JPH11112782A - 画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JPH11112782A
JPH11112782A JP9266611A JP26661197A JPH11112782A JP H11112782 A JPH11112782 A JP H11112782A JP 9266611 A JP9266611 A JP 9266611A JP 26661197 A JP26661197 A JP 26661197A JP H11112782 A JPH11112782 A JP H11112782A
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JP9266611A
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English (en)
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Yoichi Takaragi
洋一 宝木
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T1/00General purpose image data processing
    • G06T1/0021Image watermarking

Abstract

(57)【要約】 【課題】 APSフィルムから画像と著作権コードとを
読み取ってプリントアウトする場合容易に改竄できない
ようにする。 【解決手段】 APSフィルムからCCDにより画像デ
ータ5を読み取ると共に、磁気ヘッドにより著作権コー
ド1を読み取る。この著作権コード1は、電子すかし情
報変換部2により電子すかし情報3として合成部4にお
いて画像データ5と合成され、セレクタ6を介して出力
データ7となる。尚、著作権コード1が無い場合は、セ
レクタ6は切り換えられて画像データ5がそのまま出力
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿から読み取っ
た画像信号と特定の情報とを処理する画像処理装置、画
像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像を光学的に記録する銀塩フィ
ルムの一部に磁性体を塗布した磁気記録部を設けて成る
APSフィルムと呼ばれるフィルムが普及し始めてい
る。上記磁気記録部には、通常はカメラの撮影日時等の
撮影パラメータ等が記録されるが、この磁気記録部に撮
影した画像の著作権を主張するための著作権コードを記
録するための技術が本発明者により提案されている。
【0003】一方、従来のカラー複写機において、フィ
ルム画像をプロジェクタを介して複写機の原稿面に投影
することにより、その画像をコピーしてプリントアウト
する技術が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したカラー複写機
とプロジェクタを用いて上記著作権コードを記録したA
PSフィルムの画像をコピーする場合、著作権コードを
磁気ヘッドにより読み取り、これをコピーの余白部にプ
リントすることはできるが、例えばその余白部を切り落
としてしまう等の方法により、比較的容易に改竄されて
しまうおそれがあるという問題があった。かかる問題は
上述のAPSに限らず、一般に発生する問題である。
【0005】本発明は上記のような問題を解決するため
になされもので、APSフィルム等のような、画像とは
別に著作権コードのような特定の情報を記録した原稿か
ら読み取った信号をプリントアウトする場合等に、容易
には改竄することのできないようにすることを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置においては、オリジナルから得られた特定情報を目視
認識しにくい情報に変換する第1の変換手段と、上記オ
リジナルから得られた画像情報に上記変換された目視認
識しにくい情報を埋め込む第1の合成手段とを設けてい
る。
【0007】本発明による画像処理装置においては、著
作権情報が付加されているオリジナルを可視像として再
生するに際して、この著作権情報を認識できる可視像に
変換して上記オリジナルとともに再生する再生手段を設
けている。
【0008】本発明による画像処理方法においては、オ
リジナルから得られた特定情報を目視認識しにくい情報
に変換する第1の変換ステップと、上記オリジナルから
得られた画像情報に上記変換された目視認識しにくい情
報を埋め込む第1の合成ステップとを設けている。
【0009】本発明による画像処理方法においては、著
作権情報が付加されているオリジナルを可視像として再
生するに際して、この著作権情報を認識できる可視像に
変換して上記オリジナルとともに再生するステップを設
けている。
【0010】本発明によるコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体においては、上記画像処理方法を構成するステ
ップを実行するプログラムを記憶している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態を示
す。図1において、不図示のAPSフィルムの磁気記録
部から磁気ヘッドにより読み取られた著作権コード1
は、電子すかし情報変換部2において後述する電子すか
し情報3に変換された後、合成部4に送られる。
【0012】一方、上記APSフィルムから撮像素子で
読み取られ、A/D変換された画像データ5は合成部4
に送られて、上記電子すかし情報3と合成される。合成
部4からの出力データ7は複写機でコピーされプリント
アウトしたり、あるいは記憶装置に画像ファイリングと
して保存することができる。尚、著作権コード1がない
場合は、セレクタ6を切り換えて画像データ5をスルー
させる。
【0013】尚、プリントアウトする場合における画像
データ5としては、実際には上記撮像素子で読み取った
R、G、B信号を後述するようにM、C、Y、Bk信号
から成るプリント用の画像データに変換したものを用い
る。
【0014】図2はプリントアウトされたコピー8を示
すもので、APSフィルムから読み取った画像9と共
に、この画像9に重畳されて電子すかし情報化された著
作権コード10がプリントされている。この図では、複
数個の同じ著作権コード10が二列に配されてプリント
されている場合を示している。
【0015】従って、このようなコピー8を肉眼で見て
も著作権コード10は目立たず、本来の画像9を損うこ
とがなく、かつ著作権コード10は画像9の中に埋め込
まれた形なので、改竄することは非常に困難となる。
【0016】次に電子すかし情報を得る方法について説
明する。著作権コード等の特定の情報を目視認識しにく
い情報としての電子すかし情報に変換して画像中に重畳
する方法として、例えば、薄いY(イエロー)のドット
を上記特定情報に応じて画像中に混入させる方法があ
る。また濃淡のドットを形成しないで2値のドットを用
いるプリンタの場合は、例えば、Yのドットを特定情報
の「1」、「0」に応じて奇数ドット又は偶数ドットだ
けずらせるという方法がある。この外に画像データを特
定情報に応じて周波数変調する等の方法がある。これら
の方法は、特開平5−301380号公報、特開平6−
86049号公報等に開示されている。尚、本発明はか
かる電子すかし情報を画像中に重畳する方法については
限定されるものではない。しかし、特定の方法と組み合
わせることによって得られる効果が大きい。
【0017】次に、上記第1の実施の形態を実現するた
めの具体的な構成について説明する。図3は前記プロジ
ェクタ内に設けられるフィルム給送部及び磁気読み取り
部の構成を示す。図3において、1は磁気記録された著
作権コード、撮影日時データ等の付加情報を読み取る磁
気ヘッド、2は磁気ヘッド1の押えパット、3はフィル
ムカートリッジ、4は磁性体を塗布した磁気記録部を備
えたフィルム(APSフィルム)、5はフィルム4を巻
き取るためのスプール、123は後述するイメージスキ
ャナ部のための照明光源である。
【0018】8はフィルムを給送するための給送用フォ
ーク、9はフィルム給送用ギアユニット、10はスプー
ル5を駆動するためのフォーク、11はスプール駆動用
ギアユニットである。12は給送用モータであり、上記
給送用ギアユニット9、スプール駆動用ギアユニット1
1にともに接続される。上記給送用モータ12の回転動
作によりギアユニット9、11を介してフィルム4が移
動し、この移動中にフィルムの面に磁気記録された著作
権コード、撮影日時データが磁気ヘッド1によって読み
取られる。
【0019】図4は本実施の形態に用いられるカラー複
写機の断面構成を示す図である。図4において、201
はイメージスキャナ部であり、オリジナルとしての原稿
画像をカラーで読み取り、必要なディジタル信号処理を
行う。200はプリンタ部であり、イメージスキャナ部
201で読み取られた原稿画像に対応して画像を記録用
紙上にフルカラーでプリント出力する。121はAPS
フィルムの投影を行う前記プロジェクタとしてのプロジ
ェクタユニットであり、図3のAPSフィルム給送部及
び磁気記録読み取り部を含む。
【0020】イメージスキャナ部201において、原稿
台ガラス(プラテン)203上に置かれた原稿204を
ハロゲンランプ205の光で照射する。この原稿204
から反射光はミラー206、207に導かれ、レンズ2
08により撮像素子としてのCCD3ラインセンサ(以
下、「CCD」という)210上に像を結ぶ。なお、レ
ンズ208には赤外線カットフィルタ231が設けられ
ている。
【0021】CCD201は、原稿204からの光情報
を色分解して、フルカラー情報のレッド(R)、グリー
ン(G)、ブルー(B)成分を読み取った後、画像信号
処理部209に送る。CCD210の各色成分読み取り
センサ列は、各々が5000画素から構成されている。
これにより、原稿台ガラス203上に置かれる原稿の中
で最大サイズであるA3サイズの原稿の短手方向297
mmを、400dpiの解像度で読み取ることができ
る。
【0022】なお、ハロゲンランプ205、ミラー20
6は速度vで、また、ミラー207は(1/2)vで、
ラインセンサ210の電気的な走査方向(主走査方向)
に対して垂直方向(副走査方向)に移動することによ
り、原稿204の全面を走査する。
【0023】また、標準白色板211は、CCD210
におけるR、G、Bセンサで読み取ったデータを補正す
る補正データを発生する。この標準白色板211は、可
視光でほぼ均一の反射特性を示し、可視では白色の色を
有している。ここでは、この標準白色板211を用いて
上記R、G、Bセンサから出力データの補正を行う。
【0024】また、画像信号処理部209では、読み取
られたR、G、B画像信号と、外部のホストコンピュー
タ等から送られた画像信号とを切り替えて入力し、入力
された画像信号を電気的に処理して、マゼンタ(M)、
シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各
成分に分解する。そして、これらの各成分の画像信号を
プリンタ部200に送る。
【0025】また、イメージスキャナ部201における
1回の原稿走査(スキャン)についてM、C、Y、Bk
の各成分内の1つの成分がプリンタ部200に送られ
(面順次画像形成)、合計4回の原稿走査により1枚分
のプリントアウトが完成する。
【0026】次にプリンタ部200について説明する。
プリンタ部200では、画像処理された上記M、C、
Y、Bkの各画像信号がレーザドライバ212に送られ
る。レーザドライバ212は、送られてきた各画像信号
に応じて半導体レーザ213を変調駆動する。半導体レ
ーザ213からのレーザ光はポリゴンミラー214、F
−θレンズ215、ミラー216を介して、感光ドラム
217上を走査する。
【0027】マゼンタ現像器219、シアン現像器22
0、イエロー現像器221、ブラック現像器222の4
つの現像器が交互に感光ドラム217に接して、感光ド
ラム217上に形成されたM、C、Y、Bkの静電潜像
を対応するトナーで現像する。
【0028】また、転写ドラム223には、用紙カセッ
ト224、または用紙カセット225より給紙された記
録用紙が巻き付けられ、感光ドラム217上に形成され
たM、C、Y、Bkの各成分の静電潜像にトナーで現像
されると感光ドラム217に接触して回転し、現像され
たトナー像を順次用紙に転写する。このようにして、
M、C、Y、Bkの4色についてトナー像が順次、転写
された後、用紙は、定着ユニット226を通過して排紙
される。
【0029】なお、240は、給紙レジストセンサであ
り、給紙された紙がこのセンサを横切るタイミングか
ら、後述するフィルム読み取りを開始するタイミングを
生成する。
【0030】次に上記プロジェクタユニット121を含
むAPSフィルム投影部について説明する。230は、
図3で説明したフィルム給送部及び磁気記録読み取り
部、123は図3のハロゲンランプ、122はハロゲン
ランプ123の光を反射する反射板、124は集光レン
ズ、126は投影レンズ、127は反射ミラー、102
はフィルム像をスキャナ内部の読み取り部に結像するた
めのフレネルレンズ、125は不図示のトレイに格納さ
れた複数フィルムを回転移動しつつ連続的に読み取り位
置に搬送し、読み取り終了後読み取り位置から引き出す
オートキャリアである。このプロジェクタユニット12
1を用いてフィルム透過光を原稿台ガラス101に投影
することにより、フィルム画像をCCD103にて読み
取ることができる。
【0031】図5は以上で説明したプロジェクタユニッ
ト121を備えたカラー複写機における画像処理システ
ムの電気的な制御部分を示す図面である。図5において
13は、磁気記録データ再生回路であり、フィルム4上
の磁気データを読み取る。15は給送用モータ12を駆
動するためのモータドライバ、304はフィルム4から
読み取った画像データや磁気データを格納するための画
像メモリである。
【0032】303は装置全体を制御するCPU、30
5は装置の実行制御プログラム等を記憶する本発明によ
る記憶媒体としてのフラッシュメモリである。306は
各種指示入力を行う操作部、209は複写機で必要な各
種画像処理を行う図4の画像信号処理部であり、図1の
構成を含む。なお、上記記憶媒体としては、フラッシュ
メモリの外に、他の半導体メモリ、光ディスク、光磁気
ディスク、磁気媒体等を用いてもよい。
【0033】図6は、フィルム4の読み取り及び画像形
成に関するCPU303の処理を示すフローチャートで
ある。ステップS401〜S407で、予めフィルム4
の磁気データ及び画像データを読み取り、プリント時の
処理条件及びフィルムコマ数を把握し、ステップS40
8〜S420で、フィルム画像読み取りと給紙動作とを
並列実行する。
【0034】なお、読み取られた磁気データは、画像図
5のメモリ304に記憶される。また、読み取られた画
像データからR、G、B信号毎に輝度ヒストグラムを生
成し、画像データ読み取り・プリント時に画像信号処理
部209に設定される各種画像信号処理パラメータを算
出する。画像信号処理パラメータの算出に関する技術内
容は、カラー複写機におけるフィルムプロジェクタの読
み取り処理として公知であり、ここでは詳述しない。ま
た、画像信号処理パラメータの一部は磁気データに基づ
いて生成することも可能である。
【0035】次に各ステップについて詳しく説明する。
S401において図4のミラー206、207を駆動
し、フレネルレンズ102の特定の位置に、スキャナー
読み取り位置を固定する。次にS402で、ハロゲンラ
ンプ123を点灯する。そしてS403で、モータドラ
イバ15に信号を出力し、給送用モータ12を回転させ
てフィルム4を1コマ送る。
【0036】S404で、フィルム給送中に、CCD2
10で画像データを読み取ると同時に、磁気ヘッド1か
らフィルム4の磁気記録部に記録された磁気データを読
み取る。このとき読み取られる磁気データには、著作権
コード、コマ番号、撮影日時、画像サイズ情報、色温度
情報、画像方向情報が記憶されている。画像方向情報
は、画像が縦位置撮影によるものか、横位置撮影による
ものかを示す情報である。撮影サイズ情報は、撮影画像
が通常サイズかパノラマサイズかを示す情報である。
【0037】S405では、S404で読み取ったコマ
が最終か否かを判断する。S406では、読み取られた
フィルムコマ数を示す情報を画像メモリ304に格納す
る。S407で、ハロゲンランプ123を消灯する。S
408で、先に読み取られたコマ数分巻き戻す。S40
9では、実際にプリントする際に必要とされる画像デー
タの読み取りを行う前に、用紙カセットより給紙を開始
する。
【0038】S410では、S404で画像メモリ30
4に記憶された画像信号処理パラメータを、画像信号処
理部209に設定する。また、磁気記憶された著作権コ
ードの情報に基づき図1の電子すかし情報変換部2及び
セレクタ6を設定する。また、磁気記憶された撮影サイ
ズ情報(通常サイズ/パノラマサイズ)より、読み取り
領域を決定し、対応する読み取り領域信号を生成するよ
うに画像信号処理装置部209の設定を行う。
【0039】S411で、フィルム4の画像データの読
み取りを開始する。CCD210の動作速度に同期し
て、給送用モータ12を駆動し、フィルム4を移動す
る。読み取られた画像データは画像メモリ304に格納
される。
【0040】以上の動作により、ミラー206、207
を移動させることなく、CCD210よりフィルム4の
画像データを1コマ分画像メモリ304に格納できる。
これにより、画像データ読み取り時、ミラー206、2
07移動による、ミラー面の移動の影響がなくなり、色
づれの小さなR、G、B信号を得ることができる。
【0041】次に、S412で、S409において給紙
が開始された紙がレジストセンサ240に到達するを待
ち、到達したらS413に進み、紙の所定の位置に画像
がプリントされるように像形成開始のタイミングをT1
ミリ秒遅延して調整する。S414では、画像メモリ3
04に格納された各コマに対する画像データに基づき、
半導体レーザ217を駆動して1コマ分の像形成を開始
する。
【0042】S415で、現在プリント中のフィルムの
コマは最小コマか否かを判断する。YesならS419
でプリント終了を待った後、S420でランプを消灯
し、S421でフィルムを巻き戻してプリント処理を終
了する。Noなら前の紙のプリント中に416に進む。
S416では所定時間T2 ミリ秒を遅延する。即ち、先
に給紙した紙がプリント完了後にすぐに次の紙のプリン
トを開始できるタイミングになるように、次の給紙を開
始するタイミングを調整する。
【0043】S416の遅延処理後、S417で前の紙
のプリント完了前に次の給紙を開始する。S418で、
レーザ217によるプリント作業が終了するのを待つ。
プリント作業が終了したらすぐにS410にもどり、上
述と同様の処理手順を繰り返す。
【0044】以上のプリント手順によって、フィルム4
の画像データの読み取り動作と給紙及びプリント動作を
並行移動させることにより、フィルム読み取り及びプリ
ントの全体処理の速度を向上させることができる。ま
た、反射原稿の読み取りセンサーを利用し、フィルムを
給送しながら読み取ることにより、フィルム読み取りの
ためのセンサを省くことが可能となる。
【0045】図7は、本発明の第2の実施の形態を示す
図面である。上記第1の実施の形態では、著作権コード
を電子すかし情報として記録するものであった。しかし
ながら、この著作権コードは、電子すかし情報としてプ
リント画像中に埋め込まれているため、一見したところ
では、著作権コードがプリント中に存在しているか否か
判断できない。
【0046】本実施の形態では、著作権コードがAPS
フィルム上に記録されているときは、図7に示すよう
に、著作権コードを著作権を主張する特定の文字(Co
py_Write)11に変換してこの文字11をプリ
ントし、著作権コードが電子すかし情報として記録され
ていることを明瞭に判別できるようにするものである。
【0047】図8は第2の実施の形態によるCPU30
3の処理を説明したフローチャートである。図8におい
て、S401〜S421の処理は図6と同じである。S
601において、著作権コードがAPSフィルム磁気情
報に存在するか否かを判断し著作権コードが存在すれ
ば、S602の処理を行い、存在しなければS603の
処理を行う。S602においては、著作権を主張するC
opy_Writeという画像データを画像メモリ30
4に展開し、プリントの最初にCopy_Writeと
いう文字がプリントされるように制御する。
【0048】S603においては図1のセレタク6を制
御して電子すかし情報が付加されないように設定し、且
つ画像メモリ304をクリアしてCopy_Write
という文字がプリントされないようにする。
【0049】以上説明した各実施の形態においては、A
PSフィルムを原稿とし、著作権コードを特定情報とし
た場合について説明したが、本発明はこれらに限らず、
画像と共に何らかの特定情報を記録したオリジナルを読
み取る場合に適用することができ、これによって特定情
報を電子すかし情報として画像中に埋め込んだ信号を得
ることができる。また、オリジナルとしては原稿を読み
取って得られた画像信号に限らず、ディジタルカメラの
画像であってもよいし、コンピュータグラフィックス画
像であってもよい。要は著作権情報等の特定情報の埋め
込まれている画像であればよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オリジナルから得られた画像中に同じオリジナルから得
られた特定情報を目視認識しにくいいわば電子すかし情
報として埋め込むようにしたことにより、特定情報を画
像を損なうことなく、しかも改竄しにくい形態で保持す
ることができる。特にASPフィルムに記録された著作
権コードを、電子すかし情報として、画像データに重畳
することにより、著作権に関する情報を改竄されにくい
形態で保持することができる。
【0051】また、フィルム読み取り画像に対してプリ
ント用画像信号に生成する場合の基本的な処理(RGB
→YMCK変換、拡大・縮小等)を行った後に電子すか
し情報を付加することにより、プリント上に安定して電
子すかし情報を付加することができる。
【0052】また、APSフィルムに著作権コードが記
録されている場合、プリントに、著作権を明示する情報
を付加することにより(例えばCopy_Writeを
付加)明瞭に著作権に関する表示をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】プリントアウトされたコピーを示す構成図であ
る。
【図3】フィルム給送部及び磁気読み取り部を示す斜視
図である。
【図4】カラー複写機の断面構成図である。
【図5】カラー複写機の電気的な制御部分を示すブロッ
ク図である。
【図6】第1の実施の形態による動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるコピーの状態
を示す構成図である。
【図8】第4の実施の形態による動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 著作権コード 2 電子すかし情報変換部 3 電子すかし情報 4 合成部 5 画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/081 H04N 7/08 Z // G03B 17/24 GAP

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリジナルから得られた特定情報を目視
    認識しにくい情報に変換する第1の変換手段と、 上記オリジナルから得られた画像情報に上記変換された
    目視認識しにくい情報を埋め込む第1の合成手段とを備
    えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記特定情報を内容認識可能な表示情報
    に変換する第2の変換手段と、上記変換された表示情報
    を、上記第1の合成手段の出力と合成する第2の合成手
    段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 上記画像情報及び目視認識しにくい情報
    はプリンタによりプリント可能な信号であることを特徴
    とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記オリジナルは磁気記録部を有するフ
    ィルムであり、上記特定情報は上記磁気記録部に記録さ
    れた著作権を示すコードであることを特徴とする請求項
    1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記表示情報は文字情報であることを特
    徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 著作権情報が付加されているオリジナル
    を可視像として再生するに際して、この著作権情報を認
    識できる可視像に変換して上記オリジナルとともに再生
    する再生手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記著作権情報は目視認識しにくい情報
    として上記オリジナルに付加されていることを特徴とす
    る請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記再生手段は、上記オリジナルをプリ
    ントすることにより可視像として再生することを特徴と
    する請求項6記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記再生手段は、上記著作権情報を文字
    に変換して再生することを特徴とする請求項6記載の画
    像処理装置。
  10. 【請求項10】 オリジナルから得られた特定情報を目
    視認識しにくい情報に変換する第1の変換ステップと、 上記オリジナルから得られた画像情報に上記変換された
    目視認識しにくい情報を埋め込む第1の合成ステップと
    を備えた画像処理方法。
  11. 【請求項11】 上記特定情報を内容認識可能な表示情
    報に変換する第2の変換ステップと、上記変換された表
    示情報を、上記第1の合成ステップの出力と合成する第
    2の合成ステップとを設けたことを特徴とする請求項1
    0記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 上記画像情報及び目視認識しにくい情
    報はプリンタによりプリント可能な信号であることを特
    徴とする請求項10記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 上記オリジナルは磁気記録部を有する
    フィルムであり、上記特定情報は上記磁気記録部に記録
    された著作権を示すコードであることを特徴とする請求
    項10記載の画像処理方法。
  14. 【請求項14】 上記表示情報は文字情報であることを
    特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  15. 【請求項15】 著作権情報が付加されているオリジナ
    ルを可視像として再生するに際して、この著作権情報を
    認識できる可視像に変換して上記オリジナルとともに再
    生するステップを備えたことを特徴とする画像処理方
    法。
  16. 【請求項16】 上記著作権情報は目視認識しにくい情
    報として上記オリジナルに付加されていることを特徴と
    する請求項15記載の画像処理方法。
  17. 【請求項17】 上記オリジナルをプリントすることに
    より可視像として再生することを特徴とする請求項15
    記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 上記著作権情報を文字に変換すること
    を特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 請求項10記載の画像処理方法を構成
    するステップを実行するためのプログラムを記憶したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 【請求項20】 請求項15記載の画像処理方法を構成
    するステップを実行するためのプログラムを記憶したコ
    ンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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