡大連写機能
の分割数を第2の指示手段で指示し、上記拡大連写機能
が設定されている状態で、上記第2の指示手段により指
示された分割数に対応する画像形成倍率を算出手段で算
出し、この算出された画像形成倍率を表示手段で表示
し、原稿を読取手段で読取り、この読取った画像におけ
る、上記第2の指示手段により指示された分割数に対応
する領域ごとの画像を、上記算出手段により算出された
画像形成倍率で拡大して被画像形成媒体に画像形成し、
上記第1の指示手段により拡大連写機能の解除が指示さ
れた際、画像形成倍率を標準倍率に設定し、上記表示手
段で標準倍率を表示するようにしたものである。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0014】図2はこの発明の画像形成装置(ディジタ
ル複写機)の内部構造を示す概略構成図である。
【0015】上記画像形成装置2は、原稿の画像情報を
光学的に読取るためのスキャナ部 (読取手段) 10、およ
び、このスキャナ部10を介して読み取られ、あるいは、
外部装置(図示しない)から供給される画像信号に応じ
て、被記録材すなわち複写用紙上に画像情報を出力する
画像形成部としてのプリンタ部20を含んでいる。
【0016】上記スキャナ部10は、複写すべき原稿Oが
載置される原稿載置台(原稿台)12、この原稿載置台12
に載置された原稿Oを照明する光源14、この光源14を介
して照明された上記原稿Oからの反射光を光電変換する
ことで、上記反射光を画像情報信号に変換するCCDセ
ンサ16を有している。
【0017】なお、上記光源14の側方には、光源14から
の照明光を上記原稿Oに効率良く集束させるためのリフ
レクタ11が配置されている。また、上記光源14と上記C
CDセンサ16との間には、上記原稿Oから上記CCDセ
ンサ16へ向かう光すなわち原稿Oからの反射光が通過さ
れる光路を折曲げるための複数のミラー13a、13b、13
c、および、上記反射光を上記CCDセンサ16の集光面
に集束させるためのレンズ15などが配置されている。
【0018】上記原稿載置台12の上部には、上記原稿O
を上記載置台12に密着させる原稿押さえ17が配置されて
いる。この原稿押えは、画像形成装置2の大きさあるい
は複写能力に応じて、例えば、SDF(セミオート ド
キュメント フィーダ)すなわちセミオート原稿給送装
置あるいはADF(オート ドキュメント フィーダ)
すなわち自動原稿給送装置などと置換え可能である。
【0019】上記プリンタ部20は、円筒状であって、図
示しないモータなどを介して所望の方向に回転可能に形
成され、所望の電位に帯電されるとともに、光ビームが
照射されることで光ビームが照射された領域の電位が変
化することにより静電潜像が形成される光電変換素子す
なわち感光体ドラム(像担持体)22を有している。
【0020】この感光体ドラム22の周囲には、感光体ド
ラム22に所望の電位を与える帯電装置24、上記感光体ド
ラム22に、後述する画像処理部からの画像信号あるいは
印字信号、すなわち、複写あるいは出力すべき画像情報
に応じてオン/オフされたレーザビームを出力するレー
ザユニット26、このレーザユニット26からのレーザビー
ムによって上記感光体ドラム22に形成された静電潜像
に、可視化剤すなわちトナーを供給することで現像する
現像装置28、および、この現像装置28を介して現像され
た上記感光体ドラム22上の上記トナー像を、後述する被
記録材給送部34から給送される被記録材(被画像形成媒
体)すなわち複写用紙Pに転写させる転写装置30などが
順に配置されている。
【0021】なお、上記感光体ドラム22の周囲であって
上記転写装置30よりも後流には、上記感光体ドラム22の
表面に残ったトナーを除去するとともに、上記レーザビ
ームによって感光体ドラム22上に生じた電位の変化を次
の画像形成(プリント)のために消去するクリーナユニ
ット32が配置されている。
【0022】上記現像装置28と上記転写装置30との間に
は、上記感光体ドラム22に形成された上記トナー像が転
写されるための上記複写用紙Pを上記転写装置30に向か
って給送する被記録材給送部34が配置されている。
【0023】また、上記転写装置30の後段であって上記
転写装置30を介して上記トナー像が転写された上記複写
用紙Pが上記感光体ドラム22から分離される方向には、
上記複写用紙Pに上記トナー像を固着させるための定着
装置38、および、この定着装置38と上記転写装置30との
間に配置され、上記複写用紙Pをこの定着装置38に向か
って搬送するための搬送装置36が配置されている。
【0024】上記画像形成装置2は、さらに、図3に示
されている操作パネル40、および図1に示されている主
制御部49、メモリおよび外部装置などとの接続に利用さ
れるインタフェースなどを含んでいる。
【0025】図3には、図2における画像形成装置2に
組込まれる操作パネル40の一例が示されている。この操
作パネル40は、上記画像形成装置2すなわち上記スキャ
ナ部10あるいは上記プリンタ部20のいづれかに配置され
る。
【0026】上記操作パネル40は、図3に示すように、
複写開始を指示するプリントキー41、上記画像形成装置
2における画像出力のための条件、例えば、複写あるい
は印字枚数および倍率、あるいは、部分複写の指定やそ
の領域の座標を入力するための、例えば、複数の押しボ
タンスイッチあるいはカラーブラウン管の画面上に透明
なタッチセンサパネルが設けられている入力装置42を含
んでいる。
【0027】入力装置42には、たとえば、コピー枚数等
を置数するテンキー42a 、コピーを停止するストップキ
ー42b 、拡大連写機能の設定と解除を指示する拡大連写
キー42c 、拡大縮小機能の設定と解除を指示する拡大縮
小キー42d 、種々の案内等を行う案内表示部42e 、倍率
が表示される倍率表示部42f 、コピー枚数が表示される
コピー枚数表示部42g が表示されている。
【0028】また、拡大連写キー42c が投入された際、
図4に示すように、拡大連写時の分割数を入力する分割
数キー42h 、…が、拡大連写キー42c の横に表示される
ようになっている。
【0029】また、拡大縮小キー42d が投入された際、
図5に示すように、拡大縮小時の代表倍率を選択する倍
率選択キー42i 、…と、1%刻みの倍率を変更する倍率
変更キー42j 、42j が、拡大縮小キー42d の横に表示さ
れるようになっている。
【0030】ただし、拡大縮小時の拡大倍率は200%
までに制限されている。これは、拡大連写機能の時以外
の通常の複写時に200%以上の倍率での複写を制限す
ることにより、通常使用しない特殊な倍率に設定される
のを防止することができる。
【0031】図1には、図2における画像形成装置2の
電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表
わすブロック図が示されている。図1によれば、上記画
像形成装置2における主制御部49内のメインCPU50
は、上記スキャナ部10、上記プリンタ部20、および上記
操作パネル部40を、それぞれ独立に、あるいは、上記メ
インCPU50と連動して動作させるスキャナCPU52、
プリンタCPU54、および、パネルCPU56と相互に接
続されている。
【0032】上記メインCPU50には、図6に示すよう
に、メインCPU50に関し、予め決められている動作が
記憶されているメインROM50a、およびこのメインR
OM50aおよび上記メインCPU50によって規定された
データなどが記憶されるメインRAM50bが接続されて
いる。メインROM50aには、拡大連写機能時の分割数
に対応する各分割領域ごとの原稿座標が記憶されてい
る。
【0033】また、上記メインCPU50には、図6に示
すように、データ切え替えおよびバッファメモリ回路6
0、および画像データ蓄積用メモリとしてのページメモ
リ62などが接続されている。上記データ切え替えおよび
バッファメモリ回路60は、上記スキャナ部10を介して読
み取られた画像情報すなわち画像データの転送あるいは
上記プリンタ部20へ出力すべき画像データすなわち印字
データの引出しなどのデータ転送に切換えるとともに、
上記それぞれのデータを一時的に記憶するためのバッフ
ァリングに利用される。
【0034】上記ページメモリ62は、複数ページ分の画
像データを記憶できる領域を有し、上記スキャナ部10か
らの画像データを1ページ分ごとに記憶可能に形成され
ている。
【0035】なお、上記ページメモリ62は、1ページ分
のメモリ内であっても、行と列のアドレスによって規定
される複数の領域、あるいは、行アドレスのみによって
指定可能な複数のライン状領域に分割可能に形成されて
いる。
【0036】また、上記メインCPU50には、図6に示
すように、画像の処理を行う画像処理回路64、圧縮メモ
リ68を用いて画像の圧縮あるいは伸長を行う圧縮伸長回
路66などが接続されている。
【0037】画像処理回路64は、ページメモリ62に記憶
された画像情報信号に対して、例えば、フィルタリン
グ、トリミング、マスキング、鏡像、斜体、拡大、縮
小、エッジ強調あるいは文字特定などの処理が加えられ
たのち、印字信号に変換するものである。なお、画像処
理回路64は、拡大連写機能が設定されている際、その分
割数に対応する領域ごとの画像を、その分割数に応じた
倍率で拡大されるようになっている。
【0038】たとえば、原稿Oのサイズと複写用紙Pの
サイズとが同一で、4分割の場合、各領域の画像が20
0%の倍率で拡大され、9分割の場合、各領域の画像が
300%の倍率で拡大され、16分割の場合、各領域の
画像が400%の倍率で拡大され、25分割の場合、各
領域の画像が500%の倍率で拡大され、36分割の場
合、各領域の画像が600%の倍率で拡大され、49分
割の場合、各領域の画像が700%の倍率で拡大され、
64分割の場合、各領域の画像が800%の倍率で拡大
されるようになっている。
【0039】なお、上記メインCPU50には、図6に示
すように、さらに、多くの外部装置、例えば、図示しな
いディスプレイ(CRT)装置、図示しないパーソナル
コンピュータ、あるいは、図示しないファクシミリ装置
を接続するための、それぞれの装置に対応されたインタ
フェースを含む、インタフェースコントローラ70が接続
されている。
【0040】また、上記このインタフェースコントロー
ラ70には、上記ディスプレイ装置に表示をさせる画像デ
ータを記憶するディスプレイメモリ72、このディスプレ
イメモリ72に記憶されたデータを、ディスプレイに表示
させるディスプレイフォントROM74、上記ページメモ
リ62に上記パーソナルコンピュータからの印字データお
よび所望の入力に対応する数字あるいは記号などを記憶
させるためのプリントフォントROM76、および、パー
ソナルコンピュータなどから供給される符号データを上
記プリンタ部20を介して印字(出力)可能な画像データ
に展開するためのプリンタコントローラ78などが接続さ
れている。
【0041】次に、画像形成装置2の動作を詳細に説明
する。
【0042】上記画像形成装置2は、ディジタル複写装
置、画像入力装置(スキャナ)、プリンタ装置およびフ
ァクシミリ装置として、相互にあるいは独立に、利用可
能に形成されている。以下に、ディジタル複写装置とし
ての動作の一例を示す。
【0043】原稿O(あるいは書類)等の複写対象物が
スキャナ部10における原稿載置台12に載置され、操作パ
ネル40を介して複写条件が入力される。例えば、パネル
CPU56によって制御されている操作パネル40により複
写枚数や複写倍率が設定され、プリントキー41がオンさ
れることで、原稿Oに記録されている画像情報が読み取
られる。
【0044】すなわち、光源14が点灯され、上記光源14
およびミラー13a、13b、13cが複写倍率に対応された
速度で原稿載置台12に沿って移動され、原稿Oからの反
射光(すなわち画像情報)が順次CCDセンサ16へ導か
れる。
【0045】このCCDセンサ16へ導かれた反射光は、
CCDセンサ16の分解能に応じた画素単位でアナログ信
号に変換される。このCCDセンサ16からのアナログ信
号は、A/D変換回路(図示しない)によってディジタ
ル信号に変換される。
【0046】このディジタルに変換された信号は、シェ
ーディング補正回路(図示しない)によりシェーディン
グ補正される。
【0047】このシェーディング補正された上記ディジ
タル信号は、上記シェーディング補正回路に引続いて配
置され、その信号が上記バッファメモリ回路60およびペ
ージメモリ62に転送される際のタイミングが規定される
ラインメモリ(図示しない)に一旦収容される。
【0048】このラインメモリに収容された上記ディジ
タル信号すなわち画像データ(濃度データ)は、メイン
CPU50による制御に応じて、タイミングが整合された
のち、データ切り替えおよびバッファメモリ回路60に転
送され、1ページ分の情報ごとに、上記CCDセンサ16
の分解能に応じて規定される画素単位でページメモリ62
に記憶される。
【0049】ページメモリ62に記憶された上記画像情報
信号は、メインCPU50による制御に応じて画像処理回
路64に読み出され、例えば、フィルタリング、トリミン
グ、マスキング、鏡像、斜体、拡大、縮小、エッジ強調
あるいは文字特定などの処理が加えられたのち、印字信
号に変換される。この印字信号は、プリンタCPU54を
経由してレーザ制御回路(図示しない)に、上記画素単
位で出力される。このレーザ制御回路に出力された上記
画像信号は、メインCPU50およびプリンタCPU54の
双方による制御に応じて付勢されるプリンタ部20へ供給
され、レーザドライバ(図示しない)を介して付勢され
ているレーザユニット26の発光手段(図示しない)から
出力されるレーザビームをオン/オフさせる。このレー
ザビームのオン/オフは、上記画素単位に対応できるこ
とはいうまでもない。
【0050】一方、プリンタ部20では、上記スタートキ
ー41がオンされた時点で、メインCPU50による制御に
応じてモータが付勢され、感光体ドラム22が回転され
る。この感光体ドラム22には、同時に、出力回路54gを
介して付勢される帯電装置24から所望の電荷が供給され
る。また、機構制御回路を介して付勢されるソレノイド
あるいはクラッチなどを介して上記給送部34から複写用
紙Pが給送される。
【0051】上記所望の電荷が供給された感光体ドラム
22の表面に上記レーザ制御回路54fを介してオン/オフ
されたレーザビームが照射されることで、上記感光体ド
ラム22に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像
装置28を介して供給されるトナーによって可視化され、
転写装置30を介して上記複写用紙Pにトナー像として転
写される。
【0052】上記複写用紙Pに転写されたトナー像は、
搬送装置36を介して定着装置38へ搬送され、定着装置38
を介して上記用紙Pに固着される。このトナー像が固着
された上記複写用紙Pは、画像形成装置2の外部に配置
されている排出トレイあるいはソータに排出される。
【0053】次に、上記のような構成において、拡大連
写機能の設定と解除動作について、図7に示すフローチ
ャートを参照しつつ説明する。
【0054】たとえば、拡大連写キー42c が投入された
際、メインCPU50は拡大連写機能を有効と判断し、操
作パネル40の入力装置42により、図4に示すように、拡
大連写キー42c の横に分割数キー42h 、…を表示する。
この表示に応じて、所望の分割数に対応する分割数キー
42h 、…を投入する。すると、メインCPU50は、投入
された分割数キー42h を他の表示と異なった表示とし、
その分割数に対応する複写倍率を算出し、倍率表示部42
f で表示する。この際、原稿Oのサイズと複写用紙Pの
サイズも考慮して算出される。
【0055】また、メインCPU50は、上記分割数に対
応する各分割領域ごとの原稿座標をROM50a から読出
し、上記算出した複写倍率を画像処理回路64に出力す
る。
【0056】また、プリントキー41の投入に応じて、拡
大連写を行う原稿Oが上述したようにスキャナ部10で読
み取られ、ページメモリ62に記憶される。
【0057】これにより、メインCPU50は、1頁分の
画像の1つ目の分割領域の画像データをページメモリ62
から読出し、画像処理回路64により上記複写倍率でペー
ジメモリ62から読出した画像を拡大し、ページメモリ62
の上記原稿画像とは別のエリアに記憶される。この拡大
画像がプリンタ部20により1枚の複写用紙Pにコピーさ
れる。
【0058】次に、メインCPU50は、1頁分の画像の
2つ目の分割領域の画像データをページメモリ62から読
出し、画像処理回路64により上記複写倍率でページメモ
リ62から読出した画像を拡大し、ページメモリ62の上記
原稿画像とは別のエリアに記憶される。この拡大画像が
プリンタ部20により1枚の複写用紙Pにコピーされる。
【0059】以後、残りの分割数分のコピーが上記同様
に順次行われる。
【0060】そして、上記拡大連写機能が有効な状態に
おいて、再び、拡大連写キー42c が投入された際、メイ
ンCPU50は、拡大連写機能による複写動作が終了して
いるか否かを判断する。拡大連写機能による複写動作が
終了していない場合、メインCPU50は、拡大連写キー
42c の投入を無効と判断する。また、拡大連写機能によ
る複写動作が終了している場合、メインCPU50は、拡
大連写機能の無効と判断し、複写倍率をディフォルト値
の100%(標準倍率)とし、操作パネル40の入力装置
42により、分割数キー42h 、…の表示を消し、倍率表示
部42f で100%を表示する。
【0061】上記したように、拡大連写機能の解除が指
示された際、100%の標準倍率に設定するようにした
ものである。
【0062】これにより、拡大連写機能を設定した利用
者とは別の利用者が続けてコピーを行った際に、誤って
上記拡大連写機能での複写倍率のコピーを行ってしまう
のを防止でき、ミスコピーの防止が図れる。
【0063】上記実施例では、拡大連写機能の分割数に
対する複写倍率が算出される場合について説明したが、
これに限らず、拡大連写機能の分割数と原稿のサイズと
複写用紙のサイズとに対応した各複写倍率をROM50a
等の記憶手段に記憶しておき、読出すようにしても良
い。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、拡大連写機能を設定した利用者とは別の利用者が続
けてコピーを行った際に、誤って上記拡大連写機能での
複写倍率のコピーを行ってしまうのを防止でき、ミスコ
ピーの防止が図れる画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す画像形成装置の全体
的な制御系統を概略的に示すブロック図。
【図2】画像形成装置の全体の構成を示す断面図。
【図3】操作パネルの構成を示す概略平面図。
【図4】操作パネルの要部の構成を示す概略平面図。
【図5】操作パネルの要部の構成を示す概略平面図。
【図6】主制御部の構成を概略的に示すブロック図。
【図7】拡大連写機能の設定と解除動作を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
10…スキャナ部 20…プリンタ部 40…操作パネル 41…入力装置 42c …拡大連写キー 42d …拡大縮小キー 42h 、〜…分割数キー 49…主制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡大連写機能を設定あるいは解除を指示
    する第1の指示手段と、 この第1の指示手段により設定された拡大連写機能の分
    割数を指示する第2の指示手段と、 上記拡大連写機能が設定されている状態で、上記第2の
    指示手段により指示された分割数に対応する画像形成倍
    率を算出する算出手段と、 この算出手段により算出された画像形成倍率を表示する
    表示手段と、 原稿を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像における、上記第2の
    指示手段により指示された分割数に対応する領域ごとの
    画像を、上記算出手段により算出された画像形成倍率で
    拡大して被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段
    と、 上記第1の指示手段により拡大連写機能の解除が指示さ
    れた際、画像形成倍率を標準倍率に設定し、上記表示手
    段で標準倍率を表示する処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 拡大連写機能を設定あるいは解除を指示
    する第1の指示手段と、 この第1の指示手段により設定された拡大連写機能の分
    割数を指示する第2の指示手段と、 上記拡大連写機能の分割数に対応する画像形成倍率が記
    憶されている記憶手段と、 上記第1の指示手段により拡大連写機能が設定されてい
    る際に、上記第2の指示手段により指示された分割数に
    対応する画像形成倍率を上記記憶手段から読出す読出手
    段と、 この読出手段により読出された画像形成倍率を表示する
    表示手段と、 原稿を読取る読取手段と、 この読取手段により読取った画像における、上記第2の
    指示手段により指示された分割数に対応する領域ごとの
    画像を、上記読出手段により読出された画像形成倍率で
    拡大して被画像形成媒体に画像形成する画像形成手段
    と、 上記第1の指示手段により拡大連写機能の解除が指示さ
    れた際、画像形成倍率を標準倍率に設定し、上記表示手
    段で標準倍率を表示する処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 拡大連写機能を設定する第1の設定手段
    と、 この第1の設定手段により設定された拡大連写機能の分
    割数を指示する第1の指示手段と、 拡大縮小機能を設定する第2の設定手段と、 この第2の設定手段により設定された拡大縮小機能の倍
    率を、最大拡大倍率が200%に制限された状態で指示
    する第2の指示手段と、 上記第1の設定手段により拡大連写機能が設定されてい
    る状態で、上記第1の指示手段により指示された分割数
    に対応する200%以上の画像形成倍率を算出する第1
    の算出手段と、 原稿を読取る読取手段と、 上記第1の設定手段により拡大連写機能が設定されてい
    る際に、上記読取手段により読取った画像における、上
    記第1の指示手段により指示された分割数に対応する領
    域ごとの画像を、上記算出手段により算出された画像形
    成倍率で拡大してそれぞれ別々の被画像形成媒体に画像
    形成する第1の画像形成手段と、 上記第2の設定手段により拡大縮小機能が設定されてい
    る際に、上記読取手段により読取った画像を上記第2の
    指示手段により指示された倍率で拡大あるいは縮小して
    被画像形成媒体に画像形成する第2の画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 拡大連写機能を設定する第1の設定手段
    と、 この第1の設定手段により設定された拡大連写機能の分
    割数を指示する第1の指示手段と、 上記拡大連写機能の分割数に対応する200%以上の画
    像形成倍率が記憶されている記憶手段と、 拡大縮小機能を設定する第2の設定手段と、 この第2の設定手段により設定された拡大縮小機能の倍
    率を、最大拡大倍率が200%に制限された状態で指示
    する第2の指示手段と、 上記第1の設定手段により拡大連写機能が設定されてい
    る状態で、上記第1の指示手段により指示された分割数
    に対応する画像形成倍率を上記記憶手段から読出す読出
    手段と、 原稿を読取る読取手段と、 上記第1の設定手段により拡大連写機能が設定されてい
    る際に、上記読取手段により読取った画像における、上
    記第1の指示手段により指示された分割数に対応する領
    域ごとの画像を、上記読出手段により読出された画像形
    成倍率で拡大してそれぞれ別々の被画像形成媒体に画像
    形成する第1の画像形成手段と、 上記第2の設定手段により拡大縮小機能が設定されてい
    る際に、上記読取手段により読取った画像を上記第2の
    指示手段により指示された倍率で拡大あるいは縮小して
    被画像形成媒体に画像形成する第2の画像形成手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
JP6143236A 1994-06-24 1994-06-24 画像形成装置 Pending JPH086442A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE37812E1 (en) 1996-03-04 2002-08-06 Sharp Kabushiki Kaisha Magnification setting apparatus for image forming apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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USRE37812E1 (en) 1996-03-04 2002-08-06 Sharp Kabushiki Kaisha Magnification setting apparatus for image forming apparatus

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