JPH10213856A - 画像処理方法及び装置 - Google Patents

画像処理方法及び装置

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JPH10213856A
JPH10213856A JP9019381A JP1938197A JPH10213856A JP H10213856 A JPH10213856 A JP H10213856A JP 9019381 A JP9019381 A JP 9019381A JP 1938197 A JP1938197 A JP 1938197A JP H10213856 A JPH10213856 A JP H10213856A
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image
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output
image processing
film
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JP9019381A
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Takuya Kawamura
卓也 河村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像及び該画像の付加データを出力媒体の各
々異なる面に出力する際に、インデックスプリントの表
面の各コマ毎に切断したとしても、裏面の付加データを
有効に利用できる画像処理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 記録媒体上に記録された画像及び当該画
像に関する属性情報を読み取り、出力媒体の両面に出力
する際に、インデックスカードとして切断可能な出力ス
タイルが指定された場合、記録媒体上に記録された画像
に関する属性情報を出力媒体の表面にそれぞれ対応させ
て配列し、出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体上に記録
された画像及び当該画像に関する属性情報を読み取り、
出力媒体の両面に出力する画像処理方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、A4サイズ程度の出力用紙上に、
写真フィルムに記録された複数の画像を配列してプリン
トするインデックスプリントサービスが行われている。
これは、写真フィルム上に記録された各画像を一覧でき
ることで焼き増し等の注文の際の参照に利用したり、イ
ンデックスプリントをバインドして簡易アルバムを作成
したりするのに使われている。
【0003】また、上記写真フィルム上に、露光量、露
出補正量、或いはシャッタスピード等の写真撮影時の撮
影環境データ、日付、フィルムのメーカーや型番等の写
真の属性情報を磁気的に記録する技術も提案されてい
る。
【0004】また、上述の属性情報をインデックスプリ
ントと同時にプリントし、画像の管理、整理に利用しよ
うとした場合、印刷部の構成を簡単にし、効率を上げる
ために写真画像と属性情報を同一の記録方式で同じ用紙
上に印刷する技術が提案されている。更に、用紙の表面
には写真画像を印刷し、用紙の裏面には属性情報を印刷
することにより画面の利用効率を向上させ、見易いイン
デックスプリントを作成する方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙の
表面には写真画像を印刷し、用紙の裏面には属性情報を
印刷するインデックスプリントにおいて、表面の各コマ
毎にインデックスプリントを切断し、インデックスカー
ドとして閲覧するような場合、裏面の属性情報が利用で
きなくなるという問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、画像及び該画像の付加データを出力媒体の
各々異なる面に出力する際に、インデックスプリントの
表面の各コマ毎に切断したとしても、裏面の付加データ
を有効に利用できる画像処理方法及び装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、手動で両面印
刷が行える装置を利用して、効率良くインデックスプリ
ントを作成することである。
【0008】本発明の別の目的は、使用者の好みに応じ
て印刷スタイルを選択可能とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像処理装置は以下の構成を備える。
【0010】即ち、写真画像及び該写真画像に対応する
付加データが記録されたフィルムから、前記写真画像及
び該写真画像に対応する付加データを読み取る読み取り
手段と、前記読み取り手段により読み取られた複数コマ
の写真画像を所定の出力媒体の第1面に印刷させ、前記
複数コマの写真画像の各々に対応する前記付加データを
前記出力媒体の第2面に印刷させる印刷制御手段とを有
し、前記印刷制御手段は、前記複数コマの写真画像の所
定コマに対応する領域の裏面の領域に、該所定コマに対
応する付加データが印刷されるように制御することを特
徴とする。
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
は、写真画像及び該写真画像に対応する付加データが記
録されたフィルムから、前記写真画像及び該写真画像に
対応する付加データを読み取り、読み取られた複数コマ
の写真画像を所定の出力媒体の第1面に印刷させ、前記
複数コマの写真画像の各々に対応する前記付加データを
前記出力媒体の第2面に印刷させ、前記複数コマの写真
画像の所定コマに対応する領域の裏面の領域に、該所定
コマに対応する付加データが印刷されるように制御する
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、実施形態による画像処理装置の概
要を説明するための図である。図において、101はデ
ジタルカラー画像処理装置であり、自動両面出力機能と
外部機器からの信号を入力する端子を備える。102は
フィルムスキャナ部であり、磁気情報の付加された写真
フィルムから画像を読み取る機能、この写真フィルムの
磁気情報を読み取る機能、及び読み取ったデジタル画像
信号と磁気情報の信号とを外部端子へ出力する機能を備
える。103は通信用ケーブルであり、本装置101と
フィルムスキャナ部102の間の通信に用いられる。
【0014】図2は、図1に示したフィルムスキャナ部
102の一部である信号読み取り部の構成を示す図であ
る。図において、1はフィルムに付加された磁気情報を
読み取るための磁気ヘッド、2は磁気ヘッド1の押さえ
のバッド、3はフィルムカートリッジ、4は磁気記録部
を備えたフィルム、5はフィルムを巻き取るためのスプ
ール、6はスキャナのための照明光源である。7はフィ
ルムスキャナ(以下、スキャナ7と称す)である。スキ
ャナ7はR,G,B3色のライン状センサから成り、フ
ィルムが送られることで副走査を行う。
【0015】8はフィルムを給送するための給送用フォ
ーク、9はフィルム給送用ギアユニット、10はスプー
ル5を駆動するためのフォーク、11はスプール駆動用
ギアユニットである。
【0016】12はフィルムの給送用モータであり、給
送用ギアユニット9、スプール駆動用ギアユニット11
にそれぞれ接続される。この給送用モータ12の回転動
作によりフィルム4が移動し、その移動中にフィルム4
上に磁気記録された属性情報が磁気ヘッド1によって読
み取られる。また同様に、フィルム4が移動することに
より、スキャナ7によりフィルム4に記録されている画
像が読み取られる。
【0017】図3は、図2に示した信号読み取り部にお
ける磁気ヘッド1で読み取った磁気記録データとスキャ
ナ7で読み取った画像データの処理を行うための回路構
成を示すブロック図である。図において、1,7は上述
の図2に示した磁気ヘッド,スキャナであり、同じく1
2は図2の給送用モータ12である。13は磁気記録デ
ータ再生回路であり、フィルムに磁気記録された属性情
報(F値、露出補正、シャッタースピード、ストロボ、
撮影日等の情報)の生成を行う。この回路の内部は作動
増幅回路、信号増幅のための演算増幅器などにより構成
されるが、詳細は省略する。
【0018】14は画像データを処理するための演算処
理部である。演算処理部14内には、磁気記録データ再
生回路13で生成された属性情報をテキストデータに変
換するための属性情報とテキストデータとの対応表や、
変換したテキスト情報を文字データに置き換えるための
フォントデータ、及び外部機器からの情報を解釈するた
めのデータ等を格納したROMが内臓されている。
【0019】15は給送用モータ12を駆動するための
モータドライバ、16はスキャナ7で読み取られた写真
画像データ、及び磁気記録データ再生回路13で生成さ
れた属性情報を演算処理部14で処理した文字データか
らなるディジタル画像データを格納するページメモリ、
17はページメモリの内容を確認するためのモニタ、1
8は外部にページメモリ16内のディジタル画像データ
を出力したり、外部から情報を受け取ったりするための
外部通信ユニットである。
【0020】図4は、図1に示したデジタルカラー画像
処理装置101の側断面図である。図示するように、実
施形態のカラー画像処理装置は、その上部にデジタルカ
ラーリーダ部50(以下、リーダ部50とする)を有
し、下部にデジタルカラー画像プリンタ部60(以下、
プリンタ部60とする)を有する。
【0021】リーダ部50において、原稿30が原稿台
ガラス31上に載置された後、露光ランプ32により露
光走査することにより、原稿30からの反射光がミラー
35,36を介してレンズ33によりフルカラーセンサ
34に集光され、カラー色分解画像信号が得られる。次
に、CCD等により構成されるフルカラーセンサ34
(CCD34)で得られたカラー色分解画像信号は、不
図示の増幅部を経て後述する画像処理部40にて各種の
画像処理が施され、プリンタ部60に送出される。尚、
37は標準白色板であり、詳細は後述する。
【0022】一方、プリンタ部60において、像担持体
である感光ドラム61は図中ノ矢印方向に回転自在に担
持され、感光ドラム61の回りに前露光ランプ71、コ
ロナ帯電器、レーザ露光光学系63a,63b,63
c、電位センサ72、色の異なる4個の現像器64Y,
64C,64M,64K、ドラム上光量検知手段73、
転写ドラム65、クリーニング器66を配置する。
【0023】レーザ露光光学系63a,63b,63c
において、リーダ部50で得られた画像信号はレーザ出
力部41にて光信号に変換され、レーザ42により出力
されたレーザ光がポリゴンミラー63aで反射され、レ
ンズ63b及びミラー63cを通って感光ドラム61の
表面に光像43として投影される。
【0024】プリンタ部60における画像形成時には、
感光ドラム61を図中の矢印方向に回転させ、前露光ラ
ンプ71で除電した後の感光ドラム61を帯電器62に
より一様に帯電させて、各分解色ごとに光像43を照射
し、潜像を形成する。
【0025】次に、所定の色の現像器を動作させ、感光
ドラム61上の潜像を現像し、感光ドラム61上に樹脂
を基体としたトナー画像を形成する。現像器は偏心カム
84Y,84C,84M,84Kの動作により、各分解
色に応じて択一的に感光ドラム61に接近するように構
成されている。
【0026】更に、感光ドラム61上のトナー画像を、
記録材カセット67a,67b,67cより搬送系及び
転写ドラム65を介して感光ドラム61と対向した位置
に供給された記録材に転写する。転写ドラム65は回転
駆動されるように軸支され、その周面開口域には誘電体
からなる記録材担持シートを円筒状に一体的に張設して
いる。転写ドラム65を回転させるに従って感光ドラム
61上のトナー像は不図示の帯電器やローラにより記録
材担持シートに担持された記録材上に所望数の色画像が
転写され、フルカラー画像を形成する。
【0027】フルカラー画像形成の場合、上述したよう
にして4色のトナー像の転写を終了すると、記録材を転
写ドラム65から分離爪68a、分離押し上げコロ68
b及び分離帯電器68cの作用によって分離し、熱ロー
ラ定着器69を介してトレイ70に排紙する。
【0028】他方、転写後感光ドラム61では、表面の
残留トナーをクリーニング器66で清掃した後、再度画
像形成工程に供する。
【0029】記録材の両面に画像を形成する場合には、
記録材が定着器69を排出後、すぐに搬送バス切替ガイ
ド79を駆動し、搬送縦バス80を経て、反転バス81
aに一旦導いた後、反転ローラ81bの逆転により、記
録材を送り込まれた際の後端を先頭にして送り込まれた
方向と反対向きに退出させ、中間トレイ82に収納す
る。その後、再び上述した画像形成工程によってもう一
方の面に画像を形成する。
【0030】また、転写ドラム65の記録材端子シート
上の粉体の飛散付着、記録材上のオイルの付着等を防止
するために、ファーブラシ74と記録材担持シートを介
して該ブラシ74に対向するバックアップブラシ75
や、オイル除去ローラ76と記録材担持シートを介して
該ローラ76に対向するバックアップブラシ77の作用
により清掃を行う。このような清掃は画像形成前もしく
は後に行い、またジャム(紙づまり)発生時には随時行
う。
【0031】39は画像先端センサであり、シグナルプ
レート38a,38bがセンサ39を横切ると画像先端
信号ITOPが生成される。シグナルプレート38a,
38bは180度対向した位置にあり、転写ドラム65
が1回転するとITOP信号は2回発生する。
【0032】90及び91は管理キーであり、シリンダ
ー部90にキー91を差し込み右に回すことで後述のC
PUはキーの装着を検出する。93はコントロールカー
ドであり、光学式又は磁気式に部門コードを与えられて
いる。92はカードアダプタであり、カード93が挿入
されたときに、カードの有する部門コードを認識し、後
述のCPUにカードの挿入を通知する。
【0033】また、後述するCPUからのCPU信号に
応じて部門コード別に出力枚数の計数を行い、アダプタ
内若しくはカード内に計数値を加算、記憶する。
【0034】次に、上述の図4に示した画像処理部40
の詳細について以下に説明する。
【0035】図5は、上述した画像処理部40の詳細な
構成を示すブロック図である。図示するように、CCD
34にて光電変換された画像信号は、CCD処理部20
1においてゲイン調整、オフセット調整された後、A/
Dコンバータで各色信号毎に8ビットのデジタル画像信
号R,G,Bに変換される。その後、シェーディング補
正部202に入力され、色毎に標準白色板37の読み取
り信号を用いた公知のシェーディング補正を施される。
そして、CCD34の受光部はR,G,Bが互いに所定
の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ素
子で構成される副走査同期処理部203において、副走
査方向の空間的ずれが補正される。
【0036】204は入力マスキング部であり、R,
G,Bフィルタの濁り等を補正する。205は光量/濃
度変換部であり、ルックアップテーブルROM(又はR
AM)により構成され、R,G,Bの輝度信号がC,
M,Yの濃度信号に変換される。206は公知のマスキ
ング/UCR回路であり、詳しい説明は省略するが、入
力されたY,M,C,3原色信号から出力のためのY,
M,C,Bkの信号の何れれかが信号V1として出力さ
れ、各読み取り動作のたびに順次所定のビット長、例え
ば8ビットで出力される。207は記録すべき画像信号
を選択するセレクタ部であり、CCD読み取り画像信号
V1と、後述する外部機器219からの画像信号V2の
何れかを、CPU217により任意のタイミングで切り
替える。
【0037】208は公知のガンマ補正部であり、プリ
ンタの特性に合わせて所望の濃度/階調で画像を記録す
るために補正する。209はレーザ駆動部であり、デジ
タル画像信号を、例えばパルス変調されたアナログ信号
に交換して、不図示のレーザを駆動する。
【0038】217はCPU部であり、上述した図2に
示すランプ32、ミラー35,36から成る光学系を往
復動作させるモータ221を、モータドライバ216を
介して駆動制御し、またCVR(Constant Voltage Reg
urator:ランプレギュレータ)214を介して原稿照明
ランプ32の光量制御やON/OFF制御を行う他、I
/O部212を介してオペレーションパネル213を制
御する。尚、CPU部217にはRAM、ROM等の公
知のデバイスが含まれている。
【0039】通信制御部211はモータドライバ21
6、外部機器219、フィルムスキャナ部102等との
通信を制御する。本実施形態における外部機器219と
の通信とは、画像信号の通信以外に画像信号を記録する
ための用紙サイズや色モードの情報、記録の開始/終了
命令を受け取ったり、リーダ部50、プリンタ部60の
状況を外部機器219に通知したりすることを含む。2
10は同期信号生成部であり、転写ドラム65の回転に
同期して発生するITOP信号やポリゴンミラーの回転
に同期して発生するBD信号に基づいて1画素単位のク
ロックCLK1、ライン同期信号HSYNC1,HSY
NC2,1頁単位の同期信号PSYNC1,PSYNC
2を生成する。220は外部機器219からの画素クロ
ックCLK2及び1ラインの画像有効区間信号LEに同
期して送られてくる画像信号V2’を内部の画素クロッ
クCLK1とライン同期信号HSYNC1に同期する画
像信号V2に変換するための速度変換部である。
【0040】カウンタ215はCPU部217からのC
PU−CLKを所望の数だけ計数するカウンタを3本有
し、CPU部217及びモータドライバ216ヘの割込
信号TM1−INT,TM2−INT,TM3−INT
を生成する。
【0041】そして、I/O部212へはキー部90よ
りキーの挿入を示すKON信号及びカードアダプタ部9
2よりカード93の挿入を示すCON信号が送られ、上
述のようにCPU部217はキー若しくはカードの有無
を検出できる。またCPU部217はプリンタ部60に
おいて用紙が1枚給紙(若しくは排紙)される度にI/
O部212を介してカードアダプタ部92へカウントア
ップを示すCPU信号を一定時間(例えば100mse
c)ONする。
【0042】次に、実施形態による画像処理装置の操作
パネル(操作部)の全面側の構成を図6に基づき説明す
る。
【0043】図6は、デジタルカラー画像処理装置の操
作部を示す図である。図示するように、操作部には、タ
ッチパネルディスプレイ部400と、リセットキー40
1と、ストップキー402と、テンキー群403と、予
熱キー404と、割込キー405と、コールキー406
と、暗証キー407と、クリアキー408と、コピース
タートキー409と、機能キー410とが配設されてい
る。
【0044】ここで、タッチパネルディスプレイ部40
0は、コピーモードの設定及び表示に用いる。リセット
キー401は、コピーモードを標準モードに戻す際に用
いる。ストップキー402は、コピーを中止する時に用
いる。テンキー群403は、コピー枚数の設定及びその
他の数値入力に用いる。予熱キー404は、画像処理装
置の消費電力を抑制する予熱モードに移行する時や、予
熱モードから復帰する時に用いる。
【0045】割込キー405は、実行中のコピーを一旦
中断し、他のコピーを割込ませる時に用いる。コールキ
ー406は、例えば3回前までの実行したコピーモード
を呼び戻す時に用いる。暗証キー407は、後述の暗証
モードで用いる。クリアキー408は、コピー枚数を
“1”に戻す時に用いる。コピースタートキー409
は、コピーを開始する時に用いる。機能キー410は、
様々な機能を設定する際に用いる。
【0046】図7は、上述したタッチパネルディスプレ
イ部400の表示例を示す図である。図において、50
1は倍率表示であり、各タッチキー514,515,5
16,517を用いて設定される。502はコピーがで
きる旨を示すコピー可能表示である。503は用紙選択
表示であり、タッチキー500を用いて選択される。5
04は枚数表示である。505はローカルコピーモード
と外部機器からの画像を出力するためのリモートプリン
トモードの切替キーである。506は原稿の白黒/カラ
ーを自動判定し、白黒原稿の時に白黒コピーを自動選択
し、カラー原稿の時にカラーコピーを自動選択するAC
S(オートカラーセレクト)キーである。
【0047】507はフルカラーコピーを選択するキ
ー、508は白黒コピーを選択するキーである。509
は原稿の位置とサイズを自動的に検知するための原稿検
知キー、510は原稿画像を用紙の中央にコピーするた
めのセンター移動キーである。511は原稿モード選択
のためのタッチキーであり、原稿の種類(文字原稿、写
真原稿、文字写真混在原稿)の選択に用いる。512は
濃度のマニュアル調節キー、513は濃度自動調節モー
ドのON/OFFキーである。518は予め9組まで記
憶させておいたコピーモードから所望のコピーモードを
選択するためのモードメモリキー群である。
【0048】519は、フィルムスキャナキーであり、
通信制御部211に外部機器としてフィルムスキャナ部
102が接続されている場合、通信制御部211がフィ
ルムスキャナ部102からの信号を検知し、接続された
外部機器がフィルムスキャナ部102であると認識する
と表示される。そして、このキー519を押すことによ
りフィルムスキャナ部102の操作画面に切り替わる。
【0049】図8は、フィルムスキャナ部102の操作
画面を示す図である。図において、801は1枚の用紙
に1コマのプリントを作成するための画面を呼び出すキ
ーである。802は1枚の用紙に複数コマのプリントを
作成するための画面を呼び出すキーである。801又は
802を選択すれば、属性情報のない写真画像を出力す
ることも可能となる。803はインデックスプリントを
作成するための画面を呼び出すキーである。
【0050】801から803の何れかのキーで呼び出
された画面において、フィルムスキャナ部102を用い
たプリント設定を行ってからこの画面に戻った時、80
1から803の中で選択された画面に対応するキーが反
転表示され、現在どのモードが設定されているかを示す
ように設定されている。804は801から803の何
れかによる設定を行った後、プリントを開始するため
に、図7に示す標準操作画面に戻るためのOKキーであ
る。
【0051】そして、805は取消キーであり、作業を
中止するために、現在設定されているフィルムスキャナ
部102によるプリントの設定をクリアし、標準操作画
面に戻るためのキーである。
【0052】以下、図9を用いて、上述した図8に示す
インデックスプリント作成キー803が押された時に表
示される、操作部(タッチパネルディスプレイ部40
0)の画面について説明する。
【0053】図9に示す(a)の901は印刷スタイル
選択キーである。このキー901を押すことにより、画
面は図9に示す(b)の状態に切り替わる。また、90
2は用紙選択キーである。このキー902を押すことに
より画面は図9に示す(c)の状態に切り替わる。90
3はキー901が押された際に表示される印刷スタイル
選択ウインドウであり、表示される印刷スタイルアイコ
ンキー904を押すことにより、印刷スタイルが選択さ
れる。尚、印刷スタイルアイコンキー904は複数個表
示され、属性情報の印刷面を表面にするか裏面にするか
の設定と、1枚の用紙に印刷するコマ数の設定を組み合
わせた印刷スタイルの中から、必要なものを選択するこ
とが可能である。
【0054】印刷スタイルアイコンキー904には、点
線表示されているアイコンと、実線表示のされているア
イコンがあり、実線表示されているアイコンのみ押すこ
とができる。点線表示のアイコンの設定は、現在選択さ
れている用紙サイズにおいて、その印刷スタイルを選択
すると属性情報印刷の文字サイズが小さくなり過ぎて判
別できない設定であるため、この印刷スタイルを選択さ
せないようにするものである。この手法については、図
11を用いて更に詳述する。
【0055】905は印刷スタイルスクロールキーであ
り、現在、903のウインドウ上に表示されていない印
刷スタイルに対するスタイルアイコンキーを表示するた
めに、ウインドウ903内を上下にスクロールするため
のキーである。そして、印刷スタイルアイコンキー90
4を押して印刷スタイル選択がされると印刷スタイル選
択ウインドウ903は閉じる。
【0056】印刷スタイルアイコンキー904により、
「12コマ裏面」のような属性情報を裏面に印刷するス
タイルが選択された場合、図10に示す状態に切り替わ
り、914に示すインデックスカード選択ウインドウが
表示される。このウインドウの指示に従って、写真画像
のコマ配列と同じ配列で、写真画像の裏面に属性情報を
印刷するインデックスプリントを作成する場合は、通常
型キー913を、写真画像の各コマの真裏に、各コマの
属性情報が配置されるインデックスカードプリントを作
成する場合は、カード型キー914を押すことにより各
スタイルが設定される。915はOKキーであり、この
キー915を押すことによりウインドウ912は閉じ
る。
【0057】図9に示す(c)の906は用紙選択キー
902を押した際に表示される用紙選択ウインドウであ
り、表示される給紙段キー907を押すことにより、給
紙段が選択される。908は手差し給紙段キーであり、
この給紙段キーを押した場合、手差し給紙段に装填する
用紙サイズを入力するための手差し給紙段用紙サイズウ
インドウが開き、用紙サイズを使用者が入力することが
できる。また、給紙段キーにより用紙サイズが選択され
た時に、現在設定されている印刷スタイルでの印刷が、
文字サイズが小さくなりすぎて不可能な場合には、図9
に示す(d)のように、「現在選択している用紙サイズ
と印刷スタイル組み合わせでは情報出力の文字が小さく
なり過ぎて印刷できません。」というようなメッセージ
909が表示される。図9に示す(d)の910はOK
キーで、押すとメッセージ909を閉じ、更に自動的に
上述の用紙選択キー902が押されたのと同じ図9に示
す(C)の表示状態に画面が切り替わり、代わりの印刷
スタイルを選択することができる。
【0058】図9に示す(a)の911はOKキーで、
押すと、現在設定されている状態の印刷スタイルと給紙
段(用紙サイズ)で、インデックスプリント作成のため
の画像出力モードを設定し、図8に示すフィルムスキャ
ナー操作画面に戻る。この時、図8に示すインデックス
プリント作成キー803は反転して表示される。これは
現在インデックスプリントの印刷の手順の途中であるこ
とを示す。更に、図8に示すOKキー804が押される
と標準操作画面に戻る。この時の標準操作画面の状態を
図11に示す。図11において、図7に示す519に相
当するフィルムスキャナキー1001は反転表示にな
り、フィルムスキャナ部102が使用途中であることを
表現している。
【0059】更に1002のメッセージは「インデック
スプリントを作成します。スタートボタンを押して下さ
い。」となり、図6に示すスタートボタン409を押す
ことを使用者に要求する。この状態で、スタートボタン
409が押されると、設定された印刷スタイルと用紙に
従ってインデックスプリントが開始される。
【0060】図12は、上述した印刷スタイル、用紙サ
イズ、及び属性情報の印字に使用するフォントサイズの
関係を示す図である。ここで、印刷スタイルコード11
01と用紙サイズコード1102との組み合わせに対す
る属性情報印刷用のフォントサイズコード1103が、
図12に示す形式のデータとしてフィルムスキャナ部1
02と、カラーデジタル画像処理装置101の双方の内
部のROMにテーブルとして記憶されている。各コード
は、1バイトのデータコードとして表現されている。ま
た、1104は該当する印刷スタイルと用紙サイズにお
いて、属性情報を印刷しようとするとフォントサイズが
小さくなりすぎるため、印刷禁止であることを表すため
の印刷不可コードである。
【0061】尚、印刷スタイルコード1101には電源
投入時のデフォルトデータがあり、例えばコード01
“属性情報裏面印刷12コマ”がデフォルトとして設定
されている。同様に、用紙サイズの場合も、給紙段の電
源投入時のデフォルトデータが存在し、例えば第1段が
デフォルトとして設定されている。設定された給紙段の
用紙サイズが用紙サイズ検出機能によって検出され、対
応する用紙サイズコードが設定される。即ち、第1段が
A3なら、デフォルト用紙サイズは、コード01“A
3”となる。ここで給紙段をデフォルト設定とせず用紙
サイズをデフォルト設定しても良い。
【0062】上述した図10に示すインデックスカード
選択ウインドウで設定された通常型の裏面属性情報イン
デックスプリントか、インデックスカード型の裏面属性
情報インデックスプリントかの判別も、図12に例示す
るように印刷スタイルコード1101によって判別でき
る。
【0063】次に、図9に示す操作部から印刷スタイル
アイコンキー904か、給紙段キー907か、OKキー
911が押されると、デジタルカラー画像処理装置10
1内のROMに格納されている図12に示すデータに対
して現在設定されている印刷スタイルコードと用紙サイ
ズコードとによるフォントの問い合わせが発生する。こ
の問い合わせによって、決定されたフォントサイズコー
ドが現在のフォントとして設定される。ここで、フォン
トサイズコードが印刷不可コードであった場合には、印
刷スタイル又は用紙サイズの変更を上述のように表示等
で要求する。
【0064】図13は、各フィルム画像毎に磁気記録さ
れた属性情報を文字に変換するためのテキスト変換表を
示す図である。このテキスト変換表は、フィルムスキャ
ナ部102の内部のROMに格納されており、磁気ヘッ
ドによってフィルム4から読み出された属性情報を用い
て参照される。図示するように、テキスト変換表は、3
つのデータ欄で構成される。まず、1201は情報種類
であり、写真撮影時のF値や、光源の種類といった属性
情報の種類を表す。実際のフィルム上では、各属性情報
は、決められたフォーマットで記録されているので、フ
ォーマット上の位置で各属性情報の種類がわかる。
【0065】次に、1202は各属性情報のデータであ
り、例えば光源の属性情報の02は、ストロボ(120
3参照)を使って撮影したことを表している。1203
は各属性情報の意味を表すテキストデータが格納されて
いる欄である。例えば、光源の属性情報が02であれ
ば、“ストロボ”というテキストコードが対応すること
になる。
【0066】図3に示す演算処理部14は、このテキス
トコードを図12のフォントサイズに対応したフォント
サイズの文字データに変換する。変換された文字データ
は、印刷スタイルに従ってページメモリ16の所定の位
置に格納され、画像データの一部としてデジタルカラー
画像処理装置101に送られ、印刷される。
【0067】以下、インデックスプリント作成における
デジタルカラー画像処理装置101とフィルムスキャナ
部102の制御について説明する。
【0068】図14は、写真画像と属性情報を同一面に
書き込む場合のデジタルカラー画像処理装置101とフ
ィルムスキャナ部102の制御の様子を示す図である。
尚、属性情報を写真画像の裏側に印刷する場合の制御に
ついては、図15を用いて後述する。
【0069】図14において、まずデジタルカラー画像
処理装置101の操作部によるインデックスプリントの
設定が終了後、スタートボタン409が押されるとステ
ップS101の分岐においてYES側に進み、インデッ
クスプリント命令がフィルムスキャナ部102に対して
送信される。このインデックスプリント命令には印刷ス
タイルコード、用紙サイズコード、プリント枚数がデー
タとして付属している。一方、インデックスプリント命
令を受け取ったフィルムスキャナ部102は、ステップ
S102において、フィルムの1コマをスキャンして写
真画像データと磁気記録された属性情報データを読み取
る。ここで読み取られた写真画像データは、印刷スタイ
ルに従ってページメモリ16に格納される。また、読み
取られた属性情報データは、図13に示すテキスト変換
表とフォントサイズによって文字画像データに変換さ
れ、上述の設定方法により設定された印刷スタイルに従
ってページメモリ16に格納される。1コマ分の読み込
みが終了すると、フィルムが巻き上げられ、次のコマの
読み込みが可能となる。フィルムの読み込みは、設定さ
れた印刷スタイルに従ったコマ数と同じ回数だけ繰り返
され、ページメモリ16内に1ページ分のインデックス
プリントを作成する。
【0070】図16は、1ページ分のインデックスプリ
ントの例を示す図である。この例の場合、1ページに4
コマが出力され、1501は写真画像、1502は属性
情報を示す文字画像である。1503は全コマに共通し
て関係するフィルムメーカー名、フィルム型番、フィル
ムの種類とISO等からなるフィルムデータである。ま
た、フィルムデータは、フィルムスキャンの最初に磁気
ヘッドによりフィルムから読み込まれ、フィルムスキャ
ナ部102の演算処理部14の内部のRAMに格納され
る。そして、格納されたフィルムデータは各ページのイ
ンデックスプリント画像をページメモリ16に作成する
時に読み出され、図13のテキスト変換表と図12のフ
ォントサイズに従って文字に変換され、各ページの所定
の位置に書き込まれる。
【0071】図14に戻り、ステップS102の処理が
終わるとステップS103に進み、フィルムスキャナ部
102のページメモリ16に作成された写真画像と属性
情報を有するインデックスプリントの1ページ分に相当
する画像データが、プリント開始命令と共にデジタルカ
ラー画像処理装置101に送られる。
【0072】一方、デジタルカラー画像処理装置101
では、ステップS104において、インデックスプリン
ト1ページ分の画像を印刷し、排紙トレーに出力する。
この排紙が終了すると、デジタルカラー画像処理装置1
01は、フィルムスキャナ部102にページプリント完
了を通知する。
【0073】そして、ページプリント完了の信号を受け
取ったフィルムスキャナ部102は所定のプリント枚数
分の出力を完了したか否かをステップS105で判定す
る。ここで、判定結果がNOならばステップS103に
戻り、上述のプリントを繰り返す。また、判定結果がY
ESならばステップS106に進み、フィルムの最終コ
マを読み込んだか否かを判定する。その結果、NOなら
ばステップS102に戻り、次のインデックスプリント
のページを作成するために、フィルム上の次のコマの読
み込みを開始する。しかし、YESならばインデックス
プリント完了をデジタルカラー画像処理装置101に通
知する。その結果、デジタルカラー画像処理装置101
はステップS101に戻り、次のプリント要求を待つ待
機状態になる。
【0074】以上の制御により、写真画像と属性情報を
同一面にプリントするインデックスプリントが作成され
る。
【0075】次に、図15を用いて写真画像の裏面に属
性情報をプリントする場合のデジタルカラー画像処理装
置101と、フィルムスキャナ部102の制御について
説明する。
【0076】図15において、まずデジタルカラー画像
処理装置101の操作部によるインデックスプリントの
設定が終了後、スタートボタン409が押されるとステ
ップS201の分岐においてYES側に進み、インデッ
クスプリント命令がフィルムスキャナ部102に対して
送信される。このインデックスプリント命令には印刷ス
タイルコード、用紙サイズコード、プリント枚数がデー
タとして付属している。一方、インデックスプリント命
令を受け取ったフィルムスキャナ部102は、ステップ
S202において、フィルムの1コマをスキャンして写
真画像データを読み取る。ここで読み取られた写真画像
データは、印刷スタイルに従ってページメモリ16に格
納される。この時、1コマ目から順に、各コマの番号を
コマ番号文字画像としてページメモリ16の写真画像に
追加する。1コマ分の読み込みが終了すると、フィルム
が巻き上げられ、次のコマの読み込みが可能となる。フ
ィルムの読み込みは、印刷スタイルに従ったコマ数と同
じ回数だけ繰り返され、ページメモリ16内に、1ペー
ジ分のインデックスプリントを作成する。
【0077】図17に示す(a)は、1ページ分のイン
デックスプリントの表面の例を示す図である。図17に
示す(a)の場合、1ページに4コマが出力され、16
01は写真画像、1602は写真のコマ番号の文字画像
である。
【0078】図15に戻り、ステップS202の処理が
終わるとステップS203に進み、フィルムスキャナ部
102のページメモリ16に作成された写真画像を有す
るインデックスプリントの表面1ページ分に相当する画
像データが、プリント開始命令と共にデジタルカラー画
像処理装置101に送られる。
【0079】一方、デジタルカラー画像処理装置101
では、ステップS204において、インデックスプリン
ト表面1ページ分の画像を印刷し、デジタルカラー画像
処理装置101の内部にある両面トレー(図4の中間ト
レイ82)に出力する。両面トレーへの出力が終了する
と、デジタルカラー画像処理装置101は、フィルムス
キャナ部102にページプリント完了を通知する。
【0080】そして、ページプリント完了を受け取った
フィルムスキャナ部102は、所定のプリント枚数分の
出力を完了したか否かをステップS205で判定する。
ここで、判定結果がNOならばステップS203に戻
り、上述のプリントを繰り返す。また、判定結果がYE
SならばステップS206に進み、ステップS202で
読み込んだ各コマの属性情報を磁気ヘッドで読み込み、
上述のテキスト変換表とフォントを用いて文字画像に変
換し、フィルムスキャナ部102のページメモリ16に
印刷スタイルに従って属性情報画像データを形成する。
【0081】まず、通常型のインデックスプリントの印
刷スタイルが選択された場合に形成される属性情報画像
データの例を説明する。図17に示す(b)は、1ペー
ジに4コマ出力するものであり、図17に示す(a)の
裏面の画像に相当する。図中、1603は属性情報文字
画像である。属性情報文字画像のコマ配列は、図17に
示す(a)の写真画像のコマ配列と同じ順序になってい
る。1604は全コマに関係するフィルムメーカー名、
フィルム型番、フィルムの種類とISO等からなるフィ
ルムデータである。
【0082】また、フィルムデータはフィルムスキャン
の最初に磁気ヘッドでフィルムから読み込まれ、フィル
ムスキャナ部102の演算処理部14のRAMに格納さ
れる。格納されたフィルムデータは、各ページ画像をペ
ージメモリ16に作成する時に呼び出され、テキスト変
換表とフォントで文字に変換され、各ページの所定の位
置に書き込まれる。
【0083】次に、インデックスカード型の印刷スタイ
ルが選択された場合に形成される属性情報画像データの
例を説明する。図18は、1ページに4コマ出力するイ
ンデックスカード型の例である。図18に示す(b)
は、図18に示す(a)の裏面の画像を示す図である。
図中、1605は属性情報文字画像である。この場合の
属性情報文字画像のコマ配列は、図18に示す(a)の
写真画像の各コマの裏に各属性情報文字がくる順序にな
るように、各コマの位置関係を表と裏で左右反転させて
いる。尚、この反転処理は、表面の各コマの並び方に応
じて適宜制御される。1606は全コマに関係するフィ
ルムメーカー名、フィルム型番、フィルムの種類とIS
O等からなるフィルムデータである。
【0084】このように、インデックスカード型の印刷
スタイルの場合、カード状に切断されることを考慮して
フィルムデータも各コマ毎に記載されるように構成され
ている。
【0085】図15に戻り、ステップS206の処理が
終わるとステップS207に進み、フィルムスキャナ部
102のページメモリ16に作成された属性情報を有す
るインデックスプリント裏面の1ページ分に相当する画
像データが、プリント開始命令と共にデジタルカラー画
像処理装置101に送られる。
【0086】一方、デジタルカラー画像処理装置101
では、ステップS208において、両面トレー(中間ト
レイ82)から用紙を給紙し、前述したように、ステッ
プS204で印刷した写真画像の裏面にインデックスプ
リント裏面1ページ分の画像を印刷し、排紙トレーに出
力する。この排紙が終了すると、デジタルカラー画像処
理装置101は、フィルムスキャナ部102にページプ
リント完了を通知する。
【0087】そして、ページプリント完了を受け取った
フィルムスキャナ部102は、所定のプリント枚数分の
出力を完了したか否かをステップS209で判定する。
ここで、判定結果がNOならばステップS207に戻
り、上述のプリントを繰り返す。また、判定結果がYE
SならばステップS210に進み、フィルムの最終コマ
を読み込んだか否かを判定する。その結果、NOならば
ステップS202に戻り、次のインデックスプリント表
面のページを作成するために、フィルム上の次のコマの
写真画像の読み込みを開始する。しかし、YESならば
インデックスプリント完了をデジタルカラー画像処理装
置101に通知する。その結果、デジタルカラー画像処
理装置101はステップS201に戻り、次のプリント
要求を待つ待機状態になる。
【0088】以上の制御により、写真画像の裏面に属性
情報をプリントする両面インデックスプリントが作成さ
れる。
【0089】尚、実施形態では、フィルムスキャナ部1
02の演算処理部14のRAM容量軽減のため、ステッ
プS202の写真画像データ作成時と、ステップS20
6における属性情報の文字データ作成時に、同じコマに
対してフィルムスキャンを2重に繰り返す制御の例を示
している。しかし、フィルムスキャナの演算処理部のR
AMの容量が大きく、インデックスプリント1ページ分
の属性情報のコードを記憶可能であれば、ステップS2
02において、磁気ヘッドを用いて属性情報を演算処理
部のRAMに読み込み、ステップS206では、演算処
理部のRAMから属性情報コードを読み出し、テキスト
変換表とフォントサイズを用いて、文字画像をページメ
モリに作成する作業を行うように、制御手順を変更して
も良く、これにより、フィルムスキャン回数を軽減し、
高速化を測ることができる。
【0090】また、ページメモリが2ページ分あるフィ
ルムスキャナの場合は、ステップS202において、ペ
ージメモリの第1ページに対する写真画像データの形成
と、ページメモリの第2ページに対する属性情報の文字
データの形成を平行して行わせ、ステップS206を省
略し、ステップS207では、属性情報の文字データを
読み出すページメモリを、ページメモリの2ページ目に
設定するように制御を変更すれば、フィルムスキャン回
数を軽減し、高速化を測ることができる。
【0091】以上説明したように、実施形態において、
用紙等出力媒体の両面に画像を出力する自動両面手段で
ある図4に示す80,81a,81b,82の両面トレ
ー部と、記録媒体である写真フィルム上に磁気記録され
た画像属性情報を読み取る属性情報読み取り手段である
磁気ヘッドと、属性情報読み取り手段によって読み取ら
れた属性情報を文字として出力画像に付加するための文
字変換手段である図13に示したテキスト変換表と文字
フォントと、属性情報を出力画像に付加するか否かを指
示する付加指示手段である図8に示したフィルムスキャ
ナー設定画面と、前記属性情報読み取り手段によって読
取られた属性情報を出力画像に付加する手段を選択する
付加手法選択指示手段である図9に示す(b)の印刷ス
タイル選択ウインドウと、出力用紙において、出力画像
が記録された面と同一面に、属性情報を付加する第1の
属性情報付加手段であるデジタルカラー画像処理装置1
01のCPUとフィルムスキャナの演算処理部で処理さ
れる図14に示された制御フローと、出力画像は、出力
媒体の1面目に出力し、属性情報は出力媒体の2面目に
出力するように自動的に出力モードを設定する第2の属
性情報付加手段であるデジタルカラー画像処理装置のC
PUとフィルムスキャナーの演算処理部で処理される図
15に示された制御フローと、図17に示す(b)に例
示された出力媒体の1面目における前記出力画像の各コ
マの配列順序と同じ配列順序で、出力媒体の2面目に前
記各コマの属性情報を表す文字情報を配列する第1の出
力スタイルと、図18に例示した出力媒体の1面目にお
ける出力画像の各コマの真裏に、各コマの属性情報を表
す文字情報が配列するように、前記出力媒体の2面目に
前記文字情報を配列する第2の出力スタイルと、図10
に示したインデックスカード選択ウインドウである第1
の出力スタイルと第2の出力スタイルとを選択する出力
スタイル選択手段を有することにより、写真フィルムの
裏面に属性情報を書き込んだインデックスプリントの作
成において、出力媒体の1面目における出力画像の各コ
マの配列順序と同じ配列順序で、出力媒体の2面目に各
コマの属性情報を表す文字情報が配列された通常型の裏
面情報記載のインデックスプリントと、インデックスカ
ード型の裏面情報記載のインデックスプリントを選択し
て作成することが可能となる。
【0092】また、写真フィルム画像と同一面に属性情
報を書き込んだインデックスプリントを作成することも
可能である。
【0093】更に、属性情報を書き込まず、1コマ或い
は複数コマの写真画像のプリントを作成することも可能
である。
【0094】尚、実施形態において、図9に示す(b)
等の操作により属性情報の印字位置(印刷スタイル)を
設定せず、予め属性情報と共に印刷スタイル情報をフィ
ルム4に記録させ、これを読み取ることでスタイル設定
してもよい。
【0095】[第2の実施形態]第1の実施形態では、
デジタルカラー画像処理装置101が自動両面出力手段
を有していることを前提としていた。このため、使用者
の手間を必要とせず自動的に写真画像の裏面に属性情報
を付加したインデックスプリントを作成することが可能
であった。しかしながら、自動両面出力手段を有するデ
ジタルカラー画像処理装置は自動両面出力手段を持たな
い画像処理装置と比較すると高価である。この欠点を克
服するため、第2の実施の形態では、自動両面出力手段
を持たないデジタルカラー画像処理装置を前提に、使用
者に手動両面の操作のメッセージを提示する手段を設け
ることにより、自動両面出力手段なしで、手動両面によ
って写真画像の裏面に属性情報画像を付加したインデッ
クスプリントを作成することを可能としている。
【0096】以下、図面を用いて第2の実施形態につい
て説明する。尚、第2の実施形態と第1の実施形態の共
通する構成については説明を省略する。
【0097】第2の実施形態における画像処理装置の概
要は、第1の実施形態の図1と同様なので詳細な説明は
省略する。但し、第1の実施形態の101に示したデジ
タルカラー画像処理装置は、両面トレーを有していない
ものとする。
【0098】第2の実施形態におけるフィルムスキャナ
部102の構成は、第1の実施形態の図2,図3と同様
なので詳細な説明は省略する。
【0099】第2の実施形態におけるデジタルカラー画
像処理装置の構成は、第1の実施形態の図4,図5と一
部を除いて同様であり、説明は簡略化する。第1の実施
形態と異なる点は、図4に示す81a,81b,82に
相当する両面トレー部が存在しないことである。
【0100】第2の実施形態における操作部の構成は、
第1の実施形態の図6と同様であり、詳細な説明は省略
する。また、第2の実施形態における操作部のタッチパ
ネルの構成は、第1の実施形態の図7,図11と同様で
あり、詳細な説明は省略する。更に第2の実施の形態に
おけるフィルムスキャナー設定画面の構成は、第1の実
施の形態の図8と同様であり、詳細な説明は省略する。
また第2の実施形態におけるインデックスプリント作成
画面の構成は、第1の実施形態の図9と同様であり、詳
細は省略する。
【0101】また、第2の実施形態における印刷スタイ
ルコード、用紙サイズコード、フォントサイズコードの
関係は、第1の実施形態の図12と同様であり、詳細は
省略する。また第2の実施形態におけるテキスト変換表
は、第1の実施形態における図13と同様であり、詳細
は省略する。
【0102】そして、第2の実施形態における写真画像
と属性情報を同一面に出力する場合のデジタルカラー画
像処理装置とフィルムスキャナの制御方法、及び出力さ
れるインデックスプリント画像の例は、それぞれ、第1
の実施形態の図14,図16と同様であり、詳細は省略
する。
【0103】以下、図19及び図20を用いて、手動両
面による写真画像の裏に属性情報を出力する場合のデジ
タルカラー画像処理装置とフィルムスキャナ部102の
制御について説明する。尚、図19,図20は一連の処
理である。
【0104】デジタルカラー画像処理装置の操作部によ
るインデックスプリントの設定終了後、スタートボタン
が押されると図19に示すステップS301の分岐にお
いてYES側に進み、インデックスプリント命令がフィ
ルムスキャナ部102に対して送信される。このインデ
ックスプリント命令には、印刷スタイルコード、用紙サ
イズコード、プリント枚数がデータとして付属してい
る。一方、インデックスプリント命令を受け取ったフィ
ルムスキャナ部102は、ステップS302において、
フィルムの1コマをスキャンして写真画像データを読み
取る。
【0105】ここで、読み取られた写真画像データは、
印刷スタイルに従ってページメモリに格納される。この
時、1コマ目から順に、各コマの番号をコマ番号文字画
像としてページメモリの写真画像に追加する。1コマ分
の読み込みが終了すると、フィルムが巻き上げられ、次
のコマの読み込みが可能となる。フィルムの読み込み
は、印刷スタイルに従ったコマ数と同じ回数だけ繰り返
され、ページメモリ内に、1ページ分のインデックスプ
リントを作成する。1ページ分のインデックスプリント
の表面の例は、第1の実施形態の図17に示す(a)と
同様であり、詳細は省略する。
【0106】図19に戻り、ステップS302の処理が
終了するとステップS303に進み、フィルムスキャナ
のページメモリに作成された写真画像を有するインデッ
クスプリントの表面1ページ分に相当する画像データ
が、プリント開始命令と共にデジタルカラー画像処理装
置に送られる。
【0107】一方、デジタルカラー画像処理装置は、ス
テップS304において、インデックスプリント表面1
ページ分の画像を印刷し、排紙トレーに出力する。この
排紙トレーヘの出力が終了すると、デジタルカラー画像
処理装置はフィルムスキャナ部102にページプリント
完了を通知する。
【0108】そして、ページプリント完了を受け取った
フィルムスキャナ部102は、所定のプリント枚数分の
出力を完了したか否かをステップS305で判定する。
ここで、判定結果がNOならばステップS303に戻
り、上述のプリントを繰り返す。また、判定結果がYE
SならばステップS306に進み、デジタルカラー画像
処理装置101に対して用紙再装填表示命令を出す。こ
の用紙再装填表示命令を出したフィルムスキャナ部10
2はステップS309に進み、ステップS302で読み
込んだ各コマの属性情報を磁気ヘッドで読み込み、前述
のテキスト変換表とフォントを用いて文字画像に変換
し、フィルムスキャナのページメモリに印刷スタイルに
従って属性情報画像データを形成する。
【0109】尚、形成された属性情報画像データの例
は、通常型の裏面情報記載のインデックスプリントの場
合、第1の実施形態の図17に示す(b)と同様であ
り、またインデックスカード型の場合は、第1の実施形
態の図18と同様であり、詳細は省略する。
【0110】一方、用紙再装填表示命令を受け取ったデ
ジタルカラー画像処理装置は、ステップS307におい
て、操作部のタッチパネル(図6に示すタッチパネルデ
ィスプレイ部400)上に、写真画像を印刷し排紙トレ
ー上に出力した画像出力用紙を表裏反転させて、手差し
給紙ユニットに再装填するように指示するメッセージを
使用者に対して表示する。図21は、ここで表示される
メッセージの例を示す図である。図において、1901
はメッセージウインドウである。使用者が用紙再装填
後、スタートキーを押すと、メッセージウインドウ19
01は閉じ、標準操作画面に戻る。
【0111】図19に戻り、ステップS307での表示
が行われると、デジタルカラー画像処理装置における制
御は、ステップS308に進み、使用者が再びスタート
キーを押すのを待つ待機状態となる。尚、デジタルカラ
ー画像処理装置で処理されるステップS307,S30
8と、フィルムスキャナ部102で行われるステップS
309は並行して実行されることになる。
【0112】次に、使用者がメッセージ1091に従っ
て用紙を再装填し、スタートキーを押すと、デジタルカ
ラー画像処理装置の制御は、図20に示すステップS3
10に進み、フィルムスキャナ部102に対して裏面画
像データ転送命令が送られる。裏面画像データ転送命令
を受け取ったフィルムスキャナ部102はステップS3
11に進み、ステップS309においてページメモリ1
6に作成された、裏面に印刷されるべき属性情報の1ペ
ージ分の画像データがプリント開始命令と共にデジタル
カラー画像処理装置に送られる。
【0113】また、フィルムスキャナ部102が裏面画
像データ転送命令を受け取った時、ステップS309の
処理がまた終了していない場合、ステップS309の処
理の終了を待ってからステップS311でプリント命令
等をデジタルカラー画像処理装置に送る。
【0114】一方、ステップS311によるプリント命
令を受け取ったデジタルカラー画像処理装置は、ステッ
プS312において、手差し給紙ユニットから用紙を給
紙し、前述したようにステップS304で印刷した写真
画像の裏面に、インデックスプリント裏面1ページ分の
画像を印刷し、排紙トレーに出力する。ここで排紙が終
了すると、デジタルカラー画像処理装置はフィルムスキ
ャナ部102にページプリント完了を通知する。
【0115】そして、ページプリント完了を受け取った
フィルムスキャナ部102は、所定のプリント枚数分の
出力を完了したか否かをステップS313で判定する。
ここで、判定結果がNOならばステップS311に戻
り、上述のプリントを繰り返す。また、判定結果がYE
SならばステップS314に進み、フィルムの最終コマ
を読み込んだか否かを判定する。その結果、NOならば
ステップS302に戻り、次のインデックスプリント表
面のページを作成するために、フィルム上の次のコマの
写真画像の読み込みを開始する。しかし、YESならば
インデックスプリント完了をデジタルカラー画像処理装
置に通知する。その結果、デジタルカラー画像処理装置
はステップS301に戻り、次のプリント要求を待つ待
機状態になる。
【0116】以上の制御により、自動両面出力手段を持
たない画像処理装置で、写真画像の裏面に属性情報をプ
リントする両面インデックスプリントが作成される。
【0117】尚、実施形態では、フィルムスキャナ部1
02の演算処理部14のRAM容量軽減のため、ステッ
プS302の写真画像データ作成時と、ステップS30
9の属性情報文字データ作成時に、同じコマに対してフ
ィルムスキャンを2重に繰り返す制御の例を示してい
る。しかし、演算処理部14のRAMの容量が大きく、
インデックスプリント1ページ分の属性情報のコードを
記憶可能であれば、ステップS302において、磁気ヘ
ッドを用いて属性情報を演算処理部14のRAMに読み
込み、ステップS309では、演算処理部のRAMから
属性情報コードを読み出し、テキスト変換表とフォント
を用いて、文字画像をページメモリに作成する作業を行
うように、制御を変更しても良く、これにより、フィル
ムスキャン回数を軽減し、高速化を測ることができる。
【0118】また、ページメモリが2ページ分の記憶容
量があるフィルムスキャナの場合は、ステップS302
において、ページメモリの第1ページに対する写真画像
データの形成と、ページメモリの第2ページに対する属
性情報の文字画像データの形成を並行して行わせ、ステ
ップS309を省略し、ステップS311では、属性情
報文字データを読み出すページメモリをページメモリの
2ページ目に設定するように制御を変更すれば、フィル
ムスキャン回数を軽減し、高速化を測ることができる。
【0119】また、上述の第2の実施形態では、写真画
像を出力した用紙の再装填を手差し給紙ユニットに対し
て行ったが、他の給紙段も選択可能とし、再装填した給
紙段を使用者に操作部から指定させることにより、属性
情報を写真画像の裏面に印刷するときの給紙段を特定す
るように制御することも可能である。
【0120】以上説明したように、自動両面出力手段を
持たないデジタルカラー画像処理装置において、第1の
実施形態における第2の属性情報付加手段に代わって、
出力画像を出力媒体の一面目に出力して排出した後、出
力媒体の表裏を反転してデジタルカラー画像処理装置の
用紙装填部に再装填するように、デジタルカラー画像処
理装置の使用者に対して操作を促す指示をディスプレイ
に表示することにより、自動両面出力手段を持たないデ
ジタルカラー画像処理装置でも、写真フィルム画像の裏
面に属性情報を書き込んだインデックスプリントを作成
する際に、出力媒体の一面目における写真フィルム画像
の各コマの配列順序と同じ配列順序で、出力媒体の二面
目に各コマの属性情報を表す文字情報が配列された通常
型の裏面情報記載のインデックスプリントと、インデッ
クスカード型の裏面情報記載のインデックスプリントを
選択して作成することが可能となる。
【0121】また、第1の実施形態と同様に、写真フィ
ルム画像と同一面に属性情報を書き込んだインデックス
プリントを作成することも可能であり、属性情報を書き
込まず、1コマ又は複数コマの写真画像のプリントを作
成することも可能である。
【0122】以上、第1,第2の実施形態において属性
情報をインデックスプリントの裏面に印刷するように制
御することにより、表面には本来必要な写真画像のみを
表示することができると共に、各写真画像の情報につい
ても1枚のインデックスプリントから容易に確認するこ
とができる。即ち、視覚的に見ばえも良く、かつ必要な
付加情報を1枚のプリント用紙に格納できる。
【0123】更に、インデックスカードとしてインデッ
クスプリントを各コマ毎に分割することもできるように
なり、使用者の選択の幅を広げることが可能になる。
【0124】尚、以上の実施形態において、デジタルカ
ラー画像処理装置101とフィルムスキャナ部102の
複数の装置を用いたシステムで上述のインデックスプリ
ント処理を行ったが、本発明はこれらに限らず、単一の
装置がそれぞれの装置の必要機能を有し、前述した実施
形態を行うことも可能である。
【0125】更には、各装置の各部を外部の記憶媒体に
記憶されたソフトウェアプログラムに従って制御するこ
とにより、本実施形態を実行する場合も本発明に含まれ
る。また、本発明はインデックスプリントの両面を同一
の印字手法で印刷するのでコストが低くなり、印字プロ
セスも効率良く行える。尚、印字手法は電子写真方式以
外にインクジェットを用いても効率良く印字できる。
【0126】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0127】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0128】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0129】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0130】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0131】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルムに記録された写真画像及び該写真画像に対応す
る付加データを読み取り、読み取られた複数コマの写真
画像を所定の出力媒体の第1面に印刷させ、複数コマの
写真画像の各々に対応する付加データを出力媒体の第2
面に印刷させ、複数コマの写真画像の所定コマに対応す
る領域の裏側の領域に、所定コマに対応する付加データ
が印刷されるように制御するので、例えば複数コマの画
像が表面に印刷され、各画像の付加データが裏面に印刷
されたインデックスプリント等において各コマを切り離
したとしても付加データを有効に利用することができ
る。
【0133】また、手動で両面印刷させる装置を利用す
ることも可能である。
【0134】また、使用者の好みに応じたスタイルで、
フィルムに記録された画像及び画像に関する属性情報を
両面印刷させることが可能となる。
【0135】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における画像処理装置の概念図
である。
【図2】第1の実施形態におけるフィルムスキャナの構
成図である。
【図3】第1の実施形態におけるフィルムスキャナのブ
ロック図である。
【図4】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像処
理装置の断面図である。
【図5】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像処
理装置のブロック図である。
【図6】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像処
理装置の操作部を示す図である。
【図7】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像処
理装置の操作部タッチパネルの標準操作画面を示す図で
ある。
【図8】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像処
理装置のフィルムスキャナ設定画面を示す図である。
【図9】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像処
理装置のインデックスプリント設定画面を示す図であ
る。
【図10】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像
処理装置のインデックスプリント設定画面を示す図であ
る。
【図11】第1の実施形態におけるデジタルカラー画像
処理装置のインデックスプリント設定後の標準操作画面
を示す図である。
【図12】第1の実施形態における印刷スタイルコー
ド、用紙サイズコード、フォントサイズコードを示す図
である。
【図13】第1の実施形態におけるテキスト変換表を示
す図である。
【図14】第1の実施形態における写真画像と属性情報
を同一面に印刷する場合の制御を示すフローチャートで
ある。
【図15】第1の実施形態における写真画像の裏面に属
性情報を印刷する場合の制御を示すフローチャートであ
る。
【図16】第1の実施形態における写真画像と属性情報
を同一面に印刷する場合のインデックスプリントの概観
図である。
【図17】第1の実施形態における写真画像の裏面に属
性情報を印刷する場合のインデックスプリントの概観図
である。
【図18】第1の実施形態における写真画像の裏面に属
性情報を印刷する場合のインデックスプリントの概観図
である。
【図19】第2の実施形態におけるインデックスプリン
トを印刷する場合の制御を示すフローチャートである。
【図20】第2の実施形態におけるインデックスプリン
トを印刷する場合の制御を示すフローチャートである。
【図21】第2の実施形態における写真画像の裏面に属
性情報を印刷する場合の用紙再装填指示メッセージを示
す図である。
【符号の説明】
101 デジタルカラー画像処理装置 102 フィルムスキャナ部 103 通信ケーブル

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真画像及び該写真画像に対応する付加
    データが記録されたフィルムから、前記写真画像及び該
    写真画像に対応する付加データを読み取る読み取り手段
    と、 前記読み取り手段により読み取られた複数コマの写真画
    像を所定の出力媒体の第1面に印刷させ、前記複数コマ
    の写真画像の各々に対応する前記付加データを前記出力
    媒体の第2面に印刷させる印刷制御手段とを有し、 前記印刷制御手段は、前記複数コマの写真画像の所定コ
    マに対応する領域の裏面の領域に、該所定コマに対応す
    る付加データが印刷されるように制御することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記写真画像及び該写真画像に対応する
    付加データは、各々異なる方法で前記フィルムに記録さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記付加データは、前記フィルムに磁気
    的に記録されていることを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記写真画像は、前記フィルムに光学的
    に記録されていることを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記付加データには、前記写真画像が撮
    影された撮影日が含まれることを特徴とする請求項1に
    記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体上に記録された画像及び当該画
    像に関する属性情報を読み取り、出力媒体の両面に出力
    する画像処理装置であって、 記録媒体上に記録された画像に関する属性情報を読み取
    る読み取り手段と、 前記読み取り手段により読み取られた属性情報を前記画
    像に付加して出力する際の出力スタイルを指定する指定
    手段と、 前記指定手段により指定された出力スタイルに応じて、
    出力媒体の両面に前記属性情報と前記画像とをそれぞれ
    対応するように配列して出力する出力手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記録媒体は磁気記録手段を備えたフ
    ィルムであり、当該フィルムに前記属性情報が磁気記録
    されていることを特徴とする請求項6に記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 更に、記憶手段に記憶されている文字フ
    ォントを用いて前記属性情報を文字変換する文字変換手
    段を有することを特徴とする請求項6に記載の画像処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記出力媒体の両面に出力する際に、手
    動により出力される出力面を切り替えることを特徴とす
    る請求項6に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 写真画像及び該写真画像に対応する付
    加データが記録されたフィルムから、前記写真画像及び
    該写真画像に対応する付加データを読み取り、 読み取られた複数コマの写真画像を所定の出力媒体の第
    1面に印刷させ、前記複数コマの写真画像の各々に対応
    する前記付加データを前記出力媒体の第2面に印刷さ
    せ、 前記複数コマの写真画像の所定コマに対応する領域の裏
    面の領域に、該所定コマに対応する付加データが印刷さ
    れるように制御することを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 記録媒体上に記録された画像及び当該
    画像に関する属性情報を読み取り、出力媒体の両面に出
    力する画像処理方法であって、 記録媒体上に記録された画像に関する属性情報を読み取
    り、 読み取られた属性情報を前記画像に付加して出力する際
    の出力スタイルを指定し、 指定された出力スタイルに応じて、出力媒体の両面に前
    記属性情報と前記画像とをそれぞれ対応するように配列
    して出力することを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記記録媒体は磁気記録手段を備えた
    フィルムであり、当該フィルムに前記属性情報が磁気記
    録されていることを特徴とする請求項11に記載の画像
    処理方法。
  13. 【請求項13】 更に、記憶手段に記憶されている文字
    フォントを用いて前記属性情報を文字変換する文字変換
    工程を有することを特徴とする請求項11に記載の画像
    処理方法。
  14. 【請求項14】 前記出力媒体の両面に出力する際に、
    手動により出力される出力面を切り替えることを特徴と
    する請求項11に記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 画像処理のプログラムコードが格納さ
    れたコンピュータ可読メモリであって、 記録媒体上に記録された画像に関する属性情報を読み取
    る読取工程のコードと、 読み取られた属性情報を前記画像に付加して出力する際
    の出力スタイルを指定する指定工程のコードと、 指定された出力スタイルに応じて、出力媒体の両面に前
    記属性情報と前記画像とをそれぞれ対応するように配列
    して出力する出力工程のコードとを有することを特徴と
    するコンピュータ可読メモリ。
JP9019381A 1997-01-31 1997-01-31 画像処理方法及び装置 Withdrawn JPH10213856A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6957885B2 (en) 2004-01-16 2005-10-25 Canon Kabushiki Kaisha Image output apparatus and control method therefor
JP2007080247A (ja) * 2005-08-15 2007-03-29 Canon Inc 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム及び記憶媒体

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