JPH0830141A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH0830141A JPH0830141A JP6162321A JP16232194A JPH0830141A JP H0830141 A JPH0830141 A JP H0830141A JP 6162321 A JP6162321 A JP 6162321A JP 16232194 A JP16232194 A JP 16232194A JP H0830141 A JPH0830141 A JP H0830141A
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- fixing
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/23—Reproducing arrangements
- H04N1/29—Reproducing arrangements involving production of an electrostatic intermediate picture
- H04N1/295—Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device, according to a measured quantity
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/32—Circuits or arrangements for control or supervision between transmitter and receiver or between image input and image output device, e.g. between a still-image camera and its memory or between a still-image camera and a printer device
- H04N1/32496—Changing the task performed, e.g. reading and transmitting, receiving and reproducing, copying
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Combination Of More Than One Step In Electrophotography (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、定着による画像の劣化を防止で
き、定着率と画質を両立させることができることを目的
とする。 【構成】この発明は、定着装置の定着温度を、複写機モ
ード時、200℃に制御し、プリンタモード時、180
〜160℃に制御するようにしたものである。
き、定着率と画質を両立させることができることを目的
とする。 【構成】この発明は、定着装置の定着温度を、複写機モ
ード時、200℃に制御し、プリンタモード時、180
〜160℃に制御するようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば原稿の画像
を読取り、この読取った信号に応じて用紙上に画像を形
成したり、外部装置から受信した画像データに対する画
像を用紙上に形成する複合型の複写機等の画像形成装置
に関する。
を読取り、この読取った信号に応じて用紙上に画像を形
成したり、外部装置から受信した画像データに対する画
像を用紙上に形成する複合型の複写機等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において、
感光体ドラム上に電気信号化された画像イメージを、レ
ーザ光等により潜像として形成するデジタル方式のもの
がある。このような画像形成装置は、スキャナから読み
取った原稿を印字する複写機モードやコンピュータの出
力端末として動作するプリンタモード等を同一機体で行
うことができる複合機として実用化されてきている。
感光体ドラム上に電気信号化された画像イメージを、レ
ーザ光等により潜像として形成するデジタル方式のもの
がある。このような画像形成装置は、スキャナから読み
取った原稿を印字する複写機モードやコンピュータの出
力端末として動作するプリンタモード等を同一機体で行
うことができる複合機として実用化されてきている。
【0003】このような画像形成装置では、感光体ドラ
ムに形成された潜像を現像装置によりトナー像に現像
し、転写装置により用紙へ転写され、定着装置により用
紙へ定着されるプロセスを経て画像を形成する。定着装
置として一般的には発熱体を内包するヒートローラと加
圧を加えるプレスローラからなるヒートローラ方式など
の熱及び圧力によるトナー像の用紙への定着が行われて
いる。
ムに形成された潜像を現像装置によりトナー像に現像
し、転写装置により用紙へ転写され、定着装置により用
紙へ定着されるプロセスを経て画像を形成する。定着装
置として一般的には発熱体を内包するヒートローラと加
圧を加えるプレスローラからなるヒートローラ方式など
の熱及び圧力によるトナー像の用紙への定着が行われて
いる。
【0004】レーザ光等により潜像を形成するデジタル
複写機では、定着プロセスにおける熱及び圧力により用
紙上のトナー像の滲みや潰れが画質上問題となってきて
いる。特に複合機の場合、複写機モードではレーザ光の
パルス幅変調が行われるため、アナログ複写機と同一の
ハーフトーン部(中間調部分)が多く、プリンタモード
では2値的な画像であり、用紙上のトナー像の性質が異
なる(図9の(a)(b)および図10参照)。
複写機では、定着プロセスにおける熱及び圧力により用
紙上のトナー像の滲みや潰れが画質上問題となってきて
いる。特に複合機の場合、複写機モードではレーザ光の
パルス幅変調が行われるため、アナログ複写機と同一の
ハーフトーン部(中間調部分)が多く、プリンタモード
では2値的な画像であり、用紙上のトナー像の性質が異
なる(図9の(a)(b)および図10参照)。
【0005】また、両者の定着性を比べると、ハーフト
ーン部を有する複写機モードが用紙上のトナー粒子の分
布が稀薄であり、熱及び圧力による定着後の用紙との結
合が弱く、トナー粒子が未収して存在し、溶融後用紙に
しみ込み強固に結合するプリンタモードに比べ定着性が
劣る。このような複合機において、定着性の最悪条件で
ある複写機モード時のハーフトーン部を考慮し、定着温
度を設定すると、プリンタモード時に定着過剰となり、
トナー像の滲みや潰れが発生してしまうという欠点があ
った。
ーン部を有する複写機モードが用紙上のトナー粒子の分
布が稀薄であり、熱及び圧力による定着後の用紙との結
合が弱く、トナー粒子が未収して存在し、溶融後用紙に
しみ込み強固に結合するプリンタモードに比べ定着性が
劣る。このような複合機において、定着性の最悪条件で
ある複写機モード時のハーフトーン部を考慮し、定着温
度を設定すると、プリンタモード時に定着過剰となり、
トナー像の滲みや潰れが発生してしまうという欠点があ
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、レー
ザ光等により潜像を形成し、プリンタモードとレーザ光
のパルス幅変調により得られるハーフトーン部を有する
複写機モードの2つの動作モードを持つ画像形成装置に
おいて、複写機モード時のハーフトーン部を考慮し、定
着温度を設定すると、プリンタモード時に定着過剰とな
り、トナー像の滲みや潰れが発生してしまうという欠点
を除去するもので、プリンタモード時に定着過剰とな
り、トナー像の滲みや潰れが発生してしまったり、複写
機モード時に定着性が劣ることなく、両モードとも確実
な画質で画像を形成することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
ザ光等により潜像を形成し、プリンタモードとレーザ光
のパルス幅変調により得られるハーフトーン部を有する
複写機モードの2つの動作モードを持つ画像形成装置に
おいて、複写機モード時のハーフトーン部を考慮し、定
着温度を設定すると、プリンタモード時に定着過剰とな
り、トナー像の滲みや潰れが発生してしまうという欠点
を除去するもので、プリンタモード時に定着過剰とな
り、トナー像の滲みや潰れが発生してしまったり、複写
機モード時に定着性が劣ることなく、両モードとも確実
な画質で画像を形成することができる画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、画像を読取る読取手段、外部装置からの画像データ
を受入れる受入手段、像担持体上に像を形成する像形成
手段と、この像形成手段により形成された上記像担持体
上の像を現像する現像手段と、この現像手段により現像
された像を被画像形成媒体に転写する転写手段と、この
転写手段により像が転写された被画像形成媒体上の像を
定着する定着手段とを有する画像形成手段、上記読取手
段により読取られた画像に対する画像形成を行うか、上
記受入手段で受入れた画像データに対する画像形成を指
示する指示手段、この指示手段により上記読取手段に対
する画像形成が指示された際、上記定着手段の定着温度
が第1の温度に設定して、上記読取手段により読取られ
た画像に対する画像形成を上記画像形成手段で行う第1
の処理手段、および上記指示手段により上記受入手段で
受入れた画像データに対する画像形成が指示された際、
上記定着手段の定着温度を上記第1の温度よりも低い第
2の温度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対
する画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段
から構成される。
は、画像を読取る読取手段、外部装置からの画像データ
を受入れる受入手段、像担持体上に像を形成する像形成
手段と、この像形成手段により形成された上記像担持体
上の像を現像する現像手段と、この現像手段により現像
された像を被画像形成媒体に転写する転写手段と、この
転写手段により像が転写された被画像形成媒体上の像を
定着する定着手段とを有する画像形成手段、上記読取手
段により読取られた画像に対する画像形成を行うか、上
記受入手段で受入れた画像データに対する画像形成を指
示する指示手段、この指示手段により上記読取手段に対
する画像形成が指示された際、上記定着手段の定着温度
が第1の温度に設定して、上記読取手段により読取られ
た画像に対する画像形成を上記画像形成手段で行う第1
の処理手段、および上記指示手段により上記受入手段で
受入れた画像データに対する画像形成が指示された際、
上記定着手段の定着温度を上記第1の温度よりも低い第
2の温度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対
する画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段
から構成される。
【0008】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段、外部装置からの画像データを受入れる受入手
段、像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された上記像担持体上の像を現像する
現像手段と、この現像手段により現像された像を被画像
形成媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像
が転写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段
とを有する画像形成手段、上記読取手段により読取られ
た画像に対する画像形成を行うか、上記受入手段で受入
れた画像データに対する画像形成を指示する指示手段、
この指示手段により上記読取手段に対する画像形成が指
示された際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段、およ
び上記指示手段により上記受入手段で受入れた画像デー
タに対する画像形成が指示された際、上記定着手段の定
着温度を上記第1の温度よりも10〜20%低い第2の
温度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対する
画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段から
構成される。
読取手段、外部装置からの画像データを受入れる受入手
段、像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された上記像担持体上の像を現像する
現像手段と、この現像手段により現像された像を被画像
形成媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像
が転写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段
とを有する画像形成手段、上記読取手段により読取られ
た画像に対する画像形成を行うか、上記受入手段で受入
れた画像データに対する画像形成を指示する指示手段、
この指示手段により上記読取手段に対する画像形成が指
示された際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段、およ
び上記指示手段により上記受入手段で受入れた画像デー
タに対する画像形成が指示された際、上記定着手段の定
着温度を上記第1の温度よりも10〜20%低い第2の
温度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対する
画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段から
構成される。
【0009】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段、外部装置からの画像データを受入れる受入手
段、像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された上記像担持体上の像を現像する
現像手段と、この現像手段により現像された像を被画像
形成媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像
が転写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段
とを有する画像形成手段、上記読取手段により画像が読
取られた際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段、およ
び上記受入手段により画像データを受入れた際、上記定
着手段の定着温度を上記第1の温度よりも低い第2の温
度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段から構
成される。
読取手段、外部装置からの画像データを受入れる受入手
段、像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された上記像担持体上の像を現像する
現像手段と、この現像手段により現像された像を被画像
形成媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像
が転写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段
とを有する画像形成手段、上記読取手段により画像が読
取られた際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段、およ
び上記受入手段により画像データを受入れた際、上記定
着手段の定着温度を上記第1の温度よりも低い第2の温
度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段から構
成される。
【0010】この発明の画像形成装置は、画像を読取る
読取手段、外部装置からの画像データを受入れる受入手
段、像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された上記像担持体上の像を現像する
現像手段と、この現像手段により現像された像を被画像
形成媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像
が転写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段
とを有する画像形成手段、上記読取手段により画像が読
取られた際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段、およ
び上記受入手段により画像データを受入れた際、上記定
着手段の定着温度を上記第1の温度よりも10〜20%
低い第2の温度に設定して、上記受入手段で受入れた画
像に対する画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処
理手段から構成される。
読取手段、外部装置からの画像データを受入れる受入手
段、像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形
成手段により形成された上記像担持体上の像を現像する
現像手段と、この現像手段により現像された像を被画像
形成媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像
が転写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段
とを有する画像形成手段、上記読取手段により画像が読
取られた際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段、およ
び上記受入手段により画像データを受入れた際、上記定
着手段の定着温度を上記第1の温度よりも10〜20%
低い第2の温度に設定して、上記受入手段で受入れた画
像に対する画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処
理手段から構成される。
【0011】
【作用】この発明は、レーザ光により像担持体上に像を
形成するデジタル方式の画像形成装置において、レーザ
光のパルス幅変調に伴う発光を行う複写機モードとレー
ザ光の2値的な発光のみのプリンタモードを有し、複写
機モードでの動作時に比べプリンタモードでの動作時の
定着装置の定着温度を10〜20%下げる制御を行うよ
うにしたものである。
形成するデジタル方式の画像形成装置において、レーザ
光のパルス幅変調に伴う発光を行う複写機モードとレー
ザ光の2値的な発光のみのプリンタモードを有し、複写
機モードでの動作時に比べプリンタモードでの動作時の
定着装置の定着温度を10〜20%下げる制御を行うよ
うにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図2はこの発明の画像形成装置の内部
構造を示す概略構成図である。上記画像形成装置2は、
原稿の画像情報を光学的に読取るためのスキャナ部(読
取手段)10、および、このスキャナ部10を介して読み取
られ、あるいは、外部装置(図示しない)から供給され
る画像信号に応じて、被記録材すなわち複写用紙上に画
像情報を出力する画像形成部としてのプリンタ部20を含
んでいる。
照して説明する。図2はこの発明の画像形成装置の内部
構造を示す概略構成図である。上記画像形成装置2は、
原稿の画像情報を光学的に読取るためのスキャナ部(読
取手段)10、および、このスキャナ部10を介して読み取
られ、あるいは、外部装置(図示しない)から供給され
る画像信号に応じて、被記録材すなわち複写用紙上に画
像情報を出力する画像形成部としてのプリンタ部20を含
んでいる。
【0013】上記スキャナ部10は、複写すべき原稿Oが
載置される原稿載置台(原稿台)12、この原稿載置台12
に載置された原稿Oを照明する光源14、この光源14を介
して照明された上記原稿Oからの反射光を光電変換する
ことで、上記反射光を画像情報信号に変換するCCDセ
ンサ16を有している。
載置される原稿載置台(原稿台)12、この原稿載置台12
に載置された原稿Oを照明する光源14、この光源14を介
して照明された上記原稿Oからの反射光を光電変換する
ことで、上記反射光を画像情報信号に変換するCCDセ
ンサ16を有している。
【0014】なお、上記光源14の側方には、光源14から
の照明光を上記原稿Oに効率良く集束させるためのリフ
レクタ11が配置されている。また、上記光源14と上記C
CDセンサ16との間には、上記原稿Oから上記CCDセ
ンサ16へ向かう光すなわち原稿Oからの反射光が通過さ
れる光路を折曲げるための複数のミラー13a、13b、13
c、および、上記反射光を上記CCDセンサ16の集光面
に集束させるためのレンズ15などが配置されている。
の照明光を上記原稿Oに効率良く集束させるためのリフ
レクタ11が配置されている。また、上記光源14と上記C
CDセンサ16との間には、上記原稿Oから上記CCDセ
ンサ16へ向かう光すなわち原稿Oからの反射光が通過さ
れる光路を折曲げるための複数のミラー13a、13b、13
c、および、上記反射光を上記CCDセンサ16の集光面
に集束させるためのレンズ15などが配置されている。
【0015】上記原稿載置台12の上部には、上記原稿O
を上記載置台12に密着させる原稿押さえが配置されてい
る。この原稿押えは、画像形成装置2の大きさあるいは
複写能力に応じて、例えば、SDFすなわちセミオート
原稿給送装置あるいはADFすなわち自動原稿給送装置
などと置換え可能である。
を上記載置台12に密着させる原稿押さえが配置されてい
る。この原稿押えは、画像形成装置2の大きさあるいは
複写能力に応じて、例えば、SDFすなわちセミオート
原稿給送装置あるいはADFすなわち自動原稿給送装置
などと置換え可能である。
【0016】上記プリンタ部20は、円筒状であって、図
示しないモータなどを介して所望の方向に回転可能に形
成され、所望の電位に帯電されるとともに、光ビームが
照射されることで光ビームが照射された領域の電位が変
化する光電変換素子すなわち感光体ドラム22を有してい
る。
示しないモータなどを介して所望の方向に回転可能に形
成され、所望の電位に帯電されるとともに、光ビームが
照射されることで光ビームが照射された領域の電位が変
化する光電変換素子すなわち感光体ドラム22を有してい
る。
【0017】この感光体ドラム22の周囲には、感光体ド
ラム22に所望の電位を与える帯電装置24、上記感光体ド
ラム22に、後述する画像処理部からの画像信号あるいは
印字信号、すなわち、複写あるいは出力すべき画像情報
に応じてオン/オフされた75nJ(ジュール)あるい
は10nJの照度のレーザビームを出力するレーザユニ
ット26、このレーザユニット26からのレーザビームによ
って上記感光体ドラム22に形成された静電潜像に、可視
化剤すなわちトナーを供給することで現像ローラ28aに
より現像する現像装置28、および、この現像装置28を介
して現像された上記感光体ドラム22上の上記トナー像
を、後述する被記録材給送部34から給送される被記録材
すなわち複写用紙に転写させる転写装置30などが順に配
置されている。
ラム22に所望の電位を与える帯電装置24、上記感光体ド
ラム22に、後述する画像処理部からの画像信号あるいは
印字信号、すなわち、複写あるいは出力すべき画像情報
に応じてオン/オフされた75nJ(ジュール)あるい
は10nJの照度のレーザビームを出力するレーザユニ
ット26、このレーザユニット26からのレーザビームによ
って上記感光体ドラム22に形成された静電潜像に、可視
化剤すなわちトナーを供給することで現像ローラ28aに
より現像する現像装置28、および、この現像装置28を介
して現像された上記感光体ドラム22上の上記トナー像
を、後述する被記録材給送部34から給送される被記録材
すなわち複写用紙に転写させる転写装置30などが順に配
置されている。
【0018】なお、上記感光体ドラム22の周囲であって
上記転写装置30よりも後流には、上記感光体ドラム22の
表面に残ったトナーを除去するとともに、上記レーザビ
ームによって感光体ドラム22上に生じた電位の変化を次
の画像形成(プリント)のために消去するクリーナユニ
ット32が配置されている。
上記転写装置30よりも後流には、上記感光体ドラム22の
表面に残ったトナーを除去するとともに、上記レーザビ
ームによって感光体ドラム22上に生じた電位の変化を次
の画像形成(プリント)のために消去するクリーナユニ
ット32が配置されている。
【0019】上記現像装置28と上記転写装置30との間に
は、上記感光体22に形成された上記トナー像が転写され
るための上記複写用紙を上記転写装置30に向かって給送
する被記録材給送部34が配置されている。
は、上記感光体22に形成された上記トナー像が転写され
るための上記複写用紙を上記転写装置30に向かって給送
する被記録材給送部34が配置されている。
【0020】また、上記転写装置30の後段であって上記
転写装置30を介して上記トナー像が転写された上記複写
用紙が上記感光体22から分離される方向には、上記複写
用紙に上記トナー像を固着させるための定着装置38、お
よび、この定着装置38と上記転写装置30との間に配置さ
れ、上記複写用紙をこの定着装置38に向かって搬送する
ための搬送装置36が配置されている。
転写装置30を介して上記トナー像が転写された上記複写
用紙が上記感光体22から分離される方向には、上記複写
用紙に上記トナー像を固着させるための定着装置38、お
よび、この定着装置38と上記転写装置30との間に配置さ
れ、上記複写用紙をこの定着装置38に向かって搬送する
ための搬送装置36が配置されている。
【0021】上記定着装置38としては、定着ローラ方式
を用いており、外径40mmのヒータを内包するテフロ
ンコートの定着ローラ38aと外径40mmのシリコンゴ
ムからなる加圧ローラ38bを有しており、両ローラ38
a、38bの間を上記複写用紙が通過することにより、熱
及び圧力の力によりトナー像が上記複写用紙に定着され
るようになっている。
を用いており、外径40mmのヒータを内包するテフロ
ンコートの定着ローラ38aと外径40mmのシリコンゴ
ムからなる加圧ローラ38bを有しており、両ローラ38
a、38bの間を上記複写用紙が通過することにより、熱
及び圧力の力によりトナー像が上記複写用紙に定着され
るようになっている。
【0022】上記画像形成装置2は、さらに、図3に示
されている操作パネル40、および図1、図4から図7に
示されている主制御部49、メモリおよび外部装置などと
の接続に利用されるインタフェースなどを含んでいる。
されている操作パネル40、および図1、図4から図7に
示されている主制御部49、メモリおよび外部装置などと
の接続に利用されるインタフェースなどを含んでいる。
【0023】図3には、図2における画像形成装置2に
組込まれる操作パネル40の一例が示されている。この操
作パネル40は、上記画像形成装置2すなわち上記スキャ
ナ部10あるいは上記プリンタ部20のいづれかに配置され
る。
組込まれる操作パネル40の一例が示されている。この操
作パネル40は、上記画像形成装置2すなわち上記スキャ
ナ部10あるいは上記プリンタ部20のいづれかに配置され
る。
【0024】上記操作パネル40は、複写開始を指示する
プリントキー41、上記画像形成装置2における画像出力
のための条件、例えば、複写あるいは印字枚数および倍
率、あるいは、部分複写の指定やその領域の座標を入力
するための、例えば、複数の押しボタンスイッチあるい
はカラーブラウン管の画面上に透明なタッチセンサパネ
ルが設けられている入力装置42を含んでいる。
プリントキー41、上記画像形成装置2における画像出力
のための条件、例えば、複写あるいは印字枚数および倍
率、あるいは、部分複写の指定やその領域の座標を入力
するための、例えば、複数の押しボタンスイッチあるい
はカラーブラウン管の画面上に透明なタッチセンサパネ
ルが設けられている入力装置42を含んでいる。
【0025】また、上記操作パネル40には、上記画像形
成装置2におけるトラブル、例えば、装置2内における
複写用紙の詰まりなどを表示するディスプレイユニット
44などが組込まれている。
成装置2におけるトラブル、例えば、装置2内における
複写用紙の詰まりなどを表示するディスプレイユニット
44などが組込まれている。
【0026】上記入力装置42は、画像形成装置2に関す
る操作手順あるいは入力すべき条件に応じて配置され、
例えば、絵記号、数字、文字あるいは文字列がなどが表
示されている複数の入力キーとしてのタッチセンサ42
a、42b、42c、42d…を有している。たとえば、テン
キー42a、クリア/ストップキー42b、プリントモード
キー42c、複写機モードキー42dとなっている。また、
上記入力装置42は、操作案内等や入力内容が表示される
表示部43を有している。
る操作手順あるいは入力すべき条件に応じて配置され、
例えば、絵記号、数字、文字あるいは文字列がなどが表
示されている複数の入力キーとしてのタッチセンサ42
a、42b、42c、42d…を有している。たとえば、テン
キー42a、クリア/ストップキー42b、プリントモード
キー42c、複写機モードキー42dとなっている。また、
上記入力装置42は、操作案内等や入力内容が表示される
表示部43を有している。
【0027】表示部43では、複写枚数、複写倍率、コピ
ー可等が表示されるようになっている。テンキー42a
は、複写枚数および複写倍率の設定に利用される数字キ
ーである。
ー可等が表示されるようになっている。テンキー42a
は、複写枚数および複写倍率の設定に利用される数字キ
ーである。
【0028】クリア/ストップキー42bは、入力された
条件をクリヤしたり、複写動作中に、そのキーの押下時
間に応じて複写枚数のクリア、プリンタ部20のプリント
動作の停止を指示するものである。
条件をクリヤしたり、複写動作中に、そのキーの押下時
間に応じて複写枚数のクリア、プリンタ部20のプリント
動作の停止を指示するものである。
【0029】プリントモードキー42cは、定着装置38の
定着温度を180度〜160度に設定するプリントモー
ドを指定するキーである。複写機モードキー42dは、定
着装置38の定着温度を200度に設定する複写機モード
を指定するキーである。
定着温度を180度〜160度に設定するプリントモー
ドを指定するキーである。複写機モードキー42dは、定
着装置38の定着温度を200度に設定する複写機モード
を指定するキーである。
【0030】図1には、図2における画像形成装置2の
電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表
わすブロック図が示されている。図1によれば、上記画
像形成装置2における主制御部49内のメインCPU50
は、上記スキャナ部10、上記プリンタ部20、および、上
記操作パネル部40を、それぞれ独立に、あるいは、上記
メインCPU50と連動して動作させるスキャナCPU5
2、プリンタCPU54、および、パネルCPU56と相互
に接続されている。
電気的接続および制御のための信号の流れを概略的に表
わすブロック図が示されている。図1によれば、上記画
像形成装置2における主制御部49内のメインCPU50
は、上記スキャナ部10、上記プリンタ部20、および、上
記操作パネル部40を、それぞれ独立に、あるいは、上記
メインCPU50と連動して動作させるスキャナCPU5
2、プリンタCPU54、および、パネルCPU56と相互
に接続されている。
【0031】また、図4から図6には、上記主制御部4
9、上記スキャナ部10、上記プリンタ部20の、それぞれ
に関する電気的接続および制御のための信号の流れが示
されている。
9、上記スキャナ部10、上記プリンタ部20の、それぞれ
に関する電気的接続および制御のための信号の流れが示
されている。
【0032】図4によれば、上記メインCPU50には、
メインCPU50に関し、予め決められている動作が記憶
されているメインROM50a、および、このメインRO
M50aおよび上記メインCPU50によって規定されたデ
ータなどが記憶されるメインRAM50bが接続されてい
る。
メインCPU50に関し、予め決められている動作が記憶
されているメインROM50a、および、このメインRO
M50aおよび上記メインCPU50によって規定されたデ
ータなどが記憶されるメインRAM50bが接続されてい
る。
【0033】また、上記メインCPU50には、図4に示
すように、データ切え替えおよびバッファメモリ回路6
0、および、画像データ蓄積用メモリとしてのページメ
モリ62など接続されている。上記データ切え替えおよび
バッファメモリ回路60は、上記スキャナ部10を介して読
み取られた画像情報すなわち画像データの転送あるいは
上記プリンタ部20へ出力すべき画像データすなわち印字
データの引出しなどのデータ転送に関する切換えるとと
もに、上記それぞれのデータを一時的に記憶するための
バッファリングに利用される。
すように、データ切え替えおよびバッファメモリ回路6
0、および、画像データ蓄積用メモリとしてのページメ
モリ62など接続されている。上記データ切え替えおよび
バッファメモリ回路60は、上記スキャナ部10を介して読
み取られた画像情報すなわち画像データの転送あるいは
上記プリンタ部20へ出力すべき画像データすなわち印字
データの引出しなどのデータ転送に関する切換えるとと
もに、上記それぞれのデータを一時的に記憶するための
バッファリングに利用される。
【0034】上記ページメモリ62は、複数ページ分の画
像データを記憶できる領域を有し、上記スキャナ部10か
らの画像データを1ページ分ごとに記憶可能に形成され
ている。
像データを記憶できる領域を有し、上記スキャナ部10か
らの画像データを1ページ分ごとに記憶可能に形成され
ている。
【0035】なお、上記ページメモリ62は、1ページ分
のメモリ内であっても、行と列のアドレスによって規定
される複数の領域、あるいは、行アドレスのみによって
指定可能な複数のライン状領域に分割可能に形成されて
いる。
のメモリ内であっても、行と列のアドレスによって規定
される複数の領域、あるいは、行アドレスのみによって
指定可能な複数のライン状領域に分割可能に形成されて
いる。
【0036】また、上記メインCPU50には、図4に示
すように、画像の処理を行う画像処理回路64、圧縮メモ
リ68を用いて画像の圧縮あるいは伸長を行う圧縮伸長回
路66などが接続されている。
すように、画像の処理を行う画像処理回路64、圧縮メモ
リ68を用いて画像の圧縮あるいは伸長を行う圧縮伸長回
路66などが接続されている。
【0037】画像処理回路64は、ページメモリ62に記憶
された画像情報信号に対して、例えば、フィルタリン
グ、トリミング、マスキング、鏡像、斜体、拡大、縮
小、エッジ強調あるいは文字特定などの処理が加えられ
たのち、印字信号に変換するものである。
された画像情報信号に対して、例えば、フィルタリン
グ、トリミング、マスキング、鏡像、斜体、拡大、縮
小、エッジ強調あるいは文字特定などの処理が加えられ
たのち、印字信号に変換するものである。
【0038】なお、上記メインCPU50には、図4に示
すように、さらに、多くの外部装置、例えば、図示しな
いディスプレイ(CRT)装置、図示しないパーソナル
コンピュータ、あるいは、図示しないファクシミリ装置
を接続するための、それぞれの装置に対応されたインタ
フェースを含む、インタフェースコントローラ70が接続
されている。
すように、さらに、多くの外部装置、例えば、図示しな
いディスプレイ(CRT)装置、図示しないパーソナル
コンピュータ、あるいは、図示しないファクシミリ装置
を接続するための、それぞれの装置に対応されたインタ
フェースを含む、インタフェースコントローラ70が接続
されている。
【0039】また、このインタフェースコントローラ70
には、上記ディスプレイ装置に表示をさせる画像データ
を記憶するディスプレイメモリ72、このディスプレイメ
モリ72に記憶されたデータを、ディスプレイに表示させ
るディスプレイフォントROM74、上記ページメモリ62
に上記パーソナルコンピュータからの印字データおよび
所望の入力に対応する数字あるいは記号などを記憶させ
るためのプリントフォントROM76、および、パーソナ
ルコンピュータなどから供給される符号データを上記プ
リンタ部20を介して印字(出力)可能な画像データに展
開するためのプリンタコントローラ78などが接続されて
いる。
には、上記ディスプレイ装置に表示をさせる画像データ
を記憶するディスプレイメモリ72、このディスプレイメ
モリ72に記憶されたデータを、ディスプレイに表示させ
るディスプレイフォントROM74、上記ページメモリ62
に上記パーソナルコンピュータからの印字データおよび
所望の入力に対応する数字あるいは記号などを記憶させ
るためのプリントフォントROM76、および、パーソナ
ルコンピュータなどから供給される符号データを上記プ
リンタ部20を介して印字(出力)可能な画像データに展
開するためのプリンタコントローラ78などが接続されて
いる。
【0040】上記スキャナ部10は、図5に示すように、
スキャナ部10の全体を制御するスキャナCPU52、制御
プログラム等が記憶されているROM52a、データ記憶
用のRAM52b、CCDセンサ16を駆動するCCDドラ
イバ52c、上記光源14を点灯するランプドライバ52d、
上記光源14およびミラー13a、13b、13c等を移動する
モータ52fの回転を制御する機構制御回路52e、CCD
センサ16からのアナログ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換回路52g、CCDセンサ16のばらつきある
いは周囲の温度変化などに起因するCCDセンサ16から
の出力信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正
するためのシェーディング補正回路52h、シェーディン
グ補正回路52hからのシェーディング補正されたディジ
タル信号を一旦記憶するラインメモリ52iによって構成
されている。A/D変換回路52gでのディジタル信号
は、1画素を16段階で表現した中間調(ハーフトー
ン)も表現できるようにしたものとなっている。
スキャナ部10の全体を制御するスキャナCPU52、制御
プログラム等が記憶されているROM52a、データ記憶
用のRAM52b、CCDセンサ16を駆動するCCDドラ
イバ52c、上記光源14を点灯するランプドライバ52d、
上記光源14およびミラー13a、13b、13c等を移動する
モータ52fの回転を制御する機構制御回路52e、CCD
センサ16からのアナログ信号をディジタル信号に変換す
るA/D変換回路52g、CCDセンサ16のばらつきある
いは周囲の温度変化などに起因するCCDセンサ16から
の出力信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正
するためのシェーディング補正回路52h、シェーディン
グ補正回路52hからのシェーディング補正されたディジ
タル信号を一旦記憶するラインメモリ52iによって構成
されている。A/D変換回路52gでのディジタル信号
は、1画素を16段階で表現した中間調(ハーフトー
ン)も表現できるようにしたものとなっている。
【0041】上記プリンタ部20は、図6に示すように、
プリンタ部20の全体を制御するスキャナCPU54、制御
プログラム等が記憶されているROM54a、データ記憶
用のRAM54b、給紙部34、搬送装置36、感光体ドラム
22が回転されるモータ54d等の駆動機構を制御する機構
制御回路54c、上記レーザユニット26の回転を制御する
とともに、図示しない発光手段による発光をオン/オフ
するレーザドライバ54eを制御するレーザ変調回路を有
するレーザ制御回路54f、帯電装置24や転写装置30に電
源電圧を供給する出力回路54g、上記定着装置38の定着
ローラ38aの電源電圧を制御する定着温度制御回路54
h、および現像装置28の現像ローラ28aの現像バイアス
を制御する現像バイアス制御回路54iによって構成され
ている。なお、複写機モードでは、レーザ制御回路54f
のレーザ変調回路において、1画素を16段階にパルス
幅変調するようになっており、中間調の再現が行えるよ
うになっている。
プリンタ部20の全体を制御するスキャナCPU54、制御
プログラム等が記憶されているROM54a、データ記憶
用のRAM54b、給紙部34、搬送装置36、感光体ドラム
22が回転されるモータ54d等の駆動機構を制御する機構
制御回路54c、上記レーザユニット26の回転を制御する
とともに、図示しない発光手段による発光をオン/オフ
するレーザドライバ54eを制御するレーザ変調回路を有
するレーザ制御回路54f、帯電装置24や転写装置30に電
源電圧を供給する出力回路54g、上記定着装置38の定着
ローラ38aの電源電圧を制御する定着温度制御回路54
h、および現像装置28の現像ローラ28aの現像バイアス
を制御する現像バイアス制御回路54iによって構成され
ている。なお、複写機モードでは、レーザ制御回路54f
のレーザ変調回路において、1画素を16段階にパルス
幅変調するようになっており、中間調の再現が行えるよ
うになっている。
【0042】上記出力回路54gは、プリンタCPU54の
制御に基づいて、帯電装置24により感光体ドラム22の表
面が例えば−750Vになるように帯電したり、あるい
は帯電装置24により感光体ドラム22の表面が例えば−6
50Vになるように帯電されるようになっている。
制御に基づいて、帯電装置24により感光体ドラム22の表
面が例えば−750Vになるように帯電したり、あるい
は帯電装置24により感光体ドラム22の表面が例えば−6
50Vになるように帯電されるようになっている。
【0043】定着温度制御回路54hは、プリンタCPU
54の制御に基づいて、定着ローラ38aの温度を、160
℃から200℃までの範囲で変更可能であり、たとえば
複写機モード時、200度に設定され、プリンタモード
時、180度〜160度に設定されるようになってい
る。
54の制御に基づいて、定着ローラ38aの温度を、160
℃から200℃までの範囲で変更可能であり、たとえば
複写機モード時、200度に設定され、プリンタモード
時、180度〜160度に設定されるようになってい
る。
【0044】現像バイアス制御回路54iは、プリンタC
PU54の制御に基づいて、現像ローラ28aの現像バイア
スを−500Vあるいは−450Vに設定するものであ
る。また、プロセススピードとしては、216mm/s
ecあるいは185mm/secのものが用いられるよ
うになっている。
PU54の制御に基づいて、現像ローラ28aの現像バイア
スを−500Vあるいは−450Vに設定するものであ
る。また、プロセススピードとしては、216mm/s
ecあるいは185mm/secのものが用いられるよ
うになっている。
【0045】次に、画像形成装置2の動作を詳細に説明
する。上記画像形成装置2は、ディジタル複写装置、画
像入力装置 (スキャナ) 、プリンタ装置およびファクシ
ミリ装置として、相互にあるいは独立に、利用可能に形
成されている。以下に、ディジタル複写装置としての動
作の一例を示す。
する。上記画像形成装置2は、ディジタル複写装置、画
像入力装置 (スキャナ) 、プリンタ装置およびファクシ
ミリ装置として、相互にあるいは独立に、利用可能に形
成されている。以下に、ディジタル複写装置としての動
作の一例を示す。
【0046】原稿O(あるいは書類)等の複写対象物が
スキャナ部10における原稿載置台12に載置され、操作パ
ネル40を介して複写条件が入力される。例えば、パネル
CPU56によって制御されている操作パネル40により複
写機モードキー42dが投入されている状態で、複写枚数
や複写倍率が設定され、プリントキー41がオンされるこ
とで、原稿Oに記録されている画像情報が読み取られ
る。
スキャナ部10における原稿載置台12に載置され、操作パ
ネル40を介して複写条件が入力される。例えば、パネル
CPU56によって制御されている操作パネル40により複
写機モードキー42dが投入されている状態で、複写枚数
や複写倍率が設定され、プリントキー41がオンされるこ
とで、原稿Oに記録されている画像情報が読み取られ
る。
【0047】すなわち、ランプドライバ52dを介して光
源14が点灯され、メカニカルコントローラ52eによって
付勢されたモータの回転にともなって上記光源14および
ミラーが原稿載置台12に沿って移動され、原稿Oからの
反射光 (すなわち画像情報)が順次CCDセンサ16へ導
かれる。
源14が点灯され、メカニカルコントローラ52eによって
付勢されたモータの回転にともなって上記光源14および
ミラーが原稿載置台12に沿って移動され、原稿Oからの
反射光 (すなわち画像情報)が順次CCDセンサ16へ導
かれる。
【0048】このCCDセンサ16へ導かれた反射光は、
CCDドライバ52cによって付勢されている状態のCC
Dセンサ16を介してCCDセンサ16の分解能に応じた画
素単位でアナログ信号に変換される。このCCDセンサ
16からのアナログ信号は、アナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換回路52gによってディジタル信
号に変換される。
CCDドライバ52cによって付勢されている状態のCC
Dセンサ16を介してCCDセンサ16の分解能に応じた画
素単位でアナログ信号に変換される。このCCDセンサ
16からのアナログ信号は、アナログ信号をディジタル信
号に変換するA/D変換回路52gによってディジタル信
号に変換される。
【0049】このディジタルに変換された信号は、CC
Dセンサ16のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起
因するCCDセンサ16からの出力信号に対するスレッシ
ョルドレベルの変動を補正するためのシェーディング補
正回路52hを介してシェーディング補正される。
Dセンサ16のばらつきあるいは周囲の温度変化などに起
因するCCDセンサ16からの出力信号に対するスレッシ
ョルドレベルの変動を補正するためのシェーディング補
正回路52hを介してシェーディング補正される。
【0050】このシェーディング補正された上記ディジ
タル信号は、上記シェーディング補正回路52hに引続い
て配置され、自身が上記バッファメモリ回路60およびペ
ージメモリ62に転送される際のタイミングが規定される
ラインメモリ52iに一旦収容される。
タル信号は、上記シェーディング補正回路52hに引続い
て配置され、自身が上記バッファメモリ回路60およびペ
ージメモリ62に転送される際のタイミングが規定される
ラインメモリ52iに一旦収容される。
【0051】このラインメモリ52iに収容された上記デ
ィジタル信号すなわち画像データは、メインCPU50に
よる制御に応じて、タイミングが整合されたのち、デー
タ切り替えおよびバッファメモリ回路60に転送され、1
ページ分の情報ごとに、上記CCDセンサ16の分解能に
応じて規定される画素単位でページメモリ62に記憶され
る。
ィジタル信号すなわち画像データは、メインCPU50に
よる制御に応じて、タイミングが整合されたのち、デー
タ切り替えおよびバッファメモリ回路60に転送され、1
ページ分の情報ごとに、上記CCDセンサ16の分解能に
応じて規定される画素単位でページメモリ62に記憶され
る。
【0052】ページメモリ62に記憶された上記画像情報
信号は、メインCPU50による制御に応じて画像処理回
路64に読み出され、例えば、フィルタリング、トリミン
グ、マスキング、鏡像、斜体、拡大、縮小、エッジ強調
あるいは文字特定などの処理が加えられたのち、印字信
号に変換される。この印字信号は、プリンタCPU54を
経由してレーザ制御回路54fに、上記画素単位で出力さ
れる。このレーザ制御回路54fに出力された上記画像信
号により、レーザドライバ54eを介して付勢されている
レーザユニット26から出力されるレーザビームを上記画
素単位にオン/オフさせる。
信号は、メインCPU50による制御に応じて画像処理回
路64に読み出され、例えば、フィルタリング、トリミン
グ、マスキング、鏡像、斜体、拡大、縮小、エッジ強調
あるいは文字特定などの処理が加えられたのち、印字信
号に変換される。この印字信号は、プリンタCPU54を
経由してレーザ制御回路54fに、上記画素単位で出力さ
れる。このレーザ制御回路54fに出力された上記画像信
号により、レーザドライバ54eを介して付勢されている
レーザユニット26から出力されるレーザビームを上記画
素単位にオン/オフさせる。
【0053】一方、プリンタ部20では、上記スタートキ
ー41がオンされた時点で、メインCPU50による制御に
応じて図示しないモータが付勢され、感光体ドラム22が
回転される。この感光体ドラム22には、同時に、出力回
路54fを介して付勢される帯電装置24から所望の電荷が
供給される。たとえば、感光体ドラム22の表面電位が−
750Vあるいは−650Vに設定される。また、機構
制御回路54cを介して付勢されるソレノイドあるいはク
ラッチなどを介して上記給送部34から被記録材すなわち
複写用紙が給送される。
ー41がオンされた時点で、メインCPU50による制御に
応じて図示しないモータが付勢され、感光体ドラム22が
回転される。この感光体ドラム22には、同時に、出力回
路54fを介して付勢される帯電装置24から所望の電荷が
供給される。たとえば、感光体ドラム22の表面電位が−
750Vあるいは−650Vに設定される。また、機構
制御回路54cを介して付勢されるソレノイドあるいはク
ラッチなどを介して上記給送部34から被記録材すなわち
複写用紙が給送される。
【0054】上記所望の電荷が供給された感光体ドラム
22の表面に上記レーザ変調回路54eを介してオン/オフ
されたレーザビームが照射されることで、上記感光体22
に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置28
を介して供給されるトナーによって可視化され、転写装
置30を介して上記複写用紙にトナー像として転写され
る。現像装置28の現像バイアスは、−500Vあるいは
−450Vに設定されている。
22の表面に上記レーザ変調回路54eを介してオン/オフ
されたレーザビームが照射されることで、上記感光体22
に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像装置28
を介して供給されるトナーによって可視化され、転写装
置30を介して上記複写用紙にトナー像として転写され
る。現像装置28の現像バイアスは、−500Vあるいは
−450Vに設定されている。
【0055】上記複写用紙に転写されたトナー像は、搬
送装置36を介して定着装置38へ搬送され、200度に制
御されている定着装置38を介して上記用紙に固着され
る。このトナー像が固着された上記複写用紙は、装置2
の外部に配置されている排出トレイあるいはソータに排
出される。
送装置36を介して定着装置38へ搬送され、200度に制
御されている定着装置38を介して上記用紙に固着され
る。このトナー像が固着された上記複写用紙は、装置2
の外部に配置されている排出トレイあるいはソータに排
出される。
【0056】また、操作パネル40のプリントモードキー
42cが投入されている場合、メインCPU50はプリント
モードを判断し、外部装置からの画像データを受付け可
能としている。
42cが投入されている場合、メインCPU50はプリント
モードを判断し、外部装置からの画像データを受付け可
能としている。
【0057】この状態において、インタフェースコント
ローラ70に外部装置からの画像データが供給された際、
インタフェースコントローラ70は、プリンタコントロー
ラ78などを用いて上記プリンタ部20を介して印字(出
力)可能な画像データに展開する。
ローラ70に外部装置からの画像データが供給された際、
インタフェースコントローラ70は、プリンタコントロー
ラ78などを用いて上記プリンタ部20を介して印字(出
力)可能な画像データに展開する。
【0058】ページメモリ62に記憶された上記画像デー
タは、メインCPU50により、プリンタCPU54を経由
してレーザ制御回路54fに、上記画素単位で出力され
る。このレーザ制御回路54fに出力された上記画像信号
により、レーザドライバ54eを介して付勢されているレ
ーザユニット26から出力されるレーザビームを上記画素
単位にオン/オフさせる。
タは、メインCPU50により、プリンタCPU54を経由
してレーザ制御回路54fに、上記画素単位で出力され
る。このレーザ制御回路54fに出力された上記画像信号
により、レーザドライバ54eを介して付勢されているレ
ーザユニット26から出力されるレーザビームを上記画素
単位にオン/オフさせる。
【0059】一方、プリンタ部20では、上記インタフェ
ースコントローラ70に外部装置からの画像データが供給
された時点で、メインCPU50による制御に応じて図示
しないモータが付勢され、感光体ドラム22が回転され
る。この感光体ドラム22には、同時に、出力回路54fを
介して付勢される帯電装置24から所望の電荷が供給され
る。また、機構制御回路54cを介して付勢されるソレノ
イドあるいはクラッチなどを介して上記給送部34から被
記録材すなわち複写用紙が給送される。
ースコントローラ70に外部装置からの画像データが供給
された時点で、メインCPU50による制御に応じて図示
しないモータが付勢され、感光体ドラム22が回転され
る。この感光体ドラム22には、同時に、出力回路54fを
介して付勢される帯電装置24から所望の電荷が供給され
る。また、機構制御回路54cを介して付勢されるソレノ
イドあるいはクラッチなどを介して上記給送部34から被
記録材すなわち複写用紙が給送される。
【0060】上記所望の電荷が供給された感光体ドラム
22の表面に上記レーザ変調回路54eを介してオン/オフ
された75nJあるいは10nJの照度のレーザビーム
が照射されることで、上記感光体22に静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、現像装置28を介して供給される
トナーによって可視化され、転写装置30を介して上記複
写用紙にトナー像として転写される。現像装置28の現像
バイアスは、−500Vあるいは−450Vに設定され
ている。
22の表面に上記レーザ変調回路54eを介してオン/オフ
された75nJあるいは10nJの照度のレーザビーム
が照射されることで、上記感光体22に静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、現像装置28を介して供給される
トナーによって可視化され、転写装置30を介して上記複
写用紙にトナー像として転写される。現像装置28の現像
バイアスは、−500Vあるいは−450Vに設定され
ている。
【0061】上記複写用紙に転写されたトナー像は、搬
送装置36を介して定着装置38へ搬送され、160度〜1
80度に制御されている定着装置38を介して上記用紙に
固着される。このトナー像が固着された上記複写用紙
は、装置2の外部に配置されている排出トレイあるいは
ソータに排出される。
送装置36を介して定着装置38へ搬送され、160度〜1
80度に制御されている定着装置38を介して上記用紙に
固着される。このトナー像が固着された上記複写用紙
は、装置2の外部に配置されている排出トレイあるいは
ソータに排出される。
【0062】上述したように、印字速度(プロセススピ
ード)として2種類を行っており、それぞれの感光体ド
ラム22の周速及び適切な印字を行うためのプロセス条件
を下表に示す。
ード)として2種類を行っており、それぞれの感光体ド
ラム22の周速及び適切な印字を行うためのプロセス条件
を下表に示す。
【0063】 実施例1 実施例2 プロセススピード 216mm/sec 185mm/sec 感光体表面電位 −750V −650V 現像バイアス −500V −450V レーザ照度 7.5nJ 10nJ この場合、定着性の評価としては、一般的に用いられて
いる、コピー画像を堅牢度試験機「JIS−LO801
参照」にかけた時の残存率にて評価を行った堅牢度試験
機にかけつ画像は、一般的に用いられている。それぞれ
のモードの最悪条件となる。複写機モードではパルス幅
変調によるハーフトーン、プリンタモードでは網点画像
による5段階の濃度パッチを用いて行った。
いる、コピー画像を堅牢度試験機「JIS−LO801
参照」にかけた時の残存率にて評価を行った堅牢度試験
機にかけつ画像は、一般的に用いられている。それぞれ
のモードの最悪条件となる。複写機モードではパルス幅
変調によるハーフトーン、プリンタモードでは網点画像
による5段階の濃度パッチを用いて行った。
【0064】画質は1例として、100μm幅のペアラ
インの再現性を目視によるレベル評価を行い細線再現性
として定着による潰れや滲みの指針としている。これら
の結果を図7、図8に示す。
インの再現性を目視によるレベル評価を行い細線再現性
として定着による潰れや滲みの指針としている。これら
の結果を図7、図8に示す。
【0065】したがって、2種の印字速度の場合でも、
プリンタモード時の定着温度を複写機モード時の10〜
20%の温度にすることにより、プリンタモード時の画
質の改善の定着率の維持できる。
プリンタモード時の定着温度を複写機モード時の10〜
20%の温度にすることにより、プリンタモード時の画
質の改善の定着率の維持できる。
【0066】上記したように、定着装置の定着温度を、
複写機モード時、200℃に制御し、プリンタモード
時、180〜160℃に制御することにより、定着によ
る画像の劣化を防止でき、定着率と画質を両立させるこ
とができる。
複写機モード時、200℃に制御し、プリンタモード
時、180〜160℃に制御することにより、定着によ
る画像の劣化を防止でき、定着率と画質を両立させるこ
とができる。
【0067】すなわち、レーザ光により感光体ドラム上
に潜像を形成するデジタル方式の複写機において、レー
ザ光のパルス幅変調に伴う発光を行う複写機モードとレ
ーザ光の2値的な発光のみのプリンタモードを有し、複
写機モードでの動作時に比べプリンタモードでの動作時
の定着装置の定着温度を10〜20%下げる制御を行う
ことにより、両モードでの定着性の確保及び定着による
画像の潰れや滲みの防止を行うことができる。
に潜像を形成するデジタル方式の複写機において、レー
ザ光のパルス幅変調に伴う発光を行う複写機モードとレ
ーザ光の2値的な発光のみのプリンタモードを有し、複
写機モードでの動作時に比べプリンタモードでの動作時
の定着装置の定着温度を10〜20%下げる制御を行う
ことにより、両モードでの定着性の確保及び定着による
画像の潰れや滲みの防止を行うことができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、プリンタモード時に定着過剰となり、トナー像の滲
みや潰れが発生してしまったり、複写機モード時に定着
性が劣ることなく、両モードとも確実な画質で画像を形
成することができる画像形成装置を提供できる。
ば、プリンタモード時に定着過剰となり、トナー像の滲
みや潰れが発生してしまったり、複写機モード時に定着
性が劣ることなく、両モードとも確実な画質で画像を形
成することができる画像形成装置を提供できる。
【図1】この発明の一実施例を示す画像形成装置の全体
的な制御系統を概略的に示すブロック図。
的な制御系統を概略的に示すブロック図。
【図2】画像形成装置の全体の構成を示す断面図。
【図3】操作パネルを示す概略平面図。
【図4】主制御部の構成を概略的に示すブロック図。
【図5】スキャナ部の構成を概略的に示すブロック図。
【図6】プリンタ部の構成を概略的に示すブロック図。
【図7】定着温度に対する細線再現性と定着率を示す
図。
図。
【図8】定着温度に対する細線再現性と定着率を示す
図。
図。
【図9】用紙上のトナー像の性質を示す図。
【図10】各種パルス幅変調による光エネルギー分布を
示す図。
示す図。
10…スキャナ部 20…プリンタ部 38…定着装置 40…操作パネル 42c…プリンタモードキー 42d…複写機モードキー 49…主制御部 50…メインCPU 52…スキャナCPU 54…プリンタCPU 56…パネルCPU 62…ページメモリ
Claims (4)
- 【請求項1】 画像を読取る読取手段と、 外部装置からの画像データを受入れる受入手段と、 像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形成手
段により形成された上記像担持体上の像を現像する現像
手段と、この現像手段により現像された像を被画像形成
媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像が転
写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段とを
有する画像形成手段と、 上記読取手段により読取られた画像に対する画像形成を
行うか、上記受入手段で受入れた画像データに対する画
像形成を指示する指示手段と、 この指示手段により上記読取手段に対する画像形成が指
示された際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段と、 上記指示手段により上記受入手段で受入れた画像データ
に対する画像形成が指示された際、上記定着手段の定着
温度を上記第1の温度よりも低い第2の温度に設定し
て、上記受入手段で受入れた画像に対する画像形成を上
記画像形成手段で行う第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 画像を読取る読取手段と、 外部装置からの画像データを受入れる受入手段と、 像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形成手
段により形成された上記像担持体上の像を現像する現像
手段と、この現像手段により現像された像を被画像形成
媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像が転
写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段とを
有する画像形成手段と、 上記読取手段により読取られた画像に対する画像形成を
行うか、上記受入手段で受入れた画像データに対する画
像形成を指示する指示手段と、 この指示手段により上記読取手段に対する画像形成が指
示された際、上記定着手段の定着温度が第1の温度に設
定して、上記読取手段により読取られた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第1の処理手段と、 上記指示手段により上記受入手段で受入れた画像データ
に対する画像形成が指示された際、上記定着手段の定着
温度を上記第1の温度よりも10〜20%低い第2の温
度に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対する画
像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 画像を読取る読取手段と、 外部装置からの画像データを受入れる受入手段と、 像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形成手
段により形成された上記像担持体上の像を現像する現像
手段と、この現像手段により現像された像を被画像形成
媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像が転
写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段とを
有する画像形成手段と、 上記読取手段により画像が読取られた際、上記定着手段
の定着温度が第1の温度に設定して、上記読取手段によ
り読取られた画像に対する画像形成を上記画像形成手段
で行う第1の処理手段と、 上記受入手段により画像データを受入れた際、上記定着
手段の定着温度を上記第1の温度よりも低い第2の温度
に設定して、上記受入手段で受入れた画像に対する画像
形成を上記画像形成手段で行う第2の処理手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 画像を読取る読取手段と、 外部装置からの画像データを受入れる受入手段と、 像担持体上に像を形成する像形成手段と、この像形成手
段により形成された上記像担持体上の像を現像する現像
手段と、この現像手段により現像された像を被画像形成
媒体に転写する転写手段と、この転写手段により像が転
写された被画像形成媒体上の像を定着する定着手段とを
有する画像形成手段と、 上記読取手段により画像が読取られた際、上記定着手段
の定着温度が第1の温度に設定して、上記読取手段によ
り読取られた画像に対する画像形成を上記画像形成手段
で行う第1の処理手段と、 上記受入手段により画像データを受入れた際、上記定着
手段の定着温度を上記第1の温度よりも10〜20%低
い第2の温度に設定して、上記受入手段で受入れた画像
に対する画像形成を上記画像形成手段で行う第2の処理
手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06162321A JP3137536B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 画像形成装置 |
US08/500,621 US5655177A (en) | 1994-07-14 | 1995-07-11 | Image former apparatus having a fixing temperature in a printer mode lower than in a copy mode |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06162321A JP3137536B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0830141A true JPH0830141A (ja) | 1996-02-02 |
JP3137536B2 JP3137536B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=15752315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06162321A Expired - Fee Related JP3137536B2 (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | 画像形成装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5655177A (ja) |
JP (1) | JP3137536B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3542428B2 (ja) * | 1995-07-20 | 2004-07-14 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及び画像表示方法 |
US5794230A (en) * | 1996-03-15 | 1998-08-11 | Microsoft Corporation | Method and system for creating and searching directories on a server |
GB0108354D0 (en) * | 2001-04-03 | 2001-05-23 | Thirdspace Living Ltd | System and method for providing a user with access to a plurality of sevices and content from a broadband television service |
US7720398B2 (en) * | 2006-08-15 | 2010-05-18 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5559481A (en) * | 1978-10-27 | 1980-05-02 | Sharp Corp | Fixing temperature control unit |
US4549803A (en) * | 1983-04-12 | 1985-10-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
JPS60142375A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-27 | Canon Inc | 両面画像形成装置 |
JPH01221779A (ja) * | 1988-02-29 | 1989-09-05 | Canon Inc | 定着装置 |
JP2941827B2 (ja) * | 1988-12-15 | 1999-08-30 | キヤノン株式会社 | 記録装置 |
US5333038A (en) * | 1991-10-17 | 1994-07-26 | Konica Corporation | Image forming apparatus for controlling a size or a color tone of a toner image |
US5321481A (en) * | 1992-08-27 | 1994-06-14 | Mathers James E | Fuser temperature and copy output controller |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP06162321A patent/JP3137536B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-07-11 US US08/500,621 patent/US5655177A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5655177A (en) | 1997-08-05 |
JP3137536B2 (ja) | 2001-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |