JPH10224605A - 画像処理装置及び方法及び複写装置 - Google Patents

画像処理装置及び方法及び複写装置

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JPH10224605A
JPH10224605A JP9020407A JP2040797A JPH10224605A JP H10224605 A JPH10224605 A JP H10224605A JP 9020407 A JP9020407 A JP 9020407A JP 2040797 A JP2040797 A JP 2040797A JP H10224605 A JPH10224605 A JP H10224605A
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JP
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image
reading
film
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picture
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JP9020407A
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Takuya Kawamura
卓也 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルムに記録された画像をこのフィルムに
上記画像とは異なる方法で記録されたこの画像の属性情
報と共に画像形成する際に、見た目の良いプリント出力
を行うことを別の目的とする。 【解決手段】 フィルムに記録された画像を読み取るこ
とにより画像データを発生する第1の読み取り手段と、
前記フィルムに前記画像とは異なる方法で記録された前
記画像の属性情報を読み取る第2の読み取り手段と、前
記第1の読み取り手段により読み取られた画像と前記第
2の読み取り手段により読み取られた属性情報に対応す
る付加画像をすかし合成し、得られた合成画像を所定の
用紙に可視出力させる制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像及びこの画像
に関する情報が記録されたフィルムの情報を処理する画
像処理装置及び方法及び複写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、写真画像を光学的に記録するフィ
ルムに対して磁気記録部を有するフィルム(いわゆるA
PSフィルム)が普及し始めている。
【0003】また従来、カラー複写機等に従来のカメラ
による撮影で記録されたフィルムを読み取るフィルムプ
ロジェクタというものが存在し、このフィルムから読み
取られた画像を上記カラー複写機によりプリントする事
ができた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気記
録部を有するフィルムに記録された画像を画像形成装置
からプリントしようとした場合における種々の工夫は成
されていなかった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みて成されたもの
であり、上記フィルムに記録された画像をこのフィルム
に上記画像とは異なる方法で記録されたこの画像の属性
情報と共に画像形成する際に、見た目の良いプリント出
力を行うことを別の目的とする。
【0006】また、上記フィルムに記録された画像をこ
のフィルムに上記画像とは異なる方法で記録されたこの
画像の属性情報と共に画像形成する際に、画像形成する
用紙を効率良く使用することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載の画像処理装置によれば、フ
ィルムに記録された画像を読み取ることにより画像デー
タを発生する第1の読み取り手段と、前記フィルムに前
記画像とは異なる方法で記録された前記画像の属性情報
を読み取る第2の読み取り手段と、前記第1の読み取り
手段により読み取られた画像と前記第2の読み取り手段
により読み取られた属性情報に対応する付加画像をすか
し合成し、得られた合成画像を所定の用紙に可視出力さ
せる制御手段を有することを特徴とする。
【0008】また、本発明の請求項6に記載の画像処理
装置によれば、フィルムに記録された画像を読み取るこ
とにより画像データを発生する第1の読み取り手段と、
前記フィルムに前記画像とは異なる方法で記録された前
記画像の属性情報を読み取る第2の読み取り手段と、前
記第1の読み取り手段により読み取られた画像と前記第
2の読み取り手段により読み取られた属性情報に対応す
る付加画像を合成し、該合成により得られた第1の合成
画像と第2の合成画像を同一用紙の互いに異なる面に可
視出力させる制御手段を有することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施の
形態を図面を参照して説明する。
【0010】(第1の実施の形態)図1に、本実施の形
態の画像処理装置の概要を説明する。0101は、カラ
ー画像処理装置で、自動両面印刷機能と外部機器からの
信号入力端子を介して信号を入力する機能を備える。0
102は、磁気情報の付加記録された写真フィルムから
画像を光学的に読取る機能と、前記写真フィルムから磁
気情報を磁気的に読取る機能と、外部端子を介して外部
装置へ画像のデジタル信号や読取られた磁気情報の信号
を出力する信号出力機能を備えたフィルムスキャナーで
ある。0103は、カラー画像処理装置0101とフィ
ルムスキャナー0102の間の通信を行なうための通信
ケーブルである。
【0011】図2に、図1の0102で示したフィルム
スキャナーの一部である信号読み取り部の構成を示す。
【0012】1はフィルムに付加された磁気情報を読取
るための磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1の押えのパッ
ド、3はフィルムカートリッジ、4は磁気記録部を備え
たフィルム、5はフィルムを巻き取るためのスプール、
6はスキャナのための照明光源である。7はフィルムス
キャナである。フィルムスキャナ7はR,G,B三色の
ライン状センサから成り、フィルムが送られることによ
り副走査を行う。8はフィルムを給送するための給送用
フォーク、9はフィルム給送用ギアユニット、10はス
プール5を駆動するためのフォーク、11はスプール駆
動用ギアユニットである。12は給送用モータであり、
前記給送用ギアユニット9、スプール駆動用ギアユニッ
ト11にともに接続される。前記給送用モータ12の回
転動作によりフィルム4が移動し、この移動中に前記フ
ィルム4上に磁気記録された属性情報が磁気ヘッド1に
よって読取られる。また、同様にフィルム4が移動する
ことにより、スキャナ7によってフィルム4に記録され
ている画像が読取られる。
【0013】図3は、図2で示した読み取り手段に相当
する磁気ヘッド1で読取った磁気記録データとスキャナ
7で読取った画像データの処理を行うための回路構成の
概略を示すブロック図である。図3において、1、7は
図1に示した磁気ヘッド、スキャナであり、同じく12
は給送用モータである。13は磁気記録データ再生回路
であり、作動増幅回路、信号増幅のための演算増幅器な
どにより構成されるが、詳細は省略する。14は画像デ
ータを処理するための演算処理部である。演算処理部1
4内には、磁気記録データ再生回路13で再生された属
性情報をテキストデータに変換させるための属性情報=
テキストデータ対応表や、変換されたテキスト情報を文
字データに置き換えるためのフォントデータ、さらに外
部機器からの情報を解釈するためのデータ等が格納され
たROMが内蔵されている。15は給送用モータ12を
駆動するためのモータドライバ、16はスキャナ7で読
取られた写真画像データや、磁気記録データ再生回路1
3で再生された属性情報を演算処理部14で処理した文
字データからなるディジタル画像データを格納するペー
ジメモリ、17はページメモリの内容を確認するための
モニタ、18は外部にページメモリ16内のディジタル
画像データを出力したり、外部からの情報を受け取った
りするための外部通信ユニットである。
【0014】図4に、図1の0101で示したカラー画
像処理装置の断面図を示す。
【0015】図4に示すように、カラー画像処理装置は
その上部にデジタルカラー画像リーダ部(以下、リーダ
部)50を、下部にデジタルカラー画像プリンタ部(以
下、プリンタ部)60を有する。
【0016】リーダ部50において、原稿30を原稿台
ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査す
ることにより、原稿30からの反射光像を、ミラー3
5、36を介して、レンズ33によりフルカラーセンサ
34に集光し、カラー色分解画像信号を得る。CCD等
により構成されるフルカラーセンサ(以降、CCD)3
4で得られたカラー色分解画像信号は、図示しない増幅
部を経て後述する画像処理部40にて各種の画像処理を
施され、プリンタ部60に送出される。尚、37は基準
白色板であり、詳細は後述する。
【0017】プリンタ部60において、像担持体である
感光ドラム1は図中矢印方向に回転自在に担持され、感
光ドラム1の周りに前露光ランプ11、コロナ帯電器、
レーザ露光光学系3a、3b、3c、電位センサ12、
色の異なる4個の現像器4Y、4C、4M、4K、ドラ
ム上光量検知手段13、転写ドラム5、クリーニング器
6を配置する。
【0018】レーザ露光光学系3a、3b、3cにおい
て、リーダ部50で得られた画像信号はレーザ出力部4
1にて光信号に変換され、レーザ42より出力されたレ
ーザ光がポリゴンミラー3aで反射され、レンズ3b及
びミラー3cを通って、感光ドラム1の表面に光像43
として投影される。
【0019】プリンタ部60における画像形成時には、
感光ドラム1を図中矢印方向に回転させ、前露光ランプ
11で除電した後の感光ドラム1を帯電器2により一様
に帯電させて、各分解色ごとに光像43を照射し、潜像
を形成する。
【0020】次に、所定の色の現像器を動作させて、感
光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上に樹脂を
基体としたトナー画像を形成する。現像器は偏心カム2
4Y、24C、24M、24Kの動作により、各分解色
に応じて択一的に感光ドラム1に接近するようになって
いる。
【0021】さらに、感光ドラム1上のトナー画像を、
記録材カセット7a、7b、7cより搬送系及び転写ド
ラム5を介して感光ドラム1と対向した位置に供給され
た記録材に転写する。転写ドラム5は回転駆動されるよ
うに軸支され、その周面開口域には誘電体からなる記録
材担持シートを円筒状に一体的に張設している。転写ド
ラム5を回転させるに従って感光ドラム1上のトナー像
は不図示の帯電器やローラにより記録材担持シートに担
持された記録材上に所望数の色画像が転写され、フルカ
ラー画像を形成する。
【0022】フルカラー画像形成の場合、上述したよう
にして4色のトナー像の転写を終了すると、記録材を転
写ドラム5から分離爪8a、分離押し上げコロ8b及び
分離帯電器8cの作用によって分離し、熱ローラ定着器
9を介してトレイ10に排紙する。
【0023】他方、転写後感光ドラム1は、表面の残留
トナーをクリーニング器6で清掃した後、再度画像形成
工程に供する。
【0024】記録材の両面に画像を形成する場合には、
記録材が定着器9を排出後、すぐに搬送バス切替ガイド
19を駆動し、搬送縦バス20を経て、反転バス21a
にいったん導いた後、反射ローラ21bの逆転により、
記録材を送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれ
た方向と反対向きに退出させ、中間トレイ22に収納す
る。その後再び上述した画像形成工程によってもう一方
の面に画像を形成する。
【0025】また、転写ドラム5の記録材端子シート上
の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止す
るために、ファーブラシ14と記録材担持シートを介し
て該ブラシ14に対向するバックアップブラシ15や、
オイル除去ローラ16と記録材担持シートを介して該ロ
ーラ16に対向するバックアップブラシ17の作用によ
り清掃を行う。このような清掃は画像形成前もしくは後
に行い、また、ジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。
【0026】39は画像先端センサであり、シグナルプ
レート38a、38bがセンサ39を横切ると画像先端
信号ITOPが生成される。プレート38a、38bは
180度対向した位置にあり、転写ドラム5が1回転す
るとITOP信号は2回発生する。
【0027】90及び91は管理キーであり、シリンダ
ー部90にキー91を差しこみ右に回すことで後述のC
PUはキーの装着を検出する。93はコントロールカー
ドであり、光学式または磁気式に部門コードを与えられ
ている。92はカードアダプタであり、カード93がそ
う入された時に、カードの有する部門コードを認識し、
後述のCPUにカードのそう入を通知する。
【0028】また、後述するCPUからのCUP信号に
応じて部門コード別に出力枚数の計数を行い、アダプタ
内もしくはカード内に計数値を加算、記憶する。
【0029】次に、上述した図4に示す画像処理部40
の詳細を、図5を参照して説明する。
【0030】図5は、上述した図4に示す画像処理部4
0の詳細構成を示すブロック図である。図2のCCD3
4にて光電変換された画像信号は、CCD処理部201
においてゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/
Dコンバータで各色信号毎に8ビットのデジタル画像信
号R、G、Bに変換される。その後にシェーディング補
正部202に入力され、色毎に図1に示す標準白色板3
7の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正を
施される。CCD34の受光部はR、G、Bが互いに所
定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ
素子で構成される副走査動機処理部203において、副
走査方向の空間的ずれを補正する。
【0031】204は入力マスキング部で、R、G、B
フィルタの濁り等を補正する。205は光量/濃度変換
部で、ルックアップテーブルROM(またはRAM)に
より構成され、R、G、Bの輝度信号がC、M、Yの濃
度信号に変換される。206は公知のマスキング及びU
CR回路であり、詳しい説明は省略するが、入力された
Y、M、C、3原色信号から、出力のためのY、M、
C、Bkの信号のいずれかが信号V1として出力され、
各読み取り動作のたびに順次所定のビット長、例えば8
ビットで出力される。207は記録すべき画像信号を選
択するセレクタ部であり、CCD読み取り画像信号V1
と、後述する外部機器219からの画像信号V2のいず
れかを、CPU217により任意のタイミングで切り替
える。
【0032】208はプリンタの特性に合わせて所望の
濃度/階調で画像記録するための、公知のガンマ補正部
である。209はレーザ駆動部であり、デジタル画像信
号を例えばパルス変調されたアナログ信号に変換して、
不図示のレーザを駆動する。
【0033】217はCPU部であり、上述した図1に
示すランプ32、ミラー35、36から成る光学系を往
復動作させるモータ221を、モータドライバ216を
介して駆動制御し、又、CVR(Constant V
oltage Regurator:ランプレギュレー
タ)214を介して原稿照明ランプ32の光量制御やO
N/OFF制御を行う他、I/O部212を介してオペ
レーションパネル213を制御する。尚、CPU部には
RAM、ROM等公知のデバイスが含まれている。
【0034】通信制御部211はモータドライバ21
6、外部機器219との通信を制御する。本実施例にお
いて外部機器219との通信とは、画像信号を記録する
ための用紙サイズや色モードの情報、記録の開始/終了
命令を受け取ったり、リーダ部50、プリンタ部60の
状況を外部機器219に通知したりすることである。2
10は同期信号生成部であり、転写ドラム5の回転に同
期して発生するITOP信号やポリゴンミラーの回転に
同期して発生するBD信号に基づいて、1画素単位のク
ロックCLK1、ライン同期信号HSYNC1、HSY
NC2、1頁単位の同期信号PSYNC1、PSYNC
2を生成する。220は外部機器219からの画素クロ
ックCLK2及び1ラインの画像有効区間信号LEに同
期して送られてくる画像信号V2′を内部の画素クロッ
クCLK1とライン同期信号HSYNC1に同期する画
像信号V2に変換するための速度変換部である。
【0035】カウンタ215はCPU部217からのC
PU−CLKを所望の数だけ計数するカウンタを3本有
し、CPU部217とモータドライバ216への割込信
号TM1−INT、TM2−INT、TM3−INTを
生成する。
【0036】I/O部212へはキー部90よりキーの
そう入を示すKON信号及びカードアダプタ部92より
カードのそう入を示すCON信号が送られ、前述のよう
にCPU部217はキーもしくはカードの有無を検出す
る。またCPU部217はプリンタ部において用紙が1
枚給紙(もしくは排紙)される度にI/O部212を介
してカードアダプタ部92へカウントアップを示すCP
U信号を一定時間(例えば100msec)ONする。
【0037】次に、第1の実施の形態に係るカラー画像
処理装置の操作パネル(操作部)の構成を図6に基づき
説明する。操作パネルには、タッチパネルディスプレイ
部400と、リセットキー401と、ストップキー40
2と、テンキー群403と、予熱キー404と、割込キ
ー405と、コールキー406と、暗証キー407と、
クリアキー408と、コピースタートキー409と、機
能キー410とが配設されている。
【0038】タッチパネルディスプレイ部400は、コ
ピーモードの設定及び表示に用いる。リセットキー40
1は、コピーモードを標準モードに戻す際に用いる。ス
トップキー402は、コピーを中止する時に用いる。テ
ンキー群403は、コピー枚数の設定及びその他の数値
入力に用いる。予熱キー404は、画像処理装置の消費
電力を抑制する予熱モードに移行する時や予熱モードか
ら復帰する時に用いる。
【0039】割込キー405は、実行中のコピーを一旦
中断し、他のコピーを割込ませる時に用いる。コールキ
ー406は、例えば3回前までの実行したコピーモード
を呼び戻す時に用いる。暗証キー407は、後述の暗証
モードで用いる。クリアキー408は、コピー枚数を1
に戻す時に用いる。コピースタートキー409は、コピ
ーを開始する時に用いる。機能キー410は、様々な機
能を設定する際に用いる。
【0040】図7は上述したタッチパネルディスプレイ
部400の表示例である。501はコピー倍率の表示で
あり、各タッチキー514,515,516,517を
用いて設定される。502はコピーができる旨を示すコ
ピー可能表示である。503は用紙選択表示であり、タ
ッチキー500を用いて選択される。504は枚数表示
である。505はローカルコピーモードと外部機器から
の画像を出力するためのリモートプリントモードの切替
キーである。506は原稿の白黒/カラーを自動判定
し、白黒原稿の時の白黒コピーを自動選択しカラー原稿
の時にカラーコピーを自動選択するACS(オートカラ
ーセレクト)キーである。
【0041】507は、フルカラーコピーを選択するキ
ー、508は白黒コピーを選択するキーである。509
は原稿の位置とサイズを自動的に検知するための原稿検
知キー、510は原稿画像を用紙の中央にコピーするた
めのセンター移動キーである。511は原稿モード選択
のためのタッチキーであり、原稿の種類(文字原稿、写
真原稿、文字写真混在原稿)の選択に用いる。512は
濃度のマニュアル調節キー、513は濃度自動調節モー
ドのON/OFFキーである。518は予め9組まで記
憶させておいたコピーモードから所望のコピーモードを
選択するためのモードメモリー群である。
【0042】519は、フィルムスキャナーであり、通
信制御部にフィルムスキャナーが接続されている場合
に、フィルムスキャナーからの信号を検知して、接続さ
れた外部機器がフィルムスキャナーであると認識した場
合に、表示される。その際519を押すことによりフィ
ルムスキャナー操作画面に切り替わる。
【0043】図8は、フィルムスキャナー操作画面であ
る。
【0044】0801は、1枚の用紙に1コマのプリン
トを作成するための画面を呼び出すキーである。080
2は、1枚の用紙に複数コマのプリントを作成するため
の画面を呼び出すキーである。0801または0802
を選択した場合には、属性情報のない写真画像を出力す
ることも可能である。0803は、インデックスプリン
トを作成するための画面を呼び出すキーである。080
1から0803のいずれかのキーで呼び出された画面に
いて、フィルムスキャナーを用いたプリントの設定を行
ってから、この画面に戻った時は、0801から080
3の中で、選択された画面に対応するキーが反転表示さ
れ、現在、どのモードが設定されているかを示すことが
できる。0804は、0801から0803のいずれか
による設定を行った後、プリントを開始するために、フ
ィルムスキャナーキーを有していた標準操作画面に戻る
ためのOKキーである。0805は取消キーであり、作
業を中止するために、現在設定されているフィルムスキ
ャナーによるプリントの設定をクリアして、標準操作画
面に戻るためのキーである。
【0045】以下、図9を用いて、前述した図8の08
03のインデックスプリント作成キーが押された時に表
示される、操作部画面について説明する。
【0046】図9は、インデックスプリント作成画面で
ある。0901は印刷スタイル選択キーであり、090
2は用紙選択キーである。なお、印刷スタイル選択キー
0901を押すことにより、画面は図9(b)の状態に
切り替わる。また、用紙選択キー0902を押すことに
より画面は図9(c)の状態に切り替わる。図9(b)
において0903は、印刷スタイル選択ウインドウであ
り、表示される印刷スタイルアイコンキー0904の何
れかを押すことにより、印刷スタイルが選択される。印
刷スタイルアイコンキーは、複数個表示され、画像の属
性情報を合成するか否か、印刷面が表面か裏面か、1枚
の用紙に印刷するコマ数はいくつか、といった条件を組
み合わせた印刷スタイルの中から、必要なものを選択す
ることが可能である。印刷スタイルアイコンキー090
4には、点線表示の場合と、実線表示の場合があり、実
線表示されているアイコンキーのみ押すことができる。
点線表示の場合は、現在選択されている用紙サイズにお
いて、その印刷スタイルを選択すると属性情報印刷の文
字サイズが小さくなりすぎて判別出来ない等の問題があ
るため、予め当該印刷スタイルを選択できないようにし
ている。この手法については、図11で詳述する。
【0047】0905は、印刷スタイルスクロールキー
であり、現在、0903のウインドウ上に表示されてい
ない他の印刷スタイルに対応する印刷スタイルアイコン
キー0904を表示させるために、印刷スタイル選択ウ
インドウ0903内を上下にスクロールさせるキーであ
る。印刷スタイルアイコンキー0904の何れかを押し
て印刷スタイルが選択されると印刷スタイル選択ウィン
ドウ0903は自動的に閉じる。
【0048】図9(b)において0906は、用紙選択
ウインドウであり、表示される給紙段キー0907を押
すことにより、給紙されるカセット段が選択される。0
908は手差し給紙段キーであり、この給紙段キーを押
した場合のみ手差し給紙段に装填する用紙サイズを入力
するための手差し給紙段用紙サイズウインドウが開き用
紙サイズを使用者が入力することになる。給紙段キーに
より用紙サイズが選択された時に、現在設定されている
印刷スタイルでの印刷が、文字サイズが小さくなりすぎ
て適切な印刷が不可能な場合には、図9(d)のよう
に、“現在選択されている用紙サイズと印刷スタイルの
組み合わせでは、情報出力の文字が小さくなり過ぎて印
刷できません。”というメッセージ0909が表示され
る。0910はOKキーで、押すとメッセージ0909
を閉じ、さらに自動的に0901が押された時と同じ図
6(b)の状態に画面が切り替わり、代わりの印刷スタ
イルを選択することが出来る。0911はOKキーで、
これ押すと、その時の設定状態での印刷スタイルと給紙
段で、インデックスプリント作成のための画像出力モー
ドを設定し、図8のフィルムスキャナー操作画面に戻
る。この時、図8の0803のインデックスプリント作
成キーは図の様に反転している。更に図8のOKキー0
804が押されると、標準操作画面に戻る。この時の標
準操作画面の状態を図10に示す。
【0049】図10において、図7の519に相当する
フィルムスキャナー1001は、反転表示になり、フィ
ルムスキャナーか使用されることをユーザーに報知す
る。さらに、1002のメッセージは“インデックスプ
リントを作成します。スタートボタンを押して下さ
い。”という表示になり、図6のスタートボタン409
を押すことをユーザーに要求する。この状態で、スター
トボタンを押すと設定された印刷スタイルと用紙に従っ
てインデックスプリントの形成が開始される。
【0050】図11に印刷スタイルと用紙サイズと使用
フォントサイズの関係を説明する。各印刷スタイルコー
ド1101と用紙サイズコード1102の組み合わせに
対する属性情報印刷用のフォントサイズコード1103
が、図11のような形式のデータとして、フィルムスキ
ャナー0102と、カラー画像処理装置0101の双方
のROMに記憶されている。各コードは、1バイトのデ
ータコードとして表現されている。1104は、該当す
る印刷スタイルと用紙サイズにおいて、属性情報を印刷
しようとするフォントサイズが小さくなりすぎるため、
印刷禁止であることを表すための印刷不可コードであ
る。
【0051】印刷スタイルコード1101には電源投入
字のデフォルトデータがあり、例えば、コード01“属
性情報合成印刷12コマ”がデフォルトとして設定され
ている。用紙サイズの場合は、給紙段の電源投入時のデ
フォルトデータが存在し、例えば第1段が、デフォルト
として設定されている。設定された給紙段の用紙サイズ
が用紙サイズ検出機能によって検出され、対応する用紙
サイズコードが設定される。すなわち、第1段がA3な
ら、デフォルト用紙サイズは、コード01“A3”とな
る。
【0052】図9の操作部で、印刷スタイルアイコンキ
ー0904か、給紙段キー0907か、OKキー091
1が押されると、デジタルカラー画像処理装置内のRO
Mに格納されている図11のデータに対して、現在設定
されている印刷スタイルコードと用紙サイズコードによ
るフォントの問い合わせが発生する。問い合わせによっ
て、決定されたフォントサイズコードが、現在のフォン
トとして設定される。フォントサイズコードが印刷不可
コード00の場合には、印刷スタイルまたは、用紙サイ
ズの変更を前述のように要求し、ユーザーに再設定させ
る。
【0053】図12に各フィルム画像毎に磁気記録され
た属性情報を文字に変換するためのテキスト変換表を示
す。この変換表は、フィルムスキャナーのROMに格納
されており、磁気ヘッドによって読み出された属性情報
を用いて参照される。テキスト変換表は、3つのデータ
欄で構成される。1201は、情報種類で、写真撮影時
のF値や、光源の種類といった属性情報の種類を表す。
フィルム上では、各属性情報は、決められたフォーマッ
トで記録されているので、フォーマット上の位置が、各
属性情報の種類を表すことになる。1202は、各属性
情報のデータで、例えば、光源の02は、ストロボを使
って撮影したことを表している。1203は、各属性情
報の意味を表すテキストデータが格納されている欄であ
る。例えば光源のデータ02に対しては、“ストロボ”
というテキストコードが対応することになる。このテキ
ストコードに対して、図11で説明したフォントサイズ
に対応したフォントを使用することにより、フィルムス
キャナーの演算処理部は、属性情報を文字データに変換
する。変換された文字データは、上述した選択により選
択された印刷スタイルに従いページメモリの所定の位置
に格納され、画像データと共に、カラー画像処理装置1
01に送られ、印刷される。
【0054】以下に、図を用いて、インデックスプリン
ト作成におけるカラー画像処理装置0101とフィルム
スキャナー0102の制御を説明する。
【0055】図13は、写真画像と属性情報を表す文字
画像を、合成して書き込む場合のカラー画像処理装置と
フィルムスキャナー0102の各々制御を示している。
また、図14は、文字合成の手法の一例を示している。
【0056】図13において、カラー画像処理装置01
01の操作部によるインデックスプリントの設定終了
後、図6のスタートボタン409が押されると図13の
ステップ1301の分岐においてYES側にすすみ、イ
ンデックスプリント命令が、フィルムスキャナー010
2に対して、送信される。インデックスプリント命令に
は、印刷スタイルコード、用紙サイズコード、プリント
枚数が、データとして付属している。インデックスプリ
ント命令を受け取ったフィルムスキャナー0102は、
ステップ1302において、フィルムの1コマをスキャ
ンして、写真画像データと磁気記録された属性情報デー
タを読み取る。読取られた写真画像データは、印刷スタ
イルを基に、必要に応じて後述する合成等を行い、ペー
ジメモリに格納される。
【0057】図13において、ステップ1302が処理
されるとステップ1303に進む。フィルムスキャナー
のページメモリに作成された、写真画像と属性情報を有
するインデックスプリントの1ページ分にあたる画像デ
ータは、プリント開始命令とともにカラー画像処理装置
0101に送られる。カラー画像処理装置0101は、
ステップ1304において、インデックスプリント1ペ
ージ分の画像を印刷し、排紙トレーに出力する。排紙が
終了すると、カラー画像処理装置0101は、フィルム
スキャナー0102にページプリント完了を通知する。
ページプリント完了を受け取ったフィルムスキャナー0
102は、所定のプリント枚数分の出力を完了したか否
かを、ステップ1305で判定し、NOならば、ステッ
プ1303に戻って、プリントを繰り返し、YESなら
ば、ステップ1306に進む。ステップ1306におい
て、フィルムスキャナー0102は、フィルムの最終コ
マを読み込んだか否かを判定し、NOならば、ステップ
1302に戻って、次のインデックスプリントのページ
を作成するために、フィルム上の次のコマの読み込みを
開始する。YESならば、インデックスプリント完了を
カラー画像処理装置0102に通知し、カラー画像処理
装置0102は、ステップ1301に戻って、次のプリ
ント要求を待つ待機状態になる。以上の制御により、写
真画像上に属性情報を表す文字画像を文字合成してプリ
ントするインデックスプリントは作成される。
【0058】図14の1401は、写真画像とその画像
データの例を示している。読取られた属性情報データ
は、図12、図11で示した、テキスト変換表と選択さ
れたフォントに応じて、文字画像に変換される。図14
の1402は、文字画像と1401と同じ位置における
画素データの例を示している。選択された印刷スタイル
に従って、属性情報データが変換された文字画像の文字
部に対応する写真画像上の画素は、文字画像の文字部の
画素と置き換えられる。一方、文字部以外の部分は、置
き換えが行われない。以上の処理により、図14の14
03に示すように、文字合成が実行される。
【0059】1コマ分の読み込みが終了すると、フィル
ムが巻き上げられ、次のコマの読み込みが可能となる。
フィルムの読み込みは、印刷スタイルに従ったコマ数と
同じ回数だけ繰り返され、ページメモリ内に、1ページ
分のインデックスプリントを作成する。図15に、1ペ
ージ分のインデックスプリントの例を示す。図15の場
合は、1ページに9コマで出力しており、1501が写
真画像、1502が写真画像上に合成された属性情報の
文字画像である。1503は、全コマに関係するフィル
ムメーカー名、フィルム型番、フィルムの種類とISO
等からなるフィルムデータである。フィルムデータは、
フィルムスキャンの最初に磁気ヘッドで、フィルムから
読み込まれ、フィルムスキャナーの演算処理部のRAM
に格納される。格納されたフィルムデータは、各ページ
画像をページメモリに作成する時に呼び出され、テキス
ト変換表とフォントで、文字に変換されて、各ページの
所定の位置に書き込まれる。
【0060】以上説明したように、カラー画像処理装置
において、記録媒体である写真フィルム上の写真画像情
報を読取る光学スキャナと、写真画像情報を格納するペ
ージメモリと、記録媒体である写真フィルム上に磁気記
録された属性情報を読取る属性情報読み取り手段である
磁気ヘッドと、読取られた属性情報を格納するフィルム
スキャナの演算処理部の内部メモリと、属性情報を文字
として出力画像に付加するための文字変換手段である図
12で示したテキスト変換表と文字フォントと、前記属
性情報を出力画像に付加するか否かを指示する付加指示
手段である図8に示したフィルムスキャナー設定画面
と、前記属性情報読み取り手段によって読取られた属性
情報を出力画像に合成するように指示する合成指示手段
である図9bに示した印刷スタイル選択ウインドウと、
写真画像と文字画像を合成して出力するための文字情報
合成手段であるデジタルカラー画像処理装置のCPUと
フィルムスキャナーの演算処理部で処理される図13に
示された制御フローを有することにより、本実施の形態
のカラー画像処理装置及びフィルムスキャナーにより写
真フィルム画像上に属性情報を文字合成したインデック
スプリントを作成することが可能となる。
【0061】〈第2の実施の形態〉第1の実施の形態で
は、カラー画像処理装置0102が、文字画像の文字部
に対応する写真画像上の画素を、文字画像の文字部の画
素で置き換えることによる文字合成を行っていた。しか
し、文字合成の場合、文字は、はっきりと見やすいが、
文字を合成された部分の写真画像の輪郭が分かりにくく
なるということがあった。
【0062】この欠点を克服するため、第2の実施の形
態においては、写真画像の文字が合成される部分の画素
を、文字画像の文字部の画素と対応する写真画像上の画
素の平均値で置換するすかし合成により、文字を合成さ
れた部分の写真画像の輪郭を把握し易くした合成インデ
ックスプリントを作成するものである。
【0063】以下、図を用いて第2の実施の形態を説明
する。なお、第1の実施の形態と共通する構成について
は、説明を省略する。
【0064】第2の実施の形態におけるカラー画像処理
装置は、第1の実施の形態の図1と同様であり詳細な説
明は省略する。
【0065】また、フィルムスキャナーも、第1の実施
の形態の図1、図2、図3と同様なので詳細な説明は省
略する。
【0066】本実施の形態におけるカラー画像処理装置
の詳細な構成は、第1の実紙形態の図4、図5と同様な
ので詳細な説明は省略する。
【0067】また本実施の形態における操作部の構成
も、第1の実施の形態の図6と同様なので、詳細な説明
は省略する。
【0068】また上記操作部のタッチパネル部の構成
は、第1の実施の形態の図7、図10と同様なので、詳
細な説明は省略する。
【0069】本実施の形態におけるフィルムスキャナー
0102の設定画面の構成は、第1の実施の形態の図8
と同様なので、詳細な説明は省略する。
【0070】また、操作部のインデックスプリント作成
画面は、第1の実施の形態の図9と一部を除いて同様な
ので、説明は簡略化する。なお、第1の実施の形態と異
なるのは、図9(b)の0904で印刷スタイルを選択
した後、図9(a)の画面へ戻る時に、図16の160
1に示すような合成方法選択ウインドウが現れ、選択で
はることである。ここで1602を選択すると第1の実
施の形態と同じ文字合成、即ち属性情報が写真画像に単
純に上書きされる方法が設定される。1603を選択す
ると後述するすかし合成の方法が設定される。1604
はOKキーであり、合成方法を選択後これを押すと図9
(a)の画面へ戻る。
【0071】第2の実施の形態における印刷スタイルコ
ード、用紙サイズコード、フォントサイズコードの関係
は、第1の実施の形態の図11と同様なので、詳細は省
略する。
【0072】また本実施の形態におけるテキスト変換表
は、第1の実施の形態における図12と同様なので、詳
細は省略する。
【0073】以下、図17と図18を用いて、上記すか
し合成による写真画像と属性情報を表す文字画像を合成
したインデックスプリントを出力するためのカラー画像
処理装置0101とフィルムスキャナー0102の制御
を説明する。
【0074】図17は、写真画像と属性情報を表す文字
画像を、すかし合成して書き込む場合のデジタルカラー
画像処理装置とフィルムスキャナーの制御手順を示して
いる。また、図18は、すかし合成の手法を示してい
る。
【0075】図17において、カラー画像処理装置01
01の操作部によるインデックスプリントの設定終了
後、スタートボタン409が押されると図17のステッ
プ1701の分岐においてYES側にすすみ、インデッ
クスプリント命令が、フィルムスキャナーに対して、送
信される。インデックスプリント命令には、印刷スタイ
ルコード、用紙サイズコード、プリント枚数が、データ
として付属している。インデックスプリント命令を受け
取ったフィルムスキャナー0102は、ステップ170
2において、フィルムの1コマをスキャンして、写真画
像データと磁気記録された属性情報データを読み取る。
読み取られた写真画像データは、選択済の印刷スタイル
に従って、ページメモリ16に格納される。
【0076】図17において、ステップ1702が処理
されるとステップ1703に進む。フィルムスキャナー
0102のページメモリ16に作成された、写真画像と
属性情報を有するインデックスプリントの1ページ分に
あたる画像データは、プリント開始命令とともにカラー
画像処理装置0101に送られる。カラー画像処理装置
0101は、ステップ1704において、インデックス
プリント1ページ分の画像を印刷し、排紙トレーに出力
する。排紙が終了すると、カラー画像処理装置0101
は、フィルムスキャナー0102にページプリント完了
を通知する。ページプリント完了を受け取ったフィルム
スキャナー0102は、所定のプリント枚数分の出力を
完了したか否かを、ステップ1705で判定し、NOな
らば、ステップ1703に戻って、プリントを繰り返
し、YESならば、ステップ1706に進む。ステップ
1706において、フィルムスキャナー0102は、フ
ィルムの最終コマを読み込んだか否かを判定し、NOな
らば、ステップ1702に戻って、次のインデックスプ
リントのページを作成するために、フィルム上の次のコ
マの読み込みを開始する。YESならば、インデックス
プリント完了をカラー画像処理装置0101に通知し、
カラー画像処理装置0101は、ステップ1701に戻
って、次のプリント要求を待つ待機状態になる。以上の
制御により、写真画像上に属性情報を表す文字画像をす
かし合成してプリントするインデックスプリントは作成
される。
【0077】図18の1801は、写真画像とその画素
データの例を示している。読み取った属性情報データ
は、図12、図11で示した、テキスト変換表とフォン
トによって、文字画像に変換される。図18の1802
は、文字画像とその画素データの例を示している。印刷
スタイルに従って、変換された文字画像の文字部に対応
する写真画像上の画素値は、文字画像の文字部の画素値
と自分自身の画素値の平均に置き換えられる。一方、文
字部以外の部分は、置き換えが行われない。こうして図
18の1803に示すように、すかし合成が実行され
る。
【0078】1コマ分の読み込みが終了すると、フィル
ムが巻き上げられ、次のコマの読み込みが可能となる。
フィルムの読み込みは、印刷スタイルに従ってコマ数と
同じ回数だけ繰り返され、ページメモリ内に、1ページ
分のインデックスプリントを作成する。
【0079】1ページ分のインデックスプリントの例
は、第1の実施例の図15と一部を除いて同様なので、
説明は簡略化する。画面の配置は第1の実施例と同じで
ある。第1の実施例との違いは、文字がすかし合成にな
っており、文字と重なった部分の輪郭も、把握すること
が可能である点である。
【0080】以上説明したように、図16で示したよう
な、文字合成とすかし合成を選択出来、写真画像と文字
画像をすかし合成して出力するための文字情報合成手段
であるカラー画像処理装置のCPUとフィルムスキャナ
ーの演算処理部で処理される図17に示された制御フロ
ーを有することにより、本実施の形態のカラー画像処理
装置は、文字合成とすかし合成を選択して、属性情報を
表す文字画像を写真画像上に合成したインデックスプリ
ントを作成することが可能となる。特にすかし合成によ
り属性情報をプリントすることにより写真画像の視覚的
情報を失うことなく画像の属性情報もプリントできる。
【0081】〈第3の実施の形態〉第1および第2の実
施の形態では、出力用紙の表面にインデックスプリント
を作成する例を示した。第3の実施の形態では、属性情
報に対応する文字情報の合成されたインデックスプリン
トを出力用紙の両面に対して実行することにより、1枚
の出力用紙にプリントできるフィルムのコマ数をさらに
増やすことが可能なカラー画像処理装置について説明す
る。
【0082】以下、図を用いて第3の実施の形態を説明
する。なお、第3の実施の形態と第1および第2の実施
の形態の共通する構成については、第2の実施の形態と
同じく説明を省略する。
【0083】本実施例におけるインデックスプリント作
成画面の構成については、第1の実施の形態の図9と第
2の実施の形態の図16と一部を除いて同様なので、説
明は簡略化する。第1および第2の実施の形態と異なる
のは、図9(b)の0904の印刷スタイル選択キー群
に“9コマ合成両面”のような両面印刷を設定するキー
が追加されることである。
【0084】以下、上述した様に印刷スタイル選択キー
0904として追加された両面印刷を設定するキーが図
9(b)において選択された場合に、写真画像と属性情
報を表す文字画像を合成した両面インデックスプリント
を出力するためのカラー画像処理装置0101とフィル
ムスキャナー0102の制御を図19を用いて説明す
る。
【0085】カラー画像処理装置0101の操作部によ
るインデックスプリントの設定終了後、スタートボタン
が押されると図19のステップ1901の分岐において
YES側にすすみ、インデックスプリント命令が、フィ
ルムスキャナー0102に対して、送信される。インデ
ックスプリント命令には、印刷スタイルコード、用紙サ
イズコード、プリント枚数が、データとして付属してい
る。インデックスプント命令を受け取ったフィルムスキ
ャナー0102は、ステップ1902において、フィル
ムの1コマをスキャンして、写真画像データと磁気記録
された属性情報データを読み取る。読み取った写真画像
データは、印刷スタイルに従って、ページメモリ16に
格納される。
【0086】写真画像とその画素データの例は、第2の
実施の形態のすかし合成の図18と同様である。読み取
られた属性情報データは、図12、図11で示した、テ
キスト変換表とフォントによって、文字画像に変換され
る。文字画像とその画素データの例、および、すかし合
成の例は図18と同様である。
【0087】1コマ分の読み込みが終了すると、フィル
ムが巻き上げられ、次のコマの読み込みが可能となる。
フィルムの読み込みは、印刷スタイルに従ったコマ数と
同じ回数だけ繰り返され、ページメモリ内に、1ページ
分のインデックスプリントを作成する。
【0088】1ページ分のインデックスプリントの例
は、第2の実施の形態と同様である。
【0089】図19において、ステップ1902が処理
されるとステップ1903に進む。フィルムスキャナー
のページメモリに作成された、写真画像を有するインデ
ックスプリントの表面1ページ分にあたる画像データ
は、プリント開始命令とともにカラー画像処理装置01
01に送られる。カラー画像処理装置0101は、ステ
ップ1904において、インデックスプリント表面1ペ
ージ分の画像を印刷し、カラー画像処理装置0101の
内部にある両面ユニットに出力する。両面ユニットへの
出力が終了すると、カラー画像処理装置0101は、フ
ィルムスキャナー0102にページプリント完了を通知
する。ページプリント完了を受け取ったフィルムスキャ
ナー0102は、所定のプリント枚数分の出力を完了し
たか否かを、ステッブ1905で判定し、NOならば、
ステップ1903に戻って、プリントを繰り返し、YE
Sならば、ステップ1906に進む。ステップ1906
において、フィルムスキャナー0102は、ステップ1
902と同様の作業を行い、フィルムの続きのコマの写
真画像と属性情報を読み込み、属性情報を表す文字画像
と写真画像のすかし合成を行って、出力用紙の裏面に対
してプリントすべき画像データを形成する。
【0090】ステップ1906が処理されるとステップ
1907に進む。フィルムスキャナーのページメモリに
作成された、インデックスプリント裏面の1ページ分に
あたる画像データは、プリント開始命令とともにカラー
画像処理装置0101に送られる。カラー画像処理装置
0101は、ステップ1908において、両面ユニット
から、用紙を供給し、前述したようにステップ1904
で印刷した出力用紙の裏面に、インデックスプリント裏
面1ページ分の画像を印刷し、排紙トレーに出力する。
排紙が終了すると、カラー画像処理装置0101は、フ
ィルムスキャナー0102にページプリント完了を通知
する。ページプリント完了を受け取ったフィルムスキャ
ナー0102は、所定のプリント枚数分の出力を完了し
たか否かを、ステップ1909で判定し、NOならば、
ステップ1907に戻って、プリントを繰り返し、TE
Sならば、ステップ1910に進む。ステップ1910
において、フィルムスキャナー0102は、フィルムの
最終コマを読み込んだか否かを判定し、NOならば、ス
テップ1902に戻って、次のインデックスプリント表
面のページを作成するために、フィルム上の次のコマの
写真画像の読み込みを開始する。YESならば、インデ
ックスプリント完了をカラー画像処理装置0101に通
知し、カラー画像処理装置0101は、ステップ190
1に戻って、次のプリント要求を待つ待機状態になる。
以上の制御により、すかし合成による両面インデックス
プリントは作成される。
【0091】以上、図18を用いた説明では、すかし合
成による両面インデックスプリントの出力を説明した
が、第2の実施の形態を適用し、図16で示したような
操作部表示から、文字合成を選択指示すれば、文字合成
による両面インデックスプリントを選択して作成するこ
とも、もちろん可能である。
【0092】また、本実施の形態では、自動両面出力に
よる両面インデックスプリントを説明したが、自動両面
出力手段を持たない画像処理装置の場合は、表面出力の
後、出力された用紙をユーザーが表裏反転させて、カラ
ー画像知り装置0101の給紙ユニットに再装填するよ
うに、ユーザーに指示する画面を操作部に表示すること
により、手動両面による、両面インデックスプリント作
成を行うことも、もちろん可能である。
【0093】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、出力媒体の両面に画像を出力する自動両面出力手段
である図4の20、21a、21bに示した両面ユニッ
トと、写真画像上に文字画像を合成したインデックスプ
リントを両面出力するための文字情報合成手段であるカ
ラー画像処理装置0101のCPUとフィルムスキャナ
ー0102の演算処理部で処理される図19に示された
制御フローを有することにより、文字合成とすかし合成
の選択もでき、属性情報を表す文字画像を写真画像上に
合成したインデックスプリントを両面に作成することに
より紙のスペースを有効に使用することもできる。
【0094】なお、以上の実施の形態はカラー画像処理
装置及びフィルムスキャナーから成るシステムに関して
説明したが、本発明はこれに限らず、カラー画像処理装
置及びフィルムスキャナーの両機能を1つの装置内に有
する画像処理装置に適用しても良い。その際には、以上
の実施の形態で説明した動作手順を1つの制御手段が制
御することになる。
【0095】また、カラー画像処理装置及びフィルムス
キャナーの有する個々の機能を分散させるように複数の
装置に持たせるようにし、3つ以上の装置から成るシス
テムとして動作させても良い。
【0096】また、以上の実施の形態を行う装置、方
法、システムだけでなく、上記動作を行うためのアルゴ
リズムをプログラム化して、種々の記憶媒体に記憶され
た場合の記憶媒体も本発明の範疇に含まれる。
【0097】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、フィ
ルムに記録された画像をこのフィルムに上記画像とは異
なる方法で記録されたこの画像の属性情報と共に画像形
成する際に、フィルムから読み取られた画像とその属性
情報に対応する付加画像をすかし合成するので、見た目
の良いプリント出力を行うことができる。また、上記フ
ィルムに記録された画像をこのフィルムに上記画像とは
異なる方法で記録されたこの画像の属性情報と共に画像
形成する際に、画像とその属性情報を合成し、合成によ
り得られた第1の合成画像と第2の合成画像を同一用紙
の互いに異なる面に可視出力させるので、用紙を効率良
く使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】各実施の形態に用いるカラー画像処理装置及び
フィルムスキャナーの概略図。
【図2】フィルムスキャナーの構成図。
【図3】フィルムスキャナーのブロック図。
【図4】カラー画像処理装置の断面図。
【図5】カラー画像処理装置のブロック図。
【図6】カラー画像処理装置の操作部を示す図。
【図7】カラー画像処理装置の操作部の詳細図。
【図8】フィルムスキャナーを用いる際の操作部の表示
例を示す図。
【図9】インデックスプリントを印刷させる際の操作部
の表示を示す図。
【図10】カラー画像処理装置の操作部を示す図。
【図11】選択された印刷スタイルと用紙サイズに対応
するフォントサイズを示す図。
【図12】フィルムに磁気記録された属性情報をテキス
ト変換する際の対応表。
【図13】第1の実施の形態における図1に示した各部
の制御手順を示す図。
【図14】写真画像と属性情報を合成し、プリントする
様子を示す図。
【図15】インデックスプリントに上記合成画像がプリ
ントされた様子を示す図。
【図16】第2の実施の形態における新たな設定機能を
説明する図。
【図17】第2の実施の形態における図1に示した各部
の制御手順を示す図。
【図18】写真画像と属性情報をすかし合成し、プリン
トする様子を示す図。
【図19】第3の実施の形態における図1に示した各部
の制御手順を示す図。
【符号の説明】
0101 カラー画像処理装置 0102 フィルムスキャナー 0103 通信ケーブル
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/19 H04N 1/04 102

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムに記録された画像を読み取るこ
    とにより画像データを発生する第1の読み取り手段と、 前記フィルムに前記画像とは異なる方法で記録された前
    記画像の属性情報を読み取る第2の読み取り手段と、 前記第1の読み取り手段により読み取られた画像と前記
    第2の読み取り手段により読み取られた属性情報に対応
    する付加画像をすかし合成し、得られた合成画像を所定
    の用紙に可視出力させる制御手段を有することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記属性情報は前記フィルムに磁気情報
    として記録され、前記第2の読み取り手段は前記属性情
    報を磁気的に読み取ることを特徴とする請求項1に記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 更に前記制御手段は、前記第1の読み取
    り手段により読み取られた画像と前記第2の読み取り手
    段により読み取られた属性情報に対応する付加画像をす
    かし合成するか、属性情報を上書き合成するかを切り換
    え可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記所定の用紙の表面に対して前
    記すかし合成で得られた第1の合成画像を形成させ、前
    記所定の用紙の裏面に対して前記すかし合成で得られた
    第2の合成画像を形成させることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 フィルムに記録された画像を読み取るこ
    とにより画像データを発生する第1の読み取りステップ
    と、 前記フィルムに前記画像とは異なる方法で記録された前
    記画像の属性情報を読み取る第2に読み取りステップ
    と、 前記第1の読み取りステップで読み取られた画像と前記
    第2の読み取りステップで読み取られた属性情報に対応
    する付加画像をすかし合成し、得られた合成画像を所定
    の用紙に可視出力させる制御ステップを有することを特
    徴とする画像処理方法。
  6. 【請求項6】 フィルムに記録された画像を読み取るこ
    とにより画像データを発生する第1の読み取り手段と、 前記フィルムに前記画像とは異なる方法で記録された前
    記画像の属性情報を読み取る第2の読み取り手段と、 前記第1の読み取り手段により読み取られた画像と前記
    第2の読み取り手段により読み取られた属性情報に対応
    する付加画像を合成し、該合成により得られた第1の合
    成画像と第2の合成画像を同一用紙の互いに異なる面に
    可視出力させる制御手段を有することを特徴とする画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 フィルムに記録された画像を読み取るこ
    とにより画像データを発生する第1の読み取りステップ
    と、 前記フィルムに前記画像とは異なる方法で記録された前
    記画像の属性情報を読み取る第2の読み取りステップ
    と、 前記第1の読み取りステップで読み取られた画像と前記
    第2の読み取りステップで読み取られた属性情報に対応
    する付加画像を合成し、該合成により得られた第1の合
    成画像と第2の合成画像を同一用紙の互いに異なる面に
    可視出力させる制御ステップを有することを特徴とする
    画像処理方法。
  8. 【請求項8】 画像と属性情報が互いに異なる形態で格
    納されているフィルムを読み取る機能を有する複写装置
    であって、 複写機能を制御するための情報を設定するための操作
    部、 該操作部に依り設定された情報に応じて前記属性情報の
    像形成状態を制御する制御手段とを有することを特徴と
    する複写装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174601A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取システム及び画像読取制御方法
US7889382B2 (en) 2004-08-25 2011-02-15 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and control method therefor

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